JP2003263523A - 情報提供装置 - Google Patents

情報提供装置

Info

Publication number
JP2003263523A
JP2003263523A JP2002063429A JP2002063429A JP2003263523A JP 2003263523 A JP2003263523 A JP 2003263523A JP 2002063429 A JP2002063429 A JP 2002063429A JP 2002063429 A JP2002063429 A JP 2002063429A JP 2003263523 A JP2003263523 A JP 2003263523A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
output
video
information providing
guide panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002063429A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Kondo
穎生 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON KANKYO FUKUSHI SOGO KEN
NIPPON KANKYO FUKUSHI SOGO KENKYUSHO KK
Otsuka Ohmi Ceramics Co Ltd
Original Assignee
NIPPON KANKYO FUKUSHI SOGO KEN
NIPPON KANKYO FUKUSHI SOGO KENKYUSHO KK
Otsuka Ohmi Ceramics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON KANKYO FUKUSHI SOGO KEN, NIPPON KANKYO FUKUSHI SOGO KENKYUSHO KK, Otsuka Ohmi Ceramics Co Ltd filed Critical NIPPON KANKYO FUKUSHI SOGO KEN
Priority to JP2002063429A priority Critical patent/JP2003263523A/ja
Publication of JP2003263523A publication Critical patent/JP2003263523A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Audible And Visible Signals (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 豊富な情報を提供することができ、また、広
告収益を向上させることのできる情報提供装置を提供す
る。 【解決手段】 各種情報を点字(t1〜t7)で表した
触知案内盤(3)と、該触知案内盤内の前記各種情報に
関連した音声データおよび映像データを記憶する記憶手
段(データ格納装置20)と、前記触知案内盤内の所定
に配置され、前記音声データおよび映像データを選択す
る1つ以上のスイッチ(SW1〜SW7等)と、前記ス
イッチの操作に基づいて前記記憶手段から読み出された
音声データを出力する音声出力手段(スピーカ4)と、
前記スイッチの操作に基づいて前記記憶手段から読み出
された映像データを出力させる映像出力手段(モニタ装
置2)と、前記音声出力および前記映像出力に関する制
御を司る制御手段(制御装置C)とを備えるようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、触知案内盤に付さ
れる点字、各出力手段から出力される音声および映像に
より触知案内盤に描かれた各建物もしくは各施設または
各部屋もしくは各設備に関する情報等を提供する情報提
供装置に関する。
【0002】
【従来の技術】役所や郵便局、あるいは空港や鉄道の駅
などの公共施設においては、それら施設内に設けられた
例えばトイレやレストラン等の位置を視覚障害者等が容
易に知ることができるように、それら諸設備や部屋の入
り口の位置あるいは行き方を音声により説明する情報提
供装置の一種としての案内装置(以下、音声案内装置と
称する)が普及してきている。
【0003】この音声案内装置には、図7に示すよう
に、施設内の間取りやレイアウトの平断面図上に「トイ
レ」、「レストラン」などの名称を点字により表したい
わゆる触知案内盤100が操作パネル102上に設けら
れており、視覚障害者等がその触知案内盤100に触れ
ることによって施設内の間取りやレイアウトを大まかに
知ることができるようになっている。そして、操作パネ
ル102上の触知案内盤100の横にはトイレやレスト
ラン等にそれぞれ対応したスイッチ103,103,・
・・がそれらの名称を表す文字及び点字と共に並べられ
ており、視覚障害者等が適当なスイッチ103を選択し
て押すことによってその選択された設備等までの具体的
な行き方が音声により案内されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、各種施設等
への行き方等の音声案内等は、子供や高齢者あるいは一
般人にも有用である場合が多いが、上述のような音声案
内装置は主な使用者が視覚障害者であることを前提に設
計されて設置されているので、子供や高齢者等にとって
は必ずしも使い勝手が良くなかった。例えば、情報提供
装置としての設置場所に関していえば、一般人の使用も
考慮に入れるなら、人の往来が頻繁な駅前広場や繁華街
の入口等に設けることが望ましいが、従来の音声案内装
置は建物の壁際とか、部屋の隅などに設置されることが
多かった。このような設置位置とするのは、音声案内装
置を操作している者が往来の妨げとならないようにする
ことが一つの理由ではあるが、駅前広場や繁華街の入口
等のような好適な場所は地価が高い場合が多いため設置
費用が嵩んでしまうという事情もあった。
【0005】また、従来の音声案内装置では、たとえ子
供や高齢者や一般人が利用し易い場所に設置したとして
も、提供される情報が限られているため、利用するメリ
ットが少なく、高い利用率は見込めないという問題があ
った。そして、このように現行の音声案内装置では、あ
まり高い利用率は見込めないという事情から、例えば、
音声案内装置自体や周辺に広告スペースを設け、広告収
益で設置費用等を賄おうとしてもスポンサーとなる企業
へのアピールポイントが少なく、協力企業を思うように
集められないという問題があった。そのため、自治体等
の限られた予算では、上記のような駅前広場や繁華街の
入口等の設置条件の良い場所に音声案内装置を設けるこ
とは事実上困難であった。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、豊富な情報を提供することができ、また、広告収益
を向上させることのできる情報提供装置を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、各種情報を点字(t1〜t7)で表した触知
案内盤(3)と、該触知案内盤内の前記各種情報に関連
した音声データおよび映像データを記憶する記憶手段
(データ格納装置20)と、前記触知案内盤内の所定に
配置され、前記音声データおよび映像データを選択する
1つ以上のスイッチ(SW1〜SW7等)と、前記スイ
ッチの操作に基づいて前記記憶手段から読み出された音
声データを出力する音声出力手段(スピーカ4)と、前
記スイッチの操作に基づいて前記記憶手段から読み出さ
れた映像データを出力させる映像出力手段(モニタ装置
2)と、前記音声出力および前記映像出力に関する制御
を司る制御手段(制御装置C)とを備えるようにした。
【0008】これにより、音声出力に加えて、映像出力
を行うことができるので、従来の音声案内装置と比較し
て、多種多様の豊富な情報を提供することができる。し
たがって、視覚障害者向けの情報に加えて、子供や高齢
者や一般人向けの情報も用意することにより、利用率を
高めることが期待でき、また、広告を音声出力あるいは
映像出力することによりスポンサーとなる企業を多数集
めることが期待できる。よって、広告収益を高めること
により、情報提供装置を駅前広場や繁華街の入口等の設
置条件の良い場所に設置することも可能となる。なお、
映像出力手段としては、大画面のモニタを採用して、多
数の通行人等が映像情報を視認できるようにすることが
望ましい。
【0009】また、所定の者が携帯する所定の信号送信
装置から出力される微弱電磁波を受信可能な受信手段
と、該信号送信装置が所定距離内に近づいて、前記受信
手段によって所定の微弱電磁波が受信された際に、前記
音声出力手段から所定の音または音声を出力させて当該
情報提供装置の存在位置を報知する報知手段とからなる
音声案内システムをさらに備えるようにできる。これに
より、視覚障害者等が所定の信号送信装置を携帯するこ
とで、当該視覚障害者等が情報提供装置に近づくと、報
知手段によって自動的に当該情報提供装置の存在位置を
報知することができるので、視覚障害者等の利便性を一
層高めることができる。
【0010】また、前記触知案内盤には、所定地域の地
図または建物内の間取りもしくはレイアウトが描かれて
おり、前記スイッチは、該触知案内盤内の各建物もしく
は各施設の概要を表す点字情報または各部屋もしくは各
設備の概要を表す点字情報の近傍に設けられるようにで
きる。これにより、当該スイッチを操作することによ
り、触知案内盤内に示される各建物等に関する情報を音
声および映像で提供することができる。
【0011】また、交通情報、災害発生情報等の各種行
政情報を取得する情報取得手段をさらに備え、該情報取
得手段によって取得した各種行政情報を前記音声出力手
段および前記映像出力手段を介して出力させるようにし
てもよい。これにより、道路の渋滞情報、交通事故の発
生状況、地震や水害等の発生状況等の公共性の高い各種
行政情報を音声および映像によって通行人に速やかに且
つ正確に報知することができる。なお、交通情報、災害
発生情報等の各種行政情報は、各行政機関等から配信さ
れる情報を電話回線、専用回線等を介して取得するよう
にできる。
【0012】また、前記記憶手段に記憶されている前記
各種情報に関連した音声データおよび映像データは、前
記触知案内盤に描かれた各建物もしくは各施設または各
部屋もしくは各設備に関する情報を含むようにできる。
これにより、触知案内盤内に示される各建物等に関する
情報を音声および映像で提供することができる。また、
例えば各建物等がレストラン等の飲食店である場合に
は、関連する情報として、例えば提供される料理の種
類、値段等を音声および映像で報知するうようにしても
よい。
【0013】また、前記記憶手段に記憶されている前記
各種情報に関連した音声データおよび映像データは、広
告情報、観光案内情報を含むようにできる。これによ
り、情報提供装置の設置のスポンサーとして協賛する企
業の広告や、観光施設等の案内等を行うことにより、広
告収益を高めることが期待でき、その財源をもとに情報
提供装置を駅前広場や繁華街の入口等の設置条件の良い
場所に設置することも可能となる。
【0014】また、前記制御手段は、通常時において、
前記広告情報または観光案内情報を前記音声出力手段お
よび前記映像出力手段に出力させ、前記スイッチが操作
された際には、前記広告情報または観光案内情報に併せ
て、あるいは前記広告情報または観光案内情報に代え
て、該当する前記触知案内盤に描かれた各建物もしくは
各施設または各部屋もしくは各設備に関する情報を前記
音声出力手段および前記映像出力手段に出力させるよう
にできる。これにより、触知案内盤のスイッチが操作さ
れない状況においては、広告情報または観光案内情報を
音声出力および映像出力させて、広告を効果的に行うこ
とにより広告収益を上げ易くするとともに、スイッチが
操作された際には、即座に所望情報を提供することによ
り、利用者の利便性を担保することができる。
【0015】また、前記制御手段は、通常時において、
前記広告情報または観光案内情報を前記音声出力および
前記映像出力に出力させ、前記情報取得手段が、何れか
の行政情報を取得した際には、前記広告情報または観光
案内情報に併せて、あるいは前記広告情報または観光案
内情報に代えて、交通情報、災害発生情報等の各種行政
情報を前記音声出力手段および前記映像出力手段に出力
させるようにしてもよい。これにより、触知案内盤のス
イッチが操作されない状況においては、広告情報または
観光案内情報を音声出力および映像出力させて、広告を
効果的に行うことにより広告収益を上げ易くするととも
に、交通情報、災害発生情報等の緊急性を要する行政情
報を取得した際には、即座にこれらの情報を提供するこ
とにより、通行人等に重要な情報を速やかに提供するこ
とができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る情報提供装
置の実施形態を図1から図4に基づいて説明する。図1
は本実施形態に係る情報提供装置の外観を示す正面図、
図2はその側面図、図3は本実施形態に係る情報提供装
置の要部を構成する触知案内盤の構成例を示す平面図、
図4は本実施形態に係る情報提供装置の概略構成を示す
ブロック図である。本実施形態に係る情報提供装置D
は、例えばステンレス鋼板等で形成される筐体1をコン
クリート等の土台1にボルト(図には現れない)等によ
って固定して設置される。なお、筐体1の各部は、溶接
によって接合されるが、雨水等が侵入しないようにコー
キング剤等により防水加工が施される。また、情報提供
装置Dの配置場所は特には限定されないが、例えば、駅
前の広場や繁華街の入口等、人の往来が頻繁な場所に設
けることが情報提供を行う上で効果的である。
【0017】筐体1の上段には、映像出力手段としての
モニタ装置2が設けられている。モニタ装置2として
は、例えば大画面(42型等)のプラズマディスプレイ
等を採用できる。また、モニタ装置2の左右には音声出
力手段としてのスピーカ4が配設されている。筐体1の
中段には、図2に示すように手前側に下方に所定の傾斜
を有する載置部1aが形成され、この載置部1aの上に
触知案内盤3が固定されている。触知案内盤3の構成の
詳細については後述する。筐体1の天頂部には、後述す
る信号送信装置Bからの微弱電磁波を受信可能なアンテ
ナ5が配置されている。なお、図1において、符号6で
示される部位は、筐体1内部の熱を放出するための換気
口である。
【0018】触知案内盤3は、例えば陶板(セラミッ
ク)の表面に地図等を焼き入れした物等が採用される。
このような陶板製の触知案内盤は、耐候性、耐久性に優
れており、屋外の設置に適している。触知案内盤3に
は、例えば図3に示すような地図Mが描かれている。こ
の例において、地図Mは、所定の公園の主な施設の配置
図m1と、近隣の観光施設の紹介部m2とから構成され
ている。
【0019】配置図m1には、公園内の主な施設(例え
ば、店舗,トイレ,イベント会場,管理事務所,モニュ
メント,休憩所、レストラン等)の絵図a1〜a7およ
び点字t1〜t7が標されており、各施設の絵図a1〜
a7の近傍位置には押しボタン型のスイッチSW1〜S
W7が配置されている。これらの各スイッチSW1〜S
W7を操作することにより、各施設への行き方や施設の
概要が、モニタ装置2からは映像情報として、スピーカ
4からは音声情報としてそれぞれ出力される。また、例
えばレストランに関連した情報として、料理の種類やメ
ニュー等を音声および映像で提供することもできる。こ
れにより、視覚障害者に限らず子供や高齢者を含む一般
人も情報を共用することができるため、情報提供装置D
の利用率を高めることができる。
【0020】観光施設の紹介部m2には、例えば各観光
施設の写真(例えば、陶板3の表面に焼き付けられる)
P1〜P4が配置され、各写真P1〜P4の近傍位置に
は押しボタン型のスイッチSW10〜SW13が配置さ
れている。また、紹介部m2の下方には、例えば「公園
の最新情報」との表記および点字t10が配置され、そ
の近傍位置には押しボタン型のスイッチSW20が配設
されている。これらのスイッチSW10〜13,SW2
0が操作されることにより、各観光施設の行き方や概要
あるいは公園の最新情報がモニタ装置2からは映像情報
として、スピーカ4からは音声情報としてそれぞれ出力
される。これにより、多種多様の豊富な情報を提供する
ことができ、情報提供装置Dの利用率を一層高めること
ができる。
【0021】次に、図4のブロック図を参照して本実施
形態に係る情報提供装置Dの制御系の概要を説明する。
情報提供装置Dの制御全般を司る制御装置Cは、例えば
1チップマイクロコンピュータやパーソナルコンピュー
タ等で構成される。制御装置Cには、上述のモニタ装置
2、スピーカ4、触知案内盤3内のスイッチ群SW(ス
イッチSW1〜SW7,SW10〜SW13,SW2
0)が接続されている。モニタ装置2およびスピーカ4
からは、スイッチ群SWの操作に基づいて、後述するデ
ータ格納装置20から所定のデータが読み出され、映像
および音声として出力される。なお、スイッチ群SWが
操作されない状況においては、データ格納装置20から
スポンサーの広告に関連するデータが読み出され、映像
および音声として出力されるように制御される。
【0022】さらに、制御装置Cには、視覚障害者等が
携帯するカード型の信号送信装置Bからの微弱電磁波W
を受信するアンテナ5を備えた信号受信装置Aと、スイ
ッチ群SWの操作に基づいて、モニタ装置2およびスピ
ーカ4から出力される映像データおよび音声データを格
納するデータ格納装置20、各自治体等によって設けら
れる基地局40から電話回線あるいは専用線Lを介して
交通情報や災害情報等の行政情報を受信する行政情報受
信装置30が接続されている。
【0023】前記カード型の信号送信装置Bと号受信装
置Aからなる報知システムは、特開平6−63070号
の「音声誘導案内システム」に詳細が開示されている
が、例えば、視覚障害者等が信号送信装置Bを携帯する
ことで、当該視覚障害者等が情報提供装置Dに近づく
と、スピーカ4から所定の報知音を出力するなどして情
報提供装置Dの存在位置を報知することができるように
したものであり、視覚障害者等の利便性を一層高めるこ
とができる。
【0024】データ格納装置20としては、各施設の概
要、観光案内、スポンサーの広告等に関する映像データ
および音声データを格納したハードディスク装置や、こ
れらのデータを書き込んだ所定の媒体(例えば、コンパ
クトディスク(CD−ROM)やMOディスク等)とそ
の再生装置(例えば、CD−ROMドライブ装置や、M
Oドライブ装置)などで構成することができる。
【0025】次に、図5のフローチャートを参照して制
御装置Cによって行われる制御手順について説明する。
まず、ステップS1でスポンサーの広告に関するデータ
をデータ格納装置20から読み出してステップS2に移
行する。ステップS2では、読み出したスポンサー広告
のデータをモニタ装置2の全面に映像出力させる。即
ち、例えば図6(a)に示すように、「この情報提供装
置は、・・・株式会社の協賛により設置されていま
す。」等のメッセージや企業紹介の映像が表示される。
なお、映像には静止画および動画が含まれる。また、協
賛企業が複数社ある場合には所定時間毎に表示および音
声出力を切り換えるように制御する。
【0026】次いで、ステップS3に移行して、スポン
サー広告に関する音声(例えば、上記メッセージの音声
読み上げなど)およびBGMをスピーカ4から出力す
る。次に、ステップS4に移行して、行政情報受信装置
30が行政情報を受信したか否かが判定され、受信して
いないと判定された場合にはステップS6に移行し、受
信したと判定された場合にはステップS5に移行する。
【0027】ステップS5では、受信した行政情報をモ
ニタ装置2に映像出力させると共に行政情報を提供中で
ある旨をスピーカ4から音声出力させる。即ち、例えば
図6(b)に示すように、受信した行政情報として「地
震速報 ・・・で震度4の地震が発生しました。」等の
表示および音声出力を行う。この際に、協賛企業の表示
を画面の隅(本例では、画面の下端部)に縮小表示させ
るように制御することができる。なお、協賛企業が複数
社ある場合には例えばテロップ表示で社名等を表示せる
ようにしてもよい。また、行政情報の提供中は協賛企業
の表示を消すようにしてもよい。また、行政情報として
は、地震発生情報のほかに、道路の渋滞情報、交通事故
の発生情報等が含まれる。また、これらの行政情報の表
示および音声出力は、所定時間継続された後に、元の広
告表示に復帰するように制御できる。
【0028】ステップS6では、スイッチ群SWの何れ
かのスイッチが操作されたか否かが判定され、操作され
ていないと判定された場合にはステップS1の処理に戻
り、操作されたと判定された場合にはステップS7に移
行する。ステップS7では、操作されたスイッチに対応
するデータをデータ格納装置20から読み出し、ステッ
プS8で読み出したデータを映像出力並びに音声出力さ
せた後、ステップS1以降の処理にリターンする。即
ち、例えば触知案内盤3内のイベント会場のスイッチS
3が操作された場合には図6(c)に示すように、イベ
ント会場までの道順や入口の位置等を示す詳細な地図を
表示させると共に、「現在、・・・展示会が開催されて
います。」など、イベント会場で行われている催し物の
案内を表示させる。この際に、協賛企業の表示を画面の
隅(本例では、画面の下端部)に縮小表示させるように
制御することができる。なお、協賛企業が複数社ある場
合には例えばテロップ表示で社名等を表示せるようにし
てもよい。また、スピーカ4からは「右手方向に徒歩3
分です。」などのメッセージを音声出力させることがで
きる。
【0029】以上述べたように、本実施形態に係る情報
提供装置Dによれば、音声出力に加えて、映像出力を行
うことができるので、従来の音声案内装置と比較して、
多種多様の豊富な情報を提供することができる。したが
って、視覚障害者向けの情報に加えて、子供や高齢者を
含む一般人向けの情報も用意することにより、利用率を
高めることが期待でき、また、広告を音声出力あるいは
映像出力することによりスポンサーとなる企業を多数集
めることが期待できる。よって、広告収益を高めること
により、情報提供装置Dを駅前広場や繁華街の入口等の
設置条件の良い場所に設置することも可能となる。
【0030】以上本発明者によってなされた発明を実施
形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形
態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範
囲で種々変更可能であることはいうまでもない。例え
ば、モニタ装置2としてはプラズマディスプレイに限ら
ずCRTや液晶表示装置を用いてもよい。また、触知案
内盤3としては陶板に限らず、ステンレス鋼板等で構成
してもよい。また、触知案内盤3に描かれる地図および
スイッチ群SWの配置は、情報提供装置Dが設置される
場所によって変わることは勿論である。また、当然では
あるが、地図およびスイッチ群SWの配置が変わる場合
には、提供されるデータはその地図および表示された各
施設等に応じて作成されて格納されることもいうまでも
ない。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、各種情報を点字で表し
た触知案内盤と、該触知案内盤内の前記各種情報に関連
した音声データおよび映像データを記憶する記憶手段
と、前記触知案内盤内の所定に配置され、前記音声デー
タおよび映像データを選択する1つ以上のスイッチと、
前記スイッチの操作に基づいて前記記憶手段から読み出
された音声データを出力する音声出力手段と、前記スイ
ッチの操作に基づいて前記記憶手段から読み出された映
像データを出力させる映像出力手段と、前記音声出力お
よび前記映像出力に関する制御を司る制御手段とを備え
るようにしたので、音声出力に加えて、映像出力を行う
ことができ、従来の音声案内装置と比較して、多種多様
の豊富な情報を提供することができるという効果があ
る。したがって、視覚障害者向けの情報に加えて、子供
や高齢者や一般人向けの情報も用意することにより、利
用率を高めることが期待でき、また、広告を音声出力あ
るいは映像出力することによりスポンサーとなる企業を
多数集めることが期待できる。また、広告収益を高める
ことにより、情報提供装置を駅前広場や繁華街の入口等
の設置条件の良い場所に設置することも可能となるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る情報提供装置の実施形態の一例を
示す正面図である。
【図2】本発明に係る情報提供装置の実施形態の一例を
示す側面図である。
【図3】本実施形態に係る情報提供装置の要部を構成す
る触知案内盤の構成例を示す平面図である。
【図4】本実施形態に係る情報提供装置の概略構成を示
すブロック図である。
【図5】本実施形態に係る情報提供装置が備える制御装
置による制御手順を示すフローチャートである。
【図6】本実施形態に係る情報提供装置における映像出
力の例を示す説明図である。
【図7】従来の音声案内装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
D 情報提供装置 1 筐体 2 モニタ装置 3 触知案内盤 4 スピーカ 5 アンテナ 10 土台 SW スイッチ群 SW1〜7,SW10〜13,SW20 押しボタンス
イッチ t1〜t7 点字 a1〜a7 各施設の絵図 P1〜P4 観光施設の写真 C 制御装置 20 データ格納装置 30 行政情報受信装置 A 信号受信装置 B 信号送信装置
フロントページの続き Fターム(参考) 5C083 AA01 BB10 DD04 EE05 EE10 GG06 HH35 HH36 JJ35 JJ39 JJ46 JJ57 5D045 AB21 AB22

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種情報を点字で表した触知案内盤と、 該触知案内盤内の前記各種情報に関連した音声データお
    よび映像データを記憶する記憶手段と、 前記触知案内盤内の所定に配置され、前記音声データお
    よび映像データを選択する1つ以上のスイッチと、 前記スイッチの操作に基づいて前記記憶手段から読み出
    された音声データを出力する音声出力手段と、 前記スイッチの操作に基づいて前記記憶手段から読み出
    された映像データを出力させる映像出力手段と、 前記音声出力および前記映像出力に関する制御を司る制
    御手段と、 を備えることを特徴とする情報提供装置。
  2. 【請求項2】 所定の者が携帯する所定の信号送信装置
    から出力される微弱電磁波を受信可能な受信手段と、 該信号送信装置が所定距離内に近づいて、前記受信手段
    によって所定の微弱電磁波が受信された際に、前記音声
    出力手段から所定の音または音声を出力させて当該情報
    提供装置の存在位置を報知する報知手段と、 からなる音声案内システムをさらに備えることを特徴と
    する請求項1に記載の情報提供装置。
  3. 【請求項3】 前記触知案内盤には、所定地域の地図ま
    たは建物内の間取りもしくはレイアウトが描かれてお
    り、 前記スイッチは、該触知案内盤内の各建物もしくは各施
    設の概要を表す点字情報または各部屋もしくは各設備の
    概要を表す点字情報の近傍に設けられていることを特徴
    とする請求項1または請求項2に記載の情報提供装置。
  4. 【請求項4】 交通情報、災害発生情報等の各種行政
    情報を取得する情報取得手段をさらに備え、 該情報取得手段によって取得した各種行政情報を前記音
    声出力手段および前記映像出力手段を介して出力させる
    ことを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載
    の情報提供装置。
  5. 【請求項5】 前記記憶手段に記憶されている前記各種
    情報に関連した音声データおよび映像データは、前記触
    知案内盤に描かれた各建物もしくは各施設または各部屋
    もしくは各設備に関する情報を含むことを特徴とする請
    求項1から請求項4の何れかに記載の情報提供装置。
  6. 【請求項6】 前記記憶手段に記憶されている前記各種
    情報に関連した音声データおよび映像データは、広告情
    報、観光案内情報を含むことを特徴とする請求項1から
    請求項5の何れかに記載の情報提供装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、 通常時において、前記広告情報または観光案内情報を前
    記音声出力手段および前記映像出力手段に出力させ、 前記スイッチが操作された際には、前記広告情報または
    観光案内情報に併せて、あるいは前記広告情報または観
    光案内情報に代えて、該当する前記触知案内盤に描かれ
    た各建物もしくは各施設または各部屋もしくは各設備に
    関する情報を前記音声出力手段および前記映像出力手段
    に出力させることを特徴とする請求項6に記載の情報提
    供装置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、 通常時において、前記広告情報または観光案内情報を前
    記音声出力および前記映像出力に出力させ、 前記情報取得手段が、何れかの行政情報を取得した際に
    は、前記広告情報または観光案内情報に併せて、あるい
    は前記広告情報または観光案内情報に代えて、交通情
    報、災害発生情報等の各種行政情報を前記音声出力手段
    および前記映像出力手段に出力させることを特徴とする
    請求項6または請求項7に記載の情報提供装置。
JP2002063429A 2002-03-08 2002-03-08 情報提供装置 Pending JP2003263523A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002063429A JP2003263523A (ja) 2002-03-08 2002-03-08 情報提供装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002063429A JP2003263523A (ja) 2002-03-08 2002-03-08 情報提供装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003263523A true JP2003263523A (ja) 2003-09-19

Family

ID=29196705

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002063429A Pending JP2003263523A (ja) 2002-03-08 2002-03-08 情報提供装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003263523A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8749718B2 (en) 2011-04-21 2014-06-10 Kabushiki Kaisha Toshiba Video display apparatus and video display method
JP2017097538A (ja) * 2015-11-20 2017-06-01 日本精工株式会社 移動ロボットシステム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8749718B2 (en) 2011-04-21 2014-06-10 Kabushiki Kaisha Toshiba Video display apparatus and video display method
JP2017097538A (ja) * 2015-11-20 2017-06-01 日本精工株式会社 移動ロボットシステム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5128051B2 (ja) 携帯端末、災害対策報知システム、サーバ、災害対策報知方法、制御プログラム、および記録媒体
RU2490694C2 (ru) Система ориентирования, навигации и информации, специально адаптированная для слепых или людей с ограниченными зрительными возможностями
JP4927124B2 (ja) 携帯デバイスをワイヤレスにトリガするシステムおよび方法
JP2010102279A (ja) バナー広告並びに課金式バス停標識による安心安全システム
JP2006330982A (ja) 防災支援パッケージ装置、該装置を用いた防災支援システム及び防災支援方法
US20060134586A1 (en) Tactile interface system
JP2008117166A (ja) 報知装置および空気調和機
JP2008281965A (ja) 防犯並びに情報受発信機能付きバス停標識
JP2003195845A (ja) 画像表示方法
Bilgi et al. Navigation system for blind, hearing and visually impaired people in ITU Ayazaga campus
JP2003263523A (ja) 情報提供装置
JP4634160B2 (ja) 案内システム
JP3088489U (ja) 情報提供装置
KR100380392B1 (ko) 동영상을 이용한 지역정보 안내방법
US20110201319A1 (en) Interactive system for guidance and information on mobile telephone or analogous terminal
JP2010141579A (ja) 表示装置及び表示方法
JP2010031622A (ja) 情報受発信機能付消火栓標識
JP2009223870A (ja) 各種通信機器等の中継基地機能を持つバス停標識
JP2009080442A (ja) 課金機能を装備した情報ボックス付バス停標識
JP2010046458A (ja) 災害情報や役所広報などの標示機能を持つ広告付き自動体外式除細動器並びに同器収納ケース
JP3887650B2 (ja) 歩行者に施設情報を提供するシステム及び方法
Whitney New technology assistive devices to assist blind and partially sighted people to travel within and use the built environment
JP3028958U (ja) 音声案内装置
JP3498777B2 (ja) 情報表示方法およびシステム
Paay Understanding and modeling physical environments for mobile location aware information services

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070913

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071112

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20071206