JP2003249690A - 光半導体装置、光半導体装置の製造方法 - Google Patents

光半導体装置、光半導体装置の製造方法

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JP2003249690A JP2002046378A JP2002046378A JP2003249690A JP 2003249690 A JP2003249690 A JP 2003249690A JP 2002046378 A JP2002046378 A JP 2002046378A JP 2002046378 A JP2002046378 A JP 2002046378A JP 2003249690 A JP2003249690 A JP 2003249690A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光半導体チップにより光ファイバなどの光学
部品への/からの光情報の入出力を行なう光半導体装置
および光半導体装置の製造方法において、光半導体チッ
プの配設位置精度を向上すること。 【解決手段】 光半導体チップと、光半導体チップへの
/からの光の入出射方向にほぼ垂直の面を有し、垂直の
面に光半導体チップが配設された半導体パッケージとを
具備し、半導体パッケージは、光半導体チップが配設さ
れた面にほぼ垂直方向の外形側面が、外形側面同士の形
成する辺の付近で辺の一部とともに後退している。これ
により、光半導体チップが配設された面に対向する側か
ら半導体パッケージを見ると、最外形として、後退して
いない部分を、距離的に底面側により近い部分とするこ
とができる。よって、底面を基準面に載置した場合に半
導体パッケージの外形を精度よく(ピントずれなく)捉
えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光半導体チップが
配設され、光半導体チップにより光ファイバなどの光学
部品への/からの光情報の入出力を行なう光半導体装置
および光半導体装置の製造方法に係り、特に、光半導体
チップの配設位置精度を向上するのに適する光半導体装
置および光半導体装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光半導体チップが配設された光半導体装
置の例について図4を参照して説明する。図4は、従来
の光半導体装置の模式的な構成の例を示す図である。
【0003】図4(a)に示すように、この光半導体装
置70は、光半導体チップとして発光ダイオード73と
フォトダイオード74とが配設されたものである。発光
ダイオード73は光出力を行なうものであり、フォトダ
イオード74は光入力を行なうものである。これらの光
入出力は、後述する外囲器を介して配設面に対向して位
置される光ファイバに対してまたは光ファイバからなさ
れる。
【0004】発光ダイオード73とフォトダイオード7
4とは、例えばセラミック製の半導体パッケージ71に
接着層を介して接着され、半導体パッケージ71側との
電気的な接続がボンディングワイヤ75によりなされ
る。ボンディングワイヤ75は、半導体パッケージ71
中の配線を介して外部接続用の導電ピン76に電気的接
続される。なお、符号72は、光半導体チップ配設面に
蓋をするときに受け側となる金属製の枠体である。
【0005】図4(b)は、図4(a)におけるF−F
aの矢視図である。また、図4(c)は、図4(a)に
おけるG−Ga断面図である。図4(c)に示すよう
に、ボンディングワイヤ75は、半導体パッケージ71
中の配線(層配線77と層間接続78)を介して導電ピ
ン76に電気的接続される。このような、半導体パッケ
ージ71中の配線構造は、例えば、多層体の焼成前のセ
ラミック中にあらかじめこのような配線構造を形成して
おき、その後焼き固めることにより得られる。
【0006】以上のような光半導体装置70において
は、半導体パッケージ71に対する光半導体チップ(発
光ダイオード73、フォトダイオード74)の配設位置
精度を確保する必要がある。具体的には、図4(a)に
示すように、例えば、半導体パッケージ71の上側外形
側面の左端部Q1を原点としかつQ1−Q2方向をx方
向基準として、発光ダイオード73は座標(x1、y)
の位置に、フォトダイオード74は座標(x2、y)の
位置に、それぞれある程度精度をもって配設される。こ
れは、外囲器を介して接続される光ファイバの光軸との
位置合わせをする必要からである。配設位置精度が確保
されないと光ファイバーの光軸とずれが生じ実用に供し
得ない。
【0007】外囲器と光半導体装置70との関係を図5
を参照して説明する。図5は、光半導体装置70を光コ
ネクタを兼ねる外囲器81に装着し固定した構成を示す
図であり、すでに説明した部位には同一の番号を付して
ある。
【0008】同図(a)に示すように、外囲器81に
は、光半導体装置70の光半導体チップ配設面にほぼ垂
直に光が入出射するための貫通孔がある。貫通孔の上部
および周囲は相補的形状の光コネクタが接続されるため
の凹部81aとなっている。図5(b)は、図5(a)
の上方からみた平面図である。
【0009】図5からわかるように、光半導体装置70
の外形と一定の関係で外囲器81が配されることになる
ので、必然的に、光半導体装置70内における光半導体
チップの配設位置は所定の座標になければならない。
【0010】光半導体装置70内における光半導体チッ
プの配設を所定位置にしてこれを製造するためには、例
えば、図6に示すような方法が採られている。同図は、
光半導体装置における光半導体チップの配設方法を説明
する図である。
【0011】光半導体チップが配設されるべき半導体パ
ッケージ71をマウンタの基準面91に載置する。基準
面91に載置された半導体パッケージ71は、基準面9
1に対向する位置に設けられ、基準面91に焦点を合わ
せられた撮像カメラ92により撮像される。撮像カメラ
92により捉えられた像から半導体パッケージ71の外
形上の一点Q1(およびQ2)の座標を認識する。この
座標を基準として、マウンタの例えばアームにより所定
位置に光半導体チップを配設する。よって、この配設に
接着を伴わせることにより、光半導体装置70内におい
て光半導体チップを所定位置に固定することができる。
【0012】なお、上記で、基準面91には、導電ピン
76を多数のピン片の形で有するリードフレームがあら
かじめ置かれており、撮像カメラ92で捉えられた像に
よりこのリードフレームに対する半導体パッケージ71
の位置合わせも同時に行なわれる。したがって、基準面
91は実際にはリードフレームの面と考えることもでき
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】図6に示したような光
半導体チップの配設方法は、撮像カメラ92が捉える像
の品質が問題となる。すなわち、撮像カメラ92は、基
本的には、基準面91に焦点を合わせこれを見ているも
のであり、半導体パッケージ71のQ1点の像は多少ピ
ントずれで捉えられる。よって、Q1点の座標認識は、
精度の点でなお難があり、したがって、このようにして
認識されたQ1点などの座標を基準に光半導体チップが
配設されると、その配設位置精度は一定の水準よりよく
はならない。
【0014】本発明は、上記した事情を考慮してなされ
たもので、光半導体チップが配設され、光半導体チップ
により光ファイバなどの光学部品への/からの光情報の
入出力を行なう光半導体装置および光半導体装置の製造
方法において、光半導体チップの配設位置精度を向上す
ることが可能な光半導体装置および光半導体装置の製造
方法を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明に係る光半導体装置は、光半導体チップと、
前記光半導体チップへの/からの光の入出射方向にほぼ
垂直の面を有し、前記垂直の面に前記光半導体チップが
配設された半導体パッケージとを具備し、前記半導体パ
ッケージは、前記光半導体チップが配設された面にほぼ
垂直方向の外形側面が、前記外形側面同士の形成する辺
の付近で前記辺の一部とともに後退していることを特徴
とする。
【0016】すなわち、光半導体チップが配設された面
にほぼ垂直方向の外形側面が、外形側面同士の形成する
辺の付近でその辺の一部とともに後退しているので、光
半導体チップが配設された面に対向する側から半導体パ
ッケージを見ると、最外形は、後退していない部分にな
る。後退していない部分は、距離的に底面側により近い
部分とすることができるので、底面を基準面に載置した
場合に半導体パッケージの外形を精度よく(ピントずれ
なく)捉えることができる。したがって、光半導体チッ
プの配設位置精度を向上することが可能である。
【0017】また、本発明に係る光半導体装置の製造方
法は、光半導体チップが配設され得る配設面と前記配設
面にほぼ平行な底面とを有し、前記配設面にほぼ垂直方
向の外形側面が前記外形側面同士の形成する辺の付近で
前記辺の一部とともに後退している光半導体被配設体
を、前記底面を下にして基準面に載置するステップと、
前記載置された光半導体被配設体の前記配設面を前記配
設面に対向する方向から撮像するステップと、前記撮像
された光半導体被配設体における前記外形側面同士の形
成する前記辺の前記基準面への投影位置を認識するステ
ップと、前記認識された投影位置を基準に光半導体チッ
プを前記載置された光半導体被配設体に配設するステッ
プとを具備することを特徴とする。
【0018】すなわち、光半導体チップが配設された面
にほぼ垂直方向の外形側面が、外形側面同士の形成する
辺の付近でその辺の一部とともに後退している光半導体
被配設体を用意し、これを、光半導体チップが配設され
た面に対向する側から撮像する。ここで、後退していな
い部分は、距離的に底面側により近い部分とすることが
できるので、光半導体被配設体の外形を精度よく(ピン
トずれなく)捉えることができる。したがって、光半導
体チップの配設位置精度を向上することが可能である。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施態様として、前記後
退している外形側面に係る前記辺は2箇所である。これ
により、基準座標の原点に加え基準軸を精度よく捉える
ことができる。よって、なお、光半導体チップの配設位
置精度を向上することが可能である。
【0020】また、本発明の実施態様として、前記光半
導体チップは、発光ダイオードおよび/またはフォトダ
イオードである。発光ダイオードとフォトダイオードと
を両方ひとつの半導体パッケージに配設する場合、それ
らのうち一方のみ半導体パッケージに配設する場合のい
ずれも本発明は有用なものである。
【0021】また、本発明の実施態様として、前記半導
体パッケージの前記外形側面は、前記光半導体チップへ
の/からの光の入出射方向に傾いている。外形側面が光
半導体チップへの/からの光の入出射方向に傾いている
と、側面の後退している部分を最上面に達して形成する
必要がなくなる。すなわち、前記半導体パッケージは、
前記半導体パッケージの前記外形側面に囲まれて構成さ
れる上面を有し、前記上面は、ほぼ長方形である。この
ような態様でも、光半導体チップが配設された面に対向
する側から半導体パッケージを見たときに、最外形とし
て後退していない部分を捉えることができる。また、側
面の後退している部分を最上面に達して形成しないの
で、半導体パッケージの上面に配設される金属枠体の配
置などに制約を課す必要がなくなる。
【0022】また、本発明の実施態様として、前記半導
体パッケージは、セラミックを有する。本発明は、半導
体パッケージとしての材質によらず適用でき、したがっ
て光半導体チップ用のパッケージとして多用されるセラ
ミックにおいて同様である。
【0023】以下では本発明の実施形態を図面を参照し
ながら説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る光
半導体装置の模式的な構成を示す図である。
【0024】図1(a)に示すように、この光半導体装
置10は、光半導体チップとして発光ダイオード13と
フォトダイオード14とが配設されたものである。発光
ダイオード13は光出力を行なうものであり、フォトダ
イオード14は光入力を行なうものである。これらの光
入出力は、外囲器を介して配設面に対向して位置される
光ファイバに対してまたは光ファイバからなされる。
【0025】発光ダイオード13とフォトダイオード1
4とは、例えばセラミック製の半導体パッケージ11
(光半導体被配設体)に接着層を介して接着され、半導
体パッケージ11側との電気的な接続がボンディングワ
イヤ15によりなされる。ボンディングワイヤ15は、
半導体パッケージ11中の配線を介して外部接続用の導
電ピン16に電気的接続される。なお、符号12は、光
半導体チップ配設面に蓋をするときに受け側となる金属
製の枠体である。
【0026】ここで、半導体パッケージ11は、上側外
形側面の両端P1、P2付近において外形側面の一部が
後退して形成されている。図1(a)において後退部2
1、22の部分である。
【0027】図1(b)は、図1(a)におけるA−A
aの矢視図である。この図からわかるように、半導体パ
ッケージ11には後退部21が形成されているので、半
導体パッケージ11の外形であるP1点は、半導体パッ
ケージ11の底面に距離的に近いところに存在する。こ
れは、後退部22に関するP2点についても同様であ
る。
【0028】図1(c)は、図1(a)におけるB−B
a断面図である。図1(c)に示すように、ボンディン
グワイヤ15は、半導体パッケージ11中の配線(層配
線17と層間接続18)を介して導電ピン16に電気的
接続される。このような、半導体パッケージ11中の配
線構造は、例えば、多層体の焼成前のセラミック中にあ
らかじめこのような配線構造を形成しておき、その後焼
き固めることにより得られる。
【0029】以上説明の光半導体装置10は、図1
(a)に示すように、例えば、半導体パッケージ11の
上側外形側面の左端部P1を原点としかつP1−P2方
向をx方向基準として、発光ダイオード13を座標(x
1、y)の位置に、フォトダイオード14を座標(x
2、y)の位置に、それぞれ従前より精度をもって配設
させたものである。これを図2を参照して説明する。同
図は、図1で説明した光半導体装置10における光半導
体チップ(発光ダイオード13、フォトダイオード1
4)の配設方法を説明する図である。
【0030】まず、配設の手順を一通り説明するに、光
半導体チップが配設されるべき半導体パッケージ11を
マウンタの基準面91に載置する。基準面91に載置さ
れた半導体パッケージ11は、基準面91に対向する位
置に設けられ、基準面91に焦点を合わせられた撮像カ
メラ92により撮像される。撮像カメラ92により捉え
られた像から半導体パッケージ11の外形上の一点P1
(およびP2)の座標を認識する。この座標は、基準面
91へのP1点(およびP2点)の投影位置である。こ
の座標を基準として、マウンタの例えばアームによりx
1、x2、yで特定される所定位置に光半導体チップを
配設する。
【0031】ここで、P1点(およびP2点)は、基準
面91に距離的に近いところにあり、基準面91に焦点
が合わせられた撮像カメラ92による撮像でもピントず
れの少ない像が得られる。したがって、P1点(および
P2点)の座標認識の精度が向上し、この精度向上の位
置が基準となって光半導体チップ(発光ダイオード1
3、フォトダイオード14)が配設され得るわけであ
る。
【0032】なお、上記で、基準面11に導電ピン16
を多数のピン片の形で有するリードフレームがあらかじ
め置いておくと、撮像カメラ92で捉えられた像により
このリードフレームに対する半導体パッケージ11の位
置合わせも同時に行なわれ得る。したがって、この場合
には、基準面91はリードフレームの面としてもよい。
【0033】また、上記の実施形態では、半導体パッケ
ージ11の外形側面のうち、外形側面同士の形成する辺
の付近で辺の上側一部を含む部分が後退している一例と
して、図1(a)、(b)に示すように、断面がL字状
の部材の形に後退している例を示したが、後退させる形
状はこれに限らない。基準面91に対向する方向から、
基準面91(または半導体パッケージ11の底面)との
距離が小さく改善されたP1点を撮像することができれ
ばよいからである。例えば、断面が直角二等辺三角形の
角柱状となるよう後退させてもよい。
【0034】なお、半導体パッケージ11の、上記のよ
うな種々に後退を伴った形状は、一旦、後退を伴わない
形状で形成した後、研磨等の機械的加工、エッチング等
の化学的・物理的加工などを用いて得ることができる。
または、後退を伴った形状にあらかじめ成形する(特に
樹脂の場合)、積層する積層素材の形状をあらかじめ後
退した形状を伴ったものにする(特にセラミックの場
合)などの方法を用いてもよい。
【0035】また、上記の説明では、2箇所の端部P
1、P2において外形側面同士の形成する辺の付近で辺
の一部を含む部分が後退している例を述べたが、1箇所
のみの後退の場合でも、少なくとも従前よりは半導体パ
ッケージ11の位置認識精度は向上する。したがって、
その分だけ、光半導体チップ(発光ダイオード13、フ
ォトダイオード14)の配設位置精度を改善できる。
【0036】次に、本発明の別の実施形態を図3を参照
して説明する。図3は、本発明の別の実施形態に係る光
半導体装置の模式的な構成を示す図であり、すでに説明
した部分と同一のものには同一の番号を付してある。
【0037】図3に示すように、この実施形態に係る光
半導体装置10aは、半導体パッケージ11aの外形側
面が、フォトダイオード14への光の入射方向または発
光ダイオード13から光の出射方向に傾いて形成されて
いる。そして、半導体パッケージ11aの外形側面のう
ち、外形側面同士の形成する辺の付近で辺の一部を含む
部分が後退していること自体は、図1で説明した形態と
同じである。それが図3(a)、(b)において後退部
31、32の部分である。しかし、この形態では、図3
(b)に示すように、その後退が半導体パッケージ11
aの上面には達していない。
【0038】これは、半導体パッケージ11aの外形側
面が、フォトダイオード14への光の入射方向または発
光ダイオード13から光の出射方向に傾いて形成されて
いることにより、後退を上面に達して形成しなくても、
光半導体チップの配設面に対向する方向から、基準面と
の距離が小さく改善されたP1点(およびP2点)を撮
像することができるからである。
【0039】したがって、基準面との距離が小さく改善
されたP1点(およびP2点)を撮像することによっ
て、図1に示した実施形態と同様の効果を得ることがで
きる。また、外壁の後退を半導体パッケージ11aの上
面に達して形成する必要がないので、半導体パッケージ
11aの上面は従来と同様に長方形のままである。よっ
て、半導体パッケージ11aの上面に配設される金属の
枠体12の配置などに制約を課す必要がない。
【0040】そのほかの事項、例えば、後退させる形
状、後退形状の形成方法、後退させる箇所数などについ
ては図1に示した実施形態と同様である。
【0041】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
光半導体チップが配設された面にほぼ垂直方向の外形側
面が、外形側面同士の形成する辺の付近でその辺の一部
とともに後退しているので、光半導体チップが配設され
た面に対向する側から半導体パッケージを見ると、最外
形は、後退していない部分になる。後退していない部分
は、距離的に底面側により近い部分とすることができる
ので、底面を基準面に載置した場合に半導体パッケージ
の外形を精度よく(ピントずれなく)捉えることができ
る。したがって、光半導体チップの配設位置精度を向上
することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る光半導体装置の模式
的な構成を示す図。
【図2】図1で説明した光半導体装置10における光半
導体チップ(発光ダイオード13、フォトダイオード1
4)の配設方法を説明する図。
【図3】本発明の別の実施形態に係る光半導体装置の模
式的な構成を示す図。
【図4】従来の光半導体装置の模式的な構成の例を示す
図。
【図5】図4における光半導体装置70を光コネクタを
兼ねる外囲器81に装着し固定した構成を示す図。
【図6】従来の光半導体装置における光半導体チップの
配設方法を説明する図。
【符号の説明】
10、10a…光半導体装置 11、11a…半導体パ
ッケージ 12…枠体 13…発光ダイオード 14…フォトダイオード 15
…ボンディングワイヤ 16…導電ピン 17…配線層 18…層間接続 2
1、22、31、32…後退部 91…基準面 92…
撮像カメラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F041 AA38 DA19 DA75 5F088 BA16 BA18 BB01 JA14

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光半導体チップと、前記光半導体チップ
    への/からの光の入出射方向にほぼ垂直の面を有し、前
    記垂直の面に前記光半導体チップが配設された半導体パ
    ッケージとを具備し、 前記半導体パッケージは、前記光半導体チップが配設さ
    れた面にほぼ垂直方向の外形側面が、前記外形側面同士
    の形成する辺の付近で前記辺の一部とともに後退してい
    ることを特徴とする光半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記後退している外形側面に係る前記辺
    は2箇所であることを特徴とする請求項1記載の光半導
    体装置。
  3. 【請求項3】 前記光半導体チップは、発光ダイオード
    および/またはフォトダイオードであることを特徴とす
    る請求項1記載の光半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記半導体パッケージの前記外形側面
    は、前記光半導体チップへの/からの光の入出射方向に
    傾いていることを特徴とする請求項1記載の光半導体装
    置。
  5. 【請求項5】 前記半導体パッケージは、前記半導体パ
    ッケージの前記外形側面に囲まれて構成される上面を有
    し、前記上面は、ほぼ長方形であることを特徴とする請
    求項4記載の光半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記半導体パッケージは、セラミックを
    有することを特徴とする請求項1記載の光半導体装置。
  7. 【請求項7】 光半導体チップが配設され得る配設面と
    前記配設面にほぼ平行な底面とを有し、前記配設面にほ
    ぼ垂直方向の外形側面が前記外形側面同士の形成する辺
    の付近で前記辺の一部とともに後退している光半導体被
    配設体を、前記底面を下にして基準面に載置するステッ
    プと、 前記載置された光半導体被配設体の前記配設面を前記配
    設面に対向する方向から撮像するステップと、 前記撮像された光半導体被配設体における前記外形側面
    同士の形成する前記辺の前記基準面への投影位置を認識
    するステップと、 前記認識された投影位置を基準に光半導体チップを前記
    載置された光半導体被配設体に配設するステップとを具
    備することを特徴とする光半導体装置の製造方法。
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