JP2003250181A - 車載用記録装置 - Google Patents

車載用記録装置

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JP2003250181A
JP2003250181A JP2002047247A JP2002047247A JP2003250181A JP 2003250181 A JP2003250181 A JP 2003250181A JP 2002047247 A JP2002047247 A JP 2002047247A JP 2002047247 A JP2002047247 A JP 2002047247A JP 2003250181 A JP2003250181 A JP 2003250181A
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moving body
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JP2002047247A
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Shinichi Iwana
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車などの移動体に盗難や事故などが発生
した場合に、移動体内の記録装置に記録されている記録
データの第3者への漏洩を防止する処理を自動的に行う
車載用記録装置を提供する。 【解決手段】 演算手段127が、入力手段125より
入力された距離の情報より移動体の移動許可範囲を設定
し、位置検出手段130で検出する移動体の現在位置と
前記移動許可範囲とを比較して前記移動許可範囲外への
移動体の移動を検知すると、情報送受信手段124はこ
の検知情報をユーザが所持する携帯用情報端末装置12
bへ送信し、制御手段128はデータ記録手段121に
記録されているデータの第3者への漏洩を防止するため
に、例えばデータ記録手段121に記録されているデー
タを消去する処理等を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車などの移動
体に搭載された記録装置に記録されているデータの第3
者への漏洩を防止する車載用記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車などの移動体に搭載されている自
動航法システム(カーナビゲーション)などには、例え
ば、個人の電話番号やFAX番号、住所など第3者に知
られたくないデータが記録されている。そのため、従来
から、盗難や事故などによってこの記録されたデータが
第3者に漏洩するのを防ぎたいという要求があった。
【0003】従来の盗難などからのデータ漏洩防止シス
テムとして、特開平7−193865号公報に記載され
ているものが知られている。図6は従来のデータ漏洩防
止システムを示しており、当該システムは、PHP(
ersonal andyhone)62に記録さ
れているデータの漏洩を防止するものである。図6にお
いて、電話機61には送受話器(ハンドセット)61a
と、電話番号等の入力およびPHP62をリモート操作
する指令を入力する操作部スイッチ61bが配置されて
いる。また、操作部スイッチ61bは、例えば10桁の
数字あるいは記号を含む暗証番号を入力することができ
るようになっている。
【0004】次に、この従来のシステムの動作方法を説
明する。PHP62を紛失した場合、その所有者は電話
機61のキー操作部61bから指令を入力してPHP6
2にリモート操作データを送信する。PHP62は受信
したリモート操作データに基づき、例えば電話をかける
うえで必要となるデータを全て消去するなどしてデータ
の漏洩を防止していた。
【0005】しかしながら、この従来のデータ漏洩防止
装置においては、所有者が何らかの手段で盗難を認識す
る必要があるため、所有者が盗難に気付くまでに時間が
経過して手遅れとなるおそれがあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
を解決するものであり、自動車などの移動体に搭乗して
いるユーザが何らかの理由で移動体から離れた後、設定
された移動許可範囲外への移動体の移動や、ユーザの所
持する携帯用情報端末機器と移動体の離間距離の設定値
からの超過や、設定されたユーザが移動体から離れる時
間もしくはユーザが移動体へ戻る時刻の超過を検知した
ときには、当該車載用記録装置が盗難にあったものとし
て、ユーザへの通知や記録データの第3者への漏洩の防
止処理を自動的に行う車載用記録装置を提供することを
目的とする。
【0007】また、補助拘束システム(SRSエアバッ
クシステム)の作動などを検知することにより事故の発
生を検知し、ユーザへの通知や記録データの第3者への
漏洩の防止処理を自動的に行う車載用記録装置を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明における請求項1
記載の車載用記録装置は、移動体に搭載される車載用記
録装置において、データを記録するデータ記録手段と、
移動体の現在位置を検出するための位置検出手段と、移
動体の移動許可範囲を設定するための距離もしくは位置
の情報を入力するための入力手段と、前記入力手段より
入力された距離もしくは位置の情報を記憶するための入
力記憶手段と、前記位置検出手段の検出する移動体の現
在位置および前記入力記憶手段に記憶された距離もしく
は位置の情報を基に、前記移動許可範囲外への移動体の
移動を検知する検知手段と、前記検知手段により前記移
動許可範囲外への移動体の移動が検知されると、前記デ
ータ記録手段からのデータの読み出しを防止する処理を
行うデータ読み出し防止手段とを備えることを特徴とす
る。
【0009】本発明における請求項2記載の車載用記録
装置は、請求項1記載の車載用記録装置であって、前記
位置検出手段は、全地球測位システムを用いて移動体の
現在位置を検出することを特徴とする。
【0010】本発明における請求項3記載の車載用記録
装置は、請求項1もしくは2のいずれかに記載の車載用
記録装置において、前記検知手段により前記移動許可範
囲外への移動体の移動が検知されると、この検知情報を
移動体外部の情報端末機器へ送信する情報送信手段と、
前記情報送信手段の送信する前記検知情報の送信先を予
め登録する登録手段とを備え、前記検知手段により前記
移動許可範囲外への移動体の移動が検知されると、前記
情報送信手段はこの検知情報を前記登録手段にて登録さ
れた移動体外部の情報端末機器へ送信することを特徴と
する。
【0011】本発明における請求項4記載の車載用記録
装置は、移動体に搭載される車載用記録装置において、
データを記録するデータ記録手段と、自己の現在位置を
検出して送信する携帯用情報端末装置からの現在位置の
情報を受信する情報受信手段と、移動体の現在位置を検
出するための位置検出手段と、移動体と前記携帯用情報
端末装置の離間距離の設定値を入力するための入力手段
と、前記入力手段より入力された前記設定値を記憶する
ための入力記憶手段と、前記情報受信手段の受信する前
記携帯用情報端末装置の現在位置と前記位置検出手段の
検出する移動体の現在位置とから移動体と前記携帯用情
報端末装置の離間距離を求めて前記設定値と比較し、前
記設定値からの超過を検知する検知手段と、前記検知手
段により前記設定値からの超過が検知されると、前記デ
ータ記録手段からのデータの読み出しを防止する処理を
行うデータ読み出し防止手段とを備えることを特徴とす
る。
【0012】本発明における請求項5記載の車載用記録
装置は、請求項4記載の車載用記録装置であって、前記
携帯用情報端末装置と前記位置検出手段は、全地球測位
システムを用いて前記携帯用情報端末装置と移動体の現
在位置をそれぞれ検出することを特徴とする。
【0013】本発明における請求項6記載の車載用記録
装置は、請求項4もしくは5のいずれかに記載の車載用
記録装置において、前記検知手段により前記設定値から
の超過が検知されると、この検知情報を前記携帯用情報
端末装置へ送信する情報送信手段を備えることを特徴と
する。
【0014】本発明における請求項7記載の車載用記録
装置は、請求項4もしくは5のいずれかに記載の車載用
記録装置において、前記検知手段により前記設定値から
の超過が検知されると、この検知情報を移動体外部の情
報端末機器へ送信する情報送信手段と、前記情報送信手
段の送信する前記検知情報の送信先を予め登録する登録
手段とを備え、前記検知手段により前記設定値からの超
過が検知されると、前記情報送信手段はこの検知情報を
前記登録手段にて登録された移動体外部の情報端末機器
へ送信することを特徴とする。
【0015】本発明における請求項8記載の車載用記録
装置は、移動体に搭載される車載用記録装置において、
データを記録するデータ記録手段と、時刻を測定するた
めの時刻測定手段と、ユーザが移動体から離れる時間を
設定するための時間の情報もしくはユーザが移動体へ戻
る時刻を設定するための時刻の情報を入力するための入
力手段と、前記入力手段より入力された時間もしくは時
刻の情報を記憶するための入力記憶手段と、前記時刻測
定手段の測定する時刻および前記入力記憶手段に記憶さ
れた時間もしくは時刻の情報を基に、前記入力された時
間もしくは時刻の超過を検知する検知手段と、前記検知
手段により前記入力された時間もしくは時刻の超過が検
知されると、前記データ記録手段からのデータの読み出
しを防止する処理を行うデータ読み出し防止手段とを備
えることを特徴とする。
【0016】本発明における請求項9記載の車載用記録
装置は、請求項8記載の車載用記録装置において、前記
検知手段により前記入力された時間もしくは時刻の超過
が検知されると、この検知情報を移動体外部の情報端末
機器へ送信する情報送信手段と、前記情報送信手段の送
信する前記検知情報の送信先を予め登録する登録手段と
を備え、前記検知手段により前記入力された時間もしく
は時刻の超過が検知されると、前記情報送信手段はこの
検知情報を前記登録手段にて登録された移動体外部の情
報端末機器へ送信することを特徴とする。
【0017】本発明における請求項10記載の車載用記
録装置は、移動体に搭載される車載用記録装置におい
て、データを記録するデータ記録手段と、移動体におけ
る事故の発生を検知する事故検知手段と、前記事故検知
手段により事故の発生を検知すると、前記データ記録手
段からのデータの読み出しを防止する処理を行うデータ
読み出し防止手段とを備えることを特徴とする。
【0018】本発明における請求項11記載の車載用記
録装置は、請求項1から10のいずれかに記載の車載用
記録装置であって、前記データ記録手段からのデータの
読み出しを防止する処理として、前記データ読み出し防
止手段は、データの読み出しに際し、パスワードおよび
IDもしくはいずれか一方の認証を要求する処理を行う
ことを特徴とする。
【0019】本発明における請求項12記載の車載用記
録装置は、請求項1から10のいずれかに記載の車載用
記録装置であって、前記データ記録手段からのデータの
読み出しを防止する処理として、前記データ読み出し防
止手段は、データの読み出しに際し、生体認証を要求す
ることを特徴とする。
【0020】本発明における請求項13記載の車載用記
録装置は、請求項1から10のいずれかに記載の車載用
記録装置であって、前記データ記録手段からのデータの
読み出しを防止する処理として、前記検知手段もしくは
前記事故検知手段により前記移動許可範囲外への移動体
の移動、前記設定値からの超過、前記入力された時間も
しくは時刻の超過、もしくは事故の発生が検知されたと
き、前記データ読み出し防止手段は、当該車載用記録装
置の電源を切る処理を行うことを特徴とする。
【0021】本発明における請求項14記載の車載用記
録装置は、請求項1から10のいずれかに記載の車載用
記録装置であって、前記データ記録手段からのデータの
読み出しを防止する処理として、前記検知手段もしくは
前記事故検知手段により前記移動許可範囲外への移動体
の移動、前記設定値からの超過、前記入力された時間も
しくは時刻の超過、もしくは事故の発生が検知されたと
き、前記データ読み出し防止手段は、前記データ記録手
段に記録されているデータを消去する処理を行うことを
特徴とする。
【0022】本発明における請求項15記載の車載用記
録装置は、請求項1から10のいずれかに記載の車載用
記録装置において、移動体外部のデータバックアップ装
置へ前記データ記録手段に記録するデータのバックアッ
プを行うバックアップ手段を備えることを特徴とする。
【0023】本発明における請求項16記載の車載用記
録装置は、請求項15記載の車載用記録装置であって、
前記データ記録手段からのデータの読み出しを防止する
処理として、前記検知手段もしくは前記事故検知手段に
より前記移動許可範囲外への移動体の移動、前記設定値
からの超過、前記入力された時間もしくは時刻の超過、
もしくは事故の発生が検知されたとき、前記データ読み
出し防止手段は、前記バックアップ手段のバックアップ
機能を停止した後、前記データ記録手段に記録されてい
るデータを消去する処理を行うことを特徴とする。
【0024】本発明によれば、自動車などの移動体に盗
難や事故などが発生した場合であっても、自動的に移動
体内の記録装置に記録された記録データの第3者への漏
洩を防止することが可能となる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明における好ましい実
施の一形態について図面に基づいて説明する。図1に示
すように、本実施の形態の車載用記録装置12は、イン
ターネット11を介して、携帯電話13、パーソナルコ
ンピュータ14、PDA(ersonal igi
tal ssistants)15、サーバ16、車
載用記録装置12に記録されるデータをバックアップす
るためのデータセンタ(データバックアップ装置)17
などの情報端末機器と常時または随時通信可能であり、
データの送受信が可能となっている。即ち、インターネ
ット11を介しての通信が可能であり、かつ、データの
記録が可能なすべての情報端末機器が対象であり、固定
電話やFAX、情報家電、ホームサーバなどでもよい。
また、車載用記録装置12に記録されるデータのバック
アップ先であるデータバックアップ装置をデータセンタ
17としたが、ユーザの指定するサーバやパーソナルコ
ンピュータなどでもよい。即ち、車載用記録装置12の
データのバックアップ先としては、インターネット11
に接続可能であり、データ記録の可能なすべての情報端
末機器を対象とすることができる。さらに、例えば、ト
ランシーバ機能やBluetooth、IEEE80
2.11a、IEEE802.11bなどの機能を有す
る情報端末機器と無線通信を行えるようにしてデータの
送受信を可能としてもよい。つまり、当該車載用記録装
置12は、様々な外部の情報端末機器とデータの送受信
を行えるようにすることが可能である。
【0026】当該車載用記録装置12は、自動航法シス
テム(カーナビゲーションシステム)、電子式料金徴収
システム(ETC;lectronic oll
ollection ystem)の車載器、車載
用カメラを用いた映像監視システム、事故までの経緯を
記録するための車載用のボイスレコーダ、顧客を回る配
送用自動車や収集用自動車に搭載される顧客情報の収集
・管理を行うためのカーオフィスシステムなど、自動
車、電車、自転車、オートバイなどの移動体に搭載され
る多様な装置に組み込むことが可能である。
【0027】上述のような装置には、例えば、個人の電
話番号やFAX番号、住所、メールアドレス、家族構
成、商品の購買記録、駐車場代の支払い記録、ETCの
支払い記録などのプライベートな情報から顧客の情報な
どの機密性の高い情報など、ユーザが第3者への開示を
望まないデータも記録されている。
【0028】当該車載用記録装置では、当該車載用記録
装置に記録されている記録データが、主に移動体の盗難
により第3者へ漏洩することを防止するため、図2に示
す構成をとる。図2に示すように、当該車載用記録装置
12は、車載用記録装置本体部12aと専用の携帯用情
報端末装置12bにて構成されている。図2において、
車載用記録装置本体部12aのデータ記録手段121
は、例えば、半導体デバイスであるSRAM、DRA
M、FlashPROMや、磁気・光記録媒体であるH
D(ard isk)、FD(lexible
isk)、大容量FD、CD(ompact
sk)、DVD、テープなど、データの書き換えが可能
な記録装置で構成され、ユーザが第3者への開示を望ま
ないデータが記録されている。
【0029】登録手段122は、当該車載用記録装置1
2と通信を行う外部の情報端末機器を登録する。情報送
受信手段124は、アンテナ123を介し、外部の通信
回線、基地局、インターネットプロバイダなどを介し
て、携帯電話、パーソナルコンピュータ、PDA、サー
バ、データセンタなど、インターネットに接続可能なす
べての情報端末機器と通信可能であり、データを送受信
できる。また、例えば、トランシーバ機能やBluet
ooth、IEEE802.11a、IEEE802.
11bなどの無線通信機能を有する情報端末機器と無線
通信を行えるようにしてもよい。なお、アンテナを介
し、無線で外部の通信回線と接続するだけではなく、有
線にて外部の通信回線と接続可能とし、外部の情報端末
機器と通信を行えるようにしてもよい。
【0030】入力手段125は、例えば、テンキーなど
のキーパッドやキーボードなどのキーデバイス、あるい
は、マウスなどのポインタデバイス、タッチパネルなど
により構成される。また、音声認識により数値や単語を
入力する音声入力装置を用いて構成することも可能であ
り、キーデバイス等と併用するようにしてもよい。入力
手段125からは後述する距離の情報や時間の情報など
が入力される。入力手段125から入力された情報は入
力記憶手段126に記憶される。
【0031】入力記憶手段126は、例えば、半導体デ
バイスであるSRAM、DRAM、FlashPROM
や、磁気・光記録媒体であるHD(ard is
k)、FD(lexible isk)、大容量F
D、CD(ompact isk)、DVDなど、
データの書き換えが可能な記録装置で構成される。
【0032】時刻計測手段129は、例えばカウンタに
て構成し、水晶発振器などの内部クロックを分周して得
られる基準クロックをカウントして時刻を計測するよう
にしてもよい。また、外部から標準時刻を得るようにし
てもよい。
【0033】位置検出手段130は、例えば全地球測位
システム(GPS;lobalositionin
ystem)を用い、車載用記録装置本体部12
aが搭載されている移動体の現在位置を検出する。さら
に、FM電波やGPS用衛星以外の衛星からの信号、E
TCシステムからの信号、あるいは、携帯電話やPHP
ersonal andy hone)の電波
を用い、GPSによる位置情報を補正して更に正確な位
置情報を得るようにしてもよい。また、外部の情報端末
機器との通信速度を計測することにより移動体の現在位
置を検出することも可能である。
【0034】表示手段131は、データ記録手段121
に記録されている記録データを表示する。携帯用情報端
末装置12bは、主に、ユーザが車載用記録装置本体部
12aを搭載した移動体から離れているとき所持して使
用するものである。当該車載用記録装置12では、登録
手段122、アンテナ123、情報送受信手段124、
入力手段125、入力記憶手段126、位置検出手段1
30、表示手段131を有するものとする。
【0035】車載用記録装置本体部12aと携帯用情報
端末装置12b間は、直接あるいは間接的(外部の情報
端末機器を介して)に外部の通信回線を介して通信でき
るようにしてもよいし、直接無線で通信できようにして
もよい。
【0036】以下、当該車載用記録装置における記録デ
ータ漏洩防止処理について説明する。当該車載用記録装
置では、主に移動体の盗難による当該車載用記録装置の
記録する記録データの第3者への漏洩を防止するため、
自動車などの移動体に搭乗しているユーザが何らかの理
由で移動体から離れた後、設定されたユーザが移動体か
ら離れる時間やユーザが戻る時刻の超過を検知したと
き、もしくは、設定された移動許可範囲外へ移動体が移
動したことを検知したとき、この結果を携帯用情報端末
装置12bに送信してユーザに通知してユーザの注意を
喚起するのと同時に、当該車載用記録装置に記録されて
いる記録データが第3者に読み出されないように、例え
ば、当該車載用記録装置の電源をOFFしたり、記録デ
ータをデータ記録手段から消去したりすることにより、
データがコピーされたり、第3者へ送信されたりして、
漏洩することを防止することができる。
【0037】記録データ漏洩防止処理の開始は、例え
ば、ユーザが記録データ漏洩防止処理の開始を指示する
ようにしてもよいし、上記時間もしくは時刻や移動許可
範囲が設定されると自動的に開始するようにしてもよい
し、ユーザが指定した時刻に自動的に開始するようにし
てもよい。
【0038】上記時間もしくは時刻や、移動許可範囲の
設定に必要な情報は、携帯用情報端末装置12bの入力
手段125にて入力され、携帯用情報端末装置12bの
入力記憶手段126に記憶された後、情報送受信手段1
24とアンテナ123を介して車載用記録装置本体部1
2aへ送信され、車載用記録装置本体部12aの入力記
憶手段126に記憶される。
【0039】演算手段(検知手段)127は、設定され
たユーザが移動体から離れる時間やユーザが戻る時刻の
超過、もしくは、設定された移動許可範囲外への移動体
の移動を検知する。上記時間や時刻の設定は、入力手段
125より時間の情報が入力された場合、例えば、この
時間自体を設定値としてもよい。このとき演算手段12
7は、記録データ漏洩防止処理の開始時刻と時刻計測手
段129で計測される現在の時刻を基に開始時刻からの
経過時間を演算して入力記憶手段126に記憶されてい
る時間の情報と比較し、時間の超過を検知する。また、
記録データ漏洩防止処理の開始時刻と入力記憶手段12
6に記憶されている時間の情報を基に、記憶されている
時間を経過する時刻を演算し、時刻計測手段129で計
測される現在の時刻と比較し、時刻の超過を検知するよ
うにしてもよい。また、時刻の情報が入力された場合に
は、例えば、この時刻自体を設定値とし、この時刻と時
刻計測手段129で計測される現在の時刻とを比較し、
時刻の超過を検知するようにしてもよい。
【0040】また、移動許可範囲の設定は、入力手段1
25より距離の情報(距離の値)が入力された場合、例
えば、この距離の値自体を移動許可範囲としてもよい。
このとき演算手段127は、記録データ漏洩防止処理開
始時点の移動体の位置と記録データ漏洩防止処理開始後
の移動体の現在位置間の距離を求めて入力手段125よ
り入力された距離の値と比較し、移動許可範囲外への移
動体の移動を検知する。また、入力手段125より入力
された距離の情報(距離の値)を基に移動許可範囲を位
置の情報として設定してもよい。このとき演算手段12
7は、記録データ漏洩防止処理開始時点の移動体の位置
を中心とし、入力された距離の値を半径とする円の範囲
を位置の情報として求めて移動許可範囲として設定す
る。そして位置検出手段130の検出する移動体の現在
位置と比較し、移動許可範囲(円)外への移動体の移動
を検知する。また、入力手段125より位置情報として
位置による移動許可範囲自体を入力するようにしてもよ
い。このとき演算手段127は位置検出手段130で検
出される移動体の現在位置と比較し、移動許可範囲外へ
の移動体の移動を検知する。そして、比較演算の結果、
入力手段125より入力されたユーザが移動体から離れ
る時間やユーザが移動体へ戻る時刻の超過もしくは移動
許可範囲外への移動体の移動のいずれか一方を検知する
と、この比較結果を情報送受信手段124と制御手段
(データ読み出し防止手段)128へ出力する。
【0041】情報送受信手段124はこの比較結果を携
帯用情報端末装置12bへ送信し、ユーザが移動体から
離れる時間やユーザが移動体へ戻る時刻の超過の超過も
しくは移動許可範囲外への移動体の移動をユーザへ通知
し、盗難への注意を促す。通知方法としては、例えば、
この比較結果を音声として出力する機能や文字もしくは
画像として表示する機能、あるいは、LED(発光ダイ
オード)を点滅させる機能などを携帯用情報端末装置1
2bに具備させればよい。また、通知先としては、携帯
用情報端末装置12bに限らず、ユーザが登録手段12
2により指定したパーソナルコンピュータ、ポケットベ
ル(登録商標)、電話、FAXなどでもよい。携帯用情
報端末装置12b以外の機器へ通知するときには、例え
ば、この比較結果を音声、文字、画像などの形態で送信
するようにすればよい。なお、通知先の指定は、車載用
記録装置本体部12aの登録手段122に限るものでは
なく、例えば、携帯用情報端末装置12bの登録手段1
22で指定し、車載用記録装置本体部12aの演算手段
127の比較結果を、携帯用情報端末装置12bを介し
てユーザの設定した通知先へ送信するなどしてもよい。
【0042】また、制御手段128は、例えば表示手段
131の機能の停止、当該車載用記録装置の組み込まれ
ている装置の電源OFF、キー操作の無効、パスワード
の要求、指紋、声紋、虹彩などの生体認証の要求、IC
カードなどによる個人認証の要求などの処理を行い、デ
ータ記録手段121に記録されている記録データが第3
者へ開示されないように、第3者による記録データの読
み出しを防止する。
【0043】なお、当該車載用記録装置では、携帯用情
報端末装置12bで入力された情報が車載用記録装置本
体部12aへ送信されるようにしたが、無論、車載用記
録装置本体部12aの入力手段125から直接入力して
もよいし、携帯用情報端末装置12b以外の情報端末機
器から入力できるようにしてもよい。
【0044】また、携帯用情報端末装置12bやその他
の外部の情報端末機器で演算手段127と同様の演算を
行えるようにし、ユーザが移動体から離れる時間やユー
ザが移動体へ戻る時刻の超過もしくは移動許可範囲外へ
の移動のいずれか一方を検知できるようにしてもよい。
この場合、時刻計測手段129で計測される時刻および
位置検出手段130で検出される移動体の現在位置を演
算する機器へ送信するように設定する。但し、時刻計測
手段129で計測される時刻については、演算する機器
で計測可能であれば、送信しないようにしてもよい。ま
た、このように車載用記録装置本体部12a以外で演算
を行うときには、その比較結果が携帯用情報端末装置1
2bやユーザの設定した通知先へ送られるようにする。
この場合、比較結果の送信ルートとしては、例えば、あ
る情報端末機器からの比較結果をまず車載用記録装置本
体部12aで受け、車載用記録装置本体部12aが携帯
用情報端末装置12bへ送るルートや、携帯用情報端末
装置12bからの比較結果を、携帯用情報端末装置12
bから車載用記録装置本体部12aを介してユーザの設
定した外部の情報端末機器へ送るルートにするなど、様
々なルートで演算結果の送信を行うことができる。
【0045】また、ユーザが移動体から離れる時間やユ
ーザが移動体へ戻る時刻もしくは移動許可範囲のどちら
か一方のみを記録データ漏洩防止処理に用いるように当
該車載用記録装置を構成してもよい。
【0046】また、専用の携帯用情報端末装置12bを
設けず、ユーザの設定した情報端末器へのみ通知が行わ
れるようにしてもよい。さらには、ユーザへの通知を行
わず、車載用記録装置のデータ記録手段121に記録さ
れている記録データが第3者にて読み出されるのを防ぐ
ようにするのみでもよい。
【0047】また、当該車載用記録装置12では、記録
データ漏洩防止処理開始時の移動体の位置からの距離の
範囲(もしくは位置の範囲)を移動許可範囲としたが、
例えば、移動体(車載用記録装置本体部12a)−携帯
用情報端末装置12b間の距離(離間距離)の範囲を設
定してもよい。この場合、携帯用情報端末装置12bに
位置検出手段130を具備させ、車載用記録装置本体部
12aの検出する現在位置と携帯用情報端末装置12b
の検出する現在位置とから移動体(車載用記録装置本体
部12a)−携帯用情報端末装置12b間の距離を演算
し、入力手段125より入力された距離の情報(移動体
と携帯用情報端末装置12bの離間距離の設定値)と比
較するようにすればよい。
【0048】次に、図3を用いて、移動体に衝突事故な
どが発生したとき、第3者に記録データが漏洩すること
を防止するための記録データ漏洩防止処理について説明
する。当該車載用記録装置は、移動体に衝突事故などの
事故が発生したことを検知するための事故検知手段を具
備する。なお、ここでは、自動車に搭載されているもの
とする。
【0049】当該車載用記録装置では自動車に衝突事故
などの事故が発生したことを検知するための事故検知手
段として、自動車に衝突等が発生したときの衝撃を計測
する衝撃センサ31、衝突事故などの事故から搭乗者の
身体的安全を確保する補助拘束システム(SRSエアバ
ックシステム)32、自動車のガラス部に挿入あるいは
貼り付けされたガラス破壊検知用抵抗33、自動車のバ
ンパー部やドアなどの車体ボディー部に挿入あるいは貼
り付けされた車体破壊検知用抵抗34、衝撃検知装置1
32、演算手段127を用いる。
【0050】衝撃検知装置132は、自動車に衝突事故
などの事故が発生したときに衝撃センサ31の計測する
衝撃を車載用記録装置12の演算手段127へ送信す
る。演算手段127は、予め設定された規定値を超えた
衝撃の発生を検知すると、この検知結果を情報送受信手
段124および制御手段128へ送信する。
【0051】また、衝撃検知装置132は、エアバッグ
32が作動したことを検知すると、この検知結果を車載
用記録装置12の演算手段127を介して情報送受信手
段124および制御手段128へ送信する。
【0052】また、衝撃検知装置132は、ガラス部に
挿入あるいは貼り付けされたガラス破壊検知用抵抗3
3、あるいはバンパー部やドアなどの車体ボディー部に
挿入あるいは貼り付けされた車体破壊検知用抵抗34
が、衝突事故などの事故により切断されるなどした場合
の抵抗値の変化を演算手段127へ送信する。演算手段
127は、予め設定された規定値を超えた抵抗値の変化
を検知すると、この検知結果を情報送受信手段124お
よび制御手段128へ送信する。
【0053】検知結果の情報送受信手段124および制
御手段128への送信後の処理については、入力手段1
25より入力されたユーザが移動体から離れる時間やユ
ーザが移動体へ戻る時刻の超過もしくは移動許可範囲外
への移動を検知した場合と同様であるので説明を省略す
る。
【0054】以上のようにして、当該車載用記録装置で
は、衝突事故などの事故が発生した場合に車載用記録装
置に記録されている記録データの漏洩を防止することが
できる。
【0055】次に、図4、図5を用いて、移動体(ここ
では自動車とする)の外部で記録データのバックアップ
処理を行っている場合の記録データ漏洩防止処理につい
て説明する。
【0056】インターネット11と、例えば携帯用情報
端末装置12bを介して、車載用記録装置12とパーソ
ナルコンピュータ14、データセンタ17が接続されて
いて、双方向にデータの送受信が可能であるとする。
【0057】車載用記録装置12に記録される個人情報
や顧客情報あるいは暗号化されたIDやパスワードなど
の情報は、常時もしくは随時、パーソナルコンピュータ
16およびデータセンター17、あるいはそのどちらか
一方に送信され、バックアップされているものとする。
【0058】通常、バックアップを行う場合には、通信
データのデータ量を小さくすることで通信時間を短縮で
きることから、一定時間ごとにデータの更新時間の記録
を見て前回のデータと変更のあった場合のみ記録データ
を送信する。また、バックアップするときには、前回の
データとの変更部分のデータ(差分データ)が送信され
る。
【0059】以下、図5のフローチャート図を用いて、
外部で記録データのバックアップ処理を行っている場合
の記録データ漏洩防止処理を説明する。通常は、上述し
たように一定時間ごとに差分データのアップデートを行
う(ステップ501)。そして、入力手段125より入
力されたユーザが移動体から離れる時間やユーザが移動
体へ戻る時刻の超過もしくは移動許可範囲外への移動が
検知されるか事故の発生が検知されると(ステップ50
2)、バックアップ処理の継続を停止し、これまでにバ
ックアップされた最新のデータを保護する(ステップ5
03)。そして、データ記録手段121に記録されてい
る記録データの漏洩を防止する処理を行う(ステップ5
04)。例えば、自動車が解体されたり、自動車から車
載用記録装置が取り外されたりしてデータ記録手段12
1に記録されている記録データが第3者によって解読さ
れることを防ぐため、データ記録手段121に記録され
ているデータを消去する。また、解読不能になるように
データ記録面にキズを付けたり、剥離させたりしてもよ
いし、0データやランダムデータなどの無意味なデータ
を記録して、これまでのデータを抹消してもよい。
【0060】このように、バックアップ処理を停止した
のち、0データやランダムデータなどのデータを記録し
てこれまでの記録データを抹消することで、バックアッ
プされているデータを保護するとともに、記録データの
第3者への漏洩を防止することができる。
【0061】無論、上述したように、例えば表示手段1
31の機能の停止などの処理を行い、データ記録手段1
21に記録されている記録データの第3者による読み出
しを防止し、開示されないようにしてもよい。また、ユ
ーザへの通知を同時に行うようにしてもよい。
【0062】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、自動車
などの移動体に盗難や事故などが発生した場合であって
も、自動的に移動体内の記録装置に記録された記録デー
タの第3者への漏洩を防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における車載用記録装置の
通信環境を示す図
【図2】本発明の実施の形態における車載用記録装置の
一構成図
【図3】本発明の実施の形態における車載用記録装置の
事故発生時の記録データ漏洩防止処理について説明する
ための図
【図4】本発明の実施の形態における車載用記録装置の
記録データのバックアップ構成例を示す図
【図5】本発明の実施の形態における車載用記録装置の
記録データのバックアップ処理を説明するためのフロー
チャート図
【図6】従来のデータ漏洩防止システムを説明するため
の図
【符号の説明】
11 インターネット 12 車載用記録装置 12a 車載用記録装置本体部 12b 携帯用情報端末装置 13 携帯電話 14 パーソナルコンピュータ 15 PDA(ersonal igital
ssistants) 16 サーバ 17 データセンタ 31 衝撃センサ 32 補助拘束システム(SRSエアバックシステ
ム) 33 ガラス破壊検知用抵抗 34 車体破壊検知用抵抗 121 データ記録手段 122 登録手段 123 アンテナ 124 情報送受信手段 125 入力手段 126 入力記憶手段 127 演算手段 128 制御手段 129 時刻計測手段 130 位置検出手段 131 表示手段 132 衝撃検知装置

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動体に搭載される車載用記録装置におい
    て、 データを記録するデータ記録手段と、 移動体の現在位置を検出するための位置検出手段と、 移動体の移動許可範囲を設定するための距離もしくは位
    置の情報を入力するための入力手段と、 前記入力手段より入力された距離もしくは位置の情報を
    記憶するための入力記憶手段と、 前記位置検出手段の検出する移動体の現在位置および前
    記入力記憶手段に記憶された距離もしくは位置の情報を
    基に、前記移動許可範囲外への移動体の移動を検知する
    検知手段と、 前記検知手段により前記移動許可範囲外への移動体の移
    動が検知されると、前記データ記録手段からのデータの
    読み出しを防止する処理を行うデータ読み出し防止手段
    とを備えることを特徴とする車載用記録装置。
  2. 【請求項2】前記位置検出手段は、全地球測位システム
    を用いて移動体の現在位置を検出することを特徴とする
    請求項1記載の車載用記録装置。
  3. 【請求項3】請求項1もしくは2のいずれかに記載の車
    載用記録装置において、 前記検知手段により前記移動許可範囲外への移動体の移
    動が検知されると、この検知情報を移動体外部の情報端
    末機器へ送信する情報送信手段と、 前記情報送信手段の送信する前記検知情報の送信先を予
    め登録する登録手段とを備え、前記検知手段により前記
    移動許可範囲外への移動体の移動が検知されると、前記
    情報送信手段はこの検知情報を前記登録手段にて登録さ
    れた移動体外部の情報端末機器へ送信することを特徴と
    する車載用記録装置。
  4. 【請求項4】移動体に搭載される車載用記録装置におい
    て、 データを記録するデータ記録手段と、 自己の現在位置を検出して送信する携帯用情報端末装置
    からの現在位置の情報を受信する情報受信手段と、 移動体の現在位置を検出するための位置検出手段と、 移動体と前記携帯用情報端末装置の離間距離の設定値を
    入力するための入力手段と、 前記入力手段より入力された前記設定値を記憶するため
    の入力記憶手段と、 前記情報受信手段の受信する前記携帯用情報端末装置の
    現在位置と前記位置検出手段の検出する移動体の現在位
    置とから移動体と前記携帯用情報端末装置の離間距離を
    求めて前記設定値と比較し、前記設定値からの超過を検
    知する検知手段と、 前記検知手段により前記設定値からの超過が検知される
    と、前記データ記録手段からのデータの読み出しを防止
    する処理を行うデータ読み出し防止手段とを備えること
    を特徴とする車載用記録装置。
  5. 【請求項5】前記携帯用情報端末装置と前記位置検出手
    段は、全地球測位システムを用いて前記携帯用情報端末
    装置と移動体の現在位置をそれぞれ検出することを特徴
    とする請求項4記載の車載用記録装置。
  6. 【請求項6】請求項4もしくは5のいずれかに記載の車
    載用記録装置において、前記検知手段により前記設定値
    からの超過が検知されると、この検知情報を前記携帯用
    情報端末装置へ送信する情報送信手段を備えることを特
    徴とする車載用記録装置。
  7. 【請求項7】請求項4もしくは5のいずれかに記載の車
    載用記録装置において、 前記検知手段により前記設定値からの超過が検知される
    と、この検知情報を移動体外部の情報端末機器へ送信す
    る情報送信手段と、 前記情報送信手段の送信する前記検知情報の送信先を予
    め登録する登録手段とを備え、前記検知手段により前記
    設定値からの超過が検知されると、前記情報送信手段は
    この検知情報を前記登録手段にて登録された移動体外部
    の情報端末機器へ送信することを特徴とする車載用記録
    装置。
  8. 【請求項8】移動体に搭載される車載用記録装置におい
    て、 データを記録するデータ記録手段と、 時刻を測定するための時刻測定手段と、 ユーザが移動体から離れる時間を設定するための時間の
    情報もしくはユーザが移動体へ戻る時刻を設定するため
    の時刻の情報を入力するための入力手段と、 前記入力手段より入力された時間もしくは時刻の情報を
    記憶するための入力記憶手段と、 前記時刻測定手段の測定する時刻および前記入力記憶手
    段に記憶された時間もしくは時刻の情報を基に、前記入
    力された時間もしくは時刻の超過を検知する検知手段
    と、 前記検知手段により前記入力された時間もしくは時刻の
    超過が検知されると、前記データ記録手段からのデータ
    の読み出しを防止する処理を行うデータ読み出し防止手
    段とを備えることを特徴とする車載用記録装置。
  9. 【請求項9】請求項8記載の車載用記録装置において、 前記検知手段により前記入力された時間もしくは時刻の
    超過が検知されると、この検知情報を移動体外部の情報
    端末機器へ送信する情報送信手段と、 前記情報送信手段の送信する前記検知情報の送信先を予
    め登録する登録手段とを備え、前記検知手段により前記
    入力された時間もしくは時刻の超過が検知されると、前
    記情報送信手段はこの検知情報を前記登録手段にて登録
    された移動体外部の情報端末機器へ送信することを特徴
    とする車載用記録装置。
  10. 【請求項10】移動体に搭載される車載用記録装置にお
    いて、 データを記録するデータ記録手段と、 移動体における事故の発生を検知する事故検知手段と、 前記事故検知手段により事故の発生を検知すると、前記
    データ記録手段からのデータの読み出しを防止する処理
    を行うデータ読み出し防止手段とを備えることを特徴と
    する車載用記録装置。
  11. 【請求項11】前記データ記録手段からのデータの読み
    出しを防止する処理として、前記データ読み出し防止手
    段は、データの読み出しに際し、パスワードおよびID
    もしくはいずれか一方の認証を要求する処理を行うこと
    を特徴とする請求項1から10のいずれかに記載の車載
    用記録装置。
  12. 【請求項12】前記データ記録手段からのデータの読み
    出しを防止する処理として、前記データ読み出し防止手
    段は、データの読み出しに際し、生体認証を要求するこ
    とを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載の車
    載用記録装置。
  13. 【請求項13】前記データ記録手段からのデータの読み
    出しを防止する処理として、前記検知手段もしくは前記
    事故検知手段により前記移動許可範囲外への移動体の移
    動、前記設定値からの超過、前記入力された時間もしく
    は時刻の超過、もしくは事故の発生が検知されたとき、
    前記データ読み出し防止手段は、当該車載用記録装置の
    電源を切る処理を行うことを特徴とする請求項1から1
    0のいずれかに記載の車載用記録装置。
  14. 【請求項14】前記データ記録手段からのデータの読み
    出しを防止する処理として、前記検知手段もしくは前記
    事故検知手段により前記移動許可範囲外への移動体の移
    動、前記設定値からの超過、前記入力された時間もしく
    は時刻の超過、もしくは事故の発生が検知されたとき、
    前記データ読み出し防止手段は、前記データ記録手段に
    記録されているデータを消去する処理を行うことを特徴
    とする請求項1から10のいずれかに記載の車載用記録
    装置。
  15. 【請求項15】請求項1から10のいずれかに記載の車
    載用記録装置において、移動体外部のデータバックアッ
    プ装置へ前記データ記録手段に記録するデータのバック
    アップを行うバックアップ手段を備えることを特徴とす
    る車載用記録装置。
  16. 【請求項16】前記データ記録手段からのデータの読み
    出しを防止する処理として、前記検知手段もしくは前記
    事故検知手段により前記移動許可範囲外への移動体の移
    動、前記設定値からの超過、前記入力された時間もしく
    は時刻の超過、もしくは事故の発生が検知されたとき、
    前記データ読み出し防止手段は、前記バックアップ手段
    のバックアップ機能を停止した後、前記データ記録手段
    に記録されているデータを消去する処理を行うことを特
    徴とする請求項15記載の車載用記録装置。
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