JP2003255451A - ファインダ装置 - Google Patents
ファインダ装置Info
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- JP2003255451A JP2003255451A JP2002054601A JP2002054601A JP2003255451A JP 2003255451 A JP2003255451 A JP 2003255451A JP 2002054601 A JP2002054601 A JP 2002054601A JP 2002054601 A JP2002054601 A JP 2002054601A JP 2003255451 A JP2003255451 A JP 2003255451A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】この発明は、簡易な構成で、簡便にして容易に
薄型化の促進を図り得るようにすることにある。 【解決手段】ファインダ本体10の光学素子の収容され
る光学系収容部101を覆う蓋体を、樹脂材料製のシー
ト部材20、金属材料製の蓋部材21を順に積重配置し
て、シート部材20で、有害光の反射防止機能を果た
し、その蓋部材21で、光学素子の位置決めを含むファ
インダ本体10への取付機能を果たすように構成し、初
期の目的を達成した。
薄型化の促進を図り得るようにすることにある。 【解決手段】ファインダ本体10の光学素子の収容され
る光学系収容部101を覆う蓋体を、樹脂材料製のシー
ト部材20、金属材料製の蓋部材21を順に積重配置し
て、シート部材20で、有害光の反射防止機能を果た
し、その蓋部材21で、光学素子の位置決めを含むファ
インダ本体10への取付機能を果たすように構成し、初
期の目的を達成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばカメラに
用いるのに好適なファインダ装置に関する。
用いるのに好適なファインダ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カメラ等に使用されるファインダ装置と
しては、例えば特開平9―90472号公報に開示され
ているような基台となるファインダ本体に対してファイ
ンダ光学系を構成する各種レンズやプリズムを組付けた
のちに、これらのレンズやプリズムを覆う蓋部材がファ
インダ本体に組付けられるものが一般的に用いられてい
る。
しては、例えば特開平9―90472号公報に開示され
ているような基台となるファインダ本体に対してファイ
ンダ光学系を構成する各種レンズやプリズムを組付けた
のちに、これらのレンズやプリズムを覆う蓋部材がファ
インダ本体に組付けられるものが一般的に用いられてい
る。
【0003】一方、カメラの分野においては、特に小型
化への要求は、増してきており、更なる小型化の促進が
求められている。特に、カメラの高さ方向の寸法を削減
するためには、ファインダ装置の薄型が必要となってき
ている。
化への要求は、増してきており、更なる小型化の促進が
求められている。特に、カメラの高さ方向の寸法を削減
するためには、ファインダ装置の薄型が必要となってき
ている。
【0004】しかしながら、上記ファインダ装置にあっ
ては、その蓋部材を樹脂材料を射出成形により加工する
場合、加工の要求により、蓋部材の厚さ寸法を薄く形成
するのが困難なために、薄型化の促進が困難であるとい
う不都合を有する。特に、ファインダ光軸と直交する、
高さ方向の薄型化が困難となっている。
ては、その蓋部材を樹脂材料を射出成形により加工する
場合、加工の要求により、蓋部材の厚さ寸法を薄く形成
するのが困難なために、薄型化の促進が困難であるとい
う不都合を有する。特に、ファインダ光軸と直交する、
高さ方向の薄型化が困難となっている。
【0005】そこで、蓋部材を金属材料で形成したり、
あるいは黒色のシート材料で形成して、高さ寸法の薄型
化を図るように構成したものも出現されている。
あるいは黒色のシート材料で形成して、高さ寸法の薄型
化を図るように構成したものも出現されている。
【0006】前者の金属材料を用いて構成した場合に
は、ファインダ本体内に入り込んだ有害光の反射を防止
するために、黒色塗装を施す必要がある。この前者にあ
っては、塗装が金属材料から剥がれて塵となり、その塵
が光学素子の光学面に付着して被写体の観察に悪影響を
及ぼす虞を有する。また、金属材料をプレス加工などに
よって加工した後、上述したように黒色塗装、印刷、メ
ッキなどによる表面処理が必要となるため、その加工コ
ストの増加を招いてしまう。
は、ファインダ本体内に入り込んだ有害光の反射を防止
するために、黒色塗装を施す必要がある。この前者にあ
っては、塗装が金属材料から剥がれて塵となり、その塵
が光学素子の光学面に付着して被写体の観察に悪影響を
及ぼす虞を有する。また、金属材料をプレス加工などに
よって加工した後、上述したように黒色塗装、印刷、メ
ッキなどによる表面処理が必要となるため、その加工コ
ストの増加を招いてしまう。
【0007】また、後者のシート材料を用いて構成した
場合にあっては、その材質上、ファインダ本体内に収容
配置した光学素子を位置決めする取付機能を持たせるこ
とが困難なために、光学素子をファインダ本体内に接着
固定したりしなければならないことで、その組立て作業
が面倒となるという不具合を有する。
場合にあっては、その材質上、ファインダ本体内に収容
配置した光学素子を位置決めする取付機能を持たせるこ
とが困難なために、光学素子をファインダ本体内に接着
固定したりしなければならないことで、その組立て作業
が面倒となるという不具合を有する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来のファインダ装置では、カメラの小型化を満足するま
での薄型化が困難であるという問題を有する。
来のファインダ装置では、カメラの小型化を満足するま
での薄型化が困難であるという問題を有する。
【0009】この発明は上記の事情に鑑みてなされたも
ので、簡易な構成で、且つ、簡便にして容易に薄型化の
促進を図り得るようにしたファインダ装置を提供するこ
とを目的とする。
ので、簡易な構成で、且つ、簡便にして容易に薄型化の
促進を図り得るようにしたファインダ装置を提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明のファインダ装
置は、内部に光学素子を保持するファインダ本体と、上
記ファインダ本体を覆うための蓋部材と、上記蓋部材と
上記ファインダ本体との間に配されるシート部材とを備
え、上記蓋部材を、金属材料で形成し、上記シート部材
を、樹脂材料で形成するように構成した。
置は、内部に光学素子を保持するファインダ本体と、上
記ファインダ本体を覆うための蓋部材と、上記蓋部材と
上記ファインダ本体との間に配されるシート部材とを備
え、上記蓋部材を、金属材料で形成し、上記シート部材
を、樹脂材料で形成するように構成した。
【0011】上記構成によれば、ファインダ本体上に積
重配置される樹脂材料製のシート部材、金属材料製の蓋
部材は、そのシート部材が有害光の反射防止機能を果た
し、その蓋部材がファインダ本体への取付機能を果た
す。これにより、所望のファインダ蓋機能を満足したう
えで、薄型化の促進を図ることが可能となり、カメラの
小型化の促進に寄与することができる。
重配置される樹脂材料製のシート部材、金属材料製の蓋
部材は、そのシート部材が有害光の反射防止機能を果た
し、その蓋部材がファインダ本体への取付機能を果た
す。これにより、所望のファインダ蓋機能を満足したう
えで、薄型化の促進を図ることが可能となり、カメラの
小型化の促進に寄与することができる。
【0012】また、この発明は、上記蓋部材を、弾性部
材で形成して、上記ファインダ本体に弾性的に係合可能
な係合部を設けて構成した。
材で形成して、上記ファインダ本体に弾性的に係合可能
な係合部を設けて構成した。
【0013】上記構成によれば、蓋部材の係合部をファ
インダ本体に弾性係合させることにより、ファインダ本
体への組付けが完了されることにより、薄型化の促進を
図ったうえで、簡便にして容易な組付けが実現される。
インダ本体に弾性係合させることにより、ファインダ本
体への組付けが完了されることにより、薄型化の促進を
図ったうえで、簡便にして容易な組付けが実現される。
【0014】また、この発明は、上記蓋部材に弾性腕部
を設けて、上記蓋部材を上記ファインダ本体に組付けた
状態で、上記弾性腕部で上記光学素子を付勢してファイ
ンダ本体に当接させるように構成した。
を設けて、上記蓋部材を上記ファインダ本体に組付けた
状態で、上記弾性腕部で上記光学素子を付勢してファイ
ンダ本体に当接させるように構成した。
【0015】上記構成によれば、蓋部材をファインダ本
体に組付けた状態で、ファインダ本体内の光学素子の確
実な位置決めが可能となり、簡便にして容易に高精度な
組付けが実現される。
体に組付けた状態で、ファインダ本体内の光学素子の確
実な位置決めが可能となり、簡便にして容易に高精度な
組付けが実現される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面を参照して詳細に説明する。
いて、図面を参照して詳細に説明する。
【0017】図1は、この発明の一実施の形態に係るフ
ァインダ装置を示すもので、ファインダ本体10には、
凹形状をした光学系収容部101が設けられる。この光
学系収容部101には、その前面側より光学素子、例え
ば対物光学系を構成する固定レンズ11、可動レンズ1
2、13、絞り14、ダハプリズムで構成される第1の
プリズム15が配され、これら対物光学系の結像面近傍
にはファインダ内表示手段である画面サイズ切換液晶表
示器(LCD)16、ファインダ視野範囲を規定する視
野枠17が配され、そして接眼レンズ系を構成する第2
のプリズム18、接眼光学系を構成する接眼レンズ19
が順に配列されて収容される。このうち可動レンズ1
2、13は、図示しない撮像レンズのズーミングに連動
して光軸方向に選択的に移動制御されてズーミングされ
る。
ァインダ装置を示すもので、ファインダ本体10には、
凹形状をした光学系収容部101が設けられる。この光
学系収容部101には、その前面側より光学素子、例え
ば対物光学系を構成する固定レンズ11、可動レンズ1
2、13、絞り14、ダハプリズムで構成される第1の
プリズム15が配され、これら対物光学系の結像面近傍
にはファインダ内表示手段である画面サイズ切換液晶表
示器(LCD)16、ファインダ視野範囲を規定する視
野枠17が配され、そして接眼レンズ系を構成する第2
のプリズム18、接眼光学系を構成する接眼レンズ19
が順に配列されて収容される。このうち可動レンズ1
2、13は、図示しない撮像レンズのズーミングに連動
して光軸方向に選択的に移動制御されてズーミングされ
る。
【0018】上記第1のプリズム15は、例えば上記光
学系収容部101に接着固定されて所定の位置に配され
る。そして、第2のプリズム18は、その底面に2つの
凸部181が設けられ(図2参照)、これら凸部181
が光学系収容部101に設けられる凹部102に挿入さ
れた状態で、その底面の一部が光学系収容部101に形
成された凸部103に載置されることにより、所定の位
置に位置決めされて配される。
学系収容部101に接着固定されて所定の位置に配され
る。そして、第2のプリズム18は、その底面に2つの
凸部181が設けられ(図2参照)、これら凸部181
が光学系収容部101に設けられる凹部102に挿入さ
れた状態で、その底面の一部が光学系収容部101に形
成された凸部103に載置されることにより、所定の位
置に位置決めされて配される。
【0019】また、上記ファインダ本体10には、光学
系収容部11の周囲部に位置決めボス104及び回転止
めボス105が突出して設けられる。そして、ファイン
ダ本体10の光学系収容部101の側壁部には、複数、
例えば4個の蓋取付用の被係合部106が所定の間隔に
設けられる。
系収容部11の周囲部に位置決めボス104及び回転止
めボス105が突出して設けられる。そして、ファイン
ダ本体10の光学系収容部101の側壁部には、複数、
例えば4個の蓋取付用の被係合部106が所定の間隔に
設けられる。
【0020】そして、上記ファインダ本体10には、そ
の光学系収容部101上に、蓋体を構成するシート部材
20及び蓋部材21が順に積重状に組み付けられる。こ
のうちシート部材20は、黒色の樹脂材料等で上記ファ
インダ本体10の光学系収容部101の全体を覆うよう
に形成される。そして、このシート部材20には、その
周囲部の所定の位置に位置決め孔201及び回転止め用
の切欠き部202が上記ファインダ本体10の位置決め
ボス104及び回転止めボス105に対応して形成され
る。なお、このシート部材20は、遮光性及び低反射性
を有する材料が適しており、剛性は必要とされないた
め、その厚さは後述する蓋部材21に比して薄いもので
よく、例えば0.1〜0.5mm程度のもので良い。
の光学系収容部101上に、蓋体を構成するシート部材
20及び蓋部材21が順に積重状に組み付けられる。こ
のうちシート部材20は、黒色の樹脂材料等で上記ファ
インダ本体10の光学系収容部101の全体を覆うよう
に形成される。そして、このシート部材20には、その
周囲部の所定の位置に位置決め孔201及び回転止め用
の切欠き部202が上記ファインダ本体10の位置決め
ボス104及び回転止めボス105に対応して形成され
る。なお、このシート部材20は、遮光性及び低反射性
を有する材料が適しており、剛性は必要とされないた
め、その厚さは後述する蓋部材21に比して薄いもので
よく、例えば0.1〜0.5mm程度のもので良い。
【0021】これにより、シート部材20は、その位置
決め孔201及び切欠き部202に対して上記ファイン
ダ本体10の位置決めボス104及び回転止めボス10
5が挿入されると、ファインダ本体10の光学系収容部
101上に回転が防止された状態で、位置決めされて載
置される。
決め孔201及び切欠き部202に対して上記ファイン
ダ本体10の位置決めボス104及び回転止めボス10
5が挿入されると、ファインダ本体10の光学系収容部
101上に回転が防止された状態で、位置決めされて載
置される。
【0022】他方の蓋部材21は、例えばステンレス、
りん青銅等の弾性材料である金属材料で、図3に示すよ
うに上記光学系収容部101内の固定レンズ11、可動
レンズ12、13を覆い、少なくとも第1及び第2のプ
リズム15、18の一部を覆う所望の形状に形成され
る。なお、この蓋部材21は、後述する第2プリズム1
8の位置規制を行うとともに、可動レンズ12、13の
摺動スペースを確保するためにある程度の剛性が必要と
される為、上述のシート部材20に比して、若干、その
厚さ寸法を大きく設定される。
りん青銅等の弾性材料である金属材料で、図3に示すよ
うに上記光学系収容部101内の固定レンズ11、可動
レンズ12、13を覆い、少なくとも第1及び第2のプ
リズム15、18の一部を覆う所望の形状に形成され
る。なお、この蓋部材21は、後述する第2プリズム1
8の位置規制を行うとともに、可動レンズ12、13の
摺動スペースを確保するためにある程度の剛性が必要と
される為、上述のシート部材20に比して、若干、その
厚さ寸法を大きく設定される。
【0023】このように、蓋部材21を、ファインダ本
体10の光学系収容部101上全体を覆うように配され
たシート部材20の所望の一部上に積重配置されるよう
に形成することにより、ファインダ装置としての高さ寸
法が、シート部材20の厚さ寸法に対応される部位と、
シート部材20及び蓋部材21が積重される部位となる
ことで、そのシート部材20のみで形成される薄型化が
図れる部位を、例えば、フレキシブルプリント基板など
のカメラ周辺部品の組付けに供することが可能となる。
体10の光学系収容部101上全体を覆うように配され
たシート部材20の所望の一部上に積重配置されるよう
に形成することにより、ファインダ装置としての高さ寸
法が、シート部材20の厚さ寸法に対応される部位と、
シート部材20及び蓋部材21が積重される部位となる
ことで、そのシート部材20のみで形成される薄型化が
図れる部位を、例えば、フレキシブルプリント基板など
のカメラ周辺部品の組付けに供することが可能となる。
【0024】また、蓋部材21には、その周囲部の所定
の位置に位置決め孔211及び回転止め用の切欠き部2
12が上記ファインダ本体10の位置決めボス104及
び回転止めボス105に対応して形成される。そして、
蓋部材21の周囲部には、例えば4個の弾性を有した係
合部213が、上記ファインダ本体10の4個の蓋取付
用の被係合部106に対応して一体形成される。
の位置に位置決め孔211及び回転止め用の切欠き部2
12が上記ファインダ本体10の位置決めボス104及
び回転止めボス105に対応して形成される。そして、
蓋部材21の周囲部には、例えば4個の弾性を有した係
合部213が、上記ファインダ本体10の4個の蓋取付
用の被係合部106に対応して一体形成される。
【0025】これにより、蓋部材21は、その位置決め
孔211及び切欠き部212に対して上記シート部材2
0の位置決め孔201及び切欠き部202を挿通するフ
ァインダ本体10の位置決めボス104及び回転止めボ
ス105が挿入されると、ファインダ本体10の光学系
収容部101上に位置決めされた状態で、その回転が防
止されて配される。この状態で、蓋部材21は、その係
合部213をファインダ本体10の被係合部106に弾
性係合させることで、ファインダ本体10の光学系収容
部101上に配された上記シート部材20上に積重する
如く組み付けられる。
孔211及び切欠き部212に対して上記シート部材2
0の位置決め孔201及び切欠き部202を挿通するフ
ァインダ本体10の位置決めボス104及び回転止めボ
ス105が挿入されると、ファインダ本体10の光学系
収容部101上に位置決めされた状態で、その回転が防
止されて配される。この状態で、蓋部材21は、その係
合部213をファインダ本体10の被係合部106に弾
性係合させることで、ファインダ本体10の光学系収容
部101上に配された上記シート部材20上に積重する
如く組み付けられる。
【0026】さらに、蓋部材21には、その所定の位置
に、例えば舌片状の弾性腕部214が、上記第2のプリ
ズム18の上面に対応して一体的に形成される。この弾
性腕部214は、蓋部材21が、シート部材20を介し
てファインダ本体10の光学系収容部101上に配され
た状態で、図2に示すように第2のプリズム18上のシ
ート部材20に当接され、その弾性力でシート部材20
を介して第2のプリズム18を光学系収容部101の底
面方向に付勢する。
に、例えば舌片状の弾性腕部214が、上記第2のプリ
ズム18の上面に対応して一体的に形成される。この弾
性腕部214は、蓋部材21が、シート部材20を介し
てファインダ本体10の光学系収容部101上に配され
た状態で、図2に示すように第2のプリズム18上のシ
ート部材20に当接され、その弾性力でシート部材20
を介して第2のプリズム18を光学系収容部101の底
面方向に付勢する。
【0027】これにより、第2のプリズム18は、その
凸部181が光学系収容部101の凹部102に収容さ
れて、その底面の一部が光学系収容部101の凸部10
3に載置され、所定の位置に位置決めされた状態で、蓋
部材21の弾性腕部214により付勢されて位置規制さ
れる。
凸部181が光学系収容部101の凹部102に収容さ
れて、その底面の一部が光学系収容部101の凸部10
3に載置され、所定の位置に位置決めされた状態で、蓋
部材21の弾性腕部214により付勢されて位置規制さ
れる。
【0028】さらに、上記ファインダ本体10には、そ
の前面側に上記固定レンズに並設してオートフォーカス
(AF)モジュール収容部107が設けられ、このAF
モジュール収容部107には、AFモジュール22が収
容配置される。
の前面側に上記固定レンズに並設してオートフォーカス
(AF)モジュール収容部107が設けられ、このAF
モジュール収容部107には、AFモジュール22が収
容配置される。
【0029】また、ファインダ本体10には、その側壁
部に複数の取付孔108(図の都合上、一箇所のみを図
示)が図示しないカメラ本体に対応して所定の間隔に設
けられる。これにより、ファインダ本体10は、その固
定レンズ11及びAFモジュール22が前面を向くよう
に上記カメラ本体(図示せず)に組付けられた状態で、
その取付孔108に例えば図示しない螺子部材が挿入さ
れて該カメラ本体(図示せず)に螺着することにより取
付けられる。
部に複数の取付孔108(図の都合上、一箇所のみを図
示)が図示しないカメラ本体に対応して所定の間隔に設
けられる。これにより、ファインダ本体10は、その固
定レンズ11及びAFモジュール22が前面を向くよう
に上記カメラ本体(図示せず)に組付けられた状態で、
その取付孔108に例えば図示しない螺子部材が挿入さ
れて該カメラ本体(図示せず)に螺着することにより取
付けられる。
【0030】上記構成により、ファインダ本体10上に
は、その光学系収容部101に収容された固定レンズ1
1、可動レンズ12、13、絞り14、第1のプリズム
15、液晶表示器16、視野枠17、第2のプリズム1
8、接眼レンズ19を順に配列収容される。この状態
で、ファインダ本体10には、その光学系収容部101
を覆うようにシート材20が、その位置決め孔201及
び切欠き部202に対して上記ファインダ本体10の位
置決めボス104及び回転止めボス105を挿入して配
される。
は、その光学系収容部101に収容された固定レンズ1
1、可動レンズ12、13、絞り14、第1のプリズム
15、液晶表示器16、視野枠17、第2のプリズム1
8、接眼レンズ19を順に配列収容される。この状態
で、ファインダ本体10には、その光学系収容部101
を覆うようにシート材20が、その位置決め孔201及
び切欠き部202に対して上記ファインダ本体10の位
置決めボス104及び回転止めボス105を挿入して配
される。
【0031】続いて、このシート部材20上には、蓋部
材21が、その位置決め孔211及び切欠き部212に
対して上記シート部材20の位置決め孔201及び切欠
き部202を挿通するファインダ本体10の位置決めボ
ス104及び回転止めボス105を挿入させて該シート
部材20の一部を覆うように積重される。この際、蓋部
材21は、その係合部213がファインダ本体10の被
係合部106に対向され、該係合部213が、その弾性
を利用して被係合部106に係合されて、ファインダ本
体10に取付けられる。
材21が、その位置決め孔211及び切欠き部212に
対して上記シート部材20の位置決め孔201及び切欠
き部202を挿通するファインダ本体10の位置決めボ
ス104及び回転止めボス105を挿入させて該シート
部材20の一部を覆うように積重される。この際、蓋部
材21は、その係合部213がファインダ本体10の被
係合部106に対向され、該係合部213が、その弾性
を利用して被係合部106に係合されて、ファインダ本
体10に取付けられる。
【0032】これにより、これらシート部材20及び蓋
部材21は、それぞれ位置決め孔201、211及び切
欠き部202、212に挿入されるファインダ本体10
の位置決めボス104及び回転止めボス105により位
置決め及び回転が防止された状態で積重配置される。
部材21は、それぞれ位置決め孔201、211及び切
欠き部202、212に挿入されるファインダ本体10
の位置決めボス104及び回転止めボス105により位
置決め及び回転が防止された状態で積重配置される。
【0033】ここで、シート部材20は、ファインダ本
体10の光学系収容部101を覆うように配された状態
で、蓋部材21と光学系収容部101の周囲部とにより
挟装され、該光学系収容部101内の固定レンズ11、
可動レンズ12、13、絞り14、第1のプリズム1
5、液晶表示器(LCD)16、視野枠17、第2のプ
リズム18を覆い有害光の反射を防止する。また、この
シート部材20は、光学系収容部101全体を覆うこと
により、ファインダ光路中にゴミなどが侵入することを
防止できる。
体10の光学系収容部101を覆うように配された状態
で、蓋部材21と光学系収容部101の周囲部とにより
挟装され、該光学系収容部101内の固定レンズ11、
可動レンズ12、13、絞り14、第1のプリズム1
5、液晶表示器(LCD)16、視野枠17、第2のプ
リズム18を覆い有害光の反射を防止する。また、この
シート部材20は、光学系収容部101全体を覆うこと
により、ファインダ光路中にゴミなどが侵入することを
防止できる。
【0034】また、蓋部材21は、第2プリズム18の
高さ方向を規制と内部の光学素子を保護する。この際、
蓋部材21は、その弾性腕部214がシート部材20を
介して第2のプリズム18を上述したようにファインダ
本体10の光学系収容部101の底面方向に付勢する。
これにより、第2のプリズム18は、その底面が光学系
収容部101の凸部103上に載置され、その凸部18
1が光学系収容部101の凹部102に挿入されて位置
決めされた状態で、蓋部材21の弾性腕部214の付勢
力により、光学系収容部101の所望の位置に確実に位
置規制される。
高さ方向を規制と内部の光学素子を保護する。この際、
蓋部材21は、その弾性腕部214がシート部材20を
介して第2のプリズム18を上述したようにファインダ
本体10の光学系収容部101の底面方向に付勢する。
これにより、第2のプリズム18は、その底面が光学系
収容部101の凸部103上に載置され、その凸部18
1が光学系収容部101の凹部102に挿入されて位置
決めされた状態で、蓋部材21の弾性腕部214の付勢
力により、光学系収容部101の所望の位置に確実に位
置規制される。
【0035】一方、蓋部材21は、可動レンズ12、1
3の上部を覆っているため、これら可動レンズ12、1
3に対応する部分に多少の外力が加わった場合に変形す
ることなく、可動レンズ12、13の移動スペースが確
保される。また、これによって、ファインダ光学系の光
路スペースもまた確実に確保される。
3の上部を覆っているため、これら可動レンズ12、1
3に対応する部分に多少の外力が加わった場合に変形す
ることなく、可動レンズ12、13の移動スペースが確
保される。また、これによって、ファインダ光学系の光
路スペースもまた確実に確保される。
【0036】このように、シート部材20と蓋部材21
とでそれぞれ必要とされる機能を区別することにより、
それぞれを必要とされる範囲のみ配することによりシー
ト部材20と蓋部材21と2部品を用いたとしても装置
の大型化を最小限に抑えることができる。
とでそれぞれ必要とされる機能を区別することにより、
それぞれを必要とされる範囲のみ配することによりシー
ト部材20と蓋部材21と2部品を用いたとしても装置
の大型化を最小限に抑えることができる。
【0037】このように、上記ファインダ装置は、ファ
インダ本体10の光学素子の収容される光学系収容部1
01を覆う蓋体を、樹脂材料製のシート部材20、金属
材料製の蓋部材21を順に積重配置して、シート部材2
0で、有害光の反射防止機能を果たし、その蓋部材21
で、光学素子の位置決めを含むファインダ本体10への
取付機能を果たすように構成した。
インダ本体10の光学素子の収容される光学系収容部1
01を覆う蓋体を、樹脂材料製のシート部材20、金属
材料製の蓋部材21を順に積重配置して、シート部材2
0で、有害光の反射防止機能を果たし、その蓋部材21
で、光学素子の位置決めを含むファインダ本体10への
取付機能を果たすように構成した。
【0038】これによれば、ファインダ蓋としての所望
の機能を満足したうえで、要請を満足するまでの薄型化
の促進を図ることができて、カメラの小型化の促進に寄
与することができる。
の機能を満足したうえで、要請を満足するまでの薄型化
の促進を図ることができて、カメラの小型化の促進に寄
与することができる。
【0039】なお、上記実施の形態では、ファインダ本
体10の光学系収容部101全体を覆うようにシート部
材20を配して、このシート部材20上の一部上に蓋部
材21を積重配置するように構成した場合で説明した
が、これに限ることなく、蓋部材21をシート部材20
全体を覆うように積重配置するように構成することも可
能である。
体10の光学系収容部101全体を覆うようにシート部
材20を配して、このシート部材20上の一部上に蓋部
材21を積重配置するように構成した場合で説明した
が、これに限ることなく、蓋部材21をシート部材20
全体を覆うように積重配置するように構成することも可
能である。
【0040】また、上記実施の形態では、液晶表示器1
6と視野枠17とを第1のプリズム15と第2のプリズ
ム18との中間結像面に配備したファインダ構造のもの
に適用した場合で説明したが、これに限ることなく、例
えば液晶表示器16のみ配置する構成のものでも、ある
いは視野枠17のみを配する構成のものなどにおいても
適用可能である。また、本実施の形態では、第2プリズ
ム18を蓋部材21の弾性腕部214にて付勢するよう
な構成としているが、これに限らず、ファインダ本体1
0に固定される光学素子を付勢しても良いし、複数個の
光学素子に対して適用しても何ら問題はない。
6と視野枠17とを第1のプリズム15と第2のプリズ
ム18との中間結像面に配備したファインダ構造のもの
に適用した場合で説明したが、これに限ることなく、例
えば液晶表示器16のみ配置する構成のものでも、ある
いは視野枠17のみを配する構成のものなどにおいても
適用可能である。また、本実施の形態では、第2プリズ
ム18を蓋部材21の弾性腕部214にて付勢するよう
な構成としているが、これに限らず、ファインダ本体1
0に固定される光学素子を付勢しても良いし、複数個の
光学素子に対して適用しても何ら問題はない。
【0041】よって、この発明は、上記各実施の形態に
限ることなく、その他、実施段階ではその要旨を逸脱し
ない範囲で種々の変形を実施し得ることが可能である。
さらに、上記各実施形態には、種々の段階の発明が含ま
れており、開示される複数の構成要件における適宜な組
合せにより種々の発明が抽出され得る。
限ることなく、その他、実施段階ではその要旨を逸脱し
ない範囲で種々の変形を実施し得ることが可能である。
さらに、上記各実施形態には、種々の段階の発明が含ま
れており、開示される複数の構成要件における適宜な組
合せにより種々の発明が抽出され得る。
【0042】例えば各実施形態に示される全構成要件か
ら幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しよう
とする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果で
述べられている効果が得られる場合には、この構成要件
が削除された構成が発明として抽出され得る。
ら幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しよう
とする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果で
述べられている効果が得られる場合には、この構成要件
が削除された構成が発明として抽出され得る。
【0043】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、簡易な構成で、且つ、簡便にして容易に薄型化の促
進を図り得るようにしたファインダ装置を提供すること
ができる。
ば、簡易な構成で、且つ、簡便にして容易に薄型化の促
進を図り得るようにしたファインダ装置を提供すること
ができる。
【図1】この発明の一実施の形態に係るファインダ装置
の配置構成を示した分解斜視図である。
の配置構成を示した分解斜視図である。
【図2】図1の組立て状態を示した斜視図である。
【図3】図1のファインダ本体の光学系収容部に収容し
た第2のプリズムと、シート部材及び蓋部材の弾性腕部
との組付け状態の一部を断面してを示した断面図であ
る。
た第2のプリズムと、シート部材及び蓋部材の弾性腕部
との組付け状態の一部を断面してを示した断面図であ
る。
10 … ファインダ本体
101 … 光学系収容部
102 … 凹部
103 … 凸部
104 … 位置決めボス
105 … 回転止めボス
106 … 被係合部
107 … AFモジュール収容部
11 … 固定レンズ
12 … 可動レンズ
13 … 可動レンズ
14 … 絞り
15 … 第1のプリズム
16 … 液晶表示器
17 … 視野枠
18 … 第2のプリズム
181 … 凸部
19 … 接眼レンズ
20 … シート部材
201 … 位置決め孔
202 … 切欠き部
21 … 蓋部材
211 … 位置決め孔
212 … 切欠き部
213 … 係合部
214 … 弾性腕部
22 … AFモジュール
Claims (3)
- 【請求項1】 内部に光学素子を保持するファインダ本
体と、 上記ファインダ本体を覆うための蓋部材と、 上記蓋部材と上記ファインダ本体との間に配されるシー
ト部材と、を具備し、 上記蓋部材は、金属材料からなり、上記シート部材は、
樹脂材料からなることを特徴とするファインダ装置。 - 【請求項2】 上記蓋部材は、弾性部材からなり、上記
ファインダ本体に弾性的に係合可能な係合部を有するこ
とを特徴とする請求項1記載のファインダ装置。 - 【請求項3】 上記蓋部材は、弾性腕部を有し、上記蓋
部材を上記ファインダ本体に組付けた状態で、上記弾性
腕部は、上記光学素子をファインダ本体に当接するよう
に付勢することを特徴とする請求項1又は2記載のファ
インダ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002054601A JP2003255451A (ja) | 2002-02-28 | 2002-02-28 | ファインダ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002054601A JP2003255451A (ja) | 2002-02-28 | 2002-02-28 | ファインダ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003255451A true JP2003255451A (ja) | 2003-09-10 |
Family
ID=28665710
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002054601A Withdrawn JP2003255451A (ja) | 2002-02-28 | 2002-02-28 | ファインダ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003255451A (ja) |
-
2002
- 2002-02-28 JP JP2002054601A patent/JP2003255451A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050510 |