JP2003263912A - バックライト - Google Patents

バックライト

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JP2003263912A
JP2003263912A JP2002065848A JP2002065848A JP2003263912A JP 2003263912 A JP2003263912 A JP 2003263912A JP 2002065848 A JP2002065848 A JP 2002065848A JP 2002065848 A JP2002065848 A JP 2002065848A JP 2003263912 A JP2003263912 A JP 2003263912A
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JP
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guide plate
light guide
light
light source
backlight
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Application number
JP2002065848A
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English (en)
Inventor
Atsushi Haniyu
篤史 羽生
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Ohtsu Tire and Rubber Co Ltd
Original Assignee
Ohtsu Tire and Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バックライトが大型になっても、バックライ
トの輝度を低下させることなく、バックライトの発光輝
度を均一になし得ると共に、バックライトを安価に製造
できるようにする。 【解決手段】 光源用ランプ17が、同一長さに形成さ
れて複数本設けられ、各光源用ランプ17は、折曲部を
介して第1直線部25と第2直線部26とを有するよう
に互いに同一形状に折曲され、各光源用ランプ17の第
1直線部25が導光板1の一方の端面2に沿いかつ第2
直線部26が他方の端面3に沿うように、各光源用ラン
プ17は、導光板1の隣り合う端面2,3にまたがって
配置され、導光板1の端部に光の入射不足による暗部が
生じないように、導光板1の各端面2,3の外側方に、
複数の光源用ランプ17のうちのいずれかの直線部2
5,26が配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置、広
告などの看板その他に用いられるバックライトに関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、サイドライト型バックライトを
搭載した表示装置としては、液晶モジュールや写真のネ
ガを見るために使用するライトボックス、看板等があ
る。この種のバックライトには、図18に示すように、
長方形板状の導光板51と、導光板51の外側方に配置
された光源用ランプ52とを備え、光源用ランプ52の
光を導光板51の端面53,54から導光板51内に入
射し、その入射した光を導光板51の発光面56側に導
出して発光面56を発光させるようにしたものがある。
【0003】このようなバックライトは、表示装置が大
型になるにつれ、導光板51も大型化されてきている。
しかしながら、導光板51の大型化に伴い導光板51の
光の吸収量が低下したり、光源用ランプ52から入射し
たランプ光が導光板51の全域に均一にわたりにくくな
るため、大型のバックライトは小型のバックライトに比
べバックライト全体の輝度が低下する傾向がある。その
ため、特に大型のバックライトでは、光源用ランプ52
を複数設け、これらを導光板51の複数の端面53,5
4に沿って配置するなど、光源用ランプ52の配置によ
り、バックライト全体の輝度を低下させないように様々
な工夫がなされている。
【0004】例えば、図18に示すように、複数の光源
用ランプ52を導光板51の各端面53,54に沿って
それぞれ配置し、これにより、複数の光源用ランプ52
で導光板51の外側方を取り囲んで、光源用ランプ52
の光を導光板51の総ての端面53,54から均等に入
射できるようにすることが考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図18に示す
バックライトでは、複数の光源用ランプ52は導光板5
1の各端面53,54の長さに対応した長さが必要であ
るため、導光板51の隣合う端面53,54に沿って配
置される複数の光源用ランプ52は互いに長さが異なる
ことになり、各光源用ランプ52にはそのランプ長に合
わせた電流、電圧の制御が必要になる。このため、光源
用ランプ52に高周波電力を供給するインバータ回路に
高価なものが必要になり、バックライト全体の製造コス
トが高くなり、またランプ長に合わせて電流、電圧を制
御することが、導光板51の発光面56の輝度を均一化
する妨げの原因にもなった。
【0006】本発明は上記問題点に鑑み、バックライト
が大型になっても、バックライトの輝度を低下させるこ
となく、バックライトの発光輝度を均一になし得ると共
に、バックライトを安価に製造できるようにしたもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を解決す
る本発明の技術的手段は、導光板1と、導光板1の外側
方に配置された光源用ランプ17とを備え、光源用ラン
プ17の光を導光板1の端面から導光板1内に入射し、
その入射した光を導光板1の発光面5側に導出して発光
面5を発光させるようにしたバックライトにおいて、前
記光源用ランプ17が、複数本設けられ、各光源用ラン
プ17は、折曲部を介して第1直線部25と第2直線部
26とを有するように折曲され、各光源用ランプ17の
第1直線部25が導光板1の一方の端面2に沿いかつ第
2直線部26が他方の端面3に沿うように、各光源用ラ
ンプ17は、導光板1の隣り合う端面2,3に跨って配
置され、導光板1の各端面2,3の外側方に、複数の光
源用ランプ17のうちのいずれかの直線部25,26が
配置されている点にある。
【0008】本発明の他の技術的手段は、前記複数の光
源用ランプ17で導光板1の外側方を略全長に亘って取
り囲んでいる点にある。本発明の他の技術的手段は、前
記導光板1が対向する一対の長辺端面2と、対向する一
対の短辺端面3とを有するように長方形板状に形成さ
れ、前記複数の光源用ランプ17は、その第1直線部2
5が第2直線部26よりも長くなるようにL字状に折曲
され、各光源用ランプ17の第1直線部25が、導光板
1の長辺端面2に沿うように配置され、第2直線部26
が導光板1の短辺端面3に沿うように配置されている点
にある。
【0009】本発明の他の技術的手段は、前記導光板1
の端面2,3外方に、複数の光源用ランプ17の直線部
25,26が重なるように配置された重複部分Aが設け
られている点にある。本発明の他の技術的手段は、導光
板1と、導光板1の外側方に配置された光源用ランプ1
7とを備え、光源用ランプ17の光を導光板1の端面か
ら導光板1内に入射し、その入射した光を導光板1の発
光面5側に導出して発光面5を発光させるようにしたバ
ックライトにおいて、導光板1に、その発光面5の有効
発光域33から外側方に突出した突出導光部32が設け
られ、前記光源用ランプ17は、折曲部を介して第1直
線部25と第2直線部26とを有するように折曲され、
光源用ランプ17の第1直線部25が、導光板1の有効
発光域33側の端面35に沿うように配置され、光源用
ランプ17の第2直線部26が突出導光部32の端面3
6に沿うように配置されている点にある。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に従って説明する。図1〜3は、本発明を適用した一実
施の形態を示している。図1〜3において、導光板1
は、アクリル樹脂等の透明樹脂又は透明ガラス等より長
方形板状に形成され、対向する一対の長辺端面2(2
a,2b)と、一対の短辺短面3(3a,3b)とを有
している。導光板1の一面は発光面5とされ、他面は反
射面6とされている。
【0011】前記導光板1の外側方には、同一の長さに
形成された光源用ランプ17(17a、17b、17
c、17d)が4本設けられ、4本の光源用ランプ17
で導光板1の外側方を略全周に亘って取り囲んでいる。
各光源用ランプ17の光が外部に漏れないように、各光
源用ランプ17の外側方側をリフレクタ18で覆ってい
る。このリフレクタ18は、天壁部19と底壁部20と
これらの外側端部同士を連結する側壁部21とを有する
断面コの字状に形成され、リフレクタ18は、導光板1
の外側方を全周に亘って取り囲むように配置されてい
る。
【0012】各光源用ランプ17の両端部はソケット2
3にそれぞれ嵌合装着され、各ソケット23はリフレク
タ18に取り付けられており、各光源用ランプ17はソ
ケット23を介してリフレクタ18に支持されている。
各光源用ランプ17は、ソケット23を介して図示省略
のインバータ回路に接続されており、各光源用ランプ1
7にバッテリーや商用電源等の電源からインバータ回路
を介して電力が供給されて、各光源用ランプ17を高周
波点灯するようになっている。
【0013】なお、ソケット23による支持だけでは光
源用ランプ17がガタ付く場合には、各光源用ランプ1
7の中途部を、適宜透明な支持板等によってリフレクタ
18に支持固定するようにしてもよい。前記複数の光源
用ランプ17は、互いに同一形状になるようにL字状に
折曲され、各光源用ランプ17は折曲部を介して第1直
線部25と第2直線部26とを有している。各光源用ラ
ンプ17の第1直線部25は導光板1の長辺端面2に対
応する長さに設定され、第2直線部26は導光板1の短
辺端面3の長さの略半分の長さに設定され、第1直線部
25は第2直線部26よりも長く形成されている。
【0014】各光源用ランプ17は、導光板1の隣り合
う端面2,3に跨って配置されて、第1直線部25が導
光板1の長辺端面2に沿うように導光板1の外側方に配
置され、第2直線部26が導光板1の短辺端面3に沿う
ように導光板1の外側方に配置されている。光源用ラン
プ17a,17bは、リフレクタ18内において導光板
1の厚み方向の発光面5側に変位して配置され、光源用
ランプ17c,17dは、リフレクタ18内において導
光板1の厚み方向の反射面6側に変位して配置されてい
る。
【0015】光源用ランプ17a,17cの第1直線部
25は、導光板1の一方の長辺端面2aの外側方に、長
辺端面2aの略全長に亘って導光板1の厚み方向に互い
に重なるように配置されている。光源用ランプ17b,
17dの第1直線部25は、導光板1の他方の長辺端面
2bの外側方に、長辺端面2bの略全長に亘って導光板
1の厚み方向に互いに重なるように配置されている。従
って、導光板1の一対の長辺端面2の外方に、2本ずつ
の第1直線部25が重なる重複部分Aが、各長辺端面2
の略全長に亘って形成されている。
【0016】また、光源用ランプ17a,17cの第1
直線部25同士及び光源用ランプ17b,17dの第1
直線部25同士は、導光板1側方の内外方向に互いに変
位するように配置されている。光源用ランプ17a,1
7dの第2直線部26は、導光板1の一方の短辺端面3
aの外側方に、それぞれ短辺端面3aの略半分ずつの長
さに亘って配置され、これら光源用ランプ17a,17
dの第2直線部26の外端部同士は、短辺端面3aの長
手方向中央部で互いに近接されている。光源用ランプ1
7c,17bの第2直線部26は、導光板1の他方の短
辺端面3bの外側方に、それぞれ短辺端面3bの略半分
ずつの長さに亘って配置され、光源用ランプ17c,1
7bの第2直線部26の外端部同士は、短辺端面3bの
長手方向中央部で互いに近接されている。従って、各光
源用ランプ17の第2直線部26は短辺端面3の外側方
で互いに厚み方向に重ならないように(重複部分Aを形
成しないように)なっている。また、光源用ランプ17
a,17dの第2直線部26同士及び光源用ランプ17
c,17bの第2直線部26同士は、導光板1側方の内
外方向に互いに変位するように配置されている。
【0017】上記実施の形態によれば、導光板1の各端
面2,3から4本の光源用ランプ17の光が導光板1の
各端面2,3から入射され、導光板1に入射した光が反
射面6で反射して、発光面5に導出され発光面5が発光
する。この際に、複数の光源用ランプ17は導光板1の
外側方を略全長に亘って取り囲むように配置されてお
り、導光板1の一対の長辺端面2の略全長に亘る範囲か
ら2本の第1直線部25の光が重複して入射し、また、
導光板1の一対の短辺端面3の略全長に亘る範囲から各
光源用ランプ17の第2直線部26の光が入射するの
で、導光板1の総ての端面2,3についてその全長に亘
る範囲から光源用ランプ17の光が導光板1内に入射す
ることとなり、このため、バックライトが大型になって
も、バックライトの輝度を十分に上げることができる
し、導光板1の端部に光の入射不足による暗部が生じる
のを効果的に防止できる。
【0018】また、複数の光源用ランプ17は互いに同
一の長さであり、同一の形状になるようにL字状に折曲
されているため、各光源用ランプ17に供給する電流及
び電圧の制御が容易になり、光源用ランプ17に高周波
電力を供給するインバータ回路が安価なもので済むよう
になり、バックライト全体の製造コストが安上がりにな
り、またランプ長に合わせて電流、電圧を制御する困難
性によって、導光板1の発光面5の発光輝度の均一化を
妨げるようなこともなくなる。図4は他の実施の形態を
示し、複数の光源用ランプ1の第1直線部25が重なる
重複部分Aが、各長辺端面2の長手方向中央部のみに形
成されている。また、複数の光源用ランプ1の第2直線
部26が重なる重複部分Aが、一対の短辺端面3の長手
方向中央部に形成されている。
【0019】その他の点は前記実施の形態と同様の構成
であり、前記実施の形態の場合と同様に、バックライト
が大型になっても、バックライトの輝度を十分に上げる
ことができるし、導光板1の端部に光の入射不足による
暗部が生じるのを効果的に防止できる。しかも、発光面
5の発光輝度をより均一にすることができ、また、バッ
クライト全体の製造コストを安上がりになし得る。図5
及び図6は他の実施の形態を示し、各光源用ランプ17
は、リフレクタ18内において導光板1の厚み方向の中
央部に配置されている。
【0020】各光源用ランプ17の第1直線部25同士
は互いに厚み方向に重ならないように(重複部分Aを形
成しないように)なっている。また、各光源用ランプの
第2直線部26は互いに厚み方向に重ならないように
(重複部分Aを形成しないように)なっている。その他
の点は前記実施の形態の場合と同様に構成されている。
図7〜図9は他の実施の形態を示し、導光板1の外側方
には、光源用ランプ17(17e、17f、17g、1
7h、17i、17j)が6本設けられ、6本の光源用
ランプ17で導光板1の外側方を略全周に亘って取り囲
んでいる。
【0021】光源用ランプ17e,17fは、リフレク
タ18内において導光板1の厚み方向の発光面5側に変
位して配置され、光源用ランプ17g,17hは、リフ
レクタ18内において導光板1の厚み方向の中央部に配
置され、光源用ランプ17i,17jは、リフレクタ1
8内において導光板1の厚み方向の反射面6側に変位し
て配置されている。導光板1の一対の長辺端面2の外方
に、3本ずつの第1直線部25が重なる重複部分Aが、
各長辺端面2の略全長に亘って形成されている。導光板
1の一対の短辺端面3の外方に、2本ずつの第2直線部
26が重なる重複部分Aが、各短辺端面2の略半分のず
つの長さに亘って形成されている。
【0022】その他の点は前記図1〜図3の実施の形態
の場合と同様の構成である。図10〜図12は他の実施
の形態を示し、導光板1は菱形板状に形成されて、長方
形板状の導光板本体31と一対の三角形板状の突出導光
部32とを一体に備えている。前記実施の形態の場合と
同様に、導光板1の一面は発光面5とされ、他面は反射
面6とされている。前記一対の突出導光部32は、導光
板1の有効発光域33から外側方に突出され、導光板1
は、有効発光域33側の端面35(35a,35b)と
突出導光部の端面36(36a,36b)とを有してい
る。導光板1の反射面6側には、反射シート7が導光板
本体31のみならず、一対の突出導光部32にも亘るよ
うに配置されており、反射シート7は導光板1の形状に
対応して菱形に形成されている。なお、一対の突出導光
部32に対応して反射シート37(37a,37b)が
配置されている。
【0023】導光板1の外側方には、同一の長さに形成
された光源用ランプ17(17l、17m)が2本設け
られ、2本の光源用ランプ17で導光板1の外側方を取
り囲んでいる。リフレクタ18は、天壁部19と底壁部
20と側壁部21とを有する断面コの字状に形成される
と共に、導光板1に対応して菱形の枠状とされ、導光板
1の外側方を取り囲むように配置されている。前記複数
の光源用ランプ17は、互いに同一形状になるようにへ
の字状に折曲され、各光源用ランプ17は折曲部を介し
て第1直線部25と第2直線部26とを有している。各
光源用ランプ17の第1直線部25は導光板1の端面3
5に対応する長さに設定され、第2直線部26は導光板
1の端面36の長さよりも短い長さに設定されている。
【0024】光源用ランプ17lの第1直線部25が、
有効発光域33側の端面35aに沿うように配置され、
光源用ランプ17mの第1直線部25が、有効発光域3
3側の端面35bに沿うように配置されている。光源用
ランプ17lの第2直線部26が、突出導光部32aの
端面36aに沿うように配置され、光源用ランプ17l
の外端部外方に対応する暗部39が有効発光域33を避
けて突出導光部32a側に生じるようになっている。光
源用ランプ17mの第2直線部26が、突出導光部32
bの端面36bに沿うように配置され、光源用ランプ1
7mの外端部外方に対応する暗部39が有効発光域33
を避けて突出導光部32b側に生じるようになってい
る。
【0025】即ち、光源用ランプ17l,17mの第2
直線部26は、他方の光源用ランプ17m、17lの第
1直線部25に対して、突出導光部32の外側方で離間
しており、その離間部分に対応する暗部39が各突出導
光部32に生じるようになっている。上記実施の形態に
よれば、2本の光源用ランプ17の光が導光板1の各端
面35,36から入射され、導光板1に入射した光が反
射面6で反射されて発光面5に導出され、発光面5が発
光する。この際に、2本の光源用ランプ17は導光板1
の外側方を取り囲むように配置されており、有効発光域
33側の一対の端面35の略全長に亘る範囲から各光源
用ランプ17の第1直線部25の光が入射すると共に、
一対の突出導光部32の端面36から入射した各光源用
ランプ17の第2直線部26の光が、突出導光部32を
通じて導光板1の有効発光域33側に入射するので、導
光板1の有効発光域33側に2本の光源用ランプ17の
光が効果的に入射し、このため、バックライトが大型に
なっても、バックライトの輝度を十分に上げることがで
きる。
【0026】しかも、このとき、光源用ランプ17の外
端部外方に対応する暗部39は、導光板1の突出導光部
32に生じて、導光板1の有効発光域33側に生じるの
を回避することができる。即ち、図19に、本願発明と
の比較例を示すように、同一長さの光源用ランプ52を
複数設け、各光源用ランプ52を同一形状になるように
L字状に折曲し、これらを、導光板51の隣り合う端面
53,54に跨って配置して、光源用ランプ52の光を
導光板51の各端面53,54から入射できるようする
ことが考えられる。しかし、図19に示すバックライト
の場合は、複数の光源用ランプ52が互いに同一のラン
プ長であるため、バックライトが大型になると、光源用
ランプ52が届かない部分に対応して暗部58が生じて
しまい、バックライトの発光輝度が均一にならなくなる
という問題が生じる。
【0027】しかし、図10〜図12に示す実施の形態
の場合、暗部39は、導光板1の突出導光部32に生じ
るのみで、導光板1の有効発光域33側には生じなくな
り、バックライトの発光輝度が均一になるのである。図
13〜図15は他の実施形態を示し、導光板1は、六角
板形状に形成されて、導光板本体31と、有効発光域3
3から外側方に突出した三角形状の一対の突出導光部3
2とを一体に備える。導光板1は、有効発広域33側の
端面35(35a,35b)と突出導光部32の端面3
6(36a,36b)とを有している。
【0028】導光板1の外側方には、同一の長さに形成
された光源用ランプ17(17n、17o、17p、1
7q)が4本設けられ、4本の光源用ランプ17で導光
板1の外側方を取り囲んでいる。リフレクタ18は、導
光板1に対応して六角形の枠状とされ、導光板1の外側
方を取り囲むように配置されている。光源用ランプ17
n,17oは、リフレクタ18内において導光板1の厚
み方向の発光面5側に変位して配置され、光源用ランプ
17p,17qは、リフレクタ18内において導光板1
の厚み方向の反射面6側に変位して配置されている。
【0029】2本ずつの第1直線部25が重なる重複部
分Aが、有効発光域33側の各端面35の略全長に亘っ
て形成されている。光源用ランプ17n,17qの第2
直線部26同士及び光源用ランプ17o,17pの第2
直線部26同士は、突出導光部32の外側方で離間して
おり、その離間部分に対応する暗部39が一対の突出導
光部32に生じるようになっている。その他の点は、前
記図10〜図12の実施の形態の場合と同様の構成であ
る。図16は他の実施形態を示し、導光板1は、八角板
形状に形成されて、導光板本体31と、有効発光域33
から外側方に突出した台形状の一対の突出導光部32と
を一体に備える。導光板1は、有効発広域33側の端面
35(35a,35b)と突出導光部32の端面36
(36a,36b)とを有している。リフレクタ18
は、導光板1に対応して八角形の枠状とされ、導光板1
の外側方を取り囲むように配置されている。
【0030】その他の点は前記図13〜図15の実施の
形態の場合と同様の構成である。なお、前記実施の形態
では、例えば図2に示すように、複数の光源用ランプ1
7の第1直線部25同士又は複数の光源用ランプ17の
第2直線部26同士が互いに重なる重複部分A等では、
第1直線部25同士又は第2直線部26同士は、導光板
1側方の内外方向に互いに変位するように配置されると
共に、互いに離間されているが、これに代え、例えば図
17に示すように、複数の第1直線部25同士又は第2
直線部26同士を、導光板1側方の内外方向に互いに一
致させて配置するようにしてもよいし、また図17に示
すように、複数の第1直線部25同士又は第2直線部2
6同士を、互いに接触させて配置するようにしてもよ
い。
【0031】また、前記図1〜図3、図4、図5及び図
6、図7〜図9の各実施の形態では、導光板1は直方形
板状に形成され、各光源用ランプ17はL字状(直角
状)に折曲されているが、これに代え、導光板1を菱形
板状、六角板状その他の形状に形成してもよく、また、
各光源用ランプ17を導光板1に対応させて直角以外の
鈍角状又は鋭角状に折曲するようにしてもよい。また、
前記図10〜図12、図13〜図15、図16の各実施
の形態では、導光板1は菱形板状、六角板状又は八角板
状に形成されているが、導光板1はこれらの形状に限定
されず、突出導光部32を有するものであればよく、例
えば長円板状、長方形板状その他の形状であってもよ
く、また、導光板1の有する突出導光部32の個数は2
つに限らず、1つの導光板1に3個又は4個以上の突出
導光部32を設けるようにしてもよい。
【0032】なお、前記各実施の形態の場合、反射面6
にドット印刷等による多数の乱反射部が形成されてお
り、この乱反射部の密度や大きさを徐々に変化させる勾
配パターン(グラデーションパターン)によって、重複
部分A等による発光面5に発生する輝度むらを十分に調
整することができるようになっている。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、バックライトが大型に
なっても、バックライトの輝度を低下させることなく、
バックライトの発光輝度を均一になし得る。また、バッ
クライトを安価に製造できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すバックライトの平
面図である。
【図2】同図1のA−A線断面図である。
【図3】同図1のB−B線断面図である。
【図4】他の実施形態を示すバックライトの平面図であ
る。
【図5】他の実施の形態を示すバックライトの平面図で
ある。
【図6】同図5のC−C線断面図である。
【図7】他の実施の形態を示すバックライトの平面図で
ある。
【図8】同図7のD−D線断面図である。
【図9】同図7のE−E線断面図である。
【図10】他の実施の形態を示すバックライトの平面図
である。
【図11】同図10のF−F線断面図である。
【図12】同図10のG−G線断面図である。
【図13】他の実施の形態を示すバックライトの平面図
である。
【図14】同図13のH−H線断面図である。
【図15】同図13のI−I線断面図である。
【図16】他の実施の形態を示すバックライトの平面図
である。
【図17】他の実施の形態を示すバックライトの断面図
である。
【図18】従来例を示すバックライトの平面図である。
【図19】本発明との比較例を示すバックライトの平面
図である。
【符号の説明】
1 導光板 2 長辺端面 3 短辺端面 5 発光面 17 光源用ランプ 25 第1直線部 26 第2直線部 32 突出導光部 33 有効発光域 35 端面 36 端面 39 暗部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導光板(1)と、導光板(1)の外側方
    に配置された光源用ランプ(17)とを備え、光源用ラ
    ンプ(17)の光を導光板(1)の端面から導光板
    (1)内に入射し、その入射した光を導光板(1)の発
    光面(5)側に導出して発光面(5)を発光させるよう
    にしたバックライトにおいて、 前記光源用ランプ(17)が、複数本設けられ、各光源
    用ランプ(17)は、折曲部を介して第1直線部(2
    5)と第2直線部(26)とを有するように折曲され、
    各光源用ランプ(17)の第1直線部(25)が導光板
    (1)の一方の端面(2)に沿いかつ第2直線部(2
    6)が他方の端面(3)に沿うように、各光源用ランプ
    (17)は、導光板(1)の隣り合う端面(2,3)に
    跨って配置され、導光板(1)の各端面(2,3)の外
    側方に、複数の光源用ランプ(17)のうちのいずれか
    の直線部(25,26)が配置されていることを特徴と
    するバックライト。
  2. 【請求項2】 前記複数の光源用ランプ(17)で導光
    板(1)の外側方を略全長に亘って取り囲んでいること
    を特徴とする請求項1に記載のバックライト。
  3. 【請求項3】 前記導光板(1)が対向する一対の長辺
    端面(2)と、対向する一対の短辺端面(3)とを有す
    るように長方形板状に形成され、前記複数の光源用ラン
    プ(17)は、その第1直線部(25)が第2直線部
    (26)よりも長くなるようにL字状に折曲され、各光
    源用ランプ(17)の第1直線部(25)が、導光板
    (1)の長辺端面(2)に沿うように配置され、第2直
    線部(26)が導光板(1)の短辺端面(3)に沿うよ
    うに配置されていることを特徴とする請求項1又は2に
    記載のバックライト。
  4. 【請求項4】 前記導光板(1)の端面(2,3)外方
    に、複数の光源用ランプ(17)の直線部(25,2
    6)が重なるように配置された重複部分Aが設けられて
    いることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の
    バックライト。
  5. 【請求項5】 導光板(1)と、導光板(1)の外側方
    に配置された光源用ランプ(17)とを備え、光源用ラ
    ンプ(17)の光を導光板(1)の端面から導光板
    (1)内に入射し、その入射した光を導光板(1)の発
    光面(5)側に導出して発光面(5)を発光させるよう
    にしたバックライトにおいて、 導光板(1)に、その発光面(5)の有効発光域(3
    3)から外側方に突出した突出導光部(32)が設けら
    れ、前記光源用ランプ(17)は、折曲部を介して第1
    直線部(25)と第2直線部(26)とを有するように
    折曲され、光源用ランプ(17)の第1直線部(25)
    が、導光板(1)の有効発光域(33)側の端面(3
    5)に沿うように配置され、光源用ランプ(17)の第
    2直線部(26)が突出導光部(32)の端面(36)
    に沿うように配置されていることを特徴とするバックラ
    イト。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102959315A (zh) * 2010-06-25 2013-03-06 夏普株式会社 照明装置、显示装置以及电视接收装置

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