JP2003266778A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JP2003266778A JP2003266778A JP2002075840A JP2002075840A JP2003266778A JP 2003266778 A JP2003266778 A JP 2003266778A JP 2002075840 A JP2002075840 A JP 2002075840A JP 2002075840 A JP2002075840 A JP 2002075840A JP 2003266778 A JP2003266778 A JP 2003266778A
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- scanning
- image forming
- polygon mirror
- beams
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 副走査方向の間隔が均等な複数本のビームを
用いても、光学系の自由度を下げることなく任意の飛び
越し周期を選択することが可能な画像形成装置を提供す
ることを課題とする。 【解決手段】 画像形成装置は、副走査方向の間隔が均
等である複数本のビームを回転多面鏡19Sにより一括
して主走査を行い、副走査方向に回動される感光体上に
飛び越し走査による二次元の静電潜像を形成する装置で
ある。ビーム数m、飛び越し周期nとしてmとnが互い
に素の関係を満たさない場合、回転多面鏡19Sの隣り
合う鏡面の法線間の角度を、飛び越し周期に応じて不均
等にしている。これにより、アレイ化が容易な面発光レ
ーザ等を設置して副走査方向の間隔が均等な複数本のビ
ームを用いても、上記の角度を調整して設定することに
より、任意の飛び越し周期を選択することが可能にな
る。従って、従来に比べ、光学系の自由度を遥かに高く
することが可能になる。
用いても、光学系の自由度を下げることなく任意の飛び
越し周期を選択することが可能な画像形成装置を提供す
ることを課題とする。 【解決手段】 画像形成装置は、副走査方向の間隔が均
等である複数本のビームを回転多面鏡19Sにより一括
して主走査を行い、副走査方向に回動される感光体上に
飛び越し走査による二次元の静電潜像を形成する装置で
ある。ビーム数m、飛び越し周期nとしてmとnが互い
に素の関係を満たさない場合、回転多面鏡19Sの隣り
合う鏡面の法線間の角度を、飛び越し周期に応じて不均
等にしている。これにより、アレイ化が容易な面発光レ
ーザ等を設置して副走査方向の間隔が均等な複数本のビ
ームを用いても、上記の角度を調整して設定することに
より、任意の飛び越し周期を選択することが可能にな
る。従って、従来に比べ、光学系の自由度を遥かに高く
することが可能になる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数本のビームを
走査して画像を形成する画像形成装置に関し、特に、複
写機あるいはレーザプリンタなどに最適な画像形成装置
に関する。
走査して画像を形成する画像形成装置に関し、特に、複
写機あるいはレーザプリンタなどに最適な画像形成装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機あるいはレーザプリンタなどのよ
うに回転多面鏡によりレーザ光を走査して感光体上に露
光線を形成する画像形成装置に於いては,高速化,高解
像度化が進んでいる。実現方法としては光源の数を増や
す、ポリゴンミラーの回転速度をあげる、ビデオクロッ
クを高速化する等があげられる。
うに回転多面鏡によりレーザ光を走査して感光体上に露
光線を形成する画像形成装置に於いては,高速化,高解
像度化が進んでいる。実現方法としては光源の数を増や
す、ポリゴンミラーの回転速度をあげる、ビデオクロッ
クを高速化する等があげられる。
【0003】これらの中で、特開平5−294005号
公報に開示されているように、効果の最も大きいのは光
源の数を増やすことで、近年ではアレイ化が容易な面発
光レーザ等を用いることによって多数本のビームを用い
たものも実現可能になってきている(図13参照)。
公報に開示されているように、効果の最も大きいのは光
源の数を増やすことで、近年ではアレイ化が容易な面発
光レーザ等を用いることによって多数本のビームを用い
たものも実現可能になってきている(図13参照)。
【0004】−方、多数ビームを走査する場合の走査方
式としては隣接した走査線を形成する隣接走査と、離れ
た走査線を形成する飛び越し走査と、があり(例えば、
4ビームで3ラインの飛び越し走査を行う例として図1
4参照)、光学系の要求に適した走査方式が選択されて
きた。
式としては隣接した走査線を形成する隣接走査と、離れ
た走査線を形成する飛び越し走査と、があり(例えば、
4ビームで3ラインの飛び越し走査を行う例として図1
4参照)、光学系の要求に適した走査方式が選択されて
きた。
【0005】しかしながら、飛び越し走査を行うための
条件として、ビーム数をm、走査周期をnとしたとき、
mとnが互いに素であることが必要(特開平5−530
68号公報)であることが知られており、素子数に応じ
て使用可能な飛び越し周期が、表1に示すように、限定
されている。
条件として、ビーム数をm、走査周期をnとしたとき、
mとnが互いに素であることが必要(特開平5−530
68号公報)であることが知られており、素子数に応じ
て使用可能な飛び越し周期が、表1に示すように、限定
されている。
【0006】
【表1】
例えば素子数が偶数の場合には飛び越し周期は3以上と
なってしまう。
なってしまう。
【0007】かかる問題を回避するために特開平10−
253903号公報では素子の間隔を不均等に設定する
ことによって素子数mが偶数であっても走査周期nを偶
数相当にすることを可能にしている。しかしながらこの
場合はビーム間隔が不均等であるため特別な例であり、
ビームの副走査方向の間隔が均等な場合、飛び越し周期
に関する上記の規則に従うしかなかった。
253903号公報では素子の間隔を不均等に設定する
ことによって素子数mが偶数であっても走査周期nを偶
数相当にすることを可能にしている。しかしながらこの
場合はビーム間隔が不均等であるため特別な例であり、
ビームの副走査方向の間隔が均等な場合、飛び越し周期
に関する上記の規則に従うしかなかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように副走査方向
の間隔が均等であり多数本のビームを走査する場合であ
って飛び越し走査をおこなうときには上記の制約が存在
しているために、必ずしも光学的な仕様に合致する飛び
越し周期を選択することが出来ないため、光学系の設計
自由度を下げてしまっていた。
の間隔が均等であり多数本のビームを走査する場合であ
って飛び越し走査をおこなうときには上記の制約が存在
しているために、必ずしも光学的な仕様に合致する飛び
越し周期を選択することが出来ないため、光学系の設計
自由度を下げてしまっていた。
【0009】例えば、素子数が6の場合には飛び越し周
期は5、7、11、・・・と非常に自由度が小さく任意
の飛び越し周期を設定できないという課題があった。
期は5、7、11、・・・と非常に自由度が小さく任意
の飛び越し周期を設定できないという課題があった。
【0010】本発明は、上記事実を考慮して、副走査方
向の間隔が均等な複数本のビームを用いても、光学系の
自由度を下げることなく任意の飛び越し周期を選択する
ことが可能な画像形成装置を提供することを課題とす
る。
向の間隔が均等な複数本のビームを用いても、光学系の
自由度を下げることなく任意の飛び越し周期を選択する
ことが可能な画像形成装置を提供することを課題とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明では、副走査方向の間隔が
均等である複数本のビームを回転多面鏡により一括して
主走査を行い、副走査方向に回動される感光体上に飛び
越し走査による二次元の静電潜像を形成する画像形成装
置において、ビーム数m、飛び越し周期nとしてmとn
が互いに素の関係を満たさない場合、前記回転多面鏡の
隣り合う鏡面の法線間の角度を、飛び越し周期に応じて
不均等にしたことを特徴とする。
めに、請求項1に記載の発明では、副走査方向の間隔が
均等である複数本のビームを回転多面鏡により一括して
主走査を行い、副走査方向に回動される感光体上に飛び
越し走査による二次元の静電潜像を形成する画像形成装
置において、ビーム数m、飛び越し周期nとしてmとn
が互いに素の関係を満たさない場合、前記回転多面鏡の
隣り合う鏡面の法線間の角度を、飛び越し周期に応じて
不均等にしたことを特徴とする。
【0012】上記の静電潜像を形成するにあたり、感光
体を帯電器によって帯電するのが一般的である。また、
静電潜像を形成した後、現像器によってこの静電潜像を
トナー像として可視化し、感光体上のトナー像を直接あ
るいは中間転写体を介して用紙上に転写し、定着器によ
って定着させることが多い。
体を帯電器によって帯電するのが一般的である。また、
静電潜像を形成した後、現像器によってこの静電潜像を
トナー像として可視化し、感光体上のトナー像を直接あ
るいは中間転写体を介して用紙上に転写し、定着器によ
って定着させることが多い。
【0013】上記角度は、面間分割角度と呼ばれる。こ
の角度について検討する際、例えば、上記回転多面鏡の
回転中心を通る法線間の角度で検討する。
の角度について検討する際、例えば、上記回転多面鏡の
回転中心を通る法線間の角度で検討する。
【0014】請求項1に記載の発明により、アレイ化が
容易な面発光レーザ等を設置して副走査方向の間隔が均
等な複数本のビームを用いても、面間分割角度を調整し
て設定することにより、任意の飛び越し周期を選択する
ことが可能になる。従って、従来に比べ、光学系の自由
度を遥かに高くすることが可能になる。
容易な面発光レーザ等を設置して副走査方向の間隔が均
等な複数本のビームを用いても、面間分割角度を調整し
て設定することにより、任意の飛び越し周期を選択する
ことが可能になる。従って、従来に比べ、光学系の自由
度を遥かに高くすることが可能になる。
【0015】請求項2に記載の発明では、前記飛び越し
周期nと前記角度の変化の周期kとが同じであることを
特徴とする。
周期nと前記角度の変化の周期kとが同じであることを
特徴とする。
【0016】角度の変化の周期とは、回転多面鏡が回転
した際、面間分割角度が何個ごとに一定の変化で繰り返
されるかを表す周期のことである。例えば、互いに異な
る面間分割角度θ1、θ2が交互に設定されている場
合、角度の変化の周期kは2であり、回転多面鏡の鏡面
数が6で、互いに異なる面間分割角度θ1、θ2、θ3
がこの順に繰り返して設定されている場合、角度の変化
の周期kは3である。
した際、面間分割角度が何個ごとに一定の変化で繰り返
されるかを表す周期のことである。例えば、互いに異な
る面間分割角度θ1、θ2が交互に設定されている場
合、角度の変化の周期kは2であり、回転多面鏡の鏡面
数が6で、互いに異なる面間分割角度θ1、θ2、θ3
がこの順に繰り返して設定されている場合、角度の変化
の周期kは3である。
【0017】請求項2に記載の発明により、面間分割角
度を調整して設定することにより任意の飛び越し周期を
選択する際、この設定を行い易い。
度を調整して設定することにより任意の飛び越し周期を
選択する際、この設定を行い易い。
【0018】請求項3に記載の発明では、ビーム数mが
偶数で、前記回転多面鏡の面数が偶数であり、kが2の
ときに、前記角度として、(m−j):(m+j)(j
はmより小さい奇数)の比となる2値を交互に設定した
ことを特徴とする。
偶数で、前記回転多面鏡の面数が偶数であり、kが2の
ときに、前記角度として、(m−j):(m+j)(j
はmより小さい奇数)の比となる2値を交互に設定した
ことを特徴とする。
【0019】これにより、飛び越しによって走査する位
置を所望の位置に設定し易い。
置を所望の位置に設定し易い。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、実施形態を挙げ、図面を用
いて本発明の実施の形態を説明する。
いて本発明の実施の形態を説明する。
【0021】[第1実施形態]図1は、電子写真プロセ
スを用いた、第1実施形態の画像形成装置3を示す構成
図である。矢印方向に回転する感光体1は帯電器2によ
って表面を帯電される。帯電された感光体1の表面は、
画像形成装置3を構成する露光装置3Aによって画像部
あるいは背景部が選択的に露光され、静電潜像が生成さ
れる。そして、トナーを用いた現像装置4によって静電
潜像は可視像化され、トナー像は一次転写装置5によっ
て中間転写ベルト6上に転写される。中間転写ベルト上
のトナー像は2次転写装置7により、用紙トレイ8から
用紙搬送ロール9等により搬送されてきた用紙上に転写
され、定着装置10によってトナーが用紙上に溶融定着
される。一次転写後に感光体上に残ったトナーはクリー
ニング装置11によって、感光体表面から回収される。
スを用いた、第1実施形態の画像形成装置3を示す構成
図である。矢印方向に回転する感光体1は帯電器2によ
って表面を帯電される。帯電された感光体1の表面は、
画像形成装置3を構成する露光装置3Aによって画像部
あるいは背景部が選択的に露光され、静電潜像が生成さ
れる。そして、トナーを用いた現像装置4によって静電
潜像は可視像化され、トナー像は一次転写装置5によっ
て中間転写ベルト6上に転写される。中間転写ベルト上
のトナー像は2次転写装置7により、用紙トレイ8から
用紙搬送ロール9等により搬送されてきた用紙上に転写
され、定着装置10によってトナーが用紙上に溶融定着
される。一次転写後に感光体上に残ったトナーはクリー
ニング装置11によって、感光体表面から回収される。
【0022】画像形成装置3はカラー画像形成装置とな
っており、帯電・露光・現像・一次転写が4回(YMC
K)繰り返されることによって、フルカラー画像を形成
する。各サイクル毎に現像装置4が90度回転すること
によって現像するトナーを切り替える。また、4色のト
ナー像は中間転写ベルト上に重ね合わせられていくた
め、2次転写装置7には4色の画像形成が終了するまで
用紙は搬送されず、転写装置が中間転写ベルトと接する
場合は、用紙が搬送されるまで転写装置が中間転写ベル
トに触れない様にリトラクトされる。
っており、帯電・露光・現像・一次転写が4回(YMC
K)繰り返されることによって、フルカラー画像を形成
する。各サイクル毎に現像装置4が90度回転すること
によって現像するトナーを切り替える。また、4色のト
ナー像は中間転写ベルト上に重ね合わせられていくた
め、2次転写装置7には4色の画像形成が終了するまで
用紙は搬送されず、転写装置が中間転写ベルトと接する
場合は、用紙が搬送されるまで転写装置が中間転写ベル
トに触れない様にリトラクトされる。
【0023】本実施形態で使用される露光装置3Aは複
数のレーザ光を用いるもので、例えば図2のような構成
である。12は複数のレーザ光を発生させる面発光レー
ザアレイである。図2では簡略化のため3本のビームを
描いているが、アレイ化が容易な面発光レーザを用いる
と数十本のビームを発生させることができ、また、レー
ザ光の配列も1列に限ることなく、2次元的に配列する
ことも可能である。本実施形態では2次元的に配値され
た素子数mの面発光レーザアレイを用いる。
数のレーザ光を用いるもので、例えば図2のような構成
である。12は複数のレーザ光を発生させる面発光レー
ザアレイである。図2では簡略化のため3本のビームを
描いているが、アレイ化が容易な面発光レーザを用いる
と数十本のビームを発生させることができ、また、レー
ザ光の配列も1列に限ることなく、2次元的に配列する
ことも可能である。本実施形態では2次元的に配値され
た素子数mの面発光レーザアレイを用いる。
【0024】面発光レーザアレイから射出されたレーザ
光は、コリメートレンズ13により略平行光とされ、レ
ーザ光の一部を分離してレンズ15を介して光量検出用
センサ16に導くためのハーフミラー14に到達する。
面発光レーザは端面発光レーザとは異なり、共振器の後
ろ側からビームを出射することが出来ないため、光量制
御のため、このようにレーザ光を一部分離して光量検出
することが必要となる。
光は、コリメートレンズ13により略平行光とされ、レ
ーザ光の一部を分離してレンズ15を介して光量検出用
センサ16に導くためのハーフミラー14に到達する。
面発光レーザは端面発光レーザとは異なり、共振器の後
ろ側からビームを出射することが出来ないため、光量制
御のため、このようにレーザ光を一部分離して光量検出
することが必要となる。
【0025】ハーフミラー14を通過したレーザ光はア
パチャー17で整形される。アパチャー17は複数のビ
ームを均等に整形するため、コリメートレンズ13の焦
点位置近傍に配置するのが望ましい。アパチャー17に
よって整形されたレーザ光は副走査方向にのみパワーを
有するシリンダレンズ18を通過し、折り返しミラー2
0で反射されて回転多面鏡19の反射面近傍で主走査方
向に長い線状に結像される。
パチャー17で整形される。アパチャー17は複数のビ
ームを均等に整形するため、コリメートレンズ13の焦
点位置近傍に配置するのが望ましい。アパチャー17に
よって整形されたレーザ光は副走査方向にのみパワーを
有するシリンダレンズ18を通過し、折り返しミラー2
0で反射されて回転多面鏡19の反射面近傍で主走査方
向に長い線状に結像される。
【0026】回転多面鏡19は図示されないモータによ
って回転され、レーザ光を主走査方向に偏向反射する。
回転多面鏡19によって偏向反射されたレーザ光は主走
査方向にのみパワーを有するFθレンズ21、22によ
って主走査方向において感光体23上に結像され、かつ
レーザ光が感光体23上を略等速で移動するように結像
される。Fθレンズ21、22を通過したレーザ光は副
走査方向にのみパワーを有するシリンダミラー24、2
5によって、感光体23上で結像される。
って回転され、レーザ光を主走査方向に偏向反射する。
回転多面鏡19によって偏向反射されたレーザ光は主走
査方向にのみパワーを有するFθレンズ21、22によ
って主走査方向において感光体23上に結像され、かつ
レーザ光が感光体23上を略等速で移動するように結像
される。Fθレンズ21、22を通過したレーザ光は副
走査方向にのみパワーを有するシリンダミラー24、2
5によって、感光体23上で結像される。
【0027】回転多面鏡19の各反射面での走査露光に
当たっては、走査開始の同期を取る必要があるため、露
光装置3Aには、走査開始前のレーザ光を反射するピッ
クアップミラー26と、ピックアップミラー26で反射
されたレーザ光を検出する同期用光量検出装置27と、
が設けられている。
当たっては、走査開始の同期を取る必要があるため、露
光装置3Aには、走査開始前のレーザ光を反射するピッ
クアップミラー26と、ピックアップミラー26で反射
されたレーザ光を検出する同期用光量検出装置27と、
が設けられている。
【0028】回転多面鏡19は、(m−1):(m+
1)の比となる2値の面間分割角度が交互に設定されて
いる。回転多面鏡19を回転させる際、図示されないモ
ータ1回転(回転多面鏡1回転)で1回出力されるモー
タ同期信号がモータから出力されていて、モータ同期信
号と同期用光量検出装置27からの信号によって走査面
を特定している。
1)の比となる2値の面間分割角度が交互に設定されて
いる。回転多面鏡19を回転させる際、図示されないモ
ータ1回転(回転多面鏡1回転)で1回出力されるモー
タ同期信号がモータから出力されていて、モータ同期信
号と同期用光量検出装置27からの信号によって走査面
を特定している。
【0029】各レーザの光量は図示されないレーザ駆動
量制御手段によって所定の量になるように制御されてお
り,入力画像データに基づいて各レーザを駆動し主走査
が行われる。
量制御手段によって所定の量になるように制御されてお
り,入力画像データに基づいて各レーザを駆動し主走査
が行われる。
【0030】比較説明のためにビーム数が4本で回転多
面鏡の面数が6面のときの走査状態(従来の走査状態)
を図3に示す。図3では正六角形の回転多面鏡(図4参
照)によりN回目の走査で隣接する4本の走査線を1度
に形成し、N+1回目の走査では走査線4本進んだ位置
から次の隣接する4本の走査線を形成している。この光
学系を基に回転多面鏡(正六角形)の回転速度を2倍に
したときの状態が図5で、N回目の走査で隣接する4本
の走査線を1度に形成し、N+1回目の走査では走査線
2本進んだ位置から次の隣接する4本の走査線を形成し
ている。つまり正六角形の回転多面鏡では飛び越し周期
2の飛び越し走査は出来ていないことが判る。
面鏡の面数が6面のときの走査状態(従来の走査状態)
を図3に示す。図3では正六角形の回転多面鏡(図4参
照)によりN回目の走査で隣接する4本の走査線を1度
に形成し、N+1回目の走査では走査線4本進んだ位置
から次の隣接する4本の走査線を形成している。この光
学系を基に回転多面鏡(正六角形)の回転速度を2倍に
したときの状態が図5で、N回目の走査で隣接する4本
の走査線を1度に形成し、N+1回目の走査では走査線
2本進んだ位置から次の隣接する4本の走査線を形成し
ている。つまり正六角形の回転多面鏡では飛び越し周期
2の飛び越し走査は出来ていないことが判る。
【0031】ここで、図6に示すように、回転多面鏡の
回転方向がP方向である場合、面間分割角度が互いに異
なるθ1、θ2(θ1<θ2)の2値を交互に設定し、
小さいほうの角度θ1を1つ選び、この角度を形成する
面であってP方向側の面をNo.1とし、P方向と反対
方向側(Q方向側)の面から順にNo.2、No.3・
・・、と面番号を付して考え、この面番号が奇数か偶数
かによって奇数面a、偶数面b、とする。すなわち、面
間分割角度が小さい角度のP方向側を形成する面が奇数
面a、Q方向側を形成する面が偶数面bとなる。
回転方向がP方向である場合、面間分割角度が互いに異
なるθ1、θ2(θ1<θ2)の2値を交互に設定し、
小さいほうの角度θ1を1つ選び、この角度を形成する
面であってP方向側の面をNo.1とし、P方向と反対
方向側(Q方向側)の面から順にNo.2、No.3・
・・、と面番号を付して考え、この面番号が奇数か偶数
かによって奇数面a、偶数面b、とする。すなわち、面
間分割角度が小さい角度のP方向側を形成する面が奇数
面a、Q方向側を形成する面が偶数面bとなる。
【0032】図7は、図6に示したような回転多面鏡を
用い回転数を2倍としたときの走査状態を示している。
奇数面aからQ方向側の偶数面bへの面間分割角度と、
偶数面bからQ方向側の奇数面aへの面間分割角度と、
の比は例えば3:5になり、上記の面間分割角度はそれ
ぞれ45°、75°となる(図8参照)。
用い回転数を2倍としたときの走査状態を示している。
奇数面aからQ方向側の偶数面bへの面間分割角度と、
偶数面bからQ方向側の奇数面aへの面間分割角度と、
の比は例えば3:5になり、上記の面間分割角度はそれ
ぞれ45°、75°となる(図8参照)。
【0033】N回目の走査で奇数面を使い4本の走査線
が形成され、N+1回目の走査では偶数面によって走査
線が形成されるが、面間分割角度が小さいために走査線
1.5本分送られて走査線が形成される。更にN+2回
目の走査では面間分割角度が大きいために走査線2.5
本分送られて走査線が形成される。
が形成され、N+1回目の走査では偶数面によって走査
線が形成されるが、面間分割角度が小さいために走査線
1.5本分送られて走査線が形成される。更にN+2回
目の走査では面間分割角度が大きいために走査線2.5
本分送られて走査線が形成される。
【0034】すなわち図5から図7の間では回転多面鏡
の回転速度を変えずに回転多面鏡の面間分割角度を変え
ることで飛び越し周期2の飛び越し走査を達成してい
る。ただし本例では面間分割角度の差が大きいために走
査に有効な領域が狭くなっている。
の回転速度を変えずに回転多面鏡の面間分割角度を変え
ることで飛び越し周期2の飛び越し走査を達成してい
る。ただし本例では面間分割角度の差が大きいために走
査に有効な領域が狭くなっている。
【0035】[実施例]以下、具体的な実施例を挙げて
説明する。本実施例では、面発光レーザアレイ12とし
て、2次元的に配値された素子数m=32のものを光源
に用いている。
説明する。本実施例では、面発光レーザアレイ12とし
て、2次元的に配値された素子数m=32のものを光源
に用いている。
【0036】また、仮に、副走査解像度が2400dp
i、回転多面鏡は面数が6面で面間分割角度が均等、内
接円直径が34mmであるとものとして、本実施例の光
学系が設計されている。仮に、面間分割角度が均等なこ
の回転多面鏡を用いた場合、感光体上での走査線間間隔
Lは約10.58μmとして、N回目の走査で32本の
走査線を形成し、副走査方向の移動量P=m・L=33
8.7μmとしてN+1回目の走査で次の32本の走査
線を形成する。このように隣接走査が行われ連続した走
査線が形成される。
i、回転多面鏡は面数が6面で面間分割角度が均等、内
接円直径が34mmであるとものとして、本実施例の光
学系が設計されている。仮に、面間分割角度が均等なこ
の回転多面鏡を用いた場合、感光体上での走査線間間隔
Lは約10.58μmとして、N回目の走査で32本の
走査線を形成し、副走査方向の移動量P=m・L=33
8.7μmとしてN+1回目の走査で次の32本の走査
線を形成する。このように隣接走査が行われ連続した走
査線が形成される。
【0037】これに対して副走査解像度を2倍にするた
めに本実施例では回転多面鏡の回転数を2倍にすると共
に、上述した面間分割角度の比を(m−l):(m+
1)即ち31:33とした回転多面鏡19Tを用いる
(図9参照)。このときの面間分割角度は、図9に示し
たように、奇数面aからQ方向側の偶数面bへの面間分
割角度が58.125°、偶数面bからQ方向側の奇数
面aへの面間分割角度が61.875°となる。この条
件で走査を行うことで副走査解像度を2倍の4800d
piにすることが可能になる。
めに本実施例では回転多面鏡の回転数を2倍にすると共
に、上述した面間分割角度の比を(m−l):(m+
1)即ち31:33とした回転多面鏡19Tを用いる
(図9参照)。このときの面間分割角度は、図9に示し
たように、奇数面aからQ方向側の偶数面bへの面間分
割角度が58.125°、偶数面bからQ方向側の奇数
面aへの面間分割角度が61.875°となる。この条
件で走査を行うことで副走査解像度を2倍の4800d
piにすることが可能になる。
【0038】本実施例では、回転多面鏡19Tの面間分
割角度の差が小さいので、走査で無駄になる領域は僅か
であり走査効率にほとんど影響を及ぼさない。
割角度の差が小さいので、走査で無駄になる領域は僅か
であり走査効率にほとんど影響を及ぼさない。
【0039】また、奇数面aからQ方向側の偶数面bへ
の面間分割角度を58°、偶数面bからQ方向側の奇数
面aへの面間分割角度を62°とした場合、面間分割角
度の誤差による走査位置の誤差は0.35μmであり十
分に小さく、また仮に影響がある場合でも誤差の影響は
2ライン単位で現れるためその発生周期は2400dp
i相当となり視認されない領域であるので、影響は極め
て小さい。さらには走査光学系が縮小光学系の構成を取
っているため半径誤差の走査面上での影響は二乗で効い
てくるので画質への影響を抑えることができる。このよ
うにビーム数(素子数)mが大きい場合、本方式による
飛び越し走査ではより高い効果が得られる。
の面間分割角度を58°、偶数面bからQ方向側の奇数
面aへの面間分割角度を62°とした場合、面間分割角
度の誤差による走査位置の誤差は0.35μmであり十
分に小さく、また仮に影響がある場合でも誤差の影響は
2ライン単位で現れるためその発生周期は2400dp
i相当となり視認されない領域であるので、影響は極め
て小さい。さらには走査光学系が縮小光学系の構成を取
っているため半径誤差の走査面上での影響は二乗で効い
てくるので画質への影響を抑えることができる。このよ
うにビーム数(素子数)mが大きい場合、本方式による
飛び越し走査ではより高い効果が得られる。
【0040】なお、第1実施形態では説明しなかった
が、信号処理系に関しては高解像度化および飛び越し走
査に対応する処理が適用されるのはいうまでもない。
が、信号処理系に関しては高解像度化および飛び越し走
査に対応する処理が適用されるのはいうまでもない。
【0041】以上、実施例も含めて第1実施形態を説明
したが、このように回転多面鏡の面間分割角度を上記の
様に設定することにより、素子数が偶数の場合であって
も、偶数ライン飛び越し走査を行うことが可能となり、
さらには高解像化を行う際に露光装置内の光学系の変更
を行うこと無しに回転多面鏡を変更することで対応が可
能になる。このように回転多面鏡の面間分割角度を変更
することによって飛び越し走査を実現できるので、飛び
越し走査のために光学系が制約を受けることを抑制で
き、光学系設計の自由度を上げることができる。
したが、このように回転多面鏡の面間分割角度を上記の
様に設定することにより、素子数が偶数の場合であって
も、偶数ライン飛び越し走査を行うことが可能となり、
さらには高解像化を行う際に露光装置内の光学系の変更
を行うこと無しに回転多面鏡を変更することで対応が可
能になる。このように回転多面鏡の面間分割角度を変更
することによって飛び越し走査を実現できるので、飛び
越し走査のために光学系が制約を受けることを抑制で
き、光学系設計の自由度を上げることができる。
【0042】[第2実施形態]次に、第2実施形態につ
いて説明する。
いて説明する。
【0043】飛び越し走査を行うためには、表1に示し
たように、ビーム数m、飛び越し周期nとしたとき、従
来からmとnが互いに素である必要があることは先に説
明の通りである。従って、ビーム数mが6の場合を考え
ると選択可能な飛び越し周期の最低値は5になってしま
う。
たように、ビーム数m、飛び越し周期nとしたとき、従
来からmとnが互いに素である必要があることは先に説
明の通りである。従って、ビーム数mが6の場合を考え
ると選択可能な飛び越し周期の最低値は5になってしま
う。
【0044】そこで、本実施形態では、ビーム数mが6
で、飛び越し周期nを2にしたい場合には、回転多面鏡
の面間分割角度の変化の周期を2面単位として、上述し
た面間分割角度の比を例えば5:7とすることで実現可
能であり、飛び越し走査のイメージは図10に示される
ようになる。
で、飛び越し周期nを2にしたい場合には、回転多面鏡
の面間分割角度の変化の周期を2面単位として、上述し
た面間分割角度の比を例えば5:7とすることで実現可
能であり、飛び越し走査のイメージは図10に示される
ようになる。
【0045】飛び越し周期nを3にしたい場合には回転
多面鏡の面間分割角度の変化の周期を3に設定する。図
11に示すように、回転多面鏡19Uの面a、面b、面
cの面間分割角度の比を例えば5:5:8にすることで
実現可能となり飛び越し走査のイメージは図12に示さ
れるようになる。このように面間分割角度の変化の周期
kを飛び越し周期nと等しくすることで任意の飛び越し
周期に対応することが可能になる。
多面鏡の面間分割角度の変化の周期を3に設定する。図
11に示すように、回転多面鏡19Uの面a、面b、面
cの面間分割角度の比を例えば5:5:8にすることで
実現可能となり飛び越し走査のイメージは図12に示さ
れるようになる。このように面間分割角度の変化の周期
kを飛び越し周期nと等しくすることで任意の飛び越し
周期に対応することが可能になる。
【0046】面間分割角度の比を設定する際、ビーム数
m、面間分割角度の変化の周期kである場合、各面間分
割角度の比を整数比で表したときに、(k−1)面以下
の任意の連続する面について各面に対応する数を足し併
せた合計数がnで割切れない様に設定すればよい。
m、面間分割角度の変化の周期kである場合、各面間分
割角度の比を整数比で表したときに、(k−1)面以下
の任意の連続する面について各面に対応する数を足し併
せた合計数がnで割切れない様に設定すればよい。
【0047】素子数(ビーム数)が6のときの面間分割
角度の比の設定例を表2に示す。
角度の比の設定例を表2に示す。
【0048】
【表2】
上記の飛び越し周期nが3の場合では面a、面b、面c
の面間分割角度の比を例えば5:5:8にしており、こ
の比では、単一の面(k−2=1)では3で割り切れる
値は出ていない(5及び8は、何れも3で割り切れな
い)。連続する2面(k−1=2)でも、a−b面では
(5+5=)10となり3で割り切れず、b−c面では
(5+8=)13、c−a面でも(8+5=)13とな
り3で割り切れない。このように最適な分割比をもとめ
ていくとよい。
の面間分割角度の比を例えば5:5:8にしており、こ
の比では、単一の面(k−2=1)では3で割り切れる
値は出ていない(5及び8は、何れも3で割り切れな
い)。連続する2面(k−1=2)でも、a−b面では
(5+5=)10となり3で割り切れず、b−c面では
(5+8=)13、c−a面でも(8+5=)13とな
り3で割り切れない。このように最適な分割比をもとめ
ていくとよい。
【0049】例えば、飛び越し周期nが4の場合につい
て、表2では面a、面b、面c、面dの比が5:6:
7:6の例があるが、面a、面b、面c、面dの比が
5:6:6:7だと飛び越し走査が成立しない。この理
由を以下に説明する。
て、表2では面a、面b、面c、面dの比が5:6:
7:6の例があるが、面a、面b、面c、面dの比が
5:6:6:7だと飛び越し走査が成立しない。この理
由を以下に説明する。
【0050】a、b、c、dの比を示す値を、前者につ
いては表3に、後者については表4に示す。
いては表3に、後者については表4に示す。
【0051】
【表3】
【0052】
【表4】
後者の場合に飛び越し走査が成立しない理由は、連続す
る2面(k−2=2)について見た場合、b−c面は
(6+6=)12であり、d−a面も(7+5=)12
となり、4で割り切れるため、走査線の重なる部分が生
じてしまうからである。
る2面(k−2=2)について見た場合、b−c面は
(6+6=)12であり、d−a面も(7+5=)12
となり、4で割り切れるため、走査線の重なる部分が生
じてしまうからである。
【0053】これに対し、前者の場合、単一の面(k−
3=1)では4で割り切れる値は出ていない。連続する
2面(k−2=2)でも4で割り切れる値は出ていな
い。また、連続する3面(k−1=3)でも4で割り切
れる値は出ていない。すなわち、a−b−c面は(5+
6+7=)18、b−c−d面は(6+7+6=)1
9、c−d−a面は(7+6+5=)18、d−a―b
面は(6+5+6=)17であり、いずれも4で割り切
れない。
3=1)では4で割り切れる値は出ていない。連続する
2面(k−2=2)でも4で割り切れる値は出ていな
い。また、連続する3面(k−1=3)でも4で割り切
れる値は出ていない。すなわち、a−b−c面は(5+
6+7=)18、b−c−d面は(6+7+6=)1
9、c−d−a面は(7+6+5=)18、d−a―b
面は(6+5+6=)17であり、いずれも4で割り切
れない。
【0054】第2実施形態では、素子数が少ない場合
(m=6の場合)について説明したが、素子数が大きい
ほど分割比の設定自由度が増え、面間分割角度の違いに
よる無駄になる領域を低減することが可能になる。
(m=6の場合)について説明したが、素子数が大きい
ほど分割比の設定自由度が増え、面間分割角度の違いに
よる無駄になる領域を低減することが可能になる。
【0055】以上、実施形態を挙げて本発明の実施の形
態を説明したが、上記実施形態は一例であり、要旨を逸
脱しない範囲内で種々変更して実施できる。例えば、こ
れらの実施形態では面間分割角度を不均等としたが、正
多角形の回転多面鏡を用いても全面を使用せず面飛ばし
により実際に使用する面における面間分割角度の間隔を
不均等とすることで同様の効果を得ることも可能であ
る。また、本発明の権利範囲が上記実施形態に限定され
ないことは言うまでもない。
態を説明したが、上記実施形態は一例であり、要旨を逸
脱しない範囲内で種々変更して実施できる。例えば、こ
れらの実施形態では面間分割角度を不均等としたが、正
多角形の回転多面鏡を用いても全面を使用せず面飛ばし
により実際に使用する面における面間分割角度の間隔を
不均等とすることで同様の効果を得ることも可能であ
る。また、本発明の権利範囲が上記実施形態に限定され
ないことは言うまでもない。
【0056】
【発明の効果】本発明は上記構成としたので、以下の効
果を奏することができる。
果を奏することができる。
【0057】請求項1に記載の発明によれば、アレイ化
が容易な面発光レーザ等を設置して副走査方向の間隔が
均等な複数本のビームを用いても、面間分割角度を調整
して設定することにより、従来の飛び越し走査を行う条
件を満足しない場合であっても、任意の飛び越し周期で
飛び越し走査を行うことが可能になる。従って、飛び越
し走査をのために光学系の制約が増えることを抑制でき
るので、光学系の設計自由度を高くすることが可能にな
る。
が容易な面発光レーザ等を設置して副走査方向の間隔が
均等な複数本のビームを用いても、面間分割角度を調整
して設定することにより、従来の飛び越し走査を行う条
件を満足しない場合であっても、任意の飛び越し周期で
飛び越し走査を行うことが可能になる。従って、飛び越
し走査をのために光学系の制約が増えることを抑制でき
るので、光学系の設計自由度を高くすることが可能にな
る。
【0058】請求項2に記載の発明によれば、面間分割
角度を調整して設定することにより任意の飛び越し周期
を選択する際、この設定を行い易い。
角度を調整して設定することにより任意の飛び越し周期
を選択する際、この設定を行い易い。
【0059】請求項3に記載の発明によれば、飛び越し
によって走査する位置を所望の位置に設定し易い。
によって走査する位置を所望の位置に設定し易い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態の画像形成装置を示す構成図で
ある。
ある。
【図2】 第1実施形態の画像形成装置に設けられた露
光装置の構成を示す斜視図である。
光装置の構成を示す斜視図である。
【図3】 第1実施形態で、ビーム数が4本で回転多面
鏡の面数が6面のときの走査状態を示す、比較説明のた
めの模式図である。
鏡の面数が6面のときの走査状態を示す、比較説明のた
めの模式図である。
【図4】 図3に示した状態の走査を行う回転多面鏡の
平面図である。
平面図である。
【図5】 図3に示した状態の走査を行う回転多面鏡を
用い、回転速度を仮に2倍にした場合の走査状態を示す
模式図である。
用い、回転速度を仮に2倍にした場合の走査状態を示す
模式図である。
【図6】 面間分割角度に変化を持たせることを説明す
るための回転多面鏡の平面図である。
るための回転多面鏡の平面図である。
【図7】 第1実施形態の画像形成装置に設けられた露
光装置による走査状態を示す模式図である。
光装置による走査状態を示す模式図である。
【図8】 第1実施形態の画像形成装置に設けられた回
転多面鏡の一例を示す平面図である。
転多面鏡の一例を示す平面図である。
【図9】 実施例で用いる回転多面鏡の平面図である。
【図10】 第2実施形態で用いた画像形成装置による
走査状態を示す模式図である。
走査状態を示す模式図である。
【図11】 第2実施形態の画像形成装置に設けられた
回転多面鏡の平面図である。
回転多面鏡の平面図である。
【図12】 図11に示した回転多面鏡が設けられた画
像形成装置による走査状態を示す模式図である。
像形成装置による走査状態を示す模式図である。
【図13】 従来の画像形成装置の露光装置の構成を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図14】 従来の画像形成装置による走査状態を示す
模式図である。
模式図である。
3 画像形成装置
19 回転多面鏡
19S 回転多面鏡
19T 回転多面鏡
19U 回転多面鏡
23 感光体
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
H04N 1/113 H04N 1/04 104A
Claims (3)
- 【請求項1】 副走査方向の間隔が均等である複数本の
ビームを回転多面鏡により一括して主走査を行い、副走
査方向に回動される感光体上に飛び越し走査による二次
元の静電潜像を形成する画像形成装置において、 ビーム数m、飛び越し周期nとしてmとnが互いに素の
関係を満たさない場合、前記回転多面鏡の隣り合う鏡面
の法線間の角度を、飛び越し周期に応じて不均等にした
ことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 前記飛び越し周期nと前記角度の変化の
周期kとが同じであることを特徴とする請求項1に記載
の画像形成装置。 - 【請求項3】 ビーム数mが偶数で、前記回転多面鏡の
面数が偶数であり、 kが2のときに、前記角度として、(m−j):(m+
j)(jはmより小さい奇数)の比となる2値を交互に
設定したことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像
形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002075840A JP2003266778A (ja) | 2002-03-19 | 2002-03-19 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002075840A JP2003266778A (ja) | 2002-03-19 | 2002-03-19 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003266778A true JP2003266778A (ja) | 2003-09-24 |
Family
ID=29204810
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002075840A Pending JP2003266778A (ja) | 2002-03-19 | 2002-03-19 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003266778A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007326347A (ja) * | 2006-06-09 | 2007-12-20 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
CN113126460A (zh) * | 2021-03-16 | 2021-07-16 | 武汉欧毅光学有限公司 | 一种激光扫描单元 |
CN113238373A (zh) * | 2021-07-12 | 2021-08-10 | 沂普光电(天津)有限公司 | 一种激光扫描单元及激光打印机 |
-
2002
- 2002-03-19 JP JP2002075840A patent/JP2003266778A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007326347A (ja) * | 2006-06-09 | 2007-12-20 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
CN113126460A (zh) * | 2021-03-16 | 2021-07-16 | 武汉欧毅光学有限公司 | 一种激光扫描单元 |
CN113238373A (zh) * | 2021-07-12 | 2021-08-10 | 沂普光电(天津)有限公司 | 一种激光扫描单元及激光打印机 |
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