JP2003259489A - 圧電フィルムスピーカ - Google Patents

圧電フィルムスピーカ

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JP2003259489A
JP2003259489A JP2002057081A JP2002057081A JP2003259489A JP 2003259489 A JP2003259489 A JP 2003259489A JP 2002057081 A JP2002057081 A JP 2002057081A JP 2002057081 A JP2002057081 A JP 2002057081A JP 2003259489 A JP2003259489 A JP 2003259489A
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diaphragm
signal
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Koji Maekawa
孝治 前川
Toshihiro Hikichi
俊博 引地
Shigeru Watanabe
茂 渡辺
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Tohoku Pioneer Corp
Pioneer Corp
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Tohoku Pioneer Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄型化が可能であると共に、高音圧レベルお
よび広帯域の再生が可能な圧電フィルムスピーカを提供
する。 【解決手段】 湾曲面を有する圧電フィルム11に対し
て湾曲面の表裏両面に電極12を形成した圧電フィルム
振動板10を備え、圧電フィルム11の端部Cに導電部
13を形成して、端部Cの周辺に設けた磁気回路部20
の磁界内に導電部13を位置させ、電極12及び導電部
13に信号を供給することによって圧電フィルム振動板
10を駆動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧電フィルムの表
裏両面に電極を形成した圧電フィルム振動板からなる圧
電フィルムスピーカに関するものであり、特には、高音
圧レベル及び広帯域の出力が得られる圧電フィルムスピ
ーカに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ディスプレイとスピーカが一体と
なったAV(audio visual)機器、例えば、PDP(pl
asma display panel)テレビ受像機,液晶テレビ受像
機,携帯型DVDプレーヤ等においては、フラット・パ
ネル・ディスプレイの採用により機器の薄型化が進めら
れている。また、携帯電話,PDA(Personal Digital
Assistance)等の携帯型情報端末機器においても液晶
ディスプレイや有機ELディスプレイ等のフラット・パ
ネル・ディスプレイが一般に採用されており、薄型且つ
軽量化が進められている。
【0003】このようなAV機器や携帯型情報端末機器
においては、機器全体の薄型化が進められる中でスピー
カの設置スペースが大きな問題になっている。また、ス
ピーカを別載する機器においても、車載用の機器や狭い
室内に設置される機器のようにスピーカを設置するスペ
ースを大きく確保できない場合がある。このような事情
により、スピーカに対しての薄型化の要求は更に高くな
っている。
【0004】このような要求に対応するスピーカとし
て、従来より知られている圧電フィルムスピーカが再注
目されている。この圧電フィルムスピーカの概要を、図
8によって説明すると、ポリフッ化ビニリデン等の弾性
且つ可撓性を有する高分子圧電フィルムの表裏両面に電
極を形成した圧電フィルム振動板1からなり、この電極
に信号源Sから音声信号を供給することによって圧電フ
ィルム振動板1を駆動させるものである。これによる
と、圧電フィルム振動板1を湾曲させて配置することに
より、音声信号による振動板の長さ方向の伸縮振動(黒
字矢印方向)が湾曲面の上下方向の呼吸振動に変換さ
れ、これよって白抜きの矢印方向に音が出力される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような圧電フィル
ム振動板1によるスピーカは、薄型化が可能であると共
にフィルム全面から音が出力されるので発音領域を拡大
することができるメリットがある。しかしながら、一般
に音圧レベルが低く、また低音を再生することができな
いという問題がある。これに対して、近年のAV機器等
においては、高密度の音声信号を出力することができる
のでスピーカの機能にも高機能が要求されており、高い
音圧レベルと広い帯域の周波数を再生できる薄型スピー
カが求められている。
【0006】本発明は、このような事情に対処するため
に提案されたものであって、薄型化が可能であると共
に、高音圧レベルおよび広帯域の再生が可能な圧電フィ
ルムスピーカを提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明による圧電フィルムスピーカは、以下の各請
求項に係る特徴を有する。
【0008】請求項1に係る発明の圧電フィルムスピー
カは、湾曲面を有する圧電フィルムに対して前記湾曲面
の表裏両面に電極を形成した圧電フィルム振動板を備
え、前記圧電フィルムの端部に導電部を形成して、該端
部の周辺に設けた磁気回路の磁界内に前記導電部を位置
させ、前記電極及び前記導電部に信号を供給することに
よって前記圧電フィルム振動板を駆動させることを特徴
とする。
【0009】請求項2に係る発明の圧電フィルムスピー
カは、請求項1の圧電フィルムスピーカを前提として、
前記導電部は、前記圧電フィルムにおける左右端部の片
側に形成され、前記左右端部の逆側端部は機械的に支持
されることを特徴とする。
【0010】請求項3に係る発明の圧電フィルムスピー
カは、請求項1の圧電フィルムスピーカを前提として、
前記導電部は、前記圧電フィルムにおける左右端部の両
側に形成されることを特徴とする。
【0011】請求項4に係る発明の圧電フィルムスピー
カは、請求項1〜3の圧電フィルムスピーカを前提とし
て、前記導電部は、前記圧電フィルムの表面に渦巻きコ
イル状にパターン形成された導電パターンからなること
を特徴とする。
【0012】請求項5に係る発明の圧電フィルムスピー
カは、請求項1〜4の圧電フィルムスピーカを前提とし
て、前記電極に供給される信号を高音用とし、前記導電
部に供給される信号を低音用とすることを特徴とする。
【0013】上記各請求に係る発明によると以下の作用
をなす。
【0014】各請求項の圧電フィルムスピーカによる
と、圧電フィルム振動板は、圧電フィルムの湾曲面に形
成された一対の電極に供給される信号によって駆動さ
れ、圧電フィルムの湾曲面に対して垂直方向に呼吸振動
を生じ、また、圧電フィルムの端部に形成された導電部
に供給される信号によってその端部が面に沿って駆動さ
れ、この駆動による湾曲面の振動が前記の呼吸振動に重
畳される。これによって、異なる駆動方式による振動が
合成されて一枚の圧電フィルム振動板の湾曲面を振動さ
せることになるが、一対の電極に供給される信号の駆動
によって高域側の再生が確保され、導電部に供給される
信号の駆動によって低域側の再生が確保されることにな
るので、一枚の圧電フィルム振動板であっても音圧レベ
ルを向上させることができると共に帯域の広い音を再生
することができる。
【0015】また、請求項2の圧電フィルムスピーカに
よると、前述の一対の電極に供給される信号によって圧
電フィルムが伸縮することにより湾曲面に振動を与え、
前述した圧電フィルムの端部に形成された導電部に供給
される信号によって、その導電部が形成された端部を他
方の機械的に支持された端部側に近接・離間させること
により湾曲面に振動を与える。これによって、一対の電
極に供給される信号の駆動によって高域側の再生が確保
され、導電部に供給される信号の駆動によって低域側の
再生が確保されることになるので、一枚の圧電フィルム
振動板であっても音圧レベルを向上させることができる
と共に帯域の広い音を再生することができる。
【0016】請求項3の圧電フィルムスピーカによる
と、前述の一対の電極に供給される信号によって圧電フ
ィルムが伸縮することにより湾曲面に振動を与え、前述
した圧電フィルムの端部に形成された導電部に供給され
る信号によって、その導電部が形成された両端部を互い
に近接・離間させることにより湾曲面に振動を与える。
これによって、前述の圧電フィルムスピーカと同様に、
一対の電極に供給される信号の駆動によって高域側の再
生が確保され、導電部に供給される信号の駆動によって
低域側の再生が確保されることになるので、一枚の圧電
フィルム振動板であっても音圧レベルを向上させること
ができると共に帯域の広い音を再生することができる。
【0017】請求項4の圧電フィルムスピーカによる
と、前述の作用と併せて、渦巻きコイル状にパターン形
成された導電部が動電形のボイスコイルを形成して、圧
電フィルム振動板を動電形の駆動方式で駆動することに
なるので、圧電フィルム振動板に低音域の振動を生じさ
せることが可能になる。
【0018】請求項5の圧電フィルムスピーカによる
と、供給する信号を帯域分割して、高音用の信号を前述
の一対の電極に供給することで圧電フィルム振動板を圧
電駆動させ、低音用の振動を前述の導電部に供給するこ
とで圧電フィルム振動板を動電駆動することができるの
で、一枚の圧電フィルム振動板から広帯域の出力を得る
ことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明の一実施形態に係る圧
電フィルムスピーカの構造を示す説明図であり、同図
(a)は側面図、同図(b)は同図(a)におけるA部
拡大図を示している。図1において、圧電フィルムスピ
ーカは、圧電フィルム振動板10、磁気回路部20、支
持部30により構成されている。
【0020】圧電フィルム振動板10は弾性及び可撓性
を有する圧電フィルムを基材としており、この圧電フィ
ルムは、湾曲面を形成した湾曲部Bと平面が形成された
端部C,C’とを有している。そして湾曲部Bにおいて
は、図1(b)に示すように、基材となる圧電フィルム
11の表裏両面に一対の電極12,12を形成してい
る。また、一方側の端部Cには導電部13が形成され、
他方側の端部C’は支持部30によって機械的に支持さ
れている。
【0021】磁気回路部20はマグネット21,ヨーク
22,プレート23によって磁気回路を形成するもので
あり、この磁気回路の磁界が磁気ギャップ20A内に形
成されている。そして、この磁気回路部20は端部Cの
周辺に設けられ、磁気ギャップ20A内に端部Cに形成
される導電部13が位置されるように逆側の端部C’が
支持部30によって機械的に支持されている。
【0022】図2は、圧電フィルム振動板10を示す平
面図である。圧電フィルム11の湾曲部Bには、前述し
たように全面を覆うように一対の電極12が形成されて
いる。ここで用いられる圧電フィルム11は、未処理の
ポリフッ化ビニリデン等に延伸処理,分極処理等を施す
ことによって得られる高分子圧電フィルム、或いはエポ
キシ系樹脂等の高分子フィルムに多数の圧電素子を混在
させて成形した複合圧電体フィルム等が用いられる。電
極12は、アルミニウム等の導電性の高い材料を蒸着等
によって薄膜形成するものである。また、圧電フィルム
振動板10に光透過性を付与する場合には、透明な圧電
フィルム11にITO等の透明電極膜を電極12として
蒸着する。一対の電極12にはそれぞれに信号供給用の
端子14が接続されている。
【0023】圧電フィルム11の端部Cには、導電部1
3が形成されているが、この導電部13は、主に銅等の
材料よりなる導電パターンを渦巻きコイル状にパターン
形成したものである。この導電パターンは、予め形成さ
れたパターンをプリントするか、或いは膜形成後にパタ
ーンを有するマスクを介してエッチング処理を施すこと
により形成される。そして、この導電部13には信号供
給用の端子15が接続されている。
【0024】図3は、前述の実施形態における圧電フィ
ルムスピーカに対する信号供給方式の例を示す説明図
(等価回路図)である。同図(a)に示す例は、一対の
電極12による容量C1と導電部13による負荷抵抗R
1に直接信号源Sを並列接続したものである。同図
(b),(c)は、一対の電極12による容量C1と導
電部13による負荷抵抗R1がトランスTを介して信号
源Sに並列又は直列的に接続されたものである。同図
(d)は、トランス・ネットワーク回路を形成するもの
であり、信号源S(駆動アンプ)と一対の電極12によ
る容量C1,導電部13による負荷抵抗R1との間に、
ローパス、ハイパスの各フィルタを形成するネットワー
ク回路Nが挿入され、各トランスT1,T2を介して接
続されるものである。このようなネットワーク化によっ
て、信号源Sからの信号を帯域分割し、高音用の信号を
一対の電極12による容量C1に供給し、低音用の信号
を導電部13による負荷抵抗R1に供給することができ
る。
【0025】このような圧電フィルムスピーカの動作及
び特性について説明する。一対の電極12に供給される
信号によって圧電フィルム11が伸縮振動を起こし、こ
れが湾曲部Bの湾曲面において呼吸振動に変換されて、
圧電フィルム振動板10の湾曲面に第1の駆動方式によ
る振動(図1の矢印S1)を発生させる。また、導電部
13に供給される信号によって、磁気回路の磁界(磁気
ギャップ20A)内の導電部13が力を受けてフィルム
面方向に端部Cを振動させ、端部Cを端部C’に対して
近接離間させることで、圧電フィルム振動板10の湾曲
面に第2の駆動方式による振動(図1の矢印S2参照)
を発生させる。
【0026】すなわち、この圧電フィルム振動板10か
らは第1の駆動方式による振動と第2の駆動方式による
振動が合成した出力が得られることになるが、第1の駆
動方式による振動の帯域を第2の駆動方式による振動の
帯域が補う形になるので、全体として出力の広帯域化を
達成することができる。また、2種類の駆動方式による
振動が重畳されることで音圧レベルを高くすることがで
きる。
【0027】特に図3(d)に示すようなネットワーク
回路を挿入する場合には、高音域が確保できる第1の駆
動方式による振動を帯域分割した高音用の信号により駆
動させ、低音域が確保できる第2の駆動方式による振動
を帯域分割した低音用の信号により駆動させることがで
き、更には、音圧周波数特性、位相特性、インピーダン
ス特性等の微調整をネットワーク内で行うことができる
ので分割帯域をよりスムースに繋げることができる。こ
れにより、より良好な広帯域化を達成することが可能に
なる。
【0028】そして、このような圧電フィルムスピーカ
では、厚さ方向の設置スペースは圧電フィルム振動板1
0を湾曲させるだけのスペースが有れば設置可能である
から、スピーカとしては充分な薄型化を達成することが
できる。
【0029】図4〜6は本発明の圧電フィルムスピーカ
における他の実施形態を示す説明図である(前述の実施
形態と同一部分には同一の符号を付して一部重複した説
明を省略する。)。図4の実施形態は、圧電フィルム振
動板10の左右両端部Cに導電部13を形成し、それぞ
れの導電部13を磁気回路部20の磁気ギャップ20A
内に配置させたものである。この実施形態では、左右の
端部Cはダンパ24,25によって弾性的に支持されて
おり、導電部13に供給される信号によって、その導電
部13が形成された両端部Cを互いに近接・離間させる
ことにより湾曲面に第2の駆動方式による振動を与えて
いる。これによっても前述の実施形態と同様の動作及び
特性が得られるが、第2の駆動方式による振動の振幅幅
を大きくすることができるので、前述の実施形態と比較
して更に音圧レベルを向上させることができる。
【0030】図5の実施形態では、図4の実施形態と同
様に圧電フィルム振動板10の左右両端部に導電部13
を形成し、それぞれの導電部13を磁気回路部20の磁
気ギャップ20A内に配置させたものであるが、第2の
駆動方式による振動の振動方向(矢印)を上下方向にし
ている。これによっても図4の実施形態と同様の動作及
び特性を得ることができる。
【0031】図6の実施形態では、湾曲部を有する2枚
の圧電フィルム振動板10A,10Bの端部を中央で連
結し、その連結された端部に導電部13を形成し、他の
両端部を支持部30で機械的に支持したものである。こ
れによると高帯域周波数を再生できる圧電フィルム振動
板10A,10Bを2枚用意しているので、高帯域にお
ける音圧レベルを更に向上させることができる。また、
圧電フィルム振動板10A,10Bの湾曲曲率を変える
等してそれぞれの振動板の特性を異ならせることによ
り、高帯域における周波数特性を改善することも可能に
なる。
【0032】図7は、図6の実施形態における圧電フィ
ルムスピーカに対する信号供給方式の例を示す説明図
(等価回路図)である。ここで、C1及びC2は圧電フ
ィルム振動板10A及び10Bにおける一対の電極によ
る容量を示しており、R1は導電部13による負荷抵抗
を示している。同図(a)に示す例は、2枚の圧電フィ
ルム振動板10A,10Bにおける電極(容量C1,C
2)と導電部13(負荷抵抗R1)に直接信号源Sを並
列接続したものである。同図(b),(c)は、電極
(容量C1,C2)と導電部13(負荷抵抗R1)がト
ランスTを介して信号源Sに並列又は直列的に接続され
たものである。同図(d)は、トランス・ネットワーク
回路を形成するものであり、信号源S(駆動アンプ)と
一対の電極による容量C1,C2、導電部13による負
荷抵抗R1との間に、ネットワーク回路Nが挿入され、
各トランスT1,T2,T3を介して接続されるもので
ある。このようなネットワーク化によって、信号源Sか
らの信号を帯域分割し、高音用の信号を一対の電極によ
る容量C1,C2に供給し、低音用の信号を導電部13
による負荷抵抗R1に供給することができる。
【0033】
【発明の効果】本発明はこのように構成されるので、薄
型化が可能であると共に、高音圧レベルおよび広帯域の
再生が可能な圧電フィルムスピーカを提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る圧電フィルムスピー
カの構造を示す説明図であり、同図(a)は側面図、同
図(b)は同図(a)におけるA部拡大図を示してい
る。
【図2】実施形態の圧電フィルム振動板を示す平面図で
ある。
【図3】実施形態における圧電フィルムスピーカに対す
る信号供給方式の例を示す説明図(等価回路図)であ
る。
【図4】本発明の圧電フィルムスピーカにおける他の実
施形態を示す説明図である。
【図5】本発明の圧電フィルムスピーカにおける他の実
施形態を示す説明図である。
【図6】本発明の圧電フィルムスピーカにおける他の実
施形態を示す説明図である。
【図7】図6の実施形態における圧電フィルムスピーカ
に対する信号供給方式の例を示す説明図(等価回路図)
である。
【図8】従来の圧電フィルムスピーカを説明する説明図
である。
【符号の説明】
10 圧電フィルム振動板 11 圧電フィルム 12 電極 13 導電部 14,15 端子 20 磁気回路部 20A 磁気ギャップ 21 マグネット 22 ヨーク 23 プレート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 引地 俊博 山形県天童市大字久野本字日光1105番地 東北パイオニア株式会社内 (72)発明者 渡辺 茂 山形県天童市大字久野本字日光1105番地 東北パイオニア株式会社内 Fターム(参考) 5D004 AA02 AA09 CC02 CC08 DD01 FF01 FF04 5D016 AA07 EC29

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 湾曲面を有する圧電フィルムに対して前
    記湾曲面の表裏両面に電極を形成した圧電フィルム振動
    板を備え、 前記圧電フィルムの端部に導電部を形成して、該端部の
    周辺に設けた磁気回路の磁界内に前記導電部を位置さ
    せ、前記電極及び前記導電部に信号を供給することによ
    って前記圧電フィルム振動板を駆動させることを特徴と
    する圧電フィルムスピーカ。
  2. 【請求項2】 前記導電部は、前記圧電フィルムにおけ
    る左右端部の片側に形成され、前記左右端部の逆側端部
    は機械的に支持されることを特徴とする請求項1記載の
    圧電フィルムスピーカ。
  3. 【請求項3】 前記導電部は、前記圧電フィルムにおけ
    る左右端部の両側に形成されることを特徴とする請求項
    1記載の圧電フィルムスピーカ。
  4. 【請求項4】 前記導電部は、前記圧電フィルムの表面
    に渦巻きコイル状にパターン形成された導電パターンか
    らなることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の
    圧電フィルムスピーカ。
  5. 【請求項5】 前記電極に供給される信号を高音用と
    し、前記導電部に供給される信号を低音用とすることを
    特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の圧電フィルム
    スピーカ。
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