JP2003265616A - ガイドワイヤ - Google Patents

ガイドワイヤ

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JP2003265616A
JP2003265616A JP2002068506A JP2002068506A JP2003265616A JP 2003265616 A JP2003265616 A JP 2003265616A JP 2002068506 A JP2002068506 A JP 2002068506A JP 2002068506 A JP2002068506 A JP 2002068506A JP 2003265616 A JP2003265616 A JP 2003265616A
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guide wire
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plastic
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Jun Iwami
純 岩見
Hidenori Fujimagari
英紀 藤曲
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Abstract

(57)【要約】 【課題】視認可能なマーク(視認マーカ)を備えなが
ら、X線造影性も有するガイドワイヤを提供する。 【解決手段】芯材と、該芯材の少なくとも一部を覆い、
レーザよって発色しうる発色剤が添加されたプラスチッ
ク被覆と、前記プラスチック被覆の表面の所定部位に有
する、前記発色剤の発色による視認マーカと、前記芯材
の少なくとも一部の外周にはX線によって造影可能なX線
造影部を有することによって、X線で造影可能であり、
且つ、内視鏡下でガイドワイヤの位置を発色剤による視
認マーカで確認できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表面にマークを有
するガイドワイヤおよびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡を用いた生体管腔等の観察や処置
においては、内視鏡やその内視鏡に挿入されたカテーテ
ルを生体管腔等の所定位置まで誘導するために、ガイド
ワイヤが用いられる。ガイドワイヤを挿入する際、ガイ
ドワイヤが単色であると、軸方向に動いていても動きが
分らないため、ガイドワイヤの表面に位置等を示すマー
クが設けられているのが好ましい。このため、従来より
種々のマークを設ける方法が提案されている。例えば特
表平9-501593号公報には、着色された複数の縞を有する
中空チューブをガイドワイヤの芯材の上から収縮させて
包むことにより付着させる方法が記載されている。しか
し、この方法では、ガイドワイヤ形成と同時にマークを
設けるため、所望の位置にマークを設けることが困難で
ある。また、マークの形状や幅も全体に画一的になって
しまう。また、実開平4-108556号公報には、マークを印
刷により形成する方法が記載されている。しかし、印刷
による方法には、インクが耐溶媒性を持たないため、マ
ーク形成後、ガイドワイヤの表面に親水性ポリマー等の
潤滑コートを行うことが困難であり、また、曲面へのマ
ーキングが難しいこと、インクを乾燥させる時間が必要
であること、使用中にインクが剥離し生体中に流入する
可能性があること等の欠点がある。実開平4-63054号公
報には、上記印刷による方法の欠点を解消する方法とし
て、マークを印刷した後に透明なフッ素樹脂のコーティ
ング層を設ける方法が記載されている。しかし、インク
の乾燥工程が必須になるなど製造工程が複雑なものとな
り、また透明な樹脂しか用いることができないという設
計上の制約も有る。さらに、特公平3-25945号公報に
は、スチール製カテーテル誘導ワイヤーのカラーマーク
を形成させる部位をテンパーカラー(焼戻し色)が現出
する温度で加熱する方法が記載されている。しかし、こ
の方法は、スチール製カテーテル誘導ワイヤーにしか用
いることができない。また、ガイドワイヤの芯材として
一般的に用いられている超弾性合金(NiTi合金)
は、加熱等の熱処理により物性が変化しやすいので、こ
のような方法は好ましくない。さらに、前記公報には、
マークをスタンピングやレーザ光線照射によって形成す
る方法も記載されている。しかし、前者の方法には形成
されるマーク部分が隆起するという欠点があり、後者の
方法には形成されるマーク部分が窪むという欠点があ
る。
【0003】更に、ガイドワイヤやカテーテルを内視鏡
を介して生体管腔等の所定位置まで挿入するときに、内
視鏡から観察できる範囲から外れて、更に末梢の管腔へ
挿入する場合がある。末梢の管腔を診断するためにX線
造影剤を注入し、X線を照射して管腔の径や形状を観察
する。管腔に挿入されたガイドワイヤは、その先端の位
置を把握する必要からX線にて造影可能な材料を構成材
料の一部としている。このような内視鏡を介して挿入さ
れるガイドワイヤについて、内視鏡下で視認可能なマー
クを備えながら、X線造影可能なものとして、前述の特
表平9-501593号公報のほかに、特開2001-46508号公報が
挙げられるが、同公報にもマークの形成方法としては、
予め模様の入ったチューブを熱収縮させたり塗料を芯材
に塗布するなど、上記マーク形成による課題を有するも
のである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、表面の所望
の位置に任意の形状や幅を有するマークを有し、耐溶媒
性に優れ、マークの位置を曲面とすることができ、使用
中にマークが剥離するおそれが無く、マーク部分に隆起
や窪みがないガイドワイヤを提供することを課題とす
る。そして、内視鏡下で視認可能なマーク(視認マー
カ)を備えながら、X線造影性も有するガイドワイヤを
提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題は、芯材と、該
芯材の少なくとも一部を覆い、レーザよって発色しうる
発色剤が添加されたプラスチック被覆と、前記プラスチ
ック被覆の表面の所定部位に有する、前記発色剤の発色
による視認マーカと、前記芯材の少なくとも一部の外周
にはX線によって造影可能なX線造影部を有することを特
徴とするガイドワイヤにより達成される。
【0006】前記X線造影部は前記プラスチック被覆に
添加されたX線造影剤であるのが好ましい。また、前記X
線造影部は芯材の先端に備わるX線造影性コイルである
のが好ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明について実施態様を
もとに詳細に説明する。
【0008】(第一の実施態様)図1は、本発明のガイ
ドワイヤを模式的に表した第一の実施態様の断面図であ
る。図1のガイドワイヤ10は、芯材20と、芯材の少
なくとも一部を覆い、レーザによって発色しうる発色剤
が添加されたプラスチック被覆30と、プラスチック被
覆30の表面の所定部位に有する、前記発色剤の発色に
よる視認マーカ50と、芯材20の少なくとも一部の外
周にはX線によって造影可能なX線造影部を有している。
【0009】ガイドワイヤ10の長さや外径は、その用
途によって様々であるが、例えば内視鏡に用いる場合
は、長さが200〜500cmで、外径は0.46〜
0.97mmの範囲で適宜選択される。一例として挙げる
ならば、長さ260cm、外径0.89mmである。図
1の実施態様においては、その外径は先端から基端まで
ほぼ変らないが、後述する芯材のテーパ部の外径に合わ
せてガイドワイヤ10の外径も先端に向かって減少させ
てもよい。
【0010】芯材20は、ガイドワイヤ10のほぼ全長
に延びている。芯材20は、ガイドワイヤ10の本体部
分に対応して、本体部22と、その先端側に延び、外径
が徐々に細くなるテーパ部24と、ガイドワイヤ10の
最先端に対応する小径部26から構成されている。
【0011】テーパ部24の長さは3〜25cm、小径
部26の長さ及び外径は2〜5cm及び0.05〜0.
30mmであるが、ガイドワイヤ10の先端部の柔軟性
によって各種の長さの品種が考えられる。芯材20を構
成する材料は、ステンレス鋼やニッケルチタン系の超弾
性合金などが挙げられる。
【0012】図1の実施態様におけるガイドワイヤ10
の芯材20は、その表面にプラスチックにて被覆されて
プラスチック被覆30を構成する。このプラスチック被
覆30に使用されるプラスチックとしては、ポリウレタ
ンであるが、そのほかに、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、エチレンープロピレン共重合体、フッ素樹脂(例え
ば、ポリテトラフルオロエチレン)、ポリエチレンテレ
フタレート、ポリ塩化ビニル、ポリアミド、ポリイミ
ド、エチレンー酢酸ビニル共重合体、エチレンーエチレ
ンアクレート共重合体、ABS樹脂、ポリイソプレン、ポ
リブタジエンなどが挙げられる。
【0013】プラスチック被覆30には、被覆材料にレ
ーザによって発色しうる発色剤が添加されている。本発
明において、発色剤は、レーザ光照射により発色を生じ
るものであれば特に限定されないが、例えば雲母、酸化
チタン及びその化合物などの無機材料が一例として挙げ
られる。例えば、雲母を含む発色剤を用いると、プラス
チック被覆30を構成するプラスチック材料中に少量添
加したたけで、充分な発色を示すこと、発色部分に隆起
や窪みが実質的に生じないでこと、添加する量が少量で
よいため非発色部の色調変化が抑えられることなどの利
点がある。なお、本発明における「発色」には、発色の
ほか、変色、脱色、退色等の知覚しうる色の変化がすべ
て含まれる。
【0014】雲母を含有する発色剤としては、例えば、
クロウンモ系列に属する雲母、シロウンモに属する雲
母、合成雲母、さらに、雲母、酸化チタン、酸化ケイ素
及び酸化アンチモンドープ酸化スズからなる組成物、ま
たは、雲母及び酸化アンチモンドープ酸化スズからなる
組成物、雲母および酸化チタンからなる組成物、雲母、
酸化チタン及び酸化鉄からなる組成物、雲母及び酸化鉄
からなる組成物が挙げられる。上記の発色剤は単独で用
いてもよく、2種類以上を併用してもよい。
【0015】プラスチック被覆30のプラスチック材料
における発色剤の含有量は、発色剤の種類、プラスチッ
ク材料の色調等にもよるが、一般的に、プラスチック材
料に対して0.1〜10質量%であるのが好ましく、
0.2〜2質量%であるのがより好ましい。発色剤の含
有量により、レーザ光照射後の色調を調整することがで
きる。
【0016】図2は、図1の実施態様の外観を示す図で
ある。プラスチック被覆30の表面の所定部位には視認
マーカ50が設けられている。視認マーカ50は、図2
に示すように、ガイドワイヤ10の先端部付近に設けら
れ、螺旋状に幅2mm、間隔3mmにてガイドワイヤ1
0の長さ方向に50cm設けられている。本実施態様に
おいては上記長さにて先端部付近のみに視認マーカが設
けられているが、ガイドワイヤ全体に設けられていても
よい。
【0017】視認マーカ50の形状は、螺旋状に限ら
ず、環状、波形、水玉模様のほか、数字や文字など視認
できるものであればよい。さらに、螺旋状に続いて環状
の視認マーカを設けるなど異なる模様を2種類以上組み
合わせることによって、位置確認のマーカとしてもよ
い。
【0018】内視鏡を通してガイドワイヤの動きを認識
するには、視認マーカ50の色も重要な要素の一つであ
るが、これはプラスチック被覆30の色との組み合わせ
が考慮すべき点である。一例として、視認マーカ50は
白色であるのに対しプラスチック被覆30は黒色の場
合、視認マーカ50の色はプラスチック被覆30の色と
コントラストをなしている。視認マーカ50の色は、発
色剤とその含有量等によって決まるが、黒に対して黄
色、青に対して赤など明確なコントラストを発現する組
み合わせが好ましい。
【0019】ガイドワイヤ10の芯材20の少なくとも
一部の外周には、X線によって造影可能なX線造影部を有
している。本実施態様は、このX線造影部として、プラ
スチック被覆30のプラスチック材料にX線造影剤を添
加することによって達成される。X線造影剤を添加した
プラスチック材料は芯材20全体を覆っている。本実施
態様に使用されるX線造影剤はタングステンである。
【0020】芯材20の少なくとも一部の外周には、X
線によって造影可能なX線造影部を設けることによっ
て、次のような効果がある。すなわち、内視鏡を介して
生体管腔等の所定位置までガイドワイヤを挿入しようと
して、内視鏡から観察できる範囲から外れて、更に末梢
の管腔へ挿入しても、X線透視下にてガイドワイヤ先端
の位置を把握できる。X線造影部として、X線造影剤を添
加したプラスチック被覆30とすることにより、X線透
視下にてガイドワイヤ先端の位置を把握できる。
【0021】プラスチック材料におけるX線造影剤の含
有量は、X線造影剤の種類、前述した発色剤の種類等に
もよるが、X線造影剤がタングステンの場合、プラスチ
ック材料に対して40〜80質量%であるのが好まし
い。80質量%よりも多いと樹脂への混練が難しく、4
0質量%より少ないと造影性に劣る。より好ましくは、
50〜80質量%である。
【0022】プラスチック被覆30の表面には潤滑性コ
ーティング(図示せず)が施されている。芯材20のテ
ーパ部24の中間地点に対応するプラスチック被覆30
表面から先端側には、親水潤滑性コーティングが被覆さ
れている。さらに、前記中間地点に対応するプラスチッ
ク被覆30表面から基端側には疎水潤滑性性コーティン
グが被覆されている。親水潤滑性コーティングと疎水潤
滑性コーティングの境界は、本実施態様においてはテー
パ部24の中間地点に対応するプラスチック被覆30と
したが、テーパ部24の起点と終点の間の1点に対応す
る被覆表面であればよい。親水潤滑性コーティングの材
料としては、セルロース系、ポリエチレンオキサイド
系、無水マレイン酸系、アクリルアミド系高分子物質な
どが挙げられる。疎水潤滑性性コーティングの材料とし
ては、シリコーンなどが挙げられる。疎水潤滑性性コー
ティングを施すことによって、内視鏡に用いる場合、ガ
イドワイヤが挿通する内視鏡ルーメンとの摺動性が良好
となる。
【0023】(第二の実施態様)図3は、本発明のガイ
ドワイヤを模式的に表した第二の実施態様の断面図であ
る。図3のガイドワイヤ100は、芯材200と、芯材
の少なくとも一部を覆い、レーザよって発色しうる発色
剤が添加されたプラスチック被覆300と、プラスチッ
ク被覆300の表面の所定部位に有する、前記発色剤の
発色による視認マーカと、芯材200の少なくとも一部
の外周にはX線によって造影可能なX線造影部を有してい
る。
【0024】芯材200は、ガイドワイヤ100のほぼ
全長に延びている。芯材200は、ガイドワイヤ100
の本体部分に対応した本体部202と、その先端側に延
び、外径が徐々に細くなるテーパ部204と、ガイドワ
イヤ100の最先端に対応する小径部206から構成さ
れている。テーパ部204の長さは3〜25cm、小径
部206の長さ及び外径は2〜5cm及び、0.05〜
0.30mmであるが、ガイドワイヤ100の先端部の
柔軟性によって各種の長さの品種が考えられる。芯材2
00を構成する材料は、ステンレス鋼やニッケルチタン
系の超弾性合金などが挙げられる。
【0025】図3の実施態様におけるガイドワイヤ10
0の芯材200は、その表面にプラスチックにて被覆さ
れて第一のプラスチック被覆300を構成する。更に、
本実施態様においては、第一のプラスチック被覆300
は、芯材200の本体部202とテーパ部204の一部
を被覆する。具体的には、テーパ部204の起点208
に対応する部位310から徐々に厚みが減少して端部3
12がテーパ部204の中間地点近傍に達している。
【0026】一方、第一のプラスチック被覆300とは
異なる材料の第二のプラスチック被覆320が部位31
0から第一のプラスチック被覆表面に被覆され、先端に
向かって徐々に厚みを増し、第一のプラスチック被覆3
00の端部312から先端側は芯材200を直接被覆し
ている。部位310から端部312までは第一のプラス
チック被覆300と第二のプラスチック被覆320の二
層構造となっている。この二層構造は、先端に向かって
一方のプラスチック被覆が徐々に厚くなり、他方のプラ
スチック被覆が徐々に薄くなっている。そして、部位3
10から端部312まで、さらにその先端側において
も、ガイドワイヤ100の外径は実質的に均一である
が、先端に向かって徐々に細くなってもよい。
【0027】先端に向かって一方のプラスチック被覆が
徐々に厚くなり、他方のプラスチック被覆が徐々に薄く
なっている二層構造について、本実施態様においては、
第一のプラスチック被覆300が芯材200の本体部2
22とテーパ部204の一部を被覆しているが、第二の
プラスチック320がテーパ部204の起点208近傍
まで被覆して、第一のプラスチック300が第二のプラ
スチック320の表面を覆うような構成であってもよ
い。この場合も、部位310から端部312まで、さら
にその先端側においても、ガイドワイヤ100の外径は
実質的に均一であるが、先端に向かって徐々に細くなっ
てもよい。
【0028】第一のプラスチック被覆300に使用され
るプラスチックとしては、ポリウレタンであるが、その
ほかに、図1の実施態様において記載した材料も可能で
ある。
【0029】第一のプラスチック被覆300には、被覆
材料に発色剤が添加されている。本実施態様は、図1の
実施態様と同様、レーザ光照射により発色を生じるもの
であれば特に限定されないが、例えば雲母、酸化チタン
及びその化合物などの無機材料が一例として挙げられ
る。
【0030】第一のプラスチック被覆300のプラスチ
ック材料における発色剤の含有量は、発色剤の種類、プ
ラスチック材料の色調等にもよるが、一般的に、プラス
チック材料に対して0.1〜10質量%であるのが好ま
しく、0.2〜2質量%であるのがより好ましい。発色
剤の含有量により、レーザ光照射後の色調を調整するこ
とができる。
【0031】視認マーカは、図2のように、ガイドワイ
ヤ100の先端部付近に設けられ、螺旋状に設けられて
いる。視認マーカの形状は、螺旋状に限らず、環状、波
形、水玉模様のほか、数字や文字など視認できるもので
あればよい。さらに、螺旋状に続いて環状の視認マーカ
を設けるなど異なる模様2種類以上組み合わせてもよ
い。
【0032】内視鏡を通してガイドワイヤの動きを認識
するには、視認マーカの色も重要な要素の一つである
が、これは第一のプラスチック被覆300の色とのコン
トラストで決められる。視認マーカは白色であるのに対
しプラスチック被覆300は黒色であるので、視認マー
カの色はプラスチック被覆300の色とコントラストを
なしている。視認マーカの色は、発色剤とその含有量等
によって決まるが、黒に対して黄色、青に対して赤など
明確なコントラストを発現する組み合わせが好ましい。
【0033】ガイドワイヤ100の芯材200の少なく
とも一部の外周には、X線によって造影可能なX線造影部
を有している。本実施態様は、このX線造影部として、
第一のプラスチック被覆300のプラスチック材料にX
線造影剤を添加することによって達成される。X線造影
剤を添加した第一のプラスチック被覆300のプラスチ
ック材料は芯材200の本体部202とテーパ部204
の一部を被覆している。更に、X線造影剤を添加した第
二のプラスチック被覆320は、芯材200のテーパ部
204の一部と小径部206を被覆している。
【0034】プラスチック材料におけるX線造影剤の含
有量は、X線造影剤の種類、前述した発色剤の種類等に
もよるが、X線造影剤がタングステンの場合、プラスチ
ック材料に対して40〜80質量%であるのが好まし
い。80質量%よりも多いと樹脂への混練が難しく、4
0質量%より少ないと造影性に劣る。より好ましくは、
50〜80質量%である。
【0035】プラスチック被覆300の一部がX線によ
って造影可能なX線造影部を設けることによって、内視
鏡を介して観察できる範囲から外れて、ガイドワイヤを
更に末梢の管腔へ挿入しても、X線透視下にてガイドワ
イヤ先端の位置を確実に把握できる。X線造影部とし
て、X線造影剤を添加したプラスチック被覆300は、X
線透視下にてガイドワイヤの位置を確実に把握できる。
【0036】第二のプラスチック被覆320には、第一
のプラスチック被覆300と同じX線造影剤が第一のプ
ラスチック被覆300の割合よりも多く添加されてい
る。プラスチック被覆320にX線造影剤を添加するこ
とによって、内視鏡を介して観察できる範囲から外れ
て、ガイドワイヤを更に末梢の管腔へ挿入する場合に、
X線透視下にてガイドワイヤ先端の位置を確実に把握で
きる。
【0037】なお、本実施態様は、第一のプラスチック
被覆300と第二のプラスチック被覆320の両方にX
線造影剤が添加されているが、他に、第二のプラスチッ
ク被覆320のみX線造影剤が添加されている実施態様
や第一のプラスチック被覆300のみX線造影剤が添加
されている実施態様がある。第二のプラスチック被覆3
20のみX線造影剤が添加されている実施態様は、ガイ
ドワイヤの先端位置がX線透視下で確実にモニターに映
ると共に、第一のプラスチック被覆表面の視認マーカに
よって内視鏡下でガイドワイヤの動きが容易にわかる。
また、第一のプラスチック被覆300のみX線造影剤が
添加されている実施態様は、更に、第3の実施態様にお
いて後述する、X線造影コイルやX線造影層を芯材の小径
部やテーパ部の周りに設けるこよによって、ガイドワイ
ヤの先端の位置がX線透視下で確実にモニターに映ると
共に、第一のプラスチック被覆表面の視認マーカによっ
て内視鏡下でガイドワイヤの動きが容易にわかる。
【0038】プラスチック被覆300の表面には潤滑性
コーティング(図示せず)が施されている。芯材200
のテーパ部204の中間地点に対応するプラスチック被
覆300表面から先端側には、親水潤滑性コーティング
が被覆されている。さらに、前記中間地点に対応するプ
ラスチック被覆320表面から基端側には疎水潤滑性性
コーティングが被覆されている。親水潤滑性コーティン
グと疎水潤滑性コーティングの境界は、本実施態様にお
いてはテーパ部204の中間地点に対応するプラスチッ
ク被覆320としたが、テーパ部204の起点と終点の
間の1点に対応する被覆表面であればよい。親水潤滑性
コーティングおよび疎水潤滑性性コーティングの材料と
しては、図1の実施態様において記載した材料を適宜採
用し得る。
【0039】(第三の実施態様)図4は、本発明のガイ
ドワイヤを模式的に表した第三の実施態様の断面図であ
る。図4のガイドワイヤ110は、芯材220と、芯材
220の少なくとも一部を覆い、レーザよって発色しう
る発色剤が添加されたプラスチック被覆350と、プラ
スチック被覆350の表面の所定部分に有する、前記発
色剤の発色による視認マーカと、芯材220の少なくと
も一部の外周にはX線によって造影可能なX線造影部を有
している。
【0040】芯材220は、ガイドワイヤ110のほぼ
全長に延びている。芯材220は、ガイドワイヤ110
の本体部分に対応した本体部222と、その先端側に延
び、外径が徐々に細くなるテーパ部224と、ガイドワ
イヤ110の最先端に対応する小径部226から構成さ
れている。テーパ部224の長さは3〜25cm、小径
部226の長さ及び外径は2〜5cm及び0.05〜
0.30mmであるが、ガイドワイヤ110の先端部の
柔軟性によって各種の長さの品種が考えられる。芯材2
20を構成する材料は、ステンレス鋼やニッケルチタン
系の超弾性合金などが挙げられる。
【0041】図4の第三の実施態様におけるガイドワイ
ヤ110の芯材220は、その表面にプラスチックにて
被覆されてプラスチック被覆350を構成する。ガイド
ワイヤ110の外径は実質的に均一である。プラスチッ
ク被覆350に使用されるプラスチックとしては、ポリ
ウレタンであるが、そのほかに、第一の実施態様におい
て記載した材料も可能である。プラスチック被覆350
には、被覆材料に発色剤が添加されている。本実施態様
は、第一の実施態様と同様、レーザ光照射により発色を
生じるものであれば特に限定されないが、例えば雲母、
酸化チタン及びその化合物などの無機材料が一例として
挙げられる。
【0042】プラスチック被覆350のプラスチック材
料における発色剤の含有量は、発色剤の種類、プラスチ
ック材料の色調等にもよるが、一般的に、プラスチック
材料に対して0.1〜10質量%であるのが好ましく、
0.2〜2質量%であるのがより好ましい。発色剤の含
有量により、レーザ光照射後の色調を調整することがで
きる。
【0043】視認マーカは、図2のように、ガイドワイ
ヤ110の先端部付近に設けられ、螺旋状に設けられて
いる。視認マーカの形状は、螺旋状に限らず、環状、波
形、水玉模様のほか、数字や文字など視認できるもので
あればよい。さらに、螺旋状に続いて環状の視認マーカ
を設けるなど異なる模様2種類以上組み合わせてもよ
い。
【0044】内視鏡を通してガイドワイヤの動きを認識
するには、視認マーカの色も重要な要素の一つである
が、これはプラスチック被覆350の色とのコントラス
トで決められる。視認マーカは白色であるのに対しプラ
スチック被覆350は黒色であるので、視認マーカの色
はプラスチック被覆350の色とコントラストをなして
いる。視認マーカの色は、発色剤とその含有量等によっ
て決まるが、黒に対して黄色、青に対して赤など明確な
コントラストを発現する組み合わせが好ましい。
【0045】ガイドワイヤ110の芯材20の少なくと
も一部の外周には、X線によって造影可能なX線造影部を
有するが、本実施態様はそのX線造影部として、芯材2
22の小径部226の外周にX線造影性コイル800を
設けている。X線造影性コイル800の長さは25mm
であるが、ガイドワイヤの品種によって10〜50mm
の範囲で選択可能である。X線造影性コイル800の材
料は白金であるが、造影性が高ければ種々の材料が採用
できる。
【0046】芯材20の少なくとも一部の外周にX線に
よって造影可能なX線造影部を設けることによって、内
視鏡を介して観察できる範囲から外れて、ガイドワイヤ
を更に末梢の管腔へ挿入しても、X線透視下にてガイド
ワイヤ先端の位置を確実に把握できる。X線造影部とし
て、X線造影性コイル800は、X線透視下にてガイドワ
イヤ先端の位置を鮮明に写し出すので確実に把握でき
る。
【0047】また、X線造影性コイル800の代わり
に、X線造影部として、X線造影剤を含有したプラスチッ
ク層を芯材222の小径部226の周りに設けてもよ
い。ガイドワイヤ110の最先端である小径部226の
周りがX線によって造影されて、ガイドワイヤ先端の位
置を容易に把握できる。X線造影剤を含有したプラスチ
ック層の周りにはプラスチック被覆350が覆ってい
る。
【0048】プラスチック被覆320の表面には潤滑性
コーティング(図示せず)が施されている。芯材220
のテーパ部224の中間地点に対応するプラスチック被
覆320表面から先端側には、親水潤滑性コーティング
が被覆されている。さらに、前記中間地点に対応するプ
ラスチック被覆320表面から基端側には疎水潤滑性性
コーティングが被覆されている。親水潤滑性コーティン
グと疎水潤滑性コーティングの境界は、本実施態様にお
いてはテーパ部224の中間地点に対応するプラスチッ
ク被覆320としたが、テーパ部224の起点と終点の
間の1点に対応する被覆表面であればよい。親水潤滑性
コーティングおよび疎水潤滑性性コーティングの材料と
しては、図1の実施態様において記載した材料を適宜採
用し得る。
【0049】次に、本発明のガイドワイヤの製造方法に
ついて説明する。本発明のガイドワイヤは、発色剤を含
有するプラスチックの表面の特定部位にエネルギを与え
て、そのエネルギによって前記発色剤が発色することに
より視認マーカを形成している。エネルギを与える手段
としては、レーザ光照射のほか、通常の光をレンズなど
で集光する方法など、所望の特定部位にエネルギを与え
ることができる方法であれば限定されない。
【0050】エネルギを与える手段の一例として、レー
ザ光照射の説明をする。レーザ光照射に用いられるレー
ザ光は、発色剤に応じて選択されるが、例えば、Nd−YA
Gレーザ光等の近赤外線レーザ光、CO2レーザ光等の近赤
外線レーザ光、エキシマレーザ光が挙げられる。Nd−YA
Gレーザ光は、波長1.06μmの近赤外線であり、YAG
(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)ロットに
アークランプの光を照射することにより得ることができ
る。CO 2レーザ光は、波長10.6μmの遠赤外線であ
り、Co2混合ガスを封入した管に高周波(RF)、高電
圧(TEA)をあてて励起させることにより得ることが
できる。レーザ光の照射量は、例えばNd−YAGレーザ光
の場合、照射元のエネルギ出力として1.8〜2.0k
Wであるのが好ましい。レーザは、特に限定されず、従
来公知のもの、例えば、スキャニングタイプ、ドットタ
イプ、マスクタイプのものを用いることができる。スキ
ャニングタイプのレーザは、発信器から発射されたレー
ザ光が、二枚の回転ミラーでXY方向にスキャニングされ
た後、レンズで集光され、放射されるという方式のレー
ザである。また、ドットタイプのレーザは、レーザ光を
高速回転する多角形ミラーに同調させて放射するという
方式のレーザである。マスクタイプのレーザは、レーザ
光がパターンを切りぬいたマスクおよび集光レンズを通
過して放射されるという方式のレーザである。
【0051】本発明のガイドワイヤは、上記のエネルギ
を与える手段により、発色剤を含有するプラスチックの
表面の特定部位にエネルギを与えて熱を発生させる。そ
して、その熱によって前記発色剤が発色して視認マーカ
を形成している。本発明におけるガイドワイヤの製造方
法の一例を説明すると、次のような工程となる。すなわ
ち、熱によって発色可能な発色剤とX線造影剤を含有し
たプラスチックを芯材の少なくとも一部に被覆する工程
と、前記プラスチックの表面の視認マーカを形成する位
置に熱によって視認マーカーを形成する工程からなる。
また、別の製造方法としては、芯材の一部にX線造影性
コイルを取付ける工程と、熱によって発色可能な発色剤
を含有したプラスチックを芯材の少なくとも一部に被覆
する工程と、前記プラスチックの表面の視認マーカーを
形成する位置に熱によって視認マーカを形成する工程か
らなる。更に具体的には、前記プラスチックの表面の視
認マーカを形成する位置に熱によって視認マーカーを形
成する工程が、前記芯材に被覆された前記プラスチック
被覆及び/又はエネルギを与える手段を、芯材の軸方向
と芯材断面における周方向に移動させて、エネルギを与
える手段よりエネルギを前記プラスチックの表面の視認
マーカーを形成する位置に照射して視認マーカを形成す
る工程である。
【0052】前記視認マーカーを形成する工程が、前記
芯材に被覆された前記プラスチック被覆及び/又はレー
ザ光照射手段を、芯材の軸方向の移動及び芯材断面にお
ける周方向に回転をさせてレーザ光照射手段よりレーザ
光を照射して、前記プラスチックの表面の視認マーカー
を形成する位置に螺旋状及び/又は環状の視認マーカを
形成する工程である。また、前記視認マーカーを形成す
る工程が、前記芯材に被覆された前記プラスチック被覆
の周囲を視認マーカーを形成するためのマスクにて覆
い、該マスクの外部よりエネルギを与えて視認マーカを
形成する工程である。上述したガイドワイヤの製造方法
は、視認マーカを形成する際に、インクを乾燥させる時
間が必要なく、製造工程が複雑でなく、かつ、X線によ
る造影性を付与できる。
【0053】
【発明の効果】本発明のガイドワイヤは、X線造影性を
有しつつ、表面の所望の位置に任意の形状や幅を有する
視認マーカを有し、耐溶媒性に優れ、マークの位置を曲
面とすることができ、使用中にマーカが剥離するおそれ
が無く、マーカ部分に隆起や窪みがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガイドワイヤを模式的に表した第一の
実施態様の断面図である。
【図2】第一の実施態様の外観を示す図である。
【図3】本発明のガイドワイヤを模式的に表した第二の
実施態様の断面図である。
【図4】本発明のガイドワイヤを模式的に表した第三の
実施態様の断面図である。
【符号の説明】
ガイドワイヤ 10、100,110 芯材 20、200、220 プラスチック被覆 30,300、350 視認マーカ 50 X線造影性コイル 800
フロントページの続き Fターム(参考) 4C081 AC16 BB01 BB05 BB08 BC02 CA021 CA041 CA051 CA071 CA081 CA101 CA131 CA161 CA181 CA211 CA231 CA271 CA291 CC01 CD021 CF132 CF142 CG08 DA01 DC03 DC04 DC11 4C093 AA24 CA21 EE20 EE30 FG13 4C167 AA28 BB06 BB13 BB43 BB47 BB63 CC08 GG01 GG04 GG05 GG06 GG08 GG26 GG34 HH11

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】芯材と、該芯材の少なくとも一部を覆い、
    レーザよって発色しうる発色剤が添加されたプラスチッ
    ク被覆と、前記プラスチック被覆の表面の所定部位に有
    する、前記発色剤の発色による視認マーカと、前記芯材
    の少なくとも一部の外周にはX線によって造影可能なX線
    造影部を有することを特徴とするガイドワイヤ。
  2. 【請求項2】前記X線造影部は前記プラスチック被覆に
    添加されたX線造影剤である請求項1に記載のガイドワ
    イヤ。
  3. 【請求項3】前記X線造影部は芯材の先端に備わるX線
    造影性コイルである請求項1に記載のガイドワイヤ。
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