JP2003249043A - 光ピックアップ送り装置および光ディスク装置 - Google Patents

光ピックアップ送り装置および光ディスク装置

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JP2003249043A
JP2003249043A JP2002044382A JP2002044382A JP2003249043A JP 2003249043 A JP2003249043 A JP 2003249043A JP 2002044382 A JP2002044382 A JP 2002044382A JP 2002044382 A JP2002044382 A JP 2002044382A JP 2003249043 A JP2003249043 A JP 2003249043A
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Japan
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optical pickup
pickup device
rack
lead screw
feeding device
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JP2002044382A
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Toshihiro Yamashiro
俊裕 山城
Susumu Katagiri
片桐  進
Masashi Kimura
正史 木村
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 歯部がねじ溝を乗り越えないように歯部の動
きを規制して、光ピックアップ装置衝突の事態を回避す
るとともに、光ピックアップ装置が最内周または最外周
に位置したときに、歯部のねじ溝への噛み込みが起こっ
てしまうことを防止する。 【解決手段】 リードスクリュー3に歯合する歯部8を
有するラック部9と、ラック部9を支持しかつ光ピック
アップ装置1に接合する固定部7とを備え、リードスク
リュー3を回転させて光ピックアップ装置1を移動させ
る送り装置であって、固定部7に光ピックアップ装置1
の移動方向に沿って移動可能な規制部11を設置し、ラ
ック部9にピンを立設し、規制部11とピンとの隙間を
歯部8とねじ溝3aとの噛み合い量未満とし、光ピック
アップ装置1がディスクの最内外周位置以外を移動して
いる際は、規制部11とピンとを対向させ、最内外周位
置に移動した際に規制部11をピンとの対向位置以外の
位置に移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CD−ROM,C
D−R,CD−RW、DVD等の光ディスクドライブ装
置に適用され、光ピックアップ装置を光ディスクの半径
方向に移動させるための光ピックアップ送り装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来におけるこの種の技術としては、例
えば特開平11−185410号公報に記載された光デ
ィスク駆動装置がある。この光ディスク駆動装置によれ
ば、リードスクリューのねじ溝部に係合する歯部を設け
たラック部がリードスクリューに接近離脱する方向に移
動可能であり、光ピックアップの最内周位置および最外
周位置を除く移動範囲において、歯部がねじ溝部を乗り
越えないようラック部の移動量を規制するストッパを、
トラバース機構を構成するシャーシ上に設けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような構造の場
合、落下等の衝撃により歯部がねじ溝部を乗り越えるこ
とで、光ピックアップ装置が移動し、その結果、光ピッ
クアップ装置が故障してしまうことを未然に防止できつ
つ、光ピックアップ装置が最内周若しくは最外周に位置
している際に、歯部がねじ溝部へ噛み込む事態を回避で
きる。しかしながら、光ピックアップ装置の最内周位置
および最外周位置以外の移動範囲において、シャーシ上
に設けられたストッパとラック部とは常時近接してお
り、そのため、ストッパの平面度に対して高精度に要求
されることが考えられる。また、構造上から、シャーシ
上にストッパを設けることが困難な場合がある。
【0004】一般の光ディスク装置に搭載された光ピッ
クアップ装置は、落下時などの衝撃、振動などの強度の
外力によって、移動してしまう恐れがある。その移動量
が大きい場合には、光ピックアップ装置が他部品と衝突
してしまい、最悪の場合、光ピックアップ装置の故障が
起きてしまう。この現象は、光ピックアップ装置を移動
させる為のリードスクリューのねじ溝を、光ピックアッ
プ装置に接合された部材に設けられ、ねじ溝に係合する
歯部が乗り越えるために発生する。従って、単純に歯部
がねじ溝を乗り越えないよう歯部の動きを規制すれば、
光ピックアップ装置衝突の事態を回避することが可能で
あるが、今度は光ピックアップ装置が最内周若しくは最
外周に位置したときに、歯部のねじ溝への噛み込みが起
こってしまう。
【0005】本発明は、このような問題点を解決した光
ピックアップ送り装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、螺旋状にねじ溝部を形成し
たリードスクリューと、このリードスクリューに歯合す
る歯部を有するラック部と、このラック部を前記リード
スクリューに対して接近離脱可能に支持しかつ光ピック
アップ装置に接合する固定部と、前記ラック部を前記リ
ードスクリューに押圧する付勢部材とを備え、前記リー
ドスクリューの回転を前記ラック部および前記固定部を
介して光ピックアップ装置に伝達して、光ピックアップ
装置を前記リードスクリューに沿って移動させる光ピッ
クアップ送り装置において、前記固定部に前記光ピック
アップ装置の移動方向に沿って移動可能に設けた規制部
と、前記光ピックアップ装置がディスクの最内周位置若
しくは最外周位置に移動した際に前記規制部に当接し、
前記固定部に対して前記規制部を相対的に移動させる規
制部押圧部と、この規制部押圧部による押圧が解除され
た際に前記規制部を一定位置に戻すように前記規制部を
付勢する弾性体と、前記ラック部における、一定位置に
ある前記規制部に対向する部位に形成した係合部とを備
え、前記規制部と前記係合部との隙間を前記歯部と前記
ねじ溝部との噛み合い量未満とし、前記光ピックアップ
装置がディスクの最内周位置若しくは最外周位置に移動
した際に前記規制部を前記ピンとの対向位置以外の位置
に移動させることを特徴とする。このように構成したこ
とにより、光ピックアップ装置が最内周若しくは最外周
以外に位置している場合は、衝撃等の外力が加わり歯部
がねじ溝部を乗り越えようとしても、係合部と規制部と
が当接することによってラック部の接近離脱方向の移動
が規制され、歯部がねじ溝部を乗り越えることができな
い。また、光ピックアップ装置が最内周若しくは最外周
に位置しているときは規制部押圧部により押された規制
部は、ラック部が接近離脱方向に移動しても係合部と当
接しないので、ラック部の移動に規制を加えないように
することができるため、歯部のねじ溝部への噛み込みが
発生しないようになる。
【0007】請求項2に係る発明は、請求項1に係る発
明において、前記固定部に案内溝を設け、前記規制部が
前記案内溝に係合しながら摺動することを特徴とする。
このように構成したことにより、規制部が案内溝に係合
しながら摺動するので、規制部の移動が円滑になる。
【0008】請求項3に係る発明は、請求項1または2
に係る発明において、前記規制部押圧部を前記光ピック
アップ装置を搭載するシャーシに設け、前記光ピックア
ップ装置をディスクの最内周若しくは最外周に移動させ
た際に、前記規制部押圧部と前記規制部の一部とを当接
させることを特徴とする。このように構成したことによ
り、光ピックアップ装置をディスクの最内周または最外
周に移動させた際に、規制部を一定位置から移動させる
ことができる。
【0009】請求項4に係る発明は、請求項1または2
に係る発明において、前記規制部押圧部を前記規制部の
一部に設け、前記光ピックアップ装置をディスクの最内
周または最外周に移動させた際に、前記シャーシ上の一
部と前記規制部押圧部とを当接させることを特徴とす
る。このように構成したことにより、光ピックアップ装
置をディスクの最内周または最外周に移動させた際に、
規制部を一定位置から移動させることができる。
【0010】請求項5に係る発明は、請求項1〜4のい
ずれか1項に係る発明において、前記弾性体を、定常状
態に対して伸縮可能な部材とし、前記規制部の両側部の
いずれか一方に設けたことを特徴とする。このように構
成したことにより、規制部の片側にのみ弾性体を備えて
いるため、それによる材料費、組立費等のコスト削減が
可能となる。
【0011】請求項6に係る発明は、請求項1〜5のい
ずれか1項に係る発明において、前記弾性体をコイルば
ねとしたことを特徴とする。このように構成したことに
より、弾性体をコイルばねにすることにより、より確実
な弾性力を得ることができ、規制部の移動を確実に行う
ことができる。
【0012】請求項7に係る発明は、請求項1〜5のい
ずれか1項に係る発明において、前記弾性体を板ばねと
したことを特徴とする。このように構成したことによ
り、弾性体を板ばねにすることで、より確実な弾性力を
得ることができるとともに、コイルばねよりも組立性や
コスト面で有利となる。
【0013】請求項8に係る発明は、請求項7に係る発
明において、前記板ばねと前記規制部とを樹脂材で一体
成形したことを特徴とする。このように構成したことに
より、板ばねを樹脂材にし、規制部と一体成形すること
で、組立性の向上やコスト削減が可能となる。
【0014】請求項9に係る発明は、請求項1〜8のい
ずれか1項記載の光ピックアップ送り装置と、この光ピ
ックアップ送り装置に搭載され、光ディスクに光を照射
して反射光を検出する光ピックアップ装置とを備えたこ
とを特徴とする。このように構成したことにより、光デ
ィスク装置本体を落下させて衝撃を与えてしまった場合
に、光ピックアップ装置に故障が発生することを低減す
ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0016】図1は本発明の第1実施形態における光ピ
ックアップ送り装置の概略構成を示す斜視図であり、1
は光ディスクに光を照射して反射光を検出する光ピック
アップ装置、2は光ピックアップ装置1を支持するガイ
ドシャフト、3は螺旋状のねじ溝3aが表面に形成され
ているリードスクリュー、4はリードスクリュー3を回
転させる駆動モータ、5はシャーシを示す。
【0017】シャーシ5上に2本のガイドシャフト2,
2およびリードスクリュー3がそれぞれ平行に並列配置
されており、光ピックアップ装置1はガイドシャフト
2,2に沿って摺動可能に設置されている。
【0018】6は、光ピックアップ装置1に固定され、
リードスクリュー3の回転を光ピックアップ装置1に伝
達するラック体を示す。このラック体6は、ピックアッ
プ装置1に固定する固定部7と、リードスクリュー3の
ねじ溝3aに歯合する歯部8を有するラック部9と、固
定部7とラック部9とを連結する連結部10とから構成
されており、固定部7とラック部9とは所定の間隔を空
けて対向配置され、固定部7とラック部9との底部が連
結部10によって連結されている。また、ラック体6は
樹脂製であり、一体成形により固定部7、ラック部9、
連結部10が形成される。そのうちの連結部10は板ば
ねとして機能するように薄肉に形成されており、ラック
部9は連結部10によってリードスクリュー3に対して
接近離脱する方向に揺動可能になる。
【0019】11は固定部7に設けられた規制部、12
は、固定部7とラック部9との間に設けられ、ラック部
9をリードスクリュー3側に押圧する付勢ばね、13は
シャーシ5上に設けられた規制部押圧部、14はディス
ク状の記録媒体を回転させるスピンドルモータを示す。
【0020】スピンドルモータ14上には図示しないタ
ーンテーブルが設けられており、このターンテーブルに
載置された図示しないディスクの半径方向に光ピックア
ップ装置1が移動する。規制部11は光ピックアップ装
置1の移動方向に沿って固定部7上を摺動可能に設置さ
れている。規制部押圧部13は、シャーシ5上におけ
る、光ピックアップ装置1が最内周若しくは最外周に移
動した際に、規制部11に接触し、固定部7に対して規
制部11を相対移動させるような位置に設けられてい
る。
【0021】図2は図1における規制部付近の構成を示
す説明図であり、図2(a)は平面図、図2(b)は側
面図である。7aは、固定部7におけるラック部9に対
向する面上に形成され、規制部11が摺動する案内溝、
15は案内溝7a内でかつ規制部11の両側に設けられ
た弾性体、9aは、ラック部9における固定部7に対向
する面上でかつ定常位置の規制部11の対向部位に立設
したピンを示す。
【0022】固定部3には光ピックアップ装置1の移動
方向に平行な矢印Aの方向に摺動可能に規制部11が設
置されており、この規制部8が設置されたとき、規制部
11の一部が固定部7表面から突出しており、両側に配
置された弾性体15,15の付勢によって案内溝7aの
中央に位置している。
【0023】光ピックアップ装置1が、ディスクの最内
周位置および最外周位置以外に在る時には、ラック部9
がリードスクリュー3から離脱する方向に移動した場合
にピン9aが当接する位置に、規制部11は存在してい
る。ここで、規制部11とピン9aとの間隔xが歯部8
とねじ溝3aとの噛み合い量未満に設定されている。
【0024】このように構成したことにより、衝撃や振
動などの強大な外力が加わったとしても、歯部8がねじ
溝3aを乗り越えることができず、光ピックアップ装置
1は移動できない。したがって、落下などの事故による
光ピックアップ装置の破損を防止できる。
【0025】図3は、図1,図2において、光ピックア
ップ装置がディスクの最内周若しくは最外周に位置して
いる時の規制部付近の構成を示す説明図であり、図3
(a)は平面図、図3(b)は側面図である。光ピック
アップ装置がディスクの最内周若しくは最外周に移動す
ると、規制部押圧部13が規制部11に当接して規制部
11を移動させる。この時にラック部9がリードスクリ
ュー3から離脱する方向に移動した場合、規制部11が
移動していることによってピン9aは規制部11に当接
しない。したがって、歯部8はねじ溝3aを乗り越える
ことが可能となり、噛み込み現象を防止することができ
る。規制部押圧部13による押圧が解除された規制部1
1は弾性体15の付勢によって案内溝7aの中央に戻
る。
【0026】なお、図1に示す構成では、規制部11の
両側に弾性体15を備えているが、どちらか片側の弾性
体15のみとし、定常状態で案内溝7aの中央に位置付
け、規制部11が移動した場合に、弾性体15の押圧あ
るいは引っ張りによって中央に復帰しようとする力が加
わるように構成しても良く、その結果、コスト削減や組
立性の向上が可能となる。
【0027】また、弾性体15をコイルばねとすること
で、弾性力をより確実なものとし、規制部11の摺動を
円滑にすることが可能となる。
【0028】図4は本発明の第2実施形態における光ピ
ックアップ送り装置の要部構成を示す説明図である。こ
の第2実施形態は、図2に示す第1実施形態の構成にお
いてシャーシ5上に規制部押圧部13を設ける代わり
に、図4に示すように、規制部11の両側部にシャフト
状のシャーシ押圧部11aを設けたものである。そし
て、光ピックアップ装置1がディスクの最内周若しくは
最外周に位置した際に、シャーシ押圧部11aがシャー
シ9の一部に当接することによって、規制部11が移動
するようになり、第1実施形態と同様に、歯部8はねじ
溝3aを乗り越えることが可能となり、噛み込み現象を
防止することができる。
【0029】なお、シャーシ押圧部11aは、規制部1
1に別部材で取り付ける以外にも、規制部11と同一の
樹脂製として一体成形しても良い。
【0030】図5は本発明の第3実施形態における光ピ
ックアップ送り装置の要部構成を示す説明図であり、こ
の第3実施形態は、図2に示す第1実施形態の構成にお
いて規制部11の両側部に弾性体15として備えたコイ
ルばねの代わりにとして板ばね16を備えたものであ
る。
【0031】図5において、板ばね16を樹脂材で構成
し、規制部11と一体成形することによって、部品点数
を減少させることができ、より一層の組立性向上および
コスト削減が可能となる。
【0032】図6は本発明の光ディスク装置の実施形態
における概略構成を示すブロック図であり、20は光ピ
ックアップ装置1を光ディスク21の径方向に移動させ
る光ピックアップ送り装置、22は記録補償回路、23
はRF信号処理回路、24は変調/復調回路、25はC
PU、26はサーボ制御回路を示す。なお、図1に示す
部材と同一の部材については同一の符号を付して、詳細
な説明は省略する。
【0033】光ピックアップ送り装置20としては、図
1〜図5に示した光ピックアップ送り装置が用いられ
る。変調/復調回路24には、オーディオ回路や、画像
圧縮/伸張回路、あるいはコンピュータと接続のための
インターフェイスが接続され、利用目的に応じて信号が
入出力される。記録補償回路22には記録信号によって
レーザ変調する回路などが含まれている。またRF信号
処理回路23には読取信号の波形を整形する回路などが
含まれている。サーボ制御回路26は読取信号よりトラ
ッキング誤差信号やフォーカス誤差信号等の誤差成分を
検出し、光ピックアップ装置1やスピンドルモータ14
にフィードバックして誤差成分をなくすようにサーボ制
御するものである。このサーボ制御にはフォーカスサー
ボやトラッキングサーボ、ピックアップ送りサーボがあ
る。また、光ピックアップ送り装置20には送りねじ方
式やラックピニオン方式、リニヤモータ方式等が知られ
ている。
【0034】通常、ピックアップ送りサーボにはトラッ
キング誤差信号が用いられる。そして、トラッキング誤
差信号が一定の値以上になると駆動モータ4(図1参
照)に電流を流し、駆動モータ4を回転させる。駆動モ
ータ4の回転により光ピックアップ装置1全体が光ディ
スク21の径方向に移動する。駆動モータ4への電流は
トラッキング誤差信号が一定の値より小さくなると流れ
なくなり駆動モータ4の回転を停止させる。アクセス時
においてはピックアップ送りサーボのループを使用せ
ず、駆動モータ4に正または負の一定電流を流し、光ピ
ックアップ装置1を光ディスク21の内周から外周へ、
あるいはその逆方向に高速で移動させる。この間のトラ
ッキング誤差信号のゼロクロス点等をカウントすること
により目的の移動先近くまでアクセスする。移動先付近
まで達すると、ピックアップ送りサーボを動作させ信号
を再生し、目標位置に対するずれを演算し、再度トラッ
ク数のカウントによる送りまたは戻し送りあるいはトラ
ックジャンプを行って目標位置へアクセスする。
【0035】なお、図1に示す光ディスク装置は記録再
生型のドライブ装置であるが、記録補償回路22を省略
した再生型ドライブ装置であってもよい。
【0036】
【発明の効果】以上、説明したように構成された本発明
によれば、光ピックアップ装置がディスクの最内周若し
くは最外周以外に位置している場合は、衝撃等の外力が
加わり歯部がねじ溝部を乗り越えようとしても、ピンと
規制部とが当接することでラック部の移動が規制され、
乗り越えることができない。また、光ピックアップが最
内周若しくは最外周に位置しているときは規制部押圧部
により押された規制部は、ラック部が移動してもピンと
当接しないので、ラック部の移動に規制を加えない。し
たがって、歯部のねじ溝部への噛み込みが発生しないよ
うになり、衝撃等から光ピックアップ装置を保護すると
ともに、ねじ溝への噛み込み現象の防止を実現する。
【0037】また、光ディスク装置本体を落下させる等
の衝撃を与えてしまった場合に、光ピックアップ装置に
故障が発生することを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態における光ピックアップ
送り装置の概略構成を示す斜視図
【図2】図1における規制部付近の構成を示す説明図
【図3】図1,図2において、光ピックアップ装置がデ
ィスクの最内周若しくは最外周に位置している時の規制
部付近の構成を示す説明図
【図4】本発明の第2実施形態における光ピックアップ
送り装置の要部構成を示す説明図
【図5】本発明の第3実施形態における光ピックアップ
送り装置の要部構成を示す説明図
【図6】図1〜図5に示す光ピックアップ送り装置を有
する光ディスク装置の概略構成を示すブロック図
【符号の説明】
1 光ピックアップ装置 2 ガイドシャフト 3 リードスクリュー 3a ねじ溝 4 駆動モータ 5 シャーシ 6 ラック体 7 固定部 7a 案内溝 8 歯部 9 ラック部 9a ピン 10 連結部 11 規制部 11a シャーシ押圧部 12 付勢ばね 13 規制部押圧部 14 スピンドルモータ 15 弾性体 16 板ばね 20 光ピックアップ送り装置 21 光ディスク 22 記録補償回路 23 RF信号処理回路 24 変調/復調回路 25 CPU 26 サーボ制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 正史 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 5D068 AA02 BB01 CC03 GG15

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 螺旋状にねじ溝部を形成したリードスク
    リューと、このリードスクリューに歯合する歯部を有す
    るラック部と、このラック部を前記リードスクリューに
    対して接近離脱可能に支持しかつ光ピックアップ装置に
    接合する固定部と、前記ラック部を前記リードスクリュ
    ーに押圧する付勢部材とを備え、前記リードスクリュー
    の回転を前記ラック部および前記固定部を介して光ピッ
    クアップ装置に伝達して、光ピックアップ装置を前記リ
    ードスクリューに沿って移動させる光ピックアップ送り
    装置において、 前記固定部に前記光ピックアップ装置の移動方向に沿っ
    て移動可能に設けた規制部と、前記光ピックアップ装置
    がディスクの最内周位置若しくは最外周位置に移動した
    際に前記規制部に当接し、前記固定部に対して前記規制
    部を相対的に移動させる規制部押圧部と、この規制部押
    圧部による押圧が解除された際に前記規制部を一定位置
    に戻すように前記規制部を付勢する弾性体と、前記ラッ
    ク部における、一定位置にある前記規制部に対向する部
    位に形成した係合部とを備え、前記規制部と前記係合部
    との隙間を前記歯部と前記ねじ溝部との噛み合い量未満
    とし、 前記光ピックアップ装置がディスクの最内周位置若しく
    は最外周位置に移動した際に前記規制部を前記ピンとの
    対向位置以外の位置に移動させることを特徴とする光ピ
    ックアップ送り装置。
  2. 【請求項2】 前記固定部に案内溝を設け、前記規制部
    が前記案内溝に係合しながら摺動することを特徴とする
    請求項1記載の光ピックアップ送り装置。
  3. 【請求項3】 前記規制部押圧部を前記光ピックアップ
    装置を搭載するシャーシに設け、前記光ピックアップ装
    置をディスクの最内周若しくは最外周に移動させた際
    に、前記規制部押圧部と前記規制部の一部とを当接させ
    ることを特徴とする請求項1または2記載の光ピックア
    ップ送り装置。
  4. 【請求項4】 前記規制部押圧部を前記規制部の一部に
    設け、前記光ピックアップ装置をディスクの最内周また
    は最外周に移動させた際に、前記シャーシ上の一部と前
    記規制部押圧部とを当接させることを特徴とする請求項
    1または2記載の光ピックアップ送り装置。
  5. 【請求項5】 前記弾性体を、定常状態に対して伸縮可
    能な部材とし、前記規制部の両側部のいずれか一方に設
    けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載
    の光ピックアップ送り装置。
  6. 【請求項6】 前記弾性体をコイルばねとしたことを特
    徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の光ピックア
    ップ送り装置。
  7. 【請求項7】 前記弾性体を板ばねとしたことを特徴と
    する請求項1〜5のいずれか1項記載の光ピックアップ
    送り装置。
  8. 【請求項8】 前記板ばねと前記規制部とを樹脂材で一
    体成形したことを特徴とする請求項7記載の光ピックア
    ップ送り装置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれか1項記載の光ピ
    ックアップ送り装置と、この光ピックアップ送り装置に
    搭載され、光ディスクに光を照射して反射光を検出する
    光ピックアップ装置とを備えたことを特徴とする光ディ
    スク装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007149226A (ja) * 2005-11-28 2007-06-14 Teac Corp ヘッド送り機構及びディスク装置
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