JP2003261821A - 放射線硬化性粉末塗料組成物、その使用、その製法ならびに被覆の製法 - Google Patents

放射線硬化性粉末塗料組成物、その使用、その製法ならびに被覆の製法

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JP2003261821A
JP2003261821A JP2002373115A JP2002373115A JP2003261821A JP 2003261821 A JP2003261821 A JP 2003261821A JP 2002373115 A JP2002373115 A JP 2002373115A JP 2002373115 A JP2002373115 A JP 2002373115A JP 2003261821 A JP2003261821 A JP 2003261821A
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Andreas Dr Wenning
ヴェニング アンドレアス
Giselher Franzmann
フランツマン ギーゼルヘア
Emmanouil Spyrou
シュピロー エマヌイル
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    • C08G18/00Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
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    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 35℃で貯蔵安定性であり、かつさらに塗膜
を硬化した後に、硬いと同時に柔軟であり、かつ耐候性
である高い粘着性を有する被覆を生じる放射線硬化性粉
末塗料組成物の提供。 【解決手段】 I.少なくとも35℃のガラス転移温度
および融点50〜120℃を有する非晶質ウレタンアク
リレート少なくとも1種から成る結合剤;および II.助剤および添加剤を含有する放射線硬化性粉末塗
料組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、架橋して光安定性
および耐候性の塗膜になる放射線硬化性粉末塗料組成物
に関する。
【0002】
【従来の技術】熱架橋性粉末塗料は公知であり、かつ塗
料加工工業において頻繁に使用されている。
【0003】例えば、DE-PS 2735497には、卓越した耐
候性および耐熱性を有するPUR−粉末塗料が記載され
ている。DE-PS 2712931にその製法が記載されている架
橋剤は、ε−カプロラクタムでブロックされたイソシア
ヌレート基を含有するイソホロンジイソシアネートから
成る。ウレタン基含有、ビウレット基含有または尿素基
含有のポリイソシアネートは公知であり、そのイソシア
ネート基も同様にブロックされている。
【0004】この系の欠点は、熱架橋反応の間のブロッ
キング剤の分離にある。ブロッキング剤は、環境に放出
し得るので、生態学的かつ作業の衛生的理由から、排気
の浄化および/またはブロッキング剤の回収のために特
に事前に対策を講じなくてはならない。さらに、架橋剤
は僅かな反応性を有する。170℃を上回る硬化温度が
必要である。
【0005】ブロッキング剤の放出および高温での硬化
という2つの欠点は、熱によるのではなく、放射線によ
り硬化する粉末塗料により取り除くことができる。この
ような放射線硬化性粉末塗料は、公知であり、かつ例え
ば、USP 3,485,732、EP 0407826、EP 0636669、WO 99/1
4254、USP 3,974,303、USP 5,639,560およびEP 0934359
に記載されている。
【0006】EP 0636669およびWO 99/14254には、不飽
和ポリエステルおよびビニルエーテルを基礎とする2成
分の放射線硬化性粉末塗料が記載されている。それから
製造された被覆は、屋外での使用には適切ではない。そ
れというのも、これは著しく黄色みを帯びてしまうから
である。
【0007】米国特許第3,974,303号明細書には、分子
量1000gあたり0.5〜3.5個の重合可能な不飽
和基を含有する熱可塑性樹脂が記載されている。しか
し、記載されたポリウレタン(例1参照)は、耐候性で
はなく、かつポリエステル基の不足および僅かな鎖長ゆ
えに、僅かな柔軟性しか有さない。
【0008】米国特許第5,639,560号明細書には、結合
剤としてさらにメタクリレート基を有する特別な特別な
非晶質ポリエステルを含有する放射線硬化性粉末組成物
が記載されている。選択的にこれらの粉末組成物は、副
次的な量、有利には10質量%までの量でエチレン性不
飽和オリゴマー、特にウレタンアクリレートを含有す
る。しかし、この特許に記載された放射線硬化性粉末塗
料調製物は、本質的に欠点を有する。これらの調製物
は、−80℃でのみ粉砕可能であり、かつ一般的にはこ
れから得られる被覆は外部環境に安定ではなく、かつ柔
軟ではない。120sを下回る特に極めて少ないペンジ
ュラム硬度(ケーニッヒによる)の欠点は、重大な意味
を有する。
【0009】EP 0934359には、メタクリレート末端基を
有する非晶質および結晶性ポリエステルから成る放射線
硬化性粉末状混合物が記載されている。これから製造さ
れた粉末塗料は、US 5,639,560の結晶性メタクリレート
よりも高いガラス転移温度を有する。しかし、これは更
に冷却下に粉砕しなくてはならない。さらに、被覆の硬
度および付着性は、単に中程度である。
【0010】
【特許文献1】DE-PS 2735497
【特許文献2】DE-PS 2712931
【特許文献3】USP 3,485,732
【特許文献4】EP 0407826
【特許文献5】EP 0636669
【特許文献6】WO 99/14254
【特許文献7】USP 3,974,303
【特許文献8】USP 5,639,560
【特許文献9】EP 0934359
【特許文献10】EP 0636669
【特許文献11】WO 99/14254
【特許文献12】米国特許第5,639,560号明細書
【特許文献13】EP 0934359
【特許文献14】米国特許第5,639,560号明細書
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、35
℃で貯蔵安定性であり、かつさらに塗膜を硬化した後
に、硬いと同時に柔軟であり、かつ耐候性である高い粘
着性を有する被覆を生じる放射線硬化性粉末塗料組成物
を見出すことであった。さらに、前記粉末塗料は、冷却
剤を僅かにだけ使用するか、または使用せずに粉砕可能
であるのがよい。
【0012】
【課題を解決するための手段】意外にも、前記課題は、
少なくとも35℃の混合物のガラス転移温度(Tg)お
よび融点50〜120℃を有する非晶質ウレタンアクリ
レート少なくとも1種を結合剤として含有する放射線硬
化性粉末塗料組成物により解決することができた。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の対象は、 I.少なくとも35℃のガラス転移温度および融点50
〜120℃を有する非晶質ウレタンアクリレート少なく
とも1種から成る結合剤;および II.助剤および添加剤を含有する放射線硬化性粉末塗
料組成物である。
【0014】同様に、本発明の対象は、 I.少なくとも35℃のガラス転移温度および融点50
〜120℃を有する非晶質ウレタンアクリレート少なく
とも1種から成る結合剤;および II.助剤および添加剤を含有する組成物の、放射線硬
化性粉末塗料組成物を製造するための使用である。
【0015】本発明のもう1つの対象は、加熱可能なニ
ーダー、特に押出機中で120〜130℃の温度限界を
維持することによる、 I.少なくとも35℃のガラス転移温度および融点50
〜120℃を有する非晶質ウレタンアクリレート少なく
とも1種から成る結合剤;および II.助剤および添加剤を含有する放射線硬化性粉末塗
料組成物の製法である。
【0016】本発明の対象は、 I.少なくとも35℃のガラス転移温度および融点50
〜120℃を有する非晶質ウレタンアクリレート少なく
とも1種から成る結合剤;および II.助剤および添加剤を含有する放射線硬化性粉末塗
料組成物を使用することによる被覆の製法である。
【0017】本発明の範囲内においてウレタンアクリレ
ートは、ヒドロキシル基含有ポリエステルに、ポリイソ
シアネートおよびアクリレート含有アルコールを反応さ
せることにより、ウレタン基およびアクリレート基を結
合させて製造したものである。前記ウレタンアクリレー
トは、少なくとも35℃のTgおよび50〜120℃の
融点を有する。
【0018】本発明による非晶質ウレタンアクリレート
は、35〜80℃のTgを有するヒドロキシル基含有非
晶質ポリエステル(I.1)、ポリイソシアネート
(I.2)および少なくとも1個のアルコール基と少な
くとも1個の重合可能なアクリレート基を同時に含有す
る化合物(I.3)を反応させることにより製造され
る。これは同様に、アクリレート末端基のようなウレタ
ン基を有する。
【0019】融点35〜80℃を有するヒドロキシル基
含有の非晶質ポリエステル(I.1)は、適切なジカル
ボン酸とジオールとの重縮合により製造される。縮合
は、自体公知の方法で不活性ガス雰囲気中、100〜2
60℃、有利には130〜220℃の温度で行われ、溶
融物中または共沸法により、例えば、Organischen Chem
ie(Houben-Weyl); 第14/2巻、1〜5、21〜2
3、40〜44ページ、Georg Thieme Verlag, Stuttga
rt, 1993、またはC. R. Martens, Alkyd Resins, 51
〜59ページ、Reinhold Plastics Appl. Series, Rein
hold Publishing Comp., New York, 1961に記載されて
いるように得られる。ポリエステルを製造するために有
利なカルボン酸は、脂肪族、脂環式、芳香族、複素環式
および/またはの特性であってよく、かつ場合によりハ
ロゲン原子により置換および/または飽和されていてよ
い。このための例としては次のものが挙げられる:コハ
ク酸、アジピン酸、コルク酸、アゼライン酸、セバシン
酸、フタル酸、テレフタル酸、イソフタル酸、トリメリ
ット酸、ピロメリット酸、テトラヒドロフタル酸、ヘキ
サヒドロフタル酸、ヘキサヒドロテレフタル酸、ジクロ
ロフタル酸およびテトラクロロフタル酸、エンドメチレ
ンテトラヒドロフタル酸、グルタル酸、1,4−シクロ
ヘキサンジカルボン酸もしくは−入手可能である限り−
それらの無水物またはエステル。特に良好なものは、イ
ソフタル酸、テレフタル酸、ヘキサヒドロテレフタル酸
および1,4−シクロヘキサンジカルボン酸である。
【0020】ポリオールとしては、例えば、モノエチレ
ングリコール、1,2−および1,3−プロピレングリ
コール、1,4−および2,3−ブチレングリコール、
ジ−β−ヒドロキシエチルブタンジオール、1,5−ペ
ンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,8−
オクタンジオール、デカンジオール、ドデカンジオー
ル、ネオペンチルグリコール、シクロヘキサンジオー
ル、3(4),8(9)−ビス(ヒドロキシメチル)−
トリシクロ[5.2.1.0 2,6]デカン(Dicidol)、ビス
−(1,4−ヒドロキシメチル)−シクロヘキサン、
2,2−ビス−(4−ヒドロキシシクロヘキシル)−プ
ロパン、2,2−ビス−[4−(β−ヒドロキシエトキ
シ)−フェニル]−プロパン、2−メチルプロパンジオ
ール−1,3、2−メチル−ペンタンジオール−1,
5、2,2,4(2,4,4)−トリメチルヘキサンジ
オール−1,6、グリセリン、トリメチロールプロパ
ン、トリメチロールエタン、ヘキサントリオール−1,
2,6、ブタントリオール−1,2,4、トリス−(β
−ヒドロキシエチル)−イソシアヌレート、ペンタエリ
トリトール、マンニットおよびソルビットならびにジエ
チレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエ
チレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロ
ピレングリコール、ポリブチレングリコール、キシリレ
ングリコールおよびヒドロキシピバリン酸ネオペンチル
グリコールエステルを挙げることができる。モノエチレ
ングリコール、ネオペンチルグリコール、ジシドール、
シクロヘキサンジメタノール、トリメチロールプロパン
およびグリセリンが特に有利である。
【0021】補足的もしくは付加的に、ポリイソシアネ
ートでポリエステルを分枝することができる。このよう
な場合には、例えば、イソホロンジイソシアナト−イソ
シアヌレートが有利に使用される。
【0022】このように製造された非晶質ポリエステル
は、15〜150mgKOH/gのOH価、35〜80
℃のTgおよび<5mgKOH/gの酸価を有する。非
晶質ポリエステルの混合物を使用することもできる。
【0023】非晶質ウレタンアクリレートにおいて、ポ
リイソシアネート(I.2)として、脂肪族、(環式)
脂肪族または脂環式構造のジイソシアネートが使用され
る。ポリイソシアネートの代表的な例は、2−メチルペ
ンタメチレン−1,5−ジイソシアネート、ヘキサメチ
レンジイソシアネート、トリメチルヘキサメチレン−
1,6−ジイソシアネート、特に2,2,4−および
2,4,4−異性体および両方の異性体の工業的混合
物、4,4’−メチレン−ビス(シクロヘキシルイソシ
アネート)、ノルボルナンジイソシアネートおよび3,
3,5−トリメチル−1−イソシアネート−3−イソシ
アナトメチルシクロヘキサン(IPDI)である。同様
に、ポリイソシアネート同士がイソシアネート基を介し
て反応して得られるポリイソシアネート、例えば、3個
のイソシアネート基の反応により生じるイソシアヌレー
トも良好に適切である。ポリイソシアネートは、同様に
ビウレット基またはアロファネート基を含有する。特に
IPDIが適切である。
【0024】少なくとも1個の遊離OH−基および重合
可能なアクリレート基を有する重合可能な化合物(I.
3)としては、例えば、ヒドロキシエチルアクリレート
(HEA)、ヒドロキシプロピルアクリレートおよびグ
リセリンジアクリレートが挙げられる。特にヒドロキシ
エチルアクリレート(HEA)が適切である。
【0025】OH−含有の非晶質ポリエステルI.1、
ポリイソシアネートI.2および化合物I.3から非晶
質ウレタンアクリレートを製造するために、はじめにポ
リイソシアネートを装入し、触媒としてのDBTLおよ
び重合阻害剤としてのIONOL CP(シェル社)と
混合し、かつ2.5〜1.5:1のNCO:OH比でポ
リエステルを添加する。添加を終了した後に、100〜
140℃で反応を完了する。この後に、反応生成物に成
分I.3、例えば、ヒドロキシエチルアクリレートを
1.0〜1.1:1のNCO:OH基の比で添加し、か
つ80〜140℃で反応を完了し、その結果、NCO含
量は0.1%以下に到達する。ポリイソシアネート、例
えば、IPDIを成分I.3と前反応させ、かつこのN
CO−含有の前生成物をヒドロキシル基含有のポリエス
テルに添加することができる。
【0026】本発明による粉末塗料組成物を放射線硬化
するために、加速電子ビームが適切である。電子ビーム
は、粉末塗料組成物から反応性アクリレート基の著しく
速い重合を保証する数で遊離基を生じる。5〜15Mr
adの放射線量を使用するのが有利である。
【0027】UV硬化の場合には、他に必要な使用物質
として、常用のUV−硬化性液体系(例えば、EP 63391
2)から原則として公知であるUV−開始剤が使用され
る。これは、UV光で照射する際にラジカルに崩壊さ
れ、これにより重合を開始する物質である。UV−開始
剤としては、例えば、2,2’−ジエトキシアセトフェ
ノン、ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、ベン
ゾフェノン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニ
ルプロパン−1−オン、キサントン、チオキサントン、
ベンジルジメチルケタール等を挙げることができる。こ
のようなUV−開始剤は市販されている(例えば、チバ
社、IRGACURE 184またはDEGACURE 1173)。全体の系の
光開始剤の含分は、約0.5〜5質量%である。
【0028】可視光で照射する際にラジカルに崩壊する
開始剤、例えばチオキサントン、ホスフィンオキシド、
メタロセン、第三アミノベンゼンまたは第三アミノベン
ゾフェノンの使用も同様に可能である。
【0029】任意の添加剤は、アクリレート含有または
メタクリレート含有化合物、例えば、トリス(2−ヒド
ロキシエチル)イソシアヌレート(SR 386, Sartomer)
のトリアクリレート、および被覆特性を改質するために
0〜20質量%の副次的な含分で使用できるカップリン
グ剤である。
【0030】その他の粉末塗料において一般的な添加剤
は、レベリング剤、光安定剤および脱気剤である。これ
らは、0〜5質量%で使用することができる。さらに、
顔料および充填剤、例えば、二酸化チタンのような金属
酸化物、および金属水酸化物、硫酸塩、スルフィド、炭
酸塩、ケイ酸塩、タルク、カーボンブラック等を0〜4
0%の質量割合で使用することができる。
【0031】利用可能な粉末塗料組成物を製造するため
に、使用物質を混合する。使用物質の均質化は、適切な
ユニット、例えば加熱可能なニーダー中、有利には押出
機により行うことができ、その際、120〜130℃の
温度範囲を上回らないようにすべきである。押し出され
た材料は、室温まで冷却された後および噴霧の準備が完
了した粉末になるまで適切に破砕した後に、冷却剤を添
加せずに粉砕される。適切な基材上への噴霧の準備が完
了した粉末の塗布は、公知の方法により、例えば、静電
または摩擦静電(tribostatic)粉末噴霧、流動床焼結
法または静電焼結法により行うことができる。適切な基
材は、例えば未処理または前処理された金属基材、木
材、木材原材料、プラスチック、ガラスまたは紙であ
る。
【0032】本発明による粉末塗料組成物から製造され
る被覆は、光安定性かつ耐候性、柔軟性、硬質であり、
良好な付着性を有する。本発明の対象は、被覆を製造す
るための放射線硬化性粉末塗料の使用ならびに粉末塗料
組成物を使用することによる被覆の製法である。
【0033】本発明を以下の実施例により詳説する:
【0034】
【実施例】1.ヒドロキシル基含有の非晶質ポリエステ
ルの製造法 酸成分およびアルコール成分をn−ブチルスズトリオク
トエート0.2質量%と混合し、かつ蒸留塔を備えた装
置中、窒素の存在下に撹拌しながら190℃まで加熱し
た。この温度を水分離の過程においてゆっくり230℃
まで高めた。理論量の水の量の約98%が留去された後
に、生成物を冷却し、かつOH価(mgKOH/gでの
OH価)および酸価(mgKOH/gでの酸価)を試験
した。
【0035】この方法により以下のポリエステルを製造
した: A1:IPS 100%、MEG 20%、CHDM
40%およびNPG40%から成る非晶質ポリエステ
ル、OH価 41mgKOH/g、酸化 0.5mgK
OH/g、Tg53℃ IPS:イソフタル酸、MEG:モノエチレングリコー
ル、CHDM:1,4−シクロヘキサンジメタノール、
NPG:ネオペンチルグリコール。
【0036】2.非晶質ウレタンアクリレートA1Uの
製造 ポリエステルA1(OH価41)260.0gを溶融
し、かつ120℃で少量ずつ強力に撹拌しながら、IP
DIとヒドロキシエタクリレート1:1の付加物83.
3g、IONOL CP 0.7gおよびDBTL
0.2gから成る混合物に添加した。約1時間撹拌した
後に、NCO含量は0.1%を下回り、かつ熱い反応混
合物をフラスコからシート上に注いだ。反応物が凝固
し、かつ冷却したら直ぐに、これを機械的に破砕し、か
つ粉砕した。この生成物のTgは45℃であった。
【0037】3.本発明によるポリマーおよび例1〜2
および比較試験Zの粉末塗料組成物の製造 非晶質ウレタンアクリレートA1U 100部を、BYK
361(レベリング剤、BYK Chemie)0.7部、Worlee Ad
d 900(脱気剤、Worlee-Chemie)1.0部およびEBECRY
L 170(カップリング剤、UCB)1部と混合した。破砕し
た使用物質を混和機中で完全に混和し、引き続き押出機
中で最大130℃までで均質化した。冷却後、押出物を
砕き、かつ比較試験の場合には冷却剤を添加し、本発明
による例の場合には冷却剤(液体窒素またはドライアイ
ス)を添加せずにピン型ミルを用いて、<100μmの
粒度に粉砕した。このように製造された粉末を静電粉末
噴霧ユニットを用いて60KVで、脱脂、場合により前
処理されたアルミニウム板およびMDF-板(平均の厚
みのファイバー・ボード)上に塗布した。次に、IR照
射下に溶融し、かつ電子ビーム(15MRad)により
硬化させた。
【0038】4.比較例Z 比較例Zのために、以下の調製物を使用した: UVECOAT 2100(UCB Chemicals) 300g UVECOAT 9010(UCB Chemicals) 86g IRGACURE 184(Ciba Specialty Chemicals) 8g RESIFLOW PV 5(Worlee-Chemie) 4g Worlee Add 900(Worlee-Chemie) 2g 試験値は、表1にまとめられている:
【0039】
【表1】
【0040】 1:冷却剤の添加なしの粉砕性 2:ケーニッヒによる硬度(DIN 53157) 3:エリクセン深度(DIN 53156) 4:格子切片(DIN 53153, ISO 2409) (スカラー0(付着損失なし)〜5(合計の付着損
失)) 本発明による実験1、2は、冷却剤を添加せずに粉砕可
能であり、さらに被覆において高度な硬さ、柔軟性およ
び優れた付着性を同時に示した。本発明によらない比較
例Zでは、粉末の粉砕性ならびに被覆の硬度が特に弱か
った。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09D 5/03 C09D 5/03 175/06 175/06 (72)発明者 エマヌイル シュピロー ドイツ連邦共和国 マール パストラーツ ヴェーク 19 Fターム(参考) 4J027 AG03 AG09 AG12 AG24 AG25 AG27 AG28 AJ06 CA34 CA36 CC03 CC06 CD08 4J034 BA03 BA08 CA02 DA01 DB03 DB04 DB07 DF16 DF20 DF21 DF22 FA01 FA02 FB01 FC01 FD01 HA01 HA07 HC03 HC22 HC34 HC35 HC46 HC52 HC53 HC61 HC64 HC71 HC73 RA07 4J038 DG111 DG211 DG271 DG281 DG291 MA02 MA13 PA02 PA17

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 I.少なくとも35℃のガラス転移温度
    および融点50〜120℃を有する非晶質ウレタンアク
    リレート少なくとも1種から成る結合剤;および II.助剤および添加剤を含有する放射線硬化性粉末塗
    料組成物。
  2. 【請求項2】 非晶質ウレタンアクリレートを、以下: I.1)35〜80℃のガラス転移温度を有するヒドロ
    キシル基含有の非晶質ポリエステル少なくとも1種、 I.2)ポリイソシアネート少なくとも1種、 I.3)少なくとも1個のアルコール基および少なくと
    も1個の重合可能なアクリレート基を有する化合物少な
    くとも1種の成分の反応により構成する、請求項1に記
    載の放射線硬化性粉末塗料組成物。
  3. 【請求項3】 ポリエステルI.1は、イソフタル酸、
    テレフタル酸、ヘキサヒドロテレフタル酸および1,4
    −シクロヘキサンジカルボン酸から選択されるモノマー
    ジカルボン酸少なくとも1種と、モノエチレングリコー
    ル、ブタンジオール、ヘキサンジオール、ネオペンチル
    グリコール、ジシドール、シクロヘキサンジメタノー
    ル、トリメチロールプロパンおよびグリセリンから選択
    されるモノマーポリオール少なくとも1種とから構成さ
    れる、請求項2に記載の放射線硬化性粉末塗料組成物。
  4. 【請求項4】 ポリイソシアネートI.2として、イソ
    ホロンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネ
    ート、トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、ジ
    シクロヘキシルメチルジイソシアネートまたは2,2,
    6−トリメチル−1,4−ジイソシアナトシクロヘキサ
    ン、ノルボルナンジイソシアネートを単独でまたは混合
    物の形で、またはこれらのジイソシアネートの二次生成
    物、例えばイソシアヌレート、アロファネートまたはビ
    ウレットを使用する、請求項2または3に記載の放射線
    硬化性粉末塗料組成物。
  5. 【請求項5】 成分I.3としてヒドロキシエチルアク
    リレートを使用する、請求項2から4までのいずれか1
    項に記載の放射線硬化性粉末塗料組成物。
  6. 【請求項6】 助剤および添加剤として、UV−開始
    剤、レベリング剤、光安定剤、脱気剤、顔料、充填剤、
    カップリング剤または他のアクリレート含有および/ま
    たはメタクリレート含有化合物を含有している、請求項
    1から5までのいずれか1項に記載の放射線硬化性粉末
    塗料組成物。
  7. 【請求項7】 I.少なくとも35℃のガラス転移温度
    および融点50〜120℃を有する非晶質ウレタンアク
    リレート少なくとも1種から成る結合剤;およびII.
    助剤および添加剤を含有する組成物の放射線硬化性粉末
    塗料組成物を製造するための使用。
  8. 【請求項8】 非晶質ウレタンアクリレートI.を、以
    下: I.1) 35〜80℃のTgを有するヒドロキシル基
    含有の非晶質ポリエステル少なくとも1種、 I.2) ポリイソシアネート少なくとも1種、 I.3) 少なくとも1個のアルコール基および少なく
    とも1個の重合可能なアクリレート基を有する化合物少
    なくとも1種の成分の反応により構成する、請求項7に
    記載の使用。
  9. 【請求項9】 ポリエステルI.1は、イソフタル酸、
    テレフタル酸、ヘキサヒドロテレフタル酸および1,4
    −シクロヘキサンジカルボン酸から選択されるモノマー
    ジカルボン酸少なくとも1種と、モノエチレングリコー
    ル、ブタンジオール、ヘキサンジオール、ネオペンチル
    グリコール、ジシドール、シクロヘキサンジメタノー
    ル、トリメチロールプロパンおよびグリセリンから選択
    されるモノマーポリオール少なくとも1種とから構成さ
    れている、請求項8に記載の使用。
  10. 【請求項10】 ポリイソシアネートI.2として、イ
    ソホロンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシア
    ネート、トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、
    ジシクロヘキシルメチルジイソシアネートまたは2,
    2,6−トリメチル−1,4−ジイソシアナトシクロヘ
    キサン、ノルボルナンジイソシアネートを単独でまたは
    混合物の形で、またはこれらのジイソシアネートの二次
    生成物、例えばイソシアヌレート、アロファネートまた
    はビウレットを使用する、請求項8または9に記載の使
    用。
  11. 【請求項11】 成分I.3としてヒドロキシエチルア
    クリレートを使用する、請求項8から10までのいずれ
    か1項に記載の使用。
  12. 【請求項12】 助剤および添加剤として、レベリング
    剤、光安定剤、脱気剤、顔料、充填剤、カップリング剤
    または他のアクリレート含有および/またはメタクリレ
    ート含有化合物を含有している、請求項7から11まで
    のいずれか1項に記載の使用。
  13. 【請求項13】 被覆を製造するための、請求項7から
    12までのいずれか1項に記載の放射線硬化性粉末塗料
    組成物の使用。
  14. 【請求項14】 光安定性および耐候性、柔軟性、硬質
    ならびに良好に付着する被覆を製造するための、請求項
    7から13までのいずれか1項に記載の放射線硬化性粉
    末塗料組成物の使用。
  15. 【請求項15】 加熱可能なニーダー、特に押出機中で
    120〜130℃の温度限界を維持することによる、 I.少なくとも35℃のガラス転移温度および融点50
    〜120℃を有する非晶質ウレタンアクリレート少なく
    とも1種から成る結合剤;および II.助剤および添加剤を含有する放射線硬化性粉末塗
    料組成物の製法。
  16. 【請求項16】 使用物質として、請求項2から6まで
    のいずれか1項に記載の化合物を使用する、請求項15
    に記載の方法。
  17. 【請求項17】 I.少なくとも35℃のガラス転移温
    度および融点50〜120℃を有する非晶質ウレタンア
    クリレート少なくとも1種から成る結合剤;および II.助剤および添加剤を含有する放射線硬化性粉末塗
    料組成物を使用することによる被覆の製法。
  18. 【請求項18】 出発成分として、請求項2から6まで
    のいずれか1項に記載の化合物を使用する、請求項17
    に記載の方法。
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