JP2003252340A - 物品収納ケース - Google Patents

物品収納ケース

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JP2003252340A
JP2003252340A JP2002054184A JP2002054184A JP2003252340A JP 2003252340 A JP2003252340 A JP 2003252340A JP 2002054184 A JP2002054184 A JP 2002054184A JP 2002054184 A JP2002054184 A JP 2002054184A JP 2003252340 A JP2003252340 A JP 2003252340A
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case
suction
suction cup
standing wall
case body
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JP2002054184A
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Heitesu Cho
柄鉄 趙
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水の勢いで流されず、片手で蓋をあけて収納
物品を取り出すことが出来、しかも、突然の大きな振動
にも滑って移動したり、倒れたりすることのない物品収
納ケースを提供する。 【解決手段】 本発明に係る物品収納ケースは、ケース
本体2の外底部2′に、立壁3と、該立壁3にて作られ
た扁平空間4に吸着縁5′を下向きに持つ吸盤5とを一
体成形したことを特徴とし、被載置面8との間に吸盤5
による接着力を働かせるとともに、その吸盤5による接
着力の働き過ぎと、吸盤5による支持力の不安定さを立
壁3により補正できるように構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水を扱う場所や振
動する室内等での使用に好適な物品収納ケースに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、物品収納ケースは、ケース本体
が物品を収納できる凹所(浅・深・広・狭の差はあって
も)を持っていれば満足できる。そして、厨房や風呂場
等の水を扱う場所で使用される物品収納ケースでは、水
に濡れても強度低下のない材料(例えば、プラスチック
材料)で作られていればよい。また、電車や自動車や航
空機等の如く振動する室内のテーブル上で使用する物品
収納ケースでは、外底部に摩擦抵抗の高い素材を用いて
滑りにくくしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、厨房や
風呂場等の水を扱う場所で使用される物品収納ケースで
は、水に強いだけでは足りず、水の勢いで流されたり、
石鹸箱のように蓋のあるケースでは片手で蓋をあけて収
納した石鹸を取り出すことが出来ず、常に両手を使用し
なければならないという問題があった。また、電車や自
動車や航空機等の如く振動する室内のテーブル上で使用
する物品収納ケースでは、摩擦抵抗が高く滑りにくい程
度では突然に生ずる大きな振動に充分に対処できないと
の問題があった。
【0004】本発明は、上記問題を解消するためのもの
で、その目的とするところは、水の勢いで流されず、片
手で蓋をあけて収納物品を取り出すことが出来、しか
も、突然の大きな振動にも滑って移動したり、倒れたり
することのない物品収納ケースを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る物品収納ケースは、ケース本体の外底
部に、立壁と、該立壁にて作られた扁平空間に吸着縁を
下向きに持つ吸盤とを一体成形したことを特徴とし、被
載置面との間に吸盤による接着力を働かせるとともに、
その吸盤による接着力の働き過ぎと、吸盤による支持力
の不安定さを立壁により補正できるように構成した。
【0006】また、請求項2に記載の発明に係る物品収
納ケースは、前記ケース本体が、周壁を扁平型とし、内
底部に複数の隆起リブと水抜き用の透孔を持つものであ
ることを特徴とし、風呂場等で使用して水の勢いで流さ
れたり、片手で蓋をあけて石鹸を取り出せる石鹸箱とし
て利用できるように構成した。
【0007】さらに、請求項3に記載の発明に係る物品
収納ケースは、前記ケース本体が、周壁を筒型としたこ
とを特徴とし、電車や自動車や航空機等の如く振動する
室内のテーブル上で使用し、突然生ずる大きな振動にも
移動したり倒れたりすることがないペン立てや箸立てや
花瓶等として利用できるように構成した。
【0008】
【発明の実施の態様】次に、本発明の実施の態様を図面
に基づいて説明する。図1は本願ケースの平面図、図2
は本願ケースを石鹸箱として応用した場合の正面断面
図、図3は本願ケースをペン立てとして応用した場合の
正面断面図である。
【0009】図において、1は本願ケースで、該本願ケ
ース1はケース本体2の外底部2′の外周に沿って立壁
3を設け、該立壁3にて作られた扁平空間4に吸着縁
5′を下向きに持つ吸盤5を設けてなる。前記立壁3は
必ずしもた外底部2′の外周に沿って形成されないか
ら、「立壁3にて作られた扁平空間」とは立壁3に囲ま
れているとは限らない。
【0010】前記本願ケース1の平面形状は、図1の例
では、四隅を丸くした長方形になっているが、収納物品
の形状に合わせるか合わせずして真円形、正方形、六角
形、三角形、星型、その他いかなる形状に形成してもよ
い。
【0011】前記ケース本体2は、図2の例では、周壁
(立ち上がり壁)を扁平型とし、内底部2″に、収納物
品を支持するための複数の隆起リブ6、6と、水抜き用
の透孔7、7を持つ石鹸箱に応用した場合を示してい
る。また、図3の例では、周壁を筒型とし、ペン立てや
箸立てや花瓶等として利用できるようにした場合を示し
ている。なお、図示していないが、ケース本体2の周壁
を、コーヒーカップ型や菓子皿型やその他にしてもよい
ことは勿論である。
【0012】前記立壁3と吸盤5は共に、ケース本体2
の成形時に外底部2′と一体成形されている。即ち、ケ
ース本体2は、周壁や底部を含め、吸盤5と同材(例え
ば、合成ゴム材のような柔らかい材料)にて作られ、手
に馴染み易く、かつ、振動吸収性が良好である。
【0013】前記吸盤5は、図1によると、ケース本体
2の外底部2′の外周に沿って設けた立壁3にて作られ
た扁平空間4内の中心部に1個、四隅の円弧部に各1
個、都合5個が配置されている。勿論、個々の吸盤の大
きさや個数や配置は図示の例には限らない。
【0014】前記吸盤5は、その吸着縁5′が前記立壁
3の下端面3′より若干突出している。これはケース本
体2を被載置面8上に、自然な状態で置いたときに、吸
盤5の吸着縁5′が被載置面8に接触するようにしてい
る。つまり、吸盤5の吸着縁5′を被載置面8に接触さ
せてからケース本体2を下向きに軽く押圧しただけで吸
盤5が吸着できるようにしている。
【0015】前記吸盤5が吸着した状態では、前記立壁
3の下端面3′は被載置面8に接触する。即ち、立壁3
は吸盤5による接着力の働き過ぎを規制するとともに、
吸盤5による支持力の不安定さ(フラツキ)を補正でき
るように機能する。
【0016】前記立壁3の具体的高さは3mm〜5mm
がよい。一方、吸盤5はその材質的な柔らかさにもよる
が、吸着縁5′の突出量は1mm前後がよい。尤も、吸
盤5の吸着縁5′と、立壁3の下端面3′とを最初から
面一に構成することも、吸盤5の吸着縁5′が立壁3の
下端面3′より若干没入させておくこともある。これら
の場合にはケース本体2を被載置面8に置いてから下向
きにやや強く押圧することにより立壁3の踏ん張りに抗
して吸盤5を働かせることも可能である。つまり、立壁
3は吸盤5と同一の柔らかい素材にて作られている限
り、容易に変形できるからである。
【0017】図2に示すケース本体2の開口部には、二
点鎖線の如く、蓋体9が被冠され、物品10が収納され
る。このケース本体2及び蓋9の結合は嵌め合い式にな
っているが、ヒンジ結合されていてもよい。図3に示す
ケース本体2の開口部には、エンピツ11及び紙切り挟
み12が差されている。
【0018】前記ケース本体2は、立壁3及び吸盤5を
含め、軟質の熱可塑性樹脂又は合成ゴムにより一体成形
されている。この成形は、射出成形機或いは圧縮成形機
を用いて成形可能であり、一般に安価に提供できる。
【0019】前記軟質の熱可塑性樹脂として、比較的安
価なものに、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチ
レン、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル樹脂、ABS樹
脂などの汎用樹脂がある。勿論、ナイロン(ポリアミ
ド)、ポリアセタール、ポリカーボネート、ポリエチレ
ンテレフタレートなどのエンジニアリング樹脂も利用で
きる。また、耐熱性が要求されるときは、ポリアミドイ
ミド、ポリイミドなどの特殊エンジニアリング樹脂も利
用できる。勿論、2種以上の樹脂を混ぜ合わせて使用す
ることもある。
【0020】前記合成ゴムとして、スチレン・ブタジエ
ンゴム(SBR)をはじめ、ブタジエンゴム(BR)、
イソプレンゴム(IR)などがある。また、シリコンゴ
ムやウレタンゴムなどを使用することもあるし、特に、
耐熱性が要求されるときは特殊合成ゴム(例えば、ブチ
ルゴム)を使用することもある。
【0021】上記実施態様で示した本願ケース1を、石
鹸箱として風呂場で使用した場合、風呂場の床(タイル
面等)に吸盤5にて吸着させたときは、シャワーの湯や
掛け湯の勢いで石鹸箱が流れて始めに置いた位置がズレ
ることがないし、片手で蓋をあけて収納された石鹸を取
り出すことが可能となる。
【0022】また、本願ケース1を、ペン立てとして電
車や自動車や航空機等の如く振動する室内のテーブル上
で使用した場合において、該テーブル上に吸盤5にて吸
着させたときは、突然の大きな振動にも移動したり倒れ
たりすることがない。
【0023】さらに、本願ケース1を、菓子皿に利用し
て照明を落としたスナックバーのような室内のテーブル
上で使用した場合において、該テーブル上に吸盤5にて
吸着させたときは、酔い客によりテーブルが激しく揺ら
されるようなことがあったとしてもケース本体2に盛っ
た菓子を飛散させることがない。
【0024】なお、本願ケース1は、上記実施態様とし
ては示していないが、各種飲料用のコップなどの底部を
嵌入する底受け用(コースターの一種)として利用する
ことも可能である。この場合も、立壁3及び吸盤5の作
用により飲料用のコップなどを、振動の激しい場所など
において確実に支持できるものとなる。
【0025】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係る物品収
納ケースは、ケース本体の外底部に、立壁と、該立壁に
て作られた扁平空間内に吸着縁を下向きに持つ吸盤とを
一体成形したことを特徴としているから、被載置面との
間に吸盤による接着力を働かせるとともに、その吸盤に
よる接着力の働き過ぎと、吸盤による支持力の不安定さ
を立壁により補正できる。従って、水の勢いや大きな振
動にも滑ることがなく、しかも、安定して使用できるな
ど、各種の優れた効果を奏するものである。
【0026】また、請求項2に記載の発明に係る物品収
納ケースは、前記ケース本体が、周壁を扁平型とし、内
底部に複数の隆起リブと水抜き用の透孔を持つものであ
ることを特徴としているので、風呂場等で使用して水の
勢いで流されたり、片手で蓋をあけて石鹸を取り出せる
石鹸箱として利用できるという優れた効果を奏するもの
である。
【0027】さらに、請求項3に記載の発明に係る物品
収納ケースは、前記ケース本体が、周壁を筒型としたこ
とを特徴としているから、電車や自動車や航空機等の如
く振動する室内のテーブル上で使用し、突然に生ずる大
きな振動にも移動したり倒れたりすることがない、ペン
立てや箸立てや花瓶等として利用できるという優れた効
果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願ケースの平面図である。
【図2】本願ケースを石鹸箱として応用した場合の正面
断面図である。
【図3】本願ケースをペン立てとして応用した場合の正
面断面図である。
【符号の説明】
1 本願ケース 2 ケース本体 2′内底部 2″外底部 3 立壁 4 扁平空間 5 吸盤 5′ 吸着縁 6 隆起リブ 7 水切り用透孔 8 被載置面 9 蓋 10 物品 11 エンピツ 12 紙切り挟み

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース本体の外底部に、立壁と、該立壁
    にて作られた扁平空間に吸着縁を下向きに持つ吸盤と、
    を一体成形したことを特徴とする物品収納ケース。
  2. 【請求項2】 前記ケース本体が、周壁を扁平型とし、
    内底部に複数の隆起リブと水抜き用の透孔を持つもので
    あることを特徴とする請求項1に記載の物品収納ケー
    ス。
  3. 【請求項3】 前記ケース本体が、周壁を筒型としたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の物品収納ケース。
JP2002054184A 2002-02-28 2002-02-28 物品収納ケース Withdrawn JP2003252340A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008162610A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Toyo Aluminum Ekco Products Kk 食品収納カップ
JP2010064333A (ja) * 2008-09-10 2010-03-25 Kozosoken Corp 小物入れ
KR20180002714U (ko) * 2017-03-08 2018-09-18 둥관 화위 실리콘 러버 프로덕츠 컴퍼니., 리미티드 기울림 방지 보호 케이스

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Effective date: 20050510