JP2003258705A - 移動端末機および移動通信システムならびに移動通信方法 - Google Patents

移動端末機および移動通信システムならびに移動通信方法

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JP2003258705A
JP2003258705A JP2002060295A JP2002060295A JP2003258705A JP 2003258705 A JP2003258705 A JP 2003258705A JP 2002060295 A JP2002060295 A JP 2002060295A JP 2002060295 A JP2002060295 A JP 2002060295A JP 2003258705 A JP2003258705 A JP 2003258705A
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Michitaka Toshimoto
道隆 利元
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Sharp Corp
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動端末機の消費電力を低減する。 【解決手段】 移動通信システムは、通信サービス領域
を複数のセルF1〜F4に分割し、各セルF1〜F4
に、基地局BS1〜BS4を配備している。移動端末機
Tfは、通信サービス領域内で移動しながら、基地局B
S1〜BS4のいずれかを介して通信が可能である。移
動端末機Tfが1つのセルF1のフリンジエリアに位置
していると、基地局BS1から受信した電波の電界強度
のレベルが低くなるので、位置登録要求に対する応答を
停止または削減し、送信動作を抑制して消費電力を低減
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信サービス領域
を複数のセル分割して通信を行う移動端末機および移動
通信システムならびに移動通信方法に関し、特に移動端
末機の電力低減の技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、通信サービス領域を複数のセ
ルと呼ばれる小さな区画に分割して、各セル内の基地局
を介して移動端末機が通信を行ういわゆるセル方式の移
動通信システムが利用されている。セル方式の移動通信
システムにおいては、基地局は移動端末機がどのセルに
存在するかを常時掌握しておく必要がある。それを実現
するために、移動端末機の位置登録の手続きが定められ
ている。位置登録の手続きは、移動端末機の電源ON時
点から、基地局側からの要求、あるいは移動端末機から
の要求で逐次実行されている。これらの実行時に移動端
末機は送信動作を必要とし、電力消費に繋がり、特に電
力を電池から得ている移動端末機にとっては電池寿命を
短縮させる1つの要因となっていた。特に、基地局から
遠距離にあるセルの境界付近、即ちフリンジエリアで
は、位置登録の頻度が増大し、しかも高出力での送信が
要求されるので一層電池の消耗を大きくしている。
【0003】位置登録に関する電池の消耗防止につい
て、特開平7−79472号公報には、移動局から周期
的に位置登録要求を送信するためのタイマを設け、送信
する前に基地局からの制御信号が位置登録判定レベルN
に達しているか否かを判定し、位置登録判定レベルNに
達していないときは位置登録要求を送信しない無線電話
装置の位置登録方式が開示されている。このような方式
によって、「移動局の頻繁な移動や障害物などの影響に
より電界強度がたびたび変化する場所において位置登録
が頻繁に行われる」のを防止し、「制御トラフィックを
低減して周波数の有効利用を図る」とともに、「接続時
間の短縮により移動局の使用時間を長くすることがで
き、または小型電池でまかなえるようになる」効果が得
られると記載されている。
【0004】また、特開平9−275587号公報に
は、基地局から送信される制御情報の受信状態に基づい
て移動通信システムのサービス圏内か否かを判定し、サ
ービス圏外と判定されるときには、制御情報の間欠受信
動作を行い、「使用状況に応じたバッテリセービングを
実現する」移動通信システムの移動端末機が開示されて
いる。特開平10−13330号公報には、基地局から
受信する無線情報の電界強度をメモリに記憶されている
電界強度の基準値と比較して低いと判断するときに、サ
ービスエリア圏外と認識して、タイマおよびメモリ以外
への電源供給を遮断し、タイマがタイムアウトすると電
源を供給するようにして、バッテリセービングを行う携
帯電話機が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】各先行技術にも記載さ
れているように、現状の携帯電話機などの移動端末機
は、そのエネルギ源にほぼ電池を利用しているため、こ
の電池の消費を有効に抑えることができれば、スタンバ
イ時間や通話時間が格段に向上する。その消費電力のう
ち最も多く消費されるのは送信電力であり、できるだけ
送信動作を減らすことがユーザへのメリットである。し
かしながらサービスエリアで最も基地局から遠い場所
(フリンジエリア)では電波が届き難いため移動端末機
から基地局への位置情報データを送るのに大きな送信出
力が必要であると同時に何時エリア外に出て行くか分ら
ないので頻繁に送信する必要があるため、その間隔が短
くなり消費電力が非常に多くなるという問題がある。
【0006】特開平7−79472号公報に開示されて
いる先行技術では、制御トラフィックの低減を主目的と
しており、消費電力を抑えることについては、電池の小
型化に触れているだけである。特開平9−275587
号公報および特開平10−13330号公報の先行技術
では、いわゆるスリープモードに移行してサービス圏外
での消費電力を抑えることができるけれども、サービス
圏内で基地局から最も遠い場所での消費電力を抑えるこ
とはできない。
【0007】本発明は以上の事情を考慮してなされたも
のであり、本発明の目的は、移動端末機が通信可能領域
のセルのフリンジエリアにおいて、消費電力を低減させ
ることができる移動端末機および移動通信システムなら
びに移動通信方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数のセルに
分割される通信サービス領域内を移動可能で、現在位置
が属するセル内に配備されている基地局と通信可能な移
動端末機において、基地局から送信される位置登録要求
を受信し、該位置登録要求に応答しながら通信を行う無
線通信手段と、無線通信手段が基地局から受信する電波
の電界強度のレベルを検知する受信レベル検知手段と、
受信レベル検知手段によって検知される電界強度のレベ
ルが所定の設定値以下になるときに、基地局からの位置
登録要求に対する応答を停止またはその応答回数を削減
する動作モードとなるように、無線通信手段の動作モー
ドを設定する動作モード設定手段とを含むことを特徴と
する移動端末機である。
【0009】本発明に従えば、移動端末機は、複数のセ
ルに分割される通信サービス領域内を移動可能で、現在
位置が属するセル内に配備されている基地局と通信可能
であり、無線通信手段と、受信レベル検知手段と、動作
モード設定手段とを含む。受信レベル検知手段は、基地
局から送信される位置登録要求を受信し、該位置登録要
求に応答しながら通信を行う無線通信手段が基地局から
受信する電波の電界強度のレベルを検知する。移動端末
機の現在位置が基地局から離れると、基地局から受信す
る電波の電界強度は低下する。動作モード設定手段は、
受信レベル検知手段によって検知される電界強度のレベ
ルが所定の設定値以下になるときに、基地局からの位置
登録要求に対する応答を停止またはその応答回数を削減
する動作モードとなるように、無線通信手段の動作モー
ドを設定するので、セルのフリンジエリアなど、基地局
から遠い位置に移動端末機が移動しているときには、基
地局からの位置登録要求に対する応答を抑制することが
できる。応答を抑制することによって、電波を送信する
頻度を減少させ、消費電力の低減を図ることができる。
【0010】また本発明で、前記動作モード設定手段
は、電界強度のレベルに従う動作モードのユーザ設定が
可能なレベル対応動作モード判定テーブルを備え、該レ
ベル対応動作モード判定テーブルを参照して、電界強度
のレベルに基づく動作モードの設定を行うことを特徴と
する。
【0011】本発明に従えば、基地局から受信する位置
登録要求の電界強度が低下すると、ユーザ設定が可能な
レベル対応動作モード判定テーブルに設定されている動
作モードで消費電力の低減を図ることができる。
【0012】また本発明は、動作用の電源となる電池
と、電池の残容量を検知する電池残容量検知手段とをさ
らに含み、前記動作モード設定手段は、電池残容量検知
手段によって検知される電池の残容量が所定の設定値以
下になるときに、基地局からの位置登録要求に対する応
答を停止またはその応答回数を削減する動作モードとな
るように、無線通信手段の動作モードを設定することを
特徴とする。
【0013】本発明に従えば、動作用電源となる電池の
残容量が少なくなると、基地局からの位置登録要求に対
する応答を停止またはその応答回数を削減する動作モー
ドとなるように、無線通信手段の動作モードを設定する
ので、電池の寿命を延すことができる。
【0014】また本発明で、前記動作モード設定手段
は、電池残容量に従う動作モードのユーザ設定が可能な
残容量対応動作モード判定テーブルを備え、該残容量対
応動作モード判定テーブルを参照して、電池残容量に基
づく動作モードの設定を行うことを特徴とする。
【0015】本発明に従えば、電池の残容量が少なくな
ると、ユーザ設定が可能な残容量対応動作モード判定テ
ーブルに設定されている動作モードで電池の寿命を延す
ことができる。
【0016】さらに本発明は、前述のいずれかに記載の
端末機と、前記各セル内に配備される基地局とを含むこ
とを特徴とする移動通信システムである。
【0017】本発明に従えば、移動通信システムの通信
サービス領域を分割するセルのフリンジエリアに移動端
末機が位置しているとき、そのセルに配備されている基
地局からの位置登録要求に対する応答の頻度を低減し
て、消費電力の低減を図ることができる。
【0018】また本発明は、前記移動端末機と前記基地
局とで、構内無線LANを形成することを特徴とする。
【0019】本発明に従えば、構内無線LANの通信サ
ービス領域を複数のセルに分割し、各セルに配備する基
地局と移動端末機とで移動通信システムを構成し、移動
端末機が各セルのフリンジエリアに位置するときの消費
電力の低減を図ることができる。
【0020】また本発明で、前記構内無線LANは、広
域的に相互に結合させたWANシステムを構成すること
を特徴とする。
【0021】本発明に従えば、構内無線LANを広域的
に相互に結合させてWANシステムを構成し、各移動端
末機で広域にわたる情報の授受を可能にしながら、消費
電力の低減を図ることができる。
【0022】さらに本発明は、通信サービス領域を複数
のセルに分割し、各セル毎に基地局を配備し、該通信サ
ービス領域を移動可能な移動端末機が、現在位置が属す
るセルの基地局に位置登録を行って、移動端末機は基地
局を介して外部と無線通信を行う移動通信方法におい
て、基地局は、セル内の移動端末機に向けて位置登録要
求を送信し、基地局からの位置登録要求を受信する移動
端末機は、受信する電波の電界強度レベルが所定の設定
値以下であるときに、基地局からの位置登録要求に対す
る応答を停止またはその応答回数を削減する動作モード
となることを特徴とする移動通信方法である。
【0023】本発明に従えば、移動端末機は、複数のセ
ルに分割される通信サービス領域内を移動可能で、現在
位置が属するセル内に配備されている基地局と通信可能
であり、基地局から送信される位置登録要求を受信し、
その電界強度のレベルが所定の設定値以下になるとき
に、基地局からの位置登録要求に対する応答を停止また
はその応答回数を削減する動作モードとなる。セルのフ
リンジエリアなど、基地局から遠い位置に移動端末機が
移動しているときには、受信電界強度のレベルが低下す
るので、基地局からの位置登録要求に対する応答を抑制
することができる。応答を抑制することによって、電波
を送信する頻度を減少させ、消費電力の低減を図ること
ができる。
【0024】また本発明で、前記移動端末機は、電池を
電源として動作し、該電池の残容量が所定の設定値以下
になるときにも、基地局からの位置登録要求に対する応
答を停止またはその応答回数を削減する動作モードとな
ることを特徴とする。
【0025】本発明に従えば、動作用電源となる電池の
残容量が少なくなると、基地局からの位置登録要求に対
する応答を停止またはその応答回数を削減する動作モー
ドとなるので、電池の寿命を延すことができる。
【0026】また本発明で、前記動作モードは、前記移
動端末機のユーザによって設定可能であることを特徴と
する。
【0027】本発明に従えば、移動端末機の動作用電源
である電池の残容量が少なくなると、ユーザが設定する
動作モードで電池の寿命を延すことができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、図に示す実施の形態に基づ
いて本発明を詳述する。なお、本発明はこれによって限
定されるものではない。
【0029】図1は本発明の実施の一形態である移動通
信システムの概略的な構成を示す。移動通信システムの
通信サービス領域は、複数のセルF1,F2,F3,F
4に区分される。すなわち、本発明では、いわゆるセル
方式の移動通信システムが形成される。各セルF1,F
2,F3,F4の概ね中心には、基地局BS1,BS
2,BS3,BS4がそれぞれ配備されたる。各基地局
BS1,BS2,BS3,BS4は、それぞれが配備さ
れているセルF1,F2,F3,F4内に存在する移動
端末機Tに無線接続して通信を行うことができる。各基
地局BS1〜BS4は、それを集中的に制御する中央制
御局CSに接続され制御されている。各セルF1,F
2,F3,F4の周辺のフリンジエリアは、隣接するセ
ルと重複していることがある。
【0030】なお、本実施形態は、移動端末機Tfと各
基地局BS1〜BS4とによって、いわゆるセル方式移
動体通信システムを構成している。移動端末機Tfはセ
ルF1とセルF2との境界点近傍、いわゆるフリンジエ
リアに存在し、基地局BS1に対して位置登録を行い、
1つのチャネルを使い無線回線を形成している。このよ
うな環境の領域に存在する移動端末機Tfに対して、本
発明による効果が期待されるので、以下、移動端末機T
fが基地局BS1からの位置登録要求を受ける場合につ
いて説明する。移動端末機Tfの位置は、セルF4のフ
リンジエリアでもあるので、移動端末機Tfは、基地局
BS4に対しても、基地局BS1と同様な関係を有す
る。また、他のフリンジエリアに移動すれば、他の基地
局BS2,BS3に対しても同様な関係を有するように
なる。
【0031】図2は、本発明の実施の一形態である移動
端末機Tfの基本構成を示す。移動端末機Tfには、無
線通信部1、位置登録部2、制御部3、電池部4、受信
レベル監視部5、動作モード設定部6、基地局ID記憶
部7、動作モード判定テーブル8、自機ID記憶部9、
操作/表示部10、電池残量検知部11およびアンテナ
12が含まれる。
【0032】図2において、無線通信部1はアンテナ1
2を介して移動端末機Tfが置かれている空間内で、本
発明の移動通信システムが係わる着信信号やその他の基
地局BS1からの信号の受信、ならびに本移動端末機T
fからの選択信号や音声信号の送信を行う。すなわち、
無線通信部1は無線通信手段として機能する。
【0033】受信レベル監視部5は、無線通信部1を経
て受信される基地局BS1からのパイロットチャネルあ
るいは制御チャネルにより発信される電波の電界強度を
監視測定し、その測定結果は後述の動作モード判定テー
ブル8を参照して、基地局BS1からの位置登録要求に
どのように応答あるいは処理するかを決定する。つま
り、受信レベル監視部5は、基地局BS1から受信する
電波の電界強度のレベル値を検知する受信レベル検知部
である受信レベル検知手段と、電界強度のレベル値が所
定の設定値以下であるか否かを判定する判定部として機
能する。
【0034】動作モード設定部6は、本移動端末機Tf
位置登録するためのモードを選択設定する動作モード設
定手段として機能する。基地局ID記憶部7は、本移動
端末機Tfがリンクを形成している基地局BS1の固有
情報を記憶しておくための記憶部である。動作モード判
定テーブル8は、基地局BS1からの位置登録要求に対
し、その時点での電界強度に対比してどのように本移動
端末機Tfが応答するかを判定するためのテーブルで、
その構成例は図3で別途説明する。
【0035】電池残量検知部11は、本移動端末機Tf
の全体を動作させるための電池部4に接続され、電池部
4の電池電圧を監視し、監視結果はその時点での位置信
号登録の処理法を決定するために用いられる。操作/表
示部10は、基地局BS1を通じて希望する接続相手局
を選択する選択信号を基地局に発信するための数字キー
や動作モード設定のための機能キー含む本移動端末機2
0の全般の操作を行うための操作部と本移動端末機の動
作状態や電話番号を表示する表示部で構成されている。
【0036】自機ID記憶部9は、本移動端末機20に
付与された固有のID等の情報を記憶しておくための記
憶部である。位置登録部2は本移動通信システムのネッ
トワークに対して基地局BS1を経由して本移動端末機
Tfの在圏、ハンドオーバ等の手続を行う機能部であ
り、動作モード設定部6、動作モード判定テーブル8お
よび電池残量検知部11の条件や状態によって異なる登
録処理を行う。
【0037】図3は、図2の受信レベル監視部5で、無
線通信部1が基地局BS1から送信されるパイロットチ
ャネルあるいは制御チャネルの制御信号を受信して電界
強度をチェックした結果に基き、次の処置法を判定する
ためのレベル対応動作モード判定テーブルとしての動作
モード判定テーブル8の一例を示す。このテーブルから
判るように、電界強度レベルが1または2のときは、移
動端末機Tfが基地局BS1から近距離に存在し、基地
局BS1からの位置登録要求に対し1対1、すなわち通
常のスタンバイ動作と同様に、基地局BS1からの登録
要求に対し毎回移動端末機Tfが応答を行うことが設定
されている。
【0038】電界強度レベルが3、4、または5のとき
は、移動端末機TfがセルF1の境界点近傍、すなわち
フリンジエリアに存在し、位置登録要求に対し間引きし
て応答するパワーセーブモードでの運用とることが設定
されている。基地局BS1からの位置登録要求に対して
は、電界強度レベルが3のときは2回に1回、電界強度
レベルが4のときは5回に1回、電界強度レベルが5の
ときは全く応答しない無応答に設定されている。
【0039】電界強度レベル6は、移動端末機Tfが何
れのセルF1,F2,F3,F4からも逸脱している状
態であり、いわゆるサービスエリア外に存在していると
判定されるので、パイロットチャネルあるいは制御チャ
ネルによる基地局BS1からの信号を間欠受信する等の
いわゆるスリープモードなどの圏外処理へ移行させるよ
うに、電界強度レベルに応じる適切な動作形態を想定し
て作成されている。
【0040】これらの動作モード判定テーブル8の設定
内容は、移動端末機Tfの製造メーカの出荷時点で設定
することが可能である。ユーザ側で使用の実態に即し
て、動作モード判定テーブル8を設定することを可能に
したり、あるいは間引き応答として設定されている電界
強度レベルの3や4についての設定内容を省略して、よ
り簡易な動作モード判定テーブル8を採用することがで
きることは言うまでもない。
【0041】図4は、図1の環境で本実施形態の移動端
末機Tfが行う動作の一例を示す。動作開始後、ステッ
プS1において、ユーザがいわゆるパワーセーブモード
を、操作/表示部10のキーあるいはスイッチ等でON
となるように指示する。ステップS2において、ステッ
プS1における操作により、本移動端末機Tfの内部ス
テータスがパワーセーブモード設定状態に至る。
【0042】ステップS3においては、本移動端末機T
f全体を動作させるための電池部4の残容量を監視すべ
く、電池残量検知部11は、電池電圧が予め設定された
閾値を超えているか否かを判定し、電圧がその閾値以下
の場合は、電界強度のレベルに依存せずに、一義的に基
地局BS1からの位置登録要求信号を無視するレベル5
に該当する処理に移行させる。
【0043】一方、電池電圧が所定の閾値以上の場合
は、ステップS4において本移動端末機Tfは基地局B
S1から送信されるパイロットチャネルあるいは制御チ
ャネルの信号を受信し、受信レベル監視部5による監視
として、本移動端末機Tfが置かれている場所の電界強
度の計測を行う。
【0044】計測された電界強度はその電界強度の各々
に対応して本移動端末機Tfの動作モードを決定すべ
く、ステップS5において、残容量対応動作モード判定
テーブルとしての動作モード判定テーブル8を参照し
て、後に続く対処を判定し、ステップS6、ステップS
7、またはステップS9のいずれかに進む。
【0045】これらの各ステップは、図3に示す動作モ
ードテーブル8の例に従ったものである。ステップS6
では、充分に通信機能が果たせる電界強度のレベル、す
なわち基地局BS1から相対的に近距離に本移動端末機
Tfが存在している故に、通常のスタンバイ動作のステ
ップを取ることになり、よって基地局BS1からの登録
要求に対し1対1で応答する。
【0046】ステップS7は、セルF1の境界点近傍で
あり、基地局BS1からの登録要求に対して間引きした
応答を行うステップであり、その間引きの度合いは、図
3の動作モード判定テーブル8に従って決定される。ス
テップS9は、図3の動作モード判定テーブル8でも判
るように、電界強度が極めて弱く、すなわちサービス圏
外と判定されるべきレベルであるため、いわゆる圏外で
の待機モードを実行するステップである。
【0047】ステップS8は、本移動端末機Tfが内蔵
している基地局ID記憶部9をチェックするステップ
で、位置情報が本移動端末機Tfに保持されている場合
は次の位置登録要求信号の処理と、刻々変化する電界強
度と電池残量とをチェックすべく、ステップS3に戻
る。一方、位置情報が保持されていない場合は、ステッ
プS9のスリープモード処理に移行する。このステップ
では基地局からのパイロットチャネルあるいは制御チャ
ネル信号を所定の時間間隔で間欠受信し、自機の存在状
況のモニタを行い、新たな自機の位置登録等に備える。
【0048】一方、ユーザが通信開始するためにオフフ
ックキー等の選択信号発信のためにキーを押下すると、
ステップS10にてそのイベントが検知され、図1のC
Sが管理するネットワークに対して自機の位置情報を登
録すべく、ステップS11において移動端末機情報を送
信し、ステップS12において基地局BS1からの受付
を受信して登録が完了すると、ステップS13におい
て、発呼可能の状態、すなわちネットワークに対して接
続を希望する相手機に対応する選択信号を送信できる状
態に至る。
【0049】図5は、本発明の実施の他の形態の移動通
信システムとして、構内無線LAN(Local Area Netwo
rk)システムの構成を示す。本実施形態の構内無線LA
Nの構成は、図1に示すいわゆるセル方式移動体通信シ
ステムに酷似しており、各種情報移動端末機(子機T
1,T2,T3,T4,T5,…,Tm)が構内の各所
に存在することを想定して、構内を小さい区画(例えば
各フロア、各建物、事務エリア、生産エリア等)に分割
してベースステーション(親機B1,B2,…,Bnあ
るいはアクセスポイント)が配備されており、これは言
わば図1におけるセルF1〜F4と基地局BS1〜BS
4とに相当している。それらの各区画の親機B1〜Bn
は集中的に制御局CSで制御されており、親機B1〜B
nと移動する子機T1〜Tmの無線接続の技法は図1の
移動体通信システムと同様に、制御局CSにおける移動
する子機T1〜Tmの位置の登録管理をベースとしてお
り、親機B1〜Bnと子機T1〜Tmとの間の通信は、
移動体通信システムと同様に、子機T1〜Tmのユニー
ク情報(ID)を登録することで行われている。
【0050】図6は、図5に示す構内無線LANの複数
の基地局を制御する制御局、ならびに通信回線網に接続
するためのゲートウェイ装置等でノードを構成し、ノー
ドを経て、公衆回線等を含む通信回線網で構内無線LA
Nを複数接続することで、広域のネットワークWAN
(Wide Area Network)を形成している例を示す。各々
の構内無線LANは、図5で説明したように、制御局並
びにその制御局に接続された複数のセルの基地局、なら
びにそれら基地局と無線媒体で通信を行う移動情報端末
機で構成されており、各移動端末機が構内無線LANの
領域を越えて広域の通信領域に渡って情報の授受をする
ことができるシステムが実現される。
【0051】以上説明したように、セル方式の通信サー
ビス領域で、主としてバッテリのエネルギで動作して、
基地局と通信を行う移動端末機において、セル方式通信
で通常要求される、基地局からの位置登録要求に対し、
監視した電界強度に基き、無視、あるいは間引きして応
答のための送信動作を減少させることで、通信端末機に
おいて多大の電力を消耗する送信動作を抑制し、バッテ
リの消耗を減少させることができる移動端末機を提供し
ている。
【0052】また、図2に示す移動端末機Tfでは、ユ
ーザ設定が可能な動作モード判定テーブル8をさらに備
え、動作モード設定部6は、動作モード判定テーブル8
を参照して、電池残量のレベル値に基づいて所定の動作
モードを設定するよう構成してもよい。
【0053】つまり、移動端末機Tf側では、位置登録
手順において電力消費を低減させる動作モード、すなわ
ちパワーセーブモードを選択するユーザ選択手段をもた
せ、パワーセーブモードでは基地局BS1からの電波の
電界強度を監視し、一定以下の電界強度を連続してある
期間検出すると、基地局BS1からの位置情報要求を無
視するか、あるいは基地局BS1からの位置情報要求に
対し何度かに一度だけ応答する動作モードを設定する。
基地局BS1から見れば、元々フリンジエリアにいるこ
とは検知しているので、応答がないということはサービ
スエリア外に行ってしまったと判断するだけであり、位
置情報要求に応答しなくても、移動通信システムに影響
を与えることはない。
【0054】また、移動端末機Tfから発呼したい場合
は、あるエントリーキー、例えば、電話番号を入力し始
めた時点で、位置登録信号を周りの基地局に送信するこ
とで、即座に移動端末機情報は基地局BS1に登録され
発呼可能となる。これは、サービスエリア外からサービ
スエリア内に移動したときに、移動端末機Tfと基地局
BS1間で行う通信プロトコルと同一である。
【0055】また、上記パワーセーブモード設定時にお
いて、パワーセーブモードに入る閾値の電界強度かある
いはそれ以上の電界強度を連続してある期間検出する
と、このパワーセーブモードを解除し通常の通信プロト
コルに戻る。あるいは、パワーセーブモードを選択する
と、移動端末機Tf内に保有する電界強度・応答処理の
動作モード判定テーブル8を参照し、基地局BS1から
の位置登録要求に対して、移動端末機Tfが応答する処
理法を判定し、それに基き基地局BS1にレスポンスす
ることで、より木目細かな対応が可能となる。移動端末
機Tfがフリンジエリアにいる場合は、ユーザ選択で位
置登録要求に応答する動作モードを続けることができる
ため、頻繁に基地局BS1から要求される位置登録のた
めの送信動作が省略される結果となり、大幅に電池寿命
を延ばすことが可能となる。
【0056】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、移動端末
機の現在位置が基地局から離れると、基地局から受信す
る電波の電界強度は低下し、受信レベル検知手段によっ
て検知される電界強度のレベルが所定の設定値以下にな
るので、フリンジエリアなどでは、基地局からの位置登
録要求に対する応答を停止またはその応答回数を削減す
る動作モードとなり、電波を送信する頻度を減少させ、
消費電力の低減を図ることができる。
【0057】また本発明によれば、基地局から受信する
位置登録要求の電界強度が低下すると、ユーザ設定が設
定する動作モードで消費電力の低減を図ることができ
る。
【0058】また本発明によれば、動作用電源となる電
池の残容量が少なくなると、基地局からの位置登録要求
に対する応答を抑制して、電池の寿命を延すことができ
る。
【0059】また本発明によれば、電池の残容量が少な
くなると、ユーザが設定する動作モードで電池の寿命を
延すことができる。
【0060】さらに本発明によれば、移動通信システム
の通信サービス領域を分割するセルのフリンジエリアに
移動端末機が位置して基地局から受信する位置登録要求
の電波の電界強度のレベルが低下すると、位置登録要求
に対する応答の頻度を低減して、消費電力の低減を図る
ことができる。
【0061】また本発明によれば、構内無線LANの通
信サービス領域を複数のセルに分割し、各セルに配備す
る基地局と移動端末機とで移動通信システムを構成し、
移動端末機が各セルのフリンジエリアに位置するときの
消費電力の低減を図ることができる。
【0062】また本発明によれば、構内無線LANを広
域的に相互に結合させてWANシステムを構成し、各移
動端末機で広域にわたる情報の授受を可能にしながら、
消費電力の低減を図ることができる。
【0063】さらに本発明によれば、複数のセルに分割
される通信サービス領域内を移動可能な移動端末機がセ
ルのフリンジエリアなど、基地局から遠い位置に移動し
ているときには、基地局からの位置登録要求に対する応
答を抑制することができ、電波を送信する頻度を減少さ
せ、消費電力の低減を図ることができる。
【0064】また本発明によれば、移動端末機の動作用
電源となる電池の残容量が少なくなると、基地局からの
位置登録要求に対する応答を抑制して、電池の寿命を延
すことができる。
【0065】また本発明によれば、移動端末機の電池の
残容量が少なくなると、ユーザが設定する動作モードで
電池の寿命を延すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態である移動通信システム
の概略的な構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の一形態である移動端末機Tfの
基本構成を示すブロック図である。
【図3】図2の移動端末機Tfに備えられる動作モード
判定テーブル8の一例を示す図表である。
【図4】図1の環境で移動端末機Tfが行う動作の一例
を示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施の他の形態である構内無線LAN
システムの概略的な構成を示すブロック図である。
【図6】図5の構内無線LANシステムを結合して構成
させるWANシステムの概略的な構成を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1 無線通信部 2 位置登録部 3 制御部 4 電池部 5 受信レベル監視部 6 動作モード設定部 7 基地局ID記憶部 8 動作モード判定テーブル 9 自機ID記憶部 10 操作/表示部 11 電池残量検知部 12 アンテナ B1,B2,…,Bn 親機 BS1,BS2,BS3,BS4 基地局 CS 制御局 F1,F2,F3,F4 セル Tf 移動端末機 T1,T2,T3,T4,T5,…,Tm 子機

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のセルに分割される通信サービス領
    域内を移動可能で、現在位置が属するセル内に配備され
    ている基地局と通信可能な移動端末機において、 基地局から送信される位置登録要求を受信し、該位置登
    録要求に応答しながら通信を行う無線通信手段と、 無線通信手段が基地局から受信する電波の電界強度のレ
    ベルを検知する受信レベル検知手段と、 受信レベル検知手段によって検知される電界強度のレベ
    ルが所定の設定値以下になるときに、基地局からの位置
    登録要求に対する応答を停止またはその応答回数を削減
    する動作モードとなるように、無線通信手段の動作モー
    ドを設定する動作モード設定手段とを含むことを特徴と
    する移動端末機。
  2. 【請求項2】 前記動作モード設定手段は、 電界強度のレベルに従う動作モードのユーザ設定が可能
    なレベル対応動作モード判定テーブルを備え、 該レベル対応動作モード判定テーブルを参照して、電界
    強度のレベルに基づく動作モードの設定を行うことを特
    徴とする請求項1記載の移動端末機。
  3. 【請求項3】 動作用の電源となる電池と、 電池の残容量を検知する電池残容量検知手段とをさらに
    含み、 前記動作モード設定手段は、電池残容量検知手段によっ
    て検知される電池の残容量が所定の設定値以下になると
    きに、基地局からの位置登録要求に対する応答を停止ま
    たはその応答回数を削減する動作モードとなるように、
    無線通信手段の動作モードを設定することを特徴とする
    請求項1または2記載の移動端末機。
  4. 【請求項4】 前記動作モード設定手段は、 電池残容量に従う動作モードのユーザ設定が可能な残容
    量対応動作モード判定テーブルを備え、 該残容量対応動作モード判定テーブルを参照して、電池
    残容量に基づく動作モードの設定を行うことを特徴とす
    る請求項3記載の移動端末機。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の端末機
    と、 前記各セル内に配備される基地局とを含むことを特徴と
    する移動通信システム。
  6. 【請求項6】 前記移動端末機と前記基地局とで、構内
    無線LANを形成することを特徴とする請求項5記載の
    移動通信システム。
  7. 【請求項7】 前記構内無線LANは、広域的に相互に
    結合させたWANシステムを構成することを特徴とする
    請求項6記載の移動通信システム。
  8. 【請求項8】 通信サービス領域を複数のセルに分割
    し、各セル毎に基地局を配備し、該通信サービス領域を
    移動可能な移動端末機が、現在位置が属するセルの基地
    局に位置登録を行って、移動端末機は基地局を介して外
    部と無線通信を行う移動通信方法において、 基地局は、セル内の移動端末機に向けて位置登録要求を
    送信し、 基地局からの位置登録要求を受信する移動端末機は、受
    信する電波の電界強度レベルが所定の設定値以下である
    ときに、基地局からの位置登録要求に対する応答を停止
    またはその応答回数を削減する動作モードとなることを
    特徴とする移動通信方法。
  9. 【請求項9】 前記移動端末機は、電池を電源として動
    作し、該電池の残容量が所定の設定値以下になるときに
    も、基地局からの位置登録要求に対する応答を停止また
    はその応答回数を削減する動作モードとなることを特徴
    とする請求項8記載の移動通信方法。
  10. 【請求項10】 前記動作モードは、前記移動端末機の
    ユーザによって設定可能であることを特徴とする請求項
    8または9記載の移動通信方法。
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