JP2007026996A - 照明装置、面光源装置及び照明ユニット - Google Patents

照明装置、面光源装置及び照明ユニット Download PDF

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Abstract

【課題】出射光輝度が均一で且つ従来例よりも明るい照明を可能にする。
【解決手段】反射シート6上に、複数の蛍光ランプ7が所定の間隔で平行に配置されている。蛍光ランプ7上には、光束制御部材3と拡散部材2が順次間隔を開けて配置されている。光束制御部材3の裏面25側で且つ蛍光ランプ7に対応する位置には、凹み30及びこれに続く曲面31を形成してある。この凹み30は、第1の入光面33と第2の入光面34とからなっている。また、曲面31は、第3の入光面35と第4の入光面36とからなっている。第1の入光面33は、拡散部材2に到達する光のうち、蛍光ランプ7直上近傍の所定範囲に到達する光を滑らかに拡げる。第2の入光面34及び曲面31は、前記所定範囲に隣接する位置から隣り合う蛍光ランプ7間の近傍位置に到達する光の照射密度を蛍光ランプ7直上近傍の所定範囲に照射される光の照射密度よりも密にする。
【選択図】図7

Description

本発明は、照明装置、面光源装置及び照明ユニットに関し、例えば、線状光源からの光を面状に広げて、被照明体をほぼ均一に照明することが可能な照明装置、液晶表示パネルの背面側から面状に照明するバックライトとして使用される面光源装置、及びこの面光源装置を照明手段として使用する照明ユニットに関するものである。
従来から、パーソナルコンピュータやテレビジョン等に使用される液晶表示モニタの照明手段として、複数の蛍光ランプ(線状光源)を使用した面光源装置が知られている。この面光源装置は、液晶表示モニタの液晶表示パネルとほぼ同形状の板状の拡散部材の裏面側に間隔をあけて反射部材を配置し、この反射部材と拡散部材の間に複数の蛍光ランプを平行に配置して、蛍光ランプからの光及び反射部材によって反射された光を拡散部材を介して出射するようになっている。
しかしながら、このような面光源装置においては、拡散部材から出射される光のうち、蛍光ランプの直上近傍からの出射光が明るく、隣合う蛍光ランプ間からの出射光が暗くなり、出射光輝度に明暗の差が生じるという問題点があった。
そこで、このような問題点を解消するものとして、図17に示す面光源装置100が開発された。この図17に示す面光源装置100は、蛍光ランプ101の直上近傍における拡散部材102の板厚を厚くし、隣合う蛍光ランプ101,101の中間位置における拡散部材12の板厚を薄くすることにより、蛍光ランプ101の直上近傍における拡散部材102の光吸収率を大きくし、隣合う蛍光ランプ101,101の中間位置における拡散部材102の光吸収率を小さくして、拡散部材102から出射される光の出射光輝度の均一化を図るようになっている(特許文献1参照)。
特開2003−279978号公報。
しかしながら、図17に示す面光源装置100は、拡散部材102のうちの蛍光ランプ101の直上近傍部分を厚肉にして、拡散部材102のうちの蛍光ランプ101の直上近傍部分における光の吸収率を拡散部材102の他部よりも高めることにより、拡散部材102からの出射光輝度の均一化を図るようになっているため、蛍光ランプ101からの光を照明光として利用できる効率が低くなるという問題を有していた。
そこで、本発明は、被照射体の被照射面を均一に照明することができ、且つ従来例よりも明るい照明が可能な照明装置、面光源装置及びこれを使用した照明ユニットを提供することを目的としている。
請求項1の発明は、(1)反射部材と、(2)その反射面側に配置された複数の線状光源と、(3)この線状光源に対して前記反射部材とは反対側に、前記線状光源から出射される照明光を透過して、前記照明光の光路を偏向する機能を有する光束制御部材と、を含む照明装置に関するものである。この照明装置の前記光束制御部材は、前記線状光源に対応する位置に、前記線状光源の長手方向に沿った凹みが形成され、更にこの凹みに続く曲面を有している。そして、この発明の照明装置は、前記光束制御部材を透過した前記照明光によって、被照射体の被照射面が均一に照射されるようになっている。また、前記凹みは、前記光束制御部材の前記入射面及び/又は前記出射面の前記線状光源に対応する位置に形成されている。また、前記凹みに続く曲面は、前記被照射面を線状光源の夫々に対応するように割り振った被照射領域において、前記凹みに続く曲面が形成された範囲から入射した前記照明光の前記光束制御部材を介して照射する前記被照射領域が、前記凹みに続く曲面が形成されていない場合の前記範囲から入射した前記照明光の前記光束制御部材を介して照射する前記被照射領域よりも、前記線状光源に近い領域では明るく、前記線状光源から遠い領域では暗くなるように形成されている。
請求項2の発明は、(1)反射部材と、(2)その反射面側に配置された複数の線状光源と、(3)この線状光源に対して前記反射部材とは反対側に、前記線状光源から出射される照明光を透過して、前記照明光の光路を偏向する機能を有する光束制御部材と、(4)板状、又はシート状であって、その一方の面に到達した前記光束制御部材を透過した前記照明光を、他の面から拡散させて出射する拡散部材と、を含む面光源装置に関するものである。この面光源装置において、前記拡散部材の前記一方の面は、前記光束制御部材を透過した前記照明光によって、均一に照射されるようになっている。また、前記光束制御部材は、前記線状光源に対応する位置に、前記線状光源の長手方向に沿った凹みが形成され、更にこの凹みに続く曲面を有している。また、前記凹みは、前記光束制御部材の前記入射面及び/又は前記出射面の前記線状光源に対応する位置に形成されている。また、前記凹みに続く曲面は、前記拡散部材の前記一方の面を線状光源の夫々に対応するように割り振った被照射領域において、前記凹みに続く曲面が形成された範囲から入射した前記照明光の前記光束制御部材を介して照射する前記被照射領域が、前記凹みに続く曲面が形成されていない場合の前記範囲から入射した前記照明光の前記光束制御部材を介して照射する前記被照射領域よりも、前記線状光源に近い領域では明るく、前記線状光源から遠い領域では暗くなるように形成されている。
請求項3の発明は、前記請求項1の照明装置と、この照明装置からの照明光が照射する被照明部材と、を備えたことを特徴とする照明ユニットである。
請求項4の発明は、前記請求項2の面光源装置と、この面光源装置からの照明光が照射する被照明部材と、を備えたことを特徴とする照明ユニットである。
本発明によれば、線状光源を間に置いて反射部材の反射面と対向して配置される光束制御部材は、線状光源に対応する部分に凹みが形成され、更にこの凹みに続く曲面を有しており、凹みが形成された範囲に到達した光は、それが形成されていないときに比べて、光束制御部材を透過した後に滑らかに拡がるようになっており、凹みに続く曲面が形成された範囲に到達した光は、それが形成されていないときに比べて、光束制御部材を透過した後に狭まるようになっているため、複数の線状光源を用いた場合でも光束制御部材から出射した照明光が照射する被照射面の照度分布を、均一化することが可能となる。
以下、本発明が適用可能な照明装置、面光源装置及びこの面光源装置を備えた照明ユニットの最良の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
(照明装置、面光源装置及び照明ユニットの概略構成)
図1〜図4は、本実施の形態に係る面光源装置10を示すものである。なお、図1(a)は面光源装置10の平面図であり、図1(b)は面光源装置10の側面図である。また、図2は面光源装置10を構成する照明装置1を示すものであって、図2(a)は照明装置1からの照明光によって照射される被照射体としての拡散部材2を面光源装置10から取り外して示す照明装置1の平面図であり、図2(b)は図2(a)に示す照明装置1の側面図である。また、図3は拡散部材2及び光束制御部材3を取り外して示す面光源装置10の平面図である。また、図4は、図1のA−A線に沿って切断して示す面光源装置10の断面図である。
これらの図に示すように、本実施形態の面光源装置10は、フレーム4の底5に反射シート(反射部材)6が配置され、この反射シート6上に所定の隙間をもって複数の蛍光ランプ(線状光源)7が所定の間隔で平行に配置され、これら蛍光ランプ7の上方に光束制御部材3が配置されることによって、まず照明装置1(図2参照)が構成され、更に、フレーム4の上部開口端が板状の拡散部材2によって蓋をされた構造になっている。そして、照明装置1上に被照射体として配置されたこの拡散部材2の更に上に被照明部材(例えば、液晶表示パネル)8を配置することにより、面光源装置10(照明装置1上に拡散部材2をのせたもの)と被照明部材8とからなる照明ユニット50が構成されるようになっている(図4参照)。このような構造の面光源装置10は、蛍光ランプ7から発せられた光及び反射シート6で反射された光が光束制御部材3を透過した後に拡散部材2を透過し、その拡散部材2を透過した光が被照明部材8に照射されるようになっている。
(フレーム)
図1〜図4に示すように、フレーム4は、平面形状が四角形の底板5と、この底板5の端縁から立ち上がる4側壁11,12,13,14からなり、上方に開口する箱形形状に形成されている。このフレーム4は、PC(ポリカーボネート)やPMMA(ポリメタクリル酸メチル)等の合成樹脂材料で形成されており、拡散部材2の4側端を係合する切り欠き部15が上部開口端の開口縁に沿って形成されている。また、フレーム4は、短辺である対向する2側壁11,13のそれぞれに、蛍光ランプ7の端部を収容・支持する穴16が蛍光ランプ7の配置位置に合わせて形成されている。
(反射シート)
図3〜図4に示すように、反射シート6は、底板5と同一平面形状に形成されたフィルム状の部材であり、白色顔料が含有された白色の合成樹脂材料(例えば、PC,PET(ポリエチレンテレフタレート))で形成され、光を拡散反射するようになっている。
(蛍光ランプ)
図1〜図5に示すように、蛍光ランプ7は、その両端部がそれぞれフレーム4の側壁11,13の穴16に収容・支持されると共に、両端部間の1カ所又は複数箇所に嵌合されたゴム製リング17で反射シート6上に支持され、反射シート6との間に所定寸法の間隙が生じるように位置している。
(光束制御部材)
図2(a)に示すように、光束制御部材3は、平面形状が四角形状の4枚の光束制御部材片3A〜3Dを組み合わせて構成してある。これら光束制御部材片3A〜3Dは、PMMA(ポリメタクリル酸メチル)、PC(ポリカーボネート)等の透明樹脂材料や透明なガラスによって薄板状に形成されている。
そして、各光束制御部材片3A〜3Dは、図2(a)及び図4に示すように、隣り合う他の光束制御部材片3A〜3Dとの突き合わせ面に、スペーサ20の係合溝21に嵌め込まれた際にスペーサ20の軸を嵌合するための切り欠き22が複数形成されている。また、各光束制御部材片3A〜3Dは、フレーム4の側壁11〜14に対向する端縁がフレーム4に形成した係合溝23に嵌め込まれるようになっている(図4参照)。このように、各光束制御部材片3A〜3Dは、スペーサ20の係合溝21と側壁11〜14の係合溝23に嵌め合わせることにより、反射シート6から所定寸法だけ離れた位置に保持されることになる。なお、スペーサ20は、図4及び図2(a)に示すように、略丸棒状であり、先端(上端)を各光束制御部材片3A〜3Dの切り欠き22に係合し易くするために面取りされており、下端から所定寸法位置に係合溝21が形成されている。このスペーサ20は、面光源装置10の組立を容易化するためには、寸法誤差を弾性変形によって吸収することができるゴム等で形成することが好ましい。
また、図4に示すように、光束制御部材片3Aの表面(上面であり、光の出射面)は、スペーサ20の係合溝21及び側壁11〜14の係合溝23に保持された状態において、反射シート6と平行になるような平面に形成されている。これに対し、光束制御部材片3A〜3Dの裏面(下面であり、光の入射面)25には、各蛍光ランプ7に対向するように、凹み30及びこの凹み30に連続する曲面31が蛍光ランプ7の長手方向に沿って形成されている。なお、光束制御部材片3B〜3Dについても同様である。
図6は、面光源装置10の一部を拡大して示す断面図であり、図4の一部を拡大して示している。なお、この図6は、光束制御部材3の一部としての光束制御部材片3Aを例示している。したがって、光束制御部材3の凹み30及びこの凹み30に続く曲面31の形状を、光束制御部材片3Aを例にして説明する。
この図6において、凹み30は、蛍光ランプ7の管径の中心から延びて光束制御部材片3Aの表面24(出射基準面26)に直交する線を便宜上法線32とすると、蛍光ランプ7の長さ方向に直交する断面において、この法線32を中心とする略円弧状の第1の入光面33と、この第1の入光面33に滑らかに接続される第2の入光面34,34とからなっている。このうち、第1の入光面33は、蛍光ランプ7から遠ざかる方向に凸の凹曲面状を呈しており、蛍光ランプ7の中心から延びる法線32を中心に対称形状となるように形成されている。また、一対の第2の入光面34,34は、第1の入光面33とはほぼ逆方向に凸の曲面状に形成されており、法線32を中心とする対称形状である。その結果、凹み30は、第1の入光面33と第2の入光面34との接続部分が変曲点P1になる。また、凹み30に続く曲面31は、凹み30の第2の入光面34に滑らかに接続されており、第2の入光面34と同一方向の凸の曲面である第3の入光面35と、この第3の入光面35と逆方向に緩やかに凸の曲面である第4の入光面36からなっている。これより、第2の入光面34と第3の入光面35との接続部C1が凹み30と曲面31の接続部分となる。また、第3の入光面35と第4の入光面36との接続部分が変曲点P2になる。なお、光束制御部材片3Aの表面24と平行な線である光束制御部材片3Aの裏面側接線37は、第2の入光面34と第3の入光面35との接続部C1において光束制御部材片3Aと接するようになっている。
このような光束制御部材片3Aの凹み30の詳細を、図6に基づき更に詳述する。この図6において、蛍光ランプ7の管径の中心から延びる法線32に直交する水平面を基準面38とすると、蛍光ランプ7から出射した光Hが光束制御部材片3Aに入射する位置(図6の断面における凹み30の第2の入光面34と光Hとの交点)Paで基準面38に平行に引いた線を40とする。また、この図6において、蛍光ランプ7からの光Hが光束制御部材片3Aに入射する位置Paにおける凹み30の第2の入光面34に対する接線41と線40とのなす角をθ3とする。そして、この図6において、光束制御部材片3Aに入射した蛍光ランプ7からの光Hが光束制御部材片3Aの表面24から出射する出射角(出射基準面26から出射する光Hと表面24に対する法線42とのなす角)をθ5とする。なお、基準面38,裏面側接線37及び出射基準面26は、互いに平行に位置している。また、θ3は、上述の第2の入光面34以外の面においても同様に光束制御部材片3Aの入光面形成角を示しており、第1の入光面33の接線と裏面側接線37とのなす角であり、第3の入光面35の接線と裏面側接線37とのなす角であり、第4の入光面36の接線と裏面側接線37とのなす角である。
この図6に示す凹み30は、蛍光ランプ7から出射される光Hのうちで、法線32から所定角度(0<θ1≦25°)範囲内の曲面が第1の入光面33であり、法線32の極近傍の光を除き、θ1とθ5の関係が(θ5/θ1)>1となるように形成されており、このθ5/θ1の値をθ1の増加にしたがって徐々に減少させるような形状に形成されている(図8の曲線43参照)。なお、上述の法線32の極近傍は、例えば、θ1が±5°以内程度とされることが好ましい。また、凹み30の第1の入光面33におけるθ3とθ1との関係は、図9の曲線44aに示すように、0<θ1≦25°の範囲において、θ3はθ1の増加とともに徐々に増加するようになっており、θ1=25°でθ3が最も大きくなっている。ここで、図8及び図9において、出願形状レンズとは、凹み30及び曲面31が形成された本実施形態に係る光束制御部材3を示し、レンズなしとは、凹み30や曲面31を形成しない平板状の光束制御部材であるか又は蛍光ランプ7と拡散部材2の間に光束制御部材を配置しない態様をいう。
また、図6に示す凹み30は、第1の入光面33と第2の入光面34との接続部(すなわち、変曲点P1)から第2の入光面34と第3の入光面35との接続部C1までの範囲において、θ5/θ1>1であるが、θ1の変化率に対してθ5の変化率が小さくなっており(図8の曲線43b参照)、光束制御部材片3Aの表面24から出射される光H1〜H3がほぼ平行な光となる(図7参照)。また、この凹み30の変曲点P1から接続部C1までの範囲におけるθ3は、θ1の増加とともに徐々に減少するようになっている(図9の曲線44b参照)。
また、図6に示す凹み30に続く曲面31は、第3の入光面35の範囲(凹み30との接続部C1から変曲点P2までの範囲)においても同様に、θ1の変化率に対するθ5の変化率は小さく(図8の曲線43b参照)、光束制御部材片3Aの表面24から出射される光H4,H5が出射光H1〜H3とほぼ平行な光となる。また、この第3の入光面35(接続部C1から変曲点P2)の範囲において、θ3は、凹み30の第2の入光面34上の任意のポイントにおける接線の傾きをプラスとすると、この第2の入光面34とは逆のマイナスの傾きとなるように、第3の入光面35が形成されている(図9の曲線44c参照)。
また、図6に示す凹み30に続く曲面31は、第4の入光面36の範囲(第3の入光面35と第4の入光面36との接続部(変曲点P2)から隣り合う蛍光ランプ7,7の中間位置45(図7参照)までの範囲)において、θ5がθ1の増加と共にθ5/θ1=1に次第に近づくように増加する(図8の曲線43c参照)。また、この第4の入光面36の範囲において、θ3は、θ1の増加と共に0に近づくように増加している(図9の曲線44d参照)。
次に、図7に基づいて、光束制御部材片3A〜3Dの凹み30を形成する第1の入光面33,第2の入光面34及びこれに続く曲面31を形成する第3の入光面35,第4の入光面36による作用・効果を説明する。
この図7に示すように、蛍光ランプ7からの光及び反射シート6によって反射された光は、光束制御部材片3Aの裏面25側に形成された凹み30及びこれに連続する曲面31から光束制御部材片3Aの内部に入射する。この際、凹み30の第1の入光面33から光束制御部材片3Aの内部に入射する光は、蛍光ランプ7からの出射角θ1よりも光束制御部材片からの出射角θ5の方が大きく、光束が拡げられた状態で表面24から出射する(図7の光H01,H02参照)。凹み30の第2の入光面34及び曲面31のうちの第3の入光面35から入射する光は、蛍光ランプ7からの出射角θ1が変化しても光束制御部材片3Aからの出射角θ5が極僅かしか変化がなく、ほぼ平行な光束として表面24から出射する(図7の光H1〜H5参照)。その結果、光束制御部材片3Aから出射して拡散部材2に照射される光は、光束制御部材片3A(光束制御部材3)を蛍光ランプ7と拡散部材2との間に配置しない場合に比較し、蛍光ランプ7の直上近傍においては照射密度が疎となり(図7の光H01〜H02参照)、隣り合う蛍光ランプ7間の領域においては照射密度が密となる(図7の光H1〜H5参照)。なお、隣り合う蛍光ランプ7,7の中間位置45を越えて拡散部材2に照射される光は、蛍光ランプ7の直上の法線32から隣り合う蛍光ランプ7の中間位置45までの範囲に照射される光よりも照射密度が疎になるように曲面31の形状が形成されており、近接して配置された蛍光ランプ7から光束制御部材3を介して出射される光と一部の光が混ざり合い、違和感のない(照度ムラのない)照明が可能となる。
したがって、本実施形態の面光源装置10によれば、光束制御部材3を配置せず、蛍光ランプ7からの光を拡散部材2に直接照射する場合に生じる不具合(蛍光ランプ7直上近傍の出射光が明るく(照度が高く)、蛍光ランプ7間の出射光が暗い(照度が低い)という不具合)が解消され、拡散部材2に照射される光の照度分布が均一化され、拡散部材2から出射する光の出射光輝度が均一化する(図10参照)。なお、図10において、出願形状とは、本実施形態に係る凹み30及び曲面31が形成された光束制御部材3を使用した面光源装置10の出射光輝度曲線であり、レンズなしとは、蛍光ランプ7と拡散部材2との間に光束制御部材を配置しない面光源装置の出射光輝度曲線である。
すなわち、光束制御部材3の凹み30は、蛍光ランプ7から出射して直上に向かう光を拡げるように機能して蛍光ランプ7直上の照度が過度に高くなるのを防ぎ、凹みに続く曲面31は、蛍光ランプ7(図7における7a)から出射して、隣り合う蛍光ランプ7(図7における7b)に対応して形成された凹みに続く曲面31(図7における31b)及び凹み30(図7における30b)にまで到達するような光の広がりを抑制するように機能して、蛍光ランプ7a、7b間の照射光が不足するのを補う。
また、本実施形態の面光源装置10によれば、蛍光ランプ7からの光及び反射シート6で反射された光の進行方向を光束制御部材3によって変化させ、拡散部材2に照射される光の照度分布を均一化するようになっているため、蛍光ランプ7の直上近傍において多くの光を吸収するように構成した特許文献1の従来技術に比較し、蛍光ランプ7の光を照明光として利用できる率が高く、より一層明るく均質な照明光を出射することができる。
なお、本実施形態において光束制御部材3は、図2に示したように、4枚の光束制御部材片3A〜3Dで構成するようにした態様を例示したが、これに限られず、2枚,3枚,あるいは5枚以上の複数枚の光束制御部材片で構成してもよく、また複数枚の光束制御部材片で構成しない(単体)態様としてもよい。
また、本実施形態において、凹み30やこれに続く曲面31の形状(例えば、変曲点P1の位置、接続部C1の位置、変曲点P2の位置におけるθ1,θ3,θ5の角度)は、隣り合う蛍光ランプ7,7間のピッチ寸法や、光束制御部材3と蛍光ランプ7との間隔によって変化する。
また、凹み30及びこれに続く曲面31は、一部を平面で形成するようにしてもよい。
(拡散部材)
図1及び図4に示す拡散部材は、光透過性に優れたPMMAやPC等の樹脂材料によってシート状あるいは平板形状に形成されており、平面形状が四角形のシート状又は平板形状に形成されており、光束制御部材3から出射した光を透過させながら拡散し、被照明部材に照射する光を均一化する。図11は、このような拡散部材の具体例を示すものである。
図11(a)の拡散部材2は、シート状母材2aの表裏両面にエンボス加工或いはビーズコート等の拡散処理を施してあり、シート状母材2aの表裏両面に微細な凹凸2b,2bを形成してある。
また、図11(b)の拡散部材2は、シート状母材2aに拡散材2cを混入すると共に、シート状母材2aの表裏両面にエンボス加工或いはビーズコート等の拡散処理を施して、シート状母材2aの表裏両面に凹凸2b,2bを形成してある。
また、図11(c)の拡散部材2は、シート状母材2aの光束制御部材3に面する側にエンボス加工或いはビーズコート等の拡散処理を施して凹凸2bを形成し、そのエンボス加工或いはビーズコート等の拡散処理を施した面と反対側のシート状母材2aの表面に紙面の垂直方向に沿って延びるプリズム突起2dを多数連続して形成してある。
また、図11(d)の拡散部材2は、図11(c)の拡散部材2のシート状母材2aに拡散材2cを混入した構造を呈しており、図11(c)の拡散部材2と同様に、シート状母材2aの光束制御部材3に面する側にエンボス加工或いはビーズコート等の拡散処理を施して凹凸2bを形成し、そのエンボス加工或いはビーズコート等の拡散処理を施した面と反対側のシート状母材2aの表面にプリズム突起2dを多数連続して形成してある。
なお、図11(c),図11(d)に示すプリズム突起2dは、断面形状が略二等辺三角形の突起になるように形成されているが、これに限られず、ほぼ三角形状を呈していればよい。
また、図11(e)に示すように、拡散部材2は、シート状母材2aの出射面側に円錐形状の突起2eを複数形成し、この突起2eでシート状母材2aを透過する光を拡散するようにしてもよい。
また、図11(f)に示すように、拡散部材2は、シート状母材2aの出射面側に角錐(三角錐,四角錐,六角錐等の角錐)形状の突起2fを複数形成し、この突起2fでシート状母材2aを透過する光を拡散するようにしてもよい。
また、このような拡散部材2は、被照明部材8の蛍光ランプ7側の面に取り付けても良いし、また、被照明部材8とは別に(分離した状態で)、被照明部材8の蛍光ランプ7側の面に配置するようにしてもよい。
なお、被照射体である拡散部材2の裏面(被照射面)における照度の均一性は、光束制御部材3と拡散部材2との距離L4(図12参照)を変化させてもあまり変わらず均一であるが、拡散部材2の拡散能の程度によって、拡散部材2から出射される輝度は変化する。例えば、拡散能の低い拡散部材2を光束制御部材3に近づけて配置した場合には光が充分に拡散されず、不均一な輝度分布となり易い。同じ拡散能の拡散部材2を光束制御部材3から充分に離して配置した場合には、光束制御部材3と拡散部材2との間にできる空気層によっても光が拡散されるため均一な輝度分布が得られる。したがって、拡散部材2の拡散能と、光束制御部材3と拡散部材2との距離L4の組み合わせを最適化することで、均一な輝度分布を持つ面光源装置10の薄型化を図ることができる。
(本実施形態に係る照明装置,面光源装置及び照明ユニットの作用・効果)
以上のように、本実施形態に係る面光源装置10において、光束制御部材3から出射して拡散部材2に照射される光は、光束制御部材3を蛍光ランプ7と拡散部材2との間に配置しない場合に比較し、蛍光ランプ7の直上近傍においては照射密度が疎となり(図7の光H01〜H02参照)、隣り合う蛍光ランプ7間の領域においては照射密度が密となる(図7の光H1〜H5参照)。したがって、本実施形態の面光源装置10は、拡散部材2の裏面側に蛍光ランプ7からの光を直接照射する場合に生じる不具合(拡散部材2からの出射光のうち、蛍光ランプ7の直上近傍からの出射光が明るく、蛍光ランプ7,7間近傍からの出射光が暗くなり、出射光の明暗の差が大きい)という不具合を解消でき、拡散部材2から出射する光の出射光輝度を均一化することができる(図10参照)。なお、図10において、点線で示す輝度曲線は、光束制御部材3を蛍光ランプ7と拡散部材2との間に配置しない面光源装置10において、拡散部材2から出射する光の輝度を場所を変えて測定したものである。この図10に示すように、点線で示す輝度曲線は、蛍光ランプ7の直上(図7で示す法線32に対応する位置)で最も輝度が高く、蛍光ランプ7a,7b間の中央(図7で示す法線32と平行な線45に対応する位置)で最も輝度が低くなっている。これに対し、出願形状として示す実線の輝度曲線は、本実施形態の面光源装置10において、拡散部材2から出射する光の輝度を位置を変えて測定したものである。この図10に示すように、実線で示す輝度曲線は、蛍光ランプの直上(図7で示す法線32に対応する位置)と蛍光ランプ7a,7b間の中央(図7で示す法線32と平行な線45に対応する位置)とでほぼ同一の輝度である。
また、本実施形態の面光源装置10によれば、蛍光ランプ7からの光及び反射シート6で反射された光の進行方向を光束制御部材3によって変化させ、拡散部材2に照射される光の照度分布を均一化するようになっているため、蛍光ランプ7の直上近傍において多くの光を吸収するように構成した特許文献1の従来技術に比較し、蛍光ランプ7の光を照明光として利用できる率が高く、より一層明るく均質な照明光を出射することができる。
また、本実施形態の照明ユニット50は、液晶表示パネル等の被照明部材8が面光源装置10から出射される明るく均質な照明光によって照明されるため、特許文献1の従来技術に比較して、照明品質が向上する。
次に、第1実施形態に係る面光源装置10の実施例を、図12に基づいて説明する。本実施例において、光束制御部材3の凹み30やこれに続く曲面21等の各部の寸法や形状は、隣り合う蛍光ランプ7,7のピッチ間寸法pと、光束制御部材3の表面(出射面)24から蛍光ランプ7の中心までの距離L3と、蛍光ランプ7の中心から凹み30の最深部までの寸法L1とによって決定される。例えば、p=45mm、蛍光ランプ7の中心から凹み30の最深部までの寸法がL1=4mm、蛍光ランプ7の中心から光束制御部材3の表面24までの寸法がL3=5mmの場合に、蛍光ランプ7から反射部材6の反射面表面までの寸法がL2=1.5mm、光束制御部材3の表面(出射面)24から拡散部材2までの距離L4=11mm,光束制御部材片3Cの寸法がL5=135mm、L6=178mmに決定される。また、光束制御部材3は、屈折率n=1.49の透明樹脂材料で形成されている。なお、図8のθ1−θ5の関係を示す曲線、図9のθ1−θ3の関係を示す曲線、図10の輝度曲線は、本実施例に係る面光源装置10の数値例であり、本実施例の面光源装置10を使用した場合の測定値である。
[第2実施形態]
図13は、本発明の第2実施形態に係る面光源装置10を示すものである。なお、本実施形態において、第1実施形態と同一構成部分については同一符号を付し、重複した説明を省略する。
図13に示すように、本実施形態の面光源装置10は、光束制御部材3の表面24側に凹み30及びこれに続く曲面31を形成するようになっている。本実施形態において、光束制御部材3に形成する凹み30及びこれに続く曲面31の形状は、第1実施形態の凹み30及びこれに続く曲面31を光束制御部材3の表裏でほぼ反転させたような形状になっている。その結果、本実施形態の光束制御部材3は、図15のθ1−θ5の曲線で示すように、第1実施形態の光束制御部材3のθ1−θ5の曲線とほぼ同様の形状になっており、第1実施形態の光束制御部材3とほぼ同様の出射特性を有している。また、本実施形態の光束制御部材3は、図16のθ1−θ3の曲線で示すように、第1実施形態の光束制御部材3のθ1−θ3の曲線のθ3の最大値を小さくして、θ3=0の横軸を中心にして上下反転させたような形状になっている。本実施形態の面光源装置10は、第1実施形態の面光源装置10と同様の作用・効果を得ることができる。なお、θ1は、蛍光ランプから出射した光と、法線32とのなす角である。また、θ3は、凹み又は曲面の各ポイントにおける接線と出射基準面26とのなす角である。また、θ5は、光束制御部材3の出射基準面26の法線と光束制御部材3からの出射光とのなす角である。
[第3実施形態]
図14は、本発明の第3実施形態に係る面光源装置10を示すものである。なお、本実施形態において、第1実施形態と同一構成部分については同一符号を付し、重複した説明を省略する。
図14に示すように、本実施形態の面光源装置10は、光束制御部材3の裏面25側及び表面24側に凹み30及びこれに続く曲面31を形成するようになっている。本実施形態において、光束制御部材3に形成する凹み30及びこれに続く曲面31の形状は、第1実施形態の凹み30及びこれに続く曲面31を光束制御部材3の表裏に形成したような形状になっている。その結果、本実施形態の光束制御部材3は、図15のθ1−θ5の曲線で示すように、第1実施形態の光束制御部材3のθ1−θ5の曲線とほぼ同様の形状になっており、第1実施形態の光束制御部材3とほぼ同様の出射特性を有している。また、本実施形態の光束制御部材3は、下面側(裏面25側)において、図16のθ1−θ3の曲線(第3実施形態の下面の曲線)で示すように、第1実施形態の光束制御部材3のθ1−θ3の曲線のθ3の絶対値における最大値を小さくしてθ3=0に近づけたような形状になっている。また、本実施形態の光束制御部材3は、上面側(表面24側)において、図16のθ1−θ3の曲線(第3実施形態の上面の曲線)で示すように、第2実施形態の光束制御部材3におけるθ1−θ3の曲線のθ3の最大値を小さくしたような形状になっている。このような構成の本実施形態の面光源装置10は、第1実施形態の面光源装置10と同様の作用・効果を得ることができる。また、本実施形態の光束制御部材3は、その表裏の形状がほぼ同一であるため、成形時の収縮等による反りの発生を防止でき、第1実施形態及び第2実施形態の光束制御部材3よりも高精度で成形できる。
(第1実施形態の変形例)
本発明を適用した第1実施形態は、フレーム4の底5に反射シート6を配置する構成を例示したが(図4参照)、これに限られず、フレーム4の底5の内面に反射塗料を塗布するか、又は、フレーム4を光の拡散反射に優れた材料で形成したものでもよい。このようにすれば、部品点数の削減及び製品(面光源装置)コストの低廉化を図ることができる。
また、本発明を適用した第1実施形態は、凹み30及び曲面31を法線32に対して左右対称形状に形成するようになっているが(図6参照)、例えば、フレームの側壁14,15側端部の凹み30及び曲面31を法線32に対して非対称形状とし、拡散部材2への光の照射バランスをより一層均一化するようにしてもよい。このようにすれば、図10に示す輝度曲線の左右両端の値を上昇させて、拡散部材2からの出射光をより一層均一化することができる。
この発明に係る照明装置及び面光源装置は、テレビモニターやパーソナルコンピュータのモニターのバックライトとして使用したり、室内表示灯や各種照明などの用途に広く使用することができる。
図1(a)は本発明が適用できる第1実施形態の面光源装置示す平面図、図1(b)は図1(a)に示す面光源装置の側面図である。 図2(a)は図1(a)の面光源装置の拡散部材を取り除いて示す平面図、図2(b)は図2(a)に示す面光源装置の側面図である。 図1(a)の面光源装置の拡散部材及び光束制御部材を取り除いて示す平面図である。 図1(a)のA−A線に沿って切断して示す断面図である。 蛍光ランプの長手方向中間部の支持構造を示す図であり、図5(a)が蛍光ランプの支持構造を示す平面図、図5(b)が蛍光ランプの長手方向に直交する断面で示す支持構造の図である。 本発明の第1実施形態の面光源装置に使用される光束制御部材の凹み及びそれに続く曲面形状を説明するための図であり、図4に示す図の蛍光ランプ近傍を部分的に拡大して示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係る光束制御部材の作用(光の出射特性)を示す面光源装置の断面図である。 本発明の第1実施形態に係る光束制御部材の光の入射角θ1と出射角θ5との関係を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る光束制御部材の光の入射角θ1とレンズ面傾斜角θ3との関係を示す図である。 本発明の第1実施形態(出願形状)と従来例(レンズなし)とを対比して面光源装置(拡散部材)からの出射光輝度の図である。 拡散部材の一部(図7のD部)を拡大して示す図であり、図11(a)は光拡散部材の第1例を示す側面図、図11(b)は光拡散部材の第2例を示す側面図、図11(c)は光拡散部材の第3例を示す側面図、図11(d)は光拡散部材の第4例を示す側面図、図11(e)は光拡散部材の第5例を示す側面図、図11(f)は光拡散部材の第6例を示す側面図である。 本発明の第1実施形態の実施例を示す図であり、図12(a)が拡散部材を一部切り欠いて示す面光源装置の平面図、図12(b)が図12(a)のA1−A1線に沿って切断して示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る光束制御部材の作用(光の出射特性)を示す面光源装置の断面図である。 本発明の第3実施形態に係る光束制御部材の作用(光の出射特性)を示す面光源装置の断面図である。 本発明の第1実施形態、第2実施形態、第3実施形態と従来例(レンズなし)とを対比して示す光束制御部材の光の入射角θ1と出射角θ5との関係図である。。 本発明の第1実施形態、第2実施形態、第3実施形態と従来例(レンズなし)とを対比して示す光束制御部材の光の入射角θ1とレンズ面傾斜角θ3との関係を示す図である。 従来の面光源装置の断面図である。
符号の説明
1……照明装置、2……拡散部材、3……光束制御部材、6……反射シート(反射部材)、7……蛍光ランプ(線状光源)、8……被照明部材、10……面光源装置、26……出射基準面、30……凹み、31……曲面、32……法線、50……照明ユニット

Claims (4)

  1. 反射部材と、
    その反射面側に配置された複数の線状光源と、
    この線状光源に対して前記反射部材とは反対側に、前記線状光源から出射される照明光を透過して、前記照明光の光路を偏向する機能を有する光束制御部材とを含み、
    前記光束制御部材は、前記線状光源に対応する位置に、前記線状光源の長手方向に沿った凹みが形成され、更にこの凹みに続く曲面を有し、
    前記光束制御部材を透過した前記照明光によって、被照射体の被照射面が均一に照射されるようになっている照明装置であって、
    前記凹みは、
    前記光束制御部材の前記入射面及び/又は前記出射面の前記線状光源に対応する位置に形成され、
    前記凹みに続く曲面は、
    前記被照射面を線状光源の夫々に対応するように割り振った被照射領域において、
    前記凹みに続く曲面が形成された範囲から入射した前記照明光の前記光束制御部材を介して照射する前記被照射領域が、前記凹みに続く曲面が形成されていない場合の前記範囲から入射した前記照明光の前記光束制御部材を介して照射する前記被照射領域よりも、前記線状光源に近い領域では明るく、前記線状光源から遠い領域では暗くなるように形成されている、
    ことを特徴とする照明装置。
  2. 反射部材と、
    その反射面側に配置された複数の線状光源と、
    この線状光源に対して前記反射部材とは反対側に、前記線状光源から出射される照明光を透過して、前記照明光の光路を偏向する機能を有する光束制御部材と、
    板状、又はシート状であって、その一方の面に到達した前記光束制御部材を透過した前記照明光を、他の面から拡散させて出射する拡散部材とを含み、
    前記拡散部材の前記一方の面は、
    前記光束制御部材を透過した前記照明光によって、均一に照射されるようになっており、 前記光束制御部材は、
    前記線状光源に対応する位置に、前記線状光源の長手方向に沿った凹みが形成され、更にこの凹みに続く曲面を有し、
    前記凹みは、
    前記光束制御部材の前記入射面及び/又は前記出射面の前記線状光源に対応する位置に形成され、
    前記凹みに続く曲面は、
    前記拡散部材の前記一方の面を線状光源の夫々に対応するように割り振った被照射領域において、
    前記凹みに続く曲面が形成された範囲から入射した前記照明光の前記光束制御部材を介して照射する前記被照射領域が、前記凹みに続く曲面が形成されていない場合の前記範囲から入射した前記照明光の前記光束制御部材を介して照射する前記被照射領域よりも、前記線状光源に近い領域では明るく、前記線状光源から遠い領域では暗くなるように形成されている、
    ことを特徴とする面光源装置。
  3. 前記請求項1の照明装置と、この照明装置からの照明光が照射する被照明部材と、を備えたことを特徴とする照明ユニット。
  4. 前記請求項2の面光源装置と、この面光源装置からの照明光が照射する被照明部材と、を備えたことを特徴とする照明ユニット。
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