JP2003257367A - ランプユニットおよびこれを用いた赤外線暗視システム - Google Patents

ランプユニットおよびこれを用いた赤外線暗視システム

Info

Publication number
JP2003257367A
JP2003257367A JP2002060214A JP2002060214A JP2003257367A JP 2003257367 A JP2003257367 A JP 2003257367A JP 2002060214 A JP2002060214 A JP 2002060214A JP 2002060214 A JP2002060214 A JP 2002060214A JP 2003257367 A JP2003257367 A JP 2003257367A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lamp unit
discharge tube
cesium
halide
infrared
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002060214A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Tsuda
俊明 津田
Hitoshi Takeda
仁志 武田
Masaya Shito
雅也 志藤
Shinichi Irisawa
伸一 入澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koito Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Koito Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koito Manufacturing Co Ltd filed Critical Koito Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2002060214A priority Critical patent/JP2003257367A/ja
Priority to US10/379,327 priority patent/US20040021420A1/en
Priority to FR0302747A priority patent/FR2838560A1/fr
Publication of JP2003257367A publication Critical patent/JP2003257367A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J61/00Gas-discharge or vapour-discharge lamps
    • H01J61/02Details
    • H01J61/38Devices for influencing the colour or wavelength of the light
    • H01J61/40Devices for influencing the colour or wavelength of the light by light filters; by coloured coatings in or on the envelope
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J61/00Gas-discharge or vapour-discharge lamps
    • H01J61/02Details
    • H01J61/12Selection of substances for gas fillings; Specified operating pressure or temperature
    • H01J61/125Selection of substances for gas fillings; Specified operating pressure or temperature having an halogenide as principal component
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J61/00Gas-discharge or vapour-discharge lamps
    • H01J61/02Details
    • H01J61/30Vessels; Containers
    • H01J61/34Double-wall vessels or containers
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J61/00Gas-discharge or vapour-discharge lamps
    • H01J61/82Lamps with high-pressure unconstricted discharge having a cold pressure > 400 Torr
    • H01J61/827Metal halide arc lamps

Landscapes

  • Discharge Lamp (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ランプユニットにおいて、近赤外線を高効率
で出力する。 【解決手段】 放電により近赤外線を発光するランプユ
ニット10であって、中空22の放電管20と、放電管
20の中空22に封入されたセシウム化合物と、放電管
20の周りに設けられる近赤外線透過フィルタ30とを
備える。また、赤外線暗視システム100であって、中
空の放電管と、放電管の中空に封入されたセシウム化合
物とを有し、放電により近赤外線102を発光するラン
プユニット10と、ランプユニット10により発光され
た近赤外線102に基づく反射光104を受光する受光
部50と、受光部50により受光された反射光104に
基づいて、画像を表示する表示部60とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ランプユニットお
よび赤外線暗視システムに関する。特に本発明は、近赤
外線を発光するランプユニットおよびそれを用いた赤外
線暗視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ランプから近赤外線だけを照射し
て、その反射光をCCDカメラなどの受光部で受光し、
その受光に基づいて画像を表示する赤外線暗視システム
(または、ナイトビジョンシステムと呼ばれる)が開発
されている。この赤外線暗視システムは、例えば、車両
において可視光の放射によるグレアを発生させることな
く、前方の対象物を検知することができる。
【0003】赤外線暗視システムにおいて、近赤外線を
照射するのに用いられる光源の一例は、ハロゲンバルブ
である。ハロゲンバルブは、約400nmから約250
0nmの範囲にわたり連続的な分光分布を有する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ハロゲ
ンバルブは上述のように光の波長に対して連続的な分光
分布を有しており、赤外線暗視システムに用いられる近
赤外線領域の出力の絶対値は小さい。ここで、ハロゲン
バルブにおいて近赤外線領域の出力の絶対値を大きくす
るために、その端子電圧を上げて消費電力を大きくする
ことが考えられる。しかしながら、ハロゲンバルブは端
子電圧を上げて使用されると、フィラメントの断線や黒
化等が発生して、耐久性が低く、寿命が短くなる。
【0005】また、特開平10−334849に記載さ
れるように、車両用前照灯の放電管の封入物としてセシ
ウム(Cs)を使用する例がある。しかしながら、これ
らの目的は「放電の安定化」または「発光管失透、膨れ
の抑制」などの働程性能または寿命耐久性の向上であ
り、セシウムを封入することで得られる近赤外線放射を
使うランプシステムではなかった。
【0006】そこで本発明は、上記の課題を解決するこ
とのできるランプユニットおよびこれを用いた赤外線暗
視システムを提供することを目的とする。この目的は特
許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせ
により達成される。また従属項は本発明の更なる有利な
具体例を規定する。
【0007】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の第1の形
態によると、放電により近赤外線を発光するランプユニ
ットであって、中空の放電管と、前記放電管の前記中空
に封入されたセシウムハロゲン化物と、前記放電管の周
りに設けられる近赤外線透過フィルタとを備える。
【0008】前記ランプユニットにおいて、前記近赤外
線透過フィルタは、前記放電管の周りから退避可能に設
けられてもよい。
【0009】前記ランプユニットにおいて、前記セシウ
ムハロゲン化物は、沃化セシウムおよび臭化セシウムの
いずれかを含んでもよい。
【0010】前記ランプユニットにおいて、前記放電管
の前記中空には、アンチモン、亜鉛、アルミニウム、
鉄、錫、ニッケル、チタン、ビスマス、銅、ホルミウ
ム、リチウム、ニオブ、パラジウム、タンタル、テルビ
ウム、トリウム、タリウム、ルビジウムから選択される
金属ハロゲン化物の1種もしくは復数種、または水銀が
さらに封入されてもよい。
【0011】前記ランプユニットにおいて、前記水銀に
対する、前記沃化セシウムおよび臭化セシウムのいずれ
かの割合は、 0.05 ≦ m/m ≦ 0.5 ここで、mは前記沃化セシウムおよび臭化セシウムの
いずれかの質量(mg)、mは前記水銀の質量(m
g)であってもよい。
【0012】前記金属ハロゲン化物に対する、前記沃化
セシウムおよび臭化セシウムのいずれかの割合は、 0.25 ≦ m/m ≦ 4.0 ここで、mは前記沃化セシウムおよび臭化セシウムの
いずれかの質量(mg)、mは前記金属ハロゲン化物
の質量(mg)であってもよい。
【0013】前記ランプユニットにおいて、前記放電管
の前記中空には、ナトリウムハロゲン化物および希土類
ハロゲン化物が封入されてもよい。
【0014】前記ランプユニットにおいて、前記ナトリ
ウムハロゲン化物および希土類ハロゲン化物に対する、
前記沃化セシウムおよび臭化セシウムのいずれかの割合
は、 0.25 ≦ m/m ≦ 4.0 ここで、mは前記沃化セシウムおよび臭化セシウムの
いずれかの質量(mg)、mは前記ナトリウムハロゲ
ン化物および希土類ハロゲン化物の質量(mg)であっ
てもよい。
【0015】前記ランプユニットにおいて、前記放電管
の前記中空には、さらにインジウムハロゲン化物および
タリウムハロゲン化物が封入されてもよい。
【0016】本発明の第2の形態によると、赤外線暗視
システムであって、中空の放電管と、前記放電管の前記
中空に封入されたセシウムハロゲン化物と、前記放電管
の周りに設けられる近赤外線透過フィルタとを有し、放
電により近赤外線を発光するランプユニットと、前記ラ
ンプユニットにより発光された近赤外線に基づく被照射
物からの反射光を受光する受光部と、前記受光部により
受光された前記反射光に基づいて、画像を表示する表示
部とを備える。
【0017】なお上記の発明の概要は、本発明の必要な
特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群の
サブコンビネーションも又発明となりうる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を通じて
本発明を説明するが、以下の実施形態はクレームにかか
る発明を限定するものではなく、又実施形態の中で説明
されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に
必須であるとは限らない。
【0019】図1は、本発明の第1実施形態にかかるラ
ンプユニットの分解斜視図である。図2は、図1に示す
ランプユニットの断面図である。
【0020】ランプユニット10は、中空の放電管20
を備える。本実施形態において放電管20は第1電極2
4および第2電極26を有し、これらの電極の先端2
5、27が放電管20の中空22の中に封止される。し
かしながら、これに限られず、無電極放電灯の放電管で
あってもよい。なお、ランプユニット10の外形的構成
は、例えば特開平11−176319に詳述されるもの
を用いることができる。
【0021】放電管20の中空22には、セシウムハロ
ゲン化物が封入される。本実施形態において、セシウム
ハロゲン化物は沃化セシウム(CsI)を含む。ただ
し、これには限られず、セシウムハロゲン化物は臭化セ
シウム(CsBr)を含んでもよい。
【0022】この放電管20の中空22には、さらに水
銀(Hg)が封入される。水銀に対する、前記沃化セシ
ウムおよび臭化セシウムのいずれかの割合は、次の関係
式を満たすことが好ましい。 0.05 ≦ m/m ≦ 0.5 ここで、mは前記沃化セシウムおよび臭化セシウムの
いずれかの質量(mg)、であり、mは前記水銀の質
量(mg)である。
【0023】ランプユニット10は、放電管20の周り
に設けられる近赤外線透過フィルタ30をさらに備え
る。本実施形態において近赤外線透過フィルタ30は、
一方が開口された円筒形状を有する。この近赤外線透過
フィルタ30の開口から放電管20が挿入されて、近赤
外線透過フィルタ30は、放電管20の全体を覆うよう
にランプユニット10に取りつけられる。近赤外線透過
フィルタ30は、波長が780nm付近より長い光を透
過するとともに、これより波長の短い光を遮蔽する。
【0024】本実施形態において、近赤外線透過フィル
タ30は一方が開口された円筒形状を有するが、これに
限られない。他の例は、前照灯のアウターレンズまたは
インナーレンズの内面に成膜された近赤外線透過フィル
タである。さらに他の例は、これらのレンズと放電管と
の間に配置された平面状など非円筒形状の専用フィルタ
である。
【0025】この近赤外線透過フィルタ30は、放電管
20の周りから退避可能に設けられてもよい。例えば、
近赤外線透過フィルタ30は、ランプユニット10から
取り外しできるように取りつけられていてもよい。この
場合には、ランプユニット10を車両の前照灯と赤外線
暗視システムとの兼用とすることができる。
【0026】ランプユニット10における放電管20
は、その第1電極24と第2電極26との間に高圧のパ
ルス電圧が印加されて、放電により発光する。近赤外線
透過フィルタ30は、この放電管20からの発光のう
ち、その可視光を遮蔽するとともに近赤外線を透過させ
る。なお、ここで近赤外線とは、約780nmから約1
500nmの範囲の波長を有する光線をいう。
【0027】このように、第1実施形態にかかるランプ
ユニット10は、可視光が遮断されて近赤外線のみを出
力する。この近赤外線は赤外線暗視システムにおけるC
CDカメラの感度特性が高い。よって、このランプユニ
ット10は、赤外線暗視システムの光源として用いられ
ることができる。
【0028】ここで、放電管20の発光の波長を主に決
めるのは、放電管20に封入されたセシウム(Cs)の
発光波長である。セシウムは、赤外線暗視システムにて
必要とされる近赤外域(795nmから921nm)に
主要な発光が存在する。逆に近赤外線透過フィルタによ
って遮断しなければならない可視域、特に可視光から近
赤外光境界域(700nmから780nm)に大きなス
ペクトルが存在せず、近赤外線透過フィルタの設計が容
易となる。
【0029】したがって、第1実施形態のランプユニッ
ト10は、近赤外線を高効率で出力することができる。
これにより、第1実施形態のランプユニット10は、例
えばハロゲンバルブと比較して、低消費電力で長寿命の
近赤外線の光源として用いられることができる。また、
封入物の量を変えることにより、可視光および近赤外線
放射量のそれぞれを設計することができる。
【0030】<実施例1>第1実施形態のランプユニッ
ト10を実施例1でさらに説明する。実施例1は、上記
のランプユニット10の放電管20の中空22に、セシ
ウムハロゲン化物および水銀を封入したものである。こ
こでセシウムハロゲン化物としてCsIが封入される。
このCsIの量mを0.05mgから0.40mgま
でと、水銀の量mを0.4mgから1.4mgまで変
化させた、8×6=48種類のCsIの量mと水銀の
量mの組み合わせの放電管を作成した。
【0031】これらの放電管における発光の管電圧V
を測定した。その測定結果を表1に示す。車両の前照灯
として要求される規格を考慮し、判定基準V=85±
17(V)から外れる放電管には表1において、黒色の
三角印を付した。この表1からわかるように、この判定
基準を満たすためには、CsIの量mおよび水銀の量
が次の関係式を満足するように設計されることが好
ましい。 0.05 ≦ m/m ≦ 0.5
【0032】第1実施形態のランプユニット10におけ
る放電管20の中空22に、さらに、ナトリウム化合物
が封入されたランプユニット12を用いてもよい。ナト
リウム化合物の一例は沃化ナトリウム(NaI)であ
る。ただし、これには限られず臭化ナトリウム(NaB
r)であってもよい。さらに沃化ナトリウムと臭化ナト
リウムの両方が封入されてもよい。
【0033】ナトリウム(Na)は、590nm付近に
黄色のピークと820nm付近の近赤外線のピークとを
含む発光波長を有する。さらに、ナトリウムは可視光長
波長領域にピークを含まず、この領域での分光分布は無
視できるほど小さい。
【0034】このランプユニット12によれば、ナトリ
ウム化合物を封入したことにより、近赤外線の領域の中
の分光分布がさらに大きくなり、近赤外線をより高効率
で出力することができる。
【0035】上記ランプユニット12における放電管2
0の中空22に、さらに希土類ハロゲン化物が封入され
たランプユニット14を用いてもよい。希土類ハロゲン
化物の一例として、スカンジウム化合物(ScI)が
封入される。
【0036】このランプユニット14の放電管20に
は、近赤外線の領域に大きな分光分布を含むセシウムお
よびナトリウムと、可視光の領域に大きな分光分布を含
むスカンジウムとを含む。よって、このランプユニット
14の放電管20による発光は、近赤外線と可視光とを
含む。
【0037】このランプユニット14は、ランプユニッ
ト14から赤外線透過フィルタ30を外すことにより、
可視光の照射の光源、例えば車両用前照灯として用いら
れる。さらにランプユニット14に赤外線透過フィルタ
30を装着することにより、上記ランプユニット12と
同様に赤外線暗視システム用放電灯などの近赤外線を出
力する光源として用いられる。これにより、このランプ
ユニット14は、可視光の照射の光源と近赤外線の光源
との兼用とすることができる。
【0038】また、放電管20に封入するナトリウム化
合物の比率が高い場合には、放電管20の発光の黄色の
分光分布が大きい。よって、ランプユニット14から赤
外線透過フィルタ30を外すことにより、黄色光の照射
の光源、例えば車両用フォグランプとして用いられる。
さらにランプユニット14に赤外線フィルタ30を装着
することにより、ランプユニット12と同様に近赤外線
を出力する光源として用いられる。これにより、このラ
ンプユニット14は、黄色光の照射の光源と近赤外線の
光源との兼用として用いられることができる。
【0039】以上、ランプユニット14に赤外線フィル
タを着脱可能に装着することにより、ランプユニット1
4は、近赤外線の光源と、可視光または黄色光を照射す
る光源とを兼用することができる。これらの可視光と黄
色光との選択は、ランプユニット14における放電管2
0の中空22に封入するナトリウム化合物により制御す
ることができる。
【0040】<実施例2>上記実施形態によるランプユ
ニット14を、実施例2を用いてさらに説明する。ラン
プユニット14の実施例として、図1および図2に示す
放電管20を用いた。放電管20の中空22に、沃化セ
シウムを0.15mg、水銀を0.9mg、沃化ナトリ
ウム:沃化スカンジウム=65:35を0.3mgを封
入した。
【0041】この実施例2の放電管20単体について、
放電管20の電力を35Wとして、光の波長に対する可
視光域の分光分布を測定し、図3に示した。なお図3は
400nmから800nmまでの発光分布を示した。図
4は、放電管20と赤外線フィルタ30とを有するラン
プユニット10からの発光分布を示す。図4では、80
0nmから1000nmまでの近赤外線の発光分布を示
した。さらに、光の波長に対する赤外線暗視システム感
度特性分布を測定し、図5に示した。さらに、この実施
例2における近赤外線照度積算値および近赤外線暗視シ
ステム感度特性積算値を表2に示した。なお、積算値は
800nmから1000nmの範囲をとった。
【0042】さらに、比較例として、ハロゲンバルブに
ついて同様に、端子電圧を12Vとして、光の波長に対
する分光分布および赤外線暗視システム感度特性分布を
測定し、図3から図5に示した。さらに、この比較例に
おける近赤外線照度積算値および赤外線暗視システム感
度特性積算値を表2に示した。
【0043】この実施例によれば、比較例と比較して近
赤外線照度積算値およびCCDカメラ感度特性積算値が
大きい。よって、この実施例は近赤外線を高効率で出力
する。これにより比較例と比較して、赤外線暗視システ
ムのCCDカメラに対して感度のよい光源として用いら
れることができる。
【0044】さらに、比較例が可視光長波長領域から近
赤外線領域まで連続的な分光分布であるのに対し、実施
例は、可視光長波長領域の分光分布は無視できる程度で
あり、近赤外線領域に大きな複数のピークを含む分光分
布を有する。よって、本実施例において、光の波長に対
する赤外線透過フィルターの設計が容易である。特に、
車両用赤外線暗視システムのための光源として用いられ
る場合には可視光を遮断する必要があるが、この場合で
あっても赤外線透過フィルターの設計が容易である。ま
た、必要な領域の光を効率よく出力できる。
【0045】<実施例3>ランプユニット14を実施例
3でさらに説明する。実施例3のランプユニット14
は、ランプユニット10の放電管20の中空22に、セ
シウムハロゲン化物、ナトリウムハロゲン化物および希
土類ハロゲン化物を封入したものである。ここでセシウ
ムハロゲン化物としてCsIが封入される。また、ナト
リウムハロゲン化物としてNaIが、希土類ハロゲン化
物としてScIが、ともに封入される。このCsIの
量mを0.05mgから0.40mgまでと、NaI
とScIとの合計の量mを0.03mgから0.30
mgまで変化させた、8×7=56種類のCsIの量m
とNaIとScIとの合計の量mの組み合わせの放
電管を作成した。
【0046】これらの放電管における発光の全光束を測
定した。その測定結果を表3に示す。参考としてハロゲ
ンバルブに要求される全光束の規格を考慮し、判定基準
として全光束≧1550(lm)から外れる放電管に
は、表3において、黒色の三角印を付した。さらに、赤
外線暗視システム感度等の所定の測定値から放射照度計
算値IRを計算した。その計算結果を表4に示す。参考
としてハロゲンバルブに要求される放射照度の規格を考
慮し、判定基準IR≧10.0から外れる放電管には、
表4において、黒色の三角印を付した。これら表3およ
び表4からわかるように、この判定基準を満たすために
は、CsIの量mおよびNaIとScIとの合計の量
が次の関係式を満足するように設計されることが好
ましい。 0.25 ≦ m/m ≦ 4.0
【0047】上記のランプユニット14において、放電
管20の中空22には、さらにインジウムハロゲン化物
が封入されていてもよい。インジウムハロゲン化物は、
中空22へのセシウムハロゲン化物による発光の色度X
の上昇を補正し、白色領域に戻す。よって、インジウム
ハロゲン化物が封入されたランプユニット14は、赤外
線暗視システム用の光源となるだけでなく、前照灯に用
いられた場合であっても、より自然色に近い光源として
使用されることができる。
【0048】また、上記のランプユニット14におい
て、放電管20の中空22には、さらにタリウムハロゲ
ン化物が封入されてもよい。タリウム化物は、中空22
へのセシウムハロゲン化物による発光の全光束の低下を
補正する。よって、タリウム化物が封入されたランプユ
ニット14は、赤外線暗視システム用の光源となるだけ
でなく、前照灯に用いられた場合であっても、より高出
力を保った光源として使用されることができる。
【0049】本発明の第2実施形態にかかるランプユニ
ット16は、第1実施形態のランプユニット10とは、
放電管20の封入物が異なる。第1実施形態において
は、上述のように水銀が封入される。しかし、第2実施
形態においては、水銀ではなく、アンチモン(Sb)、
亜鉛(Zn)、アルミニウム(Al)、鉄(Fe)、錫
(Sn)、ニッケル(Ni)、チタン(Ti)、ビスマ
ス(Bi)、銅(Cu)、ホルミウム(Ho)、リチウ
ム(Li)、ニオブ(Nb)、パラジウム(Pd)、タ
ンタル(Ta)、テルビウム(Tb)、トリウム(T
h)、タリウム(Tl)、ルビジウム(Rb)から選択
される金属ハロゲン化物の1種もしくは復数種が封入さ
れる。これらの金属ハロゲン化物の1種または復数種が
封入される場合には、この金属ハロゲン化物に対する、
沃化セシウムおよび臭化セシウムのいずれかの割合は、
次の関係式を満たすことが好ましい。 0.25 ≦ m/m ≦ 4.0 ここで、mは前記沃化セシウムおよび臭化セシウムの
いずれかの質量(mg)、であり、mは前記金属ハロ
ゲン化物の質量(mg)である。
【0050】ここで、第2実施形態におけるランプユニ
ット16は、第1実施形態と同様に、放電管20の中空
22に、さらに、ナトリウム化合物が封入されてもよ
い。ナトリウム化合物の一例は沃化ナトリウム(Na
I)である。ただし、これには限られず臭化ナトリウム
(NaBr)であってもよい。さらに沃化ナトリウムと
臭化ナトリウムの両方が封入されてもよい。この場合に
は、第1実施形態におけるランプユニット12と同様
に、ランプユニット16は、ナトリウム化合物を封入し
たことにより、近赤外線の領域の中の分光分布がさらに
大きくなり、近赤外線をより高効率で出力することがで
きる。
【0051】ここで、上記ランプユニット16における
放電管20の中空22に、第1実施形態と同様に、さら
に希土類ハロゲン化物が封入されてもよい。希土類ハロ
ゲン化物の一例として、スカンジウム化合物(Sc
)が封入される。この場合には、第1実施形態と同
様に、ランプユニット16は、近赤外線の光源と、可視
光または黄色光を照射する光源とを兼用することができ
る。これらの可視光と黄色光との選択は、ランプユニッ
ト16における放電管20の中空22に封入するナトリ
ウム化合物により制御することができる。
【0052】以上、第2実施形態は第1実施形態と同様
の効果を得ることができる。さらに、第2実施形態は環
境有害物質である水銀を使用しないので、地球上の環境
汚染原因をできるだけ減らそうとする社会的ニーズに対
応できる。
【0053】<実施例4>第2実施形態のランプユニッ
ト16を実施例4でさらに説明する。実施例4は、ラン
プユニット16の放電管20の中空22に、セシウムハ
ロゲン化物および金属ハロゲン化物を封入したものであ
る。ここでセシウムハロゲン化物としてCsIが封入さ
れる。このCsIの量mを0.05mgから0.40
mgまでと、金属ハロゲン化物の量mを0.03mg
から0.30mgまで変化させた、8×7=56種類の
CsIの量mと金属ハロゲン化物の量mの組み合わ
せの放電管を作成した。
【0054】これらの放電管における発光の管電圧V
を測定した。その測定結果を表5に示す。水銀を用いな
い車両の前照灯として要求される規格を考慮し、判定基
準V =42±9(V)から外れる放電管には、表1に
おいて、黒色の三角印を付した。この表1からわかるよ
うに、この判定基準を満たすためには、CsIの量m
および金属ハロゲン化物の量mが次の関係式を満足す
るように設計されることが好ましい。 0.25 ≦ m/m ≦ 4.0
【0055】図6は、本発明の実施形態にかかる赤外線
暗視システム100の概略図である。この赤外線暗視シ
ステム100は、例えば、夜間の車両の前方向において
対象物の有無を確認するのに用いられる。
【0056】赤外線暗視システム100は、第1実施形
態と同様のランプユニット10を備える。このランプユ
ニット10は、第1実施形態と同様に、中空の放電管2
0と、放電管20の中空22に封入されたセシウム化合
物とを有し、放電により近赤外線を発光する。ランプユ
ニット10は、さらに、可視光を遮断して近赤外線およ
びこれより長波長の光を透過する赤外線透過フィルタを
有してもよい。
【0057】赤外線暗視システム100は、さらに、ラ
ンプユニット10により発光された近赤外線102に基
づく反射光104を受光する受光部50を備える。受光
部50の一例は、CCDカメラである。赤外線暗視シス
テム100は、さらに、受光部50により受光された反
射光に基づいて、画像を表示する表示部60とを備え
る。
【0058】この赤外線暗視システム100において、
ランプユニット10から近赤外線102が発光されて、
対象物70を照射する。ランプユニット10における放
電管20の中空20には、セシウム化合物が封入されて
いる。よって、ランプユニット10は、第1実施形態と
同様に近赤外線領域の光を高効率で出力する。ランプユ
ニット10から発光された近赤外線102のうち、対象
物70により反射された反射光104を、受光部50が
受光する。受光部50は、受光した反射光104に基づ
いた出力をする。表示部60は、受光部50の出力に基
づいて、ランプユニット10からの近赤外線102が照
射した対象物70に対応する画像を表示する。
【0059】以上、この実施形態によれば、赤外線暗視
システム100は、ランプユニット10から高効率で出
力された近赤外線を用いて、対象70を確認することが
できる。特に、表2に示すように、ランプユニット10
からCCD等の受光部50への感度が大きい光を放射す
ることができ、対象70を正確に確認することができ
る。この実施形態による赤外線暗視システム100のラ
ンプユニット10は、例えばハロゲンバルブと比較し
て、低消費電力で長寿命である。また、表2に示すよう
に、赤外線暗視システム100のランプユニット100
は、赤外線が少ないので、人体への影響が少ない。
【0060】また、赤外線暗視システム100が車両に
おける前方向の対象物を確認するのに用いられる場合に
は、車両の前方向に可視光長波長の光(赤色光)を遮断
するために、赤外線透過フィルタが用いられる。赤外線
暗視システム100のランプユニット10において、放
電管20の放電による近赤外線の放射照度積算値は、放
電管20の放電による可視光長波長領域の放射照度積算
値よりも大きい。よって、赤外線暗視システム100の
ランプユニット10において、光の波長に対する赤外線
透過フィルターの設計が容易である。
【0061】以上、本発明を実施(の)形態を用いて説
明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の
範囲には限定されない。上記実施形態に、多様な変更ま
たは改良を加えることができる。そのような変更または
改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得るこ
とが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
【0062】
【発明の効果】上記説明から明らかなように、本発明に
よれば、ランプユニットにおいて、近赤外線を高効率で
出力することができる。これにより、本発明は、ハロゲ
ンバルブと比較して、低消費電力で長寿命の近赤外線の
光源として用いられることができる。
【0063】また、本発明によれば、近赤外線を出力す
るランプユニットにおいて、光の波長に対する赤外線透
過フィルターの設計が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態にかかるランプユニット
の分解斜視図
【図2】図1に示すランプユニットの断面図
【図3】実施例2の放電管および比較例の光の波長に対
する分光分布図
【図4】実施例2のランプユニット分光分布の近赤外線
領域付近拡大図
【図5】実施例2のランプユニットおよび比較例の光の
波長に対する赤外線暗視システム感度特性分布図
【図6】本発明の実施形態にかかる赤外線暗視システム
の概略図
【表1】実施例1における発光の管電圧Vの測定結果
【表2】実施例2および比較例における近赤外線照度積
算値および赤外線暗視システム感度特性積算値
【表3】実施例3における全光束の測定結果
【表4】実施例3における放射照度IRの計算結果
【表5】実施例4における発光の管電圧Vの測定結果
【符号の説明】
10、12、14 ランプユニット 20 放電管 22 中空 24 第1電極 26 第2電極 30 赤外線透過フィルタ 50 受光部 60 表示部 100 赤外線暗視システム
フロントページの続き (72)発明者 志藤 雅也 静岡県清水市北脇500番地 株式会社小糸 製作所静岡工場内 (72)発明者 入澤 伸一 静岡県清水市北脇500番地 株式会社小糸 製作所静岡工場内 Fターム(参考) 5C015 QQ02 QQ05 QQ06 QQ25 QQ30 QQ34 QQ35 QQ37 QQ42 QQ45 QQ49 QQ50 QQ52 QQ56 QQ59 QQ65 5C054 CA05 HA30

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放電により近赤外線を発光するランプユ
    ニットであって、 中空の放電管と、 前記放電管の前記中空に封入されたセシウムハロゲン化
    物と、 前記放電管の周りに設けられる近赤外線透過フィルタと
    を備えることを特徴とするランプユニット。
  2. 【請求項2】 前記近赤外線透過フィルタは、前記放電
    管の周りから退避可能に設けられることを特徴とする請
    求項1に記載のランプユニット。
  3. 【請求項3】 前記セシウムハロゲン化物は、沃化セシ
    ウムおよび臭化セシウムのいずれかを含むことを特徴と
    する請求項1に記載のランプユニット。
  4. 【請求項4】 前記放電管の前記中空には、アンチモ
    ン、亜鉛、アルミニウム、鉄、錫、ニッケル、チタン、
    ビスマス、銅、ホルミウム、リチウム、ニオブ、パラジ
    ウム、タンタル、テルビウム、トリウム、タリウム、ル
    ビジウムから選択される金属ハロゲン化物の1種もしく
    は復数種、または水銀がさらに封入されることを特徴と
    する請求項3に記載のランプユニット。
  5. 【請求項5】 前記水銀に対する、前記沃化セシウムお
    よび臭化セシウムのいずれかの割合は、 0.05 ≦ m/m ≦ 0.5 ここで、mは前記沃化セシウムおよび臭化セシウムの
    いずれかの質量(mg)、 mは前記水銀の質量(mg)であることを特徴とする
    請求項4に記載のランプユニット。
  6. 【請求項6】 前記金属ハロゲン化物に対する、前記沃
    化セシウムおよび臭化セシウムのいずれかの割合は、 0.25 ≦ m/m ≦ 4.0 ここで、mは前記沃化セシウムおよび臭化セシウムの
    いずれかの質量(mg)、 mは前記金属ハロゲン化物の質量(mg) であることを特徴とする請求項4に記載のランプユニッ
    ト。
  7. 【請求項7】 前記放電管の前記中空には、ナトリウム
    ハロゲン化物および希土類ハロゲン化物が封入されるこ
    とを特徴とする請求項4に記載のランプユニット。
  8. 【請求項8】 前記ナトリウムハロゲン化物および希土
    類ハロゲン化物に対する、前記沃化セシウムおよび臭化
    セシウムのいずれかの割合は、 0.25 ≦ m/m ≦ 4.0 ここで、mは前記沃化セシウムおよび臭化セシウムの
    いずれかの質量(mg)、 mは前記ナトリウムハロゲン化物および希土類ハロゲ
    ン化物の質量(mg)であることを特徴とする請求項7
    に記載のランプユニット。
  9. 【請求項9】 前記放電管の前記中空には、さらにイン
    ジウムハロゲン化物およびタリウムハロゲン化物が封入
    されることを特徴とする請求項7に記載のランプユニッ
    ト。
  10. 【請求項10】 赤外線暗視システムであって 中空の放電管と、前記放電管の前記中空に封入されたセ
    シウムハロゲン化物と、前記放電管の周りに設けられる
    近赤外線透過フィルタとを有し、放電により近赤外線を
    発光するランプユニットと、 前記ランプユニットにより発光された近赤外線に基づく
    被照射物からの反射光を受光する受光部と、 前記受光部により受光された前記反射光に基づいて、画
    像を表示する表示部とを備えることを特徴とする赤外線
    暗視システム。
JP2002060214A 2002-03-06 2002-03-06 ランプユニットおよびこれを用いた赤外線暗視システム Pending JP2003257367A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002060214A JP2003257367A (ja) 2002-03-06 2002-03-06 ランプユニットおよびこれを用いた赤外線暗視システム
US10/379,327 US20040021420A1 (en) 2002-03-06 2003-03-04 Lamp unit and infrared night-vision system
FR0302747A FR2838560A1 (fr) 2002-03-06 2003-03-06 Unite a lampe infrarouge et systeme de vision nocturne

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002060214A JP2003257367A (ja) 2002-03-06 2002-03-06 ランプユニットおよびこれを用いた赤外線暗視システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003257367A true JP2003257367A (ja) 2003-09-12

Family

ID=28669648

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002060214A Pending JP2003257367A (ja) 2002-03-06 2002-03-06 ランプユニットおよびこれを用いた赤外線暗視システム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20040021420A1 (ja)
JP (1) JP2003257367A (ja)
FR (1) FR2838560A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7352132B2 (en) 2003-12-22 2008-04-01 Harison Toshiba Lighting Corp. Metal halide lamp and metal halide lamp lighting device with improved emission power maintenance ratio
US7388332B2 (en) * 2002-10-08 2008-06-17 Harison Toshiba Lighting Corp. Metal vapor discharge lamp, floodlight projector and metal vapor discharge lamp lighting device
CN103608895A (zh) * 2011-03-18 2014-02-26 安德烈亚斯·迈耶 无电极灯

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4317908B2 (ja) * 2003-11-07 2009-08-19 ハリソン東芝ライティング株式会社 自動車前照灯・赤外暗視装置兼用メタルハライドランプおよびメタルハライドランプ点灯装置
US20060071604A1 (en) * 2004-10-06 2006-04-06 Osram Sylvania Inc. Vehicular lamp for nebulous weather
JP4547331B2 (ja) * 2005-12-28 2010-09-22 パナソニック株式会社 照明装置及び金属蒸気放電ランプ
KR20090009807A (ko) * 2006-05-31 2009-01-23 파나소닉 주식회사 금속증기 방전램프 및 조명장치
US20080036384A1 (en) * 2006-08-09 2008-02-14 Chowdhury Ashfaqul I Lamp with high reflectance end coat
US7345414B1 (en) * 2006-10-04 2008-03-18 General Electric Company Lamp for night vision system
US7589459B2 (en) * 2006-12-07 2009-09-15 Automotive Components Holdings, Llc Infrared radiation automotive lamp filter
EP2381244A1 (en) * 2010-04-23 2011-10-26 Philips Intellectual Property & Standards GmbH Light source
US20220059338A1 (en) 2020-08-24 2022-02-24 Sportsbeams Lighting, Inc. Cartridge based uv c sterilization system
US11752228B2 (en) 2020-08-24 2023-09-12 Lumenlabs Llc Highly efficient UV C bulb with multifaceted filter

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2102866A5 (ja) * 1970-08-27 1972-04-07 Eclairage Lab
US4173728A (en) * 1976-10-06 1979-11-06 General Electric Company Pulsed cesium discharge light source
JPS5987748A (ja) * 1982-11-12 1984-05-21 Mitsubishi Electric Corp 近赤外放射高圧放電灯
EP0181400B1 (en) * 1984-05-09 1992-03-04 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Near-infrared radiation illuminator and use of such an illuminator
US5438233A (en) * 1991-11-27 1995-08-01 Bhk, Inc. Filament lamp infrared source
JPH11238488A (ja) * 1997-06-06 1999-08-31 Toshiba Lighting & Technology Corp メタルハライド放電ランプ、メタルハライド放電ランプ点灯装置および照明装置
JP3603723B2 (ja) * 1999-03-26 2004-12-22 松下電工株式会社 メタルハライドランプ及び放電灯点灯装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7388332B2 (en) * 2002-10-08 2008-06-17 Harison Toshiba Lighting Corp. Metal vapor discharge lamp, floodlight projector and metal vapor discharge lamp lighting device
US7352132B2 (en) 2003-12-22 2008-04-01 Harison Toshiba Lighting Corp. Metal halide lamp and metal halide lamp lighting device with improved emission power maintenance ratio
CN103608895A (zh) * 2011-03-18 2014-02-26 安德烈亚斯·迈耶 无电极灯

Also Published As

Publication number Publication date
US20040021420A1 (en) 2004-02-05
FR2838560A1 (fr) 2003-10-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003257367A (ja) ランプユニットおよびこれを用いた赤外線暗視システム
EP1548798B1 (en) Metal halide lamp and metal halide lamp lighting device for near-infrared imaging
JPH0557694B2 (ja)
JPH0565976B2 (ja)
US7388332B2 (en) Metal vapor discharge lamp, floodlight projector and metal vapor discharge lamp lighting device
JP4037142B2 (ja) メタルハライドランプおよび自動車用前照灯装置
JPH08506450A (ja) メタルハライド高圧放電ランプ
JP2005123112A (ja) メタルハライドランプおよび照明装置
JP4317908B2 (ja) 自動車前照灯・赤外暗視装置兼用メタルハライドランプおよびメタルハライドランプ点灯装置
EP0543169B1 (en) Metallic vapour discharge lamp
JP3123408B2 (ja) メタルハライドランプ
JPH10283998A (ja) 直流ショートアークランプ
JP3196571B2 (ja) 無電極放電ランプ
EP0982760B1 (en) Discharge lamp for automobile headlight and the automobile headlight
JP2000243350A (ja) メタルハライドランプ
JPH03250550A (ja) 金属蒸気放電灯
JPH11111219A (ja) 短アーク形のメタルハライド放電ランプ、メタルハライド放電ランプ装置および照明装置
JP2004220879A (ja) 自動車前照灯用メタルハライドランプおよび自動車用前照灯装置
JP3157176B2 (ja) 集魚灯用メタルハライドランプ
JPS63281345A (ja) 赤外光ランプ
JPS61126756A (ja) メタルハライドランプ
JP2005032448A (ja) メタルハライドランプおよび照明装置
JP2004134166A (ja) 外部電極型蛍光ランプ
JP2002184361A (ja) 希ガス放電灯
JPH0547348A (ja) メタルハライドランプ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040930

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060405

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060425

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060815