JP2003261807A - 安定化されたオルガノゾルを含む液体インク - Google Patents
安定化されたオルガノゾルを含む液体インクInfo
- Publication number
- JP2003261807A JP2003261807A JP2003002560A JP2003002560A JP2003261807A JP 2003261807 A JP2003261807 A JP 2003261807A JP 2003002560 A JP2003002560 A JP 2003002560A JP 2003002560 A JP2003002560 A JP 2003002560A JP 2003261807 A JP2003261807 A JP 2003261807A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- copolymer
- acid
- dispersant system
- base
- ink
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D11/00—Inks
- C09D11/02—Printing inks
- C09D11/023—Emulsion inks
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D11/00—Inks
- C09D11/02—Printing inks
- C09D11/10—Printing inks based on artificial resins
- C09D11/106—Printing inks based on artificial resins containing macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D11/00—Inks
- C09D11/02—Printing inks
- C09D11/03—Printing inks characterised by features other than the chemical nature of the binder
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D11/00—Inks
- C09D11/02—Printing inks
- C09D11/10—Printing inks based on artificial resins
- C09D11/106—Printing inks based on artificial resins containing macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
- C09D11/107—Printing inks based on artificial resins containing macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds from unsaturated acids or derivatives thereof
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D11/00—Inks
- C09D11/30—Inkjet printing inks
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G9/00—Developers
- G03G9/08—Developers with toner particles
- G03G9/12—Developers with toner particles in liquid developer mixtures
- G03G9/13—Developers with toner particles in liquid developer mixtures characterised by polymer components
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G9/00—Developers
- G03G9/08—Developers with toner particles
- G03G9/12—Developers with toner particles in liquid developer mixtures
- G03G9/13—Developers with toner particles in liquid developer mixtures characterised by polymer components
- G03G9/133—Graft-or block polymers
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Liquid Developers In Electrophotography (AREA)
- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
Abstract
を提供する。 【解決手段】 a)カウリブタノール数値が30以下の
キャリア液体と,b)キャリア液体に不溶性の熱可塑性
(コ)ポリマコアに共有結合される(コ)ポリマ立体安
定剤を含み,酸性基又は塩基性基を有する重合性有機化
合物から誘導されたグラフトコポリマと,c)アミン基
又は酸性基を各々有していて酸−塩基コポリマ−分散剤
システム又は塩基−酸コポリマ−分散剤システムを形成
し,塩基−酸コポリマ−分散剤システムでアミン基と酸
性基間のモル比が0.3:1〜1.5:1であり,酸−
塩基コポリマー−分散剤システムで酸性基とアミン基と
のモル比が0.3:1〜1.5:1である分散剤と,
d)酸−塩基コポリマ−分散剤システムを使用する場合
には正電荷ディレクターを,塩基−酸コポリマ−分散剤
システムを使用する場合には負電荷ディレクターを含
む。
Description
ー,少なくとも1つの酸性基又は少なくとも1つの塩基
性基を有しているグラフトコポリマーと,少なくとも1
つの塩基性基又は少なくとも1つの酸性基を有する分散
剤を含む液体インク組成物に関し,さらに詳細には,イ
ンク転写工程,イオノグラフ,エレクトログラフ及び電
子写真カラー印刷及びプルーフィング(proofin
g)工程を含む画像形成工程に使用されて分散安定性及
び電荷形成能力が改善された液体インクに関する。
ブルジェット(登録商標),インクジェット,彫刻凹版
印刷,輪転グラビア印刷,エレクトログラフィ及び電子
写真プリンティングなどの画像形成及び印刷工程で広く
使用されている。最終的なインク組成物が実質的に異な
るとしても,液体インク用顔料分散液として要求される
全ての特性は各工程では大部分同一に望まれる特性であ
る。例えば,せん断変形条件及び高電圧電界下で使用さ
れない顔料分散液の安定性は,液体インクの最終的な用
途に関係なく重要に考慮しなければならない。安定性が
改善された顔料分散液の開発によってインク組成をさら
に自由に構成でき,これを利用して印刷工程の効率を向
上させて,廃棄物量を減少させるための研究が続けられ
ている。なお,ここで液体インクとは,写真複写器,レ
ーザープリンタ,ファクシミリなどの装置を含む電子写
真分野で使用される液体トナー又は現像液をいう。
体を画像パターン方向に沿って光を照射して露光するこ
とによって,帯電された光導電体上に静電潜像を形成す
る段階,光導電体を液体インクと接触してイメージを現
像する段階及び最後にイメージを受容体に転写する段階
を含む。最終的な転写段階は光導電体から直接的に,又
は中間輸送体を通じて間接的に形成する。現像された画
像は通常熱及び/又は圧力を加えて画像を受容体に永久
的に定着(fuse)させる。
帯電粒子を分散させるためのキャリアの役割をする絶縁
性液体を含む。ここで,前記トナー粒子は,通常,少な
くとも着色剤(例えば,顔料又は染料)及びポリマーバ
インダーよりなる。
l agent)は,液体現像液成分であってトナー粒
子の電荷の極性及び大きさを好適に調節する。液体イン
クは2種に分類される。便宜上,これは通常の液体イン
クとオルガノゾルインクとに分類される。
液体インクを得にくいという問題点がある。それで,分
散安定性に優れた液体インク組成物に関する開発の必要
性が高まっている。
成能力を重要に考慮しなければならない。液体インクは
電界下で十分な量の電荷が感光体の画像形成領域に移動
し,その上部に塗布されるように電荷形成能力が優秀な
ものが好ましい。液体インクの電荷形成能力は伝導度及
び移動度によって評価され,液体インクは一般にインク
伝導度及びインク移動度が優秀なものが好ましい。
許文献1)は,本特許で参照として統合され,液体イン
クの製造時に熱硬化性プラスチゾル分散液組成物を用い
る内容を開示している。
成物を用いて形成された液体インクは分散安定性と電荷
形成能力面で満足できるほどのレベルには至らなかっ
た。
と電荷形成能力とが改善された液体インクを提供するこ
とである。
め,本発明の第1の観点においては,a)カウリ−ブタ
ノール数値が30以下のキャリア液体と,b)前記キャ
リア液体に不溶性の熱可塑性(コ)ポリマーコアに共有
結合されている(コ)ポリマー立体安定剤を含み,少な
くとも1つの酸性基又は少なくとも1つの塩基性基を有
する少なくとも1つの重合性有機化合物から誘導された
グラフトコポリマーと,c)少なくとも1つのアミン基
又は少なくとも1つの酸性基を各々有していて酸−塩基
コポリマー−分散剤システム又は塩基−酸コポリマー−
分散剤システムを形成し,前記塩基−酸コポリマー−分
散剤システムで前記アミン基と酸性基間のモル比が0.
3:1〜1.5:1であり,前記酸−塩基コポリマー−
分散剤システムで酸性基とアミン基とのモル比が0.
3:1〜1.5:1である分散剤と,d)正電荷ディレ
クターと,を含む液体インクを含む。
分散剤システムと称し,前記第2システムは塩基−酸コ
ポリマー−分散剤システムと称する。名称における順序
は,物質の各順序上の酸又は塩基性基の存在を示す(例
えば,酸−塩基はコポリマー−分散剤システムで酸コポ
リマーと塩基分散剤とを示す)。塩基−酸システムにお
けるアミン基と酸性基のモル比は0.3:1〜1.5:
1であり,酸−塩基システムにおける酸性基とアミン基
のモル比とは0.3:1〜1.5:1である。
印刷に主に使われる。しかし,このような液体トナー
が,このような用途にのみ限って使われることではな
く,高速印刷プレス,フォトコピー装置,マイクロフィ
ルム再生装置,ファクシミリ印刷,インクジェットプリ
ンタ,装置記録装置のようなその他の画像形成工程,印
刷工程又はインク転写工程に適用可能である。
する。
が30以下のキャリア液体と,b) 前記キャリア液体
に不溶性の熱可塑性(コ)ポリマーコアに共有結合され
ている(コ)ポリマー立体安定剤を含むグラフトコポリ
マーと,c) グラフトコポリマーが少なくても1つの
酸性基を有している場合には少なくとも1つのアミン基
を有している分散剤及びグラフトコポリマーが少なくて
も1つの塩基性基を有している場合には少なくとも1つ
の酸性基を有している分散剤と,d) 正電荷ディレク
ターと,を含む。
ランス(balencing ofreactive
capability)は酸−塩基反応性コポリマー分
散剤システムと称される。前記酸−塩基システムは2種
に分けられる。第1のシステムは,酸−塩基コポリマー
−分散剤システムであり,第2のシステムは塩基−酸コ
ポリマー−分散剤システムである。名称において順序は
物質の各順序上の酸又は塩基性基の存在を示す(例え
ば,酸−塩基はコポリマー−分散剤システムにおいて酸
コポリマーと塩基分散剤とを意味する)。塩基−酸シス
テムにおいてアミン基と酸性基間のモル比は0.3:1
〜1.5:1であり,酸−塩基システムで,酸性基とア
ミン基間のモル比は0.3:1〜1.5:1である。
(KB)数値が30以下の液体に分散された着色剤,電
荷調節剤及び結合剤を含む。”カウリ−ブタノール”は
ASTMテスト法D1133−54Tを引用する。前記
KB数値は標準溶液のカウリ樹脂の1−ブタノール溶液
での炭化水素希釈液の付加許容度を測定するものであっ
て,標準カウリ−1−ブタノール溶液20gに付加され
て所定の混濁度が得られる25℃での溶媒の体積(m
l)として現れる。
トルエンのKB数値は105であり,ヘプタン75%及
びトルエン25%よりなる混合物のKB数値は40であ
る。
た多様な物質から選択されるが,カウリブタノール数値
が30以下であるものを使用することが好ましい。キャ
リア液体は一般に親油性であって,様々な条件下で化学
的に安定していて絶縁性を有する。ここで,”絶縁性を
有する液体”とは,低誘電定数と高い電気的抵抗率を有
する液体を意味する。好ましくは,このような液体は,
誘電定数が5以下,より好ましくは3以下であり,最も
好ましくは1〜3である。この際,キャリア液体の電気
的抵抗率は109Ω−cm以上であり,より好ましくは
1010Ω−cm以上,最も好ましくは1010〜10
16Ω−cmである。
粘性がなくて現像時に帯電粒子を移動させ,不揮発性も
有していて貯蔵された現像剤よりキャリア液体が蒸発さ
れることによる損失を最小化させうる。また,キャリア
液体は液体電子写真工程で使われる物質又は装置,特に
感光体及びその離型表面に対して化学的に不活性状態を
保たなければならない。
肪族炭化水素(n−ペンタン,ヘキサン,ヘプタン
等),脂環族炭化水素(シクロペンタン,シクロヘキサ
ン等),芳香族炭化水素(ベンゼン,トルエン,キシレ
ン等),ハロゲン化された炭化水素溶媒(塩素化された
アルカン類,フッ素化されたアルカン類,クロロフルオ
ロカーボン類等),シリコンオイル類及びこれら混合物
を挙げられる。キャリア流体としては,特に商品名イソ
パルG(Isopar G),イソパルH,イソパル
K,イソパルL,イソパルM及びイソパルV(Exxo
n Corporation,NJ)のような分枝型パ
ラフィン溶媒混合物であることが望ましく,最も好まし
いキャリア流体としては,商品名ノルパル12,ノルパ
ル13及びノルパル15(Exxon Corpora
tion,NJ)などの脂肪族炭化水素溶媒混合物を挙
げられる。
ある。
強く相互作用可能な酸性基又は塩基性基を含まなければ
ならない。また,反対の酸性又は塩基性を有する分散剤
を結合剤に付加して分散安定性及び電荷形成能力が相当
改善される。例えば,もし金属カルボキシレートのよう
な正電荷ディレクターが使われる場合には酸性基を有す
るオルガノゾル結合剤と塩基性基を有する分散液とが使
われて分散安定性と電荷形成能力とが改善される。一
方,もし負電荷ディレクターが使われる場合には,塩基
性基を含むオルガノゾル結合剤と酸性基を有する分散液
とが使われて分散安定性と電荷形成能力とが改善され
る。
前記両側性コポリマーは不溶性熱可塑性(コ)ポリマー
コアに共有結合された溶解性又は最小限の不溶性を有す
る(marginally insoluble)高分
子量(コ)ポリマー立体安定剤を含む。
明の実施が請求範囲として可能になるとしても,出願人
は発明の実施動作理論によって限定されてはならない。
本願発明の潜在的な利点としては,(グラフトコポリマ
ーと分散剤間に一般的に存在するあまり強くないファン
デルワールス力に対してグラフトコポリマーと分散剤と
のイオン結合の存在による)液体インク分散液の改善さ
れた安定性と,(グラフトコポリマー,分散剤及び電荷
ディレクター間のイオン結合の存在による)液体インク
の改善された電荷安定性を挙げられる。アミン及び酸官
能基が存在すれば,グラフトコポリマーと分散剤,電荷
ディレクター及び顔料との相互作用を改善してインク安
定性及び温度安定性を改善する。アミン及び酸官能基が
存在すれば,印刷画像と高分子及びセルロース(例え
ば,ペーパー)基板の相互作用を改善して印刷画像の耐
久性を改善して画像を基板に定着するのに要求される温
度を下げる。
ア液体のカウリ−ブタノール数値及びヒルデブランド溶
解度変数を示し,表2は一般のモノマーのヒルデブラン
ド溶解度変数とガラス遷移温度とを示すものである。
法(Small’s GroupContributi
on Method)(Small,P.A.,Jou
rnal of Applied Chemistry
3p.71(1953))を利用して計算し,ポリマ
ーハンドブック((3rd ed.,J.Brandr
uo E.H.Immergut,Eds.,John
Wiley,NY,pp.VII/525(198
9))のグループ寄与法を利用する。* ポリマーハン
ドブック(3rd ed.,J.Brandruo
E.H.Immergut,Eds.,John Wi
ley,NY,pp.VII/209−277(198
9))。
ト安定剤のヒルデブランド溶解度変数をキャリア流体の
それと近接して対等に選択して安定剤がキャリア溶媒に
溶解されて十分に溶媒化されるように選択される。グラ
フト安定剤としてはキャリア液体対比ヒルデブランド溶
解度変数差が3.0MPa1/2以下,特に1.0〜
3.0MPa1/2の重合性化合物であればいずれも使
用可能である。また,もしキャリア液体対比安定剤の有
効ヒルデブランド溶解度変数差が3.0MPa1 /2以
下であれば,キャリア流体対ヒルデブランド溶解度変数
差が3.0MPa 1/2を超過する重合性化合物はコポ
リマーグラフト安定剤の形成時に利用される。
とのヒルデブランド溶解度変数の絶対値差は2.6MP
a1/2以下,特に2.0〜2.6MPa1/2である
ことが特に好ましい。
A)及びオクタデシルアクリレート(ODA)のような
C6−C30アクリレート及びメタクリレートから誘導
されたグラフト安定剤は,炭化水素キャリアに非常によ
く溶解されるが,その理由は,上記グラフト安定剤構成
物質のヒルデブランド溶解度変数が炭化水素キャリアの
それとその値が類似しているからである。
アクリル酸エステル及びメタクリル酸エステルの非制限
的な例として,ヘキシルアクリレート,2−エチルヘキ
シルアクリレート,デシルアクリレート,ドデシル(ラ
ウリル)アクリレート,オクタデシル(ステアリル)ア
クリレート,ベヘニルアクリレート,ヘキシルメタクリ
レート,2−エチルヘキシル(メタクリレート),デシ
ルアクリレート,ドデシル(ラウリル)メタクリレー
ト,オクタデシル(ステアリル)メタクリレート,イソ
ボルニルアクリレート,イソボルニルアクリレート及び
前述した溶解度変数必須条件を満足する他のアクリレー
ト及びメタクリレートがある。
にグラフトされている)に化学的に結合されているか,
又はコア表面に吸着して樹脂コアに物理的に結合された
必須領域に残留する。当該技術分野の当業者に公知され
た多くの反応は,フリーラジカル重合時に溶解性ポリマ
ー安定剤をオルガノゾルコアにグラフトするのに効果的
である。
リーラジカルのランダムグラフティング;サイクリック
エーテル,エステル,アミド又はアセタルの開環重合;
エポキシ化反応;不飽和性末端グループを有するヒドロ
キシ又はアミノ鎖移動剤の反応;エステル化反応(即
ち,グリシジルメタクリレートはメタクリル酸と反応し
て三次アミン触媒下のエステル反応を進行する)及び縮
合反応又は重合反応を含む。
000〜1,000,000ダルトン(Da)であるこ
とが望ましく,より好ましくは100,000〜50
0,000Da,最も好ましくは100,000〜30
0,000Daである。グラフト安定剤の重量平均分子
量が上記範囲を外れる場合には,グラフト安定剤が部分
的に溶解可能な領域を外れて安定剤の役割を果たせなく
てインク粒子形成が正常にならないことによってインク
粒子の分散性及び安定性が不良になるため好ましくな
い。
ナーの画像形成及び転写性能に影響を及ぼす。一般にグ
ラフト安定剤の多分散性(重量平均分子量と数平均分子
量の比率)は15以下,特に1〜15,より好ましくは
2〜5以下,最も好ましくは2〜2.5であることが好
ましい。
いる。グラフティングサイトは,フリーラジカル重合時
にグラフト安定剤にヒドロキシ基を導入し,後続のノン
フリーラジカル反応段階でこのようなヒドロキシ基の全
て又は一部をエチレン不飽和性脂肪族イソシアネート
(例:メタ−イソプロピルジメチルベンジルイソシアネ
ート(meta−isopropyldimethyl
benzyl isocyanate:[TMI])又
は2−シアナトエチルメタクリレート(2−cyana
toethylmethacrylate:[IE
M])と触媒下で反応させてポリウレタン結合が形成さ
れる。それから,グラフト安定剤は後続のフリーラジカ
ル重合段階中にグラフティングサイトの不飽和ビニルグ
ループとエチレン不飽和性コアモノマー(例:ビニルエ
ステル,特に炭素数7以下のアクリル酸及びメタクリル
酸エステル又はビニルアセテート;スチレンのようなビ
ニル系芳香族化合物;アクリロニトリル;n−ビニルピ
ロリドン;ビニルクロライド及びビニリデンクロライ
ド)間の反応を通じて初期の不溶性アクリル酸(コ)ポ
リマーコアに共有結合されている。
マー安定剤をグラフティングさせる時に効果的な方法
は,当業者に公知のものである。例えば,他のグラフテ
ィングプロトコールは文献,有機媒体でのバレット分散
液重合(K.E.J.Barrett,ed.,Joh
n Wiley:New York,1975,sec
tion 3.7−3.8,pp79−106)に記述
されている。ポリマー安定剤をコアにグラフティングす
るのに特に有用な方法はアンカーグループを利用する方
法である。
体安定剤の溶解成分との共有結合を提供する。
ノマーとしては,アルケニルアズラクトンコモノマー
と,2−ヒドロキシエチルメタクリレート,3−ヒドロ
キシプロピルメタクリレート,2−ヒドロキシエチルア
クリレート,ペンタエリトリトールトリアクリレート,
4−ヒドロキシブチルビニルエーテル,9−オクタデセ
ン−1−オル,シンナミルアルコール,アリルメルカプ
タン,メタアリルアミンのようなヒドロキシ,アミノ又
はメルカプタングループを含む不飽和性親核体間の付加
物及び下記構造式を有する2−アルケニル−4,4−ジ
アルキルアズラクトンのようなアズラクトン類が適切で
ある。
のアルキル基,好ましくはC1のアルキル基であり,R
2及びR3は互いに独立的にC1−C8の低級アルキル
基,好ましくはC1−C4のアルキル基である。
カニズムは,エチレン不飽和性イソシアネート(例:ジ
メチル−m−イソプロペニルベンジルイソシアネート
(American Cyanamid社)をグラフト
安定剤前駆体に以前に導入したヒドロキシ基に(例え
ば,ヒドロキシエチルメタクリレートの使用によって)
グラフティングすることによってなる。
反応によってインサイチュでなる。不溶性樹脂コアの組
成物は優先的に調節されて樹脂コアが低いガラス遷移温
度(Tg)を示し,主成分として樹脂を含むインク組成
物を形成することによってコアTg以上の温度,好まし
くは23℃又はこれより高温で実施される印刷又は画像
形成工程時に迅速なフィルム形成(迅速な自己固定)が
なされるように調節される。迅速な自己固定は印刷欠点
(例えば,汚染,後縁テーリング(trailing−
edge tailing))と高速印刷時の不完全な
転写を予防する。
物の非制限的な例としては,メチルアクリレート,エチ
ルアクリレート,ブチルアクリレート,メチルメタクリ
レート,エチルメタクリレート,ブチルメタクリレー
ト,他のアクリレート系及びメタクリレートがあり,特
にメチルメタクリレート又はエチルアクリレートが最も
好ましい。
は,オルガノゾル粒子は着色剤顔料粒子と強く相互作用
する能力を有さなければならない。オルガノゾル粒子は
顔料表面に化学的に結合するか,又は物理的に吸着可能
な成分を含まなければならない。アミン基又は酸性基を
含むオルガノゾルはオルガノゾルと顔料間の相互作用を
増進させてインク分散液を安定化させる。このようなオ
ルガノゾルは酸又はアミン基を含む重合性有機化合物を
熱可塑性(コ)ポリマーコア又は(コ)ポリマー立体安
定剤形成用の他の通常のモノマーと共重合させることに
よって前記重合性有機化合物を熱可塑性(コ)ポリマー
コア又は(コ)ポリマー立体安定済のうち何れか1つに
導入して製造される。
機化合物の非制限的な例として,4−ビニルベンゾ酸,
フマル酸,けい皮酸,ソルビン酸,メサコン酸,マレイ
ン酸,グルタコン酸,シトラコン酸,イタコン酸,イン
デン−3−カルボン酸,アクリル酸,メタクリル酸,ク
ロトン酸,2−メタクロイルオキシエチルヒドロゲンフ
タレート,4−メタクリルアミドベンゾ酸,モノ−(2
−メタクロイルオキシエチル)−スクシン酸,2−メチ
ル−ペンテン酸のようなα,β−不飽和アルケノン酸を
挙げられる。少なくとも1つの酸性基を有する重合性有
機化合物はアクリル酸及びメタクリル酸であることが好
ましい。
有機化合物の非制限的な例として,N,N−ジメチルア
ミノエチル(メタ)アクリレート,N,N−ジエチルア
ミノエチル(メタ)アクリレート,N,N−ジブチルア
ミノエチル(メタ)アクリレート,N,N−ヒドロキシ
エチルアミノ(メタ)アクリレート,N−ベンジル−N
−エチルアミノ(メタ)アクリレート,N,N−ジベン
ジルアミノエチル(メタ)アクリレート,N−オクチ
ル,N,N−ジヘキシルアミノエチル(メタ)アクリレ
ートのような脂肪族アミノラジカルを有する(メタ)ア
クリレート系;N−ビニルイミダゾール,N−ビニルイ
ンダゾール,N−ビニルテトラゾール,2−ビニルピリ
ジン,4−ビニルピリジン,2−メチル−5−ビニルピ
リジン,2−ビニルキノリン,4−ビニルキノリン,2
−ビニルピラジン,2−ビニルオキサゾール,2−ビニ
ルベンゾオキサゾールのような窒素含有複素環ビニルモ
ノマー;N−ビニルピロリドン,N−ビニルピぺリド
ン,N−ビニルオキサゾリドンのようなN−ビニル置換
された環類似アミドモノマー;N−メチルアクリルアミ
ド,N−オクチルアクリルアミド,N−フェニルメタク
リルアミド,N−シクロヘキシルアクリルアミド,N−
フェニルエチルアクリルアミド,N−p−メトキシ−フ
ェニルアクリルアミド,アクリルアミド,N,N−ジメ
チルアクリルアミド,N,N−ジブチルアクリルアミ
ド,N−メチル,N−フェニルアクリルアミド,ピペリ
ジンアクリレート,モルホリンアクリレートのような
(メタ)アクリレート系;ジメチルアミノスチレン,ジ
エチルアミノスチレン,ジエチルアミノメチルスチレ
ン,ジオクチルアミノスチレンのようなアミノラジカル
を含む芳香族置換されたエチレンモノマー;ビニル−N
−エチル−N−フェニルアミノエチルエーテル,ビニル
−N−ブチル−N−フェニルアミノエチルエーテル,ト
リエタノールアミンジビニルエーテル,ビニルジフェニ
ルアミノエチルエーテル,ビニルピロリジルアミノエー
テル,ビニル−ベータ−モルホリノエチルエーテル,N
−ビニルヒドロキシエチルベンズアミド,m−アミノフ
ェニルビニルエーテルのような窒素含有ビニルエーテル
モノマーがある。少なくとも1つのアミン基を有する重
合性有機化合物は,N,N−ジメチルアミノエチル(メ
タ)アクリレート又はN,N−ジエチルアミノエチル
(メタ)アクリレートであることが好ましい。
共に使われうるが,このようなポリマーの具体例として
は,メラミン及びメラミンホルムアルデヒド樹脂,フェ
ノールホルムアルデヒド樹脂,エポキシ樹脂,ポリエス
テル樹脂,スチレン及びスチレン/アクリル酸コポリマ
ー,ビニルアセテート及びビニルアセテート/アクリル
酸コポリマー,アクリル酸及びメタクリル酸エステル,
セルロースアセテート及びセルロースアセテート−ブチ
レートコポリマー及びポリ(ビニルブチラル)コポリマ
ーがある。
1:1〜15:1であり,好ましくは2:1〜10:1
であり,最も好ましくは4:1〜8:1である。コア/
シェル比率が上記範囲を外れる場合には好ましくない効
果が得られる。例えば,コア/シェル比率が15を超え
れば,オルガノゾルを立体的に安定化させるためのグラ
フト安定剤が不十分でオルガノゾルが凝集されず,もし
コア/シェル比率が1未満であれば重合反応の推進力が
不十分でシェルが安定したオルガノゾル分散液ではない
別の微粒子相が形成されたコポリマー溶液が形成され
る。
の画像形成過程,乾燥過程及び転写過程に影響を及ぼ
す。好ましくは,オルガノゾルの一次粒子サイズ(動的
光散乱法によって決定される)は0.05〜5.0μm
であり,より好ましくは0.15〜1μmであり,最も
好ましくは0.20〜0.50μmである。
ズを縮めるのに多様な方法が使われる。このような方法
の例として,高せん断均質化,ボールミル,磨碎器ミー
リング,高エネルギービード(サンド)ミーリング又は
当該技術分野で知らされた他の手段を用いた方法があ
る。
クは熱可塑性オルガノゾル樹脂に含まれている着色剤を
含む。
着色剤であればいずれも有用であり,染料,ステイン,
顔料などの物質を含む。
顔料は,名目上キャリア液体に不溶性で反応性を有して
はならず,静電気的潜像を可視化させるのに有用で効果
的である。このような着色剤の非制限的な例としては,
フタロシアニンブルー(C.I.Pigment Bl
ue 15:1,15:2,15:3及び15:4),
モノアリリドイエロー(C.I.Pigment Ye
llow 1,3,65,73及び74),ジアリリド
イエロー(C.I.Pigment Yellow 1
2,13,14,17及び83),アリルアミド(Ha
nsa)イエロー(C.I.Pigment Yell
ow 10,97,138及び111),アゾレッド
(C.I.Pigment Red 3,17,22,
23,38,48:1,48:2,52:1,81,8
1.4及び179),キナクリドンマゼンタ(C.I.
Pigment Red 122,202及び20
9),微分化されたカーボン(Cabot Monar
ch 120,Cabot Regal 300R,C
abot Regal 350R,Vulcan X7
2)のようなブラック顔料がある。
1:1〜20:1であり,好ましくは3:1〜10:1
であり,最も好ましくは5:1〜8:1である。
に総液体現像液組成物を基準として0.5〜70重量%
であり,好ましくは1〜25重量%であり,最も好まし
くは2〜12重量%である。
インクに導入して作る。分散剤はトナー粒子とキャリア
液体とに対して親和力に優れたポリマーである。分散剤
はキャリア液体内で完全に,又は部分的に溶解された
り,又はキャリア液体内でスエリングされる。
が,ポリオレフィン,ポリビニルアルコール,ポリビニ
ルメチルエーテル,ポリビニルエチルエーテル,ポリエ
チレンオキシド,ゼラチン,メチルセルロース,メチル
ヒドロキシプロピルセルロース,エチルセルロース,カ
ルボキシメチルセルロースのソジウム塩,デンプン,少
なくとも1つの酸性基を有するポリマー及び少なくとも
1つのアミン基を有するポリマーを挙げられる。前記分
散剤は特に少なくとも1つの酸性基を有するポリマー
と,少なくとも1つのアミン基を有するポリマーである
ことが好ましい。
剤の非制限的な例として,ポリアクリル酸及びその炭化
水素溶解性コポリマーと,ポリメタクリル酸及びその炭
化水素溶解性コポリマーと,ポリスチレンスルホン酸及
びその炭化水素溶解性コポリマーと,ポリビニルスルホ
ン酸及びその炭化水素溶解性コポリマーと,スチレン/
マレイン酸コポリマー及びその炭化水素溶解性誘導体
と,ビニルメチルエーテル/マレイン酸コポリマー及び
その炭化水素溶解性誘導体がある。
ないが,重量平均分子量が1,000〜100,000
であることが好ましい。好ましい酸ポリマー分散剤とし
てはアクリル酸,メタクリル酸又はその組合わせ物を含
む炭化水素溶解性コポリマー(例えば,ソルスパルス2
8,000)を挙げられる。
の非制限的な例としては,ポリビニルピロリドン,ポリ
アミン,ポリエチレンイミン,アミン基含有ポリ(メ
タ)アクリレート,アミン基含有アルキル(メタ)アク
リレートと(メタ)アクリレートのコポリマー及びこれ
らの炭化水素溶解性誘導体がある。本発明の好ましい分
散剤としてはジメチルアミノエチルメタクリレートのよ
うな三級アミンモノマーから誘導された炭化水素溶解性
コポリマーである。(例えば,商品名ソルスパース13
940(Solsperse 13940)(Aver
cia Pigments and Additive
s Group,Charlotte,NC)及び商品
名ディスパバイク116(Disperbyk 11
6)(BykChemie−USA Inc.Wall
ingford))。
量でキャリア液体に付加されて分散性を改善させ,分散
剤の付加によってキャリア液体の粘度が上昇することを
抑制する。分散剤の含量は特に0.1−10重量%であ
ることがさらに好ましい。
うな固体成分の総含量は液体現像剤の総重量に対して1
−90重量%であることが好ましい。現像時に液体現像
剤の総含量を減らして取扱いやすくするために固体成分
の含量を2−50重量%の範囲にすることがさらに好ま
しい。
調節剤を導入して製造しうる。電荷調節剤,いわゆる電
荷ディレクターはトナー粒子に改善された電荷極性,即
ち,より均一な電荷極性を提供する。電荷ディレクター
は,電荷ディレクターとトナー粒子とを化学的に反応さ
せる方法,トナー粒子(樹脂又は顔料)上に電荷ディレ
クターを化学的又は物理的に吸着させる方法,又は電荷
ディレクターをトナー粒子に導入された作用基にキレー
トする方法のような多様な方法によってトナー粒子に導
入される。電荷ディレクターをトナー粒子に導入する方
法としては,特に作用基を用いて結合させてグラフト安
定剤を作る方法が好ましい。電荷ディレクターはトナー
粒子上に所定極性の電荷を与える役割をする。
ィレクターは,当該技術分野での通常の正電荷ディレク
ターと負電荷ディレクターであれば全て使用できる。
カウンターイオンとして有機陰イオンよりなる有機酸金
属塩である。
Ca(II),Mn(II),Zn(II),Zr(I
V),Cu(II),Al(III),Cr(II
I),Fe(II),Fe(III),Sb(II
I),Bi(III),Co(II),La(II
I),Pb(II),Mg(II),Mo(III),
Ni(II),Ag(I),Sr(II),Sn(I
V),V(V),Y(III),Ti(IV)などが適
当であり,前記有機陰イオンとしては脂肪族又は芳香族
カルボキシル酸又はスルホン酸から誘導されたカルボキ
シレート又はスルホネートがあり,特にステアル酸,ベ
ヘン酸(behenic acid),ネオデカン酸
(neodecanoic acid),ジイソプロピ
ルサリシル酸,アビエチン酸(abietic aci
d),ナフテン酸,オクタノン酸(octanoica
cid),ラウリン酸(lauric acid),タ
リン酸(tallic acid)のような脂肪族脂肪
酸が好ましい。
は,本特許において参照として統合された米国特許3,
411,936号公報に記述された金属カルボキシレー
ト(石鹸)があり,これは少なくとも炭素数6−7の脂
肪酸のアルカリ土金属及び重金属塩,ナフテン酸含有輪
脂肪族酸,より好ましくはジルコニウム及びアルミニウ
ムの多価金属石鹸であり,さらに好ましくはジルコニウ
ムオクタノエート(zirconium octona
te)(Zirconium HEX−CEM,Moo
ney Chemicals社 Cleveland,
Ohio)である。
が使用される。負電荷ディレクターの具体例としては,
窒素含有モノマーを有する高分子又はコポリマー,4級
アンモニウムブロックコポリマー,レシチン,塩基性バ
リウムペトロネート(basic barium pe
tronate),塩基性カルシウムペトロネート,塩
基性ソジウムペトロネートのような塩基性金属ペトロネ
ート類,金属ナフテネート(metal naphth
enate)化合物及びポリイソブチレンスクシンイミ
ド(polyisobutylene succini
mde)(商品名:OLOA 1200,Chevro
n Oronite CompanyLLC,Hous
ton,TX)がある。
脂肪族アミノグループを有している(メタ)アクリレー
ト系,窒素含有ヘテロ環を有しているビニルモノマー
系,N−ビニル置換基を有する環アミドモノマー,(メ
タ)アクリルアミド系,窒素含有グループを有する芳香
族置換されたエチレン性モノマー又は窒素含有ビニルエ
ーテルモノマーがある。キャリア液体に溶解されてヘキ
シル(メタ)アクリレート,シクロヘキシル(メタ)ア
クリレート,2−エチルヘキシル(メタ)アクリレー
ト,オクチル(メタ)アクリレート,ノニル(メタ)ア
クリレート,デシル(メタ)アクリレート,ドデシル
(メタ)アクリレート,ラウリル(メタ)アクリレー
ト,ステアリル(メタ)アクリレート,ビニルラウリレ
ート,ビニルステアレート,ベンジル(メタ)アクリレ
ート及びフェニル(メタ)アクリレートのようなモノマ
ーを含むコポリマーであることが特に好ましい。負電荷
ディレクターは,特にレシチン,塩基性金属ペトロネー
ト及びポリイソブチレンスクシンイミドであることが好
ましい。
ィレクションレベルは,グラフト安定剤とオルガノゾル
の分子量,オルガノゾルの粒子サイズ,グラフト安定剤
のコア/シェル比率,トナー製造用顔料,オルガノゾル
と顔料との比率を含む多様な因子によって変わる。ま
た,好ましい電荷ディレクションレベルは,電子写真画
像形成過程の本質,特に,現像ハードウェア及び感光性
要素の設計によって変わる。しかし,当業者ならばリス
トされた変数に基づいた電荷ディレクションのレベルを
調節し,それぞれの用途で所望の結果が得られる。
荷ディレクター及び着色剤を含む液体トナーは多様な方
法によって製造される。本発明によれば,酸基を有し,
酸値が30〜150mgKOH/gであるプラスチゾ
ル,アミン基を有し,前記アミン基と酸基との混合モル
比が0.3:1〜1.5:1である分散剤及び有機酸金
属塩電荷ディレクターを含む正電荷液体トナーが予想し
なかった分散安定性と電荷形成能力とを示すということ
が分かった。さらに,アミン基を有しているオルガノゾ
ル,酸性基を有しており,酸性基とアミン基とのモル比
が0.3:1〜1.5:1である分散剤及び窒素含有電
荷ディレクターを含むネガティブ液体トナーが予想して
いない分散安定性と電荷形成能力とを表す。
dustial Standard)K0070法によ
って測定される。特に分散剤高分子をジエチルエーテル
と,99.5%のエタノールとイソプロピルアルコール
のうち何れか1つの1:1又は2:1混合溶液に溶解さ
せた後,ここにフェノールフタレインを指示子として付
加する。その後,0.1M(mol/liter)水酸
化カリウムのエタノール溶液を用いて滴定を実施する。
酸値が各々5未満,5以上,15未満,15以上及び3
0未満,30以上,100未満及び100以上である場
合,試料として分散剤高分子の含量は各々20g,10
g,5g,2g及び1gである。酸値は前記滴定と下記
数学式1を用いて計算される。
/liter水酸化カルシウムのエタノール溶液の含量
(ml)を示し,Fは0.1mol/liter水酸化
カルシウムのエタノール溶液の係数(factor)を
示し,Sは試料の重量(g)を示す。
て測定される。特にアセト酸500mlとアセト酸無水
物30mlとをあらかじめ混合させて得た溶液に過塩素
酸8.5mlを付加した後,これを混合する。また,前
記混合物にアセト酸を付加して総含量を1000mlに
する。前記混合物を一日間放置して滴定溶液を準備す
る。塩基性窒素2−3mmolに対応して試料にo−ニ
トロトルエン900mlとアセト酸200mlとの混合
物溶液100mlを付加した後,これを溶解させる。そ
の後,前記混合物にクリスタルバイオレット(Crys
tal Violet)のアセト酸溶液0.1g/10
0mlの幾滴かを付加する。その後,青色が緑色に変わ
り始めるまで前述した過塩素酸を用いて滴定を実施す
る。アミン値は前述した滴定と下記数式2によって計算
される。
l/liter過塩素酸溶液の含量(ml)を示し,V
4はブランクテストに必要な0.1mol/liter
過塩素酸溶液の含量(ml)を示し,Fは0.1mol
/liter過塩素酸溶液の係数を示し,Mは試料の重
量(g)を示す。
子写真画像の現像時トナーの効率性の測定基準としてよ
く確立されていた。ここで伝導度の範囲は1.0×10
−1 1〜10.0×10−10mho/cmであること
が有用である。
ナー粒子上に電荷が非効率的に群集されていることを意
味し,これは現像時に電流密度とトナーとの相互関係が
小さいことから分かる。そして,液体トナーの伝導度が
低いということはトナー粒子の帯電がないか,ほとんど
ないということを意味し,これによって現像速度が非常
に遅くなる。各粒子の帯電を十分に行わせるために,電
荷ディレクター化合物を用いることは一般的である。最
近,電荷ディレクターを使用するとしても,キャリア流
体での溶液の帯電種(species)上に不要な電荷
がたくさん存在するということが明らかになった。この
ように不要な電荷によって非効率的,不安定的,かつ一
貫性のない現像が行われる。
このような粒子から電荷が液体に移動することを実質的
に防止し,他の不要な電荷成分を液体から除去すること
で,前記問題点が実質的に多く改善された。要求特性の
測定基準として,本研究者らは液体トナーで現れるキャ
リア液体の伝導度と全般的な液体トナーの伝導度(完全
に構成されたトナー分散液)との比率を使用する。この
比率は0.6以下,好ましくは0.4以下,そしてさら
に好ましくは0.3以下,特に0.01〜0.3であ
る。大部分の従来の技術に係るトナーは前記比率より大
きな範囲0.95程度を示す。
圧で均一に帯電させる段階,(2)感光性要素の一部を
照射供給源として露光及び非帯電させて潜像を形成する
段階,(3)潜像にトナーを加えて色相イメージを形成
する段階,(4)前記色相イメージを1つ以上の段階を
通じて最終受容体シート上に転写する段階を経ることに
よって静電気的画像は一般に感光性要素がコーティング
されたシート,ドラム又はベルト上に形成される。ある
適用分野では,色相イメージを加熱された圧力ローラ又
は当該技術分野で公知の他の固定方法を用いて固定させ
ることが好ましい。
る静電気的電荷は正電荷又は負電荷であり,本発明にお
いて用いられた電子写真工程は好ましくは正帯電された
感光性要素上に電荷を分散させることによってなされ
る。
ー投入現像技術を用いて正電荷が分散された領域に加え
られる。この現像過程は,感光性要素の表面近くに位置
している現像電極によって形成された均一な電界によっ
てなされる。バイアス電圧は初期帯電表面電圧と露光表
面電圧レベルとの中間大きさに電極に印加される。
れるバックグラウンドなしにハーフトーンドット用トー
ン再生スケールを得られるように調節される。次いで,
液体トナーは電極と感光性要素との間を流れる。帯電さ
れたトナー粒子は電界で流動的であり,感光性要素の非
帯電領域に付着され,帯電された画像が形成されていな
い領域には付着されない。感光性要素に残留する過量の
液体トナーは当該技術分野で公知の方法によって除去さ
れる。
り,又は室温条件下で乾燥させる。
コーティング紙,ポリマーフィルム及びプライムド(p
rimed)又はコーティングされたポリマーフィルム
のように一般の受容体物質であれば全て使用可能であ
る。また,特別にコーティングされた,又は処理された
金属又は金属で被覆された表面も受容体として使用でき
る。ポリマーフィルムは可塑化及びコンパウンドされた
ポリビニルクロライド(PVC),アクリル酸系,ポリ
ウレタン系,ポリエチレン/アクリル酸コポリマー及び
ポリビニルブチラルを含む。また,商品名スコッチカル
(Scotchcal),スコッチライト(Scotc
hlite),パナフレックス(Panaflex)の
ような商業的に入手可能な複合物が基板製造時に有用で
ある。
容体又は転写媒質に転写させるのは,画像を形成するた
めに使用した分散粒子内に離形促進物質を導入すること
によって向上される。シリコン含有物質又はフッ素含有
物質を粒子の外部(シェル)層に導入することによって
画像の効果的な転写を促進させる。
ナーが誘電性要素又は感光性要素の表面に提供される
時,その付加順序が特別に制限されることではない。し
かし,着色的な理由によって転写時反転(invers
ion)が起こる点を勘案してカラーの透明度及び強度
によって特別な順序に画像を加えることが時々に好まし
い。直接的な画像形成過程又はダブル転写過程で好まし
い順序は,イエロー,マゼンタ,シアン及びブラック順
である。単一転写工程での好ましい順序は,ブラック,
シアン,マゼンタ及びイエローである。イエロー画像
は,一般に他のトナーからの汚染を避けるために画像が
先に形成され,転写時に最上部カラー層として形成され
る。ブラック画像は一般にブラックトナーが照射供給源
のフィルターとして作用するので,最後に形成して転写
した後,最下部層として形成される。
に,その伝導度は10〜400picomho−cm
−1の範囲を有する。本発明によって製造された液体ト
ナーは,2.5重量%の固体を含有する分散液の場合,
伝導度が20〜300picomho−cm−1を示
す。
る過程は画像を物理的損傷及び/又は化学的損傷を保護
するために選択的に実施する。オーバーコーティング組
成物は当該技術分野でよく知られており,一般に揮発性
溶媒に溶解されたり,又は浮遊されたポリマーフィルム
形成用ポリマーを含む。紫外線光吸収剤は前記コーティ
ング組成物に選択的に付加される。また,画像が形成さ
れた表面に画像保護層をラミネーションする方法も,当
該技術分野で広く知られており,本発明ではこのような
方法を用いて画像保護層を形成する。
が,本発明が下記実施例にのみ限定されることではな
い。
チロニトリル(AIBN,Du Pont Chemi
cal社から入手した商品名VAZO−64)及びジブ
チルチンジラウレート(Dibutyl Tin Di
laurate)(DBTDL,Aldrich Ch
emical Co.,Milwaukee)である。
モノマーは特別に言及されていないかぎり,Scien
tific Polymer Product,In
c.から入手可能である。
る。 ジメチル−m−イソプロぺニルベンジルイソシアネート
(TMI,CYTEC Inductries社);エ
チルアセテート(EA);エチルメタクリレート(EM
A);2−エチルヘキシルメタクリレート(EHM
A);ラウリルメタクリレート(LMA);メチルメタ
クリレート(MMA);及びN,N−ジメチルアミノエ
チルメタクリレート(DMAEMA)
特性評価時に使われる。
の固体含量は,精密分析秤(Mettler Inst
ruments Inc.,Hightstown,N
J)が装着されたハロゲンランプ乾燥オーブンを使用し
て重量分析を実施した。試料ドライダウン法を使用して
試料約2gでの固体含量を各々測定した。
性を含む安定剤の性能に重要なものである。グラフト安
定剤分子量は,一般に重量平均分子量(Mw)として表
示され,分子量多分散性は重量平均分子量と数平均分子
量との比(Mw/Mn)として示す。グラフト安定剤の
分子量変数はゲル透過クロマトグラフィー(GPC)で
決定するが,この際,キャリア溶媒としてはテトラヒド
ロフランを使用する。絶対MwはDawn DSP−F
光散乱検出器(Dawn DSP−F light s
cattering detector)(Wyatt
Technology Corp.,Santa Ba
rbara,CA)で決定され,多分散性はオプティラ
ブ903走査屈折計検出器(Optilab 903
differential refractomete
r detector)(Wyatt Technol
ogy Corp.,Santa Barbara,C
A)を用いてMn測定値とMw測定値との比率で評価し
た。
折粒子サイズ分析器(Horiba LA−900 l
aser diffraction particle
size analyzer)(Horiba In
struments,Inc.,Irvine,CA)
を使用して測定した。トナー試料は約1/500体積比
で希釈され,測定前に150W及び20kHzで1分間
超音波処理された。トナー粒子サイズはインク粒子の基
礎(一次)粒子サイズの指標を提供するために数平均基
礎(number−average basis)とし
て表現される。
ティフィカモデル627伝導度測定装置(Scient
ifica model 627 conductiv
ity meter)(Scientifica In
struments,Inc.,Princeton,
NJ)を使用して約18Hzで測定された。また,トナ
ー粒子の不在下でフリー(分散剤)フェース伝導度(k
f)を測定した。トナー粒子は,ジョアン(Joua
n)MR1822遠心分離機(Jouan Inc.,
Winchester,VA)で6,000rpm
(6,110相対遠心力),5℃ 1−2時間遠心分離
させることによって液体(liquid milie
u)から分離された。
この液体の伝導度はサイアンティフィカモデル627コ
ンダクタンス測定装置(Scientifica Mo
del 627 Conductance mete
r)を使用して測定した。バルクトナー伝導度kbに対
するフリーフェース伝導度kfパーセント,即ち,10
0%(kf/kb)を測定した。
BS−8000エレクトロキキネティックソニック振幅
分析装置(Matec MBS−8000 Elect
rokinetics Sonic Amplitud
e Analyzer)(Matec Applied
Sciences,Inc.,Hopkinton,
MA)を使用して測定した。微細電気移動に基づいた動
電気学的測定とは違って,MBS−8000分析装置は
移動度値を得るためのトナー試料の希釈が不要であると
いう利点がある。これにより,印刷時実際的に好ましい
固体濃度でトナー粒子の動的移動度を測定しうる。MB
S−8000分析装置は高周波数(1.2MHz)交流
(AC)電界での帯電粒子の反応を測定する。高周波数
AC電界では,帯電されたトナー粒子と周囲分散媒質
(カウンターイオン含有)間の相対的な移動によって印
加電界の同一周波数より超音波が生成される。1.2M
Hzでの超音波の振幅は圧電性石英変換器を用いて測定
できる,この動電気学的超音波振幅(ESA)は粒子の
低電界AC電気泳動移動度に正比例する。引き続き,粒
子ゼータポテンシャルは前記装置によって動的移動度測
定値及び公知のトナー粒子サイズ,分散剤液体粘度及び
液体誘電定数より計算される。
双(thermocouple)及び乾燥窒素供給源に
連結された窒素注入チューブ及びオーバヘッド攪拌器が
装着された3口の丸底フラスコ5lに,商品名NORP
AR 12(Exxon Mobil Chemica
l,Houston TX)2561g,LMA(Al
drich Chemical,Milwaukee,
WI)849g,98% HEMA(Rohm and
Haas,Philadelphia PA)26.
8g及びAIBN(Aldrich Chemica
l,Milwaukee,WI)8.31gの混合物を
付加した。
乾燥窒素を2l/minの流速で30分間パージした。
その後,中空ガラス栓(hollow glass s
topper)をコンデンサーの開口部に挿入し,窒素
流速を約0.5リットル/minに減少させた。次い
で,混合物を攪拌しつつ70℃に加熱し,前記混合物を
70℃で16時間攪拌して重合反応を実施した。
で1時間維持して残留AIBNを除去し,70℃に調節
した。その後,反応フラスコから窒素注入チューブを除
去し,この混合物に95%DBTDL13.6g及びT
Ml41.1gを付加した。この際,反応混合物は攪拌
しつつ,TMlを5分にかけて少しずつ付加した。コン
デンサーの開口部に挿入されている中空グラス栓を除去
し,ここに窒素注入口を連結して反応フラスコ内部に窒
素ガスを約2l/minの流速で30分間パージさせ
た。中空グラス栓をコンデンサーの開口部に再挿入し,
窒素流速を約0.5l/minに減少させた。
させれば,反応時間によって生成物の転換率が定量的に
得られた。
た。冷却された混合物は可視的な不溶性物質を含まず,
粘性の透明液体状態を示した。液体混合物での固体の含
量は25.9%であった。前述したGPC法を用いて分
子量を測定した結果,2つの独立的な測定法に基づいて
観察したところ,前記コポリマーのMwは266,05
0Daであり,Mw/Mnは6.03であった。前記生
成物はTMIランダム側鎖を有するLMA−HEMAコ
ポリマーである。
節器に連結された熱電双及び乾燥窒素供給源に連結され
た窒素注入チューブが装着された3口丸底フラスコ5l
に商品名NORPAR 12 2940g,エチルメタ
クリレート(Aldrich Chemical,Mi
lwaukee,WI)(362.1g),メタクリル
酸11.2g(Aldrich Chemical,M
ilwaukee,WI),前記過程によって得たグラ
フト安定剤混合物(固体の含量:25.9%)180.
2g及びAIBN6.3gを付加した。前記混合物を攪
拌しつつここに乾燥窒素を約2l/minの流速で30
分間パージした。中共グラス栓をコンデンサー開口部に
再挿入した後,窒素ガスの流速を約0.5リットル/m
inの速度に落とした。
この温度で16時間維持して重合させた。その後,反応
混合物を室温で冷却した。生成物の転換率は定量的であ
った。
たオルガノゾルに付加し,得られた混合物をドライアイ
ス/アセトンコンデンサーが装着され,90℃の温度及
び約15mmHgの真空で作動する回転蒸発器を用いて
残留モノマーを除去した。モノマーが除去されたオルガ
ノゾルを室温で冷却して不透明な白いゲルを得た。
の固体含量は約22.4%と決定された。その後,堀場
900レーザー光分散粒子サイズ分析器(Horiba
900 laser light scatteri
ng particle size analyze
r)を用いて平均粒子サイズを測定した結果,体積平均
粒子サイズが114μmであるということが分かった。
節器に連結された熱電双及び乾燥窒素供給源に連結され
た窒素注入チューブが装着された3口の丸底フラスコ5
lに商品名NORPAR 12 2940g,エチルメ
タクリレート(Aldrich Chemical,M
ilwaukee,WIより入手可能)366.7g,
ジメチルアミノエチルメタクリレート(Aldrich
Chemical,Milwaukee,WIより入
手可能)7.0g,前記過程によって得たグラフト安定
剤混合物(固体の含量:25.9%)180.7g及び
AIBN6.3gを付加した。前記混合物を攪拌しつつ
反応フラスコ内に乾燥窒素を約2l/minの流速で3
0分間パージした。中空グラス栓をコンデンサー開口部
に再挿入した後,窒素ガスの流速は約0.5l/min
の速度に落とした。
この温度で16時間維持して重合させた。その後,反応
混合物を室温で冷却した。生成物の転換率は定量的であ
った。
オルガノゾルに付加し,得られた混合物をドライアイス
/アセトンコンデンサーが装着され,90℃の温度及び
約15mmHgの真空で作動する回転蒸発器を用いて残
留モノマーを除去した。モノマーが除去されたオルガノ
ゾルを室温で冷却して不透明な白いゲルを得た。
の固体含量は約15.6%と決定された。その後,堀場
900レーザー光分散粒子サイズ分析器(Horiba
900 laser light scatteri
ng particle size analyze
r)を用いて平均粒子サイズを測定した結果,体積平均
粒子サイズが13.2μmであることが分かった。
ead mill)(Model 6 TSG−1/
4,Aimex Co.Ltd.,Tokyo,Jap
anから入手可能)に1.3mm直径ポッタースガラス
ビード(Potters glass beads)
(Potters Industires,Inc.,
Parisppany,N.J.より入手可能)390
g,前記過程によって得られたオルガノゾル(酸官能
性,22.4%)137.9g,5.91wt%Zrヘ
キセム溶液(Zr Hexcem solution)
(OMGAmericas,Inc.,Westlak
e,OHから入手可能)4.32g,商品名ノルパール
12 145.1g,カーボットモナーク120ブラッ
クピグメント(Carbot Monarch 120
black pigment)(Cabot Cor
poration,Billerica,NYより入手
可能)5.14g及び40%商品名ソールスパース13
940ハイパー分散剤の石油蒸留液(Avecia,C
harlotte,NC)を満たした。ジャケット周囲
に冷却水を循環させていない状態で,前記試料を2,0
00rpmに90分間ミーリングしてブラック液体電子
写真トナー濃縮液を作った。
性物質が9.6重量%含まれており,伝導度が997p
mho/cmであった。トナーの体積平均粒子サイズは
7.2μmであった。
ナー試料は伝導度が262pmho/cmであり,粒子
移動度が5.0E−11m2/V−secであった。前
記試料を5℃,7500rpm,60分間遠視分離し,
浮遊液体の伝導度を測定し,その結果,伝導度は236
pmho/cmであった(kf/kbの比は0.90で
あり;即ち3%(w/w)トナー試料の伝導度の90%
はフリーフェースで起因した。)。
ルボン酸基を含むオルガノゾル結合剤樹脂を用いて製造
されたインクでのトナー粒子は電気泳動移動度の有用な
値で正帯電されるということが分かった。
TSG−1/4,Aimex Co.Ltd.,To
kyo,JAPAN)に1.3mm直径ポッタースグラ
スビード(Potters Industires,I
nc.,Parisppany,N.J.より入手可
能)390g,前記過程によって得られたオルガノゾル
(アミノ基官能性,15.6%)211g,4.69w
t%ソイレシチンの商品名ノルパール12(Mothe
r Natures Nitrition Store
s,St.Paul,MNから入手可能)20.7g,
商品名ノルパール12 57.5g,カーボットモグル
Lブラックピグメント(Carbot Mogul L
black pigment)(Cabot Cor
poration,Billerica,NYから入手
可能)5.14g及び40%商品名ソールスパース28
00ハイパー分散剤(Avecia,Charlott
e,NCより入手可能)5.25gを満たした。ジャケ
ット周囲に冷却水を循環させていない状態で,前記試料
を2,000rpmに90分間ミリングしてブラック液
体電子写真トナー濃縮液を作った。
性物質が14.8重量%含まれており,伝導度が552
pmho/cmであった。トナーの体積平均粒子サイズ
は4.2μmであった。
ー試料は伝導度が108pmho/cmであり,粒子移
動度が−7.95E−11m2/V−secであった。
前記試料を5℃で,7500rpmに,60分間遠心分
離し,浮遊液体の伝導度を測定し,その結果伝導度は6
2pmho/cmであった(kf/kbの比は0.57
であり;即ち3%(w/w)トナー試料の伝導度の57
%はフリーフェースで起因した。)。
いて説明したが,本発明はかかる構成に限定されない。
当業者であれば,特許請求の範囲に記載された技術思想
の範囲内において,各種の修正例および変更例を想定し
得るものであり,それらの修正例および変更例について
も本発明の技術範囲に包含されるものと了解される。
剤とアミン基とを含むオルガノゾル結合剤樹脂を用いて
製造されたインクでのトナー粒子は電気泳動移動度の有
用な値程度に負帯電されるということが分かった。
Claims (17)
- 【請求項1】 a)カウリブタノール数値が30以下の
キャリア液体と, b)前記キャリア液体に不溶性の熱可塑性(コ)ポリマ
ーコアに共有結合されている(コ)ポリマー立体安定剤
を含み,少なくとも1つの酸性基又は少なくとも1つの
塩基性基を有する少なくとも1つの重合性有機化合物か
ら誘導されたグラフトコポリマーと, c)少なくとも1つのアミン基又は少なくとも1つの酸
性基を各々有していて酸−塩基コポリマー−分散剤シス
テム又は塩基−酸コポリマー−分散剤システムを形成
し,前記塩基−酸コポリマー−分散剤システムで前記ア
ミン基と酸性基間のモル比が0.3:1〜1.5:1で
あり,前記酸−塩基コポリマー−分散剤システムで酸性
基とアミン基とのモル比が0.3:1〜1.5:1であ
る分散剤と,を含み, d)前記酸−塩基コポリマー−分散剤システムを使用す
る場合には正電荷ディレクターを,前記塩基−酸コポリ
マー−分散剤システムを使用する場合には負電荷ディレ
クターを含む,ことを特徴とする液体インク。 - 【請求項2】 前記コポリマー−分散剤システムは,塩
基−酸コポリマー−分散剤システムを含み,前記グラフ
トコポリマーは10mgKOH/g以上の酸値を有して
おり,正電荷ディレクターがインクに存在する,ことを
特徴とする請求項1に記載の液体インク。 - 【請求項3】 前記コポリマー−分散剤システムは,塩
基−酸コポリマー分散剤システムを含み,前記グラフト
コポリマーは酸値が20mgKOH/g以上であり,正
電荷ディレクターがインクに存在する,ことを特徴とす
る請求項1に記載の液体インク。 - 【請求項4】 前記コポリマー−分散剤システムは,塩
基−酸コポリマー−分散剤システムを含んでおり,前記
グラフトコポリマーは酸値が30mgKOH/g以上で
あり,正電荷ディレクターがインクに存在する,ことを
特徴とする請求項1に記載の液体インク。 - 【請求項5】 前記コポリマー−分散剤システムは,塩
基−酸コポリマー−分散剤システムを含み,前記熱可塑
性(コ)ポリマーコアは少なくとも1つの酸性基を有し
ている少なくとも1つの重合性有機化合物から誘導され
たものであって,正電荷ディレクターがインクに存在す
る,ことを特徴とする請求項1に記載の液体インク。 - 【請求項6】 前記コポリマー−分散剤システムは,塩
基−酸コポリマー−分散システムを含み,前記アミン基
と酸性基間のモル比は0.4:1〜1.0:1であり,
正電荷ディレクターがインクに存在する,ことを特徴と
する請求項1に記載の液体インク。 - 【請求項7】 前記コポリマー−分散剤システムは,塩
基−酸コポリマー−分散剤システムを含み,前記分散剤
はポリエステルを含み,正電荷ディレクターがインクに
存在する,ことを特徴とする請求項1に記載の液体イン
ク。 - 【請求項8】 前記コポリマー−分散剤システムは,塩
基−酸コポリマー分散剤システムを含み,前記電荷ディ
レクターが少なくても1つの有機酸金属塩を含み,正電
荷ディレクターがインクに存在する,ことを特徴とする
請求項1に記載の液体インク。 - 【請求項9】 前記コポリマー−分散剤システムは,酸
−塩基コポリマー−分散剤システムを含み,前記グラフ
トコポリマーはアミン値が3−60mgKOH/gであ
り,負電荷ディレクターがインクに存在する,ことを特
徴とする請求項1に記載の液体インク。 - 【請求項10】 前記コポリマー−分散剤システムは,
酸−塩基コポリマー−分散剤システムを含んでおり,前
記グラフトコポリマーはアミン値が5−50mgKOH
/gであり,負電荷ディレクターがインクに存在する,
ことを特徴とする請求項1に記載の液体インク。 - 【請求項11】 前記コポリマー−分散剤システムは,
酸−塩基コポリマー−分散剤システムを含んでおり,前
記グラフトコポリマーはアミン値が10−40mgKO
H/gであり,負電荷ディレクターがインクに存在す
る,ことを特徴とする請求項1に記載の液体インク。 - 【請求項12】 前記コポリマー−分散剤システムは,
酸−塩基コポリマー分散剤システムを含み,前記熱可塑
性(コ)ポリマーコアは少なくとも1つのアミン基を含
み,負電荷ディレクターがインクに存在する,ことを特
徴とする請求項1に記載の液体インク。 - 【請求項13】 前記コポリマー−分散剤システムは,
酸−塩基コポリマーシステムを含み,前記酸性基とアミ
ン基間のモル比は0.4:1〜1.0:1であり,負電
荷ディレクターがインクに存在する,ことを特徴とする
請求項1に記載の液体インク。 - 【請求項14】 前記コポリマー−分散剤システムは,
酸−塩基コポリマー分散剤システムを含み,インク内に
はレシチン,脂肪族アミノ基を有する(メタ)アクリレ
ート,窒素含有複素環を有するビニル系モノマー,N−
ビニル置換基を有する環アミドモノマー,(メタ)アク
リルアミド,窒素含有基を有する芳香族置換エチレン性
モノマー,窒素含有ビニルエーテルモノマーからなる群
から選択された負電荷ディレクターが含まれる,ことを
特徴とする請求項1に記載の液体インク。 - 【請求項15】 前記コポリマー−分散剤システムは,
酸−塩基コポリマー分散剤システムを含み,インク内に
は負電荷ディレクターが含有され,前記負電荷ディレク
ターがレシチンを含む,ことを特徴とする請求項1に記
載の液体インク。 - 【請求項16】 前記コポリマー−分散剤システムは,
酸−塩基コポリマー分散剤システムを含み,前記分散剤
はポリエステルを含む,ことを特徴とする請求項1に記
載の液体インク。 - 【請求項17】 前記コポリマー−分散剤システムは,
酸−塩基コポリマー分散剤システムを含み,前記インク
は少なくとも1つの着色剤をさらに含み,負電荷ディレ
クターがインクに存在する,ことを特徴とする請求項1
に記載の液体インク。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US34718402P | 2002-01-08 | 2002-01-08 | |
US34694602P | 2002-01-08 | 2002-01-08 | |
US60/347184 | 2002-01-08 | ||
US60/346946 | 2002-01-08 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003261807A true JP2003261807A (ja) | 2003-09-19 |
JP4022475B2 JP4022475B2 (ja) | 2007-12-19 |
Family
ID=26995069
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003002560A Expired - Fee Related JP4022475B2 (ja) | 2002-01-08 | 2003-01-08 | 安定化されたオルガノゾルを含む液体インク |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6905807B2 (ja) |
EP (1) | EP1327915B1 (ja) |
JP (1) | JP4022475B2 (ja) |
KR (1) | KR100514739B1 (ja) |
DE (1) | DE60325123D1 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008094893A (ja) * | 2006-10-06 | 2008-04-24 | Mitsubishi Materials Corp | 印刷用インキ及び該インキを用いた塗膜の製造方法 |
JP2010181595A (ja) * | 2009-02-05 | 2010-08-19 | Seiko Epson Corp | 液体現像剤および画像形成装置 |
JP2015513114A (ja) * | 2012-01-16 | 2015-04-30 | ヒューレット−パッカード・インデイゴ・ビー・ブイHewlett−Packard Indigo B.V. | 静電印刷 |
JP2016519334A (ja) * | 2013-04-05 | 2016-06-30 | ザイコン アイピー ビーヴイXeikon Ip Bv | デジタル印刷プロセス及びそのトナー分散液 |
JP2018506736A (ja) * | 2015-01-30 | 2018-03-08 | エイチピー・インディゴ・ビー・ブイHP Indigo B.V. | 静電インク組成物 |
US11020967B2 (en) | 2015-10-12 | 2021-06-01 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Printhead |
Families Citing this family (34)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7018767B2 (en) * | 2003-06-30 | 2006-03-28 | Samsung Electronics Company | Gel organosol including amphipathic copolymeric binder having acid/base functionality and liquid toners for electrophotographic applications |
JP2005075998A (ja) * | 2003-09-03 | 2005-03-24 | Fuji Photo Film Co Ltd | インクジェット記録方法 |
US7144671B2 (en) * | 2003-09-30 | 2006-12-05 | Samsung Electronics Company | Adjuvants for negatively charged toners |
US6858070B1 (en) * | 2003-11-25 | 2005-02-22 | Xerox Corporation | Phase change inks |
GB0328340D0 (en) * | 2003-12-06 | 2004-01-07 | Clariant Gmbh | Solvent based colorant preparations for ink jet printing |
US7294441B2 (en) * | 2003-12-31 | 2007-11-13 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method and apparatus for using a transfer assist layer in a tandem electrophotographic process utilizing adhesive toner transfer |
US7018453B2 (en) * | 2003-12-31 | 2006-03-28 | Sun Chemical Corporation | Low VOC web offset heatset inks |
US20050141926A1 (en) * | 2003-12-31 | 2005-06-30 | Baker James A. | Method and apparatus for using a transfer assist layer in a multi-pass electrophotographic process utilizing adhesive toner transfer |
US7183031B2 (en) * | 2004-05-07 | 2007-02-27 | Samsung Electronics Company | Positively charged coated electrographic toner particles |
US7186491B2 (en) * | 2004-05-07 | 2007-03-06 | Samsung Electronics Company | Negatively charged coated electrographic toner particles |
JP4740570B2 (ja) * | 2004-09-17 | 2011-08-03 | 富士フイルム株式会社 | インクジェット記録用インク組成物及びインクジェット記録方法 |
US7303848B2 (en) * | 2004-10-28 | 2007-12-04 | Samsung Electronics Company | Liquid toners comprising amphipathic copolymeric binder and soluble polymers for electrographic applications |
US7432033B2 (en) * | 2004-10-31 | 2008-10-07 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Printing systems and methods for liquid toners comprising dispersed toner particles |
DE102004054630A1 (de) * | 2004-11-11 | 2006-05-18 | Basf Ag | Druckfarben für den Offset- und/oder Hochdruck |
JP2007041163A (ja) * | 2005-08-01 | 2007-02-15 | Seiko Epson Corp | 液体現像剤 |
WO2008045085A1 (en) * | 2006-10-13 | 2008-04-17 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Liquid developer with an incompatible additive |
US8344074B2 (en) * | 2007-03-05 | 2013-01-01 | Basf Se | Polyamine-polyacrylate dispersant |
KR200451718Y1 (ko) * | 2008-04-10 | 2011-01-28 | 고려피팅 주식회사 | 스프링클러 고정장치 |
CN102648251A (zh) * | 2009-10-16 | 2012-08-22 | 惠普开发有限公司 | 双色可电寻址油墨 |
KR101602008B1 (ko) | 2009-10-16 | 2016-03-09 | 휴렛-팩커드 디벨롭먼트 컴퍼니, 엘.피. | 전자 잉크 |
EP2488593A4 (en) * | 2009-10-16 | 2013-12-11 | Hewlett Packard Development Co | ELECTRONIC INKS |
WO2011136812A1 (en) | 2010-04-30 | 2011-11-03 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Printing system |
US9017915B2 (en) | 2010-07-07 | 2015-04-28 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Electrophotographic ink |
US8380095B2 (en) | 2010-07-16 | 2013-02-19 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Charge director injection system |
EP2804913B1 (en) * | 2012-01-17 | 2017-07-26 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Inks including graft copolymer surface-modified pigments via azide chemistry |
US9441123B2 (en) | 2012-08-15 | 2016-09-13 | Penn Color, Inc. | Cationic water based polymers for ink, coating, and film applications |
JP2014066885A (ja) * | 2012-09-26 | 2014-04-17 | Konica Minolta Inc | 液体現像剤 |
US9434849B2 (en) | 2012-10-19 | 2016-09-06 | Penn Color, Inc. | Water based anionic polymers for ink, coating, and film applications |
WO2015110174A1 (en) | 2014-01-24 | 2015-07-30 | Hewlett-Packard Indigo B.V. | Electrostatic ink compositions |
US9914836B2 (en) | 2014-04-29 | 2018-03-13 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Coated silver colored colorant |
WO2016155842A1 (en) | 2015-04-02 | 2016-10-06 | Hewlett-Packard Indigo B.V. | Manufacture of a charge director |
US10040954B2 (en) | 2015-05-28 | 2018-08-07 | E Ink California, Llc | Electrophoretic medium comprising a mixture of charge control agents |
US11098206B2 (en) | 2015-10-06 | 2021-08-24 | E Ink Corporation | Electrophoretic media including charge control agents comprising quartenary amines and unsaturated polymeric tails |
CN113692431B (zh) * | 2019-04-18 | 2023-07-04 | 巴斯夫欧洲公司 | 胺分散剂 |
Family Cites Families (29)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4229513A (en) | 1979-05-29 | 1980-10-21 | Eastman Kodak Company | Liquid electrographic developers containing polymeric quaternary salts |
JPS578557A (en) | 1980-06-19 | 1982-01-16 | Ricoh Co Ltd | Treatment of waste gas from electrophotographic copying machine |
US4547449A (en) | 1983-02-11 | 1985-10-15 | Eastman Kodak Company | Liquid electrographic developers containing quaternary ammonium charge-control polymers having acidic monomers |
US4538899A (en) | 1983-02-22 | 1985-09-03 | Savin Corporation | Catalytic fixer-dryer for liquid developed electrophotocopiers |
US4476210A (en) | 1983-05-27 | 1984-10-09 | Xerox Corporation | Dyed stabilized liquid developer and method for making |
EP0247248B1 (en) | 1986-05-29 | 1990-08-08 | Agfa-Gevaert N.V. | A process for image production containing the heat-and-pressure fixing of a still wet or moist toner image |
US4760423A (en) | 1987-03-12 | 1988-07-26 | Savin Corporation | Apparatus and method for reducing hydrocarbon emissions from a liquid-based electrophotographic copying machine |
US4978598A (en) | 1988-12-02 | 1990-12-18 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Process for producing a liquid electrophotographic toner |
US5112718A (en) | 1989-06-12 | 1992-05-12 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Liquid developer for electrostatic photography |
JP2627200B2 (ja) | 1989-11-20 | 1997-07-02 | 富士写真フイルム株式会社 | 自己分散型着色体、静電写真用液体現像剤、補給トナーおよびトナーキツト |
US5066559A (en) | 1990-01-22 | 1991-11-19 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Liquid electrophotographic toner |
US4988602A (en) | 1990-04-18 | 1991-01-29 | Minnesota Mining And Manufacturing Co. | Liquid electrophotographic toner with acid containing polyester resins |
US5106717A (en) | 1990-05-02 | 1992-04-21 | Dximaging | Ab diblock copolymers as toner particle dispersants for electrostatic liquid developers |
JP2916554B2 (ja) | 1992-01-10 | 1999-07-05 | 富士写真フイルム株式会社 | 静電写真用液体現像剤 |
US5342725A (en) | 1992-06-23 | 1994-08-30 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Liquid developer for electrostatic photography |
US5525448A (en) | 1994-03-31 | 1996-06-11 | Xerox Corporation | Liquid developer compositions with quaternized polyamines |
US5484679A (en) | 1994-04-22 | 1996-01-16 | Xerox Corporation | Liquid developer compositions with multiple block copolymers |
US5482809A (en) | 1994-06-16 | 1996-01-09 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Liquid toners from soluble polymeric dispersants with reactive groups |
US5604070A (en) | 1995-02-17 | 1997-02-18 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Liquid toners with hydrocarbon solvents |
US5652282A (en) | 1995-09-29 | 1997-07-29 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Liquid inks using a gel organosol |
US6255363B1 (en) | 1995-09-29 | 2001-07-03 | 3M Innovative Properties Company | Liquid inks using a gel organosol |
DE69621629T2 (de) | 1995-09-29 | 2003-02-06 | Minnesota Mining And Mfg. Co., Saint Paul | Flüssige tinten unter verwendung eines organosols mit kontrollierter kristallinität |
US5737674A (en) | 1995-11-20 | 1998-04-07 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Vapor control system for and a liquid electrographic system |
US6103781A (en) | 1996-09-26 | 2000-08-15 | 3M Innovative Properties Company | Liquid inks using a controlled crystallinity organosol |
US5744269A (en) | 1996-11-25 | 1998-04-28 | Specialty Toner Corporation | Method for protecting developed electrostatic images using an amphipathic toner |
WO2001079363A2 (en) | 2000-04-14 | 2001-10-25 | Imation Corp. | Liquid ink using an acid-base crosslinked organosol |
WO2001079364A2 (en) | 2000-04-14 | 2001-10-25 | Imation Corp. | Liquid inks using a covalently crosslinked gel organosol |
US6427449B1 (en) | 2000-12-15 | 2002-08-06 | Solid State Cooling Systems | Compact volatile organic compound removal system |
KR100403606B1 (ko) | 2001-04-20 | 2003-10-30 | 삼성전자주식회사 | 액체 전자사진용 상전이 현상제 및 이를 이용한전자사진적인 화상 형성방법 |
-
2002
- 2002-12-31 US US10/334,398 patent/US6905807B2/en not_active Expired - Lifetime
-
2003
- 2003-01-07 KR KR10-2003-0000771A patent/KR100514739B1/ko not_active IP Right Cessation
- 2003-01-08 DE DE60325123T patent/DE60325123D1/de not_active Expired - Fee Related
- 2003-01-08 JP JP2003002560A patent/JP4022475B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2003-01-08 EP EP03250148A patent/EP1327915B1/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008094893A (ja) * | 2006-10-06 | 2008-04-24 | Mitsubishi Materials Corp | 印刷用インキ及び該インキを用いた塗膜の製造方法 |
JP2010181595A (ja) * | 2009-02-05 | 2010-08-19 | Seiko Epson Corp | 液体現像剤および画像形成装置 |
JP2015513114A (ja) * | 2012-01-16 | 2015-04-30 | ヒューレット−パッカード・インデイゴ・ビー・ブイHewlett−Packard Indigo B.V. | 静電印刷 |
US9428655B2 (en) | 2012-01-16 | 2016-08-30 | Hewlett-Packard Indigo B.V. | Electrostatic printing |
JP2016519334A (ja) * | 2013-04-05 | 2016-06-30 | ザイコン アイピー ビーヴイXeikon Ip Bv | デジタル印刷プロセス及びそのトナー分散液 |
JP2018506736A (ja) * | 2015-01-30 | 2018-03-08 | エイチピー・インディゴ・ビー・ブイHP Indigo B.V. | 静電インク組成物 |
US10401751B2 (en) | 2015-01-30 | 2019-09-03 | Hp Indigo B.V. | Electrostatic ink compositions |
US11020967B2 (en) | 2015-10-12 | 2021-06-01 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Printhead |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR100514739B1 (ko) | 2005-09-14 |
EP1327915A1 (en) | 2003-07-16 |
EP1327915B1 (en) | 2008-12-10 |
DE60325123D1 (de) | 2009-01-22 |
US20030134940A1 (en) | 2003-07-17 |
US6905807B2 (en) | 2005-06-14 |
JP4022475B2 (ja) | 2007-12-19 |
KR20030060803A (ko) | 2003-07-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2003261807A (ja) | 安定化されたオルガノゾルを含む液体インク | |
JP3610037B2 (ja) | 表面処理された着色剤を含む液体インキ及びその製造方法 | |
US5698616A (en) | Liquid inks using a gel organosol | |
US6806013B2 (en) | Liquid inks comprising stabilizing plastisols | |
US7166405B2 (en) | Organosol including high Tg amphipathic copolymeric binder and liquid toners for electrophotographic applications | |
US7014973B2 (en) | Organosol including amphipathic copolymeric binder made with Soluble High Tg Monomer and liquid toners for electrophotographic applications | |
KR100457514B1 (ko) | 오가노졸 및 이를 포함하는 액체 잉크 | |
KR100403606B1 (ko) | 액체 전자사진용 상전이 현상제 및 이를 이용한전자사진적인 화상 형성방법 | |
US20040091808A1 (en) | Organosol liquid toner including amphipathic copolymeric binder having crystalline component | |
US20050160938A1 (en) | Liquid inks comprising stabilizing organosols | |
US20050009952A1 (en) | Liquid inks comprising a stable organosol | |
WO2001079363A2 (en) | Liquid ink using an acid-base crosslinked organosol | |
WO2001079364A2 (en) | Liquid inks using a covalently crosslinked gel organosol | |
WO2001079318A1 (en) | Liquid inks using an organosol prepared from 3,3,5-trimethylcyclohexyl methacrylate | |
WO2001079316A1 (en) | Hydrogen-bonded gel organosol | |
CN1442456A (zh) | 包括稳定有机溶胶的液体油墨 | |
US20040265723A1 (en) | Gel organosol including amphipathic copolymeric binder having selected molecular weight and liquid toners for electrophotographic applications | |
KR20060043745A (ko) | 안정한 오가노졸 분산액 및 이를 포함하는 습식 잉크 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050609 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051213 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20060313 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20060316 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060613 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070911 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20071001 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101005 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |