JP2003269947A - 微小品の測定方法及びその装置 - Google Patents
微小品の測定方法及びその装置Info
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- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
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Abstract
ケット等の微小品の測定方法及びその装置を提供する。 【解決手段】 三つ爪チャック装置2より突設し小径軸
6を貫通孔22の一方から嵌合して前記歯車21を支持す
る。歯車21の他方を開放した状態で小径軸6の先端6A
を自由端とし、歯車21を測定手段8により測定する。従
来のように歯車21の他方を押さえ部により押えることは
ないので、小径軸6に外力が付加されず、小径軸6が撓
むようなことはなく、正確に歯車21をスピンドル5にセ
ットして測定を行うことができる。
Description
スプロケット等の微小品の測定方法及びその装置に関す
る。
テーブルより突設したスピンドルを歯車の軸心に形成し
た貫通孔に下方より挿入して、歯車をスピンドルに支持
した後、歯車の上方より押さえ部を接触させ、これらス
ピンドルと押さえ部により歯車を固定した状態で、接触
式測定手段の測定子を歯部に接触させて倣い、歯車の測
定を行なうものであった。
下の微小な歯車の測定において、従来と同様に測定しよ
うとしても、スピンドルの直径が小さくなって、強度が
低くなる。このため、歯車を取り付けたスピンドルに押
さえ部を所定圧で接触させると、該押さえ部による押さ
え力によって、スピンドルが変形して正確に歯車を測定
できなくなる虞がある。
プーリー或いはスプロケット等の微小品の測定方法及び
その装置を提供することを目的とする。
に貫通孔を形成した微小品の測定方法であって、支持台
より突設した小径軸を前記貫通孔の一方から嵌合して前
記微小品を支持するとともに、前記微小品の他方を開放
した状態で前記小径軸の先端を自由端とし、前記微小品
を測定手段により測定することを特徴とする微小品の測
定方法である。
通孔を嵌合した小径軸の先端を自由端として測定を行な
うので、小径軸に外力が付加されずにすむ。
た微小品の測定装置であって、先端を自由端とし前記貫
通孔に嵌合可能な小径軸の基端に段部を介して大径軸を
同軸状に設けるとともに、この大径軸を支持台に設け、
前記小径軸に対向して測定手段の測定子を設けたことを
特徴とする微小品の測定装置である。
径軸を嵌合して微小品を小径軸にセットした際に、小径
軸の先端は開放して自由端となっているので、小径軸に
外力が付加されない。
た微小品の測定方法であって、支持台より突設した小径
軸を前記貫通孔の一方から嵌合して前記微小品を支持
し、前記微小品の他方に支持手段を設けるとともにこの
支持手段の押圧力を流体圧により調整し、前記微小品を
測定手段により測定することを特徴とする微小品の測定
方法である。
通孔を嵌合した微小品を支持手段の微小品への押圧を流
体圧により調整することができる。
た微小品の測定装置であって、前記貫通孔に嵌合可能な
小径軸の基端に段部を介して大径軸を同軸状に設けると
ともにこの大径軸を支持台に設け、前記小径軸の先端に
対向して芯出し用のセンターを設けるとともに前記セン
ターに流体圧により押圧する押圧手段を設け、一方に前
記小径軸の先端に嵌合な小径軸先端受け部を形成すると
ともに他方に前記センターの先端に嵌合可能なセンター
先端受け部を形成した押圧用ジグを設け、前記小径軸に
対向して測定手段の測定子を設けたことを特徴とする微
小品の測定装置である。
径軸を嵌合して微小品を小径軸にセットし、さらにジグ
を介してその他方をセンターにより支持するとともに、
センターの微小品への押圧力を押圧手段の流体圧により
調整することができる。
図1及び図2を参照して説明する。同図に示すように、
1は測定装置のテーブルであり、このテーブル1の上面
に支持台たる三つ爪チャック装置2を設ける。この三つ
爪チャック装置2は回転台3に取り付けられている。三
つ爪チャック装置2の三つの爪チャック4の中心にスピ
ンドル5を設ける。このスピンドル5は、先端に径小で
後述する歯車に嵌合する小径軸6を有するとともに、こ
の小径軸6の基端に段部7Aを介して小径軸6より大径
な第1の大径軸7を同軸状に設け、さらに第1の大径軸
7の基端に段部7Bを介して第1の大径軸7より大径な
第2の大径軸7Cを同軸状に設けている。第2の大径軸
7Cの基端は爪チャック4により三方より挟んで固定さ
れている。そして、小径軸6の先端6Aは歯車の押さえ
部等がなく自由端となり開放している。
の測定子9が設けられる。前記測定手段8は上下左右に
移動できるように、テーブル1上に立設した縦フレーム
10に縦移動体11が上下方向移動自在に設けられるととも
に、この縦移動体11に横移動体12がスピンドル5に向け
て進退するように水平方向移動自在に設けられ、そして
この横移動体12の先端に前記測定子9が取り付けられて
いる。
ジュールが0.15以下の微小な歯車21の軸心に貫通孔
22が形成されており、そしてこの歯車21の歯部23の測定
にあっては、まず貫通孔22を小径軸6に軸線Zを一致さ
せるようにややきつく嵌合するとともに、歯部23の側面
を段部7Aに係止する。この歯車21をスピンドル5に取
り付けた状態においては、貫通孔22と小径軸6の先端6
Aは押さえ部等がなく自由端となり開放している。尚、
貫通孔22と小径軸6とがやや緩やかに嵌合しているとき
には、歯部22の側面と段部7Aとの間に接着剤(図示せ
ず)を介在させるようにしてもよい。
セットした状態で、測定子9を歯部23の横より接触させ
るとともに、回転台3によりスピンドル5を回転させ、
歯部23に測定子9を倣わせて歯形の測定を行なうもので
ある。
孔22を形成した微小品たる歯車21の測定方法であって、
三つ爪チャック装置2より突設し小径軸6を前記貫通孔
22の一方から嵌合して前記歯車21を支持するとともに、
前記歯車21の他方を開放した状態で前記小径軸6の先端
6Aを自由端とし、前記歯車21を測定手段8により測定
することにより、従来のように歯車21の他方を押さえ部
により押えることはないので、小径軸6に外力が付加さ
れず、小径軸6が撓むようなことはなく、正確に歯車21
をスピンドル5にセットして測定を行うことができる。
る歯車21の測定装置であって、先端6Aを自由端とし前
記貫通孔22に嵌合可能な小径軸6の基端に段部7Aを介
して第1の大径軸7を同軸状に設けるとともに、この第
1の大径軸7を三つ爪チャック装置2に設け、前記小径
軸6に対向して測定手段8の測定子9を設けたことによ
り、先端6Aを自由端とするので、小径軸6の先端に外
力が付加されず、小径軸6が撓むようなことはなく、正
確に歯車21をスピンドル5にセットして測定を行うこと
ができる。
る。尚、前記第1実施形態と同一部分には同一符号を付
し、その詳細な説明を省略する。1は測定装置のテーブ
ルであり、このテーブル1の上面に支持台2Aを設け
る。この支持台2は回転台3に取り付けられ、支持台2
の中心にスピンドル5を設ける。このスピンドル5の第
2の大径軸7Cの基端は支持台2Aより突設するように
固定されている。
端6Aに芯出し用のセンター13を対抗して設ける。この
センター13は金属製で先端13Aが円錘形状であり、一般
にワークの軸線に先端を押圧してワークの一方を支持す
るために使用されるものである。そして、前記センター
13は下向きで先端13Aが二段の円錐形状で、該センター
13の中心の軸線Zは前記小径軸6に軸線Zと一致するよ
うに配置されている。このセンター13は気体または液体
等の流体、好ましくは圧縮空気により作動するシリンダ
装置やダイヤフラムなどの流体により駆動する押圧手段
としての往復動機器13Bに接続されているとともに、こ
の往復動機器13Bは上下に移動できるように、テーブル
1上に立設した縦フレーム14に縦移動体15が上下方向移
動自在に設けられ、この縦移動体15に設けられている。
尚、往復動機器13Bには圧力計13Cが接続されている。
とセンター13との間に、ジグ16をキャップ状に設ける。
前記ジグ16は、測定を正確に行なうため歯車21の固定の
ためにセンター13を案内する補助用の器具であり、一方
に前記小径軸6の先端6Aに嵌合な小径軸先端受け部17
を形成するとともに他方に前記センター13の先端13Aに
嵌合可能なセンター先端受け部18を形成したものであ
る。前記小径軸先端受け部17は、一方より軸線Z上に孔
を形成したものであり、その深さLは段部7Aより先端
6Aの長さよりやや大きく形成される。また段部7Aよ
り先端6Aの長さは、歯車21の厚みより大きく形成され
ている。また、センター先端受け部18は、センター13の
先端13Aが嵌合するように軸線Z上に三角錐状に凹設し
ている。
貫通孔22を小径軸6に軸線Zを一致させるようにややき
つく嵌合するとともに、歯部23の側面を段部7Aに係止
する。次にジグ16の小径軸先端受け部17を小径軸6に嵌
合する。そして、縦移動体15を移動してセンター13の先
端13Aをセンター先端受け部18に嵌合する。この時点で
小径軸6は第1の大径軸7とジグ16を介してセンター13
との両端支持となる。そして、流体により作動する往復
動機器13Bを作動してセンター13の歯車21への押圧力を
圧力計13Cを見ながら図示しない圧力調整操作部を操作
する。この圧力調整により、小径軸6の軸線Zが歪んだ
りすることがないように、しかも歯車21を段部7Aに確
実に固定できるようにする。特に、往復動機器13Bを圧
縮空気により作動する空気式のものとすると、微圧調整
ができる。
セットした状態で、測定子9を歯部23の横より接触させ
るとともに、回転台3によりスピンドル5を回転させ、
歯部23に測定子9を倣わせて歯形の測定を行なうもので
ある、以上のように、前記実施形態では軸心Zに貫通孔
22を形成した歯車21の測定方法であって、支持台2Aよ
り突設した小径軸6を前記貫通孔22の一方から嵌合して
前記歯車21を支持し、前記歯車21の他方にセンター13を
設けるとともにこのセンター13の押圧力を流体により作
動する往復動機器13Bの流体圧により調整し、前記歯車
21を測定子9により測定することで、歯車21を小径軸6
の先端にジグ16を介してセンター13で押圧した状態で測
定を行なうものであり、押圧力を往復動機器13Bの流体
圧により調整して、小径軸6の軸線Zが歪んだり編位す
ることがないように芯出しができ、しかも歯車21を段部
7Aに確実に固定して測定を正確に行うことができる。
の測定装置であって、前記貫通孔22に嵌合可能な小径軸
6の基端に段部7Aを介して大径軸7を同軸状に設ける
とともにこの大径軸7を支持台2Aに設け、前記小径軸
6の先端6Aに対向して芯出し用のセンター13を設ける
とともにと前記センター13に流体圧により押圧する往復
動機器13Bを設け、一方に前記小径軸6の先端6Aに嵌
合な小径軸先端受け部17を形成するとともに他方に前記
センター13の先端13Aに嵌合可能なセンター先端受け部
18を形成した押圧用ジグ16を設け、前記小径軸6に対向
して測定子9を設けたことにより、貫通孔22に小径軸6
を嵌合して歯車21を小径軸6にセットし、さらにジグ16
を介して小径軸6の他方をセンター13により支持すると
ともに、センター13の歯車21への押圧力を流体圧により
調整して、小径軸6の軸線Zが歪んだり編位することが
ないように芯出しができ、しかも歯車21を段部7Aに確
実に固定して測定を正確に行うことができる。
ではなく、本発明の要旨の範囲内において、種々の変形
実施が可能である。
した微小品の測定方法であって、支持台より突設した小
径軸を前記貫通孔の一方から嵌合して前記微小品を支持
するとともに、前記微小品の他方を開放した状態で前記
小径軸の先端を自由端とし、前記微小品を測定手段によ
り測定することを特徴とする微小品の測定方法であり、
小径軸に外力が付加されず撓むようなことなく正確に測
定を行うことができる。
た微小品の測定装置であって、先端を自由端とし前記貫
通孔に嵌合可能な小径軸の基端に段部を介して大径軸を
同軸状に設けるとともに、この大径軸を支持台に設け、
前記小径軸に対向して測定手段の測定子を設けたことを
特徴とする微小品の測定装置であり、小径軸の先端は開
放して自由端となっているので、小径軸に外力が付加さ
れず撓むようなことなく正確に測定を行うことができ
る。
た微小品の測定方法であって、支持台より突設した小径
軸を前記貫通孔の一方から嵌合して前記微小品を支持
し、前記微小品の他方に支持手段を設けるとともにこの
支持手段の押圧力を流体圧により調整し、前記微小品を
測定手段により測定することを特徴とする微小品の測定
方法であり、押圧力を流体圧により調整して正確に微小
品を固定して測定を正確に行うことができる。
た微小品の測定装置であって、前記貫通孔に嵌合可能な
小径軸の基端に段部を介して大径軸を同軸状に設けると
ともにこの大径軸を支持台に設け、前記小径軸の先端に
対向して芯出し用のセンターを設けるとともに前記セン
ターに流体圧により押圧する押圧手段を設け、一方に前
記小径軸の先端に嵌合な小径軸先端受け部を形成すると
ともに他方に前記センターの先端に嵌合可能なセンター
先端受け部を形成した押圧用ジグを設け、前記小径軸に
対向して測定手段の測定子を設けたことを特徴とする微
小品の測定装置であり、押圧用ジグを介してセンターの
微小品への押圧力を流体圧により調整して正確に微小品
を固定して測定を正確に行うことができる。
る。
面とした斜視図である。
る。
面とした斜視図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 軸心に貫通孔を形成した微小品の測定方
法であって、支持台より突設した小径軸を前記貫通孔の
一方から嵌合して前記微小品を支持するとともに、前記
微小品の他方を開放した状態で前記小径軸の先端を自由
端とし、前記微小品を測定手段により測定することを特
徴とする微小品の測定方法。 - 【請求項2】 軸心に貫通孔を形成した微小品の測定装
置であって、先端を自由端とし前記貫通孔に嵌合可能な
小径軸の基端に段部を介して大径軸を同軸状に設けると
ともに、この大径軸を支持台に設け、前記小径軸に対向
して測定手段の測定子を設けたことを特徴とする微小品
の測定装置。 - 【請求項3】 軸心に貫通孔を形成した微小品の測定方
法であって、支持台より突設した小径軸を前記貫通孔の
一方から嵌合して前記微小品を支持し、前記微小品の他
方に支持手段を設けるとともにこの支持手段の押圧力を
流体圧により調整し、前記微小品を測定手段により測定
することを特徴とする微小品の測定方法。 - 【請求項4】 軸心に貫通孔を形成した微小品の測定装
置であって、前記貫通孔に嵌合可能な小径軸の基端に段
部を介して大径軸を同軸状に設けるとともにこの大径軸
を支持台に設け、前記小径軸の先端に対向して芯出し用
のセンターを設けるとともに前記センターに流体圧によ
り押圧する押圧手段を設け、一方に前記小径軸の先端に
嵌合な小径軸先端受け部を形成するとともに他方に前記
センターの先端に嵌合可能なセンター先端受け部を形成
した押圧用ジグを設け、前記小径軸に対向して測定手段
の測定子を設けたことを特徴とする微小品の測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002070890A JP3788605B2 (ja) | 2002-03-14 | 2002-03-14 | 歯車の測定方法及びその装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2003269947A true JP2003269947A (ja) | 2003-09-25 |
JP3788605B2 JP3788605B2 (ja) | 2006-06-21 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3788605B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008157778A (ja) * | 2006-12-25 | 2008-07-10 | Mitsubishi Alum Co Ltd | 円形ブランク絞り加工成形品の耳プロフィール解析装置 |
JP2011147941A (ja) * | 2010-01-19 | 2011-08-04 | Daikin Industries Ltd | ロウ付け用冷却装置 |
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CN103389206B (zh) * | 2013-07-26 | 2016-01-06 | 西安工业大学 | 一种齿轮测量中心上小模数齿轮的测量方法 |
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2002
- 2002-03-14 JP JP2002070890A patent/JP3788605B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2011147941A (ja) * | 2010-01-19 | 2011-08-04 | Daikin Industries Ltd | ロウ付け用冷却装置 |
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