JP2003255885A - 表示パネルの駆動装置 - Google Patents

表示パネルの駆動装置

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JP2003255885A
JP2003255885A JP2002054058A JP2002054058A JP2003255885A JP 2003255885 A JP2003255885 A JP 2003255885A JP 2002054058 A JP2002054058 A JP 2002054058A JP 2002054058 A JP2002054058 A JP 2002054058A JP 2003255885 A JP2003255885 A JP 2003255885A
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power
display panel
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Takashi Iwami
隆 岩見
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Pioneer Display Products Corp
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Pioneer Display Products Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セルデータ書込行程時における消費電力を低
減させることができる表示パネルの駆動装置を提供す
る。 【解決手段】 画像信号に応じて表示パネルの列電極毎
に列電極上のセル各々についての発光又は非発光を示す
ビット列からなるセルデータを作成し、共振作用によっ
て所定の最小電位を含む共振振幅信号を生成し、共振振
幅信号の立ち上がり期間と立ち下がり期間との間に所定
の最大電位を与えてセルデータの1ビット分に対応した
時間幅の電源パルスを順次生成し、列電極毎に設けられ
てセルデータのビット列の論理レベルをそのビット列順
に判別しその発光の論理レベルを示すビットであるとき
電源パルスを駆動パルスとして対応する列電極に供給
し、セルデータの書き込み時の電力の大小を判別し、そ
の判別結果に応じて共振振幅信号の立ち上がり期間と立
ち下がり期間を変化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交流駆動型プラズ
マディスプレイパネル(以下、PDPと称する)又はエ
レクトロルミネセンス(以下、ELと称する)等の容量
性負荷を有する表示パネルの駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、壁掛TVとして、プラズマディス
プレイパネル(以下、PDPと称する)、又はエレクトロ
ルミネセンスディスプレイパネル(以下、ELPと称す
る)等の如き容量性発光素子からなる表示パネルが製品
化されている。図1は、かかる表示パネルとしてPDP
を用いたプラズマディスプレイ装置の概略構成を示す図
である。
【0003】図1において、プラズマディスプレイパネ
ルとしてのPDP10は、X及びYの1対にて1画面の
各行(第1行〜第n行)に対応した行電極対を為す行電
極Y 1〜Yn及びX1〜Xnを備えている。更に、PDP1
0には、上記行電極対に直交し、かつ図示せぬ誘電体層
及び放電空間を挟んで1画面の各列(第1列〜第m列)
に対応した列電極Z1〜Zmが形成されている。尚、1対
の行電極対(X、Y)と1つの列電極Zとの交差部に1
画素を担う放電セルが形成される。
【0004】この際、各放電セルは、その放電セル内に
おいて放電が生起されるか否かにより、"発光"及び"非
発光"の2つの状態しかもたない。すなわち、最低輝度
(非発光状態)、及び最高輝度(発光状態)の2階調分の輝
度しか表現出来ないのである。そこで、このような発光
素子を有するPDP10に対して、入力された映像信号
に対応した中間調の輝度を得るべく、駆動装置100
は、サブフィールド法を用いた階調駆動を実施する。
【0005】サブフィールド法では、入力された映像信
号を各画素毎に対応したNビットの画素データに変換
し、このNビットのビット桁各々に対応させて、1フィ
ールドの表示期間をN個のサブフィールドに分割する。
各サブフィールドには、そのサブフィールドの重み付け
に対応した放電実行回数が夫々割り当ててあり、映像信
号に応じたサブフィールドにおいてのみでこの放電を選
択的に生起させる。この際、各サブフィールドで生起さ
れた放電回数の合計(1フィールド表示期間内での)によ
り、映像信号に対応した中間調の輝度が得られるのであ
る。
【0006】尚、かかるサブフィールド法を利用して実
際にPDPを階調駆動する方法として、選択消去アドレ
ス法が知られている。図2は、かかる選択消去アドレス
法に基づく階調駆動を実施する際に、駆動装置100
が、1サブフィールド内においてPDP10の列電極及
び行電極に印加する各種駆動パルスの印加タイミングを
示す図である。
【0007】先ず、駆動装置100は、負極性のリセッ
トパルスRPxを行電極X1〜Xn、更に正極性のリセッ
トパルスRPYを行電極Y1〜Yn各々に同時に印加する
(一斉リセット行程Rc)。これらリセットパルスRPx
及びRPYの印加に応じて、PDP10中の全ての放電
セルがリセット放電されて、各放電セル内には一様に所
定量の壁電荷が形成される。これにより、全ての放電セ
ルは一旦、"発光セル"に初期設定される。
【0008】次に、駆動装置100は、入力された映像
信号を各画素(セル)毎の例えば8ビットのセルデータ
に変換する。駆動装置100は、かかるセルデータを各
ビット桁毎に分割してセルデータビットを求め、このセ
ルデータビットの論理レベルに応じたパルス電圧を有す
る駆動パルスを発生する。例えば、駆動装置100は、
上記セルデータビットが論理レベル"1"である場合には
高電圧、論理レベル"0"である場合には低電圧(0ボル
ト)のセルデータパルスDPを発生する。そして、駆動
装置100は、1画面分(n行×m列)のセルデータパル
スDP11〜DP nmを1行分毎(m個)にグループ化したセ
ルデータパルス群DP11-1m、DP21-2m、DP31-3m、・
・・・、DPn1-nm各々を、図2に示す如く順次、列電極Z
1〜Zmに印加して行く。更に、駆動装置100は、上記
セルデータパルス群DP各々の印加タイミングにて、図
2に示されるが如き走査パルスSPを発生し、これを行
電極Y1〜Ynへと順次印加して行く(セルデータ書込行
程Wc)。この際、走査パルスSPが印加された"行"
と、高電圧のセルデータパルスDPが印加された"列"と
の交差部の放電セルにのみ放電(選択消去放電)が生
じ、その放電セル内に残存していた壁電荷が選択的に消
去される。これにより、上記一斉リセット行程Rcにお
いて"発光セル"の状態に初期化された放電セルは、"非
発光セル"に推移する。一方、走査パルスSPが印加さ
れたものの、低電圧のセルデータパルスDPが印加され
た"行"及び"列"に交叉して形成されている放電セルには
前述した如き選択消去放電は生起されず、上記一斉リセ
ット行程Rcにて初期化された状態、つまり"発光セル"
の状態が保持される。
【0009】次に、駆動装置100は、図2に示される
が如き正極性の維持パルスIPXを繰り返し行電極X1
nに印加すると共に、この維持パルスIPXが行電極X
1〜Xnに印加されていない期間中に、図2に示されるが
如き正極性の維持パルスIPYを繰り返し行電極Y1〜Y
nに印加する(発光維持行程Ic)。この際、壁電荷が残
留したままとなっている放電セル、すなわち"発光セル"
状態にある放電セルのみが、これら維持パルスIPX
びIPYが交互に印加される度に放電(維持放電)する。
つまり、上記セルデータ書込行程Wcにおいて"発光セ
ル"に設定された放電セルのみが、このサブフィールド
の重み付けに対応した回数分だけ維持放電に伴う発光を
繰り返し、その発光状態を維持するのである。尚、これ
ら維持パルスIPX及びIPYが印加される回数は、各サ
ブフィールド毎の重み付けに応じて予め設定されている
回数である。
【0010】次に、駆動装置100は、図2に示される
が如き消去パルスEPを行電極X1〜Xnに印加する(消
去行程E)。これにより、全放電セルを一斉に消去放電
せしめて各放電セル内に残留している壁電荷を消滅させ
る。上述した如き一連の動作を1フィールド内において
複数回実行することにより、視覚状において、映像信号
に対応した中間輝度が得られるのである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが、PDP又は
ELPの如き容量性表示パネルでは、セルデータを書き
込むべく列電極に印加されるセルデータパルスは、各行
のデータを書き込む毎に、データ書き込みが為されない
その他の行に対しても充放電を実施しなければならず、
更に隣接する列電極間の容量充放電をも行わなければな
らない。このため、このセルデータ書き込みの際の電力
消費が大きいという問題があった。
【0012】本発明は、セルデータ書込行程時における
消費電力を低減させることができる表示パネルの駆動装
置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明による表示パネル
の駆動装置は、複数の行電極と、行電極に交差して配列
された複数の列電極とを有し、その交差部各々に容量性
負荷のセルが形成された表示パネルの列電極各々に、画
像信号に基づいた駆動パルスを印加する駆動装置であっ
て、画像信号に応じて表示パネルの列電極毎に列電極上
のセル各々についての発光又は非発光を示すビット列か
らなるセルデータを作成する手段と、セルデータの1ビ
ット分に対応したパルス幅の電源パルスを順次生成する
パルス生成手段と、列電極毎に設けられてセルデータの
1ビット毎にそのビットが発光の論理レベルを示すとき
電源パルスを駆動パルスとして対応する列電極に供給す
るパルス供給手段と、を備え、パルス生成手段は、セル
データの書き込み時の電力の大小を判別する判別手段
と、判別手段の判別結果に応じて電源パルスの立ち上が
り期間と立ち下がり期間とを変化させる調節手段とを有
することを特徴としている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を参
照しつつ詳細に説明する。図3は、本発明による表示パ
ネルの表示装置の構成を示している。この表示装置は、
プラズマディスプレイパネルとしてのPDP10と、各
種機能モジュールからなる駆動部とから構成されてい
る。
【0015】PDP10は、X及びYの1対にて1画面
の各行(第1行〜第n行)に対応した行電極対を為す行
電極Y1〜Yn及びX1〜Xnを備えている。更に、PDP
10には、上記行電極対に直交し、かつ図示せぬ誘電体
層及び放電空間を挟んで1画面の各列(第1列〜第m
列)に対応した列電極Z1〜Zmが形成されている。な
お、1対の行電極対(X、Y)と1つの列電極Zとの交
差部に1つの放電セルC(ij)が形成される。
【0016】駆動部は、A/D変換器1、フレームメモ
リ3、駆動制御回路4、データ解析回路5、列電極駆動
回路6、X行電極駆動回路7及びY行電極駆動回路8か
ら構成される。A/D変換器1は、アナログの入力映像
信号をサンプリングしてこれを各セルに対応した例えば
8ビットのセルデータPDに変換して、これをフレーム
メモリ3に供給する。フレームメモリ3は、駆動制御回
路4から供給された書込信号に従って上記セルデータP
Dを順次書き込む。そして、1画面(フレーム)分、す
なわち第1行・第1列の画素に対応したセルデータPD
11から、第n行・第m列の画素に対応したセルデータP
nmまでの(n×m)個分のセルデータPDの書き込みが
終了すると、フレームメモリ3は、以下の如き読み出し
動作を行う。先ず、メモリ3は、セルデータPD11〜P
nm各々の第1ビット目をセル駆動データビットDB1
11〜DB1nmと捉え、これらを駆動制御回路4から供給
された読出アドレスに従って1表示ライン分ずつ読み出
して列電極駆動回路6に供給する。次に、フレームメモ
リ3は、セルデータPD11〜PDnm各々の第2ビット目
をセル駆動データビットDB211〜DB2nmと捉え、こ
れらを駆動制御回路4から供給された読出アドレスに従
って1表示ライン分ずつ読み出して列電極駆動回路6に
供給する。以下、同様にしてフレームメモリ3は、セル
データPD11〜PDnm各々の第3〜第Nビットを夫々セ
ル駆動データビットDB3〜DB(N)と捉え、各DB毎
に1表示ライン分ずつ読み出して列電極駆動回路6に供
給して行く。
【0017】データ解析回路5は、A/D変換器1から
順次出力されるセルデータPD11〜PDnmに基づいて列
方向に隣接する画素同士についてのセルデータの論理レ
ベルの反転が多いか否か及び少ないか否かを判別する。
その判別結果の信号は駆動制御回路4に供給される。セ
ルデータの論理レベルの反転が多い映像としては、パソ
コンの表示映像や市松模様映像がある。セルデータの論
理レベルの反転が少ない映像には、テレビジョン映像の
ような普通の映像信号のものがある。
【0018】駆動制御回路4は、フレームメモリ3への
セルデータの書き込み及びフレームメモリ3からのセル
データビットの読み出しを制御する。更に、その書き込
み及び読み出し制御に同期して図2に示す如きサブフィ
ールド法に基づく発光駆動フォーマットに従ってPDP
10を階調駆動すべき各種スイッチング信号を列電極駆
動回路6、X行電極駆動回路7及びY行電極駆動回路8
各々に供給する。
【0019】なお、図2に示す発光駆動フォーマットで
は、1フィールドの表示期間をN個のサブフィールドS
F1〜SF(N)に分割し、各サブフィールド内において
前述した如きセルデータ書込行程Wc及び発光維持行程
Icの各々を実行する。更に、先頭のサブフィールドS
F1においてのみで一斉リセット行程Rcを実行し、最
後尾のサブフィールドSF(N)においてのみで、各放電
セル内に残留している壁電荷を消滅させる消去行程Eを
実行する。
【0020】X行電極駆動回路7及びY行電極駆動回路
8各々は、上記駆動制御回路4から供給された各種スイ
ッチング信号に応じて各種駆動パルスを発生し、PDP
10の行電極X及びYに印加する。図4は、列電極駆動
回路6の内部構成を示している。列電極駆動回路6はP
DP10の列電極Z1〜Zmの数分だけの同一回路を備え
ているので、図4の列電極駆動回路6ではPDP10の
列電極Zi(Z1〜Zmの1つ)に対応した部分だけを示
している。
【0021】図4の列電極駆動回路6は共振回路11及
びパルス発生回路31を備えている。共振回路11は共
通ラインCLで互いに接続された第1共振ブロック13
と第2共振ブロック14とを有している。第1共振ブロ
ック13はスイッチング素子SW11,SW12、コイ
ルL11,L12、ダイオードD11,D12及びコン
デンサC11からなる。スイッチング素子SW11、コ
イルL11及びダイオードD11はその順に直列に接続
されている。ダイオードD11はコイルL11側をアノ
ードとされている。その直列回路のダイオードD11側
の一端は共通ラインCLに接続され、スイッチング素子
SW11側の他端はコンデンサC11を介してアース接
続されている。同様に、スイッチング素子SW12、ダ
イオードD12及びコイルL12はその順に直列に接続
されている。ダイオードD12はコイルL12側をアノ
ードとされている。その直列回路のコイルL12側の一
端は共通ラインCLに接続され、スイッチング素子SW
12側の他端はコンデンサC11を介してアース接続さ
れている。
【0022】第2共振ブロック14はスイッチング素子
SW21,SW22、コイルL21,L22、ダイオー
ドD21,D22及びコンデンサC21からなる。スイ
ッチング素子SW21、コイルL21及びダイオードD
21はその順に直列に接続されている。ダイオードD2
1はコイルL21側をアノードとされている。その直列
回路のダイオードD21側の一端は共通ラインCLに接
続され、スイッチング素子SW21側の他端はコンデン
サC21を介してアース接続されている。同様に、スイ
ッチング素子SW22、ダイオードD22及びコイルL
22はその順に直列に接続されている。ダイオードD2
2はコイルL22側をアノードとされている。その直列
回路のコイルL22側の一端は共通ラインCLに接続さ
れ、スイッチング素子SW22側の他端はコンデンサC
21を介してアース接続されている。
【0023】共通ラインCLには電源B11の正端子が
スイッチング素子SW13を介して接続されている。ま
た、共通ラインCLには図6に示すように回路容量Ck
があるとする。パルス発生回路31は、スイッチング素
子SW31,SW32を有している。スイッチング素子
SW31,SW32は直列に接続され、その直列回路の
スイッチング素子SW31側の一端は共通ラインCLに
接続され、スイッチング素子SW32側の他端はアース
接続されている。スイッチング素子SW31,SW32
同士の接続ラインはPDP10の列電極Ziに接続され
ている。列電極Ziにおいては、負荷容量Cpがあると
する。
【0024】1フィールドのうちのいずれか1サブフィ
ールドにおいて駆動制御回路4の読み出し制御によって
フレームメモリ4から読み出されたセルビットデータD
Bの列電極Zi用のビット列をDB1i,DB2i,D
3i,DB4i,……,DBniによって表す。DB1i
1,DB2i=1,DB3i=1,DB4i=1,……,DB
ni=1のようにセルビットデータDBの列電極Zi用の
ビット列が全て論理1を示す場合、或いはDB1i=0,
DB2i=0,DB3i=0,DB4i=0,……,DBni
0のようにセルビットデータのビット列が全て論理0を
示す場合にはセルビットデータにおける論理レベルの反
転が少ない状態である。一方、DB1i=1,DB2i
0,DB3i=1,DB4i=0,……,DBn-1i=1,D
ni=0或いはDB1i=0,DB2i=1,DB3i=0,
DB4i=1,……,DBn-1i=0,DBni=1のように
論理1と論理0とが交互に生ずる場合にはセルビットデ
ータにおける論理レベルの反転が多い状態である。
【0025】このセルビットデータの論理レベル反転状
態はデータ解析回路5によって判断される。駆動制御回
路4は、セルビットデータDBデータ及び解析回路5に
よる判断結果に応じてスイッチング素子SW11,SW
12,SW13,SW21,SW22,SW31,SW
32に対してスイッチング信号Sh11,Sh12,S
h13,Sh21,Sh22,Sh31,Sh32を供
給してオン又はオフ制御を行う。
【0026】セルビットデータDBの各ビットは行電極
駆動回路7及び8による走査に同期してDB1i,D
2i,DB3i,DB4i,……,DBniの順にそのビット
の論理レベルに対応したデータパルスDP1i,DP2i
DP3i,DP4i,……,DPniとして列電極駆動回路6
から列電極Ziに出力される。ただし、データパルスD
1i〜DPni各々は対応するDB1i〜DBniの論理レベ
ルが1の場合だけ生成される。
【0027】行電極各々の走査期間において生じる共通
ラインCLの電位の状態(すなわち、電源パルス)は立
ち上がり期間、一定レベル期間及び立ち下がり期間から
なる。先ず、図5に示すように、全てのセルビットデー
タDBが論理1を示してセルビットデータの反転が少な
い状態の場合には、行電極駆動回路7及び8による1行
目の走査期間にはDB1i=1によってスイッチング素子
SW31はオンとなり、SW32はオフとなる。
【0028】1行目の走査期間の開始と同時に立ち上が
り期間になり、スイッチング素子SW11及びSW21
が同時にオンとなる。スイッチング素子SW11のオン
によってコンデンサ11に蓄積されている電荷によりス
イッチング素子SW11、コイルL11、ダイオードD
11、そして共通ラインCLを介して回路容量Ckに電
流が流れ込み、更に、スイッチング素子S31を介して
電流が列電極Ziに達して負荷容量Cpに流れ込む。ス
イッチング素子SW21のオンによってコンデンサ21
に蓄積されている電荷によりスイッチング素子SW2
1、コイルL21、ダイオードD21、そして共通ライ
ンCLを介して回路容量Ckに電流が流れ込み、更に、
スイッチング素子S31を介して電流が列電極Ziに達
して負荷容量Cpに流れ込む。すなわち、回路容量Ck
及び負荷容量Cpには第1共振ブロック13と第2共振
ブロック14とから立ち上がり電流が流れ込み、回路容
量Ck及び負荷容量Cpを充電させる。この立ち上がり
期間にはコイルL11,L12、回路容量Ck及び負荷
容量Cpによる時定数に応じて共通ラインCL及び列電
極Ziの電位は徐々に上昇する。
【0029】次いで、一定レベル期間になると、スイッ
チング素子SW13がオンとなる。電源B11の出力電
圧VBが共通ラインCLを介して回路容量Ckに印加さ
れ、更にスイッチング素子SW31及び列電極Ziを介
して負荷容量Cpにも印加される。共通ラインCL及び
列電極Ziの電位は最高電位である電圧VBに維持され
る。
【0030】その後、立ち下がり期間になると、スイッ
チング素子SW13がオフとなり、スイッチング素子S
W11及びSW21が同時にオフなり、更に、スイッチ
ング素子SW12及びSW22がオンとなる。スイッチ
ング素子SW12のオンによって回路容量Ck及び負荷
容量Cpに蓄積された電荷により負荷容量Cpからはス
イッチング素子SW31を介した後、共通ラインCL、
コイルL12、ダイオードD12、スイッチング素子S
W12を介してコンデンサC11に電流が流れ込む。ス
イッチング素子SW22のオンによって回路容量Ck及
び負荷容量Cpに蓄積された電荷により負荷容量Cpか
らはスイッチング素子SW31を介した後、共通ライン
CL、コイルL22、ダイオードD22、スイッチング
素子SW22を介してコンデンサC21に電流が流れ込
む。すなわち、回路容量Ck及び負荷容量Cpからの立
ち下がり電流が第1共振ブロック13と第2共振ブロッ
ク14へ流れ込み、コンデンサC11及びC21を充電
させる。この立ち下がり期間にはコイルL12及びコン
デンサC11の時定数と、コイルL22及びコンデンサ
C21の時定数とに応じて共通ラインCL及び列電極Z
iの電位は徐々に降下する。よって、列電極ZiにはD
1i=1に対応したデータパルスDP1iが形成されたこ
とになる。
【0031】1行目の走査期間が終了すると、2行目の
走査に移り、DB2i=1に対する立ち上がり期間とな
り、その後の一定レベル期間及び立ち下がり期間に亘っ
て上記の動作が繰り返される。次に、図6に示すよう
に、セルビットデータDBが論理1と論理0との繰り返
すビット反転の多い状態の場合には、行電極駆動回路7
及び8による1行目の走査期間にはDB1i=1によって
スイッチング素子SW31はオンとなり、SW32はオ
フとなる。
【0032】1行目の走査期間の開始と同時に立ち上が
り期間になり、スイッチング素子SW11が先ずオンと
なる。スイッチング素子SW11のオンによってコンデ
ンサ11に蓄積されている電荷によりスイッチング素子
SW11、コイルL11、ダイオードD11、そして共
通ラインCLを介して回路容量Ckに電流が流れ込み、
更に、スイッチング素子S31を介して電流が列電極Z
iに達して負荷容量Cpに流れ込む。すなわち、回路容
量Ck及び負荷容量Cpには第1共振ブロック13から
立ち上がり電流が流れ込み、回路容量Ck及び負荷容量
Cpを充電させる。この第1共振ブロック13による立
ち上がり期間にはコイルL11、回路容量Ck及び負荷
容量Cpによる時定数に応じて共通ラインCL及び列電
極Ziの電位は徐々に上昇する。
【0033】共通ラインCL及び列電極Ziの電位上昇
が終了してほぼ安定した電位となると、スイッチング素
子SW11のオンが継続した状態でスイッチング素子S
W21がオンとなる。スイッチング素子SW21のオン
によってコンデンサ21に蓄積されている電荷によりス
イッチング素子SW21、コイルL21、ダイオードD
21、そして共通ラインCLを介して回路容量Ckに電
流が流れ込み、更に、スイッチング素子S31を介して
電流が列電極Ziに達して負荷容量Cpに流れ込む。す
なわち、回路容量Ck及び負荷容量Cpには第2共振ブ
ロック14から立ち上がり電流が流れ込み、回路容量C
k及び負荷容量Cpを更に充電させる。この第2共振ブ
ロック14による立ち上がり期間にはコイルL21、回
路容量Ck及び負荷容量Cpによる時定数に応じて共通
ラインCL及び列電極Ziの電位は更に徐々に上昇す
る。
【0034】次いで、一定レベル期間になると、スイッ
チング素子SW13がオンとなる。電源B11の出力電
圧VBが共通ラインCLを介して回路容量Ckに印加さ
れ、更にスイッチング素子SW31及び列電極Ziを介
して負荷容量Cpにも印加される。共通ラインCL及び
列電極Ziの電位は電圧VBに維持される。その後、立
ち下がり期間になると、スイッチング素子SW13がオ
フとなり、スイッチング素子SW11及びSW21が同
時にオフなり、更に、スイッチング素子SW22がオン
となる。スイッチング素子SW22のオンによって回路
容量Ck及び負荷容量Cpに蓄積された電荷により負荷
容量Cpからはスイッチング素子SW31を介した後、
共通ラインCL、コイルL22、ダイオードD22、ス
イッチング素子SW22を介してコンデンサC21に電
流が流れ込む。すなわち、回路容量Ck及び負荷容量C
pからの立ち下がり電流が第2共振ブロック14へ流れ
込み、コンデンサC21を充電させる。この第2共振ブ
ロック14による立ち下がり期間にはコイルL22及び
コンデンサC21の時定数とに応じて共通ラインCL及
び列電極Ziの電位は徐々に降下する。
【0035】共通ラインCL及び列電極Ziの電位降下
が終了してほぼ安定した電位となると、スイッチング素
子SW22のオンが継続した状態でスイッチング素子S
W12がオンとなる。スイッチング素子SW12のオン
によって回路容量Ck及び負荷容量Cpに蓄積された電
荷により負荷容量Cpからはスイッチング素子SW31
を介した後、共通ラインCL、コイルL12、ダイオー
ドD12、スイッチング素子SW12を介してコンデン
サC11に電流が流れ込む。すなわち、回路容量Ck及
び負荷容量Cpからの立ち下がり電流が第1共振ブロッ
ク13へ流れ込み、コンデンサC11を充電させる。こ
の第1共振ブロック13による立ち下がり期間にはコイ
ルL12及びコンデンサC11の時定数とに応じて共通
ラインCL及び列電極Ziの電位は更に徐々に降下す
る。よって、列電極ZiにはDB1i=1に対応したデー
タパルスDP1iが形成されたことになる。
【0036】1行目の走査期間が終了すると、行電極駆
動回路7及び8による2行目の走査期間にはDB2i=0
によってスイッチング素子SW31がオフとなり、スイ
ッチング素子SW32がオンとなる。2行目の走査期間
に亘って負荷容量Cpはスイッチング素子SW32によ
って短絡されるので、列電極Ziの電位は0となり、デ
ータパルスは生成しない。
【0037】2行目の走査期間の開始と同時に立ち上が
り期間になり、スイッチング素子SW11が先ずオンと
なる。スイッチング素子SW11のオンによってコンデ
ンサ11に蓄積されている電荷によりスイッチング素子
SW11、コイルL11、ダイオードD11、そして共
通ラインCLを介して回路容量Ckに電流が流れ込み、
回路容量Ckを充電させる。負荷容量Cpには電流は流
れ込まない。第1共振ブロック13による立ち上がり期
間にはコイルL11及び回路容量Ckによる時定数に応
じて共通ラインCLの電位は徐々に上昇する。
【0038】共通ラインCLの電位上昇が終了してほぼ
安定した電位となると、スイッチング素子SW11のオ
ンが継続した状態でスイッチング素子SW21がオンと
なる。スイッチング素子SW21のオンによってコンデ
ンサ21に蓄積されている電荷によりスイッチング素子
SW21、コイルL21、ダイオードD21、そして共
通ラインCLを介して回路容量Ckに電流が流れ込み、
回路容量Ckを更に充電させる。第2共振ブロック14
による立ち上がり期間にはコイルL21及び回路容量C
kによる時定数に応じて共通ラインCLの電位は更に徐
々に上昇する。
【0039】次いで、一定レベル期間になると、スイッ
チング素子SW13がオンとなる。電源B11の出力電
圧VBが共通ラインCLを介して回路容量Ckに印加さ
れる。共通ラインCLの電位は電圧VBに維持される。
その後、立ち下がり期間になると、スイッチング素子S
W13がオフとなり、スイッチング素子SW11及びS
W21が同時にオフなり、更に、スイッチング素子SW
22がオンとなる。スイッチング素子SW22のオンに
よって回路容量Ckに蓄積された電荷により共通ライン
CL、コイルL22、ダイオードD22、スイッチング
素子SW22を介して第2共振ブロック14のコンデン
サC21に電流が流れ込み、コンデンサC21を充電さ
せる。この第2共振ブロック14による立ち下がり期間
にはコイルL22及びコンデンサC21の時定数とに応
じて共通ラインCLの電位は徐々に降下する。
【0040】共通ラインCLの電位降下が終了してほぼ
安定した電位となると、スイッチング素子SW22のオ
ンが継続した状態でスイッチング素子SW12がオンと
なる。スイッチング素子SW12のオンによって回路容
量Ckに蓄積された電荷により、共通ラインCL、コイ
ルL12、ダイオードD12、スイッチング素子SW1
2を介してコンデンサC11に電流が流れ込み、コンデ
ンサC11を充電させる。この第1共振ブロック13に
よる立ち下がり期間にはコイルL12及びコンデンサC
11の時定数とに応じて共通ラインCLの電位は更に徐
々に降下する。
【0041】2行目の走査期間が終了すると、3行目の
走査以降においては、上記のDB1i=1とDB2i=0と
同一の動作が交互に繰り返される。以上のように、図5
に示したように、セルビットデータDBに論理レベルの
反転が少ない場合には、すなわち、アドレス電力が少な
い場合には、スイッチング素子SW11とSW21とが
同一タイミングでオンオフし、またスイッチング素子S
W12とSW22とが同一タイミングでオンオフする。
これにより、データパルスの立ち上がり期間及び立ち下
がり期間が短くなり、結果としてセルデータ書込行程W
cの期間が短くなる。その短縮されたことによる余った
時間を同一のサブフィールドの発光維持行程Icに割り
当てることができる。発光維持行程Icの維持パルスを
発生する共振回路において共振作用によって形成する維
持パルスの立ち上がり期間及び立ち下がり期間を例え
ば、その共振回路のインダクタンス値を大きくすること
によって長くすることができる。よって、共振作用にお
ける電力回収率を上げることができ、無効電力を削減す
ることができる。
【0042】なお、図5のように同一の論理レベルが連
続するときコンデンサC11,C12の電位が徐々に上
昇して共通ラインCLの電位(共振電位)の振幅が小さ
くなるため、アドレス電力が低減される。一方、図6に
示したように、セルビットデータDBに論理レベルの反
転が多い場合には、すなわち、アドレス電力が大きい場
合には、スイッチング素子SW11とSW21とが独立
したタイミングでオンオフし、またスイッチング素子S
W12とSW22とが独立したタイミングでオンオフす
る。これにより、データパルスの立ち上がり期間及び立
ち下がり期間が長くなり、結果としてセルデータ書込行
程Wcにおれる共振作用における電力回収率を上げるこ
とができ、無効電力を削減することができる。
【0043】なお、図5及び図6においてはセルビット
データDBのDB1i,DB2i,DB 3i,DB4iまでの各
スイッチング素子のオンオフと、共通ラインCL及び列
電極Zi各々の電位変化とを示し、それ以降のDB5i
DBniは同様の変化であるので省略している。上記の例
では、データ書き込み時の電力(アドレス電力)をセル
データの論理レベルの反転状態に基づいて判別してい
る。すなわち、セルデータの論理レベルの反転が少ない
場合にはアドレス電力小と判別し、一方、セルデータの
論理レベルの反転が多い場合にはアドレス電力大と判別
しているが、これに限らず、入力画像信号の種類(入力
切替)又はデータ書き込み時に流れる電流(アドレス電
流)を検出しその大小に基づいてアドレス電力の大小判
別するようにしても良い。
【0044】すなわち、ビデオ入力(NTSC入力、P
AL入力)の場合アドレス電力小と判別してデータパル
スの立ち上がり期間及び立下り期間を短くし、PC(パ
ソコン)入力の場合にはアドレス電力大と判別してデー
タパルスの立ち上がり期間及び立下がり期間を長くす
る。また、データ書込み時に流れる電流(アドレス電
流)が小の場合にはアドレス電力小と判別してデータパ
ルスの立ち上がり期間及び立下り期間を短くし、データ
書込み時に流れる電流(アドレス電流)が大の場合には
アドレス電力大と判別してデータパルスの立ち上がり期
間及び立下がり期間を長くする。
【0045】ビデオ入力(NTS入力、PAL入力)の
ように隣接ラインで相関がある画像の場合には、1段共
振としてデータパルスの立ち上がり期間及び立下り期間
を短くし、よってアドレス期間を短くし、その余った時
間をサスティン期間に振り分けサスティンパルスの立ち
上がり期間及び立下り期間を長くしてサスティンの無効
電力を削減することができる。
【0046】PC入力のように隣接ラインで相関がない
画像の場合には、複数段共振(例えば2段共振)として
データパルスの立ち上がり期間及び立下り期間を長くし
てアドレス電力のより一層の削減を図る。この場合、ア
ドレス期間が長くなるため、相対的にサスティン期間を
短くする必要があるが、これはサスティンパルス数を削
減することにより対応することができる。
【0047】このようにアドレス電力に応じてデータパ
ルスの立ち上がり期間及び立下り期間を調整することに
より、アドレス期間と、サスティン期間とのバランスを
最適化して表示装置全体の無効電力を削減することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】PDPを用いた表示装置の概略構成を示す図で
ある。
【図2】1サブフィールド内においてPDPに印加され
る各駆動パルスの印加タイミングを示す図である。
【図3】本発明を適用した駆動装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】図3の装置中の列電極駆動回路の構成を示す回
路図である。
【図5】セルビットデータにおける論理レベル反転が少
ない場合の列電極駆動回路の各スイッチング素子のオン
オフと、共通ラインCL及び列電極Zi各々の電位変化
とを示す図である。
【図6】セルビットデータにおける論理レベル反転が多
い場合の列電極駆動回路の各スイッチング素子のオンオ
フと、共通ラインCL及び列電極Zi各々の電位変化と
を示す図である。
【符号の説明】
1 A/D変換器 3 フレームメモリ 4 駆動制御回路 5 データ解析回路 6 列電極駆動回路 7 X行電極駆動回路 8 Y行電極駆動回路 10 PDP
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 3/288 H04N 5/70 A H04N 5/66 101 G09G 3/28 H 5/70 B Fターム(参考) 5C058 AA11 AA12 BA02 BA26 BB01 BB25 5C080 AA05 AA06 BB05 DD26 EE01 EE17 EE19 EE29 FF12 GG08 HH01 HH09 JJ02 JJ03 JJ04 KK02 KK04 KK43

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の行電極と、前記行電極に交差して
    配列された複数の列電極とを有し、その交差部各々に容
    量性負荷のセルが形成された表示パネルの前記列電極各
    々に、画像信号に基づいた駆動パルスを印加する駆動装
    置であって、 前記画像信号に応じて表示パネルの前記列電極毎に列電
    極上のセル各々についての発光又は非発光を示すビット
    列からなるセルデータを作成する手段と、 前記セルデータの1ビット分に対応したパルス幅の電源
    パルスを順次生成するパルス生成手段と、 前記列電極毎に設けられて前記セルデータの1ビット毎
    にそのビットが発光の論理レベルを示すとき前記電源パ
    ルスを前記駆動パルスとして対応する列電極に供給する
    パルス供給手段と、を備え、 前記パルス生成手段は、前記セルデータの書き込み時の
    電力の大小を判別する判別手段と、前記判別手段の判別
    結果に応じて前記電源パルスの立ち上がり期間と立ち下
    がり期間とを変化させる調節手段とを有することを特徴
    とする表示パネルの駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記パルス生成手段は、共通の出力端を
    有する複数の共振回路を含み、前記判別手段の判別結果
    に応じて前記複数の共振回路の動作タイミングを互いに
    変化させることによって前記電源パルスの立ち上がり期
    間と立ち下がり期間とを変化させることを特徴とする請
    求項1記載の表示パネルの駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記パルス生成手段は、前記判別手段に
    よって前記セルデータの書き込み時の電力が小と判別さ
    れたとき前記電源パルスの立ち上がり期間と立ち下がり
    期間とを短くし、前記判別手段によって前記セルデータ
    の書き込み時の電力が大と判別されたとき前記電源パル
    スの立ち上がり期間と立ち下がり期間とを長くすること
    を特徴とする請求項1記載の表示パネルの駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の共振回路各々は、一端が接地
    されたコンデンサと、前記コンデンサの他端と前記出力
    端との間に直列接続された第1スイッチング素子及び第
    1インダクタンス素子からなり前記コンデンサの蓄積電
    荷を放電する放電路と、前記コンデンサの他端と前記出
    力端との間に直列接続された第2スイッチング素子及び
    第2インダクタンス素子からなり前記コンデンサに電荷
    を充電する充電路と、を備え、 前記パルス生成手段は、前記出力端に所定の最高電位が
    印加する第3スイッチング素子を有することを特徴とす
    る請求項2記載の表示パネルの駆動装置。
  5. 【請求項5】 前記パルス生成手段は、前記第3スイッ
    チング素子をオフ状態にせしめかつ前記複数の共振回路
    各々の前記第1スイッチング素子のみをオン状態にせし
    める立ち上がり行程と、前記第3スイッチング素子をオ
    ン状態にせしめる一定レベル行程と、前記第3スイッチ
    ング素子をオフ状態にせしめかつ前記複数の共振回路各
    々の前記第2スイッチング素子のみをオン状態にせしめ
    る立ち下がり行程と、を周期的に繰り返すことを特徴と
    する請求項4記載の表示パネルの駆動装置。
  6. 【請求項6】 前記パルス生成手段は、前記判別手段に
    よって前記セルデータの書き込み時の電力が小と判別さ
    れたとき前記第1スイッチング素子及び第2スイッチン
    グ素子のオンオフを複数の共振回路各々で同一タイミン
    グで行って前記電源パルスの立ち上がり期間及び立ち下
    がり期間を短くし、前記判別手段によって前記セルデー
    タの書き込み時の電力が大と判別されたとき前記第1ス
    イッチング素子及び第2スイッチング素子のオンオフを
    複数の共振回路各々で異なるタイミングで行って前記電
    源パルスの立ち上がり期間及び立ち下がり期間を長くす
    ることを特徴とする請求項4記載の表示パネルの駆動装
    置。
  7. 【請求項7】 前記判別手段は、前記画像信号がパソコ
    ン入力である場合には前記セルデータの書き込み時の電
    力が大と判別し、前記画像信号がビデオ入力である場合
    には前記セルデータの書き込み時の電力が小と判別する
    ことを特徴とする請求項1記載の表示パネルの駆動装
    置。
  8. 【請求項8】 前記判別手段は、前記セルデータ中の少
    なくとも2ビットの論理レベルが同一レベルで連続しな
    い又は論理レベルの反転が多い場合には前記セルデータ
    の書き込み時の電力が大と判別し、前記セルデータ中の
    少なくとも2ビットの論理レベルが同一レベルで連続す
    る又は論理レベルの反転が少ない場合には前記セルデー
    タの書き込み時の電力が小と判別することを特徴とする
    請求項1記載の表示パネルの駆動装置。
  9. 【請求項9】 前記判別手段は、前記前記セルデータの
    書き込み時に流れる電流に基づいて書き込み電力の大小
    を判別することを特徴とする請求項1記載の表示パネル
    の駆動装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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