JP2003204857A - コースター - Google Patents

コースター

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JP2003204857A
JP2003204857A JP2002005246A JP2002005246A JP2003204857A JP 2003204857 A JP2003204857 A JP 2003204857A JP 2002005246 A JP2002005246 A JP 2002005246A JP 2002005246 A JP2002005246 A JP 2002005246A JP 2003204857 A JP2003204857 A JP 2003204857A
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suction
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standing wall
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JP2002005246A
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Heitesu Cho
柄鉄 趙
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水分を原因として生ずるコップとの接着力に
対して、テーブルとの接着力を少しく高めることのでき
る新規なコースターを提供する。 【解決手段】 本発明に係るコースター1は、台板2の
下面に、外周に立壁3を設けることにより扁平空間4を
形成し、該扁平空間4内の台板下面に吸着縁5′を下向
きに持つ吸盤5を設けたことを特徴とし、テーブルTと
の間に接着力が働くようにするとともに、その接着力の
働き過ぎを立壁3の踏ん張りで規制できるように構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、氷が投入された飲
料(水、清涼飲料水、酒類など)を収納したコップを乗
せ、コップ内と周囲雰囲気との温度差によりコップ外周
に生じた結露を受けてテーブルを直に濡らされないよう
にするために使用するコースターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般のコースターは、厚紙、布、レー
ス、木材、プラスチック、陶器などの材料で作られてい
た。このうち、厚紙、布、レースなどは材料的に吸水性
があり、コップの底に回った水分をよく吸収できる点で
好ましく、また、木材やプラスチックや陶器などは材料
的に吸水性は少ないか無いが、意匠の施し方によって高
級感が得られる点で好ましいものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来型のコースターのうち、厚紙、布、レースなどは、コ
ップの底に回った水分でビショビショになり、その水分
が接着剤的に作用してコップと一緒に持ち上げられてし
まうという欠点があった。また、木材やプラスチックや
陶器などは水分の吸収は少ないか無いため、水分が接着
剤的に作用することはないが、コップの底面の空間がそ
の周囲に溜まった水分により密封され、外圧に対して負
圧となって付着することがあり、同様にコップと一緒
(瞬間的に)に持ち上げられてしまうことがあった。
【0004】本発明は、上記問題を解消するためのもの
で、その目的とするところは、水分を原因として生ずる
コップとの接着力に対して、テーブルとの接着力を少し
く高めることのできる新規なコースターを提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係るコースターは、台板の下面に、外周に
立壁を設けることにより扁平空間を形成し、該扁平空間
内の台板下面に吸着縁を下向きに持つ吸盤を設けたこと
を特徴とし、テーブルとの間に接着力が働くようにする
とともに、その接着力の働き過ぎを立壁の踏ん張りで規
制できるように構成した。
【0006】また、請求項2に記載の発明に係るコース
ターは、前記吸盤が、台板下面の中心部に配置され、該
配置個所の中心を中心とする同一円上に、少なくとも3
個等配されていることを特徴とし、特に、コップの置き
方に注意を払わなくてもテーブルとの間に均等に接地
し、かつ、いずれかの吸盤の吸着力が働くように構成し
た。
【0007】さらに、請求項3に記載の発明に係るコー
スターは、前記吸盤の吸着縁が、前記立壁の下端面より
若干突出していることを特徴とし、テーブル上に自然に
置いときに吸盤の吸着縁がテーブル面に接触できるよう
に構成した。
【0008】さらにまた、請求項4に記載の発明に係る
コースターは、前記台板上面に全面的に凹凸模様を形成
したことを特徴とし、台板上面とコップ底との間に負圧
部ができにくくなるように構成した。
【0009】さらにまた、請求項5に記載の発明に係る
コースターは、前記台板、立壁及び吸盤が、熱可塑性樹
脂又は合成ゴムにより一体的に形成されていることを特
徴とし、大量生産可能にして一般に安価に提供できるよ
うに構成した。
【0010】
【発明の実施の態様】次に、本発明の実施の態様を図面
に基づいて説明する。図1は本願コースターの一部切欠
斜視図、図2は本願コースターの底面図、図3は本願コ
ースターの台板上面の凹凸模様の一例を示す上面図、図
4は本願コースターの正面断面図、図5は氷が投入され
た飲料を収納したコップを置いた状態を示す本願コース
ターの正面断面図である。
【0011】本願コースター1は、台板2の下面外周に
立壁3を設け、台板2の下面に扁平空間4を形成してい
る。また、前記扁平空間4内の台板の下面には吸着縁
5′を下向きに持つ吸盤5を設けている。この台板2の
平面形状や面積は任意に決定される。特に、形状は、図
示の例では真円形になっているが、楕円形でも、四角形
でも、その他の形状、例えば、リンゴやバナナ等の果物
形状、蟹やエビ等の海洋生物形状、犬や猫等の愛玩動物
形状、漫画やテレビ等で人気のキャラクター形状などに
することは自由に決定できる。
【0012】前記台板2の下面外周に設けた立壁3は、
台板下面に吸盤5を設置するための扁平空間4を形成
し、かつ、台板2の上面にコップC等を安定的に乗せる
ために寄与するほか、吸盤5のテーブル面Tに対する吸
着力を後記する如く制限するために寄与するものであ
る。また、本例では各吸盤5をリブRにより囲撓し、前
記立壁3と同様の作用を持たせているが、該リブRは無
くてもよい。なお、台板2や立壁3やリブRの肉厚や立
壁3やリブRの高さは任意に決定される。具体的には立
壁3の高さとして、3mmと5mmの2種のものを用意
しているが、これに限らない。
【0013】前記吸盤5は、図2の例では、台板2の下
面の中心部に1個が配置され、その配置個所の中心Pを
中心とする同一円上に5個が等配されている。この同一
円上に等配された吸盤5は、少なくとも3個あれば、テ
ーブルに均等に接地できる。このように、台板2の下面
の複数位置に吸盤5を配置することは、コップの置く位
置に特段注意を払わなくても吸盤5のいずれかをテーブ
ル面との間に作用(吸着力が働く)させることが可能と
なる。勿論、吸盤5を台板2の下面全域に無作為に多数
個配しても、また、マトリクス状に多数個配してもよ
い。
【0014】前記台板2の下面に設置した吸盤5は、そ
の吸着縁5′が前記立壁3の下端面3′より若干(約1
mm程度)突出している。これは本願コースター1を吸
盤5側を下にしてテーブル面に置いたときに、自然な状
態で吸盤5の吸着縁5′がテーブル面に接触できるよう
にするためである。仮に、吸盤5の吸着縁5′が立壁3
の下端面3′と面一か、面一未満であれば、吸盤5の吸
着縁5′がテーブル面に密着し難くなる。尤も、そのよ
うな場合でも、台板2をテーブル面に少しく押圧すれば
支障なく使用できることは勿論である。
【0015】前記台板2の上面には、図3に示す如く、
全面的に凹凸模様2′を形成している。この凹凸模様
2′は台板上面とこの上に置いたコップ底との間に負圧
部ができにくくするためである。凹凸模様2′として、
図示の例では、ほぼ渦巻き状になっているが、幾何学的
模様でも、放射線状模様でも、一筆絵的模様でも、その
他でもよい。
【0016】前記台板2、立壁3及び吸盤5は、熱可塑
性樹脂又は合成ゴムにより一体的に成形されている。吸
盤5を含む本願コースター1の成形はアンダーカット的
要素があるが、射出成形機により一発成形可能である。
従って、本願コースター1は大量生産可能であり、一般
に安価に提供できる。
【0017】前記熱可塑性樹脂として、比較的安価なも
のに、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、
ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル樹脂、ABS樹脂など
の汎用樹脂がある。勿論、ナイロン(ポリアミド)、ポ
リアセタール、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフ
タレートなどのエンジニアリング樹脂も利用できる。ま
た、耐熱性が要求されるときは、ポリアミドイミド、ポ
リイミドなどの特殊エンジニアリング樹脂も利用でき
る。
【0018】前記合成ゴムとして、スチレン・ブタジエ
ンゴム(SBR)をはじめ、ブタジエンゴム(BR)、
イソプレンゴム(IR)などがある。また、シリコンゴ
ムやウレタンゴムなどを使用することもあるし、特に、
耐熱性が要求されるときは特殊合成ゴム(例えば、ブチ
ルゴム)を使用することもある。
【0019】上記実施態様で示した本願コースター1
を、その吸盤5側が、図4の如く、下向きになるように
テーブル面Tに置き、台板2上に氷Kが投入された飲料
(水、清涼飲料水、酒類など)Dを収納したコップCを
乗せると、内容物を含むコップCの重さにより台板2が
沈み、台板2の下面に設けた吸盤5の縁5′がテーブル
面Tに押し付けられ、その結果、吸盤5の内部空間5″
に含まれる空気が外圧に対して負圧となって吸着力を生
じさせる。
【0020】従って、コップCの底に回った水分Wによ
り、本願コースター1とコップCの底との間に、たとえ
吸着力が作用しても、その吸着力よりも吸盤5とテーブ
ル面Tとの吸着力が勝り、コップCと一緒に持ち上げら
れてしまうということが皆無となる。
【0021】上記吸盤5とテーブル面Tとの吸着力は、
テーブル面Tがガラスのように平滑性が高いと、これに
比例して高くなるが、本願コースター1は台板2の下面
外周に立壁3を設けて内容物を含むコップCの重さによ
る台板2の沈み込みを規制しているため、テーブル面T
との吸着力を本願コースター1とコップCの底との間の
吸着力より少しく強くした程度に留め、剥がし易くして
いる。
【0022】
【発明の効果】以上の如く、本発明に係るコースター
は、台板の下面に、外周に立壁を設けることにより扁平
空間を形成し、該台板下面の適所に吸着縁を下向きに持
つ吸盤を設けたことを特徴としているから、吸盤側を下
向きにテーブル面に置き、その台板上に内容物を含むコ
ップを乗せたときの重さにより吸盤がテーブル面に押し
付けられて吸着するため、コップの底に回った水分によ
り、コップの底との間に、たとえ吸着力が作用しても、
その吸着力よりも吸盤とテーブル面との吸着力が勝り、
コップと一緒に持ち上げられてしまうということがな
い。しかも、その吸着力の働き過ぎは立壁の踏ん張りで
規制されるため、剥がすときに剥がし易くなるなど各種
の優れた効果を奏するものである。
【0023】また、請求項2に記載の発明に係るコース
ターは、前記吸盤が、台板下面の中心部に配置され、該
配置個所の中心を中心とする同一円上に、少なくとも3
個等配されていることを特徴としているから、特に、コ
ップの置き方に注意を払わなくてもテーブルとの間に均
等に接地し、かつ、いずれかの吸盤の吸着力が働くよう
になるという優れた効果を奏するものである。
【0024】さらに、請求項3に記載の発明に係るコー
スターは、前記吸盤の吸着縁が、前記立壁の下端面と面
一になっていることを特徴としているから、テーブル上
に自然に置いただけで吸盤の吸着縁がテーブル面に接触
できる。従って、内容物を含むコップを乗せたときの重
さにより吸盤がテーブル面に確実に吸着できるという優
れた効果を奏するものである。
【0025】さらにまた、請求項4に記載の発明に係る
コースターは、前記台板上面に全面的に凹凸模様を形成
したことを特徴としているから、台板上面とその上に置
いたコップ底との間に負圧部ができにくくなるという優
れた効果を奏する。
【0026】さらにまた、請求項5に記載の発明に係る
コースターは、前記台板、立壁及び吸盤が、熱可塑性樹
脂又は合成ゴムにより一体的に形成されていることを特
徴としているから、大量生産可能にして安価に一般に提
供できるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願コースターの一部切欠斜視図である。
【図2】本願コースターの底面図である。
【図3】本願コースターの台板上面の凹凸模様の一例を
示す上面図である。
【図4】本願コースターの正面断面図である。
【図5】氷が投入された飲料を収納したコップを置いた
状態を示す本願コースターの正面断面図である。
【符号の説明】
1 本願コースター 2 台板 2′ 凹凸模様 3 立壁 3′ 立壁の下端面 4 扁平空間 5 吸盤 5′ 吸着縁 5″ 内部空間 C コップ R リブ T テーブル面 K 氷 D 飲料 W 水分

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台板の下面に、外周に立壁を設けること
    により扁平空間を形成し、該扁平空間内の台板下面に吸
    着縁を下向きに持つ吸盤を設けたことを特徴とするコー
    スター。
  2. 【請求項2】 前記吸盤が、台板下面の中心部に配置さ
    れ、該配置個所の中心を中心とする同一円上に、少なく
    とも3個等配されていることを特徴とする請求項1に記
    載のコースター。
  3. 【請求項3】 前記吸盤の吸着縁が、前記立壁の下端面
    より若干突出していることを特徴とする請求項1又は2
    に記載のコースター。
  4. 【請求項4】 前記台板上面に全面的に凹凸模様を形成
    したことを特徴とする請求項1〜3のうちの1に記載の
    コースター。
  5. 【請求項5】 前記台板、立壁及び吸盤が、熱可塑性樹
    脂又は合成ゴムにより一体的に形成されていることを特
    徴とする請求項1〜4のうちの1に記載のコースター。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021029092A1 (ja) * 2019-08-09 2021-02-18 柄鉄 趙 吸盤付きコースター及びその製造方法

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