JP2003250925A - ゴミ収集車用消火設備 - Google Patents
ゴミ収集車用消火設備Info
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- JP2003250925A JP2003250925A JP2002055742A JP2002055742A JP2003250925A JP 2003250925 A JP2003250925 A JP 2003250925A JP 2002055742 A JP2002055742 A JP 2002055742A JP 2002055742 A JP2002055742 A JP 2002055742A JP 2003250925 A JP2003250925 A JP 2003250925A
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- fire
- garbage
- fire extinguishing
- starting
- extinguishing agent
- Prior art date
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- Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ゴミ収容タンク内で火災が発生するとゴミ収
容タンク内に消火剤を放出して消火できるので、ゴミ収
容タンク内のゴミを外に放り出したりしなくてもすぐさ
ましかもすばやく簡単に消火でき、周囲への危険性も皆
無となるゴミ収集車用消火設備を得る。 【解決手段】 ゴミ収容タンク2が搭載されるゴミ収集
車1の車台1aに設置した消火剤容器3と、この消火剤
容器3に設けた起動シリンダーと、この起動シリンダー
が起動されることにより開放される消火剤吐出口に接続
される配管6と、この配管6の先側にあってゴミ収容タ
ンク2内に配備されるノズル7と、前記起動シリンダー
に起動ガスを供給する手動起動装置8とを備えてなる。
容タンク内に消火剤を放出して消火できるので、ゴミ収
容タンク内のゴミを外に放り出したりしなくてもすぐさ
ましかもすばやく簡単に消火でき、周囲への危険性も皆
無となるゴミ収集車用消火設備を得る。 【解決手段】 ゴミ収容タンク2が搭載されるゴミ収集
車1の車台1aに設置した消火剤容器3と、この消火剤
容器3に設けた起動シリンダーと、この起動シリンダー
が起動されることにより開放される消火剤吐出口に接続
される配管6と、この配管6の先側にあってゴミ収容タ
ンク2内に配備されるノズル7と、前記起動シリンダー
に起動ガスを供給する手動起動装置8とを備えてなる。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はゴミ収集車用消火
設備に関するものである。 【0002】 【発明が解決しようとする課題】ゴミ収集車の操業中
に、そのゴミ収容タンク内で火災が発生することは、近
年度々起こっている。にもかかわらず、従来のゴミ収集
車では、かかるゴミ収容タンク内での火災に対処する消
火設備を有しないので、一旦ゴミ収容タンク内で火災が
発生すると、ゴミ収集車を路肩に停めてゴミ収容タンク
内のゴミを放り出して消火するしかなく、消火作業が大
がかりなことになるのみならず、周囲に危険が伴うとい
う問題点がある。 【0003】 【課題を解決するための手段】この発明に係るゴミ収集
車用消火設備はかかる問題点を解消するためになされた
もので、ゴミ収容タンク内で火災が発生するとゴミ収容
タンク内に消火剤を放出して消火できるので、ゴミ収容
タンク内のゴミを外に放り出したりしなくてもすぐさま
しかもすばやく簡単に消火でき、周囲への危険性も皆無
となる。 【0004】 【発明の実施の形態】実施の形態1.この発明の一実施
の形態を図1,図2について説明する。図1は消火設備
全体を示す概略図、図2は図1の要部を示す図である。 【0005】図において、1はゴミ収集車、2はゴミ収
集車1の車台1aに搭載されるゴミ収容タンク、3は車
台1aに設置した消火剤容器、4は消火剤容器3に設け
た起動シリンダー、5は起動シリンダー4により開放さ
れる消火剤吐出口、6は消火剤吐出口5に接続されてゴ
ミ収容タンク2に設備される配管、7は配管6の先側に
あってゴミ収容タンク2内に配備されるノズル、8は車
台1a上の例えば消火剤容器3の付近に設置した手動起
動装置、9は手動起動装置8の起動ガスを起動シリンダ
ー4に導入するためのガス管である。 【0006】今、路肩に停めて車外に出,手動起動装置
8のレバー8aを握ると、その起動ガス容器8bから起
動ガスが放出されてガス管9を通り起動シリンダー4を
起動するので、開いた消火剤吐出口5から消火剤容器3
内の消火剤が配管6を通ってノズル7から放出される。 【0007】このように手動起動装置8のレバー8aを
握るだけで、ノズル7からゴミ収容タンク2内に消火剤
が放出されてゴミ収容タンク2内の火災を消火できるの
で、ゴミ収容タンク2内のゴミを外に放り出したりしな
くても、すぐさましかもすばやく簡単に消火できる。 【0008】消火剤容器3は必要な消火剤量に応じて車
台1aの左右両側に2本,あるいはそれ以上設置して、
それぞれを一台の手動起動装置8で起動して放出できる
ようにしても良いし,またノズル7の数,配置は図示の
ものに限らず必要に応じて適宜配置設定できることは勿
論である。 【0009】上記実施の形態では、ゴミ収容タンク2が
車台1aに固定される固定式のものとして説明したが、
ゴミ収容タンク2が可動するリフト式のものにおいては
ガス管9及び配管6の長さに余裕を持たせて対応しても
良いし,消火剤容器3の設置位置をリフトの支点位置に
持っていっても良い。 【0010】実施の形態2.上記実施の形態1におい
て、手動起動装置8をゴミ収集車1の車内に設けておけ
ば、車内から手動起動装置8の操作ができるので、車を
停めてから手動起動装置8の操作のために車外に出なく
ても、手動起動装置8の操作をしてから必要に応じて車
外に出ることが可能となる。 【0011】実施の形態3.この発明の他の実施の形態
を図3について説明する。図3は消火設備全体を示す概
略図で、図中前記実施の形態1のものと同一または相当
部分には同一符号を付して説明を省略する。図におい
て、10は車台1aに設置した消火器で、その消火剤吐
出口に配管6を着脱可能に接続してある。 【0012】今、車外に出て消火器10のレバー10a
を握ると、消火剤がその消火剤吐出口から配管6を通っ
てノズル7から放出されるので、そのままレバー10a
を握って消火を行うことにより、ゴミ収容タンク2内の
消火ができる。よって、ゴミをゴミ収容タンク2内から
外に放り出したりしなくてもゴミ収容タンク2内で消火
できる。その際、必要に応じて、消火器10を配管6か
ら外して消火器10として持ち歩いて消火活動を行うこ
ともできる。 【0013】消火器10は消火剤量の関係から必要に応
じて数本としても良いし、その設置位置もゴミ収容タン
ク2の側面に取り付けることによりリフト式のものにも
容易に対応できる。 【0014】 【発明の効果】以上のように、この発明によればゴミ収
容タンク内で火災が発生するとゴミ収容タンク内に消火
剤を放出して消火できるので、ゴミ収容タンク内のゴミ
を外に放り出したりしなくてもすぐさましかもすばやく
簡単に消火でき、周囲への危険性も皆無になるという効
果が得られる。
設備に関するものである。 【0002】 【発明が解決しようとする課題】ゴミ収集車の操業中
に、そのゴミ収容タンク内で火災が発生することは、近
年度々起こっている。にもかかわらず、従来のゴミ収集
車では、かかるゴミ収容タンク内での火災に対処する消
火設備を有しないので、一旦ゴミ収容タンク内で火災が
発生すると、ゴミ収集車を路肩に停めてゴミ収容タンク
内のゴミを放り出して消火するしかなく、消火作業が大
がかりなことになるのみならず、周囲に危険が伴うとい
う問題点がある。 【0003】 【課題を解決するための手段】この発明に係るゴミ収集
車用消火設備はかかる問題点を解消するためになされた
もので、ゴミ収容タンク内で火災が発生するとゴミ収容
タンク内に消火剤を放出して消火できるので、ゴミ収容
タンク内のゴミを外に放り出したりしなくてもすぐさま
しかもすばやく簡単に消火でき、周囲への危険性も皆無
となる。 【0004】 【発明の実施の形態】実施の形態1.この発明の一実施
の形態を図1,図2について説明する。図1は消火設備
全体を示す概略図、図2は図1の要部を示す図である。 【0005】図において、1はゴミ収集車、2はゴミ収
集車1の車台1aに搭載されるゴミ収容タンク、3は車
台1aに設置した消火剤容器、4は消火剤容器3に設け
た起動シリンダー、5は起動シリンダー4により開放さ
れる消火剤吐出口、6は消火剤吐出口5に接続されてゴ
ミ収容タンク2に設備される配管、7は配管6の先側に
あってゴミ収容タンク2内に配備されるノズル、8は車
台1a上の例えば消火剤容器3の付近に設置した手動起
動装置、9は手動起動装置8の起動ガスを起動シリンダ
ー4に導入するためのガス管である。 【0006】今、路肩に停めて車外に出,手動起動装置
8のレバー8aを握ると、その起動ガス容器8bから起
動ガスが放出されてガス管9を通り起動シリンダー4を
起動するので、開いた消火剤吐出口5から消火剤容器3
内の消火剤が配管6を通ってノズル7から放出される。 【0007】このように手動起動装置8のレバー8aを
握るだけで、ノズル7からゴミ収容タンク2内に消火剤
が放出されてゴミ収容タンク2内の火災を消火できるの
で、ゴミ収容タンク2内のゴミを外に放り出したりしな
くても、すぐさましかもすばやく簡単に消火できる。 【0008】消火剤容器3は必要な消火剤量に応じて車
台1aの左右両側に2本,あるいはそれ以上設置して、
それぞれを一台の手動起動装置8で起動して放出できる
ようにしても良いし,またノズル7の数,配置は図示の
ものに限らず必要に応じて適宜配置設定できることは勿
論である。 【0009】上記実施の形態では、ゴミ収容タンク2が
車台1aに固定される固定式のものとして説明したが、
ゴミ収容タンク2が可動するリフト式のものにおいては
ガス管9及び配管6の長さに余裕を持たせて対応しても
良いし,消火剤容器3の設置位置をリフトの支点位置に
持っていっても良い。 【0010】実施の形態2.上記実施の形態1におい
て、手動起動装置8をゴミ収集車1の車内に設けておけ
ば、車内から手動起動装置8の操作ができるので、車を
停めてから手動起動装置8の操作のために車外に出なく
ても、手動起動装置8の操作をしてから必要に応じて車
外に出ることが可能となる。 【0011】実施の形態3.この発明の他の実施の形態
を図3について説明する。図3は消火設備全体を示す概
略図で、図中前記実施の形態1のものと同一または相当
部分には同一符号を付して説明を省略する。図におい
て、10は車台1aに設置した消火器で、その消火剤吐
出口に配管6を着脱可能に接続してある。 【0012】今、車外に出て消火器10のレバー10a
を握ると、消火剤がその消火剤吐出口から配管6を通っ
てノズル7から放出されるので、そのままレバー10a
を握って消火を行うことにより、ゴミ収容タンク2内の
消火ができる。よって、ゴミをゴミ収容タンク2内から
外に放り出したりしなくてもゴミ収容タンク2内で消火
できる。その際、必要に応じて、消火器10を配管6か
ら外して消火器10として持ち歩いて消火活動を行うこ
ともできる。 【0013】消火器10は消火剤量の関係から必要に応
じて数本としても良いし、その設置位置もゴミ収容タン
ク2の側面に取り付けることによりリフト式のものにも
容易に対応できる。 【0014】 【発明の効果】以上のように、この発明によればゴミ収
容タンク内で火災が発生するとゴミ収容タンク内に消火
剤を放出して消火できるので、ゴミ収容タンク内のゴミ
を外に放り出したりしなくてもすぐさましかもすばやく
簡単に消火でき、周囲への危険性も皆無になるという効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1を示す消火設備全体の
概略図である。 【図2】図1の要部を示す図である。 【図3】この発明の実施の形態3を示す消火設備全体の
概略図である。 【符号の説明】 1 ゴミ収集車 1a 車台 2 ゴミ収容タンク 3 消火剤容器 4 起動シリンダー 5 消火剤吐出口 6 配管 7 ノズル 8 手動起動装置 8a レバー 9 ガス管 10 消火器 10a レバー
概略図である。 【図2】図1の要部を示す図である。 【図3】この発明の実施の形態3を示す消火設備全体の
概略図である。 【符号の説明】 1 ゴミ収集車 1a 車台 2 ゴミ収容タンク 3 消火剤容器 4 起動シリンダー 5 消火剤吐出口 6 配管 7 ノズル 8 手動起動装置 8a レバー 9 ガス管 10 消火器 10a レバー
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 ゴミ収容タンクなどが搭載される車台に
設置した消火剤容器と、この消火剤容器に設けた起動シ
リンダーと、この起動シリンダーが起動されることによ
り開放される消火剤吐出口に接続される配管と、この配
管の先側にあって前記ゴミ収容タンク内に配備されるノ
ズルと、前記起動シリンダーに起動ガスを供給する手動
起動装置とを備えたことを特徴とするゴミ収集車用消火
設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002055742A JP2003250925A (ja) | 2002-03-01 | 2002-03-01 | ゴミ収集車用消火設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002055742A JP2003250925A (ja) | 2002-03-01 | 2002-03-01 | ゴミ収集車用消火設備 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003250925A true JP2003250925A (ja) | 2003-09-09 |
Family
ID=28666509
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002055742A Pending JP2003250925A (ja) | 2002-03-01 | 2002-03-01 | ゴミ収集車用消火設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003250925A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100859884B1 (ko) | 2007-07-06 | 2008-09-24 | 주식회사 대양특장 | 쓰레기 수거차 |
-
2002
- 2002-03-01 JP JP2002055742A patent/JP2003250925A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100859884B1 (ko) | 2007-07-06 | 2008-09-24 | 주식회사 대양특장 | 쓰레기 수거차 |
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