JP2003250294A - バルブ用ポジショナ - Google Patents

バルブ用ポジショナ

Info

Publication number
JP2003250294A
JP2003250294A JP2002049762A JP2002049762A JP2003250294A JP 2003250294 A JP2003250294 A JP 2003250294A JP 2002049762 A JP2002049762 A JP 2002049762A JP 2002049762 A JP2002049762 A JP 2002049762A JP 2003250294 A JP2003250294 A JP 2003250294A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
angle
electric actuator
drive voltage
valve
ratio
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002049762A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3699939B2 (ja
Inventor
Naoyuki Hata
直行 畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tomoe Technical Research Co Ltd
Original Assignee
Tomoe Technical Research Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tomoe Technical Research Co Ltd filed Critical Tomoe Technical Research Co Ltd
Priority to JP2002049762A priority Critical patent/JP3699939B2/ja
Publication of JP2003250294A publication Critical patent/JP2003250294A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3699939B2 publication Critical patent/JP3699939B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)
  • Control Of Electric Motors In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】バルブを駆動する電動アクチュエータについて
制御を行うバルブ用ポジショナであって,該電動アクチ
ュエータへの要求に応じた動作速度の実現と,該電動ア
クチュエータの動作精度を向上とを両立するバルブ用ポ
ジショナを提供すること。 【解決手段】バルブを駆動する電動アクチュエータにつ
いて制御を行うバルブ用ポジショナであって,上記バル
ブの目標角度を設定する角度設定手段により設定された
上記目標角度の時間変化量を検出する角度変化量検出手
段と,上記角度変化量検出手段により検出された上記目
標角度の時間的変化量に応じて,上記電動アクチュエー
タMの駆動電圧或いはその割合を段階的に記憶したテー
ブル記憶手段から駆動電圧或いはその割合を読み出す駆
動電圧選択手段とを具備してなることを特徴とするバル
ブ用ポジショナとして構成する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は,バルブ用ポジショ
ナに係り,詳しくは,バルブを駆動する電動アクチュエ
ータについて制御を行うバルブ用ポジショナであって,
該電動アクチュエータに対する目標角度設定の時間的変
化量に応じて,該電動アクチュエータを駆動する駆動電
圧を算出可能なものに関する。 【0002】 【従来の技術】一般に,電動アクチュエータを備えたバ
ルブ用ポジショナは,上記電動アクチュエータの出力軸
に発生した出力トルクを,該バルブ用ポジショナ内に設
けられる減速機構その他を介してバルブに接続される弁
棒に伝達し,上記弁棒を回転させることによってバルブ
開度(角度)を変え,流量を制御している。そのため,
流体の制御性の向上を図るためには,上記電動アクチュ
エータの出力軸の動作精度を向上させる必要がある。し
かしながら,一般的な上記バルブ用ポジショナにおいて
は,上記電動アクチュエータは定格出力で常時作動され
るものであり,バルブに要求される変化量の大小に拘わ
らず,該電動アクチュエータは高負荷(バルブ開時等)
時に耐え得るように同一(定格)トルクを出力するよう
に制御される。その結果,特に,低負荷時にバルブに対
して微小な開度変化を要求された場合には上記電動アク
チュエータの発生するトルクが過大とならざるを得ず,
該電動アクチュエータの慣性による誤差が該電動アクチ
ュエータの動作精度を下げる原因となる。そこで,特開
2001−349457号公報においては,電動アクチ
ュエータのトルク制御装置であって,上記電動アクチュ
エータの目標角度と動作角度とに基づいて上記電動アク
チュエータを制御するに当たり,予め上記電動アクチュ
エータの駆動電圧或いはその割合を記憶したテーブル記
憶手段から読み出される駆動電圧或いはその割合を適用
し,上記電動アクチュエータを動作開始するまで段階的
に上記駆動電圧或いはその割合を増加させる制御手段を
具備する電動アクチュエータのトルク制御装置が開示さ
れている。これにより,上記電動アクチュエータを動作
させ得る最小の駆動電圧によって該電動アクチュエータ
を出力制御することが可能となり,上記電動アクチュエ
ータの慣性による誤差を最小限にすることが可能とな
り,上記電動アクチュエータの動作精度を向上させ,ひ
いてはバルブの動作精度を向上させることができる。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記公
報において開示されている上記電動アクチュエータのト
ルク制御装置は,上記電動アクチュエータの動作精度を
向上させるものの,常に上記電動アクチュエータを動作
させ得る最小の駆動電圧によって該電動アクチュエータ
を駆動する構成上,電動アクチュエータの動作速度の低
下が問題となる。即ち,上記バルブ用ポジショナにより
駆動されるバルブを急速に全開(遮断)する必要がある
情況,或いは反応速度の速い制御プロセスの制御を行う
ために高速な動作速度が要求される情況等の下で,最小
の駆動電圧から徐々に駆動電圧を上昇させる上記従来の
技術では,動作時間がかかり過ぎて使用に耐えない。そ
こで,本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり,
その目的とするところは,バルブを駆動する電動アクチ
ュエータについて制御を行うバルブ用ポジショナであっ
て,該電動アクチュエータへの要求に応じた動作速度の
実現と,該電動アクチュエータの動作精度を向上とを両
立するバルブ用ポジショナを提供することにある。 【0004】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は,バルブを駆動する正逆転自在な電動アクチ
ュエータと,上記電動アクチュエータの動作角度を検出
する角度検出手段と,上記電動アクチュエータの目標角
度を設定する角度設定手段と,上記電動アクチュエータ
の駆動電圧或いはその割合を段階的に記憶したテーブル
記憶手段と,上記角度設定手段により設定された上記目
標角度と上記角度検出手段により検出された上記動作角
度とに基づいて上記電動アクチュエータを制御するに当
たり,上記テーブル記憶手段から読み出される上記駆動
電圧或いはその割合を適用し,上記電動アクチュエータ
が動作開始するまで段階的に上記駆動電圧或いはその割
合を増加させる制御手段とを具備してなるバルブ用ポジ
ショナにおいて,上記角度設定手段により設定された上
記目標角度の時間的変化量を検出する角度変化量検出手
段と,上記角度変化量検出手段により検出された上記目
標角度の時間的変化量に応じて,上記テーブル記憶手段
から駆動電圧或いはその割合を読み出す駆動電圧選択手
段とを具備してなることを特徴とするバルブ用ポジショ
ナとして構成される。ここで,上記角度設定手段により
設定される上記目標角度の時間的変化量は,当該バルブ
用ポジショナに設けられた上記電動アクチュエータが動
作すべき動作速度を表す指標の一例と考えることができ
る。即ち,上記該角度変化量検出手段により検出された
上記目標角度の時間的変化量に応じて,上記駆動電圧選
択手段により上記テーブル記憶手段から読み出される駆
動電圧或いはその割合は,当該電動アクチュエータが動
作すべき動作速度に応じたものと見なすことができる。
これにより,当該バルブ用ポジショナに設けられた上記
電動アクチュエータに印加される駆動電圧は,当該バル
ブ用ポジショナに要求される動作速度に応じた所定の駆
動電圧或いはその割合を下限値(初期値)とし,段階的
に駆動電圧或いはその割合を増加させることが可能とな
り,該電動アクチュエータに要求される動作速度を損な
うことなく,該電動アクチュエータの動作精度を向上し
得る。 【0005】 【発明の実施の形態】以下添付図面を参照しながら,本
発明の実施の形態及び実施例について説明し,本発明の
理解に供する。尚,以下の実施の形態及び実施例は,本
発明を具体化した一例であって,本発明の技術的範囲を
限定する性格のものでない。ここに,図1は本発明の実
施の形態に係るバルブ用ポジショナAの概略構成を示す
図,図2は本発明の実施の形態に係るバルブ用ポジショ
ナAに設けられる制御手段の処理の一例を示すフローチ
ャートである。 【0006】本発明の実施の形態に係るバルブ用ポジシ
ョナAは,図1に示すように,設定値入力回路(角度設
定手段の一例に該当)1,制御回路(制御手段の一例に
該当)2,モータ駆動回路3,駆動パターンテーブル
(テーブル記憶手段の一例に該当)4,角度検出回路
(角度検出手段の一例に該当)5,変化量検出回路(角
度変化量検出手段の一例に該当)6,モータM(電動ア
クチュエータの一例に該当)を具備して概略構成され
る。上記角度検出回路5は,例えば可変抵抗器その他を
含んで構成され,接続される上記モータMの出力軸の回
転角度(バルブ開度)dを検出し,デジタル信号(通常
は0〜100%)に変換して上記制御回路2に出力す
る。上記設定値入力回路1は,不図示であるパーソナル
コンピュータやメンテナンス用携帯端末その他の外部か
ら受信したバルブ開度設定値eを,デジタル信号(通常
は0〜100%)に変換して上記制御回路2に出力す
る。上記制御回路2は,上記設定値入力回路1から入力
されるバルブ開度設定値eと上記角度検出回路5から入
力される出力軸の回転角度dとの差分を算出し,該差分
が小さくなる方向に上記モータMを回転させるような駆
動指令を算出すると共に,該駆動指令に対して予め記憶
された上記駆動パターンテーブル4から読み出された駆
動パターンf(駆動電圧或いはその割合の一例に該当)
のうち最小のものを適用し,該駆動パターンfに予め設
定された駆動電圧の割合に基づいて決定される動作信号
aを上記モータ駆動回路3に出力する。例えば,上記駆
動パターンテーブル4から読み出された上記駆動パター
ンfのうち最小のものが「駆動電圧の60%」であった
場合には,上記モータ駆動回路3に出力される上記動作
信号aは算出された上記駆動指令の60%となる。上記
モータ駆動回路3は,上記制御回路2から入力される上
記動作信号aに基づいて上記モータMを駆動する。ここ
で,上記制御回路2は,上記動作信号aを出力したにも
拘わらず,上記開度設定値eと上記回転角度dとの差分
が減少方向に変化しない(上記モータMが動作しない)
場合には,上記駆動パターンテーブル4から読み出され
た上記駆動パターンfを,上記モータMが動作開始する
まで順次変更することによって,上記制御回路2から出
力される上記動作信号aを段階的に増加させる機能を有
している。このように,この実施形態の基本動作では,
上記モータMの出力軸に接続された不図示であるバルブ
のバルブ開度dを,上記制御回路2に入力された上記バ
ルブ開度設定値eに近づくように制御するに当たり,上
記モータMを駆動する駆動電圧を,該モータMが動作し
得る最小の駆動電圧とすることが可能となり,上記バル
ブ用ポジショナAの動作精度を向上させることができ
る。上述のようなバルブの駆動制御は従来公知の手法で
ある。 【0007】本実施の形態に係る上記バルブポジショナ
Aは,上記設定値入力回路1に接続され,該設定値入力
回路1に入力される上記バルブ開度設定値eの時間的変
化量△eを検出する上記変化量検出回路6と,上記制御
回路2内に設けられ,上記変化量検出回路6により検出
された上記バルブ開度設定値eの時間的変化量△eに応
じて,所定の駆動パターンfを上記駆動パターンテーブ
ル4から読み出す駆動電圧選択回路7とを更に具備して
いる。これにより,上記バルブ開度dを上記バルブ開度
設定値eに近づくように制御するに当たり,上記制御回
路6は,上記バルブ開度設定値eの時間的変化量△eに
応じ,上記駆動電圧選択回路7により読み出された所定
の駆動パターンfを適用し,該所定の駆動パターンfに
予め設定された駆動電圧の割合に基づいて決定される所
定の駆動電圧を初期値とし,上記モータMが動作開始す
るまで駆動電圧を段階的に増加させることが可能とな
る。その結果,最終的に上記モータMを駆動する駆動電
圧は,上記バルブ開度設定値eの時間的変化量△eに応
じて読み出された所定の駆動パターンfに基づいて算出
される所定の駆動電圧以上であって,且つ該モータMを
動作させ得る最小の駆動電圧とすることが可能となる。
ここで,上記角度設定回路1に入力される上記バルブ開
度設定値eの時間的変化量△eは,上記モータMが動作
すべき動作速度を表す指標の一例と考えることができ
る。例えば,上記バルブ開度設定値eがゆっくり変化し
ているの場合にはバルブに対して微細な制御動作が求め
られており,上記バルブ開度設定値eが急激に変化して
いる場合にはバルブに対して急速な制御動作が求められ
ていると推定できる。従って,上記モータMを駆動する
駆動電圧を,上記バルブ開度設定値eの時間的変化量△
eに基づいて算出することにより,算出される該駆動電
圧を,上記モータMが動作すべき動作速度に応じたもの
とすることができる。これにより,本発明の実施の形態
に係る上記バルブ用ポジショナAは,該バルブ用ポジシ
ョナAに接続されるバルブに要求される動作速度を実現
すると共に,該電動アクチュエータの動作精度を向上す
ることができる。 【0008】次に,図2を用いて,上記モータMに印加
される駆動電圧aを算出する一連の処理の流れについて
説明する。以下S1,S2,,は処理手順(ステップ)
の番号を示す。 (S1)先ず,外部に設けられる計算機その他から入力
されるバルブ開度設定値eが上記設定値入力回路1によ
り取得されると共に,上記モータMの出力軸の回転角度
(バルブ開度)dが上記角度検出回路5により取得さ
れ,それぞれの信号が上記制御回路3へ出力される。同
時に,上記バルブ開度設定値eは,上記変化量判定回路
6へ出力される。 (S2)上記バルブ開度設定値eを受信した上記変化量
検出回路6は,該バルブ開度設定値eの時間的変化量△
eを検出し,上記駆動電圧選択回路7に出力する。 (S3)一方,上記制御回路3は,上記ステップS1で
受信した上記バルブ開度設定値eと上記バルブ開度dと
を比較し,差がない場合(図中にはYで示す)には引き
続き上記バルブ開度設定値eと上記バルブ開度dとを比
較し,差がある場合(図中にはNで示す)には,その差
分が小さくなる方向に上記モータMを回転させるような
駆動指令を算出すると共に,上記駆動電圧選択回路7に
対して,現在の上記バルブ開度設定値eの時間的変化量
△eに応じた所定の駆動パターンfを上記駆動パターン
テーブル4から読み出すための指令を出す。 (S4)上記ステップS3において上記制御回路7から
指令を受けた上記駆動電圧選択回路7は,上記ステップ
S2において受信した上記バルブ開度設定値eの時間的
変化量△eに応じて,上記駆動パターンテーブル4から
所定の駆動パターンfを読み出し,制御回路2へ出力す
る。ここで,上記駆動パターンテーブル4の一例を表1
に示す。 【表1】 このように,本実施形態において上記駆動パターンテー
ブル4は,上記モータMへの駆動電圧の割合を,上記バ
ルブ開度設定値eの時間的変化量△eに応じて4段階に
設定したものであって,更には,駆動パターンfの増加
に伴って,上記モータ駆動回路3に出力される駆動電圧
の割合が大きくなるように設定されたものである。次
に,上記駆動電圧選択回路7から上記バルブ開度設定値
eの時間的変化量△eに応じた所定の駆動パターンfを
取得した上記制御回路2は,上記ステップS3において
算出された駆動指令に対して,該所定の駆動パターンf
を適用し,該所定の駆動パターンfによって定められた
割合に対応した動作信号aを上記モータ駆動回路3に出
力する。そして,上記モータ駆動回路3は,上記動作信
号aに基づいて上記モータMを駆動する。 (S5)上記ステップS4において上記動作信号aを出
力したにも拘わらず,上記開度設定値eと上記回転角度
dとの差分が減少方向に変化しない場合(上記モータM
が回転開始しない場合であって図中にはNで示す)に
は,駆動パターンを,所定の駆動パターンfから,より
大きな駆動電圧の割合が割り当てられた駆動パターンで
ある駆動パターン(f+1)に変更し,上記ステップS
4へと処理が戻される。処理を戻された上記ステップS
4では,駆動パターン(f+1)を適用し,該駆動パタ
ーン(f+1)によって定められた割合に対応した動作
信号aを上記モータ駆動回路3に出力する。このよう
に,当該ステップS5とS4の間では,上記開度設定値
eと上記回転角度dとの差分が減少方向に変化する(上
記モータMが回転開始した場合であって図中にはYで示
す)まで,上述した処理(図中にはf=f+1で示す)
が繰り返し行われる。 (S6)〜(S7)上記開度設定値eと上記回転角度d
との差分が無いこと(図中にはS6におけるYで示す)
を条件として,モータMを停止させ(S7),次の処理
に備える。上述説明したように,上記モータ駆動回路3
を介して上記モータMに印加される駆動電圧は,上記ス
テップS4において取得され,上記バルブ開度設定値e
の時間的変化量△eに応じて読み出される所定の駆動パ
ターンfによって定められた割合に対応した駆動電圧を
初期値として,段階的に大きな駆動電圧へと増加させる
ことが可能となる。つまり,上記バルブ用ポジショナA
により操作されるバルブに要求される動作速度に応じた
所定の駆動電圧を下限値とし,段階的に駆動電圧を増加
させることになるため,当該バルブに要求される動作速
度を損なうことなく,当該バルブの動作精度を向上する
ことが可能となる。 【0009】 【実施例】上記実施形態では,駆動電圧を問題としてい
るが,駆動電圧の変化の割合でも良く,また,駆動電圧
以外に駆動電力或いはその割合を問題にしても良い。こ
れらは全て本発明の範囲に属する。 【0010】 【発明の効果】以上説明したように,本発明は,バルブ
を駆動する正逆転自在な電動アクチュエータと,上記電
動アクチュエータの動作角度を検出する角度検出手段
と,上記電動アクチュエータの目標角度を設定する角度
設定手段と,上記電動アクチュエータの駆動電圧或いは
その割合を段階的に記憶したテーブル記憶手段と,上記
角度設定手段により設定された上記目標角度と上記角度
検出手段により検出された上記動作角度とに基づいて上
記電動アクチュエータを制御するに当たり,上記テーブ
ル記憶手段から読み出される上記駆動電圧或いはその割
合を適用し,上記電動アクチュエータが動作開始するま
で段階的に上記駆動電圧或いはその割合を増加させる制
御手段とを具備してなるバルブ用ポジショナにおいて,
上記角度設定手段により設定された上記目標角度の時間
的変化量を検出する角度変化量検出手段と,上記角度変
化量検出手段により検出された上記目標角度の時間的変
化量に応じて,上記テーブル記憶手段から駆動電圧或い
はその割合を読み出す駆動電圧選択手段とを具備してな
ることを特徴とするバルブ用ポジショナとして構成され
る。ここで,上記角度設定手段により設定される上記目
標角度の時間的変化量は,当該電動アクチュエータが動
作すべき動作速度を表す指標の一例と考えることができ
る。即ち,上記該角度変化量検出手段により検出された
上記目標角度の時間的変化量に応じて,上記駆動電圧選
択手段により上記テーブル記憶手段から読み出される駆
動電圧或いはその割合は,当該電動アクチュエータが動
作すべき動作速度に応じたものとなる。これにより,当
該バルブ用ポジショナに設けられた上記電動アクチュエ
ータを印加される駆動電圧は,当該バルブ用ポジショナ
に要求される動作速度に応じた所定の駆動電圧或いはそ
の割合を下限値(初期値)とし,段階的に駆動電圧或い
はその割合を増加させることが可能となり,該電動アク
チュエータに要求される動作速度を実現すると共に,該
電動アクチュエータの動作精度を向上し得る。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の実施の形態に係るバルブ用ポジショ
ナAの概略構成を示す図。 【図2】 本発明の実施の形態に係るバルブ用ポジショ
ナAに設けられる制御手段の処理の一例を示すフローチ
ャート。 【符号の説明】 A …バルブ用ポジショナ M …モータ 1 …設定値入力回路 2 …制御回路 3 …モータ駆動回路 4 …駆動パターンテーブル 5 …角度検出回路 6 …変化量検出回路 7 …駆動電圧選択回路 S1,S2,,…処理手順(ステップ)の番号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H062 AA03 AA07 AA15 BB04 CC01 CC15 DD01 DD05 FF07 5H570 AA30 BB09 BB20 DD01 EE01 FF02 FF04 GG10 JJ03 JJ16 JJ17 JJ23 KK06 KK08 KK10 LL15

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 バルブを駆動する正逆転自在な電動アク
    チュエータと,上記電動アクチュエータの動作角度を検
    出する角度検出手段と,上記電動アクチュエータの目標
    角度を設定する角度設定手段と,上記電動アクチュエー
    タの駆動電圧或いはその割合を段階的に記憶したテーブ
    ル記憶手段と,上記角度設定手段により設定された上記
    目標角度と上記角度検出手段により検出された上記動作
    角度とに基づいて上記電動アクチュエータを制御するに
    当たり,上記テーブル記憶手段から読み出される上記駆
    動電圧或いはその割合を適用し,上記電動アクチュエー
    タが動作開始するまで段階的に上記駆動電圧或いはその
    割合を増加させる制御手段と,を具備してなるバルブ用
    ポジショナにおいて,上記角度設定手段により設定され
    た上記目標角度の時間的変化量を検出する角度変化量検
    出手段と,上記角度変化量検出手段により検出された上
    記目標角度の時間的変化量に応じて,上記テーブル記憶
    手段から駆動電圧或いはその割合を読み出す駆動電圧選
    択手段と,を具備してなることを特徴とするバルブ用ポ
    ジショナ。
JP2002049762A 2002-02-26 2002-02-26 バルブ用ポジショナ Expired - Fee Related JP3699939B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002049762A JP3699939B2 (ja) 2002-02-26 2002-02-26 バルブ用ポジショナ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002049762A JP3699939B2 (ja) 2002-02-26 2002-02-26 バルブ用ポジショナ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003250294A true JP2003250294A (ja) 2003-09-05
JP3699939B2 JP3699939B2 (ja) 2005-09-28

Family

ID=28662188

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002049762A Expired - Fee Related JP3699939B2 (ja) 2002-02-26 2002-02-26 バルブ用ポジショナ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3699939B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009257471A (ja) * 2008-04-16 2009-11-05 Kitz Corp 電動アクチュエータの制御装置および制御方法
JP2018537617A (ja) * 2015-12-17 2018-12-20 ルノー エス.ア.エス.Renault S.A.S. 過給内燃エンジンを制御するための方法および関連する過給エンジン

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009257471A (ja) * 2008-04-16 2009-11-05 Kitz Corp 電動アクチュエータの制御装置および制御方法
JP2018537617A (ja) * 2015-12-17 2018-12-20 ルノー エス.ア.エス.Renault S.A.S. 過給内燃エンジンを制御するための方法および関連する過給エンジン

Also Published As

Publication number Publication date
JP3699939B2 (ja) 2005-09-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3511458B2 (ja) 電空ポジショナ
US20070124574A1 (en) Ramp rate closed-loop control (RRCC) for PC cooling fans
US6353299B1 (en) Control algorithm for brushless DC motor/blower system
JPH08182366A (ja) サーボモータの駆動制御装置
JPH0991025A (ja) 動作デューティを考慮したロボットの最短時間制御方法
JP2003250294A (ja) バルブ用ポジショナ
JPH07288989A (ja) 歯科用小型電気モータの回転数制御特性の最適化装置
JP2000166275A (ja) 電流リプル検出によるサーボ制御装置
EP1527512B1 (en) Stepper driver system with current feedback
JP3589949B2 (ja) バルブ駆動用電動アクチュエータのトルク制御装置
US6194857B1 (en) Electromotive actuator
JP3270201B2 (ja) 電気的操作装置
JP2003188724A (ja) アナログ信号をデジタル信号に変換する方法および信号検出装置
JP2008225652A (ja) 数値制御装置
JP2951058B2 (ja) 空気調和機の制御方法
JPH04298490A (ja) クレーン用モータにおける速度基準信号の生成方法
JP2821339B2 (ja) アタッチメント付建設機械の制御装置
JP2003271245A (ja) バルブ用ポジショナ
WO2020157865A1 (ja) モータ駆動装置
JPH08275588A (ja) ステッピングモータ駆動制御装置
JP6904712B2 (ja) モータ制御システム
CN115237018A (zh) 一种水力测功器的控制模式无扰动切换方法
JP2666777B2 (ja) 磁気ディスク装置の磁気ヘッド位置決め装置
JP2003227304A (ja) タービン制御装置
JP2004144259A (ja) バルブ用ポジショナ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040610

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040907

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041026

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050705

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050711

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3699939

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080715

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110715

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140715

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees