JP2003269566A - スプライン付きボールねじ - Google Patents

スプライン付きボールねじ

Info

Publication number
JP2003269566A
JP2003269566A JP2002077118A JP2002077118A JP2003269566A JP 2003269566 A JP2003269566 A JP 2003269566A JP 2002077118 A JP2002077118 A JP 2002077118A JP 2002077118 A JP2002077118 A JP 2002077118A JP 2003269566 A JP2003269566 A JP 2003269566A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ball
ball screw
spline
nut
groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002077118A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Arai
覚 新井
Tsutomu Okubo
努 大久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NSK Ltd filed Critical NSK Ltd
Priority to JP2002077118A priority Critical patent/JP2003269566A/ja
Publication of JP2003269566A publication Critical patent/JP2003269566A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transmission Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボール同士の衝突に起因する騒音等の発生を
防止することのできるスプライン付きボールねじを提供
する。 【解決手段】 ボールねじ軸12とボールねじナット1
4の両ボールねじ溝12a,14a間およびボールねじ
軸12とボールスプラインナット18の両ボールスプラ
イン溝22,20間に配設された各ボール16,24間
にスペーサを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボールねじ軸の外
周面上にボールねじ溝とボールスプライン溝を有するス
プライン付きボールねじに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のスプライン付きボールね
じは、特開昭62−165057号公報、特開平4−2
24351号公報、特開平4−347556号公報など
に開示されているように、ボールねじ軸と、このボール
ねじ軸の外周面に形成されたボールねじ溝と対向するボ
ールねじ溝を内周面に有するボールねじナットと、ボー
ルねじ軸の外周面に形成されたボールスプライン溝と対
向するボールスプライン溝を内周面に有するボールスプ
ラインナットとを備えており、ボールねじ軸とボールね
じナットの両ボールねじ溝間およびボールねじ軸とボー
ルスプラインナットの両ボールスプライン溝間には、炭
素鋼等からなる多数のボールが一列に配設されている。
【0003】このようなスプライン付きボールねじは、
例えばボールねじナットが回転するとボールねじ軸が軸
方向に移動し、またボールスプラインナットが回転する
とボールねじ軸が回転するため、例えばスカラー型ロボ
ットのZ−θ軸アクチュエータとして好適に用いること
ができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たスプライン付きボールねじでは、ボールねじ軸のボー
ルねじ溝とボールスプライン溝が交叉しており(約90
°−リード角)、この部分ではボールねじ溝およびボー
ルスプライン溝の両方が欠落しているため、ボールねじ
溝とボールスプライン溝との交叉部分でボールの予圧抜
けが発生する。このような現象が発生すると、隣り合う
ボール同士が衝突することになり、ボール同士の衝突に
よって騒音や作動不良等が発生するという問題があっ
た。
【0005】そこで本発明は、このような問題点に鑑み
てなされたもので、ボール同士の衝突に起因する騒音や
作動不良等の発生を防止することのできるスプライン付
きボールねじを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、ボールねじ溝とボールスプラ
イン溝とを有するボールねじ軸と、このボールねじ軸の
前記ボールねじ溝と対向するボールねじ溝を有するボー
ルねじナットと、このボールねじナットと前記ボールね
じ軸の両ボールねじ溝間に配設された多数のボールと、
前記ボールねじ軸の前記ボールスプライン溝と対向する
ボールスプライン溝を有するボールスプラインナット
と、このボールスプラインナットと前記ボールねじ軸の
両ボールスプライン溝間に配設された多数のボールとを
備えたスプライン付きボールねじにおいて、前記各ボー
ル間にスペーサを設けことを特徴とする。
【0007】このような構成であると、ボール間に発生
する衝突エネルギがスペーサによって吸収されるので、
ボール同士の衝突に起因する騒音や作動不良等の発生を
防止することができる。また、ボール同士の競り合いに
よるをボールの摩耗を防止できると共に不連続部へのボ
ールの衝突を回避できる。請求項2の発明は、請求項1
記載のスプライン付きボールねじにおいて、前記ボール
ねじナットが円筒状に形成されたボールねじナット本体
と、このボールねじナット本体の両端面に取り付けられ
たエンドキャップとから構成され、前記ボールねじナッ
ト本体が前記ボールねじナットと前記ボールねじ軸の両
ボールねじ溝間を転動したボールを初期位置に戻すため
のボール循環路を有し、前記エンドキャップが前記両ボ
ールねじ溝間に形成された螺旋状のボール転動路と前記
ボール循環路とを連絡する連絡通路を有し、前記ボール
ねじナットが前記ボールを前記ボールねじ溝から前記ボ
ール循環路または前記ボール循環路からボールねじ溝に
案内するリターンガイド溝を前記ボールねじナット本体
の両端面に有することを特徴とする。
【0008】このような構成であると、ボール転動路ま
たはボール循環路を転動したボールが方向転換するとき
にスペーサがボールねじナット本体の端面に引っ掛かる
ことが抑制されるため、スプライン付きボールねじの作
動性を高めることができ、スペーサの損傷を防止するこ
とができる。請求項3の発明は、請求項1記載のスプラ
イン付きボールねじにおいて、前記ボールスプラインナ
ットが円筒状に形成されたボールスプラインナット本体
と、このボールスプラインナット本体の両端面に取り付
けられたエンドキャップとから構成され、前記ボールス
プラインナット本体が前記ボールスプラインナットと前
記ボールねじ軸の両ボールスプライン溝間を転動したボ
ールを初期位置に戻すためのボール循環路を有し、前記
エンドキャップが前記両ボールスプライン溝間に形成さ
れたボール転動路と前記ボール循環路とを連絡する連絡
通路を有し、前記ボールスプラインナットが前記ボール
を前記ボールスプライン溝から前記ボール循環路または
前記ボール循環路から前記ボールスプライン溝に案内す
るリターンガイド溝を前記ボールスプラインナットの両
端面に有することを特徴とする。
【0009】このような構成であると、ボール転動路ま
たはボール循環路を転動したボールが方向転換するとき
にスペーサがボールスプラインナット本体の端面に引っ
掛かることが抑制されるため、スプライン付きボールね
じの作動性を高めることができ、スペーサの損傷を防止
することができる
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1乃至図12に、本発明の第1
の実施形態を示す。図1において、本発明の第1の実施
形態に係るスプライン付きボールねじ10は、ボールね
じ軸12と、このボールねじ軸12の外周面に形成され
たボールねじ溝12aと対向するボールねじ溝14aを
内周面に有するボールねじナット14とを備えており、
ボールねじ軸12とボールねじナット14の両ボールね
じ溝12a,14a間には多数のボール16が配設され
ている。
【0011】また、スプライン付きボールねじ10は円
筒状のボールスプラインナット18を備えており、この
ボールスプラインナット18の内周面には1本又は複数
本(例えば3本)のボールスプライン溝20がボールス
プラインナット18の軸方向に沿って形成されている。
これらのボールスプライン溝20はボールねじ軸12の
外周面に形成されたボールスプライン溝22とそれぞれ
対向しており、両ボールスプライン溝20,22間には
多数のボール24が配設されている。
【0012】上記ボールねじナット14は、円筒状に形
成されたボールねじナット本体141と、このボールね
じナット本体141の両端面に取り付けられたエンドキ
ャップ142,143とからなり、ボールねじナット本
体141には、ボールねじ溝12a,14a間を転動し
たボール16を初期位置に戻すためのボール循環路26
(図5参照)が形成されている。エンドキャップ14
2,143はボールねじ溝12a,14a間に形成され
た螺旋状のボール転動路と上記ボール循環路26とを連
絡する連絡通路28(図7及び図8参照)をそれぞれ有
しており、ボールねじ溝12a,14a間のボール転動
路を転動したボール16は例えばエンドキャップ142
の連絡通路28を通ってボールねじナット本体141の
ボール循環路26に導入され、またボールねじナット本
体141のボール循環路26内を転動したボール16は
例えばエンドキャップ143の連絡通路28を通ってボ
ールねじ溝12a,14a間のボール転動路に導入され
るようになっている。
【0013】上記ボールスプラインナット18は、円筒
状に形成されたボールスプラインナット本体181と、
このボールスプラインナット本体181の両端面に取り
付けられたエンドキャップ182,183とからなり、
ボールスプラインナット本体181には、上記ボールス
プライン溝20,22間を転動したボール24を初期位
置に戻すための1本又は複数(例えば3つ)のボール循
環路30がボールスプラインナット本体181の軸方向
に沿って形成されている。
【0014】エンドキャップ182,183はボールス
プライン溝20,22間に形成されたボール転動路と上
記ボール循環路30とを連絡する連絡通路32をそれぞ
れ有しており、ボールスプライン溝20,22間のボー
ル転動路を転動したボール24は例えばエンドキャップ
182の連絡通路32を通ってボールスプラインナット
本体181のボール循環路30に導入され、またボール
スプラインナット本体181のボール循環路30内を転
動したボール24は例えばエンドキャップ183の連絡
通路32を通ってボールスプライン溝20,22間のボ
ール転動路に導入されるようになっている。
【0015】ボール16,24は例えば鉄鋼材料から形
成されており、各ボール間には、図2乃至図4に示すよ
うに、樹脂等の緩衝材からなる円盤状のスペーサ34が
設けられている。これらのスペーサ34はその両端に凹
状球面部36(図4参照)を有しており、ボール16,
24の半径をrとすると、凹状球面部36の曲率半径R
はR≧rとなっている。また、スペーサ34は、ボール
ねじ溝12aとボールスプライン溝22とが交叉する交
叉部間の距離をL、ボール16,34の直径を2rとす
ると、次式(1)で示す条件を満たす厚さtで円盤状に
形成されている。このような構成であると、ボールねじ
溝とボールスプライン溝との交叉部でボールの周期的な
予圧抜け現象が複数の箇所で同時に起きることが回避さ
れるので、周期的なトルク変動や作動不良の発生を防止
することができる。
【0016】L≠(2r+t)×N (1) 但し、N:整数 ボール循環路26はボールねじナット本体141の両端
面に開口しており、ボールねじナット本体141の両端
面には、図5に示すように、ボール16をボールねじ溝
14aからボール循環路26またはボール循環路26か
らボールねじ溝14aに案内するリターンガイド溝38
が凹設されている。
【0017】エンドキャップ142,143は、図6に
示すように、円環状に形成されたエンドキャップ本体4
0と、このエンドキャップ本体40の内部に上記連絡通
路28を形成する複数の連絡通路形成部材42とから構
成されている。また、エンドキャップ142,143は
ボールねじナット本体141のボール循環路26に嵌め
込まれる円筒状のインロー部44(図7及び図8参照)
と、ボールねじ溝12a,14a間を転動したボール1
6を掬い上げるタング部46とを有しており、インロー
部44は半円筒状のエンドキャップ側インロー部44a
とリターンガイド側インロー部44bとから構成されて
いる。
【0018】ボール循環路30はボールスプラインナッ
ト本体181の両端面に開口しており、ボールスプライ
ンナット本体181の両端面には、図9に示すように、
ボール24をボールスプライン溝20からボール循環路
30またはボール循環路30からボールスプライン溝2
0に案内するリターンガイド溝48が凹設されている。
エンドキャップ182,183は、図10に示すよう
に、円環状に形成されたエンドキャップ本体50と、こ
のエンドキャップ本体50の内部に上記連絡通路32を
形成する複数の連絡通路形成部材52とから構成されて
いる。また、エンドキャップ182,183はボールス
プラインナット本体181のボール循環路30に嵌め込
まれる円筒状のインロー部54(図11及び図12参
照)と、ボールねじ溝20,22間を転動したボール2
4を掬い上げるタング部56とを有しており、インロー
部54は半円筒状のエンドキャップ側インロー部54a
とリターンガイド側インロー部54bとから構成されて
いる。
【0019】このような構成において、例えば両ナット
位置固定、回転自由の場合、モータの回転トルクにより
ボールねじナット14が回転するとボールねじ軸12が
軸方向に移動し、これに伴いボール16がボールねじ溝
12a,14a間を転動すると共にボール24がボール
スプライン溝20,22間を転動する。また、例えばモ
ータの回転トルクによりボールスプラインナット18が
回転するとボールねじ軸12が軸方向に移動しながら回
転し、これに伴いボール16がボールねじ溝12a,1
4a間を転動すると共にボール24がボールスプライン
溝20,22間を転動する。このとき、ボールねじ軸1
2のボールねじ溝12aとボールスプライン溝22との
交叉部でボール16,24に予圧抜けが生じるとボール
同士が衝突して騒音等が発生するが、上述した本発明の
第1の実施形態では、ボール間に発生する衝突エネルギ
が各ボール16,24間に設けられたスペーサ34によ
って吸収されるため、ボール同士の衝突に起因する騒音
等の発生を防止することができる。また、ボール同士の
競り合いによる摩擦が防止されるとともに、ボールを整
列させることができるので、前記交叉部の溝不連続部へ
のボールの衝突を緩和して、各部の損傷を大幅に削減
し、静音化を図ることができる。
【0020】また、上述した実施形態ではスペーサ34
が式(1)の条件を満たす厚さで円盤状に形成されてい
るため、ボールねじ軸12のボールねじ溝12aとボー
ルスプライン溝22との交叉部で起るボールの周期的な
予圧抜けが同時に複数箇所で起る現象が回避され、周期
的なトルク変動や作動不良の発生を防止することができ
る。また、上述した実施形態ではボール16をボールね
じ溝14aからボール循環路26またはボール循環路2
6からボールねじ溝14aに案内するリターンガイド溝
38をボールねじナット本体141の両端面に凹設した
ことにより、ボールねじ溝12a,14a間もしくはボ
ール循環路26を転動したボール16が方向転換すると
きにスペーサ34がボールねじナット本体141の端面
に引っ掛かることが抑制されるため、スプライン付きボ
ールねじの作動性を高めることができ、スペーサの損傷
を防止することができる。
【0021】さらに、上述した実施形態ではボール24
をボールスプライン溝20からボール循環路30または
ボール循環路30からボールスプライン溝20に案内す
るリターンガイド溝48をボールスプラインナット本体
181の両端面に凹設したことにより、ボールスプライ
ン溝20,22間もしくはボール循環路30を転動した
ボール24が方向転換するときにスペーサ34がボール
スプラインナット本体181の端面に引っ掛かることが
抑制されるため、スプライン付きボールねじの作動性を
高めることができ、スペーサの損傷を防止することがで
きる。
【0022】なお、上述した第1の実施形態ではボール
循環路26(30)に嵌めこまれるインロー部44(5
4)をエンドキャップ本体40(50)と複数の連絡通
路形成部材42(52)とから形成したが、図13及び
図14に示す第2の実施形態のように、インロー部44
(54)をエンドキャップ本体40(50)と環状部材
58(60)とから形成してもよい。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
係るスプライン付きボールねじによれば、ボール間に発
生する衝突エネルギが各ボール間に設けられたスペーサ
によって吸収されるため、ボール同士の衝突に起因する
騒音等の発生を防止することができる。また、ボール同
士の競り合いによるをボールの摩耗を防止できると共に
不連続部へのボールの衝突を回避できる。
【0024】請求項2及び3の発明に係るスプライン付
きボールねじによれば、ボール同士の衝突に起因する騒
音等の発生を防止できると共に、スペーサの引っ掛かり
を抑制できるため、スプライン付きボールねじの作動性
を高めることができ、スペーサの損傷を防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るスプライン付き
ボールねじの軸方向に沿う断面図である。
【図2】図1に示すスプライン付きボールねじの要部を
示す斜視図である。
【図3】図1に示すスプライン付きボールねじの要部を
示す斜視図である。
【図4】図2及び図3に示すスペーサの断面図である。
【図5】図1に示すボールねじナット本体の一部を示す
斜視図である。
【図6】図1に示すボールねじナット用エンドキャップ
の正面図である。
【図7】図6に示すボールねじナット用エンドキャップ
の一部を示す斜視図である。
【図8】図6に示すボールねじナット用エンドキャップ
の一部を示す斜視図である。
【図9】図1に示すボールスプラインナット本体の一部
を示す斜視図である。
【図10】図1に示すボールスプラインナット用エンド
キャップの正面図である。
【図11】図10に示すボールスプラインナット用エン
ドキャップの一部を示す斜視図である。
【図12】図10に示すボールスプラインナット用エン
ドキャップの一部を示す斜視図である。
【図13】本発明の第2の実施形態に係るスプライン付
きボールねじのボールねじナット用エンドキャップの正
面図である。
【図14】本発明の第2の実施形態に係るスプライン付
きボールねじのボールスプラインナット用エンドキャッ
プの正面図である。
【符号の説明】
10 スプライン付きボールねじ 12 ボールねじ軸 12a ボールねじ溝 14 ボールねじナット 14a ボールねじ溝 141 ボールねじナット本体 142,143 エンドキャップ 16,24 ボール 18 ボールスプラインナット 181 ボールスプラインナット本体 182,183 エンドキャップ 20,22 ボールスプライン溝 26,30 ボール循環路 28,32 連絡通路 34 スペーサ 36 凹状球面部 38,48 リターンガイド 40,50 エンドキャップ本体 42,52 連絡通路形成部材 44,54 インロー部 46,56 タング部 58,60 環状部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボールねじ溝とボールスプライン溝とを
    有するボールねじ軸と、このボールねじ軸の前記ボール
    ねじ溝と対向するボールねじ溝を有するボールねじナッ
    トと、このボールねじナットと前記ボールねじ軸の両ボ
    ールねじ溝間に配設された多数のボールと、前記ボール
    ねじ軸の前記ボールスプライン溝と対向するボールスプ
    ライン溝を有するボールスプラインナットと、このボー
    ルスプラインナットと前記ボールねじ軸の両ボールスプ
    ライン溝間に配設された多数のボールとを備えたスプラ
    イン付きボールねじにおいて、 前記各ボール間にスペーサを設けたことを特徴とするス
    プライン付きボールねじ。
  2. 【請求項2】 前記ボールねじナットは、円筒状に形成
    されたボールねじナット本体と、このボールねじナット
    本体の両端面に取り付けられたエンドキャップとから構
    成され、前記ボールねじナット本体は、前記ボールねじ
    ナットと前記ボールねじ軸の両ボールねじ溝間を転動し
    たボールを初期位置に戻すためのボール循環路を有し、
    前記エンドキャップは、前記両ボールねじ溝間に形成さ
    れた螺旋状のボール転動路と前記ボール循環路とを連絡
    する連絡通路を有し、前記ボールねじナットは、前記ボ
    ールを前記ボールねじ溝から前記ボール循環路または前
    記ボール循環路から前記ボールねじ溝に案内するリター
    ンガイド溝を前記ボールねじナット本体の両端面に有す
    ることを特徴とする請求項1記載のスプライン付きボー
    ルねじ。
  3. 【請求項3】 前記ボールスプラインナットは、円筒状
    に形成されたボールスプラインナット本体と、このボー
    ルスプラインナット本体の両端面に取り付けられたエン
    ドキャップとから構成され、前記ボールスプラインナッ
    ト本体は、前記ボールスプラインナットと前記ボールね
    じ軸の両ボールスプライン溝間を転動したボールを初期
    位置に戻すためのボール循環路を有し、前記エンドキャ
    ップは、前記両ボールスプライン溝間に形成されたボー
    ル転動路と前記ボール循環路とを連絡する連絡通路を有
    し、前記ボールスプラインナットは、前記ボールを前記
    ボールスプライン溝から前記ボール循環路または前記ボ
    ール循環路から前記ボールスプライン溝に案内するリタ
    ーンガイド溝を前記ボールスプラインナット本体の両端
    面に有することを特徴とする請求項1記載のスプライン
    付きボールねじ。
JP2002077118A 2002-03-19 2002-03-19 スプライン付きボールねじ Pending JP2003269566A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002077118A JP2003269566A (ja) 2002-03-19 2002-03-19 スプライン付きボールねじ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002077118A JP2003269566A (ja) 2002-03-19 2002-03-19 スプライン付きボールねじ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003269566A true JP2003269566A (ja) 2003-09-25

Family

ID=29205608

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002077118A Pending JP2003269566A (ja) 2002-03-19 2002-03-19 スプライン付きボールねじ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003269566A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009103257A (ja) * 2007-10-25 2009-05-14 Jtekt Corp ボールスプライン付きボールねじ
JP2010112518A (ja) * 2008-11-10 2010-05-20 Jtekt Corp ボールスプライン付きボールねじ
JP2011112206A (ja) * 2009-11-30 2011-06-09 Jtekt Corp ボールスプライン付きボールねじ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009103257A (ja) * 2007-10-25 2009-05-14 Jtekt Corp ボールスプライン付きボールねじ
JP2010112518A (ja) * 2008-11-10 2010-05-20 Jtekt Corp ボールスプライン付きボールねじ
JP2011112206A (ja) * 2009-11-30 2011-06-09 Jtekt Corp ボールスプライン付きボールねじ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4475442B2 (ja) ローラねじおよびローラねじのローラ配列方法
US8141448B2 (en) Ball spline
WO2007114036A1 (ja) ボールねじ装置
US6978693B2 (en) Ball screw
JP2004108455A (ja) ボールねじ装置
JP3726460B2 (ja) ボールねじ機構
JP2003269566A (ja) スプライン付きボールねじ
US20030024337A1 (en) Ball screw mechanism
JP5178889B2 (ja) ボールねじ
JP3925438B2 (ja) ボールねじ装置
JP2005188720A (ja) ボールスプライン
US8747237B2 (en) Sliding ball type constant velocity joint for vehicle
JP2006009836A (ja) ボールねじ装置
JP3952466B2 (ja) 球間隔器及びそのロール部品
JP5131064B2 (ja) ボール型等速ジョイント
JP2004084823A (ja) ボールねじ
JP5428807B2 (ja) ボールスプライン付きボールねじ
EP2299131B1 (en) Ball spline
JP2008039036A (ja) トリポード型等速ジョイント
JP3656440B2 (ja) コマ式ボールねじ
JP2006183718A (ja) 転がり軸受
JP2007155037A (ja) スプライン装置及びねじ装置
JP4784132B2 (ja) ボールねじ機構
KR200256417Y1 (ko) 트리포드식등속죠인트
WO2023135669A1 (ja) 玉軸受

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050316

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080122

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20080129

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Effective date: 20080527

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02