JP2003261138A - 物品収納具 - Google Patents

物品収納具

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JP2003261138A
JP2003261138A JP2002062770A JP2002062770A JP2003261138A JP 2003261138 A JP2003261138 A JP 2003261138A JP 2002062770 A JP2002062770 A JP 2002062770A JP 2002062770 A JP2002062770 A JP 2002062770A JP 2003261138 A JP2003261138 A JP 2003261138A
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稔洋 早川
Hirokazu Kamiyama
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Abstract

(57)【要約】 【課題】強度の低下を防止しつつ径の小さい線材により
メッシュ格子状パネルを形成し、軽量化および低コスト
化をはかる。 【解決手段】縦線材と横線材からなる底面格子状パネル
および左右側面格子状パネル5,6ならびに前後面格子
状パネルを形成し、底面格子状パネルに取り付けられた
底部フレームに、左右側面格子状パネル5,6の上辺部
に係合可能な脚部材8を設けて段積み可能に構成した物
品収納具において、左右側面格子状パネル5,6の縦線
材11Aと横線材12Aとをそれぞれ等ピッチで配置し
て固着するとともに、上辺部の第1段横線材11Aaと
第2段横線材11Abの間に、座屈補強用横線材15を
取り付けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数枚のメッシュ
状格子状パネルにより箱型状に組み立てられ、製品や部
品を収納して搬送したり、段積みして保管するための物
品収納具に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の格子状パネルを箱型状に組み立
て、物品を収容して搬送したり、また複数段に段積みし
て倉庫などに保管する物品収納具は、従来では、生産工
程の簡略化から、縦線材と横線材をできるだけ等ピッチ
で格子状に配置して格子状パネルを形成している。そし
て、これら格子状パネルで強度が必要な個所は、補強線
材をプラスして補強している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、この
ような物品収納具においても、軽量化、低コスト化が求
められて推進されつつある。これを実施するために、格
子状パネルを部分的に径の細い線材を用いて製造するこ
とも考えられるが、通常パネル製造装置では、線材を部
分的に異径の線材に変更して取り扱うことが困難なこと
が多く、改造するとかえって高コストになるおそれがあ
る。
【0004】本発明は、上記問題点を解決して、線材に
より格子状パネルを形成し、これら複数の格子状パネル
で構成される物品収納具において、強度の低下を防止し
つつ径の小さい線材によりメッシュ格子状パネルを形成
し、軽量化および低コスト化をはかることができる物品
収納具を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の発明は、縦線材と横線材からなる底面
格子状パネルおよび左右側面格子状パネルならびに前後
面格子状パネルを具備し、前記底面格子状パネルに取り
付けられた底部フレームに、左右側面枠の上辺部に係合
可能に設けられた脚部材により段積み可能に構成された
物品収納具において、左右側面格子状パネルの縦線材と
横線材とをそれぞれ等ピッチで配置するとともに、上辺
部の第1段横線材と第2段横線材の間に、座屈補強用横
線材を取り付けたものである。
【0006】上記構成によれば、縦線材と横線材の径を
全体に小さくして軽量化を図る時に、縦線材と横線材を
等ピッチ間隔で配設する製造手順を変更することなく、
補強用横線材を追加する簡単な構造で、第1段横線材と
補強用横線材の間の縦線材を短くして、上段物品収納具
から脚部材を介して負荷される荷重に対する縦線材の座
屈強度を向上させ、段積み時の強度低下を防止すること
ができる。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の構
成において、左右側面格子状パネルの後辺部縦線材と後
面格子状パネルの側辺部縦線材とを回動自在に連結する
連結部材を設けるとともに、左右側面格子状パネルの第
1段横線材と第2段横線材の間で前記後辺部縦線材と側
辺部縦線材をそれぞれ回動自在に連結する開き止め連結
部材を設け、補強用横線材の後端部を、開き止め連結部
材に干渉しない位置で切断したものである。
【0008】上記構成によれば、段積み時に左右側面格
子状パネルと後面格子状パネルの連結部を開き止め連結
部材により効果的に開き止めし、補強用用横線材を切断
することで、開き止め連結部材との干渉なくして、上段
収納具の脚部材を左右側面格子状パネルの上辺部で良好
に支持することができる。
【0009】請求項3記載の発明は、縦線材と横線材か
らなる底面格子状パネルおよび左右側面格子状パネルな
らびに前後面格子状パネルを具備し、前記底面格子状パ
ネルに取り付けられた底部フレームに、左右側面枠の上
辺部に係合可能に設けられた脚部材により段積み可能に
構成された物品収納具において、左右側面格子状パネル
の格子枠の縦線材と横線材とをそれぞれ等ピッチで配置
するとともに、上辺部の第1段横線材の下部に配置され
た第2段横線材を上方に位置ずれして固着し、第1段横
線材と第2段横線材のピッチを小さくしたものである。
【0010】上記構成によれば、第1段横線材と第2段
横線材のピッチを小さくした簡単な構造により、第1段
横線材と第2段横線材の間の縦線材を短くして、上段物
品収納具から脚部材を介して負荷される荷重に対する縦
線材の座屈強度を向上させ、段積み時の強度低下を防止
することができる。
【0011】請求項4記載の発明は、縦線材と横線材か
らなる底面格子状パネルおよび左右側面格子状パネルな
らびに前後面格子状パネルを具備し、前記底面格子状パ
ネルに取り付けられた底部フレームに、左右側面枠の上
辺部に係合可能に設けられた脚部材により段積み可能に
構成された物品収納具において、前記底部フレームを、
前後枠部材と左右枠部材で囲まれた枠フレームと、該枠
フレーム内で前後枠部材間または左右枠部材間に掛け渡
された中間梁材とで形成し、前記中間梁材の近傍で中間
梁材に沿う底面格子状パネルの縦線材または横線材を、
削除するかまたは粗いピッチとしたものである。
【0012】上記構成によれば、縦線材と横線材の径を
全体的に小さくして軽量化を図る時に、中間梁材により
支持される底面格子状パネルの線材を削除するかまたは
粗いピッチとすることにより、必要な強度を確保しつつ
部材の削減が図れ、軽量化を促進することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】ここで、本発明に係る物品収納具
の実施の形態を図1〜図7に基づいて説明する。
【0014】まず、この物品収納具1の概略を図6,図
7を参照して説明する。この物品収納具1は、底面格子
状パネル2と前面格子状パネル3および後面格子状パネ
ル4と左右の側面格子状パネル5,6とで上面が開放さ
れた箱体状に形成されている。そして、底面格子状パネ
ル2に取り付けられた底部フレーム7の四隅位置に、左
右側面格子状パネル5,6の上辺部前後位置に係合可能
な脚部材8が設けられて、物品収納具1を上下に段積み
可能に構成されている。また各格子状パネル2〜6は、
縦線材11(11A,11B)と横線材12(12A,
12B)とがそれぞれ一定ピッチで配置されて矩形格子
状に形成され、また同一径の線材により格子状パネル2
〜6が成形されるとともに、後述するように、必要に応
じて同一径または異径の補強線材が取り付けられてい
る。
【0015】前記底面格子状パネル2の前辺部に、前底
部ヒンジコイル(連結部材)9Aを介して前面格子状パ
ネル3が回動自在に連結され、前面全体を開閉すること
ができる。また、前面格子状パネル3の前面格子状パネ
ル3は、高さ方向の中間位置で分離されて、下部が底面
格子状パネル2側に折り曲げられたL字形の下段パネル
部3aと、上段パネル部3bとで構成されている。そし
て下段パネル部3aと上段パネル部3bとは、前部ヒン
ジコイル(連結部材)9Bにより互いに回動自在に連結
され、上段パネル部3bを前方に回動することにより前
面上半分を開閉することができる。また下段パネル部3
aと上段パネル部3bは、上連結具10Aと下連結具1
0Bにより、それぞれ側面格子状パネル5,6の前辺部
に着脱自在に係止されている。
【0016】前記底面格子状パネル2の後辺部には、後
底部ヒンジコイル(連結部材)9Cを介して後面格子状
パネル4が回動自在に連結されて折り畳み可能に構成さ
れている。さらに後面格子状パネル4の左右両辺部にそ
れぞれ側部ヒンジコイル(連結部材)9D,9Eを介し
て左右の側面格子状パネル5,6が回動自在に連結され
て折り畳み可能に構成されている。
【0017】底面格子状パネル2の底部に配置された底
部フレーム7は、たとえば上面が開放されたチャネル形
断面の複数の型材を組み合わせて構成され、前後枠部材
21F,21Bと左右枠部材21R,21Lで囲まれた
枠フレーム21と、該枠フレーム21内で左右枠部材2
1R,21L間に掛け渡された複数の中間梁材22A〜
22Cとを具備している。また左右枠部材21R,21
Lの前後位置に脚部材8がそれぞれ取り付けられ、これ
ら脚部材8の下面には、下段物品収納具1の側面格子状
パネル5,6の上辺部に係合可能な係合溝8aが形成さ
れている。
【0018】次に側面格子状パネル5,6の構造につい
て図1〜図3を参照して説明する。側面格子状パネル
5,6は、等ピッチで配置された縦線材11Aの内面に
各横線材12Aが後辺部を除いて等ピッチで配置されて
交差部がそれぞれ溶接により接合されている。そして側
面格子状パネル5,6の上辺部外面に、横線材12Aと
の間に縦線材11Aを挟み込む補強横線材13が取り付
けられている。また横線材12Aの外面には、縦線材1
1Aとの間に横線材12Aを挟み込むように、図1にハ
ッチングで示す複数の補強縦線材14A〜14Dがそれ
ぞれ縦線材11Aに重なり合う位置に取り付けられてい
る。
【0019】これら4本の補強縦線材14A〜14D
は、たとえば前辺部から後方に2本目の縦線材11Aと
の間に横線材12Aを挟み込むように第1補強縦線材1
4Aが取り付けられ、また前辺部から後方に4本目の縦
線材11Aとの間に横線材12Aを挟み込む位置に第2
補強縦線材14Bが取り付けられている。さらに後辺部
から前方に4本目の縦線材11Aとの間に横線材12A
を挟み込む位置に第3補強縦線材14Cが取り付けら
れ、さらにまた後辺部から前方に2本目の縦線材11A
との間に横線材12Aを挟み込む位置に第4補強縦線材
14Dが取り付けられている。また側面格子状パネル
5,6の前辺部には、連結具9A,9Bを構成する横置
きU字形の被係合部材9a,9bと、下部で連結部の開
き止めをする横置きU字形の開き止め部材18が取り付
けられ、また底辺部には、前後位置に左右枠部材21
R,21Lに嵌合する係止部材19がそれぞれ突設され
ている。
【0020】ところで、上記物品収納具1を軽量化する
場合、物品収納具1内に収容する荷の重量を保持できる
範囲で、全体を構成する線材の径を小さくすることによ
り大幅な軽量化が可能となるが、とりわけ問題となるの
は、段積み時の側面格子状パネル5,6の座屈強度であ
る。特に脚部材8が係合される側面格子状パネル5,6
の上辺部の前部と後部において縦線材11Aに座屈が発
生するおそれがある。
【0021】ここで、補強縦線材を追加することにより
補強することも考えられるが、脚部材8の係合溝8aの
幅に対して、側面格子状パネル5,6の上辺部の厚みが
大きくなると、段積み時の嵌め込みが困難になる恐れが
ある。このため、第1補強縦線材14Aと第3強縦線材
14Cの上端部が第2段横線材13Ab位置で切断され
ている。したがって、新たな補強縦線材を追加して座屈
強度を高めることはできない。
【0022】このため、この実施の形態では、上辺部の
第1段横線材12Aaとその下の第2段横線材12Ab
の中間位置で、図2(b)に示す縦線材11の外面、ま
たは図2(b)に示す縦線材11の内面に、1本の座屈
補強用横線材15が取り付けられ、たとえば第1段横線
材12Aaと座屈補強用横線材15の間および座屈補強
用横線材15と第2段横線材12Abの間が、等ピッチ
Paに対して略1/2のピッチPa1に設定されてい
る。この座屈補強用横線材15により、上段物品収納具
1の脚部材8A,8Dが係止される係止部の前後位置
で、荷重を支持する縦線材11Aの第1段横線材12A
aから座屈補強用横線材15までの長さ(ピッチPa
1)を、略1/2にすることにより、極めて簡易な構造
で座屈強度を高めることができる。
【0023】また、側面格子状パネル5,6の後辺部の
縦線材11Aと後面格子状パネル4の左右側辺部の縦線
材11とを連結する側部ヒンジコイル9D,9Eの上部
には、段積み時の荷重による開きを防止するためのたと
えば略長円形断面の開き止め連結部材16が取り付けら
れており、この開き止め連結部材16は、上端側の第1
段横線材12Aaと第2段横線材12Abの間に位置し
ている。このため、座屈補強用横線材15の後端部を、
後辺部から2番目の縦線材12A(第4補強縦線材15
D)に対応する切断板15aで切断することにより、座
屈補強用横線材15と開き止めヒンジ部材16との干渉
が防止されている。
【0024】また、上記側面パネル5,6の変形例とし
て、図8に示すように、第2段横線材12Abを上方に
変位させて固着し、第1段横線材12Aaと第2段横線
材12AbのピッチPa2を小さくすることで、極めて
簡易な構造で座屈強度を高めることがきる。第2段横線
材12Abと第3段横線材12AcのピッチPa3とす
ると、たとえばPa:Pa2:Pa3≒1:1.4:
0.6に設定されている。
【0025】さらに上記物品収納具1を軽量化する場
合、過大な強度部分を少なくすることでこれを実現する
ことができる。すなわち、底面格子状パネル2では、縦
線材11Bと横線材12Bとをそれぞれ前辺部と後辺部
を除いて、等ピッチPbで配置した格子状を基本形状と
しているが、ここでは、中間梁材22A〜23C上に底
面格子状パネル2の縦線材12Bが接近したまたは近傍
位置に配置されることから、必要以上に過大な強度を有
している。
【0026】したがって、前部の中間梁材22Aおよび
後部の中間梁材23Cに対応する図5(b)に仮想線で
示す横線材12Cが削除され、削除部分23の前後の横
線材12BのピッチPb1が等ピッチPbの2倍に形成
されている。また、中央部の中間梁材22Bに対応して
前後に配置されるする図5(b)に仮想線で示す2本の
横線材12Dを1本に減らして、横線材12Baを中間
位置に配置し、前後の横線材12BのピッチPb2を等
ピッチPbの1.5倍に構成している。
【0027】これにより、物品収納具1の底面の強度を
低下させることなく、合計3本の横線材12Bを削除し
て、材料コストを低減するとともに、軽量化を促進する
ことができる。
【0028】上記実施の形態によれば、格子状パネル2
〜6の縦線材11と横線材12の外径を全体的に小さく
して軽量化を図る時に、左右側面格子状パネル5,6の
縦線材11Aと横線材12Aを等ピッチ間隔で配設する
製造手順を変更することなく、補強用横線材13を追加
する簡単な構造で、第1段横線材12Aaと補強用横線
材13の間の縦線材11Aを短くして、上段の物品収納
具1から脚部材8A,8Bを介して負荷される荷重に対
する座屈強度を向上させ、段積み時の強度低下を防止す
ることができる。
【0029】また、格子状パネル2〜6の縦線材11と
横線材12の径を全体的に小さくして軽量化を図る時
に、左右側面格子状パネル5,6の第1段横線材12A
aと第2段横線材12Abのピッチを小さくした簡単な
構造で、第1段横線材12Aaと第2段横線材12Ab
の間の縦線材11Aを短くして、上段物品収納具1から
脚部材8A,8Bを介して負荷される荷重に対する座屈
強度を向上させ、段積み時の強度低下を防止することが
できる。
【0030】さらに、格子状パネル2〜6の縦線材11
と横線材12の径を全体的に小さくして軽量化を図る時
に、底部フレーム7の中間梁材22A〜22Cにより支
持される底面格子状パネル2の横線材12C,12Dを
削除し、粗いピッチとすることにより、必要な強度を確
保しつつ部材の削減が図れ、軽量化を促進することがで
きる。
【0031】なお、上記実施の形態では、縦線材11
(11A,11B)と横線材12(12A,12B)を
同一径として説明したが、パネル製造装置の仕様によっ
ては、縦線材11(11A,11B)と横線材12(1
2A,12B)とを異径の線材としたり、また部分的に
径の異なる線材を使用することもできる。
【0032】
【発明の効果】以上に述べたごとく請求項1記載の発明
によれば、縦線材と横線材の径を全体に小さくして軽量
化を図る時に、縦線材と横線材を等ピッチ間隔で配設す
る製造手順を変更することなく、補強用横線材を追加す
る簡単な構造で、第1段横線材と補強用横線材の間の縦
線材を短くして、上段物品収納具から脚部材を介して負
荷される荷重に対する縦線材の座屈強度を向上させ、段
積み時の強度低下を防止することができる。
【0033】請求項2記載の発明によれば、段積み時に
左右側面格子状パネルと後面格子状パネルの連結部を開
き止め連結部材により効果的に開き止めし、補強用用横
線材を切断することで、開き止め連結部材との干渉なく
して、上段収納具の脚部材を左右側面格子状パネルの上
辺部で良好に支持することができる。
【0034】請求項3記載の発明によれば、第1段横線
材と第2段横線材のピッチを小さくした簡単な構造によ
り、第1段横線材と第2段横線材の間の縦線材を短くし
て、上段物品収納具から脚部材を介して負荷される荷重
に対する縦線材の座屈強度を向上させ、段積み時の強度
低下を防止することができる。
【0035】請求項4記載の発明によれば、縦線材と横
線材の径を全体的に小さくして軽量化を図る時に、中間
梁材により支持される底面格子状パネルの線材を削除す
るかまたは粗いピッチとすることにより、必要な強度を
確保しつつ部材の削減が図れ、軽量化を促進することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る物品収納用具の実施の形態を示す
側面格子状パネルの内方視の全体側面図である。
【図2】(a)は同側面格子状パネルの上辺部を示す部
分断面図、(b)は同側面格子状パネルの上辺部の変形
例を示す部分断面図である。
【図3】同側面格子状パネルの上辺部後部連結部を示す
部分側面図である。
【図4】同物品収納具の底面格子状パネルおよび底部フ
レームを示す全体平面図である。
【図5】(a)は同底部フレームを示す平面図、(b)
は同底面格子状パネルを示す平面図である。
【図6】同物品搬送具の全体を示す上方斜視図である。
【図7】同物品搬送具の全体を示す下方斜視図である。
【図8】同側面格子状パネルの変形例を示す全体側面図
である。
【符号の説明】
1 物品収納具 2 底面格子状パネル 3 前面格子状パネル 3a 下段パネル部 3b 上段パネル部 4 後面格子状パネル 5 左側面格子状パネル 6 右側面格子状パネル 7 底部フレーム 8 脚部材 9A〜9E ヒンジコイル 10A,10B 連結具 11,11A,11B 縦線材 12,12A,12B 横線材 15 座屈補強用横線材 16 開き止め連結部材 21F,21B 前後枠部材 21R,21L 左右枠部材 22A〜22C 中間梁材
フロントページの続き Fターム(参考) 3E006 AA03 BA01 CA05 DA06 DB08 3E061 AA06 AB05 CA02 CA15 CA25 DA05 DA06 DB17 DB20

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】縦線材と横線材からなる底面格子状パネル
    および左右側面格子状パネルならびに前後面格子状パネ
    ルを具備し、前記底面格子状パネルに取り付けられた底
    部フレームに、左右側面枠の上辺部に係合可能に設けら
    れた脚部材により段積み可能に構成された物品収納具に
    おいて、 左右側面格子状パネルの縦線材と横線材とをそれぞれ等
    ピッチで配置するとともに、上辺部の第1段横線材と第
    2段横線材の間に、座屈補強用横線材を取り付けたこと
    を特徴とする物品収納具。
  2. 【請求項2】左右側面格子状パネルの後辺部縦線材と後
    面格子状パネルの側辺部縦線材とを回動自在に連結する
    連結部材を設けるとともに、左右側面格子状パネルの第
    1段横線材と第2段横線材の間で前記後辺部縦線材と側
    辺部縦線材をそれぞれ回動自在に連結する開き止め連結
    部材を設け、 補強用横線材の後端部を、開き止め連結部材に干渉しな
    い位置で切断したことを特徴とする請求項1記載の物品
    収納具。
  3. 【請求項3】縦線材と横線材からなる底面格子状パネル
    および左右側面格子状パネルならびに前後面格子状パネ
    ルを具備し、前記底面格子状パネルに取り付けられた底
    部フレームに、左右側面枠の上辺部に係合可能に設けら
    れた脚部材により段積み可能に構成された物品収納具に
    おいて、 左右側面格子状パネルの格子枠の縦線材と横線材とをそ
    れぞれ等ピッチで配置するとともに、上辺部の第1段横
    線材の下部に配置された第2段横線材を上方に位置ずれ
    して固着し、第1段横線材と第2段横線材のピッチを小
    さくしたことを特徴とする物品収納具。
  4. 【請求項4】縦線材と横線材からなる底面格子状パネル
    および左右側面格子状パネルならびに前後面格子状パネ
    ルを具備し、前記底面格子状パネルに取り付けられた底
    部フレームに、左右側面枠の上辺部に係合可能に設けら
    れた脚部材により段積み可能に構成された物品収納具に
    おいて、 前記底部フレームを、前後枠部材と左右枠部材で囲まれ
    た枠フレームと、該枠フレーム内で前後枠部材間または
    左右枠部材間に掛け渡された中間梁材とで形成し、 前記中間梁材の近傍で中間梁材に沿う底面格子状パネル
    の縦線材または横線材を、削除するかまたは粗いピッチ
    としたことを特徴とする物品収納具。
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