JP2003263420A - 医療機器を用いた並列演算処理システム - Google Patents

医療機器を用いた並列演算処理システム

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JP2003263420A
JP2003263420A JP2002066856A JP2002066856A JP2003263420A JP 2003263420 A JP2003263420 A JP 2003263420A JP 2002066856 A JP2002066856 A JP 2002066856A JP 2002066856 A JP2002066856 A JP 2002066856A JP 2003263420 A JP2003263420 A JP 2003263420A
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Tetsuo Nakazawa
哲夫 中澤
Hiroto Kokubu
博人 國分
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の医療機器が存在する場合に、使用され
ていない医療機器を用いて負荷の大きい処理を効率よく
複数の医療機器で分散して行なえるようにする。 【解決手段】 医療施設その他の施設に設置されている
各種の医療機器(X線CT装置やMRイメージング装
置)の中で演算処理装置を用いて構成されたものの複数
をネットワークを介して接続し、接続された演算処理装
置同士が同じ処理を並列的に分散して処理するように構
成する。演算処理装置のオペレーティングシステムを統
一することによって演算処理装置同士が同じ処理を並列
的に分散して処理できるようにする。また、演算処理装
置の処理能力に応じてそれぞれの演算処理装置の処理時
間がほぼ均等となるように処理を分散させる。医療機器
のスケジュールに基づいて演算処理装置が遊休している
時間に並列的に分散して処理させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療施設その他の
施設に設置されている各種の医療機器の中で演算処理装
置すなわちコンピュータシステムを用いて構成された医
療機器の複数を効率的に使用できるようにした医療機器
の並列演算処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】医療機器の中には、X線診断装置、X線
CT装置、磁気共鳴イメージング(MRI)装置、核医
学装置、超音波装置などの様々なモダリティが存在す
る。これらの医療機器は、人体の断層像を得るために複
雑な演算を行なう、高度のコンピュータシステムを用い
て構成されているのが現状である。例えば、X線CT装
置の場合、人体を透過したX線を収集し、逆投影と呼ば
れる画像再構成演算処理を行い、そのX線透過部分の断
層像を得ている。このような画像再構成演算処理を高速
で実現するために、最新の医療機器には、最新で高速の
プロセッサーが搭載された高度のコンピュータシステム
が採用されている。
【0003】現在、病院や医院などの医療施設には、X
線CT装置やMRI装置等の医療機器が普及している。
これらの医療機器は高価であることから、通常の医療施
設は、X線CT装置やMRI装置などを各1台設置する
場合が多いが、大学病院や大規模な医療施設などでは複
数台のX線CT装置やMRI装置などを導入し、それら
をネットワークで接続して運用している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】通常、これらの医療機
器は、診療時間外の夜間などは、使用されることはな
く、夜間の救急用に例えば1台のX線CT装置をいつで
も撮影可能な状態にしておく場合が多い。すなわち、図
1は、医療施設におけるX線CT装置の導入の概要を示
すものである。図から明かなように、この医療施設では
医療機器として3台のX線CT装置11〜13が導入さ
れている。図1(a)に示すように通常の診療時間で
は、3台のX線CT装置11〜13が電源オン状態にあ
る。一方、図1(b)に示すように、通常の診療時間外
すなわち夜間などでは、救急用として1台のX線CT装
置11だけが電源オンの状態にあり、これ以外のX線C
T装置12,13は電源オフの状態にある。
【0005】このように、医療施設内に複数の医療機器
が存在するにも関わらず、これらの医療機器は医用画像
を共用するためだけにネットワーク化されているだけに
すぎない。従って、診療時間外のような場合には、図1
(b)に示すように、3台のX線CT装置が存在するの
に、1台の医療機器しか存在しないような状態にある。
また、これらの医療機器は最新で高速のプロセッサーが
搭載された高度のコンピュータシステムで構成されてい
るが、断層像を作成するための画像再構成演算処理など
を行なう場合には、それなりの時間を要するので、この
処理を他のコンピュータシステムに分散して処理するこ
とができれば、それだけ処理時間を短縮化することがで
き、救急の場合の断層像の取得にも威力を発揮すること
ができることは明白であるにも関わらず、それが行なわ
れていなかった。
【0006】この発明は、上述の点に鑑みなされたもの
であり、複数の医療機器が存在する場合に、使用されて
いない医療機器を用いて負荷の大きい処理を効率よく複
数の医療機器で分散して行なうことのできる医療機器の
並列演算処理システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る医療機器
の並列演算処理システムは、医療施設その他の施設に設
置されている各種の医療機器の中で演算処理装置を用い
て構成されたものの複数をネットワークを介して接続
し、接続された演算処理装置同士が同じ処理を並列的に
分散して処理するように構成したものである。並列演算
処理システムは、もとものスーパーコンピュータの世界
で普及してきたもので、例えば気象解析や遺伝子解析な
どに用いられてきた。スーパーコンピュータといえど
も、一つのCPUで構成されているわけでは無く、スー
パーコンピュータ内部で複数のCPUが接続され、演算
を並列に処理している。並列処理とは、一つの処理を一
つのCPUで処理せず、処理を複数のCPUに分散させ
全体として処理時間の短縮化を図る高速化技法である。
例えば、1から10までの足し算を行なう場合、その処
理を1つのCPUで行なう場合と、2つのCPUで1か
ら5までの足し算と、6から10までの足し算を並列演
算で行なうことによって、その演算速度は格段に向上す
る。スーパーコンピュータは演算速度は速いものの、非
常に高価であるのが欠点である。そこで、複数台の医療
機器のコンピュータシステムをネットワークなどで接続
して、並列演算処理システムを構築することによって、
スーパーコンピュータに匹敵する演算能力を医療機器の
コンピュータシステムを用いた並列演算処理システムで
得ることが可能になり、使用されていない医療機器を用
いて負荷の大きい処理を効率よく複数の医療機器で分散
して行なうことができる。
【0008】請求項2に係る医療機器の並列演算処理シ
ステムは、請求項1において、前記演算処理装置のオペ
レーティングシステムを統一することによって前記演算
処理装置同士が同じ処理を並列的に分散して処理するよ
うにしたものである。オペレーティングシステムを汎用
のものに統一して医療機器を起動すれば、その医療機器
は特殊な機器ではなく、通常のコンピュータシステムと
して扱うことが可能になる。そこで、通常のコンピュー
タシステムとなった医療機器間はデータの送受信及び共
有なども可能になる。データの送受信及び共有が可能と
なれば、並列演算処理システムのライブラリと呼ばれる
MPI(Message Passing Inter
face)やPVM(Parallel Virtua
l Machine)を用いたソフトウェアを実行する
ことで、並列演算処理システムを構築することができ
る。MPIやPVMなどの並列演算ライブラリイを使用
しなくても、部分的な演算を複数の医療機器に実行さ
せ、実行結果をネットワークを用いて転送すれば並列演
算処理システムが構築することができる。
【0009】請求項3に係る医療機器の並列演算処理シ
ステムは、請求項1において、前記演算処理装置の処理
能力に応じてそれぞれの演算処理装置の処理時間がほぼ
均等となるように処理を分散させる処理分散手段を設け
たものである。これは、演算処理装置に搭載されている
プロセッサーの能力には差があるので、その処理速度に
応じて処理を分散し、処理時間がほぼ均等となるように
し、処理時間の短縮化を図ったものである。
【0010】請求項4に係る医療機器の並列演算処理シ
ステムは、請求項1において、前記医療機器のスケジュ
ールに基づいて前記演算処理装置が遊休している時間に
並列的に分散して処理させるものである。比較的規模の
大きな医療機関では、放射線科情報システム(RIS)
が設置されており、外来・入退院・人口の統計などに関
する情報、検査のスケジューリングなどに関する情報、
検査結果に関する情報などを管理している。そこで、こ
の発明では、放射線科情報システムの検査スケージュリ
ング情報に基づいて、アイドル状態にある医療機器を検
索して、処理を分散させるようにした。これによって、
遊休医療機器を減少させ、処理の高速化及び迅速化を実
現することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に従って本発明に
係る医療機器の並列演算処理システムの好ましい実施の
形態について説明する。図2は、本発明の医療機器の並
列演算処理システムの全体構成の概略を示す図である。
この並列演算処理システムは、一つの病院内に構築され
た高速ネットワークに接続された各医療機器によって撮
影された医用画像を各医療機器のコンピュータシステム
が分散して処理するものである。
【0012】この実施の形態では、X線CT装置、MR
I装置を例えばネットワークで接続し、各種データの送
受信を物理的に可能にする。有線のネットワークも可能
であるが、赤外線使った無線通信ネットワークを使用す
ることも可能である。ネットワークが物理的に接続され
たなら、あとはソフトウェアでデータの送受信及び共有
を行う。医療機器の演算システムは最新のプロセッサー
を搭載したコンピュータシステムで構成されている。通
常、診療の際に行われる撮影や画像処理では、医療機器
各社独自のオペレーティングシステムを用いている場合
がほとんどである。夜間などで救急に用いられる以外の
装置は、これら独自のオペレーティングシステムで起動
する必要は無く、汎用オペレーティングシステムで起動
させておく。汎用のオペレーティングシステムで医療機
器が起動すれば、既に医療機器という特殊機器ではな
く、通常のコンピュータシステムとして扱うことが可能
になる。通常のコンピュータシステムであるから、デー
タの送受信及び共有なども可能になる。データの送受信
及び共有が可能となれば、並列演算処理システムのライ
ブラリと呼ばれるMPI(Message Passi
ng Interface)やPVM(Paralle
l Virtual Machine)を用いたソフト
ウェアを実行することで、並列演算処理システムを構築
する。MPIやPVMなどの並列演算ライブラリイを使
用しなくても、部分的な演算を複数の医療機器に実行さ
せ、実行結果をネットワークを用いて転送すれば並列演
算処理システムが構築されることになる。
【0013】以下、具体的にこの実施の形態に係る並列
演算処理システムの構成を説明する。図2では、3台の
X線CT装置11〜13がネットワークを介して接続さ
れ、医療施設内の所定の場所に設置されている場合が示
されている。図2の医療施設では、通常の診療時間は、
図1(a)に示すように3台のX線CT装置11〜13
はスタンドアロンとして常時稼動している。一方、夜間
などの通常診療時間外ではX線CT装置CTlが救急用
として、電源がONの状態のままいつでも撮影可能な状
態を保持しており、救急用として使用されない他のX線
CT装置12,13は、ネットワークを通じ、X線CT
装置11に接続された状態となっており、これらの2台
のX線CT装置12,13を構成するコンピュータシス
テムが並列演算処理システムとして利用される。図2で
は、X線CT装置12,13以外にも制御用のホストコ
ンピュータ10がネットワークを介して接続されてい
る。図2ではホストコンピュータ10から並列演算に関
する情報がネットワークを通じX線CT装置12,13
に伝えられる。例えば、図2に示した腹部断層像をノイ
ズ除去するためにフィルタリング処理を施すとすると、
ホストコンピュータ10からX線CT装置12には腹部
断層像の部分Aを、X線CT装置13には腹部断層像の
部分Bをそれぞれ担当処理させる。X線CT装置12,
13は自分の処理部分が終了した場合には直ちにネット
ワークを通じホストコンピュータ10へ演算結果を転送
する。ホストコンピュータ10はこの例では自分自身で
は演算を行わず、X線CT装置12,13を制御するた
めだけに存在している。従って、X線CT装置11〜1
3以外にもコンピュータシステムを用いた医療機器が存
在する場合には、その医療機器のコンピュータシステム
をホストコンピュータとして利用してもよい。
【0014】図2の実施の形態に係る並列演算処理シス
テムの場合、X線CT装置12,13を用いて腹部断層
像のフィルタリングの並列処理を行なっているので、そ
の演算結果のデータ転送時間を含まなければ、処理時間
は単純に2分の1に短縮することになる。このように夜
間に遊休している医療機器を並列演算処理システムとし
て利用することにより様々な処理を高速化することが可
能となる。図2では単純なフィルタリング処理を例に説
明したが、もつと複雑な三次元のボリュームレンダリン
グ処理等にも適用できる。また画像処理ばかりでなく、
遺伝子解析処理、蛋白質解析など並列演算処理システム
の得意とする分野の演算にも適用可能である。
【0015】図2で説明に用いた並列演算処理システム
の構成は、1台のホストコンピュータと2台のX線CT
装置によって構築されているが、医療機器は決してX線
CT装置に限定されるわけではなく、ここにMRI装
置、超音波装置等他の医療機器を接続し、並列演算処理
システムを構築することも可能である。さらには医療施
設外の施設との接続を行い、広域ネットワークで並列演
算処理システムを構築することももちろん可能である。
また明瞭な説明のためホストコンピュータを加えて並列
演算処理システムを構築したが、X線CT装置12,1
3のみで並列演算処理システムを構成することも可能で
ある。
【0016】また、図2の実施の形態では、X線CT装
置12,13の処理担当部分のA,Bは均等に分けられ
ているが、実際に医療機器に搭載されているプロセッサ
ーの能力には差があるためこのような分け方だけでは、
処理の遅いプロセッサーと処理の早いプロセッサーで処
理時間に大きな差が生じてしまう。この差は最終的に全
体の処理時間の低下を招くことになる。これを解消する
には、並列演算処理システムを構成するコンピュータの
能力を同程度にする必要がある。しかしながら、実際の
医療現場では、医療機器の新旧装置が存在するため、こ
のようにコンピュータの能力を同程度にするといような
解決策は不可能である。そこで、このような問題を解消
するため、この実施の形態では、ホストコンピュータが
それぞれのコンピュータの能力に応じて処理を分散する
ように動作する。これは並列演算処理システムを構成す
る各医療機器(X線CT装置12,13)のコンピュー
タの能力を予めホストコンピュータ10に登録しておく
ことで演算終了時間がほぼ同じになるように処理を分散
させることが可能となる。
【0017】図3は、この処理分散機能を用いた場合の
並列演算処理システムの概略を示す図である。図3に示
すように、並列演算処理システムは、1台のホストコン
ピュータ30と2台のX線CT装置12,13で構成さ
れる。図3のX線CT装置12,13は、その処理能力
に2倍の差があるとする。つまりX線CT装置12はX
線CT装置13より演算を2倍早く処理することができ
るプロセッサーを搭載しているとする。この処理能力の
差を予めホストコンピュータ30内の処理分散機能に登
録して置く。ホストコンピュータ30は、演算終了時間
がほぼ同じになるようにX線CT装置12,13の処理
範囲を決定する。図3では腹部断層像のフィルタリング
の処理範囲がホストコンピュータ30の処理分散機能に
よりX線CT装置12とX線CT装置13で2:1とな
るように設定している。X線CT装置12は処理能力が
X線CT装置13に比して2倍なので、処理の範囲を2
倍としても演算に掛かる時間はX線CT装置13と同じ
になる。したがって、ホストコンピュータに演算結果が
返ってくる時間はX線CT装置12とX線CT装置13
とで同一になる。処理能力の指標は並列演算処理システ
ムを構成する各医療機器に搭載されているプロセッサー
の動作周波数等から得ることができるし、ベンチマーク
テストを行なってその能力を判定するようにしてもよ
い。
【0018】次に、本発明の医療機器の並列演算処理シ
ステムの別の実施の形態について説明する。図4は本発
明が適用される医療機器の並列演算処理システムの全体
構成を示す図である。この並列演算処理システムは、図
1の場合と同様に一つの病院内に構築された高速ネット
ワーク40を介して接続された各医療機器によって構成
されるものである。この実施の形態では、医療機器とし
て、X線CT装置11a、RI装置11b、MR装置1
1cなどの異なる種類の医療機器によって構成される。
各医療機器は、コンピュータシステムとなるCT用サー
バ12a、RI用サーバ12b、MR用サーバ12cを
備えている。そして、高速ネットワーク40を介して放
射線科情報システム(RIS:Radiologica
l Infomation management S
ystem)サーバ29が接続されている。なお、高速
ネットワーク40には、これらの各サーバ12a〜12
cの中から所望の医用画像を検索して表示する医用画像
ビューアが接続されている場合もある。
【0019】この実施の形態に係る並列演算処理システ
ムでは、CT装置11aで撮影された医用画像はCT用
サーバ12aに保管され、RI装置11bで撮影された
医用画像はRI用サーバ12bに保管され、MR装置1
1cで撮影された医用画像はMR用サーバ12cにそれ
ぞれ保管される。これらのサーバは、医用画像の観察、
診断等を行なうためのワークステーション等のコンピュ
ータシステムであり、病院内の各検査室13a〜13c
などに個々に配備される。
【0020】この実施の形態に係る並列演算処理システ
ムでは、外来・入退院・人口の統計などに関する情報、
検査のスケジューリングなどに関する情報、検査結果に
関する情報などを管理しているRISサーバ29からの
検査スケージュリング情報に基づいて、アイドル状態に
あるサーバ12a〜12cを検索して、処理を分散させ
るようになっている。遊休医療機器を減少させ、処理の
高速化及び迅速化を実現できる。例えば、内科で診察を
受けてCT装置11aで撮影をした場合、撮影後、アイ
ドル状態にある他のRI用サーバ12bやMR用サーバ
12cを用いて画像再構成演算処理を分散して処理する
ことによって、内科に戻る間に、当日撮影した医用画像
が瞬時に依頼元の内科の医用画像ビューアに転送され、
診察の際は、すぐに医用画像ビューアにそれらの医用画
像を表示させ、適切な診断を行なうことができるように
なる。このように、RISサーバのようにスケジューリ
ングを管理しているサーバを用いて、各医療機器が使用
されてないアイドル状態を把握し、それに応じて、各医
療機器が行なう処理を分散処理することによって、より
高速な並列演算処理を行なうことができる。また、RI
Sサーバは、あらかじめ指定された時刻(例えば夜間の
適当な時間など)に各医用機器に画像再構成演算処理を
分散実行させることも可能である。
【0021】
【発明の効果】この発明の医療機器の並列演算処理シス
テムによれば、複数の医療機器が存在する場合に、使用
されていない医療機器を用いて負荷の大きい処理を効率
よく複数の医療機器で分散して行なうことができるとう
い効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の医療施設におけるX線CT装置の導入
の概要を示す図
【図2】 本発明の医療機器の並列演算処理システムの
全体構成の概略を示す図
【図3】 ホストコンピュータに処理分散機能を用いた
場合の並列演算処理システムの概略を示す図
【図4】 本発明の別の実施の形態に係る医療機器の並
列演算処理システムの全体構成を示す図
【符号の説明】
10,30…ホストコンピュータ、40…高速ネットワ
ーク、11〜13…X線CT装置、11a…CT装置、
11b…RI装置、11c…MR装置、12a…CT用
サーバ、12b…RI用サーバ、12c…MR用サー
バ、29…サーバ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 15/16 610 G06T 1/00 290Z 5B057 17/60 126 A61B 8/00 G06T 1/00 290 5/05 390 // A61B 8/00 G01N 24/02 Y Fターム(参考) 4C093 AA22 CA29 FE24 FE26 FH06 FH10 4C096 AA18 AA20 AB26 AB39 AD03 AD13 AD14 AD23 DB12 DB14 DE02 DE06 FC20 4C301 EE10 LL20 4C601 EE07 LL15 LL40 5B045 BB28 BB42 GG11 5B057 AA09 BA03 CA02 CA08 CA12 CA16 CB02 CB08 CB13 CB16 CC01 CD14 CH02 CH08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 医療施設その他の施設に設置されている
    各種の医療機器の中で演算処理装置を用いて構成された
    ものの複数をネットワークを介して接続し、接続された
    演算処理装置同士が同じ処理を並列的に分散して処理す
    るように構成したことを特徴とする医療機器を用いた並
    列演算処理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記演算処理装置の
    オペレーティングシステムを統一することによって前記
    演算処理装置同士が同じ処理を並列的に分散して処理す
    るようにしたことを特徴とする医療機器を用いた並列演
    算処理システム。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記演算処理装置の
    処理能力に応じてそれぞれの演算処理装置の処理時間が
    ほぼ均等となるように処理を分散させる処理分散手段を
    設けたことを特徴とする医療機器を用いた並列演算処理
    システム。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記医療機器の稼働
    スケジュールに基づいて前記演算処理装置が遊休してい
    る時間に並列的に分散して処理させることを特徴とする
    医療機器を用いた並列演算処理システム。
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