JP2003256568A - 姿勢診断方法、姿勢診断システム、そのサーバ - Google Patents

姿勢診断方法、姿勢診断システム、そのサーバ

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JP2003256568A
JP2003256568A JP2002054704A JP2002054704A JP2003256568A JP 2003256568 A JP2003256568 A JP 2003256568A JP 2002054704 A JP2002054704 A JP 2002054704A JP 2002054704 A JP2002054704 A JP 2002054704A JP 2003256568 A JP2003256568 A JP 2003256568A
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JP
Japan
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posture
diagnosis
customer
data
parameter
Prior art date
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JP2002054704A
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English (en)
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Masaaki Terano
真明 寺野
Tetsuya Tachibana
哲也 橘
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】姿勢データから各種の診断結果を取得するにあ
たり、設備費用を従来よりも低減する。 【解決手段】顧客の保有する端末2は人体の姿勢に関連
する諸量を計測する姿勢計測手段21を備える。端末2
はネットワークを介してサーバ1に接続され、サーバ1
に設けた変換手段12では、姿勢データをあらかじめ規
定した姿勢パラメータに変換する。サーバ1の診断手段
10では、姿勢パラメータを用いて複数種類の内容につ
いて診断結果を求めることが可能であって、顧客からの
要求に応じた診断結果を求めて端末2に返送する。ま
た、姿勢パラメータは人体模式図に適用され、姿勢のゆ
がみが視覚化された形で端末2に提示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人体の姿勢に関連
する諸量を姿勢データとして計測し、姿勢データから得
られる姿勢のゆがみを診断する姿勢診断方法、姿勢診断
システム、そのサーバに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、人体の姿勢のゆがみは各種の疾
患にもつながると考えられている。すなわち、姿勢にゆ
がみがあると、骨格、筋肉、内臓などに継続的なストレ
スが生じ、神経系統やホルモン分泌などに異常が生じて
各種の疾患が生じる可能性がある。たとえば、右下がり
肩は、右骨盤が左骨盤よりも上がり、背骨が左に湾曲し
ている状態であって、以下のような疾患に関連すると考
えられている。すなわち、呼吸器系疾患(風邪、喘息、
気管支炎、慢性鼻炎、アレルギー性鼻炎、蓄膿症)、循
環器系疾患(動悸、息切れ、狭心症、心筋梗塞、結滞
脈)、整形外科系疾患(右椎間板ヘルニア、右仙腸関節
ねんざ、右変形脊椎症、右脊椎分離症、右スベリ症、右
ギックリ腰、右変形性膝関節症、右股関節症、右頚腕症
候群)、アトピー性皮膚炎などの疾患の傾向があると、
右下がり肩になると考えられている。また、左下がり肩
は以下のような疾患に関連すると考えられている。すな
わち、消化器系疾患(慢性胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰
瘍、下痢、便秘)、婦人科系疾患(生理痛、生理不
順)、整形外科系疾患(左椎間板ヘルニア、左仙腸関節
ねんざ、左変形脊椎症、左脊椎分離症、左スベリ症、左
ギックリ腰、左変形性膝関節症、左股関節症、左頚腕症
候群)、膀胱炎、頻尿、口内炎、痔疾などの疾患の傾向
があると、左下がり肩になると考えられている。また、
人体の姿勢にゆがみがあると、いわゆるスタイルが悪く
なり審美的評価が低下する。
【0003】そこで、人体の姿勢のゆがみを計測する技
術が目的に応じて各種提案されており、たとえば特開2
001−293058には、施療院において筋系帯療法
と称する療法の矯正手技を行うにあたり、あらかじめ規
定された圧痛点の位置を施療者が患者に触れることによ
って探し、圧痛点の位置関係によって患者の骨格の湾曲
を測定する技術が記載されている。つまり、骨格の湾曲
を測定することによって矯正手技の施術方法を決めてい
る。また、この公報には患者の運動検査を行った結果や
患者の形態の写真も合わせて用いることにより、矯正手
技の施術方法を決定することが記載されている。さら
に、施術方法の決定にあたっては、施療院においてデー
タベースから検索する技術、施療院から本部に転送され
るデータを用いて本部において検討して施療院に指示を
与える技術が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、人体の姿勢
のゆがみは各種目的に応じて計測される。たとえば、理
想姿勢に対する姿勢のゆがみの程度の計測が目的になる
場合、姿勢から判断できる健康状態の判断が目的になる
場合、着衣の寸法取りなどのために姿勢の審美的評価を
目的とする場合、上述のように施療方法を決定するため
の参考に姿勢を計測する場合など、各種の目的に応じて
姿勢が計測される。このように、姿勢の計測には各種の
目的があるから、人体の姿勢に関連して計測される姿勢
データには種々の計測量があり、また姿勢データに基づ
く診断にも種々の内容がある。
【0005】すなわち、計測量や診断内容が異なれば姿
勢データに対する処理方法が異なることになるから、姿
勢データの計測と姿勢データからの診断とを1台の装置
で行うとすれば、処理方法別に装置が必要になるか、あ
るいは処理方法別のプログラムが必要になり、姿勢デー
タを利用した各種の判断結果を得るには、設備費用とし
て大きな費用がかかるという問題がある。
【0006】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、姿勢データから各種の診断結果を取
得するにあたって、設備費用を従来よりも低減すること
ができる姿勢診断方法、姿勢診断システム、そのサーバ
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、顧客
において人体の姿勢に関連する諸量を姿勢データとして
計測し、ネットワークを介して顧客の計測した姿勢デー
タを取得するサービス提供者において姿勢データに基づ
いて診断可能な複数種類の内容のうち顧客の要求する内
容について診断結果を求め、サービス提供者において求
めた診断結果を顧客に返送することを特徴とする。この
方法では、顧客において計測した姿勢データをサービス
提供者にネットワークを介して転送し、サービス提供者
において求めた診断結果を顧客に返送するので、姿勢デ
ータに対する診断結果を得ようとする顧客は、姿勢デー
タを計測するための設備を保有するだけで診断用の装置
やプログラムを必要とせず、顧客において姿勢データを
利用するために導入する設備費用を低減することができ
る。しかも、サービス提供者は診断可能な複数種類の内
容から顧客の要求する内容について診断結果を求めるか
ら、顧客が姿勢データを種々の目的で利用する場合で
も、顧客は診断結果を得るのに必要な姿勢データを計測
する設備のみを導入すればよく、比較的低コストで姿勢
データの利用を図ることができる。たとえば、多数の支
部を有するスポーツジムにおいて、理想姿勢に対する姿
勢のゆがみの程度を判定してトレーニングの内容を計画
するために姿勢データを利用するとともに、審美的評価
によって姿勢の矯正を動機付けるために姿勢データを利
用する場合を想定すると、各支部においてそれぞれ2種
類ずつの診断結果を求める装置が必要になるから、膨大
な設備費用を要することになるが、上記方法では各支部
には姿勢データを計測する装置のみを導入すればよいか
ら、設備費用を大幅に低減することが可能になる。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、サービス提供者において前記姿勢データをあらかじ
め規定されている姿勢パラメータに変換し、姿勢パラメ
ータを診断に用いることを特徴とする。この方法によれ
ば、各種の測定技術で計測された姿勢データを規定の姿
勢パラメータに変換することによって姿勢データを標準
化したことになり、結果的に姿勢パラメータを用いて診
断を行えばよいから姿勢データを用いて診断する場合に
比較すると診断処理が簡略化されることになり、しかも
再現性の高い診断結果を得ることが可能になる。
【0009】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、前記姿勢パラメータは人体模式図に関する特徴量と
して規定され、前記姿勢パラメータを適用した人体模式
図が前記診断結果とともに顧客に返送されることを特徴
とする。この方法によれば、姿勢パラメータが人体模式
図に対応付けられ、人体模式図によって姿勢のゆがみが
視覚化された形で提示されるから、数値や表のような形
式で姿勢のゆがみを示す場合に比較して姿勢の被計測者
に姿勢のゆがみを意識させやすくなる。
【0010】請求項4の発明は、請求項3の発明におい
て、前記姿勢パラメータと前記姿勢パラメータを適用し
た人体模式図とを顧客の要求する内容の診断を行う専門
知識提供者に転送し、専門知識提供者による診断結果を
顧客に返送することを特徴とする。この方法によれば、
姿勢パラメータと姿勢パラメータを適用した人体模式図
とを専門知識提供者に転送することによって、サービス
提供者での診断だけではなく専門知識提供者によるより
高度な診断を付加することができる。とくに、医療行為
につながるような診断結果を得る場合には、現状の法制
下においては医療の専門知識提供者による診断が必要で
あるから、この機能が有効になる。
【0011】請求項5の発明は、請求項1ないし請求項
4の発明において、前記姿勢データに基づいて診断可能
な内容が、姿勢データの被計測者について、理想姿勢に
対する姿勢のゆがみと、姿勢から判断できる健康状態
と、姿勢に関する審美的評価とから選択されることを特
徴とする。この方法によれば、とくに需要が多いと考え
られる3種類の内容について診断を可能とすることによ
り利用率が高くなる。
【0012】請求項6の発明は、人体の姿勢に関連する
諸量を姿勢データとして計測する姿勢計測手段を備える
端末と、端末とはネットワークを介して接続されたサー
バとを備え、サーバは、姿勢データに基づいて診断可能
な複数種類の内容のうち顧客の要求する内容について診
断結果を求める診断手段と、診断手段により求めた診断
結果をネットワークを通して顧客に返送する出力手段と
を備えることを特徴とする。この構成によれば、顧客に
おいて計測した姿勢データをサーバにネットワークを介
して転送し、サーバにおいて求めた診断結果を顧客に返
送するので、姿勢データに対する診断結果を得ようとす
る顧客は、姿勢データを計測するための設備を保有する
だけで診断用の装置やプログラムを必要とせず、顧客に
おいて姿勢データを利用するために導入する設備費用を
低減することができる。しかも、サーバは診断可能な複
数種類の内容から顧客の要求する内容について診断結果
を求めるから、顧客が姿勢データを種々の目的で利用す
る場合でも、顧客は診断結果を得るのに必要な姿勢デー
タを計測する設備のみを導入すればよく、比較的低コス
トで姿勢データの利用を図ることができる。
【0013】請求項7の発明は、請求項6の発明におい
て、前記サーバが、前記姿勢データをあらかじめ規定さ
れている姿勢パラメータに変換する変換手段を備え、前
記診断手段では姿勢パラメータを診断に用いることを特
徴とする。この構成によれば、各種の測定技術で計測さ
れた姿勢データを規定の姿勢パラメータに変換すること
によって姿勢データを標準化したことになり、結果的に
姿勢パラメータを用いて診断を行えばよいから姿勢デー
タを用いて診断する場合に比較すると診断処理が簡略化
されることになり、しかも再現性の高い診断結果を得る
ことが可能になる。
【0014】請求項8の発明は、請求項7の発明におい
て、前記姿勢パラメータは人体模式図に関する特徴量と
して規定され、前記出力手段では前記姿勢パラメータを
適用した人体模式図を前記診断結果とともに顧客に返送
することを特徴とする。この構成によれば、姿勢パラメ
ータが人体模式図に対応付けられ、人体模式図によって
姿勢のゆがみが視覚化された形で提示されるから、数値
や表のような形式で姿勢のゆがみを示す場合に比較して
姿勢の被計測者に姿勢のゆがみを意識させやすくなる。
【0015】請求項9の発明は、請求項8の発明におい
て、前記姿勢パラメータと前記姿勢パラメータを適用し
た人体模式図とから顧客の要求する内容の診断を行う専
門知識提供者が前記ネットワーク上に接続され、前記サ
ーバから姿勢パラメータと人体模式図とを専門知識提供
者に転送し、専門知識提供者による診断結果が前記ネッ
トワークを介して顧客に返送されることを特徴とする。
この構成によれば、姿勢パラメータと姿勢パラメータを
適用した人体模式図とを専門知識提供者に転送すること
によって、サービス提供者での診断だけではなく専門知
識提供者によるより高度な診断を付加することができ
る。
【0016】請求項10の発明は、請求項6ないし請求
項9の発明において、前記姿勢データに基づいて診断可
能な内容が、姿勢データの被計測者について、理想姿勢
に対する姿勢のゆがみと、姿勢から判断できる健康状態
と、姿勢に関する審美的評価とから選択されることを特
徴とする。この構成によれば、とくに需要が多いと考え
られる3種類の内容について診断を可能とすることによ
りサーバの利用率を高めることができる。
【0017】請求項11の発明は、人体の姿勢に関連す
る諸量を姿勢データとして計測する姿勢計測手段を備え
る端末とネットワークを介して接続されたサーバであっ
て、姿勢データに基づいて診断可能な複数種類の内容の
うち顧客の要求する内容について診断結果を求める診断
手段と、診断手段により求めた診断結果をネットワーク
を通して顧客に返送する出力手段とを備えることを特徴
とする。この構成によれば、顧客において計測した姿勢
データをサーバにネットワークを介して転送し、サーバ
において求めた診断結果を顧客に返送するので、姿勢デ
ータに対する診断結果を得ようとする顧客は、姿勢デー
タを計測するための設備を保有するだけで診断用の装置
やプログラムを必要とせず、顧客において姿勢データを
利用するために導入する設備費用を低減することができ
る。しかも、サーバは診断可能な複数種類の内容から顧
客の要求する内容について診断結果を求めるから、顧客
が姿勢データを種々の目的で利用する場合でも、顧客は
診断結果を得るのに必要な姿勢データを計測する設備の
みを導入すればよく、比較的低コストで姿勢データの利
用を図ることができる。
【0018】請求項12の発明は、請求項11の発明に
おいて、前記姿勢データをあらかじめ規定されている姿
勢パラメータに変換する変換手段を備え、前記診断手段
では姿勢パラメータを診断に用いることを特徴とする。
この構成によれば、各種の測定技術で計測された姿勢デ
ータを規定の姿勢パラメータに変換することによって姿
勢データを標準化したことになり、結果的に姿勢パラメ
ータを用いて診断を行えばよいから姿勢データを用いて
診断する場合に比較すると診断処理が簡略化されること
になり、しかも再現性の高い診断結果を得ることが可能
になる。
【0019】請求項13の発明は、請求項12の発明に
おいて、前記姿勢パラメータは人体模式図に関する特徴
量として規定され、前記出力手段では前記姿勢パラメー
タを適用した人体模式図を前記診断結果とともに顧客に
返送することを特徴とする。この構成によれば、姿勢パ
ラメータが人体模式図に対応付けられ、人体模式図によ
って姿勢のゆがみが視覚化された形で提示されるから、
数値や表のような形式で姿勢のゆがみを示す場合に比較
して姿勢の被計測者に姿勢のゆがみを意識させやすくな
る。
【0020】請求項14の発明は、請求項13の発明に
おいて、前記姿勢パラメータと前記姿勢パラメータを適
用した人体模式図とから顧客の要求する内容の診断を行
う専門知識提供者が前記ネットワーク上に接続され、前
記出力手段が姿勢パラメータと人体模式図とを専門知識
提供者に転送し、専門知識提供者による診断結果を前記
ネットワークを介して顧客に返送させることを特徴とす
る。この構成によれば、姿勢パラメータと姿勢パラメー
タを適用した人体模式図とを専門知識提供者に転送する
ことによって、サービス提供者での診断だけではなく専
門知識提供者によるより高度な診断を付加することがで
きる。
【0021】請求項15の発明は、請求項11ないし請
求項14の発明において、前記姿勢データに基づいて診
断可能な内容が、姿勢データの被計測者について、理想
姿勢に対する姿勢のゆがみと、姿勢から判断できる健康
状態と、姿勢に関する審美的評価とから選択されること
を特徴とする。この構成によれば、とくに需要が多いと
考えられる3種類の内容について診断を可能とすること
によりサーバの利用率を高めることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】本実施形態では、図2に示すよう
に、サービス供給者としてのサーバ1がイントラネット
NT1を構築しており、このイントラネットNT1はイ
ンタネットNT2に接続される。インタネットNT2に
は顧客の保有する端末2が、直接または顧客の構築した
ローカルエリアネットワークNT3を介して接続され
る。さらに、イントラネットNT1には、各種の専門知
識を提供する専門知識供給者の端末3により構築される
イントラネットNT4も接続される。図2に示す構成は
一例であって、サーバ1と端末2,3との間でデータの
伝送が可能な形態であれば接続形態はどのようなもので
もよい。顧客は一般家庭のほか、スポーツジム、学校、
会社などを想定している。また、専門知識供給者は姿勢
に関連した専門知識を持ち、たとえば姿勢に応じた健康
状態についての診断が可能な医者や、姿勢に応じた服装
についての助言が可能なスタイリストなどの人的資源を
意味する。
【0023】端末2は、図1に示すように、人体の姿勢
に関連する諸量を姿勢データとして計測する姿勢計測手
段21を備える。この種の姿勢計測手段21には各種技
術が知られている。一例を示すと、体重、身長、体脂肪
率を計測する基本特徴量計測技術、正中線背面の凹凸を
計測したり背面の3次元形状を計測したりする背面形状
計測技術、人体の4方向の画像や人体に取り付けたマー
カ(指標)の位置を計測する骨格特徴点座標技術、裃型
の計測具のような補助具を用いる計測技術、重心位置や
重心揺動を計測するバランス計測技術、画像内でのマー
カ(指標)の移動を監視する動態特徴計測技術、足裏に
作用する圧力を計測する足圧分布性状計測技術、人体の
3次元計測を行う人体3次元形状計測、関節の可動域を
計測する柔軟性計測技術などが知られている。これらの
技術のうち目的に応じて適宜の技術を姿勢計測手段21
として採用することにより、被計測者の姿勢に関連した
姿勢データを計測することができる。
【0024】端末2には姿勢計測手段21に加えて、姿
勢データをサーバ1に転送するとともにサーバ1からの
データを受信するための通信手段22が設けられる。ま
た、サーバ1に転送する姿勢データに被計測者の氏名な
どの個人情報を付加することができるように、キーボー
ドのような入力手段23が設けられている。さらに、通
信手段22を通してサーバ1ないし端末3から受信した
内容を画面に提示するか印刷する情報提示手段24を備
える。
【0025】端末2とインタネットNT2を介して接続
されるサーバ1は、端末2との間で双方向に通信可能な
通信手段11を備える。上述したように姿勢計測手段2
1には各種技術が提案されているから、計測された姿勢
データについても各種の測定値があり、サーバ1におい
て各種の姿勢データを一律に扱うことができない。そこ
で、本実施形態ではサーバ1において取り扱うデータを
標準化するために、各種の姿勢データを、あらかじめ規
定した姿勢パラメータに変換する変換手段12を設けて
いる。変換手段12では各種の姿勢データを姿勢パラメ
ータに変換するために、あらかじめ姿勢データと姿勢パ
ラメータとを対応付けたデータを格納している姿勢パラ
メータデータベースDB1を参照する。姿勢パラメータ
は、たとえば、図3に丸付き数字で示す各部位につい
て、ゆがみの程度を数値化したものである。図示例にお
ける各部位(1〜8)は、頭のゆがみ、肩のゆがみ、腰
のゆがみ、膝のゆがみ、足首のゆがみ、骨盤傾斜角、正
面ゆがみ、側面ゆがみをそれぞれ示している。これらの
8個の姿勢パラメータのうち正面ゆがみ、側面ゆがみは
長さ(単位はcm)で表され、残りの姿勢パラメータは
角度(単位は度)で表される。姿勢パラメータデータベ
ースDB1では、各種の姿勢計測手段21により得られ
る姿勢データを、それぞれ上述した姿勢パラメータに対
応付けているのであって、端末2からサーバ1に対し
て、計測した姿勢データとともに姿勢データの種類を伝
送することによって、変換手段12において姿勢パラメ
ータを求めることができるのである。
【0026】変換手段12において求めた姿勢パラメー
タは、診断手段10および人体模式図生成手段13に入
力される。診断手段10は、姿勢データに基づいて診断
可能な複数種類の内容について、姿勢パラメータを用い
て診断結果を求めるように構成されている。つまり、本
実施形態において診断可能な内容には、理想姿勢に対す
る姿勢のゆがみと、姿勢から判断できる健康状態と、姿
勢に関する審美的評価とがあり、どの内容の診断を行う
かは端末2からサーバ1に伝送される要求に従って選択
される。診断手段10は、各内容の診断を行うために各
内容ごとに各別の知識を蓄積したデータベースDB2〜
DB4を備える。つまり、理想姿勢に対する姿勢のゆが
みを求めるために、ゆがみ量データベースDB2には、
各姿勢パラメータに関する理想姿勢のデータと、計測結
果による姿勢パラメータと理想姿勢の姿勢パラメータと
の差からコメントを生成するためのデータが格納されて
いる。また、姿勢から健康状態を判断するために、健康
状態データベースDB3には、各姿勢パラメータから得
られる健康状態に関するコメントや助言を生成するため
のデータが格納されている。さらに、審美的評価データ
ベースDB4には、姿勢パラメータから求められる審美
的な評価内容のコメントや助言を生成するためのデータ
が格納されている。
【0027】診断手段10では端末2からの要求に応じ
て、ゆがみ量データベースDB2、健康状態データベー
スDB3、審美的評価データベースDB4の少なくとも
1つを用いて診断結果が得られるから、端末2からの要
求に応じた診断結果を出力手段14において所定のフォ
ーマットに当てはめ、出力手段14から通信手段11を
通して診断結果を端末2に返送する。このようにしてサ
ーバ1から返送された診断結果は、端末2では情報提示
手段24により提示される。
【0028】理想姿勢に対する姿勢のゆがみの診断結果
は、たとえば図4に示す形式で表される。図示例は表形
式であって、図3に示した各部位に関する姿勢パラメー
タが縦に並び、横方向の各欄は、各部位ごとの姿勢パラ
メータの名称(項目)、理想姿勢の場合の各姿勢パラメ
ータの値(基準値)、計測された姿勢データから求めた
姿勢パラメータの数値および基準値からのずれの程度を
示すグラフ図(あなたのデータ)、計測された姿勢デー
タの意味を示すコメントになっている。このような診断
結果が得られることによって、顧客はどの部位に姿勢の
ゆがみがあり、かつそのゆがみが理想姿勢に対してどの
程度であるかを容易に知ることができる。
【0029】ところで、人体模式図生成手段13では、
たとえば図3のように人体を模式的に表す図に姿勢パラ
メータを適用して姿勢のゆがみを視覚的に表す模式図を
生成する。図3は診断手段10において理想姿勢に対す
る姿勢のゆがみの診断結果を得る場合に生成される人体
模式図である。図3(a)は正面から見たときの人体模
式図であり、図3(b)は側面から見たときの人体模式
図になっている。
【0030】一方、審美的評価を診断結果とする場合に
は、理想姿勢に対する姿勢のゆがみの程度が視覚によっ
て直感的に理解できるように、図5に示す形式で表され
る。図示例では理想姿勢を破線で示し、姿勢データから
求めた姿勢パラメータにより生成した姿勢を実線で模式
的に示している。また、図5においては正面から見たと
きの人体模式図を上に示し、側面から見たときの人体模
式図を下に示している。図5に示す例では診断手段10
による診断結果は、人体模式図の右方において各部位ご
とに示されており、図5は診断手段10による診断結果
と人体模式図姿勢手段13の出力とを出力手段14にお
いて合成した形式で表されている。
【0031】図3ないし図5に示した出力形式は一例で
あって、顧客が要求する目的に応じた出力形式を選択す
ることができる。また、診断手段10の診断結果として
は姿勢のゆがみを矯正する方法のアドバイスや審美的評
価についての評価点を生成してもよく、これらの情報を
合わせて出力する形式を出力手段14において選択する
ことも可能である。
【0032】上述したように、サーバ1を設けているイ
ントラネットNT1には専門知識供給者の端末3により
構築されるイントラネットNT4が接続されており、サ
ーバ1において得られた情報は必要に応じて端末3に転
送される。サーバ1から端末3に転送される情報は、顧
客が要求した内容に従って生成された姿勢パラメータと
人体模式図とであって、これらの情報を受け取る端末3
も顧客が要求した内容に従って選択される。つまり、顧
客が健康情報を要求するときには医者のような専門知識
提供者の端末3に情報が転送され、顧客が審美的評価を
要求するときにはスタイリストのような専門知識提供者
の端末3に情報が転送される。端末3に転送された情報
は基本的には端末3の保有者に提示され、端末3の保有
者が専門知識によって顧客の要求に応答することにな
る。たとえば、医者であれば姿勢パラメータおよび人体
模式図に基づいて疾病の可能性の判断や適切な対処方法
などの高度な情報を提供することができる。また、スタ
イリストであれば姿勢の欠点が目立たない服装などの助
言を与えることが可能になる。このような専門知識提供
者からの回答は、サーバ1を通すことなく顧客の端末2
に転送される。
【0033】上述したように、本発明では姿勢データに
基づいて各種内容の診断を行う診断手段10や姿勢デー
タを視覚化する人体模式図生成手段13をサーバ1に設
けているから、顧客側の種々の目的に応じた診断結果を
出力するにあたって、診断手段10や人体模式図生成手
段13を複数の顧客が共有することになるから、比較的
低コストで姿勢データの利用を図ることが可能になる。
ここに、サーバ1は顧客からの要求に応じた診断を行う
から、サービス提供者は診断委託料の形で顧客から料金
を徴収すればよい。また、顧客が専門知識提供者の判断
を求める場合には、専門知識提供者による回答が顧客に
直接伝送されるから、顧客は専門知識提供者に対して診
断料を支払うようにすればよい。さらに、専門知識提供
者はサービス提供者のサーバ1とはイントラネットNT
1を介して接続されるから、ネット登録費用の形でサー
ビス提供者に使用料を支払うようにすればよい。なお、
専門知識提供者に対して顧客が支払う診断料は、顧客が
サービス提供者に支払う診断委託料に含めるようにし、
診断料に相当する金額をサービス提供者から専門知識提
供者に支払うようにすれば、顧客は2箇所への支払いを
行う必要がなくなり顧客に対する利便性を高めることに
なる。この種の課金契約は適宜に設定すればよく、必要
に応じて顧客の預金口座からの自動引き落としを行うこ
とも可能である。
【0034】
【発明の効果】請求項1の発明は、顧客において計測し
た姿勢データをサービス提供者にネットワークを介して
転送し、サービス提供者において求めた診断結果を顧客
に返送するので、姿勢データに対する診断結果を得よう
とする顧客は、姿勢データを計測するための設備を保有
するだけで診断用の装置やプログラムを必要とせず、顧
客において姿勢データを利用するために導入する設備費
用を低減することができるという利点がある。しかも、
サービス提供者は診断可能な複数種類の内容から顧客の
要求する内容について診断結果を求めるから、顧客が姿
勢データを種々の目的で利用する場合でも、顧客は診断
結果を得るのに必要な姿勢データを計測する設備のみを
導入すればよく、比較的低コストで姿勢データの利用を
図ることができる。
【0035】請求項2の発明は、各種の測定技術で計測
された姿勢データを規定の姿勢パラメータに変換するこ
とによって姿勢データを標準化したことになり、結果的
に姿勢パラメータを用いて診断を行えばよいから姿勢デ
ータを用いて診断する場合に比較すると診断処理が簡略
化されることになり、しかも再現性の高い診断結果を得
ることが可能になるという利点がある。
【0036】請求項3の発明は、姿勢パラメータが人体
模式図に対応付けられ、人体模式図によって姿勢のゆが
みが視覚化された形で提示されるから、数値や表のよう
な形式で姿勢のゆがみを示す場合に比較して姿勢の被計
測者に姿勢のゆがみを意識させやすくなるという利点が
ある。
【0037】請求項4の発明は、姿勢パラメータと姿勢
パラメータを適用した人体模式図とを専門知識提供者に
転送することによって、サービス提供者での診断だけで
はなく専門知識提供者によるより高度な診断を付加する
ことができるという利点がある。
【0038】請求項5の発明は、姿勢データに基づいて
診断可能な内容が、姿勢データの被計測者について、理
想姿勢に対する姿勢のゆがみと、姿勢から判断できる健
康状態と、姿勢に関する審美的評価とから選択されるの
で、とくに需要が多いと考えられる3種類の内容につい
て診断を可能とすることにより利用率が高くなる。
【0039】請求項6の発明は、顧客において計測した
姿勢データをサーバにネットワークを介して転送し、サ
ーバにおいて求めた診断結果を顧客に返送するので、姿
勢データに対する診断結果を得ようとする顧客は、姿勢
データを計測するための設備を保有するだけで診断用の
装置やプログラムを必要とせず、顧客において姿勢デー
タを利用するために導入する設備費用を低減することが
できる。しかも、サーバは診断可能な複数種類の内容か
ら顧客の要求する内容について診断結果を求めるから、
顧客が姿勢データを種々の目的で利用する場合でも、顧
客は診断結果を得るのに必要な姿勢データを計測する設
備のみを導入すればよく、比較的低コストで姿勢データ
の利用を図ることができる。
【0040】請求項7の発明は、各種の測定技術で計測
された姿勢データを規定の姿勢パラメータに変換するこ
とによって姿勢データを標準化したことになり、結果的
に姿勢パラメータを用いて診断を行えばよいから姿勢デ
ータを用いて診断する場合に比較すると診断処理が簡略
化されることになり、しかも再現性の高い診断結果を得
ることが可能になる。
【0041】請求項8の発明は、姿勢パラメータが人体
模式図に対応付けられ、人体模式図によって姿勢のゆが
みが視覚化された形で提示されるから、数値や表のよう
な形式で姿勢のゆがみを示す場合に比較して姿勢の被計
測者に姿勢のゆがみを意識させやすくなる。
【0042】請求項9の発明は、姿勢パラメータと姿勢
パラメータを適用した人体模式図とを専門知識提供者に
転送することによって、サービス提供者での診断だけで
はなく専門知識提供者によるより高度な診断を付加する
ことができる。
【0043】請求項10の発明は、姿勢データに基づい
て診断可能な内容が、姿勢データの被計測者について、
理想姿勢に対する姿勢のゆがみと、姿勢から判断できる
健康状態と、姿勢に関する審美的評価とから選択される
ので、とくに需要が多いと考えられる3種類の内容につ
いて診断を可能とすることによりサーバの利用率を高め
ることができる。
【0044】請求項11の発明は、顧客において計測し
た姿勢データをサーバにネットワークを介して転送し、
サーバにおいて求めた診断結果を顧客に返送するので、
姿勢データに対する診断結果を得ようとする顧客は、姿
勢データを計測するための設備を保有するだけで診断用
の装置やプログラムを必要とせず、顧客において姿勢デ
ータを利用するために導入する設備費用を低減すること
ができる。しかも、サーバは診断可能な複数種類の内容
から顧客の要求する内容について診断結果を求めるか
ら、顧客が姿勢データを種々の目的で利用する場合で
も、顧客は診断結果を得るのに必要な姿勢データを計測
する設備のみを導入すればよく、比較的低コストで姿勢
データの利用を図ることができる。
【0045】請求項12の発明は、各種の測定技術で計
測された姿勢データを規定の姿勢パラメータに変換する
ことによって姿勢データを標準化したことになり、結果
的に姿勢パラメータを用いて診断を行えばよいから姿勢
データを用いて診断する場合に比較すると診断処理が簡
略化されることになり、しかも再現性の高い診断結果を
得ることが可能になる。
【0046】請求項13の発明は、姿勢パラメータが人
体模式図に対応付けられ、人体模式図によって姿勢のゆ
がみが視覚化された形で提示されるから、数値や表のよ
うな形式で姿勢のゆがみを示す場合に比較して姿勢の被
計測者に姿勢のゆがみを意識させやすくなる。
【0047】請求項14の発明は、姿勢パラメータと姿
勢パラメータを適用した人体模式図とを専門知識提供者
に転送することによって、サービス提供者での診断だけ
ではなく専門知識提供者によるより高度な診断を付加す
ることができる。
【0048】請求項15の発明は、姿勢データに基づい
て診断可能な内容が、姿勢データの被計測者について、
理想姿勢に対する姿勢のゆがみと、姿勢から判断できる
健康状態と、姿勢に関する審美的評価とから選択される
ことを特徴とする。この構成によれば、とくに需要が多
いと考えられる3種類の内容について診断を可能とする
ことによりサーバの利用率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すブロック図である。
【図2】同上の概略構成図である。
【図3】同上における出力形式の一例を示す図である。
【図4】同上における出力形式の他例を示す図である。
【図5】同上における出力形式のさらに他例を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 サーバ 2 端末 3 端末 10 診断手段 11 通信手段 12 変換手段 13 人体模式図生成手段 14 出力手段 21 姿勢計測手段 22 通信手段 23 入力手段 24 情報提示手段 DB1 姿勢パラメータデータベース DB2 ゆがみ量データベース DB3 健康状態データベース DB4 審美的評価データベース NT1 イントラネット NT2 インタネット NT3 ローカルエリアネットワーク NT4 イントラネット

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顧客において人体の姿勢に関連する諸量
    を姿勢データとして計測し、ネットワークを介して顧客
    の計測した姿勢データを取得するサービス提供者におい
    て姿勢データに基づいて診断可能な複数種類の内容のう
    ち顧客の要求する内容について診断結果を求め、サービ
    ス提供者において求めた診断結果を顧客に返送すること
    を特徴とする姿勢診断方法。
  2. 【請求項2】 サービス提供者において前記姿勢データ
    をあらかじめ規定されている姿勢パラメータに変換し、
    姿勢パラメータを診断に用いることを特徴とする請求項
    1記載の姿勢診断方法。
  3. 【請求項3】 前記姿勢パラメータは人体模式図に関す
    る特徴量として規定され、前記姿勢パラメータを適用し
    た人体模式図が前記診断結果とともに顧客に返送される
    ことを特徴とする請求項2記載の姿勢診断方法。
  4. 【請求項4】 前記姿勢パラメータと前記姿勢パラメー
    タを適用した人体模式図とを顧客の要求する内容の診断
    を行う専門知識提供者に転送し、専門知識提供者による
    診断結果を顧客に返送することを特徴とする請求項3記
    載の姿勢診断方法。
  5. 【請求項5】 前記姿勢データに基づいて診断可能な内
    容が、姿勢データの被計測者について、理想姿勢に対す
    る姿勢のゆがみと、姿勢から判断できる健康状態と、姿
    勢に関する審美的評価とから選択されることを特徴とす
    る請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の姿勢
    診断方法。
  6. 【請求項6】 人体の姿勢に関連する諸量を姿勢データ
    として計測する姿勢計測手段を備える端末と、端末とは
    ネットワークを介して接続されたサーバとを備え、サー
    バは、姿勢データに基づいて診断可能な複数種類の内容
    のうち顧客の要求する内容について診断結果を求める診
    断手段と、診断手段により求めた診断結果をネットワー
    クを通して顧客に返送する出力手段とを備えることを特
    徴とする姿勢診断システム。
  7. 【請求項7】 前記サーバが、前記姿勢データをあらか
    じめ規定されている姿勢パラメータに変換する変換手段
    を備え、前記診断手段では姿勢パラメータを診断に用い
    ることを特徴とする請求項6記載の姿勢診断システム。
  8. 【請求項8】 前記姿勢パラメータは人体模式図に関す
    る特徴量として規定され、前記出力手段では前記姿勢パ
    ラメータを適用した人体模式図を前記診断結果とともに
    顧客に返送することを特徴とする請求項7記載の姿勢診
    断システム。
  9. 【請求項9】 前記姿勢パラメータと前記姿勢パラメー
    タを適用した人体模式図とから顧客の要求する内容の診
    断を行う専門知識提供者が前記ネットワーク上に接続さ
    れ、前記サーバから姿勢パラメータと人体模式図とを専
    門知識提供者に転送し、専門知識提供者による診断結果
    が前記ネットワークを介して顧客に返送されることを特
    徴とする請求項8記載の姿勢診断システム。
  10. 【請求項10】 前記姿勢データに基づいて診断可能な
    内容が、姿勢データの被計測者について、理想姿勢に対
    する姿勢のゆがみと、姿勢から判断できる健康状態と、
    姿勢に関する審美的評価とから選択されることを特徴と
    する請求項6ないし請求項9のいずれか1項に記載の姿
    勢診断システム。
  11. 【請求項11】 人体の姿勢に関連する諸量を姿勢デー
    タとして計測する姿勢計測手段を備える端末とネットワ
    ークを介して接続されたサーバであって、姿勢データに
    基づいて診断可能な複数種類の内容のうち顧客の要求す
    る内容について診断結果を求める診断手段と、診断手段
    により求めた診断結果をネットワークを通して顧客に返
    送する出力手段とを備えることを特徴とする姿勢診断シ
    ステムのサーバ。
  12. 【請求項12】 前記姿勢データをあらかじめ規定され
    ている姿勢パラメータに変換する変換手段を備え、前記
    診断手段では姿勢パラメータを診断に用いることを特徴
    とする請求項11記載の姿勢診断システムのサーバ。
  13. 【請求項13】 前記姿勢パラメータは人体模式図に関
    する特徴量として規定され、前記出力手段では前記姿勢
    パラメータを適用した人体模式図を前記診断結果ととも
    に顧客に返送することを特徴とする請求項12記載の姿
    勢診断システムのサーバ。
  14. 【請求項14】 前記姿勢パラメータと前記姿勢パラメ
    ータを適用した人体模式図とから顧客の要求する内容の
    診断を行う専門知識提供者が前記ネットワーク上に接続
    され、前記出力手段が姿勢パラメータと人体模式図とを
    専門知識提供者に転送し、専門知識提供者による診断結
    果を前記ネットワークを介して顧客に返送させることを
    特徴とする請求項13記載の姿勢診断システムのサー
    バ。
  15. 【請求項15】 前記姿勢データに基づいて診断可能な
    内容が、姿勢データの被計測者について、理想姿勢に対
    する姿勢のゆがみと、姿勢から判断できる健康状態と、
    姿勢に関する審美的評価とから選択されることを特徴と
    する請求項11ないし請求項14のいずれか1項に記載
    の姿勢診断システムのサーバ。
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