JP2003259132A - 画像処理方法、画像処理装置、画像処理プログラムおよび記録媒体 - Google Patents
画像処理方法、画像処理装置、画像処理プログラムおよび記録媒体Info
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- JP2003259132A JP2003259132A JP2002050121A JP2002050121A JP2003259132A JP 2003259132 A JP2003259132 A JP 2003259132A JP 2002050121 A JP2002050121 A JP 2002050121A JP 2002050121 A JP2002050121 A JP 2002050121A JP 2003259132 A JP2003259132 A JP 2003259132A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 文字を含む画像を、文字の視認性を悪化させ
ることなく、減色処理する。 【解決手段】 画像解析部156が、入力画像の文字領
域と背景領域とを検出し、仮色割当部164が、文字領
域と背景領域とに対し、隣接する領域同士が互いに異な
るように配色し、実色割当部168が、文字領域と背景
領域との配色に対して、減色後にnビットで規定される
色を実際に割り当てて、出力部172が、文字領域と背
景領域とに対し、割り当てられた色を付与して出力す
る。
ることなく、減色処理する。 【解決手段】 画像解析部156が、入力画像の文字領
域と背景領域とを検出し、仮色割当部164が、文字領
域と背景領域とに対し、隣接する領域同士が互いに異な
るように配色し、実色割当部168が、文字領域と背景
領域との配色に対して、減色後にnビットで規定される
色を実際に割り当てて、出力部172が、文字領域と背
景領域とに対し、割り当てられた色を付与して出力す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文字を含む入力画
像を減色処理する画像処理方法、画像処理装置、画像処
理プログラム、および記録媒体に関する。
像を減色処理する画像処理方法、画像処理装置、画像処
理プログラム、および記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、減色処理とは、画素(ピクセ
ル、ドット)により表現可能な色数がmビットで規定さ
れる画像を、それよりも少ないnビットの色数に減少さ
せる処理をいう。この減色処理の例としては、画素の色
を当該色に最も近い色に置き換える処理(近似色置換
法)や、着目画素の色の置換時に発生する誤差を周辺画
素に分散させる処理(誤差拡散法)などが挙げられる。
ル、ドット)により表現可能な色数がmビットで規定さ
れる画像を、それよりも少ないnビットの色数に減少さ
せる処理をいう。この減色処理の例としては、画素の色
を当該色に最も近い色に置き換える処理(近似色置換
法)や、着目画素の色の置換時に発生する誤差を周辺画
素に分散させる処理(誤差拡散法)などが挙げられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、文字を
含む画像を上記減色処理によって減色させると、当該文
字が判読しづらくなる場合がある、という欠点があっ
た。例えば、近似色置換法では、比較的近い色同士が同
一色に変換されるために、文字の色とその背景の色とが
同一色に変換されてしまうことがあるし、誤差拡散法で
は、誤差の分散に伴って、色の変化がない(または、乏
しい)はずの文字に異なる色の点(画素)が多数出現し
てしまうことがある。さらに、文字を含むカラー画像を
白黒画像に変換する場合に、文字の明度とその背景の明
度とにあまり差がないとき、当該文字が背景に埋もれる
結果、区別しにくくなる、といった欠点があった。本発
明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、そ
の目的は、文字を含む入力画像を、文字の視認性を悪化
させることなく、減色処理する画像処理方法、画像処理
装置、画像処理プログラムおよび記録媒体を提供するこ
とにある。
含む画像を上記減色処理によって減色させると、当該文
字が判読しづらくなる場合がある、という欠点があっ
た。例えば、近似色置換法では、比較的近い色同士が同
一色に変換されるために、文字の色とその背景の色とが
同一色に変換されてしまうことがあるし、誤差拡散法で
は、誤差の分散に伴って、色の変化がない(または、乏
しい)はずの文字に異なる色の点(画素)が多数出現し
てしまうことがある。さらに、文字を含むカラー画像を
白黒画像に変換する場合に、文字の明度とその背景の明
度とにあまり差がないとき、当該文字が背景に埋もれる
結果、区別しにくくなる、といった欠点があった。本発
明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、そ
の目的は、文字を含む入力画像を、文字の視認性を悪化
させることなく、減色処理する画像処理方法、画像処理
装置、画像処理プログラムおよび記録媒体を提供するこ
とにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る画像処理方法は、画素により表現可能
な色数がmビットで規定されるとともに文字を含む入力
画像を、n(m、nはm>nを満たす整数)ビットで規
定される色数に減色処理する画像処理方法であって、前
記入力画像の領域を検出するとともに、検出した領域の
なかから、文字を示す文字領域を抽出する検出過程と、
抽出された文字領域とそれ以外の領域とに対して、前記
nビットで規定される色のいずれかを、隣接する領域同
士が互いに異なるように割り当てる割当過程と、各領域
にそれぞれ割り当てられた色を付与して出力する出力過
程とを有することを特徴とする。この発明によれば、検
出された各領域には、減色後におけるnビットで表現可
能な色のなかから、必ず異なる色が付与されるので、文
字の視認性を悪化させないで済む。
に、本発明に係る画像処理方法は、画素により表現可能
な色数がmビットで規定されるとともに文字を含む入力
画像を、n(m、nはm>nを満たす整数)ビットで規
定される色数に減色処理する画像処理方法であって、前
記入力画像の領域を検出するとともに、検出した領域の
なかから、文字を示す文字領域を抽出する検出過程と、
抽出された文字領域とそれ以外の領域とに対して、前記
nビットで規定される色のいずれかを、隣接する領域同
士が互いに異なるように割り当てる割当過程と、各領域
にそれぞれ割り当てられた色を付与して出力する出力過
程とを有することを特徴とする。この発明によれば、検
出された各領域には、減色後におけるnビットで表現可
能な色のなかから、必ず異なる色が付与されるので、文
字の視認性を悪化させないで済む。
【0005】ここで、入力画像を白黒画像に減色処理す
る場合に、各領域に対して割り当てるべき色数がi色と
なるとき、前記nビットで表現される明度の最小値から
最大値までを(i−1)等分することによって得られる
明度の色を、各領域に対し、それぞれ割り当てることが
望ましい。これによって、各領域には、白から黒までの
明度が等分された灰色が付されるので、隣接する領域同
士の視認性を確保することができる。
る場合に、各領域に対して割り当てるべき色数がi色と
なるとき、前記nビットで表現される明度の最小値から
最大値までを(i−1)等分することによって得られる
明度の色を、各領域に対し、それぞれ割り当てることが
望ましい。これによって、各領域には、白から黒までの
明度が等分された灰色が付されるので、隣接する領域同
士の視認性を確保することができる。
【0006】一方、入力画像をカラー画像に減色処理す
る場合に、各領域に対して割り当てるべき色数がi色と
なるとき、前記nビットで表現可能な色の色相環をi等
分することによって得られた色を、各領域に対し、それ
ぞれ割り当てることが望ましい。これによって、各領域
同士の色相は、ある程度離間するので、同様に、隣接す
る領域同士の視認性を確保することができる。
る場合に、各領域に対して割り当てるべき色数がi色と
なるとき、前記nビットで表現可能な色の色相環をi等
分することによって得られた色を、各領域に対し、それ
ぞれ割り当てることが望ましい。これによって、各領域
同士の色相は、ある程度離間するので、同様に、隣接す
る領域同士の視認性を確保することができる。
【0007】また、各領域に対して割り当て可能な色数
を、2のn乗を上限としてユーザが予め設定する過程
を、少なくとも前記割当過程よりも前に有することが好
ましい。これによって、減色後の色数の範囲内におい
て、割り当てに用いる色数をユーザが設定することがで
きる。
を、2のn乗を上限としてユーザが予め設定する過程
を、少なくとも前記割当過程よりも前に有することが好
ましい。これによって、減色後の色数の範囲内におい
て、割り当てに用いる色数をユーザが設定することがで
きる。
【0008】また、予め登録された組み合わせの色を、
前記割当過程において、各領域に対して順番に割り当て
ることも好ましい。これにより、ユーザの意図がある程
度反映されるし、また、隣接する領域同士に割り当てら
れる色差が少なくなって視認性が低下することも防止さ
れる。
前記割当過程において、各領域に対して順番に割り当て
ることも好ましい。これにより、ユーザの意図がある程
度反映されるし、また、隣接する領域同士に割り当てら
れる色差が少なくなって視認性が低下することも防止さ
れる。
【0009】なお、割当過程では、文字領域として抽出
された領域に同一の色を割り当てることが好ましい。こ
れにより、減色後に用いる色数を抑えることができる。
また、割当過程において、隣接する領域同士に割り当て
られる色には、異なる配列のパターンを含むものとす
る。隣接する領域同士に対して、異なる配列のパターン
を付与しても、当該領域同士(の境界)を区別すること
ができるからである。
された領域に同一の色を割り当てることが好ましい。こ
れにより、減色後に用いる色数を抑えることができる。
また、割当過程において、隣接する領域同士に割り当て
られる色には、異なる配列のパターンを含むものとす
る。隣接する領域同士に対して、異なる配列のパターン
を付与しても、当該領域同士(の境界)を区別すること
ができるからである。
【0010】本発明は、上述したように画像処理方法の
ほか、画像処理装置としても、コンピュータに当該画像
処理装置としての手段として機能させるための画像処理
プログラムとしても、さらには、当該プログラムを記録
した記録媒体とすることもでき、いずれにおいても、減
色後において文字の視認性を悪化させないことが可能と
なる。
ほか、画像処理装置としても、コンピュータに当該画像
処理装置としての手段として機能させるための画像処理
プログラムとしても、さらには、当該プログラムを記録
した記録媒体とすることもでき、いずれにおいても、減
色後において文字の視認性を悪化させないことが可能と
なる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
て図面を参照して説明する。
【0012】<全体構成>図1は、実施形態に係る画像
処理装置の全体構成を示す図である。この図に示される
ように、画像処理装置100は、パーソナルコンピュー
タ(PC)102、ディスプレイ104、キーボード1
06、マウス108、プリンタ110等から構成され
る。このうち、PC102は、減色処理のための画像処
理プログラムを実行する主体である。ディスプレイ10
4は、PC102における表示画面の出力部として機能
する。キーボード106およびマウス108は、それぞ
れPC102に対する操作部として機能する。また、プ
リンタ110は、PC102により処理された画像を紙
等に印刷する出力部として機能する。
処理装置の全体構成を示す図である。この図に示される
ように、画像処理装置100は、パーソナルコンピュー
タ(PC)102、ディスプレイ104、キーボード1
06、マウス108、プリンタ110等から構成され
る。このうち、PC102は、減色処理のための画像処
理プログラムを実行する主体である。ディスプレイ10
4は、PC102における表示画面の出力部として機能
する。キーボード106およびマウス108は、それぞ
れPC102に対する操作部として機能する。また、プ
リンタ110は、PC102により処理された画像を紙
等に印刷する出力部として機能する。
【0013】図2は、画像処理装置としての機能構成を
示すブロック図である。この図において、画像入力部1
52は、処理対象となり得る画像を入力するものであ
る。画像入力部152の具体例としては、例えばフラッ
トベッドスキャナ(図示省略)であるが、ネットワーク
を介して接続されたサーバ(図示省略)からダウンロー
ドした画像、光磁気ディスクなどの各種媒体を介して入
力した画像なども処理対象になり得るので、広義には、
ネットワークカードや各種ドライブも画像入力部152
に含まれる。なお、画像入力部152により入力される
画像において、各画素の色は、mビットで規定されるも
のとする。
示すブロック図である。この図において、画像入力部1
52は、処理対象となり得る画像を入力するものであ
る。画像入力部152の具体例としては、例えばフラッ
トベッドスキャナ(図示省略)であるが、ネットワーク
を介して接続されたサーバ(図示省略)からダウンロー
ドした画像、光磁気ディスクなどの各種媒体を介して入
力した画像なども処理対象になり得るので、広義には、
ネットワークカードや各種ドライブも画像入力部152
に含まれる。なお、画像入力部152により入力される
画像において、各画素の色は、mビットで規定されるも
のとする。
【0014】入力画像記憶部154は、画像入力部15
2に記憶された画像を記憶する。画像解析部156は、
処理対象となった画像を解析して、その輪郭線を検出
し、当該輪郭線で区切られる毎に領域を確定するととも
に、その確定領域のなかから文字領域を抽出する一方、
ある領域に着目した場合に、その着目領域に対して、ど
の領域が隣接するかを領域毎に示す隣接領域表と、処理
対象の画像を構成する各画素が、いずれの領域に属する
のかを示す画素・領域対応表と、検出した文字が、文字
領域のいずれに属するのかを示す文字・領域対応表とを
それぞれ作成する。
2に記憶された画像を記憶する。画像解析部156は、
処理対象となった画像を解析して、その輪郭線を検出
し、当該輪郭線で区切られる毎に領域を確定するととも
に、その確定領域のなかから文字領域を抽出する一方、
ある領域に着目した場合に、その着目領域に対して、ど
の領域が隣接するかを領域毎に示す隣接領域表と、処理
対象の画像を構成する各画素が、いずれの領域に属する
のかを示す画素・領域対応表と、検出した文字が、文字
領域のいずれに属するのかを示す文字・領域対応表とを
それぞれ作成する。
【0015】ここで、文字領域を抽出する手法として
は、検出した輪郭線によって閉じた領域において、同一
の色(または、予め設定されたしきい値以内の色)を有
する画素領域を検出し、さらに、当該領域に対してパタ
ーンマッチング法などを用いて、文字であるか否かを判
別する、という手法が一例として挙げられる。隣接領域
表記憶部158は、画像解析部156によって作成され
た隣接領域表を記憶し、画素・領域対応表記憶部160
は、同じく画像解析部156によって作成された画素・
領域対応表を記憶し、文字・領域対応表記憶部162
は、同じく画像解析部156によって作成された文字・
領域対応表を記憶する。
は、検出した輪郭線によって閉じた領域において、同一
の色(または、予め設定されたしきい値以内の色)を有
する画素領域を検出し、さらに、当該領域に対してパタ
ーンマッチング法などを用いて、文字であるか否かを判
別する、という手法が一例として挙げられる。隣接領域
表記憶部158は、画像解析部156によって作成され
た隣接領域表を記憶し、画素・領域対応表記憶部160
は、同じく画像解析部156によって作成された画素・
領域対応表を記憶し、文字・領域対応表記憶部162
は、同じく画像解析部156によって作成された文字・
領域対応表を記憶する。
【0016】仮色割当部164は、隣接領域表および文
字・領域対応表に記載された各領域に対して、文字領域
が同一色であり、かつ、互いに隣接する背景領域が異な
るように仮色を割り当てて、その対応関係を示す仮色割
当表を作成する。ここで、仮色とは、実際の色(白、
黒、灰、黄など)ではなく、色を区別するための識別子
的な色(色A、色Bなど)をいう。
字・領域対応表に記載された各領域に対して、文字領域
が同一色であり、かつ、互いに隣接する背景領域が異な
るように仮色を割り当てて、その対応関係を示す仮色割
当表を作成する。ここで、仮色とは、実際の色(白、
黒、灰、黄など)ではなく、色を区別するための識別子
的な色(色A、色Bなど)をいう。
【0017】仮色割当表記憶部166は、仮色割当部1
64によって作成された仮色割当表を記憶する。実色割
当部168は、各領域に割り当てられた仮色を、一定の
ルールにしたがって、実際の色(実色)に置き換えた
(割り当てた)実色割当表を作成する。実色割当表記憶
部170は、実色割当部168によって作成された実色
割当表を記憶する。出力部172は、文字領域および背
景領域の各々に、実色割当表において割り当てられた色
を付与して出力するものであり、図1におけるディスプ
レイ104やプリンタ110等に相当する。
64によって作成された仮色割当表を記憶する。実色割
当部168は、各領域に割り当てられた仮色を、一定の
ルールにしたがって、実際の色(実色)に置き換えた
(割り当てた)実色割当表を作成する。実色割当表記憶
部170は、実色割当部168によって作成された実色
割当表を記憶する。出力部172は、文字領域および背
景領域の各々に、実色割当表において割り当てられた色
を付与して出力するものであり、図1におけるディスプ
レイ104やプリンタ110等に相当する。
【0018】なお、画像解析部156、仮色割当部16
4および実色割当部168は、それぞれPC102にお
けるCPU(図示省略)であり、画像処理プログラムを
実行することにより構築される。また、入力画像記憶部
154、隣接領域表記憶部158、画素・領域対応表記
憶部160、文字・領域対応表記憶部162、仮色割当
表記憶部166および実色割当表記憶部170は、それ
ぞれPC102に内蔵されたストレージユニット(例え
ばハードディスク)に相当する。
4および実色割当部168は、それぞれPC102にお
けるCPU(図示省略)であり、画像処理プログラムを
実行することにより構築される。また、入力画像記憶部
154、隣接領域表記憶部158、画素・領域対応表記
憶部160、文字・領域対応表記憶部162、仮色割当
表記憶部166および実色割当表記憶部170は、それ
ぞれPC102に内蔵されたストレージユニット(例え
ばハードディスク)に相当する。
【0019】<画像処理の内容>次に、PC102にお
いて実行される画像処理プログラムの処理内容について
説明する。なお、この画像処理プログラムは、例えば、
図示省略されたネットワークを介してサーバからダウン
ロードしてPC102にインストールされても良いし、
磁気ディスクや、光ディスク、光磁気ディスクなどの媒
体を介してPC102にインストールされても良い。
いて実行される画像処理プログラムの処理内容について
説明する。なお、この画像処理プログラムは、例えば、
図示省略されたネットワークを介してサーバからダウン
ロードしてPC102にインストールされても良いし、
磁気ディスクや、光ディスク、光磁気ディスクなどの媒
体を介してPC102にインストールされても良い。
【0020】図3は、この画像処理プログラムの詳細を
示すフローチャートである。まず、画像処理プログラム
が起動された直後において、PC102は、ステップS
21において、処理対象となる画像を特定して読み込
む。詳細には、PC102は、ディスプレイ104に、
処理対象となり得る画像の一覧を表示させるとともに、
処理すべき画像の選択を促す画面を表示させた後、実際
にユーザよって処理すべき画像が選択されると、当該画
像に対応する画像データを読み込む。
示すフローチャートである。まず、画像処理プログラム
が起動された直後において、PC102は、ステップS
21において、処理対象となる画像を特定して読み込
む。詳細には、PC102は、ディスプレイ104に、
処理対象となり得る画像の一覧を表示させるとともに、
処理すべき画像の選択を促す画面を表示させた後、実際
にユーザよって処理すべき画像が選択されると、当該画
像に対応する画像データを読み込む。
【0021】次に、PC102は、ステップS22にお
いて、ユーザに対し各種の処理条件の設定を促す画面
を、ディスプレイ104に表示させる。ここで、各種の
処理条件の例としては、減色後における画素の色を規定
するビット数nの設定や、白黒画像またはカラー画像の
いずれに変換出力するのかの設定などが挙げられる。
いて、ユーザに対し各種の処理条件の設定を促す画面
を、ディスプレイ104に表示させる。ここで、各種の
処理条件の例としては、減色後における画素の色を規定
するビット数nの設定や、白黒画像またはカラー画像の
いずれに変換出力するのかの設定などが挙げられる。
【0022】続いて、PC102(画像解析部156)
は、読み込んだ画像を、ステップS23において解析し
て、上述したように、検出した輪郭線で区切られる毎に
領域を確定するとともに、その確定領域のなかから文字
領域を抽出する一方、隣接領域表、画素・領域対応表お
よび文字・領域対応表をそれぞれ作成する。
は、読み込んだ画像を、ステップS23において解析し
て、上述したように、検出した輪郭線で区切られる毎に
領域を確定するとともに、その確定領域のなかから文字
領域を抽出する一方、隣接領域表、画素・領域対応表お
よび文字・領域対応表をそれぞれ作成する。
【0023】ここで、ステップS23における画像解析
について、実際に具体例を挙げて説明する。読み込んだ
画像データで示される画像が例えば図4に示される場
合、詳細には、みかんを示す自然画の領域内に「み」、
「か」、「ん」の文字がそれぞれ配置するとともに、画
面下側に位置する灰色矩形領域内に「紀」、「州」の文
字がそれぞれ配置する場合、PC102は、輪郭線で区
切られる毎に領域R1〜R11を確定し、このうち、輪
郭線によって閉じた領域における画素の色の同一性、お
よび、パターンマッチングによって、「み」、「か」、
「ん」、「紀」、「州」の文字がそれぞれ領域R6、R
7、R8、R10、R11において配置している判別す
る。なお、文字以外の領域のうち、領域R2、R4は、
みかんの蔕(へた)を示し、領域R3、R5は、蔕の部
分を除いたみかんを示し、領域R1は、自然画の領域で
あって領域R2〜R8を除いた背景であり、同様に、領
域R9は、灰色矩形を示す領域であって、領域R10、
R11を除いた背景である。
について、実際に具体例を挙げて説明する。読み込んだ
画像データで示される画像が例えば図4に示される場
合、詳細には、みかんを示す自然画の領域内に「み」、
「か」、「ん」の文字がそれぞれ配置するとともに、画
面下側に位置する灰色矩形領域内に「紀」、「州」の文
字がそれぞれ配置する場合、PC102は、輪郭線で区
切られる毎に領域R1〜R11を確定し、このうち、輪
郭線によって閉じた領域における画素の色の同一性、お
よび、パターンマッチングによって、「み」、「か」、
「ん」、「紀」、「州」の文字がそれぞれ領域R6、R
7、R8、R10、R11において配置している判別す
る。なお、文字以外の領域のうち、領域R2、R4は、
みかんの蔕(へた)を示し、領域R3、R5は、蔕の部
分を除いたみかんを示し、領域R1は、自然画の領域で
あって領域R2〜R8を除いた背景であり、同様に、領
域R9は、灰色矩形を示す領域であって、領域R10、
R11を除いた背景である。
【0024】このように、領域R6、R7、R8、R1
0、R11が文字であり、領域R1〜R5、R9が、文
字以外の領域として確定されると、領域R1からR11
までの領域毎に、どの領域が隣接しているのかが解析さ
れて、その結果を示す隣接領域表が、図5に示されるよ
うに作成される。図5において、例えば、灰色矩形状の
領域R9については、領域R1、R10およびR11が
隣接していること示される。なお、画素・領域対応表お
よび文字・領域対応表については、それぞれ図示を省略
するが、概略すれば、画素・領域対応表については、入
力画像の各画素がどの領域に属するのかを示すテーブル
になり、文字・領域対応表については、図4に示す画像
を例にとって説明すれば、領域R6、R7、R8、R1
0、R11が文字である旨を示すテーブルになる。
0、R11が文字であり、領域R1〜R5、R9が、文
字以外の領域として確定されると、領域R1からR11
までの領域毎に、どの領域が隣接しているのかが解析さ
れて、その結果を示す隣接領域表が、図5に示されるよ
うに作成される。図5において、例えば、灰色矩形状の
領域R9については、領域R1、R10およびR11が
隣接していること示される。なお、画素・領域対応表お
よび文字・領域対応表については、それぞれ図示を省略
するが、概略すれば、画素・領域対応表については、入
力画像の各画素がどの領域に属するのかを示すテーブル
になり、文字・領域対応表については、図4に示す画像
を例にとって説明すれば、領域R6、R7、R8、R1
0、R11が文字である旨を示すテーブルになる。
【0025】続いて、PC102は、画像解析によって
判別した各領域に対して仮色を割り当てる仮色割当処理
を、ステップS24において実行する。そこで、この仮
色割当処理の詳細について図6を参照して説明する。
判別した各領域に対して仮色を割り当てる仮色割当処理
を、ステップS24において実行する。そこで、この仮
色割当処理の詳細について図6を参照して説明する。
【0026】まず、PC102(仮色割当部164)
は、文字として確定した領域のすべてに対して色Aとい
う仮色を割り当てる(ステップS241)。次に、PC
102は、仮色の数を示す仮色数(変数)iに、暫定的
に「2」をセットする(ステップS242)。そして、
PC102は、第1に、現時点における仮色数iから
「1」だけデクリメントした値に相当する色数の仮色
を、色B、色C、色D、…、という順番で各領域に最小
限となるように割り当て、第2に、このように割り当て
たときに、隣接する領域同士に割り当てられた仮色がす
べて異なるか否かを判別する(ステップS243)。P
C102は、この判別結果が否定的であるとき、仮色数
iを「1」だけインクリメントして(ステップS24
4)、再び、ステップS243を実行する一方、この判
別結果が肯定的であるとき、当該ステップS243にお
いて判別対象となった割り当ての状態を仮色割当表とし
て保存する(ステップS245)。
は、文字として確定した領域のすべてに対して色Aとい
う仮色を割り当てる(ステップS241)。次に、PC
102は、仮色の数を示す仮色数(変数)iに、暫定的
に「2」をセットする(ステップS242)。そして、
PC102は、第1に、現時点における仮色数iから
「1」だけデクリメントした値に相当する色数の仮色
を、色B、色C、色D、…、という順番で各領域に最小
限となるように割り当て、第2に、このように割り当て
たときに、隣接する領域同士に割り当てられた仮色がす
べて異なるか否かを判別する(ステップS243)。P
C102は、この判別結果が否定的であるとき、仮色数
iを「1」だけインクリメントして(ステップS24
4)、再び、ステップS243を実行する一方、この判
別結果が肯定的であるとき、当該ステップS243にお
いて判別対象となった割り当ての状態を仮色割当表とし
て保存する(ステップS245)。
【0027】なお、ステップS243およびS244に
ついては、言い換えると、例えば次のような処理であ
る。すなわち、第1に、図5の隣接領域表で示される着
目領域のうち、未だ仮色が割り当てられていない領域を
1つ特定し、第2に、特定した着目領域に隣接していな
い領域であって、仮色が割り当てられていない領域の有
無を判別し、第3に、そのような領域が存在しない場合
には、当該着目領域に対して単独で1つの仮色を割り当
てる一方、そのような領域が存在する場合には、それら
の領域同士も隣接していないことを条件として、当該領
域と特定した着目領域とに対して同一の仮色を割り当て
る、という手順を、すべての着目領域に対して繰り返し
て実行する処理である。
ついては、言い換えると、例えば次のような処理であ
る。すなわち、第1に、図5の隣接領域表で示される着
目領域のうち、未だ仮色が割り当てられていない領域を
1つ特定し、第2に、特定した着目領域に隣接していな
い領域であって、仮色が割り当てられていない領域の有
無を判別し、第3に、そのような領域が存在しない場合
には、当該着目領域に対して単独で1つの仮色を割り当
てる一方、そのような領域が存在する場合には、それら
の領域同士も隣接していないことを条件として、当該領
域と特定した着目領域とに対して同一の仮色を割り当て
る、という手順を、すべての着目領域に対して繰り返し
て実行する処理である。
【0028】例えば、入力画像が図4に示される場合、
ステップS241において、文字である領域R6、R
7、R8、R10、R11に色Aが割り当てられるの
で、これらの領域を除外して考えると、図5の隣接領域
表において、1回目に、着目領域R1を特定すると、領
域R1に隣接していない領域はR2、R4であり、これ
ら領域R2、R4同士も互いに隣接していないので、領
域R1と同じ色Bを領域R2、R4に割り当て、2回目
に、仮色が割り当てられていない領域R3に着目する
と、同じく仮色が割り当てられていない領域であって、
領域R3に隣接していない領域はR9であるので、領域
R3と同じ色Cを領域R9に割り当て、3回目に、仮色
が割り当てられていない領域R5に着目すると、同じく
仮色が割り当てられていない領域であって、領域R5に
隣接していない領域は存在しないので、領域R5に対し
て単独で色Dを割り当てる。この時点において、仮色が
割り当てられていない領域は存在しないので、繰り返し
数を「3」(i=4)として、ステップS245に移行
する。なお、このように各領域に仮色を割り当てたとき
の仮色割当表は、図7に示される通りとなり、文字であ
る領域R2、R3、R4、R6、R7には色Aが、領域
R1、R2、R4には色Bが、領域R3、R9には色C
が、領域R5には色Dが、それぞれ割り当てられた状態
を示すことになる。このように、仮色割当処理において
は、文字領域には同一の仮色が割り当てられるととも
に、隣接する領域同士では異なる色が割り当てられるこ
とになる。
ステップS241において、文字である領域R6、R
7、R8、R10、R11に色Aが割り当てられるの
で、これらの領域を除外して考えると、図5の隣接領域
表において、1回目に、着目領域R1を特定すると、領
域R1に隣接していない領域はR2、R4であり、これ
ら領域R2、R4同士も互いに隣接していないので、領
域R1と同じ色Bを領域R2、R4に割り当て、2回目
に、仮色が割り当てられていない領域R3に着目する
と、同じく仮色が割り当てられていない領域であって、
領域R3に隣接していない領域はR9であるので、領域
R3と同じ色Cを領域R9に割り当て、3回目に、仮色
が割り当てられていない領域R5に着目すると、同じく
仮色が割り当てられていない領域であって、領域R5に
隣接していない領域は存在しないので、領域R5に対し
て単独で色Dを割り当てる。この時点において、仮色が
割り当てられていない領域は存在しないので、繰り返し
数を「3」(i=4)として、ステップS245に移行
する。なお、このように各領域に仮色を割り当てたとき
の仮色割当表は、図7に示される通りとなり、文字であ
る領域R2、R3、R4、R6、R7には色Aが、領域
R1、R2、R4には色Bが、領域R3、R9には色C
が、領域R5には色Dが、それぞれ割り当てられた状態
を示すことになる。このように、仮色割当処理において
は、文字領域には同一の仮色が割り当てられるととも
に、隣接する領域同士では異なる色が割り当てられるこ
とになる。
【0029】仮色割当処理が完了すると、PC102
は、仮色が割り当てられた各領域に対して実際の色を割
り当てる実色割当処理を、ステップS25において実行
する。そこで、この実色割当処理の詳細について図8を
参照して説明する。
は、仮色が割り当てられた各領域に対して実際の色を割
り当てる実色割当処理を、ステップS25において実行
する。そこで、この実色割当処理の詳細について図8を
参照して説明する。
【0030】まず、PC102は、ステップS22にお
いて出力すべき画像が白黒画像に設定されたか否かを判
別する(ステップS251)。ここで、出力すべき画像
が白黒画像である場合、PC102は、仮色割当表にて
割り当てられた色A、色B、色C、…に、減色後の色数
で表現可能な明度差を(i−1)個だけ等分割して得ら
れる色を、それぞれ順番に割り当てる(ステップS25
2)。ここで、仮色数iは、先のステップS243にお
ける判別結果が肯定的となったときの値(繰り返し数)
である。例えば、仮色割当表が図7に示されるように作
成された場合に、減色後の色が4ビットで規定されると
き(上記条件設定においてn=4である旨が入力された
とき)、詳細には、減色後の色が「0」(白)から「1
5」(黒)までの16段階で規定されるとき、図9に示
されるように、色Aとして最高値「15」の黒色が、色
Dとして最低値「0」の白色が、色Bとして、最低値
「0」から最高値「15」までの範囲を3(=4−1)
分割した境界値のうち高い方の「10」の暗灰色が、色
Cとして、境界値のうち低い方の「5」の明灰色が、そ
れぞれ割り当てられる。
いて出力すべき画像が白黒画像に設定されたか否かを判
別する(ステップS251)。ここで、出力すべき画像
が白黒画像である場合、PC102は、仮色割当表にて
割り当てられた色A、色B、色C、…に、減色後の色数
で表現可能な明度差を(i−1)個だけ等分割して得ら
れる色を、それぞれ順番に割り当てる(ステップS25
2)。ここで、仮色数iは、先のステップS243にお
ける判別結果が肯定的となったときの値(繰り返し数)
である。例えば、仮色割当表が図7に示されるように作
成された場合に、減色後の色が4ビットで規定されると
き(上記条件設定においてn=4である旨が入力された
とき)、詳細には、減色後の色が「0」(白)から「1
5」(黒)までの16段階で規定されるとき、図9に示
されるように、色Aとして最高値「15」の黒色が、色
Dとして最低値「0」の白色が、色Bとして、最低値
「0」から最高値「15」までの範囲を3(=4−1)
分割した境界値のうち高い方の「10」の暗灰色が、色
Cとして、境界値のうち低い方の「5」の明灰色が、そ
れぞれ割り当てられる。
【0031】一方、出力すべき画像がカラー画像である
場合、PC102は、仮色割当表にて割り当てられた色
A、色B、色C、…に、減色後の色数で表現可能な色に
おける色相環をi個だけ等分割して得られる色を、それ
ぞれ順番に割り当てる(ステップS253)。ここで、
色相環とは、縦軸に明度、横軸に彩度、方位(円周)方
向に色合を配置した3次元空間を、横軸に沿って破断し
た場合に得られる環をいい、具体的には、図10に示さ
れるように、円を5分割するように、R(赤)、Y
(黄)、G(緑)、B(青)、P(紫)が配置するとと
もに、これらの5色相の心理補色として、BG(青
緑)、PB(青紫)、RP(赤紫)、YR(黄赤)、G
Y(黄緑)がそれぞれ反対側に配置した環状のものをい
う。なお、色相環の中心は、無彩色の明度となる。
場合、PC102は、仮色割当表にて割り当てられた色
A、色B、色C、…に、減色後の色数で表現可能な色に
おける色相環をi個だけ等分割して得られる色を、それ
ぞれ順番に割り当てる(ステップS253)。ここで、
色相環とは、縦軸に明度、横軸に彩度、方位(円周)方
向に色合を配置した3次元空間を、横軸に沿って破断し
た場合に得られる環をいい、具体的には、図10に示さ
れるように、円を5分割するように、R(赤)、Y
(黄)、G(緑)、B(青)、P(紫)が配置するとと
もに、これらの5色相の心理補色として、BG(青
緑)、PB(青紫)、RP(赤紫)、YR(黄赤)、G
Y(黄緑)がそれぞれ反対側に配置した環状のものをい
う。なお、色相環の中心は、無彩色の明度となる。
【0032】例えば、仮色割当表が図7に示されるよう
に作成された場合に、色Aに割り当てる色をR(赤)と
するとき、Rを基準として、色相環を4分割して得られ
るY.GY(黄色寄りの黄緑)、BG(青緑)、PB.
P(青紫寄りの紫)がそれぞれ色B、色C、色Dとして
割り当てられる。なお、通常、色の3属性は、RGBの
各原色成分で示されるので、本件においては、色の3属
性を、ステップ253までは、明度、彩度、色相で扱っ
て、割り当てるべき色を規定した後に、RGBの原色成
分に変換して用いることとしている。詳細には、ステッ
プS253において、明度を減色後で表現可能な範囲の
中間値、彩度を減色後で表現可能な範囲の最高値にそれ
ぞれ保ったまま、色相だけを分割して、割り当てるべき
色の3属性を確定させ、この後に、その3属性を、RG
Bの原色成分に変換して用いることとしている。
に作成された場合に、色Aに割り当てる色をR(赤)と
するとき、Rを基準として、色相環を4分割して得られ
るY.GY(黄色寄りの黄緑)、BG(青緑)、PB.
P(青紫寄りの紫)がそれぞれ色B、色C、色Dとして
割り当てられる。なお、通常、色の3属性は、RGBの
各原色成分で示されるので、本件においては、色の3属
性を、ステップ253までは、明度、彩度、色相で扱っ
て、割り当てるべき色を規定した後に、RGBの原色成
分に変換して用いることとしている。詳細には、ステッ
プS253において、明度を減色後で表現可能な範囲の
中間値、彩度を減色後で表現可能な範囲の最高値にそれ
ぞれ保ったまま、色相だけを分割して、割り当てるべき
色の3属性を確定させ、この後に、その3属性を、RG
Bの原色成分に変換して用いることとしている。
【0033】ステップS252またはS253において
実色の割り当てが完了すると、PC102は、割り当て
た実色の対応関係を示す実色割当表を作成して保存する
(ステップS254)。例えば、仮色割当表が図7に示
されるように作成された場合に、出力すべき画像が白黒
画像であるとき、実色割当表では、図11(a)に示さ
れるように、色Aには黒色が、色Bには暗灰色が、色C
には明灰色が、色Dには白色が、それぞれ割り当てられ
る一方、出力すべき画像がカラー画像であるとき、実色
割当表では、図11(b)に示されるように、色Aには
Rが、色BにはY.GY、色CにはBG、色DにはP
B.Pが、それぞれ割り当てられることが示される。
実色の割り当てが完了すると、PC102は、割り当て
た実色の対応関係を示す実色割当表を作成して保存する
(ステップS254)。例えば、仮色割当表が図7に示
されるように作成された場合に、出力すべき画像が白黒
画像であるとき、実色割当表では、図11(a)に示さ
れるように、色Aには黒色が、色Bには暗灰色が、色C
には明灰色が、色Dには白色が、それぞれ割り当てられ
る一方、出力すべき画像がカラー画像であるとき、実色
割当表では、図11(b)に示されるように、色Aには
Rが、色BにはY.GY、色CにはBG、色DにはP
B.Pが、それぞれ割り当てられることが示される。
【0034】そして、実色割当処理が完了すると、PC
102は、図3におけるステップS26において、画素
・領域対応表を参照して、入力画像の各画素がどの領域
に属するのかを取得し、さらに、実色割当表を参照し
て、領域に割り当てられた実色を付与して画像出力す
る。例えば、入力画像が図4に示されるとともに、その
実色割当表が図11(a)に示されるようなとき、ステ
ップS25における出力画像は、図12に示されるよう
になる。すなわち、文字である領域R6、R7、R8、
R10、R11には色Aに割り当てられた黒色が、領域
R1、R2、R4には色Bに割り当てられた暗灰色が、
領域R3、R9には色Cに割り当てられた明灰色が、領
域R5には色Dに割り当てられた白色が、それぞれ実際
に付与されて出力される。
102は、図3におけるステップS26において、画素
・領域対応表を参照して、入力画像の各画素がどの領域
に属するのかを取得し、さらに、実色割当表を参照し
て、領域に割り当てられた実色を付与して画像出力す
る。例えば、入力画像が図4に示されるとともに、その
実色割当表が図11(a)に示されるようなとき、ステ
ップS25における出力画像は、図12に示されるよう
になる。すなわち、文字である領域R6、R7、R8、
R10、R11には色Aに割り当てられた黒色が、領域
R1、R2、R4には色Bに割り当てられた暗灰色が、
領域R3、R9には色Cに割り当てられた明灰色が、領
域R5には色Dに割り当てられた白色が、それぞれ実際
に付与されて出力される。
【0035】このように本実施形態によれば、隣接する
領域には異なる色が付与されるとともに、出力画像が白
黒画像である場合には明度差をもって、出力画像がカラ
ー画像である場合には色相差をもって、それぞれ配色さ
れるので、輪郭情報が失われない状態にて、文字の見易
さが確保される。さらに、文字の領域には、同一色が付
与されるので、文字毎に異なる色を付与する場合と比較
すると、用いる色数の増加を抑えることができる。
領域には異なる色が付与されるとともに、出力画像が白
黒画像である場合には明度差をもって、出力画像がカラ
ー画像である場合には色相差をもって、それぞれ配色さ
れるので、輪郭情報が失われない状態にて、文字の見易
さが確保される。さらに、文字の領域には、同一色が付
与されるので、文字毎に異なる色を付与する場合と比較
すると、用いる色数の増加を抑えることができる。
【0036】<応用・変形>本発明は、上述した実施形
態に限られず、種々の応用・変形が可能である。例え
ば、実施形態にあっては、検出した文字のすべてにわた
って同一色を付与したが、文字毎に、または、1行分の
文字列毎に、異なる色を付与する構成とすれば、見出し
的な効果を期待することができるが、用いる色数は増加
することになる。また、ユーザが仮色割当表や実色割当
表を編集可能な構成とすれば、ユーザが好む配色にて画
像出力することも可能となる。
態に限られず、種々の応用・変形が可能である。例え
ば、実施形態にあっては、検出した文字のすべてにわた
って同一色を付与したが、文字毎に、または、1行分の
文字列毎に、異なる色を付与する構成とすれば、見出し
的な効果を期待することができるが、用いる色数は増加
することになる。また、ユーザが仮色割当表や実色割当
表を編集可能な構成とすれば、ユーザが好む配色にて画
像出力することも可能となる。
【0037】実施形態にあっては、ステップS243の
判別結果が肯定的となったときの仮色数i自体、すなわ
ち、各領域に付与される色の総数についてはなんら判別
しない構成としたが、仮色数iについては、減色後にお
ける画素の色を規定するビット数をnとしたときに、2
のn乗以下の値でなければならない。このため、ステッ
プS243の判別結果が肯定的となったときの仮色数i
が、2のn乗以下の値であるか否かを判別して、この判
別結果が否定的となるとき、:その旨の警告メッセー
ジを出力する、:隣接する背景領域において同一色が
割り当てられる状態を許容して、仮色割当処理を再度実
行する、:隣接する領域は異なる色になる条件のもと
で、文字領域に使う色を背景領域にも使う、などとして
も良い。
判別結果が肯定的となったときの仮色数i自体、すなわ
ち、各領域に付与される色の総数についてはなんら判別
しない構成としたが、仮色数iについては、減色後にお
ける画素の色を規定するビット数をnとしたときに、2
のn乗以下の値でなければならない。このため、ステッ
プS243の判別結果が肯定的となったときの仮色数i
が、2のn乗以下の値であるか否かを判別して、この判
別結果が否定的となるとき、:その旨の警告メッセー
ジを出力する、:隣接する背景領域において同一色が
割り当てられる状態を許容して、仮色割当処理を再度実
行する、:隣接する領域は異なる色になる条件のもと
で、文字領域に使う色を背景領域にも使う、などとして
も良い。
【0038】同様の観点から、仮色数iについては、2
のn乗の値を上限としてユーザが予め設定しておく一
方、ステップS243の判別結果が肯定的となったとき
の仮色数iが設定値を越えるとき、:その旨の警告メ
ッセージを出力する、:隣接する背景領域において同
一色が割り当てられる状態を許容して、仮色割当処理を
再度実行する、:設定された仮色数を少なくするよう
に要求する画面を表示して、ユーザに対して仮色数の再
設定を促す、などとしても良い。このうち、の処理内
容の一例については、図13に示されるように、仮色数
iに「2」をセットすることに替えて、ユーザに対し
て、仮色数iを設定させる(ステップS242b)一
方、ステップS243の判別結果が否定的であれば、ユ
ーザに対して、仮色数iを減少させて設定するように促
す画面を表示させて(ステップS244b)、再度、ユ
ーザに対して仮色数iを設定させる(ステップS242
b)ことで可能である。
のn乗の値を上限としてユーザが予め設定しておく一
方、ステップS243の判別結果が肯定的となったとき
の仮色数iが設定値を越えるとき、:その旨の警告メ
ッセージを出力する、:隣接する背景領域において同
一色が割り当てられる状態を許容して、仮色割当処理を
再度実行する、:設定された仮色数を少なくするよう
に要求する画面を表示して、ユーザに対して仮色数の再
設定を促す、などとしても良い。このうち、の処理内
容の一例については、図13に示されるように、仮色数
iに「2」をセットすることに替えて、ユーザに対し
て、仮色数iを設定させる(ステップS242b)一
方、ステップS243の判別結果が否定的であれば、ユ
ーザに対して、仮色数iを減少させて設定するように促
す画面を表示させて(ステップS244b)、再度、ユ
ーザに対して仮色数iを設定させる(ステップS242
b)ことで可能である。
【0039】また、実施形態にあっては、出力画像を白
黒画像とするか、カラー画像とするかについては、ステ
ップS22における条件設定としたが、処理対象の画像
を解析した結果、入力画像が白黒であれば、出力も白黒
とする一方、入力画像がカラーであれば、出力もカラー
としても良いし、ステップS243の判別結果が肯定的
となったときの仮色数i(各領域に付与される色の総
数)に応じて自動設定する、としても良い。
黒画像とするか、カラー画像とするかについては、ステ
ップS22における条件設定としたが、処理対象の画像
を解析した結果、入力画像が白黒であれば、出力も白黒
とする一方、入力画像がカラーであれば、出力もカラー
としても良いし、ステップS243の判別結果が肯定的
となったときの仮色数i(各領域に付与される色の総
数)に応じて自動設定する、としても良い。
【0040】さらに、実施形態にあっては、仮色に実色
を割り当てるルールを、白黒画像の場合には明度差分割
して得られる色の順番とし、カラー画像の場合には色相
環分割して得られる色の順番としたが、このほかにも種
々考えられる。例えば、変数iに応じて、予め仮色に対
して割り当てる実色の組み合わせを、その順番とともに
予めテーブル化しておき、実際に、ステップS243の
判別結果が肯定的となったときの仮色数iに対応する組
み合わせを選択して、その順番にて実色を割り当てても
良い。この際に用いるテーブルは、例えば、出力画像が
白黒であれば、図14(a)に示されるようなものとな
り、また、出力画像がカラーであれば、図14(b)に
示されるようなものとなる。すなわち、出力画像が白黒
である場合に、仮色数iが「4」となったとき、図14
(a)が参照されて、仮色A、B、C、Dに対して、黒
色、暗灰色、白色、明灰色が順番に割り当てられる。
を割り当てるルールを、白黒画像の場合には明度差分割
して得られる色の順番とし、カラー画像の場合には色相
環分割して得られる色の順番としたが、このほかにも種
々考えられる。例えば、変数iに応じて、予め仮色に対
して割り当てる実色の組み合わせを、その順番とともに
予めテーブル化しておき、実際に、ステップS243の
判別結果が肯定的となったときの仮色数iに対応する組
み合わせを選択して、その順番にて実色を割り当てても
良い。この際に用いるテーブルは、例えば、出力画像が
白黒であれば、図14(a)に示されるようなものとな
り、また、出力画像がカラーであれば、図14(b)に
示されるようなものとなる。すなわち、出力画像が白黒
である場合に、仮色数iが「4」となったとき、図14
(a)が参照されて、仮色A、B、C、Dに対して、黒
色、暗灰色、白色、明灰色が順番に割り当てられる。
【0041】なお、画素に対しては、いわゆるべた塗り
状態の色を付すだけではなく、複数の画素を1つの単位
とするパターン配列、例えば、領域R1に付与する灰色
に替えて、図15に示されるように、白色および黒色の
画素からなり、かつ、右上がりの斜線のハッチングパタ
ーンを付しても良い。このようなパターンであっても、
文字領域であって黒色が付された領域R10、R11を
区別することができるからである。すなわち、同色の画
素から構成されていても、配列が異なるパターンであれ
ば、隣接する領域を区別できるので、本件にいう「異な
る色」として扱う必要があるからである。
状態の色を付すだけではなく、複数の画素を1つの単位
とするパターン配列、例えば、領域R1に付与する灰色
に替えて、図15に示されるように、白色および黒色の
画素からなり、かつ、右上がりの斜線のハッチングパタ
ーンを付しても良い。このようなパターンであっても、
文字領域であって黒色が付された領域R10、R11を
区別することができるからである。すなわち、同色の画
素から構成されていても、配列が異なるパターンであれ
ば、隣接する領域を区別できるので、本件にいう「異な
る色」として扱う必要があるからである。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、文
字を含む入力画像を、文字の視認性を悪化させることな
く、減色処理することが可能となる。
字を含む入力画像を、文字の視認性を悪化させることな
く、減色処理することが可能となる。
【図1】 本発明の実施形態に係る画像処理装置の構成
を示す図である。
を示す図である。
【図2】 上記画像処理装置における機能構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図3】 画像処理の内容を示すフローチャートであ
る。
る。
【図4】 上記画像処理の入力画像の一例を示す図であ
る。
る。
【図5】 上記画像処理における隣接領域表の一例を示
す図である。
す図である。
【図6】 上記画像処理における仮色割当処理の詳細を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図7】 上記仮色割当処理における仮色割当表の一例
を示す図である。
を示す図である。
【図8】 上記画像処理における出力処理の示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図9】 上記画像処理において白黒出力するとき、仮
色に、どのような実色を割り当てるかを示す図である。
色に、どのような実色を割り当てるかを示す図である。
【図10】 上記画像処理においてカラー出力するとき
の色相環を示す図である。
の色相環を示す図である。
【図11】 (a)は、白黒画像を出力するときの実色
割当表の一例であり、(b)は、カラー画像を出力する
ときの実色割当表の一例である。
割当表の一例であり、(b)は、カラー画像を出力する
ときの実色割当表の一例である。
【図12】 上記画像処理による出力画像を示す図であ
る。
る。
【図13】 応用例に係る仮色割当処理の詳細を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図14】 (a)および(b)は、それぞれ、仮色に
割り当てるべき実色の順序を規定するテーブルを示す図
である。
割り当てるべき実色の順序を規定するテーブルを示す図
である。
【図15】 実色の例を説明するための図である。
100…画像処理装置
102…PC
104…ディスプレイ
110…プリンタ
156…画像解析部
164…仮色割当部
168…実色割当部
フロントページの続き
Fターム(参考) 2C262 AA24 AB12 BA16 BC07 CA08
CA09 DA02 DA08 EA04 EA08
EA10
5B057 BA02 BA25 CA01 CA08 CA12
CA16 CB01 CB08 CB12 CB16
CC03 CE11 CE17 DA08 DB02
DB06 DB09 DC16 DC33 DC36
5C077 LL19 MP08 PP27 PP28 PP33
PP51 PQ08 PQ12 PQ23
5C079 HA13 HB03 LA06 LB12 MA04
MA11 NA06
Claims (10)
- 【請求項1】 画素により表現可能な色数がmビットで
規定されるとともに文字を含む入力画像を、n(m、n
はm>nを満たす整数)ビットで規定される色数に減色
処理する画像処理方法であって、 前記入力画像の領域を検出するとともに、検出した領域
のなかから、文字を示す文字領域を抽出する検出過程
と、 抽出された文字領域とそれ以外の領域とに対して、前記
nビットで規定される色のいずれかを、隣接する領域同
士が互いに異なるように割り当てる割当過程と、 各領域にそれぞれ割り当てられた色を付与して出力する
出力過程とを有することを特徴とする画像処理方法。 - 【請求項2】 前記入力画像を白黒画像に減色処理する
場合に、各領域に対して割り当てるべき色数がi色とな
るとき、前記nビットで表現される明度の最小値から最
大値までを(i−1)等分することによって得られる明
度の色を、各領域に対し、それぞれ割り当てることを特
徴とする請求項1に記載の画像処理方法。 - 【請求項3】 前記入力画像をカラー画像に減色処理す
る場合に、各領域に対して割り当てるべき色数がi色と
なるとき、前記nビットで表現可能な色の色相環をi等
分することによって得られた色を、各領域に対し、それ
ぞれ割り当てることを特徴とする請求項1に記載の画像
処理方法。 - 【請求項4】 各領域に対して割り当て可能な色数を、
2のn乗を上限としてユーザが予め設定する過程を、少
なくとも前記割当過程よりも前に有することを特徴とす
る請求項1に記載の画像処理方法。 - 【請求項5】 予め登録された組み合わせの色を、前記
割当過程において、各領域に対して順番に割り当てるこ
とを特徴とする請求項1に記載の画像処理方法。 - 【請求項6】 前記割当過程では、文字領域として抽出
された領域に同一の色を割り当てることを特徴とする請
求項1に記載の画像処理方法。 - 【請求項7】 前記割当過程において、隣接する領域同
士に割り当てられる色には、異なる配列のパターンを含
むものとすることを特徴とする請求項1に記載の画像処
理方法。 - 【請求項8】 画素により表現可能な色数がmビットで
規定されるとともに文字を含む入力画像を、n(m、n
はm>nを満たす整数)ビットで規定される色数に減色
処理する画像処理装置であって、 前記入力画像の領域を検出するとともに、検出した領域
のなかから、文字を示す文字領域を抽出する検出手段
と、 抽出された文字領域とそれ以外の領域とに対して、前記
nビットで規定される色のいずれかを、隣接する領域同
士が互いに異なるように割り当てる割当手段と、 各領域にそれぞれ割り当てられた色を付与して出力する
出力手段とを有することを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項9】 画素により表現可能な色数がmビットで
規定されるとともに文字を含む入力画像を、n(m、n
はm>nを満たす整数)ビットで規定される色数に減色
処理するコンピュータに対し、 前記入力画像の領域を検出するとともに、検出した領域
のなかから、文字を示す文字領域を抽出する検出手段、 抽出された文字領域とそれ以外の領域とに対して、前記
nビットで規定される色のいずれかを、隣接する領域同
士が互いに異なるように割り当てる割当手段、および、 各領域にそれぞれ割り当てられた色を付与して出力する
出力手段として機能させるための画像処理プログラム。 - 【請求項10】 画素により表現可能な色数がmビット
で規定されるとともに文字を含む入力画像を、n(m、
nはm>nを満たす整数)ビットで規定される色数に減
色処理するコンピュータに対し、 前記入力画像の領域を検出するとともに、検出した領域
のなかから、文字を示す文字領域を抽出する検出手段、 抽出された文字領域とそれ以外の領域とに対して、前記
nビットで規定される色のいずれかを、隣接する領域同
士が互いに異なるように割り当てる割当手段、および、 各領域にそれぞれ割り当てられた色を付与して出力する
出力手段として機能させるための画像処理プログラムを
記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002050121A JP2003259132A (ja) | 2002-02-26 | 2002-02-26 | 画像処理方法、画像処理装置、画像処理プログラムおよび記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002050121A JP2003259132A (ja) | 2002-02-26 | 2002-02-26 | 画像処理方法、画像処理装置、画像処理プログラムおよび記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003259132A true JP2003259132A (ja) | 2003-09-12 |
Family
ID=28662458
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002050121A Pending JP2003259132A (ja) | 2002-02-26 | 2002-02-26 | 画像処理方法、画像処理装置、画像処理プログラムおよび記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003259132A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009296088A (ja) * | 2008-06-03 | 2009-12-17 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像処理装置および画像処理プログラム |
-
2002
- 2002-02-26 JP JP2002050121A patent/JP2003259132A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009296088A (ja) * | 2008-06-03 | 2009-12-17 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像処理装置および画像処理プログラム |
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