JP2003253798A - 床構造及び床形成方法 - Google Patents

床構造及び床形成方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 食品工場や医薬品工場等に特に好適で、強度
が高くしかも精度の良い勾配を有する床を提供すること
が目的とする。 【解決手段】 格子状に山形鋼を組み合わして配設し、
山形鋼の間にコンクリートを埋め込んで山形鋼とコンク
リートとを一体構造とし、ステンレス板と該山形鋼とを
部分的に等間隔で栓溶接して固定することで非常に強度
が高く床板が歪むことを防止することができる。山形鋼
とスラブ床とを支持部材による中間部材で底上げするこ
とで、目的とする精度の高い水勾配を得ることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
【0002】
【従来の技術】本願発明は工場等の建物の床構造に関す
る。特に本願発明は、食品工場や、医薬品工場等の高い
衛生を維持することが求められる建物に好適な床構造に
関する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】塗り床の性能がコンク
リートの下地の性能によって大きく左右される。すなわ
ち、コンクリート下地の欠陥が塗り床の下地の性能を著
しく低下させる。しかしながら、コンクリートの下地成
形は必ずしも容易ではない。
【0004】さらには、工場や研究所等においては、薬
品や洗剤などによる酸や、アルカリ、高温水に塗り床が
曝され、塗り床が大きく損傷、劣化し、あるいは剥がれ
るといった問題や、フォークリフトによって多大な荷重
を受けて、変形やクラックが生じて床本来の性能が低下
するといった問題点も有していた。
【0005】一方、コンクリートの下地にステンレス板
を敷き並べて、溶接しながら敷設するステンレス床も知
られている。このステンレス床は、酸やアルカリ等によ
る劣化が塗り床に比べて少ないが、下地のコンクリート
にステンレス板を貼るために、剥離や膨張、ずれ等が生
じやすい。一旦剥離を起こした場合には、その補修作業
は大がかりなものと成らざるを得ず、より慎重な作業を
強いられていた。また、床上の水はけを効果的に行うに
は、使用に際して違和感や支障がない僅かな水勾配を必
要とするが、そのような水勾配を精度良く作り出すこと
は難しかった。更には、隣接するステンレス板間を全溶
接する場合に歪が生じやすく、平面が均質な床を提供す
ることが難しかった。
【0006】本願発明は、かかる問題点に着目して成さ
れたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願発明は、格子状に山
形鋼が組み合わされて配設され、山形鋼の間にコンクリ
ートが埋め込まれて山形鋼とコンクリートが一体構造を
なし、ステンレス板が該山形鋼と栓溶接されていること
を特徴とする床構造を提供するものである。
【0008】さらに、本願発明は、ステンレス板と接触
する山形鋼の面が所定の勾配を有するように敷設されて
いることを特徴とし、好ましくは、該栓溶接が略等間隔
で設けられている。
【0009】さらに、山形鋼の配置は、その中心線から
略300mm間隔で敷設されて格子状をなし、該栓溶接
が略300mm間隔でされている。
【0010】さらには、ステンレス板の厚さが好ましく
は略5mmの間であることを特徴とする。
【0011】また、ステンレス板とコンクリートとの間
は実質的に隙間が生じないように山形鋼が組み合わされ
て形成された格子内に埋め込まれて、ステンレス板が、
コンクリートと山形鋼によって支持されている。
【0012】加えて、巾木としてステンレス板が使用さ
れて床板であるステンレス板と溶接され、半径略50m
mの曲げ加工が施されている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0014】図1は、本発明の床構造を構成する山形鋼
がスラブ床に施設された斜視図、図2は本発明の床構造
の斜視図、図3は、図2のA−A’のラインに沿った側
面から見た断面図を示す。
【0015】図1に示す様に、本発明の床構造体10
(図2参照)は、略同一の幅を有する複数の山形鋼1、
2が、縦、横方向に直交して組み込まれた構造をなし、
複数の格子を形成するように接合される。
【0016】山形鋼1、2は、その一面1a、2aがス
ラブ床11に対して水平で全体として一定の平面を形成
するように施設される。また、山形鋼1、2は、そのス
ラブ床11から僅かに底上げされた状態で支持部材4に
支持されている。
【0017】縦、横の山形鋼1、2によって形成された
格子の内部(すなわち、山形鋼1、2で囲まれた内部)
Pには、コンクリート6が山形鋼の上面を形成する一面
1a、2aまでほぼ均一に充填され固化されている。
【0018】山形鋼1、2及びコンクリート6の上には
ステンレス板3が載置されている。ステンレス板3は、
山形鋼1、2の上面1a、1b及びコンクリート6の上
面によってステンレス板3が上部からの加圧に対して充
分耐え得るように支持される。
【0019】また、ステンレス板3は、略等間隔に面接
触している山形鋼1、2の上面1a又は1bと部分的に
栓溶接7されて山形鋼に固定される。
【0020】図4は、格子を形成するための山形鋼1、
2の組み合わせを示した斜視図(図4(a))及び矢印
方向から見た側面図(図4(b))である。山形鋼1、
2は、逆L字の向きで互いに直交して並べられる。
【0021】図2からも明らかなように、一方の山形鋼
2は、互いに平行で等間隔に複数配設され、複数の格子
の要素となるように横断して延びている。また、他方の
山形鋼1は、一つの山形鋼1が隣接する格子の一要素と
なるように平行に隣り合う山形鋼2の間でそれと直交す
るように配設されている。
【0022】山形鋼1、2のそれぞれの一面1a、2a
(以下、ステンレス床を支えるための“上面”という)
は、略連続し平らな面を形成する。図4からも明らかな
ように、一方の山形鋼1の長手方向の一端1cが、他方
の山形鋼2の側面の第1の領域2cと溶接されている。
また、該一方の山形鋼1の他端1dは他方の山形鋼2の
L字の内側の第二の領域2aと、そして、該一方の山形
鋼1の他端方向に形成された第一の切り欠き領域1eが
他方の山形鋼2のL字の内側の第三の領域2eと、さら
には、該一方の山形鋼1の他端方向に形成された第二の
切り欠き領域1fが他方の山形鋼2の上面2aに隣接す
るL字端部の第四の領域2fと、それぞれ溶接されてい
る。第一及び第二の切り欠き領域1eは、山形鋼2と左
右の山形鋼1とを接合したときに山形鋼1、2の上面1
a、2aが互いに交差する部分で隙間が生ぜず、しかも
連続した同一面を形成するような寸法とされている。
【0023】図5及び図2に示すように、ステンレス板
3には、山形鋼との栓溶接のために設けられた穴3aを
有している。そして、穴3aは、山形鋼1、2の繰り返
しの格子パターンの寸法に応じて略等間隔に複数形成さ
れている。
【0024】図の例では、ステンレス板3の穴3aが丁
度山形鋼1、2が交差する部分と栓溶接されように、ス
テンレス板3はかかる交差する部分と穴3aが略一致す
るように山形鋼1、2に載置される。そして、ステンレ
ス板3が山形鋼1、2の上に載置されると、穴3aを使
用して山形鋼2の上面2aとが栓溶接7がされる。尚、
この例では、穴3aによる栓溶接が格子を形成する四辺
形要素の隅で行われているが、中央部分や他の部分でも
良い。
【0025】ステンレスの板は、通常ロール状に生産さ
れるため、本床構造体で使用するステンレス板の幅はそ
のロール幅で規制される。従って、床にステンレス板を
敷設するには、図6に示したように、隣り合うステンレ
ス板3の辺縁を突き合わせて溶接する突き合わせ溶接8
を行うようにした。
【0026】このように山形鋼1、2に敷き並べたステ
ンレス板3は、隣接する板縁同士(いわゆる目地部)が
溶接されるが、先の栓溶接によってその目地部の溶接に
発生する歪が極力押さえられる構造とすることができ
る。逆に言うと、山形鋼1、2によって形成された格子
の四辺形の寸法やステンレス板の設ける穴3aの配置
(又は栓溶接の箇所)は、ステンレス板3全体で歪が発
生しないように選択する。
【0027】図1及び図3に示すように、山形鋼1、2
に部分的に支持部材4が溶接されている。支持部材4の
扁平な底部には穴が設けられ、該穴に通されたボルト5
をスラブ床11に打設することでこの支持部材4がスラ
ブ床11に固定される。固定された支持部材4は、山形
鋼1、2がスラブ床11から離間し、その間に隙間h
1、h2、h3...hn(図3参照)が生ずるように
して山形鋼1、2を固定支持する。
【0028】支持部材4によって作られた隙間h1、h
2、h3...hn(すなわち、スラブ床から山形鋼
1、2の下端までの離間距離)がスラブ床全体で同じ寸
法の場合には、床構造体のステンレス板3の表面は、ス
ラブ床11に対して一様に平行となる。よって、スラブ
床11が水平な場合には、床構造体の床面(ステンレス
板の面)は水平となる。
【0029】一方、支持部材4によって作られる隙間h
1、h2、h3...hnを場所によって変えること
で、床構造体の床面に所定の勾配を付けることができ
る。すなわち、山形鋼への支持部材の溶接位置を調整す
ることで、所定の勾配となるような異なった隙間h1、
h2、h3...hnを与える。通常、食品工場等で
は、100分の1の水勾配で乾いた床が得られるといわ
れている。この勾配は、水はけを良くするとともに違和
感がなく、作業に支障を生じない程度の勾配である。よ
って、隙間h1、h2、h3...hnは、そのような
勾配が生じるように適宜選定すればよい。
【0030】この支持部材4を設ける場所は必ずしも格
子を形成する四辺形要素の辺の中心であることを要せず
又その格子の全てに設けることも要さない。すなわち、
最終的に所望の床を形成できるならば、支持部材4を床
全体に点在させて設けても良い。
【0031】最終的に得られた床は、コンクリート6が
支持部材4を全体的に囲み格子の内部P(図1参照)及
び山形鋼1、2とスラブ床11との間に埋め込まれてい
る。従って、山形鋼1、2自体がコンクリートによって
強固に支持されており、支持部材4が床の強度に影響を
及ぼすことは実質的には無い。
【0032】本発明による床構造体は、高精度な床勾配
を達成できるとともに床の表面自体の強度も高い状態に
維持可能である。床構造体10の製造過程において、図
1に示したような格子状の山形鋼1、2で囲まれた内側
部分Pにコンクリート6を流し込むと、コンクリート6
は、最初に山形鋼1、2とスラブ床11の隙間の間から
外側へと全体的に広がる。そして、コンクリートの表面
が隙間h1、h2...hnを越えると、コンクリート自
体が粘性を有することから、その格子状に囲まれた内部
Pには、山形鋼の各辺の上面1a、2aのうちの最も低
い面に合うようにコンクリートを流し込むことが可能で
ある。100分の1程度の水勾配では、一つの格子内で
は、最も高い山形鋼の上面1a、2aと最も低い山形鋼
の上面1a、2aとの差はわずかであり、実質的には隙
間がないといえる。よって、その上の固定されたステン
レス床は、水勾配があっても、格子を形成する山形鋼と
その内部に埋め込まれているコンクリートの面とでしっ
かりと支えられることとなる。尚、もし流動性が高いコ
ンクリートを使用した場合には、まず、隙間h1、h
2...hnの高さまでコンクリートを流し込んで固形
又は半固形に固化した後、各格子内にコンクリートを再
度充填するようにすればよい。
【0033】床の隅は、従来の板による巾木では、巾木
と床との間に埃がたまりやすく掃除が難しい。従って高
度な衛生を要求するような食品工場や医薬品工場等で
は、汚染拡大の温床となりやすい。そこで、図7に示す
ように、巾木として、ステンレス板3による床板と同一
材料で同一の厚さを有する板9を互いの接縁を突き合わ
せ溶接8し、隅を所定の径(本例ではR50mm)で曲
げ加工することで、隅に埃がたまりにくく、その部分の
清掃や洗浄も容易に行うことができるようにした。
【0034】
【実施例】本発明の実施にあたり、50mmx50mm
のL字形をした厚さ6mmの長いSS400の山形鋼を
その中心線間の間隔が300mmの正四辺形の格子が複
数形成するように配置した。
【0035】支持部材4は、50mm(縦)x50mm
(横)x6mm(厚さ)のL型のSS400の鋼材を使
用した。そして、水平の床の他、水勾配が1/78、1
/100、更には1/117の3種類の床を形成するよ
うに、スラブ床11からステンレス板3の下面から65
〜80mmの範囲で山形鋼1、2と溶接した。
【0036】床板としSUS304のステンレス鋼によ
る縦横のサイズが略1,200mmx2,400mm、
厚さが5mmのタイプのステンレス板3を使用した。
【0037】栓溶接のためのステンレス板3の穴3a
は、略300mmの等間隔で32箇所に設けた。そし
て、ステンレス板3の穴3aにより、山形鋼1、2で形
成される格子の隅(すなわち、山形鋼1、2の交差する
部分)とステンレス板3とを32ヶ所でそれぞれ栓溶接
した。隣り合うステンレス板3との間は突き合わせ溶接
とした。栓溶接及び突き合わせ溶接の部分は、最終的に
その面が平らとなり強度も向上するように切削研磨し
た。
【0038】この結果、略平らでフォークリフトの荷重
にも充分耐えうるステンレス床を形成することができた
とともに、高い精度で目的とする水勾配をもたらし、水
はけの極めてよい安定したステンレス床を提供すること
ができた。
【0039】また、巾木として、床板であるステンレス
板3と同一材料で同一の厚さのステンレス板9を互いの
縁を溶接し、清掃や洗浄がし易いように、かかる巾木と
なるステンレス板9をR50の径で垂直に曲げ加工して
壁面に固定した。
【0040】
【発明の効果】以上のように、格子状に山形鋼を組み合
わして配設し、山形鋼の間にコンクリートを埋め込んで
山形鋼とコンクリートとを一体構造とし、ステンレス板
と該山形鋼とを部分的に等間隔で栓溶接して固定するこ
とで充分強度があり、床面が容易には歪まないステンレ
ス床を提供することができた。
【0041】更には、山形鋼とスラブ床とを支持部材で
底上げすることで、目的とする精度の高い水勾配を得る
と共に強度的にも問題がないステンレス床を提供するこ
とができた。
【0042】また、かかるステンレス床の巾木としてス
テンレス板と同一材料で厚さを同一とする板を該ステン
レス床と突き合わせ溶接して所定の半径で折り曲げるこ
とで、ゴミの付着を少なくし、容易に清掃や洗浄を行う
ことのできるステンレス床を提供することができること
となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 スラブ床に山形鋼を配置した状態の斜視図で
ある。
【図2】 本発明による床構造を示す斜視図(部分的透
過図)である。
【図3】 本発明による床構造の断面図である。
【図4】 山形鋼の組み合わせの構造を示す斜視図
(a)及び側面図(b)である。
【図5】 ステンレス板3の穴3aを示す側面図であ
る。
【図6】 突き合わせ溶接されたステンレス板3の側面
図である。
【図7】 床板であるステンレス板3から突き合わせ溶
接されたステンレス板が曲げ加工されて巾木として使用
された状態の側面図である。
【符号の説明】
1、2...山形鋼 3...ステンレス板 4...支持部材 5...ボルト 6...コンクリート 7...栓溶接 8...突き合わせ溶接 9...ステンレス板(巾木) 10...床構造体 11...スラブ床

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 格子状に山形鋼が組み合わされて配設さ
    れ、山形鋼の間にコンクリートが埋め込まれて山形鋼と
    コンクリートが一体構造をなし、ステンレス板が該山形
    鋼と栓溶接されていることを特徴とする床構造。
  2. 【請求項2】 ステンレス板と接触する山形鋼の面がス
    ラブ床に対して水平又は所定の勾配を有するように敷設
    されていることを特徴とする請求項1に記載の床構造。
  3. 【請求項3】 前記栓溶接が略等間隔で設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の床構造。
  4. 【請求項4】 山形鋼が互いにその中心線から略300
    mm間隔で組み合わされて格子状をなし、前記栓溶接が
    山形鋼の交差部分に設けられていることを特徴とする請
    求項1に記載の床構造。
  5. 【請求項5】 前記ステンレス板の厚さが略5mmであ
    ることを特徴とする請求項1に記載の床構造。
  6. 【請求項6】 ステンレス板とコンクリートとの間に実
    質的に隙間が生じないように前記山形鋼で囲まれた内部
    にコンクリートが埋め込まれ、ステンレス板が実質的に
    コンクリートと山形鋼によって支持されていることを特
    徴とする請求項1に記載の床構造。
  7. 【請求項7】 ステンレス板からなる巾木が床板である
    ステンレス板と溶接され、隅が所定半径の曲げ加工が施
    されていることを特徴とする請求項1に記載の床構造。
  8. 【請求項8】 前記所定半径が略50mmであることを
    特徴とする請求項7に記載の床構造。
  9. 【請求項9】 山形鋼を組み合わして格子状に配設し、
    該山形鋼の間にコンクリートを埋め込んで一体構造をな
    し、ステンレス板を該山形鋼に載置して山形鋼と栓溶接
    することを特徴とする床形成方法。
  10. 【請求項10】 前記山形鋼をその面がスラブ床に対し
    て平行又は所定の勾配を有するように敷設することを特
    徴とする請求項9に記載の床形成方法。
  11. 【請求項11】 前記格子状の間隔を山形鋼の中心線を
    基準として略300mmとし、略300mm間隔で前記
    栓溶接を行うことを特徴とする請求項9に記載の床形成
    方法。
  12. 【請求項12】 前記栓溶接を山形鋼の交差部分又は格
    子の辺の中心部分に行うことを特徴とする請求項9に記
    載の床形成方法。
  13. 【請求項13】 前記ステンレス板の厚さが略5mmで
    あることを特徴とする請求項9に記載の床形成方法。
  14. 【請求項14】 ステンレス板とコンクリートとの間に
    実質的に隙間が生じないように前記格子状内にコンクリ
    ートを埋め込み、これによってコンクリートと山形鋼に
    よってステンレス板を支持し得るようにした特徴とする
    請求項9に記載の床形成方法。
  15. 【請求項15】 巾木としてステンレス板を使用して床
    板であるステンレス板と溶接し、所定半径の曲げ加工を
    施すことを特徴とする請求項9に記載の床形成方法。
  16. 【請求項16】 前記所定半径が略50mmであること
    を特徴とする請求項15に記載の床形成方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110340555A (zh) * 2019-07-12 2019-10-18 浙江东南网架股份有限公司 一种一字形多腔体钢板与钢筋角钢桁架组合构件焊接施工方法
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