JP2003254370A - 防振支持装置 - Google Patents

防振支持装置

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JP2003254370A JP2002058212A JP2002058212A JP2003254370A JP 2003254370 A JP2003254370 A JP 2003254370A JP 2002058212 A JP2002058212 A JP 2002058212A JP 2002058212 A JP2002058212 A JP 2002058212A JP 2003254370 A JP2003254370 A JP 2003254370A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 弾性脚13の設計を変更しなくても、その防
振特性を任意に変更可能な防振支持装置10を提供す
る。 【解決手段】 外側取付部材11の両取付端部112,
113の互いの取付間隔を調整することにより、外側取
付部材11の湾曲部111の曲率が変化し、この湾曲部
111と内側取付部材12の間に設けられたゴム状弾性
材料からなる弾性脚13の脚本体部132,132の傾
斜角度が変化するので、弾性脚13の特性を任意に調整
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車のエ
ンジンやトランスミッションの防振支持手段として用い
られ、支持体と被支持体との間で振動の絶縁及び減衰を
行う防振支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車に搭載されるエンジンや
トランスミッション等は、防振支持装置を介して車両の
フレームに支持される。図7は、従来の技術による防振
支持装置100を示すものであり、すなわち、この種の
防振支持装置100は、ゴム状弾性材料からなる弾性脚
103が、振動入力に伴い反復変形されて伝達振動を有
効に絶縁すると共に、内部摩擦により振動エネルギを熱
として消費し、減衰するものであって、支持体(例えば
車体側)及び被支持体(例えばエンジン側)のうち一方
にブラケット104及び取付ボルト105を介して取り
付けられる筒状の外側取付部材101と、その内周に配
置され支持体及び被支持体のうち他方に連結される第二
取付部材102との間に、弾性脚103を一体的に接着
した構造を有する。
【0003】しかし、この種の防振支持装置100は、
外側取付部材101と内側取付部材102の相対位置や
弾性脚103の特性が、支持対象の荷重や振動特性など
の条件に応じて、仕様毎に防振特性を設定する必要があ
り、このため、支持対象の仕様等が変更されると、その
都度、弾性脚103の形状を新規に設計し、その成形用
の金型を製作しなければならず、コストが高くなる問題
があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述のよう
な問題に鑑みてなされたもので、その技術的課題は、弾
性脚の設計を変更しなくても、その防振特性を任意に変
更可能な防振支持装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】従来の技術的課題は、本
発明によって有効に解決することができる。すなわち請
求項1の発明に係る防振支持装置は、両端の取付端部が
支持体及び被支持体のうちの一方に取り付けられる外側
取付部材と、この外側取付部材の内周側に配置され前記
支持体及び被支持体のうちの他方に取り付けられる内側
取付部材と、前記外側取付部材と内側取付部材の間に介
在されるゴム状弾性材料からなる弾性脚とを備え、前記
外側取付部材の両取付端部の互いの取付間隔により前記
外側取付部材を介して前記弾性脚が変形されるものであ
る。したがって、外側取付部材の両取付端部の互いの取
付間隔の調整により、弾性脚の特性を任意に調整するこ
とができる。
【0006】また、請求項2の発明に係る防振支持装置
は、請求項1に記載された構成において、弾性脚が、内
側取付部材と連結された基部と、この基部から斜め下方
へ対称に延びて外側取付部材と連結された一対の脚本体
部と、前記基部から上方へ突出した上部ストッパ部とを
有し、前記外側取付部材が、両端部が前記脚本体部との
連結部の下側に存在する湾曲形状をなすものである。し
たがって、前記外側取付部材は、両取付端部の互いの取
付間隔によって湾曲部の曲率が変化し、これに伴って、
前記弾性脚の脚本体部の傾斜角度が変化すると共に、内
側取付部材の高さが変化する。
【0007】また、請求項3の発明に係る防振支持装置
は、請求項1に記載された構成において、外側取付部材
の両取付端部の間に、その互いの取付間隔を規定するス
ペーサが介装されるものである。したがって、スペーサ
の大きさによって、外側取付部材の両取付端部の取付間
隔を容易に規定することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る好ましい実
施の形態による防振支持装置10を示す未装着状態の断
面図である。本形態の防振支持装置10は、例えば自動
車のエンジンマウントとして使用されるものであって、
図1に示されるように、支持体である車体側の部材に連
結される外側取付部材11と、この外側取付部材11の
内周側に配置され被支持体であるエンジン側に連結され
る内側取付部材12と、外側取付部材11と内側取付部
材12の間に介在される弾性脚13とを備える。
【0009】外側取付部材11は、金属あるいは繊維補
強プラスチック等の高剛性材料で製作されたものであっ
て、下側が不連続の筒状をなす筒状湾曲部111と、そ
の互いに対向する下部から下方へ延びる取付端部11
2,113とを有し、取付端部112,113には、後
述の取付ボルトを挿通するための取付穴112a,11
3aがそれぞれ開設されている。取付端部112,11
3は、図示の未装着状態では、間隔Lをもって互いに平
行に延びている。
【0010】内側取付部材12は鋼管等の金属管を切断
して製作されたものであって、その軸心が図示の断面と
直交する方向に延びている。また、弾性脚13は例えば
天然ゴム等、ゴム状弾性材料で成形されたものであっ
て、外側取付部材11及び内側取付部材12に、インサ
ート成形により一体的に加硫接着されている。
【0011】弾性脚13は、図示の断面と直交する方向
の投影形状が逆V字形を呈するものであって、内側取付
部材12が埋設状態に加硫接着された基部131と、こ
の基部131から左右の斜め下方へ延びてその端部が外
側取付部材11の筒状湾曲部111の下部内周面に加硫
接着された脚本体部132,132と、基部131から
上方へ突出したストッパ部133とを有する。また、脚
本体部132,132及びストッパ部133と、外側取
付部材11の筒状湾曲部111との間には、弾性脚13
(脚本体部132,132)の自在な変位を許容するた
めに、図示の断面と直交する方向に貫通した空間S
形成されており、基部131及び脚本体部132,13
2と、外側取付部材11の筒状湾曲部111の下部内周
面との間には、図示の断面と直交する方向に貫通した空
間Sが形成されている。
【0012】上述のように構成された防振支持装置10
によれば、外側取付部材11の取付端部112,113
の取付間隔Lによって、この外側取付部材11の筒状湾
曲部111が拡径変形又は縮径変形されるので、これに
伴って、後述のように、弾性脚13の脚本体部132,
132が傾斜角度が変化する。したがって、外側取付部
材11の取付端部112,113の取付間隔を調整する
ことによって、弾性脚13の特性を任意に調整すること
ができるので、支持対象であるエンジン等の荷重や振動
特性などの条件に対応させるために、その都度、弾性脚
13を新規に設計し、仕様を変更するといった必要がな
い。
【0013】図2乃至図5は、それぞれ上述した実施の
形態による防振支持装置10の装着状態の断面図であ
る。また、図6は、この防振支持装置10による荷重/
変位特性を示す線図で、図6におけるAは図2に示され
る状態で取り付けた場合の荷重/変位特性、Bは図3に
示される状態で取り付けた場合の荷重/変位特性、Cは
図4に示される状態で取り付けた場合の荷重/変位特
性、Dは図5に示される状態で取り付けた場合の荷重/
変位特性である。
【0014】図2乃至図5に示されるように、本形態の
防振支持装置10は、外側取付部材11をその取付端部
112,113の双方の取付穴112a,113aを貫
通するように挿通した取付ボルト14を介して、車体側
20に取り付けると共に、内側取付部材12を、その内
周穴12aに挿通した取付ボルト(不図示)を介してエ
ンジン側のブラケット等に取り付けることにより、車体
側とエンジン側との間に介在し、エンジンを弾性的に支
持するものである。
【0015】そして、例えばエンジンからの上下振動が
内側取付部材12に入力されると、これによって弾性脚
13の脚本体部132,132が上下へ弾性的に反復変
形されるので、外側取付部材11、ひいては車体フレー
ム側への振動の伝達が有効に絶縁されると共に、脚本体
部132,132におけるゴム状弾性材料の内部摩擦に
よって、振動エネルギが有効に減衰される。また、上下
方向の振幅が所定の大きさになると、弾性脚13に形成
されたストッパ部133が、外側取付部材11の筒状湾
曲部111の上部内周面111aに接触することによっ
て、外側取付部材11と内側取付部材12との相対変位
が制限され、脚本体部132,132の過大な変形が防
止される。このとき、ストッパ部133はゴム状弾性材
料からなるため、外側取付部材11の筒状湾曲部111
との干渉による大きな騒音を発生することはない。
【0016】図2に示される取付状態においては、外側
取付部材11の取付端部112,113の間に比較的大
きなスペーサ15が介装されている。このスペーサ15
は、合成樹脂あるいは金属からなるものであって、取付
ボルト14の軸部14aを挿通可能なボルト挿通穴15
aを有する。すなわち、取付ボルト14の軸部14a
を、外側取付部材11における一方の取付端部112の
取付穴112aから、スペーサ15のボルト挿通穴15
a及び他方の取付端部113の取付穴113aを貫通さ
せ、車体側20の雌螺子穴20aにねじ込むことによっ
て、これら取付端部112,113とスペーサ15とが
互いに圧接状態となっている。
【0017】スペーサ15は、取付ボルト14の挿通方
向の肉厚Tが、図1の未装着時における取付端部11
2,113間の間隔Lよりも大きいものであり、このた
め、スペーサ15の介在によって取付端部112,11
3間の間隔が広がり、外側取付部材11の筒状湾曲部1
11が開かれて、その曲率半径が大きくなっている。そ
して、これに伴い弾性脚13における脚本体部132,
132も開かれて、その傾斜角度θが、図1の未装着時
に比較して小さくなっている。したがって、入力振動に
よって外側取付部材11と内側取付部材12が上下に相
対変位した場合、脚本体部132,132が受ける変形
は剪断成分が大きくなり、その結果、図6における特性
線Aに示されるように、荷重/変位特性(バネ定数)が
低いものとなり、優れた防振性能を発揮する。
【0018】次に、図3に示される取付状態において
は、外側取付部材11の取付端部112,113の間に
比較的小さなスペーサ16が介装されている。このスペ
ーサ16も、図2のスペーサ15と同様、合成樹脂ある
いは金属からなるものであって、取付ボルト14の軸部
14aを挿通可能なボルト挿通穴16aを有する。すな
わち、取付ボルト14の軸部14aを、外側取付部材1
1における一方の取付端部112の取付穴112aか
ら、スペーサ16のボルト挿通穴16a及び他方の取付
端部113の取付穴113aを貫通させ、車体側20の
雌螺子穴20aにねじ込むことによって、これら取付端
部112,113とスペーサ16とが互いに圧接状態と
なっている。
【0019】スペーサ16は、取付ボルト14の挿通方
向の肉厚Tが、図1の未装着時における取付端部11
2,113間の間隔Lよりも小さいものであり、このた
め、スペーサ16の介在によって取付端部112,11
3間の間隔が狭まり、外側取付部材11の筒状湾曲部1
11の曲率半径が小さくなっている。そして、これに伴
い弾性脚13における脚本体部132,132の傾斜角
度θが、図1の未装着時に比較して大きくなっている。
したがって、入力振動によって外側取付部材11と内側
取付部材12が上下に相対変位した場合、脚本体部13
2,132が受ける変形は圧縮―引張成分が大きくな
り、その結果、図6における特性線Bに示されるよう
に、荷重/変位特性(バネ定数)が適度に高いものとな
り、すなわちエンジンの荷重に対する支持力が相対的に
大きくなる。
【0020】また、弾性脚13における脚本体部13
2,132の傾斜角度θが大きくなる結果、ストッパ部
133と外側取付部材11との上下の対向面間の隙間G
が狭まるので、外側取付部材11と内側取付部材12と
の相対変位量が、図2の装着状態に比較して小さく制限
されることになる。
【0021】次に、図4に示される取付状態において
は、外側取付部材11の取付端部112,113の間に
スペーサが介在しておらず、すなわち、取付ボルト14
によって、外側取付部材11の取付端部112,113
が互いに密接した状態で車体側20に取り付けられてい
る。
【0022】このため、外側取付部材11の筒状湾曲部
111の曲率半径が、図3に比較して更に小さくなって
おり、これに伴い、弾性脚13における脚本体部13
2,132の傾斜角度θも、図3より大きくなると共
に、ストッパ部133と外側取付部材11が上下に互い
に圧接している。したがって、入力振動によって外側取
付部材11と内側取付部材12が上下に相対変位した場
合、脚本体部132,132が受ける変形は圧縮―引張
成分が更に大きくなり、しかも初期状態でストッパ部1
33と外側取付部材11が上下に互いに圧接しているこ
とによって、脚本体部132,132に予圧縮が与えら
れているので、図6における特性線Cに示されるよう
に、荷重/変位特性(バネ定数)が更に高いものとな
り、すなわちエンジンの荷重に対する支持力を一層高め
たものとなる。
【0023】図1に示される未装着状態での外側取付部
材11の筒状湾曲部111の大きさや取付端部112,
113間の間隔、あるいは弾性脚13の形状(脚本体部
132,132の傾斜角度やストッパ部133の突出高
さなど)によっては、外側取付部材11の取付端部11
2,113を互いに密接させた状態で車体側20に取り
付けても、ストッパ部133と外側取付部材11が上下
に互いに圧接しない状態とすることができる。図5は、
このような取付状態を示すものであり、すなわち、弾性
脚13における脚本体部132,132の傾斜角度θ
は、図3より大きくなっているが、ストッパ部133と
外側取付部材11の筒状湾曲部111の上部内周面との
間には、比較的小さい隙間Gが存在している。
【0024】したがって、この場合は、入力振動によっ
て外側取付部材11と内側取付部材12が上下に相対変
位した時に、脚本体部132,132が受ける変形は、
図3に比較して圧縮―引張成分が更に大きくなるが、こ
の脚本体部132,132は予圧縮されていないので、
図6における特性線Dに示されるように、荷重/変位特
性(バネ定数)は、特性線Bより高く、特性線Cより低
いものとなる。
【0025】なお、上述の形態では、外側取付部材11
の取付端部112,113間に介在させるスペーサの有
無や大きさによって、弾性脚13の特性を変更するもの
として説明したが、例えばワッシャ状のスペーサを用
い、介在させるワッシャの数を変更することによって
も、弾性脚13の特性を変更することができ、あるいは
外側取付部材11の筒状湾曲部111と取付端部11
2,113との間の屈曲部114の位置を変更したり、
取付端部112,113の形状を変更することによって
も、弾性脚13の特性を変更することができる。
【0026】
【発明の効果】請求項1の発明に係る防振支持装置によ
れば、外側取付部材の両取付端部の互いの取付間隔を調
整することにより、この外側取付部材と内側取付部材の
間のゴム状弾性材料からなる弾性脚が変形され、弾性脚
の特性を任意に調整することができる。しかもこのた
め、支持対象の荷重や振動特性などの条件に対応させる
ために、その都度、弾性脚を成形するための金型を新規
に設計・製作するといった必要がなく、製造コストを削
減することができる。
【0027】請求項2の発明に係る防振支持装置によれ
ば、外側取付部材が、両取付端部の互いの取付間隔によ
って曲率が変化する湾曲部を有し、弾性脚が、この湾曲
部の曲率の変化によって傾斜角度が変化する脚本体部を
有する形状をなすため、バネ定数の調整と共に、内側取
付部材の高さも変化し、外側取付部材と内側取付部材の
相対変位の制限量も変更することができる。
【0028】請求項2の発明に係る防振支持装置によれ
ば、外側取付部材の取付端部間に介在させるスペーサの
有無や大きさ、数によって、両取付端部の互いの取付間
隔を設定するため、弾性脚の特性を容易に調整すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る好ましい実施の形態による防振支
持装置10を示す未装着状態の断面図である。
【図2】本発明に係る好ましい実施の形態において外側
取付部材の取付端部間にスペーサを介在させて装着した
状態を示す断面図である。
【図3】本発明に係る好ましい実施の形態において外側
取付部材の取付端部間にスペーサを介在させて装着した
状態の他の例を示す断面図である。
【図4】本発明に係る好ましい実施の形態において外側
取付部材の取付端部間にスペーサを介在させずに装着し
た状態の断面図である。
【図5】本発明に係る好ましい実施の形態において外側
取付部材の取付端部間にスペーサを介在させずに装着し
た状態の他の例を示す断面図である。
【図6】本発明に係る好ましい実施の形態を、図2〜図
5の状態で装着した場合の荷重/変位特性を示す特性線
図である
【図7】従来の技術に係る防振支持装置100を示す装
着状態の断面図である。
【符号の説明】
10 防振支持装置 11 外側取付部材 111 筒状湾曲部 112,113 取付端部 112a,113a 取付穴 12 内側取付部材 13 弾性脚 131 基部 132 脚本体部 133 ストッパ部 14 取付ボルト 15,16 スペーサ 20 車体側

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端の取付端部(112,113)が支
    持体及び被支持体のうちの一方に取り付けられる外側取
    付部材(11)と、この外側取付部材(11)の内周側
    に配置され前記支持体及び被支持体のうちの他方に取り
    付けられる内側取付部材(12)と、前記外側取付部材
    (11)と内側取付部材(12)の間に介在されるゴム
    状弾性材料からなる弾性脚(13)とを備え、前記外側
    取付部材(11)の両取付端部(112,113)の互
    いの取付間隔により前記外側取付部材(11)を介して
    前記弾性脚(13)が変形されることを特徴とする防振
    支持装置。
  2. 【請求項2】 弾性脚(13)は、内側取付部材(1
    2)と連結された基部(131)と、この基部(13
    1)から斜め下方へ対称に延びて外側取付部材(11)
    と連結された一対の脚本体部(132,132)と、前
    記基部(131)から上方へ突出した上部ストッパ部
    (133)とを有し、前記外側取付部材(11)は、両
    取付端部(112,113)が前記脚本体部(132,
    132)との連結部の下側に存在する湾曲形状をなすこ
    とを特徴とする請求項1に記載の防振支持装置。
  3. 【請求項3】 外側取付部材(11)の両取付端部(1
    12,113)の間に、その互いの取付間隔を規定する
    スペーサ(15,16)が介装されることを特徴とする
    請求項1に記載の防振支持装置。
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