JP2003269679A - ガス接続具 - Google Patents
ガス接続具Info
- Publication number
- JP2003269679A JP2003269679A JP2002068404A JP2002068404A JP2003269679A JP 2003269679 A JP2003269679 A JP 2003269679A JP 2002068404 A JP2002068404 A JP 2002068404A JP 2002068404 A JP2002068404 A JP 2002068404A JP 2003269679 A JP2003269679 A JP 2003269679A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plug
- gas
- socket
- gas supply
- abnormality
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Safety Valves (AREA)
- Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 高温異常やガス漏れ異常などの異常発生状態
のまま、ガス器具が使用されることを阻止し、あらたな
問題の発生を防止する。 【解決手段】 プラグ2にソケット3が接続されると、
開弁してプラグ2からのガス供給を開始させ、かつ、プ
ラグ2からソケット3を離脱されると、閉弁してプラグ
2からのガス供給を停止させる開閉弁を備え、プラグの
雰囲気温度が高温となる高温異常またはプラグからガス
が漏れるガス漏れ異常の異常発生状態を検出すると、プ
ラグからのガス供給を強制的に停止させるガス供給停止
手段26が設けられている。
のまま、ガス器具が使用されることを阻止し、あらたな
問題の発生を防止する。 【解決手段】 プラグ2にソケット3が接続されると、
開弁してプラグ2からのガス供給を開始させ、かつ、プ
ラグ2からソケット3を離脱されると、閉弁してプラグ
2からのガス供給を停止させる開閉弁を備え、プラグの
雰囲気温度が高温となる高温異常またはプラグからガス
が漏れるガス漏れ異常の異常発生状態を検出すると、プ
ラグからのガス供給を強制的に停止させるガス供給停止
手段26が設けられている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラグにソケット
が接続されると、開弁して前記プラグからのガス供給を
開始させ、かつ、前記プラグから前記ソケットを離脱さ
れると、閉弁して前記プラグからのガス供給を停止させ
る開閉弁を備えたガス接続具に関する。
が接続されると、開弁して前記プラグからのガス供給を
開始させ、かつ、前記プラグから前記ソケットを離脱さ
れると、閉弁して前記プラグからのガス供給を停止させ
る開閉弁を備えたガス接続具に関する。
【0002】
【従来の技術】上記のようなガス接続具は、ファンヒー
タや炊飯器などのガス器具にガス供給するためのもので
あり、プラグを備えたガス接続具本体を壁材や床材に設
けられた開口に配設させ、ファンヒータや炊飯器などの
ガス器具用のソケットをプラグに接続することによっ
て、開閉弁を開弁させてプラグからソケットにガスを供
給させて、ガス器具へのガス供給を可能とするものであ
る。この種のガス接続具としては、例えば、壁材や床材
などの内装材の開口の外側に表面プレートを設け、プラ
グの先端が表面プレートの開口に対向する状態で、内装
材の開口にガス接続具本体を内装し、ソケットが接続さ
れると開弁しかつソケットが離脱されると閉弁する開閉
弁がプラグに備えられ、プラグにソケットが接続される
と、プラグからのガス供給を行うように構成されている
(例えば、実用新案登録第2524390号公報)。
タや炊飯器などのガス器具にガス供給するためのもので
あり、プラグを備えたガス接続具本体を壁材や床材に設
けられた開口に配設させ、ファンヒータや炊飯器などの
ガス器具用のソケットをプラグに接続することによっ
て、開閉弁を開弁させてプラグからソケットにガスを供
給させて、ガス器具へのガス供給を可能とするものであ
る。この種のガス接続具としては、例えば、壁材や床材
などの内装材の開口の外側に表面プレートを設け、プラ
グの先端が表面プレートの開口に対向する状態で、内装
材の開口にガス接続具本体を内装し、ソケットが接続さ
れると開弁しかつソケットが離脱されると閉弁する開閉
弁がプラグに備えられ、プラグにソケットが接続される
と、プラグからのガス供給を行うように構成されている
(例えば、実用新案登録第2524390号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のガス接続具
では、プラグにソケットが接続されていると、プラグか
らのガス供給が行われるために、プラグの雰囲気温度が
高温となる高温異常やプラグからガスが漏れるガス漏れ
異常などの異常発生状態となっても、その高温異常やガ
ス漏れ異常などの異常発生状態のまま、ガス器具が使用
されてしまう虞がある。
では、プラグにソケットが接続されていると、プラグか
らのガス供給が行われるために、プラグの雰囲気温度が
高温となる高温異常やプラグからガスが漏れるガス漏れ
異常などの異常発生状態となっても、その高温異常やガ
ス漏れ異常などの異常発生状態のまま、ガス器具が使用
されてしまう虞がある。
【0004】説明を加えると、例えば、ファンヒータを
使用しているときに、ファンヒータの向きによっては、
プラグの雰囲気が加熱され、プラグの雰囲気温度が高温
となる高温異常が発生することになり、また、プラグと
ソケットとの間に塵埃などが付着した状態で、プラグに
ソケットが接続されていると、プラグから微量のガスが
漏れるガス漏れ異常が発生することなる。しかしなが
ら、上述のように、高温異常やガス漏れ異常が発生して
も、プラグにソケットが接続されていると、そのままガ
ス器具の使用を継続することが可能となるので、高温異
常やガス漏れ異常などの異常発生状態のまま、ガス器具
が使用されることになり、ソケットや壁材および床材な
どの内装材が損傷するなどのあらたな問題が生じること
になる。
使用しているときに、ファンヒータの向きによっては、
プラグの雰囲気が加熱され、プラグの雰囲気温度が高温
となる高温異常が発生することになり、また、プラグと
ソケットとの間に塵埃などが付着した状態で、プラグに
ソケットが接続されていると、プラグから微量のガスが
漏れるガス漏れ異常が発生することなる。しかしなが
ら、上述のように、高温異常やガス漏れ異常が発生して
も、プラグにソケットが接続されていると、そのままガ
ス器具の使用を継続することが可能となるので、高温異
常やガス漏れ異常などの異常発生状態のまま、ガス器具
が使用されることになり、ソケットや壁材および床材な
どの内装材が損傷するなどのあらたな問題が生じること
になる。
【0005】本発明は、かかる点に着目してなされたも
のであり、その目的は、高温異常やガス漏れ異常などの
異常発生状態のまま、ガス器具が使用されることを阻止
し、あらたな問題の発生を防止することが可能となるガ
ス接続具を提供する点にある。
のであり、その目的は、高温異常やガス漏れ異常などの
異常発生状態のまま、ガス器具が使用されることを阻止
し、あらたな問題の発生を防止することが可能となるガ
ス接続具を提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明によれば、プラグにソケット
が接続されると、開弁して前記プラグからのガス供給を
開始させ、かつ、前記プラグから前記ソケットを離脱さ
れると、閉弁して前記プラグからのガス供給を停止させ
る開閉弁を備えたガス接続具において、前記プラグの雰
囲気温度が高温となる高温異常または前記プラグからガ
スが漏れるガス漏れ異常の異常発生状態を検出すると、
前記プラグからのガス供給を強制的に停止させるガス供
給停止手段が設けられている。
に、請求項1に記載の発明によれば、プラグにソケット
が接続されると、開弁して前記プラグからのガス供給を
開始させ、かつ、前記プラグから前記ソケットを離脱さ
れると、閉弁して前記プラグからのガス供給を停止させ
る開閉弁を備えたガス接続具において、前記プラグの雰
囲気温度が高温となる高温異常または前記プラグからガ
スが漏れるガス漏れ異常の異常発生状態を検出すると、
前記プラグからのガス供給を強制的に停止させるガス供
給停止手段が設けられている。
【0007】すなわち、ガス供給停止手段にて、高温異
常またはガス漏れ異常の異常発生状態を検出すると、プ
ラグからのガス供給を強制的に停止させることが可能と
なるので、高温異常またはガス漏れ異常が発生すると、
ガス器具へのガス供給を強制的に停止させ、ガス器具の
使用を中止させることが可能となる。したがって、高温
異常やガス漏れ異常などの異常発生状態のまま、ガス器
具が使用されることを阻止し、あらたな問題の発生を防
止することが可能となるガス接続具を提供できるに至っ
た。
常またはガス漏れ異常の異常発生状態を検出すると、プ
ラグからのガス供給を強制的に停止させることが可能と
なるので、高温異常またはガス漏れ異常が発生すると、
ガス器具へのガス供給を強制的に停止させ、ガス器具の
使用を中止させることが可能となる。したがって、高温
異常やガス漏れ異常などの異常発生状態のまま、ガス器
具が使用されることを阻止し、あらたな問題の発生を防
止することが可能となるガス接続具を提供できるに至っ
た。
【0008】請求項2に記載の発明によれば、前記ガス
供給停止手段が、前記異常発生状態を検出すると、前記
プラグに接続された前記ソケットを強制的に離脱させる
ように構成されている。
供給停止手段が、前記異常発生状態を検出すると、前記
プラグに接続された前記ソケットを強制的に離脱させる
ように構成されている。
【0009】すなわち、ガス供給停止手段が、異常発生
状態を検出すると、プラグに接続されたソケットを強制
的に離脱させることになるので、異常発生状態となる
と、プラグからソケットを離脱させることにより、開閉
弁を閉弁させてプラグからのガス供給が停止させること
が可能となる。したがって、異常発生状態を検出する
と、既設の開閉弁を利用しながら、プラグからのガス供
給を停止させることが可能となるので、コストの低減を
図るとともに、構成の簡素化を図ることが可能となる。
状態を検出すると、プラグに接続されたソケットを強制
的に離脱させることになるので、異常発生状態となる
と、プラグからソケットを離脱させることにより、開閉
弁を閉弁させてプラグからのガス供給が停止させること
が可能となる。したがって、異常発生状態を検出する
と、既設の開閉弁を利用しながら、プラグからのガス供
給を停止させることが可能となるので、コストの低減を
図るとともに、構成の簡素化を図ることが可能となる。
【0010】請求項3に記載の発明によれば、前記ガス
供給停止手段が、前記プラグからのガス供給を強制的に
停止させるガス供給停止弁を備え、前記異常発生状態を
検出すると、前記ガス供給停止弁を閉じ作動させるよう
に構成されている。
供給停止手段が、前記プラグからのガス供給を強制的に
停止させるガス供給停止弁を備え、前記異常発生状態を
検出すると、前記ガス供給停止弁を閉じ作動させるよう
に構成されている。
【0011】すなわち、ガス供給停止手段が、異常発生
状態を検出すると、ガス供給停止弁を閉じ作動させるこ
とになるので、異常発生状態となると、ガス供給停止弁
を閉じ作動させて、プラグからのガス供給を停止させる
ことが可能となる。したがって、異常発生状態となる
と、ガス供給停止弁にてプラグからのガス供給を確実に
停止させることが可能となるので、異常発生状態のま
ま、ガス器具が使用されることを確実に阻止することが
可能となる。
状態を検出すると、ガス供給停止弁を閉じ作動させるこ
とになるので、異常発生状態となると、ガス供給停止弁
を閉じ作動させて、プラグからのガス供給を停止させる
ことが可能となる。したがって、異常発生状態となる
と、ガス供給停止弁にてプラグからのガス供給を確実に
停止させることが可能となるので、異常発生状態のま
ま、ガス器具が使用されることを確実に阻止することが
可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明にかかるガス接続具につい
て図面に基づいて説明する。 〔第1実施形態〕このガス接続具は、図1〜図4に示す
ように、ガス接続具本体1にプラグ2を備え、そのプラ
グ2にソケット3が接続されると、開弁してプラグ2か
らのガス供給を開始させ、かつ、プラグ2からソケット
3が離脱されると、閉弁してプラグ2からのガス供給を
停止させる開閉弁4をプラグ2に備えて構成されてい
る。前記ガス接続具本体1は、壁材や床材などの内装材
5の開口5aに内装され、内装材5の外側に設けられた
表面プレート6の開口6aに、プラグ2が対向するよう
に配設されている。そして、ファンヒータや炊飯器など
のガス器具7用のソケット3をプラグ2に接続すること
により、プラグ2からソケット3を介してガス器具7に
ガス供給して、ガス器具7を使用するように構成されて
いる。
て図面に基づいて説明する。 〔第1実施形態〕このガス接続具は、図1〜図4に示す
ように、ガス接続具本体1にプラグ2を備え、そのプラ
グ2にソケット3が接続されると、開弁してプラグ2か
らのガス供給を開始させ、かつ、プラグ2からソケット
3が離脱されると、閉弁してプラグ2からのガス供給を
停止させる開閉弁4をプラグ2に備えて構成されてい
る。前記ガス接続具本体1は、壁材や床材などの内装材
5の開口5aに内装され、内装材5の外側に設けられた
表面プレート6の開口6aに、プラグ2が対向するよう
に配設されている。そして、ファンヒータや炊飯器など
のガス器具7用のソケット3をプラグ2に接続すること
により、プラグ2からソケット3を介してガス器具7に
ガス供給して、ガス器具7を使用するように構成されて
いる。
【0013】前記ガス接続具本体1には、プラグ2の側
周部との間にソケット嵌め込み空間8を形成する状態
で、プラグ2の側面部を囲む囲壁体9が設けられ、その
囲壁体9に、垂直軸芯周りで回動自在な蓋10を設け
て、その蓋10にて表面プレート6の開口6aを開閉す
るように構成されている。説明を加えると、蓋10の上
下両側部には脚部11が突設され、その二つの脚部11
の中間部の軸12が囲壁体9の長孔部13に回動自在で
かつスライド移動自在に嵌め込まれている。そして、蓋
10が、垂直軸芯に沿う軸12周りで回動することによ
り、図2の(イ)に示すように、表面プレート6の開口
6aを覆いかつプラグ2の前面部を覆う閉位置と、図2
の(ロ)に示すように、表面プレート6の開口6aを開
きかつプラグ2を露出させる開位置とに切り換えで、か
つ、蓋10が開位置において、軸12が長孔部13をス
ライド移動することにより、蓋10が囲壁体9に対して
前後方向にスライド移動自在に設けられている。
周部との間にソケット嵌め込み空間8を形成する状態
で、プラグ2の側面部を囲む囲壁体9が設けられ、その
囲壁体9に、垂直軸芯周りで回動自在な蓋10を設け
て、その蓋10にて表面プレート6の開口6aを開閉す
るように構成されている。説明を加えると、蓋10の上
下両側部には脚部11が突設され、その二つの脚部11
の中間部の軸12が囲壁体9の長孔部13に回動自在で
かつスライド移動自在に嵌め込まれている。そして、蓋
10が、垂直軸芯に沿う軸12周りで回動することによ
り、図2の(イ)に示すように、表面プレート6の開口
6aを覆いかつプラグ2の前面部を覆う閉位置と、図2
の(ロ)に示すように、表面プレート6の開口6aを開
きかつプラグ2を露出させる開位置とに切り換えで、か
つ、蓋10が開位置において、軸12が長孔部13をス
ライド移動することにより、蓋10が囲壁体9に対して
前後方向にスライド移動自在に設けられている。
【0014】前記蓋10における脚部11の外側のうち
一方には、脚部11側のばね取付部11aと囲壁体9側
のばね取付部9aとの間にコイルスプリング14aが配
設され、蓋10を開位置側の開き方向に回転操作させた
ときには、コイルスプリング14のばね力を開き方向に
作用させ、蓋10を閉位置側の閉じ方向に回転操作させ
たときには、コイルスプリング14のばね力を閉じ方向
に作用させるように構成されている。説明を加えると、
蓋10を軸12周りに回動させたときに、脚部11側の
ばね取付部11aと囲壁体9側のばね取付部9aとを結
ぶ線が軸12を越えることによって、コイルスプリング
14のばね力を開き方向に作用させたり、コイルスプリ
ング14のばね力を閉じ方向に作用させるようにしてい
る。
一方には、脚部11側のばね取付部11aと囲壁体9側
のばね取付部9aとの間にコイルスプリング14aが配
設され、蓋10を開位置側の開き方向に回転操作させた
ときには、コイルスプリング14のばね力を開き方向に
作用させ、蓋10を閉位置側の閉じ方向に回転操作させ
たときには、コイルスプリング14のばね力を閉じ方向
に作用させるように構成されている。説明を加えると、
蓋10を軸12周りに回動させたときに、脚部11側の
ばね取付部11aと囲壁体9側のばね取付部9aとを結
ぶ線が軸12を越えることによって、コイルスプリング
14のばね力を開き方向に作用させたり、コイルスプリ
ング14のばね力を閉じ方向に作用させるようにしてい
る。
【0015】また、蓋10における脚部11の外側のう
ち他方には、脚部11側のばね取付部11bと囲壁体9
側のばね取付部9bとの間にコイルスプリング14bが
配設され、開位置に切り換えられた蓋10を囲壁体9に
対して前方側に付勢するようにしている。
ち他方には、脚部11側のばね取付部11bと囲壁体9
側のばね取付部9bとの間にコイルスプリング14bが
配設され、開位置に切り換えられた蓋10を囲壁体9に
対して前方側に付勢するようにしている。
【0016】前記ソケット3とプラグ2との接続および
離脱について説明を加える。まず、ソケット3をプラグ
2に接続する場合について説明を加えると、図2の
(イ)および図3に示すように、蓋10が閉位置に切り
換えられているときに、図2の(ロ)および図5に示す
ように、蓋10を開き方向に回転操作することにより蓋
10を開位置に切り換えて、表面プレート6の開口6a
を開いてプラグ2を露出させる。そして、図6に示すよ
うに、露出されたプラグ2にソケット3を接続すること
により、プラグ2からのガス供給を可能として、ガス器
具7を使用するようにしている。
離脱について説明を加える。まず、ソケット3をプラグ
2に接続する場合について説明を加えると、図2の
(イ)および図3に示すように、蓋10が閉位置に切り
換えられているときに、図2の(ロ)および図5に示す
ように、蓋10を開き方向に回転操作することにより蓋
10を開位置に切り換えて、表面プレート6の開口6a
を開いてプラグ2を露出させる。そして、図6に示すよ
うに、露出されたプラグ2にソケット3を接続すること
により、プラグ2からのガス供給を可能として、ガス器
具7を使用するようにしている。
【0017】次に、プラグ2に接続されたソケット3を
離脱させる場合について説明を加えると、図7に示すよ
うに、開位置に切り換えられた蓋10を囲壁体9に対し
て押し込み移動させることにより、ソケット離脱体21
にてソケット3を離脱させる。そして、蓋10を閉じ方
向に回転操作して、図2の(イ)および図3に示すよう
に、蓋10を閉じ位置に切り換えて、蓋10にてプラグ
2および表面プレート6の開口6aを覆うようにしてい
る。
離脱させる場合について説明を加えると、図7に示すよ
うに、開位置に切り換えられた蓋10を囲壁体9に対し
て押し込み移動させることにより、ソケット離脱体21
にてソケット3を離脱させる。そして、蓋10を閉じ方
向に回転操作して、図2の(イ)および図3に示すよう
に、蓋10を閉じ位置に切り換えて、蓋10にてプラグ
2および表面プレート6の開口6aを覆うようにしてい
る。
【0018】前記ソケット3をプラグ2に接続させる構
成について説明を加える。ちなみに、ソケット3につい
ては従来公知であるので、ソケット3についての詳細な
説明は省略する。まず、図10に示すように、ソケット
3を露出されたプラグ2に嵌め込むと、ソケット3内に
配設された移動体15がプラグ2の先端に押されてソケ
ット3内方側に移動し、移動体15によるボール16の
保持が解除され、そのボール16は、ソケット3内側に
突出し、ボール16により保持されていた筒状の接続解
除部17がばね材18のばね力によりプラグ2を覆うよ
うに突出する。そして、ボール16がプラグ2の周溝1
9に嵌入し、図10の(ロ)に示すように、この嵌入状
態を接続解除部17が押えてソケット3とプラグ2との
接続を維持するようにしている。また、ソケット3をプ
ラグ2に嵌め込むと、ソケット3に設けられた押棒20
にて開閉弁4を押圧し、開閉弁4が開弁されて、プラグ
2からのガス供給を可能としている。
成について説明を加える。ちなみに、ソケット3につい
ては従来公知であるので、ソケット3についての詳細な
説明は省略する。まず、図10に示すように、ソケット
3を露出されたプラグ2に嵌め込むと、ソケット3内に
配設された移動体15がプラグ2の先端に押されてソケ
ット3内方側に移動し、移動体15によるボール16の
保持が解除され、そのボール16は、ソケット3内側に
突出し、ボール16により保持されていた筒状の接続解
除部17がばね材18のばね力によりプラグ2を覆うよ
うに突出する。そして、ボール16がプラグ2の周溝1
9に嵌入し、図10の(ロ)に示すように、この嵌入状
態を接続解除部17が押えてソケット3とプラグ2との
接続を維持するようにしている。また、ソケット3をプ
ラグ2に嵌め込むと、ソケット3に設けられた押棒20
にて開閉弁4を押圧し、開閉弁4が開弁されて、プラグ
2からのガス供給を可能としている。
【0019】前記蓋10を囲壁体9に対して押し込み移
動させることにより、ソケット3をプラグ2から離脱さ
せる構成について説明を加える。前記ガス接続具本体1
には、図5〜図7に示すように、開位置の蓋10を囲壁
体9に対して押し込み移動させることにより、ソケット
離脱体21を当付部22へ当て付けることによって横軸
芯周りで揺動するソケット離脱体21が設けられ、その
ソケット離脱体21の揺動によって、ソケット離脱体2
1にてソケット3の接続解除部17を押圧させて、ソケ
ット3をプラグ2から離脱させるように構成されてい
る。
動させることにより、ソケット3をプラグ2から離脱さ
せる構成について説明を加える。前記ガス接続具本体1
には、図5〜図7に示すように、開位置の蓋10を囲壁
体9に対して押し込み移動させることにより、ソケット
離脱体21を当付部22へ当て付けることによって横軸
芯周りで揺動するソケット離脱体21が設けられ、その
ソケット離脱体21の揺動によって、ソケット離脱体2
1にてソケット3の接続解除部17を押圧させて、ソケ
ット3をプラグ2から離脱させるように構成されてい
る。
【0020】説明を加えると、蓋10を囲壁体9に対し
て押し込み移動させると、図7に示すように、蓋10の
押し込み押圧部23にてソケット離脱体21の押し込み
被押圧部24が押圧されて、ソケット離脱体21を当付
部22に当て付けてソケット離脱体21を横軸芯周りで
揺動させ、そのソケット離脱体21の揺動により、ソケ
ット離脱体21の離脱用押圧部25にてソケット3の接
続解除部17を押圧するようにしている。そして、図1
0の(ロ)に示すように、ソケット離脱体21の離脱用
押圧部25にてソケット3の接続解除部17を押圧され
ると、接続解除部17をばね材18のばね力に抗して移
動され、接続解除部17によるボール16の押圧が解除
されて、ソケット3がプラグ2から離脱させる。また、
ソケット3をプラグ2から離脱させると、ソケット3の
押棒10による押圧が解除されて、開閉弁4が内装した
ばね力により閉弁されて、プラグ2からのガス供給が停
止される。
て押し込み移動させると、図7に示すように、蓋10の
押し込み押圧部23にてソケット離脱体21の押し込み
被押圧部24が押圧されて、ソケット離脱体21を当付
部22に当て付けてソケット離脱体21を横軸芯周りで
揺動させ、そのソケット離脱体21の揺動により、ソケ
ット離脱体21の離脱用押圧部25にてソケット3の接
続解除部17を押圧するようにしている。そして、図1
0の(ロ)に示すように、ソケット離脱体21の離脱用
押圧部25にてソケット3の接続解除部17を押圧され
ると、接続解除部17をばね材18のばね力に抗して移
動され、接続解除部17によるボール16の押圧が解除
されて、ソケット3がプラグ2から離脱させる。また、
ソケット3をプラグ2から離脱させると、ソケット3の
押棒10による押圧が解除されて、開閉弁4が内装した
ばね力により閉弁されて、プラグ2からのガス供給が停
止される。
【0021】このガス接続具には、プラグ2の雰囲気温
度が高温となる高温異常を検出すると、プラグ2からの
ガス供給を強制的に停止させるガス供給停止手段として
の高温異常ガス供給停止手段26が設けられている。説
明を加えると、高温異常ガス供給停止手段26は、図5
〜図9に示すように、ガス接続具本体1に設けられ、プ
ラグ2に接続されたソケット3を強制離脱させる作動軸
部30と、プラグ2の雰囲気温度が高温となる高温異常
でなければ、作動軸部30を非作動状態に保持し、プラ
グ2の雰囲気温度が高温となる高温異常となると、作動
軸部30を作動状態に切り換えるバイメタル体29など
を備えて、高温異常を検出すると、作動軸部30を作動
させて、プラグ2に接続されたソケット3を強制的に離
脱させるように構成されている。
度が高温となる高温異常を検出すると、プラグ2からの
ガス供給を強制的に停止させるガス供給停止手段として
の高温異常ガス供給停止手段26が設けられている。説
明を加えると、高温異常ガス供給停止手段26は、図5
〜図9に示すように、ガス接続具本体1に設けられ、プ
ラグ2に接続されたソケット3を強制離脱させる作動軸
部30と、プラグ2の雰囲気温度が高温となる高温異常
でなければ、作動軸部30を非作動状態に保持し、プラ
グ2の雰囲気温度が高温となる高温異常となると、作動
軸部30を作動状態に切り換えるバイメタル体29など
を備えて、高温異常を検出すると、作動軸部30を作動
させて、プラグ2に接続されたソケット3を強制的に離
脱させるように構成されている。
【0022】具体的に説明すると、図9の(イ)に示す
ように、作動軸部30がスプリング34にて前方側(図
中左側)に付勢された状態で筒状の作動軸部ガイド管3
3に収納され、ストッパーピン31が作用軸部30の周
溝32に嵌まり込み、バイメタル体29にてストッパー
ピン31を押圧させて、作動軸部30が作動軸部ガイド
管33に収納された収納状態に保持するようにしてい
る。前記収納状態において、プラグ2の雰囲気温度が高
温となると、図9の(ロ)に示すように、バイメタル体
29によるストッパーピン31の押圧が解除されて、ス
トッパーピン31が作用軸部30の周溝32から外れ、
作動軸部30がスプリング34の付勢力にて前方側に移
動するようにしている。そして、作動軸部30が前方側
に移動すると、図8に示すように、作動軸部30の前端
部に設けられた押圧作用部35にて接続解除部17を押
圧作用させて、プラグ2に接続されたソケット3を強制
的に離脱させるようにしている。
ように、作動軸部30がスプリング34にて前方側(図
中左側)に付勢された状態で筒状の作動軸部ガイド管3
3に収納され、ストッパーピン31が作用軸部30の周
溝32に嵌まり込み、バイメタル体29にてストッパー
ピン31を押圧させて、作動軸部30が作動軸部ガイド
管33に収納された収納状態に保持するようにしてい
る。前記収納状態において、プラグ2の雰囲気温度が高
温となると、図9の(ロ)に示すように、バイメタル体
29によるストッパーピン31の押圧が解除されて、ス
トッパーピン31が作用軸部30の周溝32から外れ、
作動軸部30がスプリング34の付勢力にて前方側に移
動するようにしている。そして、作動軸部30が前方側
に移動すると、図8に示すように、作動軸部30の前端
部に設けられた押圧作用部35にて接続解除部17を押
圧作用させて、プラグ2に接続されたソケット3を強制
的に離脱させるようにしている。
【0023】このようにして、プラグ2の雰囲気温度が
高温となると、作動軸部30をスプリング34の付勢力
にて前方側に移動させて、作動軸部30の押圧作用部3
5にて接続解除部17を押圧作用することにより、プラ
グ2に接続されたソケット3を強制的に離脱させて、プ
ラグ2からのガス供給を停止させることによって、高温
異常などの異常発生状態となっても、ガス器具へのガス
供給を強制的に停止させ、ガス器具の使用を中止させる
ように構成されている。したがって、高温異常などの異
常発生状態のまま、ガス器具が使用されることを阻止
し、ソケット3の損傷などあらたな問題の発生を防止す
ることができることになる。
高温となると、作動軸部30をスプリング34の付勢力
にて前方側に移動させて、作動軸部30の押圧作用部3
5にて接続解除部17を押圧作用することにより、プラ
グ2に接続されたソケット3を強制的に離脱させて、プ
ラグ2からのガス供給を停止させることによって、高温
異常などの異常発生状態となっても、ガス器具へのガス
供給を強制的に停止させ、ガス器具の使用を中止させる
ように構成されている。したがって、高温異常などの異
常発生状態のまま、ガス器具が使用されることを阻止
し、ソケット3の損傷などあらたな問題の発生を防止す
ることができることになる。
【0024】〔第2実施形態〕この第2実施形態は、上
記第1実施形態におけるガス供給停止手段28の別実施
形態を示すものであり、図面に基づいて説明する。な
お、その他の構成については、上記第1実施形態と同様
であるので、同符号を記すなどにより、その詳細な説明
は省略する。
記第1実施形態におけるガス供給停止手段28の別実施
形態を示すものであり、図面に基づいて説明する。な
お、その他の構成については、上記第1実施形態と同様
であるので、同符号を記すなどにより、その詳細な説明
は省略する。
【0025】上記第1実施形態では、ガス供給停止手段
として、プラグ2の雰囲気温度が高温となる高温異常を
検出すると、プラグ2からのガス供給を強制的に停止さ
せる高温異常ガス供給停止手段26が設けられている
が、この第2実施形態では、ガス供給停止手段として、
高温異常ガス供給停止手段26に加えて、プラグ2から
ガスが漏れるガス漏れ異常を検出すると、プラグ2から
のガス供給を強制的に停止させるガス漏れ異常ガス供給
停止手段27が設けられている。
として、プラグ2の雰囲気温度が高温となる高温異常を
検出すると、プラグ2からのガス供給を強制的に停止さ
せる高温異常ガス供給停止手段26が設けられている
が、この第2実施形態では、ガス供給停止手段として、
高温異常ガス供給停止手段26に加えて、プラグ2から
ガスが漏れるガス漏れ異常を検出すると、プラグ2から
のガス供給を強制的に停止させるガス漏れ異常ガス供給
停止手段27が設けられている。
【0026】説明を加えると、ガス漏れ異常ガス供給停
止手段27は、図11および図12に示すように、プラ
グ2からのガス供給を強制的に停止させるガス供給停止
弁36、ガス漏れを検出するガス漏れセンサ37、ガス
供給停止弁36の作動を制御する制御装置38などを備
え、制御装置38が、ガス漏れセンサ37の検出情報に
基づいて、ガス漏れ異常を検出していなければ、ガス供
給停止弁36を開き作動させ、かつ、ガス漏れ異常を検
出すると、ガス供給停止弁36を閉じ作動させるように
構成されている。
止手段27は、図11および図12に示すように、プラ
グ2からのガス供給を強制的に停止させるガス供給停止
弁36、ガス漏れを検出するガス漏れセンサ37、ガス
供給停止弁36の作動を制御する制御装置38などを備
え、制御装置38が、ガス漏れセンサ37の検出情報に
基づいて、ガス漏れ異常を検出していなければ、ガス供
給停止弁36を開き作動させ、かつ、ガス漏れ異常を検
出すると、ガス供給停止弁36を閉じ作動させるように
構成されている。
【0027】ちなみに、ガス漏れセンサ37としては、
例えば、触媒表面でのガスの接触燃焼による白金線コイ
ルの温度上昇を検出する接触燃焼式センサ、金属酸化物
半導体表面でのガス吸着による電気伝導度変化を検出す
る半導体式センサ、および、金属酸化物半導体表面での
ガス吸着による熱伝導度変化および電気伝導度変化を白
金線コイルの両端よりみた抵抗値変化として検出する熱
線型半導体式センサなどの各種のセンサを適応すること
が可能である。
例えば、触媒表面でのガスの接触燃焼による白金線コイ
ルの温度上昇を検出する接触燃焼式センサ、金属酸化物
半導体表面でのガス吸着による電気伝導度変化を検出す
る半導体式センサ、および、金属酸化物半導体表面での
ガス吸着による熱伝導度変化および電気伝導度変化を白
金線コイルの両端よりみた抵抗値変化として検出する熱
線型半導体式センサなどの各種のセンサを適応すること
が可能である。
【0028】このようにして、高温異常やガス漏れ異常
などの異常発生状態となっても、その異常発生状態を検
出して、プラグ2からのガス供給を停止させることによ
って、ガス器具へのガス供給を強制的に停止させ、ガス
器具の使用を中止させて、高温異常やガス漏れ異常など
の異常発生状態のまま、ガス器具が使用されることを阻
止し、ソケット3の損傷などあらたな問題の発生を防止
することができるように構成されている。
などの異常発生状態となっても、その異常発生状態を検
出して、プラグ2からのガス供給を停止させることによ
って、ガス器具へのガス供給を強制的に停止させ、ガス
器具の使用を中止させて、高温異常やガス漏れ異常など
の異常発生状態のまま、ガス器具が使用されることを阻
止し、ソケット3の損傷などあらたな問題の発生を防止
することができるように構成されている。
【0029】〔別実施形態〕
(1)上記第1および第2実施形態では、高温異常ガス
供給停止手段26として、バイメタル体29を用いて、
高温異常を検出すると、作用軸部30にてソケット3の
接続解除部17を直接的に押圧することによって、プラ
グ2に接続されたソケット3を強制的に離脱させるよう
に構成されているが、バイメタル体に限られるものでは
なく、例えば、ワックスペレットを用いて、高温異常を
検出すると、ソケット離脱体21を揺動させて、ソケッ
ト3の接続解除部17を間接的に押圧することによっ
て、プラグ2に接続されたソケット3を強制的に離脱さ
せるように構成して実施することも可能である。
供給停止手段26として、バイメタル体29を用いて、
高温異常を検出すると、作用軸部30にてソケット3の
接続解除部17を直接的に押圧することによって、プラ
グ2に接続されたソケット3を強制的に離脱させるよう
に構成されているが、バイメタル体に限られるものでは
なく、例えば、ワックスペレットを用いて、高温異常を
検出すると、ソケット離脱体21を揺動させて、ソケッ
ト3の接続解除部17を間接的に押圧することによっ
て、プラグ2に接続されたソケット3を強制的に離脱さ
せるように構成して実施することも可能である。
【0030】説明を加えると、図13および図14に示
すように、ソケット離脱体21に上方側に延びる異常用
被押圧部39を形成し、図13に示すように、プラグ2
の雰囲気温度が高温でなければ、ワックスペレット体4
0が、異常用被押圧部39に押圧作用しないように、ガ
ス接続具本体1に設けられている。前記プラグ2の雰囲
気温度が高温になると、図14に示すように、ワックス
ペレット体40にて異常用被押圧部39を押圧作用さ
せ、ソケット離脱体21を当付部22に当て付けてソケ
ット離脱体21を水平軸芯周りで揺動させるようにして
いる。そして、そのソケット離脱体21の揺動により、
ソケット離脱体21の離脱用押圧部25にてソケット3
の接続解除部17を押圧して、ソケット3をプラグ2か
ら離脱させるようにしている。
すように、ソケット離脱体21に上方側に延びる異常用
被押圧部39を形成し、図13に示すように、プラグ2
の雰囲気温度が高温でなければ、ワックスペレット体4
0が、異常用被押圧部39に押圧作用しないように、ガ
ス接続具本体1に設けられている。前記プラグ2の雰囲
気温度が高温になると、図14に示すように、ワックス
ペレット体40にて異常用被押圧部39を押圧作用さ
せ、ソケット離脱体21を当付部22に当て付けてソケ
ット離脱体21を水平軸芯周りで揺動させるようにして
いる。そして、そのソケット離脱体21の揺動により、
ソケット離脱体21の離脱用押圧部25にてソケット3
の接続解除部17を押圧して、ソケット3をプラグ2か
ら離脱させるようにしている。
【0031】(2)上記第1および第2実施形態では、
作動軸部30の周溝32に嵌まり込んだストッパーピン
31をバイメタル体29にて押圧することにより、作動
軸部30を作動軸部ガイド管33に収納した収納状態を
保持し、高温異常となると、バイメタル体29によるス
トッパーピン31の押圧を解除して、作動軸部30を前
方側に移動させるようにしているが、ストッパーピン3
1を用いるものに限らず、他の構成を適応させることも
可能である。例えば、作動軸部30の側周部を樹脂など
の固定体により作動部ガイド管33に固定することによ
って、作動軸部30を作動軸部ガイド管33に収納した
収納状態に保持し、プラグ2の雰囲気温度が高温になる
と、作動軸部30の側面部を作動部ガイド管33に固定
している固定体が溶融することによって、固定体による
作動軸部30の固定が解除され、作動軸部30を前方側
に移動させるように構成することも可能である。
作動軸部30の周溝32に嵌まり込んだストッパーピン
31をバイメタル体29にて押圧することにより、作動
軸部30を作動軸部ガイド管33に収納した収納状態を
保持し、高温異常となると、バイメタル体29によるス
トッパーピン31の押圧を解除して、作動軸部30を前
方側に移動させるようにしているが、ストッパーピン3
1を用いるものに限らず、他の構成を適応させることも
可能である。例えば、作動軸部30の側周部を樹脂など
の固定体により作動部ガイド管33に固定することによ
って、作動軸部30を作動軸部ガイド管33に収納した
収納状態に保持し、プラグ2の雰囲気温度が高温になる
と、作動軸部30の側面部を作動部ガイド管33に固定
している固定体が溶融することによって、固定体による
作動軸部30の固定が解除され、作動軸部30を前方側
に移動させるように構成することも可能である。
【0032】(3)上記第2実施形態では、高温異常ガ
ス供給停止手段26として、バイメタル体29および作
動軸部30などを備えた構成を例示したが、例えば、図
15に示すように、プラグ2の雰囲気温度を検出する温
度センサ41を設けて、制御装置38が、ガス漏れセン
サ37および温度センサ41の検出情報に基づいて、ガ
ス漏れ異常および高温異常の両異常を検出していなけれ
ば、ガス供給停止弁36を開き作動させ、かつ、ガス漏
れ異常および高温異常のどちらかの異常を検出すると、
ガス供給停止弁36を閉じ作動させるように構成して実
施することも可能である。
ス供給停止手段26として、バイメタル体29および作
動軸部30などを備えた構成を例示したが、例えば、図
15に示すように、プラグ2の雰囲気温度を検出する温
度センサ41を設けて、制御装置38が、ガス漏れセン
サ37および温度センサ41の検出情報に基づいて、ガ
ス漏れ異常および高温異常の両異常を検出していなけれ
ば、ガス供給停止弁36を開き作動させ、かつ、ガス漏
れ異常および高温異常のどちらかの異常を検出すると、
ガス供給停止弁36を閉じ作動させるように構成して実
施することも可能である。
【0033】(4)上記第2実施形態では、高温異常ガ
ス供給停止手段26に加えて、ガス漏れ異常ガス供給停
止手段27を設けるようにしているが、ガス漏れ異常ガ
ス供給停止手段27のみ設けるようにして実施すること
も可能である。
ス供給停止手段26に加えて、ガス漏れ異常ガス供給停
止手段27を設けるようにしているが、ガス漏れ異常ガ
ス供給停止手段27のみ設けるようにして実施すること
も可能である。
【0034】(5)上記第1および第2実施形態では、
本発明にかかるガス接続具を、蓋付きのガス接続具に適
応した例を示しているが、蓋付きのガス接続具に限られ
るものではなく、蓋無しのガス接続具など、各種のガス
接続具に適応可能である。
本発明にかかるガス接続具を、蓋付きのガス接続具に適
応した例を示しているが、蓋付きのガス接続具に限られ
るものではなく、蓋無しのガス接続具など、各種のガス
接続具に適応可能である。
【0035】(6)上記第1および第2実施形態では、
本発明にかかるガス接続具を壁材や床材に設置した例を
示したが、設置箇所については適宜変更することが可能
であり、例えば、システムキッチンにおけるキャビネッ
トのけこみ部に設置して実施することも可能である。
本発明にかかるガス接続具を壁材や床材に設置した例を
示したが、設置箇所については適宜変更することが可能
であり、例えば、システムキッチンにおけるキャビネッ
トのけこみ部に設置して実施することも可能である。
【図1】ガス接続具の使用形態を示す図
【図2】ガス接続具の横断平面図
【図3】第1実施形態のガス接続具の縦断側面図
【図4】ガス接続具の正面図
【図5】蓋を開いた状態におけるガス接続具の横断平面
図
図
【図6】プラグにソケットを接続した状態におけるガス
接続具の横断平面図
接続具の横断平面図
【図7】プラグからソケットを離脱させる状態における
ガス接続具の横断平面図
ガス接続具の横断平面図
【図8】プラグからソケットを離脱させる状態における
ガス接続具の横断平面図
ガス接続具の横断平面図
【図9】高温異常ガス供給停止手段の概略図
【図10】ソケットとプラグの接続状態および離脱状態
を示す図
を示す図
【図11】第2実施形態のガス接続具の縦断側面図
【図12】第2実施形態のガス接続具の概略構成図
【図13】別実施形態のガス接続具の横断平面図
【図14】別実施形態のガス接続具の横断平面図
【図15】別実施形態のガス接続部の概略構成図
2 プラグ
3 ソケット
4 開閉弁
26,27 ガス供給停止手段
36 ガス供給停止弁
フロントページの続き
Fターム(参考) 3H061 AA05 AA07 CC03 CC12 DD03
EA34 EA36 EA43 EC05 GG05
GG12 GG19
3J106 AA01 AB01 BA01 BC04 BC12
BD01 BD07 BE24 CA16 EA03
EB05 EB07 EC02 EC04 EC07
ED32 EE13 EF15 GA01 GA04
GA12
Claims (3)
- 【請求項1】 プラグにソケットが接続されると、開弁
して前記プラグからのガス供給を開始させ、かつ、前記
プラグから前記ソケットを離脱されると、閉弁して前記
プラグからのガス供給を停止させる開閉弁を備えたガス
接続具であって、 前記プラグの雰囲気温度が高温となる高温異常または前
記プラグからガスが漏れるガス漏れ異常の異常発生状態
を検出すると、前記プラグからのガス供給を強制的に停
止させるガス供給停止手段が設けられているガス接続
具。 - 【請求項2】 前記ガス供給停止手段が、前記異常発生
状態を検出すると、前記プラグに接続された前記ソケッ
トを強制的に離脱させるように構成されている請求項1
に記載のガス接続具。 - 【請求項3】 前記ガス供給停止手段が、前記プラグか
らのガス供給を強制的に停止させるガス供給停止弁を備
え、前記異常発生状態を検出すると、前記ガス供給停止
弁を閉じ作動させるように構成されている請求項1また
は2に記載のガス接続具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002068404A JP2003269679A (ja) | 2002-03-13 | 2002-03-13 | ガス接続具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002068404A JP2003269679A (ja) | 2002-03-13 | 2002-03-13 | ガス接続具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003269679A true JP2003269679A (ja) | 2003-09-25 |
Family
ID=29199516
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002068404A Pending JP2003269679A (ja) | 2002-03-13 | 2002-03-13 | ガス接続具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003269679A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006004024A1 (en) * | 2004-06-30 | 2006-01-12 | Canon Kabushiki Kaisha | Substance shutoff device and fuel cell |
-
2002
- 2002-03-13 JP JP2002068404A patent/JP2003269679A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006004024A1 (en) * | 2004-06-30 | 2006-01-12 | Canon Kabushiki Kaisha | Substance shutoff device and fuel cell |
US7309022B2 (en) | 2004-06-30 | 2007-12-18 | Canon Kabushiki Kaisha | Substance shutoff device and fuel cell |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2014521465A (ja) | 制御部 | |
CN202681629U (zh) | 一种电水壶 | |
JP2006083989A (ja) | ガスコード接続装置 | |
JP2011072722A (ja) | 電気ケトル | |
JP2003269679A (ja) | ガス接続具 | |
CN103892700B (zh) | 电压力锅 | |
CN214629895U (zh) | 一种加热不燃烧装置 | |
KR101733992B1 (ko) | 과열방지 장치를 구비한 가스레인지 | |
EP2020012B1 (en) | Thermal control | |
JP4845223B2 (ja) | 電気ケトル | |
JP5321273B2 (ja) | 電気ケトル | |
KR20170006718A (ko) | 열전대를 이용한 과열방지 장치를 갖는 가스조리기기 | |
JP5188532B2 (ja) | スイッチ装置及びガス燃焼器 | |
RU2501115C2 (ru) | Контроллер для защиты от перегрева сосуда для нагревания жидкости | |
JP2014230693A (ja) | 電気湯沸器 | |
CN212848194U (zh) | 一种防水防尘可调式温控器 | |
JP6197166B2 (ja) | 電気湯沸器 | |
JPH05317173A (ja) | 着脱式容器の加熱装置 | |
JP2019083828A (ja) | 加熱調理器の安全装置 | |
JP2011254938A (ja) | 電気湯沸かし器 | |
KR20010035035A (ko) | 활어 수족관용 히터의 안전장치 | |
JP5617968B2 (ja) | 電気ケトル | |
KR19980067228A (ko) | 가스 레인지의 가스 차단 안전장치 | |
GB2091491A (en) | Switch assembly | |
KR200387906Y1 (ko) | 전원 인가 단자를 구비하는 엠피유 |