JP2003252443A - 受領確認通知システム - Google Patents

受領確認通知システム

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JP2003252443A
JP2003252443A JP2002059162A JP2002059162A JP2003252443A JP 2003252443 A JP2003252443 A JP 2003252443A JP 2002059162 A JP2002059162 A JP 2002059162A JP 2002059162 A JP2002059162 A JP 2002059162A JP 2003252443 A JP2003252443 A JP 2003252443A
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JP2002059162A
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Masahide Nomura
真秀 野村
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NTT Docomo Inc
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NTT Docomo Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザが指定する受取り場所において、人的
手作業を介さない受け渡し方法及び受領証明の受取りを
実現する。 【解決手段】 配送物が配送業者に届いた場合、その該
当ユーザに対して電子メールの送信を行う(S1)。こ
れを受信したユーザは、場所及び時刻(時間帯)等を指
定し、返信する(S2)。これを受信した配送業者は、
そのユーザに対して、指定場所及び時間等の確認を行う
ため再度電子メールを送信する(S3)。配送業者は指
定された時刻に、箱体装置2内に荷物を格納する(S
4)。ユーザは指定した箱体装置2によって配送物を受
け取る。この際、箱体装置2と移動端末3とをケーブル
4で接続し、認証手続し、認証が正常完了した場合には
開錠される。そして、認証終了時又は開錠時において、
受領証明メッセージを、配送業者に対して送信する(S
5)。さらに、発注者に電子メールが自動的に送信され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は受領確認通知システ
ムに関し、特に宅配業者とユーザによって配送場所を指
定して荷物の受け渡しが行われる流通システムにおける
受領確認通知に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の配送システムにおいては、配送業
者がユーザに対して配送が完了した場合に、ユーザから
の受領証明として、ユーザの手作業による受領証明を受
け取っていた。また、上記のユーザの手作業による受領
証明を受ける必要性から、人的作業を介す場所でしか配
送物の受け渡しが行えなかった。よって、配送先が流動
的かつ人的作業を介さずに配送物を受け渡す場合には、
配送物がユーザの手に配送された受領証明を受け取るこ
とができなかった。
【0003】従来の配送システムによる受領証明を受け
るまでのシステムが図6に示されている。同図を参照し
て従来の配送システムについて説明する。同図におい
て、荷物の配送依頼を受けた配送業者が10:00〜1
2:00の間に荷物を配送する(S601)。しかしな
がら、配送先の者が不在であるために荷物を受け渡すこ
とができない。この場合、不在者票を配送先に残して一
旦引き返すことになる。
【0004】その後、配送先の者が○月×日の10:0
0〜12:00の間に荷物の再配送を依頼する(S60
2)。この依頼は、電話や電子メール等で行われる。こ
の依頼を受けることにより、配送業者は○月×日の1
0:00〜12:00に再配送することになる(S60
3)。この再配送により荷物の受け渡しが行われ、配送
先の者によって受領証明書にサインがなされる。このサ
インされた受領証明書を配送業者が受け取ることで、配
送処理が完了となる(S604)。
【0005】ところで、宅配システムにおいては、IT
(Information Technology)技
術の発展により以下のようなサービスが展開されてい
る。 1)Web上での再配送時間指定 サービス業者による配送が行われた際に、届け先のユー
ザが不在であった場合には、配送業者は不在配送通知を
ユーザの郵便受けに投函する。ユーザは不在配送通知を
受けた際に、業者が開設するWeb上のホームページに
自己の都合の良い受け取り時間を指定し、再配送時間を
指定するサービスが展開されている。
【0006】2)コインロッカーの携帯電話認証 これは、携帯電話を鍵の代わりにするコインロッカーで
ある。この技術は、「http://k−tai.im
press.co.jp/news/2001/06/
26/ibox.htm」に記載されている。この技術
において、利用者は、コインロッカーの設置場所ごとに
割り振られた特定の電話番号に自分の携帯電話から発信
すると、コインロッカーのシステムに繋がり、自動的に
自分が利用できるロッカーの番号がパネル上に表示され
る。
【0007】指定されたロッカーに荷物を入れて、通常
通りに利用料を投入すると、自分の電請番号がコインロ
ッカーに組み込まれたメモリーに一時的に記憶され、施
錠される仕組みになっている。再度同じ電話番号からコ
インロッカーのシステムへ発信すると、ロッカーが開錠
されるようになっている。これにより、通常のコインロ
ッカーの様に物理的な鍵が不要となるため、鍵を紛失し
た場合でもシリンダーごと鍵を交換する手間が省け、メ
モリーに記憶された利用者の電話番号を消去するだけで
容易に対応できる。また、オプション機能として、荷物
の保管期限を過ぎた場合、メール機能に対応した機種な
ら利用者に撤去の催促をメールで通知する機能も利用で
きる。なお、コインロッカーの設置場所が携帯電話・P
HS(Personal Handyphone Sy
stem)の圏外で、発信が不可能な場合には、端末の
コネクタ部分を操作パネルにケーブルで接続して、直接
電話番号を吸い上げることにより利用できるタイプのも
のもある。
【0008】3)Web上販売による最寄りコンビニエ
ンスストアまでの配送システム利用者は、販売業者が開
設するホームページ上にアクセスし、購入したい物品を
選択する。また利用者は購入物品の他に配送場所の指定
も行う。ただし、この配送場所は「宅配」あるいは「最
寄の販売店舗」に限られる。利用者はWeb上の注文か
ら約2〜4週間で購入物品を受け取ることが可能とな
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の配送システムに
おいては、配送業者がユーザに対して配送が完了した場
合に、ユーザからの受領証明として、ユーザの手作業に
よる受領証明を受け取らなければならない必然性があっ
た。また、上記のユーザの手作業による受領証明を受け
る必要性から、人的作業を介す場所でしか配送物の受け
渡しが行えないという問題点があった。
【0010】本発明は上述した従来技術の欠点を解決す
るためになされたものであり、その目的は配送物の受領
証明を受けるために、人的作業を介す場所でしか配送物
の受け渡しが行えなかったという従来の問題に対して、
ユーザが指定する受取り場所において、人的手作業を介
さない受け渡し方法及び受領証明の受取りを実現するこ
とのできる受領確認通知システムを提供することであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1による
受領確認通知システムは、施錠された箱体装置内に納入
されている荷物について引渡し完了を示す受領確認通知
を行う受領確認通知システムであって、所定認証処理後
に前記施錠が解除されて前記荷物が取出されたことに応
答して該荷物についての受領確認通知を、該荷物の配送
についての発注者に送出する受領確認通知送出手段を含
むことを特徴とする。
【0012】本発明の請求項2による受領確認通知シス
テムは、請求項1において、前記認証処理は、携帯端末
から前記箱体装置内に対して認証信号を送信することに
よって行うことを特徴とする。本発明の請求項3による
受領確認通知システムは、請求項2において、前記認証
処理を行う管理サーバを更に含み、前記認証信号が前記
箱体装置を介して前記管理サーバに送られることによ
り、前記認証処理が行われることを特徴とする。
【0013】要するに本発明は、ユーザが指定する受取
り場所において、人的手作業を介さない受け渡し方法及
び受領証明の受取りシステムを主要な特徴とするもので
あって、従来の技術と異なる点は,以下の通りである。
すなわち、ユーザが配送物を、人的作業を介さないユー
ザ指定の場所で受け取る。ただし、ユーザ指定の場所と
は、配送物を格納できるロッカーや特殊なボックス等の
箱体装置であり、ユーザ(受取人)を認証実施機能と開
錠機能を具備した格納場所である。ユーザが指定場所に
て配送物を受け取る際に、ユーザ認証を行った際に、ユ
ーザのもつ移動端末と箱体装置のアプリケーションが連
携を行い、ユーザ認証と開錠の際に移動端末より受領証
明のメッセージが自動的に移動通信網を介して配送業者
のメールサーバに送信されると共に、発注者にも送信さ
れる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。なお、以下の説明において
参照する各図においては、他の図と同等部分に同一符号
が付されている。図1は本発明による受領確認通知シス
テムの実施の一形態を示すブロック図である。同図に示
されているように、本実施形態による受領確認通知シス
テムは、顧客管理メールサーバ10を有する配送業者1
と、ゲートウェイノード11と、移動通信網Nと、配送
場所に設けられた施錠可能な箱体装置(ロッカー)2
と、このロッカー2に設けられているコネクタと携帯電
話機等の移動端末3とを電気的に接続するためのコネク
タ41を有するケーブル4とを含んで構成されている。
【0015】かかる構成からなる本システムにおいて
は、最初に配送業者1は、外部装置である箱体装置2内
に荷物を納入する。この荷物を納入したとき、その装置
2を施錠する。次に、配送先の者(ユーザ)が移動端末
3を用いて箱体装置を開錠して該装置内の荷物を取り出
す。最後に、荷物を受け取った証明として、受領確認通
知を配送業者1に送信する。この受領確認通知の送信の
際、荷物の配送についての発注者にも受領確認通知を送
信する。このように受領確認通知を送信するので、発注
者は荷物の引渡しが完了したことを即座に知ることがで
きる。
【0016】図2には、本システムを用いた宅配サービ
スの適用手順の一例が示されている。 同図(a)において、まず本サービスを利用したいユ
ーザは、本システムによる配送場所指定サービスを提供
する配送業者に対して、業者が開設するホームページ等
を介してユーザの電子メールアドレスをはじめとするユ
ーザ情報を登録する。このユーザ情報は、顧客管理メー
ルサーバ10に登録される。
【0017】登録されたユーザ宛ての配送物が配送業
者に届いた場合に、配送業者は該当ユーザに対して登録
された電子メールアドレスへ必要な情報を付与し電子メ
ールの送信を行う(S1)。例えば「TO:Aさん(ユ
ーザ) FROM:●○便(配送業者の名称) 配送荷
物情報2件:#A:なまもの:300g:#B:本10
冊:4kg」という電子メールを送信する。
【0018】この電子メールを移動端末3で受信した
ユーザは、ユーザ自身が受け取りたい場所及び時刻(時
間帯)等を指定し、配送業者に対して電子メールを返信
する(S2)。例えば「TO:●○便 FROM:Aさ
ん 配送場所/時間:#A:××駅/12月24日20
時以降:#B:自宅/12月30日10時」という電子
メールを送信する。
【0019】電子メールの返信を受信した配送業者
は、そのユーザに対して、指定場所及び時間(時刻)等
の確認を行うため再度電子メールを送信する(S3)。
例えば「TO:Aさん FROM:●○便 確認情報
配送場所/時間:#A:野比駅/12月24日19時4
5分」という電子メールを送信する。そして、配送業者
は指定された時刻(12月24日19:45)に、格納
場所である箱体装置2内に荷物すなわち配送物を格納す
る(S4)。
【0020】ユーザはユーザが指定した格納場所であ
る箱体装置2によって配送物を受け取る。この際、箱体
装置2のコネクタ21と移動端末3とをケーブル4で接
続することにより、この格納場所において受取りのため
の認証手続きを実施する。すなわち、同図(a)の部分
aの拡大図である同図(b)に示されているように、ケ
ーブルの一端を移動端末3に接続し、その他端のコネク
タ41を箱体装置2のコネクタ21に接続し、認証手続
きを行う。
【0021】認証が正常完了した場合には開錠され、
ユーザは配送物の受取りを行うことができる。そして、
あるタイミング(例えば、認証終了時又は開錠時)にお
いて、箱体装置2とユーザの移動端末3とによるアプリ
ケーションの自動制御が行われ、受領証明のためのメッ
セージを、移動通信網Nを介して配送業者のメールサー
バに対して送信する(S5)。例えば、「TO:●○便
FROM:Aさん「受領証明 ○/×―――○」とい
う電子メールを自動的に送信する。さらに、ユーザの移
動端末3から、もしくは受領証を受信したメールサーバ
から発注者に電子メールが自動的に送信される。例え
ば、「TO:●○便 FROM:Aさん「受領証明
!」」という電子メールを自動的に送信する。このよう
に、荷物の配送についての発注者に受領確認通知を送信
するので、発注者は荷物の引渡しが完了したことを即座
に知ることができる。
【0022】なお、箱体装置に無線機能が備えつけられ
ている場合、その無線機能を利用して発注者への電子メ
ールの自動送信を行っても良い。また、箱体装置と携帯
端末との間は、コネクタを有するケーブルを用いた有線
接続の他、周知のIrDA(lnfrared Dat
a Assoiation)やBluetooth等の
近距離無線を利用した無線接続によって行っても良い。
非接触方式のICチップをリーダによって読み取らせる
ことによって行っても良い。
【0023】ここで、上記及びにおける信号授受の
処理の詳細が図3に、処理を実現するための具体的な構
成例が図4に示されている。図3において、箱体装置2
と移動端末3との間でコネクション確立を行う。この際
コネクションを確立するための物理リンクとしては、上
述したコネクタ及びケーブルによる有線接続や、IrD
A、Bluetooth等の無線接続等によって行うも
のとする。よってコネクション確立に関しては、下位レ
イヤの種別に依存するものとする。ここでコネクション
確立というのは、認証情報ならびにメール送信要求等の
情報を送信するためのコネクションを設定することを意
味する。以上が同図中のコネクション確立フェーズであ
る(S401)。
【0024】コネクション確立後、箱体装置2は移動端
末3との間でユーザ認証を実施する。この認証を行うに
当たってのキー情報の一例は、移動端末3に割り当てら
れた電話番号である。この場合、移動機番号取得要求等
の認証要求402Aを箱体装置2から移動端末3に送
る。すると、これに応答して移動端末3から箱体装置2
に対して認証応答402Bを送る。例えば、「090−
802X−XXXX」等という電話番号情報が移動端末
3から箱体装置2に送られる。以上が同図中の認証フェ
ーズである(S402)。この認証フェーズが行われる
ことにより、箱体装置2が開錠される。この開錠によ
り、箱体内の荷物が取出し可能な状態になる。
【0025】上記の例の場合、箱体装置がキー情報とし
て電話番号情報を認識する手段として、配送物格納時に
配送員の手作業によって電話番号情報を登録しても良
い。また、箱体装置が無線機能を有している場合には、
これらのキー情報は業者の管理するメールサーバより受
信し、箱体装置に登録しても良い。次に、メール送信指
示プリミティブに移行する(S403)。
【0026】まず、箱体装置2から移動端末3に電子メ
ールの送信を要求するメール送信要求403Aが送られ
る。これを受け取った移動端末3は、宅配業者の顧客管
理メールサーバ10に電子メール403Bを送信する。
この電子メール403Bが、荷物を受け取ったことにつ
いての受領証明となる。次に、移動端末3から箱体装置
2にメール送信要求応答403Cが送られる。その後、
TCP Ackが移動端末3と顧客管理メールサーバ1
0との間で行われ(403D)、移動端末3から箱体装
置2にメール送信終了通知403Eが送られる。
【0027】なお、宅配業者の顧客管理メールサーバ1
0から発注者に、自動的に電子メール403Fが送信さ
れる。これにより、発注者は、荷物の引渡しが完了した
ことを即座に知ることができる。図4には、箱体装置の
内部構成例、移動端末の内部構成例、及び、箱体装置と
移動端末との間で授受される信号が示されている。
【0028】同図において、箱体装置2は、メイン制御
部22と、認証制御部23とを含んで構成されている。
メイン制御部22は、移動端末3との間で電子メールの
送信要求等を行う移動端末制御機能221と、インタフ
ェースC及びインタフェースIとを有している。
【0029】認証制御部23は、移動端末3との間で認
証処理を行うための認証機能231と、インタフェース
A及びインタフェースHとを有している。一方、移動端
末3は、メイン制御部31と、メール制御部32と、認
証制御部33とを含んで構成されている。メイン制御部
31は、メール制御機能311と、箱体装置制御機能3
12と、インタフェースD及びインタフェースEとを有
している。
【0030】メール制御部32は、メール作成機能32
1と、メール送信機能322と、インタフェースF及び
インタフェースGとを有している。認証制御部33は、
箱体装置2との間で認証処理を行うための認証機能33
1と、インタフェースBとを有している。以上のような
構成からなる箱体装置2と移動端末3との間で授受され
る信号について説明し、両者の動作について説明する。 (0)箱体装置と移動端末との接続 箱体装置2と移動端末3とを接続する。接続手段は上述
の通り有線、無線でのコネクション確立を可能とする機
能を相互に所持している(S100)。 (1)認証要求(乱数) 箱体装置2内の認証機能231は、移動端末3内の認証
機能331に対して、認証要求(パラメータ:乱数)を
送信する(S101)。認証要求を受信した「移動端末
の認証機能」においては、認証要求に含まれる乱数と自
電話番号とを元に演算を行う。なお、認証要求における
認証方法は、複数種類存在し、それらを組み合わせて用
いても良い。 (2)認証応答(演算結果) 移動端末3内の認証機能331は、箱体装置2内の認証
機能231に対して、認証応答(演算結果)を送信する
(S102)。この認証応答を受信した箱体装置2内の
認証機能231においては、認証応答に含まれる演算結
果と箱体装置2内で行った演算結果を照合し、認証がO
KかNGかを判断する。つまり、移動端末3から箱体装
置2内に対して認証信号を送信することによって認証処
理を行う。 (3)認証結果通知(認証結果) 箱体装置2内の認証機能231は、移動端末3の認証機
能331に対して、認証結果通知(OK/NG)を送信
する(S103)。この認証結果通知を受信した移動端
末3内の認証機能331は、認証OKであれば、移動端
末3内のメール制御機能311に対して、認証終了通知
(OK)を送信する。一方、認証NGであれば、移動端
末3内のメール制御機能311に対してメッセージの通
知は行わない。 (4)認証再実施要求 箱体装置2内の認証機能231は認証結果がNGであっ
た場合、再度認証要求(S100)を実施するよう自機
能内に指示を出す(S104)。本回数はn回(任意設
定可能)繰り返すことが可能である。 (5)認証終了通知 箱体装置2内の認証機能231は箱体装置2内の移動端
末制御機能221に対して、認証終了通知を送信する
(S105a、S105b)。この認証終了通知を受信
した移動端末制御機能221は移動端末3に対してメー
ル送信を要求するための準備を行う。 (6)メール送信要求 箱体装置2内の移動端末制御機能221は、移動端末3
内の箱体装置制御機能312に対して、メール送信要求
を送信する(S106)。メール送信要求を受信した箱
体装置制御機能312は通知された要求がメールの送信
要求であることを解析する。 (7)メール送信要求(2) 移動端末3内の箱体装置制御機能312は、移動端末3
内のメール制御機能311に対して、メール送信要求2
を送信する(S107)。メール送信要求(2)を受信
した移動端末3内のメール制御機能311はメール制御
に対する指示を行う準備をする。 (8)メール送信通知 移動端末3内のメール制御機能311は、移動端末3内
のメール送信機能322に対して、メール送信通知を送
信する(S108)。このメール送信通知を受信した移
動端末3内のメール送信機能322はメール送信のため
の準備を行う。 (9)メール作成・取出し要求 移動端末3内のメール送信機能322は、移動端末3内
のメール作成機能321に対して、メール作成・取出し
要求を送信する(S109)。メール作成・取出し要求
を受信した移動端末3内のメール作成機能321は受領
証明メールの作成あるいは既に準備していた受領証明メ
ールを検索する。 (10)メール作成・取出し要求応答 移動端末3内のメール作成機能321は、移動端末3内
のメール送信機能322に対して、メール作成・取出し
要求応答を送信する(S110)。メール作成・取出し
要求応答を受信した移動端末3内のメール送信機能32
2は受領証明メール送信の準備を完成させる。 (11)受領証明メール送信 移動端末3内のメール送信機能322は、宅配業者の顧
客管理メールサーバに対して、受領証明メール送信を行
う(S111)。 (12)送達確認(TCPレイヤ等) 移動端末3内のメール送信機能322は、受領証明メー
ルが送達されたかどうかを確認する(S112)。この
送達確認は、例えばTCPレイヤを利用して行う。 (13)受領証明再送信通知 「移動端末3内のメール送信機能322は、受領証明メ
ールが送達されていれば、次のS114を実施する(S
113)。受領証明メールが送達されていなければ、再
度受領証明再送信を実施するよう自機能に対して受領証
明再送信通知を指示する(S113)。 (14)メール送信終了通知 受領証明メールの送達が確認された場合、移動端末3内
のメール送信機能322は、移動端末3内のメール制御
機能311に対して、メール送信通知応答を送信する
(S114)。 (15)メール送信要求(2)応答 移動端末3内のメール制御機能311は、移動端末3内
の箱体装置制御機能312に対して、メール送信要求
(2)応答を送信する(S115)。 (16)メール送信要求応答 移動端末3内の箱体装置制御機能312は、箱体装置2
の移動端末制御機能221に対して、メール送信要求応
答を送信する(S116)。
【0031】以上の制御フローによって、自動的に受領
証明メール(メッセージ)を、宅配業者の顧客管理メー
ルサーバに対して通知することが可能である。図5に
は、本システムを用いた宅配サービスの適用手順の他の
例が示されている。同図において、本例が図2の例の場
合と異なる点は、箱体装置2と移動端末3との接続を無
線方式で行う点である。すなわち、図2の場合において
は、ケーブルを介して箱体装置2と移動端末3とを電気
的に接続していたのに対し、本例では無線回線30を介
して信号の授受を行う。この場合、無線インタフェース
22を箱体装置2に設けておき、この無線インタフェー
スを介して箱体装置2と移動端末3との間で無線信号の
授受を行う。
【0032】このように本例では、箱体装置2と移動端
末3との接続に無線方式を採用しているので、上述した
ケーブルを予め用意しておく必要がないというメリット
がある。また、この無線方式と上述したケーブルを用い
る有線方式とを併用しても良い。この場合、無線インタ
フェース22と上述したコネクタ21との両方を箱体装
置2に設けておく。こうすることにより、移動端末3が
有している機能に応じて有線方式、無線方式を選択する
ことができる。
【0033】なお、移動端末3から箱体装置2に送信す
る認証信号を、箱体装置2を介して顧客管理メールサー
バ2に送り、移動端末3と顧客管理メールサーバ2との
間で認証を行っても良い。この場合、箱体装置2には認
証機能を設ける必要がなく、中継装置として機能するこ
とになる。こうすれば、箱体装置2の構成が簡単になる
というメリットがある。
【0034】
【発明の効果】上記で説明したように本発明は、不特定
多数の場所にて人を介することなく荷物の受け渡しが可
能となり、しかも受領確認通知を即座に送信することが
できる。また配送業者側は人を介することなく受領証明
を受け取ることができる。さらに不在配送の削減効果が
期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による受領確認通知システムの実施の一
形態を示すブロック図である。
【図2】(a)は図1の受領確認通知システムの一動作
例を示す概略図、(b)は(a)の部分拡大図である。
【図3】箱体装置と移動端末との信号授受の処理を示す
図である。
【図4】箱体装置及び移動端末の具体的な構成を示すブ
ロック図である。
【図5】(a)は図1の受領確認通知システムの他の動
作例を示す概略図、(b)は(a)の部分拡大図であ
る。
【図6】一般的な宅配システムの動作を示す図である。
【符号の説明】
1 配送業者 2 箱体装置 3 移動端末 4 ケーブル 10 顧客管理メールサーバ 11 ゲートウェイノード 21 コネクタ 22 メイン制御部 22 無線インタフェース 23 認証制御部 30 無線回線 31 メイン制御部 32 メール制御部 33 認証制御部 41 コネクタ 221 移動端末制御機能 231 認証機能 311 メール制御機能 312 箱体装置制御機能 321 メール作成機能 322 メール送信機能 331 認証機能 A〜I インタフェース N 移動通信網

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 施錠された箱体装置内に納入されている
    荷物について引渡し完了を示す受領確認通知を行う受領
    確認通知システムであって、所定認証処理後に前記施錠
    が解除されて前記荷物が取出されたことに応答して該荷
    物についての受領確認通知を、該荷物の配送についての
    発注者に送出する受領確認通知送出手段を含むことを特
    徴とする受領確認通知システム。
  2. 【請求項2】 前記認証処理は、携帯端末から前記箱体
    装置内に対して認証信号を送信することによって行うこ
    とを特徴とする請求項1記載の受領確認通知システム。
  3. 【請求項3】 前記認証処理を行う管理サーバを更に含
    み、前記認証信号が前記箱体装置を介して前記管理サー
    バに送られることにより、前記認証処理が行われること
    を特徴とする請求項2記載の受領確認通知システム。
JP2002059162A 2002-03-05 2002-03-05 受領確認通知システム Pending JP2003252443A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017174371A (ja) * 2016-03-24 2017-09-28 株式会社World King ロイヤルライブボックス マイカードキーフォン
US10723316B2 (en) 2017-11-20 2020-07-28 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Locking and unlocking system

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