JP2003268736A - グランド整備具 - Google Patents

グランド整備具

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JP2003268736A JP2002376761A JP2002376761A JP2003268736A JP 2003268736 A JP2003268736 A JP 2003268736A JP 2002376761 A JP2002376761 A JP 2002376761A JP 2002376761 A JP2002376761 A JP 2002376761A JP 2003268736 A JP2003268736 A JP 2003268736A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】様々なグランド状態に対応して、スピードを上
げて引っ張りながらグランド均しと掃除と砂粒を一定の
大きさに調整することを、比較的小さな力で同時に効率
よく出来るようにすること 【解決手段】底面を長方形の網2とし、この網2の一方
の長辺から水平又は、前方斜めに伸びているか又は、斜
め下方に伸びており且その先端に水平部を有する掬い板
7を取り付け、他の三辺に側板4、4と長側板6を設
け、後方に延長された両側板4、4の間に回転自在にし
て軸支させた均しローラー3、或いは均しブラシローラ
ー13を備えた濾し具において、掬い板7の前方まで伸
びている両支持板9,9の後方瑞部を、両側板4、4の
前方瑞部に取り付け、両支持板9,9の前方瑞部に2個
の車輪18、18を回転自在にして設けたことである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、グランドなど荒れ
た地面上を圧し均したり、土、砂の中にある小石を濾し
ながら地面を綺麗に掃除して整備する方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より、広いグランド、テニスコート
等の地面を整備する方法としては、コートブラシ、グラ
ンドレーキ(砂ならし)などで地面上を擦らしながら引
っ張って均す方法が取られている。これは荒れた地面を
均したり盛り上がった土、砂を窪んだ場所に移し平坦に
するだけの作業であり、グランドに自然に点在する小
石、ゴミ、枯葉などは人の手作業で拾い集めなければな
らない。このような整備作業の後に競技が行われてい
る。
【0003】特公昭55−119810(校庭及びグラ
ンドなどにおける小石の採取機)公報では、掘り起こし
機で地面を浅く掘り起こし、ローラーで地面の石や危険
物をバケットに採取し、バケットで選別された砂などを
均等に地面に落下させ地面の表面を整地しながら進む小
石の採取機械が提案されている。
【0004】また、出願人は先に特願2001−248
658号で、前部に取り付けたブラシローラーの回転力
を利用して土、砂、小石、ゴミを網上に跳ね上げ、その
網上で濾されて落ちた土、砂を後部に取り付けたグラン
ドレーキと同じ機能のある均し板を、擦らしながら引っ
張ることによって均す方法を提案している。
【0005】
【発明が解決しょうとする課題】競技を始める前に必ず
荒れた地面の整備作業をする必要がある。それは広範囲
のグランド上には自然に小石、ゴミ、枯葉など、土、砂
以外のものが混じり込んでいるので、野球の場合これら
のものによって競技中にボールの方向を変えて、このボ
ールが競技者の顔や身体等に当たって怪我を引き起こし
たり、転けた時に怪我をしたり競技中の選手に大きく影
響する場合がある。
【0006】地面を平坦にするために人はコートブラシ
・グランドレーキをもって広範囲のグランドを歩き回ら
なければならないので、時間の掛かる作業である。コー
トブラシは細長い木の下面に植え込んだブラシで地面を
撫でるようにして均すだけのものである。また、グラン
ドレーキも木・鉄・アルミなどで作られた長方形の厚板
をある角度で引っ張ることによって地面上を掻いて均す
だけものであり、何も取り除くことが出来ないもので、
地面を圧し均すことも出来ないものである。スポーツの
種類やその日の天候やグランドの所在地によって、グラ
ンド面の状態は様々な固さをしていたり荒れ方をしたり
汚れ方をしているので、現在使用されている整備具では
対処されていない。そのような様々な状態に合わせて対
処することの出来る機能を備えた整備具が必要である。
【0007】また、校庭及びグランドなどにおける小石
の採収機械は、地面を掘り起こしてローラーで採収した
ものをバケットより地面に落下させるだけのものである
から、砂は地面に撒かれるだけで全く均一に均されるも
のではない。
【0008】さらに、出願人の先の特願2001−24
8658号の提案では、グランドの土、砂が乾燥した状
態で使用した場合は早く濾されて均すことが出来るが、
水分を十分含んで荒れたグランドで使用した場合は、網
上に土、砂、小石などが濾されずに残り、均し板に加わ
る重量によって抵抗が大きくなり、擦らしながら引っ張
るには重くなり過ぎる問題点がある。
【0009】本発明は、上述の点に鑑みて、様々なグラ
ンド状態に対応して、スピードを上げて引っ張りながら
グランド均しと掃除と砂粒を一定の大きさに調整するこ
とを、比較的小さな力で同時に効率よく出来るようにす
ることを課題としたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の請求項
1記載のグランド整備具(以下、本発明1と言う)は、
底面を長方形の網2とし、この網2の一方の長辺から水
平に伸びているか又は、前方斜めに伸びているか又は、
斜め下方に伸びており且その先端に水平部を有する掬い
板7を取り付け、他の三辺に側板4、4と長側板6を設
け、後方に延長された両側板4、4の間に回転自在にし
て軸支させた均しローラー3、或いは均しブラシローラ
ー13を備えた濾し具において、掬い板7の前方まで伸
びている両支持板9,9の後方瑞部を、両側板4、4の
前方瑞部に取り付け、両支持板9,9の前方瑞部に2個
の車輪18、18を回転自在にして設けたことを特徴と
している。
【0011】かかる構成により、本発明1を引っ張った
場合は、前方に設けた両車輪18、18によって一定の
高さの地面上を掬い板7で削り、掬い板7上に集積した
土、砂、小石、ゴミなどは網2上に押し上げられ、本発
明1を引っ張って移動する時の振動を利用して小石・ゴ
ミなどは、網2上で振り分けられた後、濾されて落ちた
土、砂は後部の均しローラー3、或いは均しブラシロー
ラー13によってグランド面を綺麗に圧し均す事が出来
るものである。
【0012】請求項2記載のグランド整備具(以下、本
発明2と言う)は、上記濾し具1において、両側板4、
4の前方瑞部に、掬い板(7)の前方まで伸びている両
支持板9,9の後方瑞部を取り付け、この両支持板9,
9の前方瑞部の間に、回転自在にして軸支させたブラシ
ローラー5、或いは均しローラー3を配設したことを特
徴としている。
【0013】かかる構成により、本発明2を引っ張るこ
とによって前後のローラーは同時に回転し、その間に設
けた掬い板7で一定の高さの地面上を削り、掬い板7の
上や前に集積した土、砂、小石、ゴミなどは前部のブラ
シローラー5の回転力を利用して効率よく網2上に跳ね
上げられる。また、別の均しローラー3の場合は、掬い
板7で削る前に回転して地面を圧し均すので、地面を一
定の深さに削り易くすることが出来る。そして本発明2
を引っ張って移動する時の振動を利用して小石・ゴミな
どは、網2上で振り分けられ濾されて落ちた土、砂を後
部に設けた均しローラー3、或いは、均しブラシローラ
ー13によってグランド面を綺麗に圧し均らすことが出
来るものである。
【0014】請求項3記載のグランド整備具(以下、本
発明3と言う)は、平行にした2枚の固定板14、14
の間に、複数の均しローラー3又は、均しブラシローラ
ー13を回転自在に軸支させ、少なくとも一つの間にロ
ーラーと平行に削り具15を設けたことを特徴としてい
る。
【0015】かかる構成により、本発明3の削り具15
を地面に接しない位置に固定して使用した場合、前後の
2個のローラーの回転で地面上を圧し固めて均すことが
出来る。また、削り具5のアングルの先端部25を地面
に接するように固定した場合、ローラーの間に設けた削
り具15は、地面の余分な土、砂を平らに削り柔らかく
しながら前後の2個のローラーによって窪みを埋めなが
ら圧し固めて均すことが出来るものである。
【0016】請求項4記載のグランド整備具(以下、本
発明4と言う)は、底面を長方形の網2とし、この網2
の一方の長辺から前方斜めに伸びているか又は、斜め下
方に伸びており且その先端に水平部を有する掬い板7を
取り付け、他の三辺に側板4、4と長側板6を設け、掬
い具17まで伸びている両支持板9,9の後方瑞部を両
側板4、4の前方瑞部に取り付け、両側板4,4の後方
瑞部に2個の車輪18、18と、両支持板9,9の前方
瑞部に2個の車輪24,24を回転自在にして軸支させ
たことを特徴としている。
【0017】かかる構成により、この本発明4をグラン
ドや芝生上で引っ張って使用した場合は、掬い具17に
多数本配置させた掬い棒16の先端は、地面、芝生など
の中を潜って止められることなく前進することが出来る
ので、枯葉、小枝、ゴミ、小石や地面に半分埋もれてい
る小石などを掬い集めることが出来るものである。
【0018】請求項5記載のグランド整備具(以下、本
発明5と言う)は、細長い均し具32の長手方向中央部
に握り棒20の先端を取り付け、均し具32の両端に握
り棒20と平行にして、外側上端部に突起状ストッパー
30を取り付けた固定側板31,31を設け、この両固
定側板31,31と平行にして設けた2枚の固定板1
4,14の一方瑞部の間に、上記固定側板31、31を
介して均し具32を回動可能にして軸支させ、上記2枚
の固定板14,14の他方端部の間に、均しローラー3
を回転自在にして軸支させたことを特徴とするグランド
整備具。
【0019】かかる構成により、本発明5の握り棒20
を持ち地面上を擦らしながら前後動させたり、引っ張っ
て地面を削りながら歩き廻って均していく場合、その作
業中の上下動や振動に影響されずに均しローラー3は、
均し具32に連動して回転しながら地面上を圧し均すこ
とが出来る。また、両固定側板31、31に取り付けた
両突起状ストッパー30、30で両固定板14、14を
止めることによって均しローラー3だけで均すことも、
均し具32を重くして均すことも出来るものである。
【0020】請求項6記載のグランド整備具(以下、本
発明6と言う)は、長方形の天板28の下面にはブラシ
27、上面にはブラシ27か均し具32又は、溝付き掬
い具33の何れか一つ又は二つを取り付け、上記天板2
8の両側面又は側面に取り付けた両側板4,4に、固定
板14,14の一方端部を回動可能にして設け、その固
定板14,14の他方端部の間に、均しローラー3を回
転自在にして軸支させたことを特徴としている。
【0021】かかる構成により、この本発明6に握り棒
20或いは、紐用穴34に紐を取り付けてブラシ27を
下側にして地面上を引き摺る場合に、長方形のブラシ2
7は地面を掃きながら均していくので、掃かれた土、砂
によって窪みを埋めていくことが出来る。そして平坦に
なった地面をブラシ27の振動や動きに影響されずに、
均しローラー3によって地面上を更に綺麗に圧し均すこ
とが出来る。そして下面にブラシ27を取り付けた長方
形の天板28の上下を反転させて使用した場合は、均し
具32で地面を均し、溝付き掬い具33で小石、ゴミな
どを掬うことが出来るものである。
【0022】
【発明の実施の形態】実施の形態の一例として、図1は
本発明1の斜視図を、図2は本発明1の他の例の斜視図
を示している。底面を長方形の網2とし、この網2の一
方の長辺から水平に伸びているか又は、前方斜めに伸び
ているか又は、斜め下方に伸びており且その先端に水平
部を有する掬い板7を取り付け、他の三辺に側板4、4
と長側板6を設け、後方に延長された両側板4、4の間
に回転自在にして軸支させた均しローラー3、或いは均
しブラシローラー13を備えた濾し具1において、掬い
板7の前方まで伸びている両支持板9,9の後方瑞部
を、両側板4、4の前方瑞部に取り付け、両支持板9,
9の前方瑞部に2個の車輪18、18を回転自在にして
設けたことで構成されている。
【0023】この本発明1を引っ張る場合、掬い板7は
両車輪18、18によって地面を削り過ぎないように、
一定の深さを保ちながら地面上を削りながら進むので、
盛り上がった土、砂などは掬い板7上や前に集められ
る。その量が増えると掬い板7を乗り越え網2上に押し
上げられ、本発明1の掬い板7を擦らしながら移動する
時の車輪やローラーの振動を利用して、小石・ゴミなど
は網2上で振り分けられ濾されて落ちた土、砂は、後方
の均しローラー3、或いは均しブラシローラー13によ
って、グランド面を綺麗に圧し均す事が出来るものであ
る。
【0024】実施の形態の一例として濾し具1の網2
は、長さ99cm、幅12cmで線径2mmのステンレ
スの4メッシュを使用しているが、グランドを調整する
時の砂粒の大きさに合わせて網目の粗さを変える事は出
来る。両側板4、4と長側板6はステンレスの平板を使
用し、車輪18は直径75mmのゴム製のものを使用し
ている。均しブラシローラー13は、太さ0.6mmの
波付きの長さ2.5cmのナイロン製のもので、直径5
cmの軸に一箇所38本束ねたものを周回16箇所に植
え、全長は98cmに80箇所に植えたのものを使用し
ているが、他のブラシとしてはシダ毛や金属製でも良
い。均しローラー3の全長は98cmで直径10cmの
ものを使用し、材質はゴム、合成樹脂、金属製のパイプ
などを使用してその大きさや重量を替えることによっ
て、グランド面を仕上げる状態に応じて使い分けること
が出来る。車輪18の取り付け位置は車輪の跡形が消え
るように後部のローラーの両端より内側に取り付ける必
要がある。
【0025】この本発明1を引っ張る方法としては、図
1、2で示すように握り棒20の先端に取り付けたコ字
状横棒を両側板4、4に回動可能にして設けて引っ張る
方法と、両側板4、4にパイプ、チェーン、ベルト、紐
などを取り付け引っ張る方法などがあり、本発明1の本
体の大きさ、形状に応じて選択することが出来る。前部
に車輪18を取り付け後部には均しローラー3、或いは
均しブラシローラー13を取り付けることによって、網
2上に乗った土、砂の量で濾し具1が重くなった場合も
引っ張る力を軽くし、その重量を利用して地面を綺麗に
圧し固めて均すことが出来る。
【0026】図3は、図1のA−A横断面図を示してい
る。本発明1の掬い板7を平板とした場合は、地面上に
密着する面積が大きくなり、地面上の土、砂、小石など
を残さず掬うことが出来るので、土、砂の量の少ないグ
ランドでの使用に適している。均しブラシローラー13
は、多少の起伏のある地面もブラシの柔軟性によって地
面に密着しソフトに圧し均すことが出来る。また、図4
は、図2のB−B横断面図を示している。実施の一例と
して、本発明1の掬い板7の先端部から前方水平に伸び
ているか、斜め下方に伸びているか、斜め下方に伸びて
おり且その先端に水平部を有する掬い棒16を、隣の棒
16と所定の間隔を開けて多数本設けても良い。こうす
ることにより地面の土、砂、小石などは掘り起こされて
柔らかくなり土、砂などを掬い板7上に掬い易くするこ
とが出来る。そして前方に水平部を有する掬い板7を取
り付けた場合には、網2の位置を地面より高くすること
が出来るので、掬い板7の前面に多量の土、砂を貯め、
その土、砂を窪みに埋めながら均すことが出来るので、
土、砂の量の多いグランドに適している。
【0027】更に実施の一例としては、掬い板7の全面
に櫛の歯のように細い溝を設けることで、細かい土、砂
を濾すことも出来る。また、両側板4、4と長側板6の
変わりに網を使用することで濾す土、砂の量を増やし、
網2の位置を地面より高くすることによって、地面との
空間に多くの土、砂を落とし、連続して濾し続けること
が出来る。そして本発明1を水分量の多い地面で使用し
た場合は、ブラシやローラーの表面に土、砂などが付着
するので、それを防止するために両側板4,4の間にロ
ーラーに接近させて、砂落し具21を取り付けることで
解決することが出来る。この砂落し具21はゴム、合成
樹脂や金属の平板や金属製のブラシ状のものなどが良
い。
【0028】図5は本発明2の実施の形態の一例を示す
斜視図である。図6は本発明2の実施の形態の他の例を
示す斜視図である。上記濾し具1において、両側板4、
4の前方瑞部に、掬い板7の前方まで伸びている両支持
板9,9の後方瑞部を取り付け、この両支持板9,9の
前方瑞部の間に、回転自在にして軸支させたブラシロー
ラー5、或いは均しローラー3を配設したことで構成さ
れている。
【0029】実施の形態の一例として図6で示している
のは、本発明2を引っ張る方法として握り棒20の先端
に取り付けたコ字状横棒を両支持板9、9或いは、ロー
ラー軸などに回動可能にして取り付け握り棒を引っ張る
方法があるが、それ以外にベルト、チェーン、パイプ、
紐などを両支持板9、9に取り付けて引っ張ることも出
来る。図7は、図5のC−C横断面図であり、前部にブ
ラシローラー5を後部に均しブラシローラー13取り付
けたものを示している。また、図8は、図6のD−D横
断面図であり、それらは前後には同じ形のローラーを取
り付けたものを示しているが、用途に合わせて異なった
ローラーの組み合わせにすることも出来る。
【0030】図8で示すように、前部に均しローラー3
を取り付けた形のものは、小石やゴミが無い綺麗なグラ
ンドの場合に使用し荒れた地面を圧すための機能強化さ
せて整備することが出来る。また、後部に均しローラー
3を取り付けた場合も、表面の柔らかい土、砂を圧し均
して平らな地面に整備することが出来る。そして人や自
転車で引っ張る時は、小さな直径の軽いローラーを使用
し、バイク、自動車で引っ張る時は、大きい直径の重い
ローラーを使用すると良い。ローラーの種類、重さ、直
径の大きさによって、そのスポーツの各種目に適した最
適なグランド面に整備することが可能となる。
【0031】実施の一例として図9は、本発明2の整備
動作の説明図である。本発明2を引っ張ることによって
前後のローラーは同時に矢印F,Gの方向に回転し、地
面に密着している掬い板1で削った砂10、小石11な
どは、ブラシローラー5に多数植えられたブラシで矢印
Hの方向に跳ね上げられ網2上で濾された後、矢印Iで
示すように地面に落ち後部の均しブラシローラー13で
均されている状態を示している。本発明1と同様に本発
明2においても、掬い板1の先端部に掬い棒16を、隣
の棒16と所定の間隔を開けて多数本設け地面を掘り起
こすことで掬い板7上に小石などを掬い易くすることも
出来る。
【0032】グランドの中の水分量によってブラシロー
ラー5や均しローラーの表面に土、砂などが付く場合
は、両側板4,4の間に取り付けた砂落し具21によっ
て削り落とすことが出来る。ブラシローラー5によって
跳ね上げられた砂10、小石11などは、両側板4,4
間に取り付けた飛び出し防止板12によって、濾し具1
内の網2上に全て積もらせることが出来るので、ブラシ
ローラー5の回転を上げて、跳ね上げる土、砂の量を増
やすことが出来る。そして網2上に乗った多量の砂、小
石などで重くなった濾し具1も前後部に取り付けた均し
ブラシローラー13、均しローラー3の回転によって軽
く引っ張ることが出来るので、人が走って使用したり自
転車、バイク、自動車などで引っ張ることも可能にな
り、広範囲のグランドの整地作業には特に適しているも
のである。
【0033】スポーツの各種目に適した最適なグランド
面に整備するために、掬い板1の削る深さを調整する場
合と、グランド整備具を長年使用してブラシやローラー
が摩耗してきた場合は、両支持板9、9と両側板4の間
を締めている螺子7によって、掬い板1とローラーの位
置関係を最良の状態に変更することが出来るが、その他
に側板4を掬い板7の前方まで延長して両側板4,4の
間にローラーを設けた場合は、側板4の前方瑞部に長穴
を縦向けに開けることによってローラーを上下に調整さ
せることも出来る。
【0034】実施の形態として、図10は本発明3の実
施の一例を示す斜視図である。平行にした2枚の固定板
14、14の間に、複数の均しローラー3又は、均しブ
ラシローラー13を回転自在に軸支させ、少なくとも一
つの間にローラーと平行に削り具15を設けたことで構
成されている。
【0035】実施の形態の一例として、図10、11で
は削り具15の中央部に設けた両固定小板26に支持さ
せた回動軸19に握り棒20の先端を回動可能にして取
り付け、削り具15の両端を削り具15が地面に接しな
い位置にして両固定板14に螺子8で固定し、握り棒2
0を操作して前後動させて使用した場合、前後の2個の
ローラーは地面上を回転して圧し固めて均すことが出来
ることを示している。固定板14の螺子8の位置が中央
より少し右に寄っているのは、削り具15を回動させる
ための軸の位置が回動軸19とアングルの先端部25の
間に位置するためであり偏心して回動することになるか
らである。また、図12では、図11で固定していた削
り具15の位置を反対側に握り棒20を回動させて変え
た場合を示している。これはアングルの先端部25で地
面上を削れるような位置に削り具15を両固定板14,
14に固定して、握り棒20を操作して前後動させなが
ら使用すると、2本のローラーの間に設けた削り具15
によって地面を均一に削り前後の均しローラー3,3に
よって削られた土、砂を圧し均すことが出来るものであ
り、グランド面はコンクリートの舗装面のような状態に
仕上げることが出来るものである。削る深さを調整する
には、両固定板14、14に縦向けに開けた長穴の螺子
8で削り具15を上下させて決定した位置で固定する
か、削り具15のアングルの先端部25を好みの深さに
削れる位置まで回動させて、そこで固定することによっ
て調整することも出来る。握り棒20自体は回動するこ
とが出来るので、このように反転させても何ら問題はな
い。
【0036】実施例では2本のローラーのものを示した
が、ローラーの数はもっと増やしても良いし、各ローラ
ーの中間には削り具15を設けても良い。本発明3を引
っ張る別の方法としては、両固定板14、14にパイ
プ、チェーン、ベルトなどを取り付ける方法があり、バ
イク、自動車で引っ張ることも出来るので、大型のもの
を製作することも可能である。この削り具15の形状は
断面L字状を示しているが、平板を立てたものや斜めに
したもの或いは、断面U字状であっても良く、掬い具1
7のようなものなど地面を均一に削れるものであれば良
い。また、コートブラシを取り付けても良く、小石やゴ
ミの少ない整備されたグランドでの使用に適している。
そして均しブラシローラー13を取り付けた場合におい
てもまた、違うローラーの組み合わせをしても同様の性
能を発揮することが出来ものである。
【0037】実施の形態の一例として、図13は本発明
4の実施の一例を示す斜視図である。底面を長方形の網
2とし、この網2の一方の長辺から前方斜めに伸びてい
るか又は、斜め下方に伸びており且その先端に水平部を
有する掬い板7を取り付け、他の三辺に側板4、4と長
側板6を設け、掬い具17まで伸びている両支持板9,
9の後方瑞部を両側板4、4の前方瑞部に取り付け、両
側板4,4の後方瑞部に2個の車輪18、18と、両支
持板9,9の前方瑞部に2個の車輪24,24を回転自
在にして軸支させたことで構成されている。
【0038】掬い具17に取り付けられた多数の掬い棒
16をグランドや芝生の中を前進させる場合、掬い棒1
6の所定の間隔以内の大きさの土、砂、小石、草など
は、地面と補強板22の間も掬い棒16の所定間隔以上
に開けてあるので、掬い棒16の間を何の障害も無く通
過して、地面上に落ちている所定の間隔以上の大きさの
枯葉、小枝、ゴミ、小石や地面に半分埋もれている小石
などを掬い具17で掬われ網2上に押し上げられる。三
辺側面に囲い網23を設けることで多量のものを集める
ことが出来る。また、掬い棒16の別の形態としては、
櫛の歯のような形の平板を多数本配置させた掬い具17
でも良い。そして様々な場所のグランドや芝生の中の状
態に合わせて、最も掬い具17を掬い集め易い深さにす
るためには、支持板17と側板4を止めている螺子8で
車輪18の高さを調整することによって出来る。また、
その他に側板4を掬い具17の上方まで延長して両側板
4,4の間に車輪24を設けた場合は、側板4の前方瑞
部に長穴を縦向けに開けることによって車輪24を上下
に調整させることも出来る。
【0039】実施の形態の一例として本発明4を使用す
る方法としては、握り棒の先端に取り付けたコ字状横棒
を両側板4、4或いは、両支持板9,9や両側板4、4
に回動可能にして設けて引っ張る方法又は、パイプ、チ
ェーン、ベルトなどを両側板4、4或いは、両支持板
9、9に取り付けて人、自転車、バイクで引っ張ること
も来るので、簡単に誰にでもグランドや草地の掃除をす
ることが出来るものである。手動式のものとしては単純
な構造になっているので、安価に作ることも出来る。ま
た、本発明4の幅広い大型のものは、救い具17の中央
部前方に車輪24を追加して取り付け製作することが出
来るので、バイク、自動車に設置してスピードを上げて
使用することで、ゴルフ場、サッカー場、野球場など広
範囲の掃除を効率良く出来るものである。
【0040】請求項4で言う、掬い具17まで伸びてい
る意味とは、図14の図13のK−K横断面図で示して
いるように、車輪24の位置を掬い具17の上部あたり
に設けることを指している。また、支持板9と側板4は
螺子9によって取り付けてあるが、側板4を掬い具17
上部まで延長して車輪24を設けることも出来る。この
場合は、前方側板4の瑞部に長穴を縦向けに開けて車輪
24を上下の位置に調整させることも出来る。
【0041】実施の形態の一例として、図15は本発明
5の斜視図を示している。本発明5は、細長い均し具3
2の長手方向中央部に握り棒20の先端を取り付け、均
し具32の両端に握り棒20と平行にして、外側上端部
に突起状ストッパー30を取り付けた固定側板31,3
1を設け、この両固定側板31,31と平行にして設け
た2枚の固定板14,14の一方瑞部の間に、上記固定
側板31、31を介して均し具32を回動可能にして軸
支させ、上記2枚の固定板14,14の他方端部の間
に、均しローラー3を回転自在にして軸支させたことで
構成されている。
【0042】本発明5の握り棒20を持ち地面上を均し
具32で前後動させたり、引っ張りながら歩き回ること
により、荒れたり盛り上がった場所の土、砂は削られな
がら柔らかく広げられるが、均し具32に接近させて取
り付けてある均しローラー3は、固定板14によって連
動して回転しているので、その重量によって地面を圧し
均すことが出来るものである。
【0043】実施の形態の一例として、本発明5の均し
具32はアングルを使用している。両端に取り付けた固
定側板31には回動軸19又は軸穴が設けてあり、固定
側板31の形状は重い均しローラー3を軸支させた固定
板14を止めるための突起状ストッパー30を取り付け
るためには長方形のものが良い。固定側板31の外側上
端部に設けたストッパーの厚みは、固定板14と同じ厚
みのものである。図面の形状では台形をしているが、丸
でも四角でも良い。均し具32に中実体の角材のように
端面のあるものを使用した場合には、突起状ストッパー
30と回動軸19又は軸穴を設けた長方形の固定側板3
1を取り付け、固定板14と回動可能に軸支出来るよう
にしなければならない。また、均し具32に中空体のよ
うに端面の無いものを使用した場合も、同様に突起状ス
トッパー30と回動軸19又は軸穴を設けた固定側板3
1を取り付ける必要がある。
【0044】本発明5の実施形態の一例として図16で
は、L字形の形状をしたアングルの均し具32を使用し
ているので、前後動がし易く地表面を薄く均して使用で
きることを示している。そして本発明5の握り棒20を
持ち上げて図16の矢印の方向に均し具32を反転させ
た場合、図17で示しているように突起状ストッパー3
0で止めることにより、均し具32は地面から浮いた状
態になるので、均しローラー3だけでグランドを均すこ
ともできる。また、実施の形態の一例として図18は、
地表面をアングルの先端部25で強く削っている状態を
示している。均し具32をこの状態にして図18の矢印
の方向に均しローラー3を反転させて突起状ストッパー
30で止めた場合、図19で示すような状態となり、均
しローラー3全体の重量を均し具32に乗せることがで
きる。これは乾燥した固い地面やひどく荒れている場所
などを均し易くすることが出来る。また、突起状ストッ
パー30は一定の位置に固定して使用することもでき
る。このように均し具32と均しローラー3の使用方法
を変えることによって様々な地面の状態に合わせて本発
明5を使用して地面を均すことができるものである。
【0045】均し具32の材質は鉄、ステンレス、木の
角材、樹脂、アルミなどで製作することが出来る。均し
具32の別の形状としては、熊手のようなものや鋸刃の
ようなものや固いブラシを取り付けることも出来る。均
しローラー3は直径5センチメートル、長さ1メートル
あり、材質は鉄、ステンレス、樹脂などが良い。重さは
2キログラムあるが、使用条件によって長さや重さは変
えて製作することも出来る。
【0046】実施の形態の一例として、図20は本発明
6の実施の一例を示す斜視図である。本発明6は、長方
形の天板28の下面にはブラシ27、上面にはブラシ2
7か均し具32又は、溝付き掬い具33の何れか一つ又
は二つを取り付け、上記天板28の両側面又は側面に取
り付けた両側板4,4に、固定板14,14の一方端部
を回動可能にして設け、その固定板14,14の他方端
部の間に、均しローラー3を回転自在にして軸支させた
ことで構成されている。
【0047】実施の形態の一例として、長方形の天板の
下面に設けたブラシ27の大きさは幅1m50cm、奥
行15cm、長さは2cmである。前面に削り板29を
取り付け握り棒20或いは、紐用穴34に紐を取り付け
引っ張って地面を擦らせて行く場合、地面を削って削り
板29の前面に土、砂が盛り上がり地面との隙間が無く
なるので、その場所に土、砂、小石、ゴミなどは溜めら
れるが、徐々に細かいものは削り板29の下を潜ってい
くことになる。そして削り具29の下を潜れない比較的
大きい小石、ゴミはその場所に残されるので取り除くこ
とが出来る。また削り板29を潜ってブラシ27の中に
入った小石、ゴミ、枯葉などはブラシの毛の間に挟まる
ものは引き摺ってグランドの端まで運んで除去すること
も出来る。ブラシ27が通リ過ぎた地面は、固定板14
によって回動自在に動く均しローラー3の回転によって
綺麗に均すことが出来る。また、図20の矢印の方向に
均しローラー3を反転させた場合、図21で示すように
天板28上に均しローラー3が乗り、その重さがブラシ
27に加わることによって地面をより強く掃きながら均
すことができるものである。
【0048】実施の形態の一例として、図22は図20
で示している天板28の下面に取り付けたブラシ27を
反転させた状態を示している。均し具32を天板28の
前部に取り付け、天板28の後部には掬い板面を水平に
した溝付き掬い具33を設けたことで、前部の均し具3
2で地面を削りながら均した後、後部の溝付き掬い具3
3の溝幅より大きい小石、ゴミなどを掬い上げて溜める
ことができるので、グランドに点在する小石、ゴミを効
率良く取り除くことが出来る。そして、その地面は両固
定板14に回動可能にした均しローラー3によって圧し
均すことができる。図22の矢印の方向に均しローラー
3を反転させてブラシ27上に乗せた場合は、その重量
が加わり強く削りながら深く掬い上げることが出来る。
このようにして本発明6は、一台で二種類の作業をする
ことが出来る整備具である。
【0049】本発明6のブラシ27の材質は、ポリエチ
レン製人口芝を天板28に張り付けたものを使用してい
るが、天板28にナイロン製の毛、其の他合成樹脂製の
毛や金属製の毛を植え込んだものでも良い。均し具32
としてはアングル、底面が平面になったものに多数の突
起物を並べて取り付けたもの、木の角材、人口木材の角
材、金属製角パイプ、熊手状のもの、固いブラシ、ゴ
ム、合成樹脂などで製作できる。溝付き掬い具33とし
ては、アングルに細長い溝を多数設けたもの、長孔のパ
ンチング、エキスパンドメタルなどがあり、材質はステ
ンレス、鉄の金属製で摩耗し難いものが適している。天
板28の材質は、ゴムチップを固めたもの、人口木材、
樹脂、アルミ板、鉄板、ステンレスなどが適している。
また、削り板29の材質は、ゴム、天然木、樹脂などブ
ラシ27と同時に摩耗するものをが良い。野球、テニ
ス、サッカーなど競技種目によってグランドの整備の状
態が異なるので、本発明6はその競技に応じた材質を使
用してその競技に合ったサイズの整備具を製作すること
が出来るものである。
【0050】尚、実験結果では、本発明1,2は地面が
晴天続きの乾燥したサラサラの砂の状態の時は、細かい
網目を使用して濾しながら均すことが出来た。また、
人、自転車、バイク、自動車などによって本発明2を引
っ張った場合、速く濾して綺麗に均すことも出来たが、
水分を含んだ地面の状態で本発明1、2を引っ張った場
合、土、砂、小石などは濾され難くいが、網2上に積み
上げられた土、砂の重量によって、水平に取り付けられ
た掬い板1は地面に圧し付けられても、前後に取り付け
た車輪18やローラーの回転によって引っ張り易く綺麗
に平坦に均すことが出来た。本発明3は、地面の水分量
に関係なく窪んだ部分の周りの土、砂も集めて地面を圧
し固めて綺麗に平らにすることが出来た。また、本発明
4は、広範囲のグランドに散らばっている半分埋まって
いる石やサッカー場や野球場の外野などの芝生上の小
枝、枯葉、ゴミなどを効率良く掬い集めることが出来
た。本発明5は、グランドの荒れた場所の土、砂を圧し
固めたり、盛り上がった固い土を削って均したり、土、
砂を掻き集めて窪みを埋めて固い平坦な地面にすること
が出来た。本発明6は、ブラシ27を取り付けた片面で
掃き均した後、均しローラー3で圧し均して簡単に綺麗
なグランドに整備することが出来る。また他方片面では
溝付き掬い具33によって比較的大きい小石、ゴミなど
を掬って溜めて取り除くことが出来た。
【0051】
【発明の効果】本発明1によれば、日常的に使用するこ
とによって今までグランドで拾われなかったものや、競
技中にスパイク、運動靴などによって荒らされ地中から
出て来た小石・ゴミなどものが除去されるようになり、
自然にグランドの土質が安全な細かな砂粒に変換され
て、グランドの窪んだ場所も平らに均されてくる。この
ことは競技中に思い切ったプレーが出来ることになりグ
ランドでの怪我も少なくなった。
【0052】本発明2によれば、全て生じると共に、人
が走ったり自転車、バイク、自動車などで引っ張ること
によって、広範囲のグランド整備を短縮して綺麗に行う
ことが出来るものである。
【0053】本発明3によれば、小石、ゴミの無い綺麗
なグランドにおいて、人が圧しながら前後動させること
により、グランド使用後の柔らかくなった地面を圧し固
めながら整備出来るものであり、また、地面を削りなが
ら窪んだ場所を埋めつつ地面を硬く平らな面に直すこと
が出来るものである。更に、大型のものをバイク、自動
車などで引っ張ることによって、広範囲のグランド整備
を短縮して綺麗に行うことが出来るものである。
【0054】本発明4によれば、野球場やサッカー場や
ゴルフ場などの広範囲の芝生上に乗っているゴミ、枯
葉、小枝やグランド上に散らばっている石などを掬い集
めることが出来る。また、大型のものを自転車、バイ
ク、自動車などで引っ張ることによって、グランド掃除
を簡単に時間を短縮して行えるものである。
【0055】本発明5によれば、グランドの荒れた場所
の土、砂を圧し固めたり、盛り上がった固い土を削って
均したり、土、砂を掻き集めて窪みを埋めて固い平坦な
地面にすることが出来るものである。
【0056】本発明6によれば、ブラシ27を取り付け
た片面で土、砂、小石、ゴミ、小枝などを押さえて引き
摺りながら掃き均した後、均しローラー3で圧し均すこ
とが出来るので、簡単に綺麗なグランドに整備すること
が出来る。また本発明6の上下を反転させた他方片面で
は溝付き掬い具33によって比較的大きい小石、ゴミな
どを掬って溜めて取り除くことが出来るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明1の実施の形態の一例を示す斜視図であ
る。
【図2】本発明1の実施の形態の他の例を示す斜視図で
ある。
【図3】図1のA−A横断面図である。
【図4】図2のB−B横断面図である。
【図5】本発明2の実施の形態の一例を示す斜視図であ
る。
【図6】本発明2の実施の形態の他の例を示す斜視図で
ある。
【図7】図5のC−C横断面図である。
【図8】図6のD−D横断面図である。
【図9】本発明2の整備動作の説明図である。
【図10】本発明3の実施の形態の一例を示す斜視図で
ある。
【図11】本発明3の整備動作の説明図である。
【図12】本発明3の他の整備動作の説明図である。
【図13】本発明4の実施の形態の一例を示す斜視図で
ある。
【図14】図13のK−K横断面図である。
【図15】本発明5の実施の形態の一例を示す斜視図で
ある。
【図16】本発明5のの整備動作の説明図である。
【図17】本発明5のの整備動作の説明図である。
【図18】本発明5のの整備動作の説明図である。
【図19】本発明5のの整備動作の説明図である。
【図20】本発明6の実施の形態の一例を示す斜視図で
ある。
【図21】本発明6の整備動作の説明図である。
【図22】本発明6の整備動作の説明図である。
【図23】本発明6の整備動作の説明図である。
【符号の説明】
1 濾し具 2 網 3 均しローラー 4 側板 5 ブラシローラー 6 長側板 7 掬い板 8 螺子 9 支持板 10 砂 11 小石 12 飛び出し防止板 13 均しブラシローラー 14 固定板 15 削り具 16 掬い棒 17 掬い具 18 車輪 19 回動軸 20 握り棒 21 砂落し具 22 補強板 23 囲い網 24 車輪 25 アングルの先端部 26 固定小板 27 ブラシ 28 天板 29 削り板 30 突起状ストッパー 31 固定側板 32 均し具 33 溝付き掬い具 34 紐用穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) E01H 1/04 E01H 1/04 1/12 1/12

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】底面を長方形の網(2)とし、この網
    (2)の一方の長辺から前方方向に水平に伸びているか
    又は、前方斜め下方に伸びているか又は、前方斜め下方
    に伸びており且その先端に水平部を有する掬い板(7)
    を取り付け、網(2)の他の三辺に側板(4、4)と長
    側板(6)を設け、後方に延長された両側板(4、4)
    の間に回転自在にして軸支させた均しローラー(3)、
    或いは均しブラシローラー(13)を備えた濾し具
    (1)において、掬い板(7)の前方まで伸びている両
    支持板(9,9)の後方瑞部を、両側板(4、4)の前
    方瑞部に取り付け、両支持板(9,9)の前方瑞部に2
    個の車輪(18、18)を回転自在にして設けたことを
    特徴とするグランド整備具。
  2. 【請求項2】上記濾し具(1)において、両側板(4、
    4)の前方瑞部に、掬い板(7)の前方まで伸びている
    両支持板(9,9)の後方瑞部を取り付け、この両支持
    板(9,9)の前方瑞部の間に、回転自在にして軸支さ
    せたブラシローラー(5)、或いは均しローラー(3)
    を配設したことを特徴とするグランド整備具。
  3. 【請求項3】平行にした2枚の固定板(14、14)の
    間に、複数の均しローラー(3)又は、均しブラシロー
    ラー(13)を回転自在に軸支させ、ローラーとローラ
    ーの間隙の少なくとも一つの間隙にローラーと平行に削
    り具(15)を設けたことを特徴とするグランド整備
    具。
  4. 【請求項4】底面を長方形の網(2)とし、この網
    (2)の一方の長辺から前方斜め下方に伸びているか又
    は、前方斜め下方に伸びており且その先端に水平部を有
    する掬い棒(16)を、隣の掬い棒(16)と所定の間
    隔を開けて多数本配置させた掬い具(17)を取り付
    け、網(2)の他の三辺に側板(4、4)と長側板
    (6)を設け、掬い具(17)まで伸びている両支持板
    (9,9)の後方瑞部を両側板(4、4)の前方瑞部に
    取り付け、両側板(4,4)の後方瑞部に2個の車輪
    (18、18、)と、両支持板(9,9)の前方瑞部に
    2個の車輪(24,24)を回転自在にして軸支させた
    ことを特徴とするグランド整備具。
  5. 【請求項5】細長い均し具(32)の長手方向中央部に
    握り棒(20)の先端を取り付け、この均し具(32)
    の両端に握り棒(20)と平行にして、外側上端部に突
    起状ストッパー(30)を取り付けた固定側板(31,
    31)を設け、この両固定側板(31,31)と平行に
    して設けた2枚の固定板(14,14)の一方瑞部の間
    に、上記固定側板(31、31)を介して均し具(3
    2)を回動可能にして軸支させ、上記2枚の固定板(1
    4,14)の他方端部の間に、均しローラー(3)を回
    転自在にして軸支させたことを特徴とするグランド整備
    具。
  6. 【請求項6】長方形の天板(28)の下面にはブラシ
    (27)、上面にはブラシ(27)か均し具(32)又
    は、溝付き掬い具(33)の何れか一つ又は二つを取り
    付け、上記天板(28)の両側面又は側面に取り付けた
    両側板(4,4)に、固定板(14,14)の一方端部
    を回動可能にして設け、その固定板(14,14)の他
    方端部の間に、均しローラー(3)を回転自在にして軸
    支させたことを特徴とするグランド整備具。
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