JP2003248230A - 液晶パネルの製造方法 - Google Patents

液晶パネルの製造方法

Info

Publication number
JP2003248230A
JP2003248230A JP2002048944A JP2002048944A JP2003248230A JP 2003248230 A JP2003248230 A JP 2003248230A JP 2002048944 A JP2002048944 A JP 2002048944A JP 2002048944 A JP2002048944 A JP 2002048944A JP 2003248230 A JP2003248230 A JP 2003248230A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
glass substrate
liquid crystal
crystal panel
composite
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002048944A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyasu Matsuura
宏育 松浦
Hideyuki Honoki
秀行 朴木
Keiji Takasu
慶治 鷹栖
Toshiyuki Koshimo
敏之 小下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2002048944A priority Critical patent/JP2003248230A/ja
Publication of JP2003248230A publication Critical patent/JP2003248230A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】熱硬化性シール材を用いた液晶パネルの製造方
法における生産の安定化、処理時間の短縮化及び高品質
化を図る。 【解決手段】未硬化の熱硬化性シール材を間に設けたガ
ラス基板を、シートで包み、該シート内を略密閉状態に
して減圧し、該シートを介し所定ギャップ下で大気圧と
の差圧により該ガラス基板と該シール材に加圧するとと
もに、該シート両面に独立して温度設定が可能な弾性体
を表面に持つ熱盤を接触させることにより該シート内部
の該ガラス基板及び該シール材を加熱し、該シール材を
押しつぶし、硬化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶保持用のガラ
ス基板を備えた液晶パネルの製造技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶パネルでは、2枚のガラス基
板間に液晶を保持する。例えば薄膜トランジスタ(TF
T)方式のパネルの場合、ガラス基板面上には、カラー
フィルタ、透明電極、薄膜トランジスタが成膜され、ガ
ラス基板間の間隔はスペーサで略一定に保たれる。基板
間に充填される液晶はシール材により密閉状態で保持さ
れるようになっている。このため、液晶パネルの製造に
あたっては、2枚のガラス基板の少なくともどちらか一
方に液晶充填部を囲むようにしてシール材を設けた後、
該2枚のガラス基板どうしを複合体化する処理を行う。
該処理は、表示エリアにおいて、両ガラス基板に対し均
一にスペーサが接し、均一なギャップが得られるよう、
シール材をつぶしながら硬化させる。該シール材硬化
後、液晶を該シール材で囲まれた領域内に封入する。特
に、シール材として熱硬化性樹脂のものを用いる場合、
従来技術において、2枚のガラス基板間のギャップ出し
は、主に次の3つの方式で行われている。すなわち、
(1)加熱した2枚の平坦状ヒータでガラス基板を挟
み、加圧する方式、(2)プレート上にガラス基板を置
き、その上に気密性のシートをかぶせ、真空排気して、
ガラス基板を大気圧との差圧によって加圧し、プレート
に設けたヒータまたは温風炉等で加熱する方式、(3)
ガラス基板を両側から気密性のあるシートで挟み、真空
排気を行って該ガラス基板を大気圧との差圧によって加
圧し、温風炉等で加熱する方式である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記(1)の方式で
は、ガラス基板が急速加熱され、かつ加圧される。この
方式では、液晶パネルをガラス基板に多数のパネルを形
成する場合、プレスによってガラス基板間の空気を排出
しながらシール材を押しつぶす。この際、液晶パネル内
から排出された空気は液晶パネルと液晶パネルの間を通
って外部へ放出されるが、排気経路が複雑になるとガラ
ス基板間の排気が間に合わなくなって基板間ギャップに
むらを生じ易くなる。また、排気促進のために加圧力を
増大させると、内圧が上昇してシール材のパンクが生
じ、加圧機構の剛性が不足するとガラス基板間にずれを
生じてしまう。
【0004】上記(2)の方式では、プレートを予め加
熱しておく場合は、片面からの加熱のため、ガラス基板
間に温度差が生じ、熱膨張の差によってガラス基板に反
りやずれを生じる。また、ガラス基板を置いてからプレ
ートを加熱する場合は、プレート自体の温度上昇に時間
がかかる。温風炉で処理する場合も同様である。
【0005】上記(3)の方式では、ガラス基板はヒー
タの温度むらの影響を受けにくい加圧が可能であるが、
より精密に温度制御しようとした場合に真空パックとヒ
ータの間に外気が入り込み、周辺部の温度が低下するこ
とがある。また、ガラス基板はヒータの温度の影響を受
け難いことが逆に昇温時間増大を招いてしまう。
【0006】本発明の課題点は、1枚のガラス基板で多
数のパネルを形成する場合において、上記従来技術に鑑
みて、1)排気動作を確保した状態でガラス基板及びシ
ール材の短時間加熱が可能なこと、2)ガラス基板及び
シール材に対し均一加熱が可能なこと、3)基板のずれ
やそりを防止し、基板間ギャップのむらを抑えられるこ
とである。
【0007】本発明の目的は、かかる課題点を解決でき
る液晶パネル技術を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題点を解決するた
めに、本発明では以下のような手段を用いる。 (1)液晶を保持するガラス基板を備えた液晶パネルの
製造方法であって、上記2枚のガラス基板間に熱硬化性
シール材を設ける第1のステップと、該シール材及び該
ガラス基板をシートで包み、該シート内を略密閉状態に
して該シートと該ガラス基板の複合体を形成する第2の
ステップと、該シート内を減圧し、2枚のガラス基板同
士を大気圧との差圧により加圧状態にする第3のステッ
プと、該シートと該ガラス基板の複合体に対して弾性部
材を表面に有する2枚の熱盤を該シートに接近させ、弾
性部材を該シートと該ガラス基板の複合体に密着させて
加熱する第4のステップと、該シート内を大気開放する
第5のステップと、該シートを該ガラス基板から退避さ
せる第6のステップとを経て、該2枚のガラス基板の複
合体を形成する。 (2)上記(1)において、上記第2のステップでは、
上記シートとして2枚のシートを用い、それぞれを上記
ガラス基板の両側から近づけ該ガラス基板を包むように
する。 (3)上記(1)の第4のステップまたは第4及び第5
のステップを他のステップと別の位置で実施する。 (4)上記(1)において、上記第4のステップでは、
2個のヒータ温度をそれぞれ独立して制御することによ
り加熱温度を変化可能なようにする。 (5)上記(1)の第4のステップの前または第4のス
テップより後において、送風による空冷または冷却盤を
熱盤に接触させる方法により2枚の熱盤に対してそれぞ
れ冷却を施す。 (6)上記(1)の第6のステップ完了後に、送風によ
りシートを空冷する、または熱盤の通電を止めてシート
と熱盤を接触させた上で冷却板を熱盤に接触させて熱盤
とシートを同時に冷却する、または前者と後者を組み合
わせた該シートの冷却方法を実施する。 (7)上記(1)の第5のステップまたはそれ以降に、
該シートを2台の熱盤の外側に搬送し、送風による空冷
または冷却板の接触により該シートを冷却する。 (8)液晶保持用ガラス基板を有する液晶パネルを製造
するための液晶パネル製造装置としては、熱硬化性シー
ル材を間に設けた2枚のガラス基板に対して外側から可
撓性のシートを移動させて該シール材及び該ガラス基板
を包み、該シート内を略密閉状態にして該シートと該ガ
ラス基板の複合体を形成するシート移動手段と、該シー
ト内を減圧し、ガラス基板間を減圧させる減圧手段と、
該シートと該ガラス基板の複合体の外側に設けた弾性体
を表面に有する2台の板状の加熱手段と、該シートと該
ガラス基板の複合体の両面に板状の熱盤を移動、密着さ
せる手段と、該シート・該加熱手段の移動手段の制御、
該減圧手段の圧力制御または該加熱手段の温度制御を可
能にする制御部を備えた構成にする。 (9)上記(8)の液晶パネル製造装置であって、該シ
ートと該ガラス基板の複合体に対して上下両側に熱盤、
冷却盤を配置し、上下にあるそれぞれのシート、熱盤、
冷却盤をそれぞれ移動・接触させる構成にする。 (10)上記(8)及び(9)の液晶パネル製造装置で
あって、該シート材に対して送風して冷却する構成にす
る。 (11)上記(8)の液晶パネル製造装置であって、該
シートと該ガラス基板の複合体の内部を減圧した後に、
シート間の減圧状態を保ったまま搬送する手段を有し、
少なくとも該シートと該ガラス基板の複合体内部の減圧
と該シートと該ガラス基板の複合体の加熱の機能を分離
し、異なるそれぞれ別の位置で処理する構成とする。 (12)上記(8)〜(11)の液晶パネル製造装置に
おいて、ガラス基板を挟む可撓性シートにおいて、2枚
のシートの内どちらか一方若しくは両方のシートにガラ
ス基板よりも小さい穴があいていて、そのシートの穴を
塞ぐようにシート上でガラス基板を位置決めし、2枚の
該シートとガラス基板の複合体を形成する。 (13)上記(8)〜(11)の液晶パネル製造装置に
おいて、2枚の可撓性シート材の少なくとも一方の代わ
りにガラス基板よりも小さな穴をあけた剛体板を用いる
ことと、その剛体板の穴を塞ぐようにガラス基板を位置
決めし、該シートと該板と該ガラス基板または2枚の板
とガラス基板の複合体を形成する。 (14)上記(8)〜(13)の液晶パネル製造装置に
おいて、シートの穴部にブロック上若しくは棒状のガラ
ス基板保持手段を持つ構成とする。 (15)上記(8)〜(14)の液晶パネル製造装置
で、該ガラス基板間を減圧する際に用いる該シートまた
は剛体板においてガラス基板が接触する以外の表面に突
起を持つ構成とする。 (16)上記(8)〜(15)の液晶パネル製造装置に
おいて、ガラス基板に接触させるシート若しくは剛体板
をガラス基板の両側から近づけて該ガラス基板を包むよ
うにする構成とする。 (17)上記(8)〜(16)の液晶パネル製造装置に
おいて、該シートまたは該剛体板をガラス基板から引き
離す時のシートの移動手段は、上記シートを上記ガラス
基板の両側から退避させる複数のシート保持部を有し、
退避動作時に複数のシート保持部のうち、一部の保持部
につき該ガラス基板から該シートまでの距離を他の保持
部おける該距離と異ならせるようにして退避移動を行う
ようにした構成である。 (18)液晶表示装置として、上記(1)から(4)の
いずれかの製造方法で製造した液晶パネルを表示部に備
え、該表示部を駆動回路で画像信号に基づき駆動して画
像表示を行うようにした構成とする。
【0009】
【発明の実施の形態】図1〜15は本発明の実施例を示
す。図1及び図4〜6は液晶パネル製造装置の一実施例
の断面構成図を示す。図2は本技術で製造される液晶パ
ネルの断面構造の一例を示す。図3はディスペンサによ
るシール材塗布状態の一例を示す。図7〜10は基板の
投入(搬入)から搬出までの一連の処理手順の一例を示
す。図11と12は本発明の実施例としての液晶パネル
製造装置の制御系全体のブロック構成の例を示す。図1
3〜10は真空パックを形成する部材の形状の例を示
す。図11はシート保持部材を移動させるアクチュエー
タ部の構成例を示す。
【0010】図1において、1a、1bは液晶保持用の
一対のガラス基板、2はガラス基板1a、1b間にあっ
て液晶充填領域を囲み、液晶をシールする熱硬化性シー
ル材を示す。その詳細を図2に示す。図2において、1
1は薄膜トランジスタまたは透明電極、12はカラーフ
ィルタ、13はスペーサ材、gはギャップである。該ギ
ャップg部に液晶が充填される。該充填された液晶は、
ガラス基板1a、1b間に設けられた熱硬化性シール材
によって漏れないように保持される。
【0011】図1において、3a、3bは可撓性を有す
る耐熱性のシートを示し、自動搬送を行う場合はシート
3bにガラス基板を支持するための支持ピン34を通す
ための穴が必要となる。また支持ピン34は、加熱に支
障がない限りピン状にこだわる必要はなくブロック状で
もよい。ピン状の4はシート3a、3bの所定位置にお
ける該シート3a、3b相互間のギャップを所定範囲に
確保するために設ける突起、6は、シート3a、3b間
を密閉状にするため該シート3a、3b間の空間から空
気を排気する排気口、7はシート3a、3bで囲まれる
空間部を密閉状に保つためのOリング、8a、8bはシ
ート3a、3bを保持し移動させるためのシート保持部
材を示す。9a9bは熱盤で、その表面には弾性体シー
ト5a、5bを貼り付けておく。18は筐体、34はガ
ラス基板支持用の支持ピンを示す。
【0012】シール材2を挟んだガラス基板1a、1b
が支持ピン34上に搬送されると、枠8a、8c及び8
b、8dによって支持されたシート3a、3bは、ガラ
ス基板1a、1bの両側から接近し、密着する。そして
Oリングが枠8a、8cと密着した後、排気口6から内
部の空気を排出し、減圧してシートとガラス基板の複合
体(以下シート複合体32)を形成する。これにより、
基板同士に均一に大気圧と内部圧力との差圧をかけるこ
とができる。そしてシート複合体32の両面に上下か
ら、弾性体5a、5bを取り付けた熱盤9a、9bが接
近し、弾性体5a、5bをシート複合体32に密着さ
せ、熱盤の温度を伝導する。この時、熱盤は弾性体5
a、5bとシート複合体32が密着するのに必要な最低
限の圧力をかけるようにする。加圧と加熱によりシール
材を押しつぶし、硬化させる。この際に、ガラス基板1
a及び1bは別の薄膜を表面に持つため、薄膜の持つ応
力や熱の吸収率の差などの影響でガラス基板1aと1b
の複合体に反りが生じる。そこで、熱盤9a、9bの温
度を独立して制御し、両者に温度差を持たせることによ
り、ガラス基板1a及び1bに熱膨張の量を変化させ、
ガラス基板1aと1bの複合体の反りを調整することが
可能となる。この後シート複合体の内部圧力を大気圧に
戻し、熱盤9a、9bを上下に退避し、更にシートをガ
ラス基板から上下に退避させ、ガラス基板を搬出できる
ようにする。図1では熱盤9a、9bの弾性体5a、5
bがシート3a、3bと分離して退避しているが、熱盤
9a、9bの弾性体5a、5bがシート3a、3bと接
触した状態を保ちながら退避してもかまわず、またこれ
らが接触した状態でガラス基板1a、1bと搬出しても
構わない。
【0013】図3(a)はディスペンサで熱硬化性シー
ル材2をガラス基板1a若しくは1bに塗布した状態を
示す。ディスペンサでシール材2を塗布すると(b)の2
0ように脈動が生じる。通常シール材2は塗布した後
に、その中の溶剤を適度に乾燥させる。室温で粘着性を
持たないようなシール材の乾燥を行った場合と、液晶を
入れるための封入口からだけでなく、シール材全周から
脈動による凹部からも排気ができ、短時間で基板間を均
一に減圧できる。それから加熱することによって(c)の
ようにシール材は両ガラス基板と密着し押しつぶされて
行く。
【0014】上記の排気特性を利用して高速処理を行う
には図3〜5のような構成にする。
【0015】図4は図1に対して熱盤の両側に冷却盤3
1a、31bを設けた構成である。熱盤シート3a、3
bを退避時に電源を遮断し、冷却盤31a、31bと接
触させる。更に、シート3a、3bを後退させ、弾性体
シート5a、5bと接触させ、シート3a、3bを冷却
させる。これによって、シート3a,3bとガラス基板
1a,1bの接触時にガラス基板1a,1bおよびシー
ル材2の温度上昇を抑え、排気時間の短縮を図るもので
ある。
【0016】図5はシート3a、3b退避時に、シート
3a、3bを送風機40によって空冷する手段を付加し
たものである。これにより、シート3a,3bとガラス
基板1a,1bの接触時にガラス基板1a,1bおよび
シール材2の温度上昇を抑え、排気時間の短縮を図るも
のである。
【0017】図6は加熱プロセスを別ユニットで実施す
るものである。ガラス基板1a,1b(以下ワーク3
3)の搬入・シート複合体32形成及びその内部の減圧
を基板搬入出部筐体18aで行った後に、シート複合体
32自体を減圧状態維持のまま搬送し、加熱ユニットの
筐体18bに位置決めし、熱盤9a,9bを接近させ、
弾性体5a、5bを密着させて加熱する。加熱終了後、
シート複合体を大気圧に戻しながら再び基板搬入出部筐
体18aに戻し、シート3a、3bを上下に退避させワ
ーク33を取り出す。この際、シート複合体32内部を
大気圧に戻すタイミングは搬送終了後でもかまわない。
シート3a、3bを退避した後冷却31a、31bをシ
ート3a、3bに接触させて冷却を行ってもよい。また
図4に示したように、空冷による冷却を行う若しくは両
方を採用してもかまわない。またシート3a、3bと枠
8a、8c、8b、8dを複数用意する場合、自然冷却
でシート3a、3bを冷やすことも可能である。このよ
うな構成の場合、ガラス基板間の減圧プロセスと加熱プ
ロセスを並行して行えるため、図4または図5よりも更
にタクトタイムの短縮を実現できる。
【0018】図7は図1に示した実施例におけるプロセ
スの流れを示す。ガラス基板間に熱硬化性シール材を挟
んだ複合体のワーク33を搬入するステップS1と、シ
ートを移動させて該ワーク33を略密閉状に包み込むス
テップS2と、該密閉状空間部から排気を行って該空間
部を大気圧に対し減圧状態にして大気圧により該ワーク
33のガラス基板間を加圧するステップS3を行う。次
に、減圧後のガラス基板とシートの複合体(シート複合
体32)の両面にヒータを接触させるステップS4と、
所定時間またはワーク33が所定温度に達するまでヒー
タを接触させ続け、ワーク33の加熱を行うステップS
5と、加熱処理終了後、ヒータを退避させるステップS
6と、シート内を大気開放するステップS7を行う。こ
の場合ステップS6とステップS7の順番は同時若しく
は逆でも構わない。シートの間隔を開き退避するステッ
プS8と、ワーク33を基板搬送装置で搬出するステッ
プS9を行い、次のワーク33が搬入できるようにす
る。
【0019】図8は図4に示した実施例におけるプロセ
スの流れを示す。ステップS8まで流れは図7と同じで
ある。ステップ8でシートを退避した後、ワーク搬出ス
テップS9と同時に熱盤をシートの冷却を行う。熱盤の
電源をOFFにするステップS10、冷却盤・熱盤・シ
ートを接触させるステップS11の後、所定時間または
シートが所定温度になるまで冷却を行うステップS12
を行う。冷却終了後、冷却盤と熱盤とシートを分離する
ステップS13を行い、次のワーク33が搬入できるよ
うにする。ステップS10で熱盤の電源をOFFにする
が、熱盤の電源をONはワーク搬入のステップS1から
ワーク加熱のステップS5の直前までに行えばよい。
【0020】図9は図5に示した実施例におけるプロセ
スの流れを示す。ステップS8まで流れは図7と同じで
ある。ステップ8でシートを退避した後、図8と同様に
ワーク搬出ステップS9と同時に熱盤をシートの冷却を
行う。シートが退避した後に、シートに向かって送風を
開始するステップS14、所定時間またはシートが所定
温度になるまで冷却を行うステップS15を行った後。
送風を停止するステップS16を行い、次のワーク33
が搬入できるようにする。
【0021】図10は図6に示した実施例におけるプロ
セスの流れを示す。シート制御部にシート3a,3bを
搬入するステップSS1と、そのシートの間隔を開き、
所定の位置に位置決めするステップSS2と、ガラス基
板間に熱硬化性シール材を挟んだ複合体のワーク33を
基板搬送機構によりシート間に搬入するステップSS3
と、シートを移動させて該ワーク33を略密閉状に包み
込むステップSS4と、該密閉状空間部から排気を行っ
て該空間部を大気圧に対し減圧状態にして大気圧との差
圧で該ワーク33のガラス基板同士を加圧状態にするス
テップSS5とをシート制御部で行う。次に、減圧後の
ガラス基板とシートで構成されるシート複合体32を加
熱処理部に搬送・位置決めするステップSS6とシート
両側からヒータを接近、接触させるステップS7と、所
定時間またはワーク33が所定温度に達するまでヒータ
を接触させ続け、ワーク33の加熱を行うステップSS
8と、加熱処理終了後、ヒータを退避させるステップS
S9と、シート内を大気開放するステップSS10を加
熱処理部で行う。この場合ステップSS9とステップS
S10の順番は逆でも構わない。そしてワーク33とシ
ート複合体32をシート制御部に搬送、位置決めするス
テップSS11とシートの間隔を開き退避するステップ
SS12と、ワーク33を搬出するステップSS13
と、ステップSS13と同時に行う冷却盤をシートに接
触させるステップSS14と、シートを所定の時間若し
くは一定温度に至るまで冷却を行うステップSS15
と、冷却完了後に退避を行うステップSS16をシート
制御部で行う。ここで使用されるシートは複数用意して
も構わない。また、冷却盤によるシート3a,3bを冷
却するのではなく送風による空冷でも同様な効果が得ら
れる。
【0022】図11は図1、図4、図5に示した実施例
の制御ブロック図を示す。110はワーク搬送部,12
0は圧力制御部、130はシート制御部、140はシー
ト搬送部、150は加熱処理部を示し、これらを統合し
て制御するのが100の組立装置制御部である。組立装
置制御部100は、ワーク搬送部110に対してワーク
受け渡し目標位置指令値を搬送制御部111に送信して
基板の受け渡し動作をさせ、動作完了時に基板受け渡し
完了信号を搬送制御部から受信する。圧力制御部120
に対しては、組立装置制御部100は圧力目標値を制御
部121に送り、その圧力目標値に応じて制御部121
は、真空排気、加圧エア供給、どちらも行わないという
3つのモードを使い分けてシート複合体32の内部の圧
力を制御する。そして、組立装置制御部100はシート
複合体32の圧力検出器での圧力測定情報を制御部経由
またはシート複合体32より直接受信し、監視する。シ
ート制御部130に対して、組立装置制御部100はワ
ーク入出指令値を制御部に131に送ることによって、
ワークの搬入または搬出を行わせる。ワークの搬入また
は搬出完了時に制御部131からワーク搬入搬出信号を
受け取り、組立装置制御部に動作の完了のタイミングを
検知する。また、制御部131の発するシート冷却完了
信号を組立装置制御部100が受けると、組立装置制御
部100はシート閉指令を発して、シート3a,3bで
上下からワーク33を挟み込みませる。この後、圧力制
御部120によってシート間を真空排気する。シート間
の排気が完了した後、組立装置制御部はこの送信完了信
号を受信すると、加熱処理部150の制御部151にレ
シピ指示を行い、加熱処理部150はレシピ指示に従い
シート複合体及びその中のガラス基板の加熱処理を行
う。加熱処理が完了した後、加熱処理部150の制御部
151は組立装置制御部100に対して処理完了信号を
送信し、圧力制御部120に対して圧力目標値を変更
し、シート複合体32の内部を大気開放する。大気開放
後、圧力制御部120に対して真空または加圧エアの供
給停止させる。そして、シート3aと3bを上下に退避
し、ワーク33を搬出できるようにする。そして、組立
装置制御部100はワーク搬送部110に対して受け渡
し目標位置を指示し、ワーク33を筐体18a外へ搬出
する。ワーク搬送部110は搬送が完了すると組立装置
制御部100に対してワーク受け渡し完了信号を送信す
る。また、このワーク33搬出と同時に、シート制御部
130ではシートの冷却を行いながらワーク33の受け
入れを待つ。シート制御部130へのワーク33の投入
が完了し、シート制御部130のシート冷却完了信号が
組立装置制御部100に送られえると、組立装置制御部
100は次のワーク33の処理を開始する。
【0023】図12は図6の実施例における制御ブロッ
ク図を示す。図11との主な違いはシート搬送部140
が追加されている点である。ワーク搬入、シート複合体
形成及びシート間の排気が完了した後、組立装置制御部
100はシート搬送部140の搬送制御部141に対し
てシート搬送位置指令を送り、シート複合体32を基板
入出部130より搬出し、加熱処理部150にシート複
合体32に搬入する。シートの搬送が完了した後に搬送
制御部141は組立装置制御部に対してシート搬送完了
信号を送信する。この後、加熱処理が行われ、処理が完
了した後、加熱処理部150の制御部151は組立装置
制御部100に対して処理完了信号を送信すると。組立
装置制御部100はシート搬送部140に対してシート
搬送位置を指示し、シート搬送部140によってシート
制御部130へシート複合体32を搬送させる。搬送が
完了すると、シート搬入出部130の制御部131は組
立装置制御部100にシート搬送完了信号を送る。
【0024】図13と図14にシート3a,3bの形状
の例を示す。図1や図4〜6では下側のシート3bに支
持ピン34よりも若干大きな穴をあけて支持ピン34を
通しているが、図13のようにガラス基板1a,1bよ
りも小さ領域であれば下側のシート3bをくり抜いてし
まっても構わない。同様に図14のように上側のシート
3aをくり抜いてもよい。
【0025】図15は図16シートの代わりに穴あき剛
体板を使用した例を示す。図15は下側のシート3bを
剛体板3cに置換えた例である。プレート3cの面精度
によっては減圧状態が保てなくなるので、その場合はO
リング41のようなパッキン材を用いて気密を保てばよ
い。また図16のように上側のシート3aを穴あきプレ
ート3dに置換えても同様である。
【0026】図17はシート保持部材を移動させるアク
チュエータ部の構成例である。シート保持部材8a〜8
dのうちの1つの保持部材8b用のアクチュエータ部の
構成を示す。他の保持部材用のアクチュエータについて
もこれと同様である。17はシート保持部材8bに固定
された部材、14は該部材に設けた孔、15は該孔14
にすき間、特に図の左右方向に十分なすき間をもって係
合するピン、19は該ピン15が設けられた部材、16
は該部材19を支える支持部材、10は表面にねじを有
し回転によって該支持部材16を移動させる棒状部材で
ある。ワーク33の加熱処理が終って、ヒータが退避移
動した後、シート3a、3bを該ワーク33から離間さ
せるとき、棒状部材10が回転して支持部材16を図の
下方に移動させ、シート保持部材8bを図の下方に移動
させる。この時、シート3bを保持しているもう一方の
シート保持部材側では棒状部材はまだ回転せず支持部材
16も下方への移動を始めていない。従って、シート3
bは、シート保持部材8b側の部分から該ワーク33か
らの離間を始める。該シート保持部材8bが所定位置ま
で下がったとき、該シート保持部材8b側の上記棒状部
材10の回転を停止させ、該シート保持部材8bの移動
を停止させる。次に入れ替わって、シート保持部材8d
側の棒状部材を回転させ支持部材を移動させて該シート
保持部材8dを下降させ、シート3bの該シート保持部
材8d側の部分をワーク33から離間させる。該シート
保持部材8dが上記シート保持部材8bと略同じ位置ま
で下降した時、該シート保持部材8b側の上記棒状部材
10を再び回転させて該シート保持部材8bに下降移動
を開始させ、該シート保持部材8bと該シート保持部材
8dを所定位置まで並行的に下降移動させる。シート3
aを保持するシート保持部材8a、8cについても同様
である。かかる構成によれば、ワーク33からのシート
の離間が容易となる。
【0027】上記実施例によれば、ガラス基板間の排気
を確実に効率的に行うことができ、加熱も効率よく行え
るため、短時間処理が可能となり、液晶パネルの生産性
を改善できる。また、ガラス基板及びシール材に対し、
ヒータの温度ばらつきの影響を抑えた均一加熱や、均一
加圧を行うことができワークのずれを抑えることがで
き、また熱盤温度の設定により反りを防止させることが
でき、液晶パネルの高品質化を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例であって液晶パネル製造
装置のガラス基板処理部の構成を示す図である。
【図2】本発明で製造される液晶パネルの断面の説明図
である。
【図3】本発明で加熱処理する熱硬化性シール材の状態
及び形状を説明する図である。
【図4】本発明の第2の実施例であって液晶パネル製造
装置のガラス基板処理部の構成を示す図である。
【図5】本発明の第3の実施例であって液晶パネル製造
装置のガラス基板処理部の構成を示す図である。
【図6】本発明の第4の実施例であって液晶パネル製造
装置のガラス基板処理部の構成を示す図である。
【図7】本発明の第1の実施例に対するワークの搬入か
ら搬出までの処理手順を示す図である。
【図8】本発明の第2の実施例に対するワークの搬入か
ら搬出までの処理手順を示す図である。
【図9】本発明の第3の実施例に対するワークの搬入か
ら搬出までの処理手順を示す図である。
【図10】本発明の第4の実施例に対するワークの搬入
から搬出までの処理手順を示す図である。
【図11】本発明の第1〜3の実施例に対する制御系全
体のブロック構成を示す図である。
【図12】本発明の第4の実施例に対する制御系全体の
ブロック構成を示す図である。
【図13】本発明の第1〜4の実施例におけるシート材
の形状の例を示す図である。
【図14】本発明の第1〜4の実施例におけるシート材
の形状の例を示す図である。
【図15】本発明の第1〜4の実施例におけるシート材
の代替として剛体板を用いる例を示す図である。
【図16】本発明の第1〜4の実施例におけるシート材
の代替として剛体板を用いる例を示す図である。
【図17】本発明の第1〜4の実施例におけるシート保
持部材を移動させるアクチュエータ部の構成例を示す図
である。
【符号の説明】
1a、1b…ガラス基板、 2…熱硬化性シール材、
3a、3b…シート、3c、3d剛体板、 4…突起、
5a、5b…弾性体、 6…排気口、7…Oリング、
8a〜8d…シート保持部材(枠)、 9a、9b…
熱盤、11…電極、薄膜トランジスタ、12…カラーフ
ィルタ、 13…スペーサ材、18…筐体、 18
a…基板搬入出部筐体、18b…加熱処理部筐体、30
a、30b…送風機、 31a、31b…冷却盤、 3
1C…送風機、32… シート複合体、33…ワーク、
34…ワーク支持ピン、40… 送風機、 41,4
2…Oリング、 100…組立装置制御部、110…ワ
ーク搬送部、 120…圧力制御部、 130…シート
制御部、140…シート搬送部、 150…加熱処理
部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鷹栖 慶治 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所生産技術研究所内 (72)発明者 小下 敏之 千葉県茂原市早野3300番地 株式会社日立 製作所ディスプレイグループ内 Fターム(参考) 2H089 MA03Y NA24 NA31 NA32 NA37 NA38 NA39 NA45 NA48 NA49 NA60 QA04 QA12 QA14 TA01

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液晶を保持するガラス基板を備えた液晶パ
    ネルの製造方法であって、 上記2枚のガラス基板間に熱硬化性シール材を設ける第
    1のステップと、 該シール材及び該ガラス基板をシートで包み、該シート
    内を略密閉状態にして該シートと該ガラス基板の複合体
    を形成する第2のステップと、 該シート内を減圧し、2枚のガラス基板同士を大気圧と
    の差圧により加圧状態にする第3のステップと、 該シートと該ガラス基板の複合体に対して弾性部材を表
    面に有する2枚の熱盤を該シートに接近させ、弾性部材
    を該シートと該ガラス基板の複合体に密着させて加熱す
    る第4のステップと、 該シート内を大気開放する第5のステップと、 該シートを該ガラス基板から退避させる第6のステップ
    と、を経て、該2枚のガラス基板の複合体を形成するこ
    とを特徴とする液晶パネルの製造方法。
  2. 【請求項2】前記第2のステップでは、前記シートとし
    て2枚のシートを用い、それぞれを上記ガラス基板の両
    側から近づけ該ガラス基板を挟み込むことを特徴とする
    請求項1に記載の液晶パネルの製造方法。
  3. 【請求項3】前記第4のステップまたは前記第4及び第
    5のステップを他のステップと別の位置で実施すること
    を特徴とする請求項1に記載の液晶パネルの製造方法。
  4. 【請求項4】前記第4のステップで、2個の熱盤温度を
    それぞれ独立して制御する請求項1に記載の液晶パネル
    の製造方法。
  5. 【請求項5】前記第4のステップの前または後におい
    て、送風による空冷または冷却盤を熱盤に接触させる方
    法により2枚の熱盤に対してそれぞれ冷却を施すことを
    特徴とする請求項1に記載の液晶パネルの製造方法。
  6. 【請求項6】前記第6のステップ完了後に、送風により
    シートを空冷するか、若しくは熱盤の通電を止めてシー
    トと熱盤を接触させた上で冷却板を熱盤に接触させて熱
    盤とシートを同時に冷却するか、若しくはこれらの冷却
    方法を組み合わせた該シートの冷却方法を実施すること
    を特徴とする請求項1に記載の液晶パネルの製造方法。
  7. 【請求項7】前記第5のステップまたはそれ以降に、該
    シートを2台の熱盤の外側に搬送し、送風による空冷ま
    たは冷却板の接触により該シートを冷却することを特徴
    とする請求項1に記載の液晶パネルの製造方法。
  8. 【請求項8】液晶保持用ガラス基板を有する液晶パネル
    を製造するための液晶パネル製造装置であって 熱硬化性シール材を間に設けた2枚のガラス基板に対し
    て外側から可撓性のシートを移動させて該シール材及び
    該ガラス基板を包み、該シート内を略密閉状態にして該
    シートと該ガラス基板の複合体を形成するシート移動手
    段と、 該シート内を減圧し、ガラス基板間を減圧させる減圧手
    段と、 該シートと該ガラス基板の複合体の外側に設けた弾性体
    を表面に有する2台の板状の加熱手段と、 該シートと該ガラス基板の複合体の両面に板状の熱盤を
    移動、密着させる手段と、 該シート・該加熱手段の移動手段の制御、該減圧手段の
    圧力制御または該加熱手段の温度制御を可能にする制御
    部と、を備えていることを特徴とする液晶パネル製造装
    置。
  9. 【請求項9】請求項8の液晶パネル製造装置であって、 該シートと該ガラス基板の複合体に対して上下両側に熱
    盤、冷却盤を有し、 上下でそれぞれシート、熱盤、冷却盤をそれぞれ接触さ
    せる移動手段を有することを特徴とする液晶パネル製造
    装置。
  10. 【請求項10】請求項8および請求項9の液晶パネル製
    造装置であって、 該シート材に対して送風して冷却する手段を有すること
    を特徴とする液晶パネル製造装置。
  11. 【請求項11】請求項8の液晶パネル製造装置であっ
    て、 該シートと該ガラス基板の複合体の内部を減圧した後
    に、シート間の減圧状態を保ったまま搬送する手段を有
    し、 少なくとも該シートと該ガラス基板の複合体内部の減圧
    と該シートと該ガラス基板の複合体の加熱を異なるシー
    トの位置で行うことを特徴とする液晶パネル製造装置。
  12. 【請求項12】請求項8から11のいずれかの液晶パネ
    ル製造装置において、 ガラス基板を挟む2枚の可撓性シートのうちどちらか一
    方若しくは両方のシートにガラス基板よりも小さい穴が
    あいており、該シート上にその穴を塞ぐようにガラス基
    板を位置決めし、2枚の該シートとガラス基板の複合体
    を形成することを特徴とする液晶パネル製造装置。
  13. 【請求項13】請求項8から11のいずれかの液晶パネ
    ル製造装置において、 2枚の可撓性シートの少なくとも一方の代わりに、ガラ
    ス基板よりも小さな穴をあけた剛体板を用い、 該剛体板の穴を塞ぐようにガラス基板を該シート状また
    は該剛体板上で位置決めし、 該シートと該板と該ガラス基板または2枚の板とガラス
    基板の複合体を形成することを特徴とする液晶パネル製
    造装置。
  14. 【請求項14】請求項8から13のいずれかの液晶パネ
    ル製造装置において、 シートの穴部にブロック上若しくは棒状のガラス基板保
    持手段を持つことを特徴とする液晶パネル製造装置。
  15. 【請求項15】請求項8から14のいずれかの液晶パネ
    ル製造装置において、 該ガラス基板間を減圧する際に用いる該シートまたは該
    剛体板はガラス基板が接触する以外の表面に突起を持つ
    ことを特徴とする液晶パネル製造装置。
  16. 【請求項16】請求項8から15のいずれかの液晶パネ
    ル製造装置において、 ガラス基板に接触させる該シート若しくは該剛体板をガ
    ラス基板の両側から近づけて該ガラス基板を包む構成を
    備えたことを特徴とする液晶パネル製造装置。
  17. 【請求項17】請求項8から16のいずれかの液晶パネ
    ル製造装置において、 前記シートまたは前記剛体板をガラス基板から引き離す
    時のシートの移動手段は、上記シートを上記ガラス基板
    の両側から退避させる複数のシート保持部を有し、退避
    動作時に複数のシート保持部のうち、一部の保持部につ
    き該ガラス基板から該シートまでの距離を他の保持部お
    ける該距離と異ならせるようにして退避移動を行う構成
    を備えたことを特徴とする液晶パネル製造装置。
  18. 【請求項18】請求項1から7の液晶パネルを表示部に
    備え、該表示部を駆動回路で画像信号に基づき駆動して
    画像表示を行うようにしたことを特徴とする液晶表示装
    置。
JP2002048944A 2002-02-26 2002-02-26 液晶パネルの製造方法 Pending JP2003248230A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002048944A JP2003248230A (ja) 2002-02-26 2002-02-26 液晶パネルの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002048944A JP2003248230A (ja) 2002-02-26 2002-02-26 液晶パネルの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003248230A true JP2003248230A (ja) 2003-09-05

Family

ID=28661584

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002048944A Pending JP2003248230A (ja) 2002-02-26 2002-02-26 液晶パネルの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003248230A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3795907B2 (ja) 貼合せ基板製造装置及び基板貼合せ方法
JP2000193988A (ja) 液晶表示パネルの製造方法と製造装置
US20100243147A1 (en) Laminating apparatus and method of manufacturing sealed structure body
JP2006178476A (ja) 貼合せ基板製造装置
JP4628502B1 (ja) 太陽電池モジュール等のラミネートモジュールを製造するための方法及び装置
JP2004136354A (ja) プレス装置および方法
US6867841B2 (en) Method for manufacturing liquid crystal display panels
JP2004188407A (ja) 基板の組立て方法及び基板の組立て装置
JP2003248230A (ja) 液晶パネルの製造方法
JP5103011B2 (ja) 貼り合わせ装置及び貼り合わせ方法
KR100463357B1 (ko) 액정 표시 장치 및 제조 방법
JP4150042B2 (ja) 貼合せ基板製造装置及び貼合せ基板製造方法
JP2001138390A (ja) 熱成形装置および熱成形方法
JP2005010298A (ja) 液晶表示パネルの製造方法および液晶表示パネルの製造装置
JP2003029273A (ja) 液晶装置の製造方法、液晶装置の製造装置及びパネルの接着剤焼成方法
JP4420640B2 (ja) 基板貼り合わせ装置及び基板貼り合わせ方法
JP2003039200A (ja) 基板プレス装置
JP4587523B2 (ja) プラズマディスプレイ装置の製造方法
JP3324327B2 (ja) カラーフィルタ製造方法およびその装置
JPH05160046A (ja) 基板加熱方法及びその装置
JP3900027B2 (ja) 液晶パネルの製造方法
JPH0610679Y2 (ja) 連続インライン式成膜装置
JP2006243742A (ja) 基板貼合せ方法
JP2008203572A (ja) 貼り合わせ基板の製造装置及び製造方法
JP2001154202A (ja) 液晶パネル用ガラス基板の貼り合わせ方法及びその装置