JP2003253714A - 自動流体吐出装置 - Google Patents

自動流体吐出装置

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JP2003253714A
JP2003253714A JP2002055270A JP2002055270A JP2003253714A JP 2003253714 A JP2003253714 A JP 2003253714A JP 2002055270 A JP2002055270 A JP 2002055270A JP 2002055270 A JP2002055270 A JP 2002055270A JP 2003253714 A JP2003253714 A JP 2003253714A
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JP
Japan
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reflected light
amount
fluid
ejection
photoelectric sensor
Prior art date
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Pending
Application number
JP2002055270A
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English (en)
Inventor
Kenichi Aoyanagi
賢一 青柳
Takehiko Fujino
武彦 藤野
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Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 感知部に手を近づけすぎたとき流体の感知部
への付着による誤動作を防ぐことができ、吐出装置、手
洗い器の清掃時に確実に動作停止のできる自動流体吐出
装置を提供することを目的とする。 【解決手段】流体を吐出するための吐出口と、吐出口の
近傍に人体を検出する光電センサーを備え、光電センサ
ーの反射光量の大小に基づき自動的に吐出、停止する自
動流体吐出装置において、照射する反射光量以上のある
値をしきい値として、前記しきい値以上の反射光量であ
る場合、吐出を停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トイレや洗面設備
などに設置されている水、液体石けん、消毒液、イオン
水、浄水または乾燥風などの自動流体吐出装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来この種の装置として図1に示す特開
2001―98597号公報のものが知られている。こ
のものにおいては、トイレルームAの側壁Bにとりつけ
られた手洗い器1のボール部2内面の側壁部3に、図2
に示すように奥側に吐出口部4、手前側に光電センサー
部5が備えられており、光電センサー部5に手を近づけ
ると水を吐出する。また、この手洗い器1に学習機能方
式のコントローラ(図示せず)が備えられている。即
ち、学習機能方式とは、光電センサー部5を側壁部3に
セットした時、対向する側壁部3やボール面2などで反
射された初期状態の受光量を記憶し、受光量が手などに
よる反射光量で増減し、この増減値が初期状態の受光量
から所定量より超えたとき初めて手の存在を認識するも
のである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図2、図3に示すよう
に、この光電センサー5が初期状態の受光量L0より一
定量L1以上反射光量が増えたときに水を吐出する場
合、反射光量がLaとなる手の位置aにおいて水が吐出
される。しかしながら、極端に手を近づけた場合、即ち
反射光量がLbとなる手の位置bにおいても水を吐出し
てしまうため、水跳ねがひどくなり手洗い器1の外に水
が飛び出たり、手で飛散した水滴が直接に光電センサー
5に掛り光電センサー5の表面に水滴が付着し、光電セ
ンサー5の投光素子から照射された赤外線が光電センサ
ー5の表面に付着した水滴を伝播して受光素子に到達す
ることにより反射光量が高くなってしまい、勝手に水が
吐出するなどの誤動作を起こすという問題が生じる。ま
た、ボール面2や吐出口部4もしくは光電センサー5を
清掃するときは、清掃中吐出しないように電源を切った
り、コントローラからリード線6を抜かなくてはならな
いため、作業性が悪いものであった。そこで、本発明で
は上記の問題点を解決するため、感知部に手を近づけす
ぎたとき流体の感知部への付着による誤動作を防ぐこと
ができ、吐出装置、手洗い器の清掃時に確実に動作停止
のできる自動流体吐出装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、流体を吐出す
るための吐出口と、吐出口の近傍に人体を検出する光電
センサーを備え、光電センサーの反射光量の大小に基づ
き自動的に流体を吐出、停止する自動流体吐出装置にお
いて、照射する反射光量以上のある値をしきい値とし
て、前記しきい値以上の反射光量である場合、流体の吐
出を停止することを特徴とする自動流体吐出装置を提供
する。
【0005】これにより、光電センサーに手を極端に近
づけた際、吐出を停止するので水跳ねを防止することが
できる。また、光電センサーへの水滴の付着を防ぐこと
ができるので、赤外線が光電センサー表面に付着した水
滴を伝播することがなくなり、勝手に吐出するなどの誤
動作を防止することができる。
【0006】また、前記しきい値以上の反射光量が一定
時間継続したとき、流体の吐出を一定時間停止すること
により、ボール面や吐出口もしくはセンサー部を清掃す
る際、別体でスイッチを設けなくても確実に動作を停止
することができる。また、自動流体吐出装置の作動時間
が設定時間を超えると当該装置を自動的に停止させるタ
イマ機能を設けることが望ましい。このようなタイマ機
能を設ければ、光電センサーの反射光量が吐出状態にあ
っても、設定時間が経過すれば自動停止して初期状態に
戻るため、無駄な吐出を抑制することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明をよ
り具体的に説明する。図4は本発明に関わる自動流体吐
出装置の第1実施例の動作を示したフローチャートであ
る。図5は図2に示した手の位置a、bにおける反射光
量と動作状態を示したものである。図4のフローチャー
トに沿って説明する。
【0008】(第1ステップ) (1)最初に自動流体吐出装置1の電源を入れたときの
受光量L0を初期状態の受光量として記憶し、流体の吐
出時間を管理するため、タイマtを初期設定(t→0)
する。ここで、tは吐出している時間、L1は吐出を開
始する反射光量の増分、L2は光電センサー5に手を近
付けた過ぎた時に吐出を停止するしきい値である。 (2)次に吐出を開始するか否かの判断を行うため、こ
の自動流体吐出装置1を使おうとする者(以下「使用
者」という)が手を差し出したときの反射光量が初期状
態の受光量L0と所定量L1の和以上で、且つ、光電セ
ンサー5に極端に手を近づけた際の反射光量がしきい値
L2以下で、且つ、タイマtが吐出制限時間T1よりも
小さいかどうかの判断を行なう。 (3)上記(2)の条件を満足するとき、流体吐出の有
無の判断を行うため、タイマtがゼロか否かの判断を行
う。ここで、タイマtが初期設定された状態で反射光量
が前記の条件を満たすのであればタイマtの動作とポン
プの駆動を開始し、流体の吐出が開始する。 (4)吐出中は光電センサー5の反射光量が、吐出する
ための条件、すなわち手を差し出したときの反射光量が
初期状態の受光量L0と所定量L1の和以上で、且つ、
光電センサー5に極端に手を近づけた際の反射光量がし
きい値L2以下にあり、且つ、タイマ稼働時間tが吐出
制限時間T1より短い状態にあるか否かの判断が行なわ
れ、これらの2条件が満たされている限り、連続的に吐
出される。
【0009】(第2ステップ)上記(1)(2)の条件
を満たさない場合、つまりタイマtが吐出制限時間T1
を超えたとき、もしくは反射光量が前記状態を外れる
と、tのカウンタを停止すると共に、ポンプの駆動を停
止する。つまり流体の吐出が停止されることになる。こ
のように、図2に示す手の位置aに使用者が手を差し出
し、対応する反射光量が図5に示すLaであるとき吐出
動作を行ない、手の位置bに使用者が手を差し出し、対
応する反射光量がLbであるとき、吐出動作を停止する
ので、光電センサー5に極端に手を近づけた場合でも、
吐出することがなくなり、センサー面が吐出による水跳
ねによって濡れることを防止できる。次に、図6を参照
して第2実施形態の自動流体吐出装置について説明す
る。図6は本発明に関わる自動流体吐出装置の第2実施
例の動作を示したフローチャートである。第1実施例と
同様の作動を示す部分については同一ステップを付記
し、説明を省略する。
【0010】(第3ステップ) (1)最初に自動流体吐出装置1の電源を入れたときの
受光量L0を初期状態の受光量として記憶し、吐出時間
を管理するため、タイマtを初期設定(t→0)する。 (2)次に吐出を開始するか否かの判断を行うため、こ
の自動流体吐出装置1を使おうとする者(以下「使用
者」という)が手を差し出したときの反射光量が初期状
態の受光量L0と所定量L1の和以上で、且つ、タイマ
tが吐出制限時間T1よりも小さいかどうかの判断を行
なう。 (3)上記(2)の条件を満足する場合、反射光量が吐
出を停止するしきい値L2を越えたか否かの判断を行う
ため、反射光量がL2より小さい場合、第1ステップと
同様の制御を行い、吐出を開始することになる。
【0011】(第4ステップ) (1)第3ステップにおいて、反射光量がL2よりも大
きい場合、つまり反射光量がしきい値L2を超えたと
き、手が光電センサー5に近づき過ぎていると判断し、
タイマtがカウントしていればポンプを停止し、タイマ
tをリセットする。 (2)次に反射光量がしきい値を超えた場合は一定時間
止水する判断を行うため、タイマtが一時停止モード突
入時間T2より小さく、反射光量がしきい値L2以上と
なっているか判断し、その条件が成立した場合、止水状
態を維持することになる。ここで、本実施例では一時停
止モード突入時間T2は10秒とすることができる。
【0012】(第5ステップ) (1)第4ステップ(2)の条件を満たさない場合、反
射光量が一定時間つまり一時停止モード突入時間T2ま
で継続されているかを確認するため、タイマtが一時停
止モード突入時間T2より大きいか否かの判断を行う。
この条件を満たすのであれば一時停止モード設定時間T
3のの間吐出動作を停止する。ここで一時停止モード設
定時間T3は5分とすることができる。このように一時
停止モード設定時間T3の間、吐出動作を停止させるこ
とにより光電センサー5に手を近づけても流体が吐出さ
れないため、ボール面や吐出口、センサー表面を清掃す
るうえで大変有用な制御方法である。なお、本実施例で
は手洗い器に設置された手洗いに必要な自動流体吐出装
置によるものであったが、自動で水石鹸や消毒液を吐出
するディスペンサーや、濡れた手を乾燥させる温風を吐
出する手指乾燥装置や、小便器から離れると自動的に小
便器を洗浄する小便器自動洗浄装置等にも応用できるこ
とは言うまでもないことである。
【0013】
【発明の効果】本発明により、以下に示す効果を発揮す
る。流体を吐出するための吐出口と、吐出口の近傍に人
体を検出する光電センサーを備え、光電センサーの反射
光量の大小に基づき自動的に流体を吐出、停止する自動
流体吐出装置において、照射する反射光量以上のある値
をしきい値として、前記しきい値以上の反射光量である
場合、流体の吐出を停止することにより、光電センサー
に手を極端に近づけた際、吐出を停止するので水跳ねを
防止することができる。また、光電センサーへの水滴の
付着を防ぐことができるので、赤外線が光電センサー表
面に付着した水滴を伝播することがなくなり、勝手に吐
出するなどの誤動作を防止することができる。また、し
きい値以上の反射光量が一定時間継続したとき、流体の
吐出を一定時間停止することにより、ボール面や吐出口
もしくはセンサー部を清掃する際、別体でスイッチを設
けなくても安易に動作を停止することができる。さら
に、自動流体吐出装置の作動時間が設定時間を超えると
当該装置を自動的に停止させるタイマ機能を設けること
が望ましい。このようなタイマ機能を設ければ、光電セ
ンサーの反射光量が吐出状態にあっても、設定時間が経
過すれば自動停止して初期状態に戻るため、無駄な吐出
を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本件発明の自動流体吐出装置の設置状態を示す
斜視図である。
【図2】同、手洗い器部分の一部を切り欠いた正面図で
ある。
【図3】従来例の動作状態を示している。
【図4】本件発明の第1実施例の動作を示したフローチ
ャートである。
【図5】同、図2に示した手の位置における反射光量と
動作状態を示している。
【図6】第2実施例の動作を示したフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 自動流体吐出装置 2 ボール面 3 側壁部 4 吐出口部 5 光電センサー 6 リード線 A トイレルーム B 側壁

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】流体を吐出するための吐出口と、吐出口の
    近傍に人体を検出する光電センサーを備え、光電センサ
    ーの反射光量の大小に基づき自動的に流体を吐出、停止
    する自動流体吐出装置において、照射する反射光量以上
    のある値をしきい値として、前記しきい値以上の反射光
    量である場合、流体の吐出を停止することを特徴とする
    自動流体吐出装置。
  2. 【請求項2】前記しきい値以上の反射光量が一定時間継
    続したとき、流体の吐出を一定時間停止することを特徴
    とする請求項1に記載の自動流体吐出装置。
  3. 【請求項3】前記自動流体吐出装置の吐出時間が設定時
    間を超えると当該装置を自動的に停止させるタイマ機能
    を設けた請求項1または2に記載の自動流体吐出装置。
JP2002055270A 2002-03-01 2002-03-01 自動流体吐出装置 Pending JP2003253714A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012140778A (ja) * 2010-12-28 2012-07-26 Toto Ltd 給水装置
JP2018135650A (ja) * 2017-02-20 2018-08-30 Toto株式会社 自動水栓システム
JP2019019630A (ja) * 2017-07-20 2019-02-07 Toto株式会社 吐水装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012140778A (ja) * 2010-12-28 2012-07-26 Toto Ltd 給水装置
JP2018135650A (ja) * 2017-02-20 2018-08-30 Toto株式会社 自動水栓システム
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