JP2003055925A - グランド濾し具 - Google Patents

グランド濾し具

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JP2003055925A
JP2003055925A JP2001248658A JP2001248658A JP2003055925A JP 2003055925 A JP2003055925 A JP 2003055925A JP 2001248658 A JP2001248658 A JP 2001248658A JP 2001248658 A JP2001248658 A JP 2001248658A JP 2003055925 A JP2003055925 A JP 2003055925A
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ground
plate
sand
net
present
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JP2001248658A
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English (en)
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Eitaro Terakawa
英太郎 寺川
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  • Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)
  • Road Repair (AREA)
  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】スピードを上げて引っ張りながら砂均しとグラ
ンドの掃除と砂粒を一定の大きさに調整することを同時
に効率よくできるようにすること。 【解決手段】底面を長方形の網2とし長手一方のこの網
2から延長されているか、或いは斜め下方に向かう掬い
板1を取り付け、他の三方に側板4、4長側板6を設け
た濾し具に、長手他方の長側板6の下稜に傾斜した均し
板3を配設し、両側板4、4に取り付けた支持板9,9
の間にブラシローラー5を回転自在にして軸支させたこ
とである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、グランドなど地面
上の土、砂を濾しながら地面を均す方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来より、広いグランド、テニスコート
等の地面を均す方法としては、コートブラシ、グランド
レーキ(砂ならし)などで地面上を擦らしながら引っ張
って均す方法が取られている。これは荒れた地面を均し
たり盛り上がった土、砂を窪んだ場所に移し平坦にする
だけの作業であり、グランドに自然に点在する小石、ゴ
ミなどは人の手作業で拾い集めなければならない。この
ような整地作業の後に競技が行われている。
【0003】特開昭55−119810(校庭及びグラ
ンドなどにおける小石の採収機械)公報では、掘り起こ
し機で地面を浅く掘り起こし、ローラーで地面の石や危
険物をバケットに採取し、バケットで選別された砂など
を均等に地面に落下させ地面の表面を整地しながら進む
小石の採取機械が提案されている。
【0004】
【発明が解決しょうとする課題】競技を始める前に必ず
荒れた地面の整地作業をする必要がある。それは広範囲
のグランド上には小石、ゴミなど、土、砂以外のものが
混じり込んでいるので、これらのものによって競技中に
ボールの方向を変えて、このボールが競技者の顔や身体
等に当たって怪我を引き起こしたり、転けて怪我をした
り競技中の選手にも大きく影響する場合がある。
【0005】地面を平坦にするために人はコートブラシ
・グランドレーキをもって広範囲のグランドを歩き回ら
なければならないので、時間の掛かるものである。コー
トブラシは細長い木に植え込んだブラシで地面を撫でる
ようにして均すだけのものである。またグランドレーキ
も木・鉄・アルミなどで作られた長方形の厚板をある角
度で引っ張ることによって地面上を掻いて均すだけもの
であり、何も取り除くことの出来ないものである。
【0006】また、校庭及びグランドなどにおける小石
の採収機械は、地面を掘り起こしてローラーで採収した
ものをバケットより地面に落下させるだけのものである
から、砂は地面に撒かれるだけで全く均一に均されるも
のではない。
【0007】本発明は、上述の点に鑑みて、スピードを
上げて引っ張ることをしても、砂ならしとグランド掃除
と砂の粒子を一定の大きさに効率よく調整することを、
同時にできるようにすることを課題としたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の請求項
1記載のグランド濾し具(以下、本発明1という)は、
底面を長方形の網2とし長手一方のこの網2から延長さ
れているか、或いは斜め下方に向かう掬い板1を取り付
け、他の三方に側板4、4長側板6を設けた濾し具に、
長手他方の長側板6の下稜に傾斜した均し板3を配設し
たことを特徴としている。
【0009】かかる構成により、本発明1を擦らしなが
ら引っ張ることによって荒れた地面や盛り上がった地面
を掬い板1で削り、掬い板1の前に集められた砂、小
石、ゴミなどは網2上に押し上げられ、本発明1を擦ら
しながら移動する時の振動を利用して土、砂の中の小石
・ゴミなどは振り分けられ、網2で濾されて落ちた土、
砂を均し板3によってグランド面を均す事ができるもの
である。
【0010】請求項2記載のグランド濾し具(以下、本
発明2という)は、両側板4、4に取り付けた支持板
9,9の間にブラシローラー5を回転自在にして軸支さ
せたことを特徴としている。
【0011】かかる構成により、本発明2を擦らしなが
ら引っ張る時に、地面上を掬い板1で削り、掬い板1の
前に集まった土、砂、小石などはブラシローラー5の多
数のブラシの隙間で挟まれる力と回転力を利用して効率
よく網2上に跳ね上げ、それを擦らしながら移動する時
の振動を利用して網2上の砂、小石、ゴミなどを濾し
て、地面に落ちた土、砂は後部の傾斜した均し板3で綺
麗に均らすことができる。
【0012】
【作用】本発明1をグランド上で擦らして引っ張ってい
る間に、掬い板1で削った砂、小石、ゴミなどは網2上
に押し上げられ地面を擦らす振動によって小石、ゴミな
どは振るいに掛けられ網2上に残る。網2で濾された
土、砂は地面に落ち均し板3によって均一に均される。
また、本発明2は速く引っ張って擦らすことによってブ
ラシローラー5の回転は増して、砂、小石、ゴミなどを
ブラシの隙間に挟んで効率よく跳ね上げグランド掃除を
しながら、砂粒を一定の大きさに調整して均すことがで
きる。
【0013】
【発明の実施の形態】実施の一例として、図1は本発明
1本体の斜視図を示している。底面を長方形の網2とし
長手一方のこの網2から延長されているか、或いは斜め
下方に向かう掬い板1を取り付け、他の三方に側板4、
4長側板6を設けた濾し具に、長手他方の長側板6の下
稜に傾斜した均し板3を配設したことで構成されてい
る。
【0014】この本発明1を擦らしながら引っ張ること
によって盛り上がった地面上の土、砂を掬い板1で削
り、掬い板1上に集められて、その量が掬い板1を越え
た砂、小石などは網2上に押し上げられ、本発明1を擦
らしながら移動する時の振動を利用して砂の中の小石・
ゴミなどは振り分けられ、網2で濾されて落ちた土、砂
を均し板3によって、グランド面を綺麗に均す事ができ
るものである。
【0015】実施の一例として網2は長さ99cm×幅
12cmで線径2mmの4メッシュのステンレスを使用
し、側板、長側板もステンレスの平板を使用している。
また、均し板3の材質は、ステンレス、木・鉄・アルミ
などであるが、コートブラシを取り付けることによっ
て、ソフトに地面を均すことも出来る。他の部分の材質
は鉄、アルミ、合成樹脂などで、軽いものやコストの安
いものを製作することができる。
【0016】この本発明1を引っ張る方法としては、握
り棒の先端を掬い板1や長側板6の中央部に取り付け引
っ張る方法と、両側板4、4にパイプ、チェーン、ベル
ト、紐などを取り付けて引っ張る方法などがあり、本発
明1の大きさ、形状に応じて選択することができる。
【0017】図2は、本発明1の図1のA−A横断面図
を示している。掬い板1の先端部は地面に密着するよう
平らな部分を設けることで、地面を削り易くしている。
網2上にのった土、砂が戻らないように網2を水平にす
るか、或いは戻り防止板を取り付けると良い。網2を地
面より高く位置することによって地面との空間に濾され
た土、砂の量を多く落とすことができ、地面を連続して
濾すことができる。両側板4、4と長側板6に網2を使
用することで濾す面積が大きくなり、濾す砂量を増やす
ことができる。
【0018】また、本発明1の掬い板1を水平な板とし
た場合は地面上に密着する面積が大きくなり、掬い板1
から延長されている網2(図2参照)は後部の均し板と
は傾斜させて取り付けることになるので、地面上を薄く
削りながら砂、小石などを掬うことができる。これは
土、砂の量の少ないグランドでの使用に適している。ま
た、掬い板1を斜め下方に取り付けた場合は網2の位置
が地面より高くなるため掬い板1の前には多くの土、砂
を集めることができるので、砂の量の多いグランドに適
している。
【0019】本発明1を掬い易い角度に取り付けた握り
棒の使用法は、握り棒を下げることにより掬い板1は水
平から角度が上がり地面に食い込むことで厚く地面を削
り、握り棒を上げることにより掬い板1は地面上を滑る
ことになる。この滑っている間に網2上に残った砂、小
石、土などは滑る時の振動によって濾させれるだけであ
るから網2上の砂の量は減ることになる。このようなコ
ントロールを続けながらグランドを均すことができる。
掬い板1が地面に食込んで反ることを予防するために掬
い板1を厚くするか、曲げ部分を入れて補強するか、ま
たは補強のために両側板4、4間に渡した横棒から補強
板などを数箇所掬い板1に垂設することで解決する。
【0020】図3は実施の形態の一例として、本発明2
の斜視図を示している。両側板4、4に取り付けた支持
板9,9の間にブラシローラー5を回転自在にして軸支
させたことで構成されている。
【0021】本発明2を引っ張る方法としては、握り棒
の先端に取り付けたコ字状横棒を両支持板9、9に回動
可能にして取り付け握り棒を引っ張る方法がある。それ
以外にもベルト、チェーン、パイプ、紐などを両支持板
9、9に取り付けて引っ張ることもできる。
【0022】図4は本発明2のブラシの跳ね上げ状態の
説明図である。本発明2を引っ張ることによってブラシ
ローラー5は自動的に回転し、地面に密着した掬い板1
で削った砂10、小石11などを、ブラシの先端を上か
ら押さえる時に多数植えたブラシの隙間に挟み込んで跳
ね上げている状態を示している。
【0023】ブラシローラー5によって跳ね上げられた
砂10、小石11などは、ブラシローラー5に接触しな
いように近接させて、側板4,4間に取り付けた飛び出
し防止板12によって、濾し具内の網2上に全て積もら
せることができる。そして、ブラシローラー5の回転を
上げることにより跳ね上げる砂の量を増やすことができ
るので、走って使用したり、自転車・バイク・自動車な
どで引っ張ることが可能になり、広範囲のグランドの整
地作業には特に適しているものである。
【0024】本発明2を長年使用した場合、ブラシロー
ラー5のブラシが摩耗してくるので、両支持板9、9の
長穴8に締めてある螺子7の位置を調整することによっ
て最良の状態で跳ね上げ続けることができる。このブラ
シローラー5は、太さ0.6mmの波付きの長さ5cm
のナイロン製で直径5cmの軸に一箇所38本束ねたも
のを、周回に16箇所として全長は98cmに80箇所
に植えたのものを使用しているが、その他のブラシとし
てはシダ毛を使用したものでも良い。
【0025】尚、実験結果では、天気続きの乾燥した地
面の砂は、サラサラ状態であるから細かい網目を使用す
ることが出来た。人、自転車、バイク、自動車によって
本発明2を引っ張った場合、速く綺麗に濾して均すこと
ができたが、水分を含んだ地面の状態で本発明2を引っ
張った場合、砂、小石などは濾されずに網2上に積み上
げられたが、その積み上げられた土、砂の重量によって
水平に取り付けた掬い板1と均し板3は、地面に押し付
けられ綺麗に平坦に均すことができた。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、日常的に使用すること
によって今までグランドで拾われなかったものや、競技
中にスパイク・運動靴などによって荒らされ地中から出
て来た小石、ゴミなどものが除去されるようになり、自
然にグランドの土質が安全な細かな粒に変換される。こ
のことは競技中に思い切ったプレーができることになり
グランドでの怪我も少なくなる。人が走ったり自転車、
バイク、自動車などで引っ張ることによって、広範囲の
グランドの整備を短縮して行うことができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明1の斜視図である。
【図2】本発明1の図1のA−A横断面図である。
【図3】本発明2の斜視図である。
【図4】本発明2のブラシの跳ね上げ状態の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 掬い板 2 網 3 均し板 4 側板 5 ブラシローラー 6 長側板 7 ボルト 8 長穴 9 支持板 10 砂 11 小石 12 飛び出し防止板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) E01H 1/02 E01H 1/02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】底面を長方形の網(2)とし長手一方のこ
    の網(2)から延長されているか、或いは斜め下方に向
    かう掬い板(1)を取り付け、他の三方に側板(4、
    4)長側板(6)を設けた濾し具に、長手他方の長側板
    (6)の下稜に傾斜した均し板(3)を配設したことを
    特徴とするグランド濾し具。
  2. 【請求項2】両側板(4、4)に取り付けた支持板
    (9,9)の間にブラシローラー(5)を回転自在にし
    て軸支させたことを特徴とする請求項1に記載のグラン
    ド濾し具。
JP2001248658A 2001-08-20 2001-08-20 グランド濾し具 Pending JP2003055925A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009097262A (ja) * 2007-10-18 2009-05-07 Shichiro Handa グランド整地具
CN103603284A (zh) * 2013-11-11 2014-02-26 陕西科技大学 滚筒式马路灰尘黏附器
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CN107100125A (zh) * 2017-05-24 2017-08-29 江苏坦道智能设备有限公司 一种新型横轴卷筒式路面清洁装置
CN107952670A (zh) * 2017-12-11 2018-04-24 郑州丽福爱生物技术有限公司 一种谷物安全高效振动筛选装置
JP2020176378A (ja) * 2019-04-15 2020-10-29 有限会社山桂ハウジング グランド整備具及びグランド整備方法

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