JP2003245871A - 打撃工具 - Google Patents

打撃工具

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JP2003245871A
JP2003245871A JP2002046456A JP2002046456A JP2003245871A JP 2003245871 A JP2003245871 A JP 2003245871A JP 2002046456 A JP2002046456 A JP 2002046456A JP 2002046456 A JP2002046456 A JP 2002046456A JP 2003245871 A JP2003245871 A JP 2003245871A
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JP
Japan
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piston
rotary member
motor
tool
gear
Prior art date
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Pending
Application number
JP2002046456A
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English (en)
Inventor
Shingo Yamazaki
真護 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 打撃工具において、モータに伝わるピストン
反力を緩和すること。 【解決手段】 第一歯車2は、クランクシャフト5に圧
入締結する内部回転部材2bと、該内部回転部材2bに
内外周で遊嵌、かつ回転伝達部である凹凸部で嵌合する
外側回転部材2aに分けられ、両部材間の回転伝達部に
緩衝部材3が設けてある。モータの回転力を伝達する通
常の回転と逆方向のピストン反力を受ける場合、ピスト
ン反力が内側回転部材2bから外側回転部材2aへと伝
達する間に緩衝部材3を介すことになる。通常の回転の
場合は定常的な負荷が加わるだけであるのに対し、ピス
トン反力を受ける場合は定常負荷に比べ各段に大きい衝
撃的な負荷が加わり、この負荷を外側回転部材2aと内
側回転部材2bの間の緩衝部材3が吸収する。このよう
に回転伝達部に緩衝部材3を配置することで、モータに
伝わるピストン反力を第一歯車2内で緩和することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、動力源であるモー
タの回転をクランク軸を介してピストンの往復動に変換
し、空気ばねを介して打撃子を駆動させ先端工具に打撃
を与える電気ハンマ、ハンマドリル等の打撃工具におい
て、打撃子から空気ばねを介してピストンに伝わるピス
トン反力のモータへの伝達を緩和する機構に関するもの
である。 【0002】 【従来の技術】従来の打撃工具では、クランクシャフト
に取付けられた単一部品の第一歯車が、モータの回転力
をクランクシャフトに伝達し、コンロッドを介してピス
トンの往復運動に変換する構造となっていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記で述べたような従
来の構造では、打撃子から空気ばねを介してピストンに
伝わるピストン反力が、コンロッド、クランクシャフ
ト、第一歯車を介してモータまで伝わる。このピストン
反力はモータ断線等の原因にもなるため、緩和すること
が望ましい。 【0004】本発明の目的は、上記問題を解消し、モー
タの寿命向上図ることである。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的は、第一歯車を
外側回転部材と内側回転部材との分割構造とし、分割し
た第一歯車の両部材間の回転伝達部に、緩衝部材を設け
ることにより達成される。 【0006】 【発明の実施の形態】以下、本発明電気ハンマ、ハンマ
ドリル等の打撃工具を図1〜図4を用いて説明する。図
1は本発明打撃工具の一実施形態を示す要部縦断正面図
である。 【0007】図1において、動力源であるモータ駆動軸
1は第一歯車2と噛合っており、この第一歯車2は外側
回転部材2aと内側回転部材2bに分けられ、両部材間
の回転伝達部に緩衝部材3が設けてある。内側回転部材
2bはクランクシャフト5に圧入締結することで、モー
タの回転力を第一歯車2を介してクランクシャフト5に
伝達している。また、内側回転部材2bの軸方向の動き
止めのために、ワッシャ12およびトメワ13が設けて
ある。 【0008】クランクシャフト5に伝達された回転力
は、コンロッド6、ピストンピン7を介してピストン8
の往復運動に変換され、空気バネのバネ作用を利用して
打撃子10を動かし、図示しない先端工具に打撃力を伝
達している。 【0009】打撃時において、前記打撃子10が前記ピ
ストン8と最大接近する時つまり空気室9の最大圧縮時
には、前記ピストン8に空気室の最大圧縮力であるピス
トン反力が発生する。ピストン反力は、ピストン8から
ピストンピン7、コンロッド6、クランクシャフト5、
第一歯車2を介しモータに伝達され、モータの断線等を
引き起こす原因となっている。 【0010】ここで、第一歯車2の構造を図2〜図4に
示す。第一歯車2は、外側回転部材2aと内側回転部材
2bが内外周で遊嵌、かつ回転伝達部である凹凸部で嵌
合し、その間に緩衝部材3が設けられた構成をしてい
る。外側回転部材2aの軸方向の動き止めのために、外
側回転部材2aは内側回転部材2bと該内側回転部材2
bに圧入されている側板4との間で支持されている。 【0011】外側回転部材2aと内側回転部材2bおよ
び側板4の間には、緩衝部材3の収納部である開口部が
形成されている。緩衝部材3は、外側回転部材2aと内
側回転部材2bとの圧縮による変形を考慮し、開口部容
積よりも少ない容量に設定してある。 【0012】以上のような構成において、モータの回転
力を伝達する通常の回転の場合、回転力がモータ駆動軸
1から第一歯車2、クランクシャフト5の順に伝達し、
さらにコンロッド6、ピストンピン7を介しピストン8
の往復運動に変換される。この時、第一歯車2内の動作
は、外側回転部材2aが図3に矢印で示した通常回転方
向に回転し、緩衝部材3、内側回転部材2bを介してク
ランクシャフト5に伝達される。また、通常回転と逆方
向のピストン反力を受ける場合は、ピストン反力がピス
トン8からピストンピン7、コンロッド6、クランクシ
ャフト5、第一歯車2、モータ駆動軸1の順に伝達す
る。この時、第一歯車2内の動作は、クランクシャフト
5が図3に矢印で示したピストン反力方向に回転し、内
側回転部材2b、緩衝部材3、外側回転部材2aを介し
てモータ駆動軸1に伝達される。通常の回転の場合は定
常的な負荷が加わるだけであるのに対し、ピストン反力
を受ける場合は定常負荷に比べ各段に大きい衝撃的な負
荷が加わり、この負荷を第一歯車2内で外側回転部材2
aと内側回転部材2bの間の緩衝部材3が吸収する。こ
のように第一歯車2内の外側回転部材2aと内側回転部
材2bの回転伝達部に緩衝部材3を配置することで、モ
ータに伝わるピストン反力を第一歯車2内で緩和するこ
とができる。さらに、配置する緩衝部材の硬度、材質、
個数等を変更することで、各機種によって大きさの異な
るピストン反力にも対応することが可能である。 【0013】 【発明の効果】本発明によれば、第一歯車を外側回転部
材と内側回転部材との分割構造とし、分割した第一歯車
の両部材間の回転伝達部に緩衝部材を設けることによ
り、モータに伝わるピストン反力を緩和することができ
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明打撃工具の一実施形態を示す要部縦断拡
大図。 【図2】本発明打撃工具を構成する第一歯車の一実施形
態を示す要部拡大断面図。 【図3】図2のA−A線断面図。 【図4】図2のB−B線断面図。 【符号の説明】 1はモータ駆動軸、2は第一歯車、2aは外側回転部
材、2bは内側回転部材、3は緩衝部材、4は側板、5
はクランクシャフト、6はコンロッド、7はピストンピ
ン、8はピストン、9は空気室、10は打撃子、11は
シリンダ、12はワッシャ、13はトメワである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 動力源であるモータと、該モータの駆動
    軸と噛合う第一歯車と、該第一歯車と締結され前記モー
    タの回転を往復動に変換するクランクシャフトと、該ク
    ランクシャフトの偏心ピンに枢着されるコンロッドと、
    該コンロッドに結合されるピストンを備え、該ピストン
    の往復動により空気ばねを介し打撃子を駆動させ先端工
    具に打撃を与える打撃工具において、前記第一歯車を分
    割構造とし、分割した両部材間に緩衝部材を設けること
    を特徴とする打撃工具。
JP2002046456A 2002-02-22 2002-02-22 打撃工具 Pending JP2003245871A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009015924A1 (de) * 2007-07-30 2009-02-05 Robert Bosch Gmbh Handwerkzeugmaschine mit federeinheit
CN106985124A (zh) * 2015-11-05 2017-07-28 株式会社牧田 驱动工具

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009015924A1 (de) * 2007-07-30 2009-02-05 Robert Bosch Gmbh Handwerkzeugmaschine mit federeinheit
CN106985124A (zh) * 2015-11-05 2017-07-28 株式会社牧田 驱动工具
CN106985124B (zh) * 2015-11-05 2021-07-13 株式会社牧田 驱动工具

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