JP2003269240A - 内燃機関の空燃比制御装置 - Google Patents

内燃機関の空燃比制御装置

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JP2003269240A
JP2003269240A JP2002075215A JP2002075215A JP2003269240A JP 2003269240 A JP2003269240 A JP 2003269240A JP 2002075215 A JP2002075215 A JP 2002075215A JP 2002075215 A JP2002075215 A JP 2002075215A JP 2003269240 A JP2003269240 A JP 2003269240A
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air
value
fuel ratio
oxygen concentration
combustion engine
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JP2002075215A
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Shinichi Kitajima
真一 北島
Noboru Nagata
昇 永田
Atsushi Matsubara
篤 松原
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Honda Motor Co Ltd
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 全気筒運転と部分気筒休止運転との切替によ
る影響を回避しながら、酸素濃度センサの劣化の判定お
よび/またはその検出値に基づいて設定される空燃比制
御パラメータの補正を、適切に行える内燃機関の空燃比
制御装置を提供する。 【解決手段】全気筒運転と、少なくとも一部の気筒の運
転を休止する部分気筒休止運転とに切り替えて運転さ
れ、排気ガス中の酸素濃度をリニアに検出する酸素濃度
センサ11の検出値VLAFに応じて、混合気の空燃比
を制御する内燃機関の空燃比制御装置1であって、酸素
濃度センサ11の検出値VLAFに基づいて、酸素濃度
センサ11の劣化判定、および空燃比制御に用いるため
の空燃比制御パラメータKACTの補正を、それぞれ行
うとともに、内燃機関3が全気筒運転と部分気筒休止運
転との切替移行中のときに、上記劣化判定および補正の
少なくとも一方を禁止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の気筒のすべ
てを運転する全気筒運転と、前記複数の気筒の少なくと
も一部の運転を休止する部分気筒休止運転とに切り替え
て運転されるとともに、排気系に設けられ、排気ガス中
の酸素濃度をリニアに検出する酸素濃度センサの検出値
に応じて、混合気の空燃比を制御する内燃機関の空燃比
制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の気筒休止型の内燃機関と
して、例えば特開2001−227369号公報に開示
されたものが知られている。この内燃機関では、一部の
気筒の吸気弁と吸気カムとの間、および排気弁と排気カ
ムとの間を連結することによって、吸気弁および排気弁
を可動状態にすることにより、全気筒運転が行われると
ともに、連結解除することによって、吸気弁および排気
弁を閉鎖状態にすることにより、部分気筒休止運転が行
われる。全気筒運転と部分気筒休止運転との切替は、内
燃機関の運転状態に応じ、それぞれの所定の運転条件が
成立したときに行われる。
【0003】また、従来の内燃機関の空燃比制御装置と
して、例えば特開平8−338291号公報に開示され
たものが知られている。この内燃機関の排気系には、排
気ガス中の酸素濃度をリニアに検出するための比例型の
酸素濃度センサが設けられており、その検出値に応じ
て、内燃機関に供給される混合気の空燃比が制御され
る。また、酸素濃度センサは、排気ガスの影響などによ
り経時的に劣化し、それにより、空燃比制御に影響を及
ぼすおそれがあるので、酸素濃度センサの劣化判定が行
われている。具体的には、内燃機関が所定の運転状態に
ある場合において、酸素濃度センサの検出値の変動が小
さくなったときに、その時点から所定時間後に得られた
酸素濃度センサの検出値が、所定の範囲内にあるか否か
に基づいて、酸素濃度センサの劣化判定を行っている。
さらに、空燃比制御を良好に行うために、酸素濃度セン
サの検出値に基づいて設定される空燃比制御パラメータ
を、酸素濃度センサの経時的な特性変化に応じて補正す
ることも知られている。
【0004】なお、上記の比例型の酸素濃度センサの構
成および酸素濃度の測定原理は、一般的には、次のとお
りである。すなわち、この酸素濃度センサは、間にギャ
ップを形成したポンピングセルおよびセンシングセルを
備えている。そして、このギャップ内に取り込んだ排気
ガス中の酸素濃度をセンシングセルによって検出し、ギ
ャップ内の排気ガスが理論空燃比になるように、酸素を
ギャップ内に流入または流出させるべく、ポンピングセ
ルに流れる電流(以下「ポンピング電流」という)を制
御し、その際のポンピング電流の値が酸素濃度センサの
検出値として出力される。したがって、酸素濃度センサ
の検出値は、排気ガス中の酸素濃度と比例の関係を示す
ものとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、気筒休止型の
内燃機関に、上述した従来の空燃比制御装置における劣
化判定を適用した場合には、酸素濃度センサの劣化の誤
判定が生じるおそれがある。すなわち、全気筒運転と部
分気筒休止運転との運転モードの切替時には、吸気弁お
よび排気弁が、可動状態と閉鎖状態との間で切り替えら
れることによって、吸気管内の圧力が急激に変動し、そ
れに伴って、排気管内の圧力も大きく変動する。例え
ば、全気筒運転から部分気筒休止運転への切替が行われ
た際には、吸気弁および排気弁が閉鎖状態に制御される
ことによって、吸気管内が負圧状態から大気圧に近い圧
力状態に急激に変化する。一方、比例型の酸素濃度セン
サでは、上述した測定原理から、ポンピング電流の制御
によってギャップ内を移動する酸素の量は、圧力と相関
関係にあり、圧力の変化が大きいほど大きく変動する。
このため、運転モードの切替時に圧力が急激に変化する
と、酸素濃度センサの検出値が本来の出力値からずれて
しまう。一方、上述した酸素濃度センサの劣化の判定方
法では、酸素濃度センサの検出値の変動が小さくなった
時点から所定時間後に得られた酸素濃度センサの検出値
が所定範囲内にあるか否かに基づいて、劣化の判定を行
うので、この所定時間内に運転モードの切替がなされる
と、この切替に伴い、上述した理由から、酸素濃度セン
サの検出値が上述した所定範囲から外れるおそれがあ
る。その場合には、正常な酸素濃度センサを劣化してい
ると誤判定するおそれがある。同様の不具合は、酸素濃
度センサの特性変化に応じた前述した空燃比制御パラメ
ータの補正を行う場合においても、同様に生じるおそれ
があり、その場合には、空燃比制御を適切に行うことが
できない。
【0006】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、全気筒運転と部分気筒休止運転との切
替による影響を回避しながら、酸素濃度センサの劣化の
判定および/またはその検出値に基づいて設定される空
燃比制御パラメータの補正を、適切に行うことができる
内燃機関の空燃比制御装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1による発明は、複数の気筒(実施形態にお
ける(以下、本項において同じ)気筒#1〜#4)のす
べてを運転する全気筒運転と、複数の気筒のうちの少な
くとも一部の気筒(#2〜#4)の運転を休止する部分
気筒休止運転とに切り替えて運転されるとともに、排気
系(排気管10)に設けられ、排気ガス中の酸素濃度を
リニアに検出する酸素濃度センサ(LAFセンサ11)
の検出値VLAFに応じて、混合気の空燃比を制御する
内燃機関の空燃比制御装置1であって、酸素濃度センサ
の検出値VLAFに基づいて、酸素濃度センサが劣化し
ているか否かを判定する劣化判定手段(ECU2、図6
のステップ73、74および77)と、内燃機関3が全
気筒運転と部分気筒休止運転との切替移行中であるか否
かを判別する判別手段(ECU2、図2のステップ7)
と、判別手段によって切替移行中であると判別されたと
きに、劣化判定手段による判定を禁止する禁止手段(E
CU2、図2のステップ7、図6のステップ72)と、
を備えることを特徴とする。
【0008】この内燃機関の空燃比制御装置によれば、
酸素濃度センサの検出値に基づいて、酸素濃度センサの
劣化の判定が行われる。また、全気筒運転と部分気筒休
止運転との間の運転モードの切替移行中のときには、上
記酸素濃度センサの劣化の判定を禁止する。前述したよ
うに、運転モードの切替時には、圧力の急激な変動によ
って酸素濃度センサの検出値が本来の出力値からずれて
しまう。したがって、本発明によれば、上記した劣化判
定が、運転モードの切替に伴って本来の出力値からずれ
た状態で検出された酸素濃度センサの検出値に基づいて
行われるのを、確実に回避することができる。したがっ
て、運転モードの切替に伴う圧力の変動による影響を回
避しながら、酸素濃度センサの劣化の判定を適切に行う
ことができる。
【0009】請求項2に係る発明は、請求項1の内燃機
関の空燃比制御装置1において、劣化判定手段は、内燃
機関3が全気筒運転および部分気筒休止運転の一方で継
続して運転されている状態においてサンプリングされた
所定数#NLFFCSTの酸素濃度センサの検出値VL
AFの平均値VLAFFCに基づいて(図2のステップ
7、図3のステップ5、6、17〜19、21)判定を
行う(図6のステップ73)ことを特徴とする。
【0010】この構成によれば、酸素濃度センサの劣化
判定に用いられるパラメータとして、その所定数の検出
値の平均値が用いられる。また、これらの所定数の検出
値は、内燃機関が全気筒運転および部分気筒休止運転の
一方で継続して運転されている状態においてサンプリン
グされたものである。したがって、これらの検出値に
は、他方の運転モードでサンプリングされた検出値が混
在せず、算出された平均値は、一方の運転モードにおけ
る酸素濃度センサの特性を正確に反映するので、酸素濃
度センサの劣化の判定を精度良く行うことができる。
【0011】請求項3に係る発明は、複数の気筒(#1
〜#4)のすべてを運転する全気筒運転と、複数の気筒
のうちの少なくとも一部の気筒(#2〜#4)の運転を
休止する部分気筒休止運転とに切り替えて運転されると
ともに、排気系(排気管10)に設けられ、排気ガス中
の酸素濃度をリニアに検出する酸素濃度センサ(LAF
センサ11)の検出値VLAFに応じて、混合気の空燃
比を制御する内燃機関の空燃比制御装置1であって、酸
素濃度センサの検出値VLAFに基づいて、空燃比の制
御に用いるための空燃比制御パラメータ(空燃比補正係
数KACT)を設定する設定手段(ECU2、図7のス
テップ80,82)と、設定された空燃比制御パラメー
タを、酸素濃度センサの検出値VLAFに基づいて更新
される補正値(傾き補正係数KVLFFC)を用いて補
正する補正手段(ECU2、図7のステップ81、図
9)と、内燃機関3が全気筒運転と部分気筒休止運転と
の切替移行中であるか否かを判別する判別手段(ECU
2、図2のステップ7)と、判別手段によって切替移行
中であると判別されたときに、補正手段による補正値の
更新を禁止する禁止手段(ECU2、図3のステップ2
7)と、を備えることを特徴とする。
【0012】この内燃機関の空燃比制御装置によれば、
空燃比の制御に用いるための空燃比制御パラメータの補
正は、酸素濃度センサの検出値に基づいて更新される補
正値を用いて行われる。また、全気筒運転と部分気筒休
止運転との間の運転モードの切替移行中のときには、上
記補正値の更新を禁止する。前述したように、運転モー
ドの切替時には、圧力の急激な変動によって酸素濃度セ
ンサの検出値が本来の出力値からずれてしまう。したが
って、本発明によれば、上記した補正値の更新が、運転
モードの切替に伴って本来の出力値からずれた状態で検
出された酸素濃度センサの検出値に基づいて行われるの
を、確実に回避することができる。したがって、運転モ
ードの切替に伴う圧力の変動による影響を回避しなが
ら、空燃比制御パラメータの補正を、適切に行うことが
できる。
【0013】請求項4に係る発明は、請求項3の内燃機
関の空燃比制御装置1において、補正手段は、内燃機関
3が全気筒運転および部分気筒休止運転の一方で継続し
て運転されている状態においてサンプリングされた所定
数#NLFFCSTの酸素濃度センサの検出値VLAF
の平均値VLAFFCに基づいて(図2のステップ7、
図3のステップ5、6、17〜19、21)、補正値の
更新を行う(図3のステップ22、図7のステップ8
1)ことを特徴とする。
【0014】この構成によれば、空燃比制御パラメータ
の補正に用いられる補正値の更新が、酸素濃度センサの
所定数の検出値の平均値に基づいて行われ、これらの所
定数の検出値は、請求項2の場合と同様、一方の運転モ
ードにおいてのみサンプリングされる。したがって、算
出された平均値は、請求項2の場合と同様、一方の運転
モードにおける酸素濃度センサの特性を正確に反映する
ので、空燃比制御パラメータの補正を精度良く行うこと
ができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の好ましい実施形態を詳細に説明する。図1は、本発
明を適用した内燃機関の空燃比制御装置の概略構成を示
している。同図に示すように、この制御装置1は、EC
U2を備えており、このECU2は、内燃機関(以下
「エンジン」という)3の運転状態に応じて、後述する
ような制御処理を実行する。
【0016】エンジン3は、車両(図示せず)に搭載さ
れた、例えば4サイクルDOHC型ガソリンエンジンで
あり、4つの気筒#1〜#4(複数の気筒)を備えてい
る。また、このエンジン3は気筒休止型のものであり、
一部の気筒#2〜#4を休止させるための気筒休止機構
4が設けられている。
【0017】この気筒休止機構4は、吸気弁用および排
気弁用の油路(いずれも図示せず)を介して油圧ポンプ
(図示せず)に接続されており、これらの油路には、油
圧制御弁(図示せず)がそれぞれ設けられている。これ
らの油圧制御弁は、常閉型に構成されているとともに、
ECU2に電気的に接続されており、ECU2からの駆
動信号によってONされたときに、油路をそれぞれ開放
する。以上の構成により、部分気筒休止運転時には、油
圧制御弁が双方ともONされ、油路がそれぞれ開放され
ることにより、油圧ポンプからの油圧が気筒休止機構4
に供給される。これにより、気筒休止機構4が、気筒#
2〜#4において、吸気弁と吸気カム(図示せず)の
間、および排気弁と排気カム(図示せず)の間の連結を
解除し、吸気弁および排気弁を閉鎖状態にすることによ
って、エンジン3の運転モードが部分気筒休止運転に制
御される。
【0018】一方、全気筒運転時には、油圧制御弁が双
方ともOFFされ、油路がそれぞれ閉鎖されることによ
り、油圧ポンプからの油圧の供給が停止される。これに
より、気筒休止機構4が、吸気弁と吸気カムの間、およ
び排気弁と排気カムの間を連結し、吸気弁および排気弁
を可動状態にすることによって、エンジン3の運転モー
ドが全気筒運転に制御される。
【0019】エンジン3の吸気管5には、スロットル弁
6が設けられており、このスロットル弁6に連結されて
いるアクチュエータ(図示せず)は、ECU2に電気的
に接続されている。ECU2からの駆動信号によってア
クチュエータが制御されることで、スロットル弁6の開
度TH(以下「スロットル弁開度TH」という)が変化
する。スロットル弁開度THは、スロットル弁開度セン
サ7によって検出され、その検出信号はECU2に出力
される。
【0020】さらに、吸気管5のスロットル弁6よりも
下流側には、吸気温センサ8が設けられている。この吸
気温センサ8は、サーミスタで構成されており、吸気管
5内の吸気温TAを検出し、その検出信号をECU2に
出力する。
【0021】また、吸気管5は、インテークマニホール
ド5aを介して4つの気筒#1〜4にそれぞれ連結され
ており、このインテークマニホールド5aの各分岐部5
bには、各気筒の吸気ポート(図示せず)に臨むように
インジェクタ9がそれぞれ設けられている。これらのイ
ンジェクタ9は、ECU2からの駆動信号によって駆動
されることにより、燃料を各分岐部5b内に噴射する。
また、部分気筒休止運転時には、気筒#2〜#4への各
インジェクタ9からの燃料噴射が停止される。
【0022】エンジン3の排気管10(排気系)には、
上流側から順に、比例型の空燃比センサ(以下「LAF
センサ」という)11(酸素濃度センサ)、三元触媒1
2およびO2センサ13が設けられている。このLAF
センサ11は、前述した通常の酸素濃度センサと同様の
ものであり、センサ素子がジルコニアおよび白金電極な
どで構成され、理論空燃比よりもリッチなリッチ領域か
ら極リーン領域までの広範囲の空燃比A/Fの領域にお
いて、排気ガス中の酸素濃度をリニアに検出し、その酸
素濃度に比例する電圧値(以下「検出値」という)VL
AFを有する検出信号をECU2に送る。また、三元触
媒12は、排気ガス中の有害物質(HC、COおよびN
Ox)を、酸化・還元作用によって浄化する。O2セン
サ13は、三元触媒12によって浄化された後の排気ガ
ス中の酸素濃度を検出するものである。このO2センサ
13の出力は、理論空燃比の前後において急激に変化す
る特性を有し、具体的には、理論空燃比よりリッチ側で
高レベルとなり、リーン側で低レベルとなる。このO2
センサ13の検出信号はECU2に出力される。
【0023】また、エンジン3の本体には、エンジン水
温センサ14、クランク角センサ15およびエンジン油
温センサ16が取り付けられている。エンジン水温セン
サ14は、サーミスタなどで構成されており、エンジン
3のシリンダブロック(図示せず)内を循環する冷却水
の温度であるエンジン水温TWを検出し、その検出信号
をECU2に送る。一方、クランク角センサ15は、エ
ンジン3のクランクシャフト(図示せず)の回転に伴
い、所定のクランク角ごとに、パルス信号であるCRK
信号をECU2に出力する。ECU2は、このCRK信
号に基づき、エンジン回転数NEを求める。また、エン
ジン油温センサ16は、エンジン油温TOILを検出
し、その検出信号をECU2に送る。
【0024】また、ECU2には、車速センサ17およ
び大気圧センサ18が接続されており、この車速センサ
17は、車速VPを検出する。また、大気圧センサ18
は、半導体圧力センサなどで構成されており、大気圧P
Aを検出する。これらの検出信号は、ECU2に送られ
る。さらに、ECU2には、変速機(図示せず)のギヤ
段を検出するギヤ段センサ19から、ギヤ段に対応する
シフト位置番号NGRを表す出力信号が出力される。
【0025】さらに、ECU2には、LAFセンサ11
が劣化していると判定したときに、その旨を運転者に知
らせるための警告ランプ20が接続されている。
【0026】ECU2は、本実施形態において、劣化判
定手段、設定手段、補正手段、判別手段および禁止手段
を構成するものであり、I/Oインターフェース、CP
U、RAMおよびROMなどからなるマイクロコンピュ
ータで構成されている。前述した各種センサからの検出
信号はそれぞれ、I/OインターフェースでA/D変換
や整形がなされた後、CPUに入力される。
【0027】CPUは、これらの入力信号に応じて、エ
ンジン3の運転状態を判別するとともに、判別した運転
状態に応じ、ROMに記憶された制御プログラムおよび
データや、RAMに記憶されたデータなどに従って、エ
ンジン3の運転モードを全気筒運転と部分気筒休止運転
とに切り替える。また、以下に述べるようにして、エン
ジン3に供給される混合気の空燃比制御を実行する。
【0028】図2および図3は、LAFセンサ11の検
出値VLAF(以下、単に「検出値VLAF」という)
の平均値VLAFFCを算出するVLAFFC算出処理
を示すフローチャートである。この処理および後述する
処理は、所定時間(例えば10msec)ごとに実行さ
れる。また、平均値VLAFFCは、後述するように、
エンジン3のフューエルカット(以下「F/C」とい
う)中の排気ガスが大気相当状態において得られた検出
値VLAFに基づいて算出され、LAFセンサ11の劣
化の判定、および後述する空燃比補正係数KACTの補
正に用いられる。まず、ステップ1(「S1」と図示。
以下同じ)において、平均値VLAFFCの算出条件が
成立しているか否かを判定する判定処理を行う。
【0029】図4は、このVLAFFC算出条件判定処
理のサブルーチンを示すフローチャートである。まず、
ステップ30および31において、始動後タイマTAC
RSTの値が所定値#TRNGDLY(例えば60秒)
よりも大きいか否か、およびLAFセンサ11のセンサ
素子の抵抗値LAFRIが、所定値#LAFRIRNG
以下であるか否かをそれぞれ判別する。この始動後タイ
マTACRSTは、エンジン3の始動時にセットされ、
始動後の経過時間を表すものである。
【0030】前記ステップ30または31のいずれかの
答がNOのときには、LAFセンサ11が、十分には活
性しておらず、その劣化の判定および検出値VLAFの
補正を行うのに適した状態にないとして、スロットル弁
全開フラグF_WOTが「1」であるか否かを判別する
(ステップ32)。この答がYES、すなわちスロット
ル弁6がほぼ全開状態に制御されているときには、ダウ
ンカウント式のタイマTLFFWOTに所定値#TML
FFWOT(例えば5秒)をセットし(ステップ3
3)、全開後安定フラグF_LFFWOTを「1」にセ
ットした(ステップ34)後、後述するステップ35に
進む。
【0031】一方、前記ステップ32の答がNO、すな
わちスロットル弁6がほぼ全開状態に制御されていない
ときには、前記ステップ33でセットしたタイマTLF
FWOTの値が0であるか否かを判別する(ステップ3
6)。この答がNOで、スロットル弁6の全開制御の終
了後、所定時間が経過していないときには、スロットル
弁6が全開状態に制御されていたことによる影響が残っ
ているために、検出値VLAFが安定していないおそれ
があるとして、前記ステップ34を実行し、全開後安定
フラグF_LFFWOTを「1」にセットする。
【0032】前記ステップ36の答がYESで、スロッ
トル弁6が全開制御の終了後、所定時間が経過したとき
には、上述した全開後安定フラグF_LFFWOTを
「0」にセットする(ステップ37)。
【0033】このステップ37または前記ステップ34
に続くステップ35では、サンプリング完了フラグF_
FCCHKを「0」にセットするとともに、平均値VL
AFFCの算出条件が成立していないとして、平均値算
出許可フラグF_AFRNGを「0」にセットし(ステ
ップ38)、本プログラムを終了する。サンプリング完
了フラグF_FCCHKは、後述するように、VLAF
FC算出処理において、検出値VLAFのサンプリング
が完了したときに「1」にセットされるものである。ま
た、平均値算出許可フラグF_AFRNGは、始動時ま
たはエンジンストール時においても「0」にリセットさ
れるものである。
【0034】前記ステップ30および31の答がいずれ
もYESのときには、LAFセンサ11が十分に活性し
ているとして、フューエルカット実行中フラグF_DE
CFCが「1」であるか否かを判別する(ステップ3
9)。この答がNOで、減速時のF/C実行中でないと
きには、前記ステップ32以降に進む。すなわち、この
場合にも、平均値VLAFFCの算出条件が成立してい
ないと判定される。
【0035】一方、前記ステップ39の答がYESのと
き、すなわちF/C実行中のときには、全開後安定フラ
グF_LFFWOTが「1」であるか否かを判別する
(ステップ40)。
【0036】この答がYESのとき、すなわちスロット
ル弁6の全開状態から直接、またはその終了後から所定
時間が経過する前にF/Cに移行したときには、検出値
VLAFが安定していないおそれがあり、平均値VLA
FFCの算出条件が成立していないとして、前記ステッ
プ35以降に進む。
【0037】一方、前記ステップ40の答がNOで、F
_LFFWOT=0のときには、検出値VLAFが安定
した状態にあるとして、サンプリング完了フラグF_F
CCHKが「1」であるか否かを判別する(ステップ4
1)。この答がYESで、検出値VLAFのサンプリン
グがすでに完了しているときには、前記ステップ38を
実行し、本プログラムを終了する。
【0038】前記ステップ41の答がNOで、F_FC
CHK=0、すなわち、検出値VLAFのサンプリング
が完了していないときには、次のステップ42〜45に
おいて、エンジン水温TWがその所定水温#TWLFF
C(例えば60℃)よりも大きいか否か、吸気温TAが
その所定温度#TALFFCL(例えば0℃)よりも大
きいか否か、エンジン回転数NEが所定回転数#NLF
FCH(例えば4000rpm)よりも小さいか否か、
および車速VPが所定車速#VLFFCL(例えば30
km/h)よりも大きいか否かを、それぞれ判別する。
これらの答のいずれかがNOのときには、エンジン3
が、LAFセンサ11の劣化の判定などを行うのに適し
た運転状態にないとして、前記ステップ38を実行し、
本プログラムを終了する。
【0039】一方、これらのステップ42〜45の答が
いずれもYESのときには、平均値VLAFFCの算出
条件が成立しているとして、平均値算出許可フラグF_
AFRNGを「1」にセットし(ステップ46)、本プ
ログラムを終了する。以上のように、このVLAFFC
算出条件判定処理では、LAFセンサ11が活性した後
のF/Cの実行中であって、それ以前にスロットル弁6
の全開制御が所定時間、行われておらず、かつエンジン
3の運転パラメータが所定の範囲内にあるときに、平均
値VLAFFCの算出条件が成立していると判定され
る。
【0040】図2に戻り、前記ステップ1のVLAFF
C算出条件判定処理に続くステップ2では、平均値算出
許可フラグF_AFRNGが「1」であるか否かを判別
する。この答がNOで、平均値VLAFFCの算出条件
が成立していないときには、平均値VLAFFCの算出
は行わず、ステップ3〜5で、第1〜第3のカウンタC
FCCHK、CAPELAFおよびCLFFCSTを、
それぞれの所定値#NFCCHK(例えば5)、#NA
PELAF(例えば5)および#NLFFCST(例え
ば40)にセットした後、ステップ6において、検出値
VLAFの総和を示す累積値SUMVLAFを値0にセ
ットするとともに、後述する平均値VLAFFCのなま
し値VLFFCREFを、その前回値に保持し(ステッ
プ27)、本プログラムを終了する。
【0041】前記ステップ2の答がYESで、平均値V
LAFFCの算出条件が成立しているときには、「1」
であるときに部分気筒休止運転中であることを示す部分
気筒休止運転フラグF_DECCSが、その前回値F_
DECCS1と等しいか否かを判別する(ステップ
7)。この答がNO、すなわち今回のループが全気筒運
転と部分気筒休止運転との切替が行われた直後に相当す
るときには、前記ステップ3以降を実行し、本プログラ
ムを終了する。以上のように、運転モードが切り替えら
れたときには、平均値VLAFFCが算出されないとと
もに、第1〜第3カウンタCFCCHK、CAPELA
FおよびCLFFCST、および検出値VLAFの累積
値SUMVLAFがリセットされ、平均値VLAFFC
のなまし値VLFFCREFがその前回値に保持され
る。
【0042】前記ステップ7の答がYESで、F_DE
CCS=F_DECCS1のとき、すなわち全気筒運転
と部分気筒休止運転との切替が行われた直後でないとき
には、前記ステップ3でセットした第1カウンタCFC
CHKの値が0であるか否かを判別する(ステップ
8)。この答がNOのときには、第1カウンタCFCC
HKをデクリメントし(ステップ9)、本プログラムを
終了する。
【0043】ステップ8の答がYESで、第1カウンタ
CFCCHKの値が0のとき、すなわち運転モードが切
り替えられた後、その切替後の運転モードが所定値#N
FCCHKに相当する所定時間、継続したときには、第
1カウンタCFCCHKを所定値#NFCCHKに再セ
ットした(ステップ10)後、リングバッファを更新す
る(ステップ11)。このリングバッファは、検出値V
LAFをVLAFPE0〜VLAFPE4に順次、記憶
するためのものであり、このステップ11の更新によっ
て、検出値VLAFのデータが順次シフトされる。次い
で、空き状態となったVLAFPE0に現在の検出値V
LAFを今回値としてセットする(ステップ12)。以
降、前記ステップ10による第1カウンタCFCCHK
の再セットにより、一方の運転モードが継続している限
り、所定時間が経過するごとにステップ11およびステ
ップ12が実行されることで、リングバッファのVLA
FPE0〜VLAFPE4に、検出値VLAFの今回か
ら4回前までの5つの値がそれぞれ記憶される。
【0044】次に、前記ステップ4でセットした第2カ
ウンタCAPELAFの値が0であるか否かを判別する
(ステップ13)。この答がNOのときには、第2カウ
ンタCAPELAFをデクリメントし(ステップ1
4)、前記ステップ5以降を実行し、本プログラムを終
了する。一方、ステップ13の答がYESで、第2カウ
ンタCAPELAFの値が0のとき、すなわちリングバ
ッファのVLAFPE0〜VLAFPE4への検出値V
LAFの記憶が完了したときには、記憶された検出値V
LAFのうちの前回から4回前までの値VLAFPE1
〜4を用い、次式(1)によって、LAFセンサ11の
出力安定判別用パラメータABSPELAFを算出する
(ステップ15)。 ABSPELAF=|VLAFPE1−VLAFPE2+VLAFPE3 −VLAFPE4| …… (1)
【0045】次に、算出した出力安定判別用パラメータ
ABSPELAFが、その所定値#APELFFC(例
えば0,1V)よりも大きいか否かを判別する(ステッ
プ16)。この答がYESのときには、検出値VLAF
が、そのばらつきが大きく、安定した状態にないとし
て、前記ステップ5以降を実行し、本プログラムを終了
する。以上のように、検出値VLAFが安定した状態に
ないときには、平均値VLAFFCの算出は行われな
い。
【0046】一方、前記ステップ16の答がNOで、A
BSPELAF≦#APELFFCのときには、検出値
VLAFが、そのばらつきが小さく、安定しているとし
て、前記ステップ5でセットされた第3カウンタCLF
FCSTの値が0であるか否かを判別する(ステップ1
7)。この答がNOのときには、第3カウンタCLFF
CSTをデクリメントし(ステップ18)、累積値SU
MVLAFに検出値VLAFの前回値VLAFPE1を
加算した値を、累積値SUMVLAFとして設定する
(ステップ19)とともに、前記ステップ27を実行
し、本プログラムを終了する。
【0047】一方、前記ステップ17の答がYESで、
CLFFCST=0のとき、すなわち前記ステップ19
における累積値SUMVLAFの加算が、所定値#NL
FFCSTに相当する回数、実行されたときには、検出
値VLAFのサンプリングが完了したとして、サンプリ
ング完了フラグF_FCCHKを「1」にセットする
(ステップ20)。
【0048】次に、算出した累積値SUMVLAFを第
3カウンタCLFFCSTの初期値である所定値#NL
FFCSTで除算することによって、平均値VLAFF
Cを算出する(ステップ21)。そして、算出した平均
値VLAFFCを用い、そのなまし値VLFFCREF
を、次式(2)によって算出する(ステップ22)。 VLFFCREF=#CREFVLAF・VLAFFC +(1−#CREFVLAF)・VLFFCREF1 …… (2) ここで、#CREFVLAFは0〜1.0の間に設定さ
れる所定のなまし係数(例えば0,5)、VLFFCR
EF1は、なまし値VLFFCREFの前回値である。
【0049】次のステップ23〜26では、算出した平
均値VLAFFCのなまし値VLFFCREFのリミッ
ト処理を行う。すなわち、このなまし値VLFFCRE
Fが所定の上限値#VLFFCRFHよりも大きいか否
かを判別し(ステップ23)、この答がYESのときに
は、なまし値VLFFCREFを上限値#VLFFCR
FHに設定する(ステップ24)。
【0050】ステップ23の答がNOのときには、なま
し値VLFFCREFが所定の下限値#VLFFCRF
Lよりも小さいか否かを判別し(ステップ25)、この
答がYESのときには、なまし値VLFFCREFを下
限値#VLFFCRFLに設定する(ステップ26)。
一方、この答がNOのときには、本プログラムを終了す
る。この場合には、なまし値VLFFCREFとして、
前記ステップ22で算出された値がそのまま用いられ
る。
【0051】以上のように、このVLAFFC算出処理
では、第1カウンタCFCCHKでカウントされる所定
時間ごとに検出値VLAFがサンプリングされ、このサ
ンプリング回数が第2カウンタCAPELAFでカウン
トされる所定回数に達したときに、検出値VLAFの累
積値SUMVLAFの加算が行われ、さらにこの加算回
数が第3カウンタCLFFCSTでカウントされる所定
回数に達したときに、検出値VLAFのサンプリングが
完了する。そして、サンプリング完了時の累積値SUM
VLAFに基づいて、平均値VLAFFCおよびそのな
まし値VLFFCREFが算出される。また、このサン
プリングの途中で運転モードが切り替わったときには、
前記ステップ7の答がNOとなることで、前記ステップ
3〜6の実行によって、第1〜第3カウンタCFCCH
K、CAPELAFおよびCLFFCST、および累積
値SUMVLAFがリセットされ、検出値VLAFのサ
ンプリングが最初からやり直される。
【0052】以上により、この処理において算出される
平均値VLAFFCは、いずれかの運転モードが継続し
ている状態においてサンプリングされた所定数の検出値
VLAFに基づいて、算出される。また、平均値VLA
FFCのなまし値VLFFCREFについては、前記ス
テップ27の実行によって、サンプリング完了時以外は
運転モードの切替直後も含めて、その前回値に保持され
る。さらに、サンプリングした検出値VLAFが安定し
た状態にないときには、前記ステップ16がYESとな
り、前記ステップ5および6の実行によって、第3カウ
ンタCLFFCSTおよび累積値SUMVLAFがリセ
ットされることで、累積値SUMVLAFの加算が最初
からやり直される。
【0053】図5は、部分気筒休止運転の実行条件判定
処理を示すフローチャートである。この処理は、エンジ
ン3の運転状態に応じて、部分気筒休止運転の実行条件
が成立しているか否かを判定するものである。まず、ス
テップ50〜53において、吸気温TAが、第1および
第2の所定温度#TADCSL(例えば−20℃)、#
TADCSH(例えば90℃)で規定される所定範囲内
にあるか否か、エンジン水温TWが、第1および第2の
所定水温#TWDCSL(例えば−20℃)、#TWD
CSH(例えば120℃)で規定される所定範囲内にあ
るか否か、大気圧PAが、第1および第2の所定圧#P
ADCSL(例えば600mmHg)、#PADCSH
(例えば770mmHg)で規定される所定範囲内にあ
るか否か、およびスロットル弁全閉フラグF_THID
LEが「1」であるか否かを、それぞれ判別する。この
スロットル弁全閉フラグF_THIDLEは、スロット
ル弁6が全閉状態のときに「1」にセットされるもので
ある。
【0054】これらの答のいずれかがNOのとき、すな
わち吸気温TA、エンジン水温TWおよび大気圧PAの
いずれかが、それぞれの所定範囲から外れているか、ま
たはスロットル弁6が全閉状態でないときには、今回の
部分気筒休止運転フラグF_DECCSを、その前回値
F_DECCS1として設定する(ステップ54)とと
もに、部分気筒休止運転の実行条件が成立していないと
して、部分気筒休止運転フラグF_DECCSを「0」
にセットし(ステップ55)、本プログラムを終了す
る。
【0055】前記ステップ50〜53の答のいずれもが
YESのときには、ATフラグF_ATが「1」である
か否かを判別する(ステップ56)。この答がNOで、
車両がマニュアル・トランスミッション車のときには、
次のステップ57および58において、ギヤ段センサ1
9で検出されたシフト位置番号NGRの値が所定値#N
GRDCS(例えば3速相当)以上であるか否か、およ
び半クラッチフラグF_NGRHCLが「0」であるか
否かを、それぞれ判別する。
【0056】前記ステップ57および58の答のいずれ
かがNOのとき、すなわち現在のギヤ段が2速以下であ
るか、またはクラッチが半クラッチ状態のときには、部
分気筒休止運転の実行条件が成立していないとして、前
記ステップ54以降を実行し、本プログラムを終了す
る。一方、これらの答のいずれもがYESのときには、
後述するステップ59を実行する。
【0057】一方、前記ステップ56の答がYESで、
車両がオートマッチック・トランスミッション車である
ときには、次のステップ60および61において、ニュ
ートラルフラグF_ATNPおよびリバースフラグF_
ATPRが「1」であるか否かをそれぞれ判別する。こ
のニュートラルフラグF_ATNPは、シフトレバーが
ニュートラルまたはパーキングに位置しているときに、
リバースフラグF_ATPRは、シフトレバーがリバー
スに位置しているときに、それぞれ「1」にセットされ
るものである。
【0058】前記ステップ60および61の答のいずれ
かがYESのときには、部分気筒休止運転の実行条件が
成立していないとして、前記ステップ54以降を実行
し、本プログラムを終了する。一方、これらの答のいず
れもがNOで、シフトレバーが前進位置に位置している
ときには、ステップ59に進む。
【0059】このステップ59、およびステップ62、
63では、エンジン油温TOILが、第1および第2の
所定温度#TODCSL(例えば20℃)、#TODC
SH(例えば110℃)で規定される所定範囲内にある
か否か、車速VPが、第1および第2の所定車速#VP
DCSL(例えば20km/h)、#VPDCSH(例
えば120km/h)で規定される所定範囲内にあるか
否か、およびエンジン回転数NEが、第1および第2の
所定回転数#NDCSL(例えば1000rpm)、#
NDCSH(例えば4000rpm)で規定される所定
範囲内にあるか否かを、それぞれ判別する。
【0060】これらの答のいずれかがNOのとき、すな
わちエンジン油温TOIL、車速VPおよびエンジン回
転数NEのいずれかが、それぞれの所定範囲から外れて
いるときには、部分気筒休止運転の実行条件が成立して
いないとして、前記ステップ54以降を実行し、本プロ
グラムを終了する。一方、これらの答のいずれもがYE
Sであるときには、部分気筒休止運転の実行条件が成立
しているとして、前記ステップ54と同様、今回の部分
気筒休止運転フラグF_DECCSをその前回値F_D
ECCS1として設定する(ステップ64)とともに、
部分気筒休止運転フラグF_DECCSを「1」にセッ
トし(ステップ65)、本プログラムを終了する。
【0061】図6は、LAFセンサ11の劣化を判定す
るLAFセンサ劣化判定処理を示すフローチャートであ
る。まず、イグニッションOFFフラグF_IGOFF
が「1」であるか否かを判別する(ステップ70)。こ
の答がYESで、イグニッションスイッチがOFF状態
のときには、そのまま本プログラムを終了する。
【0062】この答がNOで、イグニッションスイッチ
がON状態のときには、劣化判定完了フラグF_DON
ECが「1」であるか否かを判別する(ステップ7
1)。この答がYESで、劣化判定が既に完了している
ときには、そのまま本プログラムを終了する。一方、こ
の答がNOのときには、サンプリング完了フラグF_F
CCHKが「1」であるか否かを判別する(ステップ7
2)。
【0063】この答がNOで、VLAFFC算出処理に
おける検出値VLAFのサンプリング、すなわち平均値
VLAFFCの算出が完了していないときには、LAF
センサ11の劣化判定の実行条件が成立していないとし
て、そのまま本プログラムを終了する。一方、この答が
YESのときには、図3のステップ21で算出した平均
値VLAFFCが、所定の第1および第2判定値#VL
AFFCAL、#VLAFFCAHで規定される所定範
囲内にあるか否かを判別する(ステップ73)。
【0064】この答がNOで、平均値VLAFFCが上
記の所定範囲から外れているときには、LAFセンサ1
1が劣化しているとして、LAFセンサ正常フラグF_
OKCを「0」にセットし(ステップ74)、警告ラン
プ表示フラグF_FSDCを「1」にセットする(ステ
ップ75)とともに、劣化判定完了フラグF_DONE
Cを「1」にセットし(ステップ76)、本プログラム
を終了する。この警告ランプ表示フラグF_FSDCに
「1」がセットされることによって、LAFセンサ11
が劣化していることを運転者に知らせるべく、ECU2
により警告ランプ20が点灯される。
【0065】一方、前記ステップ73の答がYESで、
平均値VLAFFCが所定範囲内にあるときには、LA
Fセンサ11が正常であり、劣化していないとして、L
AFセンサ正常フラグF_OKCを「1」にセットし
(ステップ77)、前記ステップ76を実行し、本プロ
グラムを終了する。このステップ76が実行された後に
は、前記ステップ71の答がYESとなるので、本処理
による劣化判定は、エンジン3の始動から停止までの間
に1回のみ実行されることになる。
【0066】図7は、空燃比補正係数KACT(空燃比
制御パラメータ)を算出するKACT算出処理を示すフ
ローチャートである。この空燃比補正係数KACTは、
排気ガスの実際の空燃比を当量比(理論空燃比/実空燃
比)として表すものであり、この値に基づいて、エンジ
ン3に供給される混合気の空燃比が制御される。まず、
ステップ80では、検出値VLAFに応じて、図8に示
す#KACTADNテーブルから、検出当量比KACT
ADを検索する。この検出当量比KACTADは、電圧
値である検出値VLAFを当量比に換算したものであ
る。このため、#KACTADNテーブルでは、検出当
量比KACTADは、検出値VLAFが大きいほど、小
さな値に設定されている。
【0067】次に、図3のステップ22で算出したなま
し値VLFFCREFに応じて、図9に示す#KVLF
FCNテーブルから、傾き補正係数KVLFFC(補正
値)を検索する(ステップ81)。この#KVLFFC
Nテーブルでは、傾き補正係数KVLFFCは、なまし
値VLFFCREFが大きいほど、小さな値に設定され
ている。
【0068】そして、空燃比補正係数KACTを次式
(3)によって算出する(ステップ82)。 KACT=(KACTAD−#KACTCNT)・KVLFFC +#KACTCNT …… (3) ここで、#KACTCNTは、理論混合比に相当する基
準の当量比(例えば1.0)である。すなわち、この式
(3)から明らかなように、空燃比補正係数KACT
は、理論混合比に相当する基準当量比#KACTCNT
を基準として、それと検出当量比KACTADとの偏差
を傾き補正係数KVLFFCで補正することによって算
出される。
【0069】次のステップ83〜86では、算出した空
燃比補正係数KACTのリミット処理を行う。すなわ
ち、空燃比補正係数KACTが所定の上限値#KACT
LMTHよりも大きいか否かを判別する(ステップ8
3)。この答がYESのときには、空燃比補正係数KA
CTを上限値#KACTLMTHに設定し(ステップ8
4)、本プログラムを終了する。
【0070】前記ステップ83の答がNOのときには、
空燃比補正係数KACTが所定の下限値#KACTLM
TLよりも小さいか否かを判別する(ステップ85)。
この答がYESのときには、空燃比補正係数KACTを
下限値#KACTLMTLに設定し(ステップ86)、
本プログラムを終了する。一方、この答がNOのときに
は、本プログラムを終了する。この場合には、空燃比補
正係数KACTとして、前記ステップ82で算出された
値がそのまま用いられる。
【0071】以上のように、本実施形態によれば、運転
モードが切替移行中のときには、平均値VLAFFCが
算出されないとともに、この平均値VLAFFCに基づ
くLAFセンサ11の劣化判定が禁止される。したがっ
て、劣化判定が、運転モードの切替に伴って本来の出力
値からずれた状態で検出された検出値VLAFに基づい
て行われるのを、確実に回避することができる。したが
って、運転モードの切替に伴う圧力の変動による影響を
回避しながら、LAFセンサ11の劣化の判定を適切に
行うことができる。
【0072】また、平均値VLAFFCのなまし値VL
FFCREFは、サンプリング完了時以外は、運転モー
ドの切替直後を含めてその前回値に保持され、その更新
が禁止されるので、このなまし値VLFFCREFに応
じて設定される傾き補正係数KVLFFCもその前回値
に保持される。したがって、運転モードの切替に伴って
本来の出力値からずれた状態で検出された検出値VLA
Fに基づいて、傾き補正係数KVLFFCが更新される
のを、確実に回避することができる。その結果、運転モ
ードの切替に伴う圧力の変動によるLAFセンサ11の
影響を回避しながら、空燃比補正係数KACTの補正を
適切に行うことができる。
【0073】また、平均値VLAFFCは、エンジン3
が一方の運転モードで継続して運転されている状態にお
いてサンプリングされた所定数#NLFFCSTの検出
値VLAFに基づいて、算出される。したがって、これ
らの検出値VLAFには、他方の運転モードでサンプリ
ングされた検出値VLAFが混在せず、算出された平均
値VLAFFCおよびそのなまし値VLFFCREF
は、一方の運転モードにおけるLAFセンサ11の特性
を正確に反映するので、LAFセンサ11の劣化の判定
および空燃比補正係数KACTの補正を精度良く行うこ
とができる。
【0074】さらに、サンプリングした検出値VLAF
が安定した状態にないときには、累積値SUMVLAF
の加算が、最初からやり直される。したがって、不安定
な状態にある検出値VLAFを排除しながら、LAFセ
ンサ11の特性をより良く反映した平均値VLAFFC
を算出することができる。
【0075】なお、本発明は、説明した実施形態に限定
されることなく、種々の態様で実施することができる。
例えば、本実施形態は、4気筒のうちの3気筒の吸気弁
および排気弁の双方を閉鎖することによって部分気筒休
止運転を行うタイプの内燃機関に、本発明を適用したも
のであるが、本発明はこれに限らず、気筒休止数の異な
るものや、吸気弁または排気弁を閉鎖するタイプのもの
に適用してもよい。
【0076】
【発明の効果】以上のように、本発明の内燃機関の空燃
比制御装置によれば、全気筒運転と部分気筒休止運転と
の切替による影響を回避しながら、酸素濃度センサの劣
化の判定および/またはその検出値に基づいて設定され
る空燃比制御パラメータの補正を、適切に行うことがで
きるなどの効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による内燃機関の空燃比制
御装置の概略構成図である。
【図2】平均値VLAFFC算出処理を示すフローチャ
ートである。
【図3】図2の処理の続きを示すフローチャートであ
る。
【図4】平均値VLAFFC算出条件判定処理を示すフ
ローチャートである。
【図5】部分気筒休止運転の実行条件判定処理を示すフ
ローチャートである。
【図6】LAFセンサ劣化判定処理を示すフローチャー
トである。
【図7】空燃比補正係数KACT算出処理を示すフロー
チャートである。
【図8】図7の処理で用いられる#KACTADNテー
ブルの一例を示す図である。
【図9】図7の処理で用いられる#KVLFFCNテー
ブルの一例を示す図である。
【符号の説明】
1 制御装置 2 ECU(劣化判定手段、設定手段、補正手段、判別
手段、禁止手段) 3 内燃機関 #1〜#4 4つの気筒(複数の気筒) #2〜#4 一部の気筒 10 排気管(排気系) 11 LAFセンサ(酸素濃度センサ) VLAF 検出値(酸素濃度センサの検出値) KACT 空燃比補正係数(空燃比制御パラメータ) KVLFFC 傾き補正係数(補正値) VLAFFC 平均値
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02D 17/02 F02D 17/02 W 41/02 301 41/02 301C 41/22 305 41/22 305K (72)発明者 松原 篤 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 3G084 AA03 BA05 BA11 DA27 EA07 EA11 EB24 EB25 FA01 FA05 FA06 FA10 FA13 FA29 FA30 FA33 FA36 FA38 3G092 AA14 BB10 CA07 CB05 DC03 EA08 EA09 EA14 EA15 EA17 EB01 EB08 FB02 FB06 HA04Z HA06Z HA08Z HD06Y HD06Z HE01Z HE03Z HE08Z HF12Z HF19Z HF21Z HG08Z 3G301 HA07 JB09 JB10 LA03 MA24 NA01 NA08 NB11 NC08 NE17 NE19 NE23 PA09Z PA10Z PA11Z PA13Z PB03Z PD04B PD04Z PD09Z PE01Z PE03Z PE08Z PF01Z PF07Z PF16Z

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の気筒のすべてを運転する全気筒運
    転と、前記複数の気筒のうちの少なくとも一部の気筒の
    運転を休止する部分気筒休止運転とに切り替えて運転さ
    れるとともに、排気系に設けられ、排気ガス中の酸素濃
    度をリニアに検出する酸素濃度センサの検出値に応じ
    て、混合気の空燃比を制御する内燃機関の空燃比制御装
    置であって、 前記酸素濃度センサの検出値に基づいて、前記酸素濃度
    センサが劣化しているか否かを判定する劣化判定手段
    と、 前記内燃機関が前記全気筒運転と前記部分気筒休止運転
    との切替移行中であるか否かを判別する判別手段と、 当該判別手段によって前記切替移行中であると判別され
    たときに、前記劣化判定手段による判定を禁止する禁止
    手段と、 を備えることを特徴とする内燃機関の空燃比制御装置。
  2. 【請求項2】 前記劣化判定手段は、前記内燃機関が前
    記全気筒運転および前記部分気筒休止運転の一方で継続
    して運転されている状態においてサンプリングされた所
    定数の前記酸素濃度センサの検出値の平均値に基づい
    て、前記判定を行うことを特徴とする、請求項1に記載
    の内燃機関の空燃比制御装置。
  3. 【請求項3】 複数の気筒のすべてを運転する全気筒運
    転と、前記複数の気筒のうちの少なくとも一部の気筒の
    運転を休止する部分気筒休止運転とに切り替えて運転さ
    れるとともに、排気系に設けられ、排気ガス中の酸素濃
    度をリニアに検出する酸素濃度センサの検出値に応じ
    て、混合気の空燃比を制御する内燃機関の空燃比制御装
    置であって、 前記酸素濃度センサの検出値に基づいて、前記空燃比の
    制御に用いるための空燃比制御パラメータを設定する設
    定手段と、 当該設定された空燃比制御パラメータを、前記酸素濃度
    センサの検出値に基づいて更新される補正値を用いて補
    正する補正手段と、 前記内燃機関が前記全気筒運転と前記部分気筒休止運転
    との切替移行中であるか否かを判別する判別手段と、 当該判別手段によって前記切替移行中であると判別され
    たときに、前記補正手段による補正値の更新を禁止する
    禁止手段と、 を備えることを特徴とする内燃機関の空燃比制御装置。
  4. 【請求項4】 前記補正手段は、前記内燃機関が前記全
    気筒運転および前記部分気筒休止運転の一方で継続して
    運転されている状態においてサンプリングされた所定数
    の前記酸素濃度センサの検出値の平均値に基づいて、前
    記補正値の更新を行うことを特徴とする、請求項3に記
    載の内燃機関の空燃比制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7614391B2 (en) 2007-04-18 2009-11-10 Denso Corporation Oxygen sensor output correction apparatus for internal combustion engine
WO2016088336A1 (ja) * 2014-12-05 2016-06-09 株式会社デンソー 制御装置

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