JP2003265403A - 内視鏡挿入補助装置及び内視鏡装置 - Google Patents

内視鏡挿入補助装置及び内視鏡装置

Info

Publication number
JP2003265403A
JP2003265403A JP2002071658A JP2002071658A JP2003265403A JP 2003265403 A JP2003265403 A JP 2003265403A JP 2002071658 A JP2002071658 A JP 2002071658A JP 2002071658 A JP2002071658 A JP 2002071658A JP 2003265403 A JP2003265403 A JP 2003265403A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
striker
assisting device
magnetic field
insertion assisting
passage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2002071658A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunichi Ito
俊一 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pentax Corp
Original Assignee
Pentax Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pentax Corp filed Critical Pentax Corp
Priority to JP2002071658A priority Critical patent/JP2003265403A/ja
Publication of JP2003265403A publication Critical patent/JP2003265403A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Endoscopes (AREA)
  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 内視鏡挿入部の管腔内への挿入を簡略、小型
な機構で補助し、内視鏡の管腔内への挿入を容易にす
る。 【解決手段】 内視鏡挿入部11の先端部に、永久磁石
である打撃子41が封入された閉管路42をその軸が挿
入部11の先端部長手方向と平行となるように埋設す
る。閉管路42の両端にそれぞれ近接して電磁石40
A、40Bをその軸が閉管路の軸と略一致するように配
置する。電磁石40A、40Bの向かい合う端部が同一
極となるように電流を供給するとともに電流の流れる方
向を交互に反転する。電磁石40A、40Bの作る磁場
により、打撃子41を閉管路42内で移動させ、閉管路
42の両端面に交互に繰り返し叩き付ける。打撃子41
により挿入部11の先端に与えられる衝撃力を挿入のた
めの補助力とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療又は工業的に
用いられ体内や管内等の観察、処置に用いられる内視鏡
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡は細長い管状の挿入部を有し、人
体の消化管内やボイラーの管内のように狭く複雑な形状
をした管腔内を観察するのに用いられる。挿入部は管腔
の入口から挿入され管腔に沿って被観察部位まで導かれ
る。このとき操作者は管腔の入口付近で挿入部に捩りを
加えたり押したりして推進力を与えることにより挿入部
先端を管腔内の観察部位にまで導く。しかし、挿入部先
端が管腔の入口から深い部分に達している場合、管腔の
入口付近で与えられた推進力は、挿入部先端にまでは容
易に伝達されないので、例えば消化管のうちの大腸など
の複雑に屈曲した管腔において、管腔の深い部分に存在
する観察部位まで挿入部先端を導くことは容易ではな
い。
【0003】このような問題に対して、特許第2952
005号では、挿入部の先端部等の外周面にシートコイ
ルを配設するとともに、患者の周囲に磁界発生装置を設
置し、シートコイル又は磁界発生装置による磁界を変化
させることにより挿入部に微振動を与え、狭い管腔内で
の挿入性を向上させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特許第295
2005号では患者の周囲に磁界発生装置が設置され、
シートコイルと磁界発生装置とは患者の体を隔てて離隔
されているため、大きな出力が必要であるとともに装置
全体が大掛かりなものとならざるを得ない。したがっ
て、このような装置ではコストが割高になるとともに、
大きなスペースを必要とし、操作性にも問題がある。
【0005】本発明は、内視鏡挿入部の管腔内への挿入
を補助する小型な挿入補助装置を備えた内視鏡を簡単な
構成、かつ低コストで提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の内視鏡の挿入補
助装置は、管腔内における内視鏡挿入部の先端部の移動
を補助するための挿入補助装置であって、先端部に対し
て打撃力を与えるための所定の閉空間内を移動可能な打
撃子と、打撃子を所定の閉空間内において所定の方向へ
駆動することにより先端部に対し所定の方向への打撃力
を与えるための打撃子駆動手段と、打撃子駆動手段によ
る打撃子の駆動を制御する打撃子駆動制御手段とを備
え、打撃子と打撃子駆動手段とが先端部内に配置された
ことを特徴としている。
【0007】管腔内への挿入をより効果的に補助するた
めには打撃力を挿入部先端の挿入方向に与えることが好
ましく、このためには上記所定の方向は管腔内における
先端部の移動方向に等しいことが好ましい。
【0008】打撃駆動手段を小型、簡略に構成するに
は、打撃子駆動手段は磁場を発生させる磁場発生手段を
備え、打撃子駆動制御手段は、磁場発生手段により発生
する磁場を変化させることにより打撃子を駆動すること
が好ましい。例えば、打撃子は永久磁石又は強磁性体か
らなり、打撃子は磁場発生手段による磁場内に配置され
る。
【0009】先端部には、所定の閉空間として例えば先
端部の長手方向に沿って打撃子通路が配設され、打撃子
通路に隣接して磁場発生手段が配置される。打撃子駆動
制御手段は、磁場発生手段を制御して打撃子通路内に発
生する磁場を変化させる。これにより打撃子は打撃子通
路内で簡単に往復運動させることができる。このとき打
撃子を打撃子通路の少なくとも所定の方向の端部に叩き
付けることにより、先端部は長手方向に沿った打撃力を
極めて簡略、小型な構成で得ることができる。
【0010】磁場発生装置は例えば一対の電磁石からな
り、一対の電磁石はそれぞれ打撃子通路の両端に隣接す
るとともにその軸は打撃子通路の長手方向に沿ってそれ
ぞれ配置される。打撃子が永久磁石の場合には、打撃子
駆動制御手段は一対の電磁石の打撃子通路を挟んで向か
い合う極同士が同じN極又はS極となり、N極、S極が
交互に入れ替わるように一対の電磁石の制御を行なうこ
とにより簡単に打撃子の往復運動を制御できる。また、
打撃子が強磁性体の場合には、一対の電磁石が交互にオ
ン、オフされるように電磁石の制御を行なうことにより
簡単に打撃子の往復運動を制御できる。
【0011】また例えば磁場発生装置は、打撃子通路の
周囲に巻かれたソレノイドからなり、打撃子は永久磁石
である。このとき、打撃子駆動制御手段は、ソレノイド
に流される電流の方向を交互に入れ替えることにより打
撃子を打撃子通路内において往復駆動する。
【0012】打撃子駆動手段を小型、簡略な構成とする
他の方法としては、打撃子駆動手段として磁石部とコイ
ル部を有するボイスコイルモータを用い、打撃子をコイ
ル部の先端に取り付けてもよい。このときボイスコイル
モータの駆動軸は上記所定の方向を向いている。
【0013】また、本発明の内視鏡装置は、上記挿入補
助装置を備えたことを特徴としている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施形態
である電子内視鏡装置の電気的な構成を概略示すブロッ
ク図である。
【0015】電子内視鏡装置は主に電子内視鏡10、映
像信号処理装置(プロセッサ)20、画像表示装置(T
Vモニタ)30から構成され、電子内視鏡10は、プロ
セッサ20に着脱自在に接続され、プロセッサ20には
TVモニタ30がビデオケーブルを介して接続される。
電子内視鏡10は、可撓管を有する管状の挿入部11、
操作レバーやスイッチ類が設けられた操作部12、可撓
性を有しプロセッサ20と連結される連結部13等から
なる。
【0016】挿入部11の先端部には、撮像装置である
CCD14と挿入部11の挿入を補助するための挿入補
助ユニット15とが設けられる。また電子内視鏡10内
にはライトガイドLGが配設されており、プロセッサ2
0内に設けられた光源部21から供給される光を挿入部
11の先端まで伝送し照明光として照射する。CCD1
4からの画像信号は、信号線を介してプロセッサ20内
に設けられた映像信号処理回路22へ伝送され、ホワイ
トバランス、ガンマ補正等の各種信号処理が施された
後、TVモニタ30へ出力される。なお、光源部21及
び映像信号処理回路22は、プロセッサ20内に設けら
れたシステムコントロール回路23により制御される。
【0017】挿入補助ユニット15は、例えば電子内視
鏡10の操作部12に設けられた打撃子駆動制御回路1
6により駆動・制御される打撃子(後述)を有し、打撃
子駆動制御回路16は操作部12に設けられた操作スイ
ッチ群17に接続される。すなわち、打撃子駆動制御回
路16は操作スイッチ群17の操作に応じて挿入補助ユ
ニット15の駆動を制御する。なお、操作スイッチ群1
7は連結部13を介してプロセッサ20内のシステムコ
ントロール回路23とも接続されており、システムコン
トロール回路23は、操作スイッチ群17の操作に応じ
て光源部21での調光や映像信号処理回路22での画像
のフリーズ処理等の指示を行なう。
【0018】図2は、挿入部11の先端部に設けられる
挿入補助ユニット15の配置を示すための模式的な断面
図である。
【0019】挿入部11には、CCD14の信号線14
S等を配線するためのチャンネル14Tが挿入部11に
沿って形成されており、挿入部11の先端部に配設され
たCCD14の前面には、撮像レンズ群14Lが設けら
れる。管状の挿入部11にはこの他にもライトガイドL
Gや不図示の鉗子チャンネル、送気・送水チャンネル等
が配設又は形成されているが本図においては省略されて
いる。挿入補助ユニット15は挿入部11の先端部(彎
曲部よりも先端側)に長手方向に沿って配置される。第
1の実施形態において挿入補助ユニット15は、2つの
磁場発生装置40A、40Bと打撃子41、及び閉管路
(打撃子通路)42とから概ね構成される。磁場発生装
置40A、40Bは例えば鉄心にコイルを巻いた電磁石
からなり、打撃子41は強磁性体又は永久磁石からな
る。
【0020】閉管路42の軸は挿入部11の先端部長手
方向に対して略平行に配置され、閉管路42の両端部に
はそれぞれ電磁石40A、40Bが隣接して配置され
る。また、電磁石40A、40Bの軸は閉管路42の軸
に略一致するように配置される。すなわち、電磁石40
A、40Bは、磁力線ができるだけ閉管路42の軸に沿
って密に形成されるように配置される。閉管路42内に
は打撃子41が封入される。打撃子41は柱状に成形さ
れており、その断面は閉管路42の断面と相似であり、
大きさはそれよりも一回り小さい。また、打撃子41
は、その長さが閉管路42の長さに比べ短く、閉管路4
2の最大径に比べ十分長く、従って閉管路42内におい
て軸に沿って摺動自在である。なお、電磁石40A、4
0Bの各々の両端子は図示しない信号線を介して打撃子
駆動制御回路16(図1参照)に接続されており、打撃
子駆動制御回路16からは後述の形態で電力が供給され
る。
【0021】次に図3、図4を参照して、本実施形態に
おける挿入補助ユニット15の制御動作について説明す
る。図3は打撃子41に永久磁石(KS鋼・OP磁石・
フェライト・アルニコ等)を用いた場合の制御動作を示
し、図4は打撃子41に強磁性体(鉄、ニッケル、コバ
ルトやこれらの合金等)を用いた場合の制御動作を示
す。
【0022】図3では、打撃子(永久磁石)41のS極
は左側(電磁石40A側)に、N極は右側(電磁石40
B側)に配置されている。このとき図3(a)に示され
るように、電磁石40A、40Bに対して、それぞれ閉
管路42の端面に対向する側(永久磁石より)がN極、
その反対側がS極となるように電流が流されると、打撃
子41のS極(左側)と電磁石40Aの閉管路42の左
側端面に対向するN極とは引張合い、打撃子41のN極
(右側)と電磁石40Bの閉管路42の右側端面に対向
するN極とは相互に反発し合う。これにより、打撃子4
1は電磁石40A、40Bから電磁石40A方向(左方
向)への力を受け、閉管路42の電磁石40A側の端面
に叩き付けられる。
【0023】一方、図3(b)は、電磁石40A、40
Bに対して、それぞれ閉管路42側(永久磁石より)が
S極、その反対側がN極となるように電流が流された場
合を示している。すなわち図3(b)では、電磁石40
A、40Bのそれぞれに、図3(a)のときとは逆向き
に電流が流される。このとき打撃子41のS極(左側)
と電磁石40Aの閉管路42の左側端面に対向するS極
とは相互に反発し合い、打撃子41のN極(右側)と電
磁石40Bの閉管路42の右側端面に対向するS極とは
引張合う。すなわち、打撃子41は電磁石40A、40
Bから電磁石40B方向(右方向)への力を受け、閉管
路42の電磁石40B側の端面に叩き付けられる。
【0024】例えば操作スイッチ群17(図1参照)の
所定のスイッチが操作されると、打撃子駆動制御回路1
6により、図3(a)、(b)に示される動作が交互に
繰り返し実行され、挿入部11の先端部には打撃子41
により軸方向へ衝撃力が繰り返し与えられる。これによ
り挿入部11には前進方向または後退方向に微振動が加
えられ挿入部先端の移動のための補助力が得られる。但
し、挿入部11の先端方向に対して前進させる場合は、
図3(a)のときに電磁石40A、40Bに対して供給
される電流値を、図3(b)のときに電磁石40A、4
0Bに対して供給される電流値よりも大きくすることに
より、図3(a)のときに閉管路42の左側端面に与え
られる衝撃力が、図3(b)のときに閉管路42の右側
端面に与えられる衝撃力よりも十分大きくなるようにす
る。また、挿入部11の先端方向に対して後退させる場
合は、図3(b)のときに電磁石40A、40Bに対し
て供給される電流値を、図3(a)のときに電磁石40
A、40Bに対して供給される電流値よりも大きくする
ことにより、図3(b)のときに閉管路42の右側端面
に与えられる衝撃力が、図3(a)のときに閉管路42
の左側端面に与えられる衝撃力よりも十分大きくなるよ
うにする。
【0025】図4(a)、(b)は打撃子41が強磁性
体の場合の動作を示している。図4(a)において、電
磁石40Aはオフ状態であり打撃子駆動制御回路16か
ら電力は供給されない。このとき電磁石40Bはオン状
態にされ、電磁石40Bのコイルには打撃子駆動制御回
路16からは所定の方向に電流が流される。強磁性体で
ある打撃子41は電磁石40Bが作る磁場により磁化さ
れる。すなわち打撃子41は電磁石40Bに引き寄せら
れ閉管路42の電磁石40B側の端面に叩き付けられ
る。一方、図4(b)では、電磁石40Aがオン状態と
され、電磁石40Bがオフ状態とされる。すなわち電磁
石40Aのコイルには打撃子駆動制御回路16か所定の
方向に電流が流され、電磁石40Bには電力は供給され
ない。このとき強磁性体である打撃子41は電磁石40
Aが作る磁場により磁化される。すなわち打撃子41は
電磁石40Aに引き寄せられ閉管路42の電磁石40A
よりの端面に叩き付けられる。
【0026】図3の打撃子41が永久磁石の場合と同様
に、操作スイッチ群17の所定のスイッチが操作される
と、打撃子駆動制御回路16により、図4(a)、
(b)に示される動作が交互に繰り返し実行され、挿入
部11の先端部には打撃子41により軸方向へ衝撃力が
繰り返し与えられる。これにより挿入部11には前進方
向または後退方向に微振動が加えられ挿入部先端の移動
のための補助力が得られる。但し、挿入部11の先端方
向に対して前進させる場合は、図4(b)のときに電磁
石40Aに対して供給される電流値を、図4(a)のと
きに電磁石40Bに対して供給される電流値よりも大き
くすることにより、図4(b)のときに閉管路42の左
側端面に与えられる衝撃力が、図4(a)のときに閉管
路42の右側端面に与えられる衝撃力よりも十分大きく
なるようにする。また、挿入部11の先端方向に対して
後退させる場合は、図4(a)のときに電磁石40Bに
対して供給される電流値を、図4(b)のときに電磁石
40Aに対して供給される電流値よりも大きくすること
により、図4(a)のときに閉管路42の右側端面に与
えられる衝撃力が、図4(b)のときに閉管路42の左
側端面に与えられる衝撃力よりも十分大きくなるように
する。
【0027】なお、衝撃の強弱は打撃子駆動制御回路1
6から電磁石40A、40Bに印加される駆動電流のパ
ルス信号の波高値、デューティ比を変化させることによ
り制御され、その周期は打撃子駆動制御回路16のパル
ス信号の周波数を制御することにより可変とすることが
できる。パルス信号の波高値、デューティ比、周波数
は、例えば操作スイッチ群17に設けられた所定の摘み
を操作することにより行なわれる。
【0028】以上のように第1の実施形態によれば、電
磁石及び打撃子が封入された閉管路を電子内視鏡の挿入
部先端に埋設し、電磁石へ供給される電力を制御するこ
とにより打撃子を閉管路内において挿入方向に前後さ
せ、挿入部先端に衝撃力を与えることができる。これに
より電子内視鏡の管腔内への挿入を容易とすることがで
きる。本実施形態の挿入部先端に配置される挿入補助ユ
ニットは、電磁石と打撃子が封入された閉管路のみから
なり、その制御は操作部等に設けた打撃子駆動制御回路
から信号線を介してパルス信号を供給することにより行
なえるので、その構造が簡略であり小型化も容易であ
る。また、電磁石と打撃子とは近接して設けられている
ため省電力での駆動が可能となる。更に、打撃子を閉管
路内の挿入方向の端面と挿入方向と逆方向の端面との間
のほぼ全空間を移動させて各端面に叩きつけるようにす
ることにより、より大きな衝撃力を端面に及ぼすことが
でき、省スペース化が要求される電子内視鏡の挿入部先
端における小さな閉管路でも、挿入部先端の移動のため
の十分な補助力が得られる。
【0029】次に、図5を参照して、本発明が適用され
た第2の実施形態の電子内視鏡装置について説明する。
第2の実施形態の電子内視鏡装置は、第1の実施形態の
電子内視鏡装置と挿入補助ユニットの構成が異なるのみ
でその他の構成は第1の実施形態と略同様である。以
下、第1の実施形態と異なる構成に関してのみ説明を行
なう。また同一の構成に関しては同一参照符号を用い
る。
【0030】図5は、第2の実施形態において挿入部1
1の先端に設けられる挿入補助ユニット15’の配置を
示すための模式的な断面図である。挿入補助ユニット1
5’において電磁発生装置は例えば単一のコイル40C
からなり、閉管路42’はコイル40C内に配置され、
閉管路42’内には永久磁石からなる打撃子41が封入
される。すなわち、挿入補助ユニット15’は全体とし
て閉管路42’の周りにコイル(電線)40Cが巻かれ
た電磁ソレノイドとして形成される。コイル40C及び
閉管路42’は、その軸が挿入部11の先端部長手方向
に略平行となるように配置される。
【0031】コイル40Cには打撃子駆動制御回路16
から電流の流れる方向及び大きさが交互に交代するよう
に周期的に変化する電力が供給され、閉管路42’内の
磁場の方向及び強さが交互に変化する。打撃子41は閉
管路42’内に形成され周期的にその方向及び強さを変
える磁場により閉管路42’内を往復し、閉管路42’
の各端面に交互に叩き付けられる。これにより、挿入部
11の先端部には打撃子41により前進方向または後退
方向に衝撃力が繰り返し与えられる。すなわち、挿入部
11には進行方向に微振動が加えられ挿入のための補助
力が得られる。
【0032】以上のように、第2の実施形態によれば第
1の実施形態と略同様の効果を得ることができる。
【0033】次に図6、図7を参照して本発明が適用さ
れた第3の実施形態について説明する。第3の実施形態
の電子内視鏡装置も第2の実施形態の電子内視鏡装置と
同様に、挿入補助ユニットの構成が第1の実施形態の電
子内視鏡装置と異なるのみでその他の構成は第1の実施
形態と略同様である。したがって以下、第1の実施形態
と異なる構成に関してのみ説明を行なう。また、同一の
構成に関しては同一参照符号を用いる。
【0034】図6は、第3の実施形態において挿入部1
1の先端に設けられる挿入補助ユニット15”の配置を
示すための模式的な断面図である。第3の実施形態の挿
入補助ユニットでは、例えば1対のボイスコイルモータ
50A、50Bが用いられる。なお、図7にはボイスコ
イルモータ50A(50B)の拡大図が示されている。
ボイスコイルモータ50A(50B)は永久磁石である
磁石部53A(53B)と、ソレノイド状のコイル部5
4A(54B)とからなり、コイル部54A(54B)
の一端には振動板の変わりに打撃子51A(51B)が
取り付けられている。磁石部53A(53B)は円筒状
のカップの底部の中心に円柱が設けられた形状をしてお
り、この円柱の周りにコイル部54A(54B)が配置
される。すなわちコイル部54A(54B)は磁石部5
3A(53B)の円柱部と円筒部との間に嵌合され円柱
に沿って摺動自在である。コイル部54A(54B)の
先端には打撃子51A(51B)が一体的に取り付けら
れており、打撃子51A(51B)は打撃力を与えるの
に適した素材から形成される。例えば打撃子51A(5
1B)には金属塊等が用いられる。コイル部54A(5
4B)はソレノイドに流される電流の方向により、磁石
部53A(53B)の軸(駆動軸)に沿って磁石部53
A(53B)のカップの底部に対して離間する方向又は
接近する方向(図6、7において左方向又は右方向)に
移動する。
【0035】ボイスコイルモータ50A、50Bは、挿
入部先端の長手方向にその軸が沿うように配置されると
ともに、それぞれの軸は略同軸に配置される。また、ボ
イスコイルモータ50Aの打撃子51Aは挿入部11の
先端方向に向いて配置され、ボイスコイルモータ50B
の打撃子51Bは挿入部11の先端方向と逆の方向(操
作部方向)を向いて配置される。
【0036】磁石部53A、53Bは内視鏡挿入部11
に固定されており、打撃子51A、51Bの前方には、
コイル部54A、54Bの軸方向長さよりも短い長さの
閉管路52A、52Bがそれぞれ設けられる。ボイスコ
イルモータ50A、50Bのコイル部54A、54Bに
は打撃子駆動制御回路16から電流が周期的に方向を変
えて供給され、これによりコイル部54A、54Bは打
撃子51A、51Bとともに一体的にボイスコイルモー
タ50A、50Bの軸に沿って往復運動し、それぞれ閉
管路52A、52Bの端面に叩き付けられる。
【0037】ボイスコイルモータ50A、50Bは内視
鏡挿入部11の進行方向に対応させてコイル部54A、
54Bの一方だけが往復運動するように打撃子駆動制御
回路16により制御される。すなわち、挿入部先端を前
進させる場合は、ボイスコイルモータ50Aのコイル部
54Aに流れる方向が周期的に変化する電流が供給され
てコイル部54Aが磁石部53Aの円柱に沿って往復運
動すると共に、打撃子駆動制御回路16の制御によりコ
イル部54Bは磁石部53B内に収納される方向に移動
される。また挿入部先端を後退させる場合は、打撃子駆
動制御回路16の制御によりコイル部54Aが磁石部5
3A内に収納されると共に、ボイスコイルモータ50B
のコイル部54Bに流れる方向が周期的に変化する電流
が供給されてコイル部54Bは磁石部53Bの円柱に沿
って往復運動する。コイル部54A、54Bが磁石部5
3A、53Bから押しだされるときに、打撃子51A、
51Bのそれぞれが閉管路の52A、52Bの端面まで
達する以上の大きさの電流がコイル部54A、54Bに
供給され、打撃子51A、51Bはそれぞれ閉管路の5
2A、52Bの端面に叩き付けられ、挿入部11の先端
に進行方向に沿った撃力を与える。
【0038】以上により、第3の実施形態においても第
1の実施形態と略同様の効果を得ることができる。
【0039】なお、本実施形態では電子内視鏡装置を例
に説明を行なったが、イメージガイドを用いた内視鏡
(ファイバースコープ)に本発明を適用できることは言
うまでもない。また本実施形態では、打撃子の往復運動
に閉管路を用いたが、管路は完全に閉じている必要はな
く打撃子が叩きつけられる端面が一部でも形成されてい
ればよい。
【0040】第1の実施形態の図3において、電磁石は
閉管路の両端にそれぞれ設けられたが閉管路の一方の端
部にのみ電磁石を配置してもよい。
【0041】また、本実施形態において打撃子は閉管路
の両端面に叩き付けられたが、打撃子駆動制御回路から
出力される電流を制御して進行方向(前進方向又は後退
方向)にある端面にのみ強い衝撃力を与えるようにして
もよい。このとき例えば閉管路の進行方向と逆の方向の
端面と打撃子の間にバネを配置し、打撃子がバネのある
方向に力を受けるときにバネを圧縮し、これとは反対方
向(進行方向)に力を受けるとき、またはコイルへの電
力の供給が停止されたときに進行方向の端面に打撃子が
叩き付けられるように、電磁力とバネ力とを組み合わせ
る構成としてもよい。
【0042】本実施形態において、打撃子駆動制御回路
の駆動は内視鏡の操作部に設けられた所定のスイッチを
操作することにより行なわれたが、スイッチはプロセッ
サに設けられていてもよいし、例えばプロセッサに接続
されるフットスイッチを用いてもよい。
【0043】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、内視鏡
挿入部の管腔内への挿入を補助する小型な挿入補助装置
を備えた内視鏡を簡単な構成、かつ低コストで提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態である電子内視鏡装置
の電気的な構成を示すブロック図である。
【図2】第1の実施形態における挿入補助ユニットの挿
入部先端における配置を模式的に示す断面図である。
【図3】第1の実施形態において打撃子が永久磁石の場
合における挿入補助ユニットの制御動作を説明する図で
ある。
【図4】第1の実施形態において打撃子が強磁性体の場
合における挿入補助ユニットの制御動作を説明する図で
ある。
【図5】本発明の第2の実施形態における挿入補助ユニ
ットの挿入部先端における配置を模式的に示す断面図で
ある。
【図6】本発明の第3の実施形態における挿入補助ユニ
ットの挿入部先端における配置を模式的に示す断面図で
ある。
【図7】ボイスコイルモータの拡大図である。
【符号の説明】
11 挿入部 15、15’ 挿入補助ユニット 16 打撃子駆動制御回路 40A、40B 電磁石 40C コイル(ソレノイド) 41、51A、51B 打撃子 42、42’、52A、52B 閉管路

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管腔内における内視鏡挿入部の先端部の
    移動を補助するための内視鏡の挿入補助装置であって、
    前記先端部に対して打撃力を与えるための所定の閉空間
    内を移動可能な打撃子と、 前記打撃子を前記所定の閉空間内において所定の方向へ
    駆動することにより前記先端部に対し前記所定の方向へ
    の打撃力を与えるための打撃子駆動手段と、 前記打撃子駆動手段による前記打撃子の駆動を制御する
    打撃子駆動制御手段とを備え、 前記打撃子と前記打撃子駆動手段とが前記先端部内に配
    置されることを特徴とする内視鏡の挿入補助装置。
  2. 【請求項2】 前記所定の方向が前記管腔内における前
    記先端部の移動方向に等しいことを特徴とする請求項1
    に記載の挿入補助装置。
  3. 【請求項3】 前記打撃子駆動手段が、磁場を発生させ
    る磁場発生手段を備え、前記打撃子駆動制御手段が、前
    記磁場発生手段により発生する磁場を変化させることに
    より前記打撃子を駆動することを特徴とする請求項1に
    記載の挿入補助装置。
  4. 【請求項4】 前記打撃子が永久磁石又は強磁性体から
    なり、前記打撃子が前記磁場内に配置されることを特徴
    とする請求項3に記載の挿入補助装置。
  5. 【請求項5】 前記所定の閉空間として前記先端部に前
    記先端部の長手方向に沿って打撃子通路が配設されてお
    り、前記打撃子通路に隣接して前記磁場発生手段が配置
    されることを特徴とする請求項3に記載の挿入補助装
    置。
  6. 【請求項6】 前記打撃子駆動制御手段が、前記磁場発
    生手段により前記打撃子通路内に発生する磁場を変化さ
    せることにより前記打撃子を前記打撃子通路内で往復運
    動させることを特徴とする請求項5に記載の挿入補助装
    置。
  7. 【請求項7】 前記打撃子を前記打撃子通路の少なくと
    も前記所定方向の端部に叩き付けることにより前記先端
    部に前記長手方向に沿った打撃力を与えることを特徴と
    する請求項5に記載の挿入補助装置。
  8. 【請求項8】 前記磁場発生装置が一対の電磁石からな
    り、前記一対の電磁石はそれぞれ前記打撃子通路の両端
    に隣接するとともにその軸が前記打撃子通路の長手方向
    に沿ってそれぞれ配置されることを特徴とする請求項5
    に記載の挿入補助装置。
  9. 【請求項9】 前記打撃子が永久磁石であって、前記一
    対の電磁石の前記打撃子通路を挟んで向かい合う極同士
    が同じN極又はS極となり、前記N極、S極が交互に入
    れ替わるように前記一対の電磁石が制御されることを特
    徴とする請求項8に記載の挿入補助装置。
  10. 【請求項10】 前記打撃子が強磁性体であって、前記
    一対の電磁石が交互にオン、オフされることを特徴とす
    る請求項8に記載の挿入補助装置。
  11. 【請求項11】 前記磁場発生装置が、前記打撃子通路
    の周囲に巻かれたソレノイドからなり、前記打撃子が永
    久磁石であることを特徴とする請求項5に記載の挿入補
    助装置。
  12. 【請求項12】 前記打撃子駆動制御手段が、前記ソレ
    ノイドに流される電流の方向を交互に入れ替えることに
    より前記打撃子を前記打撃子通路内において駆動するこ
    とを特徴とする請求項11に記載の挿入補助装置。
  13. 【請求項13】 前記打撃子駆動手段が磁石部とコイル
    部を有するボイスコイルモータからなり、前記打撃子が
    前記コイル部の先端に取り付けられることを特徴とする
    請求項3に記載の挿入補助装置。
  14. 【請求項14】 前記ボイスコイルモータの駆動軸が前
    記所定の方向を向いていることを特徴とする請求項13
    に記載の挿入補助装置。
  15. 【請求項15】 請求項1乃至請求項14の何れかに記
    載された挿入補助装置を備える内視鏡装置。
JP2002071658A 2002-03-15 2002-03-15 内視鏡挿入補助装置及び内視鏡装置 Withdrawn JP2003265403A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002071658A JP2003265403A (ja) 2002-03-15 2002-03-15 内視鏡挿入補助装置及び内視鏡装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002071658A JP2003265403A (ja) 2002-03-15 2002-03-15 内視鏡挿入補助装置及び内視鏡装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003265403A true JP2003265403A (ja) 2003-09-24

Family

ID=29201876

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002071658A Withdrawn JP2003265403A (ja) 2002-03-15 2002-03-15 内視鏡挿入補助装置及び内視鏡装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003265403A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005319055A (ja) * 2004-05-10 2005-11-17 Pentax Corp 内視鏡の推進装置
JP2006305695A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Tokyo Denki Univ 外側に可動部を持たない小型ロボット
JP2007167542A (ja) * 2005-12-26 2007-07-05 Toshifumi Hayakawa 内視鏡スコープ
JP2013111255A (ja) * 2011-11-29 2013-06-10 Nagoya Univ 自走式カプセル内視鏡
CN104116484A (zh) * 2014-07-03 2014-10-29 乐虹信息科技(上海)有限公司 可调整拍摄角度的内窥镜系统及方法
CN104207749A (zh) * 2014-06-20 2014-12-17 乐虹信息科技(上海)有限公司 可以控制角度的内窥镜
EP2792299A4 (en) * 2012-07-20 2015-10-14 Kyushu Inst Technology MOBILE CAPSULE AND METHOD OF CONTROLLING THE SAME
CN111238294A (zh) * 2020-04-14 2020-06-05 北京国研融兴科技有限公司 一种电磁驱动式擦炮装置及擦炮方法
JP7174193B1 (ja) 2022-09-05 2022-11-17 弘幸 中西 内視鏡システム

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005319055A (ja) * 2004-05-10 2005-11-17 Pentax Corp 内視鏡の推進装置
JP2006305695A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Tokyo Denki Univ 外側に可動部を持たない小型ロボット
JP2007167542A (ja) * 2005-12-26 2007-07-05 Toshifumi Hayakawa 内視鏡スコープ
JP2013111255A (ja) * 2011-11-29 2013-06-10 Nagoya Univ 自走式カプセル内視鏡
EP2792299A4 (en) * 2012-07-20 2015-10-14 Kyushu Inst Technology MOBILE CAPSULE AND METHOD OF CONTROLLING THE SAME
US10715021B2 (en) 2012-07-20 2020-07-14 Kyushu Institute Of Technology Mobile capsule device and control method thereof
CN104207749A (zh) * 2014-06-20 2014-12-17 乐虹信息科技(上海)有限公司 可以控制角度的内窥镜
CN104116484A (zh) * 2014-07-03 2014-10-29 乐虹信息科技(上海)有限公司 可调整拍摄角度的内窥镜系统及方法
CN111238294A (zh) * 2020-04-14 2020-06-05 北京国研融兴科技有限公司 一种电磁驱动式擦炮装置及擦炮方法
JP7174193B1 (ja) 2022-09-05 2022-11-17 弘幸 中西 内視鏡システム
JP2024036238A (ja) * 2022-09-05 2024-03-15 弘幸 中西 内視鏡システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3017770B2 (ja) 被検体内挿入装置
US6332865B1 (en) Self-advancing endoscope
US6113569A (en) Reciprocating liposuction device
US20040181127A1 (en) Capsule endoscope system
JP2007307375A (ja) カテーテルおよびカテーテル付属装置を有する医療機器ならびにその使用方法
JP2003265403A (ja) 内視鏡挿入補助装置及び内視鏡装置
WO2019026445A1 (ja) 内視鏡用リニアアクチュエータ、内視鏡用光学ユニットおよび内視鏡
JP2005058430A (ja) 医療装置及び医療装置誘導システム
Zhang et al. Design and experimental investigation of a vibro-impact self-propelled capsule robot with orientation control
JP2948861B2 (ja) 被検体内挿入装置
JP2005319121A (ja) 内視鏡
JP2003265404A (ja) 内視鏡挿入補助装置及び内視鏡
JPH06133925A (ja) 生体内挿入具誘導装置
CN113813014A (zh) 一种柔性碎石装置
JP3279410B2 (ja) 内視鏡
JP7352996B2 (ja) カプセル内視鏡システム
JP4776010B2 (ja) 超音波内視鏡の処置具起上装置
JPH11128233A (ja) 組織穿刺針
CN216495497U (zh) 一种柔性碎石装置
JP2005329080A (ja) 内視鏡、回転アダプタ付き内視鏡及び内視鏡装置
JP5224279B2 (ja) 内視鏡用磁気アンカー誘導装置
JPH0424016A (ja) 内視鏡装置
JP4530715B2 (ja) 挿入補助具
JP2018189888A (ja) 内視鏡用マグネットホルダー
JP2012239528A (ja) 内視鏡キットおよび内視鏡先端部の誘導方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050207

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070530

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070605

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20070719