JP2003256169A - プリンタドライバ - Google Patents

プリンタドライバ

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JP2003256169A
JP2003256169A JP2002056499A JP2002056499A JP2003256169A JP 2003256169 A JP2003256169 A JP 2003256169A JP 2002056499 A JP2002056499 A JP 2002056499A JP 2002056499 A JP2002056499 A JP 2002056499A JP 2003256169 A JP2003256169 A JP 2003256169A
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printer driver
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JP2002056499A
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Yukihiro Hayakawa
幸宏 早川
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Ricoh Printing Systems Ltd
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Hitachi Printing Solutions Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文書ファイルをレイアウトするときに使用す
るプリンタドライバと、実際に印刷を行うときに使用す
るプリンタドライバが異なる場合であっても、オリジナ
ルの文書ファイルのレイアウトを再調整することなく、
ユーザが指定したサイズの用紙に印刷することができる
プリンタドライバを提供すること。 【解決手段】 コンピュータの応用ソフトからプリンタ
で印刷を行う場合に基本ソフト上で動作するプリンタド
ライバであって、ユーザが任意の用紙サイズをプリンタ
ドライバに追加する手段と、ユーザにより追加された用
紙サイズを保存する手段と、ユーザにより追加された用
紙サイズをグラフィックサブシステムに伝達する手段
と、ユーザにより追加された用紙サイズが応用ソフトで
使用されたときにプリンタで印刷可能な他の用紙に代替
えする手段と、を有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明はコンピュータの応用
ソフトからプリンタに印刷を行う場合に、基本ソフト上
で動作するプリンタドライバに関するものである。 【0002】 【従来の技術】図2により、従来のプリンタドライバの
役割を説明する。コンピュータ1と複数のプリンタ2
a、2bを含むプリンタ2がネットワーク通信手段3を
介して接続されている。コンピュータ1上では、ワード
プロセッサや表計算のような応用ソフト5a、5b、5
cを含む応用ソフト5が基本ソフト4上で動作してお
り、基本ソフト4は、ディスプレイ6やプリンタ2など
のグラフィックス出力装置を仮想化したグラフィックス
サブシステム7を備えている。また基本ソフト4上で動
作する応用ソフト5などのプログラムは、基本ソフトが
定義するAPI(Application Progr
amming Interface)を利用すること
で、記憶装置10に文書ファイル11などの情報を保存
することができる。応用ソフト5とグラフィックスサブ
システム7とのソフトウェアインターフェースは、文
字、図形、画像などの表示や印刷に関して、個々のグラ
フィックス出力装置には依存せずに応用ソフト5を実行
できるようにAPIが定義されており、応用ソフト5が
グラフィックスサブシステム7にAPIコール8を行う
ことで、個々のグラフィックス出力装置が動作する仕組
みになっている。グラフィックスサブシステム7が個々
のグラフィックス出力装置を動作させるには、ディスプ
レイやプリンタなど各機種固有のプログラムであるデバ
イスドライバと呼ばれるプログラムが必要となり、その
グラフィックス装置を動作させる前にあらかじめ基本ソ
フト上に組み込まれる。特に応用ソフト5からある特定
のプリンタ2で印刷を行うためには、各プリンタ2に対
応したプリンタドライバ9a、9bを含むプリンタドラ
イバ9と呼ばれるプログラムが基本ソフト上に組み込ま
れて印刷出力処理が行われる。 【0003】プリンタドライバ9には次のような役割が
ある。 【0004】(1)プリンタドライバ9はグラフィック
スサブシステム7に対してプリンタ固有の情報を伝達す
る。プリンタ固有の情報とは、例えばプリンタ2で印刷
可能な用紙サイズ、プリンタ2に備えている給紙トレ
イ、プリンタ2に搭載されているフォントなど、プリン
タドライバ9とグラフィックサブシステム7および応用
ソフト5が印刷処理を行う場合に必要となる情報で、プ
リンタの機種ごとに異なる情報である。プリンタ固有の
情報は、一般的には記憶装置10にプリンタ固有情報フ
ァイル19として格納される。 【0005】(2)プリンタドライバ9は、ユーザがプ
リンタ2が備えるどの機能を使用して印刷するのかをコ
ンピュータ1のディスプレイ6画面上で指定できるよう
に、ダイアログボックスなどのユーザインターフェース
18を提供する。プリンタドライバ9のユーザインター
フェース18により、例えばプリンタ2のどの給紙トレ
イからどの用紙サイズに印刷するのかを、コンピュータ
1のディスプレイ6画面上で任意に指定することができ
る。 【0006】(3)ユーザがプリンタドライバ9のユー
ザインターフェース18上で設定した値を、基本ソフト
4のAPIを利用して記憶装置10にプリンタドライバ
設定値12として保存することができる。また、必要に
応じてプリンタドライバ設定値12をプリンタドライバ
9のユーザインタフェース18上に読み出すことができ
る。 【0007】(4)プリンタドライバ9は、応用ソフト
5がグラフィックスサブシステム7に対して行う描画に
関するAPIコール8を、プリンタ2で処理可能な印刷
データ13に変換する。 【0008】(5)プリンタドライバ9は、印刷データ
13をグラフィックスサブシステム7を介して通信サブ
システム14に送る。印刷データ13は、通信サブシス
テム14によりネットワーク通信手段3を介してプリン
タ2に送信されて印刷が行われる。 【0009】次にワードプロセッサのような一般的な応
用ソフト5を利用して、印刷することを想定した文書フ
ァイル11を作成するときの、応用ソフト5グラフィッ
クスサブシステム7とプリンタドライバ9の関係を図3
を用いて説明する。文書ファイル11の作成者は、まず
文書ファイル11の印刷を行う前の任意の時点で、印刷
を行うプリンタに対応したプリンタドライバ9aを応用
ソフト5を通じて選択する。次に文書ファイル11の作
成者は、プリンタで印刷することが可能な用紙サイズ一
覧20から印刷を行う用紙サイズ21を選択する。そし
て文書ファイル11の作成者は、応用ソフト5で用紙サ
イズ21に合わせて文書ファイル11の印刷レイアウト
作業を行う。 【0010】このときの応用ソフト5グラフィックスサ
ブシステム7とプリンタドライバ9aの動作は次のよう
になる。まず応用ソフト5は、印刷を行うプリンタで印
刷可能な用紙サイズ一覧20を取得するためにグラフィ
ックスサブシステム7にAPIコール8を行う。プリン
タドライバ9aはプリンタ固有情報ファイル19に記述
されているプリンタで印刷可能な用紙サイズ15を列挙
し、グラフィックスサブシステム7を経由して応用ソフ
ト5に伝達する。文書ファイル11の作成者が用紙サイ
ズ一覧20から印刷で使用する用紙サイズ21を選択す
ると、応用ソフト5は用紙サイズ21の用紙幅W22と
用紙長L23を取得するためにグラフィックスサブシス
テム7にAPIコール8を行う。プリンタドライバ9a
はプリンタ固有情報ファイル19に記述されている用紙
サイズ15と用紙幅W31、用紙長L32のテーブルか
ら、指定された用紙サイズ21の用紙幅W22、用紙長
L23のそれぞれの値をグラフィックスサブシステム7
を経由して応用ソフト5a、5b、5cに伝達する。 【0011】このように文書ファイル11は、ある特定
のプリンタで印刷することが可能な用紙サイズ21に合
わせて印刷レイアウトを行うことになるため、グラフィ
ックス出力装置を仮想化したグラフィックスサブシステ
ム7を利用する一般的な応用ソフト5で文書ファイル1
1を作成するにもかかわらず、文書ファイル11を作成
したときに使用したプリンタドライバ9aがサポートす
る用紙サイズ一覧20に依存してしまうことになる。 【0012】したがって、プリンタの機種ごとに印刷可
能な用紙サイズ15の一覧20が異なるため、同一応用
ソフト5で作成した同一文書ファイル11を、同一コン
ピュータ1あるいは異なるコンピュータ1から任意のプ
リンタ2a、2bで印刷する場合に、文書ファイル11
を作成したときに使用したプリンタドライバ9aと印刷
するときに使用するプリンタドライバ9bが異なると、
文書ファイル11を作成したときに想定した用紙サイズ
21では印刷レイアウト通りに印刷できないという問題
点があった。また、文書ファイル11を作成したときに
想定した用紙サイズ21で印刷できない場合は、プリン
タで印刷することができる用紙サイズ一覧20からあら
ためて用紙サイズを選択しなおして、文書ファイル11
の印刷レイアウトを再調整しなければならないという問
題があった。 【0013】 【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、同一
応用ソフトで作成した同一文書ファイルを、同一コンピ
ュータあるいは異なるコンピュータから任意のプリンタ
で印刷する場合に、プリンタの機種によって印刷可能な
用紙サイズの種類が異なっても、オリジナル文書ファイ
ルのレイアウト通りに印刷することが可能なプリンタド
ライバを提供することにある。 【0014】 【課題を解決するための手段】上記課題は、ユーザが任
意の用紙サイズをプリンタドライバに追加する手段と、
ユーザにより追加された用紙サイズを保存する手段と、
ユーザにより追加された用紙サイズをグラフィックサブ
システムに伝達する手段と、ユーザにより追加された用
紙サイズが応用ソフトで使用された場合にプリンタで印
刷可能な他の用紙に代替えする手段と、を備えることに
よって解決される。 【0015】 【発明の実施の形態】図1に、本発明の一実施例を説明
するためのプリンタドライバ9を含むシステム構成を示
す。コンピュータ1と複数のプリンタ2a、2bがネッ
トワーク通信手段3を介して接続されている。コンピュ
ータ1上では、ワードプロセッサや表計算のような応用
ソフト5が基本ソフト4上で動作しており、基本ソフト
4は、ディスプレイ6やプリンタ2などのグラフィック
ス出力装置を仮想化したグラフィックスサブシステム7
を備えている。また基本ソフト4上で動作する応用ソフ
ト5などのプログラムは、基本ソフトが定義するAPI
を利用することで、記憶装置10に文書ファイル11な
どの情報を保存することができる。応用ソフト5とグラ
フィックスサブシステム7とのソフトウェアインターフ
ェースは、文字、図形、画像などの表示や印刷に関し
て、個々のグラフィックス出力装置には依存せずに応用
ソフト5を実行できるようにAPIが定義されており、
応用ソフト5がグラフィックスサブシステム7にAPI
コール8を行うことで、個々のグラフィックス出力装置
が動作する仕組みになっている。また、グラフィックス
サブシステム7はプリンタ2に対応したプリンタドライ
バ9を通してプリンタ2に対する印刷出力処理を行うこ
とができる。 【0016】ここでプリンタドライバ9が備えている機
能を図1、図4、図5を利用して示す。 【0017】(1)プリンタドライバ9は、ユーザがプ
リンタ2が備えるどの機能を使用して印刷するのかをコ
ンピュータ1のディスプレイ6画面で指定できるよう
に、ダイアログボックスなどのユーザインターフェース
18を提供する。ユーザインターフェース18には、プ
リンタ2で実際に印刷できる用紙サイズ15の他に、プ
リンタ2では印刷することができない仮想用紙サイズ7
1を追加したり編集したりすることができる図4のよう
な仮想用紙サイズの編集ダイアログボックス70が実装
されている。ダイアログボックス70での編集結果は、
図1および図5に示す拡張プリンタ固有情報ファイル5
0として記憶装置10に保存される。 【0018】ユーザが新規に仮想用紙サイズ71を追加
する場合は、まず用紙名称72に追加する仮想用紙サイ
ズ71の名称を入力する。次に追加する仮想用紙サイズ
71の幅73と長さ74を入力する。印刷で使用する用
紙サイズ75には、プリンタ2で実際に印刷することが
できる用紙サイズ15のみがリストアップされる。追加
する仮想用紙サイズ71を応用ソフト5で使用し、仮想
用紙サイズ71でレイアウトした文書ファイル11を印
刷する場合は、実際にプリンタ2で印刷する用紙は仮想
用紙サイズ71ではなく、印刷で使用する用紙サイズ7
5で指定された用紙サイズ76に代替して印刷する。幅
77と長さ78には、用紙サイズ76に対応する拡張プ
リンタ固有情報ファイル50に記述されている用紙サイ
ズ15の用紙幅W31と用紙長L32の値をそれぞれ固
定表示する。 【0019】プリンタ2では印刷することができない仮
想用紙サイズ71を使用した文書ファイル11を、プリ
ンタ2で印刷することが可能な用紙サイズ76で印刷す
る場合、互いに用紙サイズが異なるため文書ファイル1
1の印刷イメージを用紙サイズ76にどのような方法で
写像するかを考慮しなければならない。文書ファイル1
1の印刷イメージを用紙サイズ76にどのように写像す
るかを指定するのが、仮想用紙サイズの印刷方法79で
ある。印刷に使用する用紙サイズに合わせて拡大・縮小
80を指定すると、仮想用紙サイズ71でレイアウトさ
れた文書ファイル11の印刷イメージを、実際に印刷す
る用紙サイズ76の長辺または短辺の長さに合わせてス
ケーリングして印刷する。また、等倍に印刷81を選択
すると、仮想用紙サイズ71でレイアウトされた文書フ
ァイル11の印刷イメージはスケーリングせずに、用紙
中央からのオフセット82の値に従って用紙サイズ76
に印刷を行う。 【0020】ダイアログボックス70での設定値は、仮
想用紙サイズ71の用紙名称72をキーとして、仮想用
紙サイズの幅73と長さ74、印刷に使用する用紙サイ
ズ76、仮想用紙サイズの印刷方法79の値を属性値と
して、追加&修正ボタン83を押すことにより、記憶装
置10の拡張プリンタ固有情報ファイル50に保存する
ことができる。仮想用紙サイズ71の用紙名称72、幅
73、長さ74、印刷に使用する用紙サイズ76、仮想
用紙サイズの印刷方法79は、拡張プリンタ固有情報フ
ァイル50のそれぞれ仮想用紙サイズ51、用紙幅W5
5、用紙長L56、代替用紙サイズ53、印刷方法54
に対応する。ダイアログボックス70の用紙名称72に
は、拡張プリンタ固有情報ファイル50に保存された仮
想用紙サイズ51を列挙してリスト表示する。用紙名称
72で拡張プリンタ固有情報ファイル50に保存された
仮想用紙サイズ51を選択すると、該当する仮想用紙サ
イズ51の属性値を読み込んで、ダイアログボックス7
0の幅73、長さ74、印刷に使用する用紙サイズ7
6、仮想用紙サイズの印刷方法79の各値を読み込んだ
属性値に更新する。ダイアログボックス上で属性値を変
更して追加&修正ボタン83を押すと、登録済みの仮想
用紙サイズ51の属性値を変更して拡張プリンタ固有情
報ファイル50に保存することができる。また、削除ボ
タン84を押すと、用紙名称72で選択された仮想用紙
サイズ71を用紙名称72のリストから削除して、拡張
プリンタ固有情報ファイル50からも対応する仮想用紙
サイズ51を消去する。 【0021】(2)プリンタドライバ9はグラフィック
スサブシステム7に対してプリンタ固有の情報を伝達す
る。プリンタ固有の情報とは、例えばプリンタ2a、2
bで印刷可能な用紙サイズ、プリンタ2に備えている給
紙トレイ、プリンタ2a、2bに搭載されているフォン
トなど、プリンタドライバ9a、9bとグラフィックサ
ブシステム7および応用ソフト5a、5b、5cが印刷
処理を行う場合に必要となる情報で、プリンタの各機種
ごとに異なる情報である。プリンタ固有の情報は拡張プ
リンタ固有情報ファイル50として記憶装置10に格納
されている。ここで、拡張プリンタ固有情報ファイル5
0には、プリンタ2で印刷可能な用紙サイズ15の他
に、仮想用紙サイズの編集ダイアログボックス70でユ
ーザが任意に追加することができる仮想用紙サイズ51
の情報も記述されている。 【0022】応用ソフト5がプリンタ2で印刷可能な用
紙サイズ一覧20を取得するために、グラフィックスサ
ブシステム7にAPIコール8を行うと、プリンタドラ
イバ9は拡張プリンタ固有情報ファイル50に記述され
ている用紙サイズ15と仮想用紙サイズ51を区別なく
列挙して、グラフィックスサブシステム7を経由して応
用ソフト5に伝達する。したがって、応用ソフト5上で
はプリンタドライバ9で区別している用紙サイズ15と
仮想用紙サイズ51の区別はできず、プリンタドライバ
9から伝達されるすべての用紙サイズがプリンタ2で印
刷することができるものとして、文書ファイル11の印
刷レイアウトを行うときに使用する用紙サイズ21を指
定することができる。 【0023】(3)ユーザがプリンタドライバ9のユー
ザインターフェース18上で設定した値を、基本ソフト
4のAPIを利用して記憶装置10にプリンタドライバ
設定値12として保存することができる。また、必要に
応じてプリンタドライバ設定値12を、プリンタドライ
バ9の仮想用紙サイズの編集ダイアログボックス70を
含むユーザインタフェース18上に読み出すことができ
る。 【0024】(4)プリンタドライバは、応用ソフト5
がグラフィックスサブシステム7に対して行う描画に関
するAPIコール8を、プリンタ2で処理可能な印刷デ
ータ13に変換する。このとき文書ファイル11の印刷
レイアウトで指定された用紙サイズ21の種類によっ
て、プリンタドライバ9が生成する印刷データ13の内
容は異なるものとなる。 【0025】用紙サイズ21がプリンタ2で印刷するこ
とが可能な用紙サイズ15と同じであれば、従来のプリ
ンタドライバと同様に指定された用紙サイズ21に合わ
せて印刷データ13を生成する。一方、用紙サイズ21
がプリンタ2a、2bで印刷することができない仮想用
紙サイズ51の場合は、拡張プリンタ固有情報ファイル
50に記述されている仮想用紙サイズ51の属性値に従
って印刷データ13を生成する。具体的には、まず用紙
サイズ21を指定するAPIコール8に対しては、用紙
サイズ21すなわち仮想用紙サイズ51に対応する代替
用紙サイズ53の値を拡張プリンタ固有情報ファイル5
0から読み出す。そして用紙サイズに関する命令を代替
用紙サイズ53で指定されているプリンタ2で印刷する
ことができる用紙サイズ15に置換する。また、文書フ
ァイル11の描画に関するAPIコール8に対しては、
用紙サイズ21すなわち仮想用紙サイズ51に対応する
印刷方法54の値を拡張プリンタ固有情報ファイル50
から読み出す。そして描画命令それぞれについて、印刷
方法54で指定されている印刷イメージの写像方法に従
って、スケーリングを行ったり印刷位置の調整を行って
印刷データ13を生成する。なお、描画命令それぞれに
ついてスケーリングを行ったり印刷位置の調整を行うこ
とは、従来のプリンタドライバでも達成されている。 【0026】(5)プリンタドライバ9a、9bは、印
刷データ13をグラフィックスサブシステム7を介して
通信サブシステム14に送る。印刷データ13は、通信
サブシステム14によりネットワーク通信手段3を介し
てプリンタ2a、2bに送信されて印刷が行われる。 【0027】次にワードプロセッサのような一般的な応
用ソフト5を利用してプリンタドライバ9aを選択して
作成された文書ファイル11を、異なる機種のプリンタ
2bに対応したプリンタドライバ9bを利用して印刷す
る場合の、応用ソフト5、グラフィックスサブシステム
7と本発明によるプリンタドライバ9bの関係を図5を
用いて説明する。作成された文書ファイル11で指定さ
れた用紙サイズ21が、プリンタ2bでも印刷可能な用
紙サイズ15と同じサイズである場合は、プリンタドラ
イバ9bの動作は従来技術のプリンタドライバと同じ動
作をする。一方、作成された文書ファイル11で指定さ
れた用紙サイズ21が、プリンタ2bでは印刷すること
ができない用紙サイズである場合は、次のような手順に
より文書ファイル11の印刷レイアウトを再調整するこ
となく印刷することができる。 【0028】文書ファイル11を印刷する前に、まず文
書ファイル11のレイアウトで使用されている用紙サイ
ズ21と用紙幅W22、用紙長L23を確認する。そし
てプリンタドライバ9bのユーザインターフェースであ
る仮想用紙サイズの編集ダイアログボックス70を開
く。仮想用紙サイズ71の用紙名称72には文書ファイ
ル11のレイアウトで使用されている用紙サイズ21
を、幅73と長さ74には文書ファイル11のレイアウ
トで使用されている用紙サイズ21の用紙幅W22と用
紙長L23をそれぞれ入力する。印刷に使用する用紙サ
イズ75、76と仮想用紙サイズの印刷方法79をそれ
ぞれ指定して追加&修正ボタン83を押す。この結果、
記憶装置10の拡張プリンタ固有情報ファイル50には
文書ファイル11のレイアウトで使用されている用紙サ
イズ21が仮想用紙サイズ51として保存される。ここ
で応用ソフト5が、印刷を行うプリンタ2bで印刷可能
な用紙サイズ一覧20を取得するためにグラフィックス
サブシステム7にAPIコール8を行うと、プリンタド
ライバ9bは、拡張プリンタ固有情報ファイル50に記
述されているプリンタ2bで印刷可能な用紙サイズ15
とプリンタ2bで印刷できない仮想用紙サイズ51とを
混合して列挙し、グラフィックスサブシステム7を経由
して応用ソフト5a、5b、5cに伝達する。このとき
応用ソフト5では、文書ファイル11のレイアウトで使
用されている用紙サイズ21を、用紙サイズ一覧20か
らそのまま選択することができる。また、応用ソフト5
が用紙サイズ21の用紙幅W22と用紙長L23を取得
するためにグラフィックスサブシステム7にAPIコー
ル8を行っても、プリンタドライバ9bは拡張プリンタ
固有情報ファイル50に記述されている仮想用紙サイズ
51と用紙幅W55、用紙長L56のテーブルから、指
定された用紙サイズ21の用紙幅W22、用紙長L23
のそれぞれの値をグラフィックスサブシステム7を経由
して応用ソフト5に伝達する。さらに応用ソフト5から
文書ファイル11の印刷を行うと、プリンタドライバ9
bは拡張プリンタ固有情報ファイル50に記述されてい
る仮想用紙サイズ51の代替用紙サイズ53と印刷方法
54の指定に従って印刷データ13を生成する。 【0029】したがって、本発明によるプリンタドライ
バ9bを利用すれば、文書ファイル11のレイアウトを
作成するときに使用したプリンタドライバ9aと実際に
印刷を行うときに使用するプリンタドライバ9bが異な
り、文書ファイル11のレイアウトで使用した用紙サイ
ズ21が実際に印刷を行うプリンタ2bでは印刷できな
い場合でも、文書ファイル11のレイアウトで使用した
用紙サイズ21をプリンタドライバ9bの仮想用紙サイ
ズ51として定義することで、応用ソフト5上で文書フ
ァイル11のレイアウトを再調整することなく、プリン
タ2bで実際に印刷できる用紙サイズ15に代替して印
刷することができる。 【0030】 【発明の効果】本発明によれば、応用ソフト上で作成し
た文書ファイルを印刷する場合において、文書ファイル
をレイアウトするときに使用したプリンタドライバと、
実際に印刷を行うときに使用するプリンタドライバが異
なるときに、オリジナルの文書ファイルのレイアウトを
再調整することなく、ユーザが指定したサイズの用紙に
印刷することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明によるプリンタドライバの一実施例を説
明するための構成図。 【図2】従来のプリンタドライバの役割を説明するため
の構成図。 【図3】応用ソフト、グラフィックスサブシステムとプ
リンタドライバの関係図。 【図4】本発明によるプリンタドライバを構成するダイ
アログボックスを示す図。 【図5】応用ソフト、グラフィックスサブシステムと本
発明によるプリンタドライバの関係図。 【符号の説明】 1:コンピュータ、2:プリンタ、3:ネットワーク通
信手段、4:基本ソフト、5:応用ソフト、6:ディス
プレイ、7:グラフィックスサブシステム、8:API
(Application Programming Interface)コール、9:
プリンタドライバ、10:記憶装置、11:文書ファイ
ル、12:プリンタドライバ設定値、13:印刷デー
タ、14:通信サブシステム、15:プリンタで印刷す
ることができる用紙サイズ、18:ユーザインターフェ
ース、19:プリンタ固有情報ファイル、20:用紙サ
イズ一覧、21:応用ソフト上で指定される用紙サイ
ズ、22:応用ソフト上で指定される用紙の幅W、2
3:応用ソフト上で指定される用紙の長さL、31:用
紙の幅W、32:用紙の長さL、50:拡張プリンタ固
有情報ファイル、51:プリンタでは印刷することがで
きない仮想用紙サイズ、53:プリンタでは印刷するこ
とができない仮想用紙サイズが使用された場合に使用す
る代替用紙サイズ、54:印刷イメージを物理的な用紙
へ写像する方法を指定する印刷方法、55:プリンタで
は印刷することができない仮想用紙サイズの用紙幅W、
56:プリンタでは印刷することができない仮想用紙サ
イズの用紙長L、70:仮想用紙サイズの編集ダイアロ
グボックス、71:プリンタでは印刷することができな
い仮想用紙サイズ、72:仮想用紙サイズの名称、7
3:仮想用紙サイズの幅、74:仮想用紙サイズの長
さ、75:実際の印刷に使用する用紙サイズ、76:実
際の印刷で使用するプリンタで印刷可能な用紙サイズ、
77:プリンタで印刷可能な用紙サイズの幅、78:プ
リンタで印刷可能な用紙サイズの長さ、79:印刷イメ
ージを物理的な用紙へ写像する方法を指定する仮想用紙
サイズの印刷方法、80:印刷に使用する用紙サイズに
合わせて拡大・縮小、81:等倍に印刷、82;用紙中
央からのオフセット、83:追加&修正ボタン、84:
削除ボタン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 コンピュータの応用ソフトからプリンタ
    で印刷を行う場合に基本ソフト上で動作するプリンタド
    ライバであって、ユーザが任意の用紙サイズをプリンタ
    ドライバに追加する手段と、ユーザにより追加された用
    紙サイズを保存する手段と、ユーザにより追加された用
    紙サイズをグラフィックサブシステムに伝達する手段
    と、ユーザにより追加された用紙サイズが応用ソフトで
    使用されたときにプリンタで印刷可能な他の用紙に代替
    えする手段と、を有することを特徴とするプリンタドラ
    イバ。
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Cited By (2)

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