JP2003248226A - 液晶表示装置、及びその製造方法 - Google Patents

液晶表示装置、及びその製造方法

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JP2003248226A
JP2003248226A JP2002047424A JP2002047424A JP2003248226A JP 2003248226 A JP2003248226 A JP 2003248226A JP 2002047424 A JP2002047424 A JP 2002047424A JP 2002047424 A JP2002047424 A JP 2002047424A JP 2003248226 A JP2003248226 A JP 2003248226A
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Shoichi Ishihara
將市 石原
Kazuhiro Nishiyama
和廣 西山
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 OCBモード型液晶表示装置においては、ス
プレイ−ベンド転移操作が必要であり、専用のベンド転
移回路が不可欠であった。 【解決手段】 液晶分子が高分子液晶マトリクス中に固
定化され、かつ前記液晶分子がハイブリッド配列をなし
ていることを特徴とする液晶性媒体を含む液晶表示装
置、あるいは液晶分子が高分子液晶マトリクス中に固定
化され、かつ前記液晶分子がホモジニアス配列をなして
いることを特徴とする液晶性媒体を含む液晶表示装置を
用いる。そして、配向膜を形成する方法として、ラビン
グ処理法、斜方蒸着法、あるいは光配向処理法を用い
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高速応答で広視野
の表示性能を持つ液晶表示装置に関するものである。
【0002】更に具体的には、光学補償ベンドモードセ
ル(OCBモードセル:Optically self
−Compensated Birefringenc
emode cell)に関し、スプレイ−ベンド転移
課題を解決した液晶表示装置に関するものである。
【0003】
【従来の技術】マルチメディア技術の進展とともに、ま
すます画像情報の占める割合が多くなってきている。最
近では液晶技術の発展により、高コントラスト・広視野
角の液晶ディスプレイが開発・実用化され、CRTディ
スプレイと比肩するレベルにまでなってきた。
【0004】しかしながら、現行の液晶ディスプレイで
は動画表示において、画像が流れるという問題を有して
おり、この点においてCRTに劣っている。
【0005】液晶ディスプレイにおける高速応答化の試
みは過去から数多くなされてきている。高速応答の種々
の液晶表示方式については、Wuらによりまとめられて
いる(C.S.Wu and S.T.Wu,SPI
E,1665,250(1992))が、動画像表示に
必要な応答特性が期待出来る方式・方法は限られてい
る。
【0006】即ち、現行のNTSCシステムにおいては
1フレーム(16.7msec)以内で液晶が追随する
必要があるが、現行の液晶ディスプレイでは白黒二値間
では充分速い応答性を示すものの、多階調表示を行った
場合の階調間応答では100msec以上の遅い応答と
なってしまう。特に駆動電圧の低い領域での階調間応答
は著しく遅い。
【0007】現在、動画表示に適した高速応答性を有す
る液晶ディスプレイとしては、OCBモード液晶表示素
子、あるいは強誘電性液晶表示素子、反強誘電性液晶表
示素子がその可能性を有している。
【0008】しかしながら、層構造を有する強誘電性液
晶表示素子、および反強誘電性液晶表示素子は耐衝撃性
が弱い、使用温度範囲が狭い、特性の温度依存性が大き
いなど実用的な意味での課題が多く、現実的にはネマテ
ィック液晶を用いるOCBモード液晶表示素子が動画像
表示に適した液晶表示素子として有望視されている。
【0009】このOCBモード液晶表示素子は、198
3年J.P.Bosによりその高速性が示された表示方
式であり、その後、フィルム位相板と組み合わせること
により広視野角・高速応答性が両立するディスプレイで
あることが示され研究開発が活発化した。
【0010】このモードの液晶表示素子は、図11に示
すように、透明電極2が形成されているガラス基板1
と、透明電極8が形成されているガラス基板9と、ガラ
ス基板1、9間に配置される液晶層4とを有する。透明
電極2、8上には配向膜3、7が形成され、この配向膜
3、7には、液晶分子を平行かつ同一方向に配向させる
べく配向処理がなされている。また、ガラス基板1、9
の外側には、偏光板15、17がクロスニコルに配設さ
れており、この偏光板15、17とガラス基板1、9間
には位相補償板16、18が介在している。
【0011】このような構造の液晶セルは、電圧印加に
よりセル中央部にベンド配向あるいは捻れ配向を含んだ
ベンド配向を誘起させることと、低電圧駆動と視野角拡
大のために位相補償板16、18を配設することを特徴
としたものであり、性能的には中間調表示域においても
高速応答が可能であると同時に広い視野角特性を有して
いる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】OCBモードでは初期
のスプレイ配向状態から、電圧印加によりベンド配向状
態にする初期化処理が必要不可欠とされている。
【0013】しかしながら、数V程度の電圧印加では前
記初期化処理に分単位の時間が必要であり、OCBモー
ドの課題の一つになっている。そのため、数V程度の電
圧印加により容易にベンド配向が形成される、転移速度
の速い液晶表示装置が望まれている。また、更には転移
操作の不要な液晶表示装置が望まれている。
【0014】上記課題に対して、今野らは液晶分子を光
反応性モノマー中に分散させ、外部電界印加により所望
のベンド配列構造を得たのち、光照射により前記ベンド
配列を固定化することにより、転移操作不要の液晶表示
素子を提案している(電子情報通信学会技術研究報告、
Vol.95、(EID95−17)、pp.43−4
8、1995)。
【0015】上記手法はスプレイ配列からベンド配列へ
の転移操作が不要であるという特徴を有しているもの
の、ベンド配列の形成には外部電界の印加が必要であ
り、実用化のための大きな課題となっている。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、その解決手段として、液晶分子が高分子
液晶マトリクス中に固定化され、かつ前記液晶分子がハ
イブリッド配列をなしていることを特徴とする液晶性媒
体を含む液晶表示装置、あるいは液晶分子が高分子液晶
マトリクス中に固定化され、かつ前記液晶分子がホモジ
ニアス配列をなしていることを特徴とする液晶性媒体を
含む液晶表示装置を用いるものである。
【0017】そして、上記基板を形成する第1の手段と
して、基板上に有機配向膜を形成後、その上に光重合性
液晶モノマーと液晶分子との混合溶液を製膜し、光照射
により前記液晶分子の配列を固定化させる工程を含む液
晶表示装置の製造方法を用いるものであり、第2の手段
として、基板上に製膜された無機膜にイオンビームエッ
チングを施し配向膜となした後、その上に光重合性液晶
モノマーと液晶分子との混合溶液を製膜し、光照射によ
り前記液晶分子の配列を固定化させる工程を含む液晶表
示装置の製造方法を用いるものであり、第3の手段とし
て、基板上に斜方蒸着膜を形成後、その上に光重合性液
晶モノマーと液晶分子との混合溶液を製膜し、光照射に
より前記液晶分子の配列を固定化させる工程を含む液晶
表示装置の製造方法を用いるものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面に基づいて説明する。本発明はスプレイ−ベンド
転移操作の不要な液晶セルを含む液晶表示装置を提供す
るものである。
【0019】(実施の形態1)図1は本発明の液晶表示
装置に用いる液晶セルの構成外観図である。
【0020】透明電極2、8を有する2枚のガラス基板
1、9上に日産化学工業(株)製ポリイミド配向膜塗料
SE−7992をスピンコート法にて塗布し、恒温槽中
180℃で1時間乾燥硬化させる。
【0021】その後、対向する基板上の液晶配向方位が
平行となるよう図2に示される方向11、12にラビン
グ処理を施し、更に前記ポリイミド配向膜3、7上に、
メルク(株)製反応性液晶モノマー(100重量部)と
メルク(株)製液晶ZLI−2293(30重量部)と
の混合溶液をスピンコート法にて塗布し、恒温槽中60
℃で1時間保持した後、紫外線照射により液晶の配向を
固定化する。
【0022】こうして得られた液晶層4、6の乾燥膜厚
は3μmであり、液晶層位相差の視角依存性の測定より
液晶分子は図3の如くハイブリッド配列をなしているこ
とが分かった。
【0023】次に、これら液晶層4、6が形成された2
枚の基板をトリエチレングリコールジメタクリレートを
介して貼り合わせ、紫外線重合により一体化し、液晶セ
ル10を作製した。
【0024】その後、液晶セル10の光源側、及び観察
者側に富士写真フイルム(株)製広視野角フィルムWV
−12Bを貼合し、液晶表示素子Aを作製した。
【0025】図4は液晶表示素子Aの電圧−透過率特性
を示した図であり、4.6Vで黒表示が可能となり、電
圧無印加状態で最大透過率(白表示)が得られることが
分かる。また、0Vと4.6Vの二値間での応答時間は
立ち上がりが3.2ms、立ち下がりが8.4msと極
めて高速であり、OCBモード液晶表示素子であること
が実証された。
【0026】以上より明らかなように、本発明の液晶表
示装置に用いられる液晶表示素子は、電圧無印加状態で
既にベンド配列を示しており、従来の如くスプレイ−ベ
ンド転移操作が不要であるだけでなく、低電圧領域での
高透過率(高輝度)領域を有効に利用することが出来、
その実用的価値は極めて大きい。
【0027】また、液晶分子は、ラビング処理された配
向膜界面と空気界面との間でハイブリッド配列をなす性
質を有する高分子液晶中に分散されているため、電圧を
印加すること無くベンド配列を示す(より正しくは、ハ
イブリッド配列を示す)ので、簡単なプロセスで液晶セ
ルを作製することが出来、実用的である。
【0028】本実施の形態1では2枚の基板をトリエチ
レングリコールジメタクリレートを介して貼り合わせ、
紫外線重合により一体化したが、他の接着剤を用いても
良いことは言うまでもない。また、熱硬化型接着剤も適
格な材料である。
【0029】(実施の形態2)図5は本発明の液晶表示
装置に用いる液晶セルの構成外観図である。
【0030】透明電極2、8を有する2枚のガラス基板
1、9上にロリック社製光配向膜塗料LPP−F301
シクロペンタノン溶液をスピンコート法にて塗布し、恒
温槽中180℃で10分乾燥硬化させる。
【0031】その後、対向する基板上の液晶配向方位が
平行となるよう図6に示される方向に偏光紫外線(波長
300nm)を60秒照射し、更に前記光配向膜3、7
上に、メルク(株)製反応性液晶モノマー(100重量
部)とメルク(株)製液晶ZLI−2293(30重量
部)との混合溶液をスピンコート法にて塗布し、恒温槽
中60℃で1時間保持した後、紫外線照射により液晶の
配向を固定化する。
【0032】こうして得られた液晶層4、6の乾燥膜厚
は2.5μmであり、液晶層位相差の視角依存性の測定
より液晶分子は実施の形態1の図3と類似のハイブリッ
ド配列をなしていることが分かった。
【0033】次に、これら液晶層4、6が形成された2
枚の基板をメルク(株)製反応性液晶モノマーを介して
貼り合わせ、紫外線重合により一体化し、液晶セル10
を作製した。ここにおいて、接着層14中の液晶領域は
ホメオトロピック配列をなしていることが別途実験によ
り確認された。
【0034】その後、液晶セル10の光源側、及び観察
者側に富士写真フイルム(株)製広視野角フィルムWV
−12Bを、黒表示時の液晶層の残留位相差を補償する
よう貼合し、液晶表示素子Bを作製した。
【0035】図7は液晶表示素子Bの電圧−透過率特性
を示す図であり、4.3Vで黒表示が可能となり、0.
6Vで最大透過率(白表示)が得られることが分かる。
また、0.6Vと4.3Vの二値間での応答時間は立ち
上がりが3.2ms、立ち下がりが7.7msと極めて
高速であり、OCBモード液晶表示素子であることが実
証された。
【0036】また、本液晶表示素子は上下120度、左
右160度の視野角範囲においてコントラスト比10:
1以上を達成しており、その実用的価値は大きい。
【0037】本実施の形態2においては、2枚の基板の
接着層14としてホメオトロピック配列をなすネマティ
ック液晶層を用いたが、ディスコティック液晶をホメオ
トロピック配列させたもの、あるいはコレステリック液
晶層をプレーナ配列させたもののように負の一軸性位相
差板(いわゆる、Cプレート)の機能を有する層を用
い、より一層の視野角の改善を図ることも可能である。
【0038】(実施の形態3)図8は本発明の液晶表示
装置に用いる液晶セルの構成外観図である。
【0039】透明電極2、8を有する2枚のガラス基板
1、9上にJSR(株)製ポリイミド配向膜塗料JAL
S−682をスピンコート法にて塗布し、恒温槽中18
0℃で1時間乾燥硬化させる。
【0040】その後、対向する基板上の液晶配向方位が
平行となるよう図9に示される方向11、12にラビン
グ処理を施し、更に前記ポリイミド配向膜3、7上に、
メルク(株)製反応性液晶モノマー(100重量部)と
メルク(株)製液晶ZLI−1565(50重量部)と
の混合溶液をスピンコート法にて塗布し、恒温槽中60
℃で1時間保持した後、紫外線照射により液晶の配向を
固定化する。
【0041】こうして得られた液晶層4、6の乾燥膜厚
は3μmであり、液晶層位相差の視角依存性の測定より
液晶分子は図10の如く、43度の傾斜角を有するホモ
ジニアス配列をなしていることが分かった。
【0042】次に、これら液晶層4、6が形成された2
枚の基板をメルク(株)製反応性液晶モノマーを介して
貼り合わせ、紫外線重合により一体化し、液晶セル10
を作製した。ここにおいて、接着層14中の液晶領域は
ホメオトロピック配列をなしていることが別途実験によ
り確認された。
【0043】その後、液晶セル10の光源側、及び観察
者側に日石フィルム(株)製広視野角NHフィルムを貼
合し、液晶表示素子Cを作製した。
【0044】本液晶表示素子Cは5.3Vで黒表示が可
能であり、0.6Vで最大透過率(白表示)が得られ、
0.6Vと5.3Vの二値間での応答時間は立ち上がり
が4.8ms、立ち下がりが10.4msと極めて高速
であり、OCBモード液晶表示素子であることが実証さ
れた(ここにおいて、本実施の形態3における液晶層中
の液晶領域は連続的であることが透過型電子顕微鏡観察
により確認された)。
【0045】(実施の形態4)ラビング処理条件を変
え、ホモジニアス配列の傾斜角を異ならせたこと以外、
実施の形態3と同様の方法で液晶表示素子D〜Hを作製
した。それぞれの液晶表示素子における白レベル電圧と
黒レベル電圧との二値間での総応答時間(立ち上がり応
答時間+立ち下がり応答時間)を、ホモジニアス配列の
傾斜角とともに(表1)に示す。
【0046】
【表1】
【0047】(表1)より明らかなように、ホモジニア
ス配列の傾斜角が30度以上ではその応答時間が16.
7ms以下であり、液晶テレビ等の動画像表示に適して
いる。一方、前記傾斜角が30度未満の場合には液晶表
示素子中の液晶層が充分なベンド配列を形成し得ないた
め、高速な応答が達成出来ないものと思われる。
【0048】
【発明の効果】以上のように本発明の液晶表示装置は、
スプレイ−ベンド転移操作が不要なOCBモード液晶表
示素子を含む液晶表示装置を提供するものであり、低電
圧印加による高透過率領域を使うことが出来る上、製造
が容易であるなどその実用的価値は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる液晶表示素子の第1の実施形態
に用いた液晶セルの断面構成を概念的に示す図
【図2】本発明に係わる液晶表示素子の第1の実施形態
における配向処理方向を説明するための図
【図3】本発明に係わる液晶表示素子の第1の実施形態
における液晶層の液晶分子の配向状態を説明するための
【図4】本発明に係わる液晶表示素子の第1の実施形態
で用いた液晶表示素子の電圧−透過率特性を説明するた
めの図
【図5】本発明に係わる液晶表示素子の第2の実施形態
に用いた液晶セルの断面構成を概念的に示す図
【図6】本発明に係わる液晶表示素子の第2の実施形態
における光配向膜の製造方法を説明するための図
【図7】本発明に係わる液晶表示素子の第2の実施形態
で用いた液晶表示素子の電圧−透過率特性を説明するた
めの図
【図8】本発明に係わる液晶表示素子の第3の実施形態
に用いた液晶セルの断面構成を概念的に示す図
【図9】本発明に係わる液晶表示素子の第3の実施形態
における配向処理方向を説明するための図
【図10】本発明に係わる液晶表示素子の第3の実施形
態における液晶層の液晶分子の配向状態を説明するため
の図
【図11】OCBモード型液晶表示素子における初期化
電圧印加によるスプレイ−ベンド転移を説明するための
概念図
【符号の説明】
1,9 ガラス基板 2,8 透明電極 3,7 配向膜 4,6 液晶層 4a 電圧無印加時の液晶配向(スプレイ配向) 4b 電圧印加時の液晶配向(ベンド配向) 5,14 接着層 10 液晶セル 11 上側基板での配向処理方向 12 下側基板での配向処理方向 13 液晶分子 15,17 偏光板 16,18 位相補償板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02F 1/1334 G02F 1/1334 Fターム(参考) 2H089 HA04 JA04 KA04 QA12 RA08 RA09 TA04 2H090 HB03Y HB07Y HB08Y HC02 HC05 HC12 HC13 HC15 JB02 KA11 KA14 KA15 LA06 LA09 MA01 MA02 MA03 MA06 MB01 MB12 MB14

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶分子が高分子液晶中に固定化され、
    かつ前記液晶分子がハイブリッド配列をなしていること
    を特徴とする液晶性媒体を含む液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 液晶分子が高分子液晶中に分散固定さ
    れ、かつハイブリッド配列をなす前記液晶性媒体を2つ
    以上含むことを特徴とする請求項1記載の液晶表示装
    置。
  3. 【請求項3】 液晶分子が高分子液晶中に分散固定さ
    れ、かつハイブリッド配列をなす前記液晶性媒体、及び
    光学的に等方的な層を含む請求項1記載の液晶表示装
    置。
  4. 【請求項4】 液晶分子が高分子液晶中に分散固定さ
    れ、かつハイブリッド配列をなす前記液晶性媒体、及び
    液晶分子が高分子液晶中に分散固定され、かつホメオト
    ロピック配列をなす液晶性媒体を含む請求項1記載の液
    晶表示装置。
  5. 【請求項5】 液晶分子が高分子液晶中に固定化され、
    かつ前記液晶分子がホモジニアス配列をなしていること
    を特徴とする液晶性媒体を含む液晶表示装置。
  6. 【請求項6】 液晶分子が高分子液晶中に分散固定さ
    れ、かつホモジニアス配列をなす前記液晶性媒体を2つ
    以上含むことを特徴とする請求項5記載の液晶表示装
    置。
  7. 【請求項7】 液晶分子が高分子液晶中に分散固定さ
    れ、かつホモジニアス配列をなす前記液晶性媒体、及び
    光学的に等方的な層を含む請求項5記載の液晶表示装
    置。
  8. 【請求項8】 液晶分子が高分子液晶中に分散固定さ
    れ、かつホモジニアス配列をなす前記液晶性媒体、及び
    液晶分子が高分子液晶中に分散固定され、かつホメオト
    ロピック配列をなす液晶性媒体を含む請求項5記載の液
    晶表示装置。
  9. 【請求項9】 ホモジニアス配列をなす前記液晶分子の
    傾き角が30度以上であることを特徴とする請求項5〜
    8のいずれかに記載の液晶表示装置。
  10. 【請求項10】 基板上に有機配向膜を形成後、その上
    に光重合性液晶モノマーと液晶分子との混合溶液を製膜
    し、光照射により前記液晶分子の配列を固定化させる工
    程を含む液晶表示装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記有機配向膜がラビング処理された
    ポリイミド配向膜であることを特徴とする請求項10記
    載の液晶表示装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記有機配向膜が光配向膜であること
    を特徴とする請求項10記載の液晶表示装置の製造方
    法。
  13. 【請求項13】 前記有機配向膜がLB膜であることを
    特徴とする請求項10記載の液晶表示装置の製造方法。
  14. 【請求項14】 基板上に製膜された無機膜にイオンビ
    ームエッチングを施し配向膜となした後、その上に光重
    合性液晶モノマーと液晶分子との混合溶液を製膜し、光
    照射により前記液晶分子の配列を固定化させる工程を含
    む液晶表示装置の製造方法。
  15. 【請求項15】 基板上に斜方蒸着膜を形成後、その上
    に光重合性液晶モノマーと液晶分子との混合溶液を製膜
    し、光照射により前記液晶分子の配列を固定化させる工
    程を含む液晶表示装置の製造方法。
  16. 【請求項16】 光重合性液晶モノマーの光重合により
    形成されるフィルム位相差板を有することを特徴とする
    請求項1〜9のいずれかに記載の液晶表示装置。
  17. 【請求項17】 前記光重合性液晶モノマーが光重合性
    棒状液晶モノマーであることを特徴とする請求項16記
    載の液晶表示装置。
  18. 【請求項18】 前記光重合性液晶モノマーが光重合性
    円盤状液晶モノマーであることを特徴とする請求項16
    記載の液晶表示装置。
  19. 【請求項19】 前記液晶モノマーがハイブリッド配列
    状態で重合固定化されていることを特徴とする請求項1
    6〜18のいずれかに記載の液晶表示装置。
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