JP2003251398A - 下水汚泥処理方法 - Google Patents
下水汚泥処理方法Info
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Abstract
とし、下水汚泥乾燥物のリサイクル性を高め得る下水汚
泥処理方法を提供する。 【解決手段】 下水汚泥の脱水ケーキの乾燥物を、炭化
工程、賦活工程を経て活性炭化し、活性炭を都市ごみの
燃焼排ガス中のダイオキシン等有害物の吸着除去用途等
に使用し、使用後の有害物含有廃活性炭を焼却処理し
て、廃活性炭に吸着されているダイオキシン等有害物を
燃焼分解する。生成した焼却灰を硫酸等の鉱酸で処理
し、処理液を濾過し、濾液を濃縮することによって燐酸
分を回収し、この燐酸分を、硫安、燐安等の化学肥料の
原料として使用する。ほとんどが土壌成分である濾過残
渣を洗浄して鉱酸等の付着成分を除去し、脱水して、得
られた浄化濾過残査を、セメント原料あるいは路盤材等
の土木用資材原料として使用する。
Description
用と有用成分の回収を可能とし、下水汚泥乾燥物のリサ
イクル性を高め得る下水汚泥処理方法に関するものであ
る。
量は固形分として、年間約200万tに達すると言われ
ており、その約8割が有効利用されずに埋立てにより廃
棄処理されている。下水汚泥の残りの約2割はコンポス
ト(堆肥)化等によって利用されているが、充分なリサ
イクルがなされているとは言えない状況である。
スト(堆肥)化等による有効利用が行なわれてきたが、
最近、この下水汚泥の脱水ケーキを乾燥し、炭化し、賦
活して、活性炭を製造し、例えば都市ごみの焼却炉から
の排ガス中に含まれるダイオキシン等の有害物質の吸着
除去剤として利用する方法が提案されている。また、こ
れ以外にも、活性炭を下水処理場での脱臭用に利用する
方法も提案されている。
り下水汚泥の有効利用が進展しない原因の一つとして、
下水汚泥の脱水ケーキの固形分中に灰分が25〜30%
含まれていて、この灰分が、下水汚泥の有効利用の妨げ
となっていることが挙げられる。
活性炭化した場合、活性炭として得られる収率は約35
%程度であり、このうちの25〜30%が灰分であるた
め、有効活性炭部分は、その差である5〜10%しかな
いことになる。
ら活性炭として得られる製品のうち、約8割は不活性な
灰分であり、従って、木質部の比表面積が、通常の活性
炭と同様に1000(m2/g)程度あったと仮定して
も、全体としての有効比表面積は200(m2/g)程
度となってしまうのである。
活性炭の製造のためには、約850℃の温度まで昇温し
て炭化し、賦活しなければならないが、下水汚泥乾燥物
の2割の部分を有効利用するために、残りの8割の灰分
までも同時に昇温するエネルギーが必要となり、民間ベ
ースでは、なかなか経済性が成り立ち難いという問題が
あった。
活性炭化した後、例えば都市ごみの焼却炉からの排ガス
中に含まれるダイオキシン類を除去するといった利用法
は、現在行なわれている下水処理場から下水汚泥を直接
廃棄する状況に比べると、経済性さえ許せば、廃棄物を
一度、有効利用してから廃棄することになるので、リサ
イクル性からは好ましい方向と言える。
活性炭をダイオキシン類等の有害物除去のために使用す
ること自体は好ましいことであるが、活性炭の場合、吸
着容量が存在するので、ある程度使用した後に、必ず再
生するか、廃棄する必要が出てくる。特に、ダイオキシ
ン類およびその他有害物を吸着した活性炭はそのまま廃
棄することができないので、処理する必要がある。焼却
施設の場合、廃活性炭を焼却炉に投入し、活性炭と一緒
にダイオキシン類等の有害物を燃焼分解すれば、廃活性
炭の処理方法としては問題が無いように見える。
分が少ないので、上記の焼却処理を行なっても問題は無
いが、下水汚泥の脱水ケーキ乾燥物を原料として製造し
た活性炭の場合は、灰分の量が多いので、これを焼却処
理すれば、焼却灰の量を増すことになる。
炭化するだけの従来の処理方法では、下水処理場から発
生する下水汚泥のうち、固形分の約1/3を占める灰分
は、下水処理場からごみ焼却場に移動して、そこで廃棄
されるだけであるという問題がある。
重ねた結果、下水汚泥乾燥物のリサイクル性を高めるた
めに、下水汚泥乾燥物の灰分から有用成分をさらに回収
し得ることを見い出し、本発明を完成するに至った。
解決し、下水汚泥の高度利用と有用成分の回収を可能と
し、下水汚泥乾燥物のリサイクル性を高め得る下水汚泥
処理方法を提供しようとすることにある。
めに、本発明の請求項1の発明による下水汚泥処理方法
は、下水汚泥を脱水し、脱水ケーキを乾燥して得られた
下水汚泥の脱水ケーキの乾燥物を、炭化工程、賦活工程
を経て無酸素で活性炭化し、得られた活性炭を燃焼排ガ
ス中の有害物の吸着除去用途、脱臭等の気体処理用途、
または水処理用途に使用し、使用後の有害物含有廃活性
炭を焼却処理することによって、廃活性炭に吸着されて
いる有害物を燃焼分解し、これによって生成した焼却灰
を硫酸等の鉱酸で処理し、処理液を濾過した後、濾液よ
り燐酸分を回収するとともに、ほとんどが土壌成分であ
る濾過残渣を回収することを特徴としている。
理方法は、上記請求項1において、廃活性炭の焼却灰を
硫酸等の鉱酸で処理し、処理液を濾過して得られた濾液
を濃縮することによって燐酸分を回収し、この燐酸分
を、硫安、燐安等の化学肥料の原料として使用すること
を特徴としている。
方法は、上記請求項1において、廃活性炭の焼却灰を硫
酸等の鉱酸で処理し、処理液を濾過して得られたほとん
どが土壌成分である濾過残渣を洗浄して鉱酸等の付着成
分を除去した後、脱水し、得られた浄化濾過残査を、セ
メント原料あるいは路盤材等の土木用資材原料として使
用することを特徴としている。
説明する。
収を可能とし、下水汚泥のリサイクル性を高めるため
に、下水汚泥の脱水ケーキ乾燥物の性状と、これを炭化
し、賦活して、活性炭化したものについて検討した。下
水汚泥の脱水ケーキ乾燥物より得られた活性炭の性状を
表1に示した。
産の燐鉱石の成分分析値を比較し、得られた結果を表2
に示した。
汚泥を焼成して発生する灰分組成は、燐鉱石に匹敵する
燐分を含有しており、いわば、低品位燐鉱石という見方
ができる。
ぎのように高度に有効利用することを骨子としている。
は賦活時に発生するガスを燃焼させ、乾燥と活性炭製造
時の熱エネルギーとして回収利用する。
して有効利用した後、焼却し、吸着された有害物分解の
ためのエネルギーの一部に利用する。
ための原鉱石とみなし、燐酸分を回収し、硫安、燐安等
の化学肥料の原料とする。
方法は、下水汚泥を脱水し、脱水ケーキを乾燥して得ら
れた下水汚泥の脱水ケーキの乾燥物を、炭化工程、賦活
工程を経て無酸素で活性炭化し、得られた活性炭を燃焼
排ガス中の有害物の吸着除去用途、脱臭等の気体処理用
途、または水処理用途に使用し、使用後の有害物含有廃
活性炭を焼却処理することによって、廃活性炭に吸着さ
れている有害物を燃焼分解し、これによって生成した焼
却灰を硫酸等の鉱酸で処理し、処理液を濾過した後、濾
液より燐酸分を回収するとともに、ほとんどが土壌成分
である濾過残渣を回収するものである。
灰を硫酸等の鉱酸で処理し、処理液を濾過して得られた
濾液を濃縮することによって燐酸分を回収し、この燐酸
分を、硫安、燐安等の化学肥料の原料として使用するも
のである。
残渣が、ほとんどが土壌成分である点に鑑み、これをセ
メント原料あるいは路盤材等の土木用資材原料として使
用するものである。
に含有される燐分が回収可能であることを確認するため
に、下記のような確認試験を行なった。
れ、空気雰囲気で900℃で焼成した。その結果、29
gの焼成灰を得た。
%H2SO4水溶液56g中に入れ、攪拌しながら80
℃で3時間反応させた。
5.3gを得た。
あり、P2O5の回収率は74%であった。
キ乾燥物の灰分から、容易に燐酸が得られることが確認
された。
説明する。
ーシートを示すものである。
わす。この区画(A) の下水処理場において生じた下水汚
泥の脱水ケーキ(1) を、ついで乾燥機(2) に入れ、水分
が数%になるまで乾燥する。つぎに、下水汚泥の脱水ケ
ーキの乾燥物を炭化炉(3) に送り、不活性ガス雰囲気中
で650℃に加熱し、炭化する。
0℃に加熱すると共に、水蒸気供給管(5) から吹き込ん
だ水蒸気によって賦活し、この活性炭を冷却後、下水汚
泥活性炭の製品を得、この活性炭製品を流送管(6) より
取り出す。
をごみ焼却炉のダイオキシン除去用に使用する場合を示
しており、図1の区画(B) は都市ごみ焼却場を意味す
る。
取り出した下水汚泥活性炭製品を、都市ごみ焼却場(B)
に輸送する。図面では、ごみ焼却システムのフローは省
略しているが、ごみの焼却によって発生した排ガスを、
ボイラで熱回収した後、脱塵、脱塩する。そしてさら
に、排ガス中のガス状ダイオキシン濃度を充分に低減す
るために、排ガスを活性炭塔または活性炭バグフィルタ
ーに導入する。
しており、脱塵、脱塩後の排ガスを導入管(7) から活性
炭バグフィルター(9) に導入するが、導入管(7) の煙道
で循環活性炭粉末を供給管(8) から吹き込む。排ガス中
のダイオキシン類はこの活性炭粉末に吸着されて除去さ
れる。この活性炭粉末をバグフィルター(9) で捕集し、
清浄なガスを排出管(10)から誘引送風機を経て、煙突か
ら大気中に放出する。
オキシン類を吸着した活性炭を、一定時間ごとに払い落
とし、バグフィルター(9) の下端部から排出する。この
ダイオキシン類吸着廃活性炭は、通常、ダイオキシン類
の飽和吸着量に達していないので、排出管(11)により一
定量ずつ抜き出し、その一部を循環活性炭として供給管
(8) を介して排ガス導入管(7) の煙道に再循環し、残部
のダイオキシン類吸着廃活性炭を流送管(12)から抜き出
す。一方、抜出し活性炭に相当する量の下水汚泥活性炭
製品を、流送管(6) によって上記供給管(8) 中に循環活
性炭として補充する。
炭の残部は、流送管(12)から専用焼却炉(13)に送り、焼
却処理する。この専用焼却炉(13)では廃活性炭の焼却に
よって、吸着されていた有害成分、この例ではダイオキ
シン類も高温で分解・燃焼し、ここで発生した排ガス
を、さらに2次燃焼炉(14)で完全分解して、清浄ガスを
排出管(15)から大気中に放出する。
残査である焼却灰を、流送管(16)から蒸解槽(17)に送
る。この蒸解槽(17)には、硫酸供給管(18)によって所定
濃度の硫酸を供給して、焼却灰と硫酸の混合物を80℃
の温度で3時間攪拌しながら、加熱し、焼却灰から、例
えばつぎの反応によって燐酸を抽出する。
O4+6CaSO4 蒸解槽(17)から抜き出したスラリーを、濾過機(19)で濾
過し、得られた燐酸を含む濾液を流送管(20)から濃縮釜
(21)に送って濃縮し、得られた燐酸製品を排出管(22)か
ら取り出す。スラリーの濾過残査は、ほとんどが土壌成
分であるので、これを流送管(23)によって取り出し、洗
浄槽(24)に送る。洗浄槽(24)においては濾過残査を洗浄
して鉱酸等の付着成分を除去し、さらに、脱水機(25)を
経た後、浄化濾過残査を回収管(26)によって回収し、セ
メント原料あるいは路盤材等の土木用資材原料として再
利用する。
汚泥処理方法は、上述のように、下水汚泥を脱水し、脱
水ケーキを乾燥して得られた下水汚泥の脱水ケーキの乾
燥物を、炭化工程、賦活工程を経て無酸素で活性炭化
し、得られた活性炭を燃焼排ガス中の有害物の吸着除去
用途、脱臭等の気体処理用途、または水処理用途に使用
し、使用後の有害物含有廃活性炭を焼却処理することに
よって、廃活性炭に吸着されている有害物を燃焼分解
し、これによって生成した焼却灰を硫酸等の鉱酸で処理
し、処理液を濾過した後、濾液より燐酸分を回収すると
ともに、ほとんどが土壌成分である濾過残渣を回収する
ものである。
理方法は、廃活性炭の焼却灰を硫酸等の鉱酸で処理し、
処理液を濾過して得られた濾液を濃縮することによって
燐酸分を回収し、この燐酸分を、硫安、燐安等の化学肥
料の原料として使用するものである。
方法は、廃活性炭の焼却灰を硫酸等の鉱酸で処理し、処
理液を濾過して得られたほとんどが土壌成分である濾過
残渣を洗浄して鉱酸等の付着成分を除去した後、脱水
し、得られた浄化濾過残査を、セメント原料あるいは路
盤材等の土木用資材原料として使用するものである。
を生じる。
れないまま廃棄されている下水汚泥中に大量に含まれて
いる燐分を、資源として回収し、リサイクルすることに
よって、現在、国内に輸入されている化学肥料原料を節
約することができる。
燐酸を生産することも可能であるが、下水汚泥の脱水ケ
ーキを乾燥し、炭化し、賦活して、活性炭を製造し、こ
の活性炭を、例えば焼却炉の排ガス中に含まれるダイオ
キシンの吸着除去剤、あるいは下水処理場での脱臭剤と
して一度有効利用した後、廃活性炭を焼却して、ダイオ
キシン類等の可燃性吸着有害物質を燃焼分解で無害化
し、残査を燐酸原料とする方が、資源としてより有効に
利用できる。
肥)化され、肥料として利用されているが、これに比べ
ると、下水汚泥から回収された燐酸を原料とする燐系化
学肥料の場合、つぎのような利点がある。
い。
安定する。
する燐系化学肥料に不足している植物栄養分を後から添
加して、補充することができるので、複合系肥料が簡単
に生産可能である。
ーシートである。
Claims (3)
- 【請求項1】 下水汚泥を脱水し、脱水ケーキを乾燥し
て得られた下水汚泥の脱水ケーキの乾燥物を、炭化工
程、賦活工程を経て無酸素で活性炭化し、得られた活性
炭を燃焼排ガス中の有害物の吸着除去用途、脱臭等の気
体処理用途、または水処理用途に使用し、使用後の有害
物含有廃活性炭を焼却処理することによって、廃活性炭
に吸着されている有害物を燃焼分解し、これによって生
成した焼却灰を硫酸等の鉱酸で処理し、処理液を濾過し
た後、濾液より燐酸分を回収するとともに、ほとんどが
土壌成分である濾過残渣を回収することを特徴とする、
下水汚泥処理方法。 - 【請求項2】 廃活性炭の焼却灰を硫酸等の鉱酸で処理
し、処理液を濾過して得られた濾液を濃縮することによ
って燐酸分を回収し、この燐酸分を、硫安、燐安等の化
学肥料の原料として使用することを特徴とする、請求項
1記載の下水汚泥処理方法。 - 【請求項3】 廃活性炭の焼却灰を硫酸等の鉱酸で処理
し、処理液を濾過して得られたほとんどが土壌成分であ
る濾過残渣を洗浄して鉱酸等の付着成分を除去した後、
脱水し、得られた浄化濾過残査を、セメント原料あるい
は路盤材等の土木用資材原料として使用することを特徴
とする、請求項1記載の下水汚泥処理方法。
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