JP2003249709A - レーザーダイオードチップ検査装置 - Google Patents

レーザーダイオードチップ検査装置

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JP2003249709A
JP2003249709A JP2002049417A JP2002049417A JP2003249709A JP 2003249709 A JP2003249709 A JP 2003249709A JP 2002049417 A JP2002049417 A JP 2002049417A JP 2002049417 A JP2002049417 A JP 2002049417A JP 2003249709 A JP2003249709 A JP 2003249709A
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Kiyoshi Hashimoto
清 橋本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 LDチップのハンドリング時間を短縮すると
ともに、検査項目の増減に容易に対応できるLDチップ
検査装置を提供する。 【解決手段】 溝部41がアレイ状に形成されたパレッ
ト2の表面載置部に複数のLDチップ1をアレイ状の溝
部41に沿って配列して、複数のLDチップ1に通電し
て発光させたレーザー光9を検出部7で検出し、複数の
LDチップ特性を検査するLDチップ検査装置であっ
て、2次元平面内で移動可能でありパレット2を載置す
るXYステージ3と、上下動可能でありレーザー光9を
反射して検出部7に到達させるためのミラー8をXYス
テージ3の上方に保持する保持部6とを有し、保持部6
を降下させて複数のLDチップ1のレーザー光9の出射
位置までミラー8を移動し、複数のLDチップ1を発光
させて複数のLDチップ特性を検査する際に、ミラー8
が溝部41の底部に接触しないように溝部41の深さを
設けた。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明はレーザダイオードチ
ップを検査するレーザダイオードチップ検査装置に係
り、特に複数の検出部により複数の検査項目を測定評価
するのに好適な検査装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、レーザダイオード(素子)は、周
知の製造方法で、多数一括して半導体基板(ウェハ)に
形成される。その後、ウェハを切断して、レーザーダイ
オード(素子)が複数個1列に配列されたバーを得る。
このバーを劈開することによって、個々のレーザダイオ
ード(素子)に分離し、レーザダイオードチップを得る
(以下、単にチップともいう)。得られたレーザダイオ
ードチップは、所定数づづ、搬送用の粘着性のあるパレ
ット又はシートの所定の位置に配置・収容される。得ら
れたレーザダイオードチップの全数は、複数の特性につ
いて測定評価され、検査・選別される。 【0003】図8は、従来例のレーザダイオードチップ
検査装置を示す概略構成図である。同図に示すように、
レーザダイオードチップ検査装置20は、概略、ベース
14と、ベース14の所定位置に配置された試料台13
及び検出部17とから、構成される。レーザダイオード
チップ1は、ハンドリング装置(図示しない)により、
搬送用パレットから取り出され、試料台の所定の位置に
所定の精度で配置され、図示しないプローブを通して、
通電され、発光光9を放射する。発光光9は検出部17
に入射し、所定の特性が測定評価されて、良否が判定さ
れる。 【0004】レーザダイオードチップの測定項目として
は、FFP(ファーフィールドパターン)、光出力、効
率、電圧、動作抵抗、スペクトルなどがある。これらの
測定項目に応じて、検出部17は異なるものとなる。例
えば、FFPを測定するには、検出部17には計測用カ
メラ(例えば、CCDカメラ)及び計測用カメラで得ら
れる信号を処理し、特性として表示する信号処理部(例
えば、専用のアダプタと所定の解析プログラムを搭載し
たパソコン)が用いられる。 【0005】例えば、光出力を測定するには、検出部1
7にはレーザパワーメータ(例えば、カロリーメータ)
及びレーザパワーメータで得られる信号を処理し、特性
として表示する信号処理部(例えば、専用のアダプタと
所定の解析プログラムを搭載したパソコン)が用いられ
る。これらの測定において共通化できるのはパソコンで
あり、発光光9を取り込む検出器はそれぞれの測定にお
いて専用のものが必要となる。従って、レーザダイオー
ドチップの検査にあたっては、測定項目毎に専用の検出
部17とそれに対応した試料台が必要となる(試料台に
おいて、レーザダイオードチップを発光させる)。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】パレットに収容されて
いるレーザダイオードチップは、測定に際しては、搬送
用パレットからハンドリング装置によって取り出され、
試料台13に所定の精度で配置され、通電発光されて、
所定の測定検査が行われる。測定検査が終了すると、レ
ーザダイオードチップは、ハンドリング装置によって、
試料台から、再び搬送用パレットに戻される。搬送用パ
レットに搭載された全てのチップの測定検査が終了する
と、次の測定検査のために、搬送用パレットは、対応す
る測定部に送られる。 【0007】この測定部において、レーザダイオードチ
ップは、ハンドリング装置によって、搬送用パレットか
ら取り出され、試料台に配置されて、所定の測定検査が
行われる。測定検査終了後、レーザダイオードチップは
ハンドリング装置によって、試料台から、搬送用パレッ
トに戻される。搬送用パレットに搭載された全てのチッ
プの測定検査が終了すると、その次の検査のために搬送
用パレットは、対応する測定部に送られる。このサイク
ルが、異なる測定項目毎に繰り返される。すなわち、ワ
ンバイワン方式でレーザダイオードチップが試料台に供
給される場合には、一個のチップに注目すると、複数回
の測定検査のために複数回のハンドリングが行われるこ
とになる。 【0008】このように、複数の項目を複数の検出部
(測定部)により測定検査するレーザダイオードチップ
の検査においては、複数回のチップのハンドリングが必
要であり、検査に時間がかかるという問題があった。ま
た、レーザダイオードチップにちょっとした例えば数十
グラムの機械的なストレスを加えると簡単に結晶欠陥が
発生し、不良品となるために、チップのハンドリングに
配慮が必要で、高速ハンドリンガが困難であり、これも
ハンドリング時間ひいては検査時間を増加させていた。 【0009】一方、レーザダイオードチップのハンドリ
ング時間を短縮して、検査の効率を上げるために、ロー
タリーインデックス等に多数のレーザダイオードチップ
を搭載し、ロータリーインデックスの周囲に、検査項目
毎にステーションを割り振っておいて、レーザダイオー
ドチップの搭載と排出を複数の測定において一回にする
装置がある。この装置は、チップのハンドリング時間を
大幅に短縮できるものの、装置が大型且高価になリ、ス
テーションの位置がロータリーインデックスに対して固
定されるので、検査項目が増加した場合に、容易に対応
できないという問題があった。 【0010】そこで本発明は、上記問題を解決し、レー
ザダイオードチップ検査装置において、レーザダイオー
ドチップのハンドリング時間を短縮するとともに、検査
項目の増減に容易に対応できるレーザダイオードチップ
検査装置を提供することを目的とするものである。 【0011】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の手段として、本発明は、溝部41がアレイ状に形成さ
れたパレット2の表面載置部に複数のレーザーダイオー
ドチップ1を前記アレイ状の前記溝部41に沿って配列
して、前記複数のレーザーダイオードチップ1に通電し
て発光させたレーザー光(発光光9)を検出部7で検出
し、前記複数のレーザーダイオードチップ特性を検査す
るレーザーダイオードチップ検査装置であって、2次元
平面内で移動可能であり前記パレット2を載置するXY
ステージ3と、上下動可能であり前記レーザー光(発光
光9)を反射して前記検出部7に到達させるためのミラ
ー8を前記XYステージ3の上方に保持する保持部6と
を有し、前記保持部6を降下させて前記複数のレーザー
ダイオードチップ1のレーザー光(発光光9)の出射位
置まで前記ミラー8を移動し、前記複数のレーザーダイ
オードチップ1を発光させて前記複数のレーザーダイオ
ードチップ特性を検査する際に、前記ミラー8が前記溝
部41の底部に接触しないように前記溝部41の深さを
設けたことを特徴とするレーザーダイオードチップ検査
装置である。 【0012】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につ
き、好ましい実施例により、図面を参照して説明する。
なお、各構成に付す参照符号については、従来例と同一
の構成に対しては同一の参照符号を付し、その説明を省
略する。 【0013】<実施例>図1は、本発明のレーザダイオ
ードチップ検査装置の実施例を示す概略構成図である。
図2は、レーザダイオードチップを示す概略断面図であ
る。図3は、本発明のレーザダイオードチップ検査装置
に係る検査用パレットの第1の例を示す平面図である。
図4は、本発明のレーザダイオードチップ検査装置の実
施例において、第1の例の検査用パレットを用いた場合
の構成を示す図である。 【0014】図1に示すように、レーザダイオードチッ
プ検査装置10は、概略、ベース4と、ベース4上に配
置されたXYステージ3及び支持台5と、支持台5に保
持部6を介して取り付けられた検出部7と、保持部6に
取り付けられたミラー8と、XYステージ3上に配置さ
れた第1の検査用パレット2と、検出部7で得られたデ
ータを処理して表示するデータ処理表示部(図示しな
い)から構成される。 【0015】第1の検査用パレット2上には、レーザダ
イオードチップ1(以下、単にLDチップ、又はチップ
ともいう)が所定の位置に複数個配置されている。ここ
で、第1の検査用パレット2は、搬送用パレットを兼ね
る。すなわち、レーザダイオード(素子)を形成した半
導体基板を切断して、バーを形成し、さらに、バーを劈
開して、レーザダイオードチップ1を得るが、得られた
レーザダイオードチップ1は、順次第1の検査用パレッ
ト2に、専用のチップマウント・デマウント装置により
搭載される。ここで、検査用パレット2は、所定数(例
えば、望ましくは100個以上)のチップを搭載可能に
されている。所定数のチップ1が所定の位置に配置され
た第1の検査用パレット2は、図示しない移載装置によ
り、XYステージ3の所定位置に配置される。位置の確
認は、図示しない、光学位置認識装置で行われる。YX
ステージ3は、図中横方向に所定量移動可能なX軸移動
テーブル3aと、図中奥行き方向に所定量移動可能なY
軸移動テーブル3bより構成される。 【0016】図2に示すように、レーザダイオードチッ
プ1は、両面(図中で、上面と下面)に電極21,22
を形成したレーザダイオード30より構成される。レー
ザダイオード30は半導体基板に順次形成されたp型層
26、発光層(活性層)23、n型層25より構成さ
れ、側面(図中で、左側面及び右側面)は、劈開面24
である。電極21、22間に所定の電圧を印加すると、
発光層23より、発光軸9aを中心とする発光光(レー
ザー光)9が放射される。ここでは、説明の便利のため
に右方向に発光光(レーザー光)9が放射するものとす
る。チップの大きさは例えば縦0.2m×横0.25m
m×高さ0.08mmである。チップの間隔は、適宜、
設定される。 【0017】図3に示すように、第1の検査用パレット
2は、例えば直径4乃至6インチの円板状の金属板、セ
ラミック板又はシリコン基板からなる基板43に、棚部
42と溝部41を設けたものより構成される。基板43
上の全面に、例えばIn又はSnからなる導体層35が
形成されている。チップ1と導体層35との間には、チ
ップ1を導体層35に配列するときにチップ1に印加す
る圧力に応じる接着力が発生する。配置にあたっては、
所定の圧力が印加され、電極22と導体層35間に、十
分な電気的な接続が成される程度に、チップ1は軽く固
定される。棚部42上には複数のチップを所定の位置に
それぞれ例えば±0.05mmの位置精度で配列してあ
る。 【0018】図4に示すように、検査時には、次のよう
になる。複数の検査項目に応じてそれぞれの測定検査部
があり、それらの複数の測定検査部全体でレーザダイオ
ードチップ検査装置を構成するのであるが、説明の便宜
上、以下、1つの検査項目を測定する測定検査部につい
て説明することとする。レーザダイオードチップ測定検
査部10の保持部6の下端には、90°ミラー8が取り
付けられている。ミラー8は水平に入射する光を上方に
反射するように配置されている。ミラー8の上方には、
検出部7が支持部6に取り付けられている。一方の支持
部6には絶縁板32を介して固定用ピン31で固定され
た例えばりん青銅からなるプローブ33が配置されてい
る。保持部6は支持台5に対し上下に所定距離移動でき
るように構成されている。溝部41は例えば幅1mm、
深さ0.3mmである。棚部42の幅は例えば0.5m
mである。 【0019】第1の検査用パレット2の端部(図中左
端)にはプローブ34が接触部34aで導体層35に接
触している。各チップの電極22は導体層35を介して
プローブ34に電気的に接続している。初期状態におい
ては、第1の検査用パレット2に接触しないように上方
にある保持部6に保持された検出部7、プローブ33及
びミラー8は、検査開始とともに、所定の位置まで下降
する。プローブ33はその接触部33aで検査対象のレ
ーザダイオードチップ1の電極21に接触する。プロー
ブ33はバネ性を有するので、接触部33aと電極21
間には適当な圧力が加わり、プローブ33と電極とは電
気的に接続する。 【0020】プローブ33,34間に電源(図示しな
い)により所定の電圧を印加すると、発光層23から発
光軸9aを中心とする発光光9が放射される。発光光9
の垂直方向の発光角(広がり角)θは10°〜80°程
度である。発光光9は、配置されたミラー8により全部
反射されて、検出部7に達する。検出部7では、発光光
9を検出測定し、その信号を処理して、所定の測定検査
が行われる。検査が終了すると、保持部6は所定位置ま
で上昇し、XYテーブル3により、第1の検査用パレッ
ト2は次の検査すべきチップ1の位置まで移動され、再
び保持部6が下降する。電極21,22間に電圧が印加
されて、発光光9が放射される。発光光9はミラー8で
全部反射されて検出部6に入射し、検査が行われる。 【0021】このように、第1の検査用パレット2上の
全チップ1に対して、順次検査を行う。全チップ1の検
査が終了したら、第1の検査用パレット2は、XYステ
ージから、次の項目の検査を行うためのレーザダイオー
ドチップ測定検査部(図示しない)に送られ、XYステ
ージ(図示しない)に載せられる。複数の測定部におい
て検査され、全検査項目に対して検査が終了すると、チ
ップ1を搭載した第1の検査用パレット2は、次の工
程、例えばレーザピックアップ組み立て工程に搬送さ
れ、チップ1は順次ピックアップに組み込まれることに
なる。 【0022】次に、検査用パレットの第2の例を説明す
る。図5は、本発明のレーザダイオードチップ検査装置
に係る検査用パレットの第2の例を示す概略断面図であ
る。同図に示すように、第2の検査用パレット2Aは、
第1の検査用パレット2において、溝部41に発光光9
が放射される側に、角度θが10°から45°の全反射
ミラー8Aを配置した以外は、第1の検査用パレットと
同様に構成してある。これにより、チップ1から水平方
向に放射される発光光9は、全反射ミラー8Aにより、
上方向に方向を変えて、全反射ミラー8Aの上方に配置
された検出部に検出されて、上方向から効率良く検査が
できるようにしてある。 【0023】次に、検査用パレットの第3の例を説明す
る。図6は、本発明のレーザダイオードチップ検査装置
に係る検査用パレットの第3の例を示す概略断面図であ
る。同図に示すように、第3の検査用パレット2Bは第
1の検査用パレット2において、溝部41に代えて溝部
41Bとし、棚部42に代えて棚部42Bとした以外は
第1の検査用パレット2と同様に構成してある。 【0024】ここでは、レーザダイオードチップ1から
の発光光9が斜め上方に放射されて、しかも隣の溝部上
のチップと干渉しないように、棚部42Bを傾斜させて
ある。レーザダイオードチップ1は、棚部42Bにオー
バハングした状態で配置される。これを用いれば、特に
ミラーを必要とせず、発光光9を直接検出することがで
きる。 【0025】次に、検査用パレットの第4の例を説明す
る。図7は、本発明のレーザダイオードチップ検査装置
に係る検査用パレットの第4の例を示す概略断面図であ
る。図7の(a)は上面図を、図7の(b)は断面図を
それぞれ示す。同図にしめすように、第4の検査用パレ
ット2cは所定の直径と厚さを有する円板状の金属板、
セラミック又はシリコン基板から構成される。上面には
In又はSnからなる導電層を形成してある。レーザダ
イオードチップ1は、第4の検査用パレット2cの上面
外周部に、配列される。発光光は外側に放射される配置
を取る。この第4の検査用パレット2cを用いるレーザ
ダイオードチップ検査装置の場合は、XYテーブルに代
えて、ロータリーテーブルを使用する。 【0026】以上、発光光を受光する機器を単に検査部
として説明したが、これらは検査項目(FFP,スペク
トル、光出力、効率、電圧、動作抵抗等)に応じて、所
定の機器が用いられるものである。 【0027】このように、本発明のレーザダイオードチ
ップ検査装置においては、金属板、セラミック又はシリ
コン基板等からなる検査用パレットに、複数(例えば、
100個以上が望ましい)のレーザダイオードチップを
搭載した状態で、検査装置に投入が可能となる。検査用
パレットに搭載したチップに通電して発光させ、検査で
きるので、従来の大掛かりな多項目検査装置(ロータリ
ーインデックス方式)を必要とせず、必要に応じた単機
能測定部(検査装置)を、検査項目に応じて組み合わせ
て用いることができる。また、その検査装置間のチップ
の移動をワンバイワン方式ではなく、検査用パレットの
移動により行うことができるので、検査におけるチップ
のハンドリングがなく、従って、検査時間を大幅に短縮
できる。また、チップのハンドリングがないので、チッ
プに対するダメージを軽減することができる。複数の検
査項目について検査できる検査装置(検査システムとも
いえる)としたとき、したとき、柔軟な構成が可能とな
る。高価なハンドリング装置に代えて、安価なXYステ
ージ又はロータリステージを用いるので、検査装置全体
を安価に構成できる。 【0028】 【発明の効果】以上説明したように本発明に係るレーザ
ダイオードチップ検査装置は、溝部がアレイ状に形成さ
れたパレットの表面載置部に複数のレーザーダイオード
チップを前記アレイ状の前記溝部に沿って配列して、前
記複数のレーザーダイオードチップに通電して発光させ
たレーザー光を検出部で検出し、前記複数のレーザーダ
イオードチップ特性を検査するレーザーダイオードチッ
プ検査装置であって、2次元平面内で移動可能であり前
記パレットを載置するXYステージと、上下動可能であ
り前記レーザー光を反射して前記検出部に到達させるた
めのミラーを前記XYステージの上方に保持する保持部
とを有し、前記保持部を降下させて前記複数のレーザー
ダイオードチップのレーザー光の出射位置まで前記ミラ
ーを移動し、前記複数のレーザーダイオードチップを発
光させて前記複数のレーザーダイオードチップ特性を検
査する際に、前記ミラーが前記溝部の底部に接触しない
ように前記溝部の深さを設けたことにより、チップのハ
ンドリング時間ひいては検査時間を短縮するとともに、
検査項目の増減に容易に対応できるレーザダイオードチ
ップ検査装置を提供することができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明のレーザダイオードチップ検査装置の実
施例を示す概略構成図である。 【図2】レーザダイオードチップを示す概略断面図であ
る。 【図3】本発明のレーザダイオードチップ検査装置に係
る検査用パレットの第1の例を示す平面図である。 【図4】本発明のレーザダイオードチップ検査装置の実
施例において、第1の例の検査用パレットを用いた場合
の構成を示す図である。 【図5】本発明のレーザダイオードチップ検査装置に係
る検査用パレットの第2の例を示す概略断面図である。 【図6】本発明のレーザダイオードチップ検査装置に係
る検査用パレットの第3の例を示す概略断面図である。 【図7】本発明のレーザダイオードチップ検査装置に係
る検査用パレットの第4の例を示す概略断面図である。 【図8】従来例のレーザダイオードチップ検査装置を示
す概略構成図である。 【符号の説明】 1…レーザダイオードチップ、2…検査用パレット、3
…XYテーブル、3a…X軸移動テーブル、3b…Y軸
移動テーブル、4…ベース、5…支持台、6…保持部、
7…検出部、8…ミラー、9…発光光(レーザー光)、
10…レーザダイオードチップ測定検査部、13…試料
台、14…ベース、17…検出部、20…レーザダイオ
ードチップ検査装置、21…電極、22…電極、23…
発光層(活性層)、24…劈開面、25…n型層、26
…p型層、30…レーザダイオード、31…固定用ピ
ン、32…絶縁板、33…プローブ、34…プローブ、
35…導体層、41…溝部、42…棚部、43…基板。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】溝部がアレイ状に形成されたパレットの表
    面載置部に複数のレーザーダイオードチップを前記アレ
    イ状の前記溝部に沿って配列して、前記複数のレーザー
    ダイオードチップに通電して発光させたレーザー光を検
    出部で検出し、前記複数のレーザーダイオードチップ特
    性を検査するレーザーダイオードチップ検査装置であっ
    て、 2次元平面内で移動可能であり前記パレットを載置する
    XYステージと、 上下動可能であり前記レーザー光を反射して前記検出部
    に到達させるためのミラーを前記XYステージの上方に
    保持する保持部とを有し、 前記保持部を降下させて前記複数のレーザーダイオード
    チップのレーザー光の出射位置まで前記ミラーを移動
    し、前記複数のレーザーダイオードチップを発光させて
    前記複数のレーザーダイオードチップ特性を検査する際
    に、前記ミラーが前記溝部の底部に接触しないように前
    記溝部の深さを設けたことを特徴とするレーザーダイオ
    ードチップ検査装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2015155822A1 (ja) * 2014-04-07 2015-10-15 パイオニア株式会社 半導体発光素子用の光測定装置

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WO2015155822A1 (ja) * 2014-04-07 2015-10-15 パイオニア株式会社 半導体発光素子用の光測定装置
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