JP2003256723A - 無線機、広告装置、および広告システム、 - Google Patents

無線機、広告装置、および広告システム、

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JP2003256723A
JP2003256723A JP2002060703A JP2002060703A JP2003256723A JP 2003256723 A JP2003256723 A JP 2003256723A JP 2002060703 A JP2002060703 A JP 2002060703A JP 2002060703 A JP2002060703 A JP 2002060703A JP 2003256723 A JP2003256723 A JP 2003256723A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 近距離無線機において端末ユーザにとって必
要な広告のみを送ることができる 【解決手段】 近距離無線機20において、携帯電話4
0から送信された認証コードXがメモリ23に記憶され
た認証コードXと一致する場合には、携帯電話40が広
告A〜Cを得るために近距離無線機20自身にアクセス
することを許可する。このことにより、端末ユーザにと
って広告A〜Cのいずれかを必要であるときだけ、携帯
電話40から認証コードを送信させることにより、近距
離無線機20から広告A〜Cのうち必要な広告を送信さ
せることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信を行う無
線機、広告装置、広告システムに関する。
【0002】
【従来の技術】電車の車室内、鉄道駅のプラットホーム
などで、様々な広告が掲示されている。しかし、人が、
このように掲示された広告の内容をメモしたいと思って
も、ペンを持ち合わせていなかったり、メモする紙すら
持ち合わせていなかったりする場合がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明者は、
このようにメモする紙やペンを持ち合わせていない場合
に対処するため、広告に対応して、例えば、ブルートュ
ース等の近距離無線機を設け、人が携帯端末を携帯して
広告に近づくと、近距離無線機が自動的にその広告を電
子データとして携帯端末に送信できるようにする広告シ
ステムについて検討した。
【0004】しかし、本発明者の検討によれば、鉄道駅
のプラットホームの広告掲示板などで、多種の広告を互
いに間隔を開けずに掲示すると、その広告掲示板に人が
近づいただけで、多量の広告が携帯端末に自動的に送信
され、携帯端末には、端末ユーザにとって不必要な広告
をも受信されてしまうと考えた。
【0005】本発明は、上記点に鑑みて成されたもの
で、端末ユーザにとって必要な広告のみを送ることがで
きる無線機、広告装置、および、広告システムを提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、請求項1、3、4に記載の発明では、広
告と認証コードとを掲示する広告掲示手段(10〜1
5)と、無線端末(40)と、掲載された広告を電子デ
ータとして無線端末に無線送信する無線機(20、3
0)とを有する広告システムであって、無線端末は、認
証コードを送信するためのコード送信手段(110)を
有し、無線機は、コード送信手段により送信された認証
コードを無線受信する受信手段(200)と、受信手段
によって認証コードが無線受信されたとき、無線端末が
広告を得るためのアクセスを許可する許可手段(21
0)と、許可手段の許可に応じて、掲載された広告を電
子データとして無線端末に無線送信する広告送信手段
(220〜240)と、を有することを特徴とする。
【0007】このように、無線機は、認証コードが受信
されたとき、無線端末が広告を得るためのアクセスを許
可するので、端末ユーザにとって広告が必要であるとき
だけ、無線端末から認証コードを送信させて無線端末に
より無線機とアクセスさせることにより、端末ユーザに
とって必要な広告だけを無線機から送信させることがで
きる。
【0008】ここで、広告装置としては、請求項1に記
載の発明のように、広告と認証コードとを掲示する広告
掲示手段(10〜15)と、掲載された広告を電子デー
タとして無線端末(40)に無線送信する無線機(2
0、30)とを有する広告装置であって、無線機は、認
証コードを無線端末から無線受信する受信手段(20
0)と、受信手段によって認証コードが無線受信された
とき、無線端末が広告を得るためのアクセスを許可する
許可手段(210)と、許可手段の許可に応じて、掲載
された広告を電子データとして無線端末に無線送信する
広告送信手段(220〜240)とを有するように構成
することができる。
【0009】特に、請求項2に記載の発明では、無線機
は、広告を複数種記憶する記憶手段(23)を備えてお
り、広告送信手段は、記憶された複数種の広告のうち希
望の広告を無線端末により指定させるために送信信号を
無線送信する送信手段(220)と、希望の広告を指定
するための指定信号を無線端末から無線受信する指定受
信手段(230)と有し、許可手段によってアクセスが
許可され、かつ、指定受信手段によって指定信号が無線
受信されたとき、この受信された指定信号に該当する広
告を無線送信することにより、掲載された広告を電子デ
ータとして無線端末に無線送信することを特徴とする。
【0010】この場合、広告装置が、複数種の広告のう
ち、端末ユーザにとって希望する広告を無線端末に送信
することができる。
【0011】又、無線端末としては、請求項4に記載の
発明のように、広告掲示手段(10〜15)により掲示
された広告を電子データとして無線端末(40)に無線
送信するための無線機であって、広告掲示手段には、認
証コードが掲示されており、認証コードを無線端末から
無線受信する受信手段(200)と、受信手段によって
認証コードが無線受信されたとき、無線端末が広告を得
るためのアクセスを許可する許可手段(210)と、許
可手段の許可に応じて、掲載された広告を電子データと
して無線端末に無線送信する広告送信手段(220〜2
40)と、を有するように構成することができる。
【0012】請求項5〜7に記載の発明では、広告と、
この広告を識別するための識別コードとを掲示する広告
掲示手段(16〜24)と、広告を電子データとして無
線端末(40)に無線送信するための無線機(50〜5
8)とを有する広告システムであって、無線端末は、識
別コードを無線送信するためのコード送信手段(18
0)を有し、無線機は、コード送信手段により送信され
た識別コードを無線受信するコード受信手段(280)
と、コード受信手段により識別コードが無線受信された
とき、広告を送信する広告送信手段(290)と、を有
することを特徴とする。
【0013】このように、無線機は、識別コードが受信
されたとき広告を送信するので、端末ユーザにとって広
告が必要なときだけ、識別コードを無線端末から送信さ
せることにより、端末ユーザにとって必要な広告を無線
機から送信させることができる。
【0014】具体的に、広告装置としては、請求項5に
記載の発明のように、広告とこの広告を識別するための
識別コードとを掲示する広告掲示手段(16〜24)
と、広告を電子データとして無線端末(40)に無線送
信するための無線機(50〜58)とを有する広告装置
であって、無線機は、識別コードを無線端末から無線受
信するコード受信手段(280)と、コード受信手段に
より識別コードが無線受信されたとき、広告を無線送信
する広告送信手段(290)と、を有するように構成す
ることができる。
【0015】また、無線機としては、請求項7に記載の
発明のように、広告掲示手段(50〜58)により掲示
された広告を電子データとして無線端末(40)に無線
送信するための無線機であって、広告掲示手段には、広
告を識別するための識別コードが掲示されており、識別
コードを無線端末から無線受信するコード受信手段(2
80)と、コード受信手段により識別コードが無線受信
されたとき、広告を無線送信する広告送信手段(29
0)と、を有するように構成することができる。
【0016】請求項8に記載の発明では、第1の広告と
第1の認証コードとを掲示する第1の広告掲示手段と、
第1の広告と異なる第2の広告を掲示するとともに、第
1の認証コードと異なる第2の認証コードを掲示する第
2の広告掲示手段(10〜15)と、第1の広告を電子
データとして無線端末(40)に無線送信するための第
1の無線エリアを生成する第1の無線機(20)と、第
2の広告を電子データとして無線端末に無線送信するた
めの第2の無線エリアを第1の無線エリアとオバーラッ
プして生成する第2の無線機(30)とを有し、第1及
び第2の無線機は、第1及び第2の認証コードのうち対
応する認証コードを無線端末から無線受信するための受
信手段(200)と、受信手段によって対応する認証コ
ードが無線受信されたとき、無線端末が第1及び第2の
広告のうち対応する広告を得るためのアクセスを許可す
る許可手段(210)と、許可手段の許可に応じて、第
1及び第2の広告のうち対応する広告を電子データとし
て無線端末に無線送信する広告送信手段(220〜24
0)と、をそれぞれ有することを特徴とする。
【0017】この場合、第1及び第2の無線機におい
て、それぞれの無線エリアがオバーラップしていても、
互いに異なる認証コードが設定されているので、混信す
ることなく、無線機とアクセスできる。これにより、無
線端末から認証コードを第1及び第2の無線機の一方に
送信させて無線端末により当該一方の無線機とアクセス
させることにより、端末ユーザにとって必要な広告だけ
を当該一方の無線機から送信させることができる。
【0018】請求項9に記載の発明では、互いに異なる
第1及び第2の広告を掲示する第1及び第2の広告掲示
手段(50〜58)と、第1の広告を電子データとして
無線端末(40)に無線送信するための第1の無線エリ
ア(50A〜58A)を生成する第1の無線機(50〜
58)と、第2の広告を電子データとして無線端末に無
線送信するための第2の無線エリア(50A〜58A)
を第1の無線エリアとオバーラップして生成する第2の
無線機(50〜58)とを有し、第1及び第2の広告掲
示手段のそれぞれには、第1及び第2の広告を個々に識
別するために、互いに異なる第1及び第2の識別コード
が掲示されており、第1及び第2の無線機は、第1及び
第2の識別コードのうち対応する識別コードを無線受信
するコード受信手段(280)と、コード受信手段によ
り対応する識別コードが無線受信されたとき、第1及び
第2の広告のうち対応する広告を無線送信する広告送信
手段(290)と、をそれぞれ有することを特徴とす
る。
【0019】これにより、請求項5乃至7に記載の発明
と同様に、無線機は、識別コードが受信されたとき広告
を送信するので、端末ユーザにとって広告が必要なとき
だけ、識別コードを無線端末から送信させることによ
り、端末ユーザにとって必要な広告を無線機から送信さ
せることができる。
【0020】ここで、第1及び第2の無線機において、
それぞれの無線エリアがオバーラップしていても、第1
及び第2の広告に対して互いに異なる識別コードが設定
されているので、広告の送信の際に混信することはな
い。
【0021】請求項10に記載の発明では、互いに異な
る第1及び第2の広告をそれぞれ掲示する第1及び第2
の広告掲示手段(10〜15)と、第1の広告を電子デ
ータとして無線端末(40)に無線送信するための第1
の無線エリアを生成する第1の無線機(20)と、第2
の広告を電子データとして無線端末に無線送信するため
の第2の無線エリアを第1の無線エリアとオフセットし
て生成する第2の無線機(30)とを有し、第1及び第
2の広告掲示手段には、同一コードに設定された認証コ
ードが掲示されており、第1及び第2の無線機は、認証
コードを無線端末から受信するための受信手段(20
0)と、受信手段によって認証コードが受信されたと
き、無線端末が第1及び第2の広告のうち対応する広告
を得るためのアクセスを許可する許可手段(210)
と、許可手段の許可に応じて、第1及び第2の広告のう
ち対応する広告を電子データとして無線端末に無線送信
する広告送信手段(220〜240)と、をそれぞれ有
することを特徴とする。
【0022】この場合、第1の無線機に対して無線端末
がアクセスの許可を受けるための認証コードと、第2の
無線機に対して無線端末がアクセスの許可を受けるため
の認証コードとが同一に設定されている。しかし、第1
及び第2の無線機において、それぞれの無線エリアがオ
フセットしている。従って、第1及び第2の無線機は、
混信することなく、適切な認証コードを無線端末から受
信できる。従って、第1及び第2の無線機は、認証コー
ドの受信に基づき、無線端末が広告を得るためのアクセ
スを許可すれば、端末ユーザにとって広告が必要である
ときだけ、無線端末から認証コードを第1及び第2の無
線機の一方に送信させて無線端末により一方の無線機と
アクセスさせることにより、端末ユーザにとって必要な
広告だけを一方の無線機から送信させることができる。
【0023】請求項11に記載の発明では、互いに異な
る第1及び第2の広告を掲示する第1及び第2の広告掲
示手段(50〜58)と、第1の広告を電子データとし
て無線端末(40)に無線送信するための第1の無線エ
リア(50A〜58A)を生成する第1の無線機(50
〜58)と、第2の広告を電子データとして無線端末に
無線送信するための第2の無線エリア(50A〜58
A)を第1の無線エリアとオフセットして生成する第2
の無線機(50〜58)とを有し、第1及び第2の広告
を識別するための識別コードが同一コードに設定され
て、さらに、識別コードが第1及び第2の広告掲示手段
のそれぞれに掲示されており、第1及び第2の無線機
は、識別コードを受信するコード受信手段(280)
と、コード受信手段により識別コードが受信されたと
き、第1及び第2の広告のうち対応する広告を送信する
広告送信手段(290)と、をそれぞれ有することを特
徴とする。
【0024】この場合、第1及び第2の広告を識別する
ための識別コードが同一コードに設定されても、第1及
び第2の無線機においてそれぞれの無線エリアがオフセ
ットしている。これにより、第1及び第2の無線機は、
混信することなく、適切な識別コードを無線端末から受
信できる。
【0025】ここで、第1及び第2の無線機は、識別コ
ードが受信されたとき広告を送信するので、端末ユーザ
にとって広告が必要なときだけ、識別コードを無線端末
から送信させることにより、端末ユーザにとって必要な
広告を無線機から送信させることができる。
【0026】因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後
述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す
一例である。
【0027】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1に、本発明
に係る広告システムの第1実施形態を示す。図1は、広
告システムの構成を示すブロック図である。広告システ
ムは、図1に示すように、列車の車両1、2の室内で宣
伝広告を行うために、広告ポスター10〜15、および
近距離無線機(Bluetooh)20、30を有して
いる。
【0028】広告ポスター10〜15は、車両毎に設置
されており、広告ポスター10〜15は、それぞれ異な
る広告A〜Fを車室内で掲示するために、車室内の天井
側から吊り下げられている。
【0029】ここで、広告ポスター10〜15には、広
告番号1〜6がそれぞれ掲示されている。さらに、広告
ポスター10〜12には、それぞれ、同一の認証コード
Xが掲示され、広告ポスター13〜15には、それぞ
れ、同一の認証コードYが掲示されている。なお、広告
番号1〜6、および認証コードX(認証コードY)の役
割については後述する。
【0030】近距離無線機20は、車両毎に設置されて
おり、近距離無線機20は、車室内において、広告A〜
Cを電子データで携帯電話40に送信するために、無線
エリア20Aを生成する。無線エリア20Aは、広告ポ
スター10〜12の位置を含むように配置されている。
【0031】近距離無線機30は、車両毎に設置されて
おり、近距離無線機30は、車室内において、広告D〜
Fを電子データで携帯電話40に送信するために、無線
エリア30Aを生成する。無線エリア30Aは、広告ポ
スター13〜15の位置を含むように配置されている。
【0032】なお、同一車両内において無線エリア20
A、30Aは、一部重複して配置されている。また、無
線エリア20A、30Aは、携帯電話網の基地局により
生成される無線エリアに比べて、小さく、半径が、例え
ば、数メートルに設定されている。
【0033】次に、近距離無線機20、30および携帯
電話40の電気回路構成について図2に基づき説明す
る。なお、近距離無線機20、30は、送信する広告以
外の役割が実質的に同様であるため、近距離無線機30
の説明は省略する。
【0034】近距離無線機20は、アンテナ21、小電
力無線部22、メモリ23、および制御部24から構成
されている。小電力無線部22は、広告A〜Cのうちい
ずれかを電子データでアンテナ21から送信させる。ま
た、小電力無線部22の送信には、ブルートュース技術
などの近距離無線技術が用いられている。
【0035】メモリ23は、フラッシュメモリ、SDR
AMなどから構成されて、制御部24による処理に伴う
データを記憶するとともに、コンピュータプラグラムを
記憶する。また、メモリ23は、広告A〜Cとして、テ
キスト情報、静止画像、動画を表示するための電子デー
タと、広告毎の広告番号1〜3と、認証番号Xとを記憶
する。
【0036】ここで、広告番号1〜3(識別コード)
は、広告A〜Cの個々を識別するために、広告A〜Cと
1対1で対応して設定されている。さらに、認証コード
Xは、携帯電話40が広告A〜Cを得るために近距離無
線機20にアクセスするためのコードである。
【0037】なお、近距離無線機30のメモリ23に
は、広告A〜C、広告番号1〜3、および認証番号Xに
代えて、広告D〜F、広告番号4〜6、および認証番号
Yが記憶されている。
【0038】また、制御部24は、マイクロコンピュー
タなどから構成されて、広告A〜Cを送信させるための
広告送信処理を行う。
【0039】また、携帯電話40は、アンテナ41、小
電力無線部42、アンテナ43、無線部44、表示部4
5、操作キー46、制御部47、およびメモリ48から
構成されている。
【0040】小電力無線部42は、近距離無線機20か
ら送信される広告A〜Cをアンテナ41を介して受信す
る。なお、小電力無線部42の受信には、ブルートュー
ス技術などの近距離無線技術が用いられている。
【0041】無線部44は、携帯電話網の基地局からの
下り通信信号をアンテナ43を介して受信するととも
に、上り通信信号をアンテナ43から基地局に送信す
る。なお、無線部44及び基地局間の無線には、CDM
A方式、PDC方式などの無線技術が用いられている。
すなわち、無線部44は、小電力無線部42に用いられ
る通信規約とことなる通信規約で無線通信を行うことに
なる。
【0042】表示部45は、液晶ディスプレイ等から構
成されて、広告など各種の表示を行う。操作キー46
は、各キーを有して構成されて、各キーには、電話、広
告取得などの各機能が割り付けられている。
【0043】制御部47は、マイクロコンピュータから
構成されて、携帯電話網の基地局を介して通話を行うた
めの通話処理以外に、広告を取得するための広告取得処
理を行う。広告取得処理のコンピュータプログラムとし
ては、例えば、JAVA(登録商標)言語でプログラミ
ングされたものを用いることができる。また、メモリ4
8は、フラッシュメモリ、SDRAM等から構成され
て、制御部47の各種の処理に伴うデータを記憶すると
ともに、コンピュータプログラムを記憶する。
【0044】次に、本実施形態の作動として、携帯電話
40が近距離無線機20から広告A〜Cを取得する例に
ついて、図3を用いて説明する。図3は、携帯電話40
の制御部47による広告取得処理と、近距離無線機20
の制御部24による広告送信処理とを示すフローチャー
トである。
【0045】端末ユーザが、列車の車両1の室内で、広
告ポスター10〜13に近寄ると、近距離無線機20の
無線エリア20A内に入ることになる。さらに、端末ユ
ーザがキー操作部46に対して広告取得処理(専用アプ
リケーション)の開始操作を行うと、携帯電話40で
は、制御部47が、広告取得処理を開始する。これに伴
い、制御部47が、端末ユーザに対して認証コードXの
入力を促すための画像を表示部45に表示させる。
【0046】ここで、端末ユーザが、広告ポスター10
〜13に掲示された認証コードXをキー操作部46の操
作により入力した場合には(ステップ100)、制御部
47が、この入力された認証コードXを小電力無線部4
2により送信させる(ステップ110)。これにより、
小電力無線部42が認証コードXをアンテナ43から送
信させることになる。
【0047】これに伴い、近距離無線機20では、制御
部24が、携帯電話40から送信された認証コードXを
アンテナ21および小電力無線部22を介して受信する
と(ステップ20A)、この受信した認証コードX(以
下、受信認証コードXという)に基づき、携帯電話40
が広告A〜Cを得るために近距離無線機20自身にアク
セスすることを許可するか否かを判定する(ステップ2
10)。
【0048】具体的には、受信認証コードXがメモリ2
3に記憶された認証コードX(以下、記憶認証コードX
という)と一致するか否かを判定し、受信認証コードX
が記憶認証コードXと一致した場合には、携帯電話40
が広告A〜Cを得るために近距離無線機20自身にアク
セスすることを許可する。
【0049】これに伴い、制御部24が、広告A〜Cの
うち希望の広告を携帯電話40の端末ユーザにより指定
させるために、広告指定信号を小電力無線部22に送信
させる(ステップ220)。これにより、小電力無線部
22が、広告指定信号をアンテナ21から送信させるこ
とになる。なお、広告指定信号には、広告A〜Cを概略
的に説明するためのテキストデータが含まれている。
【0050】次に、携帯電話40では、制御部47が、
近距離無線機20から送信された広告指定信号をアンテ
ナ43および小電力無線部42を通して受信すると(ス
テップ120)、この受信された広告指定信号に基づ
き、広告A〜Cのうち希望の広告を携帯電話40の端末
ユーザにより指定させるための画像を表示部45に表示
させる。
【0051】ここで、端末ユーザが、広告A〜Cのうち
希望の広告の広告番号を操作キー46により入力した場
合には、制御部47が、この入力した広告番号を小電力
無線部42により送信させる(ステップ140)。これ
により、小電力無線部42が広告番号をアンテナ43か
ら送信させることになる。
【0052】次に、近距離無線機20では、制御部24
が、携帯電話40から送信された広告番号をアンテナ2
1および小電力無線部22を介して受信すると(ステッ
プ230)、この受信した広告番号に該当する広告をメ
モリ48を読み取りこの広告を電子データとして小電力
無線部22により送信させる(ステップ240)。これ
により、小電力無線部22がこの広告を電子データとし
てアンテナ21から送信させることになる。
【0053】次に、携帯電話40では、制御部47が、
近距離無線機20から送信された広告をアンテナ43お
よび小電力無線部42を通して受信すると(ステップ1
50)、この受信された広告をこのメモリ49に登録す
るとともに、この広告に基づき、広告を表示部45に表
示させる(ステップ160)。これにより、端末ユーザ
にとって希望する広告を表示部45に表示させることに
なる。
【0054】なお、ステップ210において、受信認証
コードXが記憶認証コードXと不一致であるとき、携帯
電話40が広告A〜Cを得るために近距離無線機20自
身にアクセスすることを禁止する。
【0055】以上説明したように本実施形態によれば、
近距離無線機20において、携帯電話40から送信され
た認証コードXがメモリ23に記憶された認証コードX
と一致する場合には、携帯電話40が広告A〜Cを得る
ために近距離無線機20自身にアクセスすることを許可
する。このことにより、端末ユーザにとって広告A〜C
のいずれかを必要であるときだけ、携帯電話40から認
証コードを送信させることにより、近距離無線機20か
ら広告A〜Cのうち必要な広告を送信させることができ
る。
【0056】なお、上記実施形態では、近距離無線機2
0、30に対応する認証コードを互いに異なるように設
定した例について説明したが、これに限らず、近距離無
線機20の無線エリア20Aと、近距離無線機30の無
線エリア30Aとがオフセットするように配置されるな
らば、互いの認証コードを同一コードに設定してもよ
い。
【0057】具体的には、広告システムを以下のように
構成することができる。すなわち、広告システムは、広
告A〜Cを掲示する広告ポスター10〜12と、広告A
〜Cと異なる広告D〜Fを掲示する広告ポスター13〜
15と、広告A〜Cを携帯電話40に無線送信するため
の無線エリア20Aを生成する近距離無線機20と、広
告D〜Fを携帯電話40に無線送信するための無線エリ
ア30Bを無線エリア20Aとオフセットして生成する
近距離無線機30とを有している。
【0058】これに加えて、広告ポスター10〜12に
は、携帯電話40が広告A〜Cを得るために近距離無線
機20にアクセスするための認証コードが掲示され、広
告ポスター13〜15には、携帯電話40が広告D〜F
を得るために近距離無線機30にアクセスするための認
証コードが掲示されており、さらに、広告ポスター10
〜15にそれぞれ掲載された認証コードが同一コードに
設定されている。
【0059】ここで、近距離無線機20、30の制御部
24は、認証コードを携帯電話40から受信するための
受信機能と、この受信機能によって認証コードが受信さ
れたとき、携帯電話40が広告A〜Fのうち対応する広
告を得るためのアクセスを許可する許可機能とをそれぞ
れ備えている。
【0060】以上のように構成することにより、広告A
〜Fに対して同一の同一広告番号を設定できるので、異
なる広告A〜Fに対して異なる広告番号を設定する場合
に比べて、小さな広告番号を設定できる。従って、広告
ポスタの数が多くても、広告番号として大きな数字を設
定する必要がなく、広告番号を入力するための操作を簡
素化することができる。
【0061】さらに、本発明の実施にあたり、携帯電話
40の制御部47が、近距離無線機20から取得した広
告に、電話番号、メールアドレス、URL(UNIFO
RMRESOURCE Locator)、名前などの
相手先データが含まれている場合には、以下に説明する
メモリダイヤル処理を用いて相手先データを登録させる
ようにしてもよい。この場合、制御部47は、近距離無
線機20から送信される広告を受信した後(ステップ1
00〜160)、図4に示すメモリダイヤル処理を開始
する。
【0062】先ず、端末ユーザに対して、近距離無線機
20からの取得広告をメモリ48に登録するか否かの選
択を促すための画像を表示部45に表示させる。ここ
で、端末ユーザが操作キー46に対して広告登録を選択
するための操作を行うと(ステップ300:YES)、
近距離無線機20からの取得広告とメモリ48に記憶さ
れたデータとを比較して、取得広告がメモリ48に既に
登録済みであるか否かを判定する(ステップ310、3
20)。この取得広告がメモリ48に未登録であること
を判定した場合には、メモリ48に取得広告を登録する
(ステップ330)。また、ステップ320において、
取得広告がメモリ48に登録済みであることを判定した
場合には、取得広告とメモリ48に登録された登録済み
広告とを比較して、双方の差分を調べる(ステップ34
0)。この調べた差分を、メモリ48に登録する(ステ
ップ350)。
【0063】(第2実施形態)上記第1実施形態では、
列車の車両1、2の室内で宣伝広告を行うようにした例
について説明したが、本第2実施形態では、列車が停車
する鉄道駅のプラットホームで宣伝広告を行うようにす
る例について説明する。この場合の広告システムの構成
を図5に示す。
【0064】本第2実施形態の広告システムは、図5に
示すように、広告ポスター16〜24、近距離無線機
(Bluetooh)50〜58、サーバ70および携
帯電話40を有して構成されている。なお、図5に示す
携帯電話40は、図1に示す携帯電話40と同一であ
る。
【0065】広告ポスター16〜24は、広告G〜Oと
1対1に対応付けられており、広告ポスター16〜24
は、広告G〜Oのうち対応する広告をプラットホームで
掲示するために掲示板に貼られている。
【0066】ここで、広告G〜Iは、広告番号7〜9と
1対1で対応付けられて、広告番号7〜9が広告ポスタ
ー16〜18にそれぞれ掲示されている。広告J〜L
は、広告番号7〜9と1対1で対応付けられて、広告番
号7〜9が広告ポスター19〜21にそれぞれ掲示され
ている。また、広告M〜Oは、広告番号7〜9と1対1
で対応付けられて、広告番号7〜9が広告ポスター22
〜24にそれぞれ掲示されている。
【0067】近距離無線機50〜58は、広告ポスター
16〜24と1対1で対応して設定されている。そし
て、近距離無線機50〜58は、プラットホームにおい
て、広告G〜Oのうち対応する広告を電子データで携帯
電話40に送信するために、無線エリア50A〜58A
(図5には無線エリア50A、53A、56Aだけを図
示する)を生成する。無線エリア50A〜58Aは、そ
れぞれ、対応する広告ポスターの位置を含むように配置
されている。
【0068】ここで、近距離無線機50〜58において
同一広告番号の広告を送信する近距離無線機50、5
3、56は、それぞれの無線エリア50A、53A、5
6Aをオフセットして生成する。同様に、近距離無線機
51、54、57も、各無線エリアをオフセットして生
成し、近距離無線機52、53、58も、各無線エリア
をオフセットして生成している。
【0069】サーバ70は、近距離無線機50〜58と
ともに、クライアントサーバシステムを構成するもの
で、テキスト情報、静止画像、動画などの、広告G〜O
を表示するための電子データを記憶する。
【0070】次に、近距離無線機50〜58の電気回路
構成について、図5に基づき説明する。なお、近距離無
線機50〜58は、送信する広告以外の役割が実質的に
同様であるため、近距離無線機50だけ説明して、近距
離無線機51〜58の説明は省略する。
【0071】近距離無線機50は、アンテナ21、小電
力無線部22、メモリ23、通信部25、および、制御
部24から構成されている。小電力無線部22は、広告
Gを電子データとしてアンテナ21から送信させる。
【0072】メモリ23は、フラッシュメモリ、SDR
AMなどから構成されて、制御部24による処理に伴う
データを記憶する。さらに、メモリ23は、コンピュー
タプラグラムとともに、広告Gに対応する広告番号7、
および、認証コードを記憶する。この認証コードは、携
帯電話40が広告Gを得るために近距離無線機50にア
クセスするためのコードである。制御部24は、マイク
ロコンピュータなどから構成されて、広告Gを送信させ
るための広告送信処理を行う。通信部25は、サーバ7
0との間で通信して広告Gをサーバ70から取得する。
【0073】次に、本実施形態の作動として、携帯電話
40が近距離無線機50から広告を取得する例につい
て、図3を用いて説明する。図3(a)は、携帯電話4
0の制御部47による広告取得処理を示すフローチャー
ト、図3(b)は、近距離無線機50の制御部24によ
る広告送信処理とを示すフローチャートである。
【0074】先ず、端末ユーザが、鉄道駅のプラットホ
ームで、広告ポスター16に近寄ると、近距離無線機5
0の無線エリア50A内に入ることになる。さらに、端
末ユーザがキー操作部46に対して広告取得処理(専用
アプリケーション)の開始操作を行うと、携帯電話40
では、制御部47が、広告取得処理を開始する。これに
伴い、制御部47が、メモリ48に記憶された認証コー
ドを小電力無線部42により送信させる(ステップ11
0A)。これにより、小電力無線部42が認証コードを
アンテナ41から送信させることになる。
【0075】ここで、近距離無線機50では、制御部2
4が、携帯電話40から送信された認証コードをアンテ
ナ21および小電力無線部22を介して受信すると(ス
テップ250)、携帯電話40が広告Gを得るために近
距離無線機50自身にアクセスすることを許可する(ス
テップ260)。これに伴い、このアクセスを許可した
旨を携帯電話40に伝えるために、小電力無線部22に
より許可返信信号を送信させる(ステップ270)。こ
れにより、小電力無線部22が許可返信信号をアンテナ
21から送信させることになる。
【0076】次に、携帯電話40では、制御部47が、
近距離無線機20から送信された許可返信信号をアンテ
ナ43および小電力無線部42を通して受信すると(ス
テップ111)、広告Gを得るためのアクセスが許可さ
れた旨を端末ユーザに伝えるための画像を表示部45に
表示させる。これに加えて、広告番号の入力を端末ユー
ザに促すための画像を表示部45に表示させる。
【0077】ここで、端末ユーザが、広告ポスター50
に掲示された広告番号をキー操作部46の操作によって
入力した場合には、制御部47が、この入力された広告
番号を小電力無線部42により送信させる(ステップ1
70、180)。このことにより、小電力無線部42が
当該広告番号をアンテナ43から送信させることにな
る。
【0078】次に、近距離無線機20では、制御部24
が、携帯電話40から送信された広告番号をアンテナ2
1および小電力無線部22を介して受信すると(ステッ
プ280)、この受信した広告番号が、メモリ23に記
憶された広告番号7と一致するか否かを判定する。この
受信した広告番号が、メモリ23に記憶された広告番号
7に一致するとき、広告番号7に対応する広告Gを通信
部25によりサーバ70から取得させる。
【0079】ここで、通信部25が、広告Gをサーバ7
0から取得すると、この広告Gを小電力無線部22によ
り送信させる(ステップ240)。これにより、小電力
無線部22がこの広告Gをアンテナ21から送信させる
ことになる。
【0080】次に、携帯電話40では、制御部47が、
近距離無線機20から送信された広告Gをアンテナ43
および小電力無線部42を通して受信すると(ステップ
150)、この受信された広告Gをこのメモリ49に登
録するとともに、この広告Gとして、テキスト情報、静
止画像、動画などを表示部45に表示させる(ステップ
160)。これにより、端末ユーザにとって希望する広
告を表示部45に表示させることになる。
【0081】以上説明したように本実施形態によれば、
近距離無線機50〜58では、それぞれメモリに記憶さ
れた広告番号に一致する広告番号を携帯電話40から受
信したときだけ、この広告番号に該当する広告を携帯電
話40に送信させることができる。従って、広告番号を
携帯電話40から送信させることにより、端末ユーザに
とって必要な広告を近距離無線機50〜58から送信さ
せることができる。
【0082】ここで、図5に示す近距離無線機50、5
3、56は、それぞれ異なる広告G、J、Mを送信する
ものの、広告G、J、Mには、同一の同一広告番号が設
定されている。これに伴い、近距離無線機50、53、
56により生成される無線エリア50A、53A、56
Aは、それぞれオフセットして配置されている。従っ
て、混信することなく、希望する広告を正確に近距離無
線機50、53、56から送信させることができる。
【0083】また、異なる広告G、J、Mに対して同一
の同一広告番号を設定できるので、異なる広告G、J、
Mに対して異なる広告番号を設定する場合に比べて、小
さな広告番号を設定できる。従って、広告ポスタの数が
多くても、広告番号として大きな数字を設定する必要が
なく、広告番号を入力するための操作を簡素化すること
ができる。
【0084】なお、本発明の実施にあたり、図8に示す
ように、第1実施形態と第2実施形態とを組み合わせて
実施するようにしてもよい。
【0085】ここで、第1実施形態の近距離無線機2
0、30に対して広告を取得するには、認証番号および
広告番号を必要とする。また、第2実施形態の近距離無
線機50〜58に対して広告を取得するために広告番号
を必要とする。そこで、第1実施形態において認証番号
及び広告番号を組み合わせたコード(認証番号+広告番
号)と、第2実施形態の広告番号とが異なるように設定
すれば、車両1、2がプラットホームに停車して近距離
無線機20、30の無線エリア20A、30Aと近距離
無線機50〜58の無線エリア50A〜58Aとが重な
っている場合でも、混信することなく、希望する広告を
正確に近距離無線機20、30、50〜58から取得で
きる。
【0086】なお、上記各実施形態では、広告掲示手段
として広告ポスターを適用した例について説明したが、
これに限らず、広告を掲示するものであるならば、広告
の画像を表示する表示ディスプレイを用いてもよい。ま
た、広告掲示手段の設置場所としては、電車の車室内、
若しくは、鉄道駅のプラットホームに限らず、建物の外
壁など、各種の場所に設置してもよい。さらに、広告と
しては、テキスト情報、静止画像、動画など表示による
ものに限らず、音声出力による広告を用いてもよい。
【0087】また、上記各実施形態では、広告を無線端
末(携帯電話40)に無線送信するための無線機とし
て、ブルートゥース技術を用いた近距離無線機を用いた
例について説明したが、これに限らず、広告を携帯電話
40に無線送信するためのものであるならば、赤外線、
超音波をなどを媒体とする各種の無線技術を用いた無線
機を適用してもよい。
【0088】さらに、上記各実施形態では、無線通信で
きる無線端末として携帯電話40を適用した例について
説明したが、これに限らず、無線通信できる端末である
ならば、PHS、トランシーバ、PDAなどの各種の端
末を用いてもよい。
【0089】以下、上記各実施形態と特許請求項の範囲
の構成との対応関係について説明すると、広告ポスタ1
0〜24が広告掲示手段に相当し、携帯電話40が無線
端末に相当し、近距離無線機20、30、50〜58が
無線機に相当し、メモリ23が記憶手段に相当し、ステ
ップ200が受信手段に相当し、ステップ210が許可
手段に相当し、ステップ220が送信手段に相当し、広
告指定信号が指定信号に相当し、ステップ230が指定
受信手段に相当し、ステップ240が広告送信手段に相
当し、ステップ110がコード送信手段に相当し、ステ
ップ210が許可手段に相当し、ステップ280がコー
ド受信手段に相当し、ステップ290が広告送信手段に
相当し、ステップ180がコード送信手段に相当する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の広告システムの第1実施形態を示す図
である。
【図2】図1に示す近距離無線機と携帯電話との構成を
示す図である。
【図3】図1に示す近距離無線機と携帯電話との作動を
示すフローチャートである。
【図4】図1に示す携帯電話との作動を示すフローチャ
ートである。
【図5】本発明の広告システムの第2実施形態を示す図
である。
【図6】図5に示す近距離無線機と携帯電話との構成を
示す図である。
【図7】図5に示す携帯電話との作動を示すフローチャ
ートである。
【図8】広告システムの変形例を示す図である。
【符号の説明】
20…近距離無線機、23…メモリ、40…携帯電話、
A〜C…広告、X…認証コード。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 7/26 H04B 7/26 M

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 広告と認証コードとを掲示する広告掲示
    手段(10〜15)と、 前記掲載された広告を電子データとして無線端末(4
    0)に無線送信する無線機(20、30)とを有する広
    告装置であって、 前記無線機は、 前記認証コードを前記無線端末から無線受信する受信手
    段(200)と、 前記受信手段によって前記認証コードが無線受信された
    とき、前記無線端末が広告を得るためのアクセスを許可
    する許可手段(210)と、 前記許可手段の許可に応じて、前記掲載された広告を電
    子データとして前記無線端末に無線送信する広告送信手
    段(220〜240)と、 を有することを特徴とする広告装置。
  2. 【請求項2】 前記無線機は、 前記広告を複数種記憶する記憶手段(23)を備えてお
    り、 前記広告送信手段は、 前記記憶された複数種の広告のうち希望の広告を前記無
    線端末により指定させるために送信信号を無線送信する
    送信手段(220)と、 前記希望の広告を指定するための指定信号を前記無線端
    末から無線受信する指定受信手段(230)と有し、 前記許可手段によって前記アクセスが許可され、かつ、
    前記指定受信手段によって前記指定信号が無線受信され
    たとき、この受信された指定信号に該当する広告を無線
    送信することにより、前記掲載された広告を電子データ
    として前記無線端末に無線送信することを特徴とする請
    求項1に記載の広告装置。
  3. 【請求項3】 広告と認証コードとを掲示する広告掲示
    手段(10〜15)と、前記無線端末(40)と、前記
    掲載された広告を電子データとして前記無線端末に無線
    送信する無線機(20、30)とを有する広告システム
    であって、 前記無線端末は、前記認証コードを送信するためのコー
    ド送信手段(110)を有し、 前記無線機は、 前記コード送信手段により送信された認証コードを無線
    受信する受信手段(200)と、 前記受信手段によって前記認証コードが無線受信された
    とき、前記無線端末が広告を得るためのアクセスを許可
    する許可手段(210)と、 前記許可手段の許可に応じて、前記掲載された広告を電
    子データとして前記無線端末に無線送信する広告送信手
    段(220〜240)と、 を有することを特徴とする広告システム。
  4. 【請求項4】 広告掲示手段(10〜15)により掲示
    された広告を電子データとして無線端末(40)に無線
    送信するための無線機であって、 前記広告掲示手段には、認証コードが掲示されており、 前記認証コードを前記無線端末から無線受信する受信手
    段(200)と、 前記受信手段によって前記認証コードが無線受信された
    とき、前記無線端末が広告を得るためのアクセスを許可
    する許可手段(210)と、 前記許可手段の許可に応じて、前記掲載された広告を電
    子データとして前記無線端末に無線送信する広告送信手
    段(220〜240)と、を有することを特徴とする無
    線機。
  5. 【請求項5】 広告とこの広告を識別するための識別コ
    ードとを掲示する広告掲示手段(16〜24)と、 前記広告を電子データとして無線端末(40)に無線送
    信するための無線機(50〜58)とを有する広告装置
    であって、 前記無線機は、 前記識別コードを前記無線端末から無線受信するコード
    受信手段(280)と、 前記コード受信手段により前記識別コードが無線受信さ
    れたとき、前記広告を無線送信する広告送信手段(29
    0)と、を有することを特徴とする広告装置。
  6. 【請求項6】 広告と、この広告を識別するための識別
    コードとを掲示する広告掲示手段(16〜24)と、前
    記広告を電子データとして無線端末(40)に無線送信
    するための無線機(50〜58)とを有する広告システ
    ムであって、 前記無線端末は、前記識別コードを無線送信するための
    コード送信手段(180)を有し、 前記無線機は、 前記コード送信手段により送信された識別コードを無線
    受信するコード受信手段(280)と、 前記コード受信手段により前記識別コードが無線受信さ
    れたとき、前記広告を送信する広告送信手段(290)
    と、を有することを特徴とする広告システム。
  7. 【請求項7】 広告掲示手段(50〜58)により掲示
    された広告を電子データとして無線端末(40)に無線
    送信するための無線機であって、 前記広告掲示手段には、前記広告を識別するための識別
    コードが掲示されており、 前記識別コードを前記無線端末から無線受信するコード
    受信手段(280)と、 前記コード受信手段により前記識別コードが無線受信さ
    れたとき、前記広告を無線送信する広告送信手段(29
    0)と、を有することを特徴とする無線機。
  8. 【請求項8】 第1の広告と第1の認証コードとを掲示
    する第1の広告掲示手段と、前記第1の広告と異なる第
    2の広告を掲示するとともに、前記第1の認証コードと
    異なる第2の認証コードを掲示する第2の広告掲示手段
    (10〜15)と、 前記第1の広告を電子データとして無線端末(40)に
    無線送信するための第1の無線エリアを生成する第1の
    無線機(20)と、前記第2の広告を電子データとして
    前記無線端末に無線送信するための第2の無線エリアを
    前記第1の無線エリアとオバーラップして生成する第2
    の無線機(30)とを有し、 前記第1及び第2の無線機は、 前記第1及び第2の認証コードのうち対応する認証コー
    ドを前記無線端末から無線受信するための受信手段(2
    00)と、 前記受信手段によって前記対応する認証コードが無線受
    信されたとき、前記無線端末が前記第1及び第2の広告
    のうち対応する広告を得るためのアクセスを許可する許
    可手段(210)と、 前記許可手段の許可に応じて、前記第1及び第2の広告
    のうち対応する広告を電子データとして前記無線端末に
    無線送信する広告送信手段(220〜240)と、をそ
    れぞれ有することを特徴とする広告システム。
  9. 【請求項9】 互いに異なる第1及び第2の広告を掲示
    する第1及び第2の広告掲示手段(50〜58)と、 前記第1の広告を電子データとして無線端末(40)に
    無線送信するための第1の無線エリア(50A〜58
    A)を生成する第1の無線機(50〜58)と、 前記第2の広告を電子データとして前記無線端末に無線
    送信するための第2の無線エリア(50A〜58A)を
    前記第1の無線エリアとオバーラップして生成する第2
    の無線機(50〜58)とを有し、 前記第1及び第2の広告掲示手段のそれぞれには、前記
    第1及び第2の広告を個々に識別するために、互いに異
    なる第1及び第2の識別コードが掲示されており、 前記第1及び第2の無線機は、 前記第1及び第2の識別コードのうち対応する識別コー
    ドを無線受信するコード受信手段(280)と、 前記コード受信手段により前記対応する識別コードが無
    線受信されたとき、前記第1及び第2の広告のうち対応
    する広告を無線送信する広告送信手段(290)と、を
    それぞれ有することを特徴とする広告システム。
  10. 【請求項10】 互いに異なる第1及び第2の広告をそ
    れぞれ掲示する第1及び第2の広告掲示手段(10〜1
    5)と、 前記第1の広告を電子データとして無線端末(40)に
    無線送信するための第1の無線エリアを生成する第1の
    無線機(20)と、 前記第2の広告を電子データとして前記無線端末に無線
    送信するための第2の無線エリアを前記第1の無線エリ
    アとオフセットして生成する第2の無線機(30)とを
    有し、 前記第1及び第2の広告掲示手段には、同一コードに設
    定された認証コードが掲示されており、 前記第1及び第2の無線機は、 前記認証コードを前記無線端末から受信するための受信
    手段(200)と、 前記受信手段によって前記認証コードが受信されたと
    き、前記無線端末が前記第1及び第2の広告のうち対応
    する広告を得るためのアクセスを許可する許可手段(2
    10)と、 前記許可手段の許可に応じて、前記第1及び第2の広告
    のうち対応する広告を電子データとして前記無線端末に
    無線送信する広告送信手段(220〜240)と、をそ
    れぞれ有することを特徴とする広告システム。
  11. 【請求項11】 互いに異なる第1及び第2の広告を掲
    示する第1及び第2の広告掲示手段(50〜58)と、 前記第1の広告を電子データとして無線端末(40)に
    無線送信するための第1の無線エリア(50A〜58
    A)を生成する第1の無線機(50〜58)と、 前記第2の広告を電子データとして前記無線端末に無線
    送信するための第2の無線エリア(50A〜58A)を
    前記第1の無線エリアとオフセットして生成する第2の
    無線機(50〜58)とを有し、 前記第1及び第2の広告を識別するための識別コードが
    同一コードに設定されて、さらに、前記識別コードが前
    記第1及び第2の広告掲示手段のそれぞれに掲示されて
    おり、 前記第1及び第2の無線機は、 前記識別コードを受信するコード受信手段(280)
    と、 前記コード受信手段により前記識別コードが受信された
    とき、前記第1及び第2の広告のうち対応する広告を送
    信する広告送信手段(290)と、をそれぞれ有するこ
    とを特徴とする広告システム。
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