JP2003248995A - ディスク識別装置、ディスク挿排装置及びディスク記録再生装置 - Google Patents

ディスク識別装置、ディスク挿排装置及びディスク記録再生装置

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JP2003248995A
JP2003248995A JP2002044195A JP2002044195A JP2003248995A JP 2003248995 A JP2003248995 A JP 2003248995A JP 2002044195 A JP2002044195 A JP 2002044195A JP 2002044195 A JP2002044195 A JP 2002044195A JP 2003248995 A JP2003248995 A JP 2003248995A
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Yuji Yamaguchi
雄司 山口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 中心部に8cmのみのデータエリアを有する
12cmディスクを通常のデータエリアを有する12c
mディスクと同様に識別するディスク識別装置と、この
ディスク識別装置を備えたディスク挿排装置及びディス
ク記録再生装置とを提供すること。 【解決手段】 受光素子105bは、プッシュスイッチ
106bが中心部に8cmのみのデータエリアを有する
12cmディスクを検出するときに、中心部に8cmの
みのデータエリアを有する12cmディスクを検出し、
プッシュスイッチ106bが中心部に8cmの中空穴が
形成される12cmディスクを検出するときに、中心部
に8cmの中空穴が形成される12cmディスクを検出
しない位置に配置されるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスクの種類を
識別するディスク識別装置、ディスクを挿排するディス
ク挿排装置、及び、ディスクに対して記録又は再生を行
うディスク記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、ディスクの種類を識別するデ
ィスク識別装置を備えた車載用のオーディオ機器などの
ディスク記録再生装置では、ディスクや、アダプタとの
接触によって駆動されるレバーを使用し、そのレバーで
光検出手段への光を遮ることで、ローディング開始及び
ローディング完了の制御や、アダプタのスリットによる
誤検出の防止を行っていた。
【0003】従来のディスク識別装置の例として、以下
に述べるように、特開2000−163840号公報に
開示されたディスク識別装置が知られている。
【0004】図26及び図27において、図示していな
いディスクチェンジャ装置の筐体には下基板911が固
定されており、この下基板911には上基板912が回
動可能に支持されている。なお、上基板912と下基板
911との間がディスク挿入口910となる。
【0005】ここで、下基板911には、ディスク挿入
口910の幅方向の図27における左端部側に配置され
た受光素子913Aと、ディスク挿入口910の幅方向
のほぼ中央に配置された受光素子913Bとが取り付け
られており、上基板912には、小孔914A及び小孔
914Bが形成されるとともに、ディスク挿入口910
とは反対側に振動板(レバー)915がディスク挿入口
910の幅方向に摺動自在に保持されている。
【0006】また、摺動板915には、小孔916A
と、大孔916Bとが形成されているとともに、上基板
912にも係止されているバネ917が係止されてお
り、更に、上基板912の切欠部を介してディスク挿入
口910内に突出するピン918が植設されている。な
お、摺動板915はバネ917の弾性力により矢印91
5aの示す方向に付勢されている。
【0007】また、ディスクチェンジャ装置の筐体に
は、受光素子913Aに対向する位置に発光素子919
Aが取り付けられており、受光素子913Bに対向する
位置に発光素子919Bが取り付けられている。
【0008】以上に述べた構成によって、光検出手段と
しての受光素子913Aや受光素子913Bから構成さ
れるディスク識別装置は、受光素子913Aや受光素子
913Bからの出力によってディスクの種類を識別する
ことができる。
【0009】例えば、ディスク挿入口910に外径が1
2cmであるディスク(以下、通常12cmディスクと
いう。)920(図26及び図28参照)や、外径が1
2cmであり、中心部に外径が8cmのディスク(以
下、8cmディスクという。)を保持することができ、
スリット924(図29参照)を有するアダプタ921
(図29参照)、又は、アダプタ921に保持された8
cmディスクが挿入された際や、ディスク挿入口910
の幅方向の左側から8cmディスクが挿入された際に
は、挿入されたディスクやアダプタによってピン918
が駆動されて摺動板915は図26に示す位置から図2
8に示す位置まで矢印915bの示す方向に摺動する。
したがって、上基板912に形成された小孔914Aが
図28に示すように摺動板915によって塞がれるの
で、受光素子913Aは発光素子919Aからの光を受
けることができない。また、上基板912に形成された
小孔914Bは、摺動板915に形成された大孔916
Bの働きにより摺動板915によって塞がれることがな
いので、受光素子913Bはディスクやアダプタによっ
て塞がれない限り発光素子919Bからの光を受けるこ
とができる。
【0010】一方、ディスク挿入口910の幅方向の中
央や右側から8cmディスクが挿入された際には、挿入
されたディスクによってピン918が駆動されることが
ないので、上基板912に形成された小孔914Aや小
孔914Bは摺動板915によって塞がれることがな
く、受光素子913Aは常に発光素子919Aからの光
を受けることできる。また、受光素子913Bは、ディ
スクやアダプタによって塞がれない限り発光素子919
Bからの光を受けることができる。
【0011】したがって、図26及び図28に示すよう
なディスク識別装置を備えたオーディオ機器は、受光素
子913A及び受光素子913Bからの出力によってデ
ィスクの種類を識別することができ、12cmディスク
920及びアダプタ921に保持された8cmディスク
が挿入された場合には、ローディングを継続して図示し
ていないディスク収納部まで搬送するのに対し、8cm
ディスクや、8cmディスクが保持されていないアダプ
タ921が挿入された場合には排出していた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のディスク識別装置においては、中心部に通常のデー
タエリアを有する12cmディスク(以下、通常12c
mディスクという。)より小さい8cmのみのデータエ
リアを有する12cmディスク(以下、小データエリア
12cmディスクという。)は、ディスク挿入口910
の幅方向の中央から挿入された8cmディスクと同様に
取り扱われる可能性もあるという問題があった。
【0013】そこで、本発明は、小データエリア12c
mディスクを通常12cmディスクと同様に識別するデ
ィスク識別装置と、このディスク識別装置を備えたディ
スク挿排装置及びディスク記録再生装置とを提供するこ
とを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のディスク識別装置は、遮光性を有する第1
のディスク、前記第1のディスクより外径が小さく遮光
性を有する第2のディスク、前記第1のディスクと外径
が略同一であり、中心部に前記第2のディスクと半径が
略同一であり遮光性を有するデータエリアを有し、前記
データエリア以外の部分で透光性を有する小データエリ
アディスク、及び、前記第1のディスクと外径が略同一
であり、中心部に前記第2のディスクと半径が略同一で
ある中空穴が形成され、遮光性を有する中空ディスクを
含むディスクを挿排するディスク挿排部と、前記ディス
クの接触によって前記ディスク挿排部の幅方向の一端部
を通過する前記ディスクを検出する端部通過時接触検出
手段と、前記ディスクに光が遮断されることによって通
過する前記ディスクを検出する光検出手段としての接触
検出時光検出手段と、前記端部通過時接触検出手段が前
記ディスクを検出するときの前記接触検出時光検出手段
の検出結果に基づいて、前記ディスクの種類を識別する
識別手段とを備え、前記接触検出時光検出手段は、前記
端部通過時接触検出手段が前記小データエリアディスク
を検出するときに前記小データエリアディスクを検出
し、前記端部通過時接触検出手段が前記中空ディスクを
検出するときに前記中空ディスクを検出しない位置に配
置される構成を有している。
【0015】この構成により、本発明のディスク識別装
置は、ディスク挿排部に挿入されたディスクが第1のデ
ィスク、小データエリアディスク、中空ディスク及び透
明ディスクの何れかである場合、ディスク挿排部に挿入
されたディスクが第1のディスク又は小データエリアデ
ィスクであるか、或いは、中空ディスク又は透明ディス
クであるかを識別することができる。換言すると、本発
明のディスク識別装置は、小データエリアディスクを第
1のディスクと同様に識別することができる。
【0016】また、本発明のディスク識別装置は、前記
接触検出時光検出手段は、前記ディスク挿排部の幅方向
の一端部を通過する前記第2のディスクが前記端部通過
時接触検出手段に検出されるときに、前記第2のディス
クを検出しない位置に配置される構成を有している。
【0017】この構成により、本発明のディスク識別装
置は、ディスク挿排部に挿入されたディスクが第1のデ
ィスク、小データエリアディスク、ディスク挿排部の幅
方向の一端部を通過する第2のディスク、中空ディスク
及び透明ディスクの何れかである場合、ディスク挿排部
に挿入されたディスクが第1のディスク又は小データエ
リアディスクであるか、或いは、ディスク挿排部の幅方
向の一端部を通過する第2のディスク、中空ディスク又
は透明ディスクであるかを識別することができる。
【0018】また、本発明のディスク識別装置は、前記
ディスクに光が遮断されることによって通過する前記デ
ィスクを検出する前記光検出手段としての通過ディスク
光検出手段を備え、前記接触検出時光検出手段及び前記
通過ディスク光検出手段は、前記第1のディスク及び前
記中空ディスクが、前記ディスク挿排部に挿入されて、
最初に前記通過ディスク光検出手段に検出されるときに
前記接触検出時光検出手段に検出され、前記小データエ
リアディスクが、前記ディスク挿排部に挿入されて、最
初に前記通過ディスク光検出手段に検出されるときに前
記接触検出時光検出手段に検出され、或いは、前記通過
ディスク光検出手段に検出されず、前記ディスク挿排部
の幅方向の一端部を通過する前記第2のディスクが、前
記ディスク挿排部に挿入されて、最初に前記通過ディス
ク光検出手段に検出されるときに前記接触検出時光検出
手段に検出されない位置に配置され、前記識別手段は、
前記通過ディスク光検出手段が前記ディスク挿排部に挿
入される前記ディスクを最初に検出するときの前記接触
検出時光検出手段の検出結果に基づいて、前記ディスク
の種類を識別する構成を有している。
【0019】この構成により、本発明のディスク識別装
置は、ディスク挿排部に挿入されたディスクが、ディス
ク挿排部の幅方向の一端部を通過する第2のディスクで
ある場合、ディスク挿排部に挿入されたディスクが、デ
ィスク挿排部の幅方向の一端部を通過する第2のディス
クであることを識別することができる。
【0020】また、本発明のディスク識別装置は、前記
ディスクに光が遮断されることによって通過する前記デ
ィスクを検出する前記光検出手段としてのディスク通過
時光検出手段と、前記ディスクに光が遮断されることに
よって通過する前記ディスクを検出する前記光検出手段
としての通過ディスク光検出手段とを備え、前記ディス
ク挿排部の幅は前記第1のディスクの外径と長さが略同
一であり、前記ディスク通過時光検出手段及び前記通過
ディスク光検出手段は、前記第1のディスク及び前記中
空ディスクが、前記ディスク挿排部に挿入されて、最初
に前記ディスク通過時光検出手段に検出されるときに前
記通過ディスク光検出手段に検出され、前記小データエ
リアディスク、前記ディスク挿排部の幅方向の一端部を
通過する前記第2のディスク、及び、前記ディスク挿排
部の幅方向の中央部を通過する前記第2のディスクが、
前記ディスク挿排部に挿入されて、最初に前記ディスク
通過時光検出手段に検出されるときに前記通過ディスク
光検出手段に検出され、或いは、前記ディスク通過時光
検出手段に検出されず、前記ディスク挿排部の幅方向の
他端部を通過する前記第2のディスクが、前記ディスク
挿排部に挿入されて、最初に前記ディスク通過時光検出
手段に検出されるときに前記通過ディスク光検出手段に
検出されない位置に配置され、前記識別手段は、前記デ
ィスク通過時光検出手段が前記ディスク挿排部に挿入さ
れる前記ディスクを最初に検出するときの前記通過ディ
スク光検出手段の検出結果に基づいて、前記ディスクの
種類を識別する構成を有している。
【0021】この構成により、本発明のディスク識別装
置は、ディスク挿排部に挿入されたディスクが、ディス
ク挿排部の幅方向の他端部を通過する第2のディスクで
ある場合、ディスク挿排部に挿入されたディスクが、デ
ィスク挿排部の幅方向の他端部を通過する第2のディス
クであることを識別することができる。
【0022】また、本発明のディスク識別装置は、前記
ディスクに光が遮断されることによって通過する前記デ
ィスクを検出する前記光検出手段としてのディスク通過
時光検出手段を備え、前記ディスク挿排部の幅は前記第
1のディスクの外径と長さが略同一であり、前記ディス
ク通過時光検出手段及び前記通過ディスク光検出手段
は、前記第1のディスク及び前記中空ディスクが、前記
ディスク挿排部に挿入されて、最初に前記ディスク通過
時光検出手段に検出されるときに前記通過ディスク光検
出手段に検出され、前記小データエリアディスク、前記
ディスク挿排部の幅方向の一端部を通過する前記第2の
ディスク、及び、前記ディスク挿排部の幅方向の中央部
を通過する前記第2のディスクが、前記ディスク挿排部
に挿入されて、最初に前記ディスク通過時光検出手段に
検出されるときに前記通過ディスク光検出手段に検出さ
れ、或いは、前記ディスク通過時光検出手段に検出され
ず、前記ディスク挿排部の幅方向の他端部を通過する前
記第2のディスクが、前記ディスク挿排部に挿入され
て、最初に前記ディスク通過時光検出手段に検出される
ときに前記通過ディスク光検出手段に検出されない位置
に配置され、前記識別手段は、前記ディスク通過時光検
出手段が前記ディスク挿排部に挿入される前記ディスク
を最初に検出するときの前記通過ディスク光検出手段の
検出結果に基づいて、前記ディスクの種類を識別する構
成を有している。
【0023】この構成により、本発明のディスク識別装
置は、ディスク挿排部に挿入されたディスクが、ディス
ク挿排部の幅方向の他端部を通過する第2のディスクで
ある場合、ディスク挿排部に挿入されたディスクが、デ
ィスク挿排部の幅方向の他端部を通過する第2のディス
クであることを識別することができる。
【0024】また、本発明のディスク識別装置は、前記
ディスクに光が遮断されることによって通過する前記デ
ィスクを検出する前記光検出手段としてのディスク通過
時光検出手段と、前記ディスクの接触によって通過する
前記ディスクを検出するディスク通過時接触検出手段と
を備え、前記ディスク挿排部の幅は前記第1のディスク
の外径と長さが略同一であり、前記ディスク通過時光検
出手段及び前記ディスク通過時接触検出手段は、前記第
1のディスク及び前記中空ディスクが、前記ディスク挿
排部に挿入されて、最初に前記ディスク通過時光検出手
段に検出されるときに前記ディスク通過時接触検出手段
に検出され、前記小データエリアディスク、前記ディス
ク挿排部の幅方向の一端部を通過する前記第2のディス
ク、及び、前記ディスク挿排部の幅方向の中央部を通過
する前記第2のディスクが、前記ディスク挿排部に挿入
されて、最初に前記ディスク通過時光検出手段に検出さ
れるときに前記ディスク通過時接触検出手段に検出さ
れ、或いは、前記ディスク通過時光検出手段に検出され
ず、前記ディスク挿排部の幅方向の他端部を通過する前
記第2のディスクが、前記ディスク挿排部に挿入され
て、最初に前記ディスク通過時光検出手段に検出される
ときに前記ディスク通過時接触検出手段に検出されない
位置に配置され、前記識別手段は、前記ディスク通過時
光検出手段が前記ディスク挿排部に挿入される前記ディ
スクを最初に検出するときの前記ディスク通過時接触検
出手段の検出結果に基づいて、前記ディスクの種類を識
別する構成を有している。
【0025】この構成により、本発明のディスク識別装
置は、ディスク挿排部に挿入されたディスクが、ディス
ク挿排部の幅方向の他端部を通過する第2のディスクで
ある場合、ディスク挿排部に挿入されたディスクが、デ
ィスク挿排部の幅方向の他端部を通過する第2のディス
クであることを識別することができる。
【0026】また、本発明のディスク識別装置は、前記
ディスクに光が遮断されることによって通過する前記デ
ィスクを検出し、前記ディスク挿排部を通過する前記第
2のディスクのうち前記接触検出時光検出手段によって
検出されない第2のディスクを少なくとも検出する位置
に配置される前記光検出手段としての非検出ディスク光
検出手段と、前記ディスクに光が遮断されることによっ
て通過する前記ディスクを検出する前記光検出手段とし
てのディスク通過時光検出手段と、前記ディスクの接触
によって通過する前記ディスクを検出するディスク通過
時接触検出手段とを備え、前記ディスク挿排部の幅は前
記第1のディスクの外径と長さが略同一であり、前記接
触検出時光検出手段、前記非検出ディスク光検出手段、
前記ディスク通過時光検出手段及び前記ディスク通過時
接触検出手段は、前記第1のディスク、前記小データエ
リアディスク、前記ディスク挿排部の幅方向の一端部を
通過する前記第2のディスク、前記ディスク挿排部の幅
方向の他端部を通過する前記第2のディスク、及び、前
記中空ディスクが、前記ディスク挿排部に挿入されて、
前記接触検出時光検出手段及び前記非検出ディスク光検
出手段の少なくとも一方に検出されて、前記接触検出時
光検出手段及び前記非検出ディスク光検出手段の双方に
検出されなくなる以前に、前記ディスク通過時光検出手
段及び前記ディスク通過時接触検出手段の少なくとも一
方に検出され、前記ディスク挿排部の幅方向の中央部を
通過する前記第2のディスクが、前記ディスク挿排部に
挿入されて、前記接触検出時光検出手段及び前記非検出
ディスク光検出手段の少なくとも一方に検出されて、前
記接触検出時光検出手段及び前記非検出ディスク光検出
手段の双方に検出されなくなる以前に、前記ディスク通
過時光検出手段及び前記ディスク通過時接触検出手段の
双方に検出されない位置に配置され、前記識別手段は、
前記接触検出時光検出手段及び前記非検出ディスク光検
出手段の少なくとも一方が前記ディスクを検出して、前
記接触検出時光検出手段及び前記非検出ディスク光検出
手段の双方が検出しなくなる以前の前記ディスク通過時
接触検出手段及び前記ディスク通過時光検出手段の検出
結果に基づいて、前記ディスクの種類を識別する構成を
有している。
【0027】この構成により、本発明のディスク識別装
置は、ディスク挿排部に挿入されたディスクが、ディス
ク挿排部の幅方向の中央部を通過する第2のディスクで
ある場合、ディスク挿排部に挿入されたディスクが、デ
ィスク挿排部の幅方向の中央部を通過する第2のディス
クであることを識別することができる。
【0028】また、本発明のディスク識別装置は、前記
ディスクに光が遮断されることによって通過する前記デ
ィスクを検出し、前記ディスク挿排部を通過する前記第
2のディスクのうち前記接触検出時光検出手段によって
検出されない第2のディスクを少なくとも検出する位置
に配置される前記光検出手段としての非検出ディスク光
検出手段と、前記ディスクの接触によって通過する前記
ディスクを検出するディスク通過時接触検出手段とを備
え、前記接触検出時光検出手段、前記非検出ディスク光
検出手段、前記ディスク通過時光検出手段及び前記ディ
スク通過時接触検出手段は、前記第1のディスク、前記
小データエリアディスク、前記ディスク挿排部の幅方向
の一端部を通過する前記第2のディスク、前記ディスク
挿排部の幅方向の他端部を通過する前記第2のディス
ク、及び、前記中空ディスクが、前記ディスク挿排部に
挿入されて、前記接触検出時光検出手段及び前記非検出
ディスク光検出手段の少なくとも一方に検出されて、前
記接触検出時光検出手段及び前記非検出ディスク光検出
手段の双方に検出されなくなる以前に、前記ディスク通
過時光検出手段及び前記ディスク通過時接触検出手段の
少なくとも一方に検出され、前記ディスク挿排部の幅方
向の中央部を通過する前記第2のディスクが、前記ディ
スク挿排部に挿入されて、前記接触検出時光検出手段及
び前記非検出ディスク光検出手段の少なくとも一方に検
出されて、前記接触検出時光検出手段及び前記非検出デ
ィスク光検出手段の双方に検出されなくなる以前に、前
記ディスク通過時光検出手段及び前記ディスク通過時接
触検出手段の双方に検出されない位置に配置され、前記
識別手段は、前記接触検出時光検出手段及び前記非検出
ディスク光検出手段の少なくとも一方が前記ディスクを
検出して、前記接触検出時光検出手段及び前記非検出デ
ィスク光検出手段の双方が検出しなくなる以前の前記デ
ィスク通過時接触検出手段及び前記ディスク通過時光検
出手段の検出結果に基づいて、前記ディスクの種類を識
別する構成を有している。
【0029】この構成により、本発明のディスク識別装
置は、ディスク挿排部に挿入されたディスクが、ディス
ク挿排部の幅方向の中央部を通過する第2のディスクで
ある場合、ディスク挿排部に挿入されたディスクが、デ
ィスク挿排部の幅方向の中央部を通過する第2のディス
クであることを識別することができる。
【0030】また、本発明のディスク識別装置は、前記
ディスクに光が遮断されることによって通過する前記デ
ィスクを検出し、前記ディスク挿排部を通過する前記第
2のディスクのうち前記接触検出時光検出手段によって
検出されない第2のディスクを少なくとも検出する位置
に配置される前記光検出手段としての非検出ディスク光
検出手段を備え、前記接触検出時光検出手段、前記非検
出ディスク光検出手段、前記ディスク通過時光検出手段
及び前記ディスク通過時接触検出手段は、前記第1のデ
ィスク、前記小データエリアディスク、前記ディスク挿
排部の幅方向の一端部を通過する前記第2のディスク、
前記ディスク挿排部の幅方向の他端部を通過する前記第
2のディスク、及び、前記中空ディスクが、前記ディス
ク挿排部に挿入されて、前記接触検出時光検出手段及び
前記非検出ディスク光検出手段の少なくとも一方に検出
されて、前記接触検出時光検出手段及び前記非検出ディ
スク光検出手段の双方に検出されなくなる以前に、前記
ディスク通過時光検出手段及び前記ディスク通過時接触
検出手段の少なくとも一方に検出され、前記ディスク挿
排部の幅方向の中央部を通過する前記第2のディスク
が、前記ディスク挿排部に挿入されて、前記接触検出時
光検出手段及び前記非検出ディスク光検出手段の少なく
とも一方に検出されて、前記接触検出時光検出手段及び
前記非検出ディスク光検出手段の双方に検出されなくな
る以前に、前記ディスク通過時光検出手段及び前記ディ
スク通過時接触検出手段の双方に検出されない位置に配
置され、前記識別手段は、前記接触検出時光検出手段及
び前記非検出ディスク光検出手段の少なくとも一方が前
記ディスクを検出して、前記接触検出時光検出手段及び
前記非検出ディスク光検出手段の双方が検出しなくなる
以前の前記ディスク通過時接触検出手段及び前記ディス
ク通過時光検出手段の検出結果に基づいて、前記ディス
クの種類を識別する構成を有している。
【0031】この構成により、本発明のディスク識別装
置は、ディスク挿排部に挿入されたディスクが、ディス
ク挿排部の幅方向の中央部を通過する第2のディスクで
ある場合、ディスク挿排部に挿入されたディスクが、デ
ィスク挿排部の幅方向の中央部を通過する第2のディス
クであることを識別することができる。
【0032】また、本発明のディスク識別装置は、前記
ディスクに光が遮断されることによって通過する前記デ
ィスクを検出する前記光検出手段としてのディスク通過
時光検出手段と、前記ディスクの接触によって通過する
前記ディスクを検出するディスク通過時接触検出手段と
を備え、前記ディスク通過時光検出手段及び前記ディス
ク通過時接触検出手段は、前記ディスク挿排部の幅方向
の一端部を通過する前記第2のディスクが、前記ディス
ク挿排部に挿入されて、最初に前記ディスク通過時光検
出手段に検出されるときに前記ディスク通過時接触検出
手段に検出されず、或いは、前記ディスク通過時光検出
手段に検出されず、前記中空ディスクが、前記ディスク
挿排部に挿入されて、最初に前記ディスク通過時光検出
手段に検出されるときに前記ディスク通過時接触検出手
段に検出される位置に配置され、前記識別手段は、前記
端部通過時接触検出手段が前記ディスクを検出するとき
の前記接触検出時光検出手段の検出結果と、前記ディス
ク通過時光検出手段が前記ディスク挿排部に挿入される
前記ディスクを最初に検出するときの前記ディスク通過
時接触検出手段の検出結果とに基づいて、前記ディスク
の種類を識別する構成を有している。
【0033】この構成により、本発明のディスク識別装
置は、ディスク挿排部に挿入されたディスクが中空ディ
スクである場合、ディスク挿排部に挿入されたディスク
が中空ディスクであることを識別することができる。
【0034】また、本発明のディスク識別装置は、前記
ディスクの接触によって通過する前記ディスクを検出す
るディスク通過時接触検出手段を備え、前記ディスク通
過時光検出手段及び前記ディスク通過時接触検出手段
は、前記ディスク挿排部の幅方向の一端部を通過する前
記第2のディスクが、前記ディスク挿排部に挿入され
て、最初に前記ディスク通過時光検出手段に検出される
ときに前記ディスク通過時接触検出手段に検出されず、
或いは、前記ディスク通過時光検出手段に検出されず、
前記中空ディスクが、前記ディスク挿排部に挿入され
て、最初に前記ディスク通過時光検出手段に検出される
ときに前記ディスク通過時接触検出手段に検出される位
置に配置され、前記識別手段は、前記端部通過時接触検
出手段が前記ディスクを検出するときの前記接触検出時
光検出手段の検出結果と、前記ディスク通過時光検出手
段が前記ディスク挿排部に挿入される前記ディスクを最
初に検出するときの前記ディスク通過時接触検出手段の
検出結果とに基づいて、前記ディスクの種類を識別する
構成を有している。
【0035】この構成により、本発明のディスク識別装
置は、ディスク挿排部に挿入されたディスクが中空ディ
スクである場合、ディスク挿排部に挿入されたディスク
が中空ディスクであることを識別することができる。
【0036】また、本発明のディスク識別装置は、前記
ディスク通過時光検出手段及び前記ディスク通過時接触
検出手段は、前記ディスク挿排部の幅方向の一端部を通
過する前記第2のディスクが、前記ディスク挿排部に挿
入されて、最初に前記ディスク通過時光検出手段に検出
されるときに前記ディスク通過時接触検出手段に検出さ
れず、或いは、前記ディスク通過時光検出手段に検出さ
れず、前記中空ディスクが、前記ディスク挿排部に挿入
されて、最初に前記ディスク通過時光検出手段に検出さ
れるときに前記ディスク通過時接触検出手段に検出され
る位置に配置され、前記識別手段は、前記端部通過時接
触検出手段が前記ディスクを検出するときの前記接触検
出時光検出手段の検出結果と、前記ディスク通過時光検
出手段が前記ディスク挿排部に挿入される前記ディスク
を最初に検出するときの前記ディスク通過時接触検出手
段の検出結果とに基づいて、前記ディスクの種類を識別
する構成を有している。
【0037】この構成により、本発明のディスク識別装
置は、ディスク挿排部に挿入されたディスクが中空ディ
スクである場合、ディスク挿排部に挿入されたディスク
が中空ディスクであることを識別することができる。
【0038】また、本発明のディスク識別装置は、前記
光検出手段は、前記端部通過時接触検出手段に検出され
るときの前記第1のディスク、前記小データエリアディ
スク、前記第2のディスク、及び、前記中空ディスクを
検出する位置に配置され、前記識別手段は、前記端部通
過時接触検出手段が前記ディスクを検出するときの前記
光検出手段の検出結果に基づいて、前記ディスクの種類
を識別する構成を有している。
【0039】この構成により、本発明のディスク識別装
置は、ディスク挿排部に挿入されたディスクが透明ディ
スクである場合、ディスク挿排部に挿入されたディスク
が透明ディスクであることを識別することができる。
【0040】また、本発明のディスク識別装置は、前記
第1のディスクの直径が12cmであり、前記第2のデ
ィスクの直径が8cmである構成を有している。
【0041】この構成により、本発明のディスク識別装
置は、第1のディスクが通常12cmディスクであり、
小データエリアディスクが小データエリア12cmディ
スクであり、第2のディスクが、通常のデータエリアを
有する8cmディスク(以下、通常8cmディスクとい
う。)であり、中空ディスクが、12cmの外径であ
り、中心部に8cmディスクを保持することができる直
径8cmの中空穴が形成されるアダプタ(以下、12c
mアダプタという。)であり、透明ディスクが、全体が
透明な12cmディスク(以下、透明12cmディスク
という。)である構成に対応することができ、小データ
エリア12cmディスクを通常12cmディスクと同様
に識別することができる。
【0042】なお、本発明のディスク識別装置は、中心
部に8cmディスクを保持した12cmアダプタを通常
12cmディスクと同様に取り扱う。
【0043】また、本発明のディスク挿排装置は、ディ
スク識別装置と、前記ディスクを搬送して挿排する搬送
手段と、前記識別手段の識別結果に基づいて、前記搬送
手段による前記ディスクの挿排動作を制御する制御手段
とを備える構成を有している。
【0044】この構成により、本発明のディスク挿排装
置は、ディスク挿排部に挿入された小データエリアディ
スクを第1のディスクと同様に挿入することができる。
【0045】また、本発明のディスク挿排装置は、ディ
スク識別装置と、前記ディスクを搬送して挿排する搬送
手段と、前記端部通過時接触検出手段が前記ディスクを
検出するときに前記接触検出時光検出手段が前記ディス
クを検出する場合、前記識別手段による識別結果に基づ
いて、前記搬送手段に前記ディスクを挿入させるよう
に、前記搬送手段による前記ディスクの挿排動作を制御
する制御手段とを備える構成を有している。
【0046】この構成により、本発明のディスク挿排装
置は、ディスク挿排部に挿入された小データエリアディ
スクを第1のディスクと同様に内部に挿入することがで
きる。
【0047】また、本発明のディスク挿排装置は、ディ
スク識別装置と、前記ディスクを搬送して挿排する搬送
手段と、前記端部通過時接触検出手段が前記ディスクを
検出するときに前記接触検出時光検出手段が前記ディス
クを検出しない場合、前記識別手段による識別結果に基
づいて、前記搬送手段に前記ディスクを排出させるよう
に、前記搬送手段による前記ディスクの挿排動作を制御
する制御手段とを備える構成を有している。
【0048】この構成により、本発明のディスク挿排装
置は、ディスク挿排部に挿入された、中空ディスク又は
透明ディスク、或いは、ディスク挿排部の幅方向の一端
部を通過する第2のディスク、中空ディスク又は透明デ
ィスクを外部に排出することができる。
【0049】また、本発明のディスク挿排装置は、ディ
スク識別装置と、前記ディスクを搬送して挿排する搬送
手段と、前記通過ディスク光検出手段が前記ディスク挿
排部に挿入される前記ディスクを最初に検出するときに
前記接触検出時光検出手段が前記ディスクを検出しない
場合、前記識別手段による識別結果に基づいて、前記搬
送手段に前記ディスクを排出させるように、前記搬送手
段による前記ディスクの挿排動作を制御する制御手段と
を備える構成を有している。
【0050】この構成により、本発明のディスク挿排装
置は、ディスク挿排部の幅方向の一端部を通過する第2
のディスクを外部に排出することができる。
【0051】また、本発明のディスク挿排装置は、ディ
スク識別装置と、前記ディスクを搬送して挿排する搬送
手段と、前記ディスク通過時光検出手段が前記ディスク
挿排部に挿入される前記ディスクを最初に検出するとき
に前記通過ディスク光検出手段が前記ディスクを検出し
ない場合、前記識別手段による識別結果に基づいて、前
記搬送手段に前記ディスクを排出させるように、前記搬
送手段による前記ディスクの挿排動作を制御する制御手
段とを備える構成を有している。
【0052】この構成により、本発明のディスク挿排装
置は、ディスク挿排部の幅方向の他端部を通過する第2
のディスクを外部に排出することができる。
【0053】また、本発明のディスク挿排装置は、ディ
スク識別装置と、前記ディスクを搬送して挿排する搬送
手段と、前記ディスク通過時光検出手段が前記ディスク
挿排部に挿入される前記ディスクを最初に検出するとき
に前記ディスク通過時接触検出手段が前記ディスクを検
出しない場合、前記識別手段による識別結果に基づい
て、前記搬送手段に前記ディスクを排出させるように、
前記搬送手段による前記ディスクの挿排動作を制御する
制御手段とを備える構成を有している。
【0054】この構成により、本発明のディスク挿排装
置は、ディスク挿排部の幅方向の他端部を通過する第2
のディスクを外部に排出することができる。
【0055】また、本発明のディスク挿排装置は、ディ
スク識別装置と、前記ディスクを搬送して挿排する搬送
手段と、前記接触検出時光検出手段及び前記非検出ディ
スク光検出手段の少なくとも一方が前記ディスクを検出
して、前記接触検出時光検出手段及び前記非検出ディス
ク光検出手段の双方が検出しなくなる以前に、前記ディ
スク通過時接触検出手段及び前記ディスク通過時光検出
手段の双方が前記ディスクを検出しない場合、前記識別
手段による識別結果に基づいて、前記搬送手段に前記デ
ィスクを排出させるように、前記搬送手段による前記デ
ィスクの挿排動作を制御する制御手段とを備える構成を
有している。
【0056】この構成により、本発明のディスク挿排装
置は、ディスク挿排部の幅方向の中央部を通過する第2
のディスクを外部に排出することができる。
【0057】また、本発明のディスク挿排装置は、ディ
スク識別装置と、前記ディスクを搬送して挿排する搬送
手段と、前記ディスク通過時光検出手段が前記ディスク
挿排部に挿入される前記ディスクを最初に検出するとき
に前記ディスク通過時接触検出手段が前記ディスクを検
出し、前記端部通過時接触検出手段が前記ディスクを検
出するときに前記接触検出時光検出手段が前記ディスク
を検出しない場合、前記識別手段による識別結果に基づ
いて、前記搬送手段に前記ディスクを排出させるよう
に、前記搬送手段による前記ディスクの挿排動作を制御
する制御手段とを備える構成を有している。
【0058】この構成により、本発明のディスク挿排装
置は、ディスク挿排部に挿入された中空ディスクを外部
に排出することができる。
【0059】また、本発明のディスク挿排装置は、ディ
スク識別装置と、前記ディスクを搬送して挿排する搬送
手段と、前記端部通過時接触検出手段が前記ディスクを
検出するときに前記光検出手段が前記ディスクを検出し
ない場合、前記識別手段による識別結果に基づいて、前
記搬送手段に前記ディスクを排出させるように、前記搬
送手段による前記ディスクの挿排動作を制御する制御手
段とを備える構成を有している。
【0060】この構成により、本発明のディスク挿排装
置は、ディスク挿排部に挿入された透明ディスクを外部
に排出することができる。
【0061】また、本発明のディスク挿排装置は、ディ
スク識別装置と、前記ディスクを搬送して挿排する搬送
手段と、前記通過ディスク光検出手段が前記ディスク挿
排部に挿入される前記ディスクを最初に検出するときに
前記接触検出時光検出手段が前記ディスクを検出しない
場合、前記識別手段による識別結果に基づいて、前記搬
送手段に前記ディスクを挿入させるように、前記搬送手
段による前記ディスクの挿排動作を制御する制御手段と
を備える構成を有している。
【0062】この構成により、本発明のディスク挿排装
置は、ディスク挿排部の幅方向の一端部を通過する第2
のディスクを内部に挿入することができる。
【0063】また、本発明のディスク挿排装置は、ディ
スク識別装置と、前記ディスクを搬送して挿排する搬送
手段と、前記ディスク通過時光検出手段が前記ディスク
挿排部に挿入される前記ディスクを最初に検出するとき
に前記通過ディスク光検出手段が前記ディスクを検出し
ない場合、前記識別手段による識別結果に基づいて、前
記搬送手段に前記ディスクを挿入させるように、前記搬
送手段による前記ディスクの挿排動作を制御する制御手
段とを備える構成を有している。
【0064】この構成により、本発明のディスク挿排装
置は、ディスク挿排部の幅方向の他端部を通過する第2
のディスクを内部に挿入することができる。
【0065】また、本発明のディスク挿排装置は、ディ
スク識別装置と、前記ディスクを搬送して挿排する搬送
手段と、前記ディスク通過時光検出手段が前記ディスク
挿排部に挿入される前記ディスクを最初に検出するとき
に前記ディスク通過時接触検出手段が前記ディスクを検
出しない場合、前記識別手段による識別結果に基づい
て、前記搬送手段に前記ディスクを挿入させるように、
前記搬送手段による前記ディスクの挿排動作を制御する
制御手段とを備える構成を有している。
【0066】この構成により、本発明のディスク挿排装
置は、ディスク挿排部の幅方向の他端部を通過する第2
のディスクを内部に挿入することができる。
【0067】また、本発明のディスク挿排装置は、ディ
スク識別装置と、前記ディスクを搬送して挿排する搬送
手段と、前記接触検出時光検出手段及び前記非検出ディ
スク光検出手段の少なくとも一方が前記ディスクを検出
して、前記接触検出時光検出手段及び前記非検出ディス
ク光検出手段の双方が検出しなくなる以前に、前記ディ
スク通過時接触検出手段及び前記ディスク通過時光検出
手段の双方が前記ディスクを検出しない場合、前記識別
手段による識別結果に基づいて、前記搬送手段に前記デ
ィスクを挿入させるように、前記搬送手段による前記デ
ィスクの挿排動作を制御する制御手段とを備える構成を
有している。
【0068】この構成により、本発明のディスク挿排装
置は、ディスク挿排部の幅方向の中央部を通過する第2
のディスクを内部に挿入することができる。
【0069】また、本発明のディスク挿排装置は、ディ
スク識別装置と、前記接触検出時光検出手段より前記デ
ィスクの挿入方向下流側に配置され、前記ディスクを搬
送して挿排する搬送手段と、前記接触検出時光検出手段
の検出結果に基づいて、前記搬送手段による前記ディス
クの挿入動作を制御する制御手段とを備える構成を有し
ている。
【0070】この構成により、本発明のディスク挿排装
置は、接触検出時光検出手段に検出されるディスクが搬
送手段に接触しながら搬送手段より挿入方向下流側に半
分以上手動で挿入される前に、ディスクを搬送手段によ
って挿入し始めることができ、操作フィーリングを向上
することができる。
【0071】また、本発明のディスク挿排装置は、前記
接触検出時光検出手段は、前記ディスク挿排部に挿入さ
れ、前記ディスク挿排部の幅方向の他端部を通過する前
記第2のディスクが前記搬送手段に接触する前に、前記
第2のディスクを検出する位置に配置される構成を有し
ている。
【0072】この構成により、本発明のディスク挿排装
置は、ディスク挿排部の幅方向の他端部を通過する第2
のディスクが搬送手段に接触する前に搬送手段を駆動し
て、第2のディスクが搬送手段まで手動で挿入されて搬
送手段に接触した時点から、第2のディスクを搬送手段
によって挿入し始めることができ、操作フィーリングを
向上することができる。
【0073】また、本発明のディスク挿排装置は、ディ
スク識別装置と、前記非検出ディスク光検出手段より前
記ディスクの挿入方向下流側に配置され、前記ディスク
を搬送して挿排する搬送手段と、前記非検出ディスク光
検出手段の検出結果に基づいて、前記搬送手段による前
記ディスクの挿入動作を制御する制御手段とを備える構
成を有している。
【0074】この構成により、本発明のディスク挿排装
置は、非検出ディスク光検出手段に検出されるディスク
が搬送手段に接触しながら搬送手段より挿入方向下流側
に半分以上手動で挿入される前に、ディスクを搬送手段
によって挿入し始めることができ、操作フィーリングを
向上することができる。
【0075】また、本発明のディスク挿排装置は、前記
非検出ディスク光検出手段は、前記ディスク挿排部に挿
入された前記第1のディスクが前記搬送手段に接触する
前に、前記第1のディスクを検出する位置に配置される
構成を有している。
【0076】この構成により、本発明のディスク挿排装
置は、ディスク挿排部に挿入された第1のディスク、又
は、第1のディスクと外径が略同一である中空ディスク
が搬送手段に接触する前に搬送手段を駆動して、第1の
ディスク又は中空ディスクが搬送手段まで手動で挿入さ
れて搬送手段に接触した時点から、第1のディスク又は
中空ディスクを搬送手段によって挿入し始めることがで
き、操作フィーリングを向上することができる。
【0077】また、本発明のディスク挿排装置は、前記
非検出ディスク光検出手段は、前記ディスク挿排部に挿
入され、前記ディスク挿排部の幅方向の中央部を通過す
る前記第2のディスクが前記搬送手段に接触する前に、
前記第2のディスクを検出する位置に配置される構成を
有している。
【0078】この構成により、本発明のディスク挿排装
置は、ディスク挿排部の幅方向の中央部を通過する第2
のディスクが搬送手段に接触する前に搬送手段を駆動し
て、第2のディスクが搬送手段まで手動で挿入されて搬
送手段に接触した時点から、第2のディスクを搬送手段
によって挿入し始めることができ、操作フィーリングを
向上することができる。
【0079】また、本発明のディスク挿排装置は、前記
非検出ディスク光検出手段は、前記ディスク挿排部に挿
入され、前記ディスク挿排部の幅方向の一端部を通過す
る前記第2のディスクが前記搬送手段に接触する前に、
前記第2のディスクを検出する位置に配置される構成を
有している。
【0080】この構成により、本発明のディスク挿排装
置は、ディスク挿排部の幅方向の一端部を通過する第2
のディスクが搬送手段に接触する前に搬送手段を駆動し
て、第2のディスクが搬送手段まで手動で挿入されて搬
送手段に接触した時点から、第2のディスクを搬送手段
によって挿入し始めることができ、操作フィーリングを
向上することができる。
【0081】また、本発明のディスク挿排装置は、ディ
スク識別装置と、前記ディスク通過時接触検出手段より
前記ディスクの挿入方向下流側に配置され、前記ディス
クを搬送して挿排する搬送手段と、前記ディスク通過時
接触検出手段の検出結果に基づいて、前記搬送手段によ
る前記ディスクの挿入動作を制御する制御手段とを備え
る構成を有している。
【0082】この構成により、本発明のディスク挿排装
置は、ディスク通過時接触検出手段に検出されるディス
クが搬送手段に接触しながら搬送手段より挿入方向下流
側に半分以上手動で挿入される前に、ディスクを搬送手
段によって挿入し始めることができ、操作フィーリング
を向上することができる。
【0083】また、本発明のディスク挿排装置は、ディ
スク識別装置と、前記端部通過時接触検出手段及び前記
接触検出時光検出手段より前記ディスクの挿入方向下流
側に配置され、前記ディスクを搬送して挿排する搬送手
段と、前記端部通過時接触検出手段が前記ディスクを検
出するときの前記接触検出時光検出手段の検出結果に基
づいた前記識別手段による識別結果に基づいて、前記搬
送手段による前記ディスクの挿排動作を制御する制御手
段を備える構成を有している。
【0084】この構成により、本発明のディスク挿排装
置は、ディスクが搬送手段より挿入方向下流側に半分以
上挿入される前に、ディスクを内部に挿入するか、或い
は、外部に排出するかを判断して、搬送手段によって挿
入或いは排出し始めることができ、操作フィーリングを
向上することができる。
【0085】また、本発明のディスク挿排装置は、ディ
スク識別装置と、前記ディスクを挿排し、挿入中の前記
ディスクとの接触が外れる前に前記識別手段による前記
ディスクの識別が終了する位置に配置される搬送手段
と、前記識別手段による識別結果に基づいて、前記搬送
手段による前記ディスクの挿排動作を制御する制御手段
とを備える構成を有している。
【0086】この構成により、本発明のディスク挿排装
置は、ディスクが搬送手段と接触している間に、ディス
クを内部に挿入するか、或いは、外部に排出するかを判
断して、搬送手段によって挿入或いは排出することがで
き、排出すべきディスクを誤って挿入することを防止す
ることができる。
【0087】また、本発明のディスク挿排装置は、ディ
スク識別装置と、前記ディスクを搬送して挿排する搬送
手段と、前記通過ディスク光検出手段の検出結果に基づ
いて、前記搬送手段による前記ディスクの排出動作を制
御する制御手段とを備え、前記通過ディスク光検出手段
は、前記第1のディスクが前記ディスク挿排部から排出
されるとき、前記第1のディスクを検出した後、前記搬
送手段に接触中の前記第1のディスクを検出しなくなる
位置に配置される構成を有している。
【0088】この構成により、本発明のディスク挿排装
置は、外部に排出中の第1のディスク、又は、第1のデ
ィスクと外径が略同一である中空ディスクが搬送手段に
接触している間に、搬送手段による第1のディスク又は
中空ディスクの排出を停止することができ、外部に排出
する第1のディスク又は中空ディスクが装置から落下す
ることを防止することができる。
【0089】また、本発明のディスク挿排装置は、ディ
スク識別装置と、前記ディスクを搬送して挿排する搬送
手段と、前記通過ディスク光検出手段の検出結果に基づ
いて、前記搬送手段による前記ディスクの排出動作を制
御する制御手段とを備え、前記通過ディスク光検出手段
は、前記小データエリアディスクが前記ディスク挿排部
から排出されるとき、前記小データエリアディスクを検
出した後、前記搬送手段に接触中の前記小データエリア
ディスクを検出しなくなる位置に配置される構成を有し
ている。
【0090】この構成により、本発明のディスク挿排装
置は、外部に排出中の小データエリアディスクが搬送手
段に接触している間に、搬送手段による小データエリア
ディスクの排出を停止することができ、外部に排出する
小データエリアディスクが装置から落下することを防止
することができる。
【0091】また、本発明のディスク挿排装置は、ディ
スク識別装置と、前記ディスクを搬送して挿排する搬送
手段と、前記通過ディスク光検出手段の検出結果に基づ
いて、前記搬送手段による前記ディスクの排出動作を制
御する制御手段とを備え、前記通過ディスク光検出手段
は、前記ディスク挿排部の幅方向の中央部を通過する前
記第2のディスクが前記ディスク挿排部から排出される
とき、前記第2のディスクを検出した後、前記搬送手段
に接触中の前記第2のディスクを検出しなくなる位置に
配置される構成を有している。
【0092】この構成により、本発明のディスク挿排装
置は、外部に排出中のディスク挿排部の幅方向の中央部
を通過する第2のディスクが搬送手段に接触している間
に、搬送手段による第2のディスクの排出を停止するこ
とができ、外部に排出する第2のディスクが装置から落
下することを防止することができる。
【0093】また、本発明のディスク挿排装置は、ディ
スク識別装置と、前記ディスクを搬送して挿排する搬送
手段と、前記通過ディスク光検出手段の検出結果に基づ
いて、前記搬送手段による前記ディスクの排出動作を制
御する制御手段とを備え、前記通過ディスク光検出手段
は、前記ディスク挿排部の幅方向の一端部を通過する前
記第2のディスクが前記ディスク挿排部から排出される
とき、前記第2のディスクを検出した後、前記搬送手段
に接触中の前記第2のディスクを検出しなくなる位置に
配置される構成を有している。
【0094】この構成により、本発明のディスク挿排装
置は、外部に排出中のディスク挿排部の幅方向の一端部
を通過する第2のディスクが搬送手段に接触している間
に、搬送手段による第2のディスクの排出を停止するこ
とができ、外部に排出する第2のディスクが装置から落
下することを防止することができる。
【0095】また、本発明のディスク挿排装置は、ディ
スク識別装置と、前記ディスクを搬送して挿排する搬送
手段と、前記ディスク通過時光検出手段の検出結果に基
づいて、前記搬送手段による前記ディスクの排出動作を
制御する制御手段とを備え、前記ディスク通過時光検出
手段は、前記ディスク挿排部の幅方向の他端部を通過す
る前記第2のディスクが前記ディスク挿排部から排出さ
れるとき、前記第2のディスクを検出した後、前記搬送
手段に接触中の前記第2のディスクを検出しなくなる位
置に配置される構成を有している。
【0096】この構成により、本発明のディスク挿排装
置は、外部に排出中のディスク挿排部の幅方向の他端部
を通過する第2のディスクが搬送手段に接触している間
に、搬送手段による第2のディスクの排出を停止するこ
とができ、外部に排出する第2のディスクが装置から落
下することを防止することができる。
【0097】また、本発明のディスク挿排装置は、ディ
スク識別装置と、前記ディスクを搬送して挿排する搬送
手段と、前記ディスク通過時接触検出手段の検出結果に
基づいて、前記搬送手段による前記ディスクの排出動作
を制御する制御手段とを備え、前記ディスク通過時接触
検出手段は、前記第1のディスクと外径が略同一であ
り、全体が透明な透明ディスクが前記ディスク挿排部か
ら排出されるとき、前記透明ディスクを検出した後、前
記搬送手段に接触中の前記透明ディスクを検出しなくな
る位置に配置される構成を有している。
【0098】この構成により、本発明のディスク挿排装
置は、外部に排出中の透明ディスクが搬送手段に接触し
ている間に、搬送手段による透明ディスクの排出を停止
することができ、外部に排出する透明ディスクが装置か
ら落下することを防止することができる。
【0099】また、本発明のディスク挿排装置は、ディ
スク識別装置と、前記ディスクを搬送して挿排する搬送
手段と、前記識別手段の識別結果に基づいて、前記搬送
手段による前記ディスクの挿排動作を制御する制御手段
とを備え、前記制御手段は、前記搬送手段に前記ディス
クを挿入させているとき、前記端部通過時接触検出手段
が前記ディスクを複数回検出する場合、前記搬送手段に
よる前記ディスクの挿入動作を停止させる構成を有して
いる。
【0100】この構成により、本発明のディスク挿排装
置は、一回の挿入動作で内部に複数枚のディスクが挿入
された場合、ディスクの搬送を停止するので、一回の挿
入動作で内部に複数枚のディスクが挿入されることを防
止することができ、故障することを防止することができ
る。
【0101】また、本発明のディスク挿排装置は、ディ
スク識別装置と、前記ディスクを搬送して挿排する搬送
手段と、前記識別手段の識別結果に基づいて、前記搬送
手段による前記ディスクの挿排動作を制御する制御手段
とを備え、前記制御手段は、前記搬送手段に前記ディス
クを挿入させているとき、前記端部通過時接触検出手段
が前記ディスクを複数回検出する場合、前記搬送手段に
前記ディスクを排出させる構成を有している。
【0102】この構成により、本発明のディスク挿排装
置は、一回の挿入動作で内部に複数枚のディスクが挿入
された場合、ディスクを外部に排出するので、一回の挿
入動作で内部に複数枚のディスクが挿入されることを防
止することができ、故障することを防止することができ
る。
【0103】また、本発明のディスク挿排装置は、前記
ディスクと接触することによって、複数枚以上が重なっ
た前記ディスクの通過を規制する規制部を前記ディスク
挿排部の内部に備える構成を有している。
【0104】この構成により、本発明のディスク挿排装
置は、一回の挿入動作で内部に複数枚のディスクが挿入
されることを防止することができ、故障することを防止
することができる。
【0105】また、本発明のディスク挿排装置は、前記
搬送手段と接触することによって、前記搬送手段が前記
ディスク挿排部を通過する前記ディスクの厚み方向に移
動することを制限する制限手段を備える構成を有してい
る。
【0106】この構成により、本発明のディスク挿排装
置は、一回の挿入動作で内部に複数枚のディスクが挿入
されることを防止することができ、故障することを防止
することができる。
【0107】また、本発明のディスク挿排装置は、前記
制御手段は、前記搬送手段による前記ディスクの挿入開
始から一定時間が経過した後、前記搬送手段に前記ディ
スクを排出させる構成を有している。
【0108】この構成により、本発明のディスク挿排装
置は、一回の挿入動作で内部に複数枚のディスクが挿入
された場合、ディスクを外部に排出することができる。
【0109】また、本発明のディスク挿排装置は、前記
第1のディスクの直径が12cmであり、前記第2のデ
ィスクの直径が8cmである構成を有している。
【0110】この構成により、本発明のディスク挿排装
置は、第1のディスクが通常12cmディスクであり、
小データエリアディスクが小データエリア12cmディ
スクであり、第2のディスクが通常8cmディスクであ
り、中空ディスクが12cmアダプタであり、透明ディ
スクが透明12cmディスクである構成に対応すること
ができ、小データエリア12cmディスクを通常12c
mディスクと同様に挿入することができる。
【0111】なお、本発明のディスク挿排装置は、中心
部に8cmディスクを保持した12cmアダプタを通常
12cmディスクと同様に取り扱う。
【0112】また、本発明のディスク記録再生装置は、
ディスク挿排装置を備える構成を有している。
【0113】この構成により、本発明のディスク記録再
生装置は、小データエリアディスク(例えば、小データ
エリア12cmディスク)を第1のディスク(例えば、
通常12cmディスク)と同様に挿入し、記録再生する
ことができる。
【0114】また、本発明のディスク記録再生装置は、
前記ディスクを回転する回転手段と、前記識別手段によ
って識別された前記ディスクの外径に基づいて、前記回
転手段の回転力を制御する回転力制御手段とを備える構
成を有している。
【0115】この構成により、本発明のディスク記録再
生装置は、第2のディスク(例えば、通常8cmディス
ク)と、小データエリアディスク(例えば、小データエ
リア12cmディスク)とを識別することができ、第2
のディスクと、小データエリアディスクとにディスクの
重量に応じて異なる回転力を与えて、第2のディスク
と、小データエリアディスクとを等しい回転数で回転さ
せることができる。
【0116】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて、図面を用いて説明する。
【0117】まず、本実施の形態に係るディスク記録再
生装置の構成について説明する。
【0118】図1及び図2において、本実施の形態に係
るディスク記録再生装置は、基台101を備えており、
基台101には、挿入された通常12cmディスク10
7などのディスクの通過方向(即ち、ローディング方向
及びイジェクト方向)に略直交する幅方向(矢印201
の示す方向)の移動を規制し、挿入経路を形成するディ
スクガイド部材102や、挿入されたディスクに接触
し、動力を伝達することによって、ディスクを搬送し、
ディスクの挿入(ローディング)及び排出(イジェク
ト)を行う搬送手段としてのローラ部材103や、挿入
されたディスクに対して下方向(矢印202の示す方
向)にローラ部材103を付勢する弾性部材(図示して
いない。)や、ローラ部材103に設けられたギヤ10
3aと係合し、ローラ部材103を回転させる動力源
(図示していない。)が設けられている。
【0119】ここで、ディスクガイド部材102と、ロ
ーラ部材103とは、ディスク記録再生装置の内部に挿
入されたディスクを挟み、ローディング方向又はイジェ
クト方向に搬送するようになっており、ディスクを挿排
するディスク挿排部100を形成している。なお、ディ
スク挿排部100は、遮光性のあるデータエリアを有す
る通常12cmディスク(第1のディスク)や、通常1
2cmディスクより外径が小さく、遮光性のあるデータ
エリアを有する通常8cmディスク(第2のディスク)
などのディスクを通過させることができるように、幅が
通常12cmディスクの外径と略同一の長さ(約12c
m)となっている。
【0120】また、ディスク挿排部100の内部には、
ディスクガイド部材102に、挿入されるディスクと接
触することによって、挿入されるディスクの厚み方向を
規制し、複数枚が重なったディスクの通過を規制する規
制部としての突起102a、102bが設けられてお
り、ディスク記録再生装置の内部への複数枚のディスク
の同時挿入を防止するようになっている。より詳細に説
明すると、ディスク記録再生装置の内部に1枚のディス
クが挿入された場合には、挿入されたディスクはディス
クガイド部材102の本体102cと突起102a、1
02bとの間を通過できるが、複数枚のディスクが挿入
された場合には、挿入されたディスクはディスクガイド
部材102の本体102cと突起102a、102bと
の間を通過できないようになっている。
【0121】また、基台101には、ローラ部材103
の中央に設けられた軸部材103bと接触することによ
って、ローラ部材103がディスク挿排部100を通過
するディスクの厚み方向(矢印203の示す方向)に移
動することを制限する制限手段としての突起101a
と、突起102bの上方向(矢印203の示す方向)へ
の変位を規制する突起101bとが設けられており、デ
ィスク記録再生装置の内部への複数枚のディスクの同時
挿入を防止するようになっている。より詳細に説明する
と、ディスク記録再生装置の内部に1枚のディスクが挿
入された場合には、挿入されたディスクはディスクガイ
ド部材102とローラ部材103との間を通過できる
が、複数枚のディスクが挿入された場合には、基台10
1の突起101aとローラ部材103の軸部材103b
とが接触することによって、挿入されたディスクはディ
スクガイド部材102とローラ部材103との間を通過
できないようになっている。
【0122】また、ディスク記録再生装置は、筐体(図
示していない。)を備えており、筐体には、ディスクガ
イド部材102に対してローラ部材103側に、ディス
クがディスク記録再生装置の内部に挿入された際にディ
スクの外周と接触する軸部104aを有するレバー部材
104や、複数の受光素子105a、105b、105
c、105dと、レバー部材104に設けられた突起1
04bに接触することで、レバー部材104の変位を検
出するプッシュスイッチ106a、106bとを備えた
上基板(図示していない。)や、レバー部材104を矢
印201の示す方向で図1に示す位置に付勢する弾性部
材(図示していない。)が設けられている。
【0123】なお、受光素子105a、105b、10
5c、105dや、プッシュスイッチ106a、106
bは、ディスクを検出している状態のときにHiを出力
し、ディスクを検出していない状態のときにLoを出力
するようになっている。
【0124】また、基台101とディスクガイド部材1
02との間には受光素子105a、105b、105
c、105dと対をなす複数の発光素子(図示していな
い。)を備えた下基板(図示していない。)が設けられ
ている。
【0125】ここで、レバー部材104の軸部104a
は、ローラ部材103よりディスクの挿入(ローディン
グ)方向上流側に配置されており、プッシュスイッチ1
06aは、挿入されたディスクの外周とレバー部材10
4の軸部104aが接触することでレバー部材104が
左方向(矢印204の示す方向)への移動を開始した直
後からレバー部材104の変位を検出する位置に設けら
れている。
【0126】また、プッシュスイッチ106bは、挿入
された通常12cmディスク107の外周とレバー部材
104の軸部104aが接触したときのレバー部材10
4の矢印204の示す方向の最大変位を検出する位置に
設けられており、レバー部材104及びプッシュスイッ
チ106bは、ディスクとの接触によってディスク挿排
部100の幅方向の一端部100aを通過するディスク
を検出する端部通過時接触検出手段を構成している。
【0127】即ち、プッシュスイッチ106bは、図3
に示すようにディスク挿排部100を通過する通常12
cmディスク107や、図4に示すようにディスク挿排
部100を通過する小データエリアディスクとしての小
データエリア12cmディスク108や、図5に示すよ
うにディスク挿排部100の幅方向の一端部100aを
通過する通常8cmディスク109や、図6に示すよう
にディスク挿排部100を通過する中空ディスクとして
の12cmアダプタ110や、図7に示すようにディス
ク挿排部100を通過する透明ディスクとしての透明1
2cmディスク111を検出するようになっている。な
お、図3から図6までにおいて、ディスクのうち、斜線
を付している部分は、データエリアなどの遮光性を有す
る部分を表している。
【0128】また、受光素子105bは、ディスクに光
が遮断されることによって通過するディスクを検出し、
図4に示すように小データエリア12cmディスク10
8がプッシュスイッチ106bに検出されるときに、小
データエリア12cmディスク108を検出し、図5に
示すようにディスク挿排部100の幅方向の一端部10
0aを通過する通常8cmディスク109がプッシュス
イッチ106bに検出されるときに、通常8cmディス
ク109を検出せず、図6に示すように12cmアダプ
タ110がプッシュスイッチ106bに検出されるとき
に、12cmアダプタ110を検出しない位置に配置さ
れ、光検出手段としての接触検出時光検出手段を構成し
ている。
【0129】なお、通常12cmディスク107(図3
参照)は、小データエリア12cmディスク108(図
4参照)のデータエリア108a(図4参照)より広い
データエリアを有しているので、受光素子105bは、
図4に示すように小データエリア12cmディスク10
8がプッシュスイッチ106bに検出されるときに、小
データエリア12cmディスク108を検出する位置に
配置される場合、図3に示すように通常12cmディス
ク107がプッシュスイッチ106bに検出されるとき
に、通常12cmディスク107を検出するようになっ
ている。
【0130】また、図7に示す透明12cmディスク1
11は全体が透明であるので、受光素子105bは、図
3に示すように通常12cmディスク107がプッシュ
スイッチ106bに検出されるときに、通常12cmデ
ィスク107を検出する位置に配置される場合、図7に
示すように透明12cmディスク111がプッシュスイ
ッチ106bに検出されるときに、透明12cmディス
ク111を検出しないようになっている。
【0131】また、プッシュスイッチ106bは、挿入
された通常12cmディスク107(図3参照)の外周
とレバー部材104の軸部104aが接触したときのレ
バー部材104の矢印204(図1参照)の示す方向の
最大変位を検出する位置に設けられている場合、図8に
示すようにディスク挿排部100の幅方向の中央部10
0bを通過する通常8cmディスク109や、図9に示
すようにディスク挿排部100の幅方向の他端部100
cを通過する通常8cmディスク109を検出しないよ
うになっている。
【0132】また、受光素子105cは、ディスクに光
が遮断されることによって通過するディスクを検出する
光検出手段としての通過ディスク光検出手段を構成して
おり、受光素子105b及び受光素子105cは、図1
0から図12までに示すように通常12cmディスク1
07、小データエリア12cmディスク108、及び、
12cmアダプタ110が、ディスク挿排部100に挿
入されて、最初に受光素子105cに検出されるときに
受光素子105bに検出され、図13に示すようにディ
スク挿排部100の幅方向の一端部100aを通過する
通常8cmディスク109が、ディスク挿排部100に
挿入されて、最初に受光素子105cに検出されるとき
に受光素子105bに検出されない位置に配置されてい
る。
【0133】なお、図8に示すディスク挿排部100の
幅方向の中央部100bを通過する通常8cmディスク
109は、図11に示すディスク挿排部100を通過す
る小データエリア12cmディスク108のデータエリ
ア108bと軌跡が略同一であるので、図8に示すよう
に、ディスク挿排部100の幅方向の中央部100bを
通過する通常8cmディスク109も、小データエリア
12cmディスク108(図11参照)と同様に、ディ
スク挿排部100に挿入されて、最初に受光素子105
cに検出されるときに受光素子105bに検出されるよ
うになっている。
【0134】また、透明12cmディスク111は、透
明であるので、受光素子105cに検出されることがな
いようになっている。
【0135】また、受光素子105dは、ディスクに光
が遮断されることによって通過するディスクを検出する
光検出手段としてのディスク通過時光検出手段を構成し
ており、受光素子105d及び受光素子105cは、図
14及び図15に示すように、通常12cmディスク1
07及び12cmアダプタ110が、ディスク挿排部1
00に挿入されて、最初に受光素子105dに検出され
るときに受光素子105cに検出され、図4、図5及び
図8に示すように、小データエリア12cmディスク1
08、ディスク挿排部100の幅方向の一端部100a
を通過する通常8cmディスク109、及び、ディスク
挿排部100の幅方向の中央部100bを通過する通常
8cmディスク109が、受光素子105dに検出され
ず、図9に示すようにディスク挿排部100の幅方向の
他端部100cを通過する通常8cmディスク109
が、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に受光素
子105dに検出されるときに受光素子105cに検出
されない位置に配置されている。
【0136】なお、透明12cmディスク111は、透
明であるので、受光素子105dに検出されることがな
いようになっている。
【0137】また、レバー部材104及びプッシュスイ
ッチ106aは、ディスクとの接触によって通過するデ
ィスクを検出するディスク通過時接触検出手段を構成し
ており、レバー部材104の軸部104a及び受光素子
105dは、図14及び図15に示すように、通常12
cmディスク107及び12cmアダプタ110が、デ
ィスク挿排部100に挿入されて、最初に受光素子10
5dに検出されるときにプッシュスイッチ106aに検
出され、図4、図5及び図8に示すように、小データエ
リア12cmディスク108、ディスク挿排部100の
幅方向の一端部100aを通過する通常8cmディスク
109、及び、ディスク挿排部100の幅方向の中央部
100bを通過する通常8cmディスク109が、受光
素子105dに検出されず、図9に示すように、ディス
ク挿排部100の幅方向の他端部100cを通過する通
常8cmディスク109が、ディスク挿排部100に挿
入されて、最初に受光素子105dに検出されるときに
プッシュスイッチ106aに検出されない位置に配置さ
れている。
【0138】なお、透明12cmディスク111は、透
明であるので、上述したように受光素子105dに検出
されることがないようになっている。
【0139】また、受光素子105aは、ディスクに光
が遮断されることによって通過するディスクを検出し、
ディスク挿排部100を通過する通常8cmディスク1
09のうち図5に示すように受光素子105bによって
検出されない通常8cmディスク109を少なくとも検
出する位置に配置される光検出手段としての非検出ディ
スク光検出手段を構成しており、レバー部材104の軸
部104a、受光素子105a、受光素子105b、及
び、受光素子105dは、図3、図4、図5、図6及び
図9に示すように、通常12cmディスク107、小デ
ータエリア12cmディスク108、ディスク挿排部1
00の幅方向の一端部100aを通過する通常8cmデ
ィスク109、12cmアダプタ110、及び、ディス
ク挿排部100の幅方向の他端部100cを通過する通
常8cmディスク109が、ディスク挿排部100に挿
入されて、受光素子105a及び受光素子105bの少
なくとも一方に検出されて、受光素子105a及び受光
素子105bの双方に検出されなくなる以前に、受光素
子105d及びプッシュスイッチ106aの少なくとも
一方に検出され、図8に示すように、ディスク挿排部1
00の幅方向の中央部100bを通過する通常8cmデ
ィスク109が、ディスク挿排部100に挿入されて、
受光素子105a及び受光素子105bの少なくとも一
方に検出されて、受光素子105a及び受光素子105
bの双方に検出されなくなる以前に、受光素子105d
及びプッシュスイッチ106aの双方に検出されない位
置に配置されている。
【0140】なお、透明12cmディスク111は、透
明であるので、受光素子105a及び受光素子105b
に検出されることがないようになっている。
【0141】また、光検出手段、即ち、受光素子105
a、105b、105c、105dは、図3から図6ま
でに示すように、プッシュスイッチ106bに検出され
るときの通常12cmディスク107、小データエリア
12cmディスク108、通常8cmディスク109、
及び、12cmアダプタ110を、受光素子105a、
105b、105c、105dの何れかが検出する位置
に配置されている。
【0142】また、受光素子105aは、ローラ部材1
03よりディスクの挿入方向上流側であり、ディスク挿
排部100に挿入された通常12cmディスク107
(図3参照)、ディスク挿排部100の幅方向の一端部
100aを通過する通常8cmディスク109(図5参
照)、及び、ディスク挿排部100の幅方向の中央部1
00bを通過する通常8cmディスク109(図8参
照)がローラ部材103に接触する前に、通常12cm
ディスク107(図3参照)、ディスク挿排部100の
幅方向の一端部100aを通過する通常8cmディスク
109(図5参照)、及び、ディスク挿排部100の幅
方向の中央部100bを通過する通常8cmディスク1
09(図8参照)を検出する位置に配置されている。
【0143】なお、12cmアダプタ110(図6参
照)は、通常12cmディスク107(図3参照)と外
径が略同一であるので、受光素子105aは、図3に示
すように、ディスク挿排部100に挿入された通常12
cmディスク107がローラ部材103に接触する前
に、通常12cmディスク107を検出する位置に配置
されている場合、図6に示すように、ディスク挿排部1
00に挿入された12cmアダプタ110がローラ部材
103に接触する前に、12cmアダプタ110を検出
するようになっている。
【0144】また、受光素子105bは、図9に示すよ
うに、ローラ部材103よりディスクの挿入方向上流側
であり、ディスク挿排部100に挿入され、ディスク挿
排部100の幅方向の他端部100cを通過する通常8
cmディスク109がローラ部材103に接触する前
に、通常8cmディスク109を検出する位置に配置さ
れている。
【0145】また、図8、図10、図11及び図13に
示すように、受光素子105cは、ディスク挿排部10
0の幅方向の中央部100bを通過する通常8cmディ
スク109、通常12cmディスク107、小データエ
リア12cmディスク108、及び、ディスク挿排部1
00の幅方向の一端部100aを通過する通常8cmデ
ィスク109がディスク挿排部100から排出されると
き、ディスク挿排部100の幅方向の中央部100bを
通過する通常8cmディスク109、通常12cmディ
スク107、小データエリア12cmディスク108、
及び、ディスク挿排部100の幅方向の一端部100a
を通過する通常8cmディスク109を検出した後、ロ
ーラ部材103に接触中のディスク挿排部100の幅方
向の中央部100bを通過する通常8cmディスク10
9、通常12cmディスク107、小データエリア12
cmディスク108、及び、ディスク挿排部100の幅
方向の一端部100aを通過する通常8cmディスク1
09を検出しなくなる位置に配置されている。
【0146】なお、12cmアダプタ110(図12参
照)は、通常12cmディスク107(図10参照)と
外径が略同一であるので、受光素子105cは、図10
に示すように、通常12cmディスク107がディスク
挿排部100から排出されるとき、通常12cmディス
ク107を検出した後、ローラ部材103に接触中の通
常12cmディスク107を検出しなくなる位置に配置
されている場合、図12に示すように、12cmアダプ
タ110がディスク挿排部100から排出されるとき、
12cmアダプタ110を検出した後、ローラ部材10
3に接触中の12cmアダプタ110を検出しなくなる
ようになっている。
【0147】また、図9に示すように、受光素子105
dは、ディスク挿排部100の幅方向の他端部100c
を通過する通常8cmディスク109がディスク挿排部
100から排出されるとき、通常8cmディスク109
を検出した後、ローラ部材103に接触中の通常8cm
ディスク109を検出しなくなる位置に配置されてい
る。
【0148】また、図16に示すように、レバー部材1
04の軸部104aは、透明12cmディスク111が
ディスク挿排部100から排出されるとき、プッシュス
イッチ106aが透明12cmディスク111を検出し
た後、ローラ部材103に接触中の透明12cmディス
ク111を検出しなくなる位置に配置されている。
【0149】なお、ディスクガイド部材102と、ロー
ラ部材103と、複数の受光素子105a、105b、
105c、105dと、受光素子105a、105b、
105c、105dと対をなす複数の発光素子と、レバ
ー部材104と、プッシュスイッチ106a、106b
と、図示していない制御装置とは、ディスク識別装置
や、ディスク挿排装置を構成している。ここで、制御装
置は、受光素子105a、105b、105c、105
dや、プッシュスイッチ106a、106bからの出力
に基づいて、ディスク挿排部100を通過するディスク
の種類を識別する識別手段や、識別手段の識別結果に基
づいて、ローラ部材103によるディスクの挿排動作を
制御する制御手段を構成している。
【0150】そして、ローラ部材103は、挿入中のデ
ィスクとの接触が外れる前に制御装置によるディスクの
識別が終了する位置に配置されている。
【0151】次に、本実施の形態に係るディスク記録再
生装置の動作について説明する。なお、以下において
は、ディスク記録再生装置が、通常12cmディスク1
07と、小データエリア12cmディスク108と、中
心部に通常8cmディスク109を保持した12cmア
ダプタ110とをローディング完了の位置まで搬送し、
12cmアダプタ110と、8cmディスク109と、
透明12cmディスク111とを強制的に排出する場合
の動作について説明する。(1)通常12cmディスク
107に対する動作
【0152】まず、通常12cmディスク107に対す
るディスク記録再生装置の動作について説明する。な
お、本実施の形態に係るディスク記録再生装置は、中心
部に通常8cmディスク109を保持した12cmアダ
プタ110を通常12cmディスク107と同様に取り
扱うので、中心部に8cmディスク109を保持した1
2cmアダプタ110に対するディスク記録再生装置の
動作については、説明を省略する。
【0153】通常12cmディスク107が利用者によ
ってディスク記録再生装置のディスク挿排部100の内
部に挿入されると、上述したように受光素子105a
は、ローラ部材103よりディスクの挿入方向上流側で
あり、ディスク挿排部100に挿入された通常12cm
ディスク107がローラ部材103に接触する前に、通
常12cmディスク107を検出する位置に配置されて
いるので、図17に示すように受光素子105aの出力
がHiになる。
【0154】ディスク記録再生装置は、通常12cmデ
ィスク107が利用者によってディスク挿排部100の
内部に挿入されて、受光素子105aの出力がHiにな
ると、動力源の動作を開始させて、ローラ部材103の
回転を開始する。
【0155】通常12cmディスク107が利用者によ
って更に挿入されると、通常12cmディスク107と
ローラ部材103が接触することによって、通常12c
mディスク107のオートローディングが開始されて、
通常12cmディスク107は図10に示す位置まで搬
送されるとともに、図17に示すように受光素子105
b、105cの出力が順にHiになる。
【0156】ここで、上述したように、受光素子105
b及び受光素子105cは、図10から図12までに示
すように通常12cmディスク107、小データエリア
12cmディスク108、及び、12cmアダプタ11
0が、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に受光
素子105cに検出されるときに受光素子105bに検
出され、図13に示すようにディスク挿排部100の幅
方向の一端部100aを通過する通常8cmディスク1
09が、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に受
光素子105cに検出されるときに受光素子105bに
検出されない位置に配置されている。
【0157】したがって、制御装置は、受光素子105
cの出力がHiになった時に受光素子105bの出力が
Hiであるので、通常12cmディスク107、小デー
タエリア12cmディスク108、ディスク挿排部10
0の幅方向の中央部100bを通過する通常8cmディ
スク109、及び、12cmアダプタ110の何れかが
ディスク挿排部100の内部に挿入されたと識別し、ロ
ーラ部材103に通常12cmディスク107のオート
ローディングを継続させる。
【0158】通常12cmディスク107がローラ部材
103によって更に挿入されると、図17に示すよう
に、プッシュスイッチ106a、受光素子105dの出
力は、通常12cmディスク107が図14に示す位置
まで搬送される間に、順にHiになる。
【0159】ここで、上述したように、レバー部材10
4の軸部104a及び受光素子105dは、図14及び
図15に示すように、通常12cmディスク107及び
12cmアダプタ110が、ディスク挿排部100に挿
入されて、最初に受光素子105dに検出されるときに
プッシュスイッチ106aに検出され、図4、図5及び
図8に示すように、小データエリア12cmディスク1
08、ディスク挿排部100の幅方向の一端部100a
を通過する通常8cmディスク109、及び、ディスク
挿排部100の幅方向の中央部100bを通過する通常
8cmディスク109が、受光素子105dに検出され
ず、図9に示すように、ディスク挿排部100の幅方向
の他端部100cを通過する通常8cmディスク109
が、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に受光素
子105dに検出されるときにプッシュスイッチ106
aに検出されない位置に配置されている。
【0160】したがって、制御装置は、受光素子105
dの出力がHiになった時にプッシュスイッチ106a
の出力がHiであるので、通常12cmディスク107
か、12cmアダプタ110の何れかがディスク挿排部
100の内部に挿入されたと識別し、ローラ部材103
に通常12cmディスク107のオートローディングを
継続させる。
【0161】また、上述したように、受光素子105d
及び受光素子105cは、図14及び図15に示すよう
に、通常12cmディスク107及び12cmアダプタ
110が、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に
受光素子105dに検出されるときに受光素子105c
に検出され、図4、図5及び図8に示すように、小デー
タエリア12cmディスク108、ディスク挿排部10
0の幅方向の一端部100aを通過する通常8cmディ
スク109、及び、ディスク挿排部100の幅方向の中
央部100bを通過する通常8cmディスク109が、
受光素子105dに検出されず、図9に示すようにディ
スク挿排部100の幅方向の他端部100cを通過する
通常8cmディスク109が、ディスク挿排部100に
挿入されて、最初に受光素子105dに検出されるとき
に受光素子105cに検出されない位置に配置されてい
る。
【0162】したがって、制御装置は、受光素子105
dの出力がHiになった時に受光素子105cの出力が
Hiであるということから、ディスク挿排部100の幅
方向の他端部100cを通過する通常8cmディスク1
09以外のディスクがディスク挿排部100の内部に挿
入されたということを判断することもできる。
【0163】通常12cmディスク107がローラ部材
103によって更に挿入されると、図17に示すよう
に、プッシュスイッチ106bの出力は、通常12cm
ディスク107が図3に示す位置まで搬送される間にH
iになる。
【0164】ここで、上述したように、受光素子105
bは、図4に示すように小データエリア12cmディス
ク108がプッシュスイッチ106bに検出されるとき
に、小データエリア12cmディスク108を検出し、
図5に示すようにディスク挿排部100の幅方向の一端
部100aを通過する通常8cmディスク109がプッ
シュスイッチ106bに検出されるときに、通常8cm
ディスク109を検出せず、図6に示すように12cm
アダプタ110がプッシュスイッチ106bに検出され
るときに、12cmアダプタ110を検出しない位置に
配置されている。
【0165】したがって、制御装置は、プッシュスイッ
チ106bの出力がHiになった時に受光素子105b
の出力がHiであるので、通常12cmディスク107
か、小データエリア12cmディスク108の何れかが
ディスク挿排部100の内部に挿入されたと識別し、ロ
ーラ部材103に通常12cmディスク107のオート
ローディングを継続させて通常12cmディスク107
をローディング完了の位置まで搬送する。
【0166】なお、通常12cmディスク107のロー
ディング完了の検出は、図示していない検出手段によっ
て行う。
【0167】また、ディスク記録再生装置は、通常12
cmディスク107を内部から排出する場合、通常12
cmディスク107がローラ部材103に接触する前
に、図示していない検出手段によって、通常12cmデ
ィスク107がディスク収納部(図示していない。)、
又は、ディスク記録再生部(図示していない。)から排
出されたことを検出する。
【0168】ディスク記録再生装置は、通常12cmデ
ィスク107がディスク収納部(図示していない。)、
又は、ディスク記録再生部(図示していない。)から排
出されたことを検出すると、動力源の動作を開始するこ
とによってローラ部材103の回転を開始する。
【0169】通常12cmディスク107が図示してい
ない機構によって更に排出されると、通常12cmディ
スク107とローラ部材103とが接触することによっ
て、通常12cmディスク107のオートイジェクトが
開始されて、通常12cmディスク107は図10に示
す位置まで搬送される。
【0170】通常12cmディスク107が図10に示
す位置まで搬送されると、上述したように受光素子10
5cは、通常12cmディスク107がディスク挿排部
100から排出されるとき、通常12cmディスク10
7を検出した後、ローラ部材103に接触中の通常12
cmディスク107を検出しなくなる位置に配置されて
いるので、受光素子105cの出力はLoになる。
【0171】したがって、制御装置は、受光素子105
cの出力がLoになったことを受けて、動力源の動作を
停止し、通常12cmディスク107のオートイジェク
トを完了する。
【0172】図10に示すように、通常12cmディス
ク107は、受光素子105cの出力がLoになったと
き、ローラ部材103との接触が外れていないので、デ
ィスク記録再生装置から落下することが防止されるとと
もに、利用者の操作によって再度オートローディングを
開始することも可能である。(2)小データエリア12
cmディスク108に対する動作
【0173】次に、小データエリア12cmディスク1
08に対するディスク記録再生装置の動作について説明
する。
【0174】小データエリア12cmディスク108
は、上述したように、8cmのみのデータエリア108
a(図4参照)を有し、データエリア108aより外周
部分は透明であるので、小データエリア12cmディス
ク108が利用者によってディスク記録再生装置のディ
スク挿排部100の内部に挿入されると、小データエリ
ア12cmディスク108のデータエリア108aより
外周部分では発光素子から受光素子への光が通過するた
め、小データエリア12cmディスク108とローラ部
材103とが接触する前の各受光素子の出力はLoであ
る。
【0175】小データエリア12cmディスク108と
ローラ部材103とが接触しても、データエリア108
aが上述したようにローラ部材103よりディスクの挿
入方向上流側に配置されている受光素子105aの位置
を通過するまでは、動力源の動作は開始されず、オート
ローディングは開始されない。
【0176】ディスク記録再生装置は、小データエリア
12cmディスク108が利用者によってディスク挿排
部100の内部に挿入されて、図18に示すように、受
光素子105aの出力がHiになると、動力源の動作を
開始させて、ローラ部材103の回転を開始する。
【0177】ローラ部材103の回転が開始されると、
小データエリア12cmディスク108とローラ部材1
03とは既に接触しているので、小データエリア12c
mディスク108のオートローディングが開始されると
ともに、プッシュスイッチ106a、受光素子105
b、105cの順で出力がHiになる。
【0178】ここで、上述したように、受光素子105
b及び受光素子105cは、図10から図12までに示
すように通常12cmディスク107、小データエリア
12cmディスク108、及び、12cmアダプタ11
0が、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に受光
素子105cに検出されるときに受光素子105bに検
出され、図13に示すようにディスク挿排部100の幅
方向の一端部100aを通過する通常8cmディスク1
09が、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に受
光素子105cに検出されるときに受光素子105bに
検出されない位置に配置されている。
【0179】したがって、制御装置は、受光素子105
cの出力がHiになった時に受光素子105bの出力が
Hiであるので、通常12cmディスク107、小デー
タエリア12cmディスク108、ディスク挿排部10
0の幅方向の中央部100bを通過する通常8cmディ
スク109、及び、12cmアダプタ110の何れかが
ディスク挿排部100の内部に挿入されたと識別し、ロ
ーラ部材103に小データエリア12cmディスク10
8のオートローディングを継続させる。
【0180】小データエリア12cmディスク108が
ローラ部材103によって更に挿入されて、図4に示す
位置まで搬送されると、図18に示すように、プッシュ
スイッチ106bの出力はHiになる。
【0181】ここで、上述したように、受光素子105
bは、図4に示すように小データエリア12cmディス
ク108がプッシュスイッチ106bに検出されるとき
に、小データエリア12cmディスク108を検出し、
図5に示すようにディスク挿排部100の幅方向の一端
部100aを通過する通常8cmディスク109がプッ
シュスイッチ106bに検出されるときに、通常8cm
ディスク109を検出せず、図6に示すように12cm
アダプタ110がプッシュスイッチ106bに検出され
るときに、12cmアダプタ110を検出しない位置に
配置されている。
【0182】したがって、制御装置は、プッシュスイッ
チ106bの出力がHiになった時に受光素子105b
の出力がHiであるので、通常12cmディスク107
か、小データエリア12cmディスク108の何れかが
ディスク挿排部100の内部に挿入されたと識別し、ロ
ーラ部材103に小データエリア12cmディスク10
8のオートローディングを継続させて小データエリア1
2cmディスク108をローディング完了の位置まで搬
送する。
【0183】なお、小データエリア12cmディスク1
08のローディング完了の検出は、上述した通常12c
mディスク107の場合と同様に図示していない検出手
段によって行う。
【0184】また、ディスク記録再生装置は、小データ
エリア12cmディスク108を内部から排出する場
合、小データエリア12cmディスク108がローラ部
材103に接触する前に、図示していない検出手段によ
って、小データエリア12cmディスク108がディス
ク収納部(図示していない。)、又は、ディスク記録再
生部(図示していない。)から排出されたことを検出す
る。
【0185】ディスク記録再生装置は、小データエリア
12cmディスク108がディスク収納部(図示してい
ない。)、又は、ディスク記録再生部(図示していな
い。)から排出されたことを検出すると、動力源の動作
を開始することによってローラ部材103の回転を開始
する。
【0186】小データエリア12cmディスク108が
図示していない機構によって更に排出されると、小デー
タエリア12cmディスク108とローラ部材103と
が接触することによって、小データエリア12cmディ
スク108のオートイジェクトが開始されて、小データ
エリア12cmディスク108は図11に示す位置まで
搬送される。
【0187】小データエリア12cmディスク108が
図11に示す位置まで搬送されると、上述したように受
光素子105cは、小データエリア12cmディスク1
08がディスク挿排部100から排出されるとき、小デ
ータエリア12cmディスク108を検出した後、ロー
ラ部材103に接触中の小データエリア12cmディス
ク108を検出しなくなる位置に配置されているので、
受光素子105cの出力はLoになる。
【0188】したがって、制御装置は、受光素子105
cの出力がLoになったことを受けて、動力源の動作を
停止し、小データエリア12cmディスク108のオー
トイジェクトを完了する。
【0189】図11に示すように、小データエリア12
cmディスク108は、受光素子105cの出力がLo
になったとき、ローラ部材103との接触が外れていな
いので、ディスク記録再生装置から落下することが防止
されるとともに、利用者の操作によって再度オートロー
ディングを開始することも可能である。 (3)ディスク挿排部100の幅方向の一端部100a
を通過する通常8cmディスク109に対する動作
【0190】次に、ディスク挿排部100の幅方向の一
端部100aを通過する通常8cmディスク109に対
するディスク記録再生装置の動作について説明する。
【0191】通常8cmディスク109が利用者によっ
てディスク記録再生装置のディスク挿排部100の幅方
向の一端部100aからディスク挿排部100の内部に
挿入されると、上述したように受光素子105aは、ロ
ーラ部材103よりディスクの挿入方向上流側であり、
ディスク挿排部100に挿入され、ディスク挿排部10
0の幅方向の一端部100aを通過する通常8cmディ
スク109がローラ部材103に接触する前に、通常8
cmディスク109を検出する位置に配置されているの
で、図19に示すように受光素子105aの出力がHi
になる。
【0192】ディスク記録再生装置は、通常8cmディ
スク109が利用者によってディスク挿排部100の幅
方向の一端部100aからディスク挿排部100の内部
に挿入されて、受光素子105aの出力がHiになる
と、動力源の動作を開始させて、ローラ部材103の回
転を開始する。
【0193】通常8cmディスク109が利用者によっ
て更に挿入されると、通常8cmディスク109とロー
ラ部材103とが接触することによって、通常8cmデ
ィスク109のオートローディングが開始されて、通常
8cmディスク109は図13に示す位置まで搬送され
るとともに、図19に示すようにプッシュスイッチ10
6a、受光素子105cの出力が順にHiになる。
【0194】ここで、上述したように、受光素子105
b及び受光素子105cは、図10から図12までに示
すように通常12cmディスク107、小データエリア
12cmディスク108、及び、12cmアダプタ11
0が、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に受光
素子105cに検出されるときに受光素子105bに検
出され、図13に示すようにディスク挿排部100の幅
方向の一端部100aを通過する通常8cmディスク1
09が、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に受
光素子105cに検出されるときに受光素子105bに
検出されない位置に配置されている。
【0195】したがって、制御装置は、受光素子105
cの出力がHiになった時に受光素子105bの出力が
Loであるので、ディスク挿排部100の幅方向の一端
部100aを通過する通常8cmディスク109がディ
スク挿排部100の内部に挿入されたと識別し、ローラ
部材103に通常8cmディスク109のオートローデ
ィングを停止させるとともに駆動源の回転方向を逆転す
ることで通常8cmディスク109のオートイジェクト
を開始させる。
【0196】通常8cmディスク109のオートイジェ
クトが開始されて、通常8cmディスク109が搬送さ
れると、上述したように受光素子105cは、ディスク
挿排部100の幅方向の一端部100aを通過する通常
8cmディスク109がディスク挿排部100から排出
されるとき、通常8cmディスク109を検出した後、
ローラ部材103に接触中の通常8cmディスク109
を検出しなくなる位置に配置されているので、受光素子
105cの出力がLoになる。
【0197】したがって、制御装置は、受光素子105
cの出力がLoになったことを受けて、動力源の動作を
停止し、通常8cmディスク109のオートイジェクト
を完了する。
【0198】図13に示すように、通常8cmディスク
109は、受光素子105cの出力がLoになったと
き、ローラ部材103との接触が外れていないので、デ
ィスク記録再生装置から落下することが防止される。
(4)ディスク挿排部100の幅方向の中央部100b
を通過する通常8cmディスク109に対する動作
【0199】次に、ディスク挿排部100の幅方向の中
央部100bを通過する通常8cmディスク109に対
するディスク記録再生装置の動作について説明する。
【0200】通常8cmディスク109が利用者によっ
てディスク記録再生装置のディスク挿排部100の幅方
向の中央部100bからディスク挿排部100の内部に
挿入されると、上述したように受光素子105aは、ロ
ーラ部材103よりディスクの挿入方向上流側であり、
ディスク挿排部100に挿入され、ディスク挿排部10
0の幅方向の中央部100bを通過する通常8cmディ
スク109がローラ部材103に接触する前に、通常8
cmディスク109を検出する位置に配置されているの
で、図20に示すように受光素子105aの出力がHi
になる。
【0201】ディスク記録再生装置は、通常8cmディ
スク109が利用者によってディスク挿排部100の幅
方向の中央部100bからディスク挿排部100の内部
に挿入されて、受光素子105aの出力がHiになる
と、動力源の動作を開始させて、ローラ部材103の回
転を開始する。
【0202】通常8cmディスク109が利用者によっ
て更に挿入されると、通常8cmディスク109とロー
ラ部材103とが接触することによって、通常8cmデ
ィスク109のオートローディングが開始されて、通常
8cmディスク109は図8に示す位置まで搬送される
とともに、図20に示すように受光素子105b、10
5cの出力が順にHiになる。
【0203】ここで、上述したように、受光素子105
b及び受光素子105cは、図10から図12までに示
すように通常12cmディスク107、小データエリア
12cmディスク108、及び、12cmアダプタ11
0が、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に受光
素子105cに検出されるときに受光素子105bに検
出され、図13に示すようにディスク挿排部100の幅
方向の一端部100aを通過する通常8cmディスク1
09が、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に受
光素子105cに検出されるときに受光素子105bに
検出されない位置に配置されている。
【0204】したがって、制御装置は、受光素子105
cの出力がHiになった時に受光素子105bの出力が
Hiであるので、ディスク挿排部100の幅方向の一端
部100aを通過する通常8cmディスク109以外の
ディスクがディスク挿排部100の内部に挿入されたと
識別し、ローラ部材103に通常8cmディスク109
のオートローディングを継続させる。
【0205】通常8cmディスク109がローラ部材1
03によって更に挿入されると、通常8cmディスク1
09の中心穴を介して発光素子から受光素子105aへ
の光が通過するため、図20に示すように、受光素子1
05aの出力がHiからLoとなり、Loから再びHi
となった後、受光素子105b、105aの出力が順に
Loになる。
【0206】ここで、レバー部材104の軸部104
a、受光素子105a、受光素子105b、及び、受光
素子105dは、図3、図4、図5、図6及び図9に示
すように、通常12cmディスク107、小データエリ
ア12cmディスク108、ディスク挿排部100の幅
方向の一端部100aを通過する通常8cmディスク1
09、12cmアダプタ110、及び、ディスク挿排部
100の幅方向の他端部100cを通過する通常8cm
ディスク109が、ディスク挿排部100に挿入され
て、受光素子105a及び受光素子105bの少なくと
も一方に検出されて、受光素子105a及び受光素子1
05bの双方に検出されなくなる以前に、受光素子10
5d及びプッシュスイッチ106aの少なくとも一方に
検出され、図8に示すように、ディスク挿排部100の
幅方向の中央部100bを通過する通常8cmディスク
109が、ディスク挿排部100に挿入されて、受光素
子105a及び受光素子105bの少なくとも一方に検
出されて、受光素子105a及び受光素子105bの双
方に検出されなくなる以前に、受光素子105d及びプ
ッシュスイッチ106aの双方に検出されない位置に配
置されている。
【0207】したがって、制御装置は、図20に示すよ
うにディスク挿排部100に挿入されて、受光素子10
5a及び受光素子105bの少なくとも一方に検出され
て、受光素子105a及び受光素子105bの双方に検
出されなくなる以前に、受光素子105d及びプッシュ
スイッチ106aの双方に検出されないので、ディスク
挿排部100の幅方向の中央部100bを通過する通常
8cmディスク109がディスク挿排部100の内部に
挿入されたと識別し、ローラ部材103に通常8cmデ
ィスク109のオートローディングを停止させるととも
に駆動源の回転方向を逆転することで通常8cmディス
ク109のオートイジェクトを開始させる。
【0208】通常8cmディスク109のオートイジェ
クトが開始されて、通常8cmディスク109が図8に
示す位置まで搬送されると、上述したように受光素子1
05cは、ディスク挿排部100の幅方向の中央部10
0bを通過する通常8cmディスク109がディスク挿
排部100から排出されるとき、通常8cmディスク1
09を検出した後、ローラ部材103に接触中の通常8
cmディスク109を検出しなくなる位置に配置されて
いるので、受光素子105cの出力がLoになる。
【0209】したがって、制御装置は、受光素子105
cの出力がLoになったことを受けて、動力源の動作を
停止し、通常8cmディスク109のオートイジェクト
を完了する。
【0210】図8に示すように、通常8cmディスク1
09は、受光素子105cの出力がLoになったとき、
ローラ部材103との接触が外れていないので、ディス
ク記録再生装置から落下することが防止される。 (5)ディスク挿排部100の幅方向の他端部100c
を通過する通常8cmディスク109に対する動作
【0211】次に、ディスク挿排部100の幅方向の他
端部100cを通過する通常8cmディスク109に対
するディスク記録再生装置の動作について説明する。
【0212】通常8cmディスク109が利用者によっ
てディスク記録再生装置のディスク挿排部100の幅方
向の他端部100cからディスク挿排部100の内部に
挿入されると、上述したように受光素子105bは、ロ
ーラ部材103よりディスクの挿入方向上流側であり、
ディスク挿排部100に挿入され、ディスク挿排部10
0の幅方向の他端部100cを通過する通常8cmディ
スク109がローラ部材103に接触する前に、通常8
cmディスク109を検出する位置に配置されているの
で、図21に示すように受光素子105bの出力がHi
になる。
【0213】ディスク記録再生装置は、通常8cmディ
スク109が利用者によってディスク挿排部100の幅
方向の他端部100cからディスク挿排部100の内部
に挿入されて、受光素子105bの出力がHiになる
と、動力源の動作を開始させて、ローラ部材103の回
転を開始する。
【0214】通常8cmディスク109が利用者によっ
て更に挿入されると、通常8cmディスク109とロー
ラ部材103とが接触することによって、通常8cmデ
ィスク109のオートローディングが開始されて、通常
8cmディスク109は図9に示す位置まで搬送される
とともに、図21に示すように受光素子105a、10
5dの出力が順にHiになる。
【0215】ここで、上述したように、受光素子105
d及び受光素子105cは、図14及び図15に示すよ
うに、通常12cmディスク107及び12cmアダプ
タ110が、ディスク挿排部100に挿入されて、最初
に受光素子105dに検出されるときに受光素子105
cに検出され、図4、図5及び図8に示すように、小デ
ータエリア12cmディスク108、ディスク挿排部1
00の幅方向の一端部100aを通過する通常8cmデ
ィスク109、及び、ディスク挿排部100の幅方向の
中央部100bを通過する通常8cmディスク109
が、受光素子105dに検出されず、図9に示すように
ディスク挿排部100の幅方向の他端部100cを通過
する通常8cmディスク109が、ディスク挿排部10
0に挿入されて、最初に受光素子105dに検出される
ときに受光素子105cに検出されない位置に配置され
ている。
【0216】また、上述したように、レバー部材104
の軸部104a及び受光素子105dは、図14及び図
15に示すように、通常12cmディスク107及び1
2cmアダプタ110が、ディスク挿排部100に挿入
されて、最初に受光素子105dに検出されるときにプ
ッシュスイッチ106aに検出され、図4、図5及び図
8に示すように、小データエリア12cmディスク10
8、ディスク挿排部100の幅方向の一端部100aを
通過する通常8cmディスク109、及び、ディスク挿
排部100の幅方向の中央部100bを通過する通常8
cmディスク109が、受光素子105dに検出され
ず、図9に示すように、ディスク挿排部100の幅方向
の他端部100cを通過する通常8cmディスク109
が、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に受光素
子105dに検出されるときにプッシュスイッチ106
aに検出されない位置に配置されている。
【0217】したがって、制御装置は、受光素子105
dの出力がHiになった時に受光素子105c及びプッ
シュスイッチ106aの出力がLoであるので、ディス
ク挿排部100の幅方向の他端部100cを通過する通
常8cmディスク109がディスク挿排部100の内部
に挿入されたと識別し、ローラ部材103に通常8cm
ディスク109のオートローディングを停止させるとと
もに駆動源の回転方向を逆転することで通常8cmディ
スク109のオートイジェクトを開始させる。
【0218】通常8cmディスク109のオートイジェ
クトが開始されて、通常8cmディスク109が搬送さ
れると、上述したように受光素子105dは、ディスク
挿排部100の幅方向の他端部100cを通過する通常
8cmディスク109がディスク挿排部100から排出
されるとき、通常8cmディスク109を検出した後、
ローラ部材103に接触中の通常8cmディスク109
を検出しなくなる位置に配置されているので、受光素子
105dの出力がLoになる。
【0219】したがって、制御装置は、受光素子105
dの出力がLoになったことを受けて、動力源の動作を
停止し、通常8cmディスク109のオートイジェクト
を完了する。
【0220】図9に示すように、通常8cmディスク1
09は、受光素子105dの出力がLoになったとき、
ローラ部材103との接触が外れていないので、ディス
ク記録再生装置から落下することが防止される。 (6)12cmアダプタ110に対する動作
【0221】次に、12cmアダプタ110に対するデ
ィスク記録再生装置の動作について説明する。
【0222】12cmアダプタ110が利用者によって
ディスク記録再生装置のディスク挿排部100の内部に
挿入されると、上述したように受光素子105aは、ロ
ーラ部材103よりディスクの挿入方向上流側であり、
ディスク挿排部100に挿入された12cmアダプタ1
10がローラ部材103に接触する前に、12cmアダ
プタ110を検出する位置に配置されているので、図2
2に示すように受光素子105aの出力がHiになる。
【0223】ディスク記録再生装置は、12cmアダプ
タ110が利用者によってディスク挿排部100の内部
に挿入されて、受光素子105aの出力がHiになる
と、動力源の動作を開始させて、ローラ部材103の回
転を開始する。
【0224】12cmアダプタ110が利用者によって
更に挿入されると、12cmアダプタ110とローラ部
材103が接触することによって、12cmアダプタ1
10のオートローディングが開始されて、12cmアダ
プタ110は図12に示す位置まで搬送されるととも
に、図22に示すように受光素子105b、105cの
出力が順にHiになる。
【0225】ここで、上述したように、受光素子105
b及び受光素子105cは、図10から図12までに示
すように通常12cmディスク107、小データエリア
12cmディスク108、及び、12cmアダプタ11
0が、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に受光
素子105cに検出されるときに受光素子105bに検
出され、図13に示すようにディスク挿排部100の幅
方向の一端部100aを通過する通常8cmディスク1
09が、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に受
光素子105cに検出されるときに受光素子105bに
検出されない位置に配置されている。
【0226】したがって、制御装置は、受光素子105
cの出力がHiになった時に受光素子105bの出力が
Hiであるので、通常12cmディスク107、小デー
タエリア12cmディスク108、ディスク挿排部10
0の幅方向の中央部100bを通過する通常8cmディ
スク109、及び、12cmアダプタ110の何れかが
ディスク挿排部100の内部に挿入されたと識別し、ロ
ーラ部材103に12cmアダプタ110のオートロー
ディングを継続させる。
【0227】12cmアダプタ110がローラ部材10
3によって更に挿入されると、図22に示すように、プ
ッシュスイッチ106a、受光素子105dの出力は、
12cmアダプタ110が図15に示す位置まで搬送さ
れる間に、順にHiになる。
【0228】ここで、上述したように、レバー部材10
4の軸部104a及び受光素子105dは、図14及び
図15に示すように、通常12cmディスク107及び
12cmアダプタ110が、ディスク挿排部100に挿
入されて、最初に受光素子105dに検出されるときに
プッシュスイッチ106aに検出され、図4、図5及び
図8に示すように、小データエリア12cmディスク1
08、ディスク挿排部100の幅方向の一端部100a
を通過する通常8cmディスク109、及び、ディスク
挿排部100の幅方向の中央部100bを通過する通常
8cmディスク109が、受光素子105dに検出され
ず、図9に示すように、ディスク挿排部100の幅方向
の他端部100cを通過する通常8cmディスク109
が、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に受光素
子105dに検出されるときにプッシュスイッチ106
aに検出されない位置に配置されている。
【0229】したがって、制御装置は、受光素子105
dの出力がHiになった時にプッシュスイッチ106a
の出力がHiであるので、通常12cmディスク107
か、12cmアダプタ110の何れかがディスク挿排部
100の内部に挿入されたと識別し、ローラ部材103
に12cmアダプタ110のオートローディングを継続
させる。
【0230】また、上述したように、受光素子105d
及び受光素子105cは、図14及び図15に示すよう
に、通常12cmディスク107及び12cmアダプタ
110が、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に
受光素子105dに検出されるときに受光素子105c
に検出され、図4、図5及び図8に示すように、小デー
タエリア12cmディスク108、ディスク挿排部10
0の幅方向の一端部100aを通過する通常8cmディ
スク109、及び、ディスク挿排部100の幅方向の中
央部100bを通過する通常8cmディスク109が、
受光素子105dに検出されず、図9に示すようにディ
スク挿排部100の幅方向の他端部100cを通過する
通常8cmディスク109が、ディスク挿排部100に
挿入されて、最初に受光素子105dに検出されるとき
に受光素子105cに検出されない位置に配置されてい
る。
【0231】したがって、制御装置は、受光素子105
dの出力がHiになった時に受光素子105cの出力が
Hiであるということから、ディスク挿排部100の幅
方向の他端部100cを通過する通常8cmディスク1
09以外のディスクがディスク挿排部100の内部に挿
入されたということを判断することもできる。
【0232】12cmアダプタ110がローラ部材10
3によって更に挿入されると、図22に示すように、プ
ッシュスイッチ106bの出力は、12cmアダプタ1
10が図6に示す位置まで搬送される間にHiになる。
【0233】そして、プッシュスイッチ106bの出力
がHiになった時には12cmアダプタ110の中心部
に形成された中空穴110aを介して発光素子から受光
素子105bへの光が通過するため、受光素子105b
の出力はLoとなる。
【0234】ここで、上述したように、受光素子105
bは、図4に示すように小データエリア12cmディス
ク108がプッシュスイッチ106bに検出されるとき
に、小データエリア12cmディスク108を検出し、
図5に示すようにディスク挿排部100の幅方向の一端
部100aを通過する通常8cmディスク109がプッ
シュスイッチ106bに検出されるときに、通常8cm
ディスク109を検出せず、図6に示すように12cm
アダプタ110がプッシュスイッチ106bに検出され
るときに、12cmアダプタ110を検出しない位置に
配置されている。
【0235】したがって、制御装置は、受光素子105
dの出力がHiになった時にプッシュスイッチ106a
の出力がHiであって、プッシュスイッチ106bの出
力がHiになった時に受光素子105bの出力がLoで
あるので、12cmアダプタ110がディスク挿排部1
00の内部に挿入されたと識別し、ローラ部材103に
12cmアダプタ110のオートローディングを停止さ
せるとともに駆動源の回転方向を逆転することで12c
mアダプタ110のオートイジェクトを開始させる。
【0236】12cmアダプタ110のオートイジェク
トが開始されて、12cmアダプタ110が図12に示
す位置まで搬送されると、上述したように受光素子10
5cは、12cmアダプタ110がディスク挿排部10
0から排出されるとき、12cmアダプタ110を検出
した後、ローラ部材103に接触中の12cmアダプタ
110を検出しなくなる位置に配置されているので、受
光素子105cの出力がLoになる。
【0237】したがって、制御装置は、受光素子105
cの出力がLoになったことを受けて、動力源の動作を
停止し、12cmアダプタ110のオートイジェクトを
完了する。
【0238】図16に示すように、12cmアダプタ1
10は、受光素子105cの出力がLoになったとき、
ローラ部材103との接触が外れていないので、ディス
ク記録再生装置から落下することが防止される。 (7)透明12cmディスク111に対する動作
【0239】次に、透明12cmディスク111に対す
るディスク記録再生装置の動作について説明する。
【0240】透明12cmディスク111が利用者によ
ってディスク記録再生装置のディスク挿排部100の内
部に挿入されると、発光素子から受光素子への光は透明
12cmディスク111を通過するため、透明12cm
ディスク111とローラ部材103とが接触する前の各
受光素子の出力はLoである。
【0241】透明12cmディスク111とローラ部材
103とが接触しても、透明12cmディスク111の
外周と軸部104aが接触することでレバー部材104
が矢印204(図1参照)の示す方向への変位を開始す
るまでは、動力源の動作は開始されず、オートローディ
ングは開始されない。
【0242】ディスク記録再生装置は、透明12cmデ
ィスク111が利用者によってディスク挿排部100の
内部に挿入されて、図16に示すように、透明12cm
ディスク111の外周とローラ部材103よりディスク
の挿入方向上流側に配置されているレバー部材104の
軸部104aとが接触することでレバー部材104が矢
印204(図1参照)の示す方向への変位を開始し、図
23に示すようにプッシュスイッチ106aの出力がH
iになると、動力源の動作を開始させて、ローラ部材1
03の回転を開始する。
【0243】ローラ部材103の回転が開始されると、
透明12cmディスク111とローラ部材103とは既
に接触しているので、透明12cmディスク111のオ
ートローディングが開始されて、透明12cmディスク
111は図7に示す位置まで搬送され、図23に示すよ
うにプッシュスイッチ106bの出力はHiになる。
【0244】ここで、上述したように、受光素子105
a、105b、105c、105dは、図3から図6ま
でに示すように、プッシュスイッチ106bに検出され
るときの通常12cmディスク107、小データエリア
12cmディスク108、通常8cmディスク109、
及び、12cmアダプタ110を、受光素子105a、
105b、105c、105dの何れかが検出する位置
に配置されている。
【0245】したがって、制御装置は、プッシュスイッ
チ106aの出力がHiになった時に全ての受光素子の
出力がLoであるので、透明12cmディスク111が
ディスク挿排部100の内部に挿入されたと識別し、ロ
ーラ部材103に透明12cmディスク111のオート
ローディングを停止させるとともに駆動源の回転方向を
逆転することで透明12cmディスク111のオートイ
ジェクトを開始させる。
【0246】透明12cmディスク111のオートイジ
ェクトが開始されて、透明12cmディスク111が図
16に示す位置まで搬送されると、上述したようにレバ
ー部材104の軸部104aは、透明12cmディスク
111がディスク挿排部100から排出されるとき、プ
ッシュスイッチ106aが透明12cmディスク111
を検出した後、ローラ部材103に接触中の透明12c
mディスク111を検出しなくなる位置に配置されてい
るので、プッシュスイッチ106aの出力がLoにな
る。
【0247】したがって、制御装置は、プッシュスイッ
チ106aの出力がLoになったことを受けて、動力源
の動作を停止し、透明12cmディスク111のオート
イジェクトを完了する。
【0248】図16に示すように、透明12cmディス
ク111は、プッシュスイッチ106aの出力がLoに
なったとき、ローラ部材103との接触が外れていない
ので、ディスク記録再生装置から落下することが防止さ
れる。
【0249】なお、図1及び図2を使用して上述したよ
うに、ディスク記録再生装置は、ディスク挿排部100
の内部に突起102a、102bが設けられており、基
台101に突起101aが設けられているので、一回の
挿入動作で内部に複数枚のディスクが挿入されることを
防止することができ、故障することを防止することがで
きる。
【0250】ここで、ディスク記録再生装置は、制御装
置が、ローラ部材103によるディスクの挿入開始から
一定時間が経過した後、ローラ部材103にディスクを
排出させる構成であれば、一回の挿入動作で内部に複数
枚のディスクが挿入された場合、ディスクを外部に排出
することもできる。
【0251】また、制御装置は、ローラ部材103にデ
ィスクを挿入させているとき、プッシュスイッチ106
bがディスクを複数回検出する場合、ローラ部材103
によるディスクの挿入動作を停止させる。
【0252】より詳細に説明すると、ディスク記録再生
装置が、図24に示すように、通常12cmディスク1
07や、中心部に通常8cmディスク109を保持した
12cmアダプタ110や、小データエリア12cmデ
ィスク108や、12cmアダプタ110や、透明12
cmディスク111などの外径が12cmのディスク1
12、113をローラ部材103によって内部に挿入す
ると、プッシュスイッチ106bの出力は、図25
(a)に示すように、プッシュスイッチ106aの出力
がHiである間に、ディスク112によってLoからH
iに変化し、HiからLoに変化した後、再び、ディス
ク113によってLoからHiに変化し、HiからLo
に変化する。
【0253】一方、ディスク記録再生装置が、外径が1
2cmのディスクを1枚だけローラ部材103によって
内部に挿入する場合、図24に示すような状態になるこ
とがないので、プッシュスイッチ106bの出力は、図
25(b)に示すように、プッシュスイッチ106aの
出力がHiである間に、一度だけLoからHiに変化
し、HiからLoに変化する。
【0254】したがって、ディスク記録再生装置は、プ
ッシュスイッチ106bの出力が、図25(a)に示す
ように、プッシュスイッチ106aの出力がHiである
間に、LoからHiに変化し、HiからLoに変化する
ことを繰り返す場合、内部に複数のディスクが挿入され
たと判断することができる。
【0255】そして、ディスク記録再生装置は、一回の
挿入動作で内部に複数のディスクが挿入された場合、デ
ィスクの搬送を停止することによって、一回の挿入動作
で内部に複数枚のディスクが挿入されることを防止する
ことができ、故障することを防止することができる。
【0256】なお、本発明によれば、ディスク記録再生
装置は、制御装置が、ローラ部材103にディスクを挿
入させているとき、プッシュスイッチ106bがディス
クを複数回検出する場合、ローラ部材103にディスク
を排出させる構成であっても良く、一回の挿入動作で内
部に複数枚のディスクが挿入された場合、ディスクを外
部に排出するので、一回の挿入動作で内部に複数枚のデ
ィスクが挿入されることを防止することができ、故障す
ることを防止することができる。
【0257】以上説明したように、本実施の形態に係る
ディスク記録再生装置は、小データエリア12cmディ
スク108を通常12cmディスク107と同様に識別
し、挿入し、記録再生することができる。
【0258】なお、以上の説明において、ディスク記録
再生装置は、通常12cmディスク107と、小データ
エリア12cmディスク108と、中心部に通常8cm
ディスク109を保持した12cmアダプタ110とを
ローディング完了の位置まで搬送し、12cmアダプタ
110と、8cmディスク109と、透明12cmディ
スク111とを強制的に排出する構成であったが、本発
明によれば、通常12cmディスク107と、小データ
エリア12cmディスク108と、中心部に通常8cm
ディスク109を保持した12cmアダプタ110と、
8cmディスク109とをローディング完了の位置まで
搬送し、12cmアダプタ110と、透明12cmディ
スク111とを強制的に排出する構成についても同様に
実施可能である。
【0259】また、通常12cmディスク107と、小
データエリア12cmディスク108と、中心部に通常
8cmディスク109を保持した12cmアダプタ11
0と、ディスク挿排部100の幅方向の一端部100
a、中央部100b及び他端部100cを通過する通常
8cmディスク109のうち少なくとも1つとをローデ
ィング完了の位置まで搬送し、ディスク挿排部100の
幅方向の一端部100a、中央部100b及び他端部1
00cを通過する通常8cmディスク109のうち残り
と、12cmアダプタ110と、透明12cmディスク
111とを強制的に排出する構成であっても良い。
【0260】また、本実施の形態に係るディスク記録再
生装置においては、プッシュスイッチ106bがディス
クを検出するときに受光素子105bがディスクを検出
する場合、ディスク挿排部100の内部に挿入されたデ
ィスクが、通常12cmディスク107、小データエリ
ア12cmディスク108、及び、中心部に通常8cm
ディスク109を保持した12cmアダプタ110の何
れかであるので、ディスクをローディング完了の位置ま
で搬送しており、本発明によれば、レバー部材104及
びプッシュスイッチ106bがディスクを検出するとき
に受光素子105bがディスクを検出しない場合、ディ
スクをオートイジェクトする構成であっても良い。
【0261】なお、ディスク記録再生装置は、レバー部
材104の軸部104a及び受光素子105bが、ロー
ラ部材103よりディスクの挿入方向上流側に配置され
ていたので、ディスクがローラ部材103より挿入方向
下流側に半分以上挿入される前に、ディスクを内部に挿
入するか、或いは、外部に排出するかを判断して、ロー
ラ部材103によって挿入或いは排出し始めることがで
き、操作フィーリングを向上することができる。
【0262】また、本実施の形態において、受光素子1
05bは、図5に示すようにディスク挿排部100の幅
方向の一端部100aを通過する通常8cmディスク1
09がプッシュスイッチ106bに検出されるときに、
通常8cmディスク109を検出しない位置に配置され
ていたが、本発明によれば、例えばディスク記録再生装
置がディスク挿排部100の幅方向の一端部100aを
通過する通常8cmディスク109をローディング完了
の位置まで搬送する場合、ディスク挿排部100の幅方
向の一端部100aを通過する通常8cmディスク10
9がプッシュスイッチ106bに検出されるときに、通
常8cmディスク109を検出する位置に配置されてい
ても良い。
【0263】受光素子105bが、ディスク挿排部10
0の幅方向の一端部100aを通過する通常8cmディ
スク109がプッシュスイッチ106bに検出されると
きに、通常8cmディスク109を検出する位置に配置
されている場合、ディスク記録再生装置は、プッシュス
イッチ106bがディスクを検出するときに受光素子1
05bがディスクを検出するということによって、通常
12cmディスク107、小データエリア12cmディ
スク108、ディスク挿排部100の幅方向の一端部1
00aを通過する通常8cmディスク109、及び、中
心部に通常8cmディスク109を保持した12cmア
ダプタ110を識別し、ローディング完了の位置まで挿
入することができる。
【0264】また、本実施の形態において、受光素子1
05b及び受光素子105cは、図10から図12まで
に示すように通常12cmディスク107、小データエ
リア12cmディスク108、及び、12cmアダプタ
110が、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に
受光素子105cに検出されるときに受光素子105b
に検出され、図13に示すようにディスク挿排部100
の幅方向の一端部100aを通過する通常8cmディス
ク109が、ディスク挿排部100に挿入されて、最初
に受光素子105cに検出されるときに受光素子105
bに検出されない位置に配置されていたので、制御装置
はディスク挿排部100の幅方向の一端部100aを通
過する通常8cmディスク109を識別することができ
た。
【0265】しかしながら、本発明によれば、図示を省
略するが、受光素子105b及び受光素子105cは、
通常12cmディスク107、及び、12cmアダプタ
110が、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に
受光素子105cに検出されるときに受光素子105b
に検出され、小データエリア12cmディスク108
が、受光素子105cに検出されず、ディスク挿排部1
00の幅方向の一端部100aを通過する通常8cmデ
ィスク109が、ディスク挿排部100に挿入されて、
最初に受光素子105cに検出されるときに受光素子1
05bに検出されない位置に配置されていても、制御装
置はディスク挿排部100の幅方向の一端部100aを
通過する通常8cmディスク109を識別することがで
きる。
【0266】また、本実施の形態において、受光素子1
05d及び受光素子105cは、図14及び図15に示
すように、通常12cmディスク107及び12cmア
ダプタ110が、ディスク挿排部100に挿入されて、
最初に受光素子105dに検出されるときに受光素子1
05cに検出され、図4、図5及び図8に示すように、
小データエリア12cmディスク108、ディスク挿排
部100の幅方向の一端部100aを通過する通常8c
mディスク109、及び、ディスク挿排部100の幅方
向の中央部100bを通過する通常8cmディスク10
9が、受光素子105dに検出されず、図9に示すよう
にディスク挿排部100の幅方向の他端部100cを通
過する通常8cmディスク109が、ディスク挿排部1
00に挿入されて、最初に受光素子105dに検出され
るときに受光素子105cに検出されない位置に配置さ
れていたので、制御装置はディスク挿排部100の幅方
向の他端部100cを通過する通常8cmディスク10
9を識別することができた。
【0267】しかしながら、本発明によれば、図示を省
略するが、受光素子105d及び受光素子105cは、
通常12cmディスク107及び12cmアダプタ11
0が、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に受光
素子105dに検出されるときに受光素子105cに検
出され、小データエリア12cmディスク108、ディ
スク挿排部100の幅方向の一端部100aを通過する
通常8cmディスク109、及び、ディスク挿排部10
0の幅方向の中央部100bを通過する通常8cmディ
スク109のうち少なくとも1つが、ディスク挿排部1
00に挿入されて、最初に受光素子105dに検出され
るときに受光素子105cに検出され、残りが受光素子
105dに検出されず、ディスク挿排部100の幅方向
の他端部100cを通過する通常8cmディスク109
が、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に受光素
子105dに検出されるときに受光素子105cに検出
されない位置に配置されていても、制御装置はディスク
挿排部100の幅方向の他端部100cを通過する通常
8cmディスク109を識別することができる。
【0268】また、本発明によれば、図示を省略する
が、受光素子105d及び受光素子105cは、通常1
2cmディスク107及び12cmアダプタ110が、
ディスク挿排部100に挿入されて、最初に受光素子1
05dに検出されるときに受光素子105cに検出さ
れ、小データエリア12cmディスク108、ディスク
挿排部100の幅方向の一端部100aを通過する通常
8cmディスク109、及び、ディスク挿排部100の
幅方向の中央部100bを通過する通常8cmディスク
109が、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に
受光素子105dに検出されるときに受光素子105c
に検出され、ディスク挿排部100の幅方向の他端部1
00cを通過する通常8cmディスク109が、ディス
ク挿排部100に挿入されて、最初に受光素子105d
に検出されるときに受光素子105cに検出されない位
置に配置されていても、制御装置はディスク挿排部10
0の幅方向の他端部100cを通過する通常8cmディ
スク109を識別することができる。
【0269】また、本実施の形態において、レバー部材
104の軸部104a及び受光素子105dは、図14
及び図15に示すように、通常12cmディスク107
及び12cmアダプタ110が、ディスク挿排部100
に挿入されて、最初に受光素子105dに検出されると
きにプッシュスイッチ106aに検出され、図4、図5
及び図8に示すように、小データエリア12cmディス
ク108、ディスク挿排部100の幅方向の一端部10
0aを通過する通常8cmディスク109、及び、ディ
スク挿排部100の幅方向の中央部100bを通過する
通常8cmディスク109が、受光素子105dに検出
されず、図9に示すように、ディスク挿排部100の幅
方向の他端部100cを通過する通常8cmディスク1
09が、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に受
光素子105dに検出されるときにプッシュスイッチ1
06aに検出されない位置に配置されていたので、制御
装置はディスク挿排部100の幅方向の他端部100c
を通過する通常8cmディスク109を識別することが
できた。
【0270】しかしながら、本発明によれば、図示を省
略するが、レバー部材104の軸部104a及び受光素
子105dは、通常12cmディスク107及び12c
mアダプタ110が、ディスク挿排部100に挿入され
て、最初に受光素子105dに検出されるときにプッシ
ュスイッチ106aに検出され、小データエリア12c
mディスク108、ディスク挿排部100の幅方向の一
端部100aを通過する通常8cmディスク109、及
び、ディスク挿排部100の幅方向の中央部100bを
通過する通常8cmディスク109のうち少なくとも1
つが、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に受光
素子105dに検出されるときにプッシュスイッチ10
6aに検出され、残りが受光素子105dに検出され
ず、ディスク挿排部100の幅方向の他端部100cを
通過する通常8cmディスク109が、ディスク挿排部
100に挿入されて、最初に受光素子105dに検出さ
れるときにプッシュスイッチ106aに検出されない位
置に配置されていても、制御装置はディスク挿排部10
0の幅方向の他端部100cを通過する通常8cmディ
スク109を識別することができる。
【0271】また、本発明によれば、図示を省略する
が、レバー部材104の軸部104a及び受光素子10
5dは、通常12cmディスク107及び12cmアダ
プタ110が、ディスク挿排部100に挿入されて、最
初に受光素子105dに検出されるときにプッシュスイ
ッチ106aに検出され、小データエリア12cmディ
スク108、ディスク挿排部100の幅方向の一端部1
00aを通過する通常8cmディスク109、及び、デ
ィスク挿排部100の幅方向の中央部100bを通過す
る通常8cmディスク109が、ディスク挿排部100
に挿入されて、最初に受光素子105dに検出されると
きにプッシュスイッチ106aに検出され、ディスク挿
排部100の幅方向の他端部100cを通過する通常8
cmディスク109が、ディスク挿排部100に挿入さ
れて、最初に受光素子105dに検出されるときにプッ
シュスイッチ106aに検出されない位置に配置されて
いても、制御装置はディスク挿排部100の幅方向の他
端部100cを通過する通常8cmディスク109を識
別することができる。
【0272】また、本実施の形態において、受光素子1
05bは、ディスクに光が遮断されることによって通過
するディスクを検出し、図4に示すように小データエリ
ア12cmディスク108がプッシュスイッチ106b
に検出されるときに、小データエリア12cmディスク
108を検出し、図5に示すようにディスク挿排部10
0の幅方向の一端部100aを通過する通常8cmディ
スク109がプッシュスイッチ106bに検出されると
きに、通常8cmディスク109を検出せず、図6に示
すように12cmアダプタ110がプッシュスイッチ1
06bに検出されるときに、12cmアダプタ110を
検出しない位置に配置されおり、レバー部材104の軸
部104a及び受光素子105dは、図15に示すよう
に、12cmアダプタ110が、ディスク挿排部100
に挿入されて、最初に受光素子105dに検出されると
きにプッシュスイッチ106aに検出され、図5に示す
ように、ディスク挿排部100の幅方向の一端部100
aを通過する通常8cmディスク109が受光素子10
5dに検出されない位置に配置されていたので、制御装
置は12cmアダプタ110を識別することができた。
【0273】しかしながら、本発明によれば、受光素子
105bは、ディスクに光が遮断されることによって通
過するディスクを検出し、図4に示すように小データエ
リア12cmディスク108がプッシュスイッチ106
bに検出されるときに、小データエリア12cmディス
ク108を検出し、図5に示すようにディスク挿排部1
00の幅方向の一端部100aを通過する通常8cmデ
ィスク109がプッシュスイッチ106bに検出される
ときに、通常8cmディスク109を検出せず、図6に
示すように12cmアダプタ110がプッシュスイッチ
106bに検出されるときに、12cmアダプタ110
を検出しない位置に配置されおり、レバー部材104の
軸部104a及び受光素子105dは、図示を省略する
が、12cmアダプタ110が、ディスク挿排部100
に挿入されて、最初に受光素子105dに検出されると
きにプッシュスイッチ106aに検出され、ディスク挿
排部100の幅方向の一端部100aを通過する通常8
cmディスク109が、ディスク挿排部100に挿入さ
れて、最初に受光素子105dに検出されるときにプッ
シュスイッチ106aに検出されない位置に配置されて
いても、制御装置は12cmアダプタ110を識別する
ことができる。
【0274】また、本実施の形態において、制御装置
は、図9に示すように、受光素子105dがディスク挿
排部100に挿入されるディスクを最初に検出するとき
の受光素子105cの検出結果と、受光素子105dが
ディスク挿排部100に挿入されるディスクを最初に検
出するときのレバー部材104及びプッシュスイッチ1
06aの検出結果との両方に基づいて、ディスク挿排部
100の幅方向の他端部100cを通過する通常8cm
ディスク109を識別し、挿排を制御していたが、本発
明によれば、何れか一方のみに基づいて、ディスク挿排
部100の幅方向の他端部100cを通過する通常8c
mディスク109を識別し、挿排を制御するようにして
も良い。
【0275】また、本実施の形態において、ディスク記
録再生装置は、受光素子105aが、ローラ部材103
よりディスクの挿入方向上流側であり、ディスク挿排部
100に挿入された通常12cmディスク107(図3
参照)、ディスク挿排部100の幅方向の一端部100
aを通過する通常8cmディスク109(図5参照)、
及び、ディスク挿排部100の幅方向の中央部100b
を通過する通常8cmディスク109(図8参照)がロ
ーラ部材103に接触する前に、通常12cmディスク
107(図3参照)、ディスク挿排部100の幅方向の
一端部100aを通過する通常8cmディスク109
(図5参照)、及び、ディスク挿排部100の幅方向の
中央部100bを通過する通常8cmディスク109
(図8参照)を検出する位置に配置されていたので、通
常12cmディスク107(図3参照)、ディスク挿排
部100の幅方向の一端部100aを通過する通常8c
mディスク109(図5参照)、通常12cmディスク
107と外径が略同一である12cmアダプタ110
(図6参照)、又は、ディスク挿排部100の幅方向の
中央部100bを通過する通常8cmディスク109
(図8参照)がローラ部材103に接触する前にローラ
部材103を駆動して、通常12cmディスク107
(図3参照)、ディスク挿排部100の幅方向の一端部
100aを通過する通常8cmディスク109(図5参
照)、12cmアダプタ110(図6参照)、又は、デ
ィスク挿排部100の幅方向の中央部100bを通過す
る通常8cmディスク109(図8参照)がローラ部材
103まで手動で挿入されてローラ部材103に接触し
た時点から、通常12cmディスク107(図3参
照)、ディスク挿排部100の幅方向の一端部100a
を通過する通常8cmディスク109(図5参照)、1
2cmアダプタ110(図6参照)、又は、ディスク挿
排部100の幅方向の中央部100bを通過する通常8
cmディスク109(図8参照)をローラ部材103に
よって挿入し始めることができ、操作フィーリングを向
上することができる。
【0276】しかしながら、本発明によれば、ディスク
記録再生装置は、受光素子105aが、ローラ部材10
3よりディスクの挿入方向上流側に配置されているだけ
でも、受光素子105aに検出されるディスクがローラ
部材103に接触しながらローラ部材103より挿入方
向下流側に半分以上手動で挿入される前に、ディスクを
ローラ部材103によって挿入し始めることができ、操
作フィーリングを向上することができる。
【0277】また、本実施の形態において、ディスク記
録再生装置は、受光素子105bが、図9に示すよう
に、ローラ部材103よりディスクの挿入方向上流側で
あり、ディスク挿排部100に挿入され、ディスク挿排
部100の幅方向の他端部100cを通過する通常8c
mディスク109がローラ部材103に接触する前に、
通常8cmディスク109を検出する位置に配置されて
いたので、ディスク挿排部100の幅方向の他端部10
0cを通過する通常8cmディスク109がローラ部材
103に接触する前にローラ部材103を駆動して、通
常8cmディスク109がローラ部材103まで手動で
挿入されてローラ部材103に接触した時点から、通常
8cmディスク109をローラ部材103によって挿入
し始めることができ、操作フィーリングを向上すること
ができる。
【0278】しかしながら、本発明によれば、受光素子
105bが、ローラ部材103よりディスクの挿入方向
上流側に配置されているだけでも、受光素子105bに
検出されるディスクがローラ部材103に接触しながら
ローラ部材103より挿入方向下流側に半分以上手動で
挿入される前に、ディスクをローラ部材103によって
挿入し始めることができ、操作フィーリングを向上する
ことができる。
【0279】また、本実施の形態において、ディスク記
録再生装置は、レバー部材104の軸部104aが、ロ
ーラ部材103よりディスクの挿入方向上流側に配置さ
れており、プッシュスイッチ106aに検出されるディ
スクがローラ部材103に接触しながらローラ部材10
3より挿入方向下流側に半分以上手動で挿入される前
に、ディスクをローラ部材103によって挿入し始める
ことができ、操作フィーリングを向上することができ
る。
【0280】また、本実施の形態において、ディスク記
録再生装置は、レバー部材104の軸部104aが、ロ
ーラ部材103よりディスクの挿入方向上流側に配置さ
れていたので、レバー部材104及びプッシュスイッチ
106aに検出されるディスクがローラ部材103に接
触しながらローラ部材103より挿入方向下流側に半分
以上手動で挿入される前に、ディスクをローラ部材10
3によって挿入し始めることができ、操作フィーリング
を向上することができる。
【0281】また、ディスク記録再生装置は、ローラ部
材103が、挿入中のディスクとの接触が外れる前に制
御装置によるディスクの識別が終了する位置に配置され
ているので、ディスクがローラ部材103と接触してい
る間に、ディスクを内部に挿入するか、或いは、外部に
排出するかを判断して、ローラ部材103によって挿入
或いは排出することができ、排出すべきディスクを誤っ
て挿入することを防止することができる。
【0282】また、ディスク記録再生装置が通常8cm
ディスク109をローディング完了の位置まで搬送する
場合、制御装置は、ディスクの記録再生時に、識別した
ディスクの外径に基づいて、ディスクを回転する回転手
段としてのターンテーブル(図示していない。)の回転
力を制御する回転力制御手段を構成するようにすれば良
い。
【0283】ディスク記録再生装置が通常8cmディス
ク109をローディング完了の位置まで搬送し、制御装
置が回転力制御手段を構成している場合、制御装置は、
直径8cmのデータエリアを有し、外径が8cmである
通常8cmディスク109と、同様に直径8cmのデー
タエリアを有するが、外径が12cmである小データエ
リア12cmディスク108とを識別することができる
ので、通常8cmディスク109と、小データエリア1
2cmディスク108とにディスクの重量に応じて異な
る回転力を与えて、通常8cmディスク109と、小デ
ータエリア12cmディスク108とを等しい所定の回
転数で回転させることができる。
【0284】なお、本実施の形態においては、第1のデ
ィスク及び第2のディスクをそれぞれ通常12cmディ
スク及び通常8cmディスクとしていたが、本発明によ
れば、第1のディスク及び第2のディスクの外径は12
cmや8cm以外であっても良い。
【0285】また、本実施の形態においては、ディスク
通過時接触検出手段及び端部通過時接触検出手段を、レ
バー部材104及びプッシュスイッチ106a、106
bで構成した例で説明したが、本発明によれば、接触に
よってディスク挿排部100を通過するディスクを検出
することができる構成であれば、ディスク通過時接触検
出手段及び端部通過時接触検出手段は、レバー部材10
4を介さずに直接プッシュスイッチで検出するものや、
フォトインタラプタを利用したものや、フォトLED及
びフォトトランジスタを利用したものなど、レバー部材
104及びプッシュスイッチ106a、106b以外を
利用した構成であっても良い。
【0286】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
小データエリア12cmディスクを通常12cmディス
クと同様に識別するディスク識別装置と、このディスク
識別装置を備えたディスク挿排装置及びディスク記録再
生装置とを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るディスク記録再生
装置の要部の上面図
【図2】(a)図1に示すディスク記録再生装置の要部
の正面図 (b)図2(a)とは異なる状態での図1に示すディス
ク記録再生装置の要部の正面図
【図3】通常12cmディスクがディスク挿排部を通過
しているときの図1に示すディスク記録再生装置の要部
の上面図
【図4】小データエリア12cmディスクがディスク挿
排部を通過しているときの図1に示すディスク記録再生
装置の要部の上面図
【図5】通常8cmディスクがディスク挿排部の幅方向
の一端部を通過しているときの図1に示すディスク記録
再生装置の要部の上面図
【図6】12cmアダプタがディスク挿排部を通過して
いるときの図1に示すディスク記録再生装置の要部の上
面図
【図7】透明12cmディスクがディスク挿排部を通過
しているときの図1に示すディスク記録再生装置の要部
の上面図
【図8】通常8cmディスクがディスク挿排部の幅方向
の中央部を通過しているときの図1に示すディスク記録
再生装置の要部の上面図
【図9】通常8cmディスクがディスク挿排部の幅方向
の他端部を通過しているときの図1に示すディスク記録
再生装置の要部の上面図
【図10】通常12cmディスクが図3に示す状態とは
異なる状態でディスク挿排部を通過しているときの図1
に示すディスク記録再生装置の要部の上面図
【図11】小データエリア12cmディスクが図4に示
す状態とは異なる状態でディスク挿排部を通過している
ときの図1に示すディスク記録再生装置の要部の上面図
【図12】12cmアダプタが図6に示す状態とは異な
る状態でディスク挿排部を通過しているときの図1に示
すディスク記録再生装置の要部の上面図
【図13】通常8cmディスクが図5に示す状態とは異
なる状態でディスク挿排部の幅方向の一端部を通過して
いるときの図1に示すディスク記録再生装置の要部の上
面図
【図14】通常12cmディスクが図3及び図10に示
す状態とは異なる状態でディスク挿排部を通過している
ときの図1に示すディスク記録再生装置の要部の上面図
【図15】12cmアダプタが図6及び図12に示す状
態とは異なる状態でディスク挿排部を通過しているとき
の図1に示すディスク記録再生装置の要部の上面図
【図16】透明12cmディスクが図7に示す状態とは
異なる状態でディスク挿排部を通過しているときの図1
に示すディスク記録再生装置の要部の上面図
【図17】通常12cmディスクがディスク挿排部を通
過するときの図1に示すディスク記録再生装置の各検出
手段の出力のタイミングチャート
【図18】小データエリア12cmディスクがディスク
挿排部を通過するときの図1に示すディスク記録再生装
置の各検出手段の出力のタイミングチャート
【図19】通常8cmディスクがディスク挿排部の幅方
向の一端部を通過するときの図1に示すディスク記録再
生装置の各検出手段の出力のタイミングチャート
【図20】通常8cmディスクがディスク挿排部の幅方
向の中央部を通過するときの図1に示すディスク記録再
生装置の各検出手段の出力のタイミングチャート
【図21】通常8cmディスクがディスク挿排部の幅方
向の他端部を通過するときの図1に示すディスク記録再
生装置の各検出手段の出力のタイミングチャート
【図22】12cmアダプタがディスク挿排部を通過す
るときの図1に示すディスク記録再生装置の各検出手段
の出力のタイミングチャート
【図23】透明12cmディスクがディスク挿排部を通
過するときの図1に示すディスク記録再生装置の各検出
手段の出力のタイミングチャート
【図24】2枚の12cmディスクがディスク挿排部を
通過しているときの図1に示すディスク記録再生装置の
要部の上面図
【図25】(a)2枚の12cmディスクがディスク挿
排部を通過するときの図1に示すディスク記録再生装置
の各検出手段の出力のタイミングチャート (b)1枚の12cmディスクがディスク挿排部を通過
するときの図1に示すディスク記録再生装置の各検出手
段の出力のタイミングチャート
【図26】12cmディスクが挿入される前の従来のデ
ィスク記録再生装置の要部の上面図
【図27】図26に示すディスク記録再生装置の要部の
正面図
【図28】12cmディスクがディスク挿入口を通過し
ているときの図26に示すディスク記録再生装置の要部
の上面図
【図29】12cmアダプタの上面図
【符号の説明】
100 ディスク挿排部 100a 一端部 100b 中央部 100c 他端部 101a 突起(制限手段) 102a、102b 突起(規制部) 103 ローラ部材(搬送手段) 104 レバー部材(ディスク通過時接触検出手
段、端部通過時接触検出手段) 105a 受光素子(非検出ディスク光検出手段、
光検出手段) 105b 受光素子(接触検出時光検出手段、光検
出手段) 105c 受光素子(通過ディスク光検出手段、光
検出手段) 105d 受光素子(ディスク通過時光検出手段、
光検出手段) 106a プッシュスイッチ(ディスク通過時接触
検出手段) 106b プッシュスイッチ(端部通過時接触検出
手段) 107 通常12cmディスク(第1のディスク、
ディスク) 108 小データエリア12cmディスク(小デー
タエリアディスク、ディスク) 108a データエリア 109 通常8cmディスク(第2のディスク、デ
ィスク) 110 12cmアダプタ(中空ディスク、ディス
ク) 110a 中空穴 111 透明12cmディスク(透明ディスク、デ
ィスク) 112、113 12cmディスク(ディスク)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 19/28 G11B 19/28 B (72)発明者 前田 義彦 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 Fターム(参考) 5D046 AA12 CB03 CD03 FA05 GA02 GA04 GA15 HA10 5D109 KA15 KB40

Claims (50)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遮光性を有する第1のディスク、前記第
    1のディスクより外径が小さく遮光性を有する第2のデ
    ィスク、前記第1のディスクと外径が略同一であり、中
    心部に前記第2のディスクと半径が略同一であり遮光性
    を有するデータエリアを有し、前記データエリア以外の
    部分で透光性を有する小データエリアディスク、及び、
    前記第1のディスクと外径が略同一であり、中心部に前
    記第2のディスクと半径が略同一である中空穴が形成さ
    れ、遮光性を有する中空ディスクを含むディスクを挿排
    するディスク挿排部と、 前記ディスクの接触によって前記ディスク挿排部の幅方
    向の一端部を通過する前記ディスクを検出する端部通過
    時接触検出手段と、 前記ディスクに光が遮断されることによって通過する前
    記ディスクを検出する光検出手段としての接触検出時光
    検出手段と、 前記端部通過時接触検出手段が前記ディスクを検出する
    ときの前記接触検出時光検出手段の検出結果に基づい
    て、前記ディスクの種類を識別する識別手段とを備え、 前記接触検出時光検出手段は、前記端部通過時接触検出
    手段が前記小データエリアディスクを検出するときに前
    記小データエリアディスクを検出し、前記端部通過時接
    触検出手段が前記中空ディスクを検出するときに前記中
    空ディスクを検出しない位置に配置されることを特徴と
    するディスク識別装置。
  2. 【請求項2】 前記接触検出時光検出手段は、前記ディ
    スク挿排部の幅方向の一端部を通過する前記第2のディ
    スクが前記端部通過時接触検出手段に検出されるとき
    に、前記第2のディスクを検出しない位置に配置される
    ことを特徴とする請求項1に記載のディスク識別装置。
  3. 【請求項3】 前記ディスクに光が遮断されることによ
    って通過する前記ディスクを検出する前記光検出手段と
    しての通過ディスク光検出手段を備え、 前記接触検出時光検出手段及び前記通過ディスク光検出
    手段は、前記第1のディスク及び前記中空ディスクが、
    前記ディスク挿排部に挿入されて、最初に前記通過ディ
    スク光検出手段に検出されるときに前記接触検出時光検
    出手段に検出され、前記小データエリアディスクが、前
    記ディスク挿排部に挿入されて、最初に前記通過ディス
    ク光検出手段に検出されるときに前記接触検出時光検出
    手段に検出され、或いは、前記通過ディスク光検出手段
    に検出されず、前記ディスク挿排部の幅方向の一端部を
    通過する前記第2のディスクが、前記ディスク挿排部に
    挿入されて、最初に前記通過ディスク光検出手段に検出
    されるときに前記接触検出時光検出手段に検出されない
    位置に配置され、 前記識別手段は、前記通過ディスク光検出手段が前記デ
    ィスク挿排部に挿入される前記ディスクを最初に検出す
    るときの前記接触検出時光検出手段の検出結果に基づい
    て、前記ディスクの種類を識別することを特徴とする請
    求項1又は請求項2に記載のディスク識別装置。
  4. 【請求項4】 前記ディスクに光が遮断されることによ
    って通過する前記ディスクを検出する前記光検出手段と
    してのディスク通過時光検出手段と、前記ディスクに光
    が遮断されることによって通過する前記ディスクを検出
    する前記光検出手段としての通過ディスク光検出手段と
    を備え、 前記ディスク挿排部の幅は前記第1のディスクの外径と
    長さが略同一であり、 前記ディスク通過時光検出手段及び前記通過ディスク光
    検出手段は、前記第1のディスク及び前記中空ディスク
    が、前記ディスク挿排部に挿入されて、最初に前記ディ
    スク通過時光検出手段に検出されるときに前記通過ディ
    スク光検出手段に検出され、前記小データエリアディス
    ク、前記ディスク挿排部の幅方向の一端部を通過する前
    記第2のディスク、及び、前記ディスク挿排部の幅方向
    の中央部を通過する前記第2のディスクが、前記ディス
    ク挿排部に挿入されて、最初に前記ディスク通過時光検
    出手段に検出されるときに前記通過ディスク光検出手段
    に検出され、或いは、前記ディスク通過時光検出手段に
    検出されず、前記ディスク挿排部の幅方向の他端部を通
    過する前記第2のディスクが、前記ディスク挿排部に挿
    入されて、最初に前記ディスク通過時光検出手段に検出
    されるときに前記通過ディスク光検出手段に検出されな
    い位置に配置され、 前記識別手段は、前記ディスク通過時光検出手段が前記
    ディスク挿排部に挿入される前記ディスクを最初に検出
    するときの前記通過ディスク光検出手段の検出結果に基
    づいて、前記ディスクの種類を識別することを特徴とす
    る請求項1又は請求項2に記載のディスク識別装置。
  5. 【請求項5】 前記ディスクに光が遮断されることによ
    って通過する前記ディスクを検出する前記光検出手段と
    してのディスク通過時光検出手段を備え、 前記ディスク挿排部の幅は前記第1のディスクの外径と
    長さが略同一であり、 前記ディスク通過時光検出手段及び前記通過ディスク光
    検出手段は、前記第1のディスク及び前記中空ディスク
    が、前記ディスク挿排部に挿入されて、最初に前記ディ
    スク通過時光検出手段に検出されるときに前記通過ディ
    スク光検出手段に検出され、前記小データエリアディス
    ク、前記ディスク挿排部の幅方向の一端部を通過する前
    記第2のディスク、及び、前記ディスク挿排部の幅方向
    の中央部を通過する前記第2のディスクが、前記ディス
    ク挿排部に挿入されて、最初に前記ディスク通過時光検
    出手段に検出されるときに前記通過ディスク光検出手段
    に検出され、或いは、前記ディスク通過時光検出手段に
    検出されず、前記ディスク挿排部の幅方向の他端部を通
    過する前記第2のディスクが、前記ディスク挿排部に挿
    入されて、最初に前記ディスク通過時光検出手段に検出
    されるときに前記通過ディスク光検出手段に検出されな
    い位置に配置され、 前記識別手段は、前記ディスク通過時光検出手段が前記
    ディスク挿排部に挿入される前記ディスクを最初に検出
    するときの前記通過ディスク光検出手段の検出結果に基
    づいて、前記ディスクの種類を識別することを特徴とす
    る請求項3に記載のディスク識別装置。
  6. 【請求項6】 前記ディスクに光が遮断されることによ
    って通過する前記ディスクを検出する前記光検出手段と
    してのディスク通過時光検出手段と、前記ディスクの接
    触によって通過する前記ディスクを検出するディスク通
    過時接触検出手段とを備え、 前記ディスク挿排部の幅は前記第1のディスクの外径と
    長さが略同一であり、 前記ディスク通過時光検出手段及び前記ディスク通過時
    接触検出手段は、前記第1のディスク及び前記中空ディ
    スクが、前記ディスク挿排部に挿入されて、最初に前記
    ディスク通過時光検出手段に検出されるときに前記ディ
    スク通過時接触検出手段に検出され、前記小データエリ
    アディスク、前記ディスク挿排部の幅方向の一端部を通
    過する前記第2のディスク、及び、前記ディスク挿排部
    の幅方向の中央部を通過する前記第2のディスクが、前
    記ディスク挿排部に挿入されて、最初に前記ディスク通
    過時光検出手段に検出されるときに前記ディスク通過時
    接触検出手段に検出され、或いは、前記ディスク通過時
    光検出手段に検出されず、前記ディスク挿排部の幅方向
    の他端部を通過する前記第2のディスクが、前記ディス
    ク挿排部に挿入されて、最初に前記ディスク通過時光検
    出手段に検出されるときに前記ディスク通過時接触検出
    手段に検出されない位置に配置され、 前記識別手段は、前記ディスク通過時光検出手段が前記
    ディスク挿排部に挿入される前記ディスクを最初に検出
    するときの前記ディスク通過時接触検出手段の検出結果
    に基づいて、前記ディスクの種類を識別することを特徴
    とする請求項1から請求項3までの何れかに記載のディ
    スク識別装置。
  7. 【請求項7】 前記ディスクに光が遮断されることによ
    って通過する前記ディスクを検出し、前記ディスク挿排
    部を通過する前記第2のディスクのうち前記接触検出時
    光検出手段によって検出されない第2のディスクを少な
    くとも検出する位置に配置される前記光検出手段として
    の非検出ディスク光検出手段と、前記ディスクに光が遮
    断されることによって通過する前記ディスクを検出する
    前記光検出手段としてのディスク通過時光検出手段と、
    前記ディスクの接触によって通過する前記ディスクを検
    出するディスク通過時接触検出手段とを備え、 前記ディスク挿排部の幅は前記第1のディスクの外径と
    長さが略同一であり、 前記接触検出時光検出手段、前記非検出ディスク光検出
    手段、前記ディスク通過時光検出手段及び前記ディスク
    通過時接触検出手段は、前記第1のディスク、前記小デ
    ータエリアディスク、前記ディスク挿排部の幅方向の一
    端部を通過する前記第2のディスク、前記ディスク挿排
    部の幅方向の他端部を通過する前記第2のディスク、及
    び、前記中空ディスクが、前記ディスク挿排部に挿入さ
    れて、前記接触検出時光検出手段及び前記非検出ディス
    ク光検出手段の少なくとも一方に検出されて、前記接触
    検出時光検出手段及び前記非検出ディスク光検出手段の
    双方に検出されなくなる以前に、前記ディスク通過時光
    検出手段及び前記ディスク通過時接触検出手段の少なく
    とも一方に検出され、前記ディスク挿排部の幅方向の中
    央部を通過する前記第2のディスクが、前記ディスク挿
    排部に挿入されて、前記接触検出時光検出手段及び前記
    非検出ディスク光検出手段の少なくとも一方に検出され
    て、前記接触検出時光検出手段及び前記非検出ディスク
    光検出手段の双方に検出されなくなる以前に、前記ディ
    スク通過時光検出手段及び前記ディスク通過時接触検出
    手段の双方に検出されない位置に配置され、 前記識別手段は、前記接触検出時光検出手段及び前記非
    検出ディスク光検出手段の少なくとも一方が前記ディス
    クを検出して、前記接触検出時光検出手段及び前記非検
    出ディスク光検出手段の双方が検出しなくなる以前の前
    記ディスク通過時接触検出手段及び前記ディスク通過時
    光検出手段の検出結果に基づいて、前記ディスクの種類
    を識別することを特徴とする請求項1から請求項3まで
    の何れかに記載のディスク識別装置。
  8. 【請求項8】 前記ディスクに光が遮断されることによ
    って通過する前記ディスクを検出し、前記ディスク挿排
    部を通過する前記第2のディスクのうち前記接触検出時
    光検出手段によって検出されない第2のディスクを少な
    くとも検出する位置に配置される前記光検出手段として
    の非検出ディスク光検出手段と、前記ディスクの接触に
    よって通過する前記ディスクを検出するディスク通過時
    接触検出手段とを備え、 前記接触検出時光検出手段、前記非検出ディスク光検出
    手段、前記ディスク通過時光検出手段及び前記ディスク
    通過時接触検出手段は、前記第1のディスク、前記小デ
    ータエリアディスク、前記ディスク挿排部の幅方向の一
    端部を通過する前記第2のディスク、前記ディスク挿排
    部の幅方向の他端部を通過する前記第2のディスク、及
    び、前記中空ディスクが、前記ディスク挿排部に挿入さ
    れて、前記接触検出時光検出手段及び前記非検出ディス
    ク光検出手段の少なくとも一方に検出されて、前記接触
    検出時光検出手段及び前記非検出ディスク光検出手段の
    双方に検出されなくなる以前に、前記ディスク通過時光
    検出手段及び前記ディスク通過時接触検出手段の少なく
    とも一方に検出され、前記ディスク挿排部の幅方向の中
    央部を通過する前記第2のディスクが、前記ディスク挿
    排部に挿入されて、前記接触検出時光検出手段及び前記
    非検出ディスク光検出手段の少なくとも一方に検出され
    て、前記接触検出時光検出手段及び前記非検出ディスク
    光検出手段の双方に検出されなくなる以前に、前記ディ
    スク通過時光検出手段及び前記ディスク通過時接触検出
    手段の双方に検出されない位置に配置され、 前記識別手段は、前記接触検出時光検出手段及び前記非
    検出ディスク光検出手段の少なくとも一方が前記ディス
    クを検出して、前記接触検出時光検出手段及び前記非検
    出ディスク光検出手段の双方が検出しなくなる以前の前
    記ディスク通過時接触検出手段及び前記ディスク通過時
    光検出手段の検出結果に基づいて、前記ディスクの種類
    を識別することを特徴とする請求項4又は請求項5に記
    載のディスク識別装置。
  9. 【請求項9】 前記ディスクに光が遮断されることによ
    って通過する前記ディスクを検出し、前記ディスク挿排
    部を通過する前記第2のディスクのうち前記接触検出時
    光検出手段によって検出されない第2のディスクを少な
    くとも検出する位置に配置される前記光検出手段として
    の非検出ディスク光検出手段を備え、 前記接触検出時光検出手段、前記非検出ディスク光検出
    手段、前記ディスク通過時光検出手段及び前記ディスク
    通過時接触検出手段は、前記第1のディスク、前記小デ
    ータエリアディスク、前記ディスク挿排部の幅方向の一
    端部を通過する前記第2のディスク、前記ディスク挿排
    部の幅方向の他端部を通過する前記第2のディスク、及
    び、前記中空ディスクが、前記ディスク挿排部に挿入さ
    れて、前記接触検出時光検出手段及び前記非検出ディス
    ク光検出手段の少なくとも一方に検出されて、前記接触
    検出時光検出手段及び前記非検出ディスク光検出手段の
    双方に検出されなくなる以前に、前記ディスク通過時光
    検出手段及び前記ディスク通過時接触検出手段の少なく
    とも一方に検出され、前記ディスク挿排部の幅方向の中
    央部を通過する前記第2のディスクが、前記ディスク挿
    排部に挿入されて、前記接触検出時光検出手段及び前記
    非検出ディスク光検出手段の少なくとも一方に検出され
    て、前記接触検出時光検出手段及び前記非検出ディスク
    光検出手段の双方に検出されなくなる以前に、前記ディ
    スク通過時光検出手段及び前記ディスク通過時接触検出
    手段の双方に検出されない位置に配置され、 前記識別手段は、前記接触検出時光検出手段及び前記非
    検出ディスク光検出手段の少なくとも一方が前記ディス
    クを検出して、前記接触検出時光検出手段及び前記非検
    出ディスク光検出手段の双方が検出しなくなる以前の前
    記ディスク通過時接触検出手段及び前記ディスク通過時
    光検出手段の検出結果に基づいて、前記ディスクの種類
    を識別することを特徴とする請求項6に記載のディスク
    識別装置。
  10. 【請求項10】 前記ディスクに光が遮断されることに
    よって通過する前記ディスクを検出する前記光検出手段
    としてのディスク通過時光検出手段と、前記ディスクの
    接触によって通過する前記ディスクを検出するディスク
    通過時接触検出手段とを備え、 前記ディスク通過時光検出手段及び前記ディスク通過時
    接触検出手段は、前記ディスク挿排部の幅方向の一端部
    を通過する前記第2のディスクが、前記ディスク挿排部
    に挿入されて、最初に前記ディスク通過時光検出手段に
    検出されるときに前記ディスク通過時接触検出手段に検
    出されず、或いは、前記ディスク通過時光検出手段に検
    出されず、前記中空ディスクが、前記ディスク挿排部に
    挿入されて、最初に前記ディスク通過時光検出手段に検
    出されるときに前記ディスク通過時接触検出手段に検出
    される位置に配置され、 前記識別手段は、前記端部通過時接触検出手段が前記デ
    ィスクを検出するときの前記接触検出時光検出手段の検
    出結果と、前記ディスク通過時光検出手段が前記ディス
    ク挿排部に挿入される前記ディスクを最初に検出すると
    きの前記ディスク通過時接触検出手段の検出結果とに基
    づいて、前記ディスクの種類を識別することを特徴とす
    る請求項1から請求項3までの何れかに記載のディスク
    識別装置。
  11. 【請求項11】 前記ディスクの接触によって通過する
    前記ディスクを検出するディスク通過時接触検出手段を
    備え、 前記ディスク通過時光検出手段及び前記ディスク通過時
    接触検出手段は、前記ディスク挿排部の幅方向の一端部
    を通過する前記第2のディスクが、前記ディスク挿排部
    に挿入されて、最初に前記ディスク通過時光検出手段に
    検出されるときに前記ディスク通過時接触検出手段に検
    出されず、或いは、前記ディスク通過時光検出手段に検
    出されず、前記中空ディスクが、前記ディスク挿排部に
    挿入されて、最初に前記ディスク通過時光検出手段に検
    出されるときに前記ディスク通過時接触検出手段に検出
    される位置に配置され、 前記識別手段は、前記端部通過時接触検出手段が前記デ
    ィスクを検出するときの前記接触検出時光検出手段の検
    出結果と、前記ディスク通過時光検出手段が前記ディス
    ク挿排部に挿入される前記ディスクを最初に検出すると
    きの前記ディスク通過時接触検出手段の検出結果とに基
    づいて、前記ディスクの種類を識別することを特徴とす
    る請求項4又は請求項5に記載のディスク識別装置。
  12. 【請求項12】 前記ディスク通過時光検出手段及び前
    記ディスク通過時接触検出手段は、前記ディスク挿排部
    の幅方向の一端部を通過する前記第2のディスクが、前
    記ディスク挿排部に挿入されて、最初に前記ディスク通
    過時光検出手段に検出されるときに前記ディスク通過時
    接触検出手段に検出されず、或いは、前記ディスク通過
    時光検出手段に検出されず、前記中空ディスクが、前記
    ディスク挿排部に挿入されて、最初に前記ディスク通過
    時光検出手段に検出されるときに前記ディスク通過時接
    触検出手段に検出される位置に配置され、 前記識別手段は、前記端部通過時接触検出手段が前記デ
    ィスクを検出するときの前記接触検出時光検出手段の検
    出結果と、前記ディスク通過時光検出手段が前記ディス
    ク挿排部に挿入される前記ディスクを最初に検出すると
    きの前記ディスク通過時接触検出手段の検出結果とに基
    づいて、前記ディスクの種類を識別することを特徴とす
    る請求項6から請求項9までの何れかに記載のディスク
    識別装置。
  13. 【請求項13】 前記光検出手段は、前記端部通過時接
    触検出手段に検出されるときの前記第1のディスク、前
    記小データエリアディスク、前記第2のディスク、及
    び、前記中空ディスクを検出する位置に配置され、 前記識別手段は、前記端部通過時接触検出手段が前記デ
    ィスクを検出するときの前記光検出手段の検出結果に基
    づいて、前記ディスクの種類を識別することを特徴とす
    る請求項1から請求項12までの何れかに記載のディス
    ク識別装置。
  14. 【請求項14】 前記第1のディスクの直径が12cm
    であり、前記第2のディスクの直径が8cmであること
    を特徴とする請求項1から請求項13までの何れかに記
    載のディスク識別装置。
  15. 【請求項15】 請求項1から請求項13までの何れか
    に記載のディスク識別装置と、 前記ディスクを搬送して挿排する搬送手段と、 前記識別手段の識別結果に基づいて、前記搬送手段によ
    る前記ディスクの挿排動作を制御する制御手段とを備え
    ることを特徴とするディスク挿排装置。
  16. 【請求項16】 請求項1又は請求項2に記載のディス
    ク識別装置と、 前記ディスクを搬送して挿排する搬送手段と、 前記端部通過時接触検出手段が前記ディスクを検出する
    ときに前記接触検出時光検出手段が前記ディスクを検出
    する場合、前記識別手段による識別結果に基づいて、前
    記搬送手段に前記ディスクを挿入させるように、前記搬
    送手段による前記ディスクの挿排動作を制御する制御手
    段とを備えることを特徴とするディスク挿排装置。
  17. 【請求項17】 請求項1又は請求項2に記載のディス
    ク識別装置と、 前記ディスクを搬送して挿排する搬送手段と、 前記端部通過時接触検出手段が前記ディスクを検出する
    ときに前記接触検出時光検出手段が前記ディスクを検出
    しない場合、前記識別手段による識別結果に基づいて、
    前記搬送手段に前記ディスクを排出させるように、前記
    搬送手段による前記ディスクの挿排動作を制御する制御
    手段とを備えることを特徴とするディスク挿排装置。
  18. 【請求項18】 請求項3に記載のディスク識別装置
    と、 前記ディスクを搬送して挿排する搬送手段と、 前記通過ディスク光検出手段が前記ディスク挿排部に挿
    入される前記ディスクを最初に検出するときに前記接触
    検出時光検出手段が前記ディスクを検出しない場合、前
    記識別手段による識別結果に基づいて、前記搬送手段に
    前記ディスクを排出させるように、前記搬送手段による
    前記ディスクの挿排動作を制御する制御手段とを備える
    ことを特徴とするディスク挿排装置。
  19. 【請求項19】 請求項4又は請求項5に記載のディス
    ク識別装置と、 前記ディスクを搬送して挿排する搬送手段と、 前記ディスク通過時光検出手段が前記ディスク挿排部に
    挿入される前記ディスクを最初に検出するときに前記通
    過ディスク光検出手段が前記ディスクを検出しない場
    合、前記識別手段による識別結果に基づいて、前記搬送
    手段に前記ディスクを排出させるように、前記搬送手段
    による前記ディスクの挿排動作を制御する制御手段とを
    備えることを特徴とするディスク挿排装置。
  20. 【請求項20】 請求項6に記載のディスク識別装置
    と、 前記ディスクを搬送して挿排する搬送手段と、 前記ディスク通過時光検出手段が前記ディスク挿排部に
    挿入される前記ディスクを最初に検出するときに前記デ
    ィスク通過時接触検出手段が前記ディスクを検出しない
    場合、前記識別手段による識別結果に基づいて、前記搬
    送手段に前記ディスクを排出させるように、前記搬送手
    段による前記ディスクの挿排動作を制御する制御手段と
    を備えることを特徴とするディスク挿排装置。
  21. 【請求項21】 請求項7から請求項9までの何れかに
    記載のディスク識別装置と、 前記ディスクを搬送して挿排する搬送手段と、 前記接触検出時光検出手段及び前記非検出ディスク光検
    出手段の少なくとも一方が前記ディスクを検出して、前
    記接触検出時光検出手段及び前記非検出ディスク光検出
    手段の双方が検出しなくなる以前に、前記ディスク通過
    時接触検出手段及び前記ディスク通過時光検出手段の双
    方が前記ディスクを検出しない場合、前記識別手段によ
    る識別結果に基づいて、前記搬送手段に前記ディスクを
    排出させるように、前記搬送手段による前記ディスクの
    挿排動作を制御する制御手段とを備えることを特徴とす
    るディスク挿排装置。
  22. 【請求項22】 請求項10から請求項12までの何れ
    かに記載のディスク識別装置と、 前記ディスクを搬送して挿排する搬送手段と、 前記ディスク通過時光検出手段が前記ディスク挿排部に
    挿入される前記ディスクを最初に検出するときに前記デ
    ィスク通過時接触検出手段が前記ディスクを検出し、前
    記端部通過時接触検出手段が前記ディスクを検出すると
    きに前記接触検出時光検出手段が前記ディスクを検出し
    ない場合、前記識別手段による識別結果に基づいて、前
    記搬送手段に前記ディスクを排出させるように、前記搬
    送手段による前記ディスクの挿排動作を制御する制御手
    段とを備えることを特徴とするディスク挿排装置。
  23. 【請求項23】 請求項13に記載のディスク識別装置
    と、 前記ディスクを搬送して挿排する搬送手段と、 前記端部通過時接触検出手段が前記ディスクを検出する
    ときに前記光検出手段が前記ディスクを検出しない場
    合、前記識別手段による識別結果に基づいて、前記搬送
    手段に前記ディスクを排出させるように、前記搬送手段
    による前記ディスクの挿排動作を制御する制御手段とを
    備えることを特徴とするディスク挿排装置。
  24. 【請求項24】 請求項3に記載のディスク識別装置
    と、 前記ディスクを搬送して挿排する搬送手段と、 前記通過ディスク光検出手段が前記ディスク挿排部に挿
    入される前記ディスクを最初に検出するときに前記接触
    検出時光検出手段が前記ディスクを検出しない場合、前
    記識別手段による識別結果に基づいて、前記搬送手段に
    前記ディスクを挿入させるように、前記搬送手段による
    前記ディスクの挿排動作を制御する制御手段とを備える
    ことを特徴とするディスク挿排装置。
  25. 【請求項25】 請求項4又は請求項5に記載のディス
    ク識別装置と、 前記ディスクを搬送して挿排する搬送手段と、 前記ディスク通過時光検出手段が前記ディスク挿排部に
    挿入される前記ディスクを最初に検出するときに前記通
    過ディスク光検出手段が前記ディスクを検出しない場
    合、前記識別手段による識別結果に基づいて、前記搬送
    手段に前記ディスクを挿入させるように、前記搬送手段
    による前記ディスクの挿排動作を制御する制御手段とを
    備えることを特徴とするディスク挿排装置。
  26. 【請求項26】 請求項6に記載のディスク識別装置
    と、 前記ディスクを搬送して挿排する搬送手段と、 前記ディスク通過時光検出手段が前記ディスク挿排部に
    挿入される前記ディスクを最初に検出するときに前記デ
    ィスク通過時接触検出手段が前記ディスクを検出しない
    場合、前記識別手段による識別結果に基づいて、前記搬
    送手段に前記ディスクを挿入させるように、前記搬送手
    段による前記ディスクの挿排動作を制御する制御手段と
    を備えることを特徴とするディスク挿排装置。
  27. 【請求項27】 請求項7から請求項9までの何れかに
    記載のディスク識別装置と、 前記ディスクを搬送して挿排する搬送手段と、 前記接触検出時光検出手段及び前記非検出ディスク光検
    出手段の少なくとも一方が前記ディスクを検出して、前
    記接触検出時光検出手段及び前記非検出ディスク光検出
    手段の双方が検出しなくなる以前に、前記ディスク通過
    時接触検出手段及び前記ディスク通過時光検出手段の双
    方が前記ディスクを検出しない場合、前記識別手段によ
    る識別結果に基づいて、前記搬送手段に前記ディスクを
    挿入させるように、前記搬送手段による前記ディスクの
    挿排動作を制御する制御手段とを備えることを特徴とす
    るディスク挿排装置。
  28. 【請求項28】 請求項1から請求項13までの何れか
    に記載のディスク識別装置と、 前記接触検出時光検出手段より前記ディスクの挿入方向
    下流側に配置され、前記ディスクを搬送して挿排する搬
    送手段と、 前記接触検出時光検出手段の検出結果に基づいて、前記
    搬送手段による前記ディスクの挿入動作を制御する制御
    手段とを備えることを特徴とするディスク挿排装置。
  29. 【請求項29】 前記接触検出時光検出手段は、前記デ
    ィスク挿排部に挿入され、前記ディスク挿排部の幅方向
    の他端部を通過する前記第2のディスクが前記搬送手段
    に接触する前に、前記第2のディスクを検出する位置に
    配置されることを特徴とする請求項28に記載のディス
    ク挿排装置。
  30. 【請求項30】 請求項7から請求項8までの何れかに
    記載のディスク識別装置と、 前記非検出ディスク光検出手段より前記ディスクの挿入
    方向下流側に配置され、前記ディスクを搬送して挿排す
    る搬送手段と、 前記非検出ディスク光検出手段の検出結果に基づいて、
    前記搬送手段による前記ディスクの挿入動作を制御する
    制御手段とを備えることを特徴とするディスク挿排装
    置。
  31. 【請求項31】 前記非検出ディスク光検出手段は、前
    記ディスク挿排部に挿入された前記第1のディスクが前
    記搬送手段に接触する前に、前記第1のディスクを検出
    する位置に配置されることを特徴とする請求項30に記
    載のディスク挿排装置。
  32. 【請求項32】 前記非検出ディスク光検出手段は、前
    記ディスク挿排部に挿入され、前記ディスク挿排部の幅
    方向の中央部を通過する前記第2のディスクが前記搬送
    手段に接触する前に、前記第2のディスクを検出する位
    置に配置されることを特徴とする請求項30又は請求項
    31に記載のディスク挿排装置。
  33. 【請求項33】 前記非検出ディスク光検出手段は、前
    記ディスク挿排部に挿入され、前記ディスク挿排部の幅
    方向の一端部を通過する前記第2のディスクが前記搬送
    手段に接触する前に、前記第2のディスクを検出する位
    置に配置されることを特徴とする請求項30から請求項
    32までの何れかに記載のディスク挿排装置。
  34. 【請求項34】 請求項6から請求項12までの何れか
    に記載のディスク識別装置と、 前記ディスク通過時接触検出手段より前記ディスクの挿
    入方向下流側に配置され、前記ディスクを搬送して挿排
    する搬送手段と、 前記ディスク通過時接触検出手段の検出結果に基づい
    て、前記搬送手段による前記ディスクの挿入動作を制御
    する制御手段とを備えることを特徴とするディスク挿排
    装置。
  35. 【請求項35】 請求項1から請求項13までの何れか
    に記載のディスク識別装置と、 前記端部通過時接触検出手段及び前記接触検出時光検出
    手段より前記ディスクの挿入方向下流側に配置され、前
    記ディスクを搬送して挿排する搬送手段と、 前記端部通過時接触検出手段が前記ディスクを検出する
    ときの前記接触検出時光検出手段の検出結果に基づいた
    前記識別手段による識別結果に基づいて、前記搬送手段
    による前記ディスクの挿排動作を制御する制御手段を備
    えることを特徴とするディスク挿排装置。
  36. 【請求項36】 請求項1から請求項13までの何れか
    に記載のディスク識別装置と、 前記ディスクを挿排し、挿入中の前記ディスクとの接触
    が外れる前に前記識別手段による前記ディスクの識別が
    終了する位置に配置される搬送手段と、 前記識別手段による識別結果に基づいて、前記搬送手段
    による前記ディスクの挿排動作を制御する制御手段とを
    備えることを特徴とするディスク挿排装置。
  37. 【請求項37】 請求項3から請求項5までの何れかに
    記載のディスク識別装置と、 前記ディスクを搬送して挿排する搬送手段と、 前記通過ディスク光検出手段の検出結果に基づいて、前
    記搬送手段による前記ディスクの排出動作を制御する制
    御手段とを備え、 前記通過ディスク光検出手段は、前記第1のディスクが
    前記ディスク挿排部から排出されるとき、前記第1のデ
    ィスクを検出した後、前記搬送手段に接触中の前記第1
    のディスクを検出しなくなる位置に配置されることを特
    徴とするディスク挿排装置。
  38. 【請求項38】 請求項3から請求項5までの何れかに
    記載のディスク識別装置と、 前記ディスクを搬送して挿排する搬送手段と、 前記通過ディスク光検出手段の検出結果に基づいて、前
    記搬送手段による前記ディスクの排出動作を制御する制
    御手段とを備え、 前記通過ディスク光検出手段は、前記小データエリアデ
    ィスクが前記ディスク挿排部から排出されるとき、前記
    小データエリアディスクを検出した後、前記搬送手段に
    接触中の前記小データエリアディスクを検出しなくなる
    位置に配置されることを特徴とするディスク挿排装置。
  39. 【請求項39】 請求項3から請求項5までの何れかに
    記載のディスク識別装置と、 前記ディスクを搬送して挿排する搬送手段と、 前記通過ディスク光検出手段の検出結果に基づいて、前
    記搬送手段による前記ディスクの排出動作を制御する制
    御手段とを備え、 前記通過ディスク光検出手段は、前記ディスク挿排部の
    幅方向の中央部を通過する前記第2のディスクが前記デ
    ィスク挿排部から排出されるとき、前記第2のディスク
    を検出した後、前記搬送手段に接触中の前記第2のディ
    スクを検出しなくなる位置に配置されることを特徴とす
    るディスク挿排装置。
  40. 【請求項40】 請求項3から請求項5までの何れかに
    記載のディスク識別装置と、 前記ディスクを搬送して挿排する搬送手段と、 前記通過ディスク光検出手段の検出結果に基づいて、前
    記搬送手段による前記ディスクの排出動作を制御する制
    御手段とを備え、 前記通過ディスク光検出手段は、前記ディスク挿排部の
    幅方向の一端部を通過する前記第2のディスクが前記デ
    ィスク挿排部から排出されるとき、前記第2のディスク
    を検出した後、前記搬送手段に接触中の前記第2のディ
    スクを検出しなくなる位置に配置されることを特徴とす
    るディスク挿排装置。
  41. 【請求項41】 請求項4から請求項12までの何れか
    に記載のディスク識別装置と、 前記ディスクを搬送して挿排する搬送手段と、 前記ディスク通過時光検出手段の検出結果に基づいて、
    前記搬送手段による前記ディスクの排出動作を制御する
    制御手段とを備え、 前記ディスク通過時光検出手段は、前記ディスク挿排部
    の幅方向の他端部を通過する前記第2のディスクが前記
    ディスク挿排部から排出されるとき、前記第2のディス
    クを検出した後、前記搬送手段に接触中の前記第2のデ
    ィスクを検出しなくなる位置に配置されることを特徴と
    するディスク挿排装置。
  42. 【請求項42】 請求項6から請求項12までの何れか
    に記載のディスク識別装置と、 前記ディスクを搬送して挿排する搬送手段と、 前記ディスク通過時接触検出手段の検出結果に基づい
    て、前記搬送手段による前記ディスクの排出動作を制御
    する制御手段とを備え、 前記ディスク通過時接触検出手段は、前記第1のディス
    クと外径が略同一であり、全体が透明な透明ディスクが
    前記ディスク挿排部から排出されるとき、前記透明ディ
    スクを検出した後、前記搬送手段に接触中の前記透明デ
    ィスクを検出しなくなる位置に配置されることを特徴と
    するディスク挿排装置。
  43. 【請求項43】 請求項1から請求項13までの何れか
    に記載のディスク識別装置と、 前記ディスクを搬送して挿排する搬送手段と、 前記識別手段の識別結果に基づいて、前記搬送手段によ
    る前記ディスクの挿排動作を制御する制御手段とを備
    え、 前記制御手段は、前記搬送手段に前記ディスクを挿入さ
    せているとき、前記端部通過時接触検出手段が前記ディ
    スクを複数回検出する場合、前記搬送手段による前記デ
    ィスクの挿入動作を停止させることを特徴とするディス
    ク挿排装置。
  44. 【請求項44】 請求項1から請求項13までの何れか
    に記載のディスク識別装置と、 前記ディスクを搬送して挿排する搬送手段と、 前記識別手段の識別結果に基づいて、前記搬送手段によ
    る前記ディスクの挿排動作を制御する制御手段とを備
    え、 前記制御手段は、前記搬送手段に前記ディスクを挿入さ
    せているとき、前記端部通過時接触検出手段が前記ディ
    スクを複数回検出する場合、前記搬送手段に前記ディス
    クを排出させることを特徴とするディスク挿排装置。
  45. 【請求項45】 前記ディスクと接触することによっ
    て、複数枚以上が重なった前記ディスクの通過を規制す
    る規制部を前記ディスク挿排部の内部に備えることを特
    徴とする請求項15から請求項44までの何れかに記載
    のディスク挿排装置。
  46. 【請求項46】 前記搬送手段と接触することによっ
    て、前記搬送手段が前記ディスク挿排部を通過する前記
    ディスクの厚み方向に移動することを制限する制限手段
    を備えることを特徴とする請求項15から請求項45ま
    での何れかに記載のディスク挿排装置。
  47. 【請求項47】 前記制御手段は、前記搬送手段による
    前記ディスクの挿入開始から一定時間が経過した後、前
    記搬送手段に前記ディスクを排出させることを特徴とす
    る請求項45又は請求項46に記載のディスク挿排装
    置。
  48. 【請求項48】 前記第1のディスクの直径が12cm
    であり、前記第2のディスクの直径が8cmであること
    を特徴とする請求項15から47までの何れかに記載の
    ディスク挿排装置。
  49. 【請求項49】 請求項15から請求項48までの何れ
    かに記載のディスク挿排装置を備えることを特徴とする
    ディスク記録再生装置。
  50. 【請求項50】 前記ディスクを回転する回転手段と、 前記識別手段によって識別された前記ディスクの外径に
    基づいて、前記回転手段の回転力を制御する回転力制御
    手段とを備えることを特徴とする請求項49に記載のデ
    ィスク記録再生装置。
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