JP2003259290A - 画像処理方法及び画像処理装置 - Google Patents

画像処理方法及び画像処理装置

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JP2003259290A
JP2003259290A JP2002055809A JP2002055809A JP2003259290A JP 2003259290 A JP2003259290 A JP 2003259290A JP 2002055809 A JP2002055809 A JP 2002055809A JP 2002055809 A JP2002055809 A JP 2002055809A JP 2003259290 A JP2003259290 A JP 2003259290A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多様なメデイア・サイズで画像信号を出力す
る際に好適であるように画像処理する画像処理装置と画
像処理方法を提供する。 【解決手段】 被写体を撮影して得られる撮影画像由来
の原画像信号を入力するためのフィルムスキャナ部9、
反射原稿入力装置10、画像読込部14、通信手段17
と、原画像信号に所定の画像処理を施し、所定の大きさ
の出力画像用の出力画像信号を生成する画像処理部70
とを備える画像処理装置1において、画像処理部70
は、出力画像の大きさに対する主要被写体の大きさに応
じて、原画像信号に対して画像処理を施し、CRT8、
露光処理部4及びプリント作成部5、画像書込部15、
通信手段17から出力する。ここでの画像処理として
は、レンズ収差補正とその位置の移動、トリミング補
正、平滑化処理及び鮮鋭処理が挙げられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理方法及び
画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、フィルムに記録された撮影画像デ
ータや用紙に印刷されたアナログ画像データを読み取っ
てデジタル画像データに変換する技術(スキャナ等の画
像読取装置)や、これらの変換されたデジタル画像デー
タ、或いはデジタルカメラにより撮影された撮影画像デ
ータや記録媒体、通信回線等を介して取得したデジタル
画像データに対して、見る人に好ましい印象を与えるよ
うに画像処理を施してモニタ上に表示したりプリントし
て出力する技術(画像処理装置)が普及している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】また、最近では画像信
号の生成手段が、玩具用の安価なデジタルカメラ・レン
ズシャッターデジタルカメラ・一眼レフの高級デジタル
カメラ・フィルムスキャナー・フラットベッドスキャナ
ー等に多様化している。一方、画像信号をメディア上に
出力する方法も、銀塩デジタルプリンタ・インクジェッ
トプリンタ・感熱プリンタ・昇華型プリンタ・電子写真
プリンタ等に多様化しており、それに伴い出力される画
像サイズも数センチ角のシールからポスター状まで多様
化している。更にインターネット等で画像信号が流通す
るに至り、撮影者が意図しなかったメディア・サイズで
画像信号が出力される機会も増加している。このように
複雑化した状況においては、従来の画像処理装置では、
鑑賞する者に好ましい印象を与えるような画像をメデイ
ア上に出力するための処理に手間がかかったり、あるい
は困難であった。
【0004】また、従来の画像処理装置でも、レンズの
収差に起因する画像の一部の歪みを補正するレンズ収差
補正や、倍率やレイアウトを変えることでシーンを見栄
えよくするトリミング補正をかけることが行なわれてい
た。この他、画像を見栄え良くするため鮮鋭化処理や平
滑化処理などの処理もなされていた。このような各処理
について、従来の画像処理装置では、一度ユーザーが画
像を見てから処理の程度を決定することが多く手間がか
かるものであった。
【0005】本発明の課題は、撮影や画像読み取りなど
の方法で生成されたデジタル画像信号を出力用に処理す
る画像処理方法及び画像処理装置において、多様なメデ
イア・サイズで画像信号を出力する際に好適であるよう
に画像処理することができ、さらには、従来に比較して
より簡便に好ましい出力画像を与えるように画像処理す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、被写体を撮影して得られ
る撮影画像由来の原画像信号に所定の画像処理を施して
出力用の画像信号を生成する画像処理手段を備える画像
処理方法において、出力画像の大きさに対する主要被写
体の大きさに応じて、原画像信号に画像処理を施すこと
を特徴とする。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の画像処理方法において、撮影における被写体領域、撮
影シーンの構成、被写体距離、及びストロボ光の反射光
に関する情報のうちの1つ以上の情報を取得し、これら
取得した情報に基づいて、前記出力画像の大きさに対す
る主要被写体の大きさを推定することを特徴とする。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の画像処理方法において、前記出力画像の大き
さに対する主要被写体の大きさに応じて、原画像信号に
対し、レンズの収差を補正する画像処理を施すことを特
徴とする。
【0009】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の画像処理方法において、前記出力画像の大きさに対す
る主要被写体の大きさに応じて、補正の位置を変えるこ
とを特徴とする。
【0010】請求項5に記載の発明は、請求項1または
2に記載の画像処理方法において、前記出力画像の大き
さに対する主要被写体の大きさに応じて、原画像信号に
対し、トリミング補正をかける画像処理を施すことを特
徴とする。
【0011】請求項6に記載の発明は、請求項1または
2に記載の画像処理方法において、前記出力画像の大き
さに対する主要被写体の大きさに応じて、原画像信号に
対し、画像処理として平滑化処理を施すことを特徴とす
る。
【0012】請求項7に記載の発明は、請求項1または
2に記載の画像処理方法において、前記出力画像の大き
さに対する主要被写体の大きさに応じて、原画像信号に
対し、画像処理として鮮鋭処理を施すことを特徴とす
る。
【0013】請求項8に記載の発明は、例えば図1〜図
3に示すように、被写体を撮影して得られる撮影画像由
来の原画像信号が入力する画像入力手段(フィルムスキ
ャナ部9、反射原稿入力装置10、画像読込部14、通
信手段17)と、原画像信号に所定の画像処理を施し、
出力用の画像信号を生成する画像処理手段(画像処理部
70)とを備える画像処理装置(1)において、画像処
理手段は、出力画像の大きさに対する主要被写体の大き
さに応じて、原画像信号に画像処理を施すことを特徴と
する。
【0014】請求項9に記載の発明は、請求項8に記載
の画像処理装置において、画像処理手段は、撮影におけ
る被写体領域、撮影シーンの構成、被写体距離、及びス
トロボ光の反射光に関する情報のうちの1つ以上の情報
を取得する取得手段(画像調製処理部74)を備え、画
像処理手段は、取得手段によって取得した前記情報に基
づいて、前記出力画像の大きさに対する主要被写体の大
きさを推定することを特徴とする。
【0015】請求項10に記載の発明は、請求項8また
は9に記載の画像処理装置において、画像処理手段にお
ける処理後の画像を出力する画像出力手段(CRT8、
露光処理部4及びプリント作成部5、画像書込部15、
通信手段17)を備えることを特徴とする。
【0016】請求項11に記載の発明は、請求項8〜1
0のいずれかに記載の画像処理装置において、画像処理
手段は、前記出力画像の大きさに対する主要被写体の大
きさに応じて、原画像信号に対し、レンズの収差を補正
する画像処理を施すことを特徴とする。
【0017】請求項12に記載の発明は、請求項11に
記載の画像処理装置において、画像処理手段は、前記出
力画像の大きさに対する主要被写体の大きさに応じて、
原画像信号に対し、補正の位置を変えることを特徴とす
る。
【0018】請求項13に記載の発明は、請求項8〜1
0のいずれかに記載の画像処理装置において、画像処理
手段は、前記出力画像の大きさに対する主要被写体の大
きさに応じて、原画像信号に対し、トリミング補正をか
ける画像処理を施すことを特徴とする。
【0019】請求項14に記載の発明は、請求項8〜1
0のいずれかに記載の画像処理装置において、画像処理
手段は、前記出力画像の大きさに対する主要被写体の大
きさに応じて、原画像信号に対し、画像処理として平滑
化処理を施すことを特徴とする。
【0020】請求項15に記載の発明は、請求項8〜1
0のいずれかに記載の画像処理装置において、画像処理
手段は、前記出力画像の大きさに対する主要被写体の大
きさに応じて、原画像信号に対し、画像処理として鮮鋭
処理を施すことを特徴とする。
【0021】ここで、請求項1及び請求項8において、
「被写体を撮影して得られる撮影画像由来の原画像信
号」とは、デジタルカメラ等の撮影手段で生成された画
像信号のように撮影したときに生成された画像信号その
ものであってもよいし、フィルムスキャナ、フラットベ
ッドスキャナ等で撮影画像を電子化した画像信号でもよ
いし、あるいはこれらの信号が各種アプリケーションプ
ログラムで加工もしくは書式変換されて生成された画像
信号でもよい。データの形態は、JPEG、TIFF、Exif等に
代表される汎用フオーマットや機種・アプリケーション
固有のフォーマットが挙げられる。これら画像データ
は、ハードディスク、CD-ROM、メモリーカード、フレキ
シブルディスク等の記憶メデイアまたは通信回線を介し
て得られる。また、「所定の画像処理を施し出力用の画
像信号を生成する」とは、前記「原画像信号」に何らかの
処理を加えて修正した画像信号を生成することである。
【0022】さらに、請求項1及び請求項8において、
「主要被写体」とは、表現の中心的役割を果たす被写体
であり、多くの場合、撮影者が撮像画像の構図を設定す
る際に中心的役割を意図した被写体であり、人物、特に
顔領域であることが多い。人物の含まれない風景写真の
場合も、ある場合には近景の花・動物・静物が主要被写
体であり、別の場合には背景の山・空・雲が主要被写体
であったりする。「出力画像の大きさに対する主要被写
体の大きさ」とは、出力画像全体の面積に対する主要被
写体の面積であってもよい。あるいは、所定の長さ部分
の比較でもよく、例えば、出力画像と主要被写体それぞ
れの縦横長さを比較したり、出力画像の外周と接する内
接円や外接円の半径(直径)と、主要被写体をほぼ囲む
円の半径(直径)を比較するといったことでもよい。な
お、本発明は、原画像信号に対して画像処理を施すもの
であるが、「主要被写体の大きさ」のみに従って画像処理
するわけではなく、画像処理の際に他の各種条件を考慮
してよいのは勿論である。
【0023】また、請求項2及び請求項9において、
「被写体領域」とは、撮影画像のうち主要被写体によって
占められる領域である。「撮影シーンの構成」とは、人物
や風景といった被写体の種類、その数、位置関係などの
画像内の構成を言う。「ストロボ光の反射光」の情報は反
射光の有無、強度のいずれも含む。
【0024】本発明によれば、出力画像の大きさに対す
る主要被写体の大きさに応じて、原画像信号に対して画
像処理を施すことから、どのような出力メディアサイズ
であっても適切であるように画像処理が施される。具体
的には、レンズ収差補正やその位置、トリミング補正、
平滑化処理、鮮鋭処理といったこれらの処理が主要被写
体の大きさに応じて、適切に施される。また、「主要被
写体の大きさ」という分かりやすい条件に応じて、各処
理がなされ処理条件の設定など簡単に設定することがで
きる。さらに、請求項2のように、主要被写体の大きさ
について撮影条件から推定することができるので、ユー
ザーが主要被写体の大きさを入力する必要もなく、手間
もかからずに簡単に上記のような各画像処理を行なうこ
とができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、本発明の
画像処理方法及び画像処理装置について説明するが、本
発明はこの実施の形態に限定されるものではない。図1
は、本発明の画像処理装置1の全体構成を示す外観図で
ある。ここでは画像処理装置1として、感光材料を露光
して現像し、プリントを作成するものを例示している
が、これに限らず、画像情報に基づいてプリントを作成
できるものであればよく、例えば、インクジェット方
式、電子写真方式、感熱方式、昇華方式のプリント作成
装置であってもよい。
【0026】この画像処理装置1は、本体2の左側面に
マガジン装填部3を備え、本体2内には記録媒体である
感光材料を露光する露光処理部4と、露光された感光材
料を現像処理して乾燥し、プリントを作成するプリント
作成部5とを備えている。作成されたプリントは本体2
の右側面に設けられたトレー6に排出される。さらに、
本体2の内部には、露光処理部4の上方位置に制御部7
が設けられている。また、本体2の上部には、CRT
(Cathode Ray Tube)8が配置されている。CRT8に
は、画像処理前後の画像情報等が表示される。なお、C
RT8の代わりにLCD(Liquid Crystal Display)な
どの他の表示手段であってもよい。CRT8の左側に透
過原稿読み込み装置であるところのフィルムスキャナ部
9が配置され、右側に反射原稿入力装置10が配置され
ている。
【0027】フィルムスキャナ部9は、フィルムスキャ
ナーにより、アナログカメラにより撮像したネガフィル
ムを現像して得られる現像済みのネガフィルムNから画
像情報を読み取って、アナログの駒画像情報をデジタル
画像データに変換して制御部7へ出力する。反射原稿入
力装置10のフラットヘッドスキャナにより、駒画像を
印画紙に焼き付けて現像処理したプリントPからの画像
情報を読み取ってデジタル画像データに変換して制御部
7へ出力する。フィルムスキャナ部9や反射原稿入力装
置10から読み込まれる原稿として写真感光材料があ
り、この写真感光材料としては、カラーネガフィルム、
カラーリバーサルフィルム、白黒ネガフィルム、白黒リ
バーサルフィルム等が挙げられ、アナログカメラにより
撮像した駒画像情報が記録される。
【0028】また、本体2の制御部7の付近には、画像
読込部14が設けられている。画像読込部14には、P
Cカード用アダプタ14a、フレキシブルディスク用ア
ダプタ14bが備えられ、PCカード13aやフレキシ
ブルディスク13bが差し込み可能になっている。PC
カード13aは、例えばデジタルカメラで撮像した複数
の駒画像情報が記憶されたメモリを有する。フレキシブ
ルディスク13bには、例えば、デジタルカメラで撮像
して複数の駒画像情報が記憶されている。その他、本体
2にマルチメディアカード、メモリーステック、MDデ
ータ、CD−ROM等の記録媒体を着脱可能に構成し、
これらに記憶された駒画像データを取得するようにして
もよい。
【0029】CRT8の前側に操作部11が配置され、
この操作部11に情報入力手段12が設けられている。
情報入力手段12は、例えばタッチパネル等で構成さ
れ、該タッチパネルで操作することで情報入力手段12
からの操作信号が指示信号として制御部7に対して出力
される。なお、操作部11は、キーボードやマウスを備
えていてもよい。なお、操作部11、CRT8、フィル
ムスキャナ部9、反射原稿入力装置10、画像読込部1
4は、本体2に一体的に設けられて装置の構造となって
いるが、いずれか1つ以上を別体として設けてもよい。
【0030】さらに、本体2の制御部7の付近には、画
像書込部15が設けられている。画像書込部15にはフ
レキシブルディスク用アダプタ15a、光磁気ディスク
用アダプタ15b、光ディスク用アダプタ15cが備え
られ、画像記録メディアであるフレキシブルディスク1
6a、光磁気ディスク16b、光ディスク16cがそれ
ぞれ差し込み可能になっており、画像処理後の画像情報
を画像記録メディアに書き込むことができるようになっ
ている。
【0031】更に画像処理装置1には通信手段17(図
3に図示)が設けられており、施設内の別のコンピュー
タやインターネット等を介した遠方のコンピュータから
直接、撮像画像を表す画像信号とプリント等の作業命令
を受信し、画像処理を施した上で出力することができ、
所謂ネットワークプリンタ装置として機能することが可
能になっている。また、画像処理装置1は、通信手段1
7により、画像処理を施した後の撮影画像を表す画像情
報とそれに付帯するオーダー情報を、施設内の別のコン
ピュータやインターネット等を介した遠方のコンピュー
タに対して送付することも可能になっている。
【0032】図2は画像処理装置1の機能的構成を概略
して示す図である。制御部7は、画像処理手段としての
画像処理部70を有し、該画像処理部70が、操作部1
1の情報入力手段12からの入力信号(指令情報)に基
づいて、フィルムスキャナ部9や反射原稿入力装置10
により原稿画像の読み込みを行わせて取得した原画像信
号、画像読込部14から読み込まれた原画像信号、及び
通信手段17(図3に図示)を介して外部機器より入力
された原画像信号に対して出力メディアに応じて画像処
理を施す。そして、画像処理部70において、画像処理
された後の画像データ(出力用の画像信号)を、CRT
8、露光処理部4、画像書込部15、通信手段17、或
いは外部プリンタから出力する。フィルムスキャナ部9
から画像処理部70に対して、アナログカメラにより撮
像された現像済のネガフィルムNからの駒画像データが
入力され、反射原稿入力装置10から画像処理部70に
対して駒画像を印画紙に焼き付けて現像処理したプリン
トPからの駒画像データが入力される。
【0033】原画像信号を読み込む画像読込部14は、
画像転送手段30としてPCカード用アダプタ14a、
フレキシブルディスク用アダプタ14bが設けられてい
る。ユーザーがPCカード用アダプタ14aにPCカー
ド13aを差し込み、またはフレキシブルディスク用ア
ダプタ14bにフレキシブルディスク13bを差し込む
と、各アダプタは、PCカード13aやフレキシブルデ
ィスク13bに記録された駒画像情報を読み取りマイク
ロコンピュータで構成される制御部7へ転送する。PC
カード用アダプタ14aとしては、例えばPCカードリ
ーダやPCカードスロット等が用いられる。
【0034】また、制御部7は、画像処理部70で画像
情報を画像処理して露光用画像情報を形成し、露光処理
部4に送る。露光処理部4では、画像処理部70からの
処理後の画像データについて、感光材料を露光して潜像
を記録し、その潜像物をプリント作成部5に送る。プリ
ント作成部5は、露光処理部4により露光された感光材
料を現像処理して乾燥し、プリントP1、P2、P3を
作成する。プリントP1はサービスサイズ、ハイビジョ
ンサイズ、パノラマサイズ等であり、プリントP2はA
4サイズ、プリントP3は名刺サイズのプリントであ
る。
【0035】さらに、制御部7は、画像処理部70で処
理された後のデータを前記画像書込部15に出力する。
画像書込部15は、画像搬送部31として前述のフレキ
シブルディスク用アダプタ15a、光磁気ディスク用ア
ダプタ15b、光ディスク用アダプタ15cを備え、画
像搬送部31に装着されたフレキシブルディスク16
a、光磁気ディスク16b、光ディスク16cといった
画像記録メディアに、制御部7の画像処理部70により
画像処理された画像データを書き込む。
【0036】また、画像処理装置1はデータ蓄積手段8
1及びテンプレート記憶手段82を有する。データ蓄積
手段81において、画像情報とそれに対応する注文情報
(どの駒の画像から何枚プリントを作成するかの情報、
プリントサイズの情報等)とを記憶し順次蓄積する。
【0037】テンプレート記憶手段82には、操作部1
1から入力されるサンプル識別情報に対応したサンプル
画像データである背景画像、イラスト画像等と、合成領
域を設定する1個以上のテンプレートのデータが予め記
憶されている。さらに、テンプレート記憶手段82に
は、典型的なコメントの文字データや画像データが記憶
され、これらがユーザーからの注文で選択されるように
なっている。画像処理部70の制御の下で、オペレータ
の操作部11からの指令によりテンプレート記憶手段8
2に予め記憶された中から所定のテンプレートが選択さ
れると、テンプレート処理部79で、前記所定のテンプ
レートに原画像データが合成され、さらに、指定された
サンプル識別情報に基づくサンプル画像データと、注文
に基づく画像データ及び/又は文字データとを合成し、
これによってコメントやイラストが付与されたプリント
が作成される。このテンプレートによる合成は、周知の
クロマキー法によって行なわれる。
【0038】画像処理装置1は、以上で概略説明したよ
うに、各種デジタルメディアの画像データ、及び画像原
稿由来の画像情報を取り込む画像入力手段(フィルムス
キャナ部9、反射原稿入力装置10、画像読込部14、
通信手段17)と、この画像入力手段から取り入れた入
力画像の画像情報について、「出力画像の大きさ」と
「出力画像における主要被写体の大きさ」という情報を
取得又は推定して出力メディア上で画像を観察する際に
好ましい印象を与えるように処理を行なう画像処理手段
(画像処理部70)と、処理済の画像を表示、またはプ
リント出力、あるいは画像記録メディアに書き込む、あ
るいは通信回線を介して施設内の別のコンピュータやイ
ンターネット等を介した遠方のコンピュータに対して画
像信号と付帯するオーダー情報を出力する画像出力手段
(CRT8、露光処理部4及びプリント作成部5、画像
書込部15、通信手段17)とを有するのである。
【0039】以下、本発明の特徴的な処理を行う画像処
理部70の構成とその処理機能について詳細に説明す
る。図3は、前記画像処理部70の構成を示す図であ
る。フィルムスキャナ部9から入力された画像信号は、
フィルムスキャンデータ処理部71において、フィルム
スキャナ部9固有の校正操作・ネガ原稿の場合のネガポ
ジ反転・ゴミキズ除去・グレーバランス調整・コントラ
スト調整・粒状ノイズ除去・鮮鋭化強調などが施され、
原画像信号として画像調整処理部74に送られる。ま
た、フィルムサイズ・ネガポジ種別・フィルムに光学的
或いは磁気的に記録された主要被写体に関わる情報・撮
影条件に関する情報(例えばAPSの記載情報内容)な
どが、併せて画像調整処理部74に送られる。
【0040】反射原稿入力装置10から入力された画像
信号は、反射原稿スキャンデータ処理部72において、
反射原稿入力装置10固有の校正操作・ネガ原稿の場合
のネガポジ反転・ゴミキズ除去・グレーバランス調整・
コントラスト調整・ノイズ除去・鮮鋭化強調などが施さ
れ、画像調整処理部74に送られる。画像転送手段30
及び通信手段17から入力された画像信号は、画像デー
タ書式解読処理部73において、その信号のデータ書式
に従い必要に応じて圧縮符号の復元・色信号の表現方法
の変換等を行ない、画像処理部70内の演算に適したデ
ータ形式に変換されて画像調整処理部74に送られる。
また、画像信号のヘッダ情報・タグ情報から取得した主
要被写体に関わる情報及び撮影条件に関する情報が、併
せて画像調整処理部74に出力される。
【0041】この他、フィルムスキャナ部9・反射原稿
入力装置10・画像転送手段30・通信手段17からの
主要被写体に関わる情報及び撮影条件に関する情報を補
足・補充する形で、操作部から該情報を画像調整処理部
74に送る事もできる。つまり、画像調製処理部74
が、本発明の取得手段である。
【0042】出力画像の大きさについての指定は操作部
11から入力されるが、この他に通信手段17へ送られ
た出力画像の大きさについての指定や、画像転送手段3
0が取得した画像信号のヘッダ情報・タグ情報に埋め込
まれた出力画像の大きさについての指定があった場合に
は、画像データ書式解読処理部73が該情報を検出し、
画像調整処理部74へ転送する。
【0043】画像調整処理部74では、テンプレート処
理が必要な場合にはテンプレート処理部79に画像信号
を転送しテンプレート処理後の画像信号を再び受け取
る。また画像調整処理部74は、操作部11又は制御部
7の指令に基づき、フィルムスキャナ部9・反射原稿入
力装置10・画像転送手段30・通信手段17・テンプ
レート処理部79から受け取った画像信号に対して、後
述する方法で出力メディア上で画像を観察する際に好ま
しい印象を与える画像を与えるように画像処理を行な
い、CRT固有処理部75、プリンタ固有処理部A7
6、画像データ書式作成処理部78、場合によってはプ
リンタ固有処理部B77へ処理済みの画像信号を送出す
る。
【0044】CRT固有処理部75では、画像調整処理
部74から受け取った画像信号に対して、必要に応じて
画素数変更・カラーマッチング等の処理を行ない、制御
情報等表示が必要な情報と合成した表示用の信号をCR
T8に送出する。
【0045】プリンタ固有処理部A76では、画像調製
処理部74から出力された画像データに対して、必要に
応じてプリンタ固有の校正処理・カラーマッチング・画
素数変更等を行なった後、露光処理部4に画像信号を送
出する。画像処理装置1に、更に大判インクジェットプ
リンタなど、外部プリンタ装置を接続する場合には、接
続するプリンタ装置ごとにプリンタ固有処理部B77を
設け、適正なプリンタ固有の校正処理・カラーマッチン
グ・画素数変更等を行なうようにする。なお、このよう
に外部プリンタを接続する場合には、外部プリンタも本
発明の画像出力手段となる。
【0046】画像データ書式作成処理部78において
は、画像調整処理部74から受け取った画像信号に対し
て、必要に応じてJPEG、TIFF、Exif等に代表される各種
の汎用画像フオーマットへの変換を行ない、画像搬送部
31や通信手段17へ画像信号を転送する。以上の、フ
ィルムスキャンデータ処理部71・反射原稿スキャンデ
ータ処理部72・画像データ書式解読処理部73・画像
調整処理部74・CRT固有処理部75・プリンタ固有
処理部A76・画像データ書式作成処理部78という区
分は、画像処理部70の機能の理解を助ける為に設けた
区分であり、必ずしも物理的に独立したデバイスとして
実現される必要はなく、たとえば単一のCPUにおける
ソフトウエア処理の種類の区分として実現されてもよ
い。
【0047】次に、画像調製処理部74で実施される画
像処理の詳細を説明する。本発明では、この画像調製処
理部74において、出力メディア上で画像を観察する際
により好ましい印象を与えるように、出力画像の大きさ
に対する主要被写体の大きさに応じて、原画像信号に対
して画像処理を施すことを特徴としている。本発明で
は、特に画像処理として、レンズ収差補正の程度を変え
たり、レンズ収差補正の位置を変えたり、トリミング補
正をかけたり、鮮鋭化処理を行ったり、平滑化処理を施
すといったことが挙げられる。具体的な画像処理内容の
態様については後に詳細に述べる。
【0048】「出力画像の大きさ」とは、出力対象であ
るメデイア上にプリント又は表示された時の撮像画像全
域の実寸を意味し、たとえばA4サイズの用紙に印刷さ
れた場合には、縁取りの余白を除く190mm×280mm程
度の領域が出力画像の大きさとなる。ここで言う撮像画
像とはフィルムカメラやデジタルカメラなどの手段で撮
影されたいわゆる画像部分そのもののことを意味する。
たとえば、出力メディアに額縁のイラストが書かれてお
り、このイラストをテンプレートとしてその内側に撮像
画像がはめ込まれている場合は、一般に鑑賞距離は額縁
のイラストの大きさでなく、内側の撮像画像の大きさに
支配される。そこで本発明における「出力画像の大き
さ」とは、テンプレートの内側にある撮像画像の大きさ
とする。また、ひとつのテンプレート内に大きさの異な
る複数の撮像画像がはめ込まれている場合は、各々の撮
像画像について個別に出力画像の大きさが定義される。
【0049】なお、メデイア上にプリント又は表示され
た撮像画像を人間が鑑賞するとき、その一般的な鑑賞距
離は「出力画像の大きさ」により変化する。この距離は
画像の長辺が視野角約30度におさまる距離になることが
多い。例えば、画像の大きさが写真のL版(86mm×12
8mm)〜2L版(128mm×172mm)の場合の鑑賞距
離は30cm程度であり、画像がこれよりも大きくなる場
合には視野内に画像全体を収めるために鑑賞距離が遠く
なる。逆に画像が小さい場合でも、鑑賞距離が30cmか
ら大きく近づくことはない。
【0050】「出力画像の大きさに対する主要被写体の
大きさ」は、メデイア上にプリント又は表示された時の
主要被写体領域の実寸を意味する。たとえば、出力画像
がA4サイズの用紙に印刷された場合、人物のクローズ
アップ写真では50〜100mm角の大きさになることが多
いし、集合写真や建造物を背景にした人物の記念撮影で
は10〜30mm角程度の大きさになる事が多い。このよう
に、出力画像の大きさ(メディア)が一定である場合で
も、出力画像における好ましい主要被写体の大きさは1
画像毎に異なる。なお、本実施の形態は、自動的にレン
ズ収差補正やトリミング等の機能を有するものであるの
で、主要被写体が人物で、しかも10人程度またはそれ
以上の人数の集合写真であることを主に想定している
が、本発明の画像処理はこの場合に限定されない。
【0051】また、本発明では、「出力画像の大きさに
対する主要被写体の大きさに応じて」であるので、「主要
被写体の大きさの値に応じて」でもよいし、「主要被写体
の出力画像に対する大きさの割合」でも構わない。つま
り、主要被写体の大きさは、必ずしも出力画像上の実寸
で取得する必要はなく、「出力画像において主要被写体
の占める割合」を算出可能にする情報を取得することに
してもよい。さらに、「値」、「割合」のいずれでも、出力
画像と主要被写体の面積同士を比較してもよいし、所定
箇所の長さの比較であってもよい。たとえば、主要被写
体の大きさについて、画像処理部70が、操作部11か
らの指定等から主要被写体の領域を矩形状の一辺又は円
の半径の画素数で取得すれば、画像全体の画素数と比較
することで画像において主要被写体の占める割合が容易
に算出され、前述のように取得又は推定した出力画像の
大きさを乗じることで出力画像における主要被写体の大
きさを容易に算出することができる。
【0052】画像処理部70は、「出力画像の大きさ」
を次のように取得する。本実施例の画像処理装置1は、
画像出力装置を兼ねたプリンターを内蔵する装置である
ので、ユーザーが操作部11から入力する印刷命令の内
容から容易に出力画像の大きさを取得する事ができる。
なお、画像処理装置がプリントと別体として接続されて
いる場合も同様である。さらに、本発明の画像処理装置
が直接プリンタに接続されずに処理後の画像データをフ
ァイル又は通信手段に出力するのみの装置であった場合
でも、想定する出力画像の大きさを画像処理装置のユー
ザーが指定することにより、出力画像の大きさを取得す
る事ができる。
【0053】また、出力画像の大きさをユーザーからの
指示により取得する事ができない状況でも、「出力画像
の大きさを推定する」事により、取得してもよい。たと
えば、入力する原画像信号の画素数はユーザーが意図す
る出力メディア上のサイズと強く相関する。1万画素程
度の画像はサムネール・インデックス用途であり出力画
像の大きさは数センチ角程度を意図していると推定され
るし、200万画素程度の画像はL〜2L版のプリントを
意図していると推定される。従って、原画像信号の画素
数と出力画像の大きさの典型的な関係をメモリしてお
き、原画像信号から出力画像を推定してもよい。あるい
は、解像度として一般的なカラー画像の印刷条件(例え
ば300DPI)を仮定して、原画像信号の画素数から出力画
像の大きさに換算することにより求めてもよい。
【0054】「主要被写体の大きさ」を取得する方法
は、ユーザーが操作部11を介して入力指示したり、原
画像信号に添付された付加情報(所謂タグ情報など)を
参照したりする事で達成される。こうした付加情報の添
付方法は、独自の情報フォーマットや独立の情報ファイ
ル・信号として与えられてもよいが、より好ましい態様
としてはJPEG、TIFF、Exif等に代表される各種の汎用画
像フオーマットに規定されている既存のタグ情報を利用
したり、メーカーノートやユーザーノートといった自由
に使用できる領域を利用することが挙げられる。
【0055】また、主要被写体の大きさが直接的に指定
されない状況では、画像調製処理部74は撮影条件に関
する情報を取得し、該情報に基づいて主要被写体の占め
る割合を推定する。撮影条件に関する情報の具体例とし
ては、被写体領域・撮影シーンの構成・撮影時の被写体
距離・撮影時のストロボ反射光に関する情報が挙げられ
る。これらの情報は、多くの場合、撮影時あるいは画像
処理装置1にデータとして送られる前の加工時等の原画
像信号の作成の際に情報として取得され、画像調製処理
部74に送られてくる原画像信号に付与されているデー
タに含まれるものである。そして、これら情報は、独自
の情報フォーマットや独立の情報ファイル・信号として
与えられてもよいが、より好ましい態様としてはJPEG、
TIFF、Exif等に代表される各種の汎用画像フオーマット
に規定されている既存のタグ情報を参照したり、メーカ
ーノートやユーザーノートといった自由に使用できる領
域を利用することで入力される。さらには、これら情報
は、原画像信号が画像処理装置1において画像処理され
る際に操作部11から入力するように構成してもよい。
【0056】特に、本発明における被写体領域、撮影シ
ーンの構成、被写体距離、ストロボ光源の反射光のうち
少なくとも1つの情報を取得する手段としては、デジタ
ル画像データに付与するいわゆるタグ情報を利用するこ
とが好ましい。撮影時に画像データごとに対応するタグ
情報に、これらの情報が自動的に記録されるデータであ
ってもよいし、撮影時にユーザーが入力してもよいし、
撮影後に記録されたデータでもよい。これら撮影条件の
情報から推定した主要被写体の大きさは、原画像信号に
おける被写体の割合ではあるが、主要被写体の画像全体
に対する大きさが、原画像と出力画像とでほとんど変更
しない場合には、この推定方法で十分に「出力画像にお
ける主要被写体の大きさ(割合)」が分かる。なお、原
画像と出力画像とで好適な主要被写体の大きさ(割合)
が変わることもあるが、このような場合には、多くはユ
ーザーが所望の主要被写体サイズを入力すると考えられ
るので、このような推定は不要である。また、主要被写
体の大きさの割合が変わり、しかもユーザーからの指定
がない場合でも、撮影条件の情報から推定した原画像信
号の主要被写体の大きさ(割合)から、さらに出力画像
における好適な被写体の大きさ(割合)を推定する、と
いったように2段階の工程で出力画像における主要被写
体の大きさ(割合)を求めてもよい。
【0057】画像処理部70による撮影条件に関する情
報から主要被写体の占める割合を推定する方法につい
て、例を挙げて説明する。 (1)被写体領域の情報を取得した場合 被写体領域のデータの由来は、デジタルカメラの撮影者
などが作成したデータであってもよいし、デジタルカメ
ラなどが自動的に認識して取得したデータであってもよ
い。自動的に取得する場合、例えば撮影者の視線を基準
に所定領域を主要被写体領域として決定する方法、肌色
と判断した部分や人型形状から主要被写体領域を決定す
る方法など周知の各種方法が挙げられる。
【0058】このように取得し原画像信号に含まれる被
写体領域のデータ方式は特に限定されないが、例えば、
被写体領域に関する情報が、円形領域の中心座標と半径
の画素数、あるいは矩形領域の中心座標と縦・横の画素
数のように、主要被写体領域の画素数を算出可能なデー
タであれば、画像処理部70は、画像全体の画素数と比
較することで画像において主要被写体の占める割合を容
易に算出し、本発明が前述の方法で取得又は推定した出
力画像の大きさを乗じることで、出力画像における主要
被写体の大きさを容易に算出する。また被写体領域の情
報が、領域の中心座標の1点のみで与えられた場合に
は、画像処理部70は、指定された座標周辺の数画素の
平均色相・平均明度を算出して、指定された中心の座標
の周辺で色相・明度が該平均値から一定の範囲(例えば
色相角の差が10度以内で、明度の差がダイナミックレ
ンジの10%以内)におさまる画素領域を探索すること
で主要被写体領域の画素数を確定する。
【0059】(2)撮影シーンの構成とは、撮影シーン
の状況や被写体の構成に関する情報であり、この情報
は、撮影者などが「ポートレートモード」や「風景モード」
といったように撮影モードを指定することで作成された
データであってもよいし、デジタルカメラなどが自動的
に認識して取得したデータであってもよい。画像処理部
70は、撮影シーンの構成の情報が与えられた場合、た
とえば人物や、ポートレートの撮影であるというデータ
であれば、主要被写体は人物の顔であり、その直径は画
像全体が矩形状であるときの画像短辺の1/4〜1/2程度で
あると推定する。概略値として画像短辺の画素数の1/3
程度の直径円の面積相当の画素数を用いて主要被写体の
占める割合と推定することができるし、画像短辺の1/4
〜1/2程度の肌色領域を画像内から探索することで推定
精度を向上させることもできる。また、撮影シーンが風
景である場合は、画像面積の10%程度を占める主要被
写体が存在する場合が多い。撮影シーンタイプが夜景で
ある場合は、画像全体と比較して明度が高い領域が主要
被写体であると推定できる。
【0060】(3)被写体距離の情報は、デジタルカメ
ラなどにおいては測距動作などにより撮影時に自動的に
取得され、原画像信号に含まれることが多い。被写体距
離が(無限大ではなくて)具体的に得られている場合に
は、遠景の風景などの画像ではなく比較的近距離の被写
体であることが多い。そこで、画像調製処理部74は、
被写体距離の情報が与えられた場合には、主要被写体は
人間の顔であると仮定して、一般的なコンパクトカメラ
のレンズ特性から被写体距離に応じた顔の大きさを算出
することで画像中で主要被写体の占める割合を推定す
る。
【0061】(4)ストロボ反射光の情報が与えられた
場合は、反射光の有無・強度の情報でおよその被写体距
離が推定でき、その結果(3)と同様の方法で画像中で
主要被写体の占める割合を推定できる。(1)〜(4)
の撮影情報が複数与えられた場合には、それらを適宜組
み合わせて判断してもよく、これにより推定の精度を向
上できる。
【0062】なお、上記では撮影条件に関する情報とし
て特に有効である4つの条件を挙げたが、上記の4つに
限らず他の条件であってもよいし、また、上記4つの条
件を含めて複数の条件を組み合わせて主要被写体の大き
さ(あるいは割合)を推定するように構成してもよい。
また、画像調製処理部74による主要被写体の大きさ
(あるいは割合)の推定は、上記で挙げた方法だけでな
く、画像情報から肌色部分を抽出したり、画像中央部で
色相・明度が一定の範囲におさまる範囲を抽出すること
で、推定してもよい。
【0063】画像調製処理部74は、上記の方法で取得
又は推定した「出力画像全体の大きさ」と「出力画像に
おける主要被写体の大きさ」に基づいて、出力メディア
上で画像を観察する際により好ましい印象を与えるよう
に、自動的に撮影画像を表す画像信号に適用する画像処
理(レンズ収差補正、レンズ収差補正の位置の変更、ト
リミング処理、平滑化処理、鮮鋭化処理)を施すことを
特徴としている。主要被写体の大きさ(割合)と各画像
処理の関係について以下説明する。なお、これら各処理
の具体的な方法、つまりその処理のための演算等につい
ては、従来周知の方法を適宜用いればよい。
【0064】以下には、画像処理装置70によるレン
ズ収差補正及び補正の位置、トリミング補正、平
滑化処理、鮮鋭処理について説明していく。これら
〜の処理は、画像調製処理部74で、全て行うように
してもよいし、一部のみでもよいし、また、ユーザーが
選択できるようになっていてもよい。
【0065】レンズ収差補正及び補正の位置 レンズ収差補正は、レンズ形状に起因する画像の歪みを
補正するもので、例えば人物の集合写真の場合、画像の
周辺部の人物は歪んでしまい、顔・体が膨張して再現さ
れるが、これを補正する処理である。本実施の形態で
は、出力画像における主要被写体の占める領域を縦横成
分別々に求め、出力画像の縦長さ、横長さのいずれか一
方がそれぞれ独立に70%以上であれば、レンズ収差の
影響が主要被写体に及んでいるとしてレンズ収差補正を
かける。補正位置については、例えば縦方向の主要被写
体の割合が70%を越えていれば、縦方向において両縁
から長さ10%までのエリア内とする。さらに、補正位
置について、出力画像に対する主要被写体の大きさ(割
合)に応じて適宜変更するように設定してもよい。加え
て、主要被写体の大きさだけでなく、撮影したときのレ
ンズや撮影時の光源の波長なども含めて、補正の程度、
補正の位置を考慮してもよい。その場合、前述の撮影条
件を取得したように、画像調製処理部74が、原画像信
号のタグ情報などからレンズ情報や光源波長や波長分布
などを取り込み、補正処理の演算処理において考慮する
ように設定すればよい。
【0066】トリミング補正 この処理は、出力画面における主要被写体の位置を見た
目よく、例えば中心に変更するための処理である。本実
施の形態では、例えば、原画像信号から求められる画像
サイズに対する主要被写体の割合が30〜50%である
場合に、実際の出力サイズに対する主要被写体の割合が
60〜80%となるように、トリミング補正を行うこと
とし、具体的には外形線を選択したり、必要に応じて倍
率を選択する。
【0067】平滑化処理 この処理は、画像の粒状の粗さを低減する処理である。
より具体的には、デジタル画像において、ある画素の濃
度を基準とし、その値に対し周辺画素の濃度を決め、よ
り濃度を大きくまたは小さくすることで、各画素間の濃
度を変化させ、画素間の濃度変化が滑らかになること
で、見た目にはその処理を施した部分は濃度変化が小さ
く均一化する。主要被写体が人物で、特にポートレート
などで顔部分について粒状が目立たないことが好まれる
場合や、主要被写体が空で明るく均一な色合いが好まれ
るような場合に行なわれる処理である。本実施の形態で
は、例えば、出力サイズに対する主要被写体の大きさの
割合が30%以上であれば、主要被写体部分に対して平
滑化処理を施す。さらに、主要被写体部分の割合に応じ
て、例えば50%を境に割合が高ければより平滑化の程
度を上げてもよい。
【0068】鮮鋭処理 この処理は、画像に対して「くっきりした、はっきりし
た」描写になる処理を施すことである。この処理によっ
て画像の粒状粗さが強調されるという作用があるため、
前記平滑化処理とはトレードオフの関係にあり、平滑化
処理とセットで考慮する必要がある。本実施の形態で
は、出力サイズに対する主要被写体の大きさの割合が3
0%以上であれば、前述のように平滑化処理を行う一
方、鮮鋭処理を行わない。30%未満であれば、主要被
写体の占める割合が比較的小さくよりクリアに見せた方
が好ましいことから鮮鋭化処理を施す。あるいは、主要
被写体の割合が30%以上であれば、平滑化処理を行う
一方で、鮮鋭処理を本来得たい鮮鋭度を100%とした
ときの50%までの鮮鋭処理を施すように設定してもよ
い。
【0069】以上の画像処理装置1及びそれによる画像
処理方法によれば、画像処理部70において、出力画像
の大きさに対する主要被写体の大きさに応じて原画像信
号に対して画像処理を施すことから、多様な出力メディ
アサイズに適切であるように画像処理が施される。具体
的には、レンズ収差補正やその位置、トリミング補正、
平滑化処理、鮮鋭処理といったこれらの処理が主要被写
体の大きさに応じて、適宜施され、出力サイズにおける
被写体がよりよい印象で修正されて出力される。また、
画像処理装置1では、ユーザーからの入力がなくても、
出力サイズや被写体の大きさについて推定した上で、自
動的にこれら処理を行なうことができるので、ユーザー
にとっては手間がかからず簡便に処理できるものであ
る。
【0070】なお、本発明は、上記実施の形態に限定さ
れるものではなく、画像処理装置としては、様々な態様
が可能である。例えば、原画像信号を生成する撮影手段
そのものが本発明の装置の機能を有していてもよいので
ある。図4には、デジタルスチルカメラ100の構成を
示すブロック図である。デジタルスチルカメラ100
は、原画像信号あるいは原画像信号の元となる画像デー
タを生成する手段の一例でもあるし、また、本発明に係
る画像処理機能を有する画像処理装置であってもよい。
図4において、撮影レンズ101により受光面に光学像
を結像された光電変換手段102は、被写体の光学像を
対応する電荷量に変換する、いわゆる光電変換を行うも
のである。A/D変換装置103は、光電変換手段から
入力されたアナログ信号をデジタル信号に変換して出力
するものである。かかるA/D変換回路103を介して
得られた画像信号は、一旦、画像用メモリ104に記録
される。また被写体構成入力手段105が設けられてお
り、画像データごとに被写体構成に関する情報が取得さ
れる。
【0071】画像用メモリ104に記録された画像デー
タは、CPU106によって各種の画像処理が施され
る。この際に併せて本発明の画像処理を実施する事もで
きるし、本発明の画像処理は実施せず、被写体構成入力
手段に入力した被写体に関する情報を画像信号と共に記
録しておくこともできる。更に、撮影条件に関する情報
も画像信号と共に記録される。これらの画像信号及び各
種情報は、最終的には画像毎に一つのファイルとして作
成され、CPU106に接続された主メモリに記録され
る。また、画像用メモリ104に記録された画像データ
や被写体構成入力手段105に記録された各種情報等
を、液晶表示画面などからなる表示手段110に表示で
きるようになっている。
【0072】尚、CPU106は、内蔵電池等の電源1
07から電力供給を受け、インタフェース108(例え
ば、232Cシリアルポート、USB、IrDA通信装
置等)を介して、外部のデジタルスチルカメラやパソコ
ン等に対し、記録手段である主メモリに格納されたデー
タを転送でき、また受信することもできるようになって
いる。また、インタフェース108は、カメラ100に
装着されたメモリカードMCに記録されたデータを読み
込んで、CPU106を介して、主メモリ109に送信
できるようになっている。
【0073】なお、上記実施の形態は一例を示したもの
であり、本発明は上記記載に限定されるものではない。
また、上記では本発明にかかる画像処理の内容を中心に
記載したものであり、図4のCPUや図3の画像調整処
理部でその他の必要とされる画像処理が実施されても良
いのは勿論である。
【0074】
【発明の効果】本発明によれば、出力画像の大きさに対
する主要被写体の大きさに応じて、原画像信号に対して
画像処理を施すことから、どのような出力メディアサイ
ズであっても適切であるように画像処理が施される。具
体的には、レンズ収差補正やその位置、トリミング補
正、平滑化処理、鮮鋭処理といったこれらの処理が主要
被写体の大きさに応じて、適切に施される。また、「主
要被写体の大きさ」という分かりやすい条件に応じて、
各処理がなされ処理条件の設定など簡単に設定すること
ができる。さらに、請求項2のように、主要被写体の大
きさについて撮影条件から推定することができるので、
ユーザーが主要被写体の大きさを入力する必要もなく、
手間もかからずに簡単に上記のような各画像処理を行な
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像出力装置1の全体構成を示す
外観図である。
【図2】図1の画像出力装置1の機能的構成を概略して
示す図である。
【図3】図2の画像処理部70の機能的構成を示すブロ
ック図である。
【図4】デジタルスチルカメラの構成を示すブロック図
である。
【符号の説明】 1 画像処理装置 2 本体 3 マガジン装填部 4 露光処理部(画像出力手段) 5 プリント作成部(画像出力手段) 6 トレー 7 制御部 8 CRT(画像出力手段) 9 フィルムスキャナ部(画像入力手段) 10 反射原稿入力装置(画像入力手段) 11 操作部 12 情報入力手段 14 画像読込部(画像入力手段) 15 画像書込部(画像出力手段) 17 通信手段(画像入力手段、画像出力手段) 30 画像転送手段 31 画像搬送部 70 画像処理部(画像処理手段) 71 フィルムスキャンデータ処理部 72 反射原稿スキャンデータ処理部 73 画像データ書式解読処理部 74 画像調整処理部(取得手段) 75 CRT固有処理部 76 プリンタ固有処理部A 77 プリンタ固有処理部B 78 画像データ書式作成処理部 81 データ蓄積手段 100 デジタルスチルカメラ 105 被写体構成入力手段 106 CPU 109 主メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/91 L

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被写体を撮影して得られる撮影画像由来の
    原画像信号に所定の画像処理を施して出力用の画像信号
    を生成する画像処理手段を備える画像処理方法におい
    て、 出力画像の大きさに対する主要被写体の大きさに応じ
    て、原画像信号に画像処理を施すことを特徴とする画像
    処理方法。
  2. 【請求項2】撮影における被写体領域、撮影シーンの構
    成、被写体距離、及びストロボ光の反射光に関する情報
    のうちの1つ以上の情報を取得し、 これら取得した情報に基づいて、前記出力画像の大きさ
    に対する主要被写体の大きさを推定することを特徴とす
    る請求項1に記載の画像処理方法。
  3. 【請求項3】前記出力画像の大きさに対する主要被写体
    の大きさに応じて、原画像信号に対し、レンズの収差を
    補正する画像処理を施すことを特徴とする請求項1また
    は2に記載の画像処理方法。
  4. 【請求項4】前記出力画像の大きさに対する主要被写体
    の大きさに応じて、補正の位置を変えることを特徴とす
    る請求項3に記載の画像処理方法。
  5. 【請求項5】前記出力画像の大きさに対する主要被写体
    の大きさに応じて、原画像信号に対し、トリミング補正
    をかける画像処理を施すことを特徴とする請求項1また
    は2に記載の画像処理方法。
  6. 【請求項6】前記出力画像の大きさに対する主要被写体
    の大きさに応じて、原画像信号に対し、画像処理として
    平滑化処理を施すことを特徴とする請求項1または2に
    記載の画像処理方法。
  7. 【請求項7】前記出力画像の大きさに対する主要被写体
    の大きさに応じて、原画像信号に対し、画像処理として
    鮮鋭処理を施すことを特徴とする請求項1または2に記
    載の画像処理方法。
  8. 【請求項8】被写体を撮影して得られる撮影画像由来の
    原画像信号が入力する画像入力手段と、 原画像信号に所定の画像処理を施し、出力用の画像信号
    を生成する画像処理手段とを備える画像処理装置におい
    て、 画像処理手段は、出力画像の大きさに対する主要被写体
    の大きさに応じて、原画像信号に画像処理を施すことを
    特徴とする画像処理装置。
  9. 【請求項9】画像処理手段は、撮影における被写体領
    域、撮影シーンの構成、被写体距離、及びストロボ光の
    反射光に関する情報のうちの1つ以上の情報を取得する
    取得手段を備え、 画像処理手段は、取得手段によって取得した前記情報に
    基づいて、前記出力画像の大きさに対する主要被写体の
    大きさを推定することを特徴とする請求項8に記載の画
    像処理装置。
  10. 【請求項10】画像処理手段における処理後の画像を出
    力する画像出力手段を備えることを特徴とする請求項8
    または9に記載の画像処理装置。
  11. 【請求項11】画像処理手段は、前記出力画像の大きさ
    に対する主要被写体の大きさに応じて、原画像信号に対
    し、レンズの収差を補正する画像処理を施すことを特徴
    とする請求項8〜10のいずれかに記載の画像処理装
    置。
  12. 【請求項12】画像処理手段は、前記出力画像の大きさ
    に対する主要被写体の大きさに応じて、原画像信号に対
    し、補正の位置を変えることを特徴とする請求項11に
    記載の画像処理装置。
  13. 【請求項13】画像処理手段は、前記出力画像の大きさ
    に対する主要被写体の大きさに応じて、原画像信号に対
    し、トリミング補正をかける画像処理を施すことを特徴
    とする請求項8〜10のいずれかに記載の画像処理装
    置。
  14. 【請求項14】画像処理手段は、前記出力画像の大きさ
    に対する主要被写体の大きさに応じて、原画像信号に対
    し、画像処理として平滑化処理を施すことを特徴とする
    請求項8〜10のいずれかに記載の画像処理装置。
  15. 【請求項15】画像処理手段は、前記出力画像の大きさ
    に対する主要被写体の大きさに応じて、原画像信号に対
    し、画像処理として鮮鋭処理を施すことを特徴とする請
    求項8〜10のいずれかに記載の画像処理装置。
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