JP2003254001A - ラジアル型流体機械 - Google Patents

ラジアル型流体機械

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 膨脹機等のラジアル型流体機械の機械損失を
低減する。 【解決手段】 プランジャ摺動軸線CLpを回転シリン
ダ12の回転中心からずらす。これにより、作動室12
b内に流入した冷媒が作動室12bの体積を拡大させる
向きの力をプランジャ13に作用させたとき、プランジ
ャ13が回転ライナー11の内壁11aから受ける反力
Fをそのまま回転シリンダ12を回転させる力とするこ
とができる。しかも、反力Fプランジャ摺動軸線CLp
の方向と反力Fの方向とが一致しているため、プランジ
ャ13と挿入穴12aの内壁との摩擦抵抗を増大させる
力が発生し難い。したがって、機械損失を低減すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はラジアル型流体機械
に関するもので、高圧流体を減圧膨脹させながら機械的
エネルギーを回収する膨脹機、又は流体を吸入吐出する
圧縮機やポンプに適用して有効である。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】膨脹機
を用いて蒸気圧縮式冷凍機の消費動力の低減を図った発
明として、例えば特開平10−19401号公報が知ら
れている。
【0003】ところで、膨脹機は高圧流体を等エントロ
ピ的に膨脹させることにより、高圧流体から機械的エネ
ルギを回収するものであるが、図11に示されるモリエ
ル線図から明らかなように、エンタルピが小さくなるほ
ど、等エントロピ線の傾きが大きくなって圧力の変化量
に対するエンタルピの変化量が小さくなるため、減圧膨
脹時に回収可能なエネルギの最大理論値は、圧縮時に必
要とするエネルギに対して大幅に小さくなる。
【0004】したがって、膨脹機の機械損失が大きい
と、回収したエネルギが機械損失により消費され、蒸気
圧縮式冷凍機の消費動力を十分に低減することができな
いおそれがある。
【0005】本発明は、上記点に鑑み、膨脹機等のラジ
アル型流体機械の機械損失を低減することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、請求項1に記載の発明では、回転する回
転ライナー(11)と、回転ライナー(11)内に設け
られ、回転ライナー(11)の回転中心からずれた位置
に、回転ライナー(11)の回転中心軸線と平行な回転
中心軸線を有して回転する回転シリンダ(12)と、回
転シリンダ(12)に形成された挿入穴(12a)に、
摺動可能に収納されたプランジャ(13)とを備え、プ
ランジャ(13)は、挿入穴(12a)とプランジャ
(13)とによって構成される作動室(12b)の体積
変化に応じて回転ライナー(11)の内壁側から作動室
(12b)の体積を縮小させる向きの力を受け、さら
に、プランジャ(13)の断面中心を通ってプランジャ
(13)の摺動方向と平行なプランジャ摺動軸線(CL
p)は、回転シリンダ(12)の回転中心からずれてい
ることを特徴とする。
【0007】これにより、プランジャ(13)が回転ラ
イナー(11)から反力として受ける力がそのまま回転
シリンダ(12)を回転させる力となり得るので、プラ
ンジャ(13)と挿入穴(12a)の内壁との摩擦抵抗
を増大させる力が発生し難い。
【0008】請求項2に記載の発明では、回転する回転
ライナー(11)と、回転ライナー(11)内に設けら
れ、回転ライナー(11)の回転中心からずれた位置
に、回転ライナー(11)の回転中心軸線と平行な回転
中心軸線を有して回転する回転シリンダ(12)と、回
転シリンダ(12)に形成された挿入穴(12a)に、
摺動可能に収納されたプランジャ(13)とを備え、プ
ランジャ(13)は、挿入穴(12a)とプランジャ
(13)とによって構成される作動室(12b)の体積
変化に応じて回転ライナー(11)の内壁側から作動室
(12b)の体積を縮小させる向きの力を受け、さら
に、回転ライナー(11)がプランジャ(13)に作用
させる力(F)が略最大となる時に、この力(F)の向
きがプランジャ(13)の摺動方向と略平行になること
を特徴とする。
【0009】これにより、プランジャ(13)が回転ラ
イナー(11)反力として受ける力がそのまま回転シリ
ンダ(12)を回転させる力となり得るので、プランジ
ャ(13)と挿入穴(12a)の内壁との摩擦抵抗を増
大させる力が発生し難い。
【0010】請求項3に記載の発明では、回転する回転
ライナー(11)と、回転ライナー(11)内に設けら
れ、回転ライナー(11)の回転中心からずれた位置
に、回転ライナー(11)の回転中心軸線と平行な回転
中心軸線を有して回転する回転シリンダ(12)と、回
転シリンダ(12)に形成された挿入穴(12a)に、
摺動可能に収納されたプランジャ(13)とを備え、プ
ランジャ(13)は、挿入穴(12a)とプランジャ
(13)とによって構成される作動室(12b)の体積
変化に応じて回転ライナー(11)の内壁側から作動室
(12b)の体積を縮小させる向きの力を受け、さら
に、回転ライナー(11)がプランジャ(13)に作用
させる力(F)が略最大となる時に、プランジャ(1
3)の断面中心を通ってプランジャ(13)の摺動方向
と平行なプランジャ摺動軸線(CLp)は、回転ライナ
ー(11)の回転中心を通ることを特徴とする。
【0011】これにより、プランジャ(13)が回転ラ
イナー(11)反力として受ける力がそのまま回転シリ
ンダ(12)を回転させる力となり得るので、プランジ
ャ(13)と挿入穴(12a)の内壁との摩擦抵抗を増
大させる力が発生し難い。
【0012】請求項4に記載の発明では、プランジャ
(13)のうち回転ライナー(11)からの力(F)を
受けるプランジャ先端部(13a)は曲面状に形成され
ており、さらに、プランジャ(13)に接触して回転ラ
イナー(11)からの力(F)をプランジャ(13)に
作用させる部位(11a)は、プランジャ先端部(13
a)の曲率半径より大きな曲率半径を有する曲面状に形
成されていることを特徴とする。
【0013】これにより、プランジャ1(13)の先端
側(13a)における接触面圧が増大することを抑制で
きる。
【0014】請求項5に記載の発明では、プランジャ先
端部(13a)は、回転ライナー(11)の内壁(11
a)直接に接触していることを特徴とする。
【0015】これにより、後述する図7に示す従来形の
ラジアル型流体機械に比べて部品点数を低減できる。
【0016】請求項6に記載の発明では、作動室(12
b)と外部とを連通させる吸排ポート(18)を開閉す
る略円柱状のバルブ手段(14)が、回転シリンダ(1
2)の回転中心に配置されており、さらに、吸排ポート
(18)の断面中心を通るポート軸線(CL)は、プラ
ンジャ(13)の断面中心を通ってプランジャ(13)
の摺動方向と平行な軸線(CLp)より回転シリンダ
(12)の回転中心側に位置していることを特徴とす
る。
【0017】これにより、ポート軸線(CL)が軸線
(CLp)と一致しているものに比べて、小さな吸排角
度にて吸排ポート(18)を連通させることができる。
【0018】なお、吸排角度とは、後述する図5に示さ
れるように、吸排ポート(18)の断面積全体がバルブ
手段(14)と連通するに必要な円周角を言うものであ
る。
【0019】請求項7に記載の発明では、バルブ手段
(14)は、バルブ手段(14)を長手方向に変位させ
ることにより、回転シリンダ(12)の回転角に対する
吸排ポート(18)の開閉時期を変化させることができ
るように構成されていることを特徴とする。
【0020】これにより、後述するように、蒸気圧縮式
冷凍機を効率よく運転することができ得る。
【0021】請求項8に記載の発明では、冷媒を吸入圧
縮する圧縮機(1)と、圧縮機(1)から吐出する冷媒
を放冷する放熱器(3)と、放熱器(3)から流出する
冷媒を減圧膨脹させながら機械的エネルギーを回収し、
その回収した機械的エネルギーを圧縮機(1)に与える
請求項7に記載のラジアル型流体機械(4)と、減圧膨
脹された冷媒を蒸発させる蒸発器(5)と、冷媒圧を利
用してバルブ手段(14)を長手方向に変位させるアク
チュエータ(19a、20、21)とを備えることを特
徴とする。
【0022】これにより、例えば、蒸気圧縮式冷凍機を
効率よく運転することができ得る。
【0023】請求項9に記載の発明では、冷媒を吸入圧
縮する圧縮機(1)と、圧縮機(1)から吐出する冷媒
を放冷する放熱器(3)と、放熱器(3)から流出する
冷媒を減圧膨脹させながら機械的エネルギーを回収し、
その回収した機械的エネルギーを圧縮機(1)に与える
請求項1ないし7のいずれか1つに記載のラジアル型流
体機械(4)と、減圧膨脹された冷媒を蒸発させる蒸発
器(5)とを備えることを特徴とする。
【0024】これにより、後述するように、蒸気圧縮式
冷凍機を効率よく運転することができ得る。
【0025】請求項10に記載の発明のごとく、放熱器
(3)内の冷媒圧力が冷媒の臨界圧力以上となる場合が
あってもよい。
【0026】因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後
述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す
一例である。
【0027】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)本実施形態は、
本発明に係るラジアル型流体機械を蒸気圧縮式冷凍機の
膨脹機に適用したものであって、図1は蒸気圧縮式冷凍
機の模式図であり、図2、3は膨脹機の軸方向断面図で
あり、図4は図2のA−A断面図であり、図5はバルブ
14と吸排ポート18との接続部分を示す拡大図であ
り、図6(a)はバルブ14の斜視図であり、図6
(b)はバルブ14のI-I断面図であり、図6(c)
はバルブ14のII−II断面図である。
【0028】先ず、図1に基づいて蒸気圧縮式冷凍機の
構成について述べる。
【0029】圧縮機1は電動式のモータ2から動力を得
て冷媒を吸入圧縮し、放熱器3は圧縮機1からから吐出
する冷媒を放冷する高圧側熱交換器である。膨脹機4は
放熱器3から流出する高圧冷媒を減圧膨脹させながら機
械的エネルギーを回収し、その回収した機械的エネルギ
ーをモータ2に与えることにより間接的に回収したエネ
ルギーを圧縮機1に与えるラジアル型流体機械であり、
蒸発器5は減圧膨脹された冷媒を蒸発させる低圧側熱交
換器である。
【0030】なお、本実施形態では、冷媒として二酸化
炭素を採用しており、蒸発器5又は放熱器3側の熱負荷
が大きいときには、放熱器3内の冷媒圧力、つまり圧縮
機1の吐出圧を冷媒の臨界圧力以上まで上昇させて必要
な能力を得ている。
【0031】因みに、本実施形態では、圧縮機1、モー
タ2及び膨脹機4は互いのシャフトを直列に連結して一
体化して膨脹機一体型圧縮機を構成している。
【0032】次に、図2〜図6を用いて膨脹機4の構造
について述べる。
【0033】膨脹機4は、図2に示すように、概略、ハ
ウジング10、回転ライナー11、回転シリンダ12、
プランジャ13及びバルブ14等からなるものである。
【0034】そして、回転ライナー11は軸受15aを
介して第1保持器16に回転可能に支持された円筒状の
ものであり、回転シリンダ12は、図4に示すように、
回転ライナー11内において、回転ライナー11の回転
中心からずれた位置に、回転ライナー11の回転中心軸
線と平行な回転中心軸線を有して回転する略円柱状のも
のである。
【0035】なお、回転シリンダ12は、図2、3に示
すように、軸受15b、15cを介して第1保持器16
及び第2保持器17に可能に支持されているとともに、
その回転軸12cにモータ2のシャフト2aがスプライ
ンにて連結され、第1、2保持器16、17は、ハウジ
ング10内に圧入固定されている。
【0036】プランジャ13は、図4に示すように、回
転シリンダ12に形成された挿入穴12aに摺動可能に
収納された円柱状のピストンであり、その一端側13a
は、回転ライナー11の内壁11aの曲率半径より小さ
な曲率半径を有する曲面状に形成されているとともに、
回転ライナー11の内壁11aに接触している。
【0037】このとき、挿入穴12aは、プランジャ1
3の断面中心を通ってプランジャ13の摺動方向と平行
なプランジャ摺動軸線CLpが、回転シリンダ12の回
転中心からずれるように回転シリンダ12に複数本(本
実施形態では、4本)形成されている。
【0038】バルブ14は、回転シリンダ12の回転中
心に位置して外部、つまり放熱器3の冷媒出口側と作動
室12bとを連通させる吸排ポート18を開閉する略円
柱状のバルブ手段であり、このバルブ14の外周面に
は、図6に示すように、回転シリンダ12の回転角に対
する吸排ポート18の開閉時期を制御する吸入溝部14
a及び排出溝部14bが形成され、その中心部には、放
熱器3から流出した高圧の冷媒を作動室12b内に導く
導入通路14cが形成されている。
【0039】なお、吸入溝部14aは作動室12bに流
入する際に吸排ポート18の開閉時期を制御するもので
あり、排出溝部14bは作動室12bから流出する際に
吸排ポート18の開閉時期を制御するものである。
【0040】また、バルブ14は、図2に示すように、
キー14dにて中心軸周りに回転することを防止された
状態で、その長手方向に摺動可能に回転シリンダ12及
び第3保持器19に保持されている。
【0041】そして、このバルブ14は、バルブ14に
形成されたフランジ部14eと第3保持器19とによっ
て形成された制御圧室19a内の圧力と、フランジ部1
4eを挟んで制御圧力室19aと反対側に配置された弾
性手段としてのコイルバネ20の弾性力が釣り合う位置
で停止するように変位する。したがって、制御圧力室1
9a内の圧力を制御することによりバルブ14を摺動変
位させることができる。
【0042】また、吸排ポート18は、図5に示すよう
に、吸排ポート18の断面中心を通るポート軸線CLが
プランジャ摺動軸線CLpより回転シリンダ12の回転
中心側に位置するようにプランジャ摺動軸線CLpに対
してオフセット配置されている。因みに、本実施形態で
は、ポート軸線CLは回転シリンダ12の回転中心を通
って回転シリンダ12の径方向に延びるシリンダ径方向
軸線(図示せず。)と一致している。
【0043】ここで、作動室12bとは、プランジャ1
3の他端側と挿入穴12aとによって形成される空間で
あり、本実施形態では、作動室12bの体積を拡大する
ことにより冷媒を減圧膨脹させる。
【0044】また、図2中、圧力制御弁21は、放熱器
3から流出した高圧冷媒を調圧し、その調圧した冷媒圧
を制御圧室19aに供給する圧力制御手段である。そし
て、本実形態では、制御圧室19a、コイルバネ20及
び圧力制御弁21によりバルブ14を摺動変位させるア
クチュエータが構成されている。
【0045】因みに、制御圧室19aと圧力制御弁21
とは連通路21aにより繋がっており、膨脹機4とモー
タ2側とはリップシール22により密閉されている。
【0046】次に、本実施形態に係る膨脹機4、すなわ
ちラジアル型流体機械の特徴的作動を述べる(図4参
照)。
【0047】なお、ラジアル型流体機械の基本的作動
は、周知のラジアル型流体機械と同じであるので、ここ
で、周知のラジアル型流体機械との相違点を中心に本実
施形態に係る膨脹機4、すなわちラジアル型流体機械の
特徴的作動を述べる。
【0048】因みに、ラジアル型流体機械について記載
された書籍としては、例えば「ピストンポンプ・モータ
の理論と実際」(オーム社)等がある。
【0049】放熱器3からバルブ14に導かれた高圧冷
媒は、吸入溝部14aと連通する吸排ポート18に連な
る作動室12b内に流入する。そして、作動室12b内
に流入した冷媒は、作動室12bの体積を拡大させる向
きの力をプランジャ13に作用させるので、プランジャ
13の先端側13aは、回転ライナー11の内径を拡大
させるような向きの力を回転ライナー11の内壁11a
に作用させる。
【0050】このとき、プランジャ13は、回転ライナ
ー11の内壁11aから反力Fとして、作動室12bの
体積を縮小させる向きの力を受けるが、プランジャ摺動
軸線CLpが回転シリンダ12の回転中心がずれている
ので、回転ライナー11の内壁11aからの反力Fが回
転シリンダ12を回転させる力となる。
【0051】そして、作動室12b内に流入した冷媒
は、プランジャ13を回転ライナー11の内壁11a側
に押し付けて作動室12bを拡大させて、自らは減圧膨
脹していく。
【0052】なお、図4において、に示す位置にある
作動室12bは、冷媒の吸入が完了した直後を示してお
り、反力Fが最も大きくなる時である。に示す位置に
ある作動室12bは膨脹過程の最後を示しており、に
示す位置にある作動室12bは膨脹を終えた冷媒を排出
する排出工程を示し、に示す位置にある作動室12b
は冷媒の吸入を開始する直前の状態を示すものである。
【0053】また、バルブ14をその軸方向に変位させ
ると、回転シリンダ12の回転角に対する、吸入溝部1
4a及び排出溝部14bと吸排ポート18とが連通する
バルブ14の吸排角度θ(図5参照)が変化するように
吸入溝部14a及び排出溝部14bの形状が選定されて
いるため、圧力制御弁21により制御圧室19a内の圧
力を制御することにより、作動室12b内に導入する冷
媒量を可変制御することができる。
【0054】次に、本実施形態の作用効果を述べる。
【0055】図7は周知のラジアル型流体機械の特徴を
示す断面図であり、本実施形態ではプランジャ摺動軸線
CLpが回転シリンダ12の回転中心からずれているの
に対して、周知のラジアル型流体機械では、プランジャ
摺動軸線CLpが回転シリンダ12が回転シリンダ12
の回転中心と一致している。
【0056】ここで、反力Fが略最大となる時、すなわ
ち図4、7のに示す位置において本実施形態と周知の
ラジアル型流体機械とを比較したとき、回転ライナー1
1の内壁11aがプランジャ13に対して作用させる反
力Fの向きは、周知のラジアル型流体機械では、プラン
ジャ13と内壁11aとの接点から回転ライナー11の
回転中心に向かう向きであり、かつ、周知のラジアル型
流体機械においては、反力Fプランジャ摺動軸線CLp
の方向と反力Fの方向とが相違しているため、反力Fが
そのまま回転シリンダ12を回転させる力とならない。
【0057】つまり、周知のラジアル型流体機械では、
反力Fが略最大となる時、反力Fのうちプランジャ摺動
軸線CLpと直交する方向成分の力Frが回転シリンダ
12を回転させる力となる。このとき、力Frはプラン
ジャ13と挿入穴12aの内壁との摩擦抵抗を増大させ
る要因となる。
【0058】これに対して、本実施形態では、反力Fが
そのまま回転シリンダ12を回転させる力となり、か
つ、反力Fプランジャ摺動軸線CLpの方向と反力Fの
方向とが一致しているため、プランジャ13と挿入穴1
2aの内壁との摩擦抵抗を増大させる力が発生し難い。
【0059】したがって、本実施形態に係る膨脹機4、
つまりラジアル型流体機械によれば、周知のラジアル型
流体機械に比べて機械損失を低減することができる。
【0060】また、ポート軸線CLはプランジャ摺動軸
線CLpより回転シリンダ12の回転中心側に位置して
いるので、ポート軸線CLがプランジャ摺動軸線CLp
と一致させた場合に比べて、小さな吸排角度θにて吸排
ポート18と吸入溝部14a又は排出溝部14bとを連
通させることができる。
【0061】したがって、バルブ14の製造バラツキ及
びバルブ14の作動バラツキによる吸排角度θの誤差、
つまり制御目標吸排量と実際の吸排量との差を小さくす
ることができる。
【0062】また、プランジャ13の先端側13aは、
本実施形態では、先端側13aに形成された曲面の曲率
半径より大きな曲面、すなわち回転ライナー11の内壁
11aに接触しているのに対して、図7に示すラジアル
型流体機械はプランジャ13と内壁11aとの間にスリ
ッパ100を介在させている。
【0063】したがって、本実施形態では、図7に示す
ラジアル型流体機械に比べて部品点数の低減を図りなが
ら、プランジャ13の先端側13aにおける接触面圧が
増大することを抑制できる。
【0064】また、放熱器3又は蒸発器5における熱負
荷が変化すると、膨脹機4に流入する冷媒の密度が変化
するので、熱負荷に応じて膨脹機4に流入させる冷媒量
を変化させることが望ましい。
【0065】これに対して、本実施形態では、前述した
ように、容易に膨脹機4に流入させる冷媒量を制御する
ことができるので、蒸気圧縮式冷凍機を効率よく運転す
ることができる。
【0066】因みに、図2は膨脹機4に流入させる冷媒
量が最小となる状態を示し、図3は膨脹機4に流入させ
る冷媒量が最小となる状態を示すものである。
【0067】(第2実施形態)第1実施形態では、本発
明に係るラジアル型流体機械を膨脹機に適用したが、本
実施形態は、本発明に係るラジアル型流体機械を圧縮機
又はポンプに適用したものである。
【0068】そして、図8は本実施形態に係るラジアル
型流体機械の軸方向断面図であり、膨脹機として本発明
を適用した第1実施形態と圧縮機又はポンプに適用した
本実施形態との最も大きな相違点は、流体流れ及び回転
シリンダ12及び回転ライナー11の回転の向きが逆転
することであり、その他、基本的な作動及び特徴は同じ
である。
【0069】なお、図8中、吐出弁14fは吐出される
流体が逆流することを防止するリード弁状の弁であり、
ストッパ14gは吐出弁14の最大開度を規制するもの
である。
【0070】(その他の実施形態)上述の実施形態で
は、反力Fが略最大となる時に反力Fの方向がプランジ
ャ摺動軸線CLpと一致するように、換言すれば、反力
Fが略最大となる時にプランジャ摺動軸線CLpが回転
ライナー11の回転中心を通るように、プランジャ摺動
軸線CLpをシリンダ径方向軸線からずらしたが、本発
明はこれに限定されるものではなく、反力Fが略最大と
なる時に反力Fの方向がプランジャ摺動軸線CLpと相
違していてもよい。
【0071】また、上述の実施形態では、ポート軸線C
Lはシリンダ径方向軸線と一致していたが、本発明はこ
れに限定されるものでない。
【0072】上述の実施形態では、回転ライナー11の
内壁11aの曲面をそのまま利用してプランジャ13の
先端側13aが接触する曲面の曲率半径を先端側13a
の曲率半径より大きくしたが、本発明はこれに限定され
るものではなく、図9に示すように、先端側13aの曲
率半径より大きい曲率半径を有する曲面が形成された凹
部11bを形成してもよい。
【0073】また、上述の実施形態では、制御圧室19
a、コイルバネ20及び圧力制御弁21にて冷媒圧を調
圧し、バルブ14を摺動変位させるアクチュエータが構
成されていたが、本発明は、これに限定されるものでは
なく、モータ等の電磁力利用したアクチュエータやピエ
ゾ素子を利用したアクチュエータなどであってもよい。
【0074】また、上述の実施形態では、膨脹機4、モ
ータ2及び圧縮機1の順で直列に並んで一体化されてい
たが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば
図10に示すように、電動式圧縮機の圧縮機1に膨脹機
4を直列に接続してもよい。
【0075】また、上述の実施形態では、蒸気圧縮式冷
凍機に本発明に係るラジアル型流体機械を適用したが、
本発明の適用はこれに限定されるものではない。
【0076】また、上述の実施形態では、蒸気圧縮式冷
凍機では、二酸化炭素を冷媒として高圧側の冷媒圧力を
冷媒の臨界圧力以上としたが、本発明はこれに限定され
るものではない。
【0077】また、上述の実施形態では、回転ライナー
11を円筒状とし、回転シリンダ12を円柱状とした
が、本発明はこれに限定されるものではなく、プランジ
ャ13の先端13aは回転ライナー11の内壁11aを
摺動するものでないので、例えば回転ライナー11の内
壁及び回転シリンダ12外周を多角形状としてもよい。
【0078】また、本明細書でいう「プランジャ摺動軸
線CLpが中心を通る」とは、厳密に中心がプランジャ
摺動軸線CLpに位置するものを意味するものではな
く、技術思想として、「プランジャ摺動軸線CLpが中
心を通る」という意味である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る蒸気圧縮式冷凍機の模
式図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る膨脹機の軸方向断
面図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係る膨脹機の軸方向断
面図である。
【図4】図2のA−A断面図である。
【図5】本発明の実施形態に係る膨脹機のバルブ14と
吸排ポート18との接続部分を示す拡大図である。
【図6】(a)はバルブ14の斜視図であり、(b)は
バルブ14のI-I断面図であり、(c)はバルブ14
のII−II断面図である。
【図7】従来の技術に係るラジアル型流体機械の軸方向
断面図である。
【図8】本発明の第2実施形態に係る圧縮機の軸方向断
面図である。
【図9】本発明のその他の実施形態に係るラジアル型流
体機械のプランジャ先端部の拡大図である。
【図10】本発明のその他の実施形態に係る膨脹機一体
型電動圧縮機の模式図である。
【図11】モリエル線図である。
【符号の説明】
11…回転ライナー、12…回転シリンダ、13…プラ
ンジャ、14…バルブ、14a…吸入溝部、14b…排
出溝部、14c…導入通路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F04B 27/06 F04B 27/06 F04C 23/00 F04C 23/00 E F25B 1/00 395 F25B 1/00 395Z Fターム(参考) 3H029 AA09 AB03 BB42 CC03 CC05 CC54 CC57 3H070 BB02 BB06 BB12 CC21 CC37 DD01 DD11 DD22 DD31 DD61 3H076 AA04 AA16 BB21 BB50 CC15 CC28 CC31 CC91 3H084 AA03 AA16 AA21 AA41 AA51 BB16 BB30 CC01 CC12 CC21 CC31 CC38 CC41

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転する回転ライナー(11)と、 前記回転ライナー(11)内に設けられ、前記回転ライ
    ナー(11)の回転中心からずれた位置に、前記回転ラ
    イナー(11)の回転中心軸線と平行な回転中心軸線を
    有して回転する回転シリンダ(12)と、 前記回転シリンダ(12)に形成された挿入穴(12
    a)に、摺動可能に収納されたプランジャ(13)とを
    備え、 前記プランジャ(13)は、前記挿入穴(12a)と前
    記プランジャ(13)とによって構成される作動室(1
    2b)の体積変化に応じて前記回転ライナー(11)の
    内壁側から前記作動室(12b)の体積を縮小させる向
    きの力を受け、 さらに、前記プランジャ(13)の断面中心を通って前
    記プランジャ(13)の摺動方向と平行なプランジャ摺
    動軸線(CLp)は、前記回転シリンダ(12)の回転
    中心からずれていることを特徴とするラジアル型流体機
    械。
  2. 【請求項2】 回転する回転ライナー(11)と、 前記回転ライナー(11)内に設けられ、前記回転ライ
    ナー(11)の回転中心からずれた位置に、前記回転ラ
    イナー(11)の回転中心軸線と平行な回転中心軸線を
    有して回転する回転シリンダ(12)と、 前記回転シリンダ(12)に形成された挿入穴(12
    a)に、摺動可能に収納されたプランジャ(13)とを
    備え、 前記プランジャ(13)は、前記挿入穴(12a)と前
    記プランジャ(13)とによって構成される作動室(1
    2b)の体積変化に応じて前記回転ライナー(11)の
    内壁側から前記作動室(12b)の体積を縮小させる向
    きの力を受け、 さらに、前記回転ライナー(11)が前記プランジャ
    (13)に作用させる力(F)が略最大となる時に、こ
    の力(F)の向きが前記プランジャ(13)の摺動方向
    と略平行になることを特徴とするラジアル型流体機械。
  3. 【請求項3】 回転する回転ライナー(11)と、 前記回転ライナー(11)内に設けられ、前記回転ライ
    ナー(11)の回転中心からずれた位置に、前記回転ラ
    イナー(11)の回転中心軸線と平行な回転中心軸線を
    有して回転する回転シリンダ(12)と、 前記回転シリンダ(12)に形成された挿入穴(12
    a)に、摺動可能に収納されたプランジャ(13)とを
    備え、 前記プランジャ(13)は、前記挿入穴(12a)と前
    記プランジャ(13)とによって構成される作動室(1
    2b)の体積変化に応じて前記回転ライナー(11)の
    内壁側から前記作動室(12b)の体積を縮小させる向
    きの力を受け、 さらに、前記回転ライナー(11)が前記プランジャ
    (13)に作用させる力(F)が略最大となる時に、前
    記プランジャ(13)の断面中心を通って前記プランジ
    ャ(13)の摺動方向と平行なプランジャ摺動軸線(C
    Lp)は、前記回転ライナー(11)の回転中心を通る
    ことを特徴とするラジアル型流体機械。
  4. 【請求項4】 前記プランジャ(13)のうち前記回転
    ライナー(11)からの力(F)を受けるプランジャ先
    端部(13a)は曲面状に形成されており、 さらに、前記プランジャ(13)に接触して前記回転ラ
    イナー(11)からの力(F)を前記プランジャ(1
    3)に作用させる部位(11a)は、前記プランジャ先
    端部(13a)の曲率半径より大きな曲率半径を有する
    曲面状に形成されていることを特徴とする請求項1ない
    し3のいずれか1つに記載のラジアル型流体機械。
  5. 【請求項5】 前記プランジャ先端部(13a)は、前
    記回転ライナー(11)の内壁(11a)直接に接触し
    ていることを特徴とする請求項4に記載のラジアル型流
    体機械。
  6. 【請求項6】 前記作動室(12b)と外部とを連通さ
    せる吸排ポート(18)を開閉する略円柱状のバルブ手
    段(14)が、前記回転シリンダ(12)の回転中心に
    配置されており、 さらに、前記吸排ポート(18)の断面中心を通るポー
    ト軸線(CL)は、前記プランジャ(13)の断面中心
    を通って前記プランジャ(13)の摺動方向と平行な軸
    線(CLp)より前記回転シリンダ(12)の回転中心
    側に位置していることを特徴とする請求項1ないし5の
    いずれか1つに記載のラジアル型流体機械。
  7. 【請求項7】 前記バルブ手段(14)は、前記バルブ
    手段(14)を長手方向に変位させることにより、前記
    回転シリンダ(12)の回転角に対する前記吸排ポート
    (18)の開閉時期を変化させることができるように構
    成されていることを特徴とする請求項6に記載のラジア
    ル型流体機械。
  8. 【請求項8】 冷媒を吸入圧縮する圧縮機(1)と、 前記圧縮機(1)から吐出する冷媒を放冷する放熱器
    (3)と、 前記放熱器(3)から流出する冷媒を減圧膨脹させなが
    ら機械的エネルギーを回収し、その回収した機械的エネ
    ルギーを前記圧縮機(1)に与える請求項7に記載のラ
    ジアル型流体機械(4)と、 減圧膨脹された冷媒を蒸発させる蒸発器(5)と、 冷媒圧を利用して前記バルブ手段(14)を長手方向に
    変位させるアクチュエータ(19a、20、21)とを
    備えることを特徴とする蒸気圧縮式冷凍機。
  9. 【請求項9】 冷媒を吸入圧縮する圧縮機(1)と、 前記圧縮機(1)から吐出する冷媒を放冷する放熱器
    (3)と、 前記放熱器(3)から流出する冷媒を減圧膨脹させなが
    ら機械的エネルギーを回収し、その回収した機械的エネ
    ルギーを前記圧縮機(1)に与える請求項1ないし7の
    いずれか1つに記載のラジアル型流体機械(4)と、 減圧膨脹された冷媒を蒸発させる蒸発器(5)とを備え
    ることを特徴とする蒸気圧縮式冷凍機。
  10. 【請求項10】 前記放熱器(3)内の冷媒圧力が冷媒
    の臨界圧力以上となる場合があることを特徴とする請求
    項8又は9に記載の蒸気圧縮式冷凍機。
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