JP2003263336A - デバック機能内蔵型マイクロコンピュータ - Google Patents

デバック機能内蔵型マイクロコンピュータ

Info

Publication number
JP2003263336A
JP2003263336A JP2002063018A JP2002063018A JP2003263336A JP 2003263336 A JP2003263336 A JP 2003263336A JP 2002063018 A JP2002063018 A JP 2002063018A JP 2002063018 A JP2002063018 A JP 2002063018A JP 2003263336 A JP2003263336 A JP 2003263336A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
debug
bus
bits
microcomputer
instruction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2002063018A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiko Morigaki
利彦 森垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2002063018A priority Critical patent/JP2003263336A/ja
Publication of JP2003263336A publication Critical patent/JP2003263336A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Debugging And Monitoring (AREA)
  • Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)
  • Microcomputers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 命令バスのビット幅よりも少ないビット幅の
出力信号線で命令バスの内容をトレースする場合に、命
令バスの複数の命令の情報をリアルタイムにある程度ま
で理解可能に読み出すことができるデバック機能内蔵型
マイクロコンピュータの実現を課題とする。 【解決手段】 デバック機能内蔵型マイクロコンピュー
タにおいて、DBG(デバックユニット)3は、命令バ
ス12のビット幅の32ビットよりも少ない8ビットの
出力ビット幅で命令バス12をトレースする時、命令バ
ス12に並列出力される2つの命令を上位から4ビット
づつトレースする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デバック機能内蔵
型マイクロコンピュータに関し、特にトレース方法を改
善したデバック機能内蔵型マイクロコンピュータに関す
る。
【0002】
【従来の技術】プログラムの誤りを発見し、修正作業を
支援する目的から、プログラムをトレースし、指定した
行に来たときや、予め設定したアドレスやデータにアク
セスされたときなどに、プログラムの実行を止めてそれ
を外部に通知したり、その時のメモリの状態や変数の内
容を参照したり変更できるようにするのがデバック機能
である。
【0003】このようなデバック機能を有するデバック
装置(デバックツール)として、従来はインサーキット
エミュレータと呼ばれるものがある。このインサーキッ
トエミュレータを用いたデバックシステムのブロック図
を図6に示す。図6のデバックシステムはユーザターゲ
ットシステム50とこれをデバックするデバックツール
55から構成されている。さらに、ユーザターゲットシ
ステム50はマイクロコンピュータ51と、メモリ52
と、入出力制御回路53から構成されている。デバック
ツール55はデバック用マイクロコンピュータ56とモ
ニタプログラムメモリ57から構成されている。
【0004】このシステムでは、デバック時にはユーザ
ターゲットシステム50のマイクロコンピュータ51を
取り外すか動作が無効になるようにして、この部分にデ
バックツール55のプローブを接続し、ユーザターゲッ
トシステム50上のマイクロコンピュータ51の代わり
にデバックツール55上のデバック用マイクロコンピュ
ータ56を動作させ、デバックツール55上のモニタプ
ログラムメモリ57に記憶されているモニタプログラム
を実行させてユーザプログラムの実行を制御する。
【0005】これにより、デバック用マイクロコンピュ
ータ56はユーザターゲットシステム50上のメモリ5
2に記憶されているデバック対象のプログラムを実行す
ることができ、デバック用マイクロコンピュータ56は
ユーザターゲットシステム50上のマイクロコンピュー
タ51からは得られないトレース情報を出力することが
できる。また、プロセッサバス54の情報のほかマイク
ロコンピュータ51内部の情報などもトレースすること
ができる。しかし、この方法では、ユーザターゲットシ
ステム50上のマイクロコンピュータ51のすべてのピ
ンをデバックツール55に接続する必要があり、信号線
の数が増えてプローブが高価なものになり、プロービン
グ動作が不安定になるなどの問題があり、ことに動作周
波数の高いマイクロコンピュータでは問題が多かった。
【0006】図7は、他のデバックツールの従来例を用
いたデバックシステムを示す。この例では、ユーザター
ゲットシステム60上のマイクロコンピュータ61中に
デバックツール68との通信に必要なシリアルインター
フェース64とデバックツール68から送られてくる信
号を解釈して実行するシーケンサ65を内蔵している。
シーケンサ65はデバックツール68から送られてきた
信号にしたがって、ユーザプログラムの実行を一時停止
してレジスタ67にアクセスしたり、バスコントローラ
66を用いてメモリ62や入出力制御回路63にアクセ
スしてユーザプログラムの制御を行う。シリアルインタ
ーフェース64からの信号は直接にはホストコンピュー
タ69に接続できない場合が多いので、デバックツール
68がホストコンピュータ69からのコマンドをマイク
ロコンピュータ61が理解できる信号に変換したり、マ
イクロコンピュータ61からの信号をホストコンピュー
タ69が理解できるデータ形式に変換する。
【0007】この場合では、ユーザターゲットシステム
60上のマイクロコンピュータ61がシーケンサ65を
内蔵していて、シーケンサ65がマイクロコンピュータ
61やシリアルインターフェース64にアクセスするた
め、デバックツール68との接続のロジック回路が複雑
になり、チップ上の面積が大きくなるという問題があっ
た。また、レジスタの追加などが発生した場合にはシー
ケンサ65を変更しない限り対処することができないと
いう問題もあった。
【0008】図8は、本発明が適用されるデバックシス
テムの構成を示すブロック図である。このデバックシス
テムはユーザターゲットシステム70とデバックツール
80とPCホストコンピュータ81から構成される。ユ
ーザターゲットシステム70はマイクロコンピュータ7
1と、メモリ72と、入出力制御回路73から構成され
る。マイクロコンピュータ71はプロセッサコア74と
デバックユニット75から構成される。プロセッサコア
74はプロセッサバス76、78を介して、メモリ72
や入出力制御回路73にアクセスしてプログラムを実行
する。プロセッサコア74は内部デバックインターフェ
ース77と内部プロセッサバス78とによってデバック
ユニット75と接続され、デバックユニット75は外部
デバックインターフェース79によってデバックツール
80と接続されている。デバックユニット75は、プロ
セッサコア74とデバックツール80間で、信号の出力
形式を変換したり、出力タイミングを取ったりする働き
を行う。
【0009】このデバックシステムには、ユーザプログ
ラムを実行するノーマルモードと、モニタプログラムを
実行するデバックモードとがある。プロセッサコアがデ
バック例外を発生した場合に、デバックモードに移る。
デバック例外の発生は、次のような条件で発生する。 シングルステップ ユーザプログラムの各命令の実行前にデバック例外を発
生する。 命令ブレーク 設定したアドレスを実行する直前にデバック例外を発生
する。アドレスは3箇所間で設定することができる。 データブレーク 設定したアドレスに対して、読み出し/書き込みが行わ
れると、読み出し/書き込みの実行より1〜数命令後に
デバック例外を発生する。アドレスは1箇所のみ設定す
ることができる。 ソフトウェアブレーク brk命令の実行によってデバック例外を発生する。デ
バック例外発生時の退避アドレスはbrk命令の次のア
ドレスである。
【0010】デバックモードに移るとプロセッサコアは
デバックユニットを介してデバック処理ルーチンを実行
する。デバック処理ルーチンによって、ユーザターゲッ
トプログラムを任意のアドレスでブレークさせたり、シ
ングルステップで実行させることができ、さらに、メモ
リやレジスタのリードやライト、ユーザプログラムの終
了アドレスの指定、ユーザプログラムの実行開始アドレ
スの指定などの実行制御機能を実現することができる。
また、プロセッサコアがデバック処理ルーチン上のノー
マルモードへの復帰命令を実行することによって、ノー
マルモードへ復帰し、復帰命令で指定されたアドレスは
ジャンプして、ユーザプログラムの実行を再開する。一
方、ノーマルモードでは、デバックシステムはユーザプ
ログラムを実行する。この時、同時に命令情報、命令ア
ドレス情報、データ情報、データアドレス情報を選択的
にトレースすることができる。
【0011】このような方式を採用して、ユーザターゲ
ットシステム70上のマイクロコンピュータ71にデバ
ック機能を有するデバックユニット75を含めるように
したので、デバック機能を実現するにあたり、ユーザタ
ーゲットシステム70とデバックツール80とを結ぶ出
力信号線の本数(ビット幅)を少なくすることができ
る。また、ノーマルモードでは、ユーザターゲットシス
テム70上でマイクロコンピュータ71を動作させなが
ら信号をトレースしてデバックできるようにしているの
で、高い周波数でも応答することができ、メモリ72や
入出力装置へのアクセスを容易にして動作中の命令やデ
ータを正確に調べることができる。また、デバックユニ
ット75が介在することによって、ユーザプログラムに
よってデバックツール80のメモリやレジスタの内容が
不正に破壊されることがなく、また、デバックツール8
0によってユーザが使用しているレジスタの内容が不正
に破壊されることもないという利点がある。
【0012】しかしながら、プロセッサコア74のCP
Uの内部処理はすべて32ビットで行われているため、
ユーザターゲットシステム70とデバックツール80と
を結ぶ外部デバックインターフェース79の出力信号線
の本数(ビット幅)を少なくすると、バストレースを行
う際に十分なリアルタイムの応答が取りにくいという問
題が生まれる。例えば、外部デバックインターフェース
79の出力信号線が8ビットパラレルだとすると、32
ビットの内部バスの内容をトレースするのに4倍の時間
をかけるか、4倍の転送速度が必要ということになり、
現実的ではない。CPUの内部処理を32ビットで行う
と、プロセッサコア74が次の動作に移るとトレースの
内容も次の者に移ってしまうので、トレースが読み取れ
ないという問題が生まれる。また、出力信号線の本数
(ビット幅)を少なくすることは、転送速度の面から実
現は難しい。このことは、ユーザターゲットシステム7
0とデバックツール80とを結ぶ出力信号線の本数(ビ
ット幅)を少なくしたいという要求と矛盾することにな
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述のごとく、従来の
デバック機能内蔵型マイクロコンピュータでは、ユーザ
ターゲットシステム上でマイクロコンピュータを動作さ
せながら信号をトレースする場合に、ユーザターゲット
システムとデバックツールとを結ぶ出力信号線の本数
(ビット幅)が限られているため、32ビットの命令バ
スの内容を完全にトレースすることができないという問
題があった。本発明は、比較的簡単な方法でこの問題を
解決して、バスのビット幅よりも少ないビット幅の出力
信号線でバスの内容をトレースする場合に、命令バスの
複数の命令の情報をリアルタイムにある程度まで理解可
能に読み出すことができるデバック機能内蔵型マイクロ
コンピュータの実現を課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本発明は、マイクロコンピュータ内部にバストレー
ス機能やバスブレーク機能を有するデバックユニットを
内蔵するデバック機能内蔵型マイクロコンピュータにお
いて、前記デバックユニットは、バスをトレースする際
に、前記バスに並列出力される複数の命令を上位から所
定のビットづつトレースすることを特徴とする。これに
より、バスのビット幅よりも少ないビット幅の出力信号
線を用いてトレースしながら、バスの情報をある程度ま
で理解可能にリアルタイムに読み出すことができるデバ
ック機能内蔵型マイクロコンピュータを実現できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかるデバック機
能内蔵型マイクロコンピュータを添付図面を参照にして
詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明のデバック機能内蔵型マイ
クロコンピュータの一実施の形態を用いたデバックシス
テムの主要部の構成図である。図1において、符号1は
CPU、符号2はBCU(バスコントロールユニッ
ト)、符号3はDBG(デバックユニット)、符号4は
メモリ、符号5は外部デバックツール、符号6はデバッ
ク用パソコンである。図1のCPU1とBCU2とで図
8のプロセッサコア74に相当し、DBG3が図8のデ
バックユニット75に、メモリ4が図8のメモリ72
に、外部デバックツール5とデバック用パソコン6が図
8のデバックツール80とPCホストコンピュータ81
にあたる。図8の入出力制御回路73はここでは省略し
たが、メモリ4と並列に位置するものである。
【0017】CPU1とBCU2間には、命令アドレス
バス11、命令バス12、データアドレスバス13、デ
ータバス14とリード/ライト信号15が転送される。
各バス11〜14は32ビットのビット幅で転送され
る。BCU2とメモリ4間は、32ビット幅のデータア
ドレスバス16と、8〜32ビット幅のデータバス1
7、リード/ライト信号18で接続されている。この図
ではBCU2の接続先をメモリ4で代表したが、メモリ
4以外にデータアドレスバス16、データバス17は図
示しない入出力インターフェースを介して周辺ユニッ
ト、外部メモリにも接続され、これらとの間でアドレ
ス、データを送り、データを受け取る。さらにはキャッ
シュとの間やDMAでもデータのやり取りを行う。CP
U1とメモリ4間ではアドレスやデータはBCU2内の
信号選択回路22で切り替えられてやり取りされる。
【0018】また、命令アドレスバス11、命令バス1
2、データアドレスバス13、データバス14、データ
アドレスバス16およびデータバス17上の信号はBC
U2内のレジスタ23−1〜23−6を介してDBG3
に引き込まれ、出力選択回路32の指定によりDBG3
内のマルチプレクサ31で選択されて、外部デバックツ
ール5に8ビット幅のトレースデータ外部出力(図8の
外部でバックインターフェース79に相当)として転送
される。この時、レジスタへの書き込み条件判定回路2
1は出力のために必要な信号だけのレジスタ23−1〜
23−6への書き込みを許し、不要な情報は取り込まな
い。設定レジスタ33にはトレースすべき信号が設定さ
れる。
【0019】ここで、メモリ4からCPU1にプリフェ
ッチ(あらかじめ転送)される命令バス12の命令信号
をトレースの場合について考える。本実施の形態では、
命令はすべて16ビット固定長であり、2命令が同時に
プリフェッチされ、命令バス[31:0]には命令2
[15:0]と命令1[15:0]の情報が同時に流さ
れる。従来、このようにチップ外部にバス情報を出力す
る場合、出力ビット数がバスのビット幅に比べて少ない
時は、単純にバス上の情報を下位ビットから出力可能な
ビット数づつに別けて出力していた。本実施の形態に当
てはめると、図2に示すように、命令1の下位8ビット
[7:0]、命令1の上位8ビット[15:8]、命令
2の下位8ビット[7:0]、命令2の上位8ビット
[15:8]の順に出力される。
【0020】バストレースの場合、バスに次の情報が流
れると、古いバス情報の外部への出力はそこで打ち切ら
れ、新しいバス情報の出力が行われる。したがって、従
来の方法では、外部への出力が途中で打ち切られた場
合、何の命令がバスに流れたのかを推察することは難し
かった。ことに、複数命令を同時にプリフェッチする場
合、場合によっては、全く外部に出力されない命令が生
れ、推測が全く不可能な場合も多かった。図2の場合で
いうと、命令2側はほとんど出力されない可能性が高か
った。
【0021】ところで、本実施の形態では、命令は一定
の形式にしたがって体系づけて記述されており、上位ビ
ット側から種類別に分けられている。命令は、その機能
およびアドレッシングモード(アドレス部の数など)に
よって以下にのべるように大きく8種類(クラス0〜ク
ラス7)に分けられ、命令の上位3ビット[15:1
3]がこのクラスを表している。
【0022】クラス0 上位3ビットが“000” アドレス部を1つ持つ命令、および分岐命令が含まれ
る。 クラス1 上位3ビットが“001” 汎用レジスタとメモリ間のデータ転送命令、および汎用
レジスタ間の演算命令が含まれる。 クラス2 上位3ビットが“010” スタックポインタによるディスプレースメント付きレジ
スタ間接アドレッシングのデータ転送命令が含まれる。 クラス3 上位3ビットが“011” 6ビット即値を使用するデータ転送命令および演算命令
が含まれる。
【0023】クラス4 上位3ビットが“100” スタックポインタに対する演算命令、シフト/ローテー
ト命令、除算命令が含まれる。 クラス5 上位3ビットが“101” 汎用レジスタと特殊レジスタ間および汎用レジスタ間の
データ転送命令、ビット操作命令、乗算命令、積和演算
命令が含まれる。 クラス6 上位3ビットが“110” 即値拡張命令である。 クラス7 上位3ビットが“111” 将来の拡張用に予約されている。
【0024】さらにこのクラスを表す3ビットに続く3
ビット〜5ビットでオペレータ(処理内容)を示し、こ
れらのビットで命令がほぼ推定できる。以下のビットに
はアドレス部などが表示される。図3に、命令の一例と
してクラス4に属するシフト/ローテート命令を示す。
したがって、以上の事実を勘案して、命令バス上に同時
に流れる複数の命令の上位ビット側から図4に示すよう
に複数命令を順次同時に外部に出力するようにする。こ
の時のタイミングチャートは図5に示すようになる。
【0025】この方法によると、最初の読み出しクロッ
クで2つの命令の最初の4ビットづつが読み出され、次
の読み出しクロックで2つの命令のこれに続く4ビット
づつが読み出される。したがって最初のクロックで命令
の属するクラスが判明し、次のクロックでアドレス部を
除く命令内容がほぼ明らかになる。したがって、バス情
報が途中で打ち切られた場合においても、命令用バスを
流れるすべての命令の上位コードが分かるため、バスト
レースの情報を受け取るでバックツール側では該当する
命令を絞り込むことができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、デバック
機能内蔵型マイクロコンピュータにおいて、デバックユ
ニットは、バスに並列出力される複数の命令を上位から
所定のビットづつトレースすることを特徴とする。これ
により、バスに比べて少ない出力信号線でありながら、
バス上の複数の命令の情報を同等にリアルタイムにある
程度まで読み出すことが可能なデバック機能内蔵型マイ
クロコンピュータを実現することができる。
【0027】本発明に係る、デバックユニットは、バス
のビット幅よりも少ない出力ビット幅でこのバスをトレ
ースすることを特徴とする。これにより、バスのビット
幅よりも少ないビット幅の出力信号線を用いてトレース
する場合でも、効率的に情報を読み出すことが可能なデ
バック機能内蔵型マイクロコンピュータを実現すること
ができる。
【0028】また本発明は、命令バスのビット幅は32
ビットで並列出力される命令の数は2であり、出力ビッ
ト幅は8ビットで上位からトレースされる所定のビット
数は4であることを特徴とする。これにより、少ない出
力信号線で命令バスの情報をある程度までリアルタイム
に読み出すことできる実際に則したデバック機能内蔵型
マイクロコンピュータが得られる。
【0029】さらに本発明は、並列出力される命令を、
それぞれ16ビット固定長とし、上位ビットで機能、ア
ドレッシングモード、オペレータを表し、下位ビットで
アドレス部を示すようにしている。これにより、最初の
1ないし2クロックで命令をほぼ推定することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のデバック機能内蔵型マイクロコンピ
ュータを用いたデバックシステムの構成図。
【図2】 従来のトレース時のバス情報の出力方法を示
す説明図。
【図3】 本発明におけるクラス4に属するシフト/ロ
ーテート命令の形式を示す図。
【図4】 本発明でのトレース時のバス情報の出力方法
を示す説明図。
【図5】 本発明でのトレース時のバス情報の出力タイ
ミングチャート。
【図6】 従来のデバックシステムのブロック図。
【図7】 従来のデバックシステムのブロック図。
【図8】 本発明が用いられるデバックシステムのブロ
ック図。
【符号の説明】
1 CPU 2 BCU(バスコントロールユニット) 3 DBG(デバックユニット) 4 メモリ 5 外部デバックツール 6 デバック用パソコン 11 命令アドレスバス 12 命令バス 13 データアドレスバス 14 データバス 15 リード/ライト信号 21 レジスタへの書き込み条件判定回路 22 信号選択回路 23−1〜23−6 レジスタ 31 マルチプレクサ 32 出力選択回路 33 設定レジスタ 50、60、70 ユーザターゲットシステム 51、61、71 マイクロコンピュータ 52、62、72 メモリ 53、63、73 入出力制御回路 54、76 プロセッサバス 55、68、80 デバックツール 56 デバック用マイクロコンピュータ 57 モニタプログラムメモリ 64 シリアルインターフェース 65 シーケンサ 66 バスコントローラ 67 レジスタ 69 ホストコンピュータ 74 プロセッサコア 75 デバックユニット 77 内部デバックインターフェース 78 内部プロセッサバス 79 外部デバックインターフェース 81 PCホストコンピュータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロコンピュータ内部にバストレー
    ス機能やバスブレーク機能を有するデバックユニットを
    内蔵するデバック機能内蔵型マイクロコンピュータにお
    いて、 前記デバックユニットは、バスをトレースする際に、前
    記バスに並列出力される複数の命令を上位から所定のビ
    ットづつトレースすることを特徴とするデバック機能内
    蔵型マイクロコンピュータ。
  2. 【請求項2】 前記デバックユニットは、バスのビット
    幅よりも少ない出力ビット幅でこのバスをトレースする
    ことを特徴とする請求項1に記載のデバック機能内蔵型
    マイクロコンピュータ。
  3. 【請求項3】 前記命令バスのビット幅は32ビットで
    前記並列出力される命令の数は2であり、前記出力ビッ
    ト幅は8ビットで前記上位からトレースされる所定のビ
    ット数は4ビットであることを特徴とする請求項1に記
    載のデバック機能内蔵型マイクロコンピュータ。
  4. 【請求項4】 前記並列出力される命令はそれぞれ16
    ビット固定長で、上位ビットで機能、アドレッシングモ
    ード、オペレータを表し、下位ビットでアドレス部を示
    すことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のデ
    バック機能内蔵型マイクロコンピュータ。
JP2002063018A 2002-03-08 2002-03-08 デバック機能内蔵型マイクロコンピュータ Withdrawn JP2003263336A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002063018A JP2003263336A (ja) 2002-03-08 2002-03-08 デバック機能内蔵型マイクロコンピュータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002063018A JP2003263336A (ja) 2002-03-08 2002-03-08 デバック機能内蔵型マイクロコンピュータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003263336A true JP2003263336A (ja) 2003-09-19

Family

ID=29196498

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002063018A Withdrawn JP2003263336A (ja) 2002-03-08 2002-03-08 デバック機能内蔵型マイクロコンピュータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003263336A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2752592B2 (ja) マイクロプロセッサ、マイクロプロセッサ−デバッグツール間信号伝送方法及びトレース方法
JP4190114B2 (ja) マイクロコンピュータ
JP4335999B2 (ja) プロセッサ内蔵半導体集積回路装置
JPH07182204A (ja) 集積マイクロプロセッサ、コンピュータ開発システム、および集積プロセッサのテスト方法
JPH02287635A (ja) マイクロコンピュータ,マイクロプロセッサおよびコア・プロセッサ集積回路用デバッグ周辺装置
JP2002202900A (ja) デバッグ装置
JP2008507025A (ja) 集積回路テスト用エミュレーション及びデバッグインターフェイス
JP2003263337A (ja) デバック機能内蔵型マイクロコンピュータ
JP2006092029A (ja) マイクロコンピュータ及びトレース制御方法
JP3003782B2 (ja) 開発支援装置
JP2003263339A (ja) デバック機能内蔵型マイクロコンピュータ
JPH08255096A (ja) マイクロプロセッサ及びデバッグシステム
JP2005141532A (ja) システムデバッグ装置
JP2003263336A (ja) デバック機能内蔵型マイクロコンピュータ
JPH0477833A (ja) デバッグ環境を備えた集積回路
JP2004094451A (ja) オンチップjtagインタフェース回路およびシステムlsi
JP3323341B2 (ja) エミュレーション用プロセッサおよびそれを搭載したエミュレータ
JP2003263338A (ja) デバック機能内蔵型マイクロコンピュータ
JP2001084161A (ja) データ処理装置
JP5312918B2 (ja) タイムスタンプ取得回路及びタイムスタンプ取得方法
JP2664644B2 (ja) マイクロプロセッサのリセット方法
JPH0550016B2 (ja)
JP2004038464A (ja) デバッグ機能内蔵マイクロコンピュータ
JP4084912B2 (ja) マイクロプロセッサシステム
JP2004348635A (ja) プログラム開発方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050510