JP2003258057A - 基板の搬送方法 - Google Patents

基板の搬送方法

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JP2003258057A
JP2003258057A JP2002051783A JP2002051783A JP2003258057A JP 2003258057 A JP2003258057 A JP 2003258057A JP 2002051783 A JP2002051783 A JP 2002051783A JP 2002051783 A JP2002051783 A JP 2002051783A JP 2003258057 A JP2003258057 A JP 2003258057A
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wafer
substrate
electrostatic chuck
chuck
holding mechanism
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JP2002051783A
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Mitsuhiro Yuasa
光博 湯浅
Koji Honma
孝治 本間
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Chemitronics Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
Chemitronics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は薄型化した基板を搬送するのに適し
た基板の搬送方法に関し、薄型化された基板であっても
平坦性を維持しつつ搬送を行ない得ると共にパーティク
ルの基板への付着を防止することを課題とする。 【解決手段】 ステージ11の真空チャック12がウェ
ハWを保持している状態において搬送装置40が静電チ
ャック43をウェハWに装着する工程と、真空チャック
12がウェハWを保持している状態中に静電チャック4
3を駆動してウェハWを搬送装置40に保持し、その後
に真空チャック12によるウェハWの保持を解除すると
共に真空チャック12からガスをウェハWに向け噴出す
る工程と、ステージ11からステージ33上へウェハW
を搬送する工程と、静電チャック43がウェハWを保持
している状態中に静電チャック34を駆動してウェハW
をステージ33に保持し、その後に静電チャック43か
らウェハWに向けガス噴射を行ないつつ、静電チャック
43によるウェハWの保持を解除する工程とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は基板の搬送方法に係
り、特にバックグラインドされることにより薄型化した
基板を搬送するのに適した基板の搬送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に半導体装置の製造工程は複雑であ
り、ウェハ(基板)は工程毎に当該工程を実施する製造
装置に搬送され所定の処理が実施される。このため、半
導体製造工場には、各半導体製造装置間でウェハを搬送
する搬送装置が配設されている。
【0003】この種の基板搬送装置としては、例えば特
開平4−157751号公報に開示されたものがある。
同公報に開示された搬送装置は、クーロン力でウェハを
吸着(チャック)する構成とされている。そして、次の
手順により第1の位置から第2の位置へウェハを搬送す
る方法が採られていた。
【0004】即ち、先ず搬送フォークを第1の位置まで
移動させ、その上でウェハを搬送フォーク上に装着す
る。次に、搬送フォークに設けられているウェハ保持部
(静電チャック)に電圧供給して、装着されたウェハを
クーロン力により保持する。
【0005】続いて、ウェハを保持した搬送フォークを
第2の位置へ移動させ、その上で電圧印加を停止してウ
ェハ保持部によるウェハの静電チャックを解除する。次
に、第2の位置に設けられているウェハ保持部を駆動し
て、搬送フォーク上のウェハを第2の位置に保持させ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年では携
帯機器等の電子機器の小型薄型化に伴い、半導体装置の
薄型化も図られている。このため、ウェハの背面(回路
形成面と反対側の面)を研削(バックグラインド)し、
これにより半導体装置の薄型化を図ることが行なわれて
いる。
【0007】しかしながら、この薄型化されたウェハを
上記した搬送装置を用いて搬送する場合、第1の位置か
ら搬送フォークにウェハを移す際、また搬送フォークか
ら第2の位置へウェハを移す際、ウェハにはウェハの平
坦を維持するための力(クーロン力等)が何ら作用しな
い時が存在する。
【0008】上記のように薄型化されたウェハは、回路
形成面(配線等による金属膜が多く形成されている)に
対し背面は配線等が形成されていないため、回路形成面
と背面で応力が異なっている。このため、薄型化された
ウェハは反り易い状態となっている。このため、上記の
ようにウェハを保持するための力が作用しない時が存在
すると、この時にウェハに反りや曲がりが発生してしま
い、搬送後に実施される処理が良好に実施されなくなる
おそれがあるという問題点があった。
【0009】また、搬送装置は、搬送フォークのウェハ
保持部(静電チャック)が直接ウェハと接触するため、
塵埃(パーティクル等)がウェハ保持部に付着して静電
チャックの吸着力が低減してしまう。また、パーティク
ルの付着量が多くなると、パーティクルがウェハ保持部
からウェハに付着してしまい、ウェハが汚染してしまう
という問題点があった。これは、第1の位置及び第2の
位置に設けられたウェハ保持部においても同様な問題点
が生じる。
【0010】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、薄型化された基板であっても平坦性を維持しつつ
搬送を行ない得ると共にパーティクルの基板への付着を
防止し得る基板の搬送方法を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明では、次に述べる各手段を講じたことを特徴
とするものである。
【0012】請求項1記載の発明は、第1の基板保持機
構と第1の流体噴出機構とを有する第1の基台から、第
2の基板保持機構を有する第2の基台へ、第3の基板保
持機構と第2の流体噴出機構とを有する搬送装置を用い
て基板を搬送する基板の搬送方法において、前記第1の
基板保持機構が前記基板を保持している状態において、
前記搬送装置が前記第3の基板保持機構を前記基板に装
着する工程と、前記第1の基台が前記基板を保持してい
る状態中に、前記第3の基板保持機構を駆動して前記基
板を前記搬送装置に保持し、その後に前記第1の基板保
持機構による前記基板の保持を解除すると共に前記第1
の流体噴出機構から流体噴出を行なう工程と、前記第1
の基台から第2の基台へ前記基板を搬送し、該基板を前
記第2の基板保持機構に装着する工程と、前記第3の基
台が前記基板を保持している状態中に、前記第2の基板
保持機構を駆動して前記基板を前記第2の基台に保持
し、その後に前記第2の流体噴出機構からの流体噴出
と、前記第3の基板保持機構による前記基板の保持の解
除とを行なう工程とを有することを特徴とするものであ
る。
【0013】上記発明によれば、第1の基板保持機構に
よる基板の保持を解除する際、第1の流体噴出機構から
流体噴出が行われるため、第1の基板保持機構に付着し
た塵埃(パーティクル等)は流体が噴出により除去され
る。同様に、第3の基板保持機構による基板の保持を解
除する際、第2の流体噴出機構から流体噴出を行ないつ
ため、第3の基板保持機構に付着した塵埃も流体噴出に
より除去される。このように、各保持機構に塵埃が付着
するのを防止できることにより、各保持機構の吸引力の
経時的な低下を防止することができ、また基板に各保持
機構から塵埃が付着することを防止することができる。
【0014】また上記発明では、基板を第1の基台から
搬送装置に受け渡す際、第1の基台が基板を保持してい
る状態中に第3の基板保持機構を駆動して基板を搬送装
置に保持し、その後に第1の基板保持機構による基板の
保持を解除するため、基板には常に吸引力が印加された
状態を維持している。
【0015】また、基板を搬送装置から第2の基台に受
け渡す際、搬送装置が基板を保持している状態中に第2
の基板保持機構を駆動して基板を第2の基台に保持し、
その後に第3の基板保持機構による基板の保持を解除す
る。
【0016】このため、基板を搬送装置から第2の基台
に受け渡す時においても、基板には常に吸引力が印加さ
れる。これにより、基板に反りや曲がりが発生すること
を防止でき、よって搬送時における基板の平坦性を維持
することができる。
【0017】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の基板の搬送方法において、更に、前記搬送装置に設
けられた第3の基板保持機構を洗浄する洗浄工程を有す
ることを特徴とするものである。
【0018】上記発明によれば、搬送装置に設けられた
第3の基板保持機構を洗浄する洗浄工程を設けたことに
より、基板を直接搬送する第3の基板保持機構に付着し
た塵埃を確実に洗浄できるため、第3の基板保持機構か
ら基板に塵埃か付着することを確実に防止できると共
に、第1及び第2の保持機構に塵埃が付着することも防
止できる。
【0019】また、請求項3記載の発明は、請求項1ま
たは2記載の基板の搬送方法において、前記基板は、バ
ックサイドエッチング処理が実施された後に、前記第1
の基板保持機構に保持されることを特徴とする基板の搬
送方法。
【0020】上記のように、本発明はバックグラインド
処理が実施されることにより薄型化がされ、これにより
反り易くなった基板に適用した場合に効果的である。
【0021】また、請求項4記載の発明は、請求項1乃
至3のいずれか1項に記載の基板の搬送方法において、
少なくとも前記第1または第2の基台のいずれか一方
と、前記搬送装置とを減圧室に配設すると共に、減圧室
に配設された基台に設けられた基板保持機構と、前記第
3の基板保持機構を静電チャックとしたことを特徴とす
る基板の搬送方法。
【0022】上記発明によれば、第3の基板保持機構を
静電チャックとしたことにより、第1または第2の基台
のいずれか一方と搬送装置とを減圧室に配設しても、基
板を確実に搬送することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。図1は、本発明の一実施例であ
る基板の搬送方法を説明するための工程図である。図1
は、本発明の一実施例である基板の搬送方法に用いる処
理装置を示す構成図である。
【0024】処理装置はウェハWに対して半導体製造の
ための各種処理を行なうものであり、大略するとプラッ
トフォーム10,ロードロック室20,処理室30,及
び洗浄室60(図17に示す)等により構成されてい
る。尚、処理装置には、バックサイドエッチング処理、
ダイシング処理等を行なうための複数の処理室30を有
しているが、図示の便宜上、図にはひとつの処理室30
のみを示している。
【0025】プラットフォーム10は、複数の処理室3
0に共通のステージ11を有している。ある処理室30
で処理がされたウェハWは、一旦プラットフォーム10
に配設されたステージ11に装着された後、次の処理室
30に搬送される構成とされている。このプラットフォ
ーム10は、大気雰囲気(以下、ATMという)に置か
れるものである。
【0026】また、プラットフォーム10に配設された
ステージ11には、ウェハWを装着するための真空チャ
ック12が設けられている。真空チャック12は、図示
しない噴射/吸引装置に接続されている。
【0027】そして、ウェハWを装着する時は、この噴
射/吸引装置を吸引モードとしてウェハWを吸引するこ
とにより、ウェハWは真空チャック12に保持される
(吸引力がウェハWの吸引力となる)。一方、ウェハW
を取り出す(離脱させる)時は、この噴射/吸引装置を
噴射モードとして洗浄ガス(例えば、不活性ガス)をウ
ェハWに向け噴射する。
【0028】これにより、ウェハWの離脱時においてウ
ェハWを真空チャック12から容易に離脱させることが
可能となると共に、ウェハWに付着している塵埃(パー
ティクル等)を噴射ガスにより吹き飛ばすことができ
る。よって、以後の工程において、ウェハWに付着した
パーティクルに起因した不良が発生することを防止する
ことができる。
【0029】ロードロック室20は、図示しない真空装
置に接続されることにより、その内部を所定の減圧雰囲
気(以下、VACという)としうる構成とされている。
また、ロードロック室20のプラットフォーム10と対
向する壁には、シャッター21が設けられている。この
シャッター21は開閉可能な構成とされており、閉まっ
た状態ではロードロック室20を気密に閉塞する。よっ
て、前記したようにシャッター21を設けても、ロード
ロック室20はVACとしうる構成となっている。この
ロードロック室20の内部には、搬送装置40が設けら
れている。
【0030】搬送装置40は、例えば昇降部41及びア
ーム部42を有した多軸自由度を有したロボットにより
構成されている。また、アーム部42の先端部には、静
電チャック43が配設されている。また、昇降部41は
アーム部42を昇降動作させるものであり、またアーム
部42は静電チャック43を水平方向に移動させる。こ
れにより、搬送装置40は静電チャック43を任意位置
に移動できる構成となっている。
【0031】ここで、静電チャック43の詳細につい
て、図18及び図19を参照して説明する。尚、図18
は静電チャック43の断面図であり、図19は静電チャ
ック43の底面図である。
【0032】静電チャック43は、チャック本体44内
に静電吸着用電極45及び複数の溝部48等を設けた構
成とされている。静電吸着用電極45は配線46により
電圧印加される構成とされており、そして電圧印加され
ることにより発生するクーロン力によりウェハWを吸着
する構成とされている(クーロン力がウェハWの吸引力
となる)。
【0033】また、溝部48はウェハWを吸着する吸着
面47に中心から放射状に複数配設されている。この各
溝部48の吸着面47の中心位置側は連結しており、こ
の連結部分は噴射通路49に接続されている。この噴射
通路49は、図18に示すように、チャック本体44内
及びアーム部42内に形成されており、その端部はガス
(安定性の高い、例えば不活性ガス等)を噴射するガス
供給装置(図示せず)に接続されている。
【0034】上記構成とされた静電チャック43は、ウ
ェハWを装着する時は前記のように静電吸着用電極45
に電圧印加する。これにより、静電吸着用電極45に静
電力が発生し、この静電力によりウェハWは静電チャッ
ク43に吸着される。この際、ガス供給装置は停止され
ており、溝部48からガスの噴射はされていない。この
ため、ガスによりウェハWが静電チャック43から離脱
するようなことはない。
【0035】これに対し、ウェハWを静電チャック43
から離間させる時には、静電吸着用電極45への電圧印
加を停止させると共にガス供給装置を起動する。これに
より、ガス供給装置から噴射通路49にガスが噴射さ
れ、溝部48からガスが噴射される。
【0036】これにより、ウェハWの離脱時においてウ
ェハWを静電チャック43から容易に離脱させることが
可能となると共に、ウェハWに付着している塵埃を噴射
ガスにより吹き飛ばすことができる。よって、以後の工
程において、ウェハWに付着したパーティクルに起因し
た不良が発生することを防止することができる。尚、溝
部48の配設の仕方は放射状に限定されるものではな
く、吸着面47及びウェハWに付着した塵埃が効率よく
飛散する構成であれば、他の形状(例えば、環状等)と
してもよい。
【0037】処理室30は、例えば図示しないプラズマ
エッチング処理装置が設けられており、ウェハWの裏面
(回路のない側)をエッチングし薄型化するバックサイ
ドエッチング処理を実施する。この処理室30は、図示
しない真空装置に接続されることにより、その内部を所
定のVAC(減圧雰囲気)としうる構成とされている。
また、処理室30の内部には、ウェハWを装着するため
のステージ33が設けられている。
【0038】このステージ33は、図18及び図19を
用いて説明した搬送装置40に設けられた静電チャック
43と同じ構造とされている(以下、図18及び図19
に示した構成と同一構成については、同一符号を付して
説明する)。即ち、静電チャック34はチャック本体4
4内に静電吸着用電極45及び複数の溝部48等を設け
た構成とされている。静電吸着用電極45は配線46に
より電圧印加され、これにより発生するクーロン力によ
りウェハWを吸着する。
【0039】また、静電チャック34の上面の吸着面4
7には、溝部48が中心から放射状に複数配設されてい
る。この各溝部48は噴射通路49に接続されており、
ガス供給装置(図示せず)からガスが噴射通路49を介
して供給されることにより、ガスは溝部48から噴射さ
れる。
【0040】上記構成とされた静電チャック34は、ウ
ェハ装着時には、静電吸着用電極45に電圧印加し、こ
れにより発生する静電力によりウェハWを吸着する。こ
の際、ガス供給装置は停止されている。これに対し、ウ
ェハWを静電チャック43から離間させる時には、静電
吸着用電極45への電圧印加を停止すると共にガス供給
装置を起動してガスを溝部48から噴射させる。
【0041】これにより、ウェハWを静電チャック34
から容易に離脱させることが可能となる。また、ウェハ
Wに付着している塵埃が噴射ガスにより吹き飛ばされる
ため、以後の工程において、ウェハWに付着したパーテ
ィクルに起因した不良が発生することを防止できる。
【0042】一方、処理室30とロードロック室20
は、隔壁31により気密に画成された構成とされてい
る。この隔壁31には開閉可能なシャッター32が設け
られており、このシャッター32は閉まった状態ではロ
ードロック室20を気密に閉塞する。よって、シャッタ
ー32を設けても、処理室30はVACとしうる構成と
なっている。また、シャッター32を開いた状態で、ロ
ードロック室20と処理室30は連通した状態となる。
【0043】洗浄室60は、図17に示すように、洗浄
液62を充填した洗浄槽61を有している。この洗浄室
60は、搬送装置40に設けられたアーム部42の移動
範囲内にあり、かつ処理室30の配設に邪魔にならない
位置に配設位置が選定されている。また、洗浄槽61に
充填された洗浄液62は、後述するように搬送装置40
の静電チャック43を洗浄しうる構成となっている。
【0044】このように、洗浄室60を設けることによ
り、静電チャック43に付着した塵埃の内、前記した各
静電チャック34,43でのガス噴射では除去できなか
ったものも洗浄されるため、ウェハWに付着したパーテ
ィクルに起因した不良の発生をより確実に防止すること
ができる。
【0045】続いて、図2乃至図17を参照して、上記
構成とされた処理装置におけるウェハWのプラットフォ
ーム10から処理室30まで搬送し、再び処理室30か
らプラットフォーム10にウェハWを搬送する搬送例に
ついて説明するものとする。尚、図2乃至図17におい
て、各チャック12,34,43において“OFF”と
記載されているものは駆動停止中でウェハWの吸引力が
発生してない状態を示しており、“ON”と記載されて
いるものは駆動中でウェハWの吸引力が発生している状
態を示している。
【0046】図2は、処理室30において実施されるバ
ックサイドエッチング処理の前工程であるバックサイド
エッチング処理が終了したウェハWが、移送アーム50
によりプラットフォーム10のステージ11に装着され
た状態を示している。移送アーム50は、その先端に真
空チャック51を有している。
【0047】バックグラインド処理で薄型化されたウェ
ハWは、真空チャック51に保持された状態でステージ
11の真空チャック12上に装着される。この際、ステ
ージ11の真空チャック12は停止された状態(OF
F)であり、よって真空吸引力は発生していない。ま
た、静電チャック34及び静電チャック43も駆動して
おらず(OFF)、よって各チャック34,43におい
ても吸引力は発生していない。また、シャッター21,
32は閉まった状態であり、各室20,30はVACと
されている。更に、搬送装置40は、ロードロック室2
0内に待機した状態となっている。
【0048】上記のようにウェハWが真空チャック12
上に装着されると、真空チャック12が起動(ON)し
てウェハWの吸引を開始する。この状態において、真空
チャック51は依然としてウェハWの保持を維持してい
る。
【0049】そして、この真空チャック12がONとな
りウェハWの吸引が開始された後、図3に示すように、
移送アーム50の真空チャック51によるウェハWの吸
引が停止(OFF)される。これにより、ウェハWは移
送アーム50の真空チャック51からステージ11の真
空チャック12に受け渡され、真空チャック12により
保持されることとなる。
【0050】ところで、バックグラインド処理がされる
ことにより薄型化されたウェハWは、機械的強度が弱い
上に回路形成面には金属配線が高密度に配設されている
ため、表裏で実質的に応力差が生じ反り易くなる。
【0051】しかしながら本実施例のように、ウェハW
を移送アーム50からステージ11に受け渡す際、真空
チャック51(移送アーム50)がウェハWを保持して
いる状態中に真空チャック12を駆動(ON)してウェ
ハWを真空チャック12に保持し、その後に真空チャッ
ク51によるウェハWの保持を解除(OFF)する方法
を採ることにより、ウェハWには真空チャック51或い
は真空チャック12のいずれかのチャックの吸引力が常
に印加された状態を維持する。
【0052】このため、ウェハWを移送アーム50から
プラットフォーム10のステージ11に受け渡す際、ウ
ェハWに反りや曲がりが発生することを防止でき、ウェ
ハWの平坦性を維持することができる。尚、ウェハWが
真空チャック51から真空チャック12に受け渡される
と、真空チャック51はウェハWから離間し、再びバッ
クグラインド装置へ移動する。
【0053】ウェハWがステージ11に装着されると、
ロードロック室20をATMとした後にシャッター21
が開き、図4に示すように、搬送装置40(昇降部4
1,アーム部42)が駆動して、静電チャック43をス
テージ11に保持されたウェハW上に移動(装着)させ
る。この時、静電チャック43は電圧印加がされていな
い非駆動状態(OFF)となっており、またシャッター
32は閉じられており処理室30内はVACとなってい
る。
【0054】上記のように静電チャック43がウェハW
上に装着されると、静電チャック43に前記した配線4
6を介して静電吸着用電極45に電圧印加が行なわれ
る。これにより、静電チャック43は起動(ON)し、
ウェハWのクーロン力による吸引が開始される。この状
態において、真空チャック12は依然としてウェハWの
保持を維持している。
【0055】そして、この静電チャック43がONとな
り、静電チャック43によるウェハWの吸引が開始され
た後、ステージ11の真空チャック12によるウェハW
の吸引が停止(OFF)される。これにより、ウェハW
はステージ11の真空チャック12から、搬送装置40
の静電チャック43に受け渡され、静電チャック43に
より保持される。
【0056】また、ステージ11の真空チャック12に
よるウェハWの吸引がOFFされると同時に、噴射/吸
引装置はガスを真空チャック12に供給され、よって図
5に示すように真空チャック12からウェハWに向けガ
スが噴射される。
【0057】上記のように本実施例では、ウェハWをス
テージ11の真空チャック12から搬送装置40の静電
チャック43に受け渡す際、真空チャック12(ステー
ジ11)がウェハWを保持している状態中に静電チャッ
ク43を駆動(ON)してウェハWを静電チャック43
に保持し、その後に真空チャック12によるウェハWの
保持を解除(OFF)する方法を採ることにより、ウェ
ハWには真空チャック12或いは静電チャック43のい
ずれかのチャックの吸引力が常に印加された状態を維持
する。
【0058】このため、ウェハWをステージ11から搬
送装置40の静電チャック43に受け渡す際、ウェハW
に反りや曲がりが発生することを防止でき、ウェハWの
平坦性を維持することができる。
【0059】また、真空チャック12によるウェハWの
吸引がOFFされると同時に真空チャック12からウェ
ハWに向けガスが噴射されるため、ウェハWは静電チャ
ック43に向け付勢される。これにより、ウェハWが真
空チャック12に張り付くことを防止でき、ウェハWを
静電チャック43に確実に受け渡すことができる。
【0060】更に、静電チャック43の上動によりウェ
ハWと真空チャック12との間に微細な隙間ができた
際、真空チャック12から噴射されたガスはこの微細な
隙間を高速で流れる。よって、真空チャック12のウェ
ハ吸着面及びウェハWに付着している塵埃は、この高速
のガスにより除去される。
【0061】これにより、真空チャック12に塵埃が堆
積し吸引力の経時的な低下を防止することができ、真空
チャック12からウェハWに塵埃が付着されることを防
止することができる。更に、ウェハWに塵埃が付着する
ことを防止することができるため、ウェハWに対して実
施される後工程において塵埃が悪影響を及ぼすことを防
止することができる。
【0062】上記のようにウェハWが静電チャック43
に受け渡されると、図6に示すように、搬送装置40は
駆動してウェハWをロードロック室20内に引き込む。
また、この引き込みが終了すると、シャッター21が閉
められてロードロック室20は処理室30内と略同等の
VACとされる。この際、ウェハWはクーロン力(静電
気力)により静電チャック43に保持されているため、
VAC内においても静電チャック43はウェハWを確実
に保持しうる。
【0063】ロードロック室20内が処理室30と同等
のVACとなると、ロードロック室20と処理室30を
画成する隔壁31に設けられているシャッター32が開
く。そして、搬送装置40が再び駆動して、図7に示す
ように、静電チャック43に保持されたウェハWを処理
室30のステージ33上に搬送する。
【0064】続いて、図8に示すように、搬送装置40
はウェハWを処理室30の静電チャック34上に装着す
る。ウェハWが静電チャック34上に装着されると、静
電チャック34が起動(ON)してウェハWの吸引を開
始する。この状態において、搬送装置40の静電チャッ
ク43は依然としてウェハWの保持を維持している。
【0065】そして、静電チャック34がONとなりウ
ェハWの吸引が開始された後、静電チャック43は静電
吸着用電極45に対する電圧印加が停止され、これによ
りウェハWの吸着を停止(OFF)する。このように、
静電チャック43から静電チャック34にウェハWを受
け渡す際においても、静電チャック43がウェハWを保
持している状態中に静電チャック34を駆動(ON)し
てウェハWを静電チャック34に保持し、その後に静電
チャック43によるウェハWの保持を解除(OFF)す
る方法を採用している。
【0066】これにより、静電チャック43から静電チ
ャック34にウェハWを受け渡す際においても、ウェハ
Wには静電チャック43或いは静電チャック34のいず
れかのチャックの吸引力が常に印加された状態を維持す
る。このため、ウェハWを搬送装置40から処理室30
のステージ33に受け渡す時に、ウェハWに反りや曲が
りが発生することを防止でき、ウェハWの平坦性を維持
することができる。
【0067】一方、静電吸着用電極45がOFFされる
と同時に、静電チャック43に接続されているガス供給
装置は起動し、図9に示すように、噴射通路49を介し
て溝部48からガスがウェハWに向け噴射される。
【0068】一般に、静電チャックの場合には電圧印加
を停止しても直ちに全ての電荷が消えることはなく、よ
って静電チャックがウェハWを保持する力が完全になく
なるまでには所定の時間を要する。これは、ウェハWを
受け渡す際のロス時間となり、スループットを低下させ
る要因となる。
【0069】しかしながら、本実施例のように静電チャ
ック43から静電チャック34にウェハWを受け渡す
際、静電チャック43からガスをウェハWに向け噴射す
ることにより、静電チャック43から静電チャック34
へのウェハWの受け渡しを容易にかつ短時間で確実に受
け渡すことができる。これにより、ウェハWの搬送処理
のスループットを向上させることができる。
【0070】また、静電チャック43はクーロン力によ
りウェハWを保持する構成であるため、塵埃もクーロン
力により吸引するおそれがある。このように吸引された
塵埃は静電チャック43に付着してしまう。しかしなが
ら、静電チャック43が静電チャック34から離間する
時に各チャック34,43間に微細な隙間ができた際、
静電チャック43から噴射されたガスはこの微細な隙間
を高速で流れる。よって、静電チャック43及びウェハ
Wに付着している塵埃は、この高速のガスにより除去さ
れる。
【0071】これにより、静電チャック43に塵埃が堆
積し吸引力の経時的な低下を防止することができ、静電
チャック43からウェハWに塵埃が付着されることを防
止することができる。更に、ウェハWに塵埃が付着する
ことを防止することができるため、ウェハWに対して実
施される後工程において塵埃が悪影響を及ぼすことを防
止することができる。
【0072】ウェハWが静電チャック43から静電チャ
ック34に受け渡されると、ガス供給装置は停止され静
電チャック43からのガス噴射が停止されると共に、図
10に示すように搬送装置40が駆動して静電チャック
43は再びロードロック室20内に移動する。そして、
シャッター32が閉じられ、処理室30内においてプラ
ズマエッチング装置を用いてウェハWに対するバックサ
イドエッチング処理が実施される。
【0073】処理室30におけるバックサイドエッチン
グ処理が終了すると、図11に示すように、シャッター
32が開くと共にロードロック室20に待機していた搬
送装置40が駆動して静電チャック43を静電チャック
34に保持されているウェハW上に装着される。静電チ
ャック43がウェハW上に装着されると、静電チャック
43が起動(ON)してウェハWの吸引を開始する。こ
の状態において、ステージ33の静電チャック34は依
然としてウェハWの保持を維持している。そして、静電
チャック43がONとなりウェハWの吸引が開始された
後、静電チャック34はウェハWの吸着を停止(OF
F)する。
【0074】これにより、ウェハWに対するバックサイ
ドエッチング処理終了後に静電チャック34から静電チ
ャック43にウェハWを受け渡すときにおいても、ウェ
ハWには静電チャック34或いは静電チャック43のい
ずれかのチャックの吸引力が常に印加された状態を維持
する。このため、ウェハWに反りや曲がりが発生するこ
とを防止でき、ウェハWの平坦性を維持することができ
る。
【0075】一方、静電チャック34の静電吸着用電極
45がOFFされると同時に、静電チャック34に接続
されているガス供給装置は起動し、図12に示すよう
に、静電チャック34からウェハWに向けガスが噴射さ
れる。
【0076】このように、静電チャック34から静電チ
ャック43にウェハWを受け渡すときにおいても、静電
チャック34からガスをウェハWに向け噴射することに
より、ウェハWの受け渡しを容易にかつ短時間で確実に
受け渡すことができ、ウェハWの搬送処理のスループッ
トを向上させることができる。
【0077】また、静電チャック34はクーロン力によ
りウェハWを保持する構成であるため、前記したように
塵埃もクーロン力により静電チャック34に吸引するお
それがある。しかしながら、静電チャック43の移動に
伴い各チャック34,43間に微細な隙間ができた際、
静電チャック34から噴射されたガスがこの微細な隙間
を高速で流れることにより静電チャック34及びウェハ
Wに付着している塵埃は除去される。
【0078】これにより、静電チャック34に塵埃が堆
積し吸引力の経時的な低下を防止することができ、静電
チャック34からウェハWに塵埃が付着されることを防
止することができる。更に、ウェハWに塵埃が付着する
ことを防止することができるため、ウェハWに対して実
施される後工程において塵埃が悪影響を及ぼすことを防
止することができる。
【0079】上記のようにウェハWを静電チャック43
に保持すると、図13に示すように、搬送装置40はウ
ェハWをロードロック室20に搬入する。そして、シャ
ッター32を閉めてロードロック室20と処理室30を
再び画成すると共に、ロードロック室20内をATMと
する。
【0080】ロードロック室20内がATMとなると、
ロードロック室20のシャッター21が開く。そして、
搬送装置40が再び駆動して、静電チャック43に保持
されたウェハWをプラットフォーム10のステージ11
上に搬送する。
【0081】続いて、図14に示すように、搬送装置4
0はウェハWをステージ11の真空チャック12上に装
着する。ウェハWが真空チャック12上に装着される
と、真空チャック12が起動(ON)してウェハWの真
空吸引を開始する。この状態において、搬送装置40の
静電チャック43は依然としてウェハWの保持を維持し
ている。
【0082】そして、真空チャック12がONとなりウ
ェハWの吸引が開始された後、図15に示すように、静
電チャック43は静電吸着用電極45に対する電圧印加
が停止され、これによりウェハWの吸着を停止(OF
F)する。このように、静電チャック43から真空チャ
ック12にウェハWを受け渡す際においても、静電チャ
ック43がウェハWを保持している状態中に真空チャッ
ク12を駆動(ON)してウェハWを真空チャック12
に保持し、その後に静電チャック43によるウェハWの
保持を解除(OFF)する方法を採用している。これに
より、静電チャック43から真空チャック12にウェハ
Wを受け渡す際においても、ウェハWに反りや曲がりが
発生することを防止でき、ウェハWの平坦性を維持する
ことができる。
【0083】一方、静電チャック43の静電吸着用電極
45がOFFされると同時に、静電チャック43に接続
されているガス供給装置は起動し、図16に示すよう
に、噴射通路49を介して溝部48からガスがウェハW
に向け噴射される。
【0084】このように、静電チャック43から真空チ
ャック12にウェハWを受け渡すときにおいても、静電
チャック43からガスをウェハWに向け噴射することに
より、ウェハWの受け渡しを容易にかつ短時間で確実に
受け渡すことができ、ウェハWの搬送処理のスループッ
トを向上させることができる。
【0085】また、静電チャック43はクーロン力によ
りウェハWを保持する構成であるため、前記したように
塵埃もクーロン力により静電チャック34に吸引するお
それがある。しかしながら、静電チャック43の移動に
伴い各チャック12,43間に微細な隙間ができた際、
静電チャック43から噴射されたガスがこの微細な隙間
を高速で流れることにより静電チャック43及びウェハ
Wに付着している塵埃は除去される。
【0086】これにより、静電チャック43に塵埃が堆
積し吸引力の経時的な低下を防止することができ、静電
チャック43からウェハWに塵埃が付着されることを防
止することができる。更に、ウェハWに塵埃が付着する
ことを防止することができるため、ウェハWに対して実
施される後工程において塵埃が悪影響を及ぼすことを防
止することができる。
【0087】上記した一連の処理が終了すると、図17
に示すように、搬送装置40はアーム部42を洗浄室6
0に移動させる。前記したように、洗浄室60には洗浄
液62を充填した洗浄槽61が設けられている。そし
て、搬送装置40は静電チャック43を洗浄液62内に
浸漬させる。
【0088】洗浄槽61に充填された洗浄液62は、静
電チャック43に付着した塵埃(パーティクル等)及び
異物を洗浄除去する機能を有している。これにより、各
チャック12,34,43から噴射されるガスでは除去
し切れなかった塵埃や異物についても、洗浄室60によ
り除去することが可能となる。また、これに伴い、静電
チャック43により搬送されるウェハWに塵埃が付着す
ることも防止することができる。
【0089】ここで、静電チャック43の洗浄方法とし
ては、本実施例のように洗浄液62に静電チャック43
を浸漬させる方法の他に、ブラシや布をもちいた機械的
洗浄方法、高電圧による静電吸着を用いた洗浄方法等が
考えられるが、静電チャック43に付着した塵埃や異物
を除去できるものであれば洗浄方法は限定されない。
【0090】尚、上記した実施例において、請求項記載
の第1の基台はステージ11に、第1の基板保持機構は
真空チャック12に相当する。また、請求項記載の第2
の基台はステージ33に、第2の基板保持機構は静電チ
ャック34に相当する。更に、請求項記載の搬送装置は
搬送装置40に、第3の基板保持機構は静電チャック4
3に相当するものである。しかしながら、本発明は上記
した実施例に限定されるものではなく、ウェハWを搬送
する搬送装置として広く適用が可能なものである。
【0091】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、次に述べる
種々の効果を実現することができる。
【0092】請求項1及び請求項3記載の発明によれ
ば、各保持機構に塵埃(パーティクル)が付着するのを
防止でき、よって各保持機構の吸引力の経時的な低下、
及び基板に各保持機構から塵埃が付着することを防止す
ることができる。
【0093】また、基板を各基台と搬送装置との間で受
け渡す時、基板には常に吸引力が印加されるため、基板
に反りや曲がりが発生することを防止でき、よって搬送
時における基板の平坦性を維持することができる。
【0094】また、請求項2記載の発明によれば、基板
を直接搬送する第3の基板保持機構に付着した塵埃を確
実に洗浄できるため、第3の基板保持機構から基板に塵
埃か付着することを確実に防止できると共に第1及び第
2の保持機構に塵埃が付着することも防止できる。
【0095】また、請求項4記載の発明によれば、第3
の基板保持機構を静電チャックとしたことにより、第1
または第2の基台のいずれか一方と搬送装置とを減圧室
に配設しても、基板を確実に搬送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるウェハの搬送装置を適
用した処理装置を示す構成図である。
【図2】本発明の一実施例であるウェハの搬送装置の動
作を説明するための図であり、移送アームによりウェハ
がプラットフォームに搬送された状態を示す図である。
【図3】本発明の一実施例であるウェハの搬送装置の動
作を説明するための図であり、プラットフォームのステ
ージにウェハが装着された状態を示す図である。
【図4】本発明の一実施例であるウェハの搬送装置の動
作を説明するための図であり、搬送装置が駆動しアーム
部に取り付けられた静電チャックをウェハ上に装着した
状態を示す図である。
【図5】本発明の一実施例であるウェハの搬送装置の動
作を説明するための図であり、搬送装置の静電チャック
がウェハを吸引すると共に真空チャックがガス噴射を行
った状態を示す図である。
【図6】本発明の一実施例であるウェハの搬送装置の動
作を説明するための図であり、ウェハを吸引した搬送装
置の静電チャックがロードロック室内に収納された状態
を示す図である。
【図7】本発明の一実施例であるウェハの搬送装置の動
作を説明するための図であり、搬送装置がウェハを処理
室のステージ上まで搬送した状態を示す図である。
【図8】本発明の一実施例であるウェハの搬送装置の動
作を説明するための図であり、搬送装置がウェハを処理
室のステージに装着した状態を示す図である。
【図9】本発明の実施例であるウェハの搬送装置の動作
を説明するための図であり、搬送装置がウェハからガス
噴射しながら離間する状態を示す図である。
【図10】本発明の一実施例であるウェハの搬送装置の
動作を説明するための図であり、ウェハが処理室内で処
理されている状態を示す図である。
【図11】本発明の一実施例であるウェハの搬送装置の
動作を説明するための図であり、処理が終了したウェハ
に搬送装置の静電チャックを装着した状態を示す図であ
る。
【図12】本発明の一実施例であるウェハの搬送装置の
動作を説明するための図であり、ウェハを搬送装置の静
電チャックに吸着すると共に、処理室の静電チャックか
らガスを噴出している状態を示す図である。
【図13】本発明の一実施例であるウェハの搬送装置の
動作を説明するための図であり、ウェハを吸引した搬送
装置の静電チャックがロードロック室内に収納された状
態を示す図である。
【図14】本発明の一実施例であるウェハの搬送装置の
動作を説明するための図であり、搬送装置がウェハをプ
ラットフォームのステージ上に装着した状態を示す図で
ある。
【図15】本発明の一実施例であるウェハの搬送装置の
動作を説明するための図であり、搬送装置の静電チャッ
クがウェハの吸引を停止した状態を示す図である。
【図16】本発明の一実施例であるウェハの搬送装置の
動作を説明するための図であり、搬送装置がウェハから
ガス噴射しながら離間する状態を示す図である。
【図17】本発明の一実施例であるウェハの搬送装置の
動作を説明するための図であり、搬送装置の静電チャッ
クを洗浄している状態を示す図である。
【図18】搬送装置の静電チャックを拡大して示す断面
図である。
【図19】搬送装置の静電チャックを拡大して示す底面
図である。
【符号の説明】
10 プラットフォーム 11,33 ステージ 12 真空チャック 20 ロードロック室 21,32 シャッター 30 処理室 31 隔壁 34 静電チャック 40 搬送装置 41 昇降部 42 アーム部 43 静電チャック 44 チャック本体 45 静電吸着用電極 48 溝部 49 噴射通路 50 移送アーム 51 真空チャック 60 洗浄室 61 洗浄槽 62 洗浄液 W ウェハ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65G 49/07 B65G 49/07 G (72)発明者 本間 孝治 東京都東大和市立野2丁目703番地 株式 会社ケミトロニクス内 Fターム(参考) 3C007 AS24 BS15 FS10 NS13 5F031 CA02 FA01 FA07 FA12 FA15 GA24 GA30 GA43 GA49 HA16 HA34 MA32 NA05 NA09 PA14 PA24 PA26

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の基板保持機構と第1の流体噴出機
    構とを有する第1の基台から、第2の基板保持機構を有
    する第2の基台へ、第3の基板保持機構と第2の流体噴
    出機構とを有する搬送装置を用いて基板を搬送する基板
    の搬送方法において、 前記第1の基板保持機構が前記基板を保持している状態
    において、前記搬送装置が前記第3の基板保持機構を前
    記基板に装着する工程と、 前記第1の基台が前記基板を保持している状態中に、前
    記第3の基板保持機構を駆動して前記基板を前記搬送装
    置に保持し、その後に前記第1の基板保持機構による前
    記基板の保持を解除すると共に前記第1の流体噴出機構
    から流体噴出を行なう工程と、 前記第1の基台から第2の基台へ前記基板を搬送し、該
    基板を前記第2の基板保持機構に装着する工程と、 前記第3の基台が前記基板を保持している状態中に、前
    記第2の基板保持機構を駆動して前記基板を前記第2の
    基台に保持し、その後に前記第2の流体噴出機構からの
    流体噴出と、前記第3の基板保持機構による前記基板の
    保持の解除とを行なう工程と、を有することを特徴とす
    る基板の搬送方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の基板の搬送方法におい
    て、 更に、前記搬送装置に設けられた第3の基板保持機構を
    洗浄する洗浄工程を有することを特徴とする基板の搬送
    方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の基板の搬送方法
    において、 前記基板は、バックグラインド処理が実施された後に、
    前記第1の基板保持機構に保持されることを特徴とする
    基板の搬送方法。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の
    基板の搬送方法において、 少なくとも前記第1または第2の基台のいずれか一方
    と、前記搬送装置とを減圧室に配設すると共に、減圧室
    に配設された基台に設けられた基板保持機構と、前記第
    3の基板保持機構を静電チャックとしたことを特徴とす
    る基板の搬送方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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