JP2003255815A - ネットワークを利用する学習支援システム、学習支援方法及び学習支援プログラム - Google Patents

ネットワークを利用する学習支援システム、学習支援方法及び学習支援プログラム

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JP2003255815A
JP2003255815A JP2002054741A JP2002054741A JP2003255815A JP 2003255815 A JP2003255815 A JP 2003255815A JP 2002054741 A JP2002054741 A JP 2002054741A JP 2002054741 A JP2002054741 A JP 2002054741A JP 2003255815 A JP2003255815 A JP 2003255815A
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進 曽根
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受講者の学習意欲を持続又は増進させて、円
滑にかつ確実に個別指導又は少人数講義を行う。 【解決手段】 学習支援システム1は、教育サービス事
業者Cが管理し、受講者A及び講師Bを募集して両者を
結び付けると共に、要求に応じて教材コンテンツ等を配
信するために用いられる情報管理センタ2と、受講者
A,A,…が用いる受講者端末3,3,…と、講師B,
B,…が用いる講師端末4,4,…とがネットワーク5
を介して接続されて構成されている。受講者Aは、受講
者端末3を操作して、情報管理センタ2に対してアクセ
スし、講師Bの紹介を受けて、受講者A自身に合った方
法で、リアルタイムで講師Bの映像を見ながら木目細か
な指導を講師Bから受けることができるので、学習意欲
を持続又は増進させ、円滑にかつ確実に個別指導又は少
人数講義を受けることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば学校教育
のために用いて好適な個別指導を行うためのインターネ
ット等のネットワークを利用する学習支援システム、学
習支援方法及び学習支援プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、学校教育においては、実力の
異なる多数の生徒たちに対して一人の教師から一方的に
かつ一斉に講義が行われてきた。このため、実力のある
生徒にとっては退屈な講義となり、実力不足の生徒にと
っては消化不良を起こす講義となってしまっていた。す
なわち、実力の異なる生徒に対して、一斉に講義を行う
場合、どのレベルの生徒に合わせるかによって、各生徒
の満足度が異なるために、どの生徒も満足するような講
義は不可能であった。また、同一の生徒であっても同一
科目のなかでも得意箇所と不得意箇所があり、さらに、
健康状態、精神状態によっても学習意欲や、理解度、定
着度も変化するので、常に生徒が満足するような講義は
不可能であった。
【0003】また、一斉授業では、実力を養うための問
題演習でも同一の問題を用いるので、生徒の実力差、能
力差を考慮することができず、問題のレベルを例えば平
均レベルに合わせても、実力のある生徒は物足りなく感
じ、実力不足の生徒は消化不良を起こすこととなってし
まう。また、一斉授業では、教師が、各生徒の学習の理
解度や問題演習量等を把握することは困難であり、各生
徒の演習量等をチェックして理解不足の箇所を指摘して
補充したり、次の課題を与えて的確なアドバイスを行う
ことは不可能であった。したがって、各生徒の学習意欲
と学習能力とに応じ、各生徒の学習状況に柔軟に対応で
きる個別指導又は少人数講義(教師1人に対して生徒6
人程度まで)が望まれる。しかしながら、そのために
は、教師数が絶対的に不足し、教室数も不足し、かつコ
ストも嵩んでしまう。このため、例えば、特開平11−
282826号公報に記載されているように、生徒が用
いる受講者端末と、教育事業者端末とをインターネット
を介して接続し、生徒が受講者端末を操作して要求する
ことにより、教育事業者端末が生徒の実力(習熟度)に
合った教材を受講者端末へ送信する技術が提案されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術では、受講者と教育事業者側との間の情報の
授受に時間差が生じてしまい、例えば不明点についての
質問に対する回答までに時間がかかり、受講者が学習意
欲を維持できなくなり、学習効果が上がらないという問
題があった。
【0005】この発明は、上述の事情に鑑みてなされた
もので、受講者の学習意欲を持続又は増進させて、円滑
にかつ確実に個別指導又は少人数講義を行うことができ
るネットワークを利用する学習支援システム、学習支援
方法及び学習支援プログラムを提供することを目的とし
ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、教える側の者と教わる側の
者とを仲介するサービスを提供する教育サービス事業者
が営業活動を行うために用いる情報処理装置と、上記教
わる側の者が用いる第1の端末と、上記教える側の者が
用いる第2の端末とがネットワークを介して接続されて
構成された学習支援システムに係り、上記情報処理装置
は、上記教わる側の者を募集する第1の募集情報を上記
ネットワークを介して提示する第1の募集情報提示手段
と、上記教える側の者を募集する第2の募集情報を上記
ネットワークを介して提示する第2の募集情報提示手段
と、単数又は複数の上記第1の端末から上記ネットワー
クを介して送信されてきた上記第1の募集情報に対する
第1の応募情報と、単数又は複数の上記第2の端末から
上記ネットワークを介して送信されてきた上記第2の募
集情報に対する第2の応募情報とに基づいて、所定の上
記第1の端末に対応する上記教わる側の者と所定の第2
の端末に対応する上記教える側の者とを仲介して、上記
第1の端末と上記第2の端末との間で上記ネットワーク
を介した双方向通信を行わせる仲介処理手段とを備えた
ことを特徴としている。
【0007】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の学習支援システムに係り、上記情報処理装置は、上
記第2の応募情報に基づいて上記教える側の者を紹介す
る第2の紹介情報を提示する第2の紹介情報提示手段を
備え、上記仲介処理手段は、所定の上記第1の端末から
上記ネットワークを介して送信され、上記第2の紹介情
報に基づいて上記教える側の者が選択されたことを示す
第2の選択情報に基づいて、上記第1の端末と上記第2
の端末とを接続することを特徴としている。
【0008】また、請求項3記載の発明は、請求項1記
載の学習支援システムに係り、上記情報処理装置は、上
記第1の応募情報に基づいて上記教わる側の者を紹介す
る第1の紹介情報を提示する第1の紹介情報提示手段を
備え、上記仲介処理手段は、所定の上記第2の端末から
上記ネットワークを介して送信され、上記第1の紹介情
報に基づいて上記教わる側の者が選択されたことを示す
第1の選択情報に基づいて、上記第1の端末と上記第2
の端末とを接続することを特徴としている。
【0009】また、請求項4記載の発明は、請求項1、
2又は3記載の学習支援システムに係り、上記情報処理
装置は、所定の内容を教え又は教わる際の指導条件を設
定するための指導条件設定手段を備え、上記第1の募集
情報提示手段が提示する上記第1の募集情報、及び上記
第2の募集情報提示手段が提示する上記第2の募集情報
は、上記指導条件を含むことを特徴としている。
【0010】また、請求項5記載の発明は、教える側の
者と教わる側の者とを仲介するサービスを提供する教育
サービス事業者が営業活動を行うために用いる情報処理
装置と、上記教わる側の者が用いる第1の端末と、上記
教える側の者が用いる第2の端末とがネットワークを介
して接続されて構成された学習支援システムに係り、上
記情報処理装置は、上記第1の端末から上記ネットワー
クを介して送信されてきた上記教える者を募集するため
の第2の募集情報を提示する第2の募集情報提示手段
と、単数又は複数の上記第2の端末から上記ネットワー
クを介して送信されてきた上記第2の募集情報に対する
第2の応募情報に基づいて、上記教わる側の者と所定の
上記教える側の者とを仲介して、上記第1の端末と上記
第2の端末との間で上記ネットワークを介した双方向通
信を行わせる仲介処理手段とを備えたことを特徴として
いる。
【0011】また、請求項6記載の発明は、請求項5記
載の学習支援システムに係り、上記第2の募集情報は、
上記教わる側の者によって設定された指導条件を含むこ
とを特徴としている。
【0012】また、請求項7記載の発明は、教える側の
者と教わる側の者とを仲介するサービスを提供する教育
サービス事業者が営業活動を行うために用いる情報処理
装置と、上記教わる側の者が用いる第1の端末と、上記
教える側の者が用いる第2の端末とがネットワークを介
して接続されて構成された学習支援システムに係り、上
記情報処理装置は、上記第2の端末から上記ネットワー
クを介して送信されてきた上記教わる側の者を募集する
ための第1の募集情報を提示する第1の募集情報提示手
段と、単数又は複数の上記第1の端末から上記ネットワ
ークを介して送信されてきた上記第1の募集情報に対す
る第1の応募情報に基づいて、上記教わる側の者と所定
の上記教える側の者とを仲介して、上記第1の端末と上
記第2の端末との間で上記ネットワークを介した双方向
通信を行わせる仲介処理手段とを備えたことを特徴とし
ている。
【0013】また、請求項8記載の発明は、請求項7記
載の学習支援システムに係り、上記第1の募集情報は、
上記教える側の者によって設定された指導条件を含むこ
とを特徴としている。
【0014】また、請求項9記載の発明は、請求項4、
6又は8記載の学習支援システムに係り、上記指導条件
は、指導内容、指導形式、教わる側の者の人数、指導時
間、指導回数、指導日時、教わる側の者の性別、教える
側の者の性別、教わる側の者の年齢、教える側の者の年
齢、指導料及び契約成立条件のうち少なくとも1つを含
むことを特徴としている。
【0015】また、請求項10記載の発明は、請求項9
記載の学習支援システムに係り、上記指導形式は、上記
教える側の者と上記教わる側の者との人数比が1対1の
第1の指導形式、上記教わる側の者の方が多い第2の指
導形式、上記教える側の者の方が多い第3の指導形式、
及び上記指導内容に応じて上記第1乃至第3の指導形式
を組み合わせた第4の指導形式のなかから選択されるこ
とを特徴としている。
【0016】また、請求項11記載の発明は、請求項9
又は10記載の学習支援システムに係り、上記指導料
は、指導開始前に上記教える側の者と上記教わる側の者
との間で取り決められることによって、予め設定される
ことを特徴としている。
【0017】また、請求項12記載の発明は、請求項1
乃至11のいずれか1に記載の学習支援システムに係
り、上記情報処理装置は、上記指導を行うために用いる
教材情報を蓄積した教材情報蓄積手段と、要求に応じて
上記第1の端末又は/及び第2の端末へ上記教材情報を
供給する教材情報供給手段とを備えたことを特徴として
いる。
【0018】また、請求項13記載の発明は、請求項1
2記載の学習支援システムに係り、記教材情報は、文字
情報のほか、静止画情報、動画情報及び音声情報を含む
ことを特徴としている。
【0019】また、請求項14記載の発明は、請求項4
記載の学習支援システムに係り、上記情報処理装置は、
上記教わる側の者の学習履歴情報を管理する学習履歴管
理手段と、上記学習履歴情報に基づいて設定された上記
指導条件での所定の指導を受ける上記教わる側の者に対
して推薦する推薦情報を生成し、所定の時期に上記第1
の端末へ供給する推薦情報供給手段とを備えたことを特
徴としている。
【0020】また、請求項15記載の発明は、請求項1
乃至14のいずれか1に記載の学習支援システムに係
り、上記第1の端末は、複数の上記教わる側の者が共用
することを特徴としている。
【0021】また、請求項16記載の発明に係る学習支
援方法は、教える側の者と教わる側の者とを仲介するサ
ービスを提供する教育サービス事業者が営業活動を行う
ために用いる情報処理装置と、上記教わる側の者が用い
る第1の端末と、上記教える側の者が用いる第2の端末
とがネットワークを介して接続され、上記情報処理装置
は、上記教わる側の者を募集する第1の募集情報を上記
ネットワークを介して提示する第1の募集情報提示処理
と、上記教える側の者を募集する第2の募集情報を上記
ネットワークを介して提示する第2の募集情報提示処理
と、単数又は複数の上記第1の端末から上記ネットワー
クを介して送信されてきた上記第1の募集情報に対する
第1の応募情報と、単数又は複数の上記第2の端末から
上記ネットワークを介して送信されてきた上記第2の募
集情報に対する第2の応募情報とに基づいて、所定の上
記第1の端末に対応する上記教わる側の者と所定の第2
の端末に対応する上記教える側の者とを仲介して、上記
第1の端末と上記第2の端末との間で上記ネットワーク
を介した双方向通信を行わせる仲介処理とを実行するこ
とを特徴としている。
【0022】また、請求項17記載の発明は、請求項1
6記載の学習支援方法に係り、上記情報処理装置は、上
記第2の応募情報に基づいて上記教える側の者を紹介す
る第2の紹介情報を提示する第2の紹介情報提示処理
と、 所定の上記第1の端末から上記ネットワークを介
して送信され、上記第2の紹介情報に基づいて上記教え
る側の者が選択されたことを示す第2の選択情報に基づ
いて、上記第1の端末と上記第2の端末とを接続する仲
介処理とを実行することを特徴としている。
【0023】また、請求項18記載の発明は、請求項1
6記載の学習支援方法に係り、上記情報処理装置は、上
記第1の応募情報に基づいて上記教わる側の者を紹介す
る第1の紹介情報を提示する第1の紹介情報提示処理
と、所定の上記第2の端末から上記ネットワークを介し
て送信され、上記第1の紹介情報に基づいて上記教わる
側の者が選択されたことを示す第1の選択情報に基づい
て、上記第1の端末と上記第2の端末とを接続する仲介
処理とを実行することを特徴としている。
【0024】また、請求項19記載の発明は、請求項1
6、17又は18記載の学習支援方法に係り、上記情報
処理装置は、所定の内容を教え又は教わる際の指導条件
を設定するための指導条件設定処理を実行し、上記第1
の募集情報提示手段が提示する上記第1の募集情報、及
び上記第2の募集情報提示手段が提示する上記第2の募
集情報は、上記指導条件を含むことを特徴としている。
【0025】また、請求項20記載の発明に係る学習支
援方法は、教える側の者と教わる側の者とを仲介するサ
ービスを提供する教育サービス事業者が営業活動を行う
ために用いる情報処理装置と、上記教わる側の者が用い
る第1の端末と、上記教える側の者が用いる第2の端末
とがネットワークを介して接続され、上記情報処理装置
は、上記第1の端末から上記ネットワークを介して送信
されてきた上記教える者を募集するための第2の募集情
報を提示する第2の募集情報提示処理と、単数又は複数
の上記第2の端末から上記ネットワークを介して送信さ
れてきた上記第2の募集情報に対する第2の応募情報に
基づいて、上記教わる側の者と所定の上記教える側の者
とを仲介して、上記第1の端末と上記第2の端末との間
で上記ネットワークを介した双方向通信を行わせる仲介
処理とを実行することを特徴としている。
【0026】また、請求項21記載の発明は、請求項2
0記載の学習支援方法に係り、上記第2の募集情報は、
上記教わる側の者によって設定された指導条件を含むこ
とを特徴としている。
【0027】また、請求項22記載の発明に係る学習支
援方法は、教える側の者と教わる側の者とを仲介するサ
ービスを提供する教育サービス事業者が営業活動を行う
ために用いる情報処理装置と、上記教わる側の者が用い
る第1の端末と、上記教える側の者が用いる第2の端末
とがネットワークを介して接続され、上記情報処理装置
は、上記第2の端末から上記ネットワークを介して送信
されてきた上記教わる側の者を募集するための第1の募
集情報を提示する第1の募集情報提示処理と、単数又は
複数の上記第1の端末から上記ネットワークを介して送
信されてきた上記第1の募集情報に対する第1の応募情
報に基づいて、上記教わる側の者と所定の上記教える側
の者とを仲介して、上記第1の端末と上記第2の端末と
の間で上記ネットワークを介した双方向通信を行わせる
仲介処理とを実行することを特徴としている。
【0028】また、請求項23記載の発明は、請求項2
2記載の学習支援方法に係り、上記第1の募集情報は、
上記教える側の者によって設定された指導条件を含むこ
とを特徴としている。
【0029】また、請求項24記載の発明は、請求項1
9、21又は23記載の学習支援方法に係り、上記指導
条件は、指導内容、指導形式、教わる側の者の人数、指
導時間、指導回数、指導日時、教わる側の者の性別、教
える側の者の性別、教わる側の者の年齢、教える側の者
の年齢、指導料及び契約成立条件のうち少なくとも1つ
を含むことを特徴としている。
【0030】また、請求項25記載の発明は、請求項2
4記載の学習支援方法に係り、上記指導形式は、上記教
える側の者と上記教わる側の者との人数比が1対1の第
1の指導形式、上記教わる側の者の方が多い第2の指導
形式、上記教える側の者の方が多い第3の指導形式、及
び上記指導内容に応じて上記第1乃至第3の指導形式を
組み合わせた第4の指導形式のなかから選択されること
を特徴としている。
【0031】また、請求項26記載の発明は、請求項2
4又は25記載の学習支援方法に係り、上記指導料は、
指導開始前に上記教える側の者と上記教わる側の者との
間で取り決められることによって、予め設定されること
を特徴としている。
【0032】また、請求項27載の発明は、請求項16
乃至26のいずれか1に記載の学習支援方法に係り、上
記情報処理装置は、上記指導を行うために用いる教材情
報を蓄積した教材情報蓄積処理と、要求に応じて上記第
1の端末又は/及び第2の端末へ上記教材情報を供給す
る教材情報供給処理とを実行することを特徴としてい
る。
【0033】また、請求項28載の発明は、請求項27
記載の学習支援方法に係り、上記教材情報は、文字情報
のほか、静止画情報、動画情報及び音声情報を含むこと
を特徴としている。
【0034】また、請求項29載の発明は、請求項19
記載の学習支援方法に係り、上記情報処理装置は、上記
教わる側の者の学習履歴情報を管理する学習履歴管理処
理と、上記学習履歴情報に基づいて設定された上記指導
条件での所定の指導を受ける上記教わる側の者に対して
推薦する推薦情報を生成し、所定の時期に上記第1の端
末へ供給する推薦情報供給処理とを実行することを特徴
としている。
【0035】また、請求項30載の発明は、請求項16
乃至29のいずれか1に記載の学習支援方法に係り、上
記第1の端末は、複数の上記教わる側の者が共用するこ
とを特徴としている。
【0036】また、請求項31載の発明に係る学習支援
プログラムは、請求項16乃至30のいずれか1に記載
の学習支援方法をコンピュータに実行させることを特徴
としている。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。説明は、実施例を用い
て具体的に行う。 ◇第1実施例 図1は、この発明の第1実施例である学習支援システム
の構成を示す図、図2は、同学習支援システムの情報管
理センタの構成を示すブロック図、図3は、同情報管理
センタの管理サーバ、配信情報蓄積サーバ、ユーザ情報
蓄積サーバ、メールサーバ及び課金サーバの構成を示す
ブロック図、図4は、同配信情報蓄積サーバの記憶部の
構成を示すブロック図、図5は、同記憶部の教材データ
記憶領域の構成を示すブロック図、図6は、同ユーザ情
報蓄積サーバの記憶部の構成を示すブロック図、図7
は、同記憶部の受講者情報記憶領域の各個人データ領域
の構成を示すブロック図、図8は、同情報管理センタの
担当者端末並びに同学習支援システムの受講者端末及び
講師端末の構成を示すブロック図、図9は、同受講者端
末の表示部の構成を示す図、図10は、同学習支援シス
テムのネットワークの構成を示す図、図11は、同学習
支援システムのインターネット接続システムの構成を示
すブロック図、図12は、同情報管理センタ、同受講者
端末及び講師端末の動作を説明するためのフローチャー
ト、また、図13は、同受講者端末の表示部における学
習支援サービスメニュー画面の画面表示例を示す図であ
る。この例の学習支援システム1は、図1に示すよう
に、受講者(教わる側の者)Aが講師(教える側の者)
Bから例えば個別指導を受けるために用いられる。学習
支援システム1は、教育サービス事業者Cが管理し、受
講者A及び講師Bを募集して両者を結び付けると共に、
要求に応じて教材コンテンツ等を配信するために用いら
れる情報管理センタ(情報処理装置)2と、受講者A,
A,…が用いる受講者端末(第1の端末)3,3,…
と、講師B,B,…が用いる講師端末(第2の端末)
4,4,…とがネットワーク5を介して接続されて構成
されている。
【0038】各受講者端末3及び各講師端末4は、WW
W(World Wide Web)ブラウザを用いて情報管理センタ
2に対してネットワーク5を介してアクセス可能とされ
ている。また、この例では、各受講者端末3及び講師端
末4において、学習支援サービス(仲介サービスや教材
等の供給)を受けるために必要な処理プログラムも教育
サービス事業者Cから提供され、例えば情報管理センタ
2からネットワーク5を介して受講者端末3及び講師端
末4にダウンロードされて利用される。
【0039】情報管理センタ2は、図2に示すように、
情報管理センタ2全体の管理を行うと共に、受講者A及
び講師Bの募集情報や紹介情報を提示し、受講者Aと講
師Bとを結び付けるために用いられる管理サーバ(第1
の募集情報提示手段、第2の募集情報提示手段、仲介処
理手段、第2の紹介情報提示手段、第1の紹介情報提示
手段、指導条件設定手段、教材情報供給手段、学習履歴
管理手段、推薦情報供給手段)6と、教材や各種マニュ
アル等を蓄積する配信情報蓄積サーバ(教材情報蓄積手
段)7と、受講者A及び講師Bに関する個人情報等を蓄
積するユーザ情報蓄積サーバ8と、電子メールを送受信
するためのメールサーバ9と、各受講者A及び講師Bの
利用料金(手数料)を算出し請求するための課金サーバ
11と、教育サービス事業者Cの担当者が例えば講師候
補者の面接や苦情処理(例えば受講者端末3から送付さ
れてきた質問メール等に対する処理)を行う際に用いる
担当者端末12とを有している。
【0040】管理サーバ6は、ホームページを提供する
WWWサーバとしての機能を有し、図3に示すように、
所定の制御プログラムに従って構成各部を制御する制御
部6aと、教材コンテンツ等を配信するための配信プロ
グラムや、個人情報管理プログラム、他のサーバ(配信
情報蓄積サーバ7等)との連携を行うために用いるCG
I(Common Gateway Interface)プログラム等の各種プ
ログラム、及び各種データが記憶される記憶部6bと、
所定のプロトコルに従ってデータ通信を行うための通信
部6cとを有している。制御部6aは、CPU(中央処
理装置)等からなり、記憶部6bに記憶された各種処理
プログラムを実行して、管理サーバ6の構成各部を制御
して、受講者A及び講師Bを募集する際の講義条件を設
定する講義条件設定処理や、募集情報生成処理、講師紹
介処理、教材等配信処理、個人情報管理処理等を行う。
【0041】記憶部6bは、ROM、RAM、ICメモ
リカード等の半導体メモリ、フロッピー(登録商標)デ
ィスク記憶装置、ハードディスク記憶装置、光磁気ディス
ク記憶装置等からなっており、制御部6aがプログラム
実行時に用いる各種レジスタやフラグが確保されてい
る。記憶部6bには、制御部6aが実行する受講者A及
び講師Bを募集する際の講義条件を設定する講義条件設
定プログラムや、募集情報生成プログラム、講師紹介処
理プログラム、教材等配信プログラム、個人情報管理プ
ログラム等が記憶されている。講義条件設定プログラム
には、過去の利用実績等に基づいて、例えば受講者A側
の多くの需要が見込まれる講義条件を設定するための手
順が記載されている。講義条件は、講義内容、講義形
式、受講者人数、講義時間、講義回数、講義日時、受講
者の性別、講師の性別、受講者の年齢、講師の年齢、講
義料、及び契約成立条件を含んでいる。
【0042】講義内容は、対象教科、学習内容、講義レ
ベル(基本レベル、応用レベル、入試レベル等)、講義
の速さ(遅い、中程度、速い等)を含んでいる。講義形
式は、個別指導、1対2講義、少人数(受講者数3〜
6)講義、個別指導と少人数講義との混合形式、少人数
講義の合併形式等のなから選択される。個別指導は、受
講者と講師とが1対1で行われるもので、受講者の理解
状況に応じて柔軟かつ円滑に講義が進められる。受講者
は必要なときに即座に講師に対して質問をし、講師は、
常時受講者の実力を判定し、状況に応じて指導計画を立
てて管理することが可能である。1対2講義は、1人の
講師が2人の受講者に対して同一内容の講義を行うもの
であり、2人の受講者が同程度の実力を有する場合に適
用される。少人数講義は、1人の講師が3〜6人の受講
者に対して同一内容の講義を行うものであり、受講者同
士が同程度の実力を有する場合に適用される。
【0043】個別講義と少人数講義との混合形式での講
義は、例えば、英語と国語の講義を行う講師が、少人数
形態で指導し、さらに受講者の質問に対応するための講
師が、個別指導担当としてアシスタントするものであ
る。少人数講義の合併形式での講義は、例えば、英語、
数学、国語の講義を行う3人の講師がチームを組んで、
例えば少人数(例えば6人)の3クラスをまとめて指導
し、18人の受講者に対して、学習内容、実力差等に応
じて時間割を組んで講義を行うものである。このほか、
受講者が、複数の講義形式を組み合わせて受講しても良
い。例えば、受講者が高校1年生で数学を苦手としてい
る者の場合に、週3日は数学担当の講師による少人数講
義を受け、週2日は英語担当の講師の少人数講義を受
け、必要に応じて個別指導を受ける形式を採用しても良
い。また、例えば、受講者が中学3年生の受験を考えて
いる生徒の場合に、毎日3時間は英語、数学、国語のチ
ームで講義を行っている講師から指導を受け、週2日は
個別指導を受ける形式を採用しても良い。
【0044】受講者人数は、例えば1人の講師に対する
受講者の人数であり、例えば、受講者6人(内2名内定
済みで、4人募集の場合等)を募集する。講義日時は、
講義が行われる期間、講義日、時間帯、休講時の処置等
を含んでいる。例えば、少人数講義では、期間は年間、
講義日は月曜日及び木曜日、時間帯は午後8時から午後
11時とし、休講時には代替講師によるか又は3月15
日、16日、17日のうちいずれか1日に実施し、8月
と祝日とは講義無しとする。また、個別指導では、講義
日は月曜日、時間帯は午後9時から午前0時とし、回数
等は講義開始後に決定するか又は変更可能とする。ま
た、講義料は、金額のほか支払い方法を含んでいる。こ
の例では、講義料については、教育サービス事業者を介
することなく、受講者側と講師側とで契約時に取り決め
る。例えば最初に設定した単位時間当たりの料金に基づ
いて、講師端末が講義時間に応じた講義料を算出して受
講者側に対して請求する。また、契約成立条件は、例え
ば少人数講義で、定員に満たない場合に、講師からキャ
ンセル可能とする等の条件を含んでいる。このほか、例
えば講師が一部に独自の教材を使用する旨の内容を含め
ても良い。なお、受講者の性別、講師の性別、受講者の
年齢及び講師の年齢を規定するのは、受講者、講師のな
かに、相手の性別や年齢を意識してしまうユーザを考慮
するためである。
【0045】募集情報生成プログラムには、設定した講
義条件を含みホームページ上で提示する受講者募集情報
を生成する手順及び講師募集情報を生成するための手順
が記載されている。これらの受講者募集情報及び講師募
集情報は、教育サービス事業者Cの営業活動のためにイ
ンターネット上に開設されたホームページにおいて提示
される。講師紹介処理プログラムには、応募した講師に
ついての紹介情報をホームページ上で提示するための手
順と、受講者端末3からの要求に応じて受講者Aと受講
者Aが選択した講師Bとで面接を行わせるために受講者
端末3と講師端末4とを接続するための手順とが記述さ
れている。教材等配信プログラムには、講義に必要な各
種教材やマニュアル類を配信情報蓄積サーバ7から受け
取って受講者端末3や講師端末4へ配信するための手順
が記述されている。個人情報管理プログラムには、受講
者端末3や講師端末4からの会員登録要求に対してユー
ザIDコード等を発行するための手順や、ユーザ情報蓄
積サーバ8との間で受講者Aの受講履歴等の個人情報の
送受信を行うための手順が記述されている。
【0046】配信情報蓄積サーバ7(ユーザ情報蓄積サ
ーバ8、メールサーバ9、課金サーバ11)は、ハード
ウェア上の概略構成は管理サーバ6と同様であり、制御
部6a(7a,8a,9a,11a)と、記憶部6b
(7b,8b,9b,11b)と、通信部6c(7c,
8c,9c,11c)とを有している。配信情報蓄積サ
ーバ7の記憶部7bは、図4に示すように、講義に必要
な各種教材が記憶された教材データ記憶領域7pとマニ
ュアル類が記憶されたマニュアルデータ記憶領域7qと
を有している。これらの記憶部7bに記憶された教材コ
ンテンツは、例えば、テキスト情報、静止画情報のほ
か、動画情報(例えば学校教育における理科、社会の教
材等)や、音声情報も含んでいる。教材データ記憶領域
7pには、例えば学校教育における学習の3段階(基本
の理解、応用力養成、入試演習)に対応させて、図5に
示すように、例えば、基本説明教材データ7、基本ま
とめ教材データ7、基本問題演習教材データ7、基
本問題ヒント教材データ7、基本問題解答教材データ
、基本問題確認試験データ7、基本問題確認試験
解答データ7、応用問題演習教材データ7 、応用問
題ヒント教材データ7、応用問題演習解答教材データ
10、応用問題確認試験データ711、応用問題確認
試験解答絵データ712、入試問題演習データ713
入試問題演習ヒント教材データ714、及び入試問題演
習解答教材データ715が記憶されている。
【0047】ユーザ情報蓄積サーバ8の記憶部8bは、
図6に示すように、受講者情報蓄積領域8pと講師情報
蓄積領域8qとを有し、記憶部8bには、個人情報がデ
ータベース化されて記憶されている。受講者情報蓄積領
域8pは、図7に示すように、各受講者の個人情報領域
8s,8s,…を有し、各個人情報領域8sには、受講
者AのユーザIDコードやパスワード、氏名、年齢、住
所、性別、電子メールアドレス、在籍校名、学年、国
籍、家族構成等からなる基本個人データ8と、学習記
録データ8と、教材配信データ8と、学習記録デー
タ及び教材配信データに基づく学習進度や定着状況を含
む学習履歴データ8とを有している。講師情報蓄積領
域8qにも、同様に、講師BのユーザIDコードやパス
ワード、氏名、年齢、住所、性別、電子メールアドレ
ス、職業、学歴、国籍、家族構成、顔写真の画像データ
等からなる基本個人データ、講義履歴等が記憶されてい
る。
【0048】担当者端末12は、図8に示すように、所
定の制御プログラムに従って担当者端末12の構成各部
を制御する制御部12aと、WWWブラウザや電子メー
ルの作成、送受信のためのメーラ等の各種プログラム、
及び各種データが記憶される記憶部12bと、所定のプ
ロトコルに従ってデータ通信を行うための通信部12c
と、表示部12dと、スピーカ12eと、ポインティン
グデバイスやキーボードからなる操作部12fと、プリ
ンタ12gと、スキャナ12hと、カメラ12iと、マ
イクロフォン12jとを有している。制御部12aは、
CPUからなり記憶部12bに記憶された処理プログラ
ムを実行して、担当者端末12の構成各部を制御して、
受講者端末3や講師端末4との間の通信処理等を行う。
記憶部12bは、ROM、RAM、ICメモリカード等
の半導体メモリ、フロッピーディスク記憶装置、ハード
ディスク記憶装置、光磁気ディスク記憶装置等からなって
おり、制御部12aが実行する各種処理プログラムや、
制御部12aがプログラム実行時に用いる各種レジスタ
やフラグが確保されている。
【0049】各受講者端末3は、ハードウェア上の概略
構成は担当者端末12と同様であり、図8に示すよう
に、所定の制御プログラムに従って構成各部を制御する
制御部3aと、各種プログラム及び各種データが記憶さ
れる記憶部3bと、ネットワーク5を介して所定のプロ
トコルに従って情報管理センタ2等とデータ通信を行う
ための通信部3cと、教材コンテンツ等を画面表示する
表示部3dと、この教材コンテンツ等や講師Bの声等を
音声出力するスピーカ3eと、データ入力操作等を行う
ための操作部3fと、情報管理センタ2から受信した教
材等を印刷するためのプリンタ3gと、学習中の教材等
をスキャニングして例えば講師端末4へ送るためのスキ
ャナ3hと、受講者Aや机上の使用中の教材等の映像を
撮像するカメラ3iと、受講者Aの声を収集するマイク
ロフォン3jとを有している。
【0050】制御部3aは、記憶部3bに記憶された処
理プログラムを実行して、記憶部3bに確保された各種
レジスタやフラグを用いて、受講者端末3の構成各部を
制御して、情報管理センタ2や講師端末4との間での通
信処理等を行う。記憶部3bは、ROM、RAM、IC
メモリカード等の半導体メモリ、フロッピーディスク記
憶装置、ハードディスク記憶装置、光磁気ディスク記憶装
置等からなっており、制御部3aが実行する各種処理プ
ログラムや、制御部3aがプログラム実行時に用いる各
種レジスタやフラグが確保されている。記憶部3bに
は、学習履歴更新プログラムや、教材等取得プログラ
ム、画面制御プログラム、料金算出プログラム等が記憶
されている。
【0051】学習履歴更新プログラムには、講習開始前
に学習履歴の更新要求を情報管理センタ2に対して行
い、更新された学習履歴を受け取ると共に、この学習履
歴を表示部3dに表示させ、担当の講師Bの講師端末4
へ送信するための手順が記述されている。教材等取得プ
ログラムには、教材や学習方法のマニュアル等の配信要
求を情報管理センタ2に対して行い、必要な教材等を受
け取るための手順が記述されている。画面制御プログラ
ムには、講師の映像、使用中の机上の教材の映像、情報
管理センタ2との通信用画面とで画面を切り換えたり、
分割表示するための手順が記述されている。料金算出プ
ログラムには、例えば、通信時間等に基づいて、授業料
を算出するための手順が記述されている。
【0052】表示部3dは、CRTディスプレイや液晶
ディスプレイ、プラズマディスプレイ等からなっており、
図9に示すように、講師の映像等を表示する映像表示領
域3pと、スイッチ類が配置された画面操作領域3qと
を有している。画面操作領域3qには、講師の映像を表
示させるための講師表示キー3と、机上の教材を表示
させるための教材表示キー3と、情報管理センター2
との通信用画面を表示させるための通信用画面表示キー
とが配置されている。操作部3fは、マウス等のポ
インティングデバイスや、キー入力を行うためのキーボ
ードからなっている。この例では、同図に示すように、
カメラ3iは表示部3dの上部に所定の角度範囲で上下
方向に向きが変更可能なように配置され、スピーカ3e
は表示部3dの両側部に配置され、マイクロフォン3j
は表示部3dの下部に取り付けられている。
【0053】各講師端末4は、ハードウェア上の概略構
成は各受講者端末3や担当者端末12と同様であり、図
8に示すように、所定の制御プログラムに従って構成各
部を制御する制御部4aと、各種プログラム及び各種デ
ータが記憶される記憶部4bと、ネットワーク5を介し
て所定のプロトコルに従って情報管理センタ2や受講者
端末3とデータ通信を行うための通信部4cと、教材コ
ンテンツ等を画面表示する表示部4dと、この教材コン
テンツ等や担当する受講者Aの声等を音声出力するスピ
ーカ4eと、データ入力操作等を行うための操作部4f
と、情報管理センタ2から受信した教材等を印刷するた
めのプリンタ4gと、講義中の教材等をスキャニングし
て例えば受講者端末3へ送るためのスキャナ4hと、講
師B自身や机上の使用中の教材等の映像を撮像するカメ
ラ4iと、講師Bの声を収集するマイクロフォン4jと
を有している。
【0054】制御部4aは、記憶部4bに記憶された処
理プログラムを実行して、記憶部4bに確保された各種
レジスタやフラグを用いて、講師端末4の構成各部を制
御して、情報管理センタ2や受講者端末3との間での通
信処理等を行う。記憶部4bは、ROM、RAM、IC
メモリカード等の半導体メモリ、フロッピーディスク記
憶装置、ハードディスク記憶装置、光磁気ディスク記憶装
置等からなっており、制御部4aが実行する各種処理プ
ログラムや、制御部4aがプログラム実行時に用いる各
種レジスタやフラグが確保されている。記憶部4bに
は、学習履歴閲覧プログラムや、教材等取得プログラ
ム、画面制御プログラム、料金算出プログラム等が記憶
されている。
【0055】学習履歴閲覧プログラムには、講習開始前
に受講者端末3から送信されてきた学習履歴を受け取る
と共に、この学習履歴を表示部4dに表示させるための
手順が記述されている。教材等取得プログラムには、教
材や指導方法のマニュアル等の配信要求を情報管理セン
タ2に対して行い、必要な教材等を受け取るための手順
が記述されている。画面制御プログラムには、受講者
(単数又は複数)Aの映像、使用中の机上の教材の映
像、情報管理センタ2との通信用画面とで画面を切り換
えたり、分割表示するための手順が記述されている。料
金算出プログラムには、例えば、通信時間等に基づい
て、授業料を算出し、請求書を作成し、受講者端末3へ
送信するための手順が記述されている。
【0056】ネットワーク5は、図10に示すように、
例えば固定網又は/及び移動通信網からなる公衆系の通
信網21を有し、この通信網21がインターネット接続
事業者Dが管理するインターネット接続システム22を
介してインターネット23に接続されてなっている。こ
の例では、各受講者端末3及び各講師端末4は、通信網
21に接続し、インターネット接続システム22を介し
て、インターネット23上の情報管理センタ2にアクセ
ス可能とされている。インターネット接続システム22
は、図11に示すように、受講者端末3及び講師端末4
をインターネット23に接続するための接続処理サーバ
24と例えば受講者端末3や講師端末4へ送信された又
は受講者端末3や講師端末4から送信されてきた電子メ
ールを管理するメールサーバ25とを有している。
【0057】次に、図12及び図13を参照して、この
学習支援システム1を用いた学習支援方法について説明
する。最初に、各受講者A及び各講師Bは、受講者端末
3や講師端末4から予め情報管理センタ2に対して会員
となるための利用登録を行う。これにより、情報管理セ
ンタ2では、ユーザ情報蓄積サーバ8に各受講者A及び
各講師BのユーザIDコード等を含むユーザ情報が記憶
される。なお、この例では、会員となることは必須では
ない。但し、享受できるサービスは制限される。
【0058】この例では、まず、情報管理センタ2で
は、管理サーバ6の制御部6aが、過去の利用実績等に
基づいて、例えば受講者A側の多くの需要が見込まれる
講義条件を設定する(ステップST11(図12))。
ここで、例えば、講義形式として個別指導が選択され
る。次に、制御部6aは、設定した講義条件を示した受
講者募集情報及び講師募集情報を生成する(ステップS
T12)。一方、受講者Aは、教育サービス事業者Cの
教育サービス情報を入手するために、受講者端末3の操
作部3fを操作して、ブラウザを起動させ、情報管理セ
ンタ2にアクセスし、教育サービス事業者Cのホームペ
ージを閲覧する。すなわち、受講者端末3が情報管理セ
ンタ2に対してユーザIDコード及びパスワードと共に
閲覧要求信号を送信すると、管理サーバ6の制御部6a
は、ユーザIDコード及びパスワードによって会員本人
であることを確認した後、学習支援サービスメニュー情
報を受講者端末3へ送信する。
【0059】受講者端末3では、学習支援サービスメニ
ュー情報を受信すると、制御部3aが、表示部3dに、
図13に示すように、学習支援サービスメニュー情報を
表示させる。この学習支援サービスメニュー画面には、
取得する情報を選択するための各種キーが配置され、
「最新情報」選択キー3、「入会案内」選択キー
、「受講者募集」選択キー3、「講師募集」選択
キー3、「講師紹介」選択キー3 、「受講者紹介」
選択キー3、「問合せ」キー310、及び「情報交換
コーナー」選択キー311が表示される。なお、この学
習支援サービスメニュー画面には、選択操作を終了する
ための終了キー312が設けられている。次に、受講者
Aが「受講者募集」選択キー3を選択し、指示入力す
ると、制御部3aは、情報管理センタ2へ受講者募集情
報の閲覧要求を行う(ステップST13)。情報管理セ
ンタ2では、管理サーバ6の制御部6aが、要求に応じ
て講義条件を含む受講者募集情報を送信する(ステップ
ST14)。受講者端末3では、受講者募集情報を受信
すると、制御部3aが、表示部3dに受講者募集情報を
表示させる。
【0060】また、講師Bも、教育サービス事業者Cの
教育サービス情報を入手するために、講師端末4の操作
部4fを操作して、ブラウザを起動させ、情報管理セン
タ2にアクセスし、教育サービス事業者Cのホームペー
ジを閲覧する。すなわち、講師端末4が情報管理センタ
2に対してユーザIDコード及びパスワードと共に閲覧
要求信号を送信すると、管理サーバ6の制御部6aは、
ユーザIDコード及びパスワードによって会員本人であ
ることを確認した後、学習支援サービスメニュー情報を
講師端末4へ送信する。講師端末4でも、学習支援サー
ビスメニュー情報を受信すると、制御部4aが、表示部
4dに、学習支援サービスメニュー情報を表示させる。
次に、講師Bが「講師募集」選択キーを選択し、指示入
力すると、制御部3aは、情報管理センタ2へ講師募集
情報の閲覧要求を行う(ステップST15)。情報管理
センタ2では、管理サーバ6の制御部6aが、要求に応
じて講義条件を含む講師募集情報を送信する(ステップ
ST16)。講師端末4では、講師募集情報を受信する
と、制御部4aが、表示部4dに講師募集情報を表示さ
せる。
【0061】受講者Aは、表示された受講者募集情報の
特に講義条件を検討して、自分の希望通りであると考え
た場合は、操作部3fを操作して応募する旨の応募情報
を情報管理センタ2へ送信する(ステップST17)。
講師Bも、表示された講師募集情報の特に講義条件を検
討して、自分の希望通りであると考えた場合は、操作部
4fを操作して応募情報を情報管理センタ2へ送信する
(ステップST18)。
【0062】管理サーバ6の制御部6aは、講師端末4
から受け取った応募情報に基づいて、講師紹介情報を生
成しホームページ上に提示する。すなわち、受講者A
が、受講者端末3によって情報管理センタ2に対して再
びアクセスし、「講師紹介」選択キー3を選択し、指
示入力することによって、管理サーバ6の制御部6aは
講師紹介情報を受講者端末3へ送信する(ステップST
19)。受講者端末3では、講師紹介情報を受け取り、
受講者Aが紹介された例えば複数の講師のうち、所定の
講師Bを選択する操作を行うと、制御部3aは講師選択
情報を情報管理センタ2へ送る(ステップST20)。
【0063】次に、情報管理センタ2では、講師選択情
報を受け取ると、管理サーバ6の制御部6aは、受講者
端末3を講師端末4にIP(Internet Protocol)接続
する。これにより、例えば、受講者端末3の表示部3d
には、講師Bの映像が映し出され、また、講師端末4の
表示部4dには、受講者Aの映像が映し出されて、受講
者端末3及び講師端末4がTV電話のように用いられ、
両者の会話が可能となる。受講者Aと講師Bとで、講義
条件の細部で折り合いがつき、双方が了解した後、受講
者A及び講師Bの操作によって、受講者端末3及び講師
端末4は、情報管理センタ2へ契約成立通知を送信す
る。なお、例えば特定の講師Bに希望が集中したような
場合は、抽選を行って受講者Aを割り当てる。
【0064】講義開始予定日時前に、受講者端末3の制
御部3aは、学習履歴の更新要求を情報管理センタ2に
対して行う(ステップST21)。制御部3aは、情報
管理センタ2から更新された学習履歴を受け取ると、こ
の学習履歴を表示部3dに表示させ、さらに、学習履歴
を担当の講師Bの講師端末4へ情報管理センタ2を介し
て送信する(ステップST22)。次に、制御部3a
は、情報管理センタ2に対して、講義に必要な各種教材
及び学習方法マニュアルの配信要求を行う(ステップS
T23)。情報管理センタ2では、管理サーバ6の制御
部6aが、教材及び学習方法マニュアルを、配信情報蓄
積サーバ7から受け取って受講者端末3へ配信する(ス
テップST24)。受講者端末3の制御部3aは、教材
及び学習方法マニュアルを受け取ると、表示部3dに表
示させると共に、プリンタ3gに出力させる。次に、制
御部3aは、受講者Aの希望の講義を、情報管理センタ
2及び情報管理センタ2を介して講師端末4に対して通
知する。
【0065】一方、対応する講師端末4の制御部4a
は、講習開始前に受講者端末3から送信されてきた学習
履歴を受け取ると共に、この学習履歴を表示部4dに表
示させる。次に、制御部4aは、教材や指導方法マニュ
アルの配信要求を情報管理センタ2に対して行う(ステ
ップST25)。情報管理センタ2では、管理サーバ6
の制御部6aが、教材及び指導方法マニュアルを、配信
情報蓄積サーバ7から受け取って受講者端末3へ配信す
る(ステップST26)。制御部4aは、教材及び指導
方法マニュアルを受け取ると、表示部4dに表示させる
と共に、プリンタ4gに出力させる。
【0066】講義開始時刻が到来したならば、例えば、
受講者Aの操作により、受講者端末3の制御部3aが情
報管理センタ2にアクセスし、情報管理センタ2を介し
て対応する講師端末4に接続される。これにより、例え
ば、受講者端末3の表示部3dには、講師B又は机上の
映像が映し出され(ステップST27)、また、講師端
末4の表示部4dには、受講者A又は机上の映像が映し
出される(ステップST28)。さらに、受講者端末3
の音声出力部3eからは、講師Bの音声が出力され、講
師端末4の音声出力部4eからは、受講者Aの音声が出
力されて、両者の会話が可能となる。受講者Aの操作に
よって、受講者端末3の表示部3dには、講師の映像、
使用中の机上の教材の映像、情報管理センタ2との通信
用画面とで画面が切り換えられて表示される。また、講
師Bの操作によって、講師端末4の表示部4dには、受
講生の映像、使用中の机上の教材の映像、情報管理セン
タ2との通信用画面とで画面が切り換えられて、または
画面が分割されて表示される。
【0067】こうして、共通の教材を用い、相手の表情
を確認し、会話をしながら講義が進められる。この日の
所定の時間の講義が終了したならば、受講者端末3の制
御部3aは接続を断ち、例えば、通信時間等に基づい
て、授業料を算出する(ステップST29)。また、講
師端末4の制御部4aも、例えば、通信時間等に基づい
て、授業料を算出する(ステップST30)。制御部4
aは、例えば月毎に請求書を作成し、受講者端末3へ送
信する。受講者端末3の制御部3aは、請求金額が予め
計算した金額と一致しているか否か照合する。また、情
報管理センタ2では、課金サーバ11は、受講者A及び
講師Bの利用料金を算出する(ステップST31)。
【0068】また、講義条件として、講義形式が、個別
指導ではなく、例えば、少人数講義が提示された場合
は、例えば講師端末4では、講師Bの操作によって、表
示部4dには、例えば2人の受講生A,Aの映像、使用
中の机上の教材の映像、情報管理センタ2との通信用画
面とで画面が分割されて表示される。なお、受講者Aや
講師Bが苦情や教育サービス事業者Cに対する苦情があ
る場合は、受講者端末3や講師端末4から教育サービス
事業者Cのホームページにアクセスし、例えば、「問合
せ」キー310を選択し、指示入力することによって、
担当者端末12に接続して担当者と直接会話をするか、
又は電子メールを送付する。担当者は即答できない場合
は、例えば、受講者A宛や講師B宛に電子メールで返信
する。また、受講者Aや講師Bは、受講者端末3や講師
端末4から上記ホームページにアクセスし、例えば、
「最新情報」キー3を選択し、指示入力することによ
って、教育サービス事業者Cの提供する最新情報を得た
り、例えば、「情報交換コーナー」キー311を選択
し、指示入力することによって、情報交換コーナーの内
容を閲覧して他の受講者、講師の提供する情報を得る。
【0069】このように、この例の構成によれば、受講
者Aは、受講者端末3を操作して、情報管理センタ2に
対してアクセスし、講師Bの紹介を受けて、受講者A自
身に合った方法で、リアルタイムで講師Bの映像を見な
がら木目細かな指導を受けることができるので、学習意
欲を持続又は増進させ、円滑にかつ確実に個別指導又は
少人数講義を受けることができる。また、講義料につい
ては、受講者側と講師側とで契約時に取り決め、例えば
単位時間当たりの料金を最初に決めて、講師端末で講義
時間に応じた講義料を算出して受講者に対して請求する
ため、教育サービス事業者の介在による中間マージンが
加わらないので、受講者は比較的低いコストで講義を受
講することができる。また、教育サービス事業者は、料
金請求に関する事務処理を簡略化することができる。
【0070】◇第2実施例 図14は、この発明の第2実施例である学習支援システ
ムの同情報管理センタ、同受講者端末及び講師端末の動
作を説明するためのフローチャートである。この例が上
述した第1実施例と異なるところは、第1実施例では情
報管理センタで講義条件を予め設定して、受講者及び講
師を募集したのに対して、受講者が講義条件を設定し
て、講師を求めるように構成した点である。これ以外の
構成は、第1実施例の場合と略同一であるので、その説
明を簡略にする。この例の学習支援システム1では、管
理サーバ6の制御部6aは、記憶部6bに記憶された各
種処理プログラムを実行して、募集処理や、募集情報提
示、講師紹介処理等を行う。記憶部6bには、受講者A
に対して講義条件を含む講師募集情報を求める募集処理
プログラムと、ホームページ上で講師募集情報を提示す
る募集情報提示プログラムと、応募した講師Bについて
の紹介情報を受講者端末へ送信する講師紹介処理プログ
ラムとが記憶されている。
【0071】次に、図14を参照して、この学習支援シ
ステム1を用いた学習支援方法について説明する。この
例では、まず、情報管理センタ2では、管理サーバ6の
制御部6aが、受講者Aに対して講師募集情報を求める
募集処理を行う。講師の募集を希望する受講者Aは、受
講者端末3の操作部3fを操作して、所望の講義条件を
設定して送信操作を行う。これによって、受講者端末3
は、講師募集情報を情報管理センタ2へ送信する(ステ
ップST41(図14))。情報管理センタ2では、管
理サーバ6の制御部6が講師募集情報を受け取ると、講
師端末3からの閲覧要求に応じて(ステップST4
2)、この講師募集情報を提示する(ステップST4
3)。講師Bは、表示された講師募集情報の特に講義条
件を検討して、自分の希望通りであると考えた場合は、
操作部4fを操作して応募情報を情報管理センタ2へ送
信する(ステップST44)。
【0072】管理サーバ6の制御部6aは、講師端末4
から受け取った応募情報に基づいて、講師紹介情報を生
成し、受講者端末3へ送信する(ステップST45)。
受講者端末3では、講師紹介情報を受け取り、受講者A
が、紹介された例えば複数の講師のうち、所定の講師B
を選択する操作を行うと、制御部3aは講師選択情報を
情報管理センタ2へ送る(ステップST46)。この後
の動作は、第1実施例で述べた動作を略同一であるので
その説明を省略する。
【0073】この例の構成によれば、第1実施例で述べ
たのと略同一の効果を得ることができる。加えて、受講
者Aは、受講者A自身が設定した講義条件で、講義を受
けることができるので、受講者は一段と受講者に対応し
た一段と円滑な個別授業又は少人数講義を受けることが
できる。
【0074】◇第3実施例 図15は、この発明の第3実施例である学習支援システ
ムの同情報管理センタ、同受講者端末及び講師端末の動
作を説明するためのフローチャートである。この例が上
述した第1実施例と異なるところは、第1実施例では情
報管理センタで講義条件を予め設定して、受講者及び講
師を募集したのに対して、講師が講義条件を設定して、
受講者を求めるように構成した点である。これ以外の構
成は、第1実施例の場合と略同一であるので、その説明
を簡略にする。この例の学習支援システム1では、管理
サーバ6の制御部6aは、記憶部6bに記憶された各種
処理プログラムを実行して、募集処理や、募集情報提
示、受講者紹介処理等を行う。記憶部6bには、講師に
対して講義条件を含む受講者募集情報を求める募集処理
プログラムと、ホームページ上で受講者募集情報を提示
する募集情報提示プログラムと、応募した受講者につい
ての紹介情報を講師端末へ送信する受講者紹介処理プロ
グラムとが記憶されている。
【0075】次に、図15を参照して、この学習支援シ
ステム1を用いた学習支援方法について説明する。この
例では、まず、情報管理センタ2では、管理サーバ6の
制御部6aが、講師Bに対して受講者募集情報を求める
募集処理を行う。受講者の募集を希望する講師Bは、講
師端末4の操作部4fを操作して、所望の講義条件を設
定して送信操作を行う。これによって、講師端末4は、
受講者募集情報を情報管理センタ2へ送信する(ステッ
プST51(図15))。情報管理センタ2では、管理
サーバ6の制御部6が受講者募集情報を受け取ると、受
講者端末3からの閲覧要求に応じて(ステップST5
2)、この受講者募集情報を提示する(ステップST5
3)。受講者Aは、表示された受講者募集情報の特に講
義条件を検討して、自分の希望通りであると考えた場合
は、操作部3fを操作して応募情報を情報管理センタ2
へ送信する(ステップST54)。
【0076】管理サーバ6の制御部6aは、受講者端末
3から受け取った応募情報に基づいて、受講者紹介情報
を生成し、講師端末4へ送信する(ステップST5
5)。講師端末4では、受講者紹介情報を受け取り、講
師Bが、紹介された例えば複数の受講者のうち、所定の
受講者Aを選択する操作を行うと、制御部4aは受講者
選択情報を情報管理センタ2へ送る(ステップST5
6)。この後の動作は、第1実施例で述べた動作を略同
一であるのでその説明を省略する。
【0077】この例の構成によれば、第1実施例で述べ
たのと略同一の効果を得ることができる。加えて、講師
Bは、講師B自身が設定した講義条件で、講義を行うこ
とができるので、講師は例えば、都合の良い時間帯に得
意の分野の講義を行うことができ、一段と円滑な個別授
業又は少人数講義を行うことができる。
【0078】◇第4実施例 この例が上述した第1実施例と異なるところは、第1実
施例では情報管理センタで質問や苦情を受け取った場合
に、担当者が担当者端末を操作して回答したのに対し
て、これに加えて、一部自動的に回答するように構成し
た点である。これ以外の構成は、第1実施例の場合と略
同一であるので、その説明を簡略にする。この例の学習
支援システム1では、管理サーバ6の制御部6aは、記
憶部6bに記憶された各種処理プログラムを実行して、
データマイニング処理やFAQ(Frequently Asked Que
stion)自動生成処理等を行う。
【0079】記憶部6bには、データマイニング処理プ
ログラムやFAQ自動生成処理プログラム等が記憶され
ている。データマイニング処理プログラムには、受講者
端末3や講師端末4から送られ、蓄積された質問書情報
等に基づいて、受講者や講師による質問の傾向やパター
ンを導出するための手順が記述されている。FAQ自動
生成処理プログラムには、データマイニング処理結果に
基づいて、多数の受講者や講師が共通に提示するであろ
うと考えられる質問事項を整理し、この質問事項に対す
る回答書を調製する手順が記述されている。受講者端末
3や講師端末4へは、質問事項に対する回答書が例えば
電子メールで返信される。
【0080】この例の構成によれば、第1実施例で述べ
たのと略同一の効果を得ることができる。加えて、教育
サービス事業者Cは、受講者Aや講師Bから受けた質問
内容の整理と回答の準備に要する事務処理を省力化する
ことができ、かつ、受講者Aや講師Bの例えば教育サー
ビス内容についての考えを的確に把握し運営方法に反映
させることができる。
【0081】◇第5実施例 図16は、この発明の第5実施例である学習支援システ
ムの構成を示す図である。この例が上述した第1実施例
と異なるところは、第1実施例では課金サーバ等におい
て利用料の算出のみを行っていたのに対して、これに加
えて、決済サーバを設けて決済処理を行うように構成し
た点である。これに伴なって、図16に示すように、ネ
ットワーク5には金融機関Eに設置され、預金口座保有
者としての受講者A,A,…、講師B,B,…、教育サ
ービス事業者Cの預金口座を管理し、決済処理を行う決
済サーバ31が接続されている。
【0082】この例では、課金サーバ11は、決済サー
バ31に対して、教育サービス事業者Cの預金口座から
講師Bの預金口座への講義料に相当する金額の振替処理
を依頼する。また、受講者A、講師Bの預金口座から教
育サービス事業者Cの預金口座への利用料に相当する金
額の振替処理を依頼する。また、受講者Aの預金口座か
ら教育サービス事業者Cの預金口座への講義料に相当す
る金額の振替処理を依頼する。これ以外の構成は、上述
した第1実施例の構成と略同一であるので、その説明を
省略する。
【0083】この例の構成によれば、受講者Aは、受講
者端末3を操作して、情報管理センタ2に対してアクセ
スし、講師Bの紹介を受けて、受講者A自身に合った方
法で、リアルタイムで講師Bの映像を見ながら木目細か
な指導を受けることができるので、学習意欲を持続又は
増進させ、円滑にかつ確実に個別指導又は少人数講義を
受けることができる。また、特に、教育サービス事業者
Cは、受講者Aや講師Bとの間の決済処理に係る事務処
理を省力化することができる。
【0084】以上、この発明の実施例を図面を参照して
詳述してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られる
ものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計
の変更等があってもこの発明に含まれる。例えば、上述
した実施例では、学校教育(中学教育、高校教育)を例
に説明したが、これに限らず、社会人教育、企業研修等
に適用しても良い。また、複数の受講者が、共通の受講
者端末を用いるようにしても良い。また、情報管理セン
タ2を、管理サーバ6と配信情報蓄積サーバ7とユーザ
情報蓄積サーバ8とメールサーバ9と課金サーバ11と
担当者端末12とから構成する場合について述べたが、
これに限らず、機能を細分化しても良いし、1台又は2
台のサーバから構成するようにしても良い。また、1箇
所とは限らず、ネットワーク上に分散配置しても良い。
【0085】また、情報管理センタの配信情報蓄積サー
バに、講師研修用の教材を記憶させ、ネットワークを介
して研修を実施するようにしても良い。また、講師候補
者が所定の研修を終了した後に、講師として登録して応
募を受け付けるようにしても良い。また、この研修の実
績や成績に応じて、講師をランク付けし、利用料の減免
等を行うようにしても良い。また、受講生による講師に
対する評価又は人気投票を実施し、これらの結果も考慮
して講師をランク付けするようにしても良い。情報管理
センタで、受講者の学習履歴情報を管理し、学習履歴情
報に基づいて、設定された講義条件での所定の講義の受
講を受講者に対して推薦するように構成しても良い。す
なわち、情報管理センタで、管理サーバが、学習履歴情
報のうち、例えば、演習問題の結果によって受講者の学
習能力(実力)を推定し、受講者がこなした演習問題の
量によって、受講者の学習意欲を推定し、これら学習能
力及び学習意欲に基づいて、さらに、受講者側の要望
(予算等)や講師の空き状況等を考慮した上で、望まし
くかつ現実的な講義条件を提示する。例えば、管理サー
バは、ある受講者について、一般的傾向として、学習意
欲が比較的高く、学習能力が比較的低いと判断した場合
は、講義形式を、原則として1対1の個別指導とし、不
得意箇所以外では進捗状況に応じて少人数講義とする講
義条件を提示するようにする。
【0086】また、受講者は、使用した教材や指導を受
けた講師が気に入った場合は、他の受講者に対してこの
教材の使用や講師の講義の受講を推薦するようにし、こ
の推薦に対して新たな教材の利用料の割引き等の報奨を
与えるようにしても良い。また、例えば特定の講師Bに
希望が集中したような場合は、抽選を行って受講者を割
り当てる場合について述べたが、抽選の際に重み付けを
行って、上記報奨として、抽選での当選の確率を高める
ようにしても良い。また、例えば、担当者端末にCTI
(Computer Telephony Integration)機能を付加し、電
話等で質問を受け付け、質問者の声を音声認識して、質
問に対して自動的に音声で回答するようにしても良い。
また、カメラを1台のみ設置する場合について述べた
が、操作者撮影用と机上撮影用との2台のカメラを設置
するようにしても良い。
【0087】また、図13に示すようなホームページの
内容は日本語に限らず、英語や中国語でも表示するよう
にしても良い。また、受講者端末と講師端末とが、情報
管理センタを介して通信を行う場合について述べたが、
例えば、一定期間の講義を通じて受講者と講師とが十分
な信頼関係を持つようになり、双方が合意したならば、
直接通信を行うようにしても良い。また、受講者端末へ
情報管理センタから教材等が配信された後に、講義が開
始される場合について述べたが、講義開始時に、講師が
必要な教材等を指定して、この後に、講師が指定した教
材等が受講者端末へ配信されるようにしても良い。ま
た、第1実施例では、ユーザIDコードによって、例え
ば受講者として登録した者は、講師募集情報の供給を制
限されるように構成しても良い。
【0088】また、第5実施例では、決済サーバ31に
よって決済処理を行う場合について述べたが、クレジッ
ト会社が発行したクレジットカードを用いて決済を行う
ようにしても良い。すなわち、学習支援システム1Bに
おいては、図17に示すように、情報管理センタ2は、
インターネット23に属さない通信路を介してクレジッ
ト会社Fと接続している。課金サーバ11は、例えばN
TTデータ通信株式会社(商標)が提供しているCAF
IS(Credit And Finannce Information System)のよ
うな共同利用型のクレジット・オンライン・システム4
1を利用して各クレジット会社Fにアクセスし、例えば
受講者Aや講師Bのクレジットカードが適正か否かのチ
ェックを要求する。各受講者Aや各講師Bは、予め、ク
レジット会社Fの会員となり、教育サービス事業者Cの
管理下で、クレジット会社Fが発行したクレジットカー
ドを用いて決済を行う。受講者Aや講師Bは、会員とな
っている複数のクレジット会社Fのうちの1つのクレジ
ット会社Fの発行したクレジットカードを選択して利用
する。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、受講者は、受講者端末を操作して、情報処理装置に
対してアクセスし、例えば、講師の紹介を受けて、この
講師から受講者自身に合った方法で、リアルタイムで指
導を受けることができるので、受講者の学習意欲を持続
又は増進させて、円滑にかつ確実に個別指導又は少人数
講義を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例である学習支援システム
の構成を示す図である。
【図2】同学習支援システムの情報管理センタの構成を
示すブロック図である。
【図3】同情報管理センタの管理サーバ、配信情報蓄積
サーバ、ユーザ情報蓄積サーバ、メールサーバ及び課金
サーバの構成を示すブロック図である。
【図4】同配信情報蓄積サーバの記憶部の構成を示すブ
ロック図である。
【図5】同記憶部の教材データ記憶領域の構成を示すブ
ロック図である。
【図6】同ユーザ情報蓄積サーバの記憶部の構成を示す
ブロック図である。
【図7】同記憶部の受講者情報記憶領域の各個人データ
領域の構成を示すブロック図である。
【図8】同情報管理センタの担当者端末並びに同学習支
援システムの受講者端末及び講師端末の構成を示すブロ
ック図である。
【図9】同受講者端末の表示部の構成を示す図である。
【図10】同学習支援システムのネットワークの構成を
示す図である。
【図11】同学習支援システムのインターネット接続シ
ステムの構成を示すブロック図である。
【図12】同情報管理センタ、同受講者端末及び講師端
末の動作を説明するためのフローチャートである。
【図13】同受講者端末の表示部における学習支援サー
ビスメニュー画面の画面表示例を示す図である。
【図14】この発明の第2実施例である学習支援システ
ムの同情報管理センタ、同受講者端末及び講師端末の動
作を説明するためのフローチャートである。
【図15】この発明の第3実施例である学習支援システ
ムの同情報管理センタ、同受講者端末及び講師端末の動
作を説明するためのフローチャートである。
【図16】この発明の第5実施例である学習支援システ
ムの構成を示す図である。
【図17】この発明の第5実施例の変形例である学習支
援システムの構成を示す図である。
【符号の説明】
1 学習支援システム 2 情報管理センタ(情報処理装置) 3 受講者端末(第1の端末) 4 講師端末 (第2の端末) 5 ネットワーク 6 管理サーバ(第1の募集情報提示手段、第2の
募集情報提示手段、仲介処理手段、第2の紹介情報提示
手段、第1の紹介情報提示手段、指導条件設定手段、教
材情報供給手段、学習履歴管理手段、推薦情報供給手
段) 7 配信情報蓄積サーバ(教材情報蓄積手段) A 受講者(教わる側の者) B 講師 (教える側の者) C 教育サービス事業者

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 教える側の者と教わる側の者とを仲介す
    るサービスを提供する教育サービス事業者が営業活動を
    行うために用いる情報処理装置と、前記教わる側の者が
    用いる第1の端末と、前記教える側の者が用いる第2の
    端末とがネットワークを介して接続されて構成された学
    習支援システムであって、 前記情報処理装置は、前記教わる側の者を募集する第1
    の募集情報を前記ネットワークを介して提示する第1の
    募集情報提示手段と、 前記教える側の者を募集する第2の募集情報を前記ネッ
    トワークを介して提示する第2の募集情報提示手段と、 単数又は複数の前記第1の端末から前記ネットワークを
    介して送信されてきた前記第1の募集情報に対する第1
    の応募情報と、単数又は複数の前記第2の端末から前記
    ネットワークを介して送信されてきた前記第2の募集情
    報に対する第2の応募情報とに基づいて、所定の前記第
    1の端末に対応する前記教わる側の者と所定の第2の端
    末に対応する前記教える側の者とを仲介して、前記第1
    の端末と前記第2の端末との間で前記ネットワークを介
    した双方向通信を行わせる仲介処理手段とを備えたこと
    を特徴とする学習支援システム。
  2. 【請求項2】 前記情報処理装置は、前記第2の応募情
    報に基づいて前記教える側の者を紹介する第2の紹介情
    報を提示する第2の紹介情報提示手段を備え、 前記仲介処理手段は、所定の前記第1の端末から前記ネ
    ットワークを介して送信され、前記第2の紹介情報に基
    づいて前記教える側の者が選択されたことを示す第2の
    選択情報に基づいて、前記第1の端末と前記第2の端末
    とを接続することを特徴とする請求項1記載の学習支援
    システム。
  3. 【請求項3】 前記情報処理装置は、前記第1の応募情
    報に基づいて前記教わる側の者を紹介する第1の紹介情
    報を提示する第1の紹介情報提示手段を備え、 前記仲介処理手段は、所定の前記第2の端末から前記ネ
    ットワークを介して送信され、前記第1の紹介情報に基
    づいて前記教わる側の者が選択されたことを示す第1の
    選択情報に基づいて、前記第1の端末と前記第2の端末
    とを接続することを特徴とする請求項1記載の学習支援
    システム。
  4. 【請求項4】 前記情報処理装置は、所定の内容を教え
    又は教わる際の指導条件を設定するための指導条件設定
    手段を備え、 前記第1の募集情報提示手段が提示する前記第1の募集
    情報、及び前記第2の募集情報提示手段が提示する前記
    第2の募集情報は、前記指導条件を含むことを特徴とす
    る請求項1、2又は3記載の学習支援システム。
  5. 【請求項5】 教える側の者と教わる側の者とを仲介す
    るサービスを提供する教育サービス事業者が営業活動を
    行うために用いる情報処理装置と、前記教わる側の者が
    用いる第1の端末と、前記教える側の者が用いる第2の
    端末とがネットワークを介して接続されて構成された学
    習支援システムであって、 前記情報処理装置は、前記第1の端末から前記ネットワ
    ークを介して送信されてきた前記教える者を募集するた
    めの第2の募集情報を提示する第2の募集情報提示手段
    と、 単数又は複数の前記第2の端末から前記ネットワークを
    介して送信されてきた前記第2の募集情報に対する第2
    の応募情報に基づいて、前記教わる側の者と所定の前記
    教える側の者とを仲介して、前記第1の端末と前記第2
    の端末との間で前記ネットワークを介した双方向通信を
    行わせる仲介処理手段とを備えたことを特徴とする学習
    支援システム。
  6. 【請求項6】 前記第2の募集情報は、前記教わる側の
    者によって設定された指導条件を含むことを特徴とする
    請求項5記載の学習支援システム。
  7. 【請求項7】 教える側の者と教わる側の者とを仲介す
    るサービスを提供する教育サービス事業者が営業活動を
    行うために用いる情報処理装置と、前記教わる側の者が
    用いる第1の端末と、前記教える側の者が用いる第2の
    端末とがネットワークを介して接続されて構成された学
    習支援システムであって、 前記情報処理装置は、前記第2の端末から前記ネットワ
    ークを介して送信されてきた前記教わる側の者を募集す
    るための第1の募集情報を提示する第1の募集情報提示
    手段と、 単数又は複数の前記第1の端末から前記ネットワークを
    介して送信されてきた前記第1の募集情報に対する第1
    の応募情報に基づいて、前記教わる側の者と所定の前記
    教える側の者とを仲介して、前記第1の端末と前記第2
    の端末との間で前記ネットワークを介した双方向通信を
    行わせる仲介処理手段とを備えたことを特徴とする学習
    支援システム。
  8. 【請求項8】 前記第1の募集情報は、前記教える側の
    者によって設定された指導条件を含むことを特徴とする
    請求項7記載の学習支援システム。
  9. 【請求項9】 前記指導条件は、指導内容、指導形式、
    教わる側の者の人数、指導時間、指導回数、指導日時、
    教わる側の者の性別、教える側の者の性別、教わる側の
    者の年齢、教える側の者の年齢、指導料及び契約成立条
    件のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項
    4、6又は8記載の学習支援システム。
  10. 【請求項10】 前記指導形式は、前記教える側の者と
    前記教わる側の者との人数比が1対1の第1の指導形
    式、前記教わる側の者の方が多い第2の指導形式、前記
    教える側の者の方が多い第3の指導形式、及び前記指導
    内容に応じて前記第1乃至第3の指導形式を組み合わせ
    た第4の指導形式のなかから選択されることを特徴とす
    る請求項9記載の学習支援システム。
  11. 【請求項11】 前記指導料は、指導開始前に前記教え
    る側の者と前記教わる側の者との間で取り決められるこ
    とによって、予め設定されることを特徴とする請求項9
    又は10記載の学習支援システム。
  12. 【請求項12】 前記情報処理装置は、前記指導を行う
    ために用いる教材情報を蓄積した教材情報蓄積手段と、 要求に応じて前記第1の端末又は/及び第2の端末へ前
    記教材情報を供給する教材情報供給手段とを備えたこと
    を特徴とする請求項1乃至11のいずれか1に記載の学
    習支援システム。
  13. 【請求項13】 前記教材情報は、文字情報のほか、静
    止画情報、動画情報及び音声情報を含むことを特徴とす
    る請求項12記載の学習支援システム。
  14. 【請求項14】 前記情報処理装置は、前記教わる側の
    者の学習履歴情報を管理する学習履歴管理手段と、 前記学習履歴情報に基づいて設定された前記指導条件で
    の所定の指導を受ける前記教わる側の者に対して推薦す
    る推薦情報を生成し、所定の時期に前記第1の端末へ供
    給する推薦情報供給手段とを備えたことを特徴とする請
    求項4記載の学習支援システム。
  15. 【請求項15】 前記第1の端末は、複数の前記教わる
    側の者が共用することを特徴とする請求項1乃至14の
    いずれか1に記載の学習支援システム。
  16. 【請求項16】 教える側の者と教わる側の者とを仲介
    するサービスを提供する教育サービス事業者が営業活動
    を行うために用いる情報処理装置と、前記教わる側の者
    が用いる第1の端末と、前記教える側の者が用いる第2
    の端末とがネットワークを介して接続され、 前記情報処理装置は、前記教わる側の者を募集する第1
    の募集情報を前記ネットワークを介して提示する第1の
    募集情報提示処理と、 前記教える側の者を募集する第2の募集情報を前記ネッ
    トワークを介して提示する第2の募集情報提示処理と、 単数又は複数の前記第1の端末から前記ネットワークを
    介して送信されてきた前記第1の募集情報に対する第1
    の応募情報と、単数又は複数の前記第2の端末から前記
    ネットワークを介して送信されてきた前記第2の募集情
    報に対する第2の応募情報とに基づいて、所定の前記第
    1の端末に対応する前記教わる側の者と所定の第2の端
    末に対応する前記教える側の者とを仲介して、前記第1
    の端末と前記第2の端末との間で前記ネットワークを介
    した双方向通信を行わせる仲介処理とを実行することを
    特徴とする学習支援方法。
  17. 【請求項17】 前記情報処理装置は、前記第2の応募
    情報に基づいて前記教える側の者を紹介する第2の紹介
    情報を提示する第2の紹介情報提示処理と、所定の前記
    第1の端末から前記ネットワークを介して送信され、前
    記第2の紹介情報に基づいて前記教える側の者が選択さ
    れたことを示す第2の選択情報に基づいて、前記第1の
    端末と前記第2の端末とを接続する仲介処理とを実行す
    ることを特徴とする請求項16記載の学習支援方法。
  18. 【請求項18】 前記情報処理装置は、前記第1の応募
    情報に基づいて前記教わる側の者を紹介する第1の紹介
    情報を提示する第1の紹介情報提示処理と、 所定の前記第2の端末から前記ネットワークを介して送
    信され、前記第1の紹介情報に基づいて前記教わる側の
    者が選択されたことを示す第1の選択情報に基づいて、
    前記第1の端末と前記第2の端末とを接続する仲介処理
    とを実行することを特徴とする請求項16記載の学習支
    援方法。
  19. 【請求項19】 前記情報処理装置は、所定の内容を教
    え又は教わる際の指導条件を設定するための指導条件設
    定処理を実行し、 前記第1の募集情報提示手段が提示する前記第1の募集
    情報、及び前記第2の募集情報提示手段が提示する前記
    第2の募集情報は、前記指導条件を含むことを特徴とす
    る請求項16、17又は18記載の学習支援方法。
  20. 【請求項20】 教える側の者と教わる側の者とを仲介
    するサービスを提供する教育サービス事業者が営業活動
    を行うために用いる情報処理装置と、前記教わる側の者
    が用いる第1の端末と、前記教える側の者が用いる第2
    の端末とがネットワークを介して接続され、 前記情報処理装置は、前記第1の端末から前記ネットワ
    ークを介して送信されてきた前記教える者を募集するた
    めの第2の募集情報を提示する第2の募集情報提示処理
    と、 単数又は複数の前記第2の端末から前記ネットワークを
    介して送信されてきた前記第2の募集情報に対する第2
    の応募情報に基づいて、前記教わる側の者と所定の前記
    教える側の者とを仲介して、前記第1の端末と前記第2
    の端末との間で前記ネットワークを介した双方向通信を
    行わせる仲介処理とを実行することを特徴とする学習支
    援方法。
  21. 【請求項21】 前記第2の募集情報は、前記教わる側
    の者によって設定された指導条件を含むことを特徴とす
    る請求項20記載の学習支援方法。
  22. 【請求項22】 教える側の者と教わる側の者とを仲介
    するサービスを提供する教育サービス事業者が営業活動
    を行うために用いる情報処理装置と、前記教わる側の者
    が用いる第1の端末と、前記教える側の者が用いる第2
    の端末とがネットワークを介して接続され、 前記情報処理装置は、前記第2の端末から前記ネットワ
    ークを介して送信されてきた前記教わる側の者を募集す
    るための第1の募集情報を提示する第1の募集情報提示
    処理と、 単数又は複数の前記第1の端末から前記ネットワークを
    介して送信されてきた前記第1の募集情報に対する第1
    の応募情報に基づいて、前記教わる側の者と所定の前記
    教える側の者とを仲介して、前記第1の端末と前記第2
    の端末との間で前記ネットワークを介した双方向通信を
    行わせる仲介処理とを実行することを特徴とする学習支
    援方法。
  23. 【請求項23】 前記第1の募集情報は、前記教える側
    の者によって設定された指導条件を含むことを特徴とす
    る請求項22記載の学習支援方法。
  24. 【請求項24】 前記指導条件は、指導内容、指導形
    式、教わる側の者の人数、指導時間、指導回数、指導日
    時、教わる側の者の性別、教える側の者の性別、教わる
    側の者の年齢、教える側の者の年齢、指導料及び契約成
    立条件のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請
    求項19、21又は23記載の学習支援方法。
  25. 【請求項25】 前記指導形式は、前記教える側の者と
    前記教わる側の者との人数比が1対1の第1の指導形
    式、前記教わる側の者の方が多い第2の指導形式、前記
    教える側の者の方が多い第3の指導形式、及び前記指導
    内容に応じて前記第1乃至第3の指導形式を組み合わせ
    た第4の指導形式のなかから選択されることを特徴とす
    る請求項24記載の学習支援方法。
  26. 【請求項26】 前記指導料は、指導開始前に前記教え
    る側の者と前記教わる側の者との間で取り決められるこ
    とによって、予め設定されることを特徴とする請求項2
    4又は25記載の学習支援方法。
  27. 【請求項27】 前記情報処理装置は、前記指導を行う
    ために用いる教材情報を蓄積した教材情報蓄積処理と、 要求に応じて前記第1の端末又は/及び第2の端末へ前
    記教材情報を供給する教材情報供給処理とを実行するこ
    とを特徴とする請求項16乃至26のいずれか1に記載
    の学習支援方法。
  28. 【請求項28】 前記教材情報は、文字情報のほか、静
    止画情報、動画情報及び音声情報を含むことを特徴とす
    る請求項27記載の学習支援方法。
  29. 【請求項29】 前記情報処理装置は、前記教わる側の
    者の学習履歴情報を管理する学習履歴管理処理と、 前記学習履歴情報に基づいて設定された前記指導条件で
    の所定の指導を受ける前記教わる側の者に対して推薦す
    る推薦情報を生成し、所定の時期に前記第1の端末へ供
    給する推薦情報供給処理とを実行することを特徴とする
    請求項19記載の学習支援方法。
  30. 【請求項30】 前記第1の端末は、複数の前記教わる
    側の者が共用することを特徴とする請求項16乃至29
    のいずれか1に記載の学習支援方法。
  31. 【請求項31】 請求項16乃至30のいずれか1に記
    載の学習支援方法をコンピュータに実行させることを特
    徴とする学習支援プログラム。
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