JP2003254641A - 冷凍システム、冷凍サイクル用凝縮装置及びその装置の冷媒出口構造 - Google Patents

冷凍システム、冷凍サイクル用凝縮装置及びその装置の冷媒出口構造

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JP2003254641A
JP2003254641A JP2002052546A JP2002052546A JP2003254641A JP 2003254641 A JP2003254641 A JP 2003254641A JP 2002052546 A JP2002052546 A JP 2002052546A JP 2002052546 A JP2002052546 A JP 2002052546A JP 2003254641 A JP2003254641 A JP 2003254641A
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condenser
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Osamu Kamoshita
理 鴨志田
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Showa Denko KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通路抵抗及び圧力損失の低減と、省冷媒化を
図りつつ、冷媒内の異物を確実に除去できる冷凍サイク
ル用凝縮装置を提供する。 【解決手段】 本発明の凝縮装置は、凝縮部30及び過
冷却部40が設けられたマルチフロー型熱交換器本体1
0と、過冷却部出口40bに設けられたフィルター内装
式フランジ部材70と、レシーバタンク50とを備え
る。凝縮部30に流入された冷媒の一部を、凝縮部途中
からレシーバタンク40に導いて、液冷媒のみを抽出し
て過冷却部40に通過させて過冷却した後、過冷却部出
口40b及びフランジ部材70から流出させる本流路R
1と、残りの冷媒を、凝縮部30の全域に通過させて、
レシーバタンク40を通過させずに迂回させて、過冷却
部出口40b及びフランジ部材70から流出させる支流
路R2とが設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車用、家庭
用、業務用空調システム等に適用される冷凍システム、
冷凍サイクル用凝縮装置及びその装置の冷媒出口構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、カーエアコン等に採用される冷
凍システムは、図9に示すように、圧縮機(1)から吐
出された高温高圧のガス冷媒が、凝縮器(2)に流入さ
れて凝縮されて、その凝縮冷媒がレシーバドライヤ(R
/D)等のレシーバタンク(3)に一旦貯留されて液冷
媒のみが抽出されて、膨張弁(4)により減圧膨張され
て蒸発器(5)に流入され、そこで周囲の空気と熱交換
して蒸発した後、その蒸発冷媒が上記圧縮機(1)に戻
るという冷凍サイクルを具備している。
【0003】また近年になって、冷媒の凝縮過程におい
て、凝縮された冷媒を、更に数度低い温度にまで過冷却
して冷媒の放熱量を増加させた後、膨張弁(4)及び蒸
発器(5)に導いて、冷媒蒸発時の吸熱量を増加させる
ことにより、冷凍能力の向上を図るという技術が開発さ
れている。
【0004】この技術に採用される冷凍サイクル用凝縮
装置として、図10に示すように、サブクールシステム
コンデンサと称されるレシーバタンク付き熱交換器が多
く採用されている。
【0005】この凝縮装置は、一対のヘッダー(10
1)(101)に、両端を両ヘッダーに連通接続した多
数の熱交換チューブが並列状に配置されて、熱交換器本
体(100)が形成される。更に一対のヘッダー(10
1)内が同位で仕切部材(102)により仕切られて、
多数の熱交換チューブが、凝縮部(110)と、その凝
縮部(110)に対し独立する過冷却部(120)とに
区分けされる。更に凝縮部(110)において、ヘッダ
ー(101)内の所定位置に設けられた仕切部材(10
3)により、凝縮部(110)における多数の熱交換チ
ューブが複数のパス(P1)〜(P3)に区分けされて
いる。
【0006】またヘッダー(101)において、凝縮部
(110)の上下位置には、凝縮部入口(111)及び
凝縮部出口(112)が設けられるとともに、過冷却部
(120)の両側位置には、過冷却部入口(121)及
び過冷却部出口(122)が設けられている。
【0007】レシーバタンク(130)は、一方のヘッ
ダー(101)に併設されており、入口(131)が凝
縮部出口(112)に連通接続されるとともに、出口
(132)が過冷却部入口(121)に連通接続されて
いる。
【0008】図10及び図11に示すように、この凝縮
装置において、凝縮部入口(111)から凝縮部(11
0)に流入されたガス冷媒は、凝縮部(110)の各パ
ス(P1)〜(P3)を順に蛇行状に流通し、その流通
の間に、外気との間で熱交換されて凝縮される。更にそ
の凝縮冷媒は、凝縮部出口(112)を通ってレシーバ
タンク(130)内に導かれ、そこで一旦貯留されて、
液冷媒のみが流出されて過冷却部入口(121)を通っ
て過冷却部(120)に導かれる。更に過冷却部(12
0)に流入された液冷媒は、過冷却部(120)を流通
し、その間に外気により過冷却され、その後、過冷却部
出口(122)から流出されるものである。
【0009】
【発明の背景】上記のような過冷却方式の冷凍システム
において、凝縮部(110)を通過した冷媒は、凝縮作
用によってほとんどが液化されるものであるが、このう
ち完全に液化された冷媒は、レシーバタンク(130)
により気液分離等を行う必要はない。
【0010】換言すれば、従来の冷凍システムにおいて
は、凝縮部(110)によって完全に液化された液冷媒
も、レシーバタンク(130)に通過させて気液分離す
るように構成しているため、その分、無駄な冷媒回路が
存在して回路長さが必要以上に長くなり、通路抵抗及び
圧力損失の増大により、冷凍性能の低下を来す恐れがあ
る。更に、冷媒の回路長さが必要以上に長くなると、そ
の回路内に封入される冷媒も多くなり、省冷媒化を図る
ことが困難になる恐れがある。
【0011】また上記従来の冷凍システムにおいては、
全ての冷媒、つまり多量の冷媒を、レシーバタンク(1
30)に導入するものであるため、レシーバタンク(1
30)への冷媒の導入速度が速くなり、レシーバタンク
(130)内での気液界面が安定せず、泡切れが悪くな
り、安定した液冷媒を供給できず、この点においても冷
凍性能の低下を来す恐れがあった。そればかりか、レシ
ーバタンク(130)での泡切れが悪くなると、少量の
冷媒で安定域を確保できず、冷媒量が多くなり、なお一
層、冷媒量増大を来たす恐れがある。
【0012】そこで、本出願人は、通路抵抗及び圧力損
失の低減できて、省冷媒化を図ることができ、冷凍性能
の向上を図ることができる冷凍システムを提案した(特
願2001−299054号)。
【0013】図12に示すように、この提案技術の冷凍
システムに適用される凝縮装置は、凝縮部(110)
と、過冷却部(120)、レシーバタンク(130)と
を基本構成として備えている。
【0014】そして、凝縮部(110)に流入された冷
媒のうち一部の冷媒を、凝縮器(110)の凝縮経路途
中からレシーバタンク(130)に導いて、液冷媒のみ
を抽出してその液冷媒を過冷却部(120)に通過させ
て過冷却して、膨張弁(図示省略)に送り込むととも
に、残りの冷媒を、凝縮部(110)の凝縮経路全域に
通過させて、前記レシーバタンク(130)及び過冷却
部(120)を通過させずに、膨張弁に送り込むもので
ある。
【0015】この冷凍システムにおいては、凝縮部(1
10)の途中から分離した一部の冷媒、つまり凝縮度が
不安定なものを含む冷媒は、レシーバタンク(130)
及び過冷却部(120)を通過させることにより、気液
分離及び過冷却を確実に行って安定した液冷媒として、
膨張弁に導く一方、凝縮部(110)の全域を通過して
十分に凝縮された冷媒、つまりレシーバタンク(13
0)による気液分離や過冷却部(120)による過冷却
が不要な液冷媒は、レシーバタンク(130)及び過冷
却部(120)を通過させずに膨張弁に導くものであ
る。このように気液分離が不要な液冷媒は、レシーバタ
ンク(130)及び過冷却部(120)を迂回させるも
のであるため、必要以上の無駄な冷媒回路が存在せず、
冷媒回路が短くなり、通路抵抗及び圧力損失の低減を図
ることができる。更に冷媒の回路長が短くなるため、そ
の回路内に封入される冷媒も少なくすることができる。
【0016】また、一部の冷媒をレシーバタンク(13
0)を迂回させるものであるため、レシーバタンク(1
30)の冷媒通過量が少なくなり、レシーバタンク(1
30)への冷媒導入速度を低下させることができ、レシ
ーバタンク内での泡切れをスムーズに行うことができ
る。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な冷凍システムにおいて、レシーバタンク(130)の
内部にはフィルター等のろ過器が設けられており、レシ
ーバタンク(130)内を通過する冷媒をフィルターに
通過させることにより、冷媒に含まれる異物を除去し、
異物が冷凍サイクル内を循環するという不具合を防止す
るようにしている。
【0018】しかしながら、上記図12に示す提案技術
としての冷凍システムにおいては、一部の冷媒がレシー
バタンク(130)を迂回するものであるため、その一
部の冷媒がフィルターを通過することがなく、冷媒内の
異物を確実に除去することができないという新たな問題
が発生した。
【0019】この発明は、上記の事情に鑑みてなされた
もので、通路抵抗及び圧力損失を低減できて、省冷媒化
及び冷凍性能の向上を図ることができる上更に、冷媒内
に含まれる異物を確実に除去することができる冷凍シス
テム、冷凍サイクル用凝縮装置及び冷凍サイクル用凝縮
装置の冷媒出口構造を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本第1発明の冷凍システムは、圧縮機から吐出され
た冷媒を凝縮器により凝縮して、その凝縮冷媒を減圧手
段に送り込んで減圧してから蒸発器により蒸発させて、
前記圧縮機に戻すという冷凍サイクルを具備する冷凍シ
ステムであって、冷媒を一旦貯留して液冷媒のみを抽出
するレシーバタンクと、液冷媒を過冷却するための過冷
却器と、前記凝縮器を通過する一部の冷媒を、前記レシ
ーバタンクに導いて、液冷媒のみを抽出してその液冷媒
を前記過冷却器に通過させて過冷却して前記減圧手段に
送り込む本流路と、前記凝縮器を通過する残りの冷媒
を、前記レシーバタンクを通過させずに、前記減圧手段
の手前で前記本流路に合流させて減圧手段に送り込む支
流路とを備え、前記本流路における前記支流路との合流
位置よりも下流側に、冷媒をろ過するためのろ過器が設
けられてなるものを要旨としている。
【0021】この第1発明の冷凍システムでは、凝縮器
の途中から分離した冷媒、つまり、凝縮度が不安定なも
のを含む冷媒は、本流路において、レシーバタンク及び
過冷却器を通過させることにより、気液分離及び過冷却
を確実に行って安定した液冷媒として、膨張弁及び蒸発
器に導く一方、凝縮部の全域を通過して十分に凝縮され
た冷媒、つまりレシーバタンクによる気液分離等が不要
な液冷媒は、支流路において、レシーバタンクを通過さ
せずに膨張弁及び蒸発器に導くものである。このように
気液分離が不要な液冷媒は、レシーバタンク等を迂回さ
せるものであるため、必要以上の無駄な冷媒回路が存在
せず、冷媒回路が短くなり、通路抵抗及び圧力損失の低
減を図ることができる。更に冷媒の回路長が短くなるた
め、その回路内に封入される冷媒も少なくすることがで
きる。
【0022】また本第1発明においては、一部の冷媒を
レシーバタンクを迂回させるものであるため、レシーバ
タンクの冷媒通過量が少なくなり、レシーバタンクへの
冷媒導入速度を低下させることができ、レシーバタンク
内での泡切れをスムーズに行うことができる。
【0023】しかも本第1発明の冷凍システムにおいて
は、本流路における支流路との合流位置よりも下流側
に、冷媒をろ過するためのろ過器が設けられているた
め、冷凍システム内を循環する全ての冷媒がろ過器を通
過するので、冷媒内の異物を確実に除去することができ
る。
【0024】また、本第1発明においては、前記凝縮器
における冷媒出口に前記ろ過器が設けられてなる構成を
好適に採用することができる。
【0025】上記目的を達成するため、本第2発明の冷
凍システムは、圧縮機から吐出された冷媒を凝縮器によ
り凝縮して、その凝縮冷媒を減圧手段に送り込んで減圧
してから蒸発器により蒸発させて、前記圧縮機に戻すと
いう冷凍サイクルを具備する冷凍システムであって、冷
媒を一旦貯留して液冷媒のみを抽出するレシーバタンク
と、液冷媒を過冷却するための過冷却器と、前記凝縮器
に流入される冷媒のうち一部の冷媒を、前記凝縮器の凝
縮経路途中から前記レシーバタンクに導いて、液冷媒の
みを抽出してその液冷媒を前記過冷却器に通過させて過
冷却して前記減圧手段に送り込む本流路と、残りの冷媒
を、前記凝縮器の凝縮経路全域に通過させて、前記レシ
ーバタンクを通過させずに、前記過冷却器の途中で前記
本流路に合流させて減圧手段に送り込む支流路とを備
え、前記本流路における前記支流路との合流位置よりも
下流側に、冷媒をろ過するためのろ過器が設けられてな
るものを要旨としている。
【0026】本第2発明においては、気液分離等が不要
な液冷媒を、レシーバタンクに通過させずに迂回させる
ものであるため、上記と同様、冷媒回路を短くできて、
通路抵抗及び圧力損失の低減を図ることができるととも
に、冷媒の封入量を少なくすることができる。その上更
に、上記と同様、全ての冷媒をろ過器に通過させること
ができて、異物の除去を確実に行うことができる。
【0027】更に、本第2発明においては、レシーバタ
ンクを迂回させた冷媒を、過冷却器の途中に導いて過冷
却するものであるため、適度に過冷却することができ
る。
【0028】また、本第2発明においては、前記凝縮器
における冷媒出口に前記ろ過器が設けられてなる構成を
好適に採用することができる。
【0029】一方、本第3発明は、上記第1発明の冷凍
サイクルを形成可能な冷凍サイクル用凝縮装置を提供す
るものである。
【0030】すなわち本第3発明は、冷媒入口から流入
された冷媒を凝縮して、冷媒出口から流出させるように
した冷凍サイクル用凝縮装置であって、圧縮機から吐出
された冷媒を凝縮するための凝縮器と、冷媒を一旦貯留
して液冷媒のみを抽出するレシーバタンクと、液冷媒を
過冷却するための過冷却器と、前記凝縮器を流入される
冷媒のうち一部の冷媒を、前記凝縮器の凝縮経路途中か
ら前記レシーバタンクに導いて、液冷媒のみを抽出して
その液冷媒を前記過冷却器に通過させて過冷却して前記
冷媒出口から流出させる本流路と、残りの冷媒を、前記
凝縮器の凝縮経路全域に通過させて、前記レシーバタン
クを通過させずに、前記冷媒出口から流出させる支流路
とを備え、前記冷媒出口に、冷媒をろ過するためのろ過
器が設けられてなるものを要旨としている。
【0031】この第3発明においては、前記冷媒出口
に、配管接続用のフランジ部材が設けられ、そのフラン
ジ部材の冷媒流通孔内に前記ろ過器が設けられてなる構
成を採用するのが好ましい。
【0032】すなわちこの構成を採用する場合、ろ過器
を確実に取り付けることができる。
【0033】更に本第3発明の冷凍サイクル用凝縮装置
においては、前記ろ過器が着脱自在に取り付けられてな
る構成を採用するのが好ましい。
【0034】すなわちこの構成を採用する場合、ろ過器
の交換を容易に行うことができ、保守点検や修理等を容
易に行うことができる。
【0035】本第4発明は、上記第2発明の冷凍サイク
ルを形成可能な冷凍サイクル用凝縮装置を提供するもの
である。
【0036】すなわち本第4発明は、冷媒入口から流入
された冷媒を凝縮して、冷媒出口から流出させるように
した冷凍サイクル用凝縮装置であって、圧縮機から吐出
された冷媒を凝縮するための凝縮器と、冷媒を一旦貯留
して液冷媒のみを抽出するレシーバタンクと、液冷媒を
過冷却するための過冷却器と、前記凝縮器に流入される
冷媒のうち一部の冷媒を、前記凝縮器の凝縮経路途中か
ら前記レシーバタンクに導いて、液冷媒のみを抽出して
その液冷媒を前記過冷却器に通過させて過冷却して前記
冷媒出口から流出させる本流路と、残りの冷媒を、前記
凝縮器の凝縮経路全域に通過させて、前記レシーバタン
クを通過させずに、前記過冷却器の途中で前記本流路に
合流させる支流路とを備え、前記冷媒出口に、冷媒をろ
過するためのろ過器が設けられてなるものを要旨として
いる。
【0037】この第4発明においても、上記第3発明と
同様、前記冷媒出口に、配管接続用のフランジ部材が設
けられ、そのフランジ部材の冷媒流通孔内に前記ろ過器
が設けられてなる構成、又は前記ろ過器が着脱自在に取
り付けられてなる構成を採用するのが好ましい。
【0038】本第5発明は、上記第1及び第3発明の主
要部に好適に採用される冷凍サイクル用凝縮装置の冷媒
出口構造を特定するものである。
【0039】すなわち本第5発明は、凝縮器、レシーバ
タンク及び過冷却器を備え、前記凝縮器に流入される冷
媒のうち一部の冷媒を、前記凝縮器の凝縮経路途中から
前記レシーバタンクに導いて、液冷媒のみを抽出してそ
の液冷媒を前記過冷却器に通過させて過冷却して前記冷
媒出口から流出させる本流路と、残りの冷媒を、前記凝
縮器の凝縮経路全域に通過させて、前記レシーバタンク
を通過させずに、前記冷媒出口から流出させる支流路と
が設けられる冷凍サイクル用凝縮装置の冷媒出口構造で
あって、前記冷媒出口に冷媒管の一端が連結されるとと
もに、前記冷媒管の他端に、配管接続用のフランジ部材
が設けられ、前記フランジ部材の冷媒流通孔内に、冷媒
をろ過するためのろ過器が収容配置されてなるものを要
旨としている。
【0040】この第5発明においても、上記と同様、前
記ろ過器が前記フランジ部材に着脱自在に取り付けられ
てなる構成を採用するのが良い。
【0041】本第6発明は、上記第2及び第4発明の主
要部に好適に採用される冷凍サイクル用凝縮装置の冷媒
出口構造を特定するものである。
【0042】すなわち本第6発明は、凝縮器、レシーバ
タンク及び過冷却器を備え、前記凝縮器に流入される冷
媒のうち一部の冷媒を、前記凝縮器の凝縮経路途中から
前記レシーバタンクに導いて、液冷媒のみを抽出してそ
の液冷媒を前記過冷却器に通過させて過冷却して前記冷
媒出口から流出させる本流路と、残りの冷媒を、前記凝
縮器の凝縮経路全域に通過させて、前記レシーバタンク
を通過させずに、前記過冷却器の途中で前記本流路に合
流させる支流路とが設けられる冷凍サイクル用凝縮装置
の冷媒出口構造であって、前記冷媒出口に冷媒管の一端
が連結されるとともに、前記冷媒管の他端に、配管接続
用のフランジ部材が設けられ、前記フランジ部材の冷媒
流通孔内に、冷媒をろ過するためのろ過器が収容配置さ
れてなるものを要旨としている。
【0043】この第6発明においても、上記と同様、前
記ろ過器が前記フランジ部材に着脱自在に取り付けられ
てなる構成を採用するのが良い。
【0044】
【発明の実施の形態】<第1実施形態>図1はこの発明
の第1実施形態である冷凍システムに適用された冷凍サ
イクル用凝縮装置(レシーバタンク付き熱交換器)を示
す正面図、図2及び図3はその装置の冷媒回路構成図で
ある。これらの図に示すように、この凝縮装置は、マル
チフロータイプの熱交換器本体(10)と、レシーバタ
ンク(50)とを基本構成として備えている。
【0045】熱交換器本体(10)は、離間して対峙し
た左右一対の垂直方向に沿うヘッダー(11)(11)
が設けられている。この一対のヘッダー(11)(1
1)間には、多数本の水平方向に沿う扁平な熱交換チュ
ーブ(12)が、それらの両端を両ヘッダー(11)
(11)に連通接続した状態で、上下方向に所定の間隔
おきに並列状に配置されている。更に熱交換チューブ
(12)の各間、及び最外側の熱交換チューブ(12)
の外側には、コルゲートフィン(13)が配置されると
ともに、最外側のコルゲートフィン(13)の外側に
は、帯板状サイドプレート(14)が設けられている。
【0046】熱交換器本体(10)における各ヘッダー
(11)の所定位置には、仕切部材(15)が設けられ
て、多数の熱交換チューブ(12)が、順次連通する5
つの冷媒通路に区分けされ、上側4つの通路が、凝縮部
(30)を構成する第1ないし第4パス(31)〜(3
4)として構成されるとともに、最下端の通路が過冷却
部(40)として構成される。
【0047】ここで、本実施形態においては、凝縮部
(30)を構成する通路、すなわち第1ないし第4パス
(31)〜(34)によって凝縮経路が形成されるとと
もに、過冷却部(40)を構成する通路によって過冷却
経路が形成されている。
【0048】また、熱交換器本体(10)の右側ヘッダ
ー(11)における凝縮部(30)の上端位置には、凝
縮部入口(30a)が設けられるとともに、左側ヘッダ
ー(11)における凝縮部(30)の下部には、第3及
び第4パス(33)(34)間に対応して、凝縮部中間
出口(30b)が設けられている。
【0049】更に各ヘッダー(11)の過冷却部(4
0)に対応する位置には、過冷却部入口(40a)及び
過冷却部出口(40b)が設けられている。
【0050】一方、レシーバタンク(50)は、左側ヘ
ッダー(11)に沿うようにして配置されており、レシ
ーバタンク入口(50a)が熱交換器本体(10)の凝
縮部中間出口(30b)に、冷媒管(21)により連通
接続されるとともに、レシーバタンク出口(50b)が
熱交換器本体(10)の過冷却部入口(40a)に、冷
媒管(22)により連通接続されている。
【0051】図4及び図5に示すように、熱交換器本体
(10)における過冷却部出口(40b)には、冷媒管
(23)の一端が連結固定されるとともに、その冷媒管
(23)の他端に、ブロック状冷媒出口側フランジ部材
(70)が設けられる。
【0052】このフランジ部材(70)は、後述する連
結側フランジ部材(80)を接合するための平坦な接合
面(73)を有し、略中央部に冷媒流通孔(74)が形
成されるとともに、一側部(下側部)にねじ止め孔(7
6)が形成されている。冷媒流通孔(74)は、その一
端が接合面(73)に開放されるとともに、他端がジョ
イント部材(71)を介して背面側に開放されている。
この冷媒流通孔(74)の他端に、上記冷媒管(23)
の他端が連通接続されている。更に冷媒流通孔(74)
における接合面(73)側は、座ぐり孔状の大径孔(7
4a)として構成されている。
【0053】冷媒流通孔(74)内に収容されるろ過器
としてのフィルター(90)は、横向きハット型の形状
を有し、一端側(基端側)外周に取付フランジ(91)
が設けられている。
【0054】このフィルター(90)が、冷媒流通孔
(74)にその接合面(73)側から挿入されて、取付
フランジ(91)が大径孔(74a)の座ぐり面に係合
状態に取り付けられることにより、フィルター(90)
が、冷媒流通孔(74)内に収容配置される。
【0055】他のフランジ部材としての連結側フランジ
部材(80)は、上記冷媒出口側フランジ部材(70)
の接合面(73)に対向する平坦な接合面(83)を有
し、略中央部に冷媒流通孔(84)が形成されるととも
に、一側部(下側部)に、上記ねじ止め孔(76)に対
応してねじ挿通孔(86)が形成されている。
【0056】そして、ジョイント管(81)が、その一
端側が接合面(83)に望むようにして、冷媒流通孔
(84)に挿通した状態に固定されている。
【0057】この連結側フランジ部材(80)における
ジョイント管(81)の一端が冷媒出口側フランジ部材
(70)における冷媒流通孔(74)に、Oリング(9
5)を介して適合状態に挿入されるとともに、両接合面
(73)(83)が接合された状態で、ねじ(96)が
ねじ挿通孔(86)に挿通されて、ねじ止め孔(76)
に締結固定されることにより、両フランジ部材(70)
(80)が互いに連結固定される。
【0058】以上の構成により、本実施形態の凝縮装置
では、凝縮部入口(30a)から流入された冷媒は、凝
縮部(30)における第1ないし第3パス(31)〜
(33)を通過した後、本流路(R1)及び支流路(R
2)に分流され、本流路(R1)においては、冷媒が、
凝縮部中間出口(30b)から流出されてレシーバタン
ク(50)に至り、更にレシーバタンク(50)から過
冷却部(40)を通って、過冷却部出口(40b)及び
フランジ部材(70)(80)に導かれる一方、支流路
(R2)においては、冷媒が、第4パス(34)を通過
した後、レシーバタンク(50)及び過冷却部(40)
を迂回して、過冷却部出口(40b)及びフランジ部材
(70)(80)に導かれるよう構成されている。
【0059】そして、この凝縮装置における凝縮部入口
(30a)に圧縮機の吐出口が配管接続されるととも
に、過冷却部出口(40b)に連結されたフランジ部材
(70)(80)のジョイント管(81)が、膨張弁及
び蒸発器に配管接続され、更に蒸発器出口が圧縮機の吸
入口に配管接続されて、冷凍サイクルが構成される。
【0060】この冷凍サイクルにおいては、圧縮機から
吐出された高温高圧のガス冷媒は、熱交換器本体(1
0)の凝縮部入口(30a)から流入して、凝縮部(3
0)の第1ないし第3パス(31)〜(33)を通過し
て、外気との熱交換により凝縮された後、一部の冷媒
は、本流路(R1)において、凝縮部(30)の第4パ
ス(34)を通過せずに、凝縮部中間出口(30b)か
らレシーバタンク(50)に導入されて液冷媒のみが過
冷却部(40)に送り込まれる。この冷媒は、凝縮部
(30)の途中から、レシーバタンク(50)に導入さ
れるものであるため、凝縮度が不十分で不安定な状態の
ものも含まれる恐れがあるが、レシーバタンク(50)
によって気液分離されて液冷媒のみが確実に抽出され
て、その液冷媒のみが過冷却部(40)に送り込まれ
て、そこで十分に過冷却されて、安定状態の液冷媒とし
て過冷却部出口(40b)及びフランジ部材(70)
(80)を介して流出されることになる。
【0061】一方、凝縮部(30)における第1ないし
第3パス(31)〜(33)を通過した残りの冷媒は、
支流路(R2)において、凝縮部(30)としての第4
パス(34)を通過し、その後、レシーバタンク(5
0)及び過冷却部(40)を迂回して、過冷却部出口
(40b)及びフランジ部材(70)(80)を介して
流出される。この冷媒は、凝縮部(30)の全域、つま
り第1ないし第4パス(31)〜(34)を全て通過す
るものであるため、十分に凝縮されて、安定な液冷媒と
して過冷却部出口(40b)及びフランジ部材(70)
(80)を介して流出される。
【0062】なお、過冷却部(40)を迂回する冷媒
は、過冷却度が不十分となる恐れがあるが、この冷媒
は、過冷却部(40)を通過した過冷却度の高い冷媒
と、過冷却部出口(40b)の周辺で混合される。この
ため、この混合冷媒は、十分な過冷却度が得られて、安
定した状態で過冷却部出口(40b)から流出されて、
膨張弁及び蒸発器に送り込まれて蒸発した後、圧縮機に
戻るものである。
【0063】このように本実施形態の冷凍サイクルにお
いては、過冷却部出口(40b)から十分に過冷却され
た安定状態の液冷媒のみが流出されるので、優れた冷凍
性能を得ることができる。
【0064】更に本実施形態においては、凝縮部(3
0)の全てパス(31)〜(34)を通過して十分に凝
縮された冷媒、つまり気液分離や過冷却が不要な安定状
態の液冷媒は、レシーバタンク(50)及び過冷却部
(40)に通過させずに迂回させて、膨張弁及び蒸発器
に導く一方、凝縮部(30)の途中から分離した冷媒、
つまり、凝縮度が不安定なものを含む冷媒は、レシーバ
タンク(50)及び過冷却部(40)に通過させること
により、気液分離及び過冷却を行って安定した液冷媒と
して、膨張弁及び蒸発器に導くものである。このように
気液分離及び過冷却が不要な冷媒は、レシーバタンク
(50)及び過冷却部(40)を迂回させるものである
ため、必要以上の無駄な冷媒回路が存在せず、冷媒回路
が短くなり、通路抵抗及び圧力損失が低減して、冷凍性
能を向上させることができる。しかも冷媒の回路長さが
短いため、その回路内に封入される冷媒も少なくなり、
省冷媒化を図ることができる。
【0065】また本実施形態においては、一部の冷媒が
レシーバタンク(50)を迂回するものであるため、レ
シーバタンク(50)の冷媒通過量が少なくなり、レシ
ーバタンク(50)への冷媒導入速度を低下させること
ができ、レシーバタンク(50)内での泡切れをスムー
ズに行うことができる。従って、レシーバタンク(5
0)から安定した液冷媒を供給することができ、より一
層冷凍性能を向上させることができる。更に泡切れをス
ムーズに行えるため、冷媒量が少ない状態で安定域を確
保することができ、より一層省冷媒化を図ることができ
る。
【0066】また、本実施形態においては、凝縮部(3
0)の複数のパス(31)〜(34)のうち、最終パス
(34)の一つ手前のパス(33)を通過した冷媒の一
部を、レシーバタンク(50)に導くようにしているた
め、レシーバタンク(50)側に導かれる冷媒は、第4
パス(34)を通過しなくとも、第1ないし第3パス
(31)〜(33)によって適度に凝縮される。このた
め、凝縮不良等の不具合が生じるのを防止でき、優れた
冷凍性能を維持することができる。
【0067】ここで、本実施形態においては、レシーバ
タンク(50)側に流通させる冷媒と、第4パス(3
4)側に流通させる冷媒との冷媒量を適切に設定するに
は、最終パスとしての第4パス(34)の通路断面積
を、一つ手前のパスとしての第3パス(33)の通路断
面積に対し、50%以下、より好ましくは40%以下に
設定するのが良く、更に第4パス(34)を構成する熱
交換チューブ(12)の本数を、1〜3本に設定するの
が良い。なお、これらの好適数値範囲は、以下の実施形
態にも同様に適用することができる。
【0068】その上更に、本実施形態の凝縮装置におい
ては、本流路(R1)及び支流路(R2)に分けて通過
させた冷媒を、合流させた後、過冷却部出口(40b)
の冷媒出口側フランジ部材(70)を通過させるととも
に、フランジ部材(70)の内部に、フィルター(9
0)を設けているため、全ての冷媒がフィルター(9
0)を通過するので、冷媒内の異物を確実に除去するこ
とができ、冷凍サイクル内を異物が循環するような不具
合を確実に防止することができる。
【0069】更に本実施形態においては、出口側フラン
ジ部材(70)の冷媒流通孔(74)内にフィルター
(90)を挿入配置するものであるため、出口側フラン
ジ(70)から連結側フランジ(80)を取り外すだけ
で、フィルター(90)を交換することができるので、
フィルター(90)の保守点検等を簡単に行うことがで
きる。
【0070】<第2実施形態>図6及び図7はこの発明
の第2実施形態である冷凍システムに適用された凝縮装
置(レシーバタンク付き熱交換器)を示す冷媒回路構成
図である。両図に示すように、この熱交換器は、上記第
1実施形態と同様、マルチフロータイプの熱交換器本体
(10)と、レシーバタンク(50)とを基本的な構成
要素として備えている。
【0071】熱交換器本体(10)における各ヘッダー
(11)の所定位置には、仕切部材(15)が設けられ
て、多数の熱交換チューブ(12)が6つの冷媒通路に
区分けされ、上側4つの通路が、凝縮部(30)を構成
する第1ないし第4パス(31)〜(34)として構成
されるとともに、下側2つの通路が過冷却部(40)を
構成する第1及び第2過冷却用パス(41)(42)と
して構成されている。
【0072】ここで、本実施形態においては、凝縮部
(30)を構成する通路、すなわち第1ないし第4パス
(31)〜(34)によって凝縮経路が形成されるとと
もに、過冷却部(40)を構成する通路、すなわち第1
及び第2過冷却用パス(41)(42)によって過冷却
経路が形成されている。
【0073】また熱交換器本体(10)の右側ヘッダー
(11)における凝縮部(30)の上端位置には、凝縮
部入口(30a)が設けられるとともに、左側ヘッダー
(11)における凝縮部(30)の下部には、第3及び
第4パス(33)(34)間に対応して、凝縮部中間出
口(30b)が設けられている。
【0074】更に左側ヘッダー(11)における過冷却
部(40)の上部位置及び下部位置には、過冷却部入口
(40a)及び過冷却部出口(40b)が設けられる。
【0075】また、レシーバタンク(50)の入口(5
0a)は、凝縮部中間出口(30b)に冷媒管(21)
により連通接続されるとともに、レシーバタンク(5
0)の出口(50b)は、過冷却部入口(40a)に冷
媒管(22)により連通接続されている。
【0076】更に過冷却部出口(40b)には、上記と
同様、冷媒管(23)及びフランジ部材(70)(8
0)が取り付けられている。
【0077】以上の構成の凝縮装置において、凝縮部入
口(30a)から流入された冷媒は、、凝縮部(30)
の第1ないし第3パス(31)〜(33)を通過した
後、本流路(R1)及び支流路(R2)に分流され、本
流路(R1)においては、冷媒が、レシーバタンク(5
0)を通って、過冷却部(40)の第1及び第2過冷却
用パス(41)(42)を通過して、過冷却部出口(4
0b)及びフランジ部材(70)(80)に導かれる一
方、支流路(R2)においては、冷媒が、第4パス(P
4)を通過した後、レシーバタンク(50)及び過冷却
部(40)の第1過冷却用パス(41)を迂回し、第2
過冷却用パス(42)を通過して、過冷却部出口(40
b)及びフランジ部材(70)(80)に導かれるよう
構成されている。
【0078】以上の構成の凝縮装置は、上記と同様に、
圧縮機、膨張弁及び蒸発器に配管接続されて、冷凍サイ
クルが構成される。
【0079】本実施形態の凝縮装置において、本流路
(R1)を通過する冷媒は、凝縮部(30)の第1ない
し第3パス(31)〜(33)を通過してその間に外気
と熱交換することにより凝縮されて、レシーバタンク
(50)を通って過冷却部(40)の第1及び第2過冷
却用パス(41)(42)に流通される。この冷媒は、
凝縮部(30)の途中から、つまり第4パス(34)を
通過せずに、レシーバタンク(50)に導入されるもの
であるため、凝縮度が不十分で不安定な状態のものも含
まれる恐れがあるが、レシーバタンク(50)によって
気液分離されて液冷媒のみが確実に抽出されて、その液
冷媒が過冷却部(40)を通過することによって、十分
に過冷却されて、安定状態の液冷媒として過冷却部出口
(40b)及びフランジ部材(70)(80)から流出
される。
【0080】一方、支流路(R2)を通過する冷媒は、
レシーバタンク(50)及び過冷却部(40)の第1過
冷却用パス(41)を迂回するものの、凝縮部(30)
の全域、つまり第1ないし第4パス(31)〜(34)
を全て通過するものであるため、十分に凝縮されて、更
に第2過冷却用パス(42)を通過して、所定の過冷却
度が得られて、安定な液冷媒となって過冷却部出口(4
0b)及びフランジ部材(70)(80)から流出され
る。
【0081】なお、第4パス(34)側に導入される冷
媒は、過冷却部(40)の第1過冷却用パス(41)を
迂回するものであるため、過冷却度が不十分となる恐れ
があるが、この冷媒は、レシーバタンク(50)側に導
入される過冷却度の高い冷媒と、第2過冷却用パス(4
2)内で混合される。このため、この混合冷媒は、十分
な過冷却度が得られて、安定した状態で過冷却部出口
(40b)から流出されて、膨張弁及び蒸発器に送り込
まれて蒸発した後、圧縮機に戻るものである。
【0082】以上のように、本実施形態の冷凍サイクル
においても、上記第1実施形態と同様、過冷却部出口
(40b)から十分に過冷却された安定状態の液冷媒の
みが流出されるので、優れた冷凍性能を得ることができ
る。
【0083】また凝縮部(30)の全てのパス(31)
〜(34)を通過して十分に凝縮された冷媒は、レシー
バタンク(50)を迂回させて、第2過冷却用パス(4
2)を通過させて適度に過冷却されて、膨張弁及び蒸発
器に送り出される一方、凝縮部(30)の途中から分離
した冷媒は、つまり、凝縮度が不安定なものを含む冷媒
は、レシーバタンク(50)及び過冷却部(40)の全
てのパス(41)(42)を通過させることにより、気
液分離及び過冷却を確実に行って安定した液冷媒とし
て、膨張弁及び蒸発器に送り出されるものである。この
ように気液分離等が不要な冷媒は、レシーバタンク(5
0)及び過冷却部(40)の一部を迂回させるものであ
るため、必要以上の無駄な冷媒回路が存在せず、冷媒回
路が短くなり、通路抵抗及び圧力損失が低減して、冷凍
性能を向上させることができる。しかも冷媒の回路長さ
が短いため、その回路内に封入される冷媒も少なくな
り、省冷媒化を図ることができる。
【0084】また、本実施形態においては、レシーバタ
ンク(50)を迂回した冷媒が、第2過冷却用パス(4
2)を通過して適度に過冷却されるため、より一層安定
した液冷媒を供給することができ、一段と冷凍性能を向
上させることができる。
【0085】その上更に、本流路(R1)及び支流路
(R2)を通過した冷媒は、合流した後、冷媒出口側フ
ランジ部材(70)のフィルター(90)を通過するも
のであるため、全ての冷媒がフィルター(90)を通過
し、冷媒内の異物を確実に除去することができ、冷凍サ
イクル内を異物が循環するような不具合を確実に防止す
ることができる。
【0086】更に上記と同様にフィルター(90)の交
換作業も簡単に行うことができる。
【0087】なお、上記実施形態においては、本発明を
レシーバタンク一体型の熱交換器に適用した場合につい
て説明したが、本発明は、それだけに限られず、レシー
バタンクが熱交換器に対し別体に設けられたものにも適
用することができる。
【0088】更に上記実施形態においては、凝縮部(凝
縮器)と過冷却部(過冷却器)とが一体に形成された熱
交換器を例に挙げて説明しているが、本発明は、それだ
けに限られず、凝縮器、過冷却器が別体に設けられたも
のにも適用することができる。
【0089】また、本発明は、熱交換器として、マルチ
フロータイプ等のヘッダー型熱交換器を例に挙げて説明
したが、本発明は、それだけに限られず、パラレルフロ
ータイプ等のヘッダー型熱交換器にも適用できる。
【0090】更に言うまでもなく、本発明においては、
熱交換チューブの本数や、パス数が上記のものに限定さ
れるものではない。
【0091】また、本発明の凝縮装置は、上記実施形態
のようにヘッダー型熱交換器だけに限られず、図8に示
すように、サーペインタイプ型の熱交換器を利用するこ
とができる。この凝縮装置は、熱交換器本体(10)
が、蛇行状の2本のサーペンタインチューブ(62a)
(62b)を有し、一方のチューブ(62a)により凝
縮部(30)が構成されるとともに、他方のチューブ
(62b)により過冷却部(40)が構成されている。
更に凝縮部用チューブ(62a)の途中に凝縮部中間出
口(30b)が形成されて、その中間出口(30b)が
レシーバタンク(50)の入口(50a)に連通接続さ
れてるとともに、レシーバタンク出口(50b)が、過
冷却部用チューブ(62b)の過冷却部入口(40a)
に連通接続されている。
【0092】また凝縮部用チューブ(62a)の下流側
端部が、過冷却部用チューブ(62b)の過冷却部出口
(40b)に連通接続されている。
【0093】更に過冷却部出口(40b)には、フィル
ター(90)が着脱自在に内装された冷媒出口側フラン
ジ部材(70)が取り付けられている。
【0094】なお、図示は省略するが、チューブ(62
a)(62b)の各間には、コルゲートフィン等のフィ
ンが配置されている。
【0095】この凝縮装置において、凝縮部入口(30
a)から流入した冷媒は、凝縮部(30)を通ってその
途中から、本流路(R1)及び支流路(R2)に分流さ
れ、本流路(R1)において、冷媒は、中間出口(30
b)を介してレシーバタンク(50)に導入されて、更
に過冷却部(40)を通って過冷却部出口(40b)及
びフランジ部材(70)から送り出されるとともに、支
流路(R2)において、冷媒は、凝縮部(30)の全域
を通って、レシーバタンク(50)及び過冷却部(4
0)を迂回して、過冷却部出口(40b)及びフランジ
部材(70)から送り出されるよう構成されるものであ
る。
【0096】この凝縮装置においても、上記と同様に、
安定した液冷媒を供給でき、優れた冷凍性能を得ること
ができる。更に冷媒回路長さを短くできて、通路抵抗及
び圧力損失を低減できて、より一層冷凍性能を向上させ
ることができるとともに、省冷媒化を図ることができ
る。またレシーバタンク内での泡切れをスムーズに行う
ことができる。
【0097】その上更に、全ての冷媒が、冷媒出口側フ
ランジ部材(70)のフィルター(90)を通過するた
め、冷媒内の異物を確実に除去することができる。
【0098】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、気液分
離が不要な一部の冷媒をレシーバタンクを通過させずに
迂回させるものであるため、冷媒回路長さを短くするこ
とができ、通路抵抗及び圧力損失を低減できて、冷凍性
能を向上させることができるとともに、省冷媒化を図る
ことができ、更にレシーバタンクにおいて冷媒の泡切れ
をスムーズに行うことができ、冷媒量が少ない範囲で安
定域を確保することができる。しかも、凝縮過程におい
て分流した冷媒を合流した後、ろ過器に通過させるよう
にしているため、全ての冷媒がろ過器を通過し、冷媒内
の異物を確実に除去することができ、異物が冷凍サイク
ル内を循環する等の不具合を確実に防止することができ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態である冷凍サイクル用
凝縮装置を示す正面図である。
【図2】第1実施形態の凝縮装置における冷媒回路構成
図である。
【図3】第1実施形態の凝縮装置における冷媒回路構成
を示すブロック図である。
【図4】第1実施形態の凝縮装置に適用された冷媒出口
構造を示す断面図である。
【図5】第1実施形態の冷媒出口構造を分解して示す断
面図である。
【図6】この発明の第2実施形態である冷凍サイクル用
凝縮装置における冷媒回路構成図である。
【図7】第2実施形態の凝縮装置における冷媒回路構成
を示すブロック図である。
【図8】この発明の変形例である冷凍サイクル用凝縮装
置における冷媒回路構成図である。
【図9】カーエアコン用冷凍システムにおける冷媒回路
構成を示すブロック図である。
【図10】従来の冷凍サイクル用凝縮装置における冷媒
回路構成図である。
【図11】従来の凝縮装置における冷媒回路構成を示す
ブロック図である。
【図12】提案例である凝縮装置における冷媒回路構成
を示すブロック図である。
【符号の説明】
10…熱交換器本体 11…ヘッダー 12…熱交換チューブ 15…仕切部材 23…冷媒管 30…凝縮部(凝縮器) 30a…凝縮部入口 30b…凝縮部中間出口 31〜34…凝縮部用パス(凝縮経路) 40…過冷却部(過冷却器) 40a…過冷却部入口 40b…過冷却部出口 41、42…過冷却部用パス(過冷却経路) 62a…凝縮部用熱交換チューブ 62b…過冷却部用熱交換チューブ 70…冷媒出口側フランジ部材 73…接合面 74…冷媒流通孔 80…連結側フランジ部材(他のフランジ部材) 90…フィルター(ろ過器) R1…本流路 R2…支流路

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機から吐出された冷媒を凝縮器によ
    り凝縮して、その凝縮冷媒を減圧手段に送り込んで減圧
    してから蒸発器により蒸発させて、前記圧縮機に戻すと
    いう冷凍サイクルを具備する冷凍システムであって、 冷媒を一旦貯留して液冷媒のみを抽出するレシーバタン
    クと、 液冷媒を過冷却するための過冷却器と、 前記凝縮器に流入される冷媒のうち一部の冷媒を、前記
    凝縮器の凝縮経路途中から前記レシーバタンクに導い
    て、液冷媒のみを抽出してその液冷媒を前記過冷却器に
    通過させて過冷却して前記減圧手段に送り込む本流路
    と、 残りの冷媒を、前記凝縮器の凝縮経路全域に通過させ
    て、前記レシーバタンクを通過させずに、前記減圧手段
    の手前で前記本流路に合流させて減圧手段に送り込む支
    流路とを備え、 前記本流路における前記支流路との合流位置よりも下流
    側に、冷媒をろ過するためのろ過器が設けられてなるこ
    とを特徴とする冷凍システム。
  2. 【請求項2】 前記凝縮器における冷媒出口に前記ろ過
    器が設けられてなる請求項1記載の冷凍システム。
  3. 【請求項3】 圧縮機から吐出された冷媒を凝縮器によ
    り凝縮して、その凝縮冷媒を減圧手段に送り込んで減圧
    してから蒸発器により蒸発させて、前記圧縮機に戻すと
    いう冷凍サイクルを具備する冷凍システムであって、 冷媒を一旦貯留して液冷媒のみを抽出するレシーバタン
    クと、 液冷媒を過冷却するための過冷却器と、 前記凝縮器に流入される冷媒のうち一部の冷媒を、前記
    凝縮器の凝縮経路途中から前記レシーバタンクに導い
    て、液冷媒のみを抽出してその液冷媒を前記過冷却器に
    通過させて過冷却して前記減圧手段に送り込む本流路
    と、 残りの冷媒を、前記凝縮器の凝縮経路全域に通過させ
    て、前記レシーバタンクを通過させずに、前記過冷却器
    の途中で前記本流路に合流させて減圧手段に送り込む支
    流路とを備え、 前記本流路における前記支流路との合流位置よりも下流
    側に、冷媒をろ過するためのろ過器が設けられてなるこ
    とを特徴とする冷凍システム。
  4. 【請求項4】 前記凝縮器における冷媒出口に前記ろ過
    器が設けられてなる請求項3記載の冷凍システム。
  5. 【請求項5】 冷媒入口から流入された冷媒を凝縮し
    て、冷媒出口から流出させるようにした冷凍サイクル用
    凝縮装置であって、 圧縮機から吐出された冷媒を凝縮するための凝縮器と、 冷媒を一旦貯留して液冷媒のみを抽出するレシーバタン
    クと、 液冷媒を過冷却するための過冷却器と、 前記凝縮器を流入される冷媒のうち一部の冷媒を、前記
    凝縮器の凝縮経路途中から前記レシーバタンクに導い
    て、液冷媒のみを抽出してその液冷媒を前記過冷却器に
    通過させて過冷却して前記冷媒出口から流出させる本流
    路と、 残りの冷媒を、前記凝縮器の凝縮経路全域に通過させ
    て、前記レシーバタンクを通過させずに、前記冷媒出口
    から流出させる支流路とを備え、 前記冷媒出口に、冷媒をろ過するためのろ過器が設けら
    れてなることを特徴とする冷凍サイクル用凝縮装置。
  6. 【請求項6】 前記冷媒出口に、配管接続用のフランジ
    部材が設けられ、そのフランジ部材の冷媒流通孔内に前
    記ろ過器が設けられてなる請求項5記載の冷凍サイクル
    用凝縮装置。
  7. 【請求項7】 前記ろ過器が着脱自在に取り付けられて
    なる請求項5又は6記載の冷凍サイクル用凝縮装置。
  8. 【請求項8】 冷媒入口から流入された冷媒を凝縮し
    て、冷媒出口から流出させるようにした冷凍サイクル用
    凝縮装置であって、 圧縮機から吐出された冷媒を凝縮するための凝縮器と、 冷媒を一旦貯留して液冷媒のみを抽出するレシーバタン
    クと、 液冷媒を過冷却するための過冷却器と、 前記凝縮器に流入される冷媒のうち一部の冷媒を、前記
    凝縮器の凝縮経路途中から前記レシーバタンクに導い
    て、液冷媒のみを抽出してその液冷媒を前記過冷却器に
    通過させて過冷却して前記冷媒出口から流出させる本流
    路と、 残りの冷媒を、前記凝縮器の凝縮経路全域に通過させ
    て、前記レシーバタンクを通過させずに、前記過冷却器
    の途中で前記本流路に合流させる支流路とを備え、 前記冷媒出口に、冷媒をろ過するためのろ過器が設けら
    れてなることを特徴とする冷凍サイクル用凝縮装置。
  9. 【請求項9】 前記冷媒出口に、配管接続用のフランジ
    部材が設けられ、そのフランジ部材の冷媒流通孔内に前
    記ろ過器が設けられてなる請求項8記載の冷凍サイクル
    用凝縮装置。
  10. 【請求項10】 前記ろ過器が着脱自在に取り付けられ
    てなる請求項8又は9記載の冷凍サイクル用凝縮装置。
  11. 【請求項11】 凝縮器、レシーバタンク及び過冷却器
    を備え、前記凝縮器に流入される冷媒のうち一部の冷媒
    を、前記凝縮器の凝縮経路途中から前記レシーバタンク
    に導いて、液冷媒のみを抽出してその液冷媒を前記過冷
    却器に通過させて過冷却して前記冷媒出口から流出させ
    る本流路と、残りの冷媒を、前記凝縮器の凝縮経路全域
    に通過させて、前記レシーバタンクを通過させずに、前
    記冷媒出口から流出させる支流路とが設けられる冷凍サ
    イクル用凝縮装置の冷媒出口構造であって、 前記冷媒出口に冷媒管の一端が連結されるとともに、 前記冷媒管の他端に、配管接続用のフランジ部材が設け
    られ、 前記フランジ部材の冷媒流通孔内に、冷媒をろ過するた
    めのろ過器が収容配置されてなることを特徴とする冷凍
    サイクル用凝縮装置の冷媒出口構造。
  12. 【請求項12】 前記ろ過器が前記フランジ部材に着脱
    自在に取り付けられてなる請求項11記載の冷凍サイク
    ル用凝縮装置の冷媒出口構造。
  13. 【請求項13】 凝縮器、レシーバタンク及び過冷却器
    を備え、前記凝縮器に流入される冷媒のうち一部の冷媒
    を、前記凝縮器の凝縮経路途中から前記レシーバタンク
    に導いて、液冷媒のみを抽出してその液冷媒を前記過冷
    却器に通過させて過冷却して前記冷媒出口から流出させ
    る本流路と、残りの冷媒を、前記凝縮器の凝縮経路全域
    に通過させて、前記レシーバタンクを通過させずに、前
    記過冷却器の途中で前記本流路に合流させる支流路とが
    設けられる冷凍サイクル用凝縮装置の冷媒出口構造であ
    って、 前記冷媒出口に冷媒管の一端が連結されるとともに、 前記冷媒管の他端に、配管接続用のフランジ部材が設け
    られ、 前記フランジ部材の冷媒流通孔内に、冷媒をろ過するた
    めのろ過器が収容配置されてなることを特徴とする冷凍
    サイクル用凝縮装置の冷媒出口構造。
  14. 【請求項14】 前記ろ過器が前記フランジ部材に着脱
    自在に取り付けられてなる請求項13記載の冷凍サイク
    ル用凝縮装置の冷媒出口構造。
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