JP2003249109A - 面状照明装置 - Google Patents

面状照明装置

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JP2003249109A
JP2003249109A JP2002048200A JP2002048200A JP2003249109A JP 2003249109 A JP2003249109 A JP 2003249109A JP 2002048200 A JP2002048200 A JP 2002048200A JP 2002048200 A JP2002048200 A JP 2002048200A JP 2003249109 A JP2003249109 A JP 2003249109A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】干渉縞の発生を抑制できる面状照明装置を提供
する。 【解決手段】板状導光体2の上面15に、溝状プリズム
から構成される光反射パターン19が光源部5の軸方向
に形成されている。板状導光体2の下面16には、光反
射パターン19に対して角度を持つ反射方向分散パター
ン21を形成する。光源部5から出射された光は板状導
光体2内を進行してプリズムの溝部17で反射し、下面
16に向かって板状導光体2内を進み、さらに板状導光
体2の下面16に形成された反射方向分散パターン21
で一部反射する。反射した光は再び板状導光体2を通過
して光反射パターン19を通って外部へ出射する。反射
方向分散パターン21に角度を持たせたことにより、光
反射パターン19から出射する光の強度を均一にするこ
とができる。その結果、出射光の視点に対する強度が均
一となり干渉縞の発生を抑制することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、看板、各種反射型
表示装置等の照明手段に用いられる面状照明装置に関す
るものであり、特に、液晶表示装置の照明手段として用
いられるものである。
【0002】
【従来の技術】薄型で占有容積が小さく、軽量であるこ
と等に特徴を有する液晶表示装置は、携帯電話やパーソ
ナルコンピュータ等をはじめとする多くの電気製品に使
用され、その需要は増大している。ところで、液晶表示
装置の液晶自体は自ら発光しないため、太陽光や部屋の
照明の明るさを十分に取り込むことができない暗所で使
用する場合には、液晶表示装置とは別個に液晶を照射す
る照明手段が必要となる。従って、この液晶を照射する
照明手段も小型で消費電力が小さいことが望まれ、近
年、薄板状のサイドライト方式(導光板方式)の面状照
明装置をその手段として使用することが多い。
【0003】図12に、サイドライト方式を使用する面
状照明装置の従来例の一形態を示す。図13は、従来の
面状照明装置における板状導光体を裏返した状態での反
射方向分散面31を示す。図12に示すように、面状照
明装置1’は、板状導光体2と、板状導光体2の一側端
面8に沿って近接して配置される光源部5と、光反射部
材(フレームともいう)13とから概略構成される。ま
た、板状導光体2の上面(観察側の面)15には、光反
射パターン19が形成されており、この光反射パターン
19によって、板状導光体2の一側端面8から入射した
光源部5からの光を、光源部5からの距離に影響されず
に板状導光体2の下面16側に配置される液晶表示装置
Lへ均一に出射させている。
【0004】光源部5は、透光性材料からなる棒状導光
体3と、棒状導光体3の端面6、7に対面して配置され
る点状光源4、4とから構成され、棒状導光体3の一側
面9の反対面には光路変換手段12が形成されている。
また、光反射部材13は、概略U字状に形成され、面状
照明装置1’が組み合わされたとき棒状導光体3を覆う
ように配置される。
【0005】光反射パターン19は、プリズムとしてそ
の断面形状がほぼ三角形の溝部17と溝部に隣接する平
坦部18とから構成され、光源部5の軸方向(棒状導光
体3の軸方向ともいう)に平行に形成されている。
【0006】そして、板状導光体2の下面16には、反
射方向分散パターン21を有する反射方向分散面31が
設けられており、さらにその表面には図示してない無反
射コーティングが施されている。反射方向分散パターン
21は、板状導光体2の上面15に形成された光反射パ
ターン19と同様に、光源部5の軸方向に平行に形成さ
れている。この反射方向分散パターン21をレンチキュ
ラー形状とすることにより、射出成形等により容易に反
射方向分散面31を製造することができる。尚、レンチ
キュラー形状とは、カマボコ形の微小なレンズ群の形態
をいう。
【0007】この反射方向分散パターン21を設けるこ
とにより、反射方向分散パターン21で反射されてしま
う光の方向を不規則にすることで光反射パターン19か
ら光が出てこない角度領域がなくなり、観察者の視点の
移動に伴い発生する位置や間隔が変化する明暗縞の発生
を抑制している。この反射方向分散パターンの内容につ
いては、特願2001−391963で提案している。
【0008】しかしながら、板状導光体の下面に反射方
向分散パターン21を設けたことにより、反射方向分散
パターン21で反射した光が再び光反射パターン19を
通過し出射する際に、新たに干渉縞が発生するという不
具合が発生した。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この干渉縞は、光反射
パターンと反射方向分散パターンとの位置関係で反射方
向分散パターンからの反射光が光反射パターンから出射
する際、視点に対する各々の出射光の強度に差が生じる
ことに起因することが判明した。そのため、反射方向分
散パターンでの反射光を低減するため反射方向分散パタ
ーンの下面に無反射コーティングを施すことが行われて
いたが、特願2001−391963に記載のように、
可視域全体に亘って完全に反射を抑制することは出来て
おらず、通常0.2%レベルの反射光が存在し、その反
射光が干渉縞の発生要因ともなっている。ところで、上
述した干渉縞は以下のようなメカニズムで発生すると考
えられる。階段状プリズムからなる光反射パターン29
を例に、図9に基づいて説明する。
【0010】図9に示した従来構造では、光源部から出
射された光22aは板状導光体2内を進行してプリズム
の段部27で反射し、その反射した光22bは下面26
に向かって板状導光体2内を進み、さらに板状導光体2
の下面26に形成された反射方向分散パターン21の中
央近傍で反射する。反射した光22c(Q)は再度板状
導光体2を通過して段部27と緩斜面部28で形成され
ている光反射パターン29を通過して外部へ出射する。
一方の光源部から出射された光22dは板状導光体2内
を進行してプリズムの段部27で反射し、その反射した
光22eは下面26に向かって板状導光体2内を進み、
さらに板状導光体2の下面26に形成された反射方向分
散パターン21の端部近傍で反射する。反射した光22
f(R)は、光Qとは異なった角度で再度板状導光体2
を通過して段部27と緩斜面部28で形成されている光
反射パターン29を通過して外部へ出射する。光Rは、
板状導光板を通過して外部へ出射する際、その出射光の
視点25に対する光の方向と強度は、光Qと比較すると
相違する。図10に、光反射パターン29から出射する
光QとRの強度を模式的に示す。光Qを楕円で示し、光
Rを斜線付きの楕円とする。図に示すように光反射パタ
ーンの全面では光Qと光Rが交互に発生するから、光反
射パターン29から出射する光の強度が均一とならな
い。そのため、干渉縞が発生する。したがって、本発明
は、観察者の視点の移動に伴い発生する位置や間隔が変
化する明暗縞を発生させることなく、かつ板状導光体の
上下面のパターンによって生じる干渉縞を抑制するため
になされたものであり、使用する部品点数を増加させ
ず、且つ、光の利用効率を低下させずに、干渉縞の発生
を抑制することのできる面状照明装置の提供を目的とす
るものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、透光性材料からなる板状導光体
と、該板状導光体の側面に沿って近接して配置した棒状
の光源部とを具備し、複数のプリズムによって構成され
る光反射パターンを前記板状導光体上に形成したサイド
ライト方式の面状照明装置において、前記板状導光体の
前記光反射パターンが形成された面の反対面上に、前記
光反射パターンのプリズムの長さ方向に対して角度を持
たせた方向に沿って、反射方向分散パターンを形成した
ことを特徴とするものである。本発明では、板状導光体
の下面に形成した反射方向分散パターンは、光反射パタ
ーンのプリズムの長さ方向に対して傾きを持たせている
ために、部分的に光反射パターンの方向に沿って出射す
る光の強度を変化させることができる。この模式図を図
11に示す。光Qを楕円と円で示し、光Rを斜線付きの
円とする。この場合は、図10に示す出射光のパターン
と異なり光Qと光Rが交互には発生しないので、全体で
光反射パターンから出射する光の強度を均一にすること
ができる。その結果、視点に対する各々の出射光の強度
が均一となり干渉縞の発生を抑制することができる。
(尚、図10、図11は出射光のパターンを表すイメー
ジであり、正確なパターンを表すものではない。)
【0012】上記課題を解決するために、請求項2の発
明は、請求項1に記載の発明において、前記板状導光体
の前記光反射パターンが形成された面の反対面上に形成
した反射方向分散パターンは、前記光反射パターンの前
記プリズムの長さ方向に対して角度を10度から35度
傾けたことを特徴とする。請求項3の発明は、前記反射
方向分散面は、レンチキュラー形状であることを特徴と
するものである。
【0013】また、上記課題を解決するために、請求項
4の発明は、請求項1に記載の発明において、前記反射
方向分散パターンは、レンチキュラー形状の微小レンズ
と該微小レンズ間に配設された平坦部とからなることを
特徴とするものである。
【0014】また、上記課題を解決するために、請求項
5の発明は、請求項3または4に記載の発明において、
前記板状導光体の水平方向面に対し、レンチキュラー形
状の微小レンズ外周面における接線の最大角度が3度以
下に形成されていることを特徴とするものである。
【0015】また、上記課題を解決するために、請求項
6の発明は、請求項3、4、5のいずれかに記載の発明
において、前記板状導光体の水平方向面に対し、前記レ
ンチキュラー形状の微小レンズ外周面の角度が段階的に
変化する複数の平面からなることを特徴とするものであ
る。
【0016】また、上記課題を解決するために、請求項
7の発明は、請求項1または2に記載の発明において、
前記反射方向分散パターンを構成するレンチキュラー形
状の微小レンズの各々の断面が、連続して配設された円
弧状の溝または複数の円弧状の溝と該円弧状の溝間に形
成された平坦部とからなることを特徴とするものであ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る面状照明装置
の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。尚、本面
状照明装置は、従来例として説明した面状照明装置の板
状導光体の下面に形成された光を不規則に反射させるた
めの反射方向分散パターンが、光反射パターンのプリズ
ム長さ方向に対して傾けて形成したこと、およびその反
射方向分散パターンの形状に特徴を有するものであり、
従来の面状照明装置と同様の部材については同一の符号
を付し、その詳細な説明は省略する。
【0018】図1は、本発明に係る面状照明装置の一形
態を示す分解斜視図である。図2は、板状導光体を裏返
した状態での本発明の反射方向分散面31を示す。図1
に示すように、面状照明装置1は、板状導光体2と、板
状導光体2の一側端面8に沿って近接して配置される光
源部5と、光反射部材(フレームともいう)13とから
概略構成される。また、板状導光体2の上面(観察側の
面)15には、光反射パターン19が形成されており、
この光反射パターン19によって、板状導光体2の一側
端面8から入射した光源部5からの光を、光源部5から
の距離に影響されずに板状導光体2の下面16側に配置
される液晶表示装置Lへ均一に出射させている。
【0019】光源部5は、透光性材料からなる棒状導光
体3と、棒状導光体3の端面6、7に対面して配置され
る点状光源4、4とから構成され、棒状導光体3の一側
面9の反対面には光路変換手段12が形成されている。
また、光反射部材13は、概略U字状に形成され、面状
照明装置1が組み合わされたとき棒状導光体3を覆うよ
うに配置される。
【0020】光反射パターン19は、プリズムとしてそ
の断面形状がほぼ三角形の溝部17と溝部に隣接する平
坦部18とから構成され、光源部5の軸方向(棒状導光
体3の軸方向ともいう)に平行に形成されている。ま
た、光反射パターン19の間隔、即ち、隣接する溝部1
7の間隔(溝ピッチともいう)は、いずれも同一の間隔
に設定されている。さらに、溝部17の深さは、板状導
光体2の一側端面8側(光源部5側)で浅く、一側端面
10側で深く形成されている。即ち、溝部17は光源部
5から離れるに従ってその深さが徐々に深くなるように
形成されている。
【0021】そして、板状導光体2の下面16には、反
射方向分散パターン21を有する反射方向分散面31が
設けられており、さらにその表面には図示してない無反
射コーティングが施されている。この反射方向分散パタ
ーン21を設けることにより、観察者の視点の移動に伴
い発生する位置や間隔が変化する明暗縞の発生を抑制し
ている。さらに、反射方向分散パターン21を光反射パ
ターン19のプリズムの長さ方向に対して所定の角度
(Φ)を有して形成することにより、前述のように上下
面のパターンによる干渉縞の発生を押さえることができ
るようにしている。
【0022】図8に、光反射パターンが形成された面の
反対面上に形成した反射方向分散パターンを、光反射パ
ターンのプリズムの長さ方向に対して角度(Φ)を変化
させた場合の干渉縞の発生結果(目視)を示す。この結
果から、反射方向分散パターンの角度(Φ)が10度か
ら35度までは、干渉縞の発生を押さえることができ
る。反射方向分散パターンの角度(Φ)は実用的には、
10度から35度の範囲で選択できるが、より良い形態
としては20度から25度を選択する。
【0023】尚、上述した形態においては、図1の光反
射パターン19を溝部17と平坦部18とで構成する場
合について説明したが、この形態に限定されるものでは
なく、後述するような階段状プリズムによって構成され
る場合、あるいは溝部の断面形状が略台形状を有する場
合、又は溝部が複数段を有する形状の場合、さらには断
面形状に曲線を有する場合であってもよい。
【0024】また、上述の形態においては、点状光源4
を棒状導光体3の端面6、7に近接して二つ配置する場
合について説明したが、この形態に限定されるものでは
なく、棒状導光体3の端面6あるいは端面7のいずれか
一端面のみに点状光源4を一つ配置させる場合であって
もよい。さらに、光源部5としては、棒状導光体3と点
状光源4を組合せたものに替えて棒状光源である蛍光灯
を使用する場合であってもよい。さらにまた、光源部5
は、板状導光体2の一側端面8に近接して一つ配置させ
ているが、これに限定されるものではなく、板状導光体
2の両側面、即ち、一側端面8および一側端面10にそ
れぞれ近接して配置させる場合であってもよい。
【0025】尚、板状導光体2の下面16に形成された
反射方向分散パターン21は、外周面を液晶表示装置L
側(図の下方向)に向けたカマボコ形、即ち、レンチキ
ュラー形状を有し、光反射パターン19のプリズムの長
さ方向(図の左右方向)に傾きを持って配設されてい
る。ここでレンチキュラー形状の反射方向分散パターン
21について模式図である図3を使用して説明すると、
反射方向分散パターンは、レンチキュラー形状の微小レ
ンズ外周面における接線Sが板状導光体の水平方向面T
に対して3度以下となるように形成することが望まし
い。さらに、実験結果から3度以上だと輝度が落ちるこ
とが証明されているので、接線Sと水平方向面Tとで形
成される最大角度θmaxが3度以下であることが望ま
しい。
【0026】このように水平方向面Tに対して成す角度
θiが連続的に変化するレンチキュラー形状の反射方向
分散パターン21を形成することにより、それぞれの段
部で同じ角度方向に反射した光を、それぞれ相違する角
度方向に進行させることができる。
【0027】また、図3の点線部Bの拡大図を図4に示
す。図に示すように反射方向分散パターン21のエッジ
部分51を丸く加工することにより、観察面側から見た
ときに反射方向分散パターン21の存在を目立たなくし
視認性を高めることができる。
【0028】尚、反射方向分散パターン21は、上述し
た図2に示すようなレンチキュラー形状に限定されるも
のではなく、例えば、図5ないし図7に示すような形態
のものであってもよい。図5に示す反射方向分散パター
ン21'は、内周面を液晶表示装置L側(図の下方向)
に向けた円弧状を有するものである。この形状の場合に
も、光の反射方向分散パターンの角度を連続的に変化さ
せることができるので、上述した場合と同様の効果を得
ることができる。
【0029】図6に示す反射方向分散パターン21''
は、多数の平面61〜68によって構成される形状を有
するものである。この形状の場合にも、光の反射方向を
分散させる面61〜68の水平方向面Tに対する角度θ
A、θB、θCを階段的に変化させることができる
(尚、平面64、68は水平方向面Tと平行に形成され
ている)ので、上述した場合と同様の効果を得ることが
できる。尚、角度θA、θB、θCは、最大角度である
θAが3度以下とすることが望ましい。また、平面68
がない構造であってもよい。
【0030】図7に示す反射方向分散パターン21'''
は、レンチキュラー形状の微小レンズ71、72とこれ
らの反射部間に配設される反射方向分散パターンの平坦
部73とから構成されるものである。この形状の場合に
も、光の反射方向分散パターンの角度を連続的に変化さ
せることができるので、上述した場合と同様の効果を得
ることができる。また、この場合には、微小レンズ71
と微小レンズ72の間に反射方向分散パターンの平坦部
73が配設されるので、微小レンズのみが連続して配設
される反射方向分散パターンよりも製造が容易であると
いう利点を有する。また、図5に示した形態の反射方向
分散パターン21'に平坦部を設けても同様の効果が得
られる。
【0031】
【発明の効果】本発明に係る面状照明装置によれば、本
発明は、板状導光体の光反射パターンの形成されている
面と対向する面に、光反射パターンのプリズムの長さ方
向に対して10度から35度傾けた複数の反射方向分散
パターンを形成することにより、板状導光体の上面と下
面での反射光により生じる干渉縞を抑制することができ
るものであり、使用する部品点数を増加させず、且つ、
光の利用効率を低下させずに干渉縞の発生を抑制するこ
とができる。
【0032】また、反射方向分散パターンの形状を光の
反射する面の角度が連続的に変化するレンチキュラー形
状に形成することと、反射方向分散パターンの面の角度
を板状導光体の水平方向面に対して3度以下に設定する
ことと、反射方向分散パターンをレンチキュラー形状の
微小レンズとその微小レンズに隣接して配設される平坦
部とから構成した場合、または板状導光体の水平方向面
に対する角度が階段的に変化する複数の平面で構成した
場合とで上述と同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る面状照明装置の一形態を示す分解
斜視図である。
【図2】板状導光体を裏返した状態での本発明の反射方
向分散面を示す。
【図3】本発明に係る面状照明装置における反射方向分
散パターンの別の一形態を示す模式図である。
【図4】図3の、一部拡大図である。
【図5】本発明に係る面状照明装置における反射方向分
散パターンの別の一形態を示す図である。
【図6】本発明に係る面状照明装置におけるの反射方向
分散パターンの別の一形態を示す図である。
【図7】本発明に係る面状照明装置における反射方向分
散パターンの別の一形態を示す図である。
【図8】本発明に係る面状照明装置の反射方向分散パタ
ーンの角度(Φ)を変化させた場合の干渉縞の抑制結果
を示す。
【図9】従来の面状照明装置の反射方向分散面の一形態
を示す図である。
【図10】従来の面状照明装置の光反射パターンから出
射する光の強度を示す模式図である。
【図11】本発明の面状照明装置の光反射パターンから
出射する光の強度を示す模式図である。
【図12】従来の面状照明装置の一形態を示す分解斜視
図である。
【図13】従来の面状照明装置における板状導光体を裏
返した状態での反射方向分散面を示す。
【符号の説明】
1 面状照明装置 2 板状導光体 3 棒状導光体 4 点状光源 5 光源部 6、7 端面 8、10 一側端面 15 上面 16、26 下面 17 溝部 18 平坦部 19、29 光反射パターン 21 反射方向分散パターン 27 段部 28 緩斜面部 31 反射方向分散面 61〜68 平面 71、72 微小レンズ 73 反射方向分散面の平坦部 L 液晶表示装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02F 1/13357 G02F 1/13357 // F21Y 101:02 F21Y 101:02 Fターム(参考) 2H038 AA55 BA06 2H091 FA14Z FA21Z FA23Z FA28Z FA37X FA41Z LA21

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透光性材料からなる板状導光体と、該板
    状導光体の側面に沿って近接して配置した棒状の光源部
    とを具備し、複数のプリズムによって構成される光反射
    パターンを前記板状導光体上に形成したサイドライト方
    式の面状照明装置において、 前記板状導光体の前記光反射パターンが形成された面の
    反対面上に、前記光反射パターンのプリズムの長さ方向
    に対して角度をもたせた方向に沿って、反射方向分散パ
    ターンを形成したことを特徴とする面状照明装置。
  2. 【請求項2】 前記板状導光体の前記光反射パターンが
    形成された面の反対面上に形成した前記反射方向分散パ
    ターンは、前記光反射パターンの前記プリズムの長さ方
    向に対して角度を10度から35度傾けたことを特徴と
    する請求項1に記載の面状照明装置。
  3. 【請求項3】 前記反射方向分散パターンを有する反射
    方向分散面は、レンチキュラー形状であることを特徴と
    する請求項1または2に記載の面状照明装置。
  4. 【請求項4】 前記反射方向分散パターンは、レンチキ
    ュラー形状の微小レンズと該微小レンズ間に配設された
    平坦部とからなることを特徴とする請求項1または2に
    記載の面状照明装置。
  5. 【請求項5】 前記板状導光体の水平方向面に対し、前
    記レンチキュラー形状の微小レンズ外周面における接線
    の最大角度が3度以下に形成されていることを特徴とす
    る請求項3または4に記載の面状照明装置。
  6. 【請求項6】 前記板状導光体の水平方向面に対し、前
    記レンチキュラー形状の微小レンズ外周面の角度が段階
    的に変化する複数の平面からなることを特徴とする請求
    項3、4、5のいずれかに記載の面状照明装置。
  7. 【請求項7】 前記反射方向分散パターンは、連続して
    配設された断面円弧状の溝または複数の円弧状の溝と該
    円弧状の溝間に形成された平坦部とからなることを特徴
    とする請求項1または2に記載の面状照明装置。
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KR101080515B1 (ko) * 2003-10-31 2011-11-04 소니 주식회사 도광판 및 백라이트 장치

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