JP2003249961A - トラフィック情報蓄積装置及びその方法と、トラフィック情報蓄積プログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体と、トラフィック情報検索装置及びその方法と、トラフィック情報検索プログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

トラフィック情報蓄積装置及びその方法と、トラフィック情報蓄積プログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体と、トラフィック情報検索装置及びその方法と、トラフィック情報検索プログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体

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JP2003249961A
JP2003249961A JP2002049219A JP2002049219A JP2003249961A JP 2003249961 A JP2003249961 A JP 2003249961A JP 2002049219 A JP2002049219 A JP 2002049219A JP 2002049219 A JP2002049219 A JP 2002049219A JP 2003249961 A JP2003249961 A JP 2003249961A
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賢治 湊
Taichi Kawabata
太一 川幡
Shige Cho
芝 張
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、通信網を流れる各ユーザ毎のトラフ
ィック情報を収集してデータベースに蓄積するときに、
蓄積したトラフィック情報に高速にアクセスできるよう
にする新たなトラフィック情報蓄積・検索技術の提供を
目的とする。 【解決手段】本発明では、例えば1日というような期間
を蓄積単位として、各ユーザのトラフィック情報を一つ
にまとめた形でデータベースに蓄積していくことで、そ
の期間における各ユーザのトラフィック情報を一つのバ
イトデータに変換した形でデータベースに蓄積してい
く。そして、本発明では、このようなデータ・フォーマ
ットで蓄積されるトラフィック情報を受けて、ユーザ識
別子及び期間指定情報を指定してトラフィック情報の検
索要求が発行されると、そのユーザ識別子及び期間指定
情報をキーにしてデータ蓄積装置を検索することで、検
索要求のトラフィック情報を検索して、それを出力する
ように処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信網を流れるト
ラフィック情報をユーザ毎に収集してデータベースなど
のようなデータ蓄積装置に蓄積するトラフィック情報蓄
積装置及びその方法と、そのトラフィック情報蓄積技術
によりデータ蓄積装置に蓄積されたトラフィック情報を
検索するトラフィック情報検索装置及びその方法と、そ
のトラフィック情報蓄積方法の実現に用いられるトラフ
ィック情報蓄積プログラム及びそのプログラムを記録し
た記録媒体と、そのトラフィック情報検索方法の実現に
用いられるトラフィック情報検索プログラム及びそのプ
ログラムを記録した記録媒体とに関する。
【0002】Diff-serv等を使ってパケットに優先度を
持たせた公衆パケット通信網では、その公衆パケット通
信網を流れる各ユーザ毎のパケットのトラフィック情報
を収集してデータベースに蓄積しておいて、ユーザの要
望に応じて、その蓄積したトラフィック情報を検索する
ことが行われている。
【0003】公衆パケット通信網では、ユーザの数が膨
大なものとなることから、このトラフィック情報の検索
に要する時間が長くなるので、それを高速化していく技
術の構築が叫ばれている。
【0004】
【従来の技術】パケットに優先度を持たせたパケット通
信網において、蓄積するトラフィック情報としては、単
位時間あたりの優先度毎のパケット数、バイト数、廃棄
パケット数、廃棄バイト数などがある。
【0005】このトラフィック情報はデータベースに保
存される。そして、ユーザの要望に応じて、ユーザが指
定した時間のトラフィック情報をデータベースから取り
出して、ユーザにグラフや表形式で提示する。
【0006】さらに、このトラフィック情報は、ユーザ
に対する課金データとしても使われる。これは、契約期
間中にユーザが送信したパケット数と総バイト数とに応
じて料金を請求するような場合に使われる。
【0007】このようなトラフィック情報をリレーショ
ナル・データベースに保存する方法として、従来では、
図7に示すようなデータ・フォーマットを用いている。
【0008】すなわち、従来技術では、例えば5秒毎に
定義されるトラフィック情報の収集時刻およびそのトラ
フィック情報のユーザ識別子をキーにして、リレーショ
ナル・データベースの列に、各優先度毎のパケット数・
バイト数・廃棄パケット数・廃棄バイト数を記録するよ
うにしている。
【0009】これから、例えば優先度が0から7まであ
る場合、リレーショナル・データベースの総列数は34
(=4×8+2)となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来技術に従っていると、ローカルエリアネットワ
ークのように数十名程度のユーザのトラフィック情報を
保存する場合には何ら問題はないものの、少なくとも数
万人のユーザを前提とする公衆パケット通信網では、デ
ータベースのアクセス速度や容量に大きな問題がでてく
ることにる。
【0011】まず、データベース容量について説明する
ならば、図7に示す従来技術のデータ・フォーマットで
は、一項目に4バイトを要すると仮定すると、一行に3
4列あるので、一行につき約130バイト(≒34×
4)が必要になる。
【0012】充分な統計データを蓄積するために、トラ
フィック情報の収集時間間隔を5秒にすると、一日では
17,280行(=24時間×60分×60秒÷5)が必要になる。
したがって、一ユーザの一日の総データ量は約2Mバイ
ト(≒130 ×17,280)程度になり、一ヶ月では約60M
バイトになる。
【0013】ユーザ数が数万人規模になる公衆パケット
通信網を考えると、一ヶ月のトラフィック情報を保存す
るだけでも1T以上のデータ容量が必要になる。このよ
うな大容量のデータベースを構築するのは、コスト的に
問題がある。
【0014】次に、アクセス速度について説明する。
【0015】図7に示す従来技術のデータ・フォーマッ
トでもって複数ユーザの一ヶ月分のデータが保存されて
いるデータベースから、任意のユーザの一日分のトラフ
ィック情報を取得するには、約5分程度必要となる。
【0016】公衆パケット通信網では、ユーザが任意の
時間帯の自分のトラフィック情報を取得できるようにす
るサービスの実現を目的としており、データベースの検
索に5分程度必要となるサービスは現実の問題として提
供できない。
【0017】データベースを超高速な装置にすれば実用
的な時間で処理できるかもしれないが、その分システム
の値段が高価になり、その結果として提供するサービス
の値段が高くなり現実的でない。
【0018】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であって、通信網を流れるトラフィック情報をユーザ毎
に収集してデータベースなどのようなデータ蓄積装置に
蓄積するときにあって、その蓄積したトラフィック情報
に高速にアクセスできるようにする新たなトラフィック
情報蓄積・検索技術の提供を目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明のトラフィック情報蓄積装置は、通信網を流
れるトラフィック情報をユーザ毎に収集してデータ蓄積
装置に蓄積するときにあって、周期的に設定される所
定の期間に合わせて、その期間における該当ユーザのト
ラフィック情報を代入するためのデータ構造体を作成す
る手段と、その期間の開始から、所定の時間間隔に従
って該当ユーザのトラフィック情報を収集して、作成し
たデータ構造体に代入する処理を繰り返す手段と、そ
の期間が終了するときに、トラフィック情報の代入され
たデータ構造体をデータ蓄積装置に保存する手段と、
データ蓄積装置に保存することになるトラフィック情報
の代入されたデータ構造体をデータ圧縮する手段とを備
えるように構成する。
【0020】ここで、以上の各処理手段はコンピュータ
プログラムで実現できるものであり、このコンピュータ
プログラムは、半導体メモリなどの記録媒体に記録して
提供することができる。
【0021】一方、この目的を達成するために、本発明
のトラフィック情報検索装置は、本発明のトラフィック
情報蓄積装置により蓄積されたデータ蓄積装置のトラフ
ィック情報(データ圧縮されていることもある)を受け
て、検索要求で指定されるユーザ識別子及び期間指定
情報を入力する手段と、その入力したユーザ識別子及
び期間指定情報をキーにしてデータ蓄積装置を検索する
ことで、その入力したユーザ識別子及び期間指定情報の
指すトラフィック情報を検索する手段と、その検索し
たトラフィック情報を出力する手段とを備えるように構
成する。
【0022】この構成を採るときに、トラフィック情報
を出力する手段は、検索要求で、期間の指定に加えてそ
の期間よりも小さな時間単位を指定してトラフィック情
報の検索要求が発行される場合には、検索したトラフィ
ック情報に代えて、そのトラフィック情報から取り出さ
れるその時間単位の指定する時間帯のトラフィック情報
を出力するように処理することがある。
【0023】ここで、以上の各処理手段はコンピュータ
プログラムで実現できるものであり、このコンピュータ
プログラムは、半導体メモリなどの記録媒体に記録して
提供することができる。
【0024】このように構成される本発明のトラフィッ
ク情報蓄積装置では、周期的に設定される所定の期間に
合わせて、その期間において所定の時間間隔で収集され
ることになる該当ユーザのトラフィック情報を代入する
ためのデータ構造体を作成し、その期間の開始から、所
定の時間間隔に従って該当ユーザのトラフィック情報を
収集して、その作成したデータ構造体に代入する処理を
繰り返していく。そして、その期間が終了するときに、
トラフィック情報の代入されたデータ構造体をデータ蓄
積装置に保存する。
【0025】このとき、トラフィック情報の代入された
データ構造体をデータ圧縮してから、データ蓄積装置に
保存していくように処理することがある。このようにし
て、本発明のトラフィック情報蓄積装置では、図1に示
すように、例えば1日というような期間を蓄積単位とし
て、各ユーザのトラフィック情報(例えば、5秒毎に収
集した各優先度毎のパケット数・バイト数・廃棄パケッ
ト数・廃棄バイト数の情報)を一つにまとめた形でデー
タ蓄積装置に蓄積していくことで、その期間における各
ユーザのトラフィック情報を一つのバイトデータに変換
した形でデータ蓄積装置に蓄積していく。
【0026】このようなデータ・フォーマットでデータ
蓄積装置に蓄積されるトラフィック情報を受けて、本発
明のトラフィック情報検索装置では、ユーザから、ユー
ザ識別子及び期間指定情報を指定してトラフィック情報
の検索要求が発行されると、その検索要求で指定される
ユーザ識別子及び期間指定情報を入力して、それをキー
にしてデータ蓄積装置を検索することで、検索要求で指
定されるユーザ識別子及び期間指定情報の指すトラフィ
ック情報を検索する。そして、その検索したトラフィッ
ク情報を出力する。
【0027】このように、本発明では、例えば1日とい
うような期間を蓄積単位として、各ユーザのトラフィッ
ク情報を一つにまとめた形でデータ蓄積装置に蓄積する
という構成を採るとともに、その期間を指定させる形で
トラフィック情報を検索するという構成を採ることか
ら、ユーザの必要とするトラフィック情報を高速にアク
セスできるようになる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態に従って本発明
を詳細に説明する。
【0029】図2に、本発明の一実施形態例を図示す
る。
【0030】図中、1は本発明を具備するトラフィック
情報蓄積・検索装置、2はトラフィック情報の収集先と
なるパケット通信網、3はトラフィック情報の検索要求
を発行するユーザ端末である。
【0031】本発明のトラフィック情報蓄積・検索装置
1は、パケット通信網2からトラフィック情報を収集す
るとともに、ユーザ端末3からの検索要求を受けて、そ
の収集したトラフィック情報の検索処理を実行するもの
であって、この処理を行うために、トラフィック情報の
収集処理を実行するトラフィック情報収集プログラム1
0と、トラフィック情報収集プログラム10の作業領域
となるワークファイル11と、トラフィック情報収集プ
ログラム10の収集したトラフィック情報を蓄積するリ
レーショナル・データベース12と、リレーショナル・
データベース12に蓄積されるトラフィック情報の検索
処理を実行するトラフィック情報検索プログラム13と
を備える。
【0032】図3に、トラフィック情報収集プログラム
10の実行する処理フローの一実施形態例を図示し、図
4に、トラフィック情報検索プログラム13の実行する
処理フローの一実施形態例を図示する。
【0033】次に、これらの処理フローに従って、本発
明について詳細に説明する。先ず最初に、トラフィック
情報収集プログラム10の処理について説明する。トラ
フィック情報収集プログラム10は、トラフィック情報
の収集処理に入ると、図3の処理フロー(右側の処理フ
ロー)に示すように、ステップ1で、例えば午前0時に
設定されるリレーショナル・データベース12への保存
時刻に到達したのか否かを判断する。
【0034】この判断処理により、リレーショナル・デ
ータベース12への保存時刻に到達していないことを判
断するときには、ステップ3に進んで、例えば午前0時
の10分前に設定されるデータ構造体の作成時刻に到達
したのか否かを判断して、データ構造体の作成時刻に到
達したことを判断するときには、ステップ4に進んで、
各ユーザ毎に、図5に示すような空のデータ構造体10
0(図5に示すものはC言語のときのものである)を作
成して、それをワークファイル11に展開する。
【0035】このとき作成するデータ構造体100は、
トラフィック情報を5秒毎に収集する例で説明するなら
ば、17,280行(=24時間×60分×60秒÷5)の空のエン
トリー域を持つ固定配列で構成されて、各エントリー域
に、トラフィック情報の収集時刻と、0から7まである
各優先度毎のパケット数・バイト数・廃棄パケット数・
廃棄バイト数とを記録できるようにする構成を有してい
る。
【0036】そして、ステップ3でデータ構造体の作成
時刻に到達していないことを判断し、あるいは、ステッ
プ4で空のデータ構造体100を作成すると、ステップ
5に進んで、例えば5秒周期で設定されるトラフィック
情報の収集周期に到達したのか否かを判断する。
【0037】この判断処理により、トラフィック情報の
収集周期に到達していないことを判断するときには、ス
テップ1に戻る。一方、トラフィック情報の収集周期に
到達したことを判断するときには、ステップ6に進ん
で、パケット通信網2から各ユーザのトラフィック情報
を収集して、ワークファイル11に展開してあるユーザ
毎のデータ構造体100に、その収集したトラフィック
情報を代入することで記録する。
【0038】ここで、上述したことから分かるように、
午前0時の10分前から午前0時の間では、現在使用中
のデータ構造体100の他に、次に使用するデータ構造
体100が作成されてワークファイル11に展開されて
いるので、このステップ6では、現在の時刻が午前0時
前であるときには、現在使用中のデータ構造体100に
トラフィック情報を代入し、現在の時刻が午前0時を過
ぎているときには、新たに作成したデータ構造体100
にトラフィック情報を代入することになる。
【0039】また、このとき、図3中に示すように、デ
ータ構造体100に対応付けて代入先ポインタ(新たに
作成されたデータ構造体100については、その先頭の
エントリー域を指すように初期設定されている)が用意
されているので、その代入先ポインタの指すエントリー
域に、収集したトラフィック情報を代入することにな
る。
【0040】このようにして、ステップ6でトラフィッ
ク情報をデータ構造体100に代入すると、続いて、ス
テップ7で、代入先ポインタが1つ下の空のエントリー
域を指すことになるように更新して、ステップ1に戻
る。
【0041】そして、ステップ1,3〜7の処理を繰り
返していくことで、ステップ2で、例えば午前0時に設
定されるリレーショナル・データベース12への保存時
刻に到達したことを判断すると、1日分のトラフィック
情報の収集が完了したことを判断して、ステップ2に進
んで、ワークファイル11に展開しているトラフィック
情報の代入が完了したデータ構造体100を、リレーシ
ョナル・データベース12へ保存(登録)してから、ス
テップ3に進んでいく。
【0042】このように、トラフィック情報収集プログ
ラム10は、1日というような期間を蓄積単位として、
各ユーザのトラフィック情報を一つにまとめた形でリレ
ーショナル・データベース12に蓄積していくことで、
その期間における各ユーザのトラフィック情報を一つの
バイトデータに変換した形で、リレーショナル・データ
ベース12に蓄積していくように処理するのである。
【0043】このトラフィック情報収集プログラム10
の処理に従って、リレーショナル・データベース12に
は、図1に示したようなデータ・フォーマットに従っ
て、各ユーザ毎のトラフィック情報が蓄積されることに
なる。
【0044】次に、トラフィック情報検索プログラム1
3の処理について説明する。トラフィック情報検索プロ
グラム13は、ユーザからトラフィック情報の検索要求
が発行されると、図4の処理フロー(右側の処理フロ
ー)に示すように、先ず最初に、ステップ1で、ユーザ
端末3の表示画面に、図6に示すような検索入力画面を
表示する。
【0045】ここで、この図に示す検索入力画面では、
ユーザ識別子の入力域と、検索対象となるトラフィック
情報の収集開始の年月日時分秒の入力域と、検索対象と
なるトラフィック情報の収集終了の年月日時分秒の入力
域とを有している。
【0046】この検索入力画面の表示を受けて、検索要
求を発行したユーザは、ユーザ識別子と、検索したいト
ラフィック情報の収集開始の年月日時分秒の情報と、検
索したいトラフィック情報の収集終了の年月日時分秒の
情報とを入力して、検索実行を指示する。
【0047】これから、続いて、ステップ2で、ユーザ
から検索実行の指示が発行されるのを待って、検索実行
指示が発行されると、ステップ3に進んで、検索入力画
面で指定されたユーザ識別子と、検索入力画面で指定さ
れた収集開始の年月日時分秒および収集終了の年月日時
分秒の情報とを取得する。
【0048】続いて、ステップ4で、その取得したユー
ザ識別子および年月日をキーにしてリレーショナル・デ
ータベース12を検索することで、ユーザが要求したト
ラフィック情報を検索する。
【0049】続いて、ステップ5で、その検索したトラ
フィック情報のバイトデータを図5に示すデータ構造体
100の形式に戻す。
【0050】すなわち、C言語の場合で説明するなら
ば、リレーショナル・データベース12に保存されてい
るバイトデータを図5に示すデータ構造体100にキャ
ストする処理を実行するのである。このデータ構造体1
00の形式に戻す処理は、非常に高速に実行できること
から、1日分というような大きなトラフィック情報であ
っても、非常に高速に検索することができるようにな
る。
【0051】続いて、ステップ6で、ステップ5で戻し
たデータ構造体100に記述されるトラフィック情報の
中から、検索入力画面で指定された収集開始の時分秒お
よび収集終了の時分秒の規定する時間帯に蓄積されたト
ラフィック情報を取り出す。
【0052】続いて、ステップ7で、その取り出したト
ラフィック情報をユーザ端末3の表示画面に出力して、
処理を終了する。このようにして、トラフィック情報検
索プログラム13は、トラフィック情報収集プログラム
10が作成したデータ構造体100に記録された期間を
指定させる形で、リレーショナル・データベース12に
蓄積されるトラフィック情報を検索することで、ユーザ
の必要とするトラフィック情報を高速にアクセスできる
ように処理するのである。
【0053】図5では、C言語におけるデータ構造体1
00の一例を図示したが、その他の言語を用いるときに
も、同様なデータ構造体100を作成することになる。
【0054】例えば、Java(登録商標)言語を用いる場
合にも、図5に示すものと同様のデータ構造体を作成す
ることになる。特に、Java 言語では、プログラム実行
中の変数等のデータをバイト化して外部に出力するシリ
アライズという機能が用意されているので、このシリア
ライズ機能を使って、トラフィック情報の代入されたデ
ータ構造体をシリアライズしてバイトデータを作成しリ
レーショナル・データベース12に保存することにな
る。
【0055】そして、リレーショナル・データベース1
2から取り出すときは、シリアライズデータを戻すこと
でトラフィック情報を得ることになる。また、実施形態
例では説明しなかったが、トラフィック情報の代入され
たデータ構造体100をそのままリレーショナル・デー
タベース12に保存するのではなくて、規定の圧縮関数
を使ってデータ圧縮してから、リレーショナル・データ
ベース12に保存するように処理することが好ましい。
このようにデータ圧縮すると、少ないデータベース容量
で大量のトラフィック情報を保存することができるよう
になる。
【0056】図示実施形態例に従って本発明を説明した
が、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、
実施形態例では、蓄積期間の単位として一日を具体例に
して説明したが、この期間は1時間というような単位で
あってもよく、また、1週間というような単位であって
もよく、また、1か月というような単位であってもよい
のである。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
通信網からトラフィック情報をユーザ毎に収集してデー
タベースに蓄積するという構成を採るときにあって、デ
ータベースのアクセス速度および容量を劇的に削減でき
るようになる。
【0058】データベース容量については、例えば、J
ava 言語によるシリアライズで実装するとともに、デー
タ圧縮を利用すると、一ユーザあたりの一日のトラフィ
ック情報は2Mバイトから100Kバイト程度まで小さ
くできるようになる。なお、この圧縮率については、ト
ラフィック情報の内容によって異なる。例えば、値が0
の項目が多ければ圧縮率は高くなる。
【0059】また、データベースのアクセス速度につい
ては、任意のユーザの一日分のトラフィック情報を取得
する場合1秒以下で実行可能である。
【0060】本発明では、例えば一日分をまとめてデー
タベースに保存しているので、日をまたがるトラフィッ
ク情報を取得するためには、二日分のトラフィック情報
を取得して、その中から指定された時間範囲のデータを
取り出すといったように手間がかかることになる。しか
し、その場合でも、数秒程度でユーザにトラフィック情
報を提供できる。
【0061】従来の手法では5分程度必要であったが、
それと同じスペックのコンピュータシステムを用いて
も、本発明を用いれば百分の一程度の時間で処理ができ
るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明でトラフィック情報の蓄積のために用い
るデータ・フォーマットの一例である。
【図2】本発明の一実施形態例である。
【図3】トラフィック情報収集プログラムの実行する処
理フローの一実施形態例である。
【図4】トラフィック情報検索プログラムの実行する処
理フローの一実施形態例である。
【図5】データ構造体の一実施形態例である。
【図6】検索入力画面の一実施形態例である。
【図7】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1 トラフィック情報蓄積・検索装置 2 パケット通信網 3 ユーザ端末 10 トラフィック情報収集プログラム 11 ワークファイル 12 リレーショナル・データベース 13 トラフィック情報検索プログラム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 張 芝 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5B075 KK02 KK07 ND20 ND34 NR12 NR16 UU40 5B085 AC03 AC14 BG02 BG07 5B089 GA12 GA21 GB02 HA10 JA36 JB22 5K030 GA01 GA11 HB08 KA02 LD17 MB09 (54)【発明の名称】 トラフィック情報蓄積装置及びその方法と、トラフィック情報蓄積プログラム及びそのプログラ ムを記録した記録媒体と、トラフィック情報検索装置及びその方法と、トラフィック情報検索プ ログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信網を流れるトラフィック情報をユー
    ザ毎に収集してデータ蓄積装置に蓄積するトラフィック
    情報蓄積装置であって、 周期的に設定される所定の期間に合わせて、該期間にお
    ける該当ユーザのトラフィック情報を代入するためのデ
    ータ構造体を作成する手段と、 上記期間の開始から、所定の時間間隔に従って該当ユー
    ザのトラフィック情報を収集して、上記データ構造体に
    代入する処理を繰り返す手段と、 上記期間が終了するときに、トラフィック情報の代入さ
    れた上記データ構造体を上記データ蓄積装置に保存する
    手段とを備えることを、 特徴とするトラフィック情報蓄積装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のトラフィック情報蓄積装
    置において、 上記データ蓄積装置に保存することになるトラフィック
    情報の代入された上記データ構造体をデータ圧縮する手
    段を備えることを、 特徴とするトラフィック情報蓄積装置。
  3. 【請求項3】 通信網を流れるトラフィック情報をユー
    ザ毎に収集してデータ蓄積装置に蓄積するトラフィック
    情報蓄積方法であって、 周期的に設定される所定の期間に合わせて、該期間にお
    ける該当ユーザのトラフィック情報を代入するためのデ
    ータ構造体を作成する過程と、 上記期間の開始から、所定の時間間隔に従って該当ユー
    ザのトラフィック情報を収集して、上記データ構造体に
    代入する処理を繰り返す過程と、 上記期間が終了するときに、トラフィック情報の代入さ
    れた上記データ構造体を上記データ蓄積装置に保存する
    過程とを備えることを、 特徴とするトラフィック情報蓄積方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のトラフィック情報蓄積方
    法において、 上記データ蓄積装置に保存することになるトラフィック
    情報の代入された上記データ構造体をデータ圧縮する過
    程を備えることを、 特徴とするトラフィック情報蓄積方法。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4記載のトラフィック情報
    蓄積方法の実現に用いられる処理をコンピュータに実行
    させるためのトラフィック情報蓄積プログラム。
  6. 【請求項6】 請求項3又は4記載のトラフィック情報
    蓄積方法の実現に用いられる処理をコンピュータに実行
    させるためのプログラムを記録したトラフィック情報蓄
    積プログラムの記録媒体。
  7. 【請求項7】 通信網を流れるユーザ毎のトラフィック
    情報を蓄積対象として、所定の期間を1つの管理単位と
    して該トラフィック情報を蓄積する構成を採るデータ蓄
    積装置を検索するトラフィック情報検索装置であって、 検索要求で指定されるユーザ識別子及び上記期間の指定
    情報を入力する手段と、 上記ユーザ識別子及び上記期間指定情報をキーにして上
    記データ蓄積装置を検索することで、上記ユーザ識別子
    及び上記期間指定情報の指すトラフィック情報を検索す
    る手段と、 上記検索したトラフィック情報を出力する手段とを備え
    ることを、 特徴とするトラフィック情報検索装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のトラフィック情報検索装
    置において、 上記出力する手段は、検索要求で、上記期間の指定に加
    えて上記期間よりも小さな時間単位を指定してトラフィ
    ック情報の検索要求が発行される場合には、上記検索し
    たトラフィック情報に代えて、そのトラフィック情報か
    ら取り出される該時間単位の指定する時間帯のトラフィ
    ック情報を出力することを、 特徴とするトラフィック情報検索装置。
  9. 【請求項9】 通信網を流れるユーザ毎のトラフィック
    情報を保存対象として、所定の期間を1つの保存単位と
    して該トラフィック情報を蓄積する構成を採るデータ蓄
    積装置を検索するトラフィック情報検索方法であって、 検索要求で指定されるユーザ識別子及び上記期間の指定
    情報を入力する過程と、 上記ユーザ識別子及び上記期間指定情報をキーにして上
    記データ蓄積装置を検索することで、上記ユーザ識別子
    及び上記期間指定情報の指すトラフィック情報を検索す
    る過程と、 上記検索したトラフィック情報を出力する過程とを備え
    ることを、 特徴とするトラフィック情報検索方法。
  10. 【請求項10】 請求項9記載のトラフィック情報検索
    方法において、 上記出力する過程では、検索要求で、上記期間の指定に
    加えて上記期間よりも小さな時間単位を指定してトラフ
    ィック情報の検索要求が発行される場合には、上記検索
    したトラフィック情報に代えて、そのトラフィック情報
    から取り出される該時間単位の指定する時間帯のトラフ
    ィック情報を出力することを、 特徴とするトラフィック情報検索方法。
  11. 【請求項11】 請求項9又は10記載のトラフィック
    情報検索方法の実現に用いられる処理をコンピュータに
    実行させるためのトラフィック情報検索プログラム。
  12. 【請求項12】 請求項9又は10記載のトラフィック
    情報検索方法の実現に用いられる処理をコンピュータに
    実行させるためのプログラムを記録したトラフィック情
    報検索プログラムの記録媒体。
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